JP2015037995A - Elevator engagement device - Google Patents
Elevator engagement device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015037995A JP2015037995A JP2013142862A JP2013142862A JP2015037995A JP 2015037995 A JP2015037995 A JP 2015037995A JP 2013142862 A JP2013142862 A JP 2013142862A JP 2013142862 A JP2013142862 A JP 2013142862A JP 2015037995 A JP2015037995 A JP 2015037995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- door
- elevator
- engagement
- side door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
Description
本発明の実施形態は、エレベータの係合装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to an elevator engagement device.
従来、エレベータは、ホール側ドアに設けられたインターロックに係合する係合装置を乗りかごに設けている。係合装置は、乗りかごが着床した階床のホール側ドアのインターロックに係合して、かご側ドアが開くのに連動して、インターロックの係合を解除する。そして、係合装置は、かご側ドアが開くのに連動して、ホール側ドアが開くことを許容する。 2. Description of the Related Art Conventionally, an elevator is provided with an engaging device that engages with an interlock provided on a hall-side door. The engagement device engages with the interlock of the hall-side door of the floor on which the car has landed, and releases the engagement of the interlock in conjunction with the opening of the car-side door. The engaging device allows the hall side door to open in conjunction with the opening of the car side door.
ところで、従来技術においては、低コストなリニューアル後も十分な戸閉力を保持できることが望まれている。 By the way, in the prior art, it is desired that sufficient door closing force can be maintained even after low-cost renewal.
したがって、本発明が解決しようとする課題は、低コストなリニューアル後も十分な戸閉力を保持することができるエレベータの係合装置を提供することにある。 Therefore, the problem to be solved by the present invention is to provide an elevator engagement device that can maintain a sufficient door closing force even after low-cost renewal.
実施形態のエレベータの係合装置は、係合部材と可動部材を備える。係合部材は、乗りかごのかご側ドアに固定されている。係合部材は、着床した階床のホール側ドアに設けられたインターロックの一対のロック部材間に侵入してインターロックと係合する。可動部材は、係合部材とリンクを介して連結されている。可動部材は、かご側ドアが全閉状態から開く方向に移動される際に上方に持ち上げられることで、かご側ドアに戸閉力を作用させる。 The elevator engagement device of the embodiment includes an engagement member and a movable member. The engaging member is fixed to the car side door of the car. The engaging member enters between a pair of interlock members of the interlock provided on the hall side door of the floor on which the floor is landed, and engages with the interlock. The movable member is connected to the engaging member via a link. The movable member is lifted upward when the car-side door is moved in the opening direction from the fully closed state, thereby applying a door closing force to the car-side door.
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。 Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In addition, the following embodiment is an illustration and the range of invention is not limited to them. In addition, constituent elements in the following embodiments include those that can be easily assumed by those skilled in the art or those that are substantially the same.
[実施形態]
本発明の実施形態に係るエレベータの係合装置を図面に基いて説明する。図1は、実施形態に係るエレベータの係合装置が設けられるエレベータの全体の構成を模式的に示す説明図、図2は、実施形態に係るエレベータの係合装置の正面図、図3は、実施形態に係るエレベータの係合装置の要部の斜視図、図4は、実施形態に係るエレベータの係合装置の要部の平面図である。
[Embodiment]
An elevator engagement device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an explanatory view schematically showing the overall configuration of an elevator provided with an elevator engagement device according to the embodiment, FIG. 2 is a front view of the elevator engagement device according to the embodiment, and FIG. FIG. 4 is a plan view of the main part of the elevator engagement device according to the embodiment, and FIG. 4 is a perspective view of the main part of the elevator engagement device according to the embodiment.
