JP2015046839A - Mu−mimoシステムとmu−mimoの通信方法 - Google Patents

Mu−mimoシステムとmu−mimoの通信方法 Download PDF

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    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0452Multi-user MIMO systems

Abstract

【課題】チャネルの相関が高いビームフォーミが安定的に通信を行うことができるMU−MIMOシステムとMU−MIMOの通信方法を提供する。
【解決手段】ビームフォーマ11が、複数のビームフォーミ12〜15それぞれに対応する複数のデータ12a〜15aを、ストリーム12s〜15sに割り当ててプリコーディングし、複数のビームフォーミ12〜15それぞれに送信するMU−MIMOシステム10であって、複数のビームフォーミ12、13間でチャネルの相関が高いビームフォーミグループごとに、複数のビームフォーミ12、13それぞれに対応する複数のデータ12a、13aを一つにまとめたデータ群1213aを、ストリーム12s、13sに割り当てる割り当て手段24と、データ群1213aをプリコーディングする演算手段25と、プリコーディングされたデータ群1213aをビームフォーミ12、13に送信する送出手段21を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、MU−MIMO(Multi−User Multiple Input Multiple Output)により無線通信を行うMU−MIMOシステムと、MU−MIMOの通信方法に関する。
近年、通信の無線化が多くの分野で進められている。産業用ロボットの通信に用いられる産業用イーサネットもその例外ではない。産業用イーサネットで無線通信が望まれる理由としては、通信ケーブルを設ける必要がないことから、有線通信に比べて設置が容易で、通信ケーブルの交換が不要である点等が挙げられる。
無線通信の技術には、MU−MIMOがあり、非特許文献1には、そのMU−MIMO技術を用いる国際標準規格の1つであるIEEE802.11acが記載されている。
IEEE802.11ac規格等におけるMU−MIMO技術は、ビームフォーマ(Beamformer)が同時に、同周波数帯で、複数のビームフォーミ(Beamformee)に対して高速通信できる点で着目されている。
そして、産業用ロボットに指令信号を送る制御装置をビームフォーマとし、産業用ロボットをビームフォーミとして、MU−MIMOによる無線通信を行うことにより、制御装置は、高速通信環境下で、複数の産業用ロボットに対し同時に指令信号を送ることが可能となる。従って、MU−MIMOを産業用イーサネットに適用できれば、1つの制御装置で同時に複数の産業用ロボットの動作を円滑に制御可能となる。
MU−MIMOの仕組みを、図8に示すシステムを例にして、以下に説明する。
なお、このシステムでは、ビームフォーマ100が同時にパラレルでデータを送ることができる数(ストリーム数)とビームフォーミ101、102、103、104が同数であるが、MU−MIMOはこれに限定されず、ストリーム数がビームフォーミ数より多いこともあるのは言うまでもない。
ビームフォーマ100は、まず、ビームフォーミ101、102、103、104に送る各データを、ストリーム101a、102a、103a、104aそれぞれに割り当てる。次に、ビームフォーマ100は、ビームフォーマ100から発信されるデータに重み付けをするプリコーディングによって、それぞれのデータを発信前に予め処理して、ビームフォーミ101、102、103、104間で干渉を生じさせないようにする。
プリコーディングによるデータへの重み付けとは、ビームフォーマ100が、ビームフォーミ101、102、103、104のチャネル(伝送路)情報を基にして、ビームフォーミ101、102、103、104間で干渉を生じないようにする重み行列を求め、この重み行列をデータに乗算することを意味する。
そして、ビームフォーマ100は、プリコーディングを行った各データをビームフォーミ101、102、103、104にそれぞれ送信する。
ところで、複数の産業用ロボットが設置されている現場の多くにおいては、連続するタイムサイクルごとに、制御装置から複数の産業用ロボットに指令信号を含むデータを伝送する同期通信が採用されている。各産業用ロボットは、タイムサイクルごとに指令信号を受信することにより他の産業用ロボットと精密に連関して作動でき、複数の産業用ロボット全体の作業効率を高めることが可能である。
