JP2015043874A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
たとえば、特許文献1の弾球遊技機では、振り分けケース内部に入球した遊技球を停留位置に停留させ、その後、振分手段により左右いずれかの領域に振り分ける。遊技球が停留された状態で大当り信号があった時には、遊技球を作動領域スイッチのある右側の領域に振り分ける。そして、作動領域スイッチが遊技球の通過を検出した時に、遊技者に有利な利益状態を発生させるようになっている。
また、前記振分手段を応用した装置として、所定の図柄で当選した後の特別利益状態中に特定領域を所定時間開放して遊技球を入球可能とし、入球が検出された場合にその後の遊技状態を確率変動状態とする確率変動判定装置を備えた弾球遊技機もある。
しかしながら、特別入賞口が如何なる開放パターン(開放時間)を有していても、特別ラウンドにおける特別入賞口の開放の間に、振分装置が特定領域への遊技球の通過を1度も許容しないのは問題がある。その一方で、非確率変動図柄の当りに対応する特別利益状態の場合には、振分装置が遊技球の通過を許容する動作を行っても、実際には、通過領域を通過させたくない。すなわち、振分装置を有する弾球遊技機において、遊技性を確保することが求められている。
また、この発明の一実施形態に係る発明は、請求項2に記載のように、前記振分機能付き可変入賞手段は、前記特別入賞口への遊技球の入球を検出する入球検出手段(16)をさらに有し、前記第1特定案内時間は、前記特別入賞口の開放開始から、前記入球検出手段に検出された遊技球が前記振分手段に到達するまでに要すると想定される期間のうち短い期間が経過するタイミングに先立って終了するように設定されている。
また、請求項4に記載のように、前記第2特定案内時間は、前記特別入賞口の開放終了から、前記特別入賞口に入球した遊技球が前記振分手段に到達するまでに要すると想定される期間のうち長い期間が経過するタイミングよりも後に開始するように設定されていてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る弾球遊技機1の遊技盤2の概略構成を示す正面図である。弾球遊技機1は、遊技盤2と、遊技盤2を保持する遊技盤保持枠(図示しない)とを備えている。遊技盤保持枠の前面下部右方には、発射装置(図示しない)から発射される遊技球の勢いを調節するためのハンドル(図示しない)が配置されている。ハンドルは、遊技盤保持枠に回転可能に保持されている。ハンドルを、遊技者が把持して回転操作することにより、発射装置から遊技盤2に向けて遊技球を発射することができ、また、ハンドルの回転角度を調整することにより、遊技盤2に向けて発射される遊技球の勢いを調節することができる。
遊技領域Sの中央部には、演出装置の一例としての液晶表示ユニット(エラー報知手段)4が配置されている。液晶表示ユニット4は、弾球遊技機1の遊技中に、停止または変動中の演出図柄や所定のメッセージなどを表示する。
電動チューリップ役物8は、通常、各羽根の先端部が互いに接近した状態(狭窄状態)に窄められている。電動チューリップ役物8の狭窄状態では、遊技盤2の盤面に沿って流下する遊技球の第2特別図柄始動口7への入球が、第1特別図柄始動口6の入球役物と1対の羽根とにより阻止されている。その結果、第2特別図柄始動口7が閉塞される。そして、電動チューリップ役物8が拡開された状態では、電動チューリップ役物8の各羽根が拡開されることにより、第2特別図柄始動口7に遊技球が入球可能になって、第2特別図柄始動口7が開放される。
第1特別図柄始動口6または第2特別図柄始動口7に遊技球が入ると、予め定める個数(第1特別図柄始動口6への遊技球入球に対してはたとえば5球、および第2特別図柄始動口7への遊技球入球に対してはたとえば3球)の賞球が、賞球払出装置50(図4参照)から払い出される。また、第1特別図柄始動口6または第2特別図柄始動口7への遊技球の入球に伴って、特別利益状態(利益状態)を発生させる大当りであるか否かを決定するための大当り抽選が実行される。
普通図柄ゲート14を遊技球が通過すると、第2特別図柄始動口7を開放するか否か(電動チューリップ役物8を拡開状態にするか否か)を決定するための普通図柄抽選が実行される。普通図柄抽選により第2特別図柄始動口7を開放すると決定される確率(普通図柄抽選の当選確率)は、後述する確率変動モード(確率変動遊技の実行時でかつサポート遊技の実行時)の非実行時ではたとえば1/100、確率変動モード中ではたとえば1/1.1である。普通図柄ゲート14と可変入賞装置9とは、遊技領域Sの右下部分を広範囲に広がる下部ユニット12の前面に配置されている。
下部ユニット12は、その内部に、確率変動判定装置(振分装置)13と、大入賞口10と確率変動判定装置13とを連通する上下に長い連通路15とを収容している。
特別利益状態では、所定時間(たとえば29.0 (sec))が経過するまで、または大入賞口10に予め定める最大個数(たとえば10球)の遊技球が入球するまで、大入賞口10を開放するといった開放動作を1つのラウンド遊技として、このような開放動作がインターバル(たとえば2.0 (sec))を挟んでたとえば最大13ラウンド行われる。
特別ラウンドでは振分手段20が動作されるのに対し、特別ラウンドを除くラウンド遊技である通常ラウンドでは振分手段20が動作されない。第1特別利益状態(確率変動図柄の当りによって発生)において、「排出時間」は、遊技球が、大入賞口入賞センサ16によって検出されてから、特定領域センサ23または非特定領域センサ24に検出される(特定領域18または非特定領域19を遊技球が通過する)までの期間をいう。また、第2特別利益状態(非確率変動図柄の当りによって発生)において、「排出時間」は、遊技球が、大入賞口入賞センサ16によって検出されてから、非特定領域センサ24に検出される(非特定領域19を遊技球が通過する)までの期間をいうが、例外的に遊技球が非特定領域19に案内される場合には、遊技球が、大入賞口入賞センサ16によって検出されてから、特定領域センサ23に検出されるまでの期間をいう。確率変動判定装置13の構造上、排出時間として想定される期間のうち最も長い期間を最長想定排出時間(長想定排出時間)という。この実施形態では、この最長想定排出時間は、たとえば約4000(msec)である。
遊技盤2の盤面におけるガイドレール3の外側領域の右上隅部には、第1特別図柄表示手段26、第2特別図柄表示手段27および普通図柄表示手段28が配置されている。また、これらの表示手段26,27,28に隣接する位置に、排出確認エラーを報知するための盤エラーランプ49が配置されている。
なお、確率変動遊技の移行の権利取得は、特別利益状態の特別ラウンドにおける、遊技球の特定領域18への通過に基づいて決定されており、たとえば確率変動図柄が停止表示された場合であっても、特別ラウンド遊技において遊技球が非特定領域19を通過した場合には、当該特別利益状態の終了後に、確率変動遊技が発生しない。一方、非確率変動図柄が停止表示された場合であっても、特別ラウンド遊技において、遊技球が特定領域18を通過した場合には、当該特別利益状態の終了後に、確率変動遊技が発生する。
普通図柄表示手段28は、普通図柄を変動動作するためのものであり、7セグメント表示器等を用いてなるべく目立たないように小さく設けられており、普通図柄ゲート14に遊技球が通過することを条件に普通図柄を所定時間変動動作して、普通図柄ゲート14に対する遊技球の通過時に取得された当り判定用乱数が予め定められた当り数値と一致する場合には所定の当り態様で、一致しない場合には所定の外れ態様で停止させるようになっている。この普通図柄は、遊技者がその種類この普通図柄は、遊技者がその種類を容易に区別できないように特別な意味を持たない図柄が割り当てられることが望ましい。
具体的には、第1または第2特別図柄表示手段26,27における、特別図柄の図柄変動動作中は、液晶表示ユニット4により、演出図柄の図柄変動動作が行われる。また、第1または第2特別図柄表示手段26,27に確率変動図柄が停止表示される場合には、その確率変動図柄に対応する大当り用の演出図柄が停止表示され、また、第1または第2特別図柄表示手段26,27に非確率変動図柄が停止表示される場合には、その非確率変動図柄に対応する大当り用の演出図柄が停止表示される。
