JP2015049545A - プロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該宣伝対象を効果的に宣伝すること。【解決手段】サーバにおいて、宣伝対象に関連する関連アンケートを含む関連アンケートコンテンツと、宣伝対象に関する宣伝を含む宣伝コンテンツと、当該宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを含む宣伝アンケートコンテンツと、を含むプロモーテッドアンケートコンテンツの配信先となるアンケートモニターを特定し、特定したアンケートモニターの端末装置に対してプロモーテッドアンケートコンテンツを配信し、プロモーテッドアンケートコンテンツを取得した端末装置において、関連アンケートコンテンツを再生した結果、関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に宣伝コンテンツを再生し、宣伝コンテンツを再生した後に宣伝アンケートコンテンツを再生するプロモーテッドアンケートプログラムを構成した。【選択図】図4

Description

この発明は、プロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムに関する。
インターネット上のウェブサイトやEメールに掲載される広告、いわゆるインターネット広告技術の一つに、WEBサイトにバナーを貼り、当該バナーがクリックされた場合に当該バナーにリンクされた広告主のWEBサイトに移動するようにした技術(バナー広告技術)がある。バナー広告技術においては、たとえば、アドネットワークに掲載された広告を閲覧する各端末装置における閲覧履歴などからアンケートモニター(オーディエンス)をターゲティングし、利用者の関心がある内容のバナーを表示させるようにしている。
バナーには、常時同じサイズで表示されるタイプや、通常は邪魔にならないサイズであって、オンマウス時に一時的に拡大表示する(エキスパンド広告)タイプなどがある。また、バナーには、利用者が開いたWEBページと並べて(たとえば表示画面の下隅に)表示するタイプや、エキスパンド広告などのように他のコンテンツの上に覆い被さるように表示されるタイプ(フローティング広告)などがある。
また、従来、会員制のWEBサイトに表示された広告(リワード広告)をクリックするなどして選択し、クリックの飛び先のWEBページにおいて、所定のアプリケーションをダウンロードしたり商品を購入したりするアクションがなされた場合に、広告主から会員制のWEBサイトの開設者に対して成果報酬の支払いがおこなわれるとともに、リワード広告をクリックした会員に会員制のWEBサイト内で使えるポイントなどの特典を付与する技術(リワード広告技術)があった。このようなリワード広告は、たとえば、ゲームなどの特定のアプリケーションを利用者の携帯端末装置にダウンロードさせるなどの目的のためにブースト広告として多く利用されていた。
また、従来、インターネットリサーチ(ネット・リサーチ)などと称される、インターネットを利用して市場調査をおこなう技術があった。インターネットリサーチは、短期間で大量の回答を集めることができるなどの利点があり、近年広く活用されている。
インターネットリサーチにおいては、企業などの依頼主から依頼を受けたリサーチ会社が、あらかじめ登録されたアンケートモニターに対して、当該企業の商品に関する感想などについてのアンケートに関する情報を含むメールを送信する。アンケートモニターは、受信したメールに記載されているアンケートに回答やコメントを書き込んで返信する、あるいは、当該メールにしたがってアクセスした所定のWEBページに表示されるアンケートに回答やコメントを書き込む。リサーチ会社は、アンケートに書き込まれた回答やコメントの集計や分析をおこない、当該集計結果や分析結果を依頼主に報告する。インターネットリサーチにおいては、リサーチ会社から、アンケートに回答したアンケートモニターに対して、ポイントや金券などの特典が提供される。
特開2001−249915号公報
しかしながら、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術は、バナー内に表示できる情報量が少なく、対象とする商品やサービスを十分に広告することが難しいという問題があった。また、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術は、スマートフォンなどの携帯型端末装置における限られた表示画面に、利用者が開いたWEBページと並べてバナーを表示するため、端末装置の利用者が本来閲覧したい情報の表示領域が減ってしまうという問題があった。
また、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術は、当該利用者によるWEBページの閲覧にともなって利用者の意図とは無関係にバナーが表示されるため、当該利用者に煩わしさを感じさせてしまう場合があるという問題があった。また、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術において、たとえば、エキスパンド広告などは技巧に走る傾向にあり、エキスパンド広告に接触するアンケートモニターの負担(接触負担)が大きいという問題があった。
また、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術は、利用者と広告主との間にアドネットワークが介在し、アドネットワークに掲載された広告やWEBサイトの閲覧履歴などから、一定の条件に合致する利用者の端末装置にバナーを表示するため、広告主が広告配信先を選ぶことができないという問題があった。
また、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術は、アドネットワークに掲載された広告やWEBサイトの閲覧履歴などに基づいてバナーを広告するため、広告主が本来意図しない(好ましいとは思えない)内容のWEBサイトの閲覧にともなって当該広告主が依頼したバナーが表示されることがあり、これによって広告やブランドの価値を毀損しかねないという問題があった。
また、利用者は自身が真に関心を持つ商品やサービスについての広告やWEBサイトのみを閲覧するものではなく、上述したバナー広告技術を用いた従来の技術は、広告やWEBサイトの閲覧履歴などに基づいてバナーを広告するため、真に関心を持っている利用者にターゲットを絞って広告をおこなうことができず、広告をおこなうことによる効果を十分に発揮させることが難しいという問題があった。
また、上述したリワード広告技術を用いた従来の技術は、広告の出稿者およびアンケートモニターの双方がリワード広告がブースト広告であることを理解していることが多く、広告の出稿者は「特定のアプリケーションのダウンロードの促進」、アンケートモニターは「ポイントなどの特典の獲得」をそれぞれ目的として割り切ってリワード広告を閲覧するため、リワード広告を介して収集した情報(利用者の属性)に対する信頼性が低いという問題があった。
このため、リワード広告技術を用いた従来の技術は、純粋なターゲティングメディアとしてリワード広告を活用しきれていないという問題があった。そして、純粋なターゲティングができないため、上述したリワード広告技術を用いた従来の技術は、広告主や広告対象のブランドとアンケートモニターとの関係や状態に応じた施策展開が難しいという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該宣伝対象を効果的に宣伝することができるプロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムを提供することを目的とする。
また、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該アンケートモニターに負担をかけることなく、当該宣伝対象を効果的に宣伝することができるプロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムは、表示画面と当該表示画面の表示内容を制御する表示制御手段と所定の操作入力を受け付ける入力手段とを備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバと、を備えたアンケートシステムに実行させるプロモーテッドアンケートプログラムであって、前記サーバのコンピュータに、宣伝対象に関連する関連アンケートを含む関連アンケートコンテンツと、前記宣伝対象に関する宣伝を含む宣伝コンテンツと、当該宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを含む宣伝アンケートコンテンツと、を含むプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる各アンケートへの回答者となるアンケートモニターの属性に関する情報を記憶する属性データベースを参照して、所定の配信条件に基づいて、前記アンケートモニターを特定し、特定したアンケートモニターの端末装置に対して、前記プロモーテッドアンケートコンテンツを配信する、処理を実行させ、前記端末装置のコンピュータに、前記サーバから配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを取得し、前記表示制御手段により表示画面を制御して、取得したプロモーテッドアンケートコンテンツにおける前記関連アンケートコンテンツを再生し、前記関連アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝コンテンツを再生し、前記宣伝コンテンツを再生した後に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝アンケートコンテンツを再生し、前記宣伝アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記宣伝アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記関連アンケートおよび前記宣伝アンケートに対する回答と、当該回答の入力を受け付けたコンピュータ装置において再生されたプロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報あるいはアンケートモニターの識別情報の少なくとも一方と、を含む回答情報を生成し、生成した回答情報を、前記プロモーテッドアンケートコンテンツの取得元に送信する、処理を実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムは、上記の発明において、前記サーバのコンピュータに、前記配信条件の基礎となる自然文の入力を受け付け、受け付けた自然文を自然言語技術により解析し、解析した結果に基づいて前記配信条件を設定する、処理を実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムは、上記の発明において、前記サーバのコンピュータに、前記端末装置のコンピュータから送信された回答情報を受信し、受信した回答情報に基づいて前記属性を特定し、特定した属性に基づいて前記属性データベースを更新する、処理を実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムは、上記の発明において、前記サーバのコンピュータに、受信した回答情報に含まれる自然文を自然言語技術により解析し、解析した結果に基づいて前記属性を特定し、特定した属性に基づいて前記属性データベースを更新する、処理を実行させることを特徴とする。
また、この発明にかかるアンケートシステムは、宣伝対象に関連する関連アンケートを含む関連アンケートコンテンツと、前記宣伝対象に関する宣伝を含む宣伝コンテンツと、当該宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを含む宣伝アンケートコンテンツと、を含むプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる各アンケートへの回答者となるアンケートモニターの属性に関する情報を記憶する属性データベースを参照して、所定の配信条件に基づいて、前記アンケートモニターを特定し、特定したアンケートモニターの端末装置に対して、前記プロモーテッドアンケートコンテンツを配信する制御部を備えたサーバと、表示画面と、前記表示画面の表示内容を制御する表示制御手段と、所定の操作入力を受け付ける入力手段と、前記サーバから配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを取得し、前記表示制御手段により表示画面を制御して、取得したプロモーテッドアンケートコンテンツにおける前記関連アンケートコンテンツを再生し、前記関連アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝コンテンツを再生し、前記宣伝コンテンツを再生した後に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝アンケートコンテンツを再生し、前記宣伝アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記宣伝アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記関連アンケートおよび前記宣伝アンケートに対する回答と、当該回答の入力を受け付けたコンピュータ装置において再生されたプロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報あるいはアンケートモニターの識別情報の少なくとも一方と、を含む回答情報を生成し、生成した回答情報を前記サーバに送信する、制御手段と、を備えた端末装置と、を備えたことを特徴とする。
この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムによれば、宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該宣伝対象を効果的に宣伝することができるという効果を奏する。
また、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムによれば、宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該アンケートモニターに負担をかけることなく、当該宣伝対象を効果的に宣伝することができるという効果を奏する。
図1は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムのシステム構成を示す説明図である。 図2Aは、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおける、サーバを実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。 図2Bは、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおける、端末装置を実現するスマートフォンのハードウエア構成の一例を示す説明図である。 図3Aは、コンテンツ管理データベースの一例を示す説明図である。 図3Bは、属性データベースの一例を示す説明図である。 図3Cは、配信日時データベースの一例を示す説明図である。 図4は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムの機能的構成を示すブロック図である。 図5Aは、端末装置が表示する表示画面例を示す説明図(その1)である。 図5Bは、端末装置が表示する表示画面例を示す説明図(その2)である。 図5Cは、端末装置が表示する表示画面例を示す説明図(その3)である。 図5Dは、端末装置が表示する表示画面例を示す説明図(その4)である。 図6Aは、端末装置が表示する表示画面例を示す説明図(その5)である。 図6Bは、端末装置が表示する表示画面例を示す説明図(その6)である。 図7は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおけるサーバの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 図8は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおけるサーバの処理手順を示すフローチャート(その2)である。 図9は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおける端末装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムの構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムのシステム構成を示す説明図である。
図1において、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100は、サーバ110と、複数の端末装置120と、によって構成される。サーバ110と各端末装置120とは、インターネットなどのネットワーク140を介して、相互に通信可能に接続されている。
サーバ110は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100の運用者(管理者)などによって管理される。サーバ110は、たとえば、パーソナルコンピュータなどの汎用的なコンピュータ装置によって実現することができる(図2Aを参照)。端末装置120は、たとえば、スマートフォンなどと称される可搬性のコンピュータ装置(携帯端末装置)によって実現することができる(図2Bを参照)。
(サーバ110のハードウエア構成)
図2Aは、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100における、サーバ110を実現するコンピュータ装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2Aにおいて、サーバ110を実現するコンピュータ装置は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、HDD214と、HD215と、ネットワークインターフェース(I/F)216と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においてサーバ110を実現するコンピュータ装置が備える各部211〜216は、バス210によってそれぞれ接続されている。
CPU211は、サーバ110を実現するコンピュータ装置全体の制御をつかさどる。ROM212は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM213は、CPU211のワークエリアとして使用される。HDD214は、CPU211の制御にしたがってHD215に対するデータのリード/ライトを制御する。HD215は、HDD214の制御で書き込まれたデータを記憶する。HD215は、たとえば、教材データベースや加入者データベースなどの各種データベースを記憶する。
ネットワークI/F216は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140を介して、端末装置120などの外部装置に接続される。そして、ネットワークI/F216は、ネットワーク140とサーバ110を実現するコンピュータ装置の内部とのインターフェースをつかさどり、サーバ110を実現するコンピュータ装置と外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
(端末装置120のハードウエア構成)
図2Bは、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100における、端末装置120を実現するスマートフォンのハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2Bにおいて、端末装置120を実現するスマートフォンは、CPU221と、ROM222と、RAM223と、メモリ224と、ネットワークI/F225と、ディスプレイ226と、タッチパネル227と、マイク228と、スピーカー229と、カメラ230と、を備えている。また、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100において端末装置120を実現するスマートフォンが備える各部221〜230は、バス220によってそれぞれ接続されている。
CPU221は、端末装置120全体の制御をつかさどる。ROM222は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM223は、CPU221のワークエリアとして使用される。ネットワークI/F225は、インターネットなどのネットワーク140を介して、当該ネットワーク140に接続されたサーバ110などの外部装置との間におけるデータの入出力を制御する。
ディスプレイ226は、たとえば、端末装置120が実行可能なメニューを示すアイコンなどを表示する。ディスプレイ226は、たとえば、主に液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。
タッチパネル227は、ディスプレイ226に積層され、操作位置に応じた信号をCPU221に対して出力する。タッチパネル227は、たとえば抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
マイク228は、アナログデータとして入力された話者の声をアナログ/デジタル変換し、デジタル形式の音声データを生成する。スピーカー229は、たとえば、音読メニューの実行時に、デジタル形式の音声データをデジタル/アナログ変換し、アナログ形式の音声データに基づいてスピーカーコーンにおけるコイルに通電するなどして音声を出力する。
カメラ230は、タッチパネル227の操作によって撮像対象を撮像し、画像データを生成する。生成された画像データは、RAM223などに記憶される。ネットワークI/F225は、インターネットなどのネットワーク140に接続され、当該ネットワーク140と利用者の端末装置120を実現するスマートフォンの内部とのインターフェースをつかさどる。
端末装置120には、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラム(ソーシャルリワードアプリケーション)がインストールされている。プロモーテッドアンケートプログラムは、たとえば、インターネットなどのネットワークを介して端末装置120からサーバ110にアクセスし、当該端末装置120において所定の入力操作をおこなうことによって当該端末装置120にダウンロードすることができる。
(データベース)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100における各種のデータベースについて説明する。サーバは、コンテンツ管理データベース(図3Aを参照)、属性データベース(図3Bを参照)、配信日時データベース(図3Cを参照)、コンテンツデータベース(図示を省略する)、ポイント管理データベース(図示を省略する)などの各種のデータベースを備える。各種のデータベースは、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるHD215などの記憶媒体に設けることができる。
(コンテンツ管理データベース)
図3Aは、コンテンツ管理データベースの一例を示す説明図である。図3Aにおいて、コンテンツ管理データベース310は、プロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報ごとに、回答可能枠に関する情報を関連付けて記憶する。
プロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報は、プロモーテッドアンケートコンテンツに固有の情報であって、アンケートシステムの管理者などが設定する任意の情報によって実現することができる。回答可能枠は、プロモーテッドアンケートコンテンツ1つにつき、当該プロモーテッドアンケートコンテンツによる宣伝の依頼主が希望するアンケートモニターからの回答数の上限を示す。
回答可能枠が示す回答数の上限は、依頼主などが指定する任意の数であって、アンケートシステム100の管理者などによってコンテンツ管理データベース310に記憶される。コンテンツ管理データベース310において、回答可能枠が示す回答数の上限は、アンケートシステム100の管理者などによって記憶されるものに限らず、たとえば、依頼主が任意の端末装置を用いてインターネットなどのネットワークを介してサーバ110にアクセスし、当該依頼主が任意の数を指定することによって記憶されるものであってもよい。
また、コンテンツ管理データベース310は、識別情報ごとに、回答可能枠が示す回答数の上限と、実際に回答があった数との差分(残数)を関連付けて記憶する。サーバ110は、残数が0(ゼロ)になった時点で、該当するプロモーテッドアンケートコンテンツの配信を停止する。
また、コンテンツ管理データベース310は、識別情報ごとに、プロモーテッドアンケートコンテンツを記憶する。プロモーテッドアンケートコンテンツは、たとえば、アンケートシステム100の管理者に対してプロモーテッドアンケートコンテンツによる宣伝を依頼する依頼主などによって作成され、アンケートシステム100の管理者によって記憶される。
プロモーテッドアンケートコンテンツは、関連アンケートコンテンツと宣伝コンテンツとアンケートコンテンツとを含む。関連アンケートコンテンツは、宣伝対象に関連する関連アンケートを含む。宣伝対象は、認知度の向上や関心の興起を目的とする任意のものであって、たとえば、商品、サービス、イベント、主義・主張などによって実現することができる。
関連アンケートは、たとえば、宣伝対象の認知度を問うアンケートや、宣伝対象に対する関心の高低を問うアンケートや、宣伝対象に対するアンケートモニター(アンケート回答者)の購買意欲を問うアンケートなどによって実現することができる。関連アンケートコンテンツは、質問コンテンツと回答入力用コンテンツとによって構成される。
質問コンテンツは、たとえば、関連アンケートコンテンツを再生することによって、宣伝対象に対するアンケートモニターの関心の有無や当該関心の高低などを、アンケートモニターに問うテキストデータや、宣伝対象に関する画像(静止画、動画のいずれであってもよい)データなどによって実現することができる。回答コンテンツは、アンケートモニターに対して、質問コンテンツにおいてアンケートモニターに対してなされた質問に対する回答の入力を要求するとともに回答の入力形態や回答の候補などを示すテキストデータ、画像(静止画、動画のいずれであってもよい)などによって実現することができる。
関連アンケートコンテンツは、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに1つであってもよく、複数含まれていてもよい。この実施の形態の関連アンケートコンテンツは、第1の関連アンケートコンテンツと、第2の関連アンケートコンテンツと、によって構成される。第1の関連アンケートコンテンツおよび第2の関連アンケートコンテンツは、それぞれが、質問コンテンツと回答入力用コンテンツとによって構成される。
宣伝コンテンツ(ランニングページ:LP)は、宣伝対象に関する宣伝を含む。宣伝コンテンツは、たとえば、宣伝対象の認知度の向上や宣伝対象に対する関心の興起を目的とする内容の画像(静止画、動画のいずれであってもよい)データ、テキストデータ、音声データなどによって実現することができる。
宣伝アンケートコンテンツは、宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを含む。宣伝アンケートコンテンツは、たとえば、宣伝コンテンツの内容を問うアンケートを含む画像(静止画、動画のいずれであってもよい)データ、テキストデータ、音声データなどによって実現することができる。
また、宣伝アンケートコンテンツは、たとえば、宣伝コンテンツに登場した商品名、サービス名、地名、キャッチコピーなど、宣伝コンテンツの内容のうち、任意の内容を問うアンケートを含む画像(静止画、動画のいずれであってもよい)データ、テキストデータ、音声データなどによって実現してもよい。
また、宣伝アンケートコンテンツは、たとえば、関連アンケートと比較して、宣伝対象の認知度をより深く問うアンケートや、宣伝対象に対するアンケートモニターの購買意欲が宣伝コンテンツを再生する前と後とで変化が生じたかなどを問うアンケートを含む画像(静止画、動画のいずれであってもよい)データ、テキストデータ、音声データなどによって実現してもよい。
プロモーテッドアンケートコンテンツは、当該プロモーテッドアンケートコンテンツを視聴し、当該プロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる各アンケートに回答させることにより、アンケートモニターに「プライミング効果」を生じさせることができる。プライミング効果は、宣伝コンテンツに先行する関連アンケートコンテンツ(プライマー)が、後行する宣伝コンテンツ(宣伝対象、ターゲット)の宣伝および意識付けを促進する効果であって、プライミング効果を生じるプロモーテッドアンケートコンテンツにより、心理学効果として、宣伝対象に対するアンケートモニターの興味喚起を段階的に高めることができる。プライミング効果により、アンケートモニターに対する宣伝対象の宣伝を、潜在的(無意識的)におこなうことができる。
具体的に、この発明にかかる実施の形態においては、プロモーテッドアンケートコンテンツにおける第1の関連コンテンツによって宣伝対象に対するアンケートモニターの興味を喚起し、第2の関連コンテンツによって宣伝対象に対するアンケートモニターの興味を一気に高めることができる。そして、宣伝対象に対するアンケートモニターの興味を高めた状態で、宣伝コンテンツ(LP)を視聴させることにより、宣伝対象に対するアンケートモニターの興味を確実に喚起させ、アンケートモニターに対する宣伝対象の認知および浸透を図ることができる。
この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートコンテンツは、第1の関連コンテンツ、第2の関連コンテンツ、宣伝コンテンツ(LP)を順次視聴させ、各関連コンテンツにおけるアンケートに順次回答させることにより、「アンケートモニターの興味を、段々と(徐々に)高める」ことができるという特徴を備えている。また、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートコンテンツは、宣伝コンテンツ(LP)の後に宣伝アンケートコンテンツに回答させることにより、アンケートモニターに対して宣伝対象を「再刷り込み」することができる。宣伝コンテンツ(LP)の視聴により宣伝を受けた宣伝対象(商品やサービス)に関連するアンケート(宣伝アンケート、質問)をおこなうことにより、当該宣伝対象をアンケートモニターに思い出させるとともに、憶えさせる(記憶させる)ことができる。
上記の「プライミング効果」を用いたプロモーテッドアンケートコンテンツは、それぞれ、「盛り上げ型」あるいは「落差型」のいずれかの手法に即して構成することができる。具体的には、たとえば、第1の関連コンテンツ(以下、適宜「Q1」という)、第2の関連コンテンツ(以下、適宜「Q2」という)、宣伝コンテンツ(以下、適宜「LP」という)および宣伝アンケートコンテンツ(以下、適宜「Q3」という)の各コンテンツの内容を調整することにより、「盛り上げ型」あるいは「落差型」のいずれかの手法に即したプロモーテッドアンケートコンテンツを構成することができる。
(盛り上げ型)
たとえば、「盛り上げ型」のプロモーテッドアンケートコンテンツは、アンケートモニターに対して、『Q1において「おっ」(と思わせる)内容とし、Q2において「おお!」(となる、と思わせる)内容とした後に、LPにおいて宣伝対象(商品やサービス)を見せ、その後、Q3において宣伝対象を再度刷り込む』ことができるように構成することができる。
(落差型)
たとえば、落差型のプロモーテッドアンケートコンテンツは、アンケートモニターに対して、『Q1において「ふーん」(と思う、思わせる)内容とし、Q2において「えっ?」(と思う、思わせる)内容とした後に、LPにおいて宣伝対象(商品やサービス)を見せ、その後、Q3において宣伝対象を再度刷り込む』ことができるように構成することができる。
より具体的な例として、或る野菜を宣伝対象として、当該或る野菜の広告を「盛り上げ型」の手法に即しておこなう場合のプロモーテッドアンケートコンテンツについて説明する。このようなプロモーテッドアンケートコンテンツのQ1においては、たとえば、「19世紀のイタリアで、それを食べると女性が美しくなる野菜があったそうです。しかしこれを巡って男性達の争いが起こったため国王がこの野菜の生産を禁止したそうです。」などのように、アンケートモニターの興味をひき、アンケートに回答するようにアンケートモニターを誘導する内容とする。
そして、このような「盛り上げ型」の手法に即したプロモーテッドアンケートコンテンツのQ2においては、たとえば、「今回この野菜が日本で発売になります。」とする。これにより、Q1によって「おっ」と思い、宣伝対象(或る野菜)に興味を持ったアンケートモニターに対して、当該或る野菜を入手できることを示し、「おお!」と思わせることができる。
その後、このような「盛り上げ型」の手法に即したプロモーテッドアンケートコンテンツのLPにおいては、或る野菜についての詳細な説明(産地、成分、用法、調理法、保存法など)をおこない、Q3において購入の意思の有無を確認するアンケートをおこなうことができる。
また、より具体的な例として、或る野菜を宣伝対象として、当該或る野菜の広告を「落差型」の手法に即しておこなう場合のプロモーテッドアンケートコンテンツについて説明する。このようなプロモーテッドアンケートコンテンツにおいては、たとえば、まずQ1において、「あなたはこの野菜をご存知ですか?」として、或る野菜についての認知度を単純に確認する。そして、Q2において、「これは19世紀のイタリアで争いになったため国王が作るのを禁止した野菜です。」などのように、“野菜”と“争い”のような意外な関連性によって、アンケートモニターに「えっ?」と思わせる内容とする。
その後、このような「落差型」の手法に即したプロモーテッドアンケートコンテンツのLPにおいては、上記の「盛り上げ型」の手法に即したプロモーテッドアンケートコンテンツと同様に、或る野菜についての詳細な説明(経緯、産地、成分、用法、調理法、保存法など)をおこない、Q3において購入の意思の有無を確認するアンケートをおこなうことができる。
Q3(宣伝アンケートコンテンツ)は、アンケートモニターに対して視聴させることにより、宣伝対象とする商品やサービスの、アンケートモニターに対するアンカリング効果すなわち再刷り込みや浸透を目的として構成することが好ましい。Q3(宣伝アンケートコンテンツ)は、たとえば、LP(宣伝コンテンツ)を視聴することによって回答することができるアンケート(質問)とすることが好ましい。
具体的には、たとえば、宣伝対象が、「今後、日本に輸入予定がある新規の野菜」である場合、Q3(宣伝アンケートコンテンツ)は、その野菜の名前と発売予定日を問う内容とすることができる。これにより、アンケートモニターに対して、宣伝(広告)対象となる商品(あるいはサービス)の認知を浸透させ、記憶させることができる。そして、アンケートモニターに宣伝(広告)対象となる商品(あるいはサービス)の認知を浸透させ、記憶させることにより、将来的に顧客となりうるアンケートモニターの未来の消費行動を喚起させることができる。
アンケートモニターに対する、宣伝(広告)対象となる商品(あるいはサービス)の認知の浸透および記憶は、Q3によるアンケートがおこなわれる直前に、LPを視聴させることによって、より確実に実現することができる。すなわち、上記の例においては、Q3によるアンケートがおこなわれる直前に、その野菜の名前と発売予定日を問うことで、当該宣伝(広告)対象の商品の認知を浸透させ記憶させ、それにより顧客の未来の消費行動を喚起させる、という効果を確実に得ることができる。
この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、プロモーテッドアンケートコンテンツにおけるLPおよびQ3の内容を調整することにより、Q3によるアンケートに対する回答を、質問者(依頼主)の意図する方向へ、或る程度誘導することができる。たとえば、Q3が「『SO□P』の□に該当する文字を入れてください。」という質問である場合、当該Q3の直前に視聴させるLPの内容が「食事の話題」であれば、先のQ3のアンケートに対する回答は『□=U』、すなわち『SOUP』という単語を表現する文字が、アンケートの回答として求めている文字であると、アンケートモニターの回答を誘導することができる。
また、たとえば、Q3が「『SO□P』の□に該当する文字を入れてください。」という質問である場合であっても、当該Q3の直前に視聴させるLPの内容が「手洗い・衛生の話題」であれば、先のQ3のアンケートに対する回答は『□=A』、すなわち『SOAP』という単語を表現する文字が、アンケートの回答として求めている文字であると、アンケートモニターの回答を誘導することができる。
このように、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、プロモーテッドアンケートコンテンツにおけるLPおよびQ3の内容を調整することにより、アンケートモニターの脳の特性を生かして、「アンケートモニター(の思考)に対してバイアスを与える」ことができる。「アンケートモニター(の思考)に対してバイアスを与える」ことは、従来のアンケートの技術や方法においては「通常避けるべき」とされているが、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、敢えて、「アンケートモニター(の思考)に対してバイアスを与える」ことにより、宣伝対象をアンケートモニターに対して効果的に宣伝する(刷り込み、認知の浸透、記憶をおこなわせる)ことができる。
この実施の形態のプロモーテッドアンケートコンテンツは、Q1、Q2、LPおよびQ3の各コンテンツを、Q1→Q2→LP→Q3の順で視聴されるように組み合わせることによって構成されている。このように、LPの視聴前にQ1およびQ2の2つのアンケートをおこなってから、LPを視聴させ、その後Q3を視聴させてアンケートをおこなうようなプロモーテッドアンケートコンテンツを構成することにより、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100によれば、上記の各種の効果を、短時間で効果的に得ることができる。
また、「おっ」→「おお!」の効果を得ることを目的とする「盛り上げ型」のプロモーテッドアンケートコンテンツにおいても、「ふーん」→「えっ?」の効果を得ることを目的とする「落差型」のプロモーテッドアンケートコンテンツにおいても、Q1、Q2、LPおよびQ3の各コンテンツを、Q1→Q2→LP→Q3の順で視聴されるように組み合わせて構成することにより、目的とする効果を短時間で、効果的に得ることができる。すなわち、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100におけるプロモーテッドアンケートコンテンツとすることは、前述した目的とする効果を短時間で得るための最適な方法であるといえる。
また、コンテンツ管理データベース310は、プロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報ごとに、各プロモーテッドアンケートコンテンツに回答することによって得られるポイント数に関する情報を記憶する。さらに、コンテンツ管理データベース310は、プロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報ごとに、当該プロモーテッドアンケートコンテンツに回答した一のアンケートモニターが指定した、当該プロモーテッドアンケートコンテンツに回答する別のアンケートモニターが回答した場合に、当該一のアンケートモニターに提供される特典(第1の特典)に関する情報を記憶する。
この実施の形態のアンケートシステム100においては、プロモーテッドアンケートコンテンツに回答した一のアンケートモニターが、当該プロモーテッドアンケートコンテンツに回答する別のアンケートモニターを指定し、指定された別のアンケートモニターが求めに応じてプロモーテッドアンケートコンテンツに回答した場合に、既にアンケートに回答したアンケートモニター(一のアンケートモニター)に対して特典(第1の特典)が提供されるルールが定められている。
このルールは、プロモーテッドアンケートプログラム(ソーシャルリワードアプリケーション)をインストールしたアンケートモニターに、当該インストール時に通知することができる。あるいは、このルールは、プロモーテッドアンケートコンテンツに回答した一のアンケートモニターに対して第1の特典を提供する際に、当該一のアンケートモニターの端末装置にメッセージを表示することによって通知してもよい。一のアンケートモニターに対して提供される特典(第1の特典)は、たとえば、ポイントが加算される特典(第2の特典)への挑戦権を取得するコイン(システム内で通用する擬似通貨など)によって実現することができる。
また、この実施の形態のアンケートシステム100においては、プロモーテッドアンケートコンテンツによるアンケートへの回答を求めた別のアンケートモニターが当該求めに応じて回答した場合に提供されるコイン(擬似通貨)を所定数貯めることによって、ポイントが加算される特典(第2の特典)に自動的に参加することができるルールが定められている。
コンテンツ管理データベース310は、依頼主から宣伝の依頼を受けたプロモーテッドアンケートコンテンツの他に、属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを記憶している。属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツは、アンケートシステムに登録したアンケートモニターの属性を得るためのアンケートを含み、アンケートシステムの管理者などによって作成される。属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツへの回答により得られた属性は、属性データベース(図3Bを参照)に記憶される。
(属性データベース)
図3Bは、属性データベースの一例を示す説明図である。図3Bにおいて、属性データベース320は、アンケートモニターの識別情報ごとに、属性に関する情報を関連付けて記憶する。アンケートモニターの識別情報は、アンケートモニターに固有の情報であって、アンケートシステムの管理者などが設定する任意の情報によって実現することができる。
アンケートモニターの識別情報は、具体的には、たとえば、プロモーテッドアンケートプログラムをダウンロードした通し番号などによって実現することができる。アンケートモニターの識別情報は、アンケートモニターの氏名や居所など、当該アンケートモニターを直接的に特定可能な情報とは関連付けられていない。属性に関する情報は、たとえば、基本属性に関する情報と興味関心に関する情報とによって構成することができる。
基本属性は、たとえば、アンケートモニターの性別、生年月日(年齢あるいは年代を含む)、血液型など、アンケートモニターの素性や来歴を示す情報によってあらわすことができる。また、基本属性は、たとえば、職業、業種、組織規模など、アンケートモニターの社会的身分や社会的関係を示す情報によってあらわすことができる。また、基本属性は、たとえば、運転免許の有無、所有しているスマートフォンなどの端末装置120のタイプ(型式、性能など)を示す情報によってあらわすことができる。
また、基本属性は、たとえば、未既婚、子供の有無、同居形態、住居形態、ペットの飼育の有無や飼育しているペットの種類など、生活環境を示す情報によってあらわすことができる。また、基本属性は、たとえば、個別年収や世帯年収など、経済力を示す情報によってあらわすことができる。
また、興味関心属性は、たとえば、アンケートモニターが興味や関心を持つ分野を推測可能な情報であって、具体的には、ファッションや美容に関する情報、フード(食べ物)やドリンク(飲み物)に関する情報などによってあらわすことができる。また、興味関心属性は、たとえば、アンケートモニターの趣味や過去に参加したイベントあるいは参加予定のイベントやスポーツに関する情報、旅行に関する情報、教育に関する情報、ペットやライフステージなど生活に関する情報、その他コンピュータやエンターテイメント、ビジネス、金融、住宅、自動車(普通自動車やモーターバイクを含む)に関する情報などによってあらわすことができる。
属性データベース320における属性に関する情報は、アンケートシステム100に登録したアンケートモニターの端末装置に対して、サーバ110が送信したプロモーテッドアンケートコンテンツに対する回答に関する情報に基づいて適宜更新される。アンケートシステム100に登録したアンケートモニターの端末装置に対して、サーバ110が送信するプロモーテッドアンケートコンテンツは、依頼主から宣伝の依頼を受けたプロモーテッドアンケートコンテンツに限るものではない。
属性データベース320が記憶する属性に関する情報は、プロモーテッドアンケートコンテンツに対する回答の内容を直接記憶するものに限らない。たとえば、プロモーテッドアンケートコンテンツに含まれるアンケートが、自然文による回答を求める内容である場合、サーバ110は、自然文による回答を自然言語技術(自然言語処理、NLP:Natural Language Processing)により解析し、解析結果に基づいて属性に該当する情報を抽出し、抽出した情報を属性に関する情報として属性データベース320に記憶してもよい。
NLPにおいては、たとえば、形態素解析をおこなって、対象言語の文法のルールや品詞などの情報が付帯する辞書や単語リストを用いて、自然言語で書かれた文を形態素の列に分割し、それぞれの品詞を判別する。また、NLPにおいては、たとえば、構文解析をおこなって、単語や字句で構成される文を、定義された文法に従って解釈し、文の構造を明確にする。また、NLPにおいては、たとえば、語義の曖昧性を解消する処理をおこなったり、代名詞や指示詞などの指示対象を推定したり、省略された名詞句(ゼロ代名詞)を補完する照応解析をおこなったりする。NLPについては、公知の技術であるため説明を省略する。
この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、NLPを活用することにより、アンケートモニターが自己申告(登録)した属性情報をサーバ110が自動的に更新する、いわゆる「属性フィードバック」をおこなうことができる。属性フィードバックの具体例について説明する。ここでは、たとえば、当初「好きな果物は『バナナ』である」として属性登録した或るアンケートモニター(「アンケートモニターX」とする)の属性フィードバックについて説明する。
アンケートシステム100においては、アンケートモニターXに関し、当該アンケートモニターXが「好きな果物は『バナナ』である」と回答した以降に実施した各種のアンケート結果を、NLPなどを用いて分析する。当該分析の結果、アンケートモニターXが好きな果物は『バナナ』ではなく『みかん』であると判断できる傾向(ベクトルの傾向)が得られた場合、当該ベクトルの傾向と同傾向の回答が得られるごとに、当該ベクトルの傾向の値(ベクトル値)を加算する。
そして、自己申告(登録)した属性情報にかかるベクトルの傾向(たとえば、「バナナが好き」)とは異なるベクトルの傾向(たとえば、「みかんが好き」)にかかるベクトル値が、あらかじめ定められた所定の閾値を超えた場合に、当初自己申告(登録)した属性情報「好きな果物は『バナナ』である」を、新たな属性情報「好きな果物は『みかん』である」に更新する。
また、たとえば、属性情報の登録時には、ある事象に対して肯定的であった設問に対して、様々なアンケート結果をNLPなどにより分析した結果「どうもこの方(アンケートモニター)は、その設問には、否定的な傾向のベクトルが見られる」という場合は、登録されている属性情報「ある事象に対して肯定的である」を、「ある事象に対して否定的である」という属性情報に、自動的に更新するようにしてもよい。
このように、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、プロモーテッドアンケートコンテンツによる各アンケートへの回答に基づくアンケートモニターの属性情報を、NLPを用いて分析し、分析した結果に基づいて属性データベース320において既に登録してある属性情報を新たな属性情報に更新することができる。これにより、アンケートモニターの回答が不適切であった場合や、アンケートモニターの嗜好や思考が経時にともなって変化した場合にも、適宜順応し、常にアンケートモニターの嗜好や思考に即した属性情報を属性データベース320において記憶することができる。
このように、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、プロモーテッドアンケートコンテンツによる各アンケートへの回答に基づくアンケートモニターの属性情報を、NLPを用いて分析し、分析した結果に基づいて属性データベース320において既に登録してある属性情報を新たな属性情報に更新することができる。これにより、アンケートモニターの回答が不適切であった場合や、アンケートモニターの嗜好や思考が経時にともなって変化した場合にも、適宜順応し、常にアンケートモニターの嗜好や思考に即した属性情報を属性データベース320において記憶することができる。
そして、これにより、属性データベース320における記憶内容にしたがって、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに適したアンケートモニターに対して、当該プロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。また、これにより、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに、反応があったアンケートモニターや当該反応があったアンケートモニターと同様の属性情報が記憶されているアンケートモニターに対して、宣伝対象にかかるプロモーテッドアンケートコンテンツを継続的に配信し、継続的に宣伝対象に接触させることができる。
サーバ110は、配信したプロモーテッドアンケートコンテンツに対する回答を受け付けるごとに、適宜、属性データベース320が記憶する属性に関する情報を更新する。これにより、継続的に、属性データベース320に記憶された属性に関する情報に基づいておこなわれるターゲティングの精度を高めることができる。
(配信日時データベース)
図3Cは、配信日時データベースの一例を示す説明図である。図3Cにおいて、配信日時データベース330は、プロモーテッドアンケートコンテンツ(プロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報であってもよい)ごとに、当該プロモーテッドアンケートコンテンツの配信日時を記憶する。
図3Cに示した配信日時データベース330においては、縦方向(列)において配信日、横方向(行)において配信時間帯を規定している。図3Cに示した配信日時データベース330において、各プロモーテッドアンケートコンテンツの配信日時は、縦方向(列)に配列された日付によって配信日が規定され、横方向(行)に配列された時刻によって配信時刻が規定される。
(その他のデータベース)
サーバ110は、図示を省略する回答実績データベースを備える。回答実績データベースは、アンケートモニターごとに、他のアンケートモニターから回答を依頼された回数、回答を依頼されたアンケートに対する回答数、回答を依頼された回数と回答数との比率を示す回答率などに関する情報を関連付けて記憶する。回答実績データベースは、アンケートモニターごとに、当該アンケートモニターが設定したハンドルネームに関する情報を記憶していてもよい。
また、サーバ110は、図示を省略するポイント管理データベースを備える。ポイント管理データベースは、アンケートモニターの識別情報ごとに、当該アンケートモニターの識別情報によって識別可能なアンケートモニターに提供されたポイント数に関する情報を関連付けて記憶する。また、ポイント管理データベースは、アンケートモニターの識別情報ごとに、プロモーテッドアンケートコンテンツに回答した場合に提供されるコインの数などの第2の特典に関する情報を関連付けて記憶する。ポイント数やコインの数などは、アンケートモニターによるプロモーテッドアンケートコンテンツへの回答状況に応じて適宜更新される。
(アンケートシステムの機能的構成)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムの機能的構成について説明する。図4は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムの機能的構成を示すブロック図である。図4において、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおけるサーバ110の各機能は、記憶部411、制御部412、配信部413、受信部414によって実現することができる。
記憶部411は、属性データベースなどの各種のデータベースを記憶する。記憶部411は、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるHD215によって実現することができる。制御部412は、特定部412aと解析部412bとを備える。制御部412は、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるCPU211、あるいは、CPU211および当該CPU211のワークエリアとして機能するRAM213はCPU211が実行する各種プログラムを記憶するROM212やHD215などによって実現することができる。
制御部412は、特定部412aにおいて、記憶部411が記憶する属性データベース320を参照して、所定の配信条件に基づいて、アンケートモニターを特定する。特定部412aは、たとえば、配信日時データベース330に基づいて、配信時刻(配信時間帯の開始時刻)が到来した場合、あるいは、当該配信時刻より所定時間前の時刻が到来した場合に、アンケートモニターを特定する。
配信部413は、特定部412aが特定したアンケートモニターの端末装置120に対して、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。配信部413は、特定部412aが特定したアンケートモニターの端末装置120に対して、配信時刻(配信時間帯の開始時刻)が到来したプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。配信部413は、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるネットワークI/F216によって実現することができる。
受信部414は、配信部413がプロモーテッドアンケートコンテンツを配信した結果、当該プロモーテッドアンケートコンテンツを受信した端末装置120から送信された回答情報を受信する。受信部414は、たとえば、サーバ110を実現するコンピュータ装置が備えるネットワークI/F216によって実現することができる。
解析部412bは、受信部414が受信した回答情報を解析する。解析部412bは、たとえば、受信部414が受信した回答情報に含まれる回答を抽出し、抽出した回答に基づいて、アンケートの回答結果に関する情報を生成する。アンケートの回答結果に関する情報は、たとえば、アンケートモニターの端末装置に配信したプロモーテッドアンケートコンテンツに関する情報、当該プロモーテッドアンケートコンテンツが配信された端末装置の利用者であるアンケートモニターの属性や当該属性の分類および内訳などに関する情報、当該プロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる各アンケートに対する回答に関する情報などを含む。
上記の記憶部411は、プロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報に関連付けて、アンケートの回答結果に関する情報を記憶する。記憶部411が記憶する、アンケートの回答結果に関する情報は、たとえば、アンケートシステムの管理者などによってサーバに対する所定の入力操作がおこなわれた場合に出力される。
アンケートの回答結果に関する情報の出力先は、たとえば、アンケートシステムの管理者が入力操作をおこなったコンピュータ装置とすることができる。また、アンケートの回答結果に関する情報の出力先は、たとえば、アンケートシステムの管理者が入力操作をおこなったコンピュータ装置に接続されたプリンタであってもよい。さらに、アンケートの回答結果に関する情報の出力先は、たとえば、該当するプロモーテッドアンケートコンテンツの作成元である依頼主が指定したコンピュータ装置であってもよい。
また、解析部412bは、抽出した回答に基づいて、当該回答を解析し、解析結果に基づいて属性データベースを更新する。解析部412bは、たとえば、受信部414が受信した回答情報に含まれる回答情報に基づいてアンケートモニターの属性を特定し、特定した属性に基づいて属性データベースを更新する。また、解析部412bは、たとえば、受信部414が受信した回答情報に自然文が含まれる場合に、当該自然文を自然言語技術により解析し、解析した結果に基づいて属性を特定し、特定した属性に基づいて属性データベースを更新してもよい。
制御部412は、回答情報の送信元となる端末装置の利用者であるアンケートモニターに、当該回答情報にかかるプロモーテッドアンケートコンテンツに設定された数のポイントを提供する処理をおこなう。制御部412は、たとえば、ポイント管理データベースにおいて、アンケートモニターの識別情報に関連付けて記憶されているポイント数に、該当する数のポイントを加算することによって、ポイントを提供する処理をおこなう。
この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム110における端末装置120の各機能は、取得部421、表示部422、入力部423、制御部424、記憶部425および送信部426によって実現することができる。取得部421は、プロモーテッドアンケートコンテンツを取得する。記憶部425は、取得部421が取得したプロモーテッドアンケートコンテンツあるいは当該プロモーテッドアンケートコンテンツのURLなどを記憶する。
取得部421は、サーバ110から自装置を宛先とするプロモーテッドアンケートコンテンツが配信された場合に、当該プロモーテッドアンケートコンテンツを受信することによって、該当するプロモーテッドアンケートコンテンツを取得することができる。取得部421は、たとえば、端末装置120を実現するスマートフォンが備えるネットワークI/F225によって実現することができる。
表示部422は、表示画面を備える。表示部422は、たとえば、端末装置120を実現するスマートフォンが備えるディスプレイ226によって実現することができる。入力部423は、アンケートモニターによる操作入力を受け付ける。入力部(入力手段)423は、たとえば、端末装置120を実現するスマートフォンが備えるタッチパネル227などによって実現することができる。
制御部(制御手段)424は、表示制御部(表示制御手段)424aと生成部424bとを備えている。制御部424は、入力部423において受け付けた入力操作に応じて、表示制御部424aにより表示部422における表示画面を制御して、取得部421が取得したプロモーテッドアンケートコンテンツにおける関連アンケートコンテンツを再生する。アンケートモニターは、アンケートシステム100の運用上、表示制御部424aにより関連アンケートコンテンツを再生することによって表示画面に表示された関連アンケートにしたがって、入力部423に対する入力操作をおこない、当該関連アンケートに対する回答を入力する。
制御部424は、関連アンケートコンテンツを再生した結果、入力部423により関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合、再生中のプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる、別の関連アンケートコンテンツの有無を判断する。別の関連アンケートコンテンツがある場合、制御部424は、当該別の関連アンケートコンテンツを再生する。
アンケートモニターは、アンケートシステム100の運用上、表示制御部424aにより関連アンケートコンテンツを再生することによって表示画面に関連アンケートが表示されるごとに、当該関連アンケートにしたがって入力部423に対する入力操作をおこない、当該関連アンケートに対する回答を入力する。制御部424は、再生中のプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれるすべての関連アンケートコンテンツの再生が完了するまで、プロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる関連アンケートコンテンツを順次再生する。
制御部424は、関連アンケートコンテンツを再生した結果、入力部423により関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、表示制御部424aにより表示部422における表示画面を制御して、宣伝コンテンツを再生する。制御部424は、宣伝コンテンツの再生に先立って、当該宣伝コンテンツの再生を指示するか否かの指示の入力を要求する表示画面(図5Bにおける符号524を参照)を表示する。アンケートモニターは、アンケートシステムの運用上、表示画面における表示内容にしたがって、宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作をおこなう。制御部424は、宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作を受け付けた場合に、宣伝コンテンツを再生する。
制御部424は、宣伝コンテンツを再生した後に、表示制御部424aにより表示部422における表示画面を制御して宣伝アンケートコンテンツを再生する。制御部424は、宣伝コンテンツに続けて、宣伝アンケートコンテンツを再生する。アンケートモニターは、アンケートシステムの運用上、表示制御部424aにより宣伝アンケートコンテンツを再生することによって表示画面に表示された宣伝アンケートにしたがって、入力部423に対する入力操作をおこない、当該宣伝アンケートに対する回答を入力する。
制御部424は、宣伝アンケートコンテンツを再生した結果、入力部423により宣伝アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、回答情報を生成する。回答情報は、先に受け付けた関連アンケートおよび宣伝アンケートに対する回答と、当該回答の入力を受け付けたコンピュータ装置において再生されたプロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報あるいはアンケートモニターの識別情報の少なくとも一方と、を含む。
制御部424は、回答情報を生成した場合に、送信部426を制御して、当該回答情報をプロモーテッドアンケートコンテンツの取得元であるサーバに送信する。送信部426は、たとえば、端末装置120を実現するスマートフォンが備えるネットワークI/F225によって実現することができる。
端末装置120から送信された回答情報を受信したサーバ110は、上記のように、受信した回答情報に基づいて属性を特定し、特定した属性に基づいて属性データベースを更新する。これにより、継続的に、属性データベースに記憶された属性に関する情報に基づいておこなわれるターゲティングの精度を高めることができる。
(アンケートシステム100における処理の流れ)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100における処理の流れについて説明する。この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、まず、アンケートシステム100に登録するアンケートモニターの端末装置から、当該アンケートモニターのもっとも基本的な属性に関する情報の入力を受け付ける。
アンケートモニターのもっとも基本的な属性に関する情報は、たとえば、基本属性の一部とすることができる。具体的には、アンケートモニターのもっとも基本的な属性に関する情報は、たとえば、アンケートモニターの性別や年代あるいは居住する地域などに関する情報によって実現することができる。
アンケートシステム100への登録時にアンケートモニターが入力する、当該アンケートモニターのもっとも基本的な属性に関する情報は、当該アンケートモニターの性別のみ、あるいは年代のみ、のように1つだけの情報であってもよい。これにより、初期設定にかかるアンケートモニターの負担軽減を図ることができる。
サーバ110は、アンケートモニターの端末装置120から、アンケートモニターのもっとも基本的な属性に関する情報の入力を受け付けた後、当該アンケートモニターの端末装置120に対して、順次、属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。サーバ110は、たとえば、アンケートモニターのもっとも基本的な属性に関する情報の入力を受け付けた時刻(登録時刻)に基づいて、当該アンケートモニターが回答する確率が高いと判断した時間帯(高回答予測時間帯)に、属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。
サーバ110は、たとえば、登録時刻が午前7時30分〜午前8時30分までの間である場合、通勤時間帯が高回答予測時間帯であると判断し、一般的な通勤時間帯に属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。あるいは、サーバ110は、たとえば、通勤時間帯が高回答予測時間帯であると判断した場合、当該通勤時間帯よりも若干(30分〜1時間程度)早い時間に属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを配信してもよい。
また、サーバ110は、たとえば、登録時刻が午後12時00分〜午後1時00分までの間である場合、昼休みの時間帯が高回答予測時間帯であると判断し、一般的な昼休みの時間帯に属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。あるいは、サーバ110は、たとえば、昼休みの時間帯が高回答予測時間帯であると判断した場合、一般的な昼休みの時間帯よりも若干(30分〜1時間程度)早い時間に属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツを配信してもよい。
これにより、アンケートモニターごとに、当該アンケートモニターの生活リズムに適した時間帯に、当該アンケートモニターの属性に合致したプロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。そして、これにより、配信したプロモーテッドアンケートコンテンツに対する高い回答率を確保することができる。
これによって、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムをダウンロードすることにより、アンケートモニターに負担をかけることなく、多くのポイントが提供されることを認識させ、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムのダウンロード数および稼働率を高くすることができる。
サーバ110は、依頼主から依頼のあったプロモーテッドアンケートコンテンツの配信量および配信の時間帯に応じて、上記の属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツの配信量および配信の時間帯を調整する。たとえば、依頼主から依頼のあったプロモーテッドアンケートコンテンツの配信予定数が多いアンケートモニターの端末装置120に対しては、当該配信予定数が少ないアンケートモニターの端末装置120よりも、属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツの配信頻度を低くする。
一方、依頼主から依頼のあったプロモーテッドアンケートコンテンツの配信予定数が少ないアンケートモニターの端末装置120に対しては、当該配信予定数が多いアンケートモニターの端末装置120よりも、属性回収用のプロモーテッドアンケートコンテンツの配信頻度を高くする。これにより、すべてのアンケートモニターに対して、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムをダウンロードすることにより、多くのポイントが提供されることを認識させ、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムのダウンロード数および稼働率(プロモーテッドアンケートコンテンツの再生率)を高くすることができる。
端末装置120は、自装置を宛先として配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを受信することによって取得する。上記のように、アンケートシステム100に登録した各端末装置120には、あらかじめこの発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムがダウンロードされている。
プロモーテッドアンケートプログラムは、サーバ110から配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを受信した場合、プロモーテッドアンケートコンテンツを受信したことを示す受信通知をおこなう。具体的には、プロモーテッドアンケートプログラムは、たとえば、端末装置120において、表示画面に表示されるプロモーテッドアンケートプログラムのアイコンの色を変えて表示することによって受信通知をおこなう。あるいは、具体的には、プロモーテッドアンケートプログラムは、たとえば、端末装置120において、プロモーテッドアンケートコンテンツを受信したことを示すメッセージを表示画面に表示することによって受信通知をおこなってもよい。
このような受信通知をおこなうことにより、アンケートモニターに対してプッシュ通知をおこなうことができ、アンケートモニターが端末装置に対して能動的にはたらきかけることなく、当該アンケートモニターに対してプロモーテッドアンケートコンテンツを受信したことを通知することができる。これによって、アンケートシステム100の管理者や依頼者が意図するタイミングにおいてプロモーテッドアンケートコンテンツを再生させやすくすることができる。
(表示画面例)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムがインストールされた端末装置120が表示する表示画面例について説明する。図5A、図5B、図5Cおよび図5Dは、端末装置120が表示する表示画面例を示す説明図である。
図5Aにおいて、表示画面511は、プロモーテッドアンケートプログラム(ソーシャルリワードアプリケーション)が起動され、特定のプロモーテッドアンケートコンテンツが指定された場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。前回プロモーテッドアンケートプログラム(ソーシャルリワードアプリケーション)を起動してから、次回に起動するまでの間に、複数のプロモーテッドアンケートコンテンツが取得されている場合、アンケートモニターは、複数のプロモーテッドアンケートコンテンツの中から、再生対象とする1のプロモーテッドアンケートコンテンツを指定する。
表示画面511は、アンケートモニター(対象アンケートモニター)に提供される特典に関するコンテンツを表示する。具体的には、表示画面511は、指定されたプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれるアンケートに回答するアンケートモニター(対象アンケートモニター)に提供される特典に関するコンテンツを表示する。表示画面511においては、30ポイントが提供されることが示されている。
提供される特典は、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに、当該プロモーテッドアンケートコンテンツに含まれるアンケートに回答することによって対象アンケートモニターに提供されるポイント数を表示する。表示画面511は、ディスプレイ226において、所定時間再生される。
表示画面512は、表示画面511の再生後に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面512は、この実施の形態のプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる2つの関連アンケートコンテンツのうち、第1の関連アンケートコンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。さらに、表示画面512は、第1の関連アンケートコンテンツのうちの質問コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。
表示画面512に示されるプロモーテッドアンケートコンテンツは、たとえば「この広告を配信する1万人をピックアップする」、「世界の玩具に関心を持つユーザー」などの配信条件に基づいて、事前にスクリーニングをおこない、スクリーニングの結果ターゲティングされたアンケートモニターに送信されている。アンケートシステム100においては、このように、まず始めに(該当するプロモーテッドアンケートコンテンツの配信に先立って)「スクリーニング」を実施し、依頼主による配信条件に即したアンケートモニターに該当するプロモーテッドアンケートコンテンツを配信している。
