JP2015049714A - ソフトウェア管理装置、ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及びプログラム - Google Patents

ソフトウェア管理装置、ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェアの導入作業の効率化に寄与すること。【解決手段】ソフトウェア管理装置は、1以上のモジュールが構成するソフトウェアに対するライセンスを識別するライセンス識別情報と、前記ソフトウェアの導入先の機器の機種を識別する機種識別情報とを受信する受信部と、機種と、前記ソフトウェアのモジュール構成との対応情報に基づいて、前記機種識別情報に係る機種に対するモジュールを特定する特定部と、特定されたモジュールを送信する送信部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ソフトウェア管理装置、ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及びプログラムに関する。
ソフトウェアの販売時において、ソフトウェアの実体が提供されるのではなく、当該ソフトウェアに対するライセンスの識別情報(以下、「プロダクトキー」という。)が発行されるといった販売形態が有る。ユーザが、ソフトウェアのインストール先の機器、又は当該機器と通信可能なPC(Personal Computer)等(以下、当該機器及び当該PC等を「クライアント装置」という。)に対して、プロダクトキーを入力すると、クライアント装置は、サーバ装置に対して、プロダクトキーを送信する。サーバ装置は、当該プロダクトキーが有効であれば、プロダクトキーに係るライセンスの対象のソフトウェアを、クライアント装置に返信する。その結果、ユーザは、ソフトウェアを入手することができる。当該ソフトウェアは、プロダクトキーに係るライセンスの範囲内で使用が許可される。ライセンスの範囲とは、例えば、ボリュームライセンスであれば、同時に使用可能な数(ライセンス数)である。
しかしながら、用途及び機能が共通し、製品名が同じソフトウェアであっても、インストール先の機器の機種ごとに、当該ソフトウェアを構成するモジュールのうち、インストールされるべきモジュールが異なるものが有る。このようなソフトウェアについては、例えば、機種ごとに異なるパッケージが作成されたり、又は全ての機種に対応可能なように、当該ソフトウェアに関する全てのモジュールを含むパッケージが作成されたりする必要がある。
機種ごとに異なるパッケージが作成される場合、パッケージごとにプロダクトキーが作成されることになる。例えば、オフィスにおいて利用される各プリンタ又は各複合機等は、相互に機種が異なる場合がある。このようなオフィスにおけるユーザは、複数の機種を考慮して複数のプロダクトキーの入手等を行う必要があり、作業が煩雑となる。
一方、全てのモジュールを含むパッケージが作成される場合、ユーザが入手するプロダクトキーは一つで足りるが、当該パッケージのサイズが肥大化し、ダウンロード時にネットワーク負荷を高めたり、ダウンロードの所要時間が長期化したりする可能性が有る。また、機器の機種が増えるたびに、パッケージが作り直されなければならない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ソフトウェアの導入作業の効率化に寄与することを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、ソフトウェア管理装置は、1以上のモジュールが構成するソフトウェアに対するライセンスを識別するライセンス識別情報と、前記ソフトウェアの導入先の機器の機種を識別する機種識別情報とを受信する受信部と、機種と、前記ソフトウェアのモジュール構成との対応情報に基づいて、前記機種識別情報に係る機種に対するモジュールを特定する特定部と、特定されたモジュールを送信する送信部と、を有する。
ソフトウェアの導入作業の効率化に寄与することができる。
本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクライアント装置及び管理装置の機能構成例を示す図である。 情報処理システムが実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 ライセンス情報記憶部の構成例を示す図である。 プロダクト情報記憶部の構成例を示す図である。 プロダクト構成記憶部の構成例を示す図である。 モジュール情報記憶部の構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1の情報処理システム1において、管理装置10は、複数のユーザ環境E等と、インターネット等の広域的なネットワークN1を介して通信可能に接続されている。