また、弾球遊技機1では、特別利益状態中において、遊技者によりいわゆる右打ち遊技(遊技領域Sの右側上部を狙って遊技球を発射させる遊技)が行われる。弾球遊技機1は、いわゆる右打ち遊技を実行できるように構成されている。ハンドルの回転角度を最大角度とすると非常に強い勢いで遊技球が発射され、ガイドレール3に沿って遊技領域Sにおける左上部分から右斜め上方に向けて、遊技球が勢い良く放たれる。放たれた遊技球は、液晶表示ユニット4の上方を通って、遊技領域Sの盤面の右部分へと達し、遊技領域Sの右上部分に植設された障害釘5によって、可変入賞装置9の周囲に導かれる。そのため、開放動作中の可変入賞装置9の大入賞口10に遊技球を入球させ易い。
弾球遊技機1は、AC24Vの交流電圧を受けて各種の直流電圧やシステムリセット信号などを出力する電源基板33と、当該弾球遊技機1の統括的な動作制御を司る主制御基板30と、演出制御を司る演出制御基板31と、弾球遊技機1から遊技球を払い出すための払出制御基板32とを備えている。主制御基板30には、主基板中継基板34を介して、電源基板33および払出制御基板32がそれぞれ接続されている。主制御基板30には、演出インターフェイス基板35を介して、演出制御基板31および液晶表示制御基板36がそれぞれ接続されている。電源基板33は、演出インターフェイス基板35を介して、演出制御基板31、液晶表示制御基板36およびランプ基板48にそれぞれ接続されている。
また、主制御基板30には、遊技盤中継基板37を介して、普通図柄ゲート14(図1参照)を遊技球が通過したことを検出するための普通ゲート通過センサ40からの検出出力、可変入賞装置9の大入賞口10(図1参照)に遊技球が入ったことを検出するための大入賞口入球センサ16からの検出出力、特定領域センサ23の検出出力、非特定領域センサ24からの検出出力、および位置センサ22からの検出出力が、それぞれ入力されるようになっている。
演出制御基板31には、遊技盤2の盤面に配置される盤エラーランプ49が、演出インターフェイス基板35およびランプ基板48を介して、制御対象として接続されている。
払出制御基板32は、CPU32A、RAM32B、ROM32C等を含むマイクロコンピュータを備えており、主制御基板30に接続されている。払出制御基板32には、賞球払出装置50が制御対象として接続されている。主制御基板30および払出制御基板32には、主基板中継基板34を介して、弾球遊技機1の外部に信号を出力するための外部端子基板51が接続されている。外部端子基板51は、弾球遊技機1が設置される遊技店のホールコン(図示しない)に通信可能に接続されている。
液晶表示制御基板36は、CPU36A、RAM36BおよびROM36Cを含むマイクロコンピュータを備えている。液晶表示制御基板36には液晶表示ユニット4が制御対象として接続されている。
排出確認エラーコマンドCMDを受信すると、演出制御基板31は、液晶表示制御基板36、ランプ基板48およびスピーカ46に向けて、排出確認エラーの発生を報知するための報知実行駆動信号CMD´,CMD´´,CMD´´´を送信する。具体的には、演出制御基板31からの報知実行駆動信号CMD´が、演出インターフェイス基板35を介して液晶表示制御基板36に与えられる。液晶表示制御基板36は、報知実行駆動信号CMD´を受信すると、予め定める排出確認エラー用の表示画像(図11参照)を、液晶表示ユニット4に表示する。
なお、主制御基板30のCPU30Aが排出確認エラーの解除を判定した場合には、CPU30Aは、排出確認エラー解除コマンドCMD1を演出制御基板31に送信する。
特別図柄が当り図柄で停止した場合には、いわゆる大当りとなり、複数のラウンド遊技を含む特別利益状態が実行される。特別利益状態中には、所定時間が経過するまで、または大入賞口10に予め定める最大個数(たとえば10球)の遊技球が入球するまで、大入賞口開閉役物11の前後動により大入賞口10(図1参照)を開放するといった開放動作を1つのラウンド遊技として、このような開放動作が所定のラウンド間インターバル(たとえば2.0(sec))を挟んでたとえば13ラウンド行われる。弾球遊技機1には、第1および第2特別利益状態の計2種類が、特別利益状態として用意されている。
弾球遊技機1では、第1特別図柄と第2特別図柄との間で、確率変動図柄の選択割合が異なっている。一例として、第1特別図柄において、確率変動図柄の選択割合が50%であるのに対し、第2特別図柄において、確率変動図柄の選択割合が100%である場合を挙げることができる。
図6〜図8を参照して後述するように、確率変動図柄(第1または第2特別図柄)で大当りする第1特別利益状態では、可変入賞装置9の大入賞口開閉役物11の動作が、可変入賞装置9に入球した遊技球が特定領域18を容易に通過するようにそれぞれ制御される。また、非確率変動図柄(第1特別図柄)で大当りする第2特別利益状態では、可変入賞装置9の大入賞口開閉役物11の動作が、可変入賞装置9に入球した遊技球が特定領域18を通過困難にそれぞれ制御される。すなわち、特別利益状態の特別ラウンドにおける、確率変動判定装置13の特定領域18の通過割合が、第1特別利益状態と第2特別利益状態との場合で大きく異なるようにそれぞれ調整されている。
第1特別利益状態を、図1〜図3および図5(a)を参照して詳しく説明する。
第1特別利益状態では、まず、開始前インターバルが行われる。開始前インターバルは、6000(msec)の大当り表示と、6000(msec)のアタッカ指示表示(図9(a)参照)とを含む。大当り表示とは、たとえば、第1ラウンド(1R)の開始前に、液晶表示ユニット4において表示される「超大当り」等の文字表示であり、大当り種別による複数の表示が用意されている。また、アタッカ指示表示とは、特別利益状態に、遊技者に遊技盤2の盤面右側にある可変入賞装置9を狙わせるため、右打ちをすることを指示する。以下、明細書や図面において、可変入賞装置9を「アタッカ」という場合がある。また、大入賞口開閉役物11を、「開閉扉」という場合がある。
なお、この実施形態では、排出確認時間の長さ(1980(msec))は、第1および第2特別利益状態の別を問わず、特別ラウンドおよび通常ラウンドの別を問わず全てのラウンド遊技で共通している。
第1ラウンドにおいて、排出確認時間の経過時に大入賞口10の入賞数と排出数が一致し、かつラウンド間インターバルが経過した場合に、第2ラウンド(2回目のラウンド遊技。2R)に進む。
第2ラウンド〜第5ラウンド(5回目のラウンド遊技。5R)の各ラウンド遊技については、ラウンド遊技の進行に応じてラウンド表示が進んでいく点を除いて、第1ラウンドの場合と同じである。また、各ラウンド遊技に1980(msec)の排出確認時間が設定され、大入賞口10に入球した遊技球が、排出確認時間の経過時に全て排出されており、かつラウンド間インターバルの経過を条件として、次のラウンド遊技に進む点も、第1ラウンドの場合と同じである。そのため、説明を省略するとともに、図5(a)における記載を一部省略している。
第6ラウンドは、特別ラウンドである。第6ラウンドでは、大入賞口開閉役物11の動作時間(開放時間)が、第1〜第5ラウンドよりもやや短い最長15000(msec)に設定されている。また、第6ラウンドでは、振分手段20が移動して、特定領域18が所定時間、開放状態にされる。
この状態で、遊技球が特定領域18を通過(以下、遊技球の特定領域18の通過を、「V入賞」という場合もいう場合がある。)すると、遊技者は、確率変動遊技に移行する権利を取得することができる。第1特別利益状態では、特定領域18が開放状態となる時間が長いので、遊技者が可変入賞装置9を狙って遊技球を打ち出していれば、ほとんどの場合、権利の取得が可能である。
一方、V入賞しない可能性もある。V入賞しない場合には、確率変動遊技への移行の権利を取得することができない。すなわち、前述の「バトル」演出で主人公が勝利したにも拘らず、液晶表示ユニット4において、エンディング映像の表示が開始される。
第6ラウンド(特別ラウンド)において特定領域18を遊技球が通過した場合、第6ラウンドの終了と同時に、第1特別利益状態の当初から液晶表示ユニット4に表示されている「V入賞表示」(図9(a)参照)の表示を終了させてもよいし、第6ラウンド以降も、小さなVマークのみ表示したままにする等して表示継続させてもよい。最終ラウンドまで「V入賞表示」を継続してもよいが、遅くとも確率変動遊技の開始前には終了させている必要がある。
第7ラウンドの排出確認時間も1980(msec)であり、この時間の経過時までの大入賞口10の入賞数と排出数が確認される。その後、20(msec)の第7ラウンドのインターバルとなる。第1〜第6ラウンドの場合と同様、排出確認時間の経過時に大入賞口10の入賞数と排出数が一致し、かつラウンド間インターバルが経過した場合に、第8ラウンド(8回目のラウンド遊技。8R)に進む。
