JP2015047893A - 地上蓄電池制御装置およびその制御方法、鉄道用地上蓄電池制御システム - Google Patents

地上蓄電池制御装置およびその制御方法、鉄道用地上蓄電池制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】き電線での電力伝達損失を抑えるようにした地上蓄電池制御装置等を提供する。
【解決手段】電力変換器101と、電力変換器101を介してき電線102と接続された蓄電池103と、蓄電池103の残量を推定する電池残量推定手段104と、電池残量推定手段104によって推定された蓄電池103の残量から電力変換器101のき電線102側の電流と電圧の関係を示す電力変換器動作特性を決定する電力変換器動作特性決定手段105と、電力変換器101のき電線102側の電流と電圧が、決定された電力変換器動作特性に従うように電力変換器101を制御する電力変換器制御手段106と、を備え、電力変換器101動作特性は、電力変換器101のき電線102側の電圧が、き電線102から電力変換器101への電流が大きくなるに従い電圧が高く、電力変換器101からき電線102への電流が大きくなるに従い電圧が低く、なるように設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道路線に設置された地上蓄電池の制御を行う地上蓄電池制御装置等に関する。
鉄道路線に設置された地上蓄電池の制御方法並びに制御装置に関する従来の技術として、例えば、ダイヤや運行シミュレータを用いて電車の回生電力発生時刻を予測し、予測に基づいて電池の充放電を制御するものがあった(下記特許文献1参照)。
特開2005−162076号公報
このような蓄電池制御装置においては、路線上に複数の蓄電池が設置されることを考慮しておらず、消費/回生電力の発生予測と蓄電池設置場所における架線電圧のみに依存して制御しているため、電力を効率よく活用できないという問題があった。
例えば運行シミュレータにおいて回生電力の発生が予測されたとき、回生電力発生地点に近い蓄電池が放電を開始する。このとき当該蓄電池の近隣に電力を消費する電車が不在であるならば、架線電圧の許す限りにおいて遠方の電車へと電力を伝達することになり、大きな伝達損失を伴う。
他の例では、回生電力の発生が予測されたときに架線電圧が過大であると電池の放電が停止されるため、回生電力発生時までに十分な充電可能容量を確保できず、結果として回生電力を吸収できない事態が発生しうる。あるいは電車が予測よりも早期に減速を開始した場合、電池に十分な充電可能容量を確保できず、結果として回生電力を吸収できない事態が発生しうる。
この発明は、広義には、き電線での電力伝達損失を抑えるようにした地上蓄電池制御装置等を提供することを目的とする。
この発明は、電力変換器と、前記電力変換器を介してき電線と接続された蓄電池と、前記蓄電池の残量を推定する電池残量推定手段と、前記電池残量推定手段によって推定された前記蓄電池の残量から前記電力変換器のき電線側の電流と電圧の関係を示す電力変換器動作特性を決定する電力変換器動作特性決定手段と、前記電力変換器のき電線側の電流と電圧が、決定された前記電力変換器動作特性に従うように前記電力変換器を制御する電力変換器制御手段と、を備え、前記電力変換器動作特性は、前記電力変換器のき電線側の電圧が、き電線から電力変換器への電流が大きくなるに従い電圧が高く、電力変換器からき電線への電流が大きくなるに従い電圧が低く、なるように設定されている、ことを特徴とする地上蓄電池制御装置にある。
この発明では、き電線での電力伝達損失を抑えることができる。
この発明の実施の形態1による地上蓄電池制御装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1における電力変換器動作特性の一例を示す図である。 この発明によらない一般的なき電線状態を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるき電線状態を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における電力変換器動作特性の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3による鉄道用地上蓄電池制御システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4による鉄道用地上蓄電池制御システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4における電力変換器の制御範囲の一例を示す図である。
