JP2015045958A - 表示処理装置、表示処理方法、及びプログラム - Google Patents

表示処理装置、表示処理方法、及びプログラム Download PDF

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亮乃輔 宮崎
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泰史 山口
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智義 竹内
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Abstract

【課題】使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できるプレビュー画像を提供する。
【解決手段】第1取得部40は、印刷物が使用される使用環境の画像である背景画像と、使用環境に設置された照明の画像である照明画像と、使用環境における光属性を示す光源情報と、を取得する。第2取得部48は、印刷データを取得する。表示制御部46は、印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に照明画像を環境マッピングすると共に光源情報によって特定される光属性を設定した印刷物画像を、背景画像に重ねたプレビュー画像を表示部に表示させる。この際、表示制御部46は、背景画像上で印刷物画像を配置する位置を指定する操作を受け付けて、受け付けた位置に印刷物画像を配置したプレビュー画像を表示部に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示処理装置、表示処理方法、及びプログラムに関する。
印刷を行う前に、印刷データの印刷結果を確認するためのプレビュー画像を表示する装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1には、予め設定された複数のパラメータセットから選択された1つのパラメータセットに対応する記録媒体のグレイスケール画像を用いて、プレビュー画像を生成することが開示されている。また、特許文献2には、観察照明下における印刷物の画像をモニタ上で再現する際に、観察照明の映り込みを反映させたプレビュー画像を表示することが開示されている。具体的には、特許文献2には、予め用意された照明画像データのうち、観察照明の設置情報に応じて選択した照明画像データをメディアの変換反射特性を用いて加工することでボケ画像を生成し、生成したボケ画像と、プルーフ対象画像と、を合成した画像を、プレビュー画像として表示することが開示されている。
印刷結果として実際に出力される印刷物は、例えば、駅ホーム、展示会場、オフィス、書斎等の様々な環境の中で使用される。そして、ユーザが実際に印刷物を閲覧した際の印象は、その印刷物が使用される実空間の環境(以下、使用環境という。)の雰囲気によっても異なったものとなる。例えば、同じ印刷物であっても、展示会場で天井から吊り下げられた印刷物と、書斎の壁に貼り付けられた印刷物とでは、その印刷物から受ける印象が異なったものとなる。しかし、従来のプレビュー画像を表示する装置では、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できるプレビュー画像を提供することはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できるプレビュー画像を提供することができる、表示処理装置、表示処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷物が使用される使用環境の画像である背景画像と、前記使用環境に設置された照明の画像である照明画像と、前記使用環境における光属性を示す光源情報と、を取得する第1取得部と、印刷データを取得する第2取得部と、前記印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に前記照明画像を環境マッピングすると共に前記光源情報によって特定される前記光属性を設定した印刷物画像を、前記背景画像に重ねたプレビュー画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記背景画像上で前記印刷物画像を配置する位置を指定する操作を受け付けて、受け付けた位置に前記印刷物画像を配置した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる。
本発明によれば、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できるプレビュー画像を提供することができる、という効果を奏する。
図1は、表示処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、制御部の機能構成を示すブロック図である。 図3は、質感情報テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。 図4は、表示処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、使用環境テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。 図6は、光源情報テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。 図7は、登録処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、第2照明画像生成処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、第2照明画像生成処理を説明する説明図である。 図10は、ぼかし画像から補正画像への変換を説明する説明図である。 図11は、表示制御処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、背景画像上で印刷物を配置する位置が指定された様子を示す模式図である。 図13は、第2照明画像の位置が初期位置からユーザの操作に応じた位置に変更された様子を示す図である。 図14は、プレビュー画像を構成する背景画像及び印刷物画像の一例を示す模式図である。 図15は、プレビュー画像の一例を示す模式図である。 図16は、撮像部を備えない構成の表示処理装置の一例を示す模式図である。 図17は、表示処理システムの一例を示す模式図である。 図18は、表示処理装置、及びサーバ装置のハードウェア構成図である。
以下に添付図面を参照して、表示処理装置、表示処理方法、及びプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の表示処理装置10の概略構成を示すブロック図である。表示処理装置10は、印刷データの印刷結果を確認するためのプレビュー画像を生成して表示する装置である。表示処理装置10は、携帯可能な携帯端末であってもよいし、固定型の端末であってもよい。
表示処理装置10は、撮像部12、制御部14、記憶部16、入力部18、及び表示部20を備える。撮像部12、制御部14、記憶部16、入力部18、及び表示部20は、バス22により電気的に接続されている。
なお、表示処理装置10は、少なくとも制御部14及び記憶部16を備えた構成であればよく、撮像部12、入力部18、及び表示部20の少なくとも1つを別体として設けた構成であってもよい。