第11ラウンドにおいて、大入賞口開閉役物11の動作時間(開放時間)が最長29000(msec)である点、および液晶表示ユニット4でラウンド表示が進行する点の2つは、第7〜第10ラウンドの場合と同じであるが、映像として「エピソードラウンド」が使用される。この「エピソードラウンド」では、「エピソードラウンド」の映像の表示に併せて、スピーカ46(図4参照)から、「エピソードラウンド」用の楽曲の演奏が出力される。「エピソードラウンド」の演出は、弾球遊技機1に登場するキャラクタのエピソードを紹介する等の演出であり、第11〜第13ラウンドの登場するキャラクタのエピソード終了時まで続行させられる。
第12ラウンドも第11ラウンドの場合と同様に進行させられる。
第13ラウンドは最終ラウンドである。第13ラウンドでは、大入賞口開閉役物11の動作時間(開放時間)が最長29000(msec)である点、および液晶表示ユニット4でラウンド表示が進行する点で第7〜第12ラウンドと共通するものの、第7〜第12ラウンドと異なり、大入賞口開閉役物11の動作時間(開放時間)の閉塞後、特別利益状態の終了を意味する20000(msec)の終了インターバル(エンディング)が行われる。
次に、第2特別利益状態を、図1〜図3および図5(b)を参照して詳しく説明する。以下では、第2特別利益状態について、第1特別利益状態と異なる部分を主として説明する。以下では、第2特別利益状態のうち、第1特別利益状態と共通する部分は、説明を省略していることがある。
第2特別利益状態の第1〜第5ラウンドでは、液晶表示ユニット4に表示される映像の内容が、第1特別利益状態の場合と異なる。映像は、「バトル」演出であるが、最終的に主人公が相手キャラクタに敗北するストーリーとなるため、たとえば、手強いキャラクタが選択される。第1〜第5ラウンドにおいて、演出ボタン(図示しない)を用いた演出が用意されている。第5ラウンドの終了時までに主人公の敗北が決定し、排出確認時間、および第5ラウンドのインターバルを経て、第6ラウンドに進む。
ここで、遊技者が可変入賞装置9を狙って遊技球を打ち出しても、ほとんどの場合、V入賞せず、確率変動遊技への移行の権利を取得することができない。すなわち、前述の「バトル」演出で主人公が敗北したことにより、確率変動遊技が付与されないという演出の流れになる。そのため、液晶表示ユニット4において、エンディング映像の表示が開始される。
第7〜第13ラウンドにおいて、可変入賞装置9の大入賞口開閉役物11の動作時間が80(msec)であるので、大入賞口開閉役物11が極めて短い間に開閉を繰り返している状態である。したがって、遊技者が遊技球の打出しを継続していても、可変入賞装置9に入賞することはほとんどない。なお、第7〜13ラウンドの排出確認時間は1980(msec)である。
終了インターバルの時間は、6880(msec)であるので、第1特別利益状態の終了インターバル(20000(msec))よりも短いが、第1特別利益状態の場合と同じ「エンディング映像」が丁度終了するように設定されている。これにより、第2特別利益状態が終了し、その後、時短モード(確率変動遊技の実行時でかつサポート遊技の非実行時)の遊技が開始される。
次に、第2特別利益状態の特別ラウンド(第6ラウンド)において、V入賞する場合について考慮する。第2特別利益状態では、特別ラウンド(第6ラウンド)に大入賞口開閉役物11の動作時間が極めて短いが、遊技球が可変入賞装置9に入賞し、さらにV入賞する可能性が僅かにある。
これにより、特別利益状態の終了後の演出は、常に大当り種別に応じたものとなる。また、遊技球がV入賞したか否かに拘らず、これ以降、予め定められたラウンド中演出(第1特別利益状態であれば、「楽曲ラウンド1」等)およびエンディング演出(エンディング表示、エンディング演出)が行われるので、たとえば、「バトル」演出で勝利したにも拘らず、特別利益状態の終了後に確率変動遊技の演出とならない等、演出の不一致や矛盾が生じない。
まず、通常ラウンドにおける可変入賞装置9の動作を説明する。具体的には、可変入賞装置9の大入賞口開閉役物11の動作であり、信号の「ON」は可変入賞装置9の開放状態を表し、信号の「OFF」は可変入賞装置9の閉塞状態を表す。
前述の通り、第1特別利益状態では、通常ラウンド(第1〜第5ラウンド、および第7〜第13ラウンド)における大入賞口開閉役物11の動作時間は29.0(sec)であり、大入賞口開閉役物11の閉塞後に、1.98(sec)の排出確認時間および0.02(sec)のインターバルを経て、次回ラウンドに進む。
第1開放パターンの開放時間(最長15.0(sec))が経過すると、1.98(sec)の排出確認時間および0.02(sec)のインターバルを経て次回ラウンドに進む。第1開放パターンでは、開放時間の間にわたって、大入賞口開閉役物11が常時開放状態に保持されている。
また、第2特別利益状態の第6ラウンド(特別ラウンド)以降の各ラウンド遊技では、可変入賞装置9の大入賞口10の開放時間が短くされる。第6ラウンド以降のラウンド遊技における大入賞口10の開放パターン(大入賞口開閉役物11の動作パターン)を第2開放パターンとすると、その第2開放パターンの開放時間は0.08(sec)である。この開放時間が経過すると、1.98(sec)の排出確認時間と0.02(sec)のインターバルとを経て、次回ラウンドに進む。
次に、第2特別利益状態の特別ラウンドにおける、第1および第2特定案内時間と、大入賞口開閉役物11の開放パターン(大入賞口10の開放パターン)との関係について説明する。第1および第2特定案内時間は、当該第1特定案内時間中に(第1特定案内時間の開始と同時に)第2特別利益状態における大入賞口10の開放(第2開放パターンの開放)が開始し、かつ当該第2特定案内時間中の開始前に、第2特別利益状態における大入賞口10の開放(第2開放パターンの特別入賞口の開放)が終了するように、それぞれ設定されている(換言すると、第2開放パターンは、第2特定案内時間の開始前に大入賞口10の開放が終了するようなパターンに設定されている)。具体的には、第1特定案内時間の終期は、大入賞口10の開放開始から、最短検出後想定到達時間が経過するタイミングよりも先立つタイミングに設定されている。そのため、大入賞口10の開放開始直後に当該大入賞口10に入球した遊技球であっても、当該遊技球が振分手段20に到達した時点では、当該振分手段20は必ず閉塞位置にある。
すなわち、第1および第2特定案内時間は、第2特別利益状態の特別ラウンドで大入賞口10に入球する遊技球が、当該第1特定案内時間または第2特定案内時間中に振分手段20に到達できないような期間に設定されている。
弾球遊技機1では、特別ラウンドと通常ラウンドとで共通の可変入賞装置9が用いられるので、特別ラウンドの1つ前の遊技ラウンド(通常ラウンド)の終了後に大入賞口10内に遊技球が留まっている場合には、大入賞口10内に留まっていた遊技球が、特別ラウンドの開始時に連通路15に押し出されるおそれがある。大入賞口10内に留まっている遊技球が振分手段20に到達するまでに要すると想定される期間は、「検出後想定到達時間」よりも短い。したがって、この場合において、第1特定案内時間の終期が、「大入賞口10の開放開始から最短検出後想定到達時間が経過するタイミング」よりも遅く、かつ「大入賞口10の開放開始から最短検出後想定到達時間が経過するタイミング」よりも先立つタイミングに設定されていると、大入賞口10内に留まっていた遊技球が振分手段20に到達した時点で、振分手段20が開放位置にいるような場合も考えられる。この場合、第2特別利益状態であるのに拘らず、V入賞してしまう。そのため、この実施形態では、第1特定案内時間の終期の要件を、「大入賞口10の開放開始から最短検出後想定到達時間が経過するタイミングよりも先立つタイミング」と規定している。
図7(a)では、参考形態に係る振分手段は、アタッカの開閉扉の動作パターンと関係なく、独立して開放位置と閉塞位置との間を往復するようになっている。この場合、アタッカの開閉扉を15.0(sec)開放した後に閉塞する場合、振分手段が開放位置に保持される時間の開放時間より、排出確認時間分だけ長くなる場合が考えられる。
ところが、特別ラウンドの終了に引き続いて通常ラウンドが実行されるので、振分手段が開放位置にある時間が長いと、振分手段が開放位置にある状態が、次回の通常ラウンドに持ち越されてしまい、当該通常ラウンドにおいて、意図しないV入賞が発生する可能性がある。また、不正に特定領域センサが遊技球を検出してしまうこともある。