実施形態に係るエレベータの係合装置1(図2に示し、以下、単に係合装置と呼ぶ)は、図1に示されたエレベータ101を構成する。エレベータ101は、建造物(建築物ともいう)の昇降路102内に設置されて、乗りかご103内の行先階登録装置(図示せず)の操作による行先階登録及び各階床110に設けられた呼び登録装置(図示せず)の操作による呼び登録に基いて乗客などを建造物の所望の階床110に運搬する。
The
各階床110には、エレベータ101の乗りかご103が着床したことを検出する着床スイッチ(図示せず)と、乗りかご103に乗客を出入り自在とするホール側ドア110b,110bとが設けられている。着床スイッチは、乗りかご103が着床したことを検出し、検出結果を制御盤107に出力する。
Each
ホール側ドア110b,110bは、建造物側の出入口110aを開閉して、乗りかご103に乗客を出入り自在とするものである。ホール側ドア110b,110bは、それぞれ、出入口110aの略半分を塞ぐことのできる大きさの板状に形成されている。ホール側ドア110b,110bは、出入口110aの底部及び天井部などに設けられた案内レール(図示せず)により、水平方向に移動自在に設けられている。ホール側ドア110b,110bは、図示しないキャッチ部により連結されて、同方向に移動する。ホール側ドア110b,110bの一方のホール側ドア110bには、係合装置1が係合するとともに、ホール側ドア110b,110bをロック及びロック解除するインターロック111(図4に一部示す)が設けられている。なお、ホール側ドア110b,110bは、出入口110aを完全に閉じる全閉状態から出入口110aを開放する状態に亘って、移動自在に設けられている。
The
インターロック111は、建造物の昇降路102の内面に設けられている。インターロック111は、各階床110の出入口110aの上方でかつ出入口110aを閉じた全閉状態のホール側ドア110b,110bのうちの一方のホール側ドア110bの上方に設けられている。インターロック111は、ホール側ドア110b,110bが出入口110aを閉じると、ホール側ドア110b,110bをロックして、ホール側ドア110b,110bを出入口110aを閉じた状態に維持する。インターロック111は、ホール側ドア110b,110bのうちの一方のホール側ドア110bが乗りかご103のかご側ドア106bから他方のホール側ドア110bに向けて水平方向に押されると、ロック解除して、ホール側ドア110b,110bが出入口110aを開くことを許容する。
The
インターロック111は、図4に示すように、水平方向に間隔をあけた一対のローラ111a(ロック部材に相当)を備えている。インターロック111は、水平方向に間隔をあけた一対のローラ111aを備えた、所謂リニューアル前の比較的古いエレベータに用いられるものである。
As shown in FIG. 4, the
インターロック111は、一対のローラ111a間に係合装置1が侵入して係合する。インターロック111は、一対のローラ111aが係合した係合装置1により水平方向に押されることで、ロック解除して、ホール側ドア110bを水平方向に移動させて、出入口110aを開閉する。このように、インターロック111に係合装置1が係合すると、ホール側ドア110b,110bは、乗りかご103のかご側ドア106b,106bとともに水平方向に移動する。ホール側ドア110b,110bは、かご側ドア106b,106bとともに水平方向に移動して、出入口110aを開閉する。
The
エレベータ101は、図1に示すように、乗りかご103と、カウンタウェイト104と、駆動機構105と、制御盤107と、係合装置1などを備えている。
As shown in FIG. 1, the
乗りかご103は、図示しないかご用ガイドレールにより、鉛直方向に昇降自在に支持されている。乗りかご103は、乗客を収容するかご室106を備えている。かご室106は、箱状に形成されて、内側に乗客などを収容可能である。かご室106には、乗客を出入り自在とする出入口106aを開閉するかご側ドア106b,106bが設けられている。かご側ドア106b,106bは、出入口106aの略半分を塞ぐことのできる大きさの板状に形成されている。かご側ドア106b,106bは、かご室106に設けられた案内レールにより、水平方向に移動自在に設けられている。かご側ドア106b,106bは、図示しないキャッチ部により連結されて、同方向に移動する。なお、かご側ドア106b,106bは、出入口106aを完全に閉じる全閉状態から出入口106aを開放する状態に亘って、移動自在に設けられている。
The
さらに、乗りかご103には、かご側ドア106b,106bの戸開/戸閉状態を検出するための戸開スイッチ112(図2に示す)が設置されている。この戸開スイッチ112は、かご側ドア106bが開くと戸開信号を制御盤107に出力する。
