JP2015052389A - 流体制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体制御弁の吐出特性を向上させる。
【解決手段】流体制御弁は流路ブロック11を有し、流路ブロック11には流体が流入する流入口と流体が流出する流出口14とが設けられ、流入口に流入した流体は一次側の連通路23から制御室21に流入し、二次側の連通路43から流出口14に流入する。流出口14は底面17と開口部との間に延びる内周面41を有し、二次側の連通路43は2つの連通孔43a,43bにより形成され、連通孔43aは流出口14の横方向の一方側に変位し底面17に向けて延びる第1の流体案内面45aを有し、連通孔43bは流出口14の横方向の他方側に変位し底面17に向けて延びる第2の流体案内面45bを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動手段により弁体を駆動し、圧縮空気等の流体を制御する流体制御弁に関する。
圧縮空気等の流体により作動する流体圧機器を制御するために、駆動手段により弁体を駆動する流体制御弁が流体圧回路に設けられている。流体制御弁には、流体の流量を制御するための流量制御弁、および流体の圧力を制御するための圧力制御弁等がある。流体制御弁の弁体は、ソレノイドによる電磁力・流体圧回路内の流体圧・ばねによる弾性力等で駆動される。流量制御弁においてソレノイドにより駆動される弁体としては、ポペット型やダイヤフラム型等がある。ソレノイドは、コイルが巻き付けられるボビンと、ボビン内に軸方向に移動自在に組み込まれる可動鉄心とを有し、可動鉄心に弁体が取り付けられている。
一方、圧力制御弁には、一次側ポートつまり流入口に供給された流体の圧力を、設定圧力に調圧して二次側ポートつまり流出口に流出する減圧弁がある。減圧弁は弁体が一端部に設けられる弁軸と、弁軸の他端面に当接するダイヤフラムとを有している。ダイヤフラムにより二次側圧力室と調圧室とが区画される。調圧室内に調圧ばねを設けたタイプの減圧弁を、直接作動式減圧弁と言う。また、調圧室に圧力設定用の流体を供給するタイプの減圧弁を、間接作動式減圧弁と言う。間接作動式減圧弁は、調圧室に外部から圧力設定用の流体を供給するようにした外部パイロット式減圧弁と、一次側ポートに供給された流体の一部を流体制御弁と一体に設けられた減圧弁等により調圧して、調圧室に供給する内部パイロット式減圧弁に分類される。
流体圧機器に供給される圧縮空気等の流量を無段階に調整するために、流体圧回路には比例制御弁が流量制御弁として使用される。このような比例制御弁としては、特許文献1に記載されるように、流路ブロックとソレノイド組立体とを備えた形態がある。この比例制御弁においては、流体が流入する一次側ポートつまり流入口と、流体が流出する二次側ポートつまり流出口とが流路ブロックに設けられている。流入口は一次側の連通孔により弁室つまり制御室に連通され、流出口は二次側の連通孔により制御室に連通されている。ソレノイド組立体の可動鉄心つまりプランジャには、流入口の開度を調整する弁体が設けられている。弁体が弁座から離れるにつれて、流入口の開度つまり弁体の開度が増加し、弁体の開度に応じた流量の圧縮空気等が二次側連通孔から流出口に案内される。流出口から外部の流体圧機器に供給される圧縮空気等の流量は、弁体の開度により調整される。
比例制御弁はエアブローの流量制御や、複数の流体を所定の比率で混合する際の混合比の制御、あるいは、冷却用の流体を循環させる熱交換器の流量制御等にも用いられる。比例制御弁の性能は、横軸にコイルに供給される電流をとり縦軸に流出口から流出する流量をとったグラフにおいて、電流を変化させたときの流量変化の直線性とヒステリシス特性の総合的な評価によって判断される。以降、比例制御弁の直線性とヒステリシス特性をあわせて比例制御弁の吐出特性とする。
特開2007−208177号公報
弁体をソレノイドにより駆動するようにした比例制御弁においては、流出口からの圧縮空気等の吐出量がコイルに供給される電流に比例することが望まれる。また、同じ電流をコイルに与えた場合に、吐出量の大きい方から電流を減少させた場合の吐出量と、吐出量の小さい方から電流を増加させた場合の吐出量とでは、同じ電流値であっても吐出量は異なり、これはヒステリシスと呼ばれる。このようなヒステリシスは、圧縮空気等の吐出量を制御するための流量制御弁のみならず、流体の吐出圧力を制御するための圧力制御弁においても同様である。
流体制御弁の吐出特性、つまり流量制御弁におけるコイルに供給する電流と流量変化の直線性とヒステリシス特性、および圧力制御弁におけるコイルに供給する電流と圧力変化の直線性とヒステリシス特性を向上させるために種々の実験と研究が行われた。その結果、二次側連通孔から流出口に流れる流体の挙動ないし流れ状態によって、流体の吐出特性が大きく変化することが判明した。
