JP2015049400A - 画像形成装置及び現像装置 - Google Patents

画像形成装置及び現像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015049400A
JP2015049400A JP2013181554A JP2013181554A JP2015049400A JP 2015049400 A JP2015049400 A JP 2015049400A JP 2013181554 A JP2013181554 A JP 2013181554A JP 2013181554 A JP2013181554 A JP 2013181554A JP 2015049400 A JP2015049400 A JP 2015049400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft member
developing roller
developing device
photosensitive drum
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013181554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6006699B2 (ja
Inventor
功二 出水
Koji Izumi
功二 出水
光弘 合田
Mitsuhiro Aida
光弘 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2013181554A priority Critical patent/JP6006699B2/ja
Publication of JP2015049400A publication Critical patent/JP2015049400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6006699B2 publication Critical patent/JP6006699B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】カバー部を開く際にシャフト部材を適切に移動させる。【解決手段】画像形成装置が有する現像装置は、現像ローラー及び磁気ローラーを回転自在に支持する軸受部材と、現像ローラーが感光体ドラムに近づく方向に軸受部材を付勢する第1付勢手段と、前後方向に移動することによって、軸受部材を揺動させるシャフト部材31と、シャフト部材31を前方に付勢する第2付勢手段とを備えている。カバー部は、開放位置から閉鎖位置へ揺動することによってシャフト部材31を後方へ押し込む一方、閉鎖位置から開放位置へ揺動することによってシャフト部材31を前方へ引き出す。シャフト部材31の前端部は、前方位置に引き出された際に係合部38との係合状態が解除されるように構成されている。【選択図】図15

Description

本発明は、画像形成装置及び現像装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、トナー像が形成される感光体ドラムと、感光体ドラムにトナーを供給するための現像装置とを備えている。現像装置は、感光体ドラムに近接して平行に配置される現像ローラーを備えている。
現像装置は、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に装着されている。しかし、上述のように現像ローラーは感光体ドラムに近接して配置されることから、装着動作及び取り外し動作の際に、現像ローラーが感光体ドラムと接触するおそれがある。
これに対し、特許文献1には、予め現像ローラーを感光体ドラムから退避させた状態で、現像装置を装置本体から取り外す構成が開示されている。
すなわち、特許文献1の現像装置は、ハウジングと、互いに平行に延びる現像ローラー及び磁気ローラーと、現像ローラー及び磁気ローラーの端部をそれぞれ回転自在に支持する軸受部材とを備えている。
軸受部材は、現像ローラーと共に磁気ローラーの軸心周りに揺動可能になっている。現像ローラーは、軸受部材が第1バネに付勢されることによって感光体ドラムに当接している。軸受部材の磁気ローラー近傍には、アーム部材が固定されている。
ハウジングには、磁気ローラーの軸方向に延びるシャフト部材が、当該磁気ローラーの軸方向に移動可能に設けられている。シャフト部材は、一端がハウジングから突出するように、第2バネにより付勢されている。シャフト部材は、アーム部材に接触しながら往復移動することによって、アーム部材及び軸受部材を磁気ローラーの軸心周りに揺動させるようになっている。
また、装置本体は、現像装置が装着されるホルダー部と、ホルダー部の前側に開閉可能に設けられたカバー部とを有している。