この発明に係る地上蓄電池制御装置等では、電力変換器のき電線側の電圧が、蓄電池の充電(蓄電)電流が大きくなるに従い電圧が高く、放電電流が大きくなるに従い電圧が低くなる電力変換器動作特性に従って電力変換器が制御される。さらに電力変換器動作特性は、蓄電池の蓄電残量に従って変更される。これにより、地上蓄電池制御装置の電車との距離が遠い(電力変換器のき電線側の電圧が高い)場合には少ない電力がき電線に伝達され、電車との距離が近い(電力変換器のき電線側の電圧が低い)場合には大きな電力がき電線に伝達され、路線におけるき電線での電力伝達損失を抑えることができる。
以下、この発明による地上蓄電池制御装置等を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による地上蓄電池制御装置の構成を示す図である。地上蓄電池制御装置107は電力変換器101と、電力変換器101を介してき電線102と接続された蓄電池103と、蓄電池103の残量を推定する電池残量推定手段104と、電池残量推定手段104によって推定された電池残量から、電力変換器101の動作特性を決定する電力変換器動作特性決定手段105と、電力変換器101のき電線102側の電流と電圧が、電力変換器動作特性決定手段105によって決定された電力変換器101の動作特性(後述の電力変換器動作特性)上の点となるように電力変換器101を制御する電力変換器制御手段106から構成される。き電線102には電車602が電気的に接続されている。
電池残量推定手段104は、例えば蓄電池103の電圧から電池残量を推定する。電力変換器制御手段106は、電力変換器101のき電線102側の電流と電圧を検出するための検出器(図示省略)を含む。
図2にこの実施の形態における電力変換器動作特性の一例を示す。横軸が電力変換器101とき電線102の間の電流、縦軸が電力変換器101のき電線側電圧を示し、横軸の電力変換器101とき電線102の間の電流が0の点から右側が電力変換器101からき電線102への電流(放電側)、左側がき電線102から電力変換器101への電流を示す(充電(蓄電)側)。そして実線が電力変換器動作特性を示し、電流0点の右側の破線が変電所動作特性、左側が回生インバータ動作特性を示す。
電力変換器動作特性は、蓄電池放電側(電流0(ゼロ)点の右側)、すなわち電力変換器101からき電線102へ電流が流れる状況において、電流が大きくなるに従い電力変換器101のき電線側電圧が低下するように設定されている。また蓄電池充電側(電流0点の左側)、すなわち、き電線102から電力変換器101へ電流が流れる状況において、電流が大きくなるに従い電力変換器101のき電線側電圧が上昇するように設定されている。
図3に、地上蓄電池制御装置に相当するこの発明によらない一般的な地上蓄電池17a,17bが2つ設置され、左側の地上蓄電池17aに近い位置に電車602が電力を消費しながら走行している状況における、き電線状態を説明するための図を示す。図3の(a)は位置ごとの単位距離あたりの伝達損失、(b)は右向きを正とするき電線電流、(c)はき電線の電圧、(d)は電車602と地上蓄電池17a,17bの配置を示す。
このとき、(b)に示すように、地上蓄電池17a,17bからは所定の電流がき電線102に供給される。簡単のため、双方の地上蓄電池17a,17bから供給される電流が等しいとする。き電線102での伝達損失は流れる電流の2乗に比例することから、図3の(a)のグラフに示すように、単位距離あたりの伝達損失は一定値となり、総伝達損失は2つの地上蓄電池17a,17b間の距離と、単位距離あたりの伝達損失との積で表される。
