JP2015043973A - スキンケア方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキンケアのための、効果の高い方法を提供する。
【解決手段】海藻、好ましくは褐藻類の抽出物を含む頭皮用化粧料が塗布された被施術者の頭皮を美容マッサージし、美容マッサージ後の被施術者の顔に化粧料を塗布する工程を含む、スキンケア方法を提供する。美容マッサージは、頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程、側頭部の頭皮を揉みほぐす工程、および側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程をこの順番で含むことが好ましい。また美容マッサージは、洗顔後の被施術者に対して行われることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、褐藻類の抽出物を利用した美容方法およびスキンケア方法に関するものである。本発明は、美容、化粧料の製造・販売等の分野で有用である。
褐藻類の抽出物は、食品、化粧料または医薬の有効成分として種々の効果が期待され、用いられてきている。
例えば、特許文献1は、フコイダン、その分解物、硫酸化単糖又はそれらの塩から選択されるものを有効成分として含有することを特徴とする育毛料を提案する。また、特許文献2は、ガゴメ昆布由来フコイダンおよびその塩からなる群より選択される一つ以上を有効成分として含有することを特徴とする、しわ改善用化粧料を提案する。さらに特許文献3は、特定の褐藻類が細胞内のAGE生成を阻害することを示している。
一方、スキンケアに際しては、通常、洗顔後の肌に化粧水、乳液、美容液等が塗布される。塗布後に、成分の浸透を高めることなどを目的として、顔面の加温やマッサージが行われることもある。最近では、エステティシャンや化粧料の販売員により、美容を目的としたマッサージのサービスが提供されることもある。美容のためのマッサージに関連して、種々の評価方法やそのための装置などが開発されつつある。
例えば、特許文献4は、頭皮へのマッサージの施術前に顔を撮像する第1の工程と、
前記頭皮へのマッサージ施術後に顔を撮像する第2の工程と、前記第1の工程で得られた像と、前記第2の工程で得られた像を比較する工程と、前記比較する工程での比較結果から前記マッサージ施術前後の顔の物理的性質の変化に基づき前記マッサージの効果を評価する工程を含む、マッサージの評価方法を提供する。また特許文献5は、頭皮のフロント部分からトップ部分に向かって頭皮を強擦する処理と、頭皮のフロント部分からトップ部分に向かって頭皮を揉撚する処理と、頭皮のネープ部分からトップ部分に向かって頭皮を揉撚する処理と、頭皮のフロント部分からフェースラインに沿って耳上部分まで揉撚し、続いて耳周りを揉撚する処理と、頭皮のネープ部分からトップ部分に向かって頭皮を軽擦する処理と、耳周りを軽擦する処理と、を含む、美容マッサージ方法を提供する。
国際公開WO2001/039731(特許第3831252号) 国際公開WO2002/006351(特許第5060012号) 特開2008−214246号公報 国際公開WO2012/096081 特開2012−148982号公報
本発明者らは、安全性、使用感および機能性の観点から、化粧料に用いるのに適した成分や素材の研究・開発を行ってきた。またそのような成分の機能が最大限に発揮されるための用法を検討してきた。今般、褐藻類抽出物を用いたスキンケア効果の高い美容方法を見出し、本発明を完成した。
本発明は、以下を提供する。
[1] 海藻抽出物を含む頭皮用化粧料が塗布された被施術者の、
頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程、
側頭部の頭皮を揉みほぐす工程、および
側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程
をこの順番で含む、美容マッサージ方法。
[2] 海藻抽出物を含む頭皮用化粧料が塗布された被施術者の頭皮を美容マッサージし、美容マッサージ後の被施術者の顔に化粧料を塗布する工程を含む、スキンケア方法。
[3] 美容マッサージが、側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程を含む、[2]に記載のスキンケア方法。
