JP2015033561A - 脳機能計測装置および脳機能計測装置用計測プローブ - Google Patents

脳機能計測装置および脳機能計測装置用計測プローブ Download PDF

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Haruhide Udagawa
晴英 宇田川
井上 芳浩
Yoshihiro Inoue
芳浩 井上
石川 亮宏
Akihiro Ishikawa
亮宏 石川
善紀 増田
Yoshiaki Masuda
善紀 増田
孝司 網田
Kouji Amita
孝司 網田
俊平 山口
Shunpei Yamaguchi
俊平 山口
晴雄 宇野
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晴雄 宇野
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Abstract

【課題】有毛部において計測プローブを頭部表面に容易に接触させながら、無毛部において計測プローブを頭部表面に接触させる際の痛みを被験者に感じにくくすることが可能な脳機能計測装置を提供する。
【解決手段】光計測装置(脳機能計測装置)は、被験者の頭部101に配置される複数の計測プローブと、複数の計測プローブの各々と接続され、計測プローブを介して計測を行う本体部とを備える。複数の計測プローブは、被験者の頭部側の先端部20aにおいて、第1接触部を有する第1プローブと、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部よりも大きい第2接触部40を有する第2プローブとを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、脳機能計測装置および脳機能計測装置用計測プローブに関し、特に、被験者の頭部に複数の計測プローブを配置する脳機能計測装置およびそのような脳機能計測装置に用いる脳機能計測装置用計測プローブに関する。
従来、脳機能計測において、被験者の頭部に複数の計測プローブを配置する構成が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、被験者の頭部に装着されるホルダと、ホルダに取り付けられることにより被験者の頭部の所定位置に配置される計測プローブとが開示されている。ホルダには、複数の取付穴が設けられており、これらの取付穴の各々に1つずつ計測プローブが挿入されて取り付けられる。計測プローブは、先端部が被験者の頭部表面と接触するように配置され、先端部から計測信号の送受を行う。
上記特許文献1のような計測プローブを用いて脳機能計測を行う場合で、有毛部(毛髪のある部位)に計測プローブを配置する際には、棒状の道具で毛髪を掻き分けてホルダの取付穴から頭部表面を露出させた上で、計測プローブを取付穴に挿入することにより、計測プローブの先端部を頭部表面に接触させていた。このため、計測プローブの先端部は、毛髪を掻き分けて頭部表面と接触できるように細長形状に形成され、頭部表面との接触面積が小さくなるように構成されている。
特開2004−313741号公報
しかしながら、脳機能計測では、無毛部(毛髪のない部位、たとえば前額部など)に計測プローブを配置して計測を行う場合もある。有毛部では接触部の周囲の頭髪がクッションのように作用し、計測プローブの先端部と頭部表面との接触圧力を軽減する一方、無毛部では計測プローブの先端部が緩衝されることなく頭部表面と接触することになる。このため、無毛部で細長形状の先端部が緩衝されずに頭部表面と接触することに起因して、被験者によっては痛みを感じる場合がある。このため、計測プローブを無毛部に接触する際の痛みをより感じにくくすることが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、有毛部において計測プローブを頭部表面に容易に接触させながら、無毛部において計測プローブを頭部表面に接触させる際の痛みを被験者に感じにくくすることが可能な脳機能計測装置および脳機能計測装置用計測プローブを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における脳機能計測装置は、被験者の頭部に配置される複数の計測プローブと、複数の計測プローブの各々と接続され、計測プローブを介して計測を行う本体部とを備え、複数の計測プローブは、被験者の頭部側の先端部において、第1接触部を有する第1プローブと、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部よりも大きい第2接触部を有する第2プローブとを含む。