一方、地上蓄電池がこの発明による地上蓄電池制御装置(地上蓄電池)107a,107bである場合のき電線状態を説明するための、図3に対応する図を図4に示す。図4の(a)から(c)において点線は図3の実線に対応する。電車602と地上蓄電池107a,107bの間の電圧降下は電流と距離の積に比例するため、もし双方の地上蓄電池から同量の電流が供給されたとすると、図3の(c)に示す通り、電車602から遠い方の地上蓄電池17bにおける電力変換器のき電線側電圧が、電車602に近い方の地上蓄電池17aにおける電力変換器のき電線側電圧と比較し高くなる。
この発明においては図2に示す通り、放電側では電圧が高くなるに従い電流が小さくなるように電力変換器動作特性が決定されているため、電力変換器制御手段106の働きにより、電車602から遠い方の地上蓄電池107bから流れる電流は減少し、電車602に近い方の地上蓄電池107aから流れる電流は増大する。すなわち、き電線102を流れる電流は図4の(b)の実線で示すように変化する。結果、電車602に近い方の地上蓄電池107aと電車602の間の単位距離あたりの伝達損失は増大し、電車602から遠い方の地上蓄電池107bと電車602の間の単位距離あたりの伝達損失は減少する。しかし、総伝達損失は距離との積であり、図4の(a)のL1で示した伝達損失増大分は、L2で示した伝達損失減少分と比較し小さい。すなわち伝達損失増減を差し引きした全伝達損失は減少する。
図2に示すように、電力変換器動作特性(実線)を、電流0(ゼロ)の点においてき電線102に接続されて周囲に設置された変電所(例えば図7参照)の変電所動作特性(破線)と一致させることにより、電車が全く走行していないとき電池が充放電されることを防ぐ。
電流が正であるとき(図2の右側の放電側)、電力変換器動作特性(放電側の動作特性:実線)を周囲に設置された変電所の動作特性(破線)と一致させることで、地上蓄電池すなわち地上蓄電池制御装置と変電所がき電線に混合して設置、接続された場合においても、複数の地上蓄電池制御装置が設置された場合と同様の効果を得ることができる。また、電力変換器動作特性(放電側の動作特性:実線)を周囲に設置された変電所の動作特性(破線)より低電圧側にすることで、地上蓄電池制御装置から電力を供給するよりも変電所から直接供給するほうが効率がよい場合、地上蓄電池制御装置からの放電を抑制し、き電線での電力伝達損失及び地上蓄電池制御装置における充放電損失を減少させられる。
電流が負であるとき(図2の左側の放電側)、電力変換器動作特性(充電側の動作特性:実線)を周囲に設置された回生インバータの動作特性(破線)と一致させることで、地上蓄電池すなわち地上蓄電池制御装置と回生インバータが混合して設置された場合においても、複数の地上蓄電池制御装置が設置された場合と同様の効果を得ることができる。また、電力変換器動作特性(充電側の動作特性:実線)を周囲に設置された回生インバータの動作特性(破線)より高電圧側にすることで、地上蓄電池制御装置で電力を吸収するよりも回生インバータへ供給するほうが効率がよい場合、地上蓄電池制御装置への充電を抑制し、き電線での電力伝達損失及び地上蓄電池制御装置における充放電損失を減少させられる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2による地上蓄電池制御装置は、実施の形態1に説明した地上蓄電池制御装置と全体構成において共通する。以下、異なる点について説明する。実施の形態1において、電力変換器動作特性決定手段105は、図2に示すような電力変換器動作特性を電力変換器制御手段106へと出力する。この実施の形態においては、電力変換器動作特性決定手段105は図5に示すように、電池残量に応じて電力変換器制御手段106へと出力する電力変換器動作特性を変化させる。
具体的には、電池残量推定手段104が推定した蓄電池103の残量が、所定の基準残量より少ない場合、図5のグラフの一点鎖線に示すように電力変換器動作特性を低電圧側へ移動させる。逆に蓄電池103の残量が所定の基準残量より多い場合、図5のグラフの破線に示すように電力変換器動作特性を高電圧側へ移動させる。
電力変換器動作特性を高電圧側へ変化させたとき、地上蓄電池制御装置107におけるき電線電圧が同じならば電力変換器からき電線への電流が増加する。この結果、電力変換器動作特性を変化させない場合と比べ、電池残量が減少する効果をもたらす。逆に電力変換器動作特性を低電圧側へ変化させたときは、電池残量が増加する効果をもたらす。