[4] 美容マッサージが、頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程、側頭部の頭皮を揉みほぐす工程、および[3]に定義した工程をこの順番で含む、[3]に記載のスキンケア方法。
[5] [3]に定義した工程が、2回以上繰り返して行われる、[3]または[4]に記載のスキンケア方法。
[6] 洗顔後の被施術者に対して行われる、[2]〜[5]のいずれか1項に記載のスキンケア方法。
[7] 美容マッサージが、1分以内に終了する、[2]〜[6]のいずれか1項に記載のスキンケア方法。
[8] フェイスラインを引き上げるために行われる、[2]〜[7]のいずれか1項に記載のスキンケア方法。
[9] 海藻が、褐藻類に属するものである、[1]〜[8]のいずれか1項に記載の方法。
[10] 海藻が、褐藻類、緑藻類及び紅藻類の混合物である、[9]記載の方法
[11] 褐藻類が、コンブ科またはチガイソ科に属するものである、[9]又は[10]に記載の方法。
[12] 頭皮用化粧料が塗布された被施術者の頭皮への美容マッサージによるスキンケア効果を、
美容マッサージ前に測定した被施術者の顔または手の温度と
美容マッサージ後に測定した被施術者の顔または手の温度との差異として表示する、スキンケア効果の表示方法。
[13] 頭皮用化粧料が、海藻抽出物を含む、[12]に記載の、表示方法。
[14] 海藻抽出物を含む頭皮用化粧料と、[1]〜[13]のいずれか1項に記載の方法を記録した媒体とを含む、スキンケアのためのキット。
本発明の方法は、比較的簡便に実施できるので、熟練の施術者によらずに実施できる。
本発明の方法は、短時間に実施できる点でも負担が少なく、長期間にわたり繰り返して実施を継続することが容易に達成できる。
本発明により、美容液等のスキンケアに用いる化粧料の効果がより十分に発揮されうる。
本発明により、フェイスラインのたるみ・むくみが予防され、また改善されうる。
図1は、頭皮に対する美容マッサージの前後の顔の皮膚温の差異を表示した写真である。 図2は、頭皮に対する美容マッサージの前後の顔面の立体形状の変化を表示した写真である。 図3は、頭皮に対する美容マッサージの前後の手のひらの皮膚温の差異を表示した写真である。
本発明を通じ、特に記載した場合を除き、「 〜 」で表される範囲は、両端の値を含み、また特に記載した場合を除き、「 %」は質量に基づく値である。
[海藻抽出物]
本発明に用いられる海藻抽出物は、種々の海藻を原料として調製することができる。原料海藻として、褐藻類(Brown algae)(ファエオフィセアエ綱(Phaeophyceae))に属するものを用いることができる。より詳細には、コンブ目(Laminariales)、ナガマツモ目(Chordariales)、カヤモノリ目(Scytosiphonales)、シオミドロ目(Ectocarpales)、ウイキョウモ目(Dictyosiphonales)、イソガワラ目(Ralfsiales)、ケヤリモ目(Sporochnales)、ウルシグサ目(Desmarestiales)、ムチモ目(Cutleriales)、ウスバオオギ目(Syringodermatales)、クロガシラ目(Sphacelariales)、アミジグサ目(Dictyotales)、チロプテリス目(Tilopteridales)、アスコセイラ目(Ascoseirales)、ヒバマタ目(Fucales)およびドゥルビアエラ目(Durvilaeales)に属するものを用いることができ、コンブ目(Laminariales)およびナガマツモ目(Chordariales)に属するものを用いることが好ましい。コンブ目に属するものの例としては、コンブ科(Laminariaceae)の、ガゴメコンブ(Kjellmaniella crassifolia)、マコンブ(Laminaria japonica)、チガイソ科(Alariaceae)のワカメ(Undaria pinnatifida)であり、ナガマツモ目(Chordariales)に属するものの例は、ナガマツモ科(Chordariaceae)のオキナワモズク(Cladosiphon okamuranus)およびクロモ(Papenfussiella kuromo)、モズク科(Spermatochnaceae)のモズク(イトモズク)(Nemacystus decipiens)が挙げられる。