二次側の連通孔は流出口の内周面に対してほぼ直角となって開口している。従来の流路ブロックは図7に比較例1として示されるように、二次側の連通孔の中心線を流出口の中心線に直交させるように流出口の内周面に開口させている。そうすると、二次側の連通孔から流出口内に流入した流体は、流出口の横方向の両側部分に拡散した状態となって流出口内に流入する。流入した流体は、図11に流体解析結果として示されるように、流出口の内周面のうち、二次側の連通孔に対向する部分に拡散して衝突する。その結果、様々な方向に流れる多数の流れが、内周面から反射するようにして、流出口の開口部に向かって流れることが判明した。
このように、流出口の開口部に向けて乱れた流れが発生すると、コイルに供給される電流が一定となっていても弁体の開度は一定とならず、吐出特性は低下する。そこで、流出口内の流体の流れが乱れないように、整流させたところ、流体制御弁の吐出特性が高まるということが判明した。
本発明の目的は、流体制御弁の吐出特性を向上させることにある。
本発明の流体制御弁は、流体が流入する流入口、流体が流出する流出口、前記流入口に一次側の連通路により連通する制御室、および当該制御室を前記流出口に連通する二次側の連通路が設けられた流路ブロックと、前記一次側の連通路の前記制御室側開口部に形成された弁座の開度を調整する弁体と、を備える流体制御弁であって、前記流出口は、底面と、該底面と前記流路ブロックの開口部との間に延びる内周面とを有し、前記二次側の連通路は、前記流出口の横方向の一方側に変位し前記底面に向けて延びる第1の流体案内面と、前記流出口の横方向の他方側に変位し前記底面に向けて延びる第2の流体案内面とを有する。
この流体制御弁は、弁体が弁座から離れて一次側の連通路が開放されると、流入口に供給された流体が制御室に流入し、制御室から二次側の連通路により流出口に流入する。二次側の連通路は、流出口の横方向の両側に変位した第1と第2の流体案内面を有しており、それぞれの流体案内面に沿って流出口に流入した流体は、流出口の底面に沿って滑らかに流出口の両側に向けて拡散する。拡散した流体の主流は、流出口のうち二次側の連通路に対向する部分に衝突して姿勢を変更する。それぞれの主流は、逆方向に傾斜して流出口の開口部に向かって集合し、整流された収束流となる。
このように、流出口の開口部側に向かう流れは、整流された収束流となるので、流出口における流体の流れの乱れに起因した弁体の開度変動がなく、弁体の開度を高精度に設定することができる。これにより、流体制御弁の吐出特性を高めることができる。
流体制御弁の実施の形態1としての比例制御弁を示す縦断面図である。 図1の平面図である。 (A)は図1に示された流路ブロックの拡大平面図であり、(B)は変形例の比例制御弁における流路ブロックの平面図である。 図3の右側面図である。 図3における5−5線断面図である。 流体制御弁の実施の形態2としての流路ブロックにおける図3と同様の部分を示す平面図である。 比例制御弁の比較例1の流路ブロックを示す平面図である。 比例制御弁の比較例2の流路ブロックを示す平面図である。 (A)は実施の形態1の流出口における空気の流れ状態の流体解析結果を示す断面図であり、(B)は(A)の斜視図である。 (A)は実施の形態2の流出口における空気の流れ状態の流体解析結果を示す断面図であり、(B)は(A)の斜視図である。 (A)は比較例1の流出口における空気の流れ状態の流体解析結果を示す断面図であり、(B)は(A)の斜視図である。 (A)は比較例2の流出口における空気の流れ状態の流体解析結果を示す断面図であり、(B)は(A)の斜視図である。 実施の形態1、2および比較例1における弁体の開度、および弁体に加えられる推力の変化量を流体解析によって算出した推力特性線図である。 (A)は本発明の比例制御弁の流量特性を示す特性線図であり、(B)は比較例1の流量特性を示す特性線図である。 比例制御弁の変形例を示す縦断面図である。 流体制御弁の実施の形態3としての減圧弁を示す縦断面図である。 流体制御弁の実施の形態4としての減圧弁を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2に示される比例制御弁10は、流路ブロック11とこれに取り付けられるソレノイド組立体12とを有している。流路ブロック11には、流体が流入する流入口13と、流体が流出する流出口14とが設けられている。流入口13は流路ブロック11の側面11aに開口し、流出口14は流路ブロック11の反対側の側面11bに開口している。流入口13には、図示しない配管がねじ止めされる雌ねじ部13aが設けられ、流出口14には、同様に雌ねじ部14aが設けられている。一次側ポートとしての流入口13と、二次側ポートとしての流出口14は、同軸となって流路ブロック11に設けられている。流入口13と流出口14は、横断面が円形となっている。流入口13と流出口14の間には、仕切り壁15が設けられている。この仕切り壁15の一方側は流入口13の底面16となっており、他方側は流出口14の底面17となっている。このように、流入口13と流出口14は、底付きの孔により形成されている。
