JP2015042394A - 有機性排水の生物処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理水質を悪化させることなく、処理効率を向上させ、かつ、余剰汚泥発生量の低減が可能な有機性排水の生物処理装置を提供する。【解決手段】有機排水が導入され活性汚泥による好気性生物処理を行う生物処理槽1と、該生物処理槽1の排出水を固液分離して分離汚泥と分離水とに分離する沈殿槽2と、分離汚泥の少なくとも一部を返送汚泥として該生物処理槽に返送する返送ライン3とを備える生物処理装置において、該分離汚泥又は前記生物処理槽の槽内汚泥の少なくとも一部を導入し、静置して微小動物を含む上澄み液と沈降汚泥とに分離する微小動物分離槽5と、該微小動物分離槽5の上澄み液を導入して微小動物を保管する微小動物保管槽7と、該微小動物保管槽7内の微小動物を前記生物処理槽に供給するライン8とをさらに備えた生物処理装置。【選択図】図1

Description

本発明は、生活排水、下水、食品工場やパルプ工場排水等の有機性排水処理装置に係り、特に生物処理汚泥を濾過捕食型微小動物に捕食させて汚泥を減量するようにした有機性排水の生物処理装置に関する。
有機性排水を生物処理する場合に用いられる活性汚泥法は、処理水質が良好で、メンテナンスが容易であるなどの利点から、下水処理や産業廃水処理等に広く用いられている。しかしながら、運転に用いられるBOD容積負荷は0.5−0.8kg/m/d程度であるため、広い敷地面積が必要となる。また、分解したBODの20%が菌体すなわち汚泥へと変換されるため、大量の余剰汚泥処理も問題となる。
有機性排水の高負荷処理に関しては、担体を添加した流動床法が知られている。この方法を用いた場合、3kg/m/d以上のBOD容積負荷で運転することが可能となる。しかしながら、発生汚泥量は分解したBODの30%程度で、通常の活性汚泥法より高くなることが欠点となっている。
特開昭55−20649では、有機性排水をまず、第一処理槽で細菌処理して、排水に含まれる有機物を酸化分解し、非凝集性の細菌の菌体に変換した後、第二処理槽で固着性原生動物に補食除去させることで余剰汚泥の減量化が可能になるとしている。さらに、上記の方法では高負荷運転が可能となり、活性汚泥法の処理効率も向上する。このように細菌の高位に位置する原生動物や後生動物の補食を利用した廃水処理方法は、多数考案されている。
特開2000−210692では、特開昭55−20649の処理方法で問題となる原水の水質変動による処理性能悪化の対策を提案している。具体的な方法としては、「被処理水のBOD変動を平均濃度の中央値から50%以内に調整する」、「第一処理槽内および第一処理水の水質を経時的に測定する」、「第一処理水の水質悪化時には微生物製剤または種汚泥を第一処理槽に添加する」等の方法をあげている。
特開昭57−74082(特公昭60−23832)では、細菌、酵母、放線菌、藻類、カビ類や廃水処理の初沈汚泥や余剰汚泥を原生動物や後生動物に補食させる際に超音波処理または機械攪拌により、上記の餌のフロックサイズを動物の口より小さくさせる方法を提案している。
流動床と活性汚泥法の多段処理に関する排水処理方法としては特開2001−145894(特許3410699)がある。この方法では、後段の活性汚泥法をBOD汚泥負荷0.1kg−BOD/kg−MLSS/dの低負荷で運転することにより、汚泥を自己酸化させ、汚泥引き抜き量を減少させる。
特開昭55−20649 特開2000−210692 特開昭57−74082 特開2001−145894
上記の微小動物の補食作用を利用した多段活性汚泥法は、実際に有機性廃水処理に用いられており、対象とする排水によっては処理効率の向上、50%程度の発生汚泥量の減量が可能である。しかしながら、この汚泥減量効果は安定しないのが現状である。これは、汚泥減量に寄与する濾過捕食型微小動物の数が減少した際に回復に時間がかかり、その間、汚泥の減量効果が低下してしまうためである。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決し、処理水質を悪化させることなく、処理効率を向上させ、かつ、余剰汚泥発生量の低減が安定して可能な有機性排水の生物処理装置を提供することを目的とする。