管理装置10は、各ユーザ環境Eにおいて利用されるソフトウェアを一元的に管理するコンピュータ又は複数のコンピュータを含むシステムである。例えば、管理装置10は、各ユーザ環境Eに設置されたクライアント装置20からの要求に応じ、管理しているソフトウェアを返信する。なお、「ソフトウェア」とは、プログラムに限られない。静止画像、動画、音声データ等、ライセンスの対象となりうる電子的な情報であれば、ソフトウェアの内容は特定のものに限定されない。本実施の形態では、機器30にインストールされるプログラムをソフトウェアの一例として説明する。
ユーザ環境Eは、それぞれ企業又は個人宅等、ソフトウェアが導入される機器30が設置される場所である。ユーザ環境Eは、世界各国に存在してもよい。すなわち、管理装置10は、世界各国のユーザ環境において利用されるソフトウェアに関して、一元的な管理を行ってもよい。
図1に示されるユーザ環境Eには、1以上の機器30、クライアント装置20、及びルータR1等が設置されている。機器30、クライアント装置20、及びルータR1等は、ユーザ環境E内のLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等であるネットワークN2を介して通信可能に接続されている。ネットワークN2は、ルータR1を介してネットワークN1に接続される。なお、ルータR1は、ルータ及びプロキシサーバとして機能する装置である。
クライアント装置20は、管理装置10のクライアントとして機能するコンピュータである。クライアント装置20は、スマートフォン、携帯電話、又はタブレット型端末等であってもよい。例えば、クライアント装置20は、管理装置10からソフトウェアの実体をダウンロードし、当該ソフトウェアを機器30にインストールする。なお、本実施の形態において、ソフトウェアの構成要素を「モジュール」という。すなわち、ソフトウェアは、機能単位等の観点で複数のモジュールに分割されている。但し、1つのモジュールから構成されるソフトウェアが有ってもよい。モジュールは、例えば、ライブラリと呼ばれるプログラム群であってもよい。例えば、
なお、機器30は、クライアント装置20の機能を有していてもよい。この場合、クライアント装置20は、必ずしも必要ではない。
図2は、本発明の実施の形態における管理装置のハードウェア構成例を示す図である。図2の管理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
管理装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って管理装置10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、クライアント装置20も、図2に示されるハードウェアと同様のハードウェアを有していてもよい。但し、クライアント装置20は、ユーザによって直接操作されるため、マウス又はキーボート等の入力装置や、液晶ディスプレイ等の表示装置を備えているのが望ましい。
図3は、本発明の実施の形態におけるクライアント装置及び管理装置の機能構成例を示す図である。
図3において、クライアント装置20は、入力受付部21、インストール制御部22、機器通信部23、及びサーバ通信部24等を有する。これら各部は、クライアント装置20にインストールされたプログラムが、クライアント装置20のCPUに実行させる処理により実現される。
入力受付部21は、ユーザからの指示の入力を受け付ける。インストール制御部22は、ユーザからの指示に応じ、ソフトウェアのライセンスデータを管理装置10から取得したり、ソフトウェアの実体を管理装置10からダウンロードしたりする。インストール制御部22は、また、ライセンスデータの機器30への導入処理や、機器30に対するソフトウェアのインストール処理等を制御する。なお、ライセンスデータとは、ソフトウェアに対するライセンスを示すデータをいう。ライセンスデータを有する機器30が、ソフトウェアを利用することができる。
機器通信部23は、機器30との通信を行う。例えば、機器通信部23は、各機器30から、機体(個体)ごとの識別情報(以下、「機体番号」という。)や機種名等を含む属性情報(以下、「機器情報」という。)等を受信する。機器通信部23は、また、ライセンスデータや、インストール対象のソフトウェアを機器30に送信する。
サーバ通信部24は、管理装置10との通信を行う。例えば、管理装置10は、ライセンスデータの取得要求やソフトウェアのダウンロード要求等を管理装置10に送信したり、管理装置10から返信されるライセンスデータやソフトウェア等を受信したりする。
管理装置10は、クライアント通信部11、ライセンス管理部12、プロダクト管理部13、及びモジュール管理部14等を有する。これら各部は、管理装置10にインストールされたプログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。管理装置10は、また、ライセンス情報記憶部121、プロダクト情報記憶部122、プロダクト構成記憶部123、モジュール情報記憶部124、及びモジュール記憶部125等を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又は管理装置10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
