JP2015046447A - 電子回路装置及び電子回路装置の製造方法 - Google Patents

電子回路装置及び電子回路装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】親基板に対して子基板を立設させる電子回路装置において、振動に対する強度を向上させる。【解決手段】表面実装品が実装されている親基板20と、親基板20に外縁部の下辺30aがはんだによって固定されることで立設されているとともに、制御素子が実装されている子基板30と、親基板20が底面に固定され、親基板20及び子基板30を収容する筐体40と、を備え、振動環境で使用される電子回路装置10であって、子基板30において下辺30aと対向する上辺30bに固定され、筐体40の内壁のうち対向する内壁41,42同士に架け渡されてそれぞれの前記内壁に係合している係合部材50を備えることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

複数の基板を備える電子回路装置及びその製造方法に関する。
近年、電子回路装置は、その性能向上を目的として、多くの電子部品が基板に実装されている。また、電子回路装置を小型化することも要請されている。そこで、複数の基板に電子部品をそれぞれ実装し、各基板を立体的に組み立てることが行われている。複数の基板を立体的に組み立てる場合、土台となる親基板に対して、子基板を固定することとなる(特許文献1)。
特開2009−123859号公報
上記のような親基板に子基板を固定した電子回路装置を車両に搭載した場合、車両の走行に伴って電子回路装置に振動が生じる。親基板に対して子基板を立設する構成とすると、子基板は片持ち構造であるため、車両走行に伴う電子回路装置の振動によって子基板が振動する。この振動によって、子基板と親基板とを固定するはんだにクラックなどが生じることが考えられ、電子回路装置としての信頼性が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、親基板に対して子基板を立設させる電子回路装置において、振動に対する強度を向上させることのできる電子回路装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1電子部品(21〜24)が実装されている親基板(20)と、前記親基板に外縁部の接続辺(30a)がはんだによって固定されることで立設されているとともに、第2電子部品(31)が実装されている子基板(30)と、前記親基板が底面に固定され、前記親基板及び前記子基板を収容する筐体(40)と、を備え、振動環境で使用される電子回路装置(10)であって、前記子基板において前記接続辺と対向する被固定辺(30b)に固定され、前記筐体の内壁のうち対向する内壁(41,42)同士に架け渡されてそれぞれの前記内壁に係合している係合部材(50)を備えることを特徴とする。
子基板と親基板とが子基板の接続辺においてはんだによって固定されている。ここで、子基板においてその接続辺と対向する被固定辺に係合部材が固定されている。そして、係合部材は、筐体の内壁のうち対向する内壁同士に架け渡されて、それぞれの内壁に係合している。これにより、子基板の固有振動数が筐体に係合された係合部材の固有振動数に近くなり、電子回路装置の外部の振動により発生する子基板の共振を抑制し、振動に対する電子回路装置の強度を向上させることが可能になる。
電子回路装置の外観図。 子基板及び挿入実装品が親基板に固定されている様子を表す図。 筐体と係合部材との係合を示す図。 係合部材の形状を示す図。 変形例における筐体と係合部材との係合を示す図。 変形例における係合部材の形状を示す図。
本実施形態における電子回路装置は、振動環境で使用される車載用DCDCコンバータ(電源装置)を想定している。図1に示すように、本実施形態における電子回路装置10は、筐体40と、筐体40の底面に固定されている一枚の親基板20と、親基板20に固定されている複数の略矩形状の子基板30とを備える。電子回路装置10は、筐体40の底面(親基板20)が略水平となるように車両に搭載される。なお、筐体40の底面が略鉛直方向となるように搭載されるものであってもよい。
親基板20上には主として、第1電子部品としての挿入実装品21〜23(パワーMOSFET21、チョークコイル22、電解コンデンサ23)等が実装されている。また、筐体40の底面にトランス24が固定されている。これら第1電子部品21〜23及びトランス24は、筐体40の底面(親基板20)に対して所定の高さを有し、第1電子部品21〜23及びトランス24の高さに合わせて筐体40の高さを決定している。また、親基板20及び子基板30に実装されている素子を冷却するための冷却ファン25が設けられている。子基板30が親基板20に立設されることで、子基板30上の素子は効率よく冷却される。
