JP2015036191A - チャック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】旋盤またはフライス盤のためのチャック構造をコンパクトにする。【解決手段】工具または被加工製品を固定するための動力チャックを備え、そのチャック顎は本チャッキング構造の、軸方向調節可能であって、工作機械の稼働時においてともに回転する引っ張りおよび/または押し竿11によって操作可能であり、その際、引っ張りおよび/または押し竿11の軸方向移動は引っ張りおよび/または押し竿11と同軸に設けられた電気モーター12によってなされるものであるが、しかしながら工作機械の稼働時においては引っ張りおよび/または押し竿11とともには回転せず、引っ張りおよび/または押し竿11とともに回転する伝動装置手段13を備え、カップリング装置14を備え、必要に応じて電気モーター12はトルク遮断的に伝動装置手段13とカップリングし、それにより引っ張りおよび/または押し竿11に対する軸方向力が得られるチャック構造。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば工具または被加工製品を固定するための動力チャックを備える工作機械、とりわけ旋盤またはフライス盤の、チャック装置であって、そのチャック顎は、チャック装置の工作機械稼働時にはともに回転する引っ張りおよび/または押圧竿(Zug−und Druckstange)によって操作可能である、請求項1の定義によるチャック装置に関する。
工作機械、とりわけ旋盤またはフライス盤用のチャック装置は、一般に工具または被加工製品を確実にそして同時に容易に取り扱えるように固定するという課題を有している。とりわけ、チャック顎のチャッキングの動きに対向して働く、引っ張りおよび/または押圧竿の軸方向変位がもたらす力を調節する、つかみ顎の遠心力をつりあわせるための、力が提供されていなければならない。そのようなチャック装置は、手動式、空気式、液圧式または電気モーター式に作動されていた。
ここに、電気モーター式に作動するチャック装置が提案されるが、電気モーター式のチャック装置の一般的なものは、既に従来技術において知られている。それらは、たとえば、刊行物 DE 3314629C2、 EP 2384834B1、 EP2311589B1、EP2548681A1、EP2167276B1 として挙げられる。
上述の公知の解決は、ここに示す発明に対して、電気モーターにより動かされるチャック装置に、よりコンパクトに構成すべきであるとの課題を与える。
この課題は、請求項1の技術事項に従うチャック装置により解決される。有利な更なる構造が、下位の請求項において与えられる。
本発明によれば、工具または被加工製品の固定のための動力チャックを装備した工作機械、とりわけ旋盤またはフライス盤のためのチャック装置であって、そのチャック顎が、軸方向移動可能な、工作機械の運転中は共に回転する引張および/または押圧竿によって操作可能であるチャック装置が提案され、ここにおいて引っ張りおよび/または押圧竿の軸方向の移動は、引っ張りおよび/または押圧竿と同軸に配置され、しかしながら工作機械の運転時には引っ張りおよび/または押圧竿と共には回転しない電気モーターで行われ、また、引っ張りおよび/または押圧竿と共に回転する伝動装置手段を備えており、また、電気モーターと伝動装置手段とを、必要に応じて回転モーメントで(drehmomentschluessig)カップリングし、それにより引っ張りおよび/または押圧竿への軸方向応力を調達するものである。
電気モーターとカップリング装置との間に、更に電気モーターの回転軸端側に接続される伝動装置を装備してもよく、また、部品数低減のために好ましくは、電気モーターが直接カップリング手段と接続されても良いことがはっきりと示される。
ここに示す発明の核心的思想は、従来技術とは異なり、一方では電気モーターが引っ張りおよび/または押圧竿と同軸に配置されており、ステーター並びにローターを貫いて定義される電気モーターの中心回転軸が、引っ張りおよび/または押圧竿のそれと重なっているのに、他方では引っ張りおよび/または押圧竿と共には回転しないようにされていることである。特に有利なことに、電気モーターは、とりわけ外筐体に対して、またはチャック装置が工作機械と接続するためのフランジに対して、軸方向に固定して構成されている。
とりわけ、引っ張りおよび/または押圧竿は、電気モーターを軸方向に貫いて伸びており、さらに引っ張りおよび/または押圧竿はまた中空に形成されているので、必要ならば被加工製品を空いている引っ張りおよび/または押圧竿の内部横断面部の中に、また電気モーターに備わっている軸の空間の中に、潜り込ませることができる。