第1発明の生物処理装置は、濾過捕食型微小動物を5000個/mL以上保持して好気性生物処理を行う生物処理槽を有する有機性排水の生物処理装置において、該生物処理槽から排出された排出水又は該排出水を固液分離して得られた分離汚泥から濾過捕食型微小動物を回収する回収手段と回収した微小動物を前記生物処理槽の微小動物の植種源のストックとして保管する微小動物保管槽と、該微小動物保管槽内の微小動物を該生物処理槽に供給する供給手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
第2発明の生物処理装置は、有機排水が導入され活性汚泥による好気性生物処理を行う生物処理槽と、該生物処理槽の排出水を固液分離して分離汚泥と分離水とに分離する固液分離手段と、分離汚泥の少なくとも一部を返送汚泥として該生物処理槽に返送する返送手段とを備える生物処理装置において、該分離汚泥又は前記生物処理槽の槽内汚泥の少なくとも一部を導入し、静置して微小動物を含む上澄み液と沈降汚泥とに分離する微小動物分離槽と、該微小動物分離槽の上澄み液を導入して微小動物を保管する微小動物保管槽と、該微小動物保管槽内の微小動物を前記生物処理槽に供給する供給手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
第3発明の生物処理装置は、有機排水が導入され活性汚泥による好気性生物処理を行う生物処理槽と、該生物処理槽の排出水を沈降分離して汚泥と処理水とに分離する沈殿槽と、該沈殿槽で沈降分離された汚泥の少なくとも一部を返送汚泥として該生物処理槽に返送する返送手段とを備える生物処理装置において、該沈殿槽の水面に浮上した微小動物を含む油膜状物質の少なくとも一部を回収して導入し微小動物を保管する微小動物保管槽と、該微小動物保管槽内の微小動物を前記生物処理槽に供給する供給手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
第4発明の生物処理装置は、有機排水が導入され生物膜担体による好気性生物処理を行う生物処理槽を備えた一過式の生物処理装置において、該生物処理槽の排出水を導入し、静置して微小動物を含む上澄み液と沈降汚泥とに分離する微小動物分離槽と、該微小動物分離槽の上澄み液を導入して微小動物を保管する微小動物保管槽と、該微小動物保管槽内の微小動物を前記生物処理槽に供給する供給手段とをさらに備えたことを特徴とするものである。
第4発明において、前記生物処理槽が二段以上設置されてもよい。また、好気性生物処理を行う前記生物処理槽の前段に嫌気性生物処理槽が設けられてもよい。
本発明では、汚泥減量と微細SS除去に寄与する濾過捕食型微小動物が優占化している際に、処理水や引き抜き汚泥中から、余分な汚泥や水を除き、濾過捕食型微小動物を高い濃度で回収し、保存する。そして、生物処理槽の微小動物数減少時に、植種源として、保存している微小動物を添加し、微小動物数を速やかに回復させる。これにより、高い汚泥減量効果と良好な処理水質を安定して維持することが可能となる。
実施の形態に係る有機性排水の生物処理装置のフロー図である。 実施の形態に係る有機性排水の生物処理装置のフロー図である。 実施の形態に係る有機性排水の生物処理装置のフロー図である。 実施の形態に係る有機性排水の生物処理装置のフロー図である。 実施の形態に係る有機性排水の生物処理装置のフロー図である。 実施の形態に係る有機性排水の生物処理装置のフロー図である。
本発明では、濾過捕食型微小動物を保持して好気性生物処理を行う生物処理槽から排出された排出水又は該排出水を固液分離して得られた分離汚泥から濾過捕食型微小動物を回収して保管し、必要に応じ、この微小動物を該生物処理槽に供給する。
回収する濾過捕食型微小動物はヒルガタワムシであることが望ましい。これは、寿命が30日以上と長く、餌がない状態でも長期間生存可能で、さらに卵の状態でも長期保存が可能であるためである。
一方、保存する汚泥で凝集体捕食型微小動物(ハオリワムシ、ウサギワムシ等)が優占化していると、植種源として添加した際、汚泥を解体し、処理水質が悪化する。ただし、凝集体捕食型微小動物は餌がなくなると速やかに死滅するため、生物処理槽内で10000個/mL以下であれば、影響はない。