本発明においては、原料海藻として、コンブ目に属するものを用いることがより好ましく、コンブ目の中では、コンブ科、チガイソ科に属するものを用いることが好ましい。また、褐藻類に加え、さらに緑藻類、紅藻類を併用することが好ましい。
本発明に用いられる海藻は、産地に限定はなく、いずれの産地由来のものであってもよい。また収穫時期にも特に限定はなく、いずれの時期に収穫されたものであってもよい。また、本発明に用いられる海藻の部位は、特に記載した場合を除き、海藻の、全体またはその一部を指す。「一部」には、先端部、基部、縁辺部、中帯部、葉状部、茎状部、付着器が含まれる。本発明においては、原料海藻として、食用にもなる葉状部を好適に用いることができる。
原料としての海藻は、生のものであってもよく、乾燥物等であってもよい。抽出工程に供する前に、抽出が効率的に行われるように、裁断・粉砕等の前処理を行ってもよい。
本発明で「抽出物」というときは、特に記載した場合を除き、原料海藻を抽出溶媒に浸漬して得られた液から固形物を除いたものそのものであってもよく、該液を、濃縮、乾燥等したものであってもよい。抽出物の形態は、液状、ペースト状、ゲル状、固体状、粉末状等いずれでもあり得る。また、海藻の圧搾汁そのものであってもよく、該圧搾汁を、濃縮、乾燥等したものであってもよい。固体状または粉末状とするためには、液状物を、乾燥工程に供することができ、蒸発乾固させて固体状としてもよく、スプレードライにより乾燥させて粉末としてもよく、また凍結乾燥して凍結乾燥物としてもよい。
抽出物を得るための抽出溶媒は特に限定されない。例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、多価アルコール類(グリセロール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール(BG)等)、ケトン類(アセトン、メチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)、酢酸エチル等のエステル類;ヘキサン等からなる群より選択される一種または二種以上を用いることができる。好ましくは水系溶媒、具体的には水、親水性有機溶媒(例えば、メタノール、エタノール、グリセロール、1,3−ブチレングリコール)、またはそれらの混合物を抽出溶媒として用いる。混合溶媒を用いる場合、その比率も特に限定されない。本発明に好適に用いることのできる溶媒の例は、水、またはエタノール、グリセロールおよび1,3−ブチレングリコールからなる群より選択される1種以上と水との混合溶媒であり、このとき有機溶媒:水の質量比は、1〜99:99〜1、好ましくは10〜90:90〜10、より好ましくは30〜70:70〜30、例えば50:50である。イオン交換樹脂処理等によって精製することができる。
抽出操作は、原料海藻を室温または加温下で、溶媒中に浸漬することによって実施できる。原料海藻と溶媒との比は、当業者であれば適宜設計することができるが、例えば、海藻原料1質量部に対する溶媒量は、原料が十分に浸漬できる量であればよく、0.5質量部以上であることが好ましく、1質量部以上であることがより好ましく、2質量部以上であることがより好ましい。溶媒量の上限は、経済的な観点から定めることもでき、原料1質量部に対する溶媒量として、例えば、100質量部以下とすることができ、50質量部以下とすることが好ましく、20質量部以下とすることがより好ましい。抽出温度および期間もまた、当業者であれば適宜設計でき、室温または加温下で、1時間〜数か月、好ましくは6時間〜1週間、より好ましくは12時間〜3日間かけて、実施できる。抽出はまた、水蒸気蒸留の方法に拠ってもよい。抽出物が圧搾汁である場合、一般的な方法で調製することができる。例えば、洗浄した原料を、必要に応じpHを調製して破砕し、得られた破砕物に必要であれば酵素処理を施し、固形物を除くことによる。
海藻抽出物は、適切であれば、脱色、脱臭等を目的とする精製を行ってもよい。そのための方法としては、例えば活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理がある。本発明においては、海藻抽出物は頭皮用化粧料に配合され、直接頭皮に塗布される。また、洗い流しはされず、比較的長い時間塗布した状態が保たれるとともに、ほぼ毎日連用することがある。本発明者らの検討によると、実施例で製造した褐藻エキスは、化粧料に添加して用いるのに適した匂い、色であり、化粧料成分としての安定性も期待できるものであった。