さらに有利な構造において、カップリング装置がモーター側の部分要素と伝動装置側の部分要素とを含んでおり、これらは第一の連結を外した位置から第二の連結した位置へ、またその反対の向きに移動することができ、ここにおいてカップリング装置は電気機械的な調節駆動装置を含んでいる。
原則的には調節駆動装置として液圧式または空気圧式に駆動するものも可能ではあるが、しかしながら、電気モーター駆動による引っ張りおよび/または押圧竿の移動の実現とカップリング装置の電気モーターによる移動が有利であると考えられる。液圧の供給は圧縮空気の供給とともに、もはや必要ではなくなる。調節駆動装置の制御および/または監視も容易に実現可能であり、とりわけ調節駆動装置の駆動源の理解及び利用に関してもそうである。
本発明の課題設定の精神に則って、電気モーター式チャック装置のコンパクトな構成を目標とし、好ましいものとして、調節駆動装置はチャック装置と一体化されており、引っ張りおよび/または押圧竿を通って定義される軸Aから半径方向にみて、電気モーターと伝動機構手段とを収納する外筐体から張り出したり突き出したりしていない。本チャック装置は工作機械に一体化することが比較的容易であり、運搬および引き渡しも比較的容易である。
具体的な、可能な実施の形態において、カップリング装置は、二つの互いに噛み合い状態に持ち来すことのできる歯車を含み、駆動側の歯車はモーター側の部分要素となるか、モーター側の部分要素を作る物となるかであり、被駆動側の歯車は、伝動装置側の部分要素となるか、伝動装置側の部分要素を作る物となる。
駆動側の歯車および/または被駆動側の歯車は、引っ張りおよび/または押圧竿と同軸に、その周りに位置してよい。
歯車は、歯の対が側面または前面に作成されてよい。
電気モーターが産生したトルクを伝動するために、そしてそのトルクを引っ張りおよび/または押圧竿に印加される軸方向応力に変換するために、いろいろな考え得る伝動装置手段が考慮に入れられる。好ましいものは、遊星ロールネジ駆動装置の使用であり、この場合遊星ロールネジ駆動装置は、一つの外側に位置する内ネジ山体と、一つの内側に位置する外ネジ山体、この外ネジ山体は引っ張りおよび/または押圧竿と強固に結合されるかそれと一体的であるように作られたものである、外ネジ山体と、内ネジ山体と外ネジ山体との間に配置された、円筒形の基本形態を有し内ネジ山体および外ネジ山体と噛み合う外ネジ山を有するロール体とを含んでいる。
原理的には、スピンドル駆動装置も考えられるが、回転運動を軸方向に移動する運動すなわち軸方向力に転換するために、遊星ロールネジ駆動装置が好ましく、それは、摩擦損が明らかにより少なくそのため電気モーターが産生したトルクを著しく有効に軸方向力に変換することが可能だからである。
この発明による構造は、電気モーターと伝動装置手段とカップリング装置とが、全て引っ張りおよび/または押圧竿と同軸に、それぞれ互いに並んで配置されるという、好ましいさらなる構造を可能にする。これによって、この発明によるチャック装置が、異なった複数の工作機械に良好に一体化できるという結果を伴う、格別にコンパクトな構造を達成することができる。この際伝動装置手段が動力チャックの側にあり、電気モーターは動力チャックから離れた側にあり、カップリング装置がその間にあって、引っ張りおよび/または押圧竿を貫いて定義される軸に沿って配置されるのが好ましく、ここにおいて全くの原理上は、より少ない好ましさに見えるけれども、逆の配置も可能である。
一つの具体的な好ましい実施の形態において、電気モーターの引っ張りおよび/または押圧竿との同軸の配置とは関係なく、引っ張りおよび/または押圧竿に対して勝手な方向に配置した電気モーターが必要とされており、それは電気機械式カップリング駆動装置が二つの電気モーターを含むものであり、その場合それぞれ一つの電気モーターで駆動される偏心板によって、モーター側の部分要素と、伝動装置側の部分要素とが、お互いから離れるように、および/またはお互いに近づくようにされることが可能とされる。偏心板によって、調節駆動装置から派生されたトルクが格別に簡単な態様で、モーター側の部分要素と伝動装置側の部分要素の間の変位運動へと伝えられる。
一つの好ましい実施の形態において、偏心板の二重反転の動きが、一つ以上の引っ張りバネまたは一つ以上の押圧バネによって生じる。ばねによって制限される、一つの定位置動作の代わりに、偏心板によって与えられた、強制案内を備えることも可能であり、すなわち、偏心板により与えられた案内は、押すだけではなく引っ張って保持する力をも使用することができる。その上、例えば、偏心板に配置されたピンが、対応する案内領域内で動かされる部分要素と噛み合うことができる。これに代えて、偏心板自身が構成部分の中で一つの開口と噛み合い、その開口は対応する偏心曲線として準備されたものであり、適切な構成部分が一つの方向に押され、すなわち定位置に戻る。