撮像部12は、印刷物が使用される実空間の環境である使用環境の画像を撮像する。使用環境は、例えば、オフィス、展示会場、駅の構内、駅のホーム、各種建物内等である。撮像部12としては、公知の撮像装置を利用することができる。撮像部12が撮像した使用環境の画像は、後述の使用環境情報の1つである背景画像として記憶部16に記憶(登録)される。
また、撮像部12は、使用環境に設置された照明の画像を撮像する。照明は、使用環境における直接照明や間接照明等の光源である。これらの照明を撮像部12で撮像すると、撮像部12の自動露出機能により、照明本体や正面から出射した光の反射率の高い領域ほど輝度が高く、照明以外の領域や反射率の低い領域ほど輝度の低い画像が得られる。撮像部12が撮像した照明の画像は、後述の使用環境情報の1つである第1照明画像として記憶部16に記憶(登録)される。
なお、撮像部12の撮像により得られた撮像画像(背景画像、第1照明画像)は、制御部14において予め定めた大きさ(解像度)となるように拡大または縮小された後に、記憶部16に記憶される。撮像部12は、ユーザによる入力部18の操作によって撮像が指示されることで、使用環境の撮像、及び照明の撮像を行い、背景画像、及び第1照明画像を得る。
入力部18は、ユーザから各種操作を受け付ける。入力部18は、例えば、マウス、マイクによる音声認識、ボタン、リモコン、及びキーボード等である。
表示部20は、各種画像を表示する。表示部20は、LCD(Liquid Crystal Display)や、画像を投影するプロジェクタ等、公知の表示装置である。本実施の形態では、表示部20には、後述するプレビュー画像が表示される。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されるコンピュータである。制御部14は、表示処理装置10に設けられた装置各部を制御する。
記憶部16は、メモリやハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体であり、後述する各処理を実行するための各種プログラムや、各種データを記憶する。
図2は、制御部14の機能構成を示すブロック図である。制御部14は、第1取得部40、生成部42、第3取得部44、表示制御部46、及び第2取得部48を備える。
表示制御部46は、印刷データの印刷結果を確認するためのプレビュー画像を表示部20へ表示する制御を行う。本実施の形態では、プレビュー画像は、背景画像に印刷物画像を重ねた画像であり(詳細後述)、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できる画像である。表示制御部46は、例えばOpenGL(Open Graphics Library)などの3Dエンジンにより実現される。なお、表示制御部46については詳細を後述する。
背景画像は、上述したように、印刷物が使用される実空間の環境である使用環境の撮像画像である。印刷物画像は、使用環境における印刷物の見え方を表現した画像であり、印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に、第1照明画像の補正処理によって生成された後述の第2照明画像を環境マッピングした画像である。また、印刷画像表示面には、使用環境における光属性が設定される。
本実施の形態では、プレビュー画像は、背景画像を背景とする三次元の仮想空間に印刷物画像を配置した三次元モデルを、二次元面に投影した画像である。三次元モデルは、表示部20の表示画面の横方向をx軸、上下方向をy軸、表示画面に垂直な方向(奥行き方向)をz軸とする。背景画像と印刷物画像は、背景画像よりも印刷物画像の方が投影面に近い位置となるように、三次元モデルのz軸方向に異なる位置に配置される。
また、本実施の形態では、プレビュー画像は、背景画像に印刷物画像を重ねた画像であるものとして説明するが、プレビュー画像は、印刷物画像に加えて、更に他の画像を含む構成であってもよい。他の画像としては、例えば、無色の現像剤を用いて形成する透明画像や、無色の現像剤を用いて紙に与える表面効果を規定した表面効果画像等、印刷物画像に重ねて表示される画像が挙げられるが、これらに限られない。他の画像を印刷物画像に重ねてプレビュー画像とする場合には、これら印刷物画像と他の画像とを、三次元モデルのz軸方向に異なる位置に配置すればよい。
第1取得部40は、使用環境情報を取得する。使用環境情報は、印刷物が使用される実空間の環境である使用環境を示す情報である。具体的には、使用環境情報は、上述した使用環境の撮像画像である背景画像と、上述した使用環境における照明の撮像画像である第1照明画像と、光源情報とを含む。使用環境情報は、ユーザが入力部18を用いて登録操作を行うことに応じて、記憶部16に記憶される。
具体的には、第1取得部40は、新たな使用環境情報の登録指示がユーザによる入力部18の操作によって入力されると、撮像部12から背景画像及び第1照明画像を取得し、記憶部16に記憶する(詳細後述)。また、ユーザによる入力部18の操作によって、記憶部16に記憶されている使用環境情報のうちの1つが選択されると、第1取得部40は、選択された使用環境情報を記憶部16から取得する。
光源情報は、使用環境における光属性を示す情報であり、詳細には、プレビュー画像における光を演出するための光源と反射を特定するための情報である。光源情報は、具体的には、光源種、鏡面光の強度、拡散光の強度、環境光の強度、色温度、及び光源位置を含む。本実施の形態では、使用環境に対応する光源情報が、ユーザによる入力部18の操作によって入力され、記憶部16に記憶される。第1取得部40は、ユーザにより指定された使用環境に対応する光源情報を記憶部16から取得する。
第3取得部44は、質感情報を取得する。質感情報とは、印刷物画像の質感(視覚的な効果)を示す情報である。本実施の形態では、第3取得部44は、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類を、質感情報として取得する。印刷用紙の紙質の種類は、ユーザによる入力部18の操作によって入力される。
印刷用紙の紙質の種類は、印刷物を視認したときに、紙質の違いがユーザによって確認される程度に異なる種類毎に予め定められている。本実施の形態では、紙質の種類には、ミラーコート紙、グロス紙、マット紙等があるが、これら以外の種類を含んでいてもよい。
例えば、プレビュー画像生成前に、制御部14が表示部20に紙質の種類の設定画面を表示する。そして、ユーザによる入力部18の操作によって、表示部20に表示された紙質の種類の選択画面が選択されると、制御部14は、予め登録された複数種類の紙質の種類を選択するための選択画面(図示省略)を表示部20に表示する。そして、ユーザによる入力部18の操作によって、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類が選択されると、選択された紙質の種類を示す情報が、入力部18から制御部14へ出力される。制御部14の第3取得部44では、入力部18から、紙質の種類を示す情報を質感情報として取得する。
第3取得部44は、取得した質感情報に対応する照明変換情報及び反射情報を記憶部16の質感情報テーブルから読み取る。そして、第3取得部44は、読取った照明変換情報を生成部42へ出力し、反射情報を表示制御部46へ出力する。