[美容マッサージ方法等]
本発明の美容マッサージ方法は、上述の海藻抽出物を含む頭皮用化粧料が塗布された被施術者に対して行なわれるものである。塗布は、手指や器具により頭皮に直接塗りつける場合、およびスプレーにより噴霧する場合を含む。
頭頂部を中心に、数箇所、好ましくは2〜8箇所、より好ましくは3〜4箇所に、頭皮用化粧料を塗布する。スプレーにより塗布する場合は、スプレーの度に化粧料を、指先を使ってすぐになじませるとよい。
本発明の美容マッサージは、次の工程のうち、少なくとも3番目の工程(側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程)を含み、好ましくはすべての工程を含む:
頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程、
側頭部の頭皮を揉みほぐす工程、および
側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程。
頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程は、例えば、両手を使用し、左右四指の腹を頭皮に密着させるように置き、少し圧をかけながら、額側の生え際から頭頂部まで、順に揉みほぐすように行うことができる。このような施術を、例えば数ライン、好ましくは2〜6ライン、より好ましくは2〜4ライン行うことができる。
側頭部の頭皮を揉みほぐす工程は、例えば、先の工程と同様に両手を使用し、左右四指の腹を頭皮に密着させるように置き、少し圧をかけながら、耳周囲の生え際から頭頂部まで、順に揉みほぐすように行うことができる。このような施術を、例えば数ライン、好ましくは2〜6ライン、より好ましくは2〜4ライン行うことができる。
側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程は、例えば、次のように行うことができる。まず、左右四指を被施術者の耳の周囲の髪の根元に差し入れて髪の根元(付け根)を持ち、ゆっくり丁寧に髪とともに頭皮を引き上げる。次いで、そのままの状態を数秒間、好ましくは2〜6秒間、より好ましくは2〜3秒間、保つ。その後、髪を放し、引き上げた状態から元の状態に戻す。このような、引き上げ、静止、戻しの手順を、数回、好ましくは2〜6回、より好ましくは2〜4回繰り返して行うことができる。
工程の順は、特に限定されないが、上に記載の順に行うことがより好ましい。美容マッサージ方法は、すべての工程を、最も好ましいライン数および回数で行った場合、全体としては1分間程度で終了することができる。また1分間という比較的短い時間の施術であっても、目的の効果が十分に得られる。
本発明の美容マッサージ方法は、1日に1回以上行うことができ、1日1〜3回行うことが好ましく、1日2回行うことがより好ましく、午前1回および午後1回行うことがさらに好ましい。本発明のマッサージステップは、複数日連続して行うことができる。毎日行ってもよい。3日〜14日連続して行うことにより効果が実感でき、4日以上連続して行うことが好ましく、5日以上連続して行うことがより好ましい。本発明で「連続して」というときは、特に記載した場合を除き、途中、1日の中断が1〜2回含まれていてもよい。例えば、本発明で「5日間連続して」というときは、途中にマッサージを行わなかった日(中断)が2回含まれ、終了までに7日間要する場合も含まれる。中断する日が2日ある場合は、その2日は連続していないことが好ましい。
本発明の美容マッサージ方法により、被施術者において、施術が行われた頭皮から離れた顔および手のひらの皮膚の温度の上昇が期待できる。温度上昇効果は、サーモグラフィー等の既存の機器により確認することができる。
本発明は、美容マッサージ後の被施術者の顔に化粧料を塗布する工程を含む、スキンケア方法としても実施することができる。皮膚の温度が上昇することからも明らかであるように、本発明の美容マッサージ方法により、全身の代謝がよくなり、皮膚の血行が促進される。化粧料を単に皮膚に塗布するだけでは、代謝が悪く、血行が良くない場合は、効果が十分に発揮されない場合があるが、本発明の美容マッサージ方法により、皮膚状態が整う土台ができると考えられる。スキンケア方法の一部として実施する場合、美容マッサージは、洗顔後の被施術者に対して行われることが好ましい。洗顔後に本発明の美容マッサージを施術することにより、美容マッサージ後の温度の上昇した皮膚に直ちに化粧料を塗布することができるからである。