流路ブロック11には凹部18が設けられている。この凹部18は、流路ブロック11の図1における上面に開口しており、この凹部18により弁室つまり制御室21が形成される。流路ブロック11には制御室21の中心部に突出する突起部22が設けられている。この突起部22は先端に向かうに従って小径となったテーパ形状となっている。突起部22の中心には、流入口13と制御室21とを連通させる一次側の連通路23が設けられている。この一次側の連通路23の制御室21側は、突起部22の先端に開口し、突起部22の先端は弁座24となっている。このように、弁座24は連通路23の制御室側開口部に形成されている。
ソレノイド組立体12はボビン27を有し、ボビン27の外側にはコイル26が巻き付けられている。ボビン27は磁気フレーム28内に配置され、ボビン27と磁気フレーム28は樹脂製のソレノイドケース29に組み込まれている。ボビン27内部には中空の固定鉄心31が取り付けられ、固定鉄心31はその基端部にねじ結合されるナット32によりソレノイドケース29に締結される。固定鉄心31には、非磁性であるステンレス製のガイドチューブ33が固定されている。ガイドチューブ33にはプランジャつまり可動鉄心34が軸方向に移動自在に装着されている。可動鉄心34と固定鉄心31の間には、ばね部材として圧縮コイルばね36が組み込まれている。この圧縮コイルばね36により可動鉄心34には固定鉄心31から離れる方向のばね力が加えられている。
可動鉄心34には、ポペット型の弁体37が取り付けられている。この弁体37は、ばね力により弁座24に密着する。コイル26に電力が供給されると、固定鉄心31と可動鉄心34の間に吸引力が発生する。吸引力により、可動鉄心34はばね力に抗して固定鉄心31に向けて移動し、弁体37は弁座24から離れる。弁体37が弁座24から離れると、弁座24の開度が調整される。弁体37が弁座24から離れる距離つまり弁開度は、コイル26に供給される電流により設定される。このように、ばね力と吸引力は互いに逆方向の力を可動鉄心に加える。すなわち、ソレノイド組立体12は、駆動手段として機能し、弁体37に駆動力を加える。ソレノイドケース29には、給電端子38a,38bが設けられており、それぞれの給電端子38a,38bはコイル26に接続されている。ソレノイドケース29には、アース端子39が設けられており、アース端子39はソレノイドケース29内の磁気フレーム28に固定されている。
流出口14は、図3〜図5に示されるように、底面17から流路ブロック11の側面11bに設けられた開口部にまで延び、つまり底面17と開口部との間に延びる内周面41を有し、内周面41は円弧面42を介して底面17に連なっている。流路ブロック11には、制御室21を流出口14に連通させる二次側の連通路43が設けられている。連通路43は、第1の連通孔43aと第2の連通孔43bとを有している。図5においては円弧面42の連通孔43a,43bに対向する部分が符号42aで示され、図3および図6においては円弧面42の横方向両側部分が符号42bで示されている。流体がそれぞれの連通孔43a,43bを流れる方向をRとし、流出口14の中心線をOとし、2つの連通孔43a,43bの中心を径方向に通る横方向線をFとすると、流れ方向Rは中心線Oに対してほぼ直角となっており、横方向線Fも中心線Oに対してほぼ直角となっている。それぞれの連通孔43a,43bは、流出口14の中心線Oに対して横方向線Fの方向の両側にずれている。このように、連通路43は、流出口14の横方向の一方側に変位した第1の連通孔43aと、他方側に変位した第2の連通孔43bとを有している。つまり、両方の連通孔43a,43bは、流出口14の中心線Oを横切る方向に、中心線Oから変位している。連通孔43a,43bは、図3に示されるように、それぞれ横断面が円形となっており、2つの連通孔43a,43bの間は仕切り部44により仕切られている。