この同期通信は、産業用ロボットの設置現場に限らず、複数の機器が連関して作動する他の現場においても利用されている。
ここで、MU−MIMOの従来の設計思想(以下、「従来のMU−MIMO」とも言う)においては、ビームフォーマが通信状態のよいビームフォーミと優先的に通信を行いシステム全体で高スループットを維持しようとするため、通信状態が劣悪なビームフォーミは通信が滞った状態となる。即ち、従来のMU−MIMOでは、複数のビームフォーミ全てに通信機会の公平性を確保する点が重視されていない。
一方、同期通信の同期精度を上げるには、複数のビームフォーミの中で最も通信状態が悪い通信レベルを向上させることが重要である。
従って、MU−MIMOを同期精度の高い(例えば、数μsecオーダ)同期通信に適用するには、MU−MIMOにおいて、ビームフォーミの通信レベルの底上げが求められる。
そして、MU−MIMOにおいて通信状態が劣悪となる典型的な例に、ビームフォーミ間でチャネルの相関が高い状況が挙げられる。例えば、ビームフォーミ間の距離が短く、チャネル状態が近似している際に、そのビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなる。
以下、図8に示すシステムにおいて、ビームフォーミ101、102間でチャネルの相関が高い場合に起こる現象を説明する。なお、ビームフォーミ103、104は、他のビームフォーミとチャネルの相関が低いものとする。
ビームフォーミ101、102間でチャネルの相関が高いことにより、ビームフォーマ100は、ストリーム101aに割り当てたデータ、及び、ストリーム102aに割り当てたデータそれぞれから、ビームフォーミ101、102間で干渉を生じさせないような重み行列を求めることができない。
その結果、ビームフォーミ103、104がそれぞれ通信を完了しているのに対し、ビームフォーミ101、102は、その干渉の影響により、通信エラーが多発し、通信未完了の状態が継続する。
このため、ビームフォーマ100とビームフォーミ103、104それぞれの間では順調に通信が行われるが、ビームフォーマ100とビームフォーミ101、102それぞれの間では通信が滞ることになり、所定の精度の同期通信を行うことができない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、チャネルの相関が高いビームフォーミが安定的に通信を行うことができるMU−MIMOシステムとMU−MIMOの通信方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係るMU−MIMOシステムは、ビームフォーマが、複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを、ストリームに割り当ててプリコーディングし、前記複数のビームフォーミそれぞれに送信するMU−MIMOシステムであって、複数の前記ビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループごとに、該複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数の前記データを一つにまとめたデータ群を、1つ又は複数の前記ストリームに割り当てる割り当て手段と、前記データ群をプリコーディングする演算手段と、プリコーディングされた前記データ群を該データ群に含まれる複数の前記データにそれぞれ対応する前記ビームフォーミに送信する送出手段とを備える。
ここで、チャネルの相関が高いとは、チャネルの相関によるビームフォーミのパケットエラー率、あるいは、符号誤り率が所定の値以上となるチャネルの相関レベルであることを意味する。
第1の発明に係るMU−MIMOシステムにおいて、前記割り当て手段は、前記複数のビームフォーミそれぞれのチャネル状態から検出した該ビームフォーミ間のチャネルの相関を基にして、前記データ群にまとめる複数の前記データを決定するのが好ましい。
第1の発明に係るMU−MIMOシステムにおいて、前記ビームフォーミは産業用ロボットであり、前記ビームフォーマは前記産業用ロボットに指令信号を送る制御装置であるのが好ましい。
前記目的に沿う第2の発明に係るMU−MIMOの通信方法は、ビームフォーマが、複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを、ストリームに割り当ててプリコーディングし、前記複数のビームフォーミにそれぞれ送信するMU−MIMOの通信方法において、複数の前記ビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループごとに、該複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数の前記データを一つにまとめたデータ群を、1つ又は複数の前記ストリームに割り当てる工程Aと、前記データ群をプリコーディングする工程Bと、プリコーディングされた前記データ群を、該データ群に含まれる複数の前記データそれぞれに対応する前記ビームフォーミに送信する工程Cとを有する。