さらなる可能な実施の形態において、偏心板は、電気モーターの作用により上死点に持ち来されることが可能であり、これにより自動停止がもたらされる。
これらに代わる、気づくべきこととして、カップリング装置の電気機械的調節装置は、一つ、二つまたより多くの電気モーターを有することができることであり、その時、一つ、二つまたはより多くの偏心板がそれぞれ一つの配置された電気モーターで、または、一つまたは複数の共同の電気モーターで運転可能である。例えば、二つの互いに隔たった偏心板を、一つだけの電気モーターで運転することが可能である。
一つの有利な実施の形態において、チャック装置はさらに、バネ力蓄積部を持っており、それは、つかみ顎が閉じる運動に逆らって、引っ張りおよび/または押圧竿を軸方向に変位させるのに十分な抗力で対抗するものであり、つかみ顎および/または被加工製品の遠心力とつりあうようなものであって、バネ力蓄積部は、複数の互いに平行な、有効な異なった構造のバネ要素を含んでいる。バネ要素の異なった構造というのは、個体の機械的な反発力または流体の圧力のような、異なった物理的動作原理に基づくもの、と理解すべきである。
一つの具体的な実施の形態において、複数の互いに平行な、有効な、異なった構造のバネ要素、具体的には、規定の数のつるまきバネと、同様に規定の数のガス圧バネとを備えている。複数の異なった有効なバネ要素の組み合わせによって、それらは同時に互いに作用しあい、小さい変位量のときに不利なつるまきバネのバネ特性に、ガス圧バネのバネ特性を重ね合わせることができる。具体的に、この方策によって、小さな変位量に過ぎない時でもバネ力蓄積部から、多大な抗力を生み出すことが達成される。ガス圧バネとつるまきバネのバネ特性は、これら発明の思想に従って、具体的な電気モーターの引っ張りおよび/または押圧竿に相対的な配置に無関係に、請求され、互いに組み合わされ、すなわち、互いに重ねあわされる。
好ましいさらなる構成において、最後にセンサー装置も備えられ、それぞれ与えられた抗力を決定することを可能とするために、バネの変位量、実際の圧力すなわちバネ力蓄積部の拡張が検出される。
本発明を、以下に、さらなる特徴と利点について実施例の記述によって、また添付の図面を参照して、詳細に説明する。以下に図示するものは、
図1は、本発明によるチャック装置の、透視図的外観図である。 図2は、図1の実施例の正面図である。 図3は、図2の線III−IIIに沿った断面図である。 図4は、図2の線IV−IVに沿った部分断面図である。 電気機械的な調節駆動装置の作動の仕方を設営する、図4からの切り出し図である。 電気機械的な調節駆動装置の作動の仕方を設営する、図4からの切り出し図である。
図5aは、図3に示した部分の、カップリング構造の動作の仕方を説明するための部分拡大図である。 図5bは、図3に示した部分の、カップリング構造の動作の仕方を説明するための部分拡大図である。 図6は、ガス圧バネとつるまきバネの重畳バネ特性を説明するグラフである。 図7は、本発明によるチャック装置の、制御の構成の実施例の図解である。
図1に、本発明によるチャック装置の一つの実施の形態を外観の見取り図として示す。円筒形の基本形状を有する外筐体39の内部に、外筐体と同軸の、中心軸Aを定義する回転するチャックシリンダ41が配置される。チャックシリンダ41内には軸方向に可動の引っ張りおよび/または押圧竿(Zug−und Druckstange)11が収容されており、これを介して動力チャック(Kraftspannfutter)(図示せず)を、それ自体よく知られている方法で作動させることができる。外筐体39の外にセンサー装置(38、42)が突き出ていることが見て取れ、これらは以下に詳細に説明するように、調節量を検出するものである。本チャック装置の、チャック咥え(図示せず)側の端に、対応工作機械(図示せず)に結合するためのフランジ43が設けられている。
図2は、図1に示したチャック装置の正面図である。気づくべきことは、引っ張りおよび/または押圧竿11は管状の形状に形成されており、内側横断面44は、加工中の製品の交換が可能になるように画定されている、ということである。