第1の連通孔43aのうち、流出口14の横方向の一方側の半円部分、つまり中心線Oとは反対側の半円部分は、第1の流体案内面45aとなっている。第2の連通孔43bのうち、流出口14の横方向の他方側の半円部分、つまり中心線Oとは反対側の半円部分は、第2の流体案内面45bとなっている。それぞれの流体案内面45a,45bは、流出口14の円弧面42よりも横方向の内側にずれて中心線Oに寄っており、底面17に向けて延びている。つまり、流体案内面45aは流出口14の横方向の一方側に変位して底面17に向けて延びており、流体案内面45bは流出口14の横方向の他方側に変位して底面17に向けて延びている。図5に示すように、流出口14の中心線Oに沿う方向における連通孔43aの位置は、連通孔43aの内面が底面17に連なる位置となっている。他の連通孔43bも同様に、連通孔43bの流出口14の中心線Oに沿う方向における位置は、連通孔43bの内面が底面17に連なる位置となっている。このとき流体案内面45a、45bが底面17に連なっていれば、流体案内面45a、45bの一部が円弧面42bに接する位置に連通孔43a、43bを設けてもよい。
図3(B)は、図3(A)に示した比例制御弁の変形例における流路ブロックの平面図である。図3(B)に示した比例制御弁においては、流体案内面45a、45bの一部が円弧面42bに接する位置に、連通孔43a、43bが設けられている。その他の構造は、図3(A)に示した比例制御弁と同様である。
このように、2つの連通孔43a,43bによって、制御室21を流出口14に連通させる連通路43を形成すると、連通路43は、それぞれの連通孔43a,43bの半円部分により形成される2つの流体案内面45a,45bを有する。それぞれの流体案内面45a,45bは、底面17に連なっているので、2つの連通孔43a,43bから流出口14内に、流出口14に対して直角の流れ方向Rで流入した流体は、底面17に沿って滑らかに流れながら僅かに横方向両側に拡散し、円弧面42に向かう。
一方の流体案内面45aに沿って連通孔43aを貫通した流体の主流は、流出口14の横方向一方側の円弧面42bに向けて拡散して円弧面42aに衝突する。衝突した主流は、円弧面42aから、流出口14の開口部に向けて流出口14の横方向他方側に傾斜して反射する。上述とは逆に、他方の流体案内面45bに沿って連通孔43bを貫通した主流は、流出口14の横方向他方側の円弧面42bに向けて拡散して円弧面42aに衝突する。衝突した主流は、円弧面42aから、流出口14の開口部に向けて流出口14の横方向一方側に傾斜して反射する。
それぞれの流体案内面45a,45bを通過して円弧面42aで反射した主流を示すと、図3において破線のようになる。このように、反射流れは、流出口14の内周面41の横方向両側から逆向きとなって形成されるので、両方の反射流れは突き当てられて合流する。合流した流体は、流出口14の中心線Oに沿う収束された流れとなり、乱れることなく、整流された収束流となることが確かめられた。流出口14の開口部から流体が整流された状態となって吐出されると、弁開度と吐出量とが高精度で対応することが判明した。
図6は、比例制御弁10の第2の実施の形態の流路ブロック11における図3と同様の部分を示す平面図である。
この流路ブロック11に設けられた連通路43は、長孔43cにより形成されている。長孔43cは、短径が図3に示された連通孔43a,43bの内径とほぼ同一であり、長径が流出口14の横方向線Fの方向に延びている。長孔43cは、その一端部の半円部分により形成される第1の流体案内面45aと、他端部の半円部分により形成される第2の流体案内面45bとを有している。両方の半円形の流体案内面45a,45bの間は、これらの間に横方向に延びるストレート面45cにより連なっている。それぞれの流体案内面45a,45bは、図5に示した場合と同様に、流出口14の円弧面42bよりも内側にずれており、底面17に向けて延びている。なお、図3(B)に示すように、流体案内面45の一部が円弧面42bに接していても良い。
長孔43cにより形成された連通路43は、2つの流体案内面45a,45bを有する。それぞれの流体案内面45a,45bは、底面17に連なっているので、長孔43cから流出口14内に、流出口14に対して直角の流れ方向Rとなって流出口14内に流入した流体は、底面17に沿って滑らかに流れながら僅かに横方向両側に拡散し、円弧面42bに向かう。
図3〜図5に示した場合と同様に、長孔43cを貫通した流体の流れのうち一方の流体案内面45aに沿って流れる主流は、流出口14の横方向一方側の円弧面42bに向けて拡散して円弧面42aに衝突する。衝突した主流は、円弧面42aから、流出口14の開口部に向けて流出口14の横方向他方側に傾斜して反射する。長孔43cを貫通した流体の流れのうち他の流体案内面45bに沿って流れる主流は、上述とは逆に、流出口14の横方向他方側の円弧面42bに向けて拡散して円弧面42aに衝突する。衝突した主流は、円弧面42bから、流出口14の開口部に向けて流出口14の横方向一方側に傾斜して反射する。以上2つの主流は、長孔43cの中央を流れる主流とともに流れ、図3〜図5に示した場合と同様に、流出口14の中心線Oに沿う収束された流れとなり、乱れることなく、整流された収束流となることが確かめられた。