図3は、記憶部16に記憶されている質感情報テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。質感情報テーブルは、質感情報名と、補正情報と、を対応付けたテーブルである。補正情報は、照明変換情報と、反射情報と、を含む。照明変換情報は、第1照明画像を補正して後述の第2照明画像を生成する際に用いられる。反射情報は、印刷用紙の紙質の種類に応じた印刷物の反射の状態に関する情報であり、表示制御部46でサポートしている光源(OpenGLなどの3Dエンジンが仮想的に設定している光源)による印刷物画像の質感を表現するために用いられる。質感情報名は、質感情報を一意に識別する識別情報である。
照明変換情報とは、第1照明画像を、質感情報(すなわち、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類)に応じた質感となるように補正するときに用いる情報である。本実施の形態では、照明変換情報は、ぼかしパラメータと、ガンマ補正値と、を含む。
ぼかしパラメータは、後述する生成部42が第1照明画像に対してガウシアンフィルタ処理を行うときに用いるパラメータである。ガンマ補正値は、後述する生成部42がガンマ補正を行うときに用いる補正値である。
反射情報は、質感情報(すなわち、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類)に応じた印刷物画像の質感を表現するために用いる情報である。反射情報は、鏡面反射、拡散反射、環境反射、自発光、及び鏡面反射指数を含む。
鏡面反射は、鏡面反射の反射強度を示す。拡散反射は、拡散反射の反射強度を示す。環境反射は、環境反射の反射強度を示す。
自発光は、物体が自ら発光する光の光量を示す。なお、自発光に示される光量は、通常のプレビュー画像表示においては用いないが、印刷データの印刷に用いる印刷用紙が蛍光増白剤を多く含む紙質の種類である場合には、演出として用いてもよい。
鏡面反射指数は、プレビュー画像における、三次元空間上に疑似的に配置した印刷物画像と、表示制御部46でサポートしている光源と、の距離に応じて光量の減衰を制御するためのパラメータである。
なお、本実施の形態では、質感情報毎の補正情報が予め設定され、記憶部16の質感情報テーブルに予め記憶している。なお、詳細は後述するが、新たな質感情報がユーザによる入力部18の操作によって設定された場合には、制御部14は、質感情報テーブルを更新する。
また、質感情報テーブルに設定されている反射情報は、後述する表示制御部46でサポートしている光源を利用する場合を想定して設定される。すなわち、表示されるプレビュー画像に含まれる印刷物画像の色や明るさは、表示制御部46でサポートしている光源の強さと印刷画像表示面に設定された反射率によって異なるものとなる。このため、質感情報に対応した反射情報を用いて印刷物画像の色や明るさを補正することにより、印刷用紙の紙質の種類に応じた印刷物画像の質感を表現することができる。
本実施の形態では、1つの質感情報に対して、1つの補正情報を対応付ける。このため、本実施の形態では、実空間の使用環境に対応する質感情報を、1つの使用環境に対して複数用意する必要はない。
また、本実施の形態では、後述する生成部42で生成された第2照明画像を印刷画像表示面に環境マッピングするときには、光源情報によって特定される鏡面光の反射強度や拡散光の反射強度等を、予め設定されている値より低く設定する。これは、生成した第2照明画像以外に、表示制御部46でサポートしている光源による反射光が印刷画像表示面に強く映り込むことを抑制するためである。
図2に戻り、第2取得部48は、印刷データを取得する。印刷データは、印刷用紙に印刷する対象の画像を示す画像データである。印刷画像表示面は、仮想空間内に設定された表示面に印刷データに基づく画像をテクスチャマッピングすることにより生成される。
生成部42は、第1取得部40から第1照明画像を受け取る。また、生成部42は、第3取得部44から、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類(質感情報)に対応する照明変換情報を受け取る。そして、生成部42は、取得した第1照明画像を、取得した照明変換情報を用いて補正し、第2照明画像を生成する(詳細後述)。
表示制御部46は、プレビュー画像を生成すると共に、表示部20に表示する制御を行う。表示制御部46は、第1取得部40から背景画像及び光源情報を受け取る。また、表示制御部46は、生成部42から第2照明画像を受け取る。また、表示制御部46は、第3取得部44から、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類(質感情報)に対応する反射情報を受け取る。また、表示制御部46は、第2取得部48から、印刷データを受け取る。そして、表示制御部46は、これらの情報を用いて、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できるプレビュー画像を生成し、表示部20へ表示する制御を行う。
次に、表示処理装置10の制御部14が実行する表示処理の手順を説明する。図4は、制御部14が実行する表示処理の手順を示すフローチャートである。
まず、第2取得部48が、印刷データを取得する(ステップS100)。次に、第3取得部44が、質感情報取得処理を実行する(ステップS102)。
第3取得部44は、入力部18から、ユーザの操作によって入力された、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類を質感情報として受け付ける。そして、第3取得部44は、受け付けた質感情報及び該質感情報に対応する補正情報が、記憶部16の質感情報テーブルに格納されている場合には、該補正情報を記憶部16から読み出す。そして、第3取得部44は、記憶部16から読み出した補正情報に含まれる照明変換情報を生成部42へ出力し、記憶部16から読み出した補正情報に含まれる反射情報を表示制御部46へ出力する。
一方、入力部18から受け付けた質感情報が記憶部16の質感情報テーブルに格納されていない場合には、第3取得部44は、質感情報の登録処理を実行する。
詳細には、第3取得部44は、入力部18から受け付けた質感情報を質感情報テーブルに登録すると共に、質感情報テーブルに格納されている補正情報登録済の質感情報名の一覧と、新規の補正情報入力を指示するための指示ボタンと、を表示部20に表示する制御を行う。そして、ユーザによる入力部18の操作によって、登録済の質感情報名の内の1つが選択された場合、選択された質感情報名に対応する補正情報を、新たに登録した質感情報名に対応付けて質感情報テーブルに格納する。
一方、ユーザによる入力部18の操作によって、新規の補正情報入力を指示するための指示ボタンが操作された場合、第3取得部44は、補正情報の入力を促す画面を表示部20に表示する制御を行う。そして、ユーザによる入力部18の操作によって、補正情報が入力されると、第3取得部44は、入力された補正情報を、新たに登録した質感情報名に対応付けて質感情報テーブルに格納する。
そして、第3取得部44は、格納した補正情報に含まれる照明変換情報を生成部42へ出力し、該補正情報に含まれる反射情報を表示制御部46へ出力する。
図4に戻り、次に、第1取得部40が、使用環境情報取得処理を実行する(ステップS104)。第1取得部40は、入力部18から印刷物が使用される実空間の環境である使用環境を一意に識別するための使用環境名を取得する。使用環境名は、ユーザによる入力部18の操作によって入力される。ユーザは、印刷物を使用する環境として想定している使用環境に対応する使用環境名を、入力部18の操作によって入力する。