図2に示すように、子基板30の下辺30a(接続辺)が親基板20の上面に固定されている。子基板30には、親基板20上に実装されているパワーMOSFET22(図示略)を制御する第2電子部品としての制御素子31が実装されている。子基板30上には、上記下辺30aに、接続部材であるライトアングル型の接続ピン32が実装されている。子基板30上の制御素子31は、接続ピン32を介して親基板20から電力を供給され、親基板20のグランドと接続され、また、親基板20上のパワーMOSFET22と接続されている。接続ピン32が親基板20に対してはんだ及び樹脂で固定されることで、子基板30は親基板20に対して固定されている。子基板30は、第1電子部品21〜23及びトランス24と略同じ高さを有し、これにより、筐体40の高さを大きくすることなく、かつ、子基板30の面積を大きくすることを可能にしている。
子基板30は、下辺30aのみが親基板20に対して固定されている構造、つまり、片持ち構造となる。このため、電子回路装置10に対して車両の走行に伴う振動が加わると、子基板30は、親基板20に固定されている下辺30aを固定端、その辺と対向する上辺30bを自由端として振動する。この子基板30の振動に伴って、接続ピン32と親基板20とを固定するはんだが金属疲労を起こし、クラックが生じるおそれがある。このため、電子回路装置10としての信頼性が低下する。
また、子基板30の振動に伴い、子基板30自身が変形することになる。特に、子基板30の外縁部は曲がり易く、外縁部において変形量が大きくなる。振動に伴う変形によって、子基板30の外縁部付近に実装された部品と子基板30とを接続するはんだが金属疲労を起こし、クラックが生じるおそれがある。このため、子基板30の信頼性、ひいては、電子回路装置10としての信頼性が低下する。
ここで、走行に伴う振動の周波数と子基板30の固有振動数とが一致すると、子基板30が共振して子基板30の振動が大きくなる。子基板30の固有振動数は、子基板30の形状及び材質、剛性(ヤング率)に応じて変化する。
具体的には、子基板30の立設方向の幅(高さ)が高いほど固有振動数は低くなる。また、子基板30のヤング率の二乗根に比例して固有振動数は高くなり、比重の二乗根に反比例して固有振動数は低くなる。子基板30の高さは略10cmである。また、子基板30は、いわゆるガラスエポキシ基板であり、そのヤング率は略20GPa、比重は略1.8である。この場合、子基板30の固有振動数は、略150Hzとなる。車両走行に伴う振動の周波数は20〜200Hz程度であるため、車両走行の状態によっては子基板30において共振が発生するおそれがある。
そこで、本実施形態の電子回路装置10においては、図3に示すように、筐体40の内壁のうち対向する内壁41,42同士に架け渡されてそれぞれの内壁41,42に係合する係合部材50を設け、その係合部材50と2枚の子基板30とを固定する。なお、図3においては、親基板20、子基板30、係合部材50及び筐体40以外の構成については省略して示している。係合部材50が架け渡される内壁41,42は、筐体40の長手方向に対向する2面であり、その2面の内壁41,42には、係合部材50と係合するために、子基板30の立設方向に延びる嵌合溝411,421が設けられている。この嵌合溝411,421は、内壁41,42の上端部(外縁部)において内壁41,42の長手方向の中間部にそれぞれ設けられている。嵌合溝411,421の断面形状は矩形状になっている。
図4に示すように、係合部材50は略矩形状の板状部材であり、その端部には嵌合溝411,421と嵌合する嵌合部51,52がそれぞれ設けられている。嵌合部51,52は、四角柱状(直方体状)に形成されている。また係合部材50の中間部は、嵌合部51,52より短手方向の幅が広くなっている。図3に示すように嵌合部51,52が嵌合溝411,421と嵌合することで、係合部材50は筐体40と係合する。