図3は、図1及び2のチャック装置の実施の態様の断面図である。中心軸に沿って、管状に形成された引っ張りおよび/または押圧竿11があり、内側横断面44を有するように作られている。チャック装置は、軸Aの方向に沿って構造上3つの互いに並んで配置された部分要素に分けられて構成されている。引っ張りおよび/または押圧竿11の、遠位端の動力チャック(図示せず)と離れた側の端部には、引っ張りおよび/または押圧竿11と同軸に一つの電気モーター12が配置されている。電気モーター12の動力チャック(図示せず)に向かう側には、カップリング構造14が備えられている。カップリング機構14には、次いで、電気モーター12が生み出した回転運動を引っ張りおよび/または押圧竿11の軸方向運動に転換するための伝動装置手段13を含むチャックシリンダ41がつながる。軸方向に電気モーター12が占める領域には、軸Aに平行に伸びる外受け部材40が在る。この実施の形態において、引っ張りおよび/または押圧竿11が外受け部材40を貫いて通っている。
電気モーター12は、ともに軸Aおよび引っ張りおよび/または押圧竿11と同軸の、ステーター45およびローター46を有する。電気モーターとしては特に回転数調節可能なもの、とりわけ操作された、または調節された回転数のもの、さらに好ましくはトルクモーターが用いられる。
図4、4a、4b、5aおよび5bを参照して、さらに詳しく説明をするが、前記カップリング構造14によって、電気モーター12が生み出す回転運動は、必要な場合にチャックシリンダ41に伝動され、その際に、回転運動は、伝動装置手段13によって引っ張りおよび/または押圧竿の軸方向移動に転換される、すなわち、チャックシリンダ41内に収納されたバネ力蓄積部24内の当たり板47の作用を経て転換される。ここに示した実施の形態における、チャックシリンダ41内の伝動装置手段13は、遊星ロールネジ駆動装置(Planetenrollengewindetrieb)31を含む。これら遊星ロールネジ駆動装置は、ここに示すものの場合、引っ張りおよび/または押圧竿11と一体的に構築された、内側に位置する外ネジ山体33と、軸方向に可動の、外側に位置する内ネジ山体32とを含み、内ネジ山体32は、回転モーメントで、カップリング構造14の部分要素16のネジ部として作られた歯車28と噛み合うものである。
外側にある内ネジ山体32と内側にある外ネジ山体33との間には複数のロール体34、35が配置され、これらには内ネジ山体32および外ネジ山体33に対応したネジ山が設けられている。そのため、外側にある内ネジ山体32が引っ張りおよび/または押圧竿11に対して相対的にねじられると、外側にある内ネジ山体32と、内側にある外ネジ山体33すなわち引っ張りおよび/または押圧竿との間の、相対的軸方向変位が生み出される。被加工物が先にしっかりとチャック顎に締め付けられているので、さらなる(外側に位置する)内ネジ山体32の回転は、(内側に位置する)外ネジ体33に両者の間の軸方向変位をもたらす。引っ張りおよび/または押圧竿11がフランジ43に対して同じ軸方向位置に留まるとなると、(外側に位置する)内ネジ山体32は当たり板47と共に軸Aに平行な方向で、フランジ43に向かう方向およびフランジから離れる方向に、変位する。
既に言及したバネ力蓄積部24は内筐体48に支えられた複数のつるまきバネ25およびガス圧バネ26を有しており、つるまきバネ25およびガス圧バネ26はそれぞれに互いに向き合った第一の端部を有し、これら二つの第一の端部の間に既に言及した当たり板47を挟むように構成される。遠位端である第二の端部によってつるまきバネ25およびガス圧バネ26のそれぞれを内筐体内で支えており、このようにして、当たり板47は、その都度の配置されたつるまきバネ25およびガス圧バネ26の圧縮によって対応する力が動員されることによってのみ、中立の基本位置から、一方または他方の向きに、移動調節することができる。
つるまきバネ25とガス圧バネ26は並行して使えるので、異なった構造の2種類のバネ要素の特性を重ね合わせている。結果としてのバネ特性の一つの例が、図6に示されている。つるまきバネは、よく知られているようにおおむね線形のバネ特性を示し、応力印加開始においては比較的小さな効力を生じるのに対し、ガス圧バネは小さな圧縮のときから比較的高い抗力を与える。よって、2つのバネ特性を重ね合わせることにより、微小な変位量から高い抗力値を保証することができ、これにより同時につるまきバネの特性で支持する領域では、シフトした特性となるので、抗力が線形に増大するようにしてより高い抗力を発生させることができ、微小な変位領域であっても十分な抗力を発生させるようにすることができる。
以下に、図4、4a、4b、5aおよび5bを参照して、電気モーター12と伝動装置手段13の間のカップリング構造14を詳細に説明する。カップリング構造は、モーター側の部分要素15と伝動装置側の部分要素16とを有する。ここに示す実施の形態においては、モーター側の部分要素15が軸方向に変位可能に構成されており、これに対して伝動装置側の部分要素は、変位可能な閂要素49以外は軸方向に固定して構成されている。しかしながら既に言及したように、カップリング構造14はモーター側の部分要素15が軸方向に固定的に作成配置され、伝動装置側の部分要素が変位可能に構成されるようにすることも考えられる。