これにより、実施の形態1に説明した充放電損失を削減する効果を保ちつつ、蓄電池残量を所定の残量の周囲に保持する効果を奏する。
なお、高電圧側へ移動させる場合の所定の基準残量と低電圧側へ移動させる場合の所定の基準残量を同じものとしてもよいが、高電圧側へ移動させる場合の所定の基準残量に対して低電圧側へ移動させる場合の所定の基準残量を小さい値とし、間に移動させない所定の幅の領域を持たせるようにしてもよい。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3による鉄道用地上蓄電池制御システムの構成を示す図である。き電線102には、図1に示す地上蓄電池制御装置107が少なくとも1つと、電車602が少なくとも1車両または1編成の電気的に接続されている。電車情報取得手段601は電車602の少なくとも位置と速度を取得し、力学的エネルギー計算手段603は電車情報取得手段601が取得した電車602の少なくとも位置と速度から、当該電車のもつ力学的エネルギーを計算する。回収可能エネルギー計算手段604は力学的エネルギー計算手段603が計算した電車602の力学的エネルギーに所定の係数を掛けあわせた、将来的に回収可能なエネルギー(あるいは「将来的な回収可能エネルギー」)を計算する。全回収可能エネルギー計算手段605は、路線を走行するき電線102に電気的に接続された回収可能エネルギーを計算した電車602に関する回収可能エネルギーの総和を計算する。
一方、地上蓄電池制御装置107において、電池空き容量計算手段606は蓄電池103の全容量から電池残量推定手段104が推定した電池残量を引くことで蓄電池103の空き容量を計算する。全蓄電池空き容量計算手段607は路線に設置された全地上蓄電池制御装置107に関し、電池空き容量計算手段606が計算した蓄電池空き容量の総和を計算する。比較手段を構成する比較器608は、全回収可能エネルギー計算手段605によって計算された路線を走行するき電線102に電気的に接続された全電車602に関する回収可能エネルギーの総和と、全蓄電池空き容量計算手段607によって計算された路線に設置されたき電線102に電気的に接続された全地上蓄電池制御装置107の地上蓄電池の空き容量の総和を比較する。
各地上蓄電池制御装置107の電力変換器動作特性決定手段105は、電池残量推定手段104が推定した蓄電池103の残量と、比較器608の比較結果に基づいて電力変換器動作特性を決定し、電力変換器制御手段106は電力変換器動作特性決定手段105が決定した電力変換器動作特性に基づいて電力変換器101を制御する。
具体的には、比較器608において全回収可能エネルギーが全蓄電池空き容量を上回る場合には、例えば図2、5に示す電力変換器動作特性を高電圧側に変化させる。逆に全回収可能エネルギーが全蓄電池空き容量を下回る場合には、電力変換器動作特性を低電圧側に変化させる。
これにより、路線全体として加速中の電車602が優越し、電力消費が大きいとき、蓄電池103は全体的に放電する。逆に路線全体として減速中の電車602が優越し、電力消費が小さいとき、蓄電池103は全体的に充電する。結果、路線全体として、消費エネルギーのピークカット機能が実現される。
また、本実施の形態によれば、電車が減速を開始するとき、常に当該電車の減速による回生電力分に対応する電池の空き容量が確保されているため、電車が予期しない時点で減速を開始したとしても、電池空き容量の不足によって前記電力を回収できないという事態を防ぐことができる。
また、本実施の形態による電力変換器動作特性の決定方法は、高電圧側、低電圧側のような段階的な制御に限定されるものではない。比較器608を差分器とし、全回収可能エネルギーと全蓄電池空き容量との差分によって、電力変換器動作特性を比例的に高電圧側あるいは低電圧側に変化させて制御してもよい。
また上記実施の形態2と組み合わせることも可能であり、その場合、本実施の形態に説明した方法を持って基準となる電力変換器動作特性を決定し、その基準となる電力変換器動作特性に対し、当該蓄電池の残量に基づいて、電力変換器動作特性を高電圧側あるいは低電圧側に変化させたものを、電力変換器制御手段106へ出力すればよい。