上述のように、流出口14内における流れに乱れが発生することが抑止できると、この乱れに起因した弁体37の開度の不安定さがなくなり、高精度で所定の開度に設定できる。
図7は、比例制御弁の比較例1の流路ブロックを示す平面図である。図8は、比例制御弁の比較例2の流路ブロックを示す平面図である。これらの図においては、上述した図面に示された部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
図7に示した比較例1においては、連通路43は単一の連通孔により形成されている。連通路43は、流出口14の中心線Oと直交する位置、つまり流出口14の横方向中心部に対応させて流路ブロック11に設けられている。一方、図8に示した比較例2においては、連通路43は、実施の形態1と同様に2つの連通孔43a,43bにより形成されているが、それぞれの連通孔43a,43bは、底面17から離れている。
図7に示した比較例1においては、連通路43を通過して流出口14内に流入した流体は、流出口14の横方向両側に分離するとともに、分離したそれぞれの主流がソレノイド組立体12側に向けて上向きに反射した。このため、流出口14内の流れに乱れが発生することが判明した。一方、図8に示した比較例2においては、流出口14から吐出される流体が全体的に乱れた流れとなることが判明した。その理由は、それぞれの連通孔43a,43bを通過した流体の一部が、底面17に向けて流れることになり、多量の渦が発生し、その渦により流出口14における流体の流れが乱されたためであると考えられる。
図9〜12は、実施の形態1・2および比較例1・2の流出口における流体の流れ状態を流体解析によって計算した結果である。なお、流体解析は、流体を圧縮空気とし流出口から大気への外部流れとした。
図9は、実施の形態1の流出口における圧縮空気の流れ状態を示す。図10は、実施の形態2の流出口における圧縮空気の流れ状態を示す。図11は比較例1の流出口における圧縮空気の流れ状態を示す。図12は比較例2の流出口における圧縮空気の流れ状態を示す。
上述した実施の形態1,2のように、連通路43に流出口14の横方向両側に変位させた流体案内面45a,45bを設け、さらに流体は、底面17に沿って流れるようにすると、流出口14の開口部から吐出される二次側の圧縮空気は、図9および図10に示すように、整流された収束流となることが確かめられた。
これに対し、比較例1,2においては、流出口14の内部で複雑な流れが発生し、内部での渦発生と相俟って、吐出空気の主流が上向きに反射した流れとなることが確かめられた。
図13は、実施の形態1、2および比較例1における弁体の開度と弁体に加えられる推力の変化量を、図9〜図12と同様の条件で流体解析によって求めた推力特性線図である。実施の形態1,2においては、流出口14内における圧縮空気は整流されているので、図13に示されるように、弁体の開度を徐々に増加したときにおける弁体への推力変動は殆ど見られなかった。これに対し、比較例1の場合には、図13に示されるように、弁体の開度に応じて弁体への推力変動が大きくなった。特に、開度を0〜50%まで開放操作する際における推力変化が顕著であった。
図14は実施の形態1および比較例1の吐出特性を実測した特性線図である。流体は圧縮空気とした。それぞれの特性線図において、細線は、コイル電流を徐々に増加して、全閉状態から全開状態まで弁体37の開度を変えたときの特性を示す。一方、太線は、コイル26に最大電流を供給した全開状態からコイル電流を徐々に減少させて全閉状態まで弁体37の開度を変えたときの特性を示す。
図14(A)に示されるように、実施の形態1においては、コイル電流を徐々に増加したときの流出口14から流出される圧縮空気の流量は、直線的に変化することが確認された。さらに、流量は、コイル電流を最小値から最大値まで変えたときと、コイル電流を最大値から最小値まで変えたときとで、大きく相違することがなく、ヒステリシス特性が良好であった。また、実施の形態2についても、同様の吐出特性であることが確認された。これに対し、比較例1においては、実施の形態1に比して十分な直線性が得られず、コイル電流を最小値から最大値まで変えたときと、コイル電流を最大値から最小値まで変えたときとで、同じ電流であっても流量が相違した。
このように、実施の形態1,2の比例制御弁の流量特性は、図14(B)に示した比較例1に比して、直線性とヒステリシス特性とが優れていることが判明した。