第2の発明に係るMU−MIMOの通信方法において、前記データ群にまとめる複数の前記データを、前記複数のビームフォーミそれぞれのチャネル状態から検出した該ビームフォーミ間のチャネルの相関を基に決定するのが好ましい。
第1の発明に係るMU−MIMOシステム、及び、第2の発明に係るMU−MIMOの通信方法は、複数のビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループごとに、複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを一つにまとめたデータ群を、1つ又は複数のストリームに割り当て、データ群をプリコーディングし、プリコーディングされたデータ群を、データ群に含まれる複数のデータそれぞれに対応するビームフォーミに送信するので、チャネルの相関が高い複数のビームフォーミが、そのビームフォーミそれぞれに対応するデータを一つにまとめたデータ群の受信によって、そのビームフォーミに対応するデータを取得でき、安定的に通信を行うことが可能である。
本発明の一実施の形態に係るMU−MIMOシステムの説明図である。 同MU−MIMOシステムのデータの処理を示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同MU−MIMOシステムのデータの処理を示す説明図、及び、変形例に係るMU−MIMOシステムのデータの処理を示す説明図である。 実施例及び比較例それぞれにおけるビームフォーミ1のBER特性を示すグラフである。 実施例及び比較例それぞれにおけるビームフォーミ2のBER特性を示すグラフである。 実施例及び比較例それぞれにおけるビームフォーミ3のBER特性を示すグラフである。 実施例及び比較例それぞれにおけるビームフォーミ4のBER特性を示すグラフである。 従来例に係るMU−MIMOシステムの説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係るMU−MIMOシステム10は、ビームフォーマ11が、複数のビームフォーミ12、13、14、15それぞれに対応する複数のデータ12a、13a、14a、15aを、ストリーム12s、13s、14s、15sに割り当ててプリコーディングし、複数のビームフォーミ12、13、14、15それぞれに送信する無線通信システムである。以下、詳細に説明する。
MU−MIMOシステム10は1つのビームフォーマ11を有し、そのビームフォーマ11は、図1、図2に示すように、複数の送受信用アンテナ16、17、18、19と、その複数の送受信用アンテナ16、17、18、19に接続された送受信処理回路20を備えている。
OSI参照モデルを含む複数のレイヤから構成された送受信処理回路20は、ビームフォーミ12、13、14、15それぞれに対して送信するデータ12a、13a、14a、15aを生成し、プリコーディング処理を行う。
送受信処理回路20で生成されプリコーディングされたデータ12a、13a、14a、15aは、複数の送受信用アンテナ16、17、18、19及び図示しない複数のアンプを備える送出手段21を介して、ビームフォーミ12、13、14、15にそれぞれ送信される。
ビームフォーマ11と無線通信を行う複数のビームフォーミ12、13、14、15もそれぞれ、図示しないアンプに接続された送受信用アンテナ22を有し、ビームフォーマ11から送られたデータ12a、13a、14a、15aを受信する。
本実施の形態では、ビームフォーミ12、13、14、15はそれぞれ産業用ロボットであり、ビームフォーマ11は、ビームフォーミ12、13、14、15に指令信号を送る制御装置である。指令信号とは、ビームフォーミ12、13、14、15の動作を決定する信号を意味する。
送受信処理回路20には、図2に示すように、ビームフォーミ12、13、14、15それぞれに対応したデータ12a、13a、14a、15aを生成するデータ処理手段23と、データ処理手段23で生成されたデータ12a、13a、14a、15aを複数のストリーム12s、13s、14s、15sに割り当てる(あてがう)割り当て手段24と、データ12a、13a、14a、15aをプリコーディングし送出手段21に与える演算手段25が設けられている。データ処理手段23、割り当て手段24及び演算手段25は、例えば、記憶媒体の中に格納されたプログラムである。