図8(a)では、参考形態に係る振分手段は、第2特別利益状態において、図7(a)に示す第1特別利益状態の場合と共通の動作態様を呈している。この場合、図8(a)に示すように、振分手段20の2回目の開放位置にある状態が、次回ラウンド(第7ラウンド)に持ち越されている。しかも、振分手段20の開放期間は14.58(sec)に及び、通常ラウンドである次回ラウンド(第7ラウンド)において、意図しないV入賞が発生する可能性がある。
図9は、特別利益状態中における、液晶表示ユニット4の表示画像である。図9(a)はアタッカ指示表示を示し、図9(b)はV入賞表示を示す。
液晶表示ユニット4の画面の上領域4Bには、複数の「右打ち→」の文字が右方向に向けてスクロールされる。特別利益状態中は、遊技者が右打ちを行う必要があるので、これを指示する表示となっている。
なお、図9(a)の「アタッカ指示表示」において、これらの表示以外の表示(たとえば大当り用の演出図柄が表示されていてもよい。
次に、図9(b)の「V入賞表示」について説明する。この表示は、特別ラウンドでV入賞したことにより行われる。液晶表示ユニット4の画面の中央領域4Aには、大きな「Vマーク」という文字と「確変モードGet!!」という文字とが表示され、確率変動への移行の権利が取得されたことを示す表示となっている。ここでは、「Vマーク」とともに竜が炎を吐き出した表示(図示しない)を行って演出を盛り上げている。
図10は、弾球遊技機1のエラー種類について説明するための図である。以下、図1、図4および図10を参照して、弾球遊技機1に特有のエラー(確率変動判定装置13に関するエラー)を挙げて説明する。弾球遊技機1には、以下で説明するもの以外にも多数のエラーが発生し得る(たとえば、弾球遊技機1の前面を構成する前面扉(図示しない)が開放状態にあるエラーである前面扉開放エラー、遊技球の補給停止状態のエラーである球補給切エラー等)が、ここでは説明を省略する。また、図10には、厳密にはエラーとまでは言えないものの、警告や報知を行う対象となるものが含まれる。
大入賞口排出過多異常の報知としては、前面扉の前面に配置された枠装飾ランプ(図示しない)の点灯がある。さらに、液晶表示ユニット4に、「エラー8.大入賞口排出過多異常。係員をお呼び下さい。」等の表示がなされ、スピーカ46からは固有の不正入賞音が発せられる。遊技盤2の盤面の盤面装飾ランプ(図示しない)が点灯している場合には消灯し、異常情報は外部端子基板51を経由してホールコン(図示しない)に送信される。
排出確認エラーの報知としては、枠装飾ランプ(図示しない)が点灯され、かつ図11に示すように液晶表示ユニット4に「エラー9.排出確認エラー。係員をお呼び下さい。」等の排出確認エラー用の表示画像が表示される。また、盤エラーランプ49が点灯され、遊技盤2の盤面の盤面装飾ランプ(図示しない)が点灯している場合には消灯される。また、スピーカ46からは、所定の音声が出力される。ここでも、異常情報は外部端子基板51を経由してホールコン(図示しない)に送信される。なお、枠装飾ランプ(図示しない)の点灯態様およびスピーカ46の音声出力は、大入賞口排出過多異常の場合と異なる態様であってもよい。
通常ラウンドでは、特定領域センサ23が不正操作されたり、振分手段20が故障して誤動作が起きたりしない限り、遊技球が特定領域18を通過することはない。したがって、通常ラウンドにおいてV入賞が発生した場合には、液晶表示ユニット4に「エラー20.V通過異常エラー。係員をお呼び下さい。」等の表示がなされる。また、スピーカ46による報知に加え、枠装飾ランプ(図示しない)および異常報知ランプ(たとえば、弾球遊技機1の背面に配置。図示しない)をそれぞれ点灯させて報知する。また、この情報は、外部端子基板51を経由してホールコン(図示しない)に送信される。
図10に示す8つのエラーのうち、V通過異常(エラー20)に次いで優先順位が高いエラーとして、振分装置異常(エラー19)がある。振分装置異常とは、確率変動判定装置13の振分手段20の異常であって、位置センサ22により検知される。振分手段20が故障等により動作しなかった場合に、エラーとして異常を報知する。
振分装置異常の報知としては、液晶表示ユニット4に、「エラー19.振分装置エラー。係員をお呼び下さい。」等の表示がなされ、スピーカ46からは固有の警告音が発せられる。なお、この異常情報は、外部端子基板51には送信されない。
図10に示す8つのエラーのうち、振分装置異常(エラー19)に次いで優先順位が高いエラーとして、入賞異常(エラー10)がある。入賞異常とは、たとえば、可変入賞装置9の大入賞口入球センサ16により所定時間以上の入賞が検知される異常である。大入賞口入球センサ16に通常より大きな遊技球が挟まった状態となると、その期間、大入賞口入球センサ16が遊技球の通過信号を出力し続けることがある。このため、異常として報知することとしている。
「振分け常時オン」は、スピーカ46や液晶表示ユニット4による報知が行われないが、弾球遊技機1の背面に設けられた異常報知ランプ(図示しない)を点灯させる。振分け常時オンの報知は、位置センサ22から送信された信号を演出制御基板31が受信したときに開始し、電源断するまで継続して行われる。
累積2球は、スピーカ46や液晶表示ユニット4による報知が行われないが、異常報知ランプ(図示しない)を点滅させる。累積2球の報知は、特定領域センサ23から送信された「特定領域入球検知信号」を主制御基板31が受信したときに開始し、電源断するまで継続して行われる。
非確率変動図柄当りの特別ラウンドでは、特定領域18が開放状態となる時間が短いが、V入賞する可能性は僅かにある。したがって、第2特別利益状態中にV入賞した場合には、スピーカ46や液晶表示ユニット4による目立つ報知は行わないが、枠装飾ランプ(図示しない)を点灯させ、かつ異常報知ランプ(図示しない)を点滅させて報知する。また、この情報は、外部端子基板51を経由してホールコン(図示しない)に送信される。
たとえば、非特定V入賞フラグ(図示しない)の値が「5A[H]」である限り、毎変動の開始時に演出制御基板31に報知コマンドが送信されるようにすれば、次回の大当りの発生まで報知を継続することができる。このとき、さらに外部端子基板51に、当該異常情報を送信してもよい。
タイマ割込処理が開始されると、CPU30Aのレジスタを保存することなく、速やかに異常電源チェック処理が実行される(ステップS1)。異常電源チェック処理では、主制御基板30に接続された電源基板33から主制御基板30に供給されている電圧降下信号のレベルが判定される。この電圧降下信号のレベルが電源遮断を示すレベルであることが一または複数回のタイマ割込処理に跨って検出されると、その後バックアップ処理に移行する。
次いで、入力管理処理が実行される(ステップS3)。入力管理処理の詳細は、後で述べる。
次いで、後述する普通図柄管理処理(ステップS7)における普通図柄判定で使用される当り判定用乱数カウンタ(図示しない)の値や、後述する第1および第2特別図柄管理処理(ステップS9,S10)における大当り判定用乱数判定処理で使用される大当り判定用乱数カウンタ(図示しない)の値が更新される(S4:タイマ割込内乱数管理処理)。
次いで、入賞口(たとえば、第1および第2特別図柄始動口6,7ならびに大入賞口10)への入球(入賞)に対し、入賞情報の確認および指令信号データの作成を行う賞球管理処理が行われる(ステップS6)。賞球管理処理では、各入賞口6,7,10に関連して設けられた入球センサ38,39,16の検出出力が主制御基板30に入力されると、主制御基板30のCPU30Aが、これらの検出出力に基づいて、払出個数を賞球払出装置50に指示するための指令信号データを作成する。
次いで、普通図柄管理処理が行われる(ステップS7)。普通図柄管理処理では、電動チューリップ役物8を拡開動作させるか否かを判定する普通図柄判定処理(前述の普通図柄抽選と同等)が実行される。より詳しくはステップS4のタイマ割込内乱数管理処理によって更新された普通図柄判定用乱数カウンタ(図示しない)から取得された普通図柄判定用乱数の値を普通図柄当り数値と対比する。
ステップS9の第1特別図柄管理処理の終了後、次いで、第2特別図柄管理処理が行われる(ステップS10)。この第2特別図柄管理処理では、第2特別図柄始動口7への入球に伴う一連の抽選処理が実行される。
第1または第2特別図柄管理処理に含まれる大当り判定用乱数判定処理において大当りであると判定された場合には、その後、大入賞口10の開放動作(大入賞口開閉役物11の開閉動作)に向けた処理が実行され、その後大入賞口10の開放動作を実現するための処理が実行される(S11:特別電動役物管理処理)。