クライアント通信部11は、クライアント装置20からの要求の受信、及び当該要求に対する応答の返信等を行う。
ライセンス管理部12は、クライアント装置20からのライセンスデータの取得要求に応じ、ライセンス情報記憶部121を参照して、ライセンスデータの生成が許可される場合に、ライセンスデータを生成する。ライセンス情報記憶部121は、既に販売されたライセンスごとに、当該ライセンスの使用状況等を示す情報を記憶する。
プロダクト管理部13は、プロダクトを管理する。本実施の形態において、プロダクトとは、ソフトウェアの製品単位をいう。すなわち、プロダクトは、ソフトウェアの流通単位であるともいえる。但し、一つのプロダクトであっても、機器30の機種に応じて、当該機種に適したモジュール構成は異なりうる。プロダクト管理部13は、クライアント装置20からのプロダクト情報の取得要求に応じ、プロダクト情報記憶部122に記憶されている情報、プロダクト構成記憶部123に記憶されている情報、及びモジュール情報記憶部124に記憶されている情報等を読み出す。
プロダクト情報記憶部122は、各プロダクトの属性情報(製品情報)を記憶する。プロダクト構成記憶部123は、プロダクトごと、かつ、機器30の機種ごとに、当該機種に適したモジュール構成を示す情報を記憶する。モジュール情報記憶部124は、モジュールごとに、モジュールが保存されている位置情報又はアドレス情報(すなわち、モジュールの取得先の識別情報)を記憶する。当該位置情報又はアドレス情報として、本実施の形態では、URL(Uniform Resource Locator)が用いられる。但し、モジュールの位置情報又はアドレス情報は、モジュールのダウンロードに利用される通信プロトコルに適した形式であればよい。例えば、ダウンロードにFTP(File Transfer Protocol)が利用されるのであれば、ホスト名及びパス名が、位置情報又はアドレス情報とされてもよい。
モジュール管理部14は、モジュールの管理を行う。モジュール管理部14は、クライアント装置20からのモジュールのダウンロード要求に応じ、モジュール記憶部125から当該モジュールを取得する。なお、本実施の形態において、単に「モジュール」というとき、モジュールの実体をいう。モジュール記憶部125は、モジュールを記憶する。
以下、情報処理システム1が実行する処理手順について説明する。図4は、情報処理システムが実行する処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101において、入力受付部21は、例えば、機器30を選択肢とする表示部品を含む機器選択画面を表示させ、ソフトウェアのインストール先(導入先)とする機器30の選択を、ユーザより受け付ける。機器選択画面においては、複数の機器30を選択することも可能である。以下、選択された機器30を「対象機器30」という。なお、機器選択画面では、予めそのIPアドレス及びホスト名等が補助記憶装置102に記憶されている機器30が表示対象とされる。または、入力受付部21が、ブロードキャスト等をネットワークN2上に発行することにより、ネットワークN2に接続されている機器30を自動的に検索し、検索された機器30のホスト名等を機器選択画面に表示させてもよい。または、機器選択画面では、インストール先とする機器30のIPアドレス又はホスト名等が直接的に入力可能とされてもよい。この場合、機器選択画面には、機器30を選択肢とする表示部品は含まれなくてもよい。
続いて、インストール制御部22は、各対象機器30に対して、機器情報の取得要求を、機器通信部23を利用して送信する(S102)。機器情報の取得要求を受信した各機器30は、自機の機体番号及び機種名等を含む機器情報を返信する(S103)。当該機器情報は、クライアント装置20において、機器通信部23によって受信される。
続いて、入力受付部21は、プロダクトキー入力画面に表示させ、プロダプロダクトキー入力画面を介してプロダクトキーの入力をユーザより受け付ける(S104)。
プロダクトキーとは、プロダクトに対するライセンスの識別情報の一例である。例えば、プロダクトキーは、プロダクトのライセンスの購入に応じて生成され、ユーザに配布される。すなわち、プロダクトキーは、ライセンスの購入ごとに生成される。したがって、ライセンスの内容が一致し、同じプロダクトに対するライセンスであっても、プロダクトキーの値は異なるものとなる。なお、プロダクトキーの配布形態は、特定のものに限定されない。例えば、店頭においてプロダクトが購入される場合、プロダクトの記録媒体にプロダクトキーが貼付されていてもよい。また、Webサイトからプロダクトが購入される場合、購入後の遷移先の画面に、プロダクトキーが表示されてもよいし、電子メールによってプロダクトキーが通知されてもよい。