データ12a、13a、14a、15aはそれぞれ、ビームフォーミ12、13、14、15に対応する指令信号を含んだ所定長(本実施の形態では6バイト)のデジタル情報列である。
ビームフォーミ12は複数の動作パターンを行うことができ、各動作パターンに対して異なる指令信号が設けられている。データ12aを構成するデジタル情報列は、ビームフォーミ12の動作パターンごとに異なり、ビームフォーミ12はデータ12aのデジタル情報列に応じて所定の動作パターンを行う。この点、ビームフォーミ13とデータ13aの関係、ビームフォーミ14とデータ14aの関係、及び、ビームフォーミ15とデータ15aの関係も、ビームフォーミ12とデータ12aの関係とそれぞれ同じである。
データ12a、13a、14a、15aは、まず、データ処理手段23により、予め定められた設定に従って生成され、データ処理手段23から割り当て手段24に与えられる。
割り当て手段24は、ビームフォーミ12、13、14、15のチャネル状態(情報)を、所定の時間間隔でビームフォーミ12、13、14、15からそれぞれ取得する。次に、割り当て手段24は、ビームフォーミ12、13、14、15の各チャネル状態を基にして、データ処理手段23から受け取ったデータ12a、13a、14a、15aそれぞれの割り当て先を、ストリーム12s、13s、14s、15sの中から選択する。
複数のデータ12a、13a、14a、15aのストリーム12s、13s、14s、15sへの割り当ては、具体的には、以下のように行われる。
複数のビームフォーミ12、13、14、15がそれぞれ他のビームフォーミ12、13、14、15との関係でチャネルの相関が低い場合、複数のデータ12a、13a、14a、15aはそれぞれ別個のストリーム12s、13s、14s、15sに割り当てられる。本実施の形態では、データ12a、13a、14a、15aが、図2に示すように、ストリーム12s、13s、14s、15sにそれぞれ割り当てられる。
ここで、チャネルの相関が低いとは、チャネルの相関によるビームフォーミ12、13、14、15のパケットエラー率がX%(所定の値)未満となるチャネルの相関レベルを意味し、反対に、パケットエラー率がX%以上のチャネルの相関レベルはチャネルの相関が高いということになる。X%は、例えば、20〜80%の範囲の値であり、この値は、MU−MIMOシステムを利用する現場で要求される通信レベルに応じて異なる。
一方、割り当て手段24が、複数のビームフォーミ12、13、14、15の中に、他のビームフォーミ12、13、14、15との関係でチャネルの相関が高い(チャネルの相関によるパケットエラー率がX%以上となるチャネルの相関レベルである)ものを検出した場合、割り当て手段24は、チャネルの相関の高くなっている組み合わせを基に複数のビームフォーミ12、13、14、15を、1又は複数のビームフォーミグループにグループ分けする。そして、割り当て手段24は、ビームフォーミグループごとに、ビームフォーミグループに属する複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを一つにまとめたデータ群をストリーム12s、13s、14s、15sに割り当てる。
なお、1つのデータ群は複数のデータを備えたデジタル情報列のかたまり(パケット)である。
割り当て手段が、複数のビームフォーミの中に、例えば、合計M組のチャネルの相関が高いビームフォーミの群を検出したとすると、割り当て手段は、チャネルの相関が高くなっている複数のビームフォーミをM個のビームフォーミグループにグループ分けし、M個のビームフォーミグループ各々に対して、ブームフォーミグループに属する複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを一つにまとめたデータ群を、ストリームに割り当てる。
そして、K番目のビームフォーミグループにおいて、N個(Nは2以上の整数)のビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているとすると、割り当て手段は、そのN個のビームフォーミそれぞれに対応するデータを1つにまとめたデータ群(以下、「データ群K」とも言う)を、1つ又は複数のストリームに割り当てる。データ群Kが割り当てられるストリームは、データ群Kに含まれるデータに対応するビームフォーミに割り当てられた(対応した)ストリームである。
ここで、各ビームフォーミに1つのストリームが割り当てられている場合、割り当て手段は、データ群KをN個のストリームにそれぞれ割り当てる。