微小動物保管槽は、微小動物を活発な状態で維持するため、常時または間欠的に曝気し、内溶液はSRT90日以下で入れ替える事が望ましい。引き抜いた内溶液は汚泥貯槽へ移送して余剰汚泥と一緒に脱水して廃棄しても良く、有効利用しても良く、生物処理槽へ返送しても良い。後者によれば、排水処理系内でより微小動物を安定して維持できる。
微小動物保管槽の微小動物をさらに高濃度化するため、曝気を一時的に止め、微小動物を上部に集め底部から内溶液を引き抜いても良い。
[実施形態1(図1)]
図1は実施の形態1のフロー図である。原水は生物処理槽1に導入されて生物処理される。この生物処理槽1には活性汚泥が存在すると共に、濾過捕食型微小動物が存在する。濾過捕食型微小動物は5000固/mL以上存在している。
生物処理槽1内の活性汚泥及び濾過捕食型微小動物を含む液は、固液分離槽2に導入され、上澄み液と沈降汚泥とに分離され、上澄み液は処理水として槽外に取り出される。濾過捕食型微小動物を含む沈降汚泥は、ライン3によって生物処理槽1に向って返送されるが、その途中で余剰汚泥が分岐ライン4によって分取される。
この実施の形態では、濾過捕食型微小動物を含んだこの汚泥が微小動物分離槽5に導入され、上澄み液と沈降汚泥とに分離される。微小動物は酸素を取り込むために水面付近に移動し、上澄み液に主として含まれるようになるため、この上澄み液をライン6によって微小動物保管槽7に送り、保管する。そして、この微小動物保管槽7内に保管された濾過捕食型微小動物を、必要に応じ生物処理槽1にライン8によって供給する。微小動物分離槽5で沈降した汚泥は、汚泥貯槽及び/又は汚泥脱水機に送られる。余剰汚泥の固液分離性が悪い場合は槽内汚泥を分離槽5に導入し余剰汚泥は汚泥貯槽に送ってもよい。
生物処理槽1では、濾過捕食型微小動物を高濃度に回収するために、濾過捕食型微小動物が5000個/mL以上存在する必要がある。微小動物は生物処理槽1内で細菌、水等と混在しており、微小動物のみを取り出すには、細菌(汚泥)と微小動物を分離する必要がある。汚泥を分離する方法としては、この実施の形態では、沈降分離を採用している。濾過捕食型微小動物が優占化すると沈降性の良い汚泥ができるため、汚泥の分離は容易である。
この実施の形態では、余剰汚泥を引き抜いて微小動物分離槽5へ移送し、静置する。静置時間は汚泥の沈降性に応じて0.5〜48hrの間で調整することが望ましい。また、汚泥が脱窒により浮上しないよう、汚泥中のNO−N濃度は50mg/L以下、望ましくは20mg−N/L、さらに望ましくは15mg−N/Lとする。この操作により、汚泥は沈降するが、汚泥中の微小動物は酸素を取り込める水面付近へ移動する。そこで、水面から20%以下、望ましくは10%以下の範囲の上澄み液を回収することにより、高濃度に微小動物が濃縮された水を回収することができる。
微小動物保管槽7内の液(微小動物含有液)は、ライン8によって必要に応じて(例えば、生物処理槽1の運転立ち上げ時や再開時などに)生物処理槽1に添加される。
ライン8の代りに、微小動物保管槽7内の液を容器に入れて生物処理槽1に移送してもよい。
固液分離槽2は沈殿池のほか、浮上分離、膜分離等であってもよい。固液分離を膜分離で行う場合、浸漬膜、槽外膜、膜分離槽外置き型等いずれでも良い。
固着性という特徴を持つ濾過捕食型微小動物を優占化させるために、生物処理槽1に担体を添加しても良い。担体は流動床、固定床、揺動型固定床のいずれでも良い。
[実施形態2(図2)]
図2は実施形態2のフロー図である。固液分離槽2が沈殿池構造の場合、微小動物は水面で油膜状の物質を形成し、留まっている。そこで図2に示すように、オーバーフロー部2aを設け、水面付近に浮上している微小動物を回収し、微小動物保管槽7へ導入しても良い。オーバーフロー部2aによって微小動物を回収する代りに、レーキ等でかきとっても良いし、孔径100μm以下の網で掬い、微小動物保管槽7へ移送しても良い。
図2では、ライン4に分流した余剰汚泥は、そのまま汚泥貯槽又は脱水機に送られる。図2のその他の構成は図1と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
[実施形態3(図3)]
