JP2015041444A - エンブレム発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】輝度ムラの発生を抑えて均一な発光を可能とするとともに、グラデーションを自在にコントロールしてデザイン性に優れた光を演出することができるエンブレム発光装置を提供すること。
【解決手段】表面にエンブレム9が取り付けられたアウタレンズ3とこれを覆うハウジング2によって画成される空間内に、前記エンブレム9に沿う細長いインナレンズ5と、該インナレンズ5の長手方向端面に対向配置されたLED7を収容してエンブレム発光装置1を構成し、前記インナレンズ5の内部に、前記LED7からの光を入射させる空洞部5aを長手方向に沿って形成し、該空洞部5aの内面に拡散部10を長手方向に沿って形成してその部分を擬似光源とする。
【選択図】図4
【解決手段】表面にエンブレム9が取り付けられたアウタレンズ3とこれを覆うハウジング2によって画成される空間内に、前記エンブレム9に沿う細長いインナレンズ5と、該インナレンズ5の長手方向端面に対向配置されたLED7を収容してエンブレム発光装置1を構成し、前記インナレンズ5の内部に、前記LED7からの光を入射させる空洞部5aを長手方向に沿って形成し、該空洞部5aの内面に拡散部10を長手方向に沿って形成してその部分を擬似光源とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、エンブレムの周縁をLEDからの光によって発光させるエンブレム発光装置に関するものである。
例えば、車両の車体にはメーカー名や車種名、グレード等を表示するエンブレムが取り付けられているが、このエンブレムの夜間での視認性を高めるために該エンブレムの周縁を発光させることが行われている。
エンブレムを発光させる発光装置としては、エンブレムの透光部にLEDからの光を通過させることによって発光させるものが使用されており、これに関して例えば特許文献1には図22に示すようなものが提案されている。
即ち、図22は特許文献1において提案されたエンブレム発光装置要部の断面図であり、図示のエンブレム発光装置101においては、エンブレム109の裏面側に配置されたケーシング103の内周面の全周にフレキシブル基板106を配置し、このフレキシブル基板106に複数のLEDチップ105を周方向に適当な間隔で設けている。又、エンブレム109の裏面には拡散板104が接着されており、ケーシング103の底面には乳白色の塗膜115が形成されている。
斯かるエンブレム発光装置101において、各LEDチップ105に通電されて該LEDチップ105が発光すると、その光はケーシング103の底面に形成された塗膜115で反射して拡散板104へと向かい、その一部は拡散板104によって拡散されつつエンブレム109のくり抜き部109aを通過してエンブレム109の周縁を発光させる。このエンブレム発光装置101によれば、LEDチップ105から出射される指向性の強い光を塗膜115で反射させて拡散させ、その反射光を拡散板104によって更に拡散させることによって指向性を和らげることができるため、均一で上品な発光を実現することができる。
又、特許文献2には図23に示すようなエンブレム発光装置が提案されている。
即ち、図23は特許文献2において提案されたエンブレム発光装置要部の断面図であり、図示のエンブレム発光装置201においては、導光板202の柱状体202Aの上方に配置されたLED光源205から出射された光が導光板202の柱状体202Aの内部を伝播し、この光が柱状体202Aの真下に形成された半球形状の凹部202aで反射して水平方向に拡散するため、導光板202の全体が発光し、この光が不図示のエンブレムのくり抜き部(透光部)を通過することによってエンブレムの周縁を発光させる構成が採用されている。
更に、特許文献3には図24に示すようなエンブレム発光装置が提案されている。
即ち、図24は特許文献3において提案されたエンブレム発光装置の縦断面図であり、図示のエンブレム発光装置301においては、エンブレム(意匠体)309のロゴ形状部に形成された凹所(空間収納部)309aにLED305を収容し、エンブレム309の背面側から光を照射する構成が採用されており、これによればLED305の輝度の高い部分が取り除かれて色ムラの無い均一な発光が可能となる。
しかしながら、特許文献1〜3において提案されたエンブレム発光装置101,201,301は、均一な発光を目的としてはいるが、指向性の強い光を出射するLED105,205,305からの距離が近い箇所の輝度が高くなり、全体的に輝度ムラが発生するという問題がある。この問題を解消するためには、LED105,205,305への供給電流を増やして光量を上げたり、LED105,205,305の数を増やし、或いはシボ加工を施したり拡散シートを用いて光を拡散する必要があり、消費電力の増大やコストアップを招いてしまう。