一方、各ビームフォーミがL(L≧2)個の送受信用アンテナを備え、各ビームフォーミにL個のストリームが割り当てられる場合、割り当て手段は、データ群Kを、(N×L)個のストリームにそれぞれ割り当てる。
なお、一つのビームフォーミに複数のストリームを対応させることで、ダイバーシチ(diversity)効果による通信の安定性向上を図れることは言うまでもない。
MU−MIMOシステム10においては、ビームフォーマ11が、ビームフォーミ12、13、14、15にストリーム12s、13s、14s、15sをそれぞれ割り当てて通信を行う。このMU−MIMOシステム10において、割り当て手段24が、ビームフォーミ12、13間でチャネルの相関が高く、ビームフォーミ14、15はそれぞれ、他のビームフォーミ12、13、14、15との関係でチャネルの相関が低いのを検出した場合、図3(A)に示すように、ビームフォーミ12、13間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループについて、データ12a、13aを一つにまとめたデータ群1213aを、ストリーム12s、13sにそれぞれ割り当てる。
データ14a、15aは、まとめられることなく、データ14aがストリーム14sに割り当てられ、データ15aがストリーム15sにそれぞれ割り当てられる。
因って、割り当て手段24は、複数のビームフォーミ12、13、14、15それぞれのチャネル状態から検出したビームフォーミ間のチャネルの相関を基にして、どのデータをデータ群として一つにまとめるかを決定し、更に、データ群にまとめるデータが存在する場合、そのデータ群にまとめる複数のデータを決定することになる。
なお、データ14a、15a及びデータ群1213aをストリームに割り当てるアルゴリズムとしては、最大チャネル容量選択法や、最大最小特異値法等の周知の方法を採用することができる。
そして、ストリーム12s、13sにそれぞれ割り当てられたデータ群1213aは、演算手段25によってプリコーディングされ、送受信用アンテナ16、17から発信され、ビームフォーミ12、13によってそれぞれ受信される。
ビームフォーミ12(ビームフォーミ13についても同じ)は、ビームフォーマ11から受け取ったプリコーディングされたデータ群1213aに含まれているデータ12a(ビームフォーミ13については、データ13a)を基に、次に行うべき動作パターンを決定する。
ここで、ビームフォーミ12、13はチャネルの相関が高いため、ビームフォーミ12、13は共に、送受信用アンテナ16から発信されたプリコーディングされたデータ群1213aと、送受信用アンテナ17から発信されたプリコーディングされたデータ群1213aを受信することができる。
従って、ビームフォーミ12、13はそれぞれ、少なくとも送受信用アンテナ16、17のうち一方から発信されたデータ群1213aの受信に成功することで、次に行うべき動作パターンを決定可能なダイバーシチ効果を得られる状態にある。
また、データ14a、15aは、演算手段25によりプリコーディングされ、ビームフォーマ11の送受信用アンテナ18、19から発信され、それぞれビームフォーミ14、15によって受信される。ビームフォーミ14、15はそれぞれ、プリコーディングされたデータ14a、15aを基に、次に行うべき動作パターンを決定する。
プリコーディングには、演算方法が異なるCI(Channel Inversion)、RCI(Regularized Channel Inversion)、及び、BD(Block Diagonalization)の各手法があり、本実施の形態では、プリコーディングの手法として、BDを採用しているが、これに限定されないのは言うまでもない。
BD手法では、まず、ビームフォーミのチャネル状態を基に得られるチャネル行列Hを特異値分解することで重み行列WBDが生成され、この重み行列WBDをデータ(送信シンボル)uに乗算してプリコーディングが行われる。
データuと、データuをプリコーディングしたデータsは、以下の式1の関係にある。
Figure 2015046839
正規化ゲインを1/√γBDとし、正規化後の送信信号をxとすると、ビームフォーマからビームフォーミに伝搬した信号である受信信号yBDは以下の式2で表される。なお、x=(1/√γBD)sである。式2において、HBDは、BD手法によるプリコーディングがなされたチャネル行列であり、具体的にはチャネル行列HにWBDを乗算したものであり、nは、熱雑音ベクトルである。
Figure 2015046839
このとき、チャネルは以下の式3に示すチャネルHBDとして取り扱うことができる。ここで、Mは、ビームフォーマの送受信アンテナからビームフォーミkの送受信アンテナへの行列を表す。