図3は実施形態3のフロー図である。このフローは、沈殿池や固液分離のような汚泥返送がない一過式生物処理方式である。このフローでは、生物処理槽1に生物担体1aを充填すると共に、担体流出防止用のスクリーン1bを設けている。生物処理槽1の流出水を固液分離することなく直ちに微小動物分離槽5に導入する。前述の通り、微小動物は酸素を取り込むため水面付近に移動するので、この濾過捕食型微小動物を含む上澄み液をライン6から微小動物保管槽7に移送し、必要に応じ微小動物を生物処理槽1に添加する。
微小動物分離槽5の下部から抜き出した液をライン9を介して凝集槽10に導入し、凝集剤を添加して撹拌した後、沈殿槽11に導入して固液分離し、上澄み液を最終処理水として取り出し、沈殿汚泥を余剰汚泥として取り出す。なお、沈殿槽11の代わりに加圧浮上槽など他の固液手段を用いてもよい。
生物処理槽1に添加する担体1aは、球状、ペレット状、中空筒状、糸状、板状の任意であり、大きさは0.1〜10mm程度の径である。材料は天然素材、無機素材、高分子素材等任意で、ゲル状物質を用いても良い。最も好ましいのはポリウレタンスポンジ担体で3〜10mm角程度の立方体である。担体1aを充填することにより、生物処理槽1のBOD容積負荷を1kg/m/d以上に大きくすることができる。
[実施形態4,5,6(図4〜6)]
本発明では、生物処理槽で濾過捕食型微小動物を優占化させるため、図4,5,6のように生物処理槽を多段化しても良い。
図4のフローは、図1のフローにおいて生物処理槽1の代わりに第1生物処理槽1A及び第2生物処理槽1Bを設置したものであり、図5のフローは図3のフローにおいて生物処理槽1の代わりに第1生物処理槽1A及び第2生物処理槽1Bを設置したものである。
図4,5のいずれにおいても、第1生物処理槽1Aには担体1aが充填され、担体流出防止用のスクリーン1bが設けられている。図4のその他の構成は図1と同様であり、同一符号は同一部分を示している。図5のその他の構成は図3と同様であり、同一符号は同一部分を示している。なお、第1生物処理槽1Aの担体の形状は問わず流動床でなければスクリーン1bは不要となる。
本発明では、好気性の生物処理槽1又は1Aの前段に嫌気処理槽を設置してもよい。嫌気性細菌の菌体はヒルガタワムシにより優先的に捕食されるため、図6のように、好気処理槽の前段に嫌気処理槽を設けることにより、ヒルガタワムシの優先化を促進することができる。なお、図6は図5のフローにおいて、第1生物処理槽1Aの前段に嫌気処理槽15を設置したものであり、その他の構成は図5と同一である。
なお、飲料排水やビール製造排水を嫌気処理した場合に発生する細菌は、ヒルガタワムシの増殖を促進させる効果があるため、このような排水を処理している処理設備からのヒルガタワムシを他の処理場に添加して、処理を安定化させても良い。
図4〜6のフローのように好気処理を多段にする場合、有機性排水は第1生物処理槽1Aにて、細菌により、有機成分(溶解性BOD)の70%以上、望ましくは80%以上さらに望ましくは90%以上が酸化分解される。第1生物処理槽1AのpHは好ましくは6〜8.5とする。しかしながら、原水中に油分を多く含む場合は分解速度を上げるため、pHを8.0〜9.0としても良い。第1生物処理槽1Aでの通水は一過式を基本とし、BOD容積負荷は1kg/m/d以上、HRT24hr以下、望ましくは8hr以下とすることで、非凝集性細菌が優占化した処理水を得ることが出来る。また、HRTを短くすることでBOD濃度の薄い排水を高負荷で処理することが出来る。さらに、後段の第2生物処理槽1Bからの汚泥の一部を返送したり、二槽以上の多段化や、前述の担体の添加により、BOD容積負荷は5kg/m/d以上の高負荷化が可能になる。
第1生物処理槽1Aに添加する担体の充填率が高い場合、分散菌は生成せず、細菌は担体に付着するか、糸状性細菌が増殖する。そこで、第1生物処理槽1Aに添加する担体の充填率を20%以下、望ましくは5%以下とすることで、濃度変動に影響されず、捕食しやすい分散菌の生成が可能になる。また、槽内のDOを1mg/L以下、望ましくは0.5mg/L以下として、糸状性細菌の増殖を抑制しても良い。
第1生物処理槽1Aの処理水を第2生物処理槽1Bに導入し、ここで、残存している有機成分の酸化分解、分散菌の自己分解および微小動物による捕食による余剰汚泥の減量化を行う。第2生物処理槽1Bでは細菌に比べ増殖速度の遅い微小動物の働きと細菌の自己分解を利用するため、微小動物と細菌が系内に留まるような運転条件および処理装置を用いなければならない。そこで第2生物処理槽1Bには流動床担体や固定床を添加することで微小動物の槽内保持量を高めることが出来る。