ここに示す実施の態様においては、モーター側の部分要素15は、電気モーター12のローター46の中の対応する案内空間内に食い込む滑り栓50によって、据え付けられている。モーター側の部分要素15は、ここに示す実施の形態において、外側エレメント52と、外側エレメントに軸受53により回転可能に支持された歯車27とを含む。前記の滑り栓50は、回転可能に支持された歯車27に噛み合い、軸方向の案内をするだけでなく、ローター46の回転運動を、モーター側の部分要素に回転可能に支承された歯車27に伝動する、という機能を果たす。
伝動装置側の部分要素16は、まず第一に,軸方向には固定されていて、軸受54、55により回転することは可能であるように支持されている歯車28を有している。歯車28は、既に言及した内ネジ山体32と回転モーメントで結合しており、それは軸方向に配向した案内体(Fuehrung)によって歯車28に相対的に軸方向変位可能に、保持されている。
伝動装置側の部分要素16は、さらに、閂要素49を有しており、内筐体48を回転モーメントで歯車28と、およびまた外側に位置する内ネジ山体32と結合させるために、閂要素はモーター側部分要素15の突合面64によってフランジ43に向かう方向に変位させられることができる。反対側の位置すなわちフランジ43に対して遠い側の位置には、軸受54によりない筐体48に対して自由に動ける歯車28が設けられており、これにより、動力チャックから引っ張りおよび/または押圧竿に伝動される軸方向の力と、バネ力蓄積部24から供給される抗力との間の力の釣合が保たれることが可能である。
以下に、図4、4aおよび4bを参照して、モーター側の部分要素15の移動運動を引き起こす、電気機械的調節駆動装置17について説明する。
具体的な実施における形態は、それぞれ一つの軸56を有する2つの電気モーターの電気機械的調節駆動装置を含むが、ここに示したものは一つの電気モーター18だけが描写される。軸56には、それぞれ回転モーメントで一つの偏心板22が固定されており、偏心板の開口59に一つのプレート57が噛み合わさっており、開口59は適応する偏心曲線58を定義している。電気モーター18は、外筐体39に対してしっかり固定されており、これに対してプレート57は、モーター側部分要素15の、移動可能に設けられた既に言及した外側エレメント52の構成要素となっている。
自明のことであるが、力学的に反対方向の構成も考えられ、その場合、移動可能に構成されたモーター側の部分要素15に電気モーターを配置し、偏心曲線58を有するプレート57を外筐体39に固定することとなる。もちろん、前者の構成すなわち電気モーター18が固定され、プレート57が可動式に構成されるものが、好ましいであろう。プレート57の開口59は、プレート57が外筐体39に相対的に必要な移動経路上を移動することが可能であり、歯車27及び28が、お互いに噛み合う状態および非噛み合いの状態に持ちきたすことができる。プレート57は、既に言及した外側エレメント52の一体となった構成部分とすることもできる。外側エレメント52が複数部材からなるものであるならば、少なくともプレート57および必要とあれば複数部材からなる勘定部材61とを含んで構成され、プレート57は適切な態様で環状部材61と接続され、例えば、結合断片部60を介して環状部材61と接続される。
モーター側部分要素15を、電気モーター12方向に引き付けた定位置に保持するために複数の代替的または重畳的な方策を備えることが可能である。まず、相応の引っ張りバネ20を備えることができ、バネ20は、電気モーター18の何らの動作もなしに、モーター側部分15を電気モーター12に近づいた定位置に保持することができる。代替的に、またはそれに加えて、偏心曲線58と電気モーター18による制御とを、モーター側の部分要素15が電気モーター12に近づいた位置(定位置)に保持されて、上死点を占めるようにすることができ、それ故に、止まっている電気モーターによってこの位置が確実に維持される。電気モーターが相応の動作をするように制御されるときにのみ、プレート57は所望の態様でフランジ43の方向に変位し、それによってモーター側部分要素15の全体が、電気モーター12から伝動装置手段13に向かう方向に変位させられる。