Figure 2015046839
式3より、チャネル行列HBDは各ビームフォーミのチャネル行列M、M、・・・、M、・・・、Mで構成される部分対角行列となり、相関を生じる成分を除去、あるいは、減少した状態で、通信が行われる。
そして、重み行列WBDは、以下の式4で示すように、各ビームフォーミへの重み行列wで構成されるため、各ビームフォーミごとの重み行列wを求めることで、重み行列WBDを得ることできる。
Figure 2015046839
ビーフォーミkの重み行列の生成は、はじめに、チャネル行列Hからビーフォーミkのチャネル行列を除去したチャネル行列H’を得る。チャネル行列H’はビームフォーマの全ての送受信用アンテナからビームフォーミkを除くビームフォーミの送受信用アンテナへのチャネルを意味する。チャネル行列H及びチャネル行列H’は以下の式5及び式6でそれぞれ示される。
Figure 2015046839
ここで、ビームフォーマの送受信用アンテナの数をNTX、1つのビームフォーミが備える送受信用アンテナの数をNRX、ビームフォーミの数をKとして、H’に特異値分解を適用すると、H’は以下の式7で表される。
Figure 2015046839
’は、NRX(K−1)×NTXの非正方行列であり、ランク落ちが生じない前提で、NRX×(K−1)個の特異値を持ち、Σ’と表される。それぞれの特異値に対する特異ベクトルをV’とし、H’に、NTX−NRX(K−1)の零空間と零ベクトルV”が存在するとすると、零ベクトルV”をチャネル行列Hに乗算することで、ビームフォーミk以外のビームフォーミに対しヌルを向け相関成分を除去することが可能となる。全てのビームフォーミについて、特定のビームフォーミ以外のビームフォーミに対してヌルを向ける零ベクトルV”を求めることで、以下の式8に示す重み行列WBDを得ることができる。
Figure 2015046839
MU−MIMOシステム10において、ビームフォーミ12、13間、及び、ビームフォーミ14、15間でそれぞれ相関が高くなっていると、データ群1213aはストリーム12s、13sにそれぞれ割り当てられ、データ14a、15aを一つにまとめたデータ群1415aはストリーム14s、15sにそれぞれ割り当てられる。
このとき、ビームフォーミ12に対応するH1,2’は以下の式9で表される。
Figure 2015046839
1,2’を特異値分解することで、ビームフォーミ12、13以外にヌルを向ける零ベクトルV1,2”が算出され、このV1,2”をビームフォーミ12、13に対する重み行列w1,2 とする。
この処理を、ビームフォーミ13、14、15について行うことにより、以下の式10で示される重み行列WBD2が生成される。
Figure 2015046839
重み行列WBD2は、4×2の行列であり、相関を生じる成分を除去したHWBD2は、以下の式11で表される。
Figure 2015046839
ここで、MU−MIMOシステム10においては、相関が高いビームフォーミ12、13に対し、同じデータ群1213aが送信されるので、ビームフォーミ12、13はそれぞれ、データ12、13を安定的に得ることができ、結果として、ビームフォーミ12、13間の高い相関による影響を抑制可能である。この点、ビームフォーミ14、15についても同じことが言える。
また、各ビームフォーミのチャネルの相関関係が固定されている現場では、複数のビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループそれぞれに対し、1つのストリームを割り当てるようにしてもよい。
MU−MIMOシステム10の変形例である図3(B)に示すMU−MIMOシステム30は、ビームフォーミ12、13、14、15のチャネルの相関が固定されている。
以下、MU−MIMOシステム30について説明する。なお、MU−MIMOシステム10と同様の構成については、MU−MIMOシステム10と同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
MU−MIMOシステム30においては、ビームフォーマ31及びビームフォーミ12、13、14、15の配置が固定され、ビームフォーミ12、13、14、15それぞれのチャネル状態が固定されている。本実施の形態では、ビームフォーミ12、13間でチャネルの相関が高く、ビームフォーミ14、15間でチャネルの相関が高い。