また、第2生物処理槽1Bの後段に固液分離装置を設け、濃縮汚泥を第2生物処理槽1Bの入り口に戻すことにより、第2生物処理槽1Bの汚泥濃度を高め、微小動物の維持を更に高めても良い。この固液分離装置としては、沈殿池、膜分離等任意である。沈殿池を採用した場合、その後に凝集沈殿や加圧浮上、膜分離を加えることで、より安定して良好な処理水を得ることが出来る。また、第2生物処理槽の処理水を、直接、凝集沈殿分離または凝集加圧浮上分離し、設備を簡略化して良好な処理水質を得ても良い。この場合は凝集処理の前に微小動物分離工程を設ける必要がある。
上記の生物処理槽1や、生物処理槽を多段設置した場合の第2生物処理槽1Bでは、SRTを60日以下望ましくは45日以下、さらに望ましくは15日以上30日以下の範囲内で汚泥を引き抜くことが望ましい。
さらに、第1生物処理槽1Aで溶解性有機物を完全に分解した場合、第2生物処理槽1Bではフロックが形成されず、また、微小動物増殖のための栄養も不足し、圧密性の低い汚泥のみが優占化した生物処理槽となる。そこで先にも述べたように第1生物処理槽1Aでは有機物の大部分、すなわち排水BODの70%以上、望ましくは80%以上を分解し、菌体へと変換しておく必要があるが、適度の有機物負荷も必要となるため、原水の一部をバイパスして、第2生物処理槽1Bへの溶解性BODによる汚泥負荷が0.025
〜0.1kg−BOD/kg−MLSS/d、望ましくは0.025〜0.05 kg−BOD/kg−MLSS/d、溶解性TOCによる汚泥負荷が0.005 〜0.05kg−TOC/kg−MLSS/dとなるように運転することが望ましい。この時のMLSSには生物処理槽内の担体付着分のMLSSも含む。また、一過式の生物処理の場合、第1生物処理槽1Aの処理水中の分散菌由来SSの第2生物処理槽担体への負荷が8kg−SS/m−担体/d以下であることが望ましい。
また、ヒルガタワムシは担体上に生息しているため、流動床の場合は定期的に破砕ポンプ等を通すことで、ヒルガタワムシを剥離させ、処理水側へ流出するワムシ数を増やし、より多くのヒルガタワムシを回収するようにしても良い。
[実施例1]
図1のフローにおいて、生物処理槽1の容積を150Lとした。原水はCODcr=1250mg/L、BOD=750mg/Lの酢酸含有排水である。この排水を流量200L/d、BOD容積負荷1kg−BOD/m/d、HRT18hrの条件で処理した。その結果、処理水のSSは<20mg/Lで、ヒルガタワムシ保持数は10,000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.16kg−SS/kg−CODcrとなった。
生物処理槽1から引き抜いた余剰汚泥をSRT=30dとなるよう微小動物分離槽5で24hr静置し、上澄みを水面から10%回収し、微小動物保管槽7でSRT=45dとなるようにヒルガタワムシを保管した。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め60,000個/mLとなっていた。
装置トラブルを想定し、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液5Lを生物処理槽1に添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは<20mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。
[比較例1]
微小動物分離槽5及び微小動物保管槽7を設けなかったこと以外は実施例1と同じ条件で試験を実施した。その結果、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止し、再立ち上げを行ったときに、運転開始から14日まで処理水SSは>50mg/Lとなり、速やかな立ち上げが困難であった。
[実施例2]