ここで、嵌合溝411,421と嵌合部51,52とは遊嵌する、すなわち隙間のある状態で嵌合するように設けられている。具体的には、嵌合溝411,421の幅と比べて、嵌合部51,52の幅は僅かに狭くなっている。また、嵌合溝411,421と嵌合部51,52とが嵌合したときに、係合部材50の長手方向に隙間のある状態で嵌合するように、嵌合溝411,421は設けられている。また、筐体40と係合部材50とを係合させたときに、嵌合溝411,421の下端面(端面)と係合部材50の下面との間に隙間があるように、嵌合溝411,421は設けられている。これにより、子基板30の振動に伴って係合部材50が振動することを抑制しつつ、嵌合溝411,421と嵌合部51,52との間で力が作用することを抑制し、ひいては、子基板30の下辺30a、特に接続ピン32における応力の発生を抑制する。
係合部材50の素材として、子基板30と比べてヤング率が高い素材である金属を用いる。係合部材50の素材として用いる金属は例えばステンレス鋼であり、ステンレス鋼のヤング率は略200GPaである。係合部材50としてヤング率の高い素材を用いることで、係合部材50に固定されている子基板30の固有振動数を高くし、子基板30の固有振動数を車両走行に伴う振動の周波数の上限値(200Hz)より高くする。これにより、車両走行に伴う振動によって子基板30において共振が発生することを抑制することができる。なお、係合部材50の素材として用いる金属はアルミ(ヤング率:略70GPa)などでもよい。その場合であっても、子基板30のヤング率と比較して、係合部材50のヤング率を高くすることができる。
図4に示すように、係合部材50には、子基板30を固定する固定部53が設けられている。固定部53は、円柱状の部材であり、その中央にネジ孔が設けられている。子基板30の上辺30b(被固定辺)が固定部53に当接され、ネジが子基板30に設けられたスルーホールを貫通して固定部53のネジ孔にねじ込まれることで、子基板30の上辺30bは係合部材50に固定される。
子基板30において、ネジ留め用のスルーホールは、上辺30bの両隅、及び、側辺の中間部に設けられている。なお、子基板30の長手方向の長さが所定の長さ以上の場合には、上辺30bの中間にもネジ留め用のスルーホールを設ける構成とする。固定部53は、子基板30に設けられたネジ留め用のスルーホールの位置と合うように設けられている。このように4点以上で子基板30と係合部材50とを固定することで、子基板30と係合部材50とを強く固定し、子基板30の固有振動数を係合部材50の固有振動数により近づけることができる。
また、固定部53が所定の高さを有することで、子基板30は係合部材50に対して離間し対向して設けられることになる。このため、子基板30と係合部材50との間には間隙が設けられる。この間隙により、係合部材50と対向する面において、子基板30上に部品を実装することが可能になる。また、係合部材50と対向する面の反対側の面に実装された挿入実装品のピンが係合部材50と接触することを抑制できる。
図3に示すように、筐体40内の空間は、子基板30及び係合部材50によって分割されている。この分割された筐体40内の空間のうち一方の空間にDC/DCコンバータの入力側素子を実装し、他方の空間にDC/DCコンバータの出力側素子を実装する構成とする。これにより、DC/DCコンバータの入力側の素子と出力側の素子とを電気遮蔽することができる。また、図1に示すように、冷却ファン25とトランス24などの発熱量の大きい素子とを同じ空間に備えることで、素子の冷却を効率的に実施できる。つまり、子基板30及び係合部材50は、冷却ファン25による冷却風を導くガイドとして機能する。
次に、電子回路装置10の製造工程を説明する。第1工程において、制御素子31や接続ピン32が実装された2枚の子基板30を、子基板30の下辺30aが親基板20に固定される位置となるようにそれぞれ治具に固定する。治具に固定された2枚の子基板30に設けられたネジ留め用スルーホールと係合部材50の固定部53に設けられたネジ孔とを位置合わせした後、ネジを子基板30のネジ留め用スルーホールを貫通させて固定部53のネジ孔にねじ込むことで、2枚の子基板30の上辺30bが係合部材50に固定される。
第2工程において、子基板30を治具から外し、子基板30の接続ピン32を親基板20のスルーホール201に挿入した上でフロー工程を実施し、接続ピン32とスルーホール201とをはんだを介して固定する。更に、接続ピン32と親基板20とを樹脂により固定する。これにより、親基板20と子基板30及び係合部材50とを1つのユニットとする。
第3工程において、係合部材50の嵌合部51,52が筐体40の内壁41,42に設けられた嵌合溝411,421と嵌合するように、親基板20、子基板30及び係合部材50で構成されるユニットを筐体40の上部から挿入することで、係合部材50と筐体40とを係合させる。更に、親基板20を筐体40の底面に載置する。そして、ネジを親基板20に設けられているネジ留め用スルーホールを貫通させて、筐体40の底面に設けられた支持部のネジ孔にねじ込むことで、親基板20が筐体40に固定される。