ビームフォーマ31が備える割り当て手段24は、ストリーム32s、33sそれぞれに割り当てるデータ群が定められた設定テーブルを有している。本実施の形態では、その設定テーブルに、データ12a、13aを一つにまとめたデータ群1213aをストリーム32sに割り当て、データ14a、15aを一つにまとめたデータ群1415aをストリーム33sに割り当てることが予め定められている。
割り当て手段24は、設定テーブルに従い、ストリーム32sにデータ群1213aを割り当て、ストリーム33sにデータ群1415aを割り当てる。
そして、ストリーム32sに割り当てられたデータ群1213aは、ビームフォーマ31が備える演算手段25によりプリコーディングされ、送受信用アンテナ16からビームフォーミ12、13に送信される。ストリーム33sに割り当てられたデータ群1415aもデータ群1213aと同様に、演算手段25によりプリコーディングされ、送受信用アンテナ17からビームフォーミ14、15に送信される。
従って、MU−MIMOシステム10では、ビームフォーマ11が複数のビームフォーミ12、13、14、15と同数の送受信用アンテナ16、17、18、19を備えていたのに対し、MU−MIMOシステム30においては、ビームフォーマ31が、複数のビームフォーミ12、13、14、15より少ない送受信用アンテナ16、17を備えることで無線通信を行うことができる。
ここまで記載したように、MU−MIMOシステムのシステム設計に応じて、割り当て手段は、複数のデータを一つにまとめたデータ群を1つ又は複数のストリームに割り当てることになる。
なお、MU−MIMOシステム10は、4つのビームフォーミ12、13、14、15に対し4つのストリーム12s、13s、14s、15sにより無線通信を行うシステムであり、MU−MIMOシステム30は、4つのビームフォーミ12、13、14、15に対し2つのストリーム32s、33sで無線通信を行うシステムであるが、ビームフォーミの数や、ストリームの数はこれに限定されない。
次に、MU−MIMOシステム10に適用可能な本発明の一実施の形態に係るMU−MIMOの通信方法を、以下に説明する。
まず、割り当て手段は、所定の時間間隔で取得する複数のビームフォーミそれぞれのチャネル状態から検出したビームフォーミ間のチャネルの相関を基に、データ群にまとめる複数のデータを動的に決定する。
そして、割り当て手段は、決定した内容に従って、複数のビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループごとに、複数のデータをデータ群にまとめ、その複数のデータを一つにまとめたデータ群を1つ又は複数のストリームに割り当てる(工程A)。
また、割り当て手段は、チャネルの相関がないビームフォーミに対応したデータを、データ群を割り当てたストリームとは別のストリームに割り当てる。
そして、演算手段は、ストリームに割り当てられたデータ群、及び、ストリームに割り当てられたデータをプリコーディングし(工程B)、それらを送出手段に与える。
送出手段は、プリコーディングされたデータ群を、そのデータ群に含まれる複数のデータそれぞれに対応するビームフォーミに送信すると共に、プリコーディングされたデータを、そのデータに対応するビームフォーミに送信する(工程C)。
次に、本発明の作用効果を確認するために行った実施例について説明する。
本実施例では、IEEE802.11ac規格に準拠したシミュレータを用いて、1つのビームフォーマと4つのビームフォーミの通信をシミュレーションした。シミュレーション諸元を以下に記載する。
SNR[dB]:30〜50(5刻み)
各ビームフォーミに対する総送信パケット数:1000
各ビームフォーミに対する総送信ビット数:8.0×10
各ビームフォーミのアンテナ数:1
ビームフォーマのアンテナ数:4
変調方式:64QAM
符号比率:5/6
チャネルモデル:TGac Model B
プリコーディング手法:BD
ストリーム割り当てアルゴリズム:最大チャネル容量選択法
ビームフォーミ1はビームフォーミ2とチャネルの相関が高い関係にあり、ビームフォーミ3、4は他のビームフォーミ1、2、3、4との関係でチャネルの相関が低い条件設定をし、ビームフォーミ1〜4それぞれのBERをシミュレーションにより算出した。ストリームへのデータの割り当ては、1)ビームフォーミ1〜4それぞれのデータをそれぞれ4つのストリームに割り当てる比較例の方法と、2)ビームフォーミ1、2のデータをまとめたデータ群を2つのストリームにそれぞれ割り当て、ビームフォーミ3のデータを他の1つのストリームに割り当て、ビームフォーミ4のデータを残りの1つのストリームに割り当てる実施例の方法とでそれぞれ行った。