そして、現像装置がホルダー部に装着された状態で、カバー部を閉じると、突出していたシャフト部材の先端は、カバー部の裏面に当接し、第2バネの付勢力に抗してカバー部によって押し込められる。そのとき、シャフト部材の移動に伴ってアーム部材及び軸受部材が揺動し、現像ローラーは、第1バネの付勢力により感光体ドラムに押しつけられて当接する。
一方、カバー部を開くと、シャフト部材は第2バネの付勢力によって前方に突出するように移動する。このシャフト部材の移動により、アーム部材及び軸受部材が第1バネの付勢力に抗して揺動するため、現像ローラーは感光体ドラムから退避する。
特開2013−125149号公報
ここで、上記特許文献1の構成において、現像ローラーを感光体ドラムに確実に当接させるためには、第1バネの付勢力をより大きくすることが望ましい。
ところが、カバー部を開いたときにシャフト部材を第2バネの付勢力により前方に移動させるためには、第1バネの付勢力よりも第2バネの付勢力を大きく設定する必要がある。よって、第1バネの付勢力を大きくすると、第2バネの付勢力もさらに大きくしなければならない。
しかし、第2バネの付勢力が大きくなると、第2バネの付勢力に抗してカバー部を閉じるために大きな力が必要になるので、カバー部が閉じ難くなってしまう問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、現像ローラーを付勢する付勢力を大きくして現像ローラーを感光体ドラムに確実に当接させるようにしても、カバー部を閉じ易くすると共にカバー部を開く際にシャフト部材を適切に移動させることにある。
本発明に係る画像形成装置は、感光体ドラムと、上記感光体ドラムに当接可能に設けられると共に前後方向に延びる現像ローラーと、該現像ローラーと平行に延びる磁気ローラーとを有する現像装置と、上記現像装置が上記現像ローラーの後端側から挿入して装着される一方、上記現像装置が上記現像ローラーの前端側から引き出されて離脱するホルダー部と、上記ホルダー部の前側において前方から見たときに上記ホルダー部に装着された上記現像装置の少なくとも一部に重なる閉鎖位置と上記現像装置に重ならない開放位置との間で揺動可能に設けられたカバー部とを備えている。
上記現像装置は、上記現像ローラー及び上記磁気ローラーの端部をそれぞれ回転自在に支持すると共に上記磁気ローラーの軸心周りに揺動可能に設けられた軸受部材と、上記現像ローラーが上記感光体ドラムに近づく方向に上記軸受部材を付勢する第1付勢手段と、上記軸受部材に固定されたアーム部材と、前後方向に延びると共に前後方向に移動することによって、上記アーム部材及び上記軸受部材を上記磁気ローラーの軸心周りに揺動させるように構成されたシャフト部材と、上記第1付勢手段の付勢力に抗して上記シャフト部材を前方に付勢する第2付勢手段とを備えている。
そして、上記カバー部は、上記シャフト部材の前端部と係合する係合部を有し、上記開放位置から上記閉鎖位置へ揺動することによって上記シャフト部材を後方位置へ押し込んで上記現像ローラーを上記感光体ドラムに当接させる一方、上記閉鎖位置から上記開放位置へ揺動することによって上記係合部に係合している上記シャフト部材を前方位置へ引き出して上記現像ローラーを上記感光体ドラムから退避させるように構成され、上記シャフト部材の前端部は、上記カバー部によって上記シャフト部材が上記前方位置に引き出された際に、上記係合部との係合状態が解除されるように構成されている。
この構成によると、現像装置が画像形成装置に装着されるときには、現像装置は現像ローラーの後端側からホルダー部に挿入されることによって当該ホルダー部に装着される。このとき、第2付勢手段は第1付勢手段の付勢力に抗してシャフト部材を前方へ付勢している。続いて、カバー部を開放位置から閉鎖位置へ揺動させる。そのことにより、カバー部は、第2付勢手段の付勢力に抗してシャフト部材を後方位置へ押し込む。そうすると、シャフト部材の後方位置への移動に伴ってアーム部材及び軸受部材が磁気ローラーの軸心周りに揺動し、軸受部材を介して第1付勢手段の付勢力を受けている現像ローラーが感光体ドラムに近づいて当接する。
一方、現像装置を画像形成装置から離脱させるときには、カバー部を閉鎖位置から開放位置へ揺動させる。そのことにより、カバー部の係合部に係合しているシャフト部材は、第2付勢手段の付勢力を受けながら、カバー部の揺動動作に連動して前方位置に引き出される。そうすると、シャフト部材の前方位置への移動に伴ってアーム部材及び軸受部材が磁気ローラーの軸心周りに揺動し、現像ローラーは第1付勢手段の付勢力に抗して感光体ドラムから離脱して退避状態となる。
このように、シャフト部材をカバー部によって強制的に引き出す構成とすることにより、第1付勢手段の付勢力を大きくして現像ローラーを感光体ドラムに確実に当接させるようにしても、第2付勢手段の付勢力を第1付勢手段の付勢力よりも大きくする必要がないので、その第2付勢手段の付勢力に抗してカバー部を閉じ易くすることが可能になる。