さらに、回収可能エネルギー計算手段604は、電車の力学的エネルギーに所定の係数を掛け合わせることに限定されるものではなく、例えば電車の速度に応じた係数を掛けあわせて足しあわせてもよい。この構成により、電車の速度に応じて回収可能なエネルギーをより正確に推定できる。
あるいは、電車情報取得手段601が電車情報として電車602の電車の位置、速度に加えて、進行方向、列車種別、運行種別等を取得し、回収可能エネルギー計算手段604は、電車の位置、速度、進行方向、列車種別、運行種別等により、異なる係数を掛けあわせ(重み付けをする)ても良い。この構成により、例えば電車からあまりに遠い蓄電池へは電力を伝達しない、進行方向から見て後方の蓄電池へは電力を伝達しない、あるいは駅近くに設置された蓄電池において、当該駅で停車しない電車からは回生電力を回収しない等の、実際の列車運行に応じた電力伝達の調整が可能である。
なお、力学的エネルギー計算手段603では例えば、電車602の
運動エネルギー(K=mv/2:mは電車質量、vは電車速度)
位置エネルギー(U=mgh:mは電車質量、gは重力加速度、h:電車高度)
より力学的エネルギーを求める得る。電車高度hは電車の位置情報と地図情報(高度情報を含む)より求めることができる。
また、電車情報取得手段601、力学的エネルギー計算手段603、回収可能エネルギー計算手段604、全回収可能エネルギー計算手段605、全蓄電池空き容量計算手段607、比較手段(比較器)608は、各電車602および各地上蓄電池制御装置107と通信可能なシステムの中央装置(例えば図7の電力指令装置に対応する装置)等に設けてもよく、また、電車情報取得手段601、力学的エネルギー計算手段603、またはさらに回収可能エネルギー計算手段604、は各電車602に設けてもよい。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4による鉄道用地上蓄電池制御システムの構成を示す図である。この実施の形態は、電車の情報を収集し、収集した電車情報に基づいて変電所701の出力電圧を指令する中央の電力指令装置702が設置された路線に用いられる形態である。収集する電車情報は例えば実施の形態3と同様である。
図7において、き電線102には、地上蓄電池制御装置107が少なくとも1つと、電車602が少なくとも1車両または1編成と、変電所701が少なくとも1つ、電気的に接続されている。地上蓄電池制御装置107は図1のものと比べると、電力変換器動作特性決定手段105の代わりに電力変換器制御範囲決定手段703が設けられている。
この実施の形態は電池残量推定手段104が推定した電池の残量に基いて、電力変換器制御範囲決定手段703が電力変換器の制御範囲を決定する。電力変換器制御範囲決定手段703が決定した電力変換器の制御範囲は電力指令装置702に送信され、電力指令装置702から指令された電力または電圧または電流に従って電力変換器制御手段106が電力変換器101を制御する。
図8にこの実施の形態における電力変換器101の制御範囲の一例を示す。図8において、横軸が電力変換器101とき電線102の間の電流、縦軸が電力変換器101のき電線側電圧を示し、横軸の電力変換器101とき電線102の間の電流が0の点から右側が電力変換器101からき電線102への電流(放電側)、左側がき電線102から電力変換器101への電流を示す(充電(蓄電)側)。
基準の状態において、電力変換器の制御範囲は図8の(a)の網掛け領域である。図2の電力変換器動作特性と同様に、電力変換器のき電線側の電圧が、き電線102から電力変換器101への電流が大きくなるに従い(充電(蓄電)側)電圧が高く、電力変換器101からき電線102への電流が大きくなるに従い(放電側)電圧が低くなる。
電池残量推定手段104が推定した電池残量が所定の残量を上回った場合、電力変換器の制御範囲は図8の(b)に示すように、放電側の面積が拡大し、充電側の面積が縮小するように変化させる。逆に電池残量が所定の残量を下回った場合、電力変換器の制御範囲は図8の(c)に示すように、放電側の面積が縮小し、充電側の面積が拡大するように変化させる。
なお、上記所定の残量は同じものとしてもよいが、それぞれ別の所定の残量とし、間に面積を変化させない所定の幅の領域を持たせるようにしてもよい。
電力指令装置702は電車情報と電力変換器制御範囲特性に従って出力指令を出力し、電力変換器制御手段106は電力指令装置702の指令に基づいて電力変換器101を制御する。