表示画面513は、第1の関連アンケートコンテンツのうちの回答入力コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。回答入力コンテンツは、質問コンテンツを再生した後に再生される。具体的には、表示画面513は、複数の回答候補を列挙して表示する。運用上、アンケートモニターは、表示された複数の回答候補の中から、自身の回答と同じ(あるいは、自身の回答に最も近い)回答候補を選択する。
このように、複数の回答候補を列挙して表示し、当該複数の回答候補の中から適切な回答候補を選択させることによって回答の入力を受け付けることにより、少ないタップ回数で回答を入力させることができる。これにより、アンケートの回答に際してのアンケートモニターの負担低減を図ることができる。
この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、上記のように、属性データベース320において、アンケートモニターの識別情報ごとに、複数の基本属性や複数の興味関心属性をそれぞれ記憶している。属性データベース320に記憶するすべての属性に関する情報を、アンケートシステム100の利用開始時などに、一気にすべて登録させることは、アンケートモニターにかかる負担などを考慮し、好ましくない。具体的には、たとえば、属性データベース320に記憶するすべての属性に関する情報を、アンケートシステム100の利用開始時などに、一気にすべて登録させることは、登録をおこなうアンケートモニターに求める時間や手間が多くなり、アンケートモニターにかかる負担が大きくなるため、好ましくない。すなわち、アンケートシステム100の利用にあたってアンケートモニターに入力(登録)を求める情報の数が多いと、アンケートモニターに、アンケートシステム100の利用自体を敬遠されてしまいかねない。
これに対し、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100においては、アンケートシステム100の利用開始時においてはシンプルな属性情報のみをアンケートし、その他の属性情報については、その後に配信されるプロモーテッドアンケートコンテンツに混ぜて配信した各アンケートに対する回答に基づいて取得することができる。この場合、当該各アンケートに対する回答に基づいて属性情報を分析し、分析した結果に基づいて属性データベース320を更新する。
このように、アンケートシステム100の利用開始時においてはシンプルな属性情報のみをアンケートし、その後に配信されるプロモーテッドアンケートコンテンツに混ぜて配信した各アンケートに対する回答に基づいて、適宜、属性データベース320を更新することにより、アンケートモニターに意識させることなく、各アンケートモニターの正確な属性情報を取得することができる。そして、これにより、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに適したアンケートモニターに対して、当該プロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。
また、表示画面513は、回答の入力を促す画面であることを示す、回答形態案内マーク513aが表示されている。表示画面513は、複数の回答候補の中から1の回答候補を選択することで回答すること(シングルアンサー)を示す記号(シングルアンサーマーク)である回答形態案内マーク513aを表示する。
表示画面514は、表示画面513から別の表示画面(図5Bにおける符号521を参照)へ切り替わる途中に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面514は、表示画面513に表示した複数の回答候補の中から1の回答候補の選択を受け付けた場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面514に示すように、表示画面513から表示画面521へは、表示画面513が表示画面521の上をスライドするように(ページをめくるように)して切り替わる。
図5Bにおいて、表示画面521、522は、表示画面513に表示された複数の回答候補の中から1の回答候補の選択を受け付けた場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面521、522は、この実施の形態のプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる2つの関連アンケートコンテンツのうち、第2の関連アンケートコンテンツのうちの質問コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。
第2の関連アンケートコンテンツによる関連アンケートは、たとえば、第1の関連アンケートコンテンツによる関連アンケートと同様に、宣伝対象の認知度を問うアンケートや、宣伝対象に対する関心の高低を問うアンケートや、宣伝対象に対するアンケートモニターの購買意欲を問うアンケートなどによって実現することができる。第2の関連アンケートコンテンツによる関連アンケートは、第1の関連アンケートコンテンツによる関連アンケートにおける質問内容とは異なる内容とする。
表示画面523は、第2の関連アンケートコンテンツのうちの回答入力コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。回答入力コンテンツは、第2の関連アンケートコンテンツのうちの質問コンテンツを再生した後に再生される。具体的には、表示画面523は、複数の回答候補を列挙して表示する。運用上、アンケートモニターは、表示された複数の回答候補の中から、自身の回答と同じ(あるいは、自身の回答に最も近い)回答候補を選択する。これにより、上記の表示画面513と同様に、アンケートの回答に際してのアンケートモニターの負担低減を図ることができる。
また、表示画面523は、回答の入力を促す画面であることを示す、回答形態案内マーク523aが表示されている。表示画面523は、複数の回答候補の中から1または複数の回答候補を選択することで回答すること(マルチアンサー)を示す記号(マルチアンサーマーク)である回答形態案内マーク523aを表示する。運用上、アンケートモニターは、表示された複数の回答候補の中から、自身の回答と同じ(あるいは、自身の回答に最も近い)回答候補を1または複数選択する。
表示画面524は、表示画面523から表示画面(図5Cにおける符号531を参照)へ切り替わる途中に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面524は、表示画面524に続けて再生される内容を見た後にアンケート(質問)に回答することにより、表示画面511において通知した数のポイントが、アンケートモニターに提供されることが確定することを案内するメッセージ524aを表示する。
また、表示画面524は、メッセージ524aの内容に同意するとともに、表示画面524に続くコンテンツの再生を指示する場合に操作する再生指示キー524bを表示する。運用上、アンケートモニターは、メッセージ524aの内容に同意するとともに、表示画面524に続くコンテンツの再生を指示する場合に、再生指示キー524bを操作する。
図5Cにおいて、表示画面531、532は、宣伝コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。宣伝コンテンツは、宣伝対象を宣伝するためのコンテンツであり、たとえば、動画データおよび音声データを組み合わせた形態であることが好ましい。宣伝コンテンツを、動画データや音声データ、あるいは動画データと音声データとを組み合わせた形態とする場合、表示画面531、532は、宣伝コンテンツの再生を指示したり、再生の停止を指示したりする操作キー531a、532aを表示する。
表示画面533は、表示画面531、532に続けて、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面533は、表示画面531、532において再生される宣伝コンテンツを視聴する別の媒体の指定を受け付ける。具体的には、表示画面533は、宣伝コンテンツを視聴する別の媒体となる候補を列挙して表示する。
運用上、アンケートモニターは、表示された複数の候補の中から、別の媒体となる候補を選択する。表示画面533において、宣伝コンテンツを視聴する別の媒体を指定することにより、アンケートモニターに対して、スマートフォン以外の別の媒体を介して、別の機会に視聴させることができる。これにより、宣伝対象に接触させる機会を増やし、宣伝対象を効果的に宣伝することができる。表示画面533において、宣伝コンテンツを別の媒体で視聴する予定のないアンケートモニターは、キャンセルキーを操作する。
表示画面534は、宣伝アンケートコンテンツのうちの質問コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面534は、表示画面533において別の媒体の指定を受け付けた場合、あるいは、キャンセルキーが操作された場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面534は、表示画面531、532において再生した宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを構成する質問コンテンツを表示する。
図5Dにおいて、表示画面541は、宣伝アンケートコンテンツのうちの回答入力コンテンツを再生する場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面541は、宣伝アンケートコンテンツのうちの質問コンテンツに対する、複数の回答候補を列挙して表示する。また、表示画面541は、回答候補の選択が完了したことを示す操作キー541aを表示する。さらに、表示画面541は、シングルアンサーマークである回答形態案内マーク513aを表示する。運用上、アンケートモニターは、表示された複数の回答候補の中から、自身の回答と同じ(あるいは、自身の回答に最も近い)回答候補を選択する。これにより、上記の表示画面513、523と同様に、アンケートの回答に際してのアンケートモニターの負担低減を図ることができる。
表示画面542は、表示画面541に表示した複数の回答候補の中から1の回答候補の選択を受け付けた場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面542は、アンケート(質問)に回答したために、表示画面511において通知した数のポイントが、アンケートモニターに提供されることが確定したことを案内するメッセージ542aを表示する。表示画面542は、メッセージ542aによる通知内容を了解した場合や、表示画面542を閉じる場合に操作する操作キー542bを表示する。
図6Aおよび図6Bは、端末装置120が表示する表示画面例を示す説明図である。図6Aにおいて、表示画面611は、表示画面542における操作キー542bが操作された場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面611は、図5A、図5B、図5Cおよび図5Dにおいて示したプロモーテッドアンケートコンテンツを視聴するアンケートモニターの候補を複数表示する。表示画面611が表示する候補は、図5A、図5B、図5Cおよび図5Dにおいて示したプロモーテッドアンケートコンテンツを既に視聴した一のアンケートモニターとは別のアンケートモニターであって、サーバ110によって任意に特定される。
表示画面611は、表示する候補(別のアンケートモニター)ごとに、当該別のアンケートモニターの回答率を表示する。別のアンケートモニターの回答率は、各別のアンケートモニターが、過去に同様にしてプロモーテッドアンケートコンテンツによるアンケートへの回答を求められた場合に、当該求めに応じて回答した回数に基づいて算出される値を示す。
また、表示画面612は、アンケートへの回答を求めた別のアンケートモニターが、当該求めに応じて回答した場合には、既にアンケートに回答したアンケートモニター(一のアンケートモニター)に対して特典(第1の特典)が提供される旨を通知するメッセージを表示する。特典(第1の特典)は、たとえば、ポイントが加算される特典(第2の特典)への挑戦権を取得するコイン(システム内で通用する擬似通貨など)によって実現することができる。
この実施の形態のアンケートシステムにおいては、運用上、アンケートへの回答を求めた別のアンケートモニターが当該求めに応じて回答した場合に提供されるコイン(擬似通貨)を所定数貯めることによって、ポイントが加算される特典(第2の特典)に自動的に参加することができる。
また、この実施の形態のアンケートシステムにおいては、運用上、アンケートへの回答を求めた別のアンケートモニターの端末装置120のディスプレイ226に、一のアンケートモニターからアンケートへの回答が求められていることを案内する表示画面(図示を省略する)が表示される。
図6Bにおいて、表示画面621は、表示画面611において別のアンケートモニターを指定することによって提供されたコイン(擬似通貨)が所定数貯まっているアンケートモニターの端末装置120に表示される。表示画面621は、コイン(擬似通貨)が所定数貯まっているアンケートモニターによって表示画面542における操作キー542bが操作された場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。
表示画面621は、ポイントが加算される特典(第2の特典)についてのガイダンス621a、当該特典(第2の特典)に挑戦する場合に操作するキー621b、当該特典(第2の特典)に挑戦せずにプロモーテッドアンケートプログラムを終了する場合に操作するキー621cなどを表示する。
この実施の形態において、特典(第2の特典)は、たとえば、一のアンケートモニターが保有するポイントのうち、所定数のポイント(たとえば、30ポイント)に乗算する倍率を抽選し、抽選した倍率に所定数のポイントを乗算した数のポイントを、当該所定数のポイントに代えて一のアンケートモニターに提供するものとする。
表示画面622は、表示画面621においてキー621bが操作された場合に、端末装置120のディスプレイ226に表示される。表示画面622は、所定数のポイントに乗算する倍率の候補(候補倍率)622aと、当該候補倍率のうち抽選される倍率を案内するガイド622bと、を表示する。表示画面622は、複数の候補倍率622aのうち、ガイド622bが示す候補倍率622aが抽選される倍率であることを示している。
表示画面623は、表示画面622が示す抽選の結果を示す。表示画面623は、表示画面622が示す抽選の結果、第2の特典に用いた所定数のポイントに代えて一のアンケートモニターに提供されるポイント数を示す。表示画面622において、たとえば、「100」という候補倍率622aが抽選された場合、表示画面623においては、所定数のポイント(たとえば、30ポイント)に代えて「3000」ポイントが提供されることを示す。