モーター側部分要素15の移動経過を監視するために、センサー装置38が、適切な態様で設置され、センサー装置はモーター側部分要素15のその都度の位置を検出し、それも、好ましくはその都度の最終状態での位置ばかりでなく、離散的でも連続的でも、モーター側部分要素15が存在する中間位置を検出する。
本発明によるチャック装置の制御技術的構成のひとつの実施の形態について図解した図7を参照して、以下に電気モーターとチャックシリンダ41内に収められた伝動装置手段13とのカップリング経過を詳細に説明する。ここに示す一つのチャック動作経過によって、工具または被加工製品をチャック咥え部にチャッキングすることのみならず、逆方向の経過すなわち被加工製品または工具をチャック咥え部から外すことも、バネ力蓄積部24から供給される力の増加および減少とともに、理解されるべきである。
制御装置62は、電気機械的調節駆動装置17のセンサー装置38と、および同様にバネ力蓄積部24の動作行程を検出するセンサー装置42と接続された状態にある。さらに、制御装置62はまた、電気モーター12の回転数あるいは回転の一部、とりわけ電気モーター12の回転角度位置の変化のみを検出するセンサー65と接続された状態にある。完全な回転を検出する場合、例えばホールセンサを用いた設計とすることができる。さらにその上、制御装置62はまた、引っ張りおよび/または押圧竿11の回転数および角度位置を検出するセンサー66と接続される。自ずから理解されることであるが、センサー装置38、42およびセンサー65、66により検出されたデータは、少なくとも部分的に外部の制御装置、例えば工作機械制御装置63が準備するようにすることも可能である。
そのような工作機械制御装置63は、通常、引っ張りおよび/または押圧竿11に対応する、工具または被加工製品の回転速度に関連する十分な情報を、自由に使用する。工作機械制御装置63は、データの供給に寄与するのみならず、電気モーター12の固有の制御および/または電気モーター18を含む電気機械的調節駆動装置17の制御に関して、制御装置62と、とりわけ上位の制御を実施する中において、共同作業をおこなうことができる。
チャッキングの過程が実行されるならば、モーター側部分要素15は伝動装置側部分要素16に近づく方向に動き、その際に前記センサー装置38はモーター側部分要素15のその都度の移動位置を検出するであろう。今や二つの場合が出現する。歯車27と28とが、それらの接近により噛み合いを既に完了させている場合には、モーター側部分要素15が全体的な移動行程を実行し、電気モーター12と、チャックシリンダー41内に配置された伝動装置手段13とのカップリングが実現しておりモーター側部分要素15はカップリング位置に達しているということをセンサー装置38が検出する。しかしながら、モーター側部分要素15が工程を完全に実行できなかったことをセンサー装置が検出した場合、歯車27、28が直接に重なり合う状態ではなく、制御装置62は、必要な場合にはモーター側部分要素15の少しだけの逆戻りによって、ローター46の回転により駆動軸側の歯車27の回転を引き起こすために、電気モーターを短く作動させる。
これに続いて、近接化の実行が再度行われ、センサー装置38によって、モーター側部分要素15が、今やその最終位置(カップリングした位置)に到達しているかどうか、それ故に歯車27と28との噛み合いが実現しているかどうかをチェックする。続いて、電気モーター12が、引っ張りおよび/または押圧竿11の軸方向変位によって工具または被加工製品をチャック咥え部から解放するかまたはチャック咥え部にチャッキングするために、その都度必要とされる回転方向に作動される。
自ずから理解されるように、カップリングされた状態での電気モーター12のこのような動作によって、バネ力蓄積部24が生み出す抗力を変化させることができ、提供される抗力を増加させるために、互いに並列に配置されたつるまきバネ25とガス圧バネ26とをさらに圧縮させること、および、提供される抗力を減らすために、並列に配置されたつるまきバネ25とガス圧バネ26とから負担をへらすことなどが可能である。
本発明によるチャック装置の構成は、バネ力蓄積部24が有する抗力の、工作機械の運転中における、すなわち回転している引っ張りおよび/または押圧竿11においての、増大または減少の実行をも可能にするものである。そのような場合、連結を外した状態−モーター側部分要素15は電気モーター12に近接した定位置側に在る−の電気モーター12は、制御装置62によって、引っ張りおよび/または押圧竿11と同一回転数に持ち来たされる。このためにセンサー66が、引っ張りおよび/または押圧竿11の回転数を検出する。