直線性とヒステリシス特性、つまり吐出特性を向上することができたのは、流出口14における二次側の流れを整流したことによる。二次側である流出口14の流れに、乱れないし乱流が発生すると、二次側の流体の乱れに起因して、弁体37の開度がコイル電流で設定した設定開度とならず、開度変動を起こすが、本発明の流体制御弁においては、流出口14に比して断面積が小さい連通路43から流出口14に流体が流入しても、流出口14における二次側の流れが乱れることなく、吐出特性を向上することができた。しかも、流体制御弁のサイズは、従来のものと同一のサイズとすることができた。
図15は、比例制御弁の変形例を示す縦断面図である。図15には、図1に示した比例制御弁と同様の部分が示されている。図15においては、図1に示した部材と共通する部材には、同一の符号が付されている。
この比例制御弁10においては、図1に示した弁体37がポペット型であるのに対し、弁体37がダイヤフラム型となっている。この弁体37は、弁座24に接触する中心部37aと、流路ブロック11に締結リング46により固定される外周部37bと、中心部37aと外周部37bとの間の弾性変形部37cとを有している。図15に示した比例制御弁においても、連通路43を図3〜図6に示した構造とすることにより、実施の形態1,2と同様の効果が得られた。
また、比例制御弁10は、コイル電流を供給する状態とコイル電流の供給を遮断する状態とに切り替える開閉弁として使用することもできる。比例制御弁10を開閉弁として使用しても、流体により弁体に加えられる推力が開度によらず一定となる。そのため、ばね力が小さくても、閉状態と開状態を切り替える弁体の動きが安定し、開閉弁の性能が安定する。
それに伴い、閉状態で圧縮コイルばね36が弁体37を押す力が小さくてすむので、閉状態から開状態へ移行するために、ばね力に逆らって可動鉄心34を固定鉄心31へ近づける吸引力も小さくてすむ。その結果、ソレノイド組立体12を、小型化・省電力化できる。
図16は、流体制御弁の実施の形態3としての減圧弁50aを示す縦断面図である。この減圧弁50aは、流入口13と流出口14が流路ブロック11に設けられている。流入口13は流路ブロック11の側面11aに開口し、流出口14は反対側の側面11bに開口している。弁軸案内孔51が流路ブロック11の中央部に設けられ、流入口13は弁軸案内孔51の内面に開口している。
流路プラグ52が流路ブロック11に装着される。流路プラグ52は流路ブロック11の一部を構成し、弁軸案内孔51の一端部は流路プラグ52により閉塞されている。中空の弁軸53が弁軸案内孔51内に装着され、弁軸53の外周面と弁軸案内孔51の間で一次側の連通路23が形成される。円筒形状のガイド部材54が弁軸53の一端部に取り付けられており、ガイド部材54は弁軸53の一部を構成している。ガイド部材54には径方向外方に突出してフランジ部55が設けられている。弁体37はフランジ部55に設けられており、弁座24が弁軸案内孔51の一端部に設けられている。制御室21が流路ブロック11と流路プラグ52とにより形成されている。制御室21は、一次側の連通路23により流入口13に連通し、二次側の連通路43により流出口14に連通する。
ガイド部材54は、流路プラグ52に設けられた案内筒部56に軸方向に摺動自在に嵌合される。弁軸53の他端部には大径の摺動部57が設けられており、摺動部57は弁軸案内孔51の他端部に摺動自在に嵌合される。弁体37に弁座24に向けてばね力を付勢するために、圧縮コイルばね36が流路プラグ52の案内筒部56の外側に装着されている。
流路ブロック11には流路プラグ52に対向してボンネット60が装着される。ダイヤフラム61がボンネット60と流路ブロック11の間に設けられており、流出口14に通気孔62aを介して連通する二次側圧力室62がダイヤフラム61と流路ブロック11により区画される。調圧室63がダイヤフラム61とボンネット60とにより区画される。ダイヤフラム61には補強用ディスク64が取り付けられており、受圧ディスク65が補強用ディスク64に取り付けられている。補強用ディスク64と受圧ディスク65は調圧室63内に配置される。
ボンネット60とダイヤフラム61とにより区画される調圧室63内には、圧縮コイルばねからなる調圧ばね71が駆動手段として装着され、駆動力としての弾性力を弁体37に加える。圧力調整ねじ72がボンネット60の端壁部60aに回転自在に設けられており、ばね受け部材73が圧力調整ねじ72に螺合されている。調圧ばね71の一端はダイヤフラム61の補強用ディスク64に当接し、他端はばね受け部材73に当接している。