また、プロダクトに対するライセンスの内容は、プロダクトごとに必ずしも一意ではない。例えば、ユーザは、プロダクトの購入時に、ライセンス数の選択を行うことができる。ライセンス数とは、プロダクトの同時使用の許容数をいう。ライセンス数以外に、有効期限等、他の制限についての選択が可能とされてもよい。
上記より、プロダクトキーは、プロダクトと当該プロダクトに対するライセンスとを識別する情報であるといえる。
続いて、インストール制御部22は、入力されたプロダクトキーと、ステップS103において取得された機器情報に含まれる1以上の機体番号とが指定された、ライセンスデータの取得要求を、サーバ通信部24を利用して管理装置10に送信する(S105)。ライセンスデータの取得要求は、クライアント通信部11によって受信され、ライセンス管理部12に伝達される。
ライセンス管理部12は、ライセンス情報記憶部121を参照し、ライセンスデータの生成が許可される場合は、ライセンスデータを生成する(S106)。
図5は、ライセンス情報記憶部の構成例を示す図である。図5において、ライセンス情報記憶部121は、プロダクトキーに対応付けて、プロダクトID、ライセンス数、及びライセンス使用数等を記憶する。
プロダクトIDは、当該プロダクトキーに対応するプロダクトのプロダクトIDである。ライセンス数は、当該プロダクトキーに係るライセンスのライセンス数である。ライセンス使用数は、ライセンス数のうち、既に使用されているライセンスの数である。具体的には、ライセンス数は、発行可能なライセンスデータの数である。ライセンス使用数は、既に発行されたライセンスデータの数である。
なお、ライセンス情報記憶部121において、プロダクトキー、プロダクトID、及びライセンス数は、当該プロダクトIDに係るプロダクトに対するライセンスの購入に応じて記憶される。この際、ライセンス使用数としては、0が記憶される。
ライセンス管理部12は、次の二つの条件が満たされている場合に、ライセンスデータの生成は許可されると判定する。第一の条件は、ステップS106において受信されたプロダクトキー(以下、「対象プロダクトキー」という。)を含むレコードが、ライセンス情報記憶部121に記憶されていることである。第二の条件は、当該レコードのライセンス使用数に、ステップS106において受信された機体番号の個数(以下、「対象機器数」という。)を加算した値が、ライセンス数以下であることである。
ライセンス管理部12は、ライセンスデータの生成が許可される場合、対象機器数分のライセンスデータを生成する。各ライセンスデータには、当該ライセンスデータに対応する機体番号と、対象プロダクトキーに対応するプロダクトIDとが含まれる。したがって、一つのプロダクトキーの受信に応じて、複数のライセンスデータが生成される場合、各ライセンスデータには、共通のプロダクトIDが含まれる。また、ライセンス管理部12は、ライセンス情報記憶部121において、対象プロダクトキーを含むレコードのライセンス使用数に、対象機器数を加算する。
続いて、ライセンス管理部12は、生成されたライセンスデータを、クライアント通信部11を介してクライアント装置20に返信する(S107)。当該ライセンスデータは、クライアント装置20において、サーバ通信部24によって受信される。なお、ライセンスデータの生成が許可されない場合、ステップS107では、ライセンスデータの生成の拒否を示すエラー応答が返信される。
続いて、インストール制御部22は、返信されたライセンスデータに共通に含まれるプロダクトID(以下、「対象プロダクトID」という。)と、対象機器30の機器情報の一覧(以下、「対象機器一覧」という。)とを指定して、プロダクト情報の取得要求を、サーバ通信部24を利用して管理装置10に送信する(S108)。プロダクト情報の取得要求は、クライアント通信部11によって受信され、プロダクト管理部13に伝達される。
プロダクト管理部13は、プロダクト情報記憶部122、プロダクト構成記憶部123、及びモジュール情報記憶部124が記憶する情報のうち、当該要求に指定されたプロダクトIDに関連付く情報を取得する(S109)。
図6は、プロダクト情報記憶部の構成例を示す図である。図6において、プロダクト情報記憶部122は、各プロダクトIDに対応付けて、プロダクト名、ベンダ名、及び機種依存性等を記憶する。プロダクト名は、プロダクトの名前(製品名)である。ベンダ名は、プロダクトの制作者の名前である。機種依存性は、プロダクトのモジュール構成について、機種依存性の有無を示す情報である。機種依存性の有無とは、プロダクトのモジュール構成が、機器30の機種に応じて異なるか否か(機種に依存するか否か)をいう。「1」は、プロダクトのモジュール構成に機種依存性が有ることを示す。「0」は、プロダクトのモジュール構成に機種依存性が無いことを示す。
また、図7は、プロダクト構成記憶部の構成例を示す図である。プロダクト構成記憶部123は、プロダクトごとに、機器30の機種に適したモジュール構成を示す情報を記憶する。
