JP2015035377A - フラットケーブル - Google Patents

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【課題】コネクタ等との接続が容易なフラットケーブルを提供する。【解決手段】フラットケーブル1は、平面状に並列された少なくとも2本の第1平角導体11と、第1平角導体11を一体化する絶縁体12とをそれぞれ含む複数のサブユニット10と、平面状に並列された複数のサブユニット10の並列面の上下から貼り合わされる一対のシールドテープ20とを備えている。第1平角導体11の並列方向に沿った一対のシールドテープ20の幅は、複数のサブユニット10が並列された状態での幅方向の一端側のサブユニット10Aから他端側のサブユニット10Bまでの幅よりも広く、一対のシールドテープ20の幅方向における両端部において一対のシールドテープ20同士が貼り合わされ、フラットケーブル1の長さ方向の端部において、並列された第1平角導体11の長さ方向の端部が露出されて絶縁体12または絶縁体12とは別のフィルムに貼り付けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、フラットケーブルに関する。
従来、並列された一対の絶縁導体により構成される複数のユニット(導体対)の並列面の上下から複数の電線対を挟んで一対のシールドフィルムを貼り合わせたシールドケーブルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国公開特許出願2012/0097421号
特許文献1のシールドケーブルにおいては、複数のユニットは断面円形の絶縁導体から構成されているため、当該シールドケーブルをコネクタ等と接続するためには、各絶縁導体を端末処理してコネクタに設けられたコンタクト部材と接続する作業が必要であった。
そこで、本発明は、コネクタ等との接続が容易なフラットケーブルを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のフラットケーブルは、
平面状に並列された少なくとも2本の第1平角導体と、前記第1平角導体を一体化する絶縁体とをそれぞれ含む複数のサブユニットと、
平面状に並列された前記複数のサブユニットの並列面の両側から貼り合わされる一対のシールドテープと、
を備え、
前記平角導体の並列方向に沿った前記一対のシールドテープの幅は、前記複数のサブユニットが並列された状態での幅方向の一端側のサブユニットから他端側のサブユニットまでの幅よりも広く、
前記一対のシールドテープの前記幅方向における両端部において前記一対のシールドテープ同士が貼り合わされ、
前記フラットケーブルの長さ方向の端部において、並列された前記第1平角導体の長さ方向の端部が露出され前記絶縁体または前記絶縁体とは別のフィルムに貼り付けられている。
本発明によれば、コネクタ等との接続が容易なフラットケーブルを提供することができる。
本実施形態に係るフラットケーブルの横断面図である。 図1のフラットケーブルの端部を示す縦断面図である。 図1のフラットケーブルの製造方法を示す模式図である。 図1のフラットケーブルの製造方法を示す模式図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明の実施形態に係るフラットケーブルは、
(1)平面状に並列された少なくとも2本の第1平角導体と、前記第1平角導体を一体化する絶縁体とをそれぞれ含む複数のサブユニットと、
平面状に並列された前記複数のサブユニットの並列面の両側から貼り合わされる一対のシールドテープと、
を備え、
前記平角導体の並列方向に沿った前記一対のシールドテープの幅は、前記複数のサブユニットが並列された状態での幅方向の一端側のサブユニットから他端側のサブユニットまでの幅よりも広く、
前記一対のシールドテープの前記幅方向における両端部において前記一対のシールドテープ同士が貼り合わされ、
前記フラットケーブルの長さ方向の端部において、並列された前記第1平角導体の長さ方向の端部が露出され前記絶縁体または前記絶縁体とは別のフィルムに貼り付けられている。
この構成によれば、従来の断面円形状の絶縁電線を備えたフラットケーブルと同等の優れた電気特性を有する。また、フラットケーブルの端部では平角導体の一方の面が露出されて並列して絶縁体または別のフィルムに貼られているので、コネクタにフラットケーブル端部を挿入するだけで各平角導体をコネクタのコンタクト部材と接続することができる。