制御装置62は、電気モーター12を、引っ張りおよび/または押圧竿11の回転数と同一の回転数で回るように制御する。必要な場合には、電気モーターの実際の回転数を、さらなるセンサー65によって監視する。引っ張りおよび/または押圧竿11の回転数が電気モーター12の回転数と一致すれば、固有のカップリング経過を成就することが可能となる。
次にモーター側部分要素15がチャックシリンダー41内に位置する伝動装置手段13に向かって、それゆえ歯車28に向かって移動する。このときも移動の運動はセンサー装置38によって監視される。センサー装置38がモーター側部分要素15の意図したカップリング位置への到達を確認すると、引っ張りおよび/または押圧竿11に相対的な電気モーターの回転数の、あらかじめ定めた増加またはあらかじめ定めた減少によって、バネ力蓄積部24が生み出す抗力の増大または減少が行われる。
ここにおいて、引っ張りおよび/または押圧竿11と電気モーター12との回転数の相違が、外側に位置する内ネジ山体32の内側に位置する外ネジ山体33に対する回転を結果として生じ、それゆえにバネ力蓄積部24における移動行程を結果として生じる。代替的に、また好ましくはこれに加えて、バネ力蓄積部24の移動行程をセンサー装置42で監視する。所望の新しい抗力が得られるや否や、モーター側部分要素15は定位置に戻り、引っ張りおよび/または押圧竿11に働く力とバネ力蓄積部24が生み出す抗力との間の新しい釣合が得られる。自ずから理解されるように、これらの経過は、任意に、必要がある限り何度でも繰り返すことができる。
この、提案された純粋に電気モーターにより作動可能なチャッキング構造によって、迅速かつ確実なチャッキング過程が可能になる。同時に、バネ力蓄積部が供給する抗力の修正が、工作機械が稼働中であっても行えるようになる。
符号の説明
11 引っ張りおよび/または押圧竿(Zug− und/oder Druckstange)
12 電気モーター
13 伝動装置手段
14 カップリング構造
15 モーター側部分要素
16 伝動装置側部分要素
17 電気機械的調節駆動装置(Electromechanisher Verstellantrieb)
18 電気モーター
20 引っ張りバネ
22 偏心板
24 バネ力蓄積部
25 つるまきバネ
26 ガス圧バネ
27、28 歯車
31 遊星ロールネジ駆動装置(Planetenrolengewindetrieb)
32 (外側に位置する)内ネジ山体
33 (内側に位置する)外ネジ山体
34、35 ロール体
37 外ネジ山(ロール体)
38 センサー装置
39 外筐体
40 軸方向外受け部材
41 チャックシリンダー
42 センサー装置
43 フランジ
44 (内側)内側横断面
45 ステーター
46 ローター
47 当たり板
48 内筐体(チャックシリンダー)
49 閂要素
50 滑り栓(Fuehrungszapfen)
51 案内空間(Fuehrungsausnehmungen)
52 外側エレメント
53 軸受
54 軸受
55 軸受
56 軸(電気モーター)
57 プレート
58 偏心曲線
59 開口
60 結合断片部
61 環状部材
62 制御装置
63 工作機械制御装置
64 突合面(Anschlagflaeche)
65 センサー(電気モーター回転)
66 センサー(引っ張りおよび/または押圧竿回転)
67 案内(内ネジ山体)

Claims (16)

  1. 工作機械、とりわけ旋盤またはフライス盤のためのチャック装置であって、工具または被加工製品の固定のための動力チャックを備え、チャック顎が軸上のチャック装置によって移動可能であり、工作機械の稼働中に、追従して引っ張りおよび/または押圧竿(11)を動かすことが可能であり、
    引っ張りおよび/または押圧竿(11)の軸方向の移動は、引っ張りおよび/または押圧竿(11)と同軸に配置されるが工作機械の運転中は引っ張りおよび/または押圧竿(11)と共には回転しない電気モーター(12)によって生じ、
    引っ張りおよび/または押圧竿(11)と共に回転する伝動装置手段(13)を備えており、また
    電気モーター(12)が、必要な場合に回転モーメントで伝動装置手段(13)とカップリングし、それにより引っ張りおよび/または押圧竿(11)に軸方向の力を印加するための、カップリング装置(14)を備える前記チャック装置。
  2. 電気モーター(12)が、一つの軸方向くりぬき部(40)を有し、好ましくは引っ張りおよび/または押圧竿が、該くりぬき部(40)を完全にまたは部分的に貫いていることを特徴とする、請求項1に記載のチャック装置。
  3. カップリング装置(14)が、第一のカップリングしていない位置から第二のカップリングした位置に、及びその反対に、移動可能なモーター側の部分要素(15)および伝動装置側の部分要素(16)を含み、ここにおいてカップリング装置(14)は電気機械的な調節駆動装置(17)を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のチャック装置。