この発明の第1の局面による脳機能計測装置では、上記のように、複数の計測プローブに、被験者の頭部側の先端部において、第1接触部を有する第1プローブと、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部よりも大きい第2接触部を有する第2プローブとを設けることによって、頭髪を掻き分ける必要がある有毛部などには接触面積が小さい第1接触部を有する第1プローブを容易に配置することができるとともに、頭髪を掻き分ける必要がない無毛部などには、接触面積が大きい第2接触部を有する第2プローブを配置することができる。その結果、有毛部において計測プローブ(第1プローブ)を頭部表面に容易に接触させながら、計測プローブの先端部が緩衝されずに頭部表面と接触する無毛部でも、接触面積が大きい第2プローブの第2接触部によって被験者に痛みを感じにくくすることができる。
上記第1の局面による脳機能計測装置において、好ましくは、第1接触部は、細長形状を有し、第2接触部は、被験者の頭部表面に沿った扁平形状を有する。このように構成すれば、被験者の頭部表面に沿った扁平形状の第2接触部を有する第2プローブを用いれば、無毛部での第2接触部の接触面積を容易に拡大して被験者に痛みを感じにくくすることができる。また、その場合でも、細長形状の第1接触部を有する第1プローブを用いれば、毛髪を掻き分ける必要のある有毛部にも計測プローブを容易に配置することができる。また、第2プローブの接触面積が大きくなるので、被験者の動作に起因するプローブ位置ずれを抑制することもできる。
上記第1の局面による脳機能計測装置において、好ましくは、第1プローブは、被験者の頭部の有毛部に対応する位置に配置されるように構成され、第2プローブは、被験者の頭部の無毛部に対応する位置に配置されるように構成されている。このように構成すれば、毛髪によって緩衝される有毛部と、緩衝作用が得られない無毛部とでそれぞれ第1プローブと第2プローブとを使い分けることができる。これにより、容易に、有毛部において第1プローブを頭部表面に容易に接触させながら、無毛部でも第2プローブによって被験者に痛みを感じにくくすることができる。なお、本発明において有毛部とは、頭部のうち毛髪(頭髪)がある領域を意味する。また、無毛部とは、頭部のうち毛髪(頭髪)が無いか、または、産毛のような計測プローブを用いた計測に影響しない程度に毛髪が存在する領域を意味する。有毛部および無毛部は、被験者によって位置および範囲が異なる領域である。
上記第1の局面による脳機能計測装置において、好ましくは、第2接触部は、少なくとも頭部表面側に弾性変形可能な接触面部を有する。このように構成すれば、第2接触部を被験者の頭部表面と接触させた状態で接触圧力が加わっても、被験者にさらに痛みを感じにくくすることができる。また、被験者に痛みを感じさせることなく頭部表面に接触圧力を加えることができるので、頭部表面と計測プローブ(第2プローブ)との接触状態を維持することができる。その結果、接触状態の変化に伴うノイズを抑制して良好な脳機能計測が可能となる。
上記第1の局面による脳機能計測装置において、好ましくは、複数の計測プローブを取り付けるための取付穴を含むとともに、被験者の頭部に装着されるホルダをさらに備え、第1接触部は、取付穴よりも小さい外形形状を有し、第2接触部は、少なくとも頭部表面側の接触面部が取付穴よりも大きい外形形状を有する。このように構成すれば、被験者へのホルダの装着前に予め第2プローブをホルダに取り付けておくことにより、取付穴よりも大きい接触面積で第2プローブ(第2接触部)を頭部表面に接触させることができるので、より効果的に被験者に装着時の痛みを感じにくくすることができる。また、その場合でも、第1接触部を取付穴よりも小さくすることによって、被験者へのホルダ装着後、取付穴を介して頭髪を掻き分けた状態で第1プローブを取り付けることができる。
上記第1の局面による脳機能計測装置において、好ましくは、計測プローブは、光ファイバを有する送光用または受光用プローブであり、第2接触部は、遮光性を有するとともに光ファイバの先端部を取り囲むように配置されている。このように構成すれば、第2接触部を第2プローブの先端部における遮光部材としても機能させることができる。ここで、被験者の頭部のうち無毛部では、毛髪によって外乱光(室内の照明や日光など)が遮られることがないため、光ファイバへの外乱光の混入を抑制することが望まれる。そのため、第2プローブを無毛部に配置すれば、光ファイバへの外乱光の混入を抑制してS/N比(信号雑音比)の高い計測が可能となる。
上記第1の局面による脳機能計測装置において、好ましくは、第1プローブと第2プローブとは、共通のプローブ本体を含み、第2接触部は、プローブ本体の先端部に着脱可能に構成された接触部材を有し、第2プローブは、計測プローブ本体の先端部に接触部材が装着されることにより構成されている。このように構成すれば、接触部材の付け替えによって第2プローブを構成することができるので、無毛部の範囲の大小に応じた適切な数のプローブ本体に接触部材を装着すれば必要数の第2プローブを用意することができる。この結果、たとえば複数の第1プローブと複数の第2プローブとを別個に同数だけ用意する場合と異なり、第1プローブと第2プローブとを、最小限の数のプローブ本体と接触部材の付け替えとによって得ることができる。
この発明の第2の局面における脳機能計測装置用計測プローブは、先端部が被験者の頭部に配置されるとともに、脳機能計測装置に接続されるように構成され、被験者の頭部側の先端部において、第1接触部を有する1または複数の第1プローブと、先端部が被験者の頭部に配置されるとともに、脳機能計測装置に接続されるように構成され、被験者の頭部側の先端部において、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部よりも大きい第2接触部を有する1または複数の第2プローブとを備える。
この発明の第2の局面による脳機能計測装置用計測プローブでは、上記のように、被験者の頭部側の先端部において、第1接触部を有する1または複数の第1プローブと、被験者の頭部側の先端部において、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部よりも大きい第2接触部を有する1または複数の第2プローブとを設けることによって、頭髪を掻き分ける必要がある有毛部などには接触面積が小さい第1接触部を有する第1プローブを容易に配置することができるとともに、頭髪を掻き分ける必要がない無毛部などには、接触面積が大きい第2接触部を有する第2プローブを配置することができる。その結果、有毛部において計測プローブ(第1プローブ)を頭部表面に容易に接触させながら、計測プローブの先端部が緩衝されずに頭部表面と接触する無毛部でも、接触面積が大きい第2プローブの第2接触部によって被験者に痛みを感じにくくすることができる。
本発明によれば、上記のように、有毛部において計測プローブを頭部表面に容易に接触させながら、無毛部において計測プローブを頭部表面に接触させる際の痛みを被験者に感じにくくすることができる。
本発明の一実施形態による光計測装置を示した模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態による光計測装置の装置構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による計測プローブのうち第1プローブを示した模式的な断面図である。 本発明の一実施形態による計測プローブのうち第2プローブを示した模式的な断面図である。 本発明の一実施形態による光計測装置のホルダの一例を説明するための模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態による第2プローブの構成を説明するための模式的な斜視断面図である。 第1プローブおよび第2プローブに共通のプローブ本体を説明するための模式的な分解斜視図である。 第1プローブおよび第2プローブの配置位置を説明するための模式図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態による光計測装置100の全体構成について説明する。本実施形態では、脳機能計測装置の一例として、計測光を被験体(被験者)に照射して脳機能計測を行う光計測装置に本発明を適用した例について説明する。光計測装置100は、本発明の「脳機能計測装置」の一例である。
光計測装置100は、本体部1と、本体部1に接続された複数の計測プローブ2(送光用プローブTPおよび受光用プローブRP)とを備えている。図2に示すように、本体部1は、計測プローブ2(送光用プローブTP)に計測光を出力する光出力部11と、計測プローブ2(受光用プローブRP)に入射した計測光を検出する光検出部12とを含む。光出力部11は、たとえば半導体レーザーを光源として備えている。光検出部12は、たとえば光電子増倍管を検出器として備えている。また、本体部1は、光出力部11および光検出部12の動作制御を行う計測制御部13と、各種プログラムを実行して光計測装置100全体の計測動作制御を実行する本体制御部14とを備えている。また、本体部1は、本体制御部14が実行する各種プログラムや、計測の結果得られた計測データを記憶する主記憶部15を収容している。また、光計測装置100は、本体部1と接続された表示部16および操作入力部17を備えている。光計測装置100は、接続可能な総プローブ数がN+M個であり、最大でN個の送光用プローブTPと、最大でM個の受光用プローブRPとを接続可能となっている。なお、計測プローブ2は、本発明の「脳機能計測装置用計測プローブ」の一例である。
複数の計測プローブ2は、機能上、送光用プローブTPと受光用プローブRPとから構成されるが、構成上は、送光用プローブTPも受光用プローブRPも同様である。光計測装置100は、近赤外光の波長領域の計測光を被験体(被験者)の頭部表面上に配置した送光用プローブTPから照射する。そして、被験体内で反射した計測光を頭部表面上に配置した受光用プローブRPに入射させて検出することにより、計測光の強度(受光量)を取得する。
ここで、脳活動を反映して、脳内のヘモグロビン量が活性化部位で増大すると、ヘモグロビンによる計測光の吸収量が増大する。このため、取得した計測光の強度に基づいて脳活動に伴うヘモグロビン量の変化を取得することが可能である。なお、ヘモグロビンは酸素と結合したオキシヘモグロビンと、酸素と結合していないデオキシヘモグロビンとに分けられ、互いに吸光特性が異なる。このため、吸光特性の相違を考慮した複数波長(たとえば、780nm、805nmおよび830nmの3波長)の計測光を用いて計測を行い、得られたそれぞれの波長の計測光の強度(受光量)に基づいて、各ヘモグロビン量および総量の算出が行われる。
この結果、受光用プローブRPに入射した計測光の強度(受光量)に基づいて脳活動に伴うヘモグロビン量の変化、すなわち血流量の変化や酸素代謝の活性化状態を非侵襲で取得することが可能である。光計測装置は、複数の送光用プローブTPおよび複数の受光用プローブRPを用いて広い脳領域を複数点(計測チャンネル)で計測することにより、脳のどの領域がどのように活動しているかの2次元分布を取得することが可能となっている。
図3および図4に示すように、計測プローブ2は、計測プローブ2を頭部101の表面上の所定位置に配置するためのホルダ3に取り付けられる。
図5に示すように、ホルダ3は、等間隔Dで行列状に配列された多数の取付穴3aが設けられており、頭部形状に合わせた曲面形状を有している。なお、図5に示したホルダ3は、頭部全体にプローブを配置可能な全頭用タイプであり、頭部の脳機能計測領域全体をカバーするヘルメット形状に形成されている。取付穴3aは計測プローブ2の形状に合わせた円孔となっており、ホルダ3には、それぞれの取付穴3aに1つずつ計測プローブ2を取り付けて固定することが可能となっている。使用者は、計測したい部位(前額部、頭頂部、側頭部、頭部全体など)に応じて取付穴3aへの計測プローブ2の配置を決定し、計測プローブ2をホルダ3に取り付ける。計測プローブ2の取り付けに際して、送光用プローブTPと受光用プローブRPとは、行および列の各方向に交互に並ぶようにして各取付穴3aに配置される。これにより、隣接する送光用プローブTPと受光用プローブRPとの間に計測チャンネル(計測点)が形成される。ホルダ3には、固定用のベルト(顎ひも)などを用いて被験者の頭部に固定される。そのため、使用状態(装着状態)では、各計測プローブ2には接触状態の維持や位置ずれの防止のための接触圧力が頭部表面側に向けて作用する。
ここで、本実施形態では、図3および図4に示すように、複数の計測プローブ2は、被験者の頭部101に対する配置位置(ホルダ3の取付穴3aの位置)に応じて先端形状の異なる第1プローブ2a(図3参照)と第2プローブ2b(図4参照)とを含んでいる。すなわち、複数の計測プローブ2は、被験者の頭部101側の先端部20aにおいて、第1接触部30を有する第1プローブ2a(図3参照)と、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部30よりも大きい第2接触部40を有する第2プローブ2b(図4参照)とを含んでいる。本実施形態では、これらの第1プローブ2aおよび第2プローブ2bはプローブ本体20が共通であり、第1プローブ2aと第2プローブ2bとは、先端の第1接触部30の形状と第2接触部40の形状とが互いに異なっている。
図6に示すように、計測プローブ2(第1プローブ2aおよび第2プローブ2b)は、光ファイバケーブル(以下、光ファイバという)21と、光ファイバ21を保持するファイバヘッド22とを含むプローブ本体20を有している。プローブ本体20の先端部には、光ファイバ21の一端が露出しており、先端部で計測光を出射または入射させることが可能なように構成されている。
図6および図7では、プローブ本体20の一例として、先端で屈曲したL型のプローブ本体20を示している。光ファイバ21は、L字型の筐体部21aの内部で屈曲され、筐体部21aよりも先端側の部分が約90度屈曲している。ファイバヘッド22は、光ファイバ21を内側に保持する樹脂製(たとえばPOMなど)の筒状部材である。ファイバヘッド22は、図7に示すように、内側筒部23、付勢部材24、抜止部材25および外側筒部26を含んでいる。なお、ここでは、光ファイバ21の先端部20aが向くZ2方向を下方、Z2方向とは逆のZ1方向を上方という。
光ファイバ21は、内側筒部23に挿入され、筐体部21aの下部に設けられた係合部21bで内側筒部23の係合凹部23aと係合する。内側筒部23は光ファイバ21の先端部近傍まで延びる筒状形状を有し、この内側筒部23には先端側から抜止部材25、付勢部材24および外側筒部26がこの順で取り付けられている(これらの各部材に内側筒部23が挿入されている)。図6に示すように、抜止部材25は、内側筒部23の先端の係合凹部23bに係合して、付勢部材24の内側筒部23からの抜け止めとして機能する。外側筒部26は、上下方向の中間部で内径が絞られており、先端(下端)側に付勢部材24および抜止部材25が収容される収容空間が形成されている。付勢部材24は、圧縮コイルバネからなり、一端(上端)が外側筒部26と当接するとともに、他端(下端)が抜止部材25と当接している。
このようにして構成されたプローブ本体20では、先端部20aで光ファイバ21の一端が先端側に突出した状態となる。一方、プローブ本体20が取り付けられる取付穴3aは、ホルダ3のソケット3bに形成されており、プローブ本体20(ファイバヘッド22)をソケット3bの取付穴3aに挿入(圧入)することにより、プローブ本体20がホルダ3に固定される。
また、先端部20aが被験者の頭部101に対して押圧されると、光ファイバ21、内側筒部23および抜止部材25が、付勢部材24を圧縮しながら外側筒部26に対して軸方向(Z1方向)に相対移動する。このため、プローブ本体20は、被験者の頭部101の形状に合わせて光ファイバ21の先端部20a(計測プローブ2の先端部でもある)が軸方向(Z方向)にストローク可能となっているとともに、付勢部材24の付勢力によって光ファイバ21の先端部20aと頭部表面との接触状態を維持するように構成されている。このようなプローブ本体20の先端部20aに、第1プローブ2aでは第1接触部30(図3参照)が設けられ、第2プローブ2bでは第2接触部40(図4参照)が設けられる。
図3に示すように、本実施形態では、第1プローブ2aは、被験者の頭部101の有毛部102に対応する位置に配置されるように構成されている。図8に示すように、ホルダ3の装着状態において、被験者の頭部101で毛髪の存在する有毛部102(ハッチング部分)に位置する取付穴3a(「A」で示した取付穴)には、この第1プローブ2aが取り付けられる。なお、図8では、ホルダ3のうち前額部周辺に位置する取付穴3aの配置例を示している。前額部における有毛部は、額の生え際から頭頂部側および側頭部側の領域となる。
図3に示すように、第1プローブ2aの第1接触部30は、プローブ本体20(光ファイバ21)の先端部20aと、先端部20aに装着される筒状の保護部材31とによって構成される。第1プローブ2aの第1接触部30は、ホルダ3の取付穴3aよりも小さい外形形状の細長形状を有している。具体的には、第1接触部30は細長の軸状形状を有しているとともに、第1接触部30は、取付穴3aの内径d1よりも小さい外径d2を有する。このため、第1プローブ2aは、先端の第1接触部30が取付穴3aを通過可能なように構成されている。第1プローブ2aを取り付ける際には、被験者の頭部101にホルダ3を装着した後で、ホルダ3の取付穴3aを介して棒状の道具等により頭髪を掻き分けておく。その後、第1プローブ2aが取付穴3aに挿入されることにより、第1接触部30(光ファイバ21の先端部20a)が頭部表面に接触する。そのため、第1接触部30は、第1接触部30と頭部表面との間で毛髪を挟み込むことなく毛髪を外側によけた状態で頭部表面との接触を確保することが可能なように、外径d2の細長形状となっている。第1接触部30の外径d2は、先端部20aの折れ曲がりを防止できるだけの強度を確保した上で、なるべく小さい方が好ましい。
保護部材31は、光ファイバ21(先端部20a)を保護するために設けられている。保護部材31は、プローブ本体20(光ファイバ21)の先端部20aが筒状の保護部材31に嵌合することにより、先端部20aに取り付けられている。保護部材31は、シリコンゴムなどの比較的柔軟な樹脂材料からなる。
図4に示すように、本実施形態では、第2プローブ2bは、被験者の頭部101の無毛部103に対応する位置に配置されるように構成されている。たとえば図8に示すように、ホルダ3の装着状態において、被験者の頭部101で毛髪の存在しない無毛部103に位置する取付穴3a(「B」で示した取付穴)には、この第2プローブ2bが取り付けられる。前額部における無毛部103は、額の生え際と眉(眉骨)との間の領域となる。なお、無毛部は完全に毛髪の存在しない領域だけでなく、計測プローブ2(第2プローブ2b)を用いた計測に影響しない程度に毛髪が存在する領域を含む。
図4に示すように、第2プローブ2bの第2接触部40は、プローブ本体20において先端に突出する光ファイバ21の先端部20aと、先端部20aに装着される接触部材41とによって構成される。言い換えると、第2プローブ2bは、プローブ本体20の先端部に接触部材41が装着されることにより構成されている。
接触部材41(第2接触部40)は、被験者の頭部表面に沿った(光ファイバ21の半径方向外側に広がる)扁平形状を有する。本実施形態では、接触部材41は、円板状形状(図6参照)を有し、光ファイバ21の先端部20aが中央の嵌合孔42に嵌め込まれることによりプローブ本体20に装着されている。また、接触部材41(第2接触部40)は、少なくとも頭部表面側に弾性変形可能な接触面部43を有する。本実施形態では、接触部材41は弾性変形可能な樹脂材料(たとえば、シリコンゴムなど)により単一部材として形成されており、接触面部43を含む接触部材41の全体が弾性変形可能となっている。接触部材41は、使用状態(ホルダ3の装着状態)で各計測プローブ2に付与される押圧力によって僅かに弾性変形し得る程度の硬度を有することが好ましい。また、接触部材41としては、POMなどの樹脂材料からなるファイバヘッド22よりも柔軟な材料により接触面部43が構成されることが好ましい。この接触面部43は、光ファイバ21の先端面(先端部20a)を頭部表面に確実に接触させるため、光ファイバ21の先端面と略面一になっている。また、本実施形態では、接触部材41(第2接触部40)は、たとえば黒色着色などによって全体が遮光性を有しているとともに、嵌合孔42に嵌め込まれた光ファイバ21の先端部20aを取り囲むように配置されている。
図3および図4を参照して、第2プローブ2bの第2接触部40(接触部材41)は、頭部表面側の接触面部43の面積が第1プローブ2aの第1接触部30の面積よりも大きくなるように形成されている。具体的には、接触部材41は第1接触部30の外径d2よりも大きい外径d3を有する。第1接触部30も第2接触部40も接触面は円形状であるので、外径d3(>d2)を有する第2接触部40(接触部材41)の方が第1接触部30の面積よりも大きくなっている。
また、第2プローブ2bの第2接触部40は、少なくとも頭部表面側の接触面部43が取付穴3aよりも大きい外形形状を有している。具体的には、接触部材41は、取付穴3aの内径d1よりも大きい外径d3(>外径d2)を有する。このため、第2プローブ2bは、先端の第2接触部40(接触部材41)が取付穴3aを通過することができない。そのため、第2プローブ2bについては、ホルダ3が被験者の頭部101に装着される前に、予めホルダ3の取付穴3aにプローブ本体20を取り付けた上で、内側(頭部101が配置される側)からプローブ本体20の先端部20aに接触部材41を装着しておく。無毛部103では第2接触部40と頭部表面との接触が毛髪により妨げられることがないため(プローブ装着前に毛髪を掻き分ける必要がないため)、予め第2プローブ2bを取付穴3aに取り付けておいても第2接触部40(光ファイバ21の先端)を頭部表面に確実に当接させることが可能である。
接触部材41(第2接触部40)の外径d3は、隣接する取付穴3aに配置された他の計測プローブ2と干渉しないように、取付穴3aの間隔D(図8参照)の1/2以下とすることが好ましい。また、プローブの先端接触による異物感を抑制して装着感を向上させるためには、接触部材41(第2接触部40)の外径d3は、大きいほど好ましい。外径d3の下限としては、第1接触部30の外径d2よりも大きいことであり、プローブ本体20の外径(外側筒部26の外径)または取付穴3aの内径d1よりも大きいことが好ましい。また、接触部材41の外形形状としてはエッジ(角部)が無いことが好ましく、円板状形状の接触部材41は、接触面部43の外周縁部に丸み面取りなどの処理をしておくことが好ましい。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、複数の計測プローブ2に、被験者の頭部101側の先端部20aにおいて、第1接触部30を有する第1プローブ2aと、被験者の頭部表面側の面積が第1接触部30よりも大きい第2接触部40を有する第2プローブ2bとを設けることによって、頭髪を掻き分ける必要がある有毛部102などには接触面積(すなわち外径d2)が小さい第1接触部30を有する第1プローブ2aを容易に配置することができるとともに、頭髪を掻き分ける必要がない無毛部103などには、接触面積(すなわち外径d3)が大きい第2接触部40を有する第2プローブ2bを配置することができる。その結果、有毛部102において計測プローブ2(第1プローブ2a)を頭部表面に容易に接触させながら、計測プローブ2の先端部20aが緩衝されずに頭部表面と接触する無毛部103でも、接触面積が大きい第2プローブ2bの第2接触部40により被験者に痛みを感じにくくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、第1接触部30を細長形状に形成し、第2接触部40を被験者の頭部101の表面に沿った扁平形状に形成する。これにより、扁平形状の第2接触部40を有する第2プローブ2bを用いれば、無毛部103での第2接触部40の接触面積を容易に拡大して被験者に痛みを感じにくくすることができる。また、その場合でも、細長形状の第1接触部30を有する第1プローブ2aを用いれば、毛髪を掻き分ける必要のある有毛部102にも計測プローブ2を容易に配置することができる。また、第2プローブ2bの接触面積が大きくなるので、被験者の動作に起因するプローブ位置ずれを抑制することもできる。
また、本実施形態では、上記のように、第1プローブ2aを被験者の頭部101の有毛部102に対応する位置に配置されるように構成し、第2プローブ2bを被験者の頭部101の無毛部103に対応する位置に配置されるように構成する。これにより、毛髪によって緩衝される有毛部102と、緩衝作用が得られない無毛部103とでそれぞれ第1プローブ2aと第2プローブ2bとを使い分けることができる。これにより、容易に、有毛部102において第1プローブ2aを頭部表面に容易に接触させながら、無毛部103でも第2プローブ2bによって被験者に痛みを感じにくくすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、第2接触部40は、少なくとも頭部表面側に弾性変形可能な接触面部43を設ける。これにより、第2接触部40を被験者の頭部表面と接触させた状態で接触圧力が加わっても、被験者にさらに痛みを感じにくくすることができる。また、被験者に痛みを感じさせることなく頭部に接触圧力を加えることができるので、頭部表面と計測プローブ2(第2プローブ2b)との接触状態を維持することができる。その結果、接触状態の変化に伴うノイズを抑制して良好な脳機能計測が可能となる。
また、本実施形態では、上記のように、第1接触部30を、ホルダ3の取付穴3aよりも小さい外形形状に形成し、第2接触部40を、接触面部43が取付穴3aよりも大きい外形形状となるように形成する。これにより、被験者へのホルダ3の装着前に予め第2プローブ2bをホルダ3に取り付けておくことにより、取付穴3aよりも大きい接触面積で第2プローブ2b(第2接触部40)を頭部表面に接触させることができるので、より効果的に被験者に装着時の痛みを感じにくくすることができる。また、その場合でも、第1接触部30を取付穴3aよりも小さくすることによって、被験者へのホルダ3装着後、取付穴3aを介して頭髪を掻き分けた状態で第1プローブ2aを取り付けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、接触部材41を、遮光性を有するとともに光ファイバ21の先端部20aを取り囲むように配置されるように構成する。これにより、接触部材41を第2プローブ2bの先端部20aにおける遮光部材としても機能させることができる。ここで、被験者の頭部101のうち無毛部103では、毛髪によって外乱光(室内の照明や日光など)が遮られることがないため、第2接触部40(接触部材41)によって光ファイバ21への外乱光の混入を抑制してS/N比(信号雑音比)の高い計測が可能となる。
また、本実施形態では、上記のように、第1プローブ2aと第2プローブ2bとに共通のプローブ本体20を設ける。そして、プローブ本体20の先端部20aに接触部材41を装着することにより第2プローブ2bを構成する。これにより、接触部材41の付け替えによって第2プローブ2bを構成することができるので、無毛部103の範囲の大小に応じた適切な数のプローブ本体20に接触部材41を装着すれば必要数の第2プローブ2bを用意することができる。この結果、たとえば複数の第1プローブ2aと複数の第2プローブ2bとを別個に同数だけ用意する場合と異なり、第1プローブ2aと第2プローブ2bとを、最小限の数のプローブ本体20と接触部材41の付け替えとによって得ることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、光ファイバを有する計測プローブにより計測光を被験体(被験者)に照射して脳機能計測を行う光計測装置に本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、計測プローブを備えた脳機能計測装置であれば、光計測装置以外の脳機能計測装置に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、第1プローブ2aの第1接触部30に保護部材31を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1プローブに保護部材を設けなくともよい。この場合、第1プローブはプローブ本体そのものであり、第1接触部は光ファイバの先端部となる。この場合には、第1プローブ(プローブ本体)に対して接触部材41を装着するだけで第2プローブを構成することができる。なお、この他、第1プローブに保護部材以外の他の部材を設けてもよい。
また、上記実施形態では、第2プローブの接触部材41を円板状形状に形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、接触部材41の接触面部43が頭部表面と面接触可能な扁平形状であればよく、円板(平板)形状でなくともよい。接触部材は、たとえば矩形形状、六角形状などの多角形状であってもよい。接触部材を多角形状にする場合には、角部が鋭角的にならないように、六角形状や八角形状などなるべく角部(頂点)の数を多くしたり、角丸形状にする方が良好な接触感を得ることができる。
また、上記実施形態では、接触部材41を弾性変形可能な単一の樹脂部材として形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、接触部材を複数部材により構成してもよい。たとえば、ファイバヘッドと同様のPOMなどの比較的硬質な材料からなる本体部分と、本体部分の頭部表面側に配置された弾性変形可能な樹脂材料からなる接触面部との2部材により接触部材を構成してもよい。
また、上記実施形態では、第2接触部40(接触部材41)がホルダ3の取付穴3aよりも大きな外形形状を有するように形成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2接触部(接触部材)を取付穴と略同じ大きさか、取付穴よりも小さく形成してもよい。また、たとえば取付穴を第2接触部(接触部材)と同じ大きさまで拡大して、第2接触部(接触部材)が取付穴を通過可能となるように構成してもよい。この場合には、第2プローブも第1プローブと同様、被験者にホルダを装着した後から取付穴に取り付けることができるようになる。また、この場合には、たとえばファイバヘッドの外側筒部の外径も取付穴に合わせて大きくすれば、拡大された取付穴にそのまま計測プローブを取り付けることができる。
また、上記実施形態では、遮光性を有する接触部材を、光ファイバの先端部を取り囲むように配置した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、接触部材に遮光性を持たせなくともよい。
また、上記実施形態では、接触部材41の嵌合孔42に光ファイバの先端部20aを嵌合させることにより接触部材41をプローブ本体20に取り付けた例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、嵌合孔に代えて、接触部材に雌ねじ部を形成して、雄ねじ部を形成した先端部を接触部材に螺合させてもよい。具体的な構成例としては、図6に示すファイバヘッド22の内側筒部23の先端を先端部20aの近傍まで延長して、この内側筒部23の先端に雄ねじ部を形成する。一方、接触部材41の中央部には雌ねじ部を有する本体部分を設け、本体部分の頭部表面側に接触面部を形成する。このような構成により、ねじ構造による取り付けが可能となる。
なお、上記のようにねじ構造によって接触部材をプローブ本体に装着する場合には、円板形状の接触部材の一部を切り取ってDカット形状にしたり、接触部材を多角形状(六角形状や八角形状など)にするのが好ましい。これにより、接触部材が滑りにくく容易に装着できるようになる。
また、上記実施形態では、第1プローブと第2プローブとでプローブ本体を共通にし、接触部材(保護部材)の付け替えによって第1プローブと第2プローブとが構成される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、プローブ本体を共通にすることなく、それぞれ専用のプローブ本体を有する第1プローブと第2プローブとを個別に設けてもよい。
1 本体部
2 計測プローブ(脳機能計測装置用計測プローブ)
2a 第1プローブ
2b 第2プローブ
3 ホルダ
3a 取付穴
20 プローブ本体
21 光ファイバ
30 第1接触部
40 第2接触部
41 接触部材
43 接触面部
100 光計測装置(脳機能計測装置)
101 頭部
TP 送光用プローブ
RP 受光用プローブ

Claims (8)

  1. 被験者の頭部に配置される複数の計測プローブと、
    前記複数の計測プローブの各々と接続され、前記計測プローブを介して計測を行う本体部とを備え、
    前記複数の計測プローブは、被験者の頭部側の先端部において、第1接触部を有する第1プローブと、被験者の頭部表面側の面積が前記第1接触部よりも大きい第2接触部を有する第2プローブとを含む、脳機能計測装置。
  2. 前記第1接触部は、細長形状を有し、
    前記第2接触部は、被験者の頭部表面に沿った扁平形状を有する、請求項1に記載の脳機能計測装置。
  3. 前記第1プローブは、被験者の頭部の有毛部に対応する位置に配置されるように構成され、
    前記第2プローブは、被験者の頭部の無毛部に対応する位置に配置されるように構成されている、請求項1または2に記載の脳機能計測装置。
  4. 前記第2接触部は、少なくとも頭部表面側に弾性変形可能な接触面部を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の脳機能計測装置。
  5. 前記複数の計測プローブを取り付けるための取付穴を含むとともに、前記被験者の頭部に装着されるホルダをさらに備え、
    前記第1接触部は、前記取付穴よりも小さい外形形状を有し、
    前記第2接触部は、少なくとも頭部表面側の接触面部が前記取付穴よりも大きい外形形状を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の脳機能計測装置。
  6. 前記計測プローブは、光ファイバを有する送光用または受光用プローブであり、
    前記第2接触部は、遮光性を有するとともに前記光ファイバの先端部を取り囲むように配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の脳機能計測装置。
  7. 前記第1プローブと前記第2プローブとは、共通のプローブ本体を含み、
    前記第2接触部は、前記プローブ本体の先端部に着脱可能に構成された接触部材を有し、
    前記第2プローブは、前記プローブ本体の先端部に前記接触部材が装着されることにより構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の脳機能計測装置。
  8. 先端部が被験者の頭部に配置されるとともに、脳機能計測装置に接続されるように構成され、被験者の頭部側の先端部において、第1接触部を有する1または複数の第1プローブと、
    先端部が被験者の頭部に配置されるとともに、前記脳機能計測装置に接続されるように構成され、被験者の頭部側の先端部において、被験者の頭部表面側の面積が前記第1接触部よりも大きい第2接触部を有する1または複数の第2プローブとを備える、脳機能計測装置用計測プローブ。
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