Further, the
カウンタウェイト104は、図示しないウェイト用ガイドレールにより、鉛直方向に移動自在に支持されている。また、乗りかご103には、メインロープ108の一端部が取り付けられ、カウンタウェイト104には、メインロープ108の他端部が取り付けられている。メインロープ108は、駆動機構105の駆動シーブ109に掛け渡されて、乗りかご103とカウンタウェイト104とが互いに上下反対方向に昇降するように設けられている。即ち、エレベータ101は、所謂、釣瓶式のエレベータとなっている。このように、メインロープ108は、駆動機構105の巻き上げ機により移動されることで、乗りかご103とカウンタウェイト104とを釣瓶式に昇降させる。
The
駆動機構105は、図1に示すように、例えば、昇降路102の上部に設けられた機械室又は昇降路102内の上部などに設けられ、周知の巻き上げ機と、メインロープ108が掛け渡されて巻き上げ機により回転駆動される駆動シーブ109などを備えている。駆動機構105は、巻き上げ機が駆動シーブ109を回転駆動することにより、メインロープ108を昇降路102内で移動させて、乗りかご103とカウンタウェイト104を昇降させる。また、駆動機構105には、駆動シーブ109の回転速度を検出する速度検出器等(図示せず)が設けられている。速度検出器は、駆動シーブ109の回転速度を検出して検出結果を制御盤107に出力する。
As shown in FIG. 1, the
制御盤107は、例えば、昇降路102内などに設けられる機器であって、図示しないRAM、ROM、CPU、入出力ポート及び記憶装置を備えた演算装置である。制御盤107は、乗りかご103内の行先階登録装置や、各階床110に設けられた呼び登録装置、駆動機構105、乗りかご103の戸開スイッチ112、速度検出器、着床スイッチなどに接続して、エレベータ101全体の運転制御を行う。
The
係合装置1は、乗りかご103に設けられたドア開閉装置2に取り付けられている。ドア開閉装置2は、かご側ドア106b,106bを水平方向に移動させて、出入口106aを開閉するためのものである。ドア開閉装置2は、図2に示すように、乗りかご103のかご室106の出入口106aの上方に設けられている。
The
ドア開閉装置2は、図2に示すように、駆動源としてのモータ3と、複数のシーブ4と、無端ベルト5などを備えている。モータ3は、ギヤボックスなどを介さずに直接出力軸に取り付けられたシーブ4に駆動力を伝達する、所謂ダイレクトドライブ方式のモータである。モータ3は、ダイレクトドライブ方式のモータであるので、ギヤボックスなどを介して駆動力を伝達するモータよりも駆動力の損失を抑制でき、小型化、低コスト化を図ることができるものである。
As shown in FIG. 2, the door opening /
モータ3は、一対のかご側ドア106b,106bのうち一方のかご側ドア106bの上方に配置されている。なお、この一方のかご側ドア106bは、一方のホール側ドア110bと対向するものである。モータ3の出力軸に一つのシーブ4が取り付けられ、一方のかご側ドア106bの上方に一つのシーブ4が回転自在に設けられ、他方のかご側ドア106bの上方に一つのシーブ4が回転自在に設けられている。無端ベルト5は、シーブ4間に掛け渡されて、モータ3が出力軸に取り付けられたシーブ4を回転することにより、複数のシーブ4の回りを循環する。また、無端ベルト5には、ベルト掴み6により一方のかご側ドア106bが取り付けられている。
The motor 3 is disposed above one of the pair of car-
係合装置1は、乗りかご103のかご側ドア106b,106bのうちの一方のかご側ドア106bと、乗りかご103が着床した階床110のホール側ドア110b,110bのうちの一方のホール側ドア110bとを係合する。そして、係合装置1は、かご側ドア106b,106bとホール側ドア110b,110bとが、連動して、出入口106a,110aを開閉させるものである。
The
係合装置1は、図2に示すように、乗りかご103の一方のかご側ドア106bに固定された係合ベーン10(係合部材に相当)と、係合ベーン10とリンク20を介して連結された可動ベーン11(可動部材に相当)とを備えている。
As shown in FIG. 2, the
係合ベーン10は、乗りかご103が着床した階床110の一方のホール側ドア110bに設けられたインターロック111の一対のローラ111a間に侵入する位置に設けられている。係合ベーン10は、一対のローラ111a間に侵入して、インターロック111と係合する。係合ベーン10は、鉛直方向に直線状に延在しており、図4に示すように、本体部10aと、本体部10aに連なった侵入部10bとを一体に備えている。