(2)前記絶縁体と前記一対のシールドテープとの間に、インピーダンス調整のための介在層が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、介在層によりインピーダンス調整がなされるため、伝送信号の反射損失を防いで、良好な伝送特性を得ることができる。
(3)前記並列面において、前記複数のサブユニットと所定の間隔をあけて少なくとも1本の第2平角導体が配置され、
前記少なくとも1本の第2平角導体は前記並列面の両側から前記一対のシールドテープにより挟み込まれている。
この構成によれば、グランド線として用いられる第2平角導体をフラットケーブル内に容易に組み込むことができる。
(4)前記第1平角導体が同一平面上に並列されていることが好ましい。
この構成によれば、コネクタ等のコンタクト部材に各平角導体を接続するときに線間で段差が生じない。
(5)前記絶縁体は、絶縁フィルムから構成され、
前記絶縁フィルムは、前記第1平角導体をその並列面の両側から挟み込んでいることが好ましい。
この構成によれば、平角導体の本数が異なるなど多種のサブユニットが製造されるのに適している。
(6)前記絶縁体は、前記第1平角導体の周囲に押出し被覆された樹脂により構成されていることが好ましい。
この構成によれば、同種のサブユニットが大量に製造されるのに適している。
(7)前記第1平角導体の露出部分と、前記一対のシールドテープのうち一方のシールドテープとに、前記別のフィルムが貼り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、フラットケーブルの端部を接続部材に直接挿入し易く、接続作業性が良い。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明に係るフラットケーブルの実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るフラットケーブル1の横断面図である。
本実施形態に係るフラットケーブル1は、機器を電気的に接続するため、もしくは機器内配線のために用いられるケーブルである。このフラットケーブル1は、例えばデータセンタ等で使用されるケーブル規格であるMini−SAS(Serial Attached SCSI)ケーブルとして用いられるものである。
図1に示すように、フラットケーブル1は、複数のサブユニット10と、介在層15と、一対のシールドテープ20とを備えている。
複数のサブユニット10は、平面状に配列された複数本(ここでは、2本または4本)の平角導体11(第1平角導体の一例)と、配列された複数本の平角導体を覆う絶縁フィルム12(絶縁体の一例)とを備えている。
平角導体11は、例えば錫メッキ銅導体から構成されている。この平角導体11は、断面において、例えば縦0.1mmで横0.6mmの略扁平な矩形状に形成されている。平角導体の断面積は、AWG#30相当(0.05mm程度)であることが好ましい。本実施形態においては、差動伝送を目的として2本一組の平角導体11によりサブユニット10が構成されているが、図1の中央のサブユニット10のように偶数本(例えば、4本)の平角導体11により1つのサブユニット10が構成されてもよい。
絶縁フィルム12は、例えばポリエステル樹脂などから形成されている。絶縁フィルム12には、その互いに対向する面に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは紫外線硬化性樹脂などからなる接着層13が設けられている。絶縁フィルム12は、例えば幅が1.8mmで、厚さが50〜100mm程度である。
一対の絶縁フィルム12は、平面状に配列された平角導体11をその配列面の両側から挟み込んだ状態で、接着層13を介して互いに貼り合わされている。これにより、複数本の平角導体11が一対の絶縁フィルム12により覆われている。なお、接着層13は、絶縁フィルム12との接着力が平角導体11との接着力よりも強く設定されていることが好ましい。例えば、平角導体11を構成する金属よりも絶縁フィルム12を構成する樹脂との接着力が強い接着剤を用いることが好ましい。