本発明の美容マッサージ方法により、被施術者において、施術が行われた頭皮から離れたフェイスラインのむくみまたはたるみの予防または改善が期待できる。本発明でフェイスラインのむくみまたはたるみに関し、「予防または改善」というときは、特に記載した場合を除き、むくみ等を発生させないこと、発生リスクを低減すること、発生させるがその程度を低く抑えること(抑制すること)、および発生させるがその程度を維持するかまたは進行の度合いを低く抑えること(抑制すること)をいう。フェイスラインのむくみ等が予防または改善されたかどうかは、当業者であれば、適切な方法と、適切な基準により、評価することができる。典型的には、本明細書の実施例の項に記載した方法および基準により、評価することができる。
本発明はまた、頭皮用化粧料が塗布された被施術者の頭皮への美容マッサージによるスキンケア効果を、美容マッサージ前に測定した被施術者の顔または手の温度と美容マッサージ後に測定した被施術者の顔または手の温度との差異として表示する、スキンケア効果の表示方法を提供する。ここで、差異として表示するとは、両者の差異の有無または程度が認識可能であるように表示することをいい、例えば、美容マッサージの顔または手のサーモグラフと美容マッサージ後の顔または手のサーモグラフとを並べてまたは連続して表示すること、美容マッサージの顔または手の温度値と美容マッサージ後の顔または手の温度値とを並べてまたは連続して表示すること、美容マッサージの顔または手の温度値と美容マッサージ後の顔または手の温度値との差を示すこと等が含まれる。表示は、測定装置やコンピュータ等に付属する液晶ディスプレイ上や紙面上において行うことができる。本発明の表示方法に用いられる頭皮用化粧料としては、海藻抽出物を含むことが好ましい。
本発明はまた、海藻抽出物を含む頭皮用化粧料と、本発明のマッサージ方法または本発明のスキンケア方法を記録した媒体とを含む、スキンケアのためのキットを提供する。本発明で「媒体」というときは、特に記載した場合を除き、紙面(包装紙、外箱、ラベル、使用説明書、タグを含む。)、DVD、CD、ICメモリカード(SD等)、FD、HDが含まれる。
本発明は、美容を目的として行われ、病気の予防や治療を目的とはしていない。また本発明の実施の主体は、化粧品販売員またはエステティシャン等の他人のための美容を目的とした施術を職業として行う者であることができ、また被施術者自身であってもよい。被施術者に対して本発明の方法の実施を勧誘する行為もまた、本発明の実施に含まれる。
[頭皮用化粧料]
本発明は、本発明の美容マッサージ方法に用いる、海藻抽出物を含む頭皮用化粧料を提供する。頭皮用化粧料における海藻抽出物の含量は、適宜とすることができる。例えば、本明細書の実施例の例1で示した方法で得た抽出物として、0.001質量%以上含むことができ、0.01%以上含むことが好ましく、0.1%以上含むことがより好ましい。より高い効果を長期間維持しうるとの観点からは、0.003%以上含むことが好ましく、0.3%以上含むことがさらに好ましい。また、いずれの場合であっても、上限値は、経済性、溶解性、安定性、有効成分に起因する色または匂い等を考慮して適宜定めることができる。例えば、10%以下とすることができ、7.5%以下とすることが好ましく、5%以下とすることがより好ましい。実施例とは異なる抽出物を用いる場合も、同様に設計でき、また液状の抽出物を用いる場合は、固形分を基準に、本明細書の実施例で示した方法で得た乾燥物に相当する量を計算して、設計できる。