ビームフォーミ1〜4それぞれについて、比較例の方法と実施例の方法の各シミュレーション結果を図4〜図7のグラフに示す。なお、図4〜図7で、User1、2、3、4は、それぞれビームフォーミ1、2、3、4を示し、Conventional methodは比較例の方法を表し、Proposed methodは実施例の方法を意味する。
シミュレーション結果より、ビームフォーミ1、2で、実施例の方法が、比較例の方法に比べ、BER特性が良くなり、通信の安定性が大幅に増すことが明らかとなった。比較例の方法では、ビームフォーミ1、2のいずれにおいても、BER(Bit Error Rate)が10−1以下になることはなく、これは、通信ができない状態であると考えられる。
また、ビームフォーミ3、4においても、実施例の方法で、比較例の方法に比べ、BER特性が良くなっている。これは、ビームフォーマの2つの送受信用アンテナで同じデータ群を送信することで、この2つのアンテナから異なるデータを送信するのに比較して、ビームフォーマの送受信用アンテナ間の相関が低減したことによるものと考えられる。
また、最大チャネル容量選択法の代わりに、最大最小特異値法を採用した場合も、同様のシミュレーション結果が得られることが確認されている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、ビームフォーミは産業用ロボットに限定されず、タブレット端末等の通信端末であってもよく、ビームフォーマも産業用ロボットの動作を制御する制御装置に限定されず、通信端末に信号を送信する基地局端末であってもよい。
10:MU−MIMOシステム、11:ビームフォーマ、12〜15:ビームフォーミ、12a〜15a:データ、12s〜15s:ストリーム、16〜19:送受信用アンテナ、20:送受信処理回路、21:送出手段、22:送受信用アンテナ、23:データ処理手段、24:割り当て手段、25:演算手段、30:MU−MIMOシステム、31:ビームフォーマ、32s、33s:ストリーム、1213a、1415a:データ群

Claims (5)

  1. ビームフォーマが、複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを、ストリームに割り当ててプリコーディングし、前記複数のビームフォーミそれぞれに送信するMU−MIMOシステムであって、
    複数の前記ビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループごとに、該複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数の前記データを一つにまとめたデータ群を、1つ又は複数の前記ストリームに割り当てる割り当て手段と、
    前記データ群をプリコーディングする演算手段と、
    プリコーディングされた前記データ群を該データ群に含まれる複数の前記データにそれぞれ対応する前記ビームフォーミに送信する送出手段とを備えることを特徴とするMU−MIMOシステム。
  2. 請求項1記載のMU−MIMOシステムにおいて、前記割り当て手段は、前記複数のビームフォーミそれぞれのチャネル状態から検出した該ビームフォーミ間のチャネルの相関を基にして、前記データ群にまとめる複数の前記データを決定することを特徴とするMU−MIMOシステム。
  3. 請求項1又は2記載のMU−MIMOシステムにおいて、前記ビームフォーミは産業用ロボットであり、前記ビームフォーマは前記産業用ロボットに指令信号を送る制御装置であることを特徴とするMU−MIMOシステム。
  4. ビームフォーマが、複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数のデータを、ストリームに割り当ててプリコーディングし、前記複数のビームフォーミにそれぞれ送信するMU−MIMOの通信方法において、
    複数の前記ビームフォーミ間でチャネルの相関が高くなっているビームフォーミグループごとに、該複数のビームフォーミそれぞれに対応する複数の前記データを一つにまとめたデータ群を、1つ又は複数の前記ストリームに割り当てる工程Aと、
    前記データ群をプリコーディングする工程Bと、
    プリコーディングされた前記データ群を、該データ群に含まれる複数の前記データそれぞれに対応する前記ビームフォーミに送信する工程Cとを有するMU−MIMOの通信方法。
  5. 請求項4記載のMU−MIMOの通信方法において、前記データ群にまとめる複数の前記データを、前記複数のビームフォーミそれぞれのチャネル状態から検出した該ビームフォーミ間のチャネルの相関を基に決定することを特徴とするMU−MIMOの通信方法。
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