図3のフローにおいて、生物処理槽1の容積を150Lとした。沈殿槽11の代りに加圧浮上槽を設置した。原水はCODcr=1250mg/L、BOD=750mg/Lの酢酸含有排水である。この排水を流量200L/d、BOD容積負荷1kg−BOD/m/d、HRT18hrの条件で処理した。流動床担体として5mm角のポリウレタンスポンジ担体を槽容積に対し、40%添加した。凝集槽10へは凝集剤としてPACとポリマー凝集剤(栗田工業(株)製「クリフロックPA331」 以下、ポリマーと略)を添加した。
その結果、処理水のSSは200〜250mg/Lで、ヒルガタワムシの槽内の保持数は12,000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.18kg−SS/kg−CODcrとなった。SS<20mg/Lとする凝集加圧浮上に必要なPACは200ppm、ポリマーは1ppmであった。
生物処理槽1からの処理水を微小動物分離槽5で12hr静置し、上澄みを水面から5%回収し、微小動物保管槽7でSRT=45dとなるようにヒルガタワムシを保持した。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め50,000個/mLとなっていた。
装置トラブルを想定し、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液を7.5Lを生物処理槽1に添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは200〜250mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。凝集に必要な薬剤の増加もなかった。
[比較例2]
微小動物分離槽5と微小動物保管槽7を向けなかったこと以外は実施例2と同じ条件で試験を実施した。装置トラブルを想定し、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から14日まで処理水SSは>350mg/Lとなり、速やかな立ち上げが困難であった。SS<20mg/Lとする凝集加圧浮上に必要な薬剤もPACは400ppm、ポリマーは2ppmと一時的に必要な薬剤量は増加した。
[実施例3]
実施例2において、原水CODcr=1250mg/L、原水BOD=750mg/Lの飲料水工場排水を流量200L/d、BOD容積負荷1kg−BOD/m/d、HRT18hの条件で運転した。流動床担体を槽容積に対し、40%添加した。その結果、処理水のSSは200−250mg/Lで、ヒルガタワムシの槽内の保持数は最大で20,000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.18kg−SS/kg−CODcrとなった。SS<20mg/Lとする凝集加圧浮上に必要なPACは200ppm、ポリマーは1ppmであった。生物処理槽1からの処理水を微小動物分離槽5で12hr静置し、上澄みを水面から5%回収し、微小動物保管槽7でSRT=45dとなるようにヒルガタワムシを保持した。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め70,000個/mLとなっていた。
装置トラブルを想定し、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液を7.5Lを生物処理槽1に添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは200〜250mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。凝集に必要な薬剤の増加もなかった。
[実施例4]
図5のフローにおいて、第1生物処理槽1Aの容積を50Lとし、第2生物処理槽1Bの容積を100Lとした。沈殿槽11の代りに加圧浮上槽を設置した。原水としてCODcr=1250mg/L、原水BOD=750mg/Lの飲料水工場排水を流量200L/d、BOD容積負荷1kg−BOD/m/d、HRT18hの条件で処理した。前述の流動床担体を槽容積に対し、第1生物処理槽1Aで10%、第2生物処理槽1Bで40%添加した。凝集槽10へは凝集剤としてPACとポリマーを添加した。