本発明の頭皮用化粧料には、本発明の剤の効果を損なわない範囲で、化粧料または医薬として許容される種々の機能性の成分を配合することができる。このような成分の例は、抗炎症剤、殺菌剤、血行促進剤、細胞賦活剤などがあげられる。抗炎症剤としては、特に限定されないが、頭皮に対する安全性及び抗炎症効果の点から、グリチルリチン酸及び/又はその塩、グリチルレチン酸及び/又はその誘導体から選ばれる少なくとも1種が挙げられこれらを適宜選択して含有することができる。殺菌剤としては、例えば、1−ヒドロキシ−2−ピロリドン系化合物またはその塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、ヒノキチオール、トリクロロカルバニリド、ジンクピリチオンなどの少なくとも1種が挙げられ、これらを適宜選択して含有することができる。血行促進剤としてはパントテン酸誘導体、ビタミンE誘導体、メントールや、ヒノキチオール、セファラチン、センブリ抽出物、ローズマリー抽出物、オウバク抽出物、ニンニク抽出物等の植物由来の抽出物等が挙げられる。細胞賦活剤としてはデオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸、アデノシン一リン酸などのアデニル酸誘導体及びそれらの塩、リボ核酸及びその塩、グアニン、キサンチン及びそれらの誘導体並びにそれらの塩などの核酸関連物質、ローヤルゼリーなどの動物由来の抽出物;酵母抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物、霊芝抽出物などの微生物由来の抽出物;ニンジン抽出物、センブリ抽出物、ローズマリー抽出物、オウバク抽出物、ニンニク抽出物、ヒノキチオール、セファランチンなどの植物由来の抽出物;α−またはγ−リノレン酸、エイコサペンタエン酸及びそれらの誘導体、コハク酸及びその誘導体並びにそれらの塩、グリコール酸、乳酸、サリチル酸などのα−ヒドロキシ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩などがあげられる。
本発明の頭皮用化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、本発明の剤以外に、化粧料または医薬として許容される、種々の添加物を配合することができる。この例は、水(精製水、温泉水、海洋深層水等)、界面活性剤(乳化剤、可溶化剤、懸濁化剤、安定剤等)、酸化防止剤、防腐剤、ゲル化剤、アルコール類、皮膜形成剤、着色料、香料、消臭剤、塩類、pH調整剤、清涼剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ビタミン類等がある。
本発明の頭皮用化粧料は、水、エタノール、揮発性シリコーン、揮発性炭化水素などの揮発性成分を含むことが好ましい。揮発性成分の含量は、適宜とすることができる。例えば、1%以上含むことができ、5%以上含むことが好ましく、10%以上含むことがより好ましい。より高い効果を長期間維持しうるとの観点からは、20%以上含むことが好ましく、30%以上含むことがさらに好ましい。また、いずれの場合であっても、上限値は、経済性、溶解性、安定性を考慮して適宜定めることができる。例えば、65%以下とすることができ、60%以下とすることが好ましく、55%以下とすることがより好ましい。
本発明の頭皮用化粧料の形態は、特に限定されないがヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアトニック、スカルプトリートメント、ヘアローション、ヘアクリーム、養毛料、毛髪栄養化粧水、又は一般軟膏剤等にすることができる。また剤形も限定されず、ローション、乳液、液剤、スプレー剤、ムース剤等の種々の剤形とすることができるが、マッサージ中の使用性の観点からローション剤形が好ましく、特にエアゾールタイプであることが好ましい。
本発明の頭皮用化粧料には、噴射剤を配合することができる。噴射剤としては通常使用されるエーテル系噴射剤(ジメチルエーテル等)や圧縮ガス(窒素ガス、空気等)、液化石油ガス(プロパン、n−ブタン、i−ブタン、n−ペンタン、i−ペンタン等)、炭酸ガス、その他の噴射剤を適宜併用することができる。これらを混合して吐出圧や吐出される泡質などを適宜調整することができる。中でも炭酸ガスを用いると、血行促進効果が高まるため好ましい。また、25℃における圧力が0.4〜0.7MPaとなるように噴射剤を配合すると適度な刺激が得られ、好ましい。
本発明の頭皮用化粧料は、マッサージの際に塗布した後、洗い流しおよびふき取りが不要である。本発明で化粧料に関し、「洗い流しおよびふき取り(が)不要」というときは、特に記載した場合を除き、マッサージをするために使用した化粧料を皮膚に残しても、安全性上の問題を生じず、べたつき等の感触の問題がなく、また次のステップとしてメイクができないこと等の問題が生じず、マッサージをするために使用した化粧料組成物を除去する必要がないことをいう。