さらに、シャフト部材の前端部は、カバー部によってシャフト部材が前方位置に引き出された際に、係合部との係合状態が解除される。そのため、カバー部は、シャフト部材を前方位置まで確実に移動させた後に、そのシャフト部材から離れて開放位置へ揺動することとなる。すなわち、本構成によると、カバー部を開く際にシャフト部材を適切に移動させることが可能になる。
上記カバー部は、上記ホルダー部に軸支される回転軸を有し、上記係合部は、上記回転軸の軸心に対して垂直に延びる二股状の爪を有し、上記シャフト部材の前端部には、上記爪に挟まれて係合する溝部が形成され、上記溝部の溝幅をWとし、上記回転軸の軸心方向から見たときの上記爪の厚みをLとし、上記溝部の長さ方向における上記シャフト部材の厚みをHとし、上記シャフト部材が上記前方位置に移動したときにおける上記爪の鉛直下方に対する傾斜角度をθとしたときに、上記溝部の溝幅Wは、次式(1)
W≧Htanθ+L/cosθ ・・・(1)
によって規定されていることが好ましい。
仮に、溝部の溝幅Wが、W<Htanθ+L/cosθ
によって規定されている場合、係合部の爪は、シャフト部材を前方位置に移動させる前に、溝部から外れてしまうため、シャフト部材を前方位置へ確実に移動させることができない。
一方、本構成では、溝部の溝幅Wが上記式(1)によって規定されているので、係合部の爪は、シャフト部材を前方位置に移動させた後で、溝部から外れるようになる。すなわち、シャフト部材を前方位置へ確実に移動させることができる。
また、本発明に係る現像装置は、画像形成装置に配設された感光体ドラムに当接可能に設けられると共に前後方向に延びる現像ローラーを備えた現像装置であって、上記画像形成装置は、上記現像装置が上記現像ローラーの後端側から挿入して装着される一方、上記現像装置が上記現像ローラーの前端側から引き出されて離脱するホルダー部と、上記ホルダー部の前側において前方から見たときに上記ホルダー部に装着された上記現像装置の少なくとも一部に重なる閉鎖位置と上記現像装置に重ならない開放位置との間で揺動可能に設けられたカバー部とを備えている。
現像装置は、上記現像ローラー及び上記磁気ローラーの端部をそれぞれ回転自在に支持すると共に上記磁気ローラーの軸心周りに揺動可能に設けられた軸受部材と、上記現像ローラーが上記感光体ドラムに近づく方向に上記軸受部材を付勢する第1付勢手段と、上記軸受部材に固定されたアーム部材と、前後方向に延びると共に前後方向に移動することによって、上記アーム部材及び上記軸受部材を上記磁気ローラーの軸心周りに揺動させるように構成されたシャフト部材と、上記第1付勢手段の付勢力に抗して上記シャフト部材を前方に付勢する第2付勢手段とを備えている。
そして、上記カバー部は、上記シャフト部材の前端部と係合する係合部を有し、上記開放位置から上記閉鎖位置へ揺動することによって上記シャフト部材を後方位置へ押し込んで上記現像ローラーを上記感光体ドラムに当接させる一方、上記閉鎖位置から上記開放位置へ揺動することによって上記係合部に係合している上記シャフト部材を前方位置へ引き出して上記現像ローラーを上記感光体ドラムから退避させるように構成され、上記シャフト部材の前端部は、上記カバー部によって上記シャフト部材が上記前方位置に引き出された際に、上記係合部との係合状態が解除されるように構成されている。
本発明によれば、現像ローラーを付勢する付勢力を大きくして現像ローラーを感光体ドラムに確実に当接させるようにしても、カバー部を閉じ易くすると共にカバー部を開く際にシャフト部材を適切に移動させることができる。
図1は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。 図2は、感光体ドラム及び現像装置の要部を一部破断して示す正面図である。 図3は、ホルダー部及びカバー部を示す正面図である。 図4は、ホルダー部及びカバー部を示す正面図である。 図5は、ホルダー部及びカバー部を示す正面図である。 図6は、現像装置の端部を拡大して示す側面図である。 図7は、現像装置の一部構成を模式的に示す側断面図である。 図8は、現像装置及びカバー部を示す側面図である。 図9は、現像装置及びカバー部を示す側面図である。 図10は、現像装置及びカバー部を示す側面図である。 図11は、係合部を拡大して示す斜視図である。 図12は、シャフト部材の前端部を拡大して示す斜視図である。 図13は、シャフト部材に係合している係合部を示す斜視図である。 図14は、係合部によって引き出されるシャフト部材を示す側面図である。 図15は、本実施形態における前方位置のシャフト部材及び爪を示す側面図である。 図16は、本実施形態における前方位置のシャフト部材及び爪を示す側面図である。 図17は、比較例における前方位置に到達する前のシャフト部材及び爪を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態における画像形成装置としての複合機1の外観を示している。図2は、感光体ドラム11及び現像装置13の要部を示している。図3〜図5は、ホルダー部14及びカバー部15の外観を示している。尚、図1では、プラテン部(原稿押さえ)の図示を省略している。