その結果、処理水のSSは120〜170mg/Lで、ヒルガタワムシの槽内の保持数は50,000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.12kg−SS/kg−CODcrとなった。SS<20mg/Lとする凝集加圧浮上に必要なPACは150ppm、ポリマーは1ppmであった。
第2生物処理槽1Bからの処理水を微小動物分離槽5で12hr静置し、上澄みを水面から5%回収し、微小動物保管槽7でSRT=45dとなるようにヒルガタワムシを保持した。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め100,000個/mLとなっていた。
装置トラブルを想定し、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液を5Lを生物処理槽1に添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは200〜250mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。凝集に必要な薬剤の増加もなかった。
[実施例5]
図6のフローにおいて、容積25LのUASB方式の嫌気処理槽15と、35Lの第1生物処理槽1Aと、40Lの第2生物処理槽1Bを用い、沈殿槽11の代りに加圧浮上槽を用いた。原水CODcr=1250mg/L、原水BOD=750mg/Lの飲料水工場排水を流量200L/d、BOD容積負荷1.5kg−BOD/m/d、HRT12hの条件で処理した。流動床担体として前述のものを槽容積に対し、第1生物処理槽1Aで10%、第2生物処理槽1Bで40%添加した。凝集槽10へは凝集剤としてPACとポリマーを添加した。
その結果、処理水のSSは100mg/Lで、ヒルガタワムシの槽内の保持数は100,000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.08kg−SS/kg−CODcrとなった。SS<20mg/Lとする凝集加圧浮上に必要なPACは150ppm、ポリマーは1ppmであった。
第2生物処理槽1Bからの処理水を微小動物分離槽5で12h静置し、上澄みを水面から5%回収し、微小動物保管槽7でSRT=45dとなるようにヒルガタワムシを保持した。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め200,000個/mLとなっていた。装置トラブルを想定し、生物処理槽1の曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液を5Lを生物処理槽1に添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは200〜250mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。凝集に必要な薬剤の増加もなかった。
[実施例6]
図4のフローにおいて、第1生物処理槽1Aの容積を50L、第2生物処理槽1Bの容積を100Lとした。原水はCODcr=1250mg/L、BOD=750mg/Lの酢酸含有排水である。この排水を、流量200L/d、BOD容積負荷1kg−BOD/m/d、HRT18hrの条件で処理した。その結果、処理水のSSは<20mg/Lで、ヒルガタワムシ保持数は30000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.12kg−SS/kg−CODcrとなった。
固液分離槽2から引き抜いた余剰汚泥の一部をSRT=30dとなるよう微小動物分離槽5で24hr静置し、上澄みを水面から10%回収し、微小動物保管槽7でSRT=45dとなるようにヒルガタワムシを保管した。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め80000個/mLとなっていた。
装置トラブルを想定し、第1,第2生物処理槽1A,1Bの曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液5Lを第2生物処理槽1Bに添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは<20mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。