The
本体部10aは、かご側ドア106b,106bと平行な薄板の帯板状に形成されている。侵入部10bは、乗りかご103の平面視において、本体部10aの幅方向の一方の端からホール側ドア110bに向かって延びている。侵入部10bは、乗りかご103の正面視において、本体部10aよりも鉛直方向に長く形成されている。なお、本実施形態では、侵入部10bは、本体部10aの下端よりも下方に延びている。侵入部10bは、乗りかご103が着床した階床110のホール側ドア110bに設けられたインターロック111の一対のローラ111a間に侵入して、インターロック111即ちホール側ドア110bと係合する。
The
可動ベーン11は、かご側ドア106b,106bが全閉状態から出入口106aを開く方向にドア開閉装置2などにより移動される際に、リンク20などにより上方に持ち上げられるものである。また、可動ベーン11は、リンク20などにより上方に持ち上げられることで、かご側ドア106b,106bに戸閉力(かご側ドア106b,106bを閉じる力)を作用させるものである。可動ベーン11は、係合ベーン10よりも他方のかご側ドア106b寄りに配置されている。即ち、可動ベーン11は、係合ベーン10よりもかご側ドア106b,106bが全閉状態から出入口106aを開く方向に移動される際の移動方向の前方に設けられている。可動ベーン11は、鉛直方向に延び、かつ、かご側ドア106b,106bと平行な薄板の帯板状に形成されている。可動ベーン11は、上下両端部に係合ベーン10よりも幅が広い幅広部11aを備えている。
The
また、係合装置1は、図2、図3及び図4に示すように、錘12と、ローラ13と、カム板14とを備えている。錘12は、可動ベーン11よりも厚手の帯板状に形成され、可動ベーン11の中央部から下端部に亘って、可動ベーン11のホール側ドア110b,110bに対向する表面に重ねられて取り付けられている。錘12は、鉛直方向に直線状に延びている。
In addition, the
ローラ13は、可動ベーン11の中央部から他方のかご側ドア106bに向かって延びた支持板15に回転自在に設けられている。即ち、ローラ13は、可動ベーン11に回転自在に設けられている。なお、ローラ13の回転中心をなす軸心は、水平方向と平行でかつドア106b,110bが対向する方向と平行である。また、ローラ13は、回転中心をなす軸心の位置が支持板15に対して位置がずれることなく、支持板15に回転自在に設けられている。
The
カム板14は、かご側ドア106b,106bが全閉状態から開く方向に移動される際にローラ13が乗り上げて、ローラ13を上方に移動させて、可動ベーン11を上方に持ち上げるものである。カム板14は、乗りかご103のかご室106の上端に固定され、かご室106の幅方向に直線状に延びている。即ち、カム板14は、乗りかご103のかご室106に設けられている。カム板14は、かご側ドア106b,106bが全閉状態である時のローラ13の近傍からかご室106の係合装置1から離れた側の端部に亘って設けられている。カム板14は、ローラ13の近傍の上方傾斜部14aと、上方傾斜部14aに連なった水平部14bとを一体に備えている。
When the car-
上方傾斜部14aは、ローラ13から離れるのにしたがって徐々に上方に向かって延びている。上方傾斜部14aの表面には、かご側ドア106b,106bが全閉状態から開く方向に移動される際に、ローラ13が接触して、ローラ13を回転させながら上方に移動させる。水平部14bは、水平方向に延びており、ローラ13を回転させながら、ローラ13をかご側ドア106b,106bの全閉状態の時よりも持ち上げた状態に維持する。
The upward
前述した構成の係合装置1は、係合ベーン10が侵入部10bを備え、可動ベーン11がローラ111aに接触する部位を有しない帯板状に形成されて、所謂リニューアル後即ち乗りかご103などの交換後に用いられるものである。即ち、係合装置1は、比較的新しいエレベータ101に用いられるものである。
In the
前述した構成の係合装置1は、乗りかご103が着床すると、係合ベーン10の侵入部10bが着床した階床110の一方のホール側ドア110bに設けられたローラ111a間に侵入して、リニューアル後も用いられる古いインターロック111に係合する。そして、係合装置1は、制御盤107からの命令によりモータ3がかご側ドア106b,106bを開くように駆動されると、係合ベーン10が一方のローラ111aを他方のかご側ドア106bに向けて押す。すると、インターロック111がロック解除して、かご側ドア106b,106bとともにホール側ドア110b,110bが全閉状態から開く方向に移動される。また、かご側ドア106b,106bが全閉状態から出入口106aを開く方向に移動される際に、ローラ13が上方傾斜部14aに接触した後、上方傾斜部14aに案内されて上方に移動される。そして、カム板14がローラ13とともに錘12及び可動ベーン11を上方に持ち上げる。カム板14が、ローラ13とともに錘12及び可動ベーン11を上方に持ち上げることで、かご側ドア106b,106bに戸閉力を作用させる。この戸閉力は、持ち上げられたローラ13、錘12及び可動ベーン11などを合わせた質量に応じた力となっている。即ち、カム板14が、ローラ13とともに錘12及び可動ベーン11を上方に持ち上げることで、上方傾斜部14aにローラ13があるときのみ、ローラ13、錘12及び可動ベーン11などを合わせた質量が戸閉力としてかご側ドア106b,106bに作用する。