なお、本実施の形態では、第1取得部40は、使用環境名を取得する場合を説明するが、印刷物が使用される使用環境を一意に識別する識別情報を取得すればよく、取得する情報は使用環境名に限られない。
そして、第1取得部40は、取得した使用環境名が記憶部16の使用環境テーブルに登録されている場合には、取得した使用環境名に対応する使用環境情報を、記憶部16に格納されている使用環境テーブル及び光源情報テーブルから読み取ることで、使用環境情報を取得する。
図5は、使用環境テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。図5に示すように、記憶部16は、使用環境名と、背景画像と、第1照明画像と、光源情報名と、を対応付けて使用環境テーブルに格納している。光源情報名は、対応する使用環境名によって特定される使用環境における光属性を示す光源情報を一意に識別するための識別情報である。図5の例では、光源情報名に使用環境名と同じ名称を与えているが、これに限らない。
図6は、光源情報テーブルのデータ構造の一例を示す模式図である。図6に示すように、光源情報テーブルは、光源情報名と、光源情報と、を対応付けたテーブルである。光源情報は、印刷物画像が配置される仮想空間における光源に関する情報であり、光源種、鏡面光、拡散光、環境光、色温度、及び光源位置を含む。
なお、光源種は、鏡面反射として照明画像を利用するか、それとも表示制御部46でサポートしている光源(スポット光)を利用するかを示している。本実施の形態では、光源種「1」は、鏡面反射として、生成した第2照明画像を利用することを示す。また、光源種「0」は、鏡面反射として、表示制御部46でサポートしている光源(スポット光)を利用することを示す。なお、光源種には、仮想空間の光源の種類に応じた値を割り当ててもよい。
なお、光源種に「1」が設定されている場合であっても、本実施の形態では、表示制御部46は、3Dエンジンが仮想的に設定している光源を利用してプレビュー画像を生成する。このため、光源種「1」の場合、主に、対応する鏡面光には、鏡面光無しを示す「0」が設定されている。また、光源情報に含まれる、鏡面光、拡散光、環境光、及び色温度としては、使用環境に応じて、該使用環境を表現可能な値を設定する。光源位置は、仮想空間上において、印刷物画像の真上に相当する位置に予め設定してもよいし、プレビュー画像を視認する観察者の視点位置に応じて、鏡面光や拡散光の発生しやすい位置に予め設定してもよい。
また、本実施の形態では、詳細を後述するが、仮想空間における印刷画像表示面の位置とこの印刷画像表示面に環境マッピングされる第2照明画像の位置とをユーザ(観察者)が任意に指定できるようにしている。ユーザが第2照明画像の位置を指定した場合には、光源情報に含まれる光源位置に関わらず、ユーザが指定した位置に第2照明画像が配置される。なお、仮想空間における第2照明画像の位置をユーザが指定した場合、印刷画像表示面からこの第2照明画像に向かう方向と観察者の視点位置に向かう方向とを等分割する方向のベクトルを、印刷画像表示面の法線ベクトルとみなして処理を行う。
図4に戻り、第1取得部40は、入力部18から取得した使用環境名が記憶部16の使用環境テーブルに登録されている場合には、取得した使用環境名に対応する使用環境情報を、記憶部16から読み出すことで、使用環境情報を取得する。
一方、第1取得部40は、取得した使用環境名が記憶部16の使用環境テーブルに登録されていない場合には、図7に示す登録処理を実行した後に、取得した使用環境名に対応する使用環境情報を記憶部16から読み出すことで、使用環境情報を取得する。
登録処理においては、まず、第1取得部40が、入力部18から、記憶部16に登録されていない使用環境名を取得する(ステップS200)。次に、第1取得部40は、撮像部12から背景画像(使用環境の撮像画像)を取得する(ステップS202)。なお、第1取得部40は、表示部20に、記憶部16に登録済の背景画像の一覧を表示し、ユーザによる入力部18の操作によって1つの背景画像が選択されたときに、選択された背景画像を、ステップS200で取得した使用環境名に対応する背景画像として取得してもよい。
次に、第1取得部40は、撮像部12から第1照明画像(使用環境に設置された照明の撮像画像)を取得する(ステップS204)。なお、第1取得部40は、表示部20に、記憶部16に登録済の第1照明画像の一覧を表示し、ユーザによる入力部18の操作によって1つの第1照明画像が選択されたときに、選択された第1照明画像を、ステップS200で取得した使用環境名に対応する第1照明画像として取得してもよい。
次に、第1取得部40は、入力部18から光源情報を取得する(ステップS206)。例えば、第1取得部40は、表示部20に光源情報の入力を行うための設定画面を表示する。そして、ユーザによる入力部18の操作によって、設定画面に表示された光源情報の入力欄にパラメータが入力されることで、光源情報が入力される。そして、第1取得部40は、入力された光源情報を入力部18から受け付けることで、光源情報を取得する。なお、第1取得部40は、表示部20に、記憶部16に登録済の光源情報の一覧を表示し、ユーザによる入力部18の操作によって1つの光源情報が選択されたときに、選択された光源情報を、ステップS200で取得した使用環境名に対応する光源情報として取得してもよい。
そして、第1取得部40は、ステップS202で取得した背景画像及びステップS204で取得した第1照明画像と、ステップS206で取得した光源情報の識別情報である光源情報名を、ステップS200で取得した使用環境名に対応付けて使用環境テーブルに登録すると共に、ステップS206で取得した光源情報を、光源情報名に対応付けて光源情報テーブルに登録する(ステップS208)。なお、光源情報名には、各光源情報を一意に識別可能な情報を付与すればよい。そして本ルーチンを終了する。
図4に戻り、次に、生成部42が第2照明画像生成処理(詳細後述)を実行する(ステップS106)。次に、表示制御部46が、プレビュー画像の表示制御処理(詳細後述)を実行する(ステップS108)。
次に、表示制御部46は、入力部18から、質感の変更指示、又は、使用環境の変更指示が入力されたか否かを判断する(ステップS110)。例えば、表示制御部46は、入力部18から、前回取得した紙質の種類とは異なる種類を受け付けたか否か、または使用環境の変更指示を受け付けたか否か、を判別することによって、ステップS110の判断を行う。
ステップS110で肯定判断すると(ステップS110:Yes)、上記ステップS102へ戻る。一方、ステップS110で否定判断すると(ステップS110:No)、本ルーチンを終了する。
次に、生成部42が実行する第2照明画像生成処理(図4中、ステップS106)の詳細を説明する。図8は、生成部42が実行する第2照明画像生成処理の手順を示すフローチャートである。図9は、第2照明画像生成処理を説明する説明図である。