又、特許文献1〜3において提案されたエンブレム発光装置101,201,301は、LED105,205,305から出射される光の輝度をコントロールすることができない構造であるため、色ムラの発生を抑えることができず、任意の箇所の輝度を微調整したり、微妙なグラデーション(陰影の差)を表現することができないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、輝度ムラの発生を抑えて均一な発光を可能とするとともに、グラデーションを自在にコントロールしてデザイン性に優れた光を演出することができるエンブレム発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、表面にエンブレムが取り付けられたアウタレンズとこれを覆うハウジングによって画成される空間内に、前記エンブレムに沿う細長いインナレンズと、該インナレンズの長手方向端面に対向配置されたLEDを収容してエンブレム発光装置を構成し、前記インナレンズの内部に、前記LEDからの光を入射させる空洞部を長手方向に沿って形成し、該空洞部の内面に拡散部を長手方向に沿って形成してその部分を擬似光源とすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記インナレンズの空洞部のサイズを前記光源から遠ざかるほど小さく設定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記インナレンズの軸中心部に第1の空洞部を形成し、該第1の空洞部の径方向外側に第2の空洞部を形成し、前記第1の空洞部に前記LEDからの光を入射させるよう構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記インナレンズに複数のレンズ面を形成したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記レンズ面の焦点を前記拡散部の位置に設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、光源からインナレンズの空洞部の長手方向へと入射する光は、空洞部の内面に長手方向に沿って形成された拡散部で反射及び拡散してインナレンズから出射し、エンブレム周縁の照明に供される。このため、インナレンズの空洞部に長手方向に沿って形成された拡散部が擬似光源として機能し、インナレンズから出射する光の強さと光量が該インナレンズの長手方向に沿って均一となり、エンブレム周縁の輝度ムラの発生が抑えられて均一な発光を実現することができる。又、インナレンズによって配光を制御することによってグラデーションを自在にコントロールし、デザイン性に優れた光を演出することができる。
請求項2記載の発明によれば、インナレンズの空洞部のサイズを光源から遠ざかるほど小さく設定したため、インナレンズの空洞部にLED等の指向性の強い光を出射する光源からの光が入射した場合であっても、光源から遠い箇所において光がインナレンズの拡散部で反射及び拡散し、拡散部がその全長に亘って擬似光源としての機能を果たすことができる。
請求項3記載の発明によれば、インナレンズの軸中心部に形成された第1の空洞部へと入射した光は、第2空洞部を経てインナレンズから出射する過程で屈折を繰り返すため、その配光が制御され易くなる。
請求項4記載の発明によれば、光源からの光は、インナレンズに形成された複数のレンズ面によって配光が制御されるため、エンブレム周縁の所望の範囲を照明することができる。
請求項5記載の発明によれば、インナレンズに形成されたレンズ面の焦点を拡散部の位置に設けたため、光源からの光の配光を一層制御し易くなる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るエンブレム発光装置の分解断面図、図2は同エンブレム発光装置の部分平面図、図3は図2のA部拡大詳細図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図である。
図1は本発明の実施の形態1に係るエンブレム発光装置の分解断面図、図2は同エンブレム発光装置の部分平面図、図3は図2のA部拡大詳細図、図4は図2のB−B線断面図、図5は図2のC−C線断面図である。
本実施の形態に係るエンブレム発光装置1は、図1、図4及び図5に示すように、ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3によって画成される空間内に、第1のインナレンズ4と、第2のインナレンズ5と、反射シート6及び光源であるLED7を実装して成る基板8(図3参照)とを収容し、前記アウタレンズ3の表面にエンブレム9を取り付けることによって構成されている。このエンブレム発光装置1は、車両メーカー等のロゴを示す文字等のエンブレム9の夜間での視認性を高めるために該エンブレム9の周縁を発光させるためのものである。