In the
実施形態の係合装置1によれば、係合ベーン10を一方のホール側ドア110bに設けられたインターロック111のローラ111a間に侵入する位置に設けている。このために、係合ベーン10と、係合ベーン10にリンク20を介して連結された可動ベーン11などを備えた現在主流の係合装置1を、一対のローラ111aなどを備えた古いエレベータに用いられているインターロック111に係合させることができる。したがって、係合装置1は、古いエレベータに用いられているインターロック111を備えた、リニューアル後のエレベータ101にも用いることができる。したがって、実施形態の係合装置1によれば、インターロック111などをそのまま用いることができる低コストなエレベータ101のリニューアルを可能とすることができる。
According to the
また、係合ベーン10にリンク20を介して連結された可動ベーン11が、かご側ドア106b,106bが開く方向に移動される際に上方に持ち上げられて、かご側ドア106b,106bに戸閉力を作用させる。このために、電源を喪失するなどしてエレベータ101が停止しても、可動ベーン11などの質量がかご側ドア106b,106bを無理に開こうとする際の抵抗となる。したがって、係合装置1は、乗りかご103内の乗客がかご側ドア106b,106bを開くことを抑制することができる。よって、実施形態の係合装置1によれば、低コストなリニューアル後も十分な戸閉力を保持することができる。
Further, the
また、実施形態の係合装置1によれば、可動ベーン11に錘12とローラ13とが取り付けられ、かご側ドア106b,106bが開く際にローラ13がかご室106に設けられたカム板14の表面上を回転する。このために、乗りかご103内の乗客がかご側ドア106b,106bを無理に開こうとすると、ローラ13がカム板14の上方傾斜部14a上を移動する。そして、カム板14の上方傾斜部14aは、ローラ13、可動ベーン11及び錘12を上方に持ち上げることとなる。このために、電源を喪失するなどしてエレベータ101が停止しても、可動ベーン11や錘12などの質量がかご側ドア106b,106bを無理に開こうとする際の抵抗となる。したがって、係合装置1は、乗りかご103内の乗客がかご側ドア106b,106bを開くことを抑制することができる。よって、実施形態の係合装置1によれば、低コストなリニューアル後も十分な戸閉力を確実に保持することができる。
Further, according to the
また、実施形態の係合装置1によれば、係合ベーン10の侵入部10bが鉛直方向に直線状に延在しているので、確実に一対のローラ111a間に侵入することができる。また、係合ベーン10のかご側ドア106b,106bと平行な本体部10aよりも侵入部10bが長い。このために、係合ベーン10を乗りかご103とインターロック111との間に配置するために、本体部10aの厚みを抑制しても、係合ベーン10の質量を現在主流の係合装置のものの質量と同等にすることができる。したがって、かご側ドア106b,106bを開閉するモータ3などの制御を、現在主流の係合装置のものと同等にすることができ、より確実に低コストなリニューアルを行うことができる。
Further, according to the
また、実施形態の係合装置1によれば、可動ベーン11がかご側ドア106b,106bと平行な帯板状に形成されているので、可動ベーン11を確実に乗りかご103とインターロック111との間に配置することができる。したがって、係合装置1は、一対のローラ111aなどを備えた旧型のインターロック111にも確実に係合させることができる。
Further, according to the
また、実施形態の係合装置1によれば、可動ベーン11が係合ベーン10よりも幅広の幅広部11aを備えている。このために、可動ベーン11の質量を、係合ベーン10の侵入部10bとの間にローラ111aを挟む部位を備えた現在主流の係合装置のものの質量と同等にすることができる。したがって、かご側ドア106b,106bを開閉するモータ3などの制御を、現在主流の係合装置のものと同等にすることができ、より確実に低コストなリニューアルを行うことができる。