1つのサブユニット10を構成する平角導体11同士の間隔Gは例えば0.2mmとされている。一つのサブユニット10の幅方向の端に位置する平角導体11の幅方向端部から絶縁フィルム12の幅方向端部までの長さMは、0.2mm程度とされている。平角導体11同士の中心間距離P(並列ピッチ)は、例えば0.8mmである。
このように構成された複数のサブユニット10が、各サブユニット10の平角導体11の並列面が同一平面上にある状態で所定の間隔で並列されている。隣接するサブユニット10同士の間隔Dは、例えば0.4mmである。また、隣接するサブユニット10に含まれる平角導体11同士の間隔Qは例えば0.8mm程度である。
このように並列された複数のサブユニット10の並列面の上下から一対のシールドテープ20が貼り合わされている。複数のサブユニット10の間においては上下のシールドテープ20同士が貼り合わされている。一対のシールドテープ20は、金属層21と接着層22から構成されている。金属層21は、例えば、Alから構成され、接着層22は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいは紫外線硬化性樹脂などから構成されている。
図1に示すように、貼り合わされた一対のシールドテープ20の幅L1(平角導体11の並列方向に沿った幅)は、複数のサブユニット10が並列された状態での一端側のサブユニット10Aから他端側のサブユニット10Bまでの幅L2よりも広くなっている。そのため、一対のシールドテープ20の幅方向における両端部Sにおいては、一対のシールドテープ20同士が貼り合わされている。
サブユニット10の絶縁フィルム12と一対のシールドテープ20との間には、インピーダンス調整のための介在層15が設けられている。介在層15は、ポリエチレン(PE)などからなる樹脂フィルムまたは繊維層から構成され、その厚さは例えば0.2mm程度である。
フラットケーブル1のインピーダンスは100Ω程度であることが好ましい。複数のサブユニット10とその両側の介在層15とを合わせた厚さは、例えば0.6mmまたはそれ以上となる。
複数のサブユニット10の並列面において、複数のサブユニット10と間隔をあけて少なくとも1つの平角導体11A(第2平角導体の一例)が配置されている。この平角導体11Aは、例えばグランド線として用いられる。本実施形態においては、フラットケーブル1の幅方向の端部Sに、平角導体11Aがそれぞれ1本ずつ配置されている。これら平角導体11Aは複数のサブユニット10と同様に並列面の両側から一対のシールドテープ20により挟み込まれている。
なお、本実施形態においては、サブユニット10内の平角導体11同士の間隔、複数の平角導体11を一体化する絶縁体12の長さ、複数のサブユニット10の間隔は、Mini−SAS用コネクタの規格寸法に合わせたピッチに設定されている。
図2は、フラットケーブル1の端部を示す縦断面図である。
図2に示すように、フラットケーブル1の長手方向における端部においては、絶縁フィルム12、介在層15およびシールドテープ20が所定長さ除去され、平角導体11,11Aが露出されている。露出された平角導体11,11Aの露出部分と、一対のシールドテープ20のうち一方のシールドテープ20(図2における下側のシールドテープ20)とを覆うように、絶縁フィルム12とは別の補強フィルム25(別のフィルムの一例)が貼り付けられている。補強フィルム25は、ポリエステル樹脂などから形成されている。
補強フィルム25により補強されたフラットケーブル1の端部は不図示の接続部材に直接挿入して接続される。接続部材としては、例えばMini−SAS用コネクタが好適である。
このように平角導体11,11Aの露出部分とシールドテープの一面に補強フィルム25を貼り付けることにより、平角導体11,11Aの並列形状を維持したままでフラットケーブル1を接続部材に接続させることができる。
次に、図3および図4を用いて本実施形態に係るフラットケーブル1の製造方法について説明する。
本実施形態に係るフラットケーブル1は、まず長尺ケーブル14を作成し、次に長尺ケーブル14を所望長さに切断した複数のサブユニット10を作成し、更に複数のサブユニット10に介在層15を介した状態で一対のシールドテープ20を貼り合わせることにより作成される。