前記ハウジング2は、光不透過性樹脂によって一体成形されており、その開口部を覆う前記アウタレンズ3は透明な光透過性樹脂や、光透過性樹脂に着色顔料を含有したものによって一体成形されている。
又、前記第1のインナレンズ4は前記アウタレンズ3に沿う形状を有する平板状の透明部材であって、その一部は切り欠かれており、その切欠部4aには前記第2のインナレンズ5が組み込まれている(図4及び図5参照)。
ここで、アウタレンズ3と第1のインナレンズ4を取り外して第2のインナレンズ5部分を上から見た状態を図2に示すが、同図に示すように、第2のインナレンズ5は透明な直線状の棒状部材であって、前記エンブレム9の周縁に沿ってハウジング2を縦断するように図2の上下方向(図1、図4及び図5の紙面垂直方向)に長く配置されている。そして、この第2のインナレンズ5の下方には前記反射シート6が配置されている(図4及び図5参照)。
ところで、前記第2のインナレンズ5の軸中心部には円孔状の空洞部5aが長手方向に沿って形成されており、この空洞部5aの長手方向一端面(図2の下端面)の近傍には、図3に示すように、前記基板8に実装されたLED7が対向配置されている。又、本実施の形態では、図3に示すように、第2のインナレンズ5の空洞部5aの内面の相対向する左右2箇所には、シボ加工によって拡散部10が長手方向(図3の上下方向)に沿って形成されている。ここで、本実施の形態では、図2に示すように、第2のインナレンズ5に形成された空洞部5aの径は、LED7から遠ざかるに従って(図2の上方に向かうに従って)次第に小さくなるよう設定されている。
以上のように構成されたエンブレム発光装置1において、LED7が起動されてこれが発光すると、その光は、第2のインナレンズ5の長手方向一端(図2の下端)から空洞部5aへと入射して該空洞部5aを図2の上方に向かって進むが、その過程で、空洞部5aに長手方向に沿って形成された拡散部10において反射及び拡散する。そして、拡散部10において反射及び拡散下光は、図2に示すように、第2のインナレンズ5を透過して出射し、図4及び図5に示すように、反射シート6で反射して上方に向かい、第1のインナレンズ4及びアウタレンズ3を透過してエンブレム9へと向かって出射し、エンブレム9の周縁を照明する。
而して、本実施の形態に係るエンブレム発光装置においては、第2のインナレンズ5の空洞部5aに長手方向に沿って形成された拡散部10が擬似光源として機能するため、第2のインナレンズ5から出射する光の強さと光量が該第2のインナレンズ5の長手方向に沿って均一となり、エンブレム9の周縁の輝度ムラの発生が抑えられて均一な発光が実現する。そして、この場合、第2のインナレンズ5によって配光を制御することによってグラデーションを自在にコントロールし、デザイン性に優れた光を演出することができる。
又、本実施の形態では、第2のインナレンズ5の空洞部5aの径がLED7から遠ざかるに従って次第に小さくなるようにしたため、LED7からの指向性の強い光が第2のインナレンズ5のLED7から遠い箇所においても拡散部10で反射及び拡散し、拡散部10がその全長に亘って擬似光源として機能することができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図6及び図7に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態2を図6及び図7に基づいて以下に説明する。
図6は本発明の実施の形態2に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図7は図6のD−D線断面図であり、これらの図においては図1〜図5において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においては、第2のインナレンズ5を横断面形状が略長円形の棒状部材で構成し、図7に示すように、その軸中心部に円孔状の第1の空洞部5aを長手方向(図7の紙面垂直方向)に沿って形成し、この第1の空洞部5aの外側に左右2つの第2の空洞部5bを長手方向に沿って形成している。そして、第1の空洞部5aの内面の相対向する左右2箇所には、シボ加工によって拡散部10が長手方向に沿って形成されている。
又、本実施の形態に係る第2のインナレンズ5においては、図7に示すように、その両側に凸レンズ部5Aが形成されるとともに、図示の箇所に複数のレンズ面a,b,c,dが形成されている。尚、その他の構成は前記実施の形態1に係るエンブレム発光装置1の構成と同じである。