Further, according to the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 エレベータの係合装置
10 係合ベーン(係合部材)
10b 侵入部
11 可動ベーン(可動部材)
11a 幅広部
12 錘
13 ローラ
14 カム板
20 リンク
101 エレベータ
103 乗りかご
106b かご側ドア
110 階床
110b ホール側ドア
111 インターロック
111a ローラ(ロック部材)
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記係合部材とリンクを介して連結され、かつ前記かご側ドアが全閉状態から開く方向に移動される際に、上方に持ち上げられることで前記かご側ドアに戸閉力を作用させる可動部材と、
を備えることを特徴とする、
エレベータの係合装置。 Entry into a pair of horizontally spaced locking members fixed to the car side door of the car and installed on the hall side door of the floor on which the floor is placed, and engage with the interlock An engaging member to
A movable member that is connected to the engagement member via a link and that lifts upward when the car-side door is moved in the opening direction from the fully-closed state, thereby applying a door-closing force to the car-side door. When,
Characterized by comprising,
Elevator engagement device.
前記可動部材に回転自在に設けられたローラと、
前記乗りかごに設けられ、前記かご側ドアが全閉状態から開く方向に移動される際に、前記ローラが乗り上げて、前記ローラを上方に移動させるカム板と、を備え、
前記かご側ドアが全閉状態から開く方向に移動される際に、前記カム板が前記ローラとともに前記錘を上方に持ち上げることで、前記かご側ドアに前記戸閉力を作用させることを特徴とする、
請求項1記載のエレベータの係合装置。 A weight attached to the movable member;
A roller rotatably provided on the movable member;
A cam plate that is provided on the car and moves when the car-side door is moved in the opening direction from the fully closed state, and the roller rides up and moves the roller upward;
When the car-side door is moved in the opening direction from the fully closed state, the cam plate lifts the weight upward together with the roller, thereby causing the door-closing force to act on the car-side door. To
The elevator engaging device according to claim 1.
請求項1又は請求項2記載のエレベータの係合装置。 The engagement member includes an intrusion portion that enters between the pair of lock members and extends linearly in the vertical direction.
The elevator engagement device according to claim 1 or 2.
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のエレベータの係合装置。 The movable member is formed in a strip shape parallel to the car-side door, and includes a wide portion wider than the engaging member.