まず、図3に示すように、長尺ケーブル14を作成する。互いに対向して押圧し合う一対のラミネートローラ31,31の間に複数本の平角導体11を所定の間隔で並列して供給する。各平角導体11は不図示のボビンから繰り出される。次に、一対のラミネートローラ31,31の間に、接着層13が塗布された絶縁フィルム12,12を一対の絶縁フィルム保持ローラ33,33から平角導体11の配列面の両側に供給する。そして、一対のラミネートローラ31,31によって、平角導体11を挟み込んだ一対の絶縁フィルム12,12を押圧し、絶縁フィルム12,12を互いに貼り合わせ、長尺ケーブル14を形成する。このようにして形成された長尺ケーブル14が、ラミネートローラ31,31から下流に搬送され、さらに巻取りローラ32により巻き取られる。
次に、図4(a)に示すように、長尺ケーブル14を切断し、所望の幅および所望の数の平角導体11を備えた複数のサブユニット10を得る。フラットケーブル1の端部において絶縁フィルム12に切り込みを入れてこれらを除去し、図2に示すように平角導体11を露出する。
次に、図4(b)に示すように、複数のサブユニット10を所定間隔で並列するとともに、その並列方向の両端に平角導体11Aをそれぞれ配置する。このとき、各サブユニット10と両端の平角導体11Aの長さを同じとする。そして、サブユニット10の上下に各サブユニット10の絶縁体12と長さを同じとした介在層15を貼り付ける。
次に、図1および図4(b)に示すように、並列された複数のサブユニット10および介在層15、ならびに平角導体11Aを挟み込んだ状態で一対のシールドテープ20を両側から貼り合わせる。各シールドテープ20とサブユニット10の間に介在層15が挟まるようにして一対のシールドテープ20が貼り合わされる。なお、サブユニット10の長さ方向の端部において平角導体11が露出された部分には介在層15もシールドテープ20も貼らない。
最後に、図2に示すように、平角導体11,11Aの露出部分と一方のシールドテープ20を覆うように補強フィルム25を貼り付ける。このようにして、本実施形態のフラットケーブル1が得られる。
以上説明したように、本実施形態においては、平角導体11を備えた複数のサブユニット10を所定の間隔で並列させて、一端側のサブユニット10Aから他端側のサブユニット10Bまでの幅よりも広い一対のシールドテープ20により複数のサブユニット10を一体化することで、例えばMini−SAS用コネクタの規格形状に合ったフラットケーブル1を製造することができる。そのため、例えば10Gbpsの高速デジタル伝送が可能な従来の断面円形状の絶縁電線を備えたフラットケーブルと同等の電気特性を有したフラットケーブル1を提供することができる。また、フラットケーブル1は、断面が略扁平な矩形状の平角導体11,11Aを備えているため、その長手方向に沿った方向に曲げやすく、取扱性に優れている。さらに、従来のようにコネクタ等の接続部材との接続のために絶縁電線を端末処理して各丸線導体を半田付けするなどの作業に比べて、サブユニット10の長さ方向の端部において露出された平角導体11をコネクタ等に挿入するだけで接続することができるため、接続作業性に優れている。
また、本実施形態によれば、絶縁フィルム12と一対のシールドテープ20との間に、介在層15が設けられ、この介在層15によりインピーダンス調整がなされるため、伝送信号の反射損失を防いで、良好な伝送特性を得ることができる。
また、一端側のサブユニット10の外側および他端側のサブユニット10の外側にそれぞれ配置された平角導体11Aは、両側から一対のシールドテープ20により挟み込まれている。この構成によれば、グランド線として用いられる平角導体11Aをフラットケーブル1内に容易に組み込むことができる。
また、各サブユニット10の平角導体11が同一平面上に並列されているため、コネクタ等のコンタクト部材に各平角導体11を接続するときに線間で段差が生じない。
また、絶縁フィルム12により、平角導体11がその並列面の両側から挟み込まれて各サブユニット10が形成されている。この構成によれば、平角導体11の本数が異なるなど多種のサブユニット10が製造されるのに適している。
また、複数のサブユニット10の長手方向の端部において、平角導体11,11Aの露出部分と、一対のシールドテープ20のうち一方のシールドテープ20とを覆うように、補強フィルム25が貼り付けられている。この構成によれば、平角導体11,11Aが露出されたフラットケーブル1の端部を、機械的な接触で導通を図るコネクタ等の接続部材に直接挿入し易くなり、接続作業性が良い。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