複合機1は、電子写真方式の画像形成装置であって、図1〜図5に示すように、装置本体を構成する筐体10を備えている。筐体10の内部には、感光体ドラム11を有するドラムユニット12と、感光体ドラム11に形成される静電潜像を現像する現像装置13と、感光体ドラム11及び現像装置13を着脱可能に保持するホルダー部14と、ホルダー部14の前側に設けられたカバー部15とが収容されている。
図1に示すように、筐体10の前側面にはフロントカバー17が設けられている。ホルダー部14及びカバー部15は、フロントカバー17により覆われることによって筐体10の内部に収容されている。
また、筐体10の上部には、原稿をスキャンするスキャナー部18が配置されている。スキャナー部18の下方には、画像形成された用紙が筐体10の内部から排出される排紙部19が形成されている。ホルダー部14の下方には、給紙部である給紙カセット20が設けられている。また、図示を省略するが、筐体10は、感光体ドラム11にレーザー光を照射して走査する光走査部と、用紙に形成されたトナー像を当該用紙に定着させる定着部とをさらに収容している。
ドラムユニット12は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナーに対応して4つ設けられている。ドラムユニット12は、感光体ドラム11と、感光体ドラム11の周囲に設けられた帯電器(図示量略)及びクリーニング部(図示量略)とを有している。
上記帯電器は感光体ドラム11の表面を帯電させる。帯電器により帯電された感光体ドラム11には、上記光走査部からレーザー光が照射されることによって静電潜像が形成される。上記クリーニング部は、感光体ドラム11の表面をクリーニングする。
図6は、現像装置13の端部を拡大して示している。図7は、現像装置13の一部構成を模式的に示している。ここで、図6及び図7における右側を前側とし、同図における左側を後側とする。また、図2〜図5において紙面手前側を前側とし、紙面奥側を後側とする。
現像装置13は、例えば、4つのドラムユニット12に対応して4つ設けられている。現像装置13は、ハイブリッド方式の現像装置であって、感光体ドラム11に沿って前後方向に延びる現像ローラー23と、現像ローラー23と平行に延びる磁気ローラー24とを有している。現像ローラー23は、感光体ドラム11に対して当接可能に設けられている。
現像装置13は、キャリア及びトナーを含む2成分現像剤を、磁気ローラー24の表面に担持させて磁気ブラシを形成し、磁気ブラシから現像ローラー23に供給されるトナーによって、現像ローラー23の表面にトナー層を形成する。そうして、現像装置13は、トナー層から感光体ドラム11にトナーを飛翔させることにより、感光体ドラム11の表面の静電潜像をトナー画像として現像する。
図2に示すように、現像装置13は、側面カバー25が取り付けられたハウジング26と、現像ローラー23及び磁気ローラー24の端部をそれぞれ回転自在に支持する軸受部材27とをさらに有している。軸受部材27は、現像ローラー23及び磁気ローラー24の両端側にそれぞれ設けられている。各軸受部材27は、磁気ローラー24の軸心Aの周りに揺動可能にハウジング26に設けられている。そのことにより、現像ローラー23は、磁気ローラー24の軸心Aの周りに揺動することによって、感光体ドラム11に対して接離可能となっている。
また、現像装置13は、現像ローラー23が感光体ドラム11に近づく方向に軸受部材27を付勢する第1付勢手段としての第1バネ28と、軸受部材27に固定されたアーム部材29とを備えている。
第1バネ28は圧縮バネであって、その一端が側面カバー25に係止される一方、その他端が軸受部材27における現像ローラー23の近傍に係合している。アーム部材29は、軸受部材27における磁気ローラー24の近傍に設けられており、軸受部材27と一体に形成されている。アーム部材29の先端には、ベアリング30が設けられている。
図6及び図7に示すように、現像装置13は、前後方向に延びると共に前後方向に移動可能に設けられたシャフト部材31と、シャフト部材31を前方に付勢する第2付勢手段としての第2バネ32とを備えている。
シャフト部材31は、ハウジング26に支持されると共に側面カバー25によって覆われている。尚、図6では、側面カバー25を取り外してシャフト部材31を露出させた状態を示している。また、図6では、カバー部15の図示を省略している。
シャフト部材31は、シャフト部材31が前後方向に移動することにより、ベアリング30に当接してアーム部材29をガイドするカム部34を有している。カム部34は、シャフト部材31が前方へ移動するときに、図2及び図6で下側にベアリング30を押し下げて、現像ローラー23が感光体ドラム11から離脱するようにアーム部材29及び軸受部材27を磁気ローラー24の軸心A周りに揺動させる。