連結駒74が圧力調整ねじ72に固定され、円筒形状の操作ハンドル75が連結駒74に固定されている。したがって、操作ハンドル75を回転させると、圧力調整ねじ72に螺合するばね受け部材73の軸方向位置が変化し、調圧ばね71によりダイヤフラム61に加えられるばね力が変化する。これにより、流出口14に流出される二次側圧力が設定される。このように、調圧ばね71により弁体37に加えられる駆動力と、圧縮コイルばね36により弁体37に加えられるばね力は、互いに逆方向の力として弁体に加えられる。調圧室63と外部とを連通させる息付き孔76がボンネット60に設けられている。
この減圧弁50aにおいては、流出口14から流出する二次側の圧力が設定値よりも高いときには、二次側圧力室62の圧力によりダイヤフラム61が弁軸53から離れて二次側圧力室62の流体が弁軸53の排気通路53aと貫通孔52aを介して外部に排出される。これにより、二次側の圧力は設定値となる。設定値となると、ダイヤフラム61は弁軸53に当接し、二次側圧力室62と外部との連通が遮断される。
これに対し、二次側の圧力が設定値よりも低下すると、調圧室63の流体により、弁体37を弁座24から離す方向に加わる駆動力が圧縮コイルばね36により弁座24に向けて加わるばね力よりも大きくなり、弁体37は弁座24から離れる。これにより、制御室21内の流体が二次側の連通路43を通って流出口14に流れ、二次側の圧力は設定値となる。
図16におけるA−A線断面により示される流出口14と連通路43の形状は、図3(A)とほぼ同様となっている。つまり、流出口14は、図3(A)に示されるように、底面17と開口部との間に延びる内周面41を有し、内周面41は円弧面を介して底面17に連なっている。連通路43は、第1の連通孔43aと第2の連通孔43bとにより形成され、連通路43は、それぞれの連通孔43a,43bの半円部分により形成される2つの流体案内面45a,45bを有している。
したがって、2つの連通孔43a,43bから流出口14内に流入した流体は、底面17に沿って滑らかに流れながら僅かに横方向両側に拡散し、円弧面42aに向かう。一方の流体案内面45aに沿って連通孔43aを貫通した流体の主流は、流出口14の横方向一方側の円弧面42bに向けて拡散しながら円弧面42aに向かう。円弧面42aから反転した流体は、流出口14の開口部に向けて流れる。上述とは逆に、他方の流体案内面45bに沿って連通孔43bを貫通した主流は、流出口14の横方向他方側の円弧面42bに向けて拡散しながら二次側圧力室62に向かう。円弧面42aから反転した流体は、流出口14の開口部に向けて流れる。
このように、円弧面42aからの反転した流体の流れは、流出口14の内周面41の横方向両側から逆向きとなって形成されるので、両方の反射流れは突き当てられて合流する。合流した流体は、流出口14の中心線Oに沿う収束された流れとなり、乱れることなく、整流された収束流となる。流出口14の開口部から流体が整流された状態となって吐出されると、弁開度と吐出量とが高精度で対応し、二次側圧力が高い精度で設定される。
減圧弁50aにおいても、連通路43を、図3(B)および図6に示される形態とすることができる。図3(B)においては、流体案内面45a,45bの一部が円弧面42bに接する位置となるように、連通孔43a,43bが流路ブロック11に設けられている。図6においては、連通路43は長孔43cにより形成されている。長孔43cは第1の流体案内面45aと、第2の流体案内面45bとを有している。
図17は、流体制御弁の実施の形態4としての減圧弁50bを示す縦断面図である。この減圧弁50bは調圧室内に外部からの圧力設定用の流体を供給するようにした外部パイロット式減圧弁である。この減圧弁50bの流路ブロック11は、上記減圧弁50aの流路ブロック11と同一の構造となっており、ボンネット60の構造が減圧弁50aと相違している。調圧室63に連通するパイロットポート66がボンネット60の端壁部60aに設けられており、パイロット圧供給配管67がパイロットポート66に接続される。パイロット圧供給配管67により外部から調圧室63に供給される圧力設定用の流体により、流出口14から流出される二次側圧力が設定される。圧力設定用の流体は、駆動手段を構成しており、ダイヤフラム61を介して弁体37に駆動力を加える。圧力設定用流体により弁体37に加えられる駆動力と圧縮コイルばね36により弁体37に加えられるばね力は、互いに逆方向の力として弁体37に加えられる。
調圧室63内には、ストッパ68が取り付けられており、このストッパ68はダイヤフラム61の変位量を規制する。このように、減圧弁50bは調圧室63に供給される圧力により二次側圧力が設定される間接作動式減圧弁である。また、減圧弁50bは、調圧室63に外部から圧力設定用の流体を供給するようにした外部パイロット式減圧弁として構成されている。なお、減圧弁50bを、流入側ポートに供給された流体の一部を調圧して調圧室53に供給する内部パイロット式減圧弁としてもよい。