The elevator engaging device according to any one of claims 1 to 3.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013142862A JP2015037995A (en) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | Elevator engagement device |
CN201420336701.8U CN204057608U (en) | 2013-07-08 | 2014-06-23 | The clamping close device of elevator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013142862A JP2015037995A (en) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | Elevator engagement device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015037995A true JP2015037995A (en) | 2015-02-26 |
Family
ID=52199164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013142862A Pending JP2015037995A (en) | 2013-07-08 | 2013-07-08 | Elevator engagement device |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015037995A (en) |
CN (1) | CN204057608U (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110668292A (en) * | 2019-09-18 | 2020-01-10 | 江苏宜美家电梯有限公司 | Magnetic suspension door machine |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11040858B2 (en) | 2018-05-01 | 2021-06-22 | Otis Elevator Company | Elevator door interlock assembly |
US11040852B2 (en) | 2018-05-01 | 2021-06-22 | Otis Elevator Company | Elevator car control to address abnormal passenger behavior |
US11034548B2 (en) | 2018-05-01 | 2021-06-15 | Otis Elevator Company | Elevator door interlock assembly |
US11155444B2 (en) | 2018-05-01 | 2021-10-26 | Otis Elevator Company | Elevator door interlock assembly |
US11046557B2 (en) | 2018-05-01 | 2021-06-29 | Otis Elevator Company | Elevator door interlock assembly |
ES2939725T3 (en) | 2018-06-29 | 2023-04-26 | Carrier Corp | Multifunction air monitoring device |
JP7297101B2 (en) * | 2020-01-07 | 2023-06-23 | 株式会社日立製作所 | Elevator and elevator control method |
US11760604B1 (en) | 2022-05-27 | 2023-09-19 | Otis Elevator Company | Versatile elevator door interlock assembly |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07206335A (en) * | 1993-12-28 | 1995-08-08 | Otis Elevator Co | Hall of elevator |
JP2009166956A (en) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | Elevator door device |
-
2013
- 2013-07-08 JP JP2013142862A patent/JP2015037995A/en active Pending
-
2014
- 2014-06-23 CN CN201420336701.8U patent/CN204057608U/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07206335A (en) * | 1993-12-28 | 1995-08-08 | Otis Elevator Co | Hall of elevator |
JP2009166956A (en) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Toshiba Elevator Co Ltd | Elevator door device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110668292A (en) * | 2019-09-18 | 2020-01-10 | 江苏宜美家电梯有限公司 | Magnetic suspension door machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN204057608U (en) | 2014-12-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015037995A (en) | Elevator engagement device | |
US10207900B2 (en) | Elevator car door apparatus | |
JP5940220B2 (en) | Elevator car door lock device | |
JP5755033B2 (en) | Door device and elevator device | |
JP6270962B1 (en) | Engagement device with elevator car door lock mechanism | |
JP2011148635A (en) | Door device for elevator | |
JP5448306B2 (en) | Elevator car side door locking device | |
WO2018138896A1 (en) | Elevator device | |
JP5579159B2 (en) | Elevator door lock mechanism | |
JP6367131B2 (en) | Door unit and elevator | |
JP2007099399A (en) | Control device for elevator | |
JPWO2020049684A1 (en) | Elevator car door device | |
JP6881520B2 (en) | Elevator door device | |
JP6758539B1 (en) | Elevator car door device | |
JP2017019603A (en) | Door device | |
KR200472877Y1 (en) | Door open-close apparatuus of elevator | |
WO2024042565A1 (en) | Landing door device for elevator | |
JP2013245091A (en) | Hall door device for elevator | |
JP2012180179A (en) | Elevator door apparatus | |
JP6626932B1 (en) | Door open travel restriction device | |
WO2023195165A1 (en) | Elevator device | |
JP6881521B2 (en) | Elevator door device | |
JP7455225B2 (en) | Car and elevator | |
JP2012254845A (en) | Elevator | |
JPWO2018105109A1 (en) | Elevator interlock device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141021 |