一方、カム部34は、シャフト部材31が後方へ移動することにより、図2及び図6で上側にベアリング30をガイドして現像ローラー23が感光体ドラム11に当接するようにアーム部材29及び軸受部材27を磁気ローラー24の軸心A周りに揺動させる。
第2バネ32は、引っ張りバネであって、その一端がハウジング26に係合する一方、その他端がシャフト部材31に係合することによって、シャフト部材31を前方に付勢している。
一方、第1バネ28の付勢力は、ベアリング30を図2及び図6で上側に移動させる方向に軸受部材27に作用している。よって、第1バネ28は、ベアリング30に当接しているカム部34においてシャフト部材31を後方へ付勢している。すなわち、第2バネ32は、第1バネ28の付勢力に抗してシャフト部材31を前方に付勢している。
図3〜図5に示すように、ホルダー部14は、現像装置13及びドラムユニット12が装着される装着穴35を有している。装着穴35は、前後方向に延びると共に前端側で開口している。ホルダー部14の装着穴35には、現像装置13が現像ローラー23の後端側から挿入して装着される。さらに、ホルダー部14の装着穴35には、ドラムユニット12が感光体ドラム11の後端側から挿入して装着される。そうして、現像装置13及びドラムユニット12は、交互に並んでホルダー部14に装着されている。
一方、現像装置13は、現像ローラー23の前端側から引き出されることによってホルダー部14から離脱する。また、ドラムユニット12感光体ドラム11の前端側から引き出されることによってホルダー部14から離脱する。
図8〜図10は、現像装置13及びカバー部15を示している。尚、図8〜図10ではホルダー部14の図示を省略している。
図3〜図5及び図8〜図10に示すように、カバー部15はホルダー部14に揺動可能に支持されている。カバー部15は、ホルダー部14の前側において前方から見たときにホルダー部14に装着された現像装置13の少なくとも一部に重なる閉鎖位置(図3及び図8参照)と、現像装置13に重ならない開放位置(図5及び図10参照)との間で揺動可能に設けられている。
カバー部15は、開放位置から閉鎖位置へ揺動することによって、ドラムユニット12を所定の位置に位置決めすると共に現像装置13のシャフト部材31を後方位置へ押し込むように構成されている。そのことに加え、カバー部15は、閉鎖位置から開放位置へ揺動することによって現像装置13のシャフト部材31を前方位置へ引き出すように構成されている。
すなわち、シャフト部材31は、後方位置と前方位置との間で移動可能になっている。そして、シャフト部材31が後方位置に押し込まれたときに、現像ローラー23は、感光体ドラム11に当接するようになっている。一方、シャフト部材31が前方位置に移動したときに、現像ローラー23は、感光体ドラム11から退避するようになっている。
カバー部15は、カバー本体36と、そのカバー本体36に装着された支持プレート37と、支持プレート37に取付固定された係合部38とを有している。カバー本体36は、ホルダー部14に軸支される回転軸36aを有している。係合部38は、シャフト部材31の前端部と係合するように構成されている。
ここで、図11は、係合部38を拡大して示している。図12は、シャフト部材31の前端部を拡大して示している。図13は、シャフト部材31に係合している係合部38を示している。図14は、係合部38によって引き出されるシャフト部材31を示している。尚、図14では、カバー本体36の図示を省略している。
図11〜図13に示すように、係合部38は、シャフト部材31の前端部を挟み込むようにして係合するフック部材によって構成されている。すなわち、係合部38は、支持プレート37に取り付けられる取付部39と、取付部39と一体に形成された二股状の爪40を有している。爪40は、カバー本体36の回転軸36aの軸心Bに対して垂直に延びている。一方、シャフト部材31の前端部には、爪40に挟まれて係合する溝部41が形成されている。
シャフト部材31は、溝部41よりも前側の先端部42と、溝部41よりも後側の基端側部分43とを有している。先端部42の爪40によって挟み込まれる方向の幅(以下、単に幅と称する)は、基端側部分43の幅よりも狭くなっている。さらに、先端部42は前方に向かうに連れて徐々に幅が狭くなっている。そのことにより、係合部38の爪40がシャフト部材31の溝部41に係合しやすくなっている。
そうして、カバー部15は、図8〜図10及び図14に示すように、回転軸36aの軸心B周りに閉鎖位置(図8参照)から開放位置(図10参照)へ揺動することにより、係合部38に係合しているシャフト部材31を前方位置へ引き出すように構成されている。
さらに、シャフト部材31の前端部は、カバー部15によってシャフト部材31が前方位置に引き出された際に、係合部38との係合状態が解除されるように構成されている。