而して、本実施の形態においては、LED7から第2のインナレンズ5の第1の空洞部5aに入射した光は、第1の空洞部5aを図6の上方に向かって進むが、その過程で、第1の空洞部5aに長手方向に沿って形成された左右の拡散部10において反射及び拡散する。そして、拡散部10において反射及び拡散した光は、図7に示すように(図7には一方の拡散部10において反射及び拡散する光のみを示す)、レンズ面aにて屈折しながら第2のインナレンズ5に入射した後、レンズ面bにて屈折して第2の空洞部5bへと出射する。そして、第2の空洞部5bへと出射した光は、凸レンズ部5Aのレンズ面cで屈折して凸レンズ部5A内へと入射した後、該凸レンズ部5Aのレンズ面dにて屈折して第2のインナレンズ5外へと出射してエンブレム9の照明に供される。尚、本実施の形態においては、図7に示すように、レンズ面aの焦点が拡散部10に位置するようにレンズ面aの形状が設定されている。
以上のように、本実施の形態では、第2のインナレンズ5の軸中心部に形成された第1の空洞部5aへと入射した光は、その外側の第2空洞部5bを経て凸レンズ部5Aから出射する過程で屈折を繰り返すため、その配光が制御され易くなる。そして、LED7からの光は、第2のインナレンズ5に形成された複数のレンズ面a〜dによって配光が制御されるため、エンブレム9の周縁の所望の範囲(図6に示す領域S)を照明することができる。特に、本実施の形態では、第2のインナレンズ5に形成されたレンズ面aの焦点を拡散部10の位置に設けたため、LED7からの光の配光を一層制御し易くなる。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図8及び図9に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態3を図8及び図9に基づいて以下に説明する。
図8は本発明の実施の形態3に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図9は図8のE−E線断面図であり、これらの図においては図6及び図7において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においては、図9に示すように、第2のインナレンズ5の第1の空洞部5aの片側だけに第2の空洞部5bを設け、第1の空洞部5aの内面に1つの拡散部10を長手方向に沿って形成したものであって、他の構成は前記実施の形態2の構成と同じである。
而して、本実施の形態によれば、LED7からの光を第2のインナレンズ5の片側の領域(図8に示す領域S)に照射することができ、本実施の形態においても、前記実施の形態2と同様の効果が得られる。
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4を図10〜図12に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態4を図10〜図12に基づいて以下に説明する。
図10は本発明の実施の形態4に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図11及び図12は図10のF−F線断面図であり、これらの図においては図8及び図9において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においては、前記実施の形態3と同様の第2のインナレンズ5をその軸中心回りに回動可能とし、この第2のインナレンズ5を軸中心回りに所定角度だけ回動させて傾けることによって、例えば図10に示すように、照射領域を領域S1から領域S2へと移動させることができる。このようなことは、図12に示すように、第2のインナレンズ5のレンズ面cの形状を破線にて示すものから実線にて示すものに変更することによっても実現可能である。
<実施の形態5>
次に、本発明の実施の形態5を図13〜図15に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態5を図13〜図15に基づいて以下に説明する。
図13は本発明の実施の形態5に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図14及び図15は図13のG−G線断面図であり、これらの図においても図8及び図9において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においては、第2のインナレンズ5の配光を広げるために凹レンズ部5Bとして図14に示すようなものを用いたり、図15に示すように凸レンズ部5Aのレンズ面cの形状を変更したものであって、このような構成を採用することによって、図13に示すように照射領域S3を広げることができる。
<実施の形態6>
次に、本発明の実施の形態6を図16及び図17に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態6を図16及び図17に基づいて以下に説明する。