本発明の化粧料は、キットまたはコマーシャルパッケージとすることができる。これらの態様は、本発明の組成物以外に、使用方法や上述したような目的の効果・効能が記載されたもの(例えば、箱、容器、ラベル、使用説明書、タグ)を含んでもよい。
[例1:褐藻類抽出物1の調整]
乾燥したコンブ科ガゴメコンブを細切したもの10gに30%1,3−ブチレングリコール水溶液100mLを加えて静かに数回攪拌し、そのまま一日静置した。これを濾過して、褐藻エキスを得た。エキス1mLあたりの乾燥重量は1.8mgであった。
[例2:褐藻類抽出物2の調整]
チガイソ科Alaria Esclentaを細切したもの10gに50%1,3−ブチレングリコール水溶液を 100 mLを加えて静かに数回攪拌し、そのまま一日静置した。これを濾過して、褐藻エキスを得た。エキス1mLあたりの乾燥重量は0.5mgであった。
[例3:化粧料の製造]
上述の褐藻エキスを用い、表1に記載のヘッドファーミングローションを、次の方法で製造した。
(成分) (質量%)
1.メントール 0.3
2.カンファー 0.2
3.酢酸トコフェロール 0.02
4.香料 0.03
5.イソステアリン酸PEG−50水添ヒマシ油 0.05
6.エタノール 50.0
7.ジプロピレングリコール 5.0
8.褐藻類抽出物1 1.0
9.海洋深層水 5.0
10.精製水 35.4
11.噴射剤(二酸化炭素) 3.0
(製造方法)
A:1〜10を均一に溶解する
B:Aを耐圧容器に充填し、11を加え加圧充填する事によりヘッドファーミングローションを得た。
[例4:施術]
下記の方法で、専門家である施術者が、被施術者30〜50代の女性5名に対して頭皮の美容マッサージを行った。
(1)塗布
例3のヘッドファーミングローションを頭頂部を中心に、3〜4箇所にスプレーする。スプレーするたびに、その前後の頭皮を指先を使い、すぐになじませる(下図参照)。
(2)前頭部
左右四指の腹を頭皮に密着させるように置き、少し圧をかけながら、額側の生え際から頭頂部にかけて揉みほぐす(下図参照)。3ライン行う。
(3)側頭部1
左右四指の腹を頭皮に密着させるように置き、少し圧をかけながら、耳の生え際から頭頂部にかけて揉みほぐす(下図参照)。3ライン行う。
(4)側頭部2
耳のあたりから髪の根元(付け根)をもち、ゆっくり丁寧に引き上げる。そのままの状態で2〜3秒間静止し、放す(下図参照)。3回行う。
[例5:評価]
頭部への美容マッサージの効果を確認した。
(1)美容マッサージ前後における顔の皮膚温の変化
美容マッサージを行った被験者について、美容マッサージの前後の顔の皮膚温をサーモグラフィーで計測した。
(測定方法)
測定条件:室温21〜23℃、湿度45〜55%
測定フロー:洗顔後30分間安静 → 計測 → 美容マッサージ → 計測
測定装置:Avio Thermal Video System TVS−8000
・装置の画像の温度設定を、26〜36℃、及び1.6〜2.0℃幅(各自異なる)とし、温度の変化を色の変化として画像表示させる。
結果を図1に示す。5名中4名に、実際に美容マッサージした頭部ではない顔の皮膚温の上昇が認められた。特に額とフェイスラインの温度が上昇した。上述の方法による頭部への美容マッサージによって、血行が促進され、実際には触れていない顔面の温度が上昇することが分かった。
(2)顔面の立体形状の変化
美容マッサージを行った被施術者について、美容マッサージの前後の顔面の立体形状データを、レーザー式非接触3次元スキャナーVIVID(コニカミノルタセンシング株式会社製)で取得した。得られたデータに基づき、美容マッサージ前後における高さの変化量(美容マッサージ後−美容マッサージ前)を求め、変化量を色の変化として画像表示させた。専門家の知見に基づき、変化量が−0.60未満である場合は体積減少(引き締め・リフトアップ)、−0.60以上0.60未満である場合は変化なし、0.60以上である場合は体積増加(たるみ・むくみが生じた)と評価した。
結果を図2に示す。図2中、○で示した箇所は、美容マッサージにより体積の減少が認められた箇所である。5名中4名に、フェイスラインの体積現象が認められた。上述の方法による頭部への美容マッサージによって、頭部から離れた部位の美容効果(リフトアップ効果)が得られた。