以下、本実施形態の奏する効果を述べる。
子基板30と親基板20とが子基板30の下辺30aにおいてはんだによって固定されている。ここで、子基板30においてその下辺30aと対向する上辺30bに係合部材50が固定されている。そして、係合部材50は、筐体40の内壁のうち対向する内壁41,42同士に架け渡されて、それぞれの内壁41,42に係合している。これにより、子基板30の固有振動数が筐体40に係合された係合部材50の固有振動数に近くなり、電子回路装置10の外部の振動により発生する子基板30の共振を抑制し、振動に対する電子回路装置10の強度を向上させることが可能になる。
筐体40の内壁41,42に嵌合溝411,421が設けられており、係合部材50の長手方向の両端に嵌合溝411,421と係合する嵌合部51,52が設けられている。そして、これら嵌合溝411,421と嵌合部51,52とが嵌合することで、係合部材50が筐体40に係合している構成とする。これにより、子基板30の立設方向に対して直交する方向に対する振動を抑制することができる。これに加えて、子基板30と親基板20とを固定する接続ピン32にかかる応力は、係合部材50と子基板30の自重によるものとなり、係合部材50を筐体40に対してネジなどで固定する場合に比べて、接続ピン32にかかる応力を減少させることができる。
嵌合溝411,421と嵌合部51,52とは遊嵌するように設けられている。これにより、子基板30の振動に伴って係合部材50が振動することを抑制しつつ、嵌合溝411,421と嵌合部51,52との間で力が作用することを抑制し、ひいては、子基板30の下辺30a、特に接続ピン32における応力の発生を抑制する。
係合部材50の嵌合部51,52は、係合部材50の中間部の幅よりも短くしている。これにより、係合部材50の嵌合部51,52を筐体40の嵌合溝411,421に嵌合させる際に、嵌合させる長さを中間部の長さと比較して短くすることができ、組み付け性をよくすることができる。
1つの係合部材50に対して複数の子基板30を固定する構成とする。これにより、係合部材50を複数用いる必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
子基板30及び係合部材50を用いて、DC/DCコンバータの入力側の素子と出力側の素子とを電気遮蔽する構成とする。これにより、入力側の素子から放射されるノイズが出力側の素子に与える影響、及び、出力側の素子から放射されるノイズが入力側の素子に与える影響を抑制することができる。特に、係合部材50を板状に形成することで、係合部材50による電気遮蔽による効果が高くなる。
子基板30と係合部材50とを固定し、その後、子基板30と親基板20とを固定する構成とした。この構成により、子基板30と親基板20とを固定し、その後、子基板30と係合部材50とを固定する構成に比べて、子基板30の下辺30a、特に接続ピン32において生じる応力を抑制することができる。
(その他の実施形態)
・上記実施形態においては、係合部材50に嵌合部51,52を設け、筐体40の内壁41,42に嵌合溝411,421を設ける構成とした。これに代えて、図5に示すように、筐体40の内壁41,42に筐体40の内側に突出する突条(リブ)である嵌合部411a,421aを設け、係合部材50にその嵌合部411a,421aと嵌合する嵌合溝51a,52aを設ける構成としてもよい。
・係合部材50と筐体40の内壁41,42とを固定する構成としてもよい。具体的には、係合部材50と筐体40の内壁41,42とをネジにより固定する構成を採用することもできる。この場合、子基板30の固有振動数をより高くすることができ、子基板30の振動に対する強度を強くすることができる。
・嵌合溝411,421と嵌合部51,52とを隙間なく嵌合させる構成としてもよい。この場合、子基板30の固有振動数をより高くすることができ、子基板30の振動に対する強度を強くすることができる。
・係合部材50を板状部材としたが、これに代えて、図6に示すような四角柱状等の棒状の係合部材50aとしてもよい。この場合、係合部材50aは、子基板30の上辺30bにのみに対向して設けられる。
・係合部材50に2枚の子基板30を固定する構成としたが、これに代えて、係合部材50に1枚の子基板30を固定する構成としてもよい。また、係合部材50に3枚以上の子基板30を固定する構成としてもよい。