次いで、それぞれソレノイドからなる大入賞口開閉機構44を管理するソレノイド管理処理が実行される(ステップS13)。
次いで、CPU30Aを割込み許可状態に戻した後(ステップS14)、タイマ割込処理を終える。これにより、タイマ割込処理のルーチンを脱し、無限ループのメイン処理(システムリセット処理)が実行される。このメイン処理では、電圧異常の監視とタイマ割込処理の有無の監視との確認が行われる。
入力管理処理は、弾球遊技機1に設けられた各種センサの検出出力の内容(たとえば、各種検出センサがオンオフ信号を出力する場合にはオン状態かオフ状態か)を記憶したり、その信号に基づくデータを定期的に更新したりする処理である。各種センサとして、たとえば第1および第2特別図柄始動口入球センサ38,39、普通ゲート通過センサ40ならびに大入賞口入球センサ16等を例示することができる。
次いで、主制御基板30は、大入賞口入球センサ16が遊技球を検出したか否かを判定する(ステップS22)。大入賞口入球センサ16に遊技球が検出された場合(大入賞口入球センサ16がオン)には(ステップS22でYES)、次いで、主制御基板30は、可変入賞装置(特別電動役物)9の動作中か否かを判定する(ステップS23)。また、可変入賞装置9の動作中である場合には(ステップS23でYES)、主制御基板30のCPU30Aは、入賞数確認カウンタ53および排出数確認カウンタ54の値を参照して、大入賞口排出過多異常または排出確認エラーが発生中か否か(すなわち、大入賞口10の入賞数と排出数との間に不一致が生じているか否か)を判定する(ステップS24)。なお、ステップS23の判定は、具体的には、可変入賞装置9の動作中であるか否かを表す特別電動役物動作フラグ(図示しない)の値が「5A[H]」であるか否かを判定するものであり、大入賞口10の大入賞口開閉役物11の開閉を直接参照しているわけではない。
一方、大入賞口入球センサ16より遊技球の通過が検出されない場合(ステップS22でNO)や、可変入賞装置9の動作中にいずれのエラーも発生していない場合(ステップS24でNO)には、入力管理処理を終了する。
次いで、図12のステップS7の普通図柄管理処理およびステップS8の普通電動役物管理処理について、図4を参照して具体的に説明する。
エリア1〜エリア4の4つの領域は、実行が保留されている普通図柄判定用乱数を記憶するための領域である。エリア1〜エリア4を総称する場合には、「保留データ用領域」ということにする。普通図柄ゲート14を遊技球が通過したときには、普通図柄保留始動メモリ内の保留データ用領域に、普通図柄判定用乱数が記憶される。具体的にはエリア1が空であればエリア1に普通図柄判定用乱数が記憶され、エリア1が空でなくエリア2が空であればエリア2に普通図柄判定用乱数が記憶され、エリア1およびエリア2が空でなくエリア3が空であればエリア3に普通図柄判定用乱数が記憶され、エリア1〜エリア3が空でなくエリア4が空であればエリア4に普通図柄判定用乱数が記憶される。エリア0は、実行対象となっている普通図柄判定用乱数を記憶するための領域である。
具体的には、その普通図柄判定用乱数値と普通図柄当り数値とに基づいて普通図柄抽選が実行されるとともに、その抽選結果に応じた普通図柄表示手段28の図柄変動動作が実行される。そして、普通図柄抽選に当選すると、普通図柄表示手段28における図柄変動動作の終了後、電動チューリップ役物8が拡開する。これにより、第2特別図柄始動口7が開放する。
図14は、ステップS9の第1特別図柄管理処理の流れを示すフローチャートである。第1特別図柄管理処理において、CPU30Aは、まず、第1特別図柄始動口チェック処理を行う(ステップS31)。図15は、第1特別図柄始動口チェック処理の流れを示すフローチャートである。以下、図4、図14および図15を参照しながら説明する。
第1特別図柄保留球数カウンタの値が保留球数上限値(特別図柄保留球数MAX)に達していない場合には(ステップS42でNO)、すなわち、第1特別図柄保留球数カウンタの値が3以下であれば、第1特別図柄保留球数カウンタの値が1だけインクリメント(+1)される(ステップS43)。
ステップS41で第1特別図柄始動口6に遊技球が入球したと判別されなかった場合(ステップS41でNO)またはステップS42で、第1特別図柄保留球数カウンタの値が保留球数上限値(保留球数MAX)に達していると判別された場合(ステップS42でYES)には、そのまま図14のステップS32に移行する。
この弾球遊技機1では、小当り遊技が実行されているときには、小当り中フラグ(2バイト構成)のフラグ値がたとえば「5A[H]」に設定され、小当り遊技が実行されていないときには、小当り中フラグのフラグ値がたとえば「00[H]」に設定されるようになっている。
ステップS33では、CPU30Aは、RAM30B内に設けられた条件装置作動フラグの値を参照して、弾球遊技機1が特別利益状態の実行中であるか否かを調べる。
この弾球遊技機1では、特別利益状態が実行されているときには、条件装置作動フラグ(2バイト構成)の値がたとえば「5A[H]」に設定され、特別利益状態が実行されていないときには、条件装置作動フラグのフラグ値がたとえば「00[H]」に設定されるようになっている。
一方、弾球遊技機1が小当り遊技の実行中でなく、かつ特別利益状態の実行中でない場合には(ステップS32およびS33でNO)、第1特別図柄動作ステータスが判別される。第1特別図柄動作ステータスの値が、第1特別図柄変動動作が停止中であることを示す値(たとえば「00[H]」または「01[H]」)である場合には(ステップS34でYES)、CPU30Aは第1特別図柄変動開始処理を実行する(ステップS36)。
第1特別図柄保留球数カウンタの値が零でないとき(1以上のとき)には、第1特別図柄の変動動作を開始させるための処理が実行される。すなわち、第1特別図柄保留球数カウンタの値が1だけデクリメント(-1)されるとともに、第1特別図柄始動メモリ内の保留データ用領域(エリア1〜エリア4)の内容が、それぞれエリア0〜エリア3にシフトされる。これにより、第1特別図柄始動メモリ内のエリア1に記憶されていた始動記憶が実行データ用領域(エリア0)に記憶される。その後、第1特別図柄始動メモリ内のエリア4の内容が空にされる。
大当り判定が行なわれた場合には、大当り判定の結果および始動記憶に含まれる第1特別図柄用乱数の値に基づいて、第1特別図柄変動動作の後に第1特別図柄表示手段26に停止表示すべき第1特別図柄が決定される。また、大当り判定の結果ならびに始動記憶に含まれる第1および第2変動パターン用乱数の値に基づいて、液晶表示ユニット4における演出図柄の変動動作の態様である変動パターンが決定される。主制御基板30において決定された変動パターンは、変動パターン指令信号を介して演出制御基板31に付与される。これにより、液晶表示ユニット4において、演出図柄の変動動作が開始される。
ステップS34において、第1特別図柄動作ステータスの値が、第1特別図柄変動動作が停止中であることを示す値(たとえば「00[H]」または「01[H]」)でないと判別された場合には(ステップS34でNO)、第1特別図柄動作ステータスの値が、第1特別図柄変動動作が開始されたことを示す値(たとえば「02[H]」)であるか否かが判別される(ステップS35)。
第1特別図柄変動中処理においては、第1特別図柄動作タイマの値が零になったか否かが常に監視されている。そして、第1特別図柄動作タイマの値が零になると、第1特別図柄変動動作を停止させる処理が実行されるともに、第1特別図柄動作タイマに所定時間(たとえば500msec)がセットされる。また、第1特別図柄動作ステータスの値が、第1特別図柄変動動作を停止すべき状態になったことを示す値(たとえば「03[H]」)に設定される。第1特別図柄変動中処理が終了すると、ステップS39に移行し、第1特別図柄表示データの更新処理が実行される。そして、図12のステップS10に移行する。
第1特別図柄確認時間中処理においては、第1特別図柄動作タイマの値が零になったか否かが常に監視されている。そして、第1特別図柄動作タイマの値が零になると、第1特別図柄動作ステータスの値が「01[H]」に設定される等の処理が行われる。なお、大当り判定の結果が大当りの場合には、前述した条件装置作動フラグの値が「5A[H]」に設定される。また、大当り判定の結果が小当りの場合には、前述した小当り中フラグの値が「5A[H]」に設定される。第1特別図柄確認時間中処理が終了すると、ステップS39に移行し、第1特別図柄表示データの更新処理が実行される。そして、図12のステップS10に移行する。第1特別図柄確認時間中処理において、条件装置作動フラグの値が「5A[H]」に設定された場合には、図12のステップS11の特別電動役物管理処理では、特別利益状態を実現させるための処理が実行される。