この減圧弁50bにおいても、連通路43の構造は、減圧弁50aと同様となっている。連通路43の構造には、図3に示される構造と、図6に示される構造とがある。連通路43を上述した構造とすることにより、二次側圧力を高い精度で設定することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。本発明の流体制御弁は、上述のように、流体圧機器に供給される圧縮空気等の流量を制御するための流量制御弁つまり比例制御弁、流体圧機器への圧縮空気等の供給を制御する開閉弁、および流体圧機器に供給される圧縮空気等の圧力を制御するための減圧弁として適用することができる。本発明の流体制御弁は、作動流体は圧縮空気等の圧縮性流体に限られることなく、非圧縮性流体の流量や圧力を制御するための流体制御弁にも、適用することができる。
10 比例制御弁
11 流路ブロック
12 ソレノイド組立体
13 流入口
14 流出口
15 仕切り壁
16,17 底面
21 制御室
23 連通路
24 弁座
26 コイル
34 可動鉄心
36 圧縮コイルばね
37 弁体
37a 中心部
37b 外周部
37c 弾性変形部
41 内周面
42a,42b 円弧面
43 連通路
43a 第1の連通孔
43b 第2の連通孔
43c 長孔
44 仕切り部
45a 第1の流体案内面
45b 第2の流体案内面
45c ストレート面
50a,50b 減圧弁
51 弁軸案内孔
53 弁軸
54 ガイド部材
56 案内筒部
57 摺動部
60 ボンネット
61 ダイヤフラム
62 二次側圧力室
63 調圧室
66 パイロットポート
67 パイロット圧供給配管
71 調圧ばね
72 圧力調整ねじ
73 ばね受け部材
75 操作ハンドル

Claims (8)

  1. 流体が流入する流入口、流体が流出する流出口、前記流入口に一次側の連通路により連通する制御室、および当該制御室を前記流出口に連通する二次側の連通路が設けられた流路ブロックと、前記一次側の連通路の前記制御室側開口部に形成された弁座の開度を調整する弁体と、を備える流体制御弁であって、
    前記流出口は、底面と、該底面と前記流路ブロックの開口部との間に延びる内周面とを有し、
    前記二次側の連通路は、前記流出口の横方向の一方側に変位し前記底面に向けて延びる第1の流体案内面と、前記流出口の横方向の他方側に変位し前記底面に向けて延びる第2の流体案内面とを有する、流体制御弁。
  2. 請求項1記載の流体制御弁において、前記二次側の連通路は、前記第1の流体案内面を有する第1の連通孔と、前記第2の流体案内面を有し前記第1の連通孔に仕切り壁により仕切られた第2の連通孔とを有する、流体制御弁。
  3. 請求項1記載の流体制御弁において、前記二次側の連通路は、前記第1の流体案内面と前記第2の流体案内面との間に延びるストレート面を有し、長径が流出口の横方向に延びた長孔である、流体制御弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体制御弁において、前記弁体の開度に応じたばね力を前記弁体に加えるばね部材と、前記ばね部材によって加えられるばね力と逆方向の駆動力を前記弁体に加える駆動手段とを有する、流体制御弁。
  5. 請求項4記載の流体制御弁において、前記駆動手段が、外側にコイルが巻き付けられるボビンと、当該ボビンの内側に配置され前記弁体が取り付けられる可動鉄心とを備え、前記流路ブロックに設けられるソレノイド組立体である、流体制御弁。
  6. 請求項5記載の流体制御弁において、前記弁体は、ポペット型、または前記弁座に接触する中心部、前記流路ブロックに固定される外周部、および前記中心部と前記外周部との間の弾性変形部とを有するダイヤフラム型である、流体制御弁。
  7. 請求項4記載の流体制御弁において、前記弁体が設けられる弁軸と、調圧室が設けられ前記流路ブロックに装着されるボンネットと、前記流出口に連通する二次側圧力室を前記流路ブロックとの間で区画するダイヤフラムと、前記調圧室内に装着され前記流出口に流出する二次側の圧力を設定する調圧ばねとを有し、前記駆動手段が前記調圧ばねである、流体制御弁。
  8. 請求項4記載の流体制御弁において、前記弁体が設けられる弁軸と、調圧室が設けられ前記流路ブロックに装着されるボンネットと、前記流出口に連通する二次側圧力室を前記流路ブロックとの間で区画するダイヤフラムと、前記調圧室に圧力設定用の流体を供給するパイロットポートとを有し、前記駆動手段が前記調圧室に供給される圧力設定用の流体である、流体制御弁。
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