ここで、図15及び図16は、前方位置におけるシャフト部材31及び爪40を示している。図15及び図16に示すように、溝部41の溝幅をWとし、カバー部15の回転軸36aにおける軸心Bの方向から見たときの爪40の厚みをLとし、溝部41の長さ方向におけるシャフト部材31の厚みをHとし、シャフト部材31が前方位置に移動したときにおける爪40の鉛直下方に対する傾斜角度をθとする。このとき、溝部41の溝幅Wは、次式(1)
W≧Htanθ+L/cosθ ・・・(1)
によって規定されている。
尚、図15は、W=Htanθ+L/cosθ
である場合を示しており、図16は、W>Htanθ+L/cosθ
である場合を示している。
以上の構成により、現像装置13が複合機1に装着されるときには、例えば図5に示すように、現像装置13は現像ローラー23の後端側からホルダー部14に挿入されることによって当該ホルダー部14に装着される。このとき、第2バネ32は、第1バネ28の付勢力に抗してシャフト部材31を前方へ付勢している。そして、例えば図10及び図14に示すように、シャフト部材31は、前方位置に移動している。
続いて、図3〜図5及び図8〜図10に示すように、カバー部15を開放位置から下方の閉鎖位置へ揺動させる。その揺動動作により、カバー部15は、当該カバー部15の支持プレート37に先端が当接したシャフト部材31を、第2バネ32の付勢力に抗して後方へ押し込む。そのことにより、シャフト部材31は、前方位置から後方位置へ移動する。このとき、カバー部15における係合部38の爪40は、シャフト部材31の先端側における溝部41に係合している。
そうすると、シャフト部材31の後方への移動に伴ってアーム部材29がカム部34によりガイドされ、アーム部材29及び軸受部材27は、磁気ローラー24の軸心A周りに揺動する。その結果、軸受部材27を介して第1バネ28の付勢力を受けている現像ローラー23は、感光体ドラム11に近づくように揺動する。そして、シャフト部材31が後方位置(例えば図6参照)に移動したときに、現像ローラー23は感光体ドラム11に当接する。
一方、現像装置13を複合機1から離脱させるときには、カバー部15を閉鎖位置から開放位置へ揺動させる。シャフト部材31は、カバー部15が閉鎖位置から揺動し始めるときに、カバー部15の係合部38に係合しているので、第2バネ32の付勢力を受けながらカバー部15によって前方に引き出される。
そうすると、シャフト部材31の前方への移動に伴ってアーム部材29がカム部34によりガイドされ、アーム部材29及び軸受部材27が磁気ローラー24の軸心A周りに揺動する。その結果、現像ローラー23は、第1バネ28の付勢力に抗して感光体ドラム11から離脱して退避状態となる。
シャフト部材31は、前方位置において前方への移動が停止する。図9、図10及び図14に示すように、シャフト部材31が前方位置に引き出された後、カバー部15が開放位置へ向かってさらに揺動することにより、係合部38の爪40は、シャフト部材31の溝部41から外れる。
したがって、本実施形態によれば、現像ローラー23が感光体ドラム11から退避させた状態で、現像装置13を複合機1から離脱させることができる。
しかも、シャフト部材31をカバー部15によって強制的に引き出す構成としたので、第1バネ28の付勢力を大きくして現像ローラー23を感光体ドラム11に確実に当接させるようにしても、第2バネ32の付勢力を第1バネ28の付勢力よりも大きくする必要がない。よって、第2バネ32の付勢力を比較的小さくすることができるので、その第2バネ32の付勢力に抗してカバー部15を閉じ易くすることができる。つまり、本実施形態によれば、現像ローラー23を感光体ドラム11に確実に当接させるようにしても、カバー部15を閉じ易くすることができる。
さらに、シャフト部材31の前端部を挟み込むようにして係合するフック部材によって係合部38を構成したので、比較的簡単な構成によって係合部38を適切にシャフト部材31に係合させることができる。
そのことに加え、本実施形態では、シャフト部材31の前端部を、カバー部15によってシャフト部材31が前方位置に引き出された際に、係合部38との係合状態が解除されるように構成した。すなわち、溝部41の溝幅Wが、上記式(1)を満たすように規定されている。
ここで、図17は、上記式(1)の条件を満たさない比較例(つまり、W<Htanθ+L/cosθ
である場合)であって、前方位置に到達する前のシャフト部材31及び爪40を示している。
図17に示すように、仮に、溝部41の溝幅Wが、上記式(1)の条件を満たさず、W<Htanθ+L/cosθ
によって規定されている場合、係合部38の爪40は、シャフト部材31を前方位置に移動させる前に、溝部41から外れてしまう。そのため、シャフト部材31を前方位置へ確実に移動させることができない。
これに対し、本実施形態では、溝部41の溝幅Wが上記式(1)によって規定されているので、図15及び図16に示すように、係合部38の爪40は、シャフト部材31を前方位置に移動させた後で、溝部41から外れるようになる。