このように、一のアンケートモニターの端末装置120において再生したプロモーテッドアンケートコンテンツを、別のアンケートモニターの端末装置120において再生させることにより、プロモーテッドアンケートコンテンツが宣伝する宣伝対象の認知度を高める(拡散する)ことができる。
(ターゲティングの方法)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100におけるターゲティングの方法について説明する。この発明にかかる実施の形態のアンケートシステム100において、サーバ110は、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに設定された、当該プロモーテッドアンケートコンテンツにかかるアンケートの回答対象となるアンケートモニターに対して依頼主が求める属性(回答対象属性)に基づいて、各プロモーテッドアンケートコンテンツを配信するアンケートモニターを特定する。
サーバ110は、属性データベース320を参照して、回答対象属性に合致する属性のアンケートモニターをターゲットとなるアンケートモニターを抽出し、抽出したアンケートモニターの端末装置に対して該当するプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。
サーバ110は、特定のアンケートに対して特定の回答をしたアンケートモニターに対して、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信してもよい。この場合、サーバ110は、たとえば、本来のアンケートへの回答を求めるプロモーテッドアンケートコンテンツの配信に先立って、アンケートモニター特定用のアンケートへの回答を求めるプロモーテッドアンケートコンテンツ(サブプロモーテッドアンケートコンテンツ)を配信する。そして、この場合、サーバ110は、サブプロモーテッドアンケートコンテンツに対する回答において、あらかじめ指定された回答をしたアンケートモニターの端末装置に対して、本来のアンケートへの回答を求めるプロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。具体的には、「或るアンケートQ1に対して、当該アンケートQ1の回答の選択肢の中のXを選択したアンケートモニター」に対して、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信してもよい。
回答対象属性は、プロモーテッドアンケートコンテンツによる宣伝対象の宣伝を依頼した依頼主によって、あらかじめ指定され、アンケートシステムの管理者などによって所定のデータベース(回答対象属性データベース(図示を省略する))に記憶されている。アンケートシステムにおいては、プロモーテッドアンケートコンテンツにかかるアンケートの回答対象となるアンケートモニターに対して依頼主が求める条件を自然文によって受け付け、当該自然文による条件を上述した自然言語技術により解析し、解析結果に基づいて回答対象属性を抽出し、抽出した回答対象属性に基づいて、各プロモーテッドアンケートコンテンツを配信するアンケートモニターを特定してもよい。
(サーバの処理手順)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおけるサーバの処理手順について説明する。図7および図8は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおけるサーバの処理手順を示すフローチャートである。
図7のフローチャートにおいて、まず、配信日時データベースを参照して、プロモーテッドアンケートコンテンツごとに、配信日時が到来するまで待機する(ステップS701:No)。ステップS701において、配信日時が到来した場合(ステップS701:Yes)、属性データベースを参照し、配信日時が到来したプロモーテッドアンケートコンテンツに設定されている配信条件に基づいて、当該プロモーテッドアンケートコンテンツのアンケートモニターを特定する(ステップS702)。
そして、ステップS702において特定したアンケートモニターの端末装置に対して、ステップS701:Yesにおいて配信日時が到来したプロモーテッドアンケートコンテンツを送信して(ステップS703)、一連の処理を終了する。
図8のフローチャートにおいて、まず、図7のステップS703において配信したプロモーテッドアンケートコンテンツにかかる回答情報を受信するまで待機する(ステップS801:No)。ステップS801において、該当する回答情報を受信した場合(ステップS801:Yes)、受信した回答情報の解析をおこなう(ステップS802)。
つぎに、ステップS802において解析した解析結果に基づいて、回答結果に関する情報を生成し(ステップS803)、ステップS803において生成した回答結果に関する情報を記憶する(ステップS804)。ステップS804においては、たとえば、サーバを実現するコンピュータ装置が備えるHDなどに、ステップS803において生成した回答結果に関する情報を記憶する。
つぎに、ステップS802において解析した解析結果に基づいて、図7のステップS703において配信したプロモーテッドアンケートコンテンツにかかる回答の解析をおこなう(ステップS805)。ステップS805においては、たとえば、ステップS801:Yesにおいて受信した回答情報に含まれる回答情報に基づいてアンケートモニターの属性を特定し、特定した属性に基づいて属性データベースを更新する。その後、ステップS805において解析した回答に基づいて、属性データベースを更新して(ステップS806)、一連の処理を終了する。
(端末装置の処理手順)
つぎに、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおける端末装置の処理手順について説明する。図9は、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムにおける端末装置の処理手順を示すフローチャートである。
図9のフローチャートにおいて、まず、サーバから自装置を宛先として配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを受信するまで待機する(ステップS901:No)。ステップS901において、サーバから自装置を宛先として配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを受信した場合(ステップS901:Yes)、表示画面において受信通知を表示する(ステップS902)。
つぎに、ステップS901:Yesにおいて受信したプロモーテッドアンケートコンテンツのうち、いずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツを指定する入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS903)。ステップS903において、いずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツを指定する入力操作を受け付けていない場合(ステップS903:No)、ステップS901へ戻り、該当するプロモーテッドアンケートコンテンツを受信するまで待機する。
ステップS903において、いずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツを指定する入力操作を受け付けた場合(ステップS903:Yes)、指定されたプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる関連アンケートコンテンツを再生する(ステップS904)。ステップS904においては、たとえば、ステップS903:Yesにおいていずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツを指定する入力操作を受け付けた場合に、該当する関連アンケートコンテンツをサーバから取得し、取得した関連アンケートコンテンツを再生する。
そして、ステップS904において再生した関連アンケートコンテンツに含まれる関連アンケートに対する回答を入力する入力操作を受け付けるまで待機し(ステップS905:No)、当該入力操作を受け付けた場合(ステップS905:Yes)、ステップS903:Yesにおいて指定する入力操作を受け付けたいずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる、別の関連アンケートコンテンツがあるか否かを判断する(ステップS906)。ステップS906において、別の関連アンケートコンテンツがある場合(ステップS906:Yes)、ステップS904へ移行し、別の関連アンケートコンテンツを再生する。
ステップS906において、別の関連アンケートコンテンツがない場合(ステップS906:No)、ステップS903:Yesにおいて指定する入力操作を受け付けたいずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる、宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS907)。ステップS907において、宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作を受け付けた場合(ステップS907:Yes)、ステップS903:Yesにおいて指定する入力操作を受け付けたいずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる、宣伝コンテンツを再生する(ステップS908)。ステップS908においては、たとえば、ステップS907:Yesにおいて宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作を受け付けた場合に、該当する宣伝コンテンツをサーバから取得し、取得した宣伝コンテンツを再生する。
つぎに、宣伝アンケートコンテンツを再生する(ステップS909)。ステップS909においては、たとえば、ステップS907:Yesにおいて宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作を受け付けた場合に、該当する宣伝コンテンツとともに該当する宣伝アンケートコンテンツをサーバから取得し、取得した宣伝コンテンツの再生が終了した後に、取得した宣伝アンケートコンテンツを再生する。
そして、ステップS909において再生した宣伝アンケートコンテンツに含まれる宣伝アンケートに対する回答を入力する入力操作を受け付けるまで待機し(ステップS910:No)、当該入力操作を受け付けた場合(ステップS910:Yes)、ステップS905:Yes、ステップS910:Yesにおいて入力を受け付けた回答に基づいて回答情報を生成する(ステップS911)。
その後、ステップS911において生成した回答情報を、ステップS901:Yesにおいて受信し、ステップS903:Yesにおいて指定されたいずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツの送信元となるサーバに対して送信して(ステップS912)、一連の処理を終了する。
ステップS907において、宣伝コンテンツの再生を指示する入力操作を受け付けていない場合(ステップS907:No)、別再生を指示する入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS913)。ステップS913においては、たとえば、他の端末装置や他の媒体を用いて再生することを指示する入力操作を受け付けたか否かを判断する。
ステップS913において、別再生を指示する入力操作を受け付けた場合(ステップS913:Yes)、指示された他の端末装置や他の媒体に、宣伝コンテンツのURLに関する情報を送信するなどの転送処理をおこなって(ステップS914)、一連の処理を終了する。
ステップS913において、別再生を指示する入力操作を受け付けていない場合(ステップS913:No)、ステップS903:Yesにおいて指定する入力操作を受け付けたいずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツの再生を中断する中断指示の入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS915)。ステップS915において、中断指示の入力操作を受け付けていない場合(ステップS915:No)、ステップS907へ移行する。
一方、ステップS915において、中断指示の入力操作を受け付けた場合(ステップS915:Yes)、ステップS903:Yesにおいて指定する入力操作を受け付けたいずれか一つのプロモーテッドアンケートコンテンツの再生を中断する処理をおこなって、一連の処理を終了する。
インターネットなどのネットワークを利用した広告において、サイト流入施策(LPアクセス)の一般的なコンバージョンレートは、一般的には0.0X%(Xは任意の整数)と想定される。すなわち、インプレッションの99.9%はLPアクセスされず、直接的な広告効果の対象外となる。このため、従来の技術による広告では、インプレッションによるアトリビューション(成果に対する広告の寄与度)という概念は認められるものの、獲得施策との連関性が薄いという実情があった。
これに対し、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムによれば、宣伝対象の宣伝を依頼した依頼主に対して、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信したアンケートモニターのほぼ100%に対するLPアクセスを保証することができる。これにより、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムによれば、LPへのアクセス数ではかるべき、認知施策、欲求施策であるネット系広告運用の最重要KPIを実現することができる。
また、この発明にかかる実施の形態のアンケートシステムによれば、単にサイト誘導するのではなく、ターゲティング抽出したアンケートモニターにプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれるアンケートに回答させた上で「接触させたいコンテンツ」を指定してリーチさせることができる。これにより、依頼主がアンケートしたいアンケートモニターの回答を、効果的かつ確実に得ることができる。