これにより、電力指令装置702が設置された路線においても、蓄電池残量を所定の残量の周囲に保持する効果を奏する。この実施の形態は、電力変換器制御特性を高電圧側や低電圧側へ変化させるかわりに、電力変換器制御範囲の面積を拡大縮小することに変えることで実施の形態3と組み合わせることも可能である。この場合、電力指令装置702は電力変換器制御手段106に、実施の形態3のように、電車情報から全回収可能エネルギーを計算し、全回収可能エネルギーが所定値より大きい場合には図8の電力変換器制御範囲特性の高電圧側の特性(b)に基づく指令を発生して蓄電池103を全体的に放電させ、逆に全回収可能エネルギーが所定値より小さい場合には、電力変換器制御範囲特性の低電圧側(c)の特性に基づく指令を発生し蓄電池103を全体的に充電させる。
さらに実施の形態2と組み合わせる場合,全回収可能エネルギーに基づく電力変換器制御範囲特性を基準となる電力変換器制御範囲特性とし、その基準となる電力変換器制御範囲特性に対し、当該蓄電池の残量に基づいて、電力変換器制御範囲特性を高電圧側あるいは低電圧側に変化させたものを、電力指令装置702へ出力すればよい。
なおこの発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの実施の形態の可能な組み合わせを全て含むものである。
101 電力変換器、102 き電線、103 蓄電池、104 電池残量推定手段、105 電力変換器動作特性決定手段、106 電力変換器制御手段、107 地上蓄電池制御装置、107a,107b 地上蓄電池(地上蓄電池制御装置)、601 電車情報取得手段、602 電車、603 力学的エネルギー計算手段、604 回収可能エネルギー計算手段、605 全回収可能エネルギー計算手段、606 電池空き容量計算手段、607 全電池空き容量計算手段、608 比較器(比較手段)、701 変電所、702 電力指令装置、703 電力変換器制御範囲決定手段。

Claims (9)

  1. 電力変換器と、
    前記電力変換器を介してき電線と接続された蓄電池と、
    前記蓄電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
    前記電池残量推定手段によって推定された前記蓄電池の残量から前記電力変換器のき電線側の電流と電圧の関係を示す電力変換器動作特性を決定する電力変換器動作特性決定手段と、
    前記電力変換器のき電線側の電流と電圧が、決定された前記電力変換器動作特性に従うように前記電力変換器を制御する電力変換器制御手段と、
    を備え、
    前記電力変換器動作特性は、前記電力変換器のき電線側の電圧が、き電線から電力変換器への電流が大きくなるに従い電圧が高く、電力変換器からき電線への電流が大きくなるに従い電圧が低く、なるように設定されている、
    ことを特徴とする地上蓄電池制御装置。
  2. 前記電力変換器動作特性が、電流ゼロの点の電圧を、前記き電線に接続されて周囲に設置された変電所の動作特性と一致させ、放電側の動作特性を前記変電所の動作特性と一致させるか、またはより低電圧側に設定させていることを特徴とする請求項1に記載の地上蓄電池制御装置。
  3. 前記電力変換器動作特性が、電力変換器の充電側の動作特性を、前記き電線に接続されて周囲に設置された回生インバータの動作特性と一致させるか、またはより高電圧側に設定させていることを特徴とする請求項1または2に記載の地上蓄電池制御装置。
  4. 前記電力変換器動作特性決定手段が、前記電池残量推定手段によって推定された蓄電池の残量が所定の残量より少ない時は電力変換器動作特性を低電圧側へ移動させ、前記所定の残量より多い時は電力変換器動作特性を高電圧側へ移動させることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の地上蓄電池制御装置。
  5. 同一き電線に接続された請求項1から3までのいずれか1項に記載の前記地上蓄電池制御装置少なくとも1つ備えると共に、
    路線を走行し前記き電線に電気的に接続された電車の位置及び速度を少なくとも含む電車情報を取得する電車情報取得部と、