前記の相違点は、第2特別図柄変動開始処理において、第2特別図柄保留球数カウンタの値が零であれば、第1特別図柄保留球数カウンタ(図示しない)や第1特別図柄動作ステータスの値に拘らず、第2特別図柄動作ステータスの値が「00[H]」に設定される点である。つまり、弾球遊技機1では、第2特別図柄の変動動作が、第1特別図柄の変動動作に優先して実行される。
図16は、図12のステップS11に示す特別電動役物管理処理の流れを示すフローチャートである。図1、図4および図16を参照しつつ、特別電動役物管理処理について説明する。
また、小当り中フラグおよび条件装置作動フラグの値がいずれも「00[H]」である場合(ステップS101でNOかつステップS103でNO)、特別電動役物管理処理はそのままリターンされる。
特別電動役物動作ステータスは、たとえば「00[H]」(大当り開始)、「01[H]」(特別電動役物動作開始中)、「02[H]」(特別電動役物動作中)、「03[H]」(特別電動役物動作継続判定中)および「04[H]」(大当り終了中)の値を示し、特別利益状態の進行度合いが進むにつれて、その値が大きくなる。
大当り開始処理では、主制御基板30のCPU30Aは、特別利益状態開始前の各種設定を行う(ステップS121)。具体的には、ステップ121の処理では、後述する特別電動役物作動継続判定処理の中でラウンド数を計数するための連続回数カウンタ(図示しない)に「01[H]」の値が格納される。連続回数カウンタへの「01[H]」の格納は第1ラウンドを意味する。
大当り開始時の各種設定の終了後、主制御基板30は、大当り種別に応じて各種データをセットする(ステップS122)。具体的には、CPU30Aは、特別図柄判定データ(大当り種類)に応じて、最大ラウンド数、ラウンド表示LED番号および大当り開始インターバル(図5に示す開始前インターバル)時間をそれぞれ特別電動役物動作タイマに格納する。このうち大当り開始インターバル時間は、次に述べる特別電動役物動作開始処理の中で利用される。
図18は、図16のステップS109に示す特別電動役物動作開始処理の流れを示すフローチャートである。図1、図4および図18を参照しつつ、特別電動役物動作開始処理について説明する。
一方、特別電動役物動作タイマの値が零になると(ステップS131でYES)、開放前インターバル時間(初回のラウンドの場合は、大当り開始インターバル時間)が経過したとして、主制御基板30のCPU30Aは、大入賞口10の開放動作を行うための大入賞口開放コマンドを、演出制御基板31に向けて送信する(ステップS132)。
次いで、主制御基板30のCPU30Aは、連続回数カウンタの値を参照して、現在のラウンドが特別ラウンドであるか否かを調べる。そして、現在のラウンドが特別ラウンド(第6ラウンド)である場合には(ステップS134でYES)、CPU30Aは、振分手段駆動ソレノイド21の動作時間を管理するための振分手段ソレノイド動作タイマ(図示しない)の値を設定する(ステップS135)。これにより、振分手段ソレノイド動作タイマの値が零になるまで、振分手段20(図2参照)が駆動させられる。
図19は、図18のステップS137に示す特別電動役物動作設定処理の流れを示すフローチャートである。
図19に示すように、特別電動役物動作設定処理では、主制御基板30のCPU30Aは、大当り種別、ラウンド数および特別図柄役物動作タイマ(図示しない)の値ならびにソレノイド動作パターンに基づいて、大入賞口開閉機構44として採用されているソレノイドのオン/オフを設定する(ステップS141) 。
一方、現在のラウンドが特別ラウンド(第6ラウンド)である場合には(ステップS142でYES)、主制御基板30のCPU30Aは、振分手段駆動ソレノイド21のオン/オフを設定する(ステップS144)。ステップS144の設定は、特別電動役物動作タイマの値が零になるまでの間にわたって(ステップS143でYES)継続して実行される。
図20は、図16のステップS110に示す特別電動役物動作中処理の流れを示すフローチャートである。
図20に示すように、特別電動役物動作中処理において、主制御基板30のCPU30Aは、まず大入賞口入賞数チェック管理処理を行う(ステップS151)。図21および図22は、図20のステップS151に示す大入賞口入賞数チェック処理の流れを示すフローチャートである。図1、図4および図20〜図22を参照しつつ、大入賞口入賞数チェック管理処理について詳しく説明する。
次いで、CPU30Aは、非特定領域センサ24または特定領域センサ23からの検出出力の入力の有無を調べる(ステップS167,S169)。具体的には、非特定領域19の遊技球の通過により非特定領域センサ24から検出出力が出力されると(ステップS167でYES)、排出数確認カウンタ54の値が1だけインクリメント(+1)される(ステップS168)。
そして、現在のラウンドが特別ラウンド(第6ラウンド)でない場合には、演出制御基板31に対しV通過異常コマンドが送信され(ステップS172)、かつ外部端子基板51に出力信号が送信される(ステップS173)。なお、この場合、ステップS171に示すような、排出数確認カウンタ54の値のインクリメント(+1)を実行してもよい。
そして、特定領域18(図2および図3参照)への遊技球の通過に伴って特定領域センサ23から検出出力が出力されると(ステップS176でYES)、CPU30Aは、特定領域18への遊技球の通過の有無を記憶しておくための特定領域通過フラグ(図示しない)に「5A[H]」の値を格納し(ステップS177)、かつ演出制御基板31に対し特定領域通過コマンドを送信する(ステップS178)。
なお、ステップS175において排出確認エラーの発生中である場合(ステップS175でYES)には、そのまま図20のステップS152に移行する。
次いで、特別電動役物動作タイマの値が零になったか否かが監視される(ステップS153)。CPU30Aは、特別電動役物動作タイマの値が零でないとき(ステップS153でNO)、特別電動役物動作タイマの値を減算する(ステップS157)。減算後、特別電動役物動作中処理はそのままリターンされる。
また、特別電動役物動作タイマに所定の排出確認時間がセットされる(ステップS156)。ステップS156では、ラウンド数によらずに、一律に1980(msec)が排出確認時間として特別電動役物動作タイマに格納される。
図23および図24は、図16のステップS111に示す特別電動役物動作継続判定処理の流れを示すフローチャートである。図1、図4、図23および図24を参照しつつ、特別電動役物動作継続判定処理について説明する。
特別電動役物動作中処理において、CPU30Aは、まず大入賞口入賞数チェック管理処理を行い(ステップS181)、次いで大入賞口開閉動作設定処理を行う(ステップS182)。ステップS181,S182はそれぞれステップS151,S152と同等の処理である。
一方、特別電動役物動作タイマの値が零であると(ステップS183でYES)、CPU30Aは、大入賞口10からの遊技球の排出状況を判定するエラー判定処理を実行する(ステップS186)。このとき、振分手段ソレノイド動作タイマの値が零でないときには(ステップS184)、エラー判定処理の実行に先立って、CPU30Aは、振分手段ソレノイド動作タイマの値をゼロクリアするとともに(ステップS185)、振分手段駆動ソレノイド21を強制的に駆動停止(OFF)させる(ステップS185)。
大入賞口10の入賞数と排出数とが一致しない場合(ステップS201またはステップS202でYES)には、次のように取り扱われる。すなわち、当該ラウンド遊技中における大入賞口10の排出数が入賞数よりも多い場合(ステップS201でYES)、CPU30Aは、大入賞口排出過多異常(エラー8)であると判定して、大入賞口排出過多エラーフラグに「5A[H]」の値を格納する(ステップS203)。その後、図24のステップS187に移行する。
一方、大入賞口10の入賞数と排出数とが一致する場合(ステップS201およびステップS202でNO)、その時点が排出確認エラー(エラー9)の発生中であるか否かが調べられる。排出確認エラーが発生していないとき(排出確認エラーフラグ52の値が「00[H]」であるとき)には(ステップS206でNO)、図24のステップS187に移行する。