上記の実施形態においては、フラットケーブル1の長さ方向の端では絶縁フィルム12を完全に除去して平角導体11を露出したが、平角導体11に貼り合わされる二枚の絶縁フィルムのうち一方を残して、平角導体11が一枚の絶縁フィルムで裏打ちされた状態で露出するようにしてもよい。この場合、補強フィルム25は平角導体11を裏打ちする絶縁フィルムの下に貼られる。
また、上記の実施形態においては、複数の平角導体11を一体化する絶縁体として、絶縁フィルム12が用いられているが、この例に限られない。例えば、平角導体11の周囲に樹脂を押出し被覆することにより絶縁体が構成されていてもよい。この構成によれば、同種のサブユニットが大量に製造されるのに適している。
また、上記の実施形態においては、一端側のサブユニット10Aの外側および他端側のサブユニット10Bの外側に、平角導体11Aがそれぞれ1本ずつ配置されているがこの例に限られない。例えば、隣接するサブユニット10の間にグランド線として用いられる少なくとも1本の平角導体11Aが配置される構成としてもよい。
また、上記の実施形態においては、シールドテープ20は、金属層21と接着層22とを含んでいるが、金属層21のさらに外側に金属層21を保護するための樹脂層を設けてもよい。
1:フラットケーブル
10:サブユニット
11:平角導体(第1平角導体の一例)
11A:平角導体(第2平角導体の一例)
12:絶縁フィルム(絶縁体の一例)
13:接着層
14:長尺ケーブル
15:介在層
20:シールドテープ
21:金属層
22:接着層
25:補強フィルム(別のフィルムの一例)
31:ラミネートローラ
32:巻取りローラ
33:絶縁フィルム保持ローラ

Claims (7)

  1. 平面状に並列された少なくとも2本の第1平角導体と、前記第1平角導体を一体化する絶縁体とをそれぞれ含む複数のサブユニットと、
    平面状に並列された前記複数のサブユニットの並列面の両側から貼り合わされる一対のシールドテープと、
    を備え、
    前記第1平角導体の並列方向に沿った前記一対のシールドテープの幅は、前記複数のサブユニットが並列された状態での幅方向の一端側のサブユニットから他端側のサブユニットまでの幅よりも広く、
    前記一対のシールドテープの前記幅方向における両端部において前記一対のシールドテープ同士が貼り合わされ、
    前記フラットケーブルの長さ方向の端部において、並列された前記第1平角導体の長さ方向の端部が露出され前記絶縁体または前記絶縁体とは別のフィルムに貼り付けられている、フラットケーブル。
  2. 前記絶縁体と前記一対のシールドテープとの間に、インピーダンス調整のための介在層が設けられている、請求項1に記載のフラットケーブル。
  3. 前記並列面において、前記複数のサブユニットと間隔をあけて少なくとも1本の第2平角導体が配置され、
    前記少なくとも1本の第2平角導体は前記並列面の両側から前記一対のシールドテープにより挟み込まれている、請求項1または請求項2に記載のフラットケーブル。
  4. 前記第1平角導体が同一平面上に並列されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のフラットケーブル。
  5. 前記絶縁体は、絶縁フィルムから構成され、
    前記絶縁フィルムは、前記第1平角導体をその並列面の両側から挟み込んでいる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のフラットケーブル。
  6. 前記絶縁体は、前記第1平角導体の周囲に押出し被覆された樹脂により構成されている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のフラットケーブル。
  7. 前記第1平角導体の露出部分と、前記一対のシールドテープのうち一方のシールドテープとに、前記別のフィルムが貼り付けられている、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のフラットケーブル。
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