    前記電車情報取得部によって得られた電車の位置と速度から電車の持つ力学的エネルギーを算出する力学的エネルギー計算手段と、
    前記力学的エネルギー計算手段によって計算された電車の力学的エネルギーに係数を掛けあわせ、回収可能なエネルギーを算出する回収可能エネルギー計算手段と、
    回収可能エネルギーを計算した全電車の回収可能エネルギーの総和を算出する全回収可能エネルギー計算手段と、
    前記各地上蓄電池制御装置に設けられた、蓄電池全容量から前記電池残量推定手段によって推定された蓄電池残量を除いた蓄電池空き容量を計算する蓄電池空き容量計算手段と、
    蓄電池空き容量を計算した全蓄電池の蓄電池空き容量の総和を計算する全蓄電池空き容量計算手段と、
    前記全回収可能エネルギー計算手段によって計算された回収可能エネルギーの総和と、前記全蓄電池空き容量計算手段によって計算された蓄電池空き容量の総和を比較する比較手段と、
    を備え、
    前記各地上蓄電池制御装置の電力変換器動作特性決定手段が、前記比較手段で、回収可能エネルギーの総和が蓄電池空き容量の総和を上回っていれば、電力変換器動作特性を高電圧側へ移動し、回収可能エネルギーの総和が蓄電池空き容量の総和を下回っていれば電力変換器動作特性全体を低電圧側へ移動させる、
    ことを特徴とする鉄道用地上蓄電池制御システム。
  6. 前記電車情報取得手段がさらに電車の進行方向を取得し、
    前記回収可能エネルギー計算手段において、電車の位置及び進行方向に応じて異なる重みをつけた回収可能なエネルギーを計算することを特徴とする請求項5に記載の鉄道用地上蓄電池制御システム。
  7. 前記電車情報取得手段がさらに電車の運行種別を取得し、
    前記回収可能エネルギー計算手段において、電車の運行種別に応じて異なる重みをつけた回収可能なエネルギーを計算することを特徴とする請求項5または6に記載の鉄道用地上蓄電池制御システム。
  8. 電力変換器と、
    前記電力変換器を介してき電線と接続された蓄電池と、
    前記蓄電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
    前記電力変換器を制御する電力変換器制御手段と、
    前記電池残量推定手段が推定した電池残量に応じて前記電力変換器の制御範囲を決定して電力指令装置へ送る電力変換器制御範囲決定手段と、
    を含む少なくとも1つの地上蓄電池制御装置と、
    路線を走行し前記き電線に電気的に接続された電車の電車情報を取得して、前記き電線に接続された変電所および前記地上蓄電池制御装置に出力指令を出力する電力指令装置と、
    を備え、
    前記地上蓄電池制御装置の電力変換器制御範囲決定手段が、電力変換器のき電線側の電圧の最大値が、き電線から電力変換器への電流が大きくなるに従い高く、電力変換器からき電線への電流が大きくなるに従い低くなる電力変換器制御範囲特性を、前記電池残量推定手段によって推定された蓄電池の残量が所定の残量より少ない時は放電側の制御範囲を縮小、充電側の制御範囲を拡大させるように、また前記所定の残量より多い時は放電側の制御範囲を拡大、充電側の制御範囲を縮小させるように出力し、
    前記電力指令装置が前記電車情報と電力変換器制御範囲特性に従って出力指令を出力し、
    前記電力変換器制御手段が前記電力指令装置の指令に基づいて電力変換器を制御する、
    ことを特徴とする鉄道用地上蓄電池制御システム。
  9. 電力変換器を介してき電線と接続された蓄電池を備えた地上蓄電池において、
    前記蓄電池の電池残量を推定し、
    推定された電池残量から電力変換器のき電線側の電流と電圧の関係を示す電力変換器動作特性を決定し、
    前記電力変換器のき電線側の電流と電圧が、決定された前記電力変換器動作特性に従うように前記電力変換器を制御し、
    前記電力変換器動作特性を、前記電力変換器のき電線側の電圧が、き電線から電力変換器への電流が大きくなるに従い電圧が高く、電力変換器からき電線への電流が大きくなるに従い電圧が低く、なるように設定する、
    ことを特徴とする地上蓄電池の制御方法。
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