図23に戻り、ステップS186のエラー判定処理の結果、当該ラウンド遊技中における、大入賞口10の入賞数と排出数とが一致していない場合(ステップS187でYES)には、大入賞口排出過多異常(エラー8)か、排出確認エラー(エラー9)が発生しているとして、特別電動役物動作継続判定処理はリターンされる。
このように、ステップS186のエラー判定処理において、大入賞口10の入賞数と排出数とが一致していないと判定される場合には(ステップS187でYES)、特別電動役物動作継続判定処理において、ステップS195の特別電動役物動作タイマの減算処理を経ることなくリターンされる。そのため、ステップS186のエラー判定処理が大入賞口10の入賞数と排出数とが一致していないと判定され続ける間は、特別電動役物動作タイマが減算されず、その結果、当該ラウンド遊技が終了しない。すなわち、大入賞口排出過多異常(エラー8)や排出確認エラー(エラー9)が発生している期間中は、当該ラウンド遊技は終了しない。
現在のラウンド数が最大ラウンド数に達していない場合には(ステップS188でNO)、CPU30Aは次の処理を実行する。すなわち、CPU30Aは、連続回数カウンタの値を1だけインクリメント(+1)し(ステップS189)、特別電動役物動作タイマに大当り用の特別図柄の種類(大当り種別)に応じた排出確認時間を格納し(ステップS190)、かつ特別電動役物動作フラグの値をゼロクリアする(ステップS191)。また、特別電動役物動作ステータスの値が「01[H]」に切り換えられる(ステップS191)これにより、次回の特別電動役物動作ステータス判定(図16のステップS104〜S107)では、特別電動役物動作開始処理(図16のステップS109)に進むようになる。特別電動役物動作ステータスへの格納後、特別電動役物継続判定処理はリターンされる。
また、特別電動役物動作ステータスの値が「04[H]」に切り換えられる(ステップS192)。これにより、次回の特別電動役物動作ステータス判定(図16のステップS104〜S107)では、大当り終了処理(図16のステップS112)に進むようになる。また、CPU30Aは、特別電動役物動作タイマに、大当り用の特別図柄の種類(大当り種別)に応じた終了インターバル時間を格納する(ステップS193)。その後、CPU30Aは、大当り終了インターバルコマンドを、演出制御基板31に向けて送信する(ステップS194)。大当り終了インターバルコマンドの送信終了後、特別電動役物動作継続判定処理はリターンされる。
大当り終了処理においては、終了インターバル時間が経過したか否か、すなわち特別電動役物動作タイマの値が零になったか否かが監視されている(ステップS211)。特別電動役物動作タイマの値が零でないとき(ステップS211でNO)、特別電動役物動作タイマが減算され(ステップS216)、大当り終了処理はそのままリターンされる。
一方、特別電動役物動作タイマの値が零になると(ステップS211でYES)、主制御基板30のCPU30Aは、大当り終了時の各種設定1を行う(ステップS212)。各種設定1では、具体的に、次いで実行される各種設定2にて用いられる特定領域通過フラグを除き、特別電動役物管理処理中の各ステップで使用した大当り中作動フラグ、小当たり中フラグ、大入賞口入賞無効フラグ等を全てゼロクリアする。
ステップS213では、具体的には、特定領域通過フラグの値が「5A[H]」である場合(特別ラウンドでV入賞ありの場合)、特別図柄確率変動移行状態フラグに「5A[H]」の値がセットされる。また、当該特定領域通過フラグに対応する確率変動遊技が回数切り(たとえば100回)の確率変動遊技である場合には、特別図柄時短回数カウンタに「100」の値がセットされる。ここで、「100」とは、100回の遊技を意味する。
また、ステップS213の大当り終了時の各種設定2では、特定領域通過フラグの値に拘らず、普通電動役物開放延長状態フラグ、普通図柄時短移行状態フラグ、普通図柄確率変動移行状態フラグ、特別図柄時短状態移行状態フラグに、それぞれ「5A[H]」の値がセットされる。また、特別図柄時短回数カウンタにたとえば「100」の値がセットされる。
前述のように、主制御基板30が排出確認エラーを判定した場合には、CPU30Aは、排出確認エラーコマンドCMDを演出制御基板31に送信する(図25のステップS205)。演出制御基板31は、排出確認エラーコマンドCMDの受信に基づいて、排出確認エラーの報知、すなわち液晶表示ユニット4における排出確認エラー用の表示画像(図11参照)の表示や、盤エラーランプ49の点灯、スピーカ46からの、排出確認エラー用の音声出力を実行するための処理を実行する。
図27は、演出制御基板31における排出確認エラー処理の流れを示すフローチャートである。
演出制御基板31のCPU31Aは、主制御基板30からの排出確認エラーコマンドCMDおよび排出確認エラー解除コマンドCMD1の受信を常に監視している(ステップS221,S224)。
前述のように、排出確認時間は最長想定排出時間よりも短く設定されている。すなわち、排出確認エラー報知遅延時間、最長想定排出時間および排出確認時間は、次式(1)に示すような関係を有している。
また、排出確認エラー解除コマンドCMD1を受信すると(ステップS224でYES)、演出制御基板31のCPU31Aは、排出確認エラーフラグ55の値をゼロクリアする(ステップS225)。
排出確認エラー処理においては、排出確認エラー報知遅延時間の設定後は、遅延時間タイマ56(図4参照)の値が零になったか否かが常に監視されている(ステップS226)。遅延時間タイマ56の値が零でないとき(ステップS226でNO)、遅延時間タイマ56が減算され(ステップS229)、排出確認エラー処理はそのままリターンされる。
すなわち、演出制御基板31のCPU31Aは、排出確認エラーコマンドCMDを受信しても、排出確認エラーコマンドCMDの受信から排出確認エラー報知遅延時間(たとえば3.0(sec))が経過するまで、排出確認エラーの報知の実行開始を遅延している。そして、排出確認エラーコマンドCMDの受信から排出確認エラー報知遅延時間が経過しても未だ排出確認エラーフラグ55(図4参照)の値が「5A[H]」である場合には、演出制御基板31のCPU31Aは、報知実行駆動信号CMD´,CMD´´,CMD´´´を送信する。その結果、排出確認エラーの報知が実行開始される。
D´,CMD´´,CMD´´´の送信までの期間を、「排出確認エラー報知時間」とすると、前記の式(1)から、次式(2)のような関係を導き出すことができる。
排出確認時間<最長想定排出時間<排出確認エラー報知時間 …(2)
ところで、一般的に、確率変動判定装置を備えた弾球遊技機では、確率変動判定装置内の排出確認を行う必要がある。排出確認は、特別ラウンドで実行される。具体的には、各ラウンド遊技において、予め定められる排出確認時間内に遊技球の排出が確認されない場合に、排出確認エラー(エラー9)の発生が判定される。従来では、排出確認エラー判定の基準になる排出確認時間は、最長想定排出時間との間で、次式(3)に示す関係を満たすことが求められていた。
前述のように、特別ラウンドでは、通常ラウンドに比べて、遊技球の排出時間が長く設定されており、それゆえ、最長想定排出時間も特別ラウンドの方が長く設定されている。排出確認時間を、式(3)を満たすように設定する結果、少なくとも特別ラウンドにおいて、設定される排出確認時間が長くなるおそれがある。それゆえ、特別利益状態中の少なくとも特別ラウンドにおいて、遊技が間延びするおそれがある。
たとえば、全ラウンド遊技の排出確認時間を、特別ラウンドにおいて式(3)を満たすような長時間に設定することが考えられる。この場合、個々のラウンド遊技において長い排出確認時間の経過を待つ必要がある結果、特別利益状態中の遊技が著しく間延びするおそれがある。
全ラウンド遊技において排出確認時間が短時間(たとえば1.98(sec))に設定されているので、特別利益状態中の遊技が間延びするのを抑制または防止できる。
また、大入賞口10からの遊技球の排出が排出確認時間の間に確認されずに、排出確認エラーの発生が判定されても、その後排出確認エラーの報知開始前までに排出確認が行われれば、排出確認エラーの報知が開始されない。これにより、特別ラウンドにおける、大入賞口10内でのイレギュラーな遊技球の挙動を補捉でき、かつ排出確認エラー報知の発生頻度を抑制または防止できる。ゆえに、排出確認エラーの報知の頻発を抑制または防止しつつ、特別利益状態中の遊技の間延びを防止できる弾球遊技機1を提供することができる。