[実施例7]
原水としてCODcr=1250mg/L、BOD=750mg/Lの飲料水工場排水を処理したこと以外は実施例6と同じ条件で試験を実施した。その結果、処理水のSSは20mg/L未満で、ヒルガタワムシ保持数は最大で50000個/mLとなっていた。汚泥転換率は0.12kg−SS/kg−CODcrとなった。微小動物保管槽7では、ヒルガタワムシ数は卵も含め120000個/mLとなっていた。
装置トラブルを想定し、第1,第2生物処理槽1A,1Bの曝気と原水流入を7日間停止した。微小動物保管槽7内の液5Lを第2生物処理槽1Bに添加し、再立ち上げを行ったところ、運転開始から1日後には処理水SSは200〜250mg/Lとなり、速やかな立ち上げが可能となった。凝集に必要な薬剤の増加もなかった。
上記の結果をまとめて表1に示す。
Figure 2015042394
1,1A,1B 生物処理槽
2 沈殿槽
5 微小動物分離槽
7 微小動物保管槽
10 凝集槽
11 沈殿槽

Claims (6)

  1. 濾過捕食型微小動物を5000個/mL以上保持して好気性生物処理を行う生物処理槽を有する有機性排水の生物処理装置において、
    該生物処理槽から排出された排出水又は該排出水を固液分離して得られた分離汚泥から濾過捕食型微小動物を回収する回収手段と
    回収した微小動物を前記生物処理槽の微小動物の植種源のストックとして保管する微小動物保管槽と、
    該微小動物保管槽内の微小動物を該生物処理槽に供給する供給手段と
    をさらに備えたことを特徴とする生物処理装置。
  2. 有機排水が導入され活性汚泥による好気性生物処理を行う生物処理槽と、
    該生物処理槽の排出水を固液分離して分離汚泥と分離水とに分離する固液分離手段と、
    分離汚泥の少なくとも一部を返送汚泥として該生物処理槽に返送する返送手段と
    を備える生物処理装置において、
    該分離汚泥又は前記生物処理槽の槽内汚泥の少なくとも一部を導入し、静置して微小動物を含む上澄み液と沈降汚泥とに分離する微小動物分離槽と、
    該微小動物分離槽の上澄み液を導入して微小動物を保管する微小動物保管槽と、
    該微小動物保管槽内の微小動物を前記生物処理槽に供給する供給手段と
    をさらに備えたことを特徴とする生物処理装置。
  3. 有機排水が導入され活性汚泥による好気性生物処理を行う生物処理槽と、
    該生物処理槽の排出水を沈降分離して汚泥と処理水とに分離する沈殿槽と、
    該沈殿槽で沈降分離された汚泥の少なくとも一部を返送汚泥として該生物処理槽に返送する返送手段と
    を備える生物処理装置において、
    該沈殿槽の水面に浮上した微小動物を含む油膜状物質の少なくとも一部を導入し微小動物を保管する微小動物保管槽と、
    該微小動物保管槽内の微小動物を前記生物処理槽に供給する供給手段と
    をさらに備えたことを特徴とする生物処理装置。
  4. 有機排水が導入され生物膜担体による好気性生物処理を行う生物処理槽を備えた一過式の生物処理装置において、
    該生物処理槽の排出水を導入し、静置して微小動物を含む上澄み液と沈降汚泥とに分離する微小動物分離槽と、
    該微小動物分離槽の上澄み液を導入して微小動物を保管する微小動物保管槽と、
    該微小動物保管槽内の微小動物を前記生物処理槽に供給する供給手段と
    をさらに備えたことを特徴とする生物処理装置。
  5. 請求項4において、前記生物処理槽が二段以上設置されていることを特徴とする生物処理装置。
  6. 請求項4又は5において、好気性生物処理を行う前記生物処理槽の前段に嫌気性生物処理槽が設けられていることを特徴とする生物処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029925A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 国立研究開発法人産業技術総合研究所 汚泥減容方法およびそれを用いた膜分離型活性汚泥処理装置

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