  4. 調節駆動装置(17)が、チャック装置に一体化されており、径方向に引っ張りおよび/または押圧竿(11)を貫く軸から電気モーター(12)及び伝動装置手段(13)を収容する外筐体(39)を超えて突き出していないことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のチャック装置。
  5. カップリング装置(14)が、二つの互いに噛み合える歯車(27、28)を含み、駆動側の歯車(27)はモーター側の部分要素(15)であるか、モーター側の部分要素(15)を形成するものであり、被駆動側の歯車(28)は伝動装置側の部分要素(16)であるか、伝動装置側の部分要素(18)を形成するものである、請求項3または4に記載のチャック装置。
  6. 駆動側の歯車(27)および/または被駆動側の歯車(28)が、引っ張りおよび/または押圧竿(11)同軸に回転するように構成された、請求項5に記載のチャック装置。
  7. 歯車(27、28)の歯の対が、側面または前面に形成されていることを特徴とする、請求項5または6に記載のチャック装置。
  8. 引っ張りおよび/または押圧竿(11)とともに回転する伝動装置手段(13)が、
    一つの外側に位置する内ネジ山体(32)と、
    内側に位置する外ネジ山体(33)であって引っ張りおよび/または押圧竿(11)に固く結合しているかまたはそれと一体的に構成された前記外ネジ山体と、
    外ネジ山体(33)および内ネジ山体(32)との間に位置する、円筒形の基本形状を有し内ネジ山体(32)及び外ネジ山体(33)と噛み合う外ネジ山(37)を有するロール体(34、35)を持った遊星ロールネジ駆動機構(31)を含むことを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のチャック装置。
  9. 電気モーター(12)、伝動装置手段(13)及びカップリング装置(14)が、全て引っ張りおよび/または押圧竿(11)と同軸で、それぞれ順番に並んで配置されていることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載のチャック装置。
  10. 伝動装置手段(13)が、動力チャックに向いた側に、電気モーター(12)が、動力チャックと反対の側に、そしてカップリング装置(14)がそれらの間で引っ張りおよび/または押圧竿(11)に配置されていることを特徴とする、請求項9に記載のチャック装置。
  11. 電気機械的調節駆動装置(17)が、二つの電気モーターを含み、ここにおいてそれぞれが電気モーター(18)により動かされる一つの偏心板によって、モーター側の部分要素(15)および伝動装置手段側の部分要素(16)を、互いに離れさせるおよび/または互いに接近させることが可能であることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のチャック装置。
  12. 偏心板(22)の移動運動と対向する運動を一つ以上の引っ張りバネ(20)あるいは一つ以上の押圧バネにより引き起こすことを特徴とする、請求項11に記載のチャック装置。
  13. 偏心板(22)が電気モーター(18)によって、または電気モーターが偏心板によって、上死点に持ち来すことができ、自己停止がもたらされることを特徴とする請求項13に記載のチャック装置。
  14. チャック装置がバネ力蓄積部(24)を備え、バネ力蓄積部(24)は、チャック咥えの締め付け動作による引っ張りおよび/または押圧竿(11)の軸方向の変位を、チャック咥えおよび/または被加工製品の遠心力に均衡するような、十分な抗力で対抗するものであり、ここにおいてバネ力蓄積部は複数の平行な互いに対して働く異なった構造のバネ要素(25、26)を含むものである、請求項1から13のいずれか一項に記載のチャック装置。
  15. バネ力蓄積部(24)は、あらかじめ定めた数のつるまきバネ(25)とともにあらかじめ定めた数のガス圧バネ(26)を含むことを特徴とする、請求項14に記載のチャック装置。
  16. センサー装置(38)を備えており、センサー装置は、それぞれに与えられた抗力を最終的に決定するために、バネ力蓄積部(24)内のバネの変位とともに実際の押圧力(すなわち拡張)を検出することを特徴とする、請求項15に記載のチャック装置。
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