遊技盤2の遊技領域Sには、第2特別図柄始動口7の下方(遊技領域Sの下部)に、第1可変入賞装置(可変入賞手段)119が配置されている。第1可変入賞装置119は、遊技領域Sの下部に形成された、左右に長い平面視長方形状をなす第1大入賞口(特別入賞口)120と、第1大入賞口120を開閉可能な大入賞口開閉役物(開閉手段)121とを備える。第1大入賞口120は、左右方向に関して、複数個(たとえば3〜4個)の遊技球が同時に入球可能なサイズに形成されている。第1大入賞口開閉役物121は、遊技盤2の盤面に沿った状態で第1大入賞口120を閉塞して、第1大入賞口120に遊技球が入るのを阻止することができる一方、この状態から後方に退避することにより、第1大入賞口120を開放して、第1大入賞口120上に流下してくる遊技球を第1大入賞口120内に導き入れることができる。
第2可変入賞装置109は、確率変動判定装置(振分装置)13が設けられた振分機能付き可変入賞装置である。第2実施形態で採用される確率変動判定装置13は、第1実施形態で採用される確率変動判定装置13と同等の構成であるので、同一の参照符号を付し、説明を省略している。特別ラウンド(第6ラウンド)に、第2可変入賞装置109が開放動作させられ、第2大入賞口110に遊技球が流入可能な状態になる。特別ラウンドでは、確率変動判定装置13が確率変動移行の判定や遊技球の振り分け動作を行う。
なぜなら、弾球遊技機101では、特別ラウンドと通常ラウンドとで互いに異なる可変入賞装置109,119が用いられるので、特別ラウンドの開始直前に、第2大入賞口110内に遊技球が留まっていることがあり得ない。したがって、第1特定案内時間の終期の要件を、「第2大入賞口110の開放開始から最短検出後想定到達時間が経過するタイミングよりも先立つタイミング」に広げても、第1実施形態において述べたような問題は生じない。
なお、第1および第2可変入賞装置119,109を、大入賞口開閉役物121,111を前後に移動させることにより大入賞口120,110を開閉させるものを例に挙げて説明したが、第1および第2可変入賞装置119,109の構成はこれに限定されるものではなく、たとえば大入賞口120,110の下端縁に沿って配置された回動軸を中心に手前側に傾倒する構成であってもよいし、また、電動チューリップ役物8と同様に1対の羽根を有し、各羽根が狭窄状態と拡開状態との間で姿勢変更可能な構成であってもよい。
たとえば、前述の2つの実施形態では、振分手段20を、特定領域18に遊技球を通過可能な開放位置と、特定領域18に遊技球を通過させない閉塞位置との間で切り換える確率変動判定装置13を例に挙げて説明したが、振分手段を、特定領域に遊技球を案内する第1位置と、特定領域に遊技球を案内する第2位置との間で切り換える構成を採用することもできる。
確率変動判定装置213は、大入賞口10または第2大入賞口110に連通する確率変動判定流路230を有している。確率変動判定流路230は、第1実施形態の確率変動判定流路17(図2および図3参照)に代えて設けられている。確率変動判定流路217は、鉛直方向に延びる直線流路からなる第1流路部分214と、第1流路部分214の下流端(下端)に連通し、流通方向に向かうに従って下方側にやや傾斜する第2流路部分215と、第2流路部分215の下流端に連通し、鉛直方向に延びる直線流路からなる第3流路部分216とを含む。第2流路部分215の途中部の下位置には、鉛直方向に延びる非確率変動用流路217が分岐接続されている。
非確率変動用流路217の途中部には非特定領域219が設定されており、非特定領域219には、遊技球の非特定領域219の通過を検出するための非特定領域センサ224が配置されている。非確率変動用流路217の基端部(分岐位置近傍)には、シャッタ状の振分手段220が設けられている。振分手段220は、非確率変動用流路217を開放する第1位置(図29に示す二点鎖線位置)と、非確率変動用流路217を閉塞する第2位置(図29に示す実線位置)との間で、非確率変動用流路217に対し進退する方向に移動可能に設けられている。振分手段220は、振分手段駆動ソレノイド21(図4参照)と同等の構成の駆動部材によって進退移動させられる。
一方、振分手段220が第1位置にあるとき、振分手段220が非確率変動用流路217を完全に開放しており、そのため、第2流路部分215を流通する遊技球は、全て非確率変動用流路217に導かれるようになる。これにより、確率変動判定装置213に付与された遊技球を、非特定領域219に案内することができる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 遊技盤
9 可変入賞装置(可変入賞手段、振分機能付き可変入賞手段)
10 大入賞口(特別入賞口、振分機能付き可変入賞手段)
11 大入賞口開閉役物(開閉手段)
13 確率変動判定装置(振分装置)
18 特定領域
19 非特定領域
20 振分手段
30A CPU(判定手段、利益状態実行手段、開放動作制御手段、振分動作制御手段)
101 弾球遊技機
102 遊技盤
109 第2可変入賞装置(可変入賞手段、振分機能付き可変入賞手段)
110 第2大入賞口(特別入賞口)
111 第2大入賞口開閉役物(開閉手段)
119 第1可変入賞装置(可変入賞手段)
120 第1大入賞口(特別入賞口)
121 第2大入賞口開閉役物(開閉手段)
213 確率変動判定装置(振分装置)
218 特定領域
219 非特定領域
220 振分手段
Claims (5)
- 遊技盤に向けて遊技球を発射して遊技を行う弾球遊技機であって、
遊技球の検出を契機として、遊技者に有利な所定の利益状態を実行するか否かを判定する判定手段と、
前記遊技盤の盤面の所定箇所に配置された特別入賞口、および前記特別入賞口を開閉する開閉手段を有する一または複数の可変入賞手段とを含み、
前記可変入賞手段の少なくとも1つは、前記特別入賞口に入った遊技球を、遊技球が通過可能な所定の特定領域と遊技球が通過可能な所定の非特定領域とに振り分ける振分手段を有する振分装置をさらに含む振分機能付き可変入賞手段を含み、
前記弾球遊技機は、前記特別入賞口に入った遊技球を、前記振分装置が前記特定領域と前記非特定領域とに振分動作する特別ラウンドを含む利益状態を実行する利益状態実行手段をさらに含み、
前記利益状態は、第1利益状態と、前記第1利益状態と異なる第2利益状態とを含み、
前記弾球遊技機は、
前記第1利益状態に含まれる前記特別ラウンドにおいて、前記開閉手段を制御して、前記特別入賞口を第1開放パターンで開放させ、かつ前記第2利益状態に含まれる前記特別ラウンドにおいて、前記開閉手段を制御して、前記第1開放パターンよりも開放時間の短い第2開放パターンで前記特別入賞口を開放させる開放動作制御手段と、
前記第1利益状態に含まれる前記特別ラウンドにおいて、前記第1特定案内時間の間、前記振分手段に、前記特定領域への遊技球の通過を許容し、または前記特定領域に遊技球を案内する第1の動作を実行させ、その後当該第1の動作を終了させた後、前記振分手段に、前記第1の動作を第2特定案内時間の間実行させる振分動作制御手段とをさらに含み、
前記第1特定案内時間は、前記特別入賞口の開放開始において前記特別入賞口に入球した遊技球が前記振分手段に到達するタイミングに先立って終了するように設定されている、弾球遊技機。 - 前記振分機能付き可変入賞手段は、前記特別入賞口への遊技球の入球を検出する入球検出手段をさらに有し、
前記第1特定案内時間は、前記特別入賞口の開放開始から、前記入球検出手段に検出された遊技球が前記振分手段に到達するまでに要すると想定される期間のうち短い期間が経過するタイミングに先立って終了するように設定されている、請求項1に記載の弾球遊技機。 - 前記第1特定案内時間は、前記特別入賞口の開放開始から、前記特別入賞口に入球した遊技球が前記振分手段に到達するまでに要すると想定される期間のうち短い期間が経過するタイミングに先立って終了するように設定されている、請求項1に記載の弾球遊技機。
- 前記第2特定案内時間は、前記特別入賞口の開放終了から、前記特別入賞口に入球した遊技球が前記振分手段に到達するまでに要すると想定される期間のうち長い期間が経過するタイミングよりも後に開始するように設定されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の弾球遊技機。
- 前記第2開放パターンは、前記第2特定案内時間の開始前に前記特別入賞口の開放が終了するようなパターンに設定されている、請求項4に記載の弾球遊技機。
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