プロダクト構成記憶部123において、プロダクトIDごとのレコードを、「プロダクトレコード」という。また、機種名ごとのレコードを、「機種レコード」という。プロダクトレコードは、当該プロダクトをインストール可能(導入可能)な機種ごとに機種レコードを含む。機種依存性が有るプロダクトのプロダクトレコードは、複数の機種レコードを含む。各機種レコードは、機種名に対応付けて、当該機種名に係る機種に対応する各モジュールのモジュールIDを記憶する。モジュールIDとは、モジュールごとの識別情報である。
更に、図8は、モジュール情報記憶部の構成例を示す図である。図8において、モジュール情報記憶部124は、モジュールIDに対応付けて、URLを記憶する。URLは、当該モジュールIDに係るモジュールの取得先(保存位置)を示す情報である。
ステップS109では、対象プロダクトIDに対応するレコードが、プロダクト情報記憶部122より取得される。また、対象プロダクトIDに対応するプロダクトレコードに属し、対象機器一覧に基づいて特定される各機種名に対応する機種レコードが、プロダクト構成記憶部123より取得される。なお、対象機器一覧に基づいて特定される機種名の間の重複は除去される。更に、取得された機種レコードに含まれるモジュールIDに対応するレコードが、モジュール情報記憶部124より取得される。以下、取得されたレコードに記憶された情報が統合された結果を、プロダクト情報という。
続いて、プロダクト管理部13は、プロダクト情報を、クライアント通信部11を利用してクライアント装置20に返信する(S110)。当該プロダクト情報は、クライアント装置20において、サーバ通信部24によって受信される。
続いて、インストール制御部22は、例えば、プロダクト情報を表示させ、ユーザに対して、インストール処理を続行するか否かを問い合わせる(S111)。ここでは、プロダクト情報の全てではなく、例えば、プロダクト情報記憶部122に記憶されていた情報のみが表示されてもよい。ユーザによって、インストール処理の続行が指示されると、ステップS112以降が実行される。なお、ステップS111は、必ずしも実行されなくてもよい。すなわち、ステップS110に応じて、ステップS112以降が自動的に実行されてもよい。
ステップS112において、インストール制御部22は、プロダクト情報に含まれる、モジュールのURL宛に、モジュールの取得要求(ダウンロード要求)を、サーバ通信部24を利用して送信する。
当該取得要求は、クライアント通信部11によって受信され、モジュール管理部14に伝達される。モジュール管理部14は、当該取得要求に係るURLに対応する位置に記憶されているモジュールを、モジュール記憶部125から取得する。モジュール管理部14は、取得されたモジュールを、クライアント通信部11を利用して、当該取得要求の送信元に返信する(S113)。
なお、ステップS112及びS113は、プロダクト情報に含まれるURLごとに実行される。但し、プロダクト情報に含まれるURLの重複が除去された後に、ステップS112が実行されるのが望ましい。すなわち、同一のモジュールの2回以上のダウンロードは回避されるのが望ましい。
続いて、インストール制御部22は、各対象機器30に対し、当該機器30に対応するライセンスデータと、当該機器30に対応するモジュールとを含むインストール要求を、機器通信部23を利用して送信する(S114)。機器30に対応するモジュールとは、当該機器30の機種に対応する1以上のモジュールをいう。斯かるモジュールは、プロダクト情報に含まれる機種レコードのうち、当該機器30の機種名に対応する機種レコードに基づいて特定可能である。
インストール要求を受信した各機器30は、受信したモジュールをインストールし、受信したライセンスデータを所定の位置に保存する(S115)。その結果、受信したモジュールによって構成されるプロダクトが、当該機器30において利用可能となる。当該プロダクトの起動指示が入力された機器30は、当該プロダクトのプロダクトIDを含み、かつ、当該機器30の機体番号を含むライセンスデータが所定の位置に保存されていれば、当該プロダクトの起動を許可する。
なお、本実施の形態では、機器30の選択後に、プロダクトキーが入力される例について説明したが、プロダクトキーの入力が先に行われてもよい。この場合、プロダクトキーの入力(S104)に応じて、ステップS105の前に、ステップS108〜S101が実行され、続いて、ステップS101〜S107が実行されてもよい。ステップS101において、クライアント装置20は、ステップS110において受信されたプロダクト情報に基づいて特定される機種に属する機器30を、選択肢としてもよい。すなわち、入力されたプロダクトキーに係るプロダクトをインストール可能な機器30が選択肢とされてもよい。