したがって、本実施形態によると、シャフト部材31を前方位置まで確実に移動させた後に、カバー部15をそのシャフト部材31から離脱して開放位置へ揺動させることができる。すなわち、本実施形態によると、カバー部15を開く際にシャフト部材31を適切に移動させることができる。
尚、上記実施形態では、複合機を画像形成装置の一例として説明したが、これに限らず、例えばプリンター、スキャナー装置、又は複写機等の他の画像形成装置としてもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置及び現像装置について有用である。
1 複合機(画像形成装置)
11 感光体ドラム
13 現像装置
14 ホルダー部
15 カバー部
23 現像ローラー
24 磁気ローラー
27 軸受部材
28 第1バネ(第1付勢手段)
29 アーム部材
31 シャフト部材
32 第2バネ(第2付勢手段)
36a 回転軸
38 係合部
40 爪
41 溝部

Claims (3)

  1. 感光体ドラムと、
    上記感光体ドラムに当接可能に設けられると共に前後方向に延びる現像ローラーと、該現像ローラーと平行に延びる磁気ローラーとを有する現像装置と、
    上記現像装置が上記現像ローラーの後端側から挿入して装着される一方、上記現像装置が上記現像ローラーの前端側から引き出されて離脱するホルダー部と、
    上記ホルダー部の前側において前方から見たときに上記ホルダー部に装着された上記現像装置の少なくとも一部に重なる閉鎖位置と上記現像装置に重ならない開放位置との間で揺動可能に設けられたカバー部とを備えた画像形成装置であって、
    上記現像装置は、上記現像ローラー及び上記磁気ローラーの端部をそれぞれ回転自在に支持すると共に上記磁気ローラーの軸心周りに揺動可能に設けられた軸受部材と、上記現像ローラーが上記感光体ドラムに近づく方向に上記軸受部材を付勢する第1付勢手段と、前後方向に延びると共に前後方向に移動することによって、上記軸受部材を上記磁気ローラーの軸心周りに揺動させるように構成されたシャフト部材と、上記第1付勢手段の付勢力に抗して上記シャフト部材を前方に付勢する第2付勢手段とを備え、
    上記カバー部は、上記シャフト部材の前端部と係合する係合部を有し、上記開放位置から上記閉鎖位置へ揺動することによって上記シャフト部材を後方位置へ押し込んで上記現像ローラーを上記感光体ドラムに当接させる一方、上記閉鎖位置から上記開放位置へ揺動することによって上記係合部に係合している上記シャフト部材を前方位置へ引き出して上記現像ローラーを上記感光体ドラムから退避させるように構成され、
    上記シャフト部材の前端部は、上記カバー部によって上記シャフト部材が上記前方位置に引き出された際に、上記係合部との係合状態が解除されるように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記カバー部は、上記ホルダー部に軸支される回転軸を有し、
    上記係合部は、上記回転軸の軸心に対して垂直に延びる二股状の爪を有し、
    上記シャフト部材の前端部には、上記爪に挟まれて係合する溝部が形成され、
    上記溝部の溝幅をWとし、上記回転軸の軸心方向から見たときの上記爪の厚みをLとし、上記溝部の長さ方向における上記シャフト部材の厚みをHとし、上記シャフト部材が上記前方位置に移動したときにおける上記爪の鉛直下方に対する傾斜角度をθとしたときに、上記溝部の溝幅Wは、次式(1)
    W≧Htanθ+L/cosθ ・・・(1)
    によって規定されている、画像形成装置。
  3. 画像形成装置に配設された感光体ドラムに当接可能に設けられると共に前後方向に延びる現像ローラーを備えた現像装置であって、
    上記画像形成装置は、上記現像装置が上記現像ローラーの後端側から挿入して装着される一方、上記現像装置が上記現像ローラーの前端側から引き出されて離脱するホルダー部と、上記ホルダー部の前側において前方から見たときに上記ホルダー部に装着された上記現像装置の少なくとも一部に重なる閉鎖位置と上記現像装置に重ならない開放位置との間で揺動可能に設けられたカバー部とを備え、
    上記現像ローラー及び上記磁気ローラーの端部をそれぞれ回転自在に支持すると共に上記磁気ローラーの軸心周りに揺動可能に設けられた軸受部材と、
    上記現像ローラーが上記感光体ドラムに近づく方向に上記軸受部材を付勢する第1付勢手段と、
    前後方向に延びると共に前後方向に移動することによって、上記軸受部材を上記磁気ローラーの軸心周りに揺動させるように構成されたシャフト部材と、
    上記第1付勢手段の付勢力に抗して上記シャフト部材を前方に付勢する第2付勢手段とを備え、
    上記カバー部は、上記シャフト部材の前端部と係合する係合部を有し、上記開放位置から上記閉鎖位置へ揺動することによって上記シャフト部材を後方位置へ押し込んで上記現像ローラーを上記感光体ドラムに当接させる一方、上記閉鎖位置から上記開放位置へ揺動することによって上記係合部に係合している上記シャフト部材を前方位置へ引き出して上記現像ローラーを上記感光体ドラムから退避させるように構成され、
