JP2015050547A - ラジオ受信性能評価装置およびその制御方法ならびにプログラム、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
図2に、本実施形態に係るラジオ受信性能評価装置1の構成を示す。ラジオ受信性能評価装置1は、信号源1a、測定部1b、操作パネル1c、制御部1d、メモリ1e、および擬似アンテナ1fを備えている。これら信号源1a、測定部1b、操作パネル1c、メモリ1eは、それぞれのインタフェースを介して、制御部1dと制御バス2で接続されている。また、供試機のラジオ受信機5は、ここではFM放送受信機であるとする。ラジオ受信機5は、例えば車両にカーオーディオ装置と一体に搭載されるものである。
信号源1aは、音声周波(AF:Audio Frequency)および高周波(RF:Radio Frequency)の正弦波を発生する信号発生器(SG:Signal Generator)であり、周波数シンセサイザ等の可変周波数の発振回路を音声周波信号用と高周波信号用とのそれぞれに備えている。被試験信号は音声周波の信号として生成される。また、信号源1aは、発生させた被試験信号を用いて搬送波として発生させた高周波信号を変調することによりRF入力信号であるラジオ入力信号を生成する変調回路を備えている。また、信号源3のラジオ入力信号を出力する端子は、擬似アンテナ1fに接続されている。擬似アンテナ1fは、ラジオ受信機5のアンテナと等しいインピーダンスを有している。擬似アンテナ1fの出力はケーブル3を介してラジオ受信機5のアンテナ端子5aに接続される。この場合に、ラジオ受信機5のアンテナはアンテナ端子5aから取り外される。なお、擬似アンテナ1fはラジオ受信性能評価装置1の外部に接続されるものであってもよい。
測定部1bは、ラジオ受信機5の各種受信特性を測定する回路である。測定部1bは、ラジオ受信機5のスピーカ端子やヘッドホン端子等の音声信号出力端子5cに現れる検波後の被試験信号の受信電圧を、ケーブル4を介して測定する。この場合に、受信電圧は、ラジオ受信機5のスピーカ5bまたはヘッドホン(図示せず)は音声出力端子5cから取り外され、接続する測定系伝送路を終端する擬似負荷を介して測定される。このような擬似負荷が測定部1bに備えられている。音声出力端子5cがステレオ出力の場合には、左右の各チャネルにつき受信電圧の測定が行われる。
操作パネル1cは、ユーザがラジオ受信性能評価装置1に各種入力や操作を行うためのコンソールである。測定モードの選択や、発生させる信号の周波数および強度の設定、測定結果についてのデータ編集や出力指示等を行うキーやつまみ、入力画面等が配置されている。
制御部1dは、プロセッサやマイクロロコントローラなどを含むコンピュータ処理を行う構成をなし、信号源1aおよび測定部1bの動作の制御、操作パネル1cおよび表示部10bとの間での信号のやり取り、メモリ1eに対するプログラムの読出し/書換えやデータ入出力指示等を行う。当該制御部1dが行う制御として、後に詳述する被試験信号の受信電圧の周波数特性を取得する処理の制御がある。また、制御部1dは、ラジオ受信機2の出力音声のSNR(Sound to Noise Ratio)や波形歪みなど他の特性を取得するための測定を指示する制御を行うようになっていてもよい。また、制御部1dは、受信感度特性の測定としてNQ(Noise Quieting)法やSINAD(Signal-to-Noise And Distortion Ratio)法等の他の方法による測定を信号源1aおよび測定部1bに指示することができるようになっていてもよい。
メモリ1eには、不揮発性領域と揮発性領域とが含まれている。不揮発性領域には制御部1dによる制御の手順を記述したプログラムや、測定結果の保存データ、操作パネル1cにおける設定内容の保存データ等が格納されている。揮発性領域は、制御部1dによる制御中や、信号源1aおよび測定部1bの動作中、操作パネル1cの操作中などに、制御バス2を介して一時的に記憶する必要が生じたプログラムやデータを保持するのに使用される。制御部1dは、メモリ1eから制御を実行するためのプログラムを揮発性領域やキャッシュに読み出すが、この他に、外部コンピュータ等のプログラム源から制御用プログラムExがラジオ受信性能評価装置1に与えられて、上述の各制御を行うことができるようになっていてもよい。
次に、制御部1dにより行われる、受信電圧の周波数特性を取得する制御について詳細に説明する。当該周波数特性の取得制御においては、まず被試験信号の受信電圧を測定し、次いで当該受信電圧の測定データに基づいて周波数特性を得るという手順を実行する。
1a 信号源
1b 測定部
10b 表示部
1c 操作パネル
1d 制御部
1e メモリ
1f 擬似アンテナ
2 制御バス
3、4 ケーブル
5 ラジオ受信機
5a アンテナ端子
5b スピーカ
5c 音声信号出力端子
31、32 曲線
Ex 制御用プログラム
f1〜f7 周波数
X 領域
x1、x2 電界強度
Claims (10)
- 被試験信号を用いたラジオ入力信号が入力されるラジオ受信機から前記ラジオ受信機の特性を取得するラジオ受信性能評価装置であって、
前記被試験信号を複数の異なる周波数に変化させて発生して各前記周波数の前記被試験信号につきラジオ入力信号を生成して前記ラジオ受信機に入力し、
前記ラジオ受信機に入力した前記ラジオ入力信号のそれぞれの電界強度に対し、前記ラジオ受信機による前記被試験信号の受信電圧を測定し、
前記複数の異なる周波数のそれぞれと測定した前記受信電圧とを対応付けることにより前記ラジオ受信機の特性を取得することを特徴とするラジオ受信性能評価装置。 - 前記被試験信号を、前記電界強度を変化させながら複数の異なる周波数に変化させて発生することを特徴とする請求項1に記載のラジオ受信性能評価装置。
- 前記電界強度を、前記受信電圧がノイズ電圧より大きくなってから飽和するまでの範囲内で変化させることを特徴とする請求項1または2に記載のラジオ受信性能評価装置。
- 被試験信号を用いたラジオ入力信号が入力されるラジオ受信機から前記ラジオ受信機の特性を取得するラジオ受信性能評価装置であって、
前記被試験信号を発生して前記ラジオ入力信号を生成し、生成した前記ラジオ入力信号を前記ラジオ受信機に入力する信号源と、
前記ラジオ受信機による前記被試験信号の受信電圧を測定する測定部と、
前記被試験信号の周波数と測定された前記受信電圧とを対応付けることにより前記ラジオ受信機の特性を取得する演算部と、
前記信号源に前記被試験信号を複数の異なる周波数に変化させて発生させて各前記周波数の前記被試験信号につき前記ラジオ入力信号を生成させ、前記測定部に前記ラジオ受信機に入力した前記ラジオ入力信号のそれぞれの電界強度に対し前記ラジオ受信機による前記受信電圧を測定させ、前記演算部に前記複数の異なる周波数のそれぞれと測定した前記受信電圧とを対応付けることにより前記特性を取得させる制御を行う制御部とを備えていることを特徴とするラジオ受信性能評価装置。 - 被試験信号を用いたラジオ入力信号が入力されるラジオ受信機から前記ラジオ受信機の特性を取得するラジオ受信性能評価装置であって、
前記ラジオ受信機による前記被試験信号の受信電圧を測定する測定部と、
前記被試験信号の周波数と測定された前記受信電圧とを対応付けることにより前記ラジオ受信機の特性を取得する演算部と、
装置外部の信号源に前記被試験信号を複数の異なる周波数に変化させて発生させて各前記周波数の前記被試験信号につき前記ラジオ入力信号を生成させて前記ラジオ受信機に入力させ、前記測定部に前記ラジオ受信機に入力した前記ラジオ入力信号のそれぞれの電界強度に対し前記ラジオ受信機による前記受信電圧を測定させ、前記演算部に前記複数の異なる周波数のそれぞれと測定した前記受信電圧とを対応付けることにより前記特性を取得させる制御を行う制御部とを備えていることを特徴とするラジオ受信性能評価装置。 - 被試験信号を用いたラジオ入力信号が入力されるラジオ受信機から前記ラジオ受信機の特性を取得するラジオ受信性能評価装置であって、
前記被試験信号を発生して前記ラジオ入力信号を生成し、生成した前記ラジオ入力信号を前記ラジオ受信機に入力する信号源と、
前記被試験信号の周波数と測定された前記受信電圧とを対応付けることにより前記ラジオ受信機の特性を取得する演算部と、
前記信号源に前記被試験信号を複数の異なる周波数に変化させて発生させて各前記周波数の前記被試験信号につき前記ラジオ入力信号を生成させ、装置外部の測定器に前記ラジオ受信機に入力された前記ラジオ入力信号のそれぞれの電界強度に対し前記ラジオ受信機による前記受信電圧を測定させ、前記演算部に前記複数の異なる周波数のそれぞれと測定した前記受信電圧とを対応付けることにより前記特性を取得させる制御を行う制御部とを備えていることを特徴とするラジオ受信性能評価装置。 - 被試験信号を用いたラジオ入力信号が入力されるラジオ受信機から前記ラジオ受信機の特性を取得するラジオ受信性能評価装置であって、
前記被試験信号の周波数と測定された前記受信電圧とを対応付けることにより前記ラジオ受信機の特性を取得する演算部と、
装置外部の信号源に前記被試験信号を複数の異なる周波数に変化させて発生させて各前記周波数の前記被試験信号につき前記ラジオ入力信号を生成させて前記ラジオ受信機に入力させ、前記ラジオ受信機に入力された前記ラジオ入力信号のそれぞれの電界強度に対し前記ラジオ受信機による前記受信電圧を測定させ、前記演算部に前記複数の異なる周波数のそれぞれと測定した前記受信電圧とを対応付けることにより前記特性を取得させる制御を行う制御部とを備えていることを特徴とするラジオ受信性能評価装置。 - 被試験信号を用いたラジオ入力信号が入力されるラジオ受信機から前記ラジオ受信機の特性を取得するラジオ受信性能評価装置の制御方法であって、
前記ラジオ受信性能評価装置に対して、
前記被試験信号を複数の異なる周波数に変化させて発生させ、各前記周波数の前記被試験信号につきラジオ入力信号を生成して前記ラジオ受信機に入力させる制御を行うステップと、
前記ラジオ受信機に入力した前記ラジオ入力信号のそれぞれの電界強度に対し、前記ラジオ受信機による前記被試験信号の受信電圧を測定させる制御を行うステップと、
前記複数の異なる周波数のそれぞれと測定した前記受信電圧とを対応付けることにより前記ラジオ受信機の特性を取得させる制御を行うステップとを有することを特徴とするラジオ受信性能評価装置の制御方法。 - 請求項8に記載のラジオ受信性能評価装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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JP2013179646A JP2015050547A (ja) | 2013-08-30 | 2013-08-30 | ラジオ受信性能評価装置およびその制御方法ならびにプログラム、記録媒体 |
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CN109150238A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-04 | 深圳星禾设计有限公司 | 无线音频一体化测试系统和方法 |
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2013
- 2013-08-30 JP JP2013179646A patent/JP2015050547A/ja active Pending
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