まず、生成部42は、第1取得部40で取得された第1照明画像を上下反転する上下反転処理を実行する(ステップS300)。図9(A)に示すように、生成部42は、第1照明画像を上下反転処理することで、上下反転した第1照明画像(図9(B)参照)を得る。これは、印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に第2照明画像を環境マッピングすることで印刷物への照明の映り込みを表現した印刷物画像を生成するためである。つまり、第1照明画像は照明の撮像画像であるため、使用環境の照明を下から見上げたときの照明の形状を表している。これに対して、印刷物に映り込む照明の光は、印刷面での反射として観察者に観察されるため、第1照明画像が表す形状の上下が反転した形状となる。この印刷物に映り込む照明の光を第2印刷画像の環境マッピングにより表現するため、第2照明画像は、上下反転した第1照明画像を用いて生成する。これにより、第2照明画像は、実際の使用環境下において印刷物を実際に視認したときに該印刷物に映り込む、照明からの光の映り込みに近い形状となる。
次に、生成部42は、ぼかし処理を実行する(ステップS302)。ステップS302では、生成部42は、上下反転した第1照明画像(図9(B)参照)に、上記ステップS102で取得した質感情報に対応する照明変換情報に示されるぼかしパラメータを適用し、ガウシアンフィルタ処理を実行する。ぼかしパラメータは、ガウシアンフィルタの縦方向サイズと横方向サイズを規定したデータである。これらのサイズが大きいほど、第1照明画像に比べて大きくボケた、ぼかし画像が得られる(図9(C)参照)。
なお、ぼかし画像の生成時に、質感情報(すなわち、紙質の種類)に対応する照明変換情報に示されるぼかしパラメータを用いる理由は、以下の通りである。すなわち、第2照明画像は、主に、印刷物画像の印刷面における照明の光の鏡面反射を表現するため、その反射物である印刷用紙の性質に依存する。例えば、印刷用紙の紙質の種類がミラーコート紙である場合、第2照明画像は、比較的、照明の形状の原形を保ったままのシャープな反射画像となる。一方、印刷用紙の紙質の種類がマット紙であれば、第2照明画像は、照明色は判明するが照明の形状は殆ど分からないか、もしくはおぼろげに分かる程度の画像となる。このような印刷用紙の紙質の種類に応じた照明の映り込みを正しく表現するため、質感情報(すなわち、紙質の種類)に対応する照明変換情報に示されるぼかしパラメータを用いてぼかし画像を生成する。
次に、生成部42は、ぼかし画像の明るさを補正する、明るさ補正処理を実行する(ステップS304)。ステップS304の処理では、生成部42は、上記ステップS102で取得した質感情報に対応する照明変換情報に示されるガンマ補正値を用いて、ぼかし画像の明るさを補正した補正画像を得る(図9(D)参照)。
図10は、ぼかし画像から補正画像への変換を説明する説明図である。ぼかし画像の輝度値のヒストグラムが、図10(A)に示すものであるとする。この場合、ぼかし画像の輝度値を、補正画像の輝度値に変換する関数であるガンマ補正値(図10(B))を用いて補正を行うことで、図10(C)に示す輝度値のヒストグラムを示す補正画像が得られる。
図8に戻り、次に、生成部42は、高輝度化画像生成処理を実行する(ステップS306)。高輝度化画像とは、補正画像を構成する各画素における、色を構成する画素値を定数倍することで、高輝度化した画像である(図9(F)参照)。高輝度化画像の各画素の画素値はRGB値で示される。生成部42は、該RGB値を、下記式(1)により算出する。
高輝度化画像の画素値(R,G,B)=(r×255/α,g×255/α,b×255/α)・・・式(1)
式(1)中、αは、輝度値(アルファ値、またはアルファチャネルともいう)を示す。また、式(1)中、(r,g,b)は、補正画像を構成する各画素の色値(RGB色値)を示す。なお、α=“0”である場合には、画素値は“0”に設定する。
次に、生成部42は、輝度画像生成処理を実行する(ステップS308)。本実施の形態では、表示制御部46は、生成部42で生成された第2照明画像を利用して、印刷物への照明の映り込みを表現する。このとき、表示制御部46は、明るい部分ほど映り込みが大きく、暗い部分ほど映り込みを小さくすることで、照明の映り込みを表現する。このため、生成部42は、より暗い部分については映り込みがほとんど行われないようにするために、補正画像の輝度値を求める。この補正画像を構成する画素毎に求めた輝度値によって示される画像が、輝度画像である(図9(E)参照)。
生成部42は、補正画像を構成する各画素の画素値から、輝度画像を生成する。具体的には、生成部42は、補正画像を構成する各画素の画素値をr,g,bとすると、画素値r,g,bに対応する輝度値(アルファ値)αを、下記式(2)から求める。
α={r,g,bの中の最大値} ・・・式(2)
生成部42は、補正画像を構成する画素毎に式(2)から求めた輝度値によって示される画像を、輝度画像として生成する(図9(E)参照)。
図8に戻り、次に、生成部42は、合成処理(ステップS310)を実行し、本ルーチンを終了する。合成処理は、ステップS306で生成した高輝度化画像の各画素の画素値と、ステップS308で生成した輝度画像の各各画素の輝度値(アルファ値)と、を対応する画素毎に合成する処理である。生成部42は、合成処理により、第2照明画像を生成する(図9(G)参照)。
次に、表示制御部46が実行するプレビュー画像の表示処理(図4中、ステップS108)を詳細に説明する。図11は、表示制御部46が実行する表示制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、表示制御部46は、ユーザによる入力部18の操作に応じて、印刷画像表示面を配置する仮想空間内の位置を設定する(ステップS400)。つまり、表示制御部46は、使用環境内で印刷物が配置される位置の指定をユーザから受け付けて、指定された位置に印刷物画像が配置されるように、印刷画像表示面を配置する仮想空間内の位置を設定する。例えば、表示制御部46は、背景画像を表示部20に表示し、この背景画像上で印刷物を配置する位置を指定するユーザの操作を受け付ける。
図12は、背景画像30上で印刷物を配置する位置が指定された様子を示す模式図である。ユーザは、表示部20に表示された背景画像30を見ながら、入力部18を用いて、印刷物を配置する位置の四隅を示す4点P1〜P4を指定する。ユーザが背景画像30上で指定したこれら4点P1〜P4で囲まれる領域が、三次元の仮想空間内で印刷画像表示面が配置される位置となる。背景画像30は2次元平面のため、図12に示す4点P1〜P4で囲まれる領域は台形領域となっているが、実際の印刷物は長方形であるため、これら4点P1〜P4で結ばれる領域が長方形となるように、三次元の仮想空間内における4点P1〜P4それぞれの座標を求める。これにより、仮想空間内で印刷画像表示面を配置する位置が設定される。
本実施の形態では、このように、ユーザが背景画像30上で指定した位置をもとに仮想空間内の長方形の領域を求め、この領域を、仮想空間内において印刷画像表示面を配置する位置として決定する。したがって、ユーザが実際に印刷物を使用する形態(例えば、壁に貼り付ける、あるいは天井から吊り下げる等)に則したプレビュー画像を生成することができる。
次に、表示制御部46は、光源設定を行う(ステップS402)。ステップS402では、表示制御部46は、第1取得部40から取得した、使用環境に対応する光源情報によって特定される光属性を、仮想空間において光を演出するために仮想的に配置する光源の属性として設定する。
次に、表示制御部46は、印刷画像表示面に環境マッピングする第2照明画像の位置を指定するユーザの操作があったか否かを判定する(ステップS404)。そして、第2照明画像の位置を指定するユーザの操作があった場合は(ステップS404:Yes)、ユーザの操作に応じた位置に、第2照明画像を配置する(ステップS406)。つまり、表示制御部46は、使用環境内の照明の位置を指定するユーザの操作があった場合はこれを受け付けて、指定された位置に第2照明画像を配置する。