図16は本発明の実施の形態6に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図17は図16のH−H線断面図であり、これらの図においても図6及び図7において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態においては、図17に示すように、第2のインナレンズ5の凸レンズ部5Aのレンズ面dの焦点を遠くして該レンズ面dから出射する光を絞り、図16に示す狭い領域S4に集光させるようにしてものであって、本実施の形態においても前記と同様の効果が得られる。
<実施の形態7>
次に、本発明の実施の形態7を図18及び図19に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態7を図18及び図19に基づいて以下に説明する。
図18は本発明の実施の形態7に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図19は同エンブレム発光装置の第2のインナレンズの平面図であり、本実施の形態においては、第2のインナレンズ5を複数の全反射面5cによって図19に示すように長手方向に沿って複数(図示例では、7つ)に分割したものであって、このような構成を採用することによって、光の照射領域を図18に示すように第2のインナレンズ5の長手方向に沿って複数の領域S5に分割することができる。
<実施の形態8>
次に、本発明の実施の形態8を図20及び図21に基づいて以下に説明する。
次に、本発明の実施の形態8を図20及び図21に基づいて以下に説明する。
図20は本発明の実施の形態8に係るエンブレム発光装置の部分平面図、図21は同エンブレム発光装置の第2のインナレンズの平面図であり、本実施の形態においては、第2のインナレンズ5に形成される空洞部5aを図21に示すように円弧状に湾曲させたものであって、このような構成を採用することによって、光の照射領域R6を図21に示すように円弧状に湾曲させることができ、様々な演出を行うことができる。
1 エンブレム発光装置
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 第1のインナレンズ
4a 第1のインナレンズの切欠部
5 第2のインナレンズ
5A 第2のインナレンズの凸レンズ部
5B 第2のインナレンズの凹レンズ部
5a 第2のインナレンズの空洞部(第1の空洞部)
5b 第2のインナレンズの第2の空洞部
5c 第2のインナレンズの全反射面
6 反射シート
7 LED(光源)
8 基板
9 エンブレム
10 拡散部
a〜d 第2のインナレンズのレンズ面
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 第1のインナレンズ
4a 第1のインナレンズの切欠部
5 第2のインナレンズ
5A 第2のインナレンズの凸レンズ部
5B 第2のインナレンズの凹レンズ部
5a 第2のインナレンズの空洞部(第1の空洞部)
5b 第2のインナレンズの第2の空洞部
5c 第2のインナレンズの全反射面
6 反射シート
7 LED(光源)
8 基板
9 エンブレム
10 拡散部
a〜d 第2のインナレンズのレンズ面
Claims (5)
- 表面にエンブレムが取り付けられたアウタレンズとこれを覆うハウジングによって画成される空間内に、前記エンブレムに沿う細長いインナレンズと、該インナレンズの長手方向端面に対向配置されたLEDを収容して構成され、
前記インナレンズの内部に、前記LEDからの光を入射させる空洞部を長手方向に沿って形成し、該空洞部の内面に拡散部を長手方向に沿って形成してその部分を擬似光源とすることを特徴とするエンブレム発光装置。 - 前記インナレンズの空洞部のサイズを前記光源から遠ざかるほど小さく設定したことを特徴とする請求項1記載のエンブレム発光装置。
- 前記インナレンズの軸中心部に第1の空洞部を形成し、該第1の空洞部の径方向外側に第2の空洞部を形成し、前記第1の空洞部に前記LEDからの光を入射させるよう構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のエンブレム発光装置。
- 前記インナレンズに複数のレンズ面を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかにに記載のエンブレム発光装置。
- 前記レンズ面の焦点を前記拡散部の位置に設けたことを特徴とする請求項4記載のエンブレム発光装置。
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- 2013-08-21 JP JP2013170940A patent/JP2015041444A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160629 |
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