上述したように、本実施の形態では、ライセンスキーと、当該ライセンスキーに係るプロダクトに関する機種ごとのモジュール構成とが対応付けられて管理される。したがって、機種依存性を有するプロダクトであっても、一つのライセンスキーの入力に応じて、各機種に適した、又は各機種に必要なモジュールを、各機種に係る機器30にインストールすることができる。すなわち、機種ごとにライセンスキーを割り当てる必要性が低減されると共に、全機種に共通なパッケージを生成する必要性も低減される。その結果、パッケージの生成や、パッケージの配布等、ソフトウェアの導入作業の効率化に寄与することができる。
なお、本実施の形態において、管理装置10は、ソフトウェア管理装置及びソフトウェア管理システムの一例である。機種名は、機種識別情報の一例である。プロダクトIDは、ソフトウェア識別情報の一例である。クライアント通信部11は、受信部の一例である。プロダクト管理部13は、特定部の一例である。モジュール管理部14及びクライアント通信部11は、送信部の一例である。プロダクト情報は、対応情報の一例である。プロダクトキーは、ライセンス識別情報の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 情報処理システム
10 管理装置
11 クライアント通信部
12 ライセンス管理部
13 プロダクト管理部
14 モジュール管理部
20 クライアント装置
21 入力受付部
22 インストール制御部
23 機器通信部
24 サーバ通信部
30 機器
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
121 ライセンス情報記憶部
122 プロダクト情報記憶部
123 プロダクト構成記憶部
124 モジュール情報記憶部
125 モジュール記憶部
B バス
特開2010−067230号公報

Claims (7)

  1. 1以上のモジュールが構成するソフトウェアに対するライセンスを識別するライセンス識別情報と、前記ソフトウェアの導入先の機器の機種を識別する機種識別情報とを受信する受信部と、
    機種と、前記ソフトウェアのモジュール構成との対応情報に基づいて、前記機種識別情報に係る機種に対するモジュールを特定する特定部と、
    特定されたモジュールを送信する送信部と、
    を有するソフトウェア管理装置。
  2. 前記対応情報は、前記ソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報と、前記ソフトウェアを導入可能な機種ごとに、当該機種に対応するモジュールの識別情報とを対応付ける情報である請求項1記載のソフトウェア管理装置。
  3. 前記対応情報は、更に、前記ライセンス識別情報と、前記ソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報と、前記ソフトウェアを導入可能な機種ごとに、当該機種に対応するモジュールの識別情報とを対応付ける情報である請求項2記載のソフトウェア管理装置。
  4. 前記対応情報は、更に、前記モジュールの識別情報と、前記モジュールの取得先の識別情報とを対応付ける情報である請求項2又は3記載のソフトウェア管理装置。
  5. 1以上のコンピュータを含むソフトウェア管理システムであって、
    1以上のモジュールが構成するソフトウェアに対するライセンスを識別するライセンス識別情報と、前記ソフトウェアの導入先の機器の機種を識別する機種識別情報とを受信する受信部と、
    機種と、前記ソフトウェアのモジュール構成との対応情報に基づいて、前記機種識別情報に係る機種に対するモジュールを特定する特定部と、
    特定されたモジュールを送信する送信部と、
    を有するソフトウェア管理システム。
  6. 1以上のコンピュータを含むソフトウェア管理システムが、
    1以上のモジュールが構成するソフトウェアに対するライセンスを識別するライセンス識別情報と、前記ソフトウェアの導入先の機器の機種を識別する機種識別情報とを受信する受信手順と、
    機種と、前記ソフトウェアのモジュール構成との対応情報に基づいて、前記機種識別情報に係る機種に対するモジュールを特定する特定手順と、
    特定されたモジュールを送信する送信手順と、
    を実行するソフトウェア管理方法。
  7. 1以上のモジュールが構成するソフトウェアに対するライセンスを識別するライセンス識別情報と、前記ソフトウェアの導入先の機器の機種を識別する機種識別情報とを受信する受信手順と、
    機種と、前記ソフトウェアのモジュール構成との対応情報に基づいて、前記機種識別情報に係る機種に対するモジュールを特定する特定手順と、
    特定されたモジュールを送信する送信手順と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018156241A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社 認証仲介装置及び認証仲介プログラム
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