図13は、第2照明画像の位置が初期位置P11からユーザの操作に応じた位置P12に変更された様子を示す図である。ユーザは、表示部20に表示された背景画像30を見ながら、入力部18を用いて、第2照明画像の位置を初期位置P11から移動させる操作を行うことができる。初期位置P11は、ステップS402の光源設定により決定される光源の位置、すなわち使用環境に対応する光源情報で示されるデフォルトの光源位置である。入力部18としてキーボードを用いる場合、ユーザは、例えばキーボードの左右矢印キーの操作により、仮想空間における第2照明画像の位置を、初期位置P11から仮想空間のX軸に沿って移動させることができる。また、ユーザは、例えばキーボードの上下矢印キーの操作により、仮想空間における第2照明画像の位置を、初期位置P11から仮想空間のY軸に沿って移動させることができる。また、ユーザは、例えばキーボードの「U」キーや「D」キーの操作により、仮想空間における第2照明画像の位置を、初期位置P11から仮想空間のZ軸に沿って移動させることができる。
本実施の形態では、このように、ユーザの操作に応じて第2照明画像の位置を任意に設定できるようにしているので、実際の印刷物の使用環境をより忠実に再現したプレビュー画像を生成することができる。
一方、第2照明画像の位置を指定するユーザの操作がない場合は(ステップS404:No)、表示制御部46は、ステップS402の光源設定によるデフォルトの光源位置(図13の初期位置P11)に、第2照明画像を配置する(ステップS408)。
次に、表示制御部46は、仮想空間内に配置した印刷画像表示面の法線ベクトルを設定する(ステップS410)。本実施の形態では、印刷画像表示面の法線ベクトルは、必ずしも印刷画像表示面に対して垂直な方向に設定するのではなく、ステップS400で決定した印刷画像表示面の位置と、ステップS406またはステップS408で決定した第2照明画像の位置と、視点位置との関係から設定する。
印刷画像表示面に対する第2照明画像の環境マッピングの結果は、印刷画像表示面の法線ベクトルが第2照明画像に対してどのような方向に向いているかによって異なったものとなる。視点位置から印刷画像表示面への照明の映り込みを観察できるように第2照明画像を環境マッピングするには、印刷画像表示面から第2照明画像に向かう方向と視点位置に向かう方向とを等分割する方向のベクトルを、印刷画像表示面の法線ベクトルとすればよい。言い換えると、第2照明画像の位置を任意の位置に設定するには、印刷画像表示面の法線ベクトルを、設定した第2照明画像に向かう方向と視点位置に向かう方向を等分割する方向のベクトルにすればよい。
次に、表示制御部46は、仮想空間におけるステップS400で設定した印刷画像表示面の位置に、印刷データに応じた印刷画像をテクスチャマッピングする(ステップS412)。
次に、表示制御部46は、印刷画像がテクスチャマッピングされた印刷画像表示面に、生成部42で生成された第2照明画像を環境マッピングする(ステップS414)。ここで、第2照明画像は、ステップS406またはステップS408で決定した位置に配置されているものとして、印刷画像表示面に環境マッピングされる。また、上記ステップS402で光源設定が行われることで、第2照明画像を環境マッピングした印刷画像表示面には、使用環境に対応する光源情報によって特定される光属性が設定された状態となる。これにより、使用環境において使用されている印刷物を表現した印刷物画像が生成される。
なお、表示制御部46は、印刷画像表示面に第2照明画像を環境マッピングするときには、印刷画像表示面と第2照明画像とのアルファブレンドを行う。このため、印刷画像表示面を構成する各画素の画素値は、アルファ値/255:(1−アルファ値/255)の比率で合成された値となる。このため、印刷物画像の生成時には、下記式(3)によって示される画素値が、第2照明画像の各画素の画素値として利用されることとなる。
α/255×(R,G,B)=α/255×(r×255/α,g×255/α,b×255/α)=(r,g,b) ・・・式(3)
表示制御部46が、上記式(3)を用いて印刷画像表示面に第2照明画像を環境マッピングした印刷物画像を生成することで、印刷物画像には、実空間に配置された照明の明るさと色を映り込ませることができる。言い換えれば、第2照明画像における黒色領域については、印刷物画像に写りこまないように、環境マッピングすることができる。
さらに、第1照明画像として、グレイスケール画像を用いると、更に画像処理の簡易化を図ることができる。すなわち、高輝度画像は全て白になり、輝度画像がグレイスケール画像になる。第1照明画像において、照明や照明を強く反射している部分は明るく、そのような部分は印刷用紙によく映り込み、そうではない部分はかなり暗く、印刷用紙にあまり映り込まなくなる。撮像部12の自動露出機能を有効にして使用環境の照明を撮像することで得られる画像は、照明や照明を強く反射している部分は明るく、そうではない部分はかなり暗くなる。このため、本実施の形態では、第1照明画像には、撮像部12の自動露出機能を有効にして撮像された照明の画像を用いることが好ましい。
次に、表示制御部46は、第1取得部40で取得された背景画像を、仮想空間の表示領域に合わせて印刷物画像の背後に背景として配置する(ステップS416)。そして、表示制御部46は、上記処理によって生成された、背景画像を背景とする三次元の仮想空間に印刷物画像を配置した三次元モデルを二次元面に投影し、二次元面に投影された画像をプレビュー画像として表示部20に表示する制御を行う(ステップS418)。そして、本ルーチンを終了する。
図14は、プレビュー画像を構成する背景画像及び印刷物画像の一例を示す模式図である。表示制御部46は、図14に示すような背景画像30を背景とする三次元の仮想空間内に印刷物画像32を配置した三次元モデルを二次元面に投影した画像を、プレビュー画像として生成する。印刷物画像32は、印刷データに基づく印刷画像がテクスチャマッピングされた印刷画像表示面32Aに、第2照明画像32Bを環境マッピングすると共に、使用環境に対応する光源情報によって特定される光属性の設定された画像である。なお、使用環境に対応する光源情報によって特定される光属性とは、例えば、3Dエンジンにおける光源の強度と、印刷画像表示面32Aの反射率(印刷用紙の反射率)と、法線ベクトルと、で特定される属性である。
図15は、プレビュー画像の一例を示す模式図である。表示制御部46がプレビュー画像を表示部20へ表示する制御を行うことで、例えば図15に示すプレビュー画像を提供することができる。すなわち、視点位置Pから観察すると、仮想空間内に、印刷物が使用される使用環境に対応する光源情報が設定されると共に第2照明画像が環境マッピングされた印刷物画像32が配置され、印刷物画像32の後方に、使用環境の撮像画像である背景画像30が配置されたプレビュー画像が表示部20に表示される。ユーザは、このプレビュー画像を参照することにより、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認することができる。
また、ユーザが入力部18を用いて、背景画像30上で印刷物を配置する位置を図12に示した例のように指定する操作を行った場合には、印刷物画像32が背景画像30の壁に貼り付けられたように見えるプレビュー画像が表示部20に表示される。この際、ユーザが入力部18を用いて第2照明画像の位置を適宜調整することにより、印刷物画像32の位置に関わらず、使用環境の照明の映り込みを印刷物画像32に反映させたプレビュー画像を表示することができる。
なお、プレビュー画像が表示部20へ表示された状態で、ユーザが入力部18を用いて印刷物画像32を回転させる操作を行った場合に、表示制御部46は、ユーザの操作に応じてプレビュー画像に含まれる印刷物画像32を回転させる制御を行ってもよい。この場合、ユーザの操作に応じた印刷物画像32の回転量から仮想空間における印刷画像表示面の位置を再計算し、再計算された印刷画像表示面に印刷データに応じた印刷画像をテクスチャマッピングする。また、ユーザの操作に応じた印刷物画像32の回転量から印刷画像表示面の法線ベクトルを再計算し、再計算された法線ベクトルに応じて印刷画像表示面に第2照明画像を環境マッピングして、印刷物画像32を更新する。これにより、視点位置Pからの印刷物画像32の見え方を、ユーザの操作に応じて変化させながら確認させることができ、より効果的なプレビュー画像の表示を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態の表示処理装置10においては、表示制御部46が、背景画像を背景とする三次元の仮想空間に印刷物画像を配置した三次元モデルを二次元面に投影したプレビュー画像を表示する制御を行う。背景画像は、印刷物が使用される実空間の環境である使用環境の撮像画像である。印刷物画像は、印刷データに応じた印刷画像がテクスチャマッピングされることで生成された印刷画像表示面に、使用環境の照明の画像を環境マッピングすると共に、使用環境に対応する光源情報によって特定される光属性を設定して生成された画像である。したがって、本実施の形態の表示処理装置10によれば、使用環境の雰囲気とともに印刷データの印刷結果を確認できるプレビュー画像を提供することができる。
また、本実施の形態の表示処理装置10では、使用環境の照明を撮像部12により撮像した画像である第1照明画像を、印刷データの印刷に用いる印刷用紙の紙質の種類としての質感情報に対応する補正値に基づいて補正した第2照明画像を生成し、第2照明画像を印刷画像表示面に環境マッピングして印刷物画像を生成する。このため、本実施の形態の表示処理装置10では、印刷用紙の紙質の種類にも対応させて、印刷物の質感を的確に表現したプレビュー画像を容易に提供することができる。
さらに、本実施の形態の表示処理装置10では、背景画像、第1照明画像、及び光源情報を、ユーザによる入力部18の操作によって取得してもよいし、既に記憶部16に記憶されている背景画像、第1照明画像、及び光源情報等を用いて、新たな使用環境情報を生成してもよい。このため、新たな使用環境情報を容易に設定することができる。
また、本実施の形態の表示処理装置10では、プレビュー画像における印刷物画像の位置をユーザの操作に応じて任意に指定できるようにしている。このため、例えば、印刷物を壁に貼り付ける、あるいは天井から吊り下げる等、実際に印刷物を使用する形態に則したプレビュー画像を表示することができ、印刷データの印刷結果をより的確にユーザに確認させることができる。
また、本実施の形態の表示処理装置10では、ユーザの操作に応じて第2照明画像の位置を任意に設定できるようにしている。このため、実際の印刷物の使用環境をより忠実に再現したプレビュー画像を表示することができ、印刷データの印刷結果をより的確にユーザに確認させることができる。
<変形例1>
なお、上記実施の形態では、表示処理装置10が撮像部12を備え、撮像部12から第1照明画像及び背景画像を取得する場合を説明した。しかし、表示処理装置10は、撮像部12を備えない構成であってもよい。
図16は、撮像部12を備えない構成の表示処理装置10Aの一例を示す模式図である。図16に示すように、表示処理装置10Aは、制御部14、記憶部16、入力部18、表示部20、及び通信部24を備える。制御部14、記憶部16、入力部18、表示部20、及び通信部24は、バス22によって電気的にされている。なお、記憶部16、入力部18、及び表示部20は、上記実施の形態と同様である。
通信部24は、ネットワーク29を介して外部記憶装置26と信号授受を行う通信インターフェースである。ネットワーク29には、表示処理装置10A、外部記憶装置26、及びPC(パーソナルコンピュータ)28が接続されている。
外部記憶装置26は、印刷物の使用環境として想定される様々な使用環境に対応する背景画像、及び第1照明画像を予め記憶する。表示処理装置10Aでは、通信部24及びネットワーク29を介して外部記憶装置26から背景画像及び第1照明画像を取得すればよい。また、PC28が背景画像及び第1照明画像を記憶している場合、表示処理装置10Aは、通信部24及びネットワーク29を介してPC28から背景画像及び第1照明画像を取得することもできる。このように、表示処理装置10Aは、外部記憶装置26やPC28等の外部装置から、背景画像及び第1照明画像を取得することで、撮像部12を備えない構成であっても、上記実施の形態と同様のプレビュー画像を表示することができる。
<変形例2>
なお、上記実施の形態の表示処理装置10で行っていた処理の一部を、表示処理装置10と接続されたクラウド上の一以上の装置で行ってもよい。
図17は、クラウド上のサーバ装置を利用した表示処理システムの一例を示す模式図である。図17に示すように、表示処理システムは、表示処理装置10B、及びサーバ装置54がネットワーク52により接続された構成である。
表示処理装置10Bは、撮像部12、制御部14A、記憶部16、入力部18、表示部20、及び通信部50を備える。撮像部12、制御部14A、記憶部16、入力部18、表示部20、及び通信部50は、バス22で接続されている。なお、撮像部12、記憶部16、入力部18、及び表示部20は、上記実施の形態と同様である。
制御部14Aは、表示制御部46を備える。制御部14Aは、第1取得部40、生成部42、第3取得部44、及び第2取得部48を備えない構成である以外は、上記実施の形態と同様である。
サーバ装置54は、クラウド上のサーバ装置である。サーバ装置54は、上記で説明した第1取得部40、生成部42、第3取得部44、及び第2取得部48を備える。これらの各部の機能は、上記実施の形態と同様である。
なお、上記実施の形態と異なる点は、本変形例においては、第1取得部40、生成部42、第3取得部44、及び第2取得部48の処理をサーバ装置54上で実行し、取得した各種情報を、サーバ装置54から表示処理装置10Bへ送信する点である。また、表示処理装置10Bにおける制御部14Aの表示制御部46は、サーバ装置54から取得した各種情報から、プレビュー画像の生成及び表示制御を行う。
なお、サーバ装置54が行う処理は本例に限定されるものではなく、サーバ装置54は、本実施の形態にかかる画像形成システムが行う処理の一部を行うことができる。
また、画像形成システムは、2以上のサーバ装置を備えてもよい。この場合には、実施の形態にかかる画像形成システムが行う処理の一部を、各サーバ装置に分散させる。さらに、各サーバに分散させる処理については、任意に設定することができる。
次に、上述した表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54のハードウェア構成について説明する。