(3)手の温度変化
美容マッサージを行った被験者について、美容マッサージの前後、ならびに美容マッサージ1分後および3分後の手のひらの皮膚温をサーモグラフィーで計測した。測定方法は、(1)の場合と同様とした。
結果を図3に示す。上述の方法による頭部への美容マッサージは、頭部および顔から離れた手の温度も上昇しうるものであり、当該美容マッサージの効果が高いことが分かった。
[例6:ヘアトニック]
(成分) (質量%)
1.エタノール 40
2.褐藻類抽出物2 5.0
3.香料 0.2
4.緑藻類抽出物 注1 0.1
5.紅藻類抽出物 注2 0.1
6.スクワラン 0.1
7.1,3−ブチレングリコール 3.0
8.精製水 残量
注1 緑藻類の全草を50%1,3−ブチレングリコール水溶液にて抽出
注2 紅藻類の全草を70%ジプロピレングリコール水溶液にて抽出
(製法)
1〜8を均一に混合してヘアトニックを得た。
[例7:美容液]
(製法)
A.(3)〜(7)、(11)を加熱し混合溶解する。
B.(1)、(2)、(8)〜(10)を混合溶解する。
C.BにAを加え、美容液を得た。
日常のスキンケア方法として、朝晩2回の洗顔後すぐ、例6のヘアトニックを用いて例4のマッサージ方法を行った後、例7の美容液を顔面に用いるよう30〜50代の一般女性4名に指導した。2週間使用後アンケート調査を行ったところ、全員から肌の透明感、ハリ、ツヤ、弾力が向上、毛穴の目立ちが減少したと回答があった。さらに、使用前と2週間後の写真を比較したところ、使用後の方がフェイスラインのたるみがなく若々しい印象であった。

Claims (14)

  1. 海藻抽出物を含む頭皮用化粧料が塗布された被施術者の、
    頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程、
    側頭部の頭皮を揉みほぐす工程、および
    側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程
    をこの順番で含む、美容マッサージ方法。
  2. 海藻抽出物を含む頭皮用化粧料が塗布された被施術者の頭皮を美容マッサージし、美容マッサージ後の被施術者の顔に化粧料を塗布する工程を含む、スキンケア方法。
  3. 美容マッサージが、側頭部の頭皮を引き上げ、そのままの状態で数秒間維持し、そして引き上げた状態をもとに戻すことからなる工程を含む、請求項2に記載のスキンケア方法。
  4. 美容マッサージが、頭頂部の頭皮を揉みほぐす工程、側頭部の頭皮を揉みほぐす工程、および請求項3に定義した工程をこの順番で含む、請求項3に記載のスキンケア方法。
  5. 請求項3に定義した工程が、2回以上繰り返して行われる、請求項3または4に記載のスキンケア方法。
  6. 洗顔後の被施術者に対して行われる、請求項2〜5のいずれか1項に記載のスキンケア方法。
  7. 美容マッサージが、1分以内に終了する、請求項2〜6のいずれか1項に記載のスキンケア方法。
  8. フェイスラインを引き上げるために行われる、請求項2〜7のいずれか1項に記載のスキンケア方法。
  9. 海藻が、褐藻類に属するものである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 海藻が、褐藻類、緑藻類及び紅藻類の混合物である、請求項9記載の方法
  11. 褐藻類が、コンブ科またはチガイソ科に属するものである、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 頭皮用化粧料が塗布された被施術者の頭皮への美容マッサージによるスキンケア効果を、
    美容マッサージ前に測定した被施術者の顔または手の温度と
    美容マッサージ後に測定した被施術者の顔または手の温度との差異として表示する、スキンケア効果の表示方法。
  13. 頭皮用化粧料が、海藻抽出物を含む、請求項12に記載の、表示方法。
  14. 海藻抽出物を含む頭皮用化粧料と、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法を記録した媒体とを含む、スキンケアのためのキット。
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