以上説明したように、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムは、サーバ110において、アンケートモニターの属性に関する情報を記憶する属性データベースを参照して、所定の配信条件に基づいて、アンケートモニターを特定し、特定したアンケートモニターの端末装置120に対して、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信する。
そして、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムは、端末装置120において、サーバ110から配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを取得し、取得したプロモーテッドアンケートコンテンツにおける関連アンケートコンテンツを再生し、当該関連アンケートコンテンツを再生した結果、関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に宣伝コンテンツを再生し、宣伝コンテンツを再生した後に宣伝アンケートコンテンツを再生し、宣伝アンケートコンテンツを再生した結果、宣伝アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に回答情報を生成し、生成した回答情報をプロモーテッドアンケートコンテンツの取得元に送信するようにしたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、宣伝対象となるプロモーテッドアンケートコンテンツごとに、アンケートモニターが申請した当該アンケートモニターの属性に基づいて、依頼主などによって指定された所定の配信条件に合致するアンケートモニターを特定し、特定したアンケートモニターに該当するプロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。
これにより、宣伝対象ごとに、当該宣伝対象に対して関心を持っている、あるいは、興味を持つ可能性が高いアンケートモニターに、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができるので、高い回答率を確保し、依頼主がアンケートしたいアンケートモニターの回答を、効果的かつ確実に得ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、アンケートに回答させることにより、回答内容に基づいて、宣伝対象ごとに、当該宣伝対象に対する関心の高さをプロファイリングすることができる。これにより、宣伝対象ごとに、当該宣伝対象に対する関心が高いと分析されたアンケートモニターを抽出したり、当該宣伝対象を認知させたいアンケートモニターを抽出したりすることができる。そして、これにより、宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該宣伝対象を効果的に宣伝することができ、当該宣伝対象の認知度の向上や拡販を図ることができる。
また、この発明にかかる実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、端末装置120において、アンケートに回答させた後に宣伝コンテンツを再生することにより、宣伝対象に対する利用者の関心を興起させたり、宣伝対象に対する利用者の意向を確認したり、宣伝対象に対する利用者の好意を醸成させたりした後に、コンテンツの作成元が意図する宣伝をおこなうことができる。
また、この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、関連コンテンツの再生後にアンケートへの回答をおこなったアンケートモニターの端末装置120において宣伝コンテンツを再生することにより、宣伝対象に関心を持っているアンケートモニターや、宣伝対象に対する知識を持ったアンケートモニターの端末装置120において、宣伝対象を宣伝することができる。
プロモーテッドアンケートコンテンツを再生する端末装置120は、アンケートへの回答という形で宣伝対象に対する関心を示したアンケートモニターの端末装置であるため、端末装置の表示画面全面を用いてプロモーテッドアンケートコンテンツを再生することができる。これにより、宣伝対象に関する宣伝が、コンテンツの作成元が意図しない広告などと併存することを回避することができる。
また、この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、アンケートモニターに対して、当該アンケートモニター自身が関心のある情報を提供することができる。たとえば、アンケートモニターは、具体的な商品名を認知していない場合にも、自身にとって関心のある商品やサービスについての情報を容易かつ確実に得ることができる。
また、この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、アンケートに回答させることにより、回答内容に基づいて、宣伝対象ごとに、当該宣伝対象に対する関心の高さをプロファイリングすることができる。これにより、宣伝対象ごとに、当該宣伝対象に対する関心が高いと分析されたアンケートモニターを抽出したり、当該宣伝対象を認知させたいアンケートモニターを抽出したりすることができる。そして、これにより、宣伝対象の宣伝を依頼する依頼主が意図するアンケートモニターに対して、当該宣伝対象を効果的に宣伝することができ、当該宣伝対象の認知度の向上や拡販を図ることができる。
また、この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムは、サーバ110において、配信条件の基礎となる自然文の入力を受け付け、受け付けた自然文を自然言語技術により解析し、解析した結果に基づいて配信条件を設定するようにしたことを特徴としている。
この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、自然言語技術(NLP)により配信条件を設定することにより、依頼主が理想あるいは宣伝の対象として想定するアンケートモニターにより近いアンケートモニターに、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。これにより、依頼主が要求し、依頼主がアンケートしたいと希望するアンケートモニターの回答を、効果的かつ確実に得ることができる。
また、この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムは、サーバ110において、端末装置120から送信された回答情報を受信し、受信した回答情報に基づいて属性を特定し、特定した属性に基づいて属性データベース320を更新するようにしたことを特徴としている。
この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、回答情報を多く受信するほど、すなわちアンケートシステム100の運用時間が経つほど、属性の信頼度が向上し、依頼主が理想あるいは宣伝の対象として想定するアンケートモニターにより近いアンケートモニターに、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。これにより、依頼主が要求し、依頼主がアンケートしたいと希望するアンケートモニターの回答を、効果的かつ確実に得ることができる。
また、この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムは、サーバ110において、受信した回答情報に含まれる自然文を自然言語技術により解析し、解析した結果に基づいて前記属性を特定し、特定した属性に基づいて前記属性データベース320を更新するようにしたことを特徴としている。
この実施の形態のプロモーテッドアンケートプログラムによれば、自然言語技術(NLP)を利用して属性データベース320を更新することにより、回答情報を多く受信するほど、すなわちアンケートシステム100の運用時間が経つほど、依頼主が理想あるいは宣伝の対象として想定するアンケートモニターにより近いアンケートモニターに、プロモーテッドアンケートコンテンツを配信することができる。これにより、依頼主が要求し、依頼主がアンケートしたいと希望するアンケートモニターの回答を、効果的かつ確実に得ることができる。
以上のように、この発明にかかるプロモーテッドアンケートプログラムおよびアンケートシステムは、インターネットを介してアンケートモニターの意見を回収するアンケートシステムに用いるプロモーテッドアンケートプログラムおよび当該プロモーテッドアンケートプログラムを用いたアンケートシステムに有用であり、特に、アンケートの依頼主が希望する属性のアンケートモニターの意見を回収するアンケートシステムに用いるプロモーテッドアンケートプログラムおよび当該プロモーテッドアンケートプログラムを用いたアンケートシステムに適している。
100 アンケートシステム
110 サーバ
120 端末装置
411 記憶部
412 制御部
413 配信部
414 受信部
421 取得部
422 表示部
423 入力部
424 制御部
425 記憶部
426 送信部

Claims (5)

  1. 表示画面と当該表示画面の表示内容を制御する表示制御手段と所定の操作入力を受け付ける入力手段とを備えた端末装置と、前記端末装置と通信可能なサーバと、を備えたアンケートシステムに実行させるプロモーテッドアンケートプログラムであって、
    前記サーバのコンピュータに、
    宣伝対象に関連する関連アンケートを含む関連アンケートコンテンツと、前記宣伝対象に関する宣伝を含む宣伝コンテンツと、当該宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを含む宣伝アンケートコンテンツと、を含むプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる各アンケートへの回答者となるアンケートモニターの属性に関する情報を記憶する属性データベースを参照して、所定の配信条件に基づいて、前記アンケートモニターを特定し、
    特定したアンケートモニターの端末装置に対して、前記プロモーテッドアンケートコンテンツを配信する、処理を実行させ、
    前記端末装置のコンピュータに、
    前記サーバから配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを取得し、
    前記表示制御手段により表示画面を制御して、取得したプロモーテッドアンケートコンテンツにおける前記関連アンケートコンテンツを再生し、
    前記関連アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝コンテンツを再生し、
    前記宣伝コンテンツを再生した後に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝アンケートコンテンツを再生し、
    前記宣伝アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記宣伝アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記関連アンケートおよび前記宣伝アンケートに対する回答と、当該回答の入力を受け付けたコンピュータ装置において再生されたプロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報あるいはアンケートモニターの識別情報の少なくとも一方と、を含む回答情報を生成し、
    生成した回答情報を、前記プロモーテッドアンケートコンテンツの取得元に送信する、処理を実行させることを特徴とするプロモーテッドアンケートプログラム。
  2. 前記サーバのコンピュータに、
    前記配信条件の基礎となる自然文の入力を受け付け、
    受け付けた自然文を自然言語技術により解析し、
    解析した結果に基づいて前記配信条件を設定する、処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のプロモーテッドアンケートプログラム。
  3. 前記サーバのコンピュータに、
    前記端末装置のコンピュータから送信された回答情報を受信し、
    受信した回答情報に基づいて前記属性を特定し、
    特定した属性に基づいて前記属性データベースを更新する、処理を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載のプロモーテッドアンケートプログラム。
  4. 前記サーバのコンピュータに、
    受信した回答情報に含まれる自然文を自然言語技術により解析し、
    解析した結果に基づいて前記属性を特定し、
    特定した属性に基づいて前記属性データベースを更新する、処理を実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のプロモーテッドアンケートプログラム。
  5. 宣伝対象に関連する関連アンケートを含む関連アンケートコンテンツと、前記宣伝対象に関する宣伝を含む宣伝コンテンツと、当該宣伝コンテンツの内容に関連する宣伝アンケートを含む宣伝アンケートコンテンツと、を含むプロモーテッドアンケートコンテンツに含まれる各アンケートへの回答者となるアンケートモニターの属性に関する情報を記憶する属性データベースを参照して、所定の配信条件に基づいて、前記アンケートモニターを特定し、
    特定したアンケートモニターの端末装置に対して、前記プロモーテッドアンケートコンテンツを配信する制御部を備えたサーバと、
    表示画面と、
    前記表示画面の表示内容を制御する表示制御手段と、
    所定の操作入力を受け付ける入力手段と、
    前記サーバから配信されたプロモーテッドアンケートコンテンツを取得し、
    前記表示制御手段により表示画面を制御して、取得したプロモーテッドアンケートコンテンツにおける前記関連アンケートコンテンツを再生し、
    前記関連アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記関連アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝コンテンツを再生し、
    前記宣伝コンテンツを再生した後に、前記表示制御手段により表示画面を制御して前記宣伝アンケートコンテンツを再生し、
    前記宣伝アンケートコンテンツを再生した結果、前記入力手段により前記宣伝アンケートに対する回答の入力を受け付けた場合に、前記関連アンケートおよび前記宣伝アンケートに対する回答と、当該回答の入力を受け付けたコンピュータ装置において再生されたプロモーテッドアンケートコンテンツの識別情報あるいはアンケートモニターの識別情報の少なくとも一方と、を含む回答情報を生成し、
    生成した回答情報を前記サーバに送信する、制御手段と、を備えた端末装置と、
    を備えたことを特徴とするアンケートシステム。
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