    上記シャフト部材の前端部は、上記カバー部によって上記シャフト部材が上記前方位置に引き出された際に、上記係合部との係合状態が解除されるように構成されている、現像装置。
JP2013181554A 2013-09-02 2013-09-02 画像形成装置 Expired - Fee Related JP6006699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181554A JP6006699B2 (ja) 2013-09-02 2013-09-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013181554A JP6006699B2 (ja) 2013-09-02 2013-09-02 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015049400A true JP2015049400A (ja) 2015-03-16
JP6006699B2 JP6006699B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=52699458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013181554A Expired - Fee Related JP6006699B2 (ja) 2013-09-02 2013-09-02 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6006699B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094870A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125149A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125149A (ja) * 2011-12-14 2013-06-24 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置及びそれを備えた画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094870A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6006699B2 (ja) 2016-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10627776B2 (en) Image forming apparatus
US9429907B2 (en) Image forming apparatus having spacing configuration for process cartridge
JP2007322554A (ja) 感光体ユニットおよび画像形成装置
JP5894128B2 (ja) 画像形成装置
JP2011022616A (ja) プロセスカートリッジ、本体カートリッジ、像担持体カートリッジ、現像カートリッジ、トナーカートリッジ、及び画像形成装置
JP2006276176A (ja) 接触回避機構およびそれを用いた画像形成装置
JP6119698B2 (ja) 画像形成装置
JP2012022132A (ja) 画像形成装置
JP6006699B2 (ja) 画像形成装置
JP2006018126A (ja) 画像形成装置
JP2017167523A (ja) 画像形成装置
JP2020160247A (ja) 画像形成装置
JP5810754B2 (ja) 画像形成装置
JP6069136B2 (ja) 画像形成装置、現像装置
JP6002113B2 (ja) 画像形成装置
JP6248728B2 (ja) プロセスカートリッジ、現像カートリッジおよび画像形成装置
JP6468014B2 (ja) 画像形成装置
JP2013140255A (ja) 処理装置
JP6390316B2 (ja) 画像形成装置
JP2005043822A (ja) 画像形成装置
JP5024281B2 (ja) 画像形成装置
JP2005345940A (ja) 画像形成装置
JP2017016091A (ja) 画像形成装置
JP2014191290A (ja) 画像形成部保持体及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6006699

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees