JP2015045870A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動すべき表示パネルのドットの数が増減したとしても駆動回路を新たに開発することを要せず、表示パネルの長寿化を図るとともにラインの間の相互干渉がない画像を表示する。
【解決手段】 複数個の表示パネルと、表示パネルの各々を駆動する複数個のコントローラを有する駆動回路と、中央演算装置とを備える。各コントローラは、中央演算装置からのクロック信号に基づきクロック同期の制御がなされ、スキャン開始指示信号に応じて列状に配置される複数ラインの中の1のラインを順次、連続して選択して発光させる。この場合に連続して選択する方向は、複数の表示パネルにおいて同方向とする。中央制御部15は、スキャン開始指示信号を出力する際には、共通チップセレクト信号をゲート回路を介して各コントローラを供給することで、各コントローラを共通に指定する。
【選択図】図2
【解決手段】 複数個の表示パネルと、表示パネルの各々を駆動する複数個のコントローラを有する駆動回路と、中央演算装置とを備える。各コントローラは、中央演算装置からのクロック信号に基づきクロック同期の制御がなされ、スキャン開始指示信号に応じて列状に配置される複数ラインの中の1のラインを順次、連続して選択して発光させる。この場合に連続して選択する方向は、複数の表示パネルにおいて同方向とする。中央制御部15は、スキャン開始指示信号を出力する際には、共通チップセレクト信号をゲート回路を介して各コントローラを供給することで、各コントローラを共通に指定する。
【選択図】図2
Description
本発明は表示装置に関するものである。
画像を表示する表示パネルとして、OLED(オーエルイーディ)(Organic Light Emitting Diode:有機発光ダイオード)を用いる表示装置、LCD(エルシーディ)(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)を用いる表示装置、VFD(ブイエフディ)(Vacuum Fluorescent Display:蛍光表示管)を用いる表示装置、FED(エフイーディ)(Field Emission Display:電界放出ディスプレイ)を用いる表示装置が従来から提案されている。これらの平面型の表示パネルでは、最小の発光単位であるドット(dot)を2次元に配列している。そして、各ドットの輝度を以下のような単位で同時に発光させるように制御している。例えば、ドット毎に順次時系列で制御(ドット駆動)して表示パネル上に画像を表出させている。また、例えば、ドットを直線状に並べたラインに属する複数のドットを同時発光させ順次ライン毎に時系列で制御(ライン駆動)して表示パネル上に画像を表出させている。また、例えば、1画面を構成するフレームに属するすべてのドットを同時発光させフレーム毎に同時に制御(フレーム駆動)して表示パネル上に画像を表出させている。発色が一色である場合には白黒画像が提供され、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色に対応する3個のドットを1組として発光させる場合にはカラー画像が提供される。そして、これらのドットを制御するためのより詳細な様々な技術が提案されている。例えば、VFDを用いる表示装置において、複数個に区分されたグリッド系列に対応するドットの各々を右方向または左方向に等しい周期でスキャンし、所謂、デューティサイクルを複数倍にする駆動技術が提案されている(特許文献1の段落「00033」〜段落「0035」、図4を参照)。
近年、表示装置の技術は年々進化し、より高細精度の画像、より大画面の画像が望まれるようになり表示装置のドットの数も飛躍的に増大している。それに伴い、駆動回路についても、より多くのドットを駆動することができるように年々、進化させなければならないという、絶えざる未解決の問題がある。
また、ドットの数が増大する結果として、従来の駆動技術では、必然的に1個のドットを駆動する時間が短くなり、高輝度の画像を得るために各ドットの輝度(ドット輝度)を高く設定せざるを得ないこととなる。しかしながら、ドット輝度を高く設定した場合には、上述した各種の表示パネルの寿命は短くなる。また、ライン駆動を採用する場合においてはラインの間の相互干渉によって、表出される画像の品質が悪化するという問題がさらに加重される。
表示装置の薄型化、軽量化等の観点から、近年は、OLEDを用いる表示装置が注目されている。他の表示パネルに比べて特にOLEDにおいては、ドット輝度を高くした場合の表示パネルの寿命が短くなり、かつ、ラインの間の相互干渉が大きいという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた。すなわち、駆動すべき表示パネルのドットの数が増減したとしてもハードウエア構成を大きく変更するような駆動回路を新たに開発することを要せず、また、表示パネルの長寿化を図るとともにラインの間の相互干渉がない画像を表示する、表示装置の技術およびその駆動技術を提供するものである。
本発明の表示装置は、複数個であるL個の表示パネルと、前記L個の表示パネルの各々を駆動するL個のコントローラを有する駆動回路と、前記駆動回路を制御する中央制御部と、を備える。そして前記L個のコントローラの各々は、前記中央制御部からのクロック信号に基づきクロック同期の制御がなされ、前記中央制御部からのスキャン開始指示信号に応じて、前記L個の表示パネルに列状に配置される複数個であるK個のラインの中の1のラインを順次、連続して選択して発光させる動作を開始するとともに、前記1のラインを順次、連続して選択する方向は、すべての前記L個の表示パネルにおいて同方向とする。前記中央制御部は、前記L個のコントローラの各々を個別に指定する第1〜L個のチップセレクト信号を出力するとともに、出力された各チップセレクト信号は、それぞれゲート回路を介して各コントローラのチップセレクト端子に供給される構成とされ、また前記中央制御部は、前記L個のコントローラを共通に指定する共通チップセレクト信号を出力するとともに、出力された前記共通チップセレクト信号は、前記各チップセレクト信号についてのゲート回路を介して全てのコントローラのチップセレクト端子に供給される構成とされ、前記中央制御部は、前記スキャン開始指示信号を出力する際には、前記共通チップセレクト信号により前記L個のコントローラを共通に指定する。
本発明の技術によれば、表示パネルのドット数の増減に応じて、同一構成のコントローラの個数を増減させ、複数個のコントローラを同期させて動作させることによって、種々のドット数を有する広範囲な表示パネルを駆動可能となし、表示される画像の輝度を高くしながらもドット輝度を低く抑えて表示パネルの長寿命化を図り、ライン間の干渉を防止して画像の高品質化を図る、ことができる。
発明を実施するための形態に係る技術は、複数個であるL個の表示パネルと、L個の表示パネルの各々を駆動するL個のコントローラを有する駆動回路と、駆動回路を制御する中央制御部と、を備え、L個のコントローラの各々は、中央制御部からのクロック信号に基づきクロック同期の制御がなされ、L個の表示パネルに列状に配置される複数個であるK個のラインの中の1のラインを順次、連続して選択して発光させ、1のラインを順次、連続して選択する方向は、すべてのL個の表示パネルにおいて同方向とするものである。
L個のコントローラの各々は、発光させる1のラインを指定するレジスタを有し、中央制御部は、L個のコントローラの各々が同一のライン番号のラインを発光するように制御しても良い。
また、L個のコントローラの各々は、発光させる1のラインを指定するレジスタを有し、中央制御部は、隣接する表示パネルに接続されるコントローラが異なるライン番号のラインを発光するように制御しても良い。
また、L個のコントローラの各々は同一構成を有するものとしてもよい。集積回路として形成された同一コントローラを用いることによって、回路部品の種類を少なくするとともに、表示パネルの大型化に対応した新規な集積回路の開発製造の手間を省くことができる。さらに、複数個であるL個の表示パネルの各々は分離したものであってもよいが、単一のガラス板の上にL個の表示領域が形成される構成とし、その表示領域の各々が各々のコントローラによって駆動されるようにしてもよい。
また、中央制御部は、表示パネルの最後の1ラインをスキャンした後、1ラインのスキャンに対応する時間は、表示パネルを発光させることがないようにしても良い。
(実施形態)
実施形態の、表示装置、表示装置の駆動回路、および表示装置の駆動方法について図を参照して以下に説明をする。第1実施形態ないし第3実施形態における同一構成の各部には同一符号を付して説明を省略する。また、第1実施形態ないし第3実施形態における共通部分については単に実施形態と称して以下において説明をする。
実施形態の、表示装置、表示装置の駆動回路、および表示装置の駆動方法について図を参照して以下に説明をする。第1実施形態ないし第3実施形態における同一構成の各部には同一符号を付して説明を省略する。また、第1実施形態ないし第3実施形態における共通部分については単に実施形態と称して以下において説明をする。
図1は、実施形態の表示装置における表示パネルの模式図である。
図1に示す実施形態の表示装置における表示パネル10の表示エリアは、表示パネル11と表示パネル12とを紙面の上下方向(以下、上下方向と省略する)に2枚に分けるように構成されている。表示パネル11と表示パネル12とは同一構成とされている。具体的には1枚のガラスの上に表示パネル11と表示パネル12とが配置され、表示パネル10を構成している。表示パネル11と表示パネル12との各々は、256個のドットが紙面の横方向(以下、横方向と省略する)に配置され、64個のドットが紙面の縦方向(以下、縦方向と省略する)に配置される。各々の表示パネルの全面には、256個×64個=16384個のドットが配置されている。
表示パネル11および表示パネル12の各々の紙面の左端(以下、左端と省略する)に付した数字(1、2・・・63、64)は、横方向に1列に並んだラインの番号であり、紙面の上側(以下、上側と省略する)から紙面の下側(以下、下側と省略する)に番号が増加している。各表示パネルの最も上側のラインの番号は1番であり、最も下側のラインの番号は64番である。以下、ラインの番号が1番のラインはライン番号1のラインと称し、ラインの番号が64番のラインはライン番号64のラインと称し、一般的には、mを正整数として、ラインの番号がm番のラインはライン番号mのラインと称する。
表示パネル11および表示パネル12の各々の上側に付した数字(1、2・・・255、256)は、縦方向に1列に並んだドットの配置位置を示す番号であり、紙面の左側(以下、左側と省略する)から紙面の右側(以下、右側と省略する)に番号が増加している。表示パネル11および表示パネル12の最も左側のドットの番号は1番であり、最も右側のドットの番号は256番である。
表示パネル11および表示パネル12の各々のドットの輝度を制御し、発光のオン/オフを制御するために2種類の制御線が設けられている。輝度を制御するための制御線を輝度制御線と称し、発光のオン/オフを制御するための制御線をオン/オフ制御線と称する。ドット毎に輝度制御線とオン/オフ制御線との2本の制御線を引き出すとすると、16384(ドット)×2(本/ドット)=32768(本)の引出線が表示パネルの各々について必要となる。そして、2枚の表示パネルについては、32768(本)×2=65536(本)の引出線が必要とされる。
表示パネル11および表示パネル12においては、図1の縦方向1列に配置された64個のドットの輝度を制御するための線をすべて接続して1本の輝度制御線として引き出している。よって、表示パネル11から輝度制御線は256本引き出されており(図2の符号30を参照)、表示パネル12からも輝度制御線は256本引き出されている(図2の符号32を参照)。
表示パネル11および表示パネル12においては、図1の横方向1列に配置された256個のドットのオン/オフを制御する線をすべて接続して1本のオン/オフ制御線として引き出している。よって、表示パネル11からオン/オフ制御線は64本引き出されており(図2の符号31を参照)、表示パネル12からもオン/オフ制御線は64本引き出されている(図2の符号33を参照)。
このような256本の輝度制御線とこのような64本のオン/オフ制御線とを用いることによって、表示パネル11および表示パネル12の各々において、各ラインに属する256個のドットは、各ドットの輝度が独立に制御されることが可能とされる。また、上述したライン駆動が採用されている。すなわち、各ラインに属する256個のドットは、同時に発光するようになされている。また、64ラインの中の1ライン毎に順次発光するようになされ、いずれかの1ラインが発光している場合には他のラインは発光することがないように制御されている。
表示パネル10においては、表示パネル11の1ラインと表示パネル12の1ラインの2ラインが同時に発光してデューティサイクルを2倍にすることができる。すなわち、表示パネル10を視認する者に生じる視覚的な残像現象を利用して、各ラインのドット輝度が同レベルであっても表示パネル10に表示される画像の輝度を2倍にすることができる。
ここで、表示パネル11の1ラインと表示パネル12の1ラインとの相互の位置関係を表示パネル10において、どのように制御するかについては、種々の態様がある。
図2は、実施形態の表示装置の要部の概略図である。まず、チップセレクト部分以外の実施形態のすべてに共通する部分である実施形態の原理に関る部分について説明をする。
図2に示す表示装置1は、表示パネル10(図1を参照)、表示パネル10を制御する駆動回路13、駆動回路13を制御する中央制御部として機能する中央演算装置(Central Processing Unit:CPU)15、第1のゲートであるゲート16、第2のゲートであるゲート17を備える。駆動回路13は、第1のコントローラであるコントローラ131と第2のコントローラであるコントローラ132とを有して構成されている。コントローラ131とコントローラ132とは同一の構成を有する。
コントローラ131およびコントローラ132の各端子の中で中央演算装置(CPU)15と接続される端子は、すべて並列に接続されている。コントローラ131とコントローラ132の並列に接続される各端子は、データバス端子(Data bus)、アドレスバス端子(Adress bus)、クロック端子(Clock)、リセット端子(Reset)、リード端子(RD)およびライト端子(WR)である。
また、コントローラ131は表示パネル11に接続され、コントローラ132は表示パネル12に接続されている。
また、第2実施形態においては、コントローラ131のチップセレクト端子(CS)はゲート16に接続され、コントローラ132のチップセレクト端子(CS)はゲート17に接続されている。ゲート16とゲート17は負論理のOR(オア)ゲートである。コントローラ131のチップセレクト端子(CS)は、チップセレクト線24を介してゲート16の出力端子であるチップセレクト端子(CS3)と接続されている。コントローラ132のチップセレクト端子(CS)は、チップセレクト線24を介してゲート17の出力端子であるチップセレクト端子(CS4)と接続されている。第1実施形態および第3実施形態においては、中央演算装置15は、後述する共通チップセレクト端子(CS*)を有せず、ゲート16とゲート17とを備えていない。
なお、第1実施形態においては、ゲート16とゲート17とを備え、中央演算装置15は共通チップセレクト端子(CS*)を備える場合について説明している。しかしながら、共通チップセレクト端子(CS*)からの信号はHレベル(ハイレベル)(図5を参照)であるとして説明をしており、実質的には、ゲート16とゲート17とを備えない場合と変わるところはない。
コントローラ131のデータバス端子(Data bus)は、データバス20を介して中央演算装置15のデータバス端子(Data bus)と接続されている。コントローラ131のアドレスバス端子(Adress bus)は、アドレスバス21を介して中央演算装置15のアドレスバス端子(Adress bus)と接続されている。データバス20はデジタルバスでありバス幅は16ビット(bit)である。アドレスバス21はデジタルバスでありバス幅は1ビット(bit)である。
また、コントローラ131のクロック端子(Clock)は、クロック線22を介して中央演算装置15のクロック端子(Clock)と接続されている。また、コントローラ131のリセット端子(Reset)は、リセット線23を介して中央演算装置15のリセット端子(Reset)と接続されている。また、コントローラ131のリード端子(RD)は、リード線25を介して中央演算装置15のリード端子(RD)と接続されている。また、コントローラ131のライト端子(WR)は、ライト線26を介して中央演算装置15のライト端子(WR)と接続されている。
コントローラ131は、輝度制御線30を介して表示パネル11と接続されている。輝度制御線30は、コントローラ131のエーディ端子(AD)に接続される256本の輝度制御線を有する。256本の輝度制御線の各々は、表示パネル11の内部において、表示パネル11のラインが延びる方向の1番目から256番目(図2を参照)の同一順番に位置する64個のドットと接続されている。または、256本の輝度制御線の各々は、この64個のドットの発光の輝度を制御する輝度制御素子(図示せず)の制御端子と接続されている。コントローラ131のエーディ端子(AD)からは、表示の対象となる1ラインに属する256個の各々のドットのドット輝度に応じた信号が出力される。
コントローラ131は、オン/オフ制御線31を介して表示パネル11と接続されている。オン/オフ制御線31は、コントローラ131のラインセレクト端子(SL)に接続される64本のオン/オフ制御線を有する。オン/オフ制御線31の64本のオン/オフ制御線の各々は、表示パネル11の内部において、表示パネル11の同一のラインが延びる方向の1番目から256番目(図2を参照)の256個のドットの発光のオン/オフを制御するオン/オフ制御素子(図示せず)の制御端子、または、オン/オフ制御電極(図示せず)と接続されている。コントローラ131のラインセレクト端子(SL)からは、発光をオンとするレベルの信号、または、発光をオフとするレベルの信号のいずれかが出力される。ここで、発光をオンとするとは、発光をさせることをいい、発光をオフとするとは、発光をさせないことをいうものである。
コントローラ132のデータバス端子(Data bus)は、データバス20を介して中央演算装置15のデータバス端子(Data bus)と接続されている。コントローラ132のアドレスバス端子(Adress bus)は、アドレスバス21を介して中央演算装置15のアドレスバス端子(Adress bus)と接続されている。
また、コントローラ132のクロック端子(Clock)は、クロック線22を介して中央演算装置15のクロック端子(Clock)と接続されている。また、コントローラ132のリセット端子(Reset)は、リセット線23を介して中央演算装置15のリセット端子(Reset)と接続されている。また、コントローラ132のリード端子(RD)は、リード線25を介して中央演算装置15のリード端子(RD)と接続されている。また、コントローラ132のライト端子(WR)は、ライト線26を介して中央演算装置15のライト端子(WR)と接続されている。
コントローラ132は、輝度制御線32を介して表示パネル12と接続されている。輝度制御線32は、コントローラ132のエーディ端子(AD)に接続される256本の輝度制御線を有する。輝度制御線32の256本の輝度制御線の各々は、表示パネル12の内部において、表示パネル12のラインが延びる方向の1番目から256番目(図2を参照)の同一順番に位置する64個のドットと接続されている。または、256本の輝度制御線の各々は、この64個のドットの発光の輝度を制御する輝度制御素子(図示せず)の制御端子と接続されている。コントローラ132のエーディ端子(AD)からは、表示の対象となる1ラインに属する256個の各々のドットのドット輝度に応じた信号であるドット輝度信号が出力される。
コントローラ132は、オン/オフ制御線33を介して表示パネル12と接続されている。オン/オフ制御線33は、コントローラ132のラインセレクト端子(SL)に接続される64本のオン/オフ制御線を有する。オン/オフ制御線33の64本のオン/オフ制御線の各々は、表示パネル12の内部において、表示パネル12の同一のラインが延びる方向の1番目から256番目(図2を参照)の256個のドットの発光のオン/オフを制御するオン/オフ制御素子(図示せず)の制御端子、または、オン/オフ制御電極(図示せず)と接続されている。コントローラ132のラインセレクト端子(SL)からは、発光をオンとするレベルの信号、または、発光をオフとするレベルの信号のいずれかが、2値信号として出力される。
中央制御部として機能する中央演算装置15は、上述したように駆動回路13を形成するコントローラ131およびコントローラ132に接続されている。また、中央演算装置15はホスト装置として機能する外部装置(図示せず)に接続されている。また、中央演算装置15は第1のハードウエアタイマであるタイマAを有している。タイマAは、中央演算装置15において発生するクロックの数をカウントしカウント値が予め定める所定の数に達するとカウント値をリセットするプログラマブルカウンタによって構成されている。このプログラマブルカウンタの上記予め定める所定の数は、中央演算装置15において実行されるプログラムによって適宜に設定される。タイマAから出力される信号は、中央演算装置15のクロック端子(Clock)から出力され、コントローラ131、コントローラ132のクロック信号として用いられる。このコントローラ131、コントローラ132のクロック信号のハイレベルとローレベルとの比が1:1に近くなるようにするために、プログラマブルカウンタの上記予め定める所定の数の半分の値以上にカウント値が達するとクロック信号の極性を反転させる。
実施形態の表示装置の特徴は、コントローラ131とコントローラ132とが同期して動作する点にある。ここで、コントローラ131とコントローラ132とは同一構成とされているので、各コントローラの動作は基本的に同一である。また、同一構成とされたコントローラ131とコントローラ132とのクロック端子(Clock)が接続されて共通のクロックが入力されることによりコントローラ131とコントローラ132のクロック単位の同期が得られる。
コントローラ131とコントローラ132との動作の違いは、両方のチップセレクト端子(CS)に印加される信号の違いによってのみもたらされる。よって、コントローラ131のチップセレクト端子(CS)にどのようなタイミングでローアクティブとされる第1のチップセレクト信号を印加し、コントローラ132のチップセレクト端子(CS)にどのようなタイミングでローアクティブとされる第2のチップセレクト信号を印加するかによって種々の態様の制御が可能とされる。
中央演算装置15のライト端子(WR)から出力されるローアクティブとされるライト信号がLレベル(ローレベル)とされることによって、コントローラ131とコントローラ132とは、データバス20に乗せられた16ビットの信号を各々のコントローラの内部のレジスタ(図示せず)およびメモリ(図示せず)に取り込むライトモードに設定される。ここで、アドレスバス21に乗せられた1ビットの信号によってコマンド信号であるかデータ信号であるかを選択し、コマンド信号であればレジスタに取り込み、データ信号であればメモリに取り込む。
図3は、中央演算装置15とコントローラ131、コントローラ132との信号のやり取りを示す図である。図3(a)は、中央演算装置15が、コントローラ131、コントローラ132からデータを読み出すときの動作を示し、図3(b)は、中央演算装置15がコントローラ131、コントローラ132にデータを書き込むときの動作を示す。
図3(a)を参照して中央演算装置15がデータを読み出すときの動作について説明をする。アドレスバス信号がHレベル(ハイレベル)のときに中央演算装置15からコントローラ131、コントローラ132に対するコマンド信号が出力される。ライト端子(WR)から出力されるライト信号がLレベル(ローレベル)のときに、コントローラ131、コントローラ132は、中央演算装置15がデータバス20に乗せたデータバス信号がコマンド信号であると認識してこれを取り込む。リード端子(RD)から出力されるリード信号がLレベル(ローレベル)のときに、コントローラ131、コントローラ132は、コマンド信号がデータバス20に乗せることを指示するデータ信号をデータバス20に乗せ、中央演算装置15がデータ信号を取り込む。
図3(b)を参照して中央演算装置15がデータを書き込むときの動作について説明をする。アドレスバス信号がHレベルのときに中央演算装置15からコントローラ131、コントローラ132に対するコマンド信号が出力され、コントローラ131、コントローラ132は、中央演算装置15がデータバス20に乗せたデータバス信号をコマンド信号であると認識してこれを取り込む。ライト端子(WR)から出力されるライト信号がLレベルのときに、コントローラ131、コントローラ132は、中央演算装置15がデータバス20に乗せたデータバス信号はデータ信号であると認識してこれを取り込む。コントローラ131、コントローラ132が取り込むデータ信号には、表示パネル11、表示パネル12に表示する画像の輝度データ信号を含ませることができる。
輝度データ信号は各ドットのドット輝度を制御するためのデジタル信号である。そして、輝度データ信号に対応し表示パネルに出力される信号がドット輝度信号である。コマンド信号はコントローラに対する中央演算装置15からの各種指令に関する信号であり、例えば、コントローラの制御の態様を指定するためのデジタル信号である。
図3(a)に示すように、中央演算装置15は、リード端子(RD)から出力されるリード信号をLレベルとすることによって、コントローラ131、コントローラ132からデータ信号として各種の情報を得ることができるが、この機能は実施形態の説明においては必要な事項ではないので説明は省略する。
コントローラ131とコントローラ132とは、中央演算装置15のリセット端子(Reset)から出力されるリセット信号によって、コントローラを初期化することができる。コントローラの初期化とは、コントローラの内部のレジスタ(図示せず)をクリアし、コントローラの内部のメモリの値を0とするものである。このようにして、コントローラ131とコントローラ132の動作をそれ以前の状態から完全に遮断して、ゼロリセットすることができる。
コントローラ131とコントローラ132とは、各々、輝度データ信号に応じた信号であるドット輝度信号を256本のエーディ端子(AD)に出力し、輝度制御線30と輝度制御線32との各々に印加する。
コントローラ131とコントローラ132とは、各々、64個のラインセレクト端子(SL)を有し、64個のラインセレクト信号を出力するようになされている。このラインセレクト信号は、どの1ラインをスキャンするかを選択する。ここで、スキャンの用語は、後述するダミーのスキャンを除き、1ラインに属する256個のドットの各々を同時にドット輝度信号に応じたドット輝度で発光させるという意味である。
コントローラ131から出力される、256個のエーディ端子(AD)から出力されるドット輝度信号と、コントローラ131の64個のラインセレクト端子(SL)から出力されるラインセレクト信号とは、同期して表示パネル11に供給される。256個のエーディ端子(AD)から出力されるドット輝度信号の内容は、ラインセレクト端子(SL)から出力されるラインセレクト信号が1のラインを選択する毎に変化して、1ライン毎の画像表示が順次されて、表示パネル11の64ラインの画像表示の残像によって1フレームの上側の画像が視認者に認識される。
また、コントローラ132から出力される、256個のエーディ端子(AD)から出力されるドット輝度信号と、コントローラ132の64個のラインセレクト端子(SL)から出力されるラインセレクト信号とは、同期して表示パネル12に供給される。256個のエーディ端子(AD)から出力されるドット輝度信号の内容は、ラインセレクト端子(SL)から出力されるラインセレクト信号が1のラインを選択する毎に変化して、1ライン毎の画像表示が順次されて、表示パネル12の64ラインの画像表示の残像によって1フレームの下側の画像が視認者に認識される。
コントローラ131の内部では、コントローラのハードウエアを動作させるための内部クロックは、中央演算装置15から出力されるクロックを用いている。
実施形態の表示装置の構成と、各構成部がどのように動作するかについての概略をここまでにおいて説明をした。本実施形態では、複数のコントローラの同期制御を可能となすために上述したように各部を構成している。コントローラ131とコントローラ132との2つのコントローラを用いた最も原理的なスキャンの態様について、まず、図4を参照して説明する。
図4は、2つのコントローラの同期の原理を示す図である。
図4(a)、図4(b)は、表示パネル11を制御するコントローラ131と、表示パネル12を制御するコントローラ132とのスキャンの態様を模式的に示すものである。図4中の矢印の向きはスキャンの方向を示すものである。
図4(a)に示すスキャンの態様である逆方向スキャンでは、コントローラ131(図4には図示せず)が表示パネル11のライン番号1のラインをスキャンしているときに、コントローラ132(図4には図示せず)が表示パネル12のライン番号64のラインをスキャンする。
次に、コントローラ131が表示パネル11のライン番号2のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号63のラインをスキャンする。
このようにして、順次スキャンして、コントローラ131が表示パネル11のライン番号64のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号1のラインをスキャンする。そして、再び、コントローラ131が表示パネル11のライン番号1のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号64のラインをスキャンし、上述したスキャンの動作を繰り返す。図4(a)に示すスキャンでは、このように表示パネル11のスキャン方向と表示パネル12のスキャン方向とが逆方向であるので、このようなスキャンを上述したように逆方向スキャンと称する。
このような、逆方向スキャンによれば、表示パネルのドット数が2倍となった場合には、これに応じて、同一構成のコントローラの個数を2個に増やし、2個のコントローラを同期して動作させることによって、2枚に分けられた表示パネル11と表示パネル12によって形成される、より大きな表示パネル10を駆動可能となすとともに駆動回路13(図2を参照)の簡略化を図り、表示される画像の輝度を高くしながらもドット輝度を低く抑えて表示パネルの長寿命化を図ることができる。
しかしながら、図4(a)に示す逆方向スキャンでは、ライン間の干渉が生じてしまい画像の高品質化を図ることが困難となる場合がある。
図4(a)に示すスキャンの態様では、コントローラ131が表示パネル11のライン番号64のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号1のラインをスキャンするので、2つの発光するラインが最も近接することになる。表示パネルは一般的に、点灯した領域が存在すると、その領域に隣接した領域も影響を受けて点灯してしまうという現象が生じてしまう。本実施形態では1ライン毎に発光するようにしているので、点灯した1ラインが存在すると、そのラインに隣接した他の点灯したラインも影響を受けてしまうという現象が生じてしまう。
このような、ライン間の干渉が生じる現象は、OLEDを用いる場合に特に顕著であることを本願の願書に記載の発明者(以下、発明者らと省略する)は、見出した。OLEDにおいては、発光する2つのラインの間隔が10ライン以内の範囲において、このような影響が顕著に生じることも見出した。つまり、表示パネル11のライン番号59のラインと表示パネル12のライン番号5のラインが発光する時刻から、表示パネル11のライン番号64のラインと表示パネル12のライン番号1のラインが発光する時刻までの時間で、点灯した2つのラインが相互に顕著な影響を受けてしまい、異常な発光をする。その結果、表示される画像の品質を悪化(表示ばけ)させ、視認者にとっては不快に感じるものとなる。
発明者らは、OLEDにおいてこのような表示ばけが生じる原因は、以下のものではないかと想定している。狭ギャップな配線構成において各ドットを接続するラインが平行に配置されている。駆動のための電流の大きさが、OLEDでは比較的大きい。電流磁界/クロストークの影響により、誘導が発生する。エレクトロルミネセンス(EL:Electro Luminescence)素子は、電流変化に対して輝度変化が大きく、高速に応答する。発明者らは、このような原因によって、特にOLEDにおいて、アクティブな走査が近接した場合、すなわち、2つの発光するラインが近接した場合に相互に干渉が発生し、輝度変化が発生するものであると推測している。
図4(b)に示すスキャンの態様である同方向スキャンでは、コントローラ131が表示パネル11のライン番号1のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号1のラインをスキャンする。
次に、コントローラ131が表示パネル11のライン番号2のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号2のラインをスキャンする。
このようにして、順次スキャンして、コントローラ131が表示パネル11のライン番号64のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号64のラインをスキャンする。そして、再び、コントローラ131が表示パネル11のライン番号1のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号1のラインをスキャンし、上述したスキャンの動作を繰り返す。
よって、同方向スキャンが上述したように原理どおりに所期の動作をしている場合には、スキャン(発光)する表示パネル11に属する1のラインとスキャン(発光)する表示パネル12に属する1のラインとの2つのラインは、64ライン離間する。図4(b)に示すスキャンでは、このように表示パネル11のスキャン方向と表示パネル12のスキャン方向とが同方向であるので、このようなスキャンを上述したように同方向スキャンと称する。
すなわち、図4(b)に示すスキャンでは、駆動すべき表示パネルのドットの数が増減したとしてもハードウエア構成を大きく変更するような駆動回路を新たに開発することを要せず、また、表示パネルの長寿化を図るとともにラインの間の相互干渉がない画像を表示することができる。
しかしながら、上述したように原理的な同方向スキャンを採用するだけでは、なお、2つのラインが相互に干渉するという問題を解決することができない場合もあり得る。その理由は、2つ以上のコントローラに対して、同時にスキャン開始の初期設定ができないことによっている。
(第1実施形態)
図5は第1実施形態である原理的な同方向スキャンにおける問題点を説明するための図である。
図5は第1実施形態である原理的な同方向スキャンにおける問題点を説明するための図である。
図5は、コントローラ131の初期設定と、コントローラ132の初期設定との各々のタイミングを示す図である。図5に示すように、中央演算装置15は、データバス信号、アドレスバス信号、ライト端子(WR)からの信号、チップセレクト端子(CS1)からの信号、チップセレクト端子(CS2)からの信号、共通チップセレクト端子(CS*)からの信号、チップセレクト端子(CS3)からの信号、チップセレクト端子(CS4)からの信号の各々を発生させる。なお、図示はしないが、リード端子(RD)からの信号はHレベルであり、クロック端子(Clock)からのクロック信号が出力されている。これらの信号によって、コントローラ131の初期設定、コントローラ132の初期設定がおこなわれる。ここで、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻は時刻t2であり、コントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻は時刻t5である。
なお、図5においては、第1実施形態における動作と第2実施形態の動作と比較するために共通チップセレクト端子(CS*)からの信号は、常時Hレベルであるとして説明をした。しかしながら、第1実施形態では共通チップセレクト端子(CS*)を中央演算装置15が有しないものであってもよい。この場合には、ゲート16とゲート17とを備えない。そして、コントローラ131のチップセレクト端子(CS)は、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS1)に接続され、コントローラ132のチップセレクト端子(CS)は、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS2)に接続される。
第1実施形態においては、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻である時刻t2において表示パネル11におけるスキャンが開始し、コントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻である時刻t5において表示パネル12におけるスキャンが開始する。
表示パネル11におけるスキャン開始の時刻と表示パネル12におけるスキャン開始の時刻との間に時間ずれが生じる理由をより詳細に説明する。中央演算装置15のチップセレクト端子(CS1)から出力されゲート16を介してコントローラ131に入力する第1のチップセレクト信号と、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS2)から出力されゲート17を介してコントローラ132に入力する第2のチップセレクト信号とは独立に供給される。中央演算装置15のソフトウエア処理は、ステップバイステップ処理であるために、図5に示すように第1のチップセレクト信号と第2のチップセレクト信号とを同時に発生させることができない。
そして、このように時刻t2と時刻t5との間に時間差があるために、この時間差だけ表示パネル11におけるスキャンするラインと表示パネル12におけるスキャンするラインとが近接する。このずれの時間は、1ラインのスキャンの時間に比べて短いのでほとんど視認することはできないものの、ずれの時間が存在しないことが好ましい。例えば、上述した説明において説明したとは異なり、コントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻が時刻t2であり、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻が時刻t5である場合にはコントローラ131が表示パネル11のライン番号64のラインをスキャンしているときに、コントローラ132が表示パネル12のライン番号1のラインをスキャンする事態が生じ得る。これにより、短時間ではあるが表示パネル10における画質の悪化が生じることとなる。
以下に同方向スキャンにおいて上述したずれの時間が存在するという問題点を解決するための第2実施形態の特徴的なスキャンの技術について説明をする。
(第2実施形態)
第2実施形態の表示装置について説明をする。図2に示す第2実施形態の表示装置1では、中央演算装置15の第1のチップセレクト端子(CS1)はゲート16の第1の入力端子に、中央演算装置15の共通チップセレクト端子(CS*)はゲート16の第2の入力端子に接続されている。また、中央演算装置15の第2のチップセレクト端子(CS2)はゲート17の第1の入力端子に、中央演算装置15の共通チップセレクト端子(CS*)はゲート17の第2の入力端子に接続されている。第2実施形態の表示装置は、共通チップセレクト端子(CS*)から出力されるチップセレクト信号に特徴を有し、初期設定におけるコマンド信号の内容に特徴を有する。
第2実施形態の表示装置について説明をする。図2に示す第2実施形態の表示装置1では、中央演算装置15の第1のチップセレクト端子(CS1)はゲート16の第1の入力端子に、中央演算装置15の共通チップセレクト端子(CS*)はゲート16の第2の入力端子に接続されている。また、中央演算装置15の第2のチップセレクト端子(CS2)はゲート17の第1の入力端子に、中央演算装置15の共通チップセレクト端子(CS*)はゲート17の第2の入力端子に接続されている。第2実施形態の表示装置は、共通チップセレクト端子(CS*)から出力されるチップセレクト信号に特徴を有し、初期設定におけるコマンド信号の内容に特徴を有する。
図6は、第2実施形態の表示装置の動作を示すタイミングチャートである。図6を参照して、図2に示す表示装置1において実行される、第2実施形態のスキャンの態様を説明する。
図6の紙面の縦軸の各信号の内容について以下に説明をする。紙面の横軸は時刻を示す。
図6に示すように、中央演算装置15は、データバス信号、アドレスバス信号、ライト端子(WR)からの信号、チップセレクト端子(CS1)からの信号、チップセレクト端子(CS2)からの信号、共通チップセレクト端子(CS*)からの信号、チップセレクト端子(CS3)からの信号、チップセレクト端子(CS4)からの信号の各々を発生させる。なお、図示はしないが、リード端子(RD)からの信号はHレベルである。これらの信号によって、コントローラ131の初期設定、コントローラ132の初期設定がおこなわれる。ここで、コントローラ131の初期設定の指示書き込みの時刻は時刻t2であり、コントローラ132の初期設定の指示書き込みの時刻は時刻t5である。そして、コントローラ131とコントローラ132とを初期設定した後、時刻t 8 において、コントローラ131とコントローラ132とに対して同時にスキャン開始の指示書き込みをおこなう。
ここで、時刻t0から時刻t1の間に出力されるコマンド信号に指示されるコントローラ131の初期設定の内容、時刻t3から時刻t4の間に出力されるコマンド信号に指示されるコントローラ132の初期設定の内容は、例えば、どのラインからスキャンを開始するか等を設定するものである。初期設定によっては、コントローラ131とコントローラ132とは、まだ、スキャンを開始しない。時刻t6から時刻t7の間に出力されるスキャン開始の指示書き込みのコマンド信号をコントローラ131とコントローラ132とが受け、同時にスキャン開始の指示書き込みをおこなった時刻t8において、コントローラ131は表示パネル11においてスキャンの動作を開始し、コントローラ132は表示パネル12においてスキャンの動作を開始する。
このようにして、第2実施形態においては、表示パネル11におけるスキャン開始の時刻と表示パネル12におけるスキャン開始の時刻とが同一時刻となる。よって、第1実施形態において生じた、表示パネル11のスキャンするラインと表示パネル12のスキャンするラインとが近接し画質が悪化する原因を解消することができる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態の表示装置の要部の概略図である。図7に示す表示装置2は、第2実施形態の表示装置1がゲート16とゲート17とを備えたのに対して、ゲート16とゲート17とを備えない点で相違する。コントローラ131のチップセレクト端子(CS)は、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS1)に接続され、コントローラ132のチップセレクト端子(CS)は、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS2)に接続されている。また、表示装置2は、中央演算装置15がタイマBをさらに備える点においても表示装置1と相違する。
図7は、第3実施形態の表示装置の要部の概略図である。図7に示す表示装置2は、第2実施形態の表示装置1がゲート16とゲート17とを備えたのに対して、ゲート16とゲート17とを備えない点で相違する。コントローラ131のチップセレクト端子(CS)は、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS1)に接続され、コントローラ132のチップセレクト端子(CS)は、中央演算装置15のチップセレクト端子(CS2)に接続されている。また、表示装置2は、中央演算装置15がタイマBをさらに備える点においても表示装置1と相違する。
なお、同様の作用を生じさせるための別の構成として、第2実施形態と同様にゲート16、ゲート17を用いて共通チップセレクト端子(CS*)をHレベルとして、さらに、中央演算装置15がタイマBをさらに備える構成としてもよい。その他の構成部は実施形態に共通する部分であるので説明を省略する。
タイマBは、表示パネル11を制御するコントローラ131の初期設定が終了する時刻(図8の時刻t3を参照)と表示パネル12を制御するコントローラ132の初期設定が開始する時刻(図8の時刻t4を参照)との差を管理するハードウエアカウンタである。タイマBは中央演算装置15のクロックに同期してカウントアップするカウンタとしてハードウエアで構成されている。
図8は、第3実施形態の表示装置の動作を示すタイミングチャートである。図8を参照して、図7に示す表示装置2において実行される、第3実施形態のスキャンの態様を説明する。
図8の紙面の縦軸の各信号の内容について以下に説明をする。紙面の横軸は時刻を示す。時刻t3から時刻t4の間は省略されており、第3実施形態における時刻t4、時刻t5、時刻t6は、第1実施形態、第2実施形態における時刻t4、時刻t5、時刻t6とは異なる時刻である。
図8に示すように、中央演算装置15は、データバス信号、アドレスバス信号、ライト端子(WR)からの信号、チップセレクト端子(CS1)からの信号、チップセレクト端子(CS2)からの信号、タイマBのカウント値の各々を発生する。なお、タイマBのカウント値は中央演算装置15の内部において用いられ中央演算装置15の外部には出力されない。
これらの信号によって、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込み、コントローラ132のスキャン開始の指示書き込みがおこなわれる。時刻t0から時刻t3までの時間がコントローラ131の初期設定の時間であり、時刻t4から時刻t6までの時間がコントローラ132の初期設定の時間である。コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻は時刻t2であり、コントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻は時刻t6である。図8においては、時刻t3から時刻t4までの間の各信号の記載は省略されており、タイマBのカウント値は、時刻t3から時間の経過に比例して増加する。
第3実施形態においては、時刻t2と時刻t6との時間差をタイマBを用いることにより調整している。時刻t2においてコントローラ131がスキャンを開始した後、時刻t3においてコントローラ131の初期設定の動作が終了するときにタイマBはカウントを開始する。タイマBのカウント値が予め定める所定値に達したときである時刻t4においてコントローラ132の初期設定の動作が開始する。
ここで、時刻t3から時刻t4までの時間はタイマBのカウント値によって任意にクロック単位で設定できる。時刻t3から時刻t4までの時間を、{(1フレームのスキャン時間×n)+ずらし量}、となるように予め設定することによってコントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻とコントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻とを管理できる。ここで、nは任意の正整数であり、(1フレームのスキャン時間×n)は、1フレームのスキャン時間を単位として定め得る時間である。また、ずらし量は、1クロック周期を単位とする時間である。ここで、1フレームとは、1画面であり、実施形態においては64ラインに対応する。
第3実施形態においては、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻とコントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻との時間差を、「1フレームのスキャン時間×n」に設定しコントローラで生じる動作時間遅れを十分に吸収するとともに、「ずらし量」を、例えば、64ラインの半分である32ラインに設定する。このようにずれ量を32ラインに設定することによって、2つの異なるハードウエアで構成されるコントローラ131とコントローラ132との間において、クロック端子(Clock)からのクロック信号の1クロック分のデジタル誤差が生じたとしても、コントローラ131が駆動する表示パネル11においてスキャンされるラインとコントローラ132が駆動する表示パネル12においてスキャンされるラインとの離間距離を十分に確保することができる。
すなわち、第2実施形態に対して第3実施形態は以下の利点を有する。コントローラ131とコントローラ132とは別回路のため、第2実施形態においては、回路のデジタル誤差によって、コントローラ131のスタート開始の時刻とコントローラ132のスタート開始の時刻との間に1クロック分だけ時間差が生じる可能性がある。例えば、コントローラ131のスタート開始がコントローラ132のスタート開始より1クロック分だけ遅れたとすると、その際には、表示パネル11のスキャンがライン番号64、表示パネル12のスキャンがライン番号1、という状態が、1クロック周期の時間分だけ生じ得る。つまり、1クロック周期という僅かな時間ではあるが両表示パネル間においてスキャンするラインの近接が起こり得ることになる。一方、第3実施形態においては、表示パネル11のスキャンするラインと表示パネル12のスキャンするラインとが近接することを防止でき、画質が悪化する原因を取り除くことができる。
(コントローラに連続して輝度データを書き込む処理)
第1実施形態ないし第3実施形態においては、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻とコントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻とをどのように同期させるかという重要な課題を解決するものであった。上述したスキャン開始の指示書き込みの時刻を設定した後は、コントローラ131のメモリとコントローラ132のメモリとに連続して輝度データを書き込むことになる。そして、コントローラ131とコントローラ132とは、初期設定によって設定されたスキャン方向の設定の情報等に従って自動的にスキャン動作を継続する。
第1実施形態ないし第3実施形態においては、コントローラ131のスキャン開始の指示書き込みの時刻とコントローラ132のスキャン開始の指示書き込みの時刻とをどのように同期させるかという重要な課題を解決するものであった。上述したスキャン開始の指示書き込みの時刻を設定した後は、コントローラ131のメモリとコントローラ132のメモリとに連続して輝度データを書き込むことになる。そして、コントローラ131とコントローラ132とは、初期設定によって設定されたスキャン方向の設定の情報等に従って自動的にスキャン動作を継続する。
図9は、実施形態のコントローラに連続して輝度データを書き込むときの動作を示すタイミングチャートである。コントローラ132に連続して輝度データを書き込むときのタイミングについてもチップセレクト信号の内容が異なるだけであり、図9と同様のタイミングチャートであらわされる。
図9を参照して、コントローラに連続して輝度データを書き込む処理について簡単に説明をする。中央演算装置15は、データバス信号、アドレスバス信号、ライト端子(WR)からの信号、チップセレクト端子(CS1)からの信号、チップセレクト端子(CS2)からの信号、チップセレクト端子(CS*)からの信号、チップセレクト端子(CS3)からの信号、チップセレクト端子(CS4)からの信号の各々を発生させる。なお、図示はしないが、リード端子(RD)からの信号はHレベルである。コマンド信号は、以下に続くデータ信号が輝度データであることをコントローラ131に知らせ、これらの輝度データをコントローラ131のメモリの番地を順番に変えながらメモリに順次書き込むことを指示する。
(実施形態の変形)
上述した実施形態では、データバスのバス幅は16ビットとしたが、一般的には、データバスのバス幅はFビットとしても良い。ここで、Fは任意の正整数である。
上述した実施形態では、データバスのバス幅は16ビットとしたが、一般的には、データバスのバス幅はFビットとしても良い。ここで、Fは任意の正整数である。
上述した実施形態では、表示パネルは、256ドット×64ドットとして説明をしたが、一般的には、Jドット×Kドットとしても良い。ここで、J、Kは任意の正整数であり、J=Kを含むものである。J、Kは、さらに、2の冪乗で表わされる数とすることが、信号処理を簡略化する観点からより望ましい。この場合には表示パネルにはライン番号1からライン番号KまでのK個のラインが形成される。
このような構成においては、輝度制御線の本数はJ本とされ、コントローラのエーディ端子(AD)の個数はJ個とされる。また、オン/オフ制御線の本数はK本とされ、コントローラのラインセレクト端子(SL)の個数はK個とされる。
また、接続する表示パネルの個数は2個とし、駆動回路を構成するコントローラの数は2個として説明をしたが、一般的には、表示パネルの個数はL個とし、駆動回路を構成するコントローラの数はL個としても良い。ここで、Lは任意の正整数である。コントローラの数がL個の場合には、図5、図6、図8に示すタイミングに表された2個のコントローラの動作は、隣接して配置される2個の表示パネルを駆動するコントローラについて成立すればよい。このような駆動が、隣接する表示パネルを駆動する2個のコントローラのすべてにおいておこなわれればL個の表示パネルで形成される表示領域の全体に渡り良好な画質を得ることができる。
第2実施形態と同様な技術思想に基づいて接続する表示パネルの個数をL個とする場合は、図2に示す2個のゲートに替えて、L個のゲートを用い、中央演算装置には、L個のチップセレクト端子と共通チップセレクト端子を設ける。そして、L個のゲートの各々の一方の入力端子には、中央演算装置のL個のチップセレクト端子からのチップセレクト信号を各々入力する。また、L個のゲートの各々の他方の入力端子には、中央演算装置の共通チップセレクト端子からの共通チップセレクト信号を各々入力する。そして、L個のゲートの出力端子の各々には、L個のコントローラのチップセレクト端子を接続する。
第1実施形態、第3実施形態と同様な技術思想に基づいて接続する表示パネルの個数をL個とする場合は、においては、中央演算装置には、L個のチップセレクト端子を設ける。そして、L個のチップセレクト端子の各々には、L個のコントローラのチップセレクト端子を接続するようにしてもよい。また、第2実施形態と同様な技術思想に基づきL個のゲートを用い、中央演算装置にL個のチップセレクト端子と共通チップセレクト端子を設け、共通チップセレクト端子からの出力信号をHレベルとして、L個のチップセレクト端子からの信号のみが有効となるようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態ないし第3実施形態においては、2個の表示パネルにおけるスキャンの方向は、紙面の上側から下側に向かう同方向スキャンであるとして説明をしたが、紙面の下側から上側に向かう同方向スキャンであっても良い。さらに、一般的に、2を含む任意の複数個の表示パネルを備える場合においては、各々の表示パネルのスキャンの方向は、すべての表示パネルで同じ方向であれば、紙面の上側から下側に向かう同方向スキャンであっても良く、紙面の下側から上側に向かう同方向スキャンであっても良い。
上述した実施形態では、各々のコントローラを制御する中央制御部は、中央演算装置で構成するものとして説明をしたが、中央制御部を論理回路とメモリとカウンタ等を用いたハードウエアで構成するものとしても良い。
また、複数個の表示パネルにおいて同方向スキャンを採用するに際して、中央制御部は、表示パネルの最後の1ラインをスキャンした後、1ラインのスキャンに対応する時間は、表示パネルを発光させることがないようにしても良い。例えば、ライン数が64である場合において、実際には存在しないライン65を仮想的にスキャンすることによって、隣接する表示パネルのライン番号1のラインとライン番号64のラインとが同時にスキャンすることが避けられる。ここで、仮想的にスキャンするとは、存在しないライン番号65のラインをスキャンする時間の経過後にライン番号1のラインをスキャンすることをいうものである。仮想的にスキャンするラインの数は少なくとも1ラインあればよく、例えば、仮想的にスキャンするラインの数が2ラインであって、2ラインのスキャンに対応する時間は、表示パネルを発光させることがないようにしても同様の効果を得ることができる。
表示パネルとしては、OLED、LCD、VFD、FEDについて述べ、特にOLEDにおいて、本実施形態は顕著な効果を奏することを第1実施形態ないし第3実施形態において説明をしたが、同様な効果を奏する表示パネルとしては、これらに限定されるものではない。
A、B タイマ、 1、2 表示装置、 10、11、12 表示パネル、 13 駆動回路、 15 中央演算装置、 16、17 ゲート、 20 データバス、 21 アドレスバス、 22 クロック線、 23 リセット線、 24 チップセレクト線、 25 リード線、 26 ライト線、 30、32 輝度制御線、 31、33 オン/オフ制御線、 131、132 コントローラ
Claims (6)
- 複数個であるL個の表示パネルと、
前記L個の表示パネルの各々を駆動するL個のコントローラを有する駆動回路と、
前記駆動回路を制御する中央制御部と、を備え、
前記L個のコントローラの各々は、前記中央制御部からのクロック信号に基づきクロック同期の制御がなされ、前記中央制御部からのスキャン開始指示信号に応じて、前記L個の表示パネルに列状に配置される複数個であるK個のラインの中の1のラインを順次、連続して選択して発光させる動作を開始するとともに、前記1のラインを順次、連続して選択する方向は、すべての前記L個の表示パネルにおいて同方向とし、
前記中央制御部は、前記L個のコントローラの各々を個別に指定する第1〜L個のチップセレクト信号を出力するとともに、出力された各チップセレクト信号は、それぞれゲート回路を介して各コントローラのチップセレクト端子に供給される構成とされ、
また前記中央制御部は、前記L個のコントローラを共通に指定する共通チップセレクト信号を出力するとともに、出力された前記共通チップセレクト信号は、前記各チップセレクト信号についてのゲート回路を介して全てのコントローラのチップセレクト端子に供給される構成とされ、
前記中央制御部は、前記スキャン開始指示信号を出力する際には、前記共通チップセレクト信号により前記L個のコントローラを共通に指定する
表示装置。 - 前記L個のコントローラに対応する前記L個の前記ゲート回路のそれぞれは、対応するコントローラについての前記チップセレクト信号と前記共通チップセレクト信号が入力され、対応するコントローラについての前記チップセレクト信号と前記共通チップセレクト信号のいずれかがアクティブレベルであれば、対応するコントローラのチップセレクト端子にアクティブレベルの信号を供給する回路である
請求項1に記載の表示装置。 - 前記中央制御部は、前記L個のコントローラを順次チップセレクト信号により指定して初期設定を実行させ、全てのコントローラで初期設定が行われた状態で、前記共通チップセレクト信号により前記L個のコントローラを共通に指定して前記スキャン開始指示信号を出力する
請求項1又は請求項2に記載の表示装置。 - 前記中央制御部は、前記L個のコントローラの各々が同一のライン番号のラインを発光するように制御をする、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置。 - 前記中央制御部は、隣接する表示パネルに接続されるコントローラが異なるライン番号のラインを発光するように制御をする、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置。 - 前記中央制御部は、前記表示パネルの最後の1ラインをスキャンした後、少なくとも1ラインのスキャンに対応する時間は、前記表示パネルを発光させることがない、
請求項5に記載の表示装置。
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