図18は、表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54のハードウェア構成図である。表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54は、ハードウェア構成として、装置全体を制御するCPUなどの制御装置2901と、各種データや各種プログラムを記憶するROMやRAMなどの主記憶装置2902と、各種データや各種プログラムを記憶するHDDなどの補助記憶装置2903と、キーボードやマウス等の入力装置2905と、ディスプレイ装置等の表示装置2904とを主に備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。そして、表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54は、所定のプログラムを実行することによって、制御部14、制御部14A、及びサーバ装置54が備える機能的な構成要素(第1取得部40、生成部42、第3取得部44、表示制御部46、及び第2取得部48)を実現する。
上記実施の形態の表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてコンピュータプログラムプロダクトとして提供される。
また、上記実施の形態の表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施の形態の表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、上記実施の形態の表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上記実施の形態の表示処理装置10、表示処理装置10A、表示処理装置10B、及びサーバ装置54で実行されるプログラムは、上述した各部(第1取得部40、生成部42、第3取得部44、表示制御部46、及び第2取得部48)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしては制御装置2901(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置2902上にロードされ、上記各部が主記憶装置2902上に生成されるようになっている。
なお、本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。
10、10A、10B 表示処理装置
40 第1取得部
42 生成部
44 第3取得部
46 表示制御部
48 第2取得部
54 サーバ装置
特開2009−130461号公報 特開2012−44421号公報

Claims (9)

  1. 印刷物が使用される使用環境の画像である背景画像と、前記使用環境に設置された照明の画像である照明画像と、前記使用環境における光属性を示す光源情報と、を取得する第1取得部と、
    印刷データを取得する第2取得部と、
    前記印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に前記照明画像を環境マッピングすると共に前記光源情報によって特定される前記光属性を設定した印刷物画像を、前記背景画像に重ねたプレビュー画像を表示部に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記背景画像上で前記印刷物画像を配置する位置を指定する操作を受け付けて、受け付けた位置に前記印刷物画像を配置した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる、表示処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記照明画像の位置を指定する操作をさらに受け付けて、受け付けた位置に応じて前記照明画像を前記印刷画像表示面に環境マッピングする、請求項1に記載の表示処理装置。
  3. 印刷データの印刷に用いる印刷用紙の質感情報を取得する第3取得部と、
    取得された前記質感情報に応じて予め定められた補正情報に基づいて、前記第1取得部が取得した前記照明画像である第1照明画像を補正して第2照明画像を生成する生成部と、をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記印刷画像表示面に環境マッピングする前記照明画像として前記第2照明画像を用いる、請求項1に記載の表示処理装置。
  4. 前記生成部は、前記第1照明画像を上限反転させた反転画像に対して前記補正情報に基づくぼかし処理を行ってぼかし画像を生成し、該ぼかし画像の明るさを補正して補正画像を生成し、該補正画像から第1輝度画像と第2輝度画像とを生成して、これら第1輝度画像と第2輝度画像を合成することで、前記第2照明画像を生成する、請求項3に記載の表示処理装置。
  5. 前記背景画像及び前記照明画像を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記第1取得部は、前記撮像部が撮像した前記背景画像、及び前記撮像部が撮像した前記照明画像を取得する、請求項1に記載の表示処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記背景画像を背景とする三次元の仮想空間に印刷物画像を配置した三次元モデルを二次元面に投影した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の表示処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記印刷物画像を回転させる操作をさらに受け付けて、受け付けた回転量に応じて前記プレビュー画像における前記印刷物画像を更新する、請求項1に記載の表示処理装置。
  8. 表示処理装置において実行される表示処理方法であって、
    前記表示処理装置が、印刷物が使用される使用環境の画像である背景画像と、前記使用環境に設置された照明の画像である照明画像と、前記使用環境における光属性を示す光源情報と、を取得する第1取得ステップと、
    前記表示処理装置が、印刷データを取得する第2取得ステップと、
    前記表示処理装置が、前記印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に前記照明画像を環境マッピングすると共に前記光源情報によって特定される前記光属性を設定した印刷物画像を、前記背景画像に重ねたプレビュー画像を表示部に表示させる表示制御ステップと、を含み、
    前記表示制御ステップでは、前記背景画像上で前記印刷物画像を配置する位置を指定する操作を受け付けて、受け付けた位置に前記印刷物画像を配置した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる、表示処理方法。
  9. 印刷物が使用される使用環境の画像である背景画像と、前記使用環境に設置された照明の画像である照明画像と、前記使用環境における光属性を示す光源情報と、を取得する機能と、
    印刷データを取得する機能と、
    前記印刷データに基づいて生成した印刷画像表示面に前記照明画像を環境マッピングすると共に前記光源情報によって特定される前記光属性を設定した印刷物画像を、前記背景画像に重ねたプレビュー画像を表示部に表示させる機能であって、前記背景画像上で前記印刷物画像を配置する位置を指定する操作を受け付けて、受け付けた位置に前記印刷物画像を配置した前記プレビュー画像を前記表示部に表示させる機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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