・子基板は、矩形以外であってもよい。例えば、筐体40の構造に合わせて、上辺が傾斜していたり、上辺の一部が削除されているものであってもよい。
・電子回路装置は、DCDCコンバータ以外であってもよい。例えば、DCACインバータ装置、ACDCコンバータ装置及びACACコンバータ装置などの車載用電力変換装置であってもよい。また、電子回路装置は、車両の走行を制御する電子制御装置(ECU)などであってもよい。また、電子回路装置は、車両以外の振動環境で使用されるものであってもよい。例えば、航空機などに搭載されるものであってもよい。
10…電子回路装置、20…親基板、21〜23…表面実装品(第1電子部品)、30…子基板、30a…下辺(接続辺)、30b…上辺(被固定辺)、31…制御素子(第2電子部品)、40…筐体、41,42…内壁、50…係合部材。

Claims (8)

  1. 第1電子部品(21〜23)が実装されている親基板(20)と、
    前記親基板に外縁部の接続辺(30a)がはんだによって固定されることで立設されているとともに、第2電子部品(31)が実装されている子基板(30)と、
    前記親基板が底面に固定され、前記親基板及び前記子基板を収容する筐体(40)と、
    を備え、振動環境で使用される電子回路装置(10)であって、
    前記子基板において前記接続辺と対向する被固定辺(30b)に固定され、前記筐体の内壁のうち対向する内壁(41,42)同士に架け渡されてそれぞれの前記内壁に係合している係合部材(50)を備えることを特徴とする電子回路装置。
  2. 前記係合部材の端部及び前記係合部材が架け渡された前記内壁のいずれか一方において、前記子基板の立設方向に延びる嵌合溝(411,421)が設けられ、他方において前記嵌合溝と嵌合する嵌合部(51,52)が設けられており、
    前記係合部材は、前記嵌合溝に前記嵌合部が嵌合することで、前記筐体の内壁に係合していることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
  3. 前記嵌合溝と前記嵌合部とは、隙間のある状態で嵌合していることを特徴とする請求項2に記載の電子回路装置。
  4. 前記係合部材は板状に形成されており、
    前記子基板の立設方向において、前記嵌合溝又は前記嵌合部が設けられた前記係合部材の端部の幅は、前記係合部材の中間部の幅に比べて短いことを特徴とする請求項2又は3に記載の電子回路装置。
  5. 前記係合部材には、複数の前記子基板が固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子回路装置。
  6. 前記電子回路装置は、電源装置であって、
    前記筐体内の空間は、前記子基板及び前記係合部材によって分割されており、
    前記分割された筐体内の空間のうち一方の空間に前記電源装置の入力側素子が実装され、他方の空間に前記電源装置の出力側素子が実装されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子回路装置。
  7. 第1電子部品(21〜23)が実装されている親基板(20)と、第2電子部品(31)が実装されている子基板(30)と、前記親基板と前記子基板とを収容する筐体(40)と、前記筐体の内壁のうち対向する内壁(41,42)同士に架け渡されてそれぞれの前記内壁に係合する係合部材(50)と、を備える電子回路装置(10)の製造方法であって、
    前記子基板の被固定辺(30b)に前記係合部材を固定する第1工程と、
    前記子基板の前記被固定辺と対向する接続辺(30a)を前記親基板にはんだを介して固定する第2工程と、
    前記親基板を筐体に固定するとともに、前記係合部材を筐体に係合する第3工程と、を備えることを特徴とする電子回路装置の製造方法。
  8. 前記係合部材の端部及び前記係合部材が架け渡された前記内壁のいずれか一方において、前記子基板の立設方向に延びる嵌合溝が設けられ、他方において前記嵌合溝と嵌合する嵌合部が設けられており、
    前記第3工程において、前記嵌合溝に前記嵌合部を嵌合することで、前記係合部材を前記筐体の内壁に係合することを特徴とする請求項7に記載の電子回路装置の製造方法。
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CN117794203A (zh) * 2024-02-26 2024-03-29 山东奥卓电气科技发展有限公司 一种高压变频器的电设备结构

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