JP2015032632A - 太陽電池冷却システム、および、太陽電池冷却システムの制御方法 - Google Patents

太陽電池冷却システム、および、太陽電池冷却システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池を効率的に冷却する。【解決手段】太陽電池冷却システムは、水を貯水する貯水部304と、貯水部304から水を汲み上げるポンプ305と、ポンプ305によって汲み上げられた水を太陽電池に散水する散水部301と、散水部301によって太陽電池に散水された水を受け、受けた水を貯水部304に注水する注水部302と、外部に水を排水する排水部307と、排水部307における水の通路の開閉を切り替える切替部306と、切替部306を制御することによって、所定の第1の期間、排水部307を介して外部に水を排水する制御部308とを備える。【選択図】図9

Description

本発明は、太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムに関する。
太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムに関する技術として、特許文献1〜3に記載の技術がある。
特開2012−54340号公報 特開2011−238752号公報 特開2004−79900号公報
しかしながら、太陽電池を効率的に冷却することが困難である場合がある。そのため、太陽電池の温度が上昇し、発電効率が下がる可能性がある。
そこで、本発明は、太陽電池を効率的に冷却することができる太陽電池冷却システムを提供する。
本発明の一態様に係る太陽電池冷却システムは、太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムであって、水を貯水する貯水部と、前記貯水部から水を汲み上げるポンプと、前記ポンプによって汲み上げられた水を前記太陽電池に散水する散水部と、前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部に注水する注水部と、前記貯水部および前記注水部のうち少なくとも一方から外部に水を排水する排水部と、前記排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部と、前記切替部を制御することによって、所定の第1の期間、前記排水部を介して外部に水を排水する制御部とを備える。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの非一時的な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明に係る太陽電池冷却システムは、太陽電池を効率的に冷却することができる。
図1は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの全体概要図である。 図2は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの模式図である。 図3は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの詳細構成図である。 図4は、実施の形態に係る注水管を示す図である。 図5は、戻り温水を捨てない場合の温度変化を示す図である。 図6は、戻り温水を捨てる場合の温度変化を示す図である。 図7は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの動作を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態に係る散水制御時間と散水準備時間との関係を示す図である。 図9は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの第1の構成例を示す図である。 図10は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの第2の構成例を示す図である。 図11は、実施の形態に係る太陽電池冷却システムの第3の構成例を示す図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した、太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムに関して、課題を見出した。以下、具体的に説明する。
通常、太陽電池の発電量は、日射量が多いほど増加する。一方、日射量が多い場合、太陽光の熱によって太陽電池の温度が上昇する。そして、この温度の上昇によって、発電効率が低下すると言われている。そのため、特許文献1〜3に記載のように、太陽電池の表面に水を散水することにより、太陽電池を冷却する方法が用いられる。これにより、発電効率の低下が抑制される。
ここで、散水された水を単に捨てることは、環境的にも経済的にも良くない。そこで、散水された水を給湯装置の熱交換に利用する方法がある。具体的には、この方法では、散水された水が、太陽電池の熱を吸収することによって、温められる。温められた水は、タンクに貯められ、給湯装置の熱交換に利用される。その後、熱交換に利用された水は、再び、太陽電池の表面に散水される。このように、散水された水は、太陽電池の冷却と、給湯装置の湯の加熱とに利用される。さらに、水の循環が行われるため、無駄が少なく、環境的にも良い。
ただし、散水された水を給湯装置の熱交換に利用する方法は、熱交換装置、および、給湯タンク等の様々な器具を用いる。そのため、実装が容易ではない。そこで、水の循環のみを行う方法が検討される。この方法では、散水された水は、比較的小容量のタンクに貯められ、給湯装置の熱交換に利用されることなく、小型のポンプを介して再び散水される。この方法の実装は、比較的容易である。
しかしながら、水の循環のみを行う方法では、散水された水が短い期間で再び散水されるため、太陽電池の熱によって温められた水が散水される可能性がある。これにより、太陽電池が冷却されずに、発電効率が下がる場合がある。
そこで、本発明の一態様に係る太陽電池冷却システムは、太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムであって、水を貯水する貯水部と、前記貯水部から水を汲み上げるポンプと、前記ポンプによって汲み上げられた水を前記太陽電池に散水する散水部と、前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部に注水する注水部と、前記貯水部および前記注水部のうち少なくとも一方から外部に水を排水する排水部と、前記排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部と、前記切替部を制御することによって、所定の第1の期間、前記排水部を介して外部に水を排水する制御部とを備える。
これにより、太陽電池の熱で温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
例えば、前記太陽電池冷却システムは、さらに、前記貯水部の第1の領域と前記貯水部の第2の領域との間の水の流動を抑制する隔壁を備え、前記ポンプは、前記貯水部の前記第2の領域から水を汲み上げ、前記注水部は、前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部の前記第1の領域に注水し、前記排水部は、前記貯水部の前記第1の領域から外部に水を排水し、前記制御部は、前記所定の第1の期間、前記貯水部の前記第1の領域から前記排水部を介して外部に水を排水してもよい。
これにより、太陽電池の熱で温められた水の拡散が抑制され、温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
また、例えば、前記排水部は、前記注水部の注水口の直下に排水口を有し、前記貯水部から外部に水を排水し、前記制御部は、前記所定の第1の期間、前記貯水部から、前記注水部の注水口の直下に排水口を有する前記排水部を介して、外部に水を排水してもよい。
これにより、太陽電池の熱で温められた水が、排水口の付近に注水され、温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
また、例えば、前記排水部は、前記貯水部から外部に水を排水する第1の排水部と、前記注水部から外部に水を排水する第2の排水部とを含み、前記切替部は、前記第1の排水部における水の通路の開閉を切り替える第1の切替部と、前記第2の排水部における水の通路の開閉を切り替える第2の切替部とを含み、前記制御部は、前記第2の切替部を制御することによって、前記所定の第1の期間、前記注水部から前記第2の排水部を介して外部に水を排水してもよい。
これにより、太陽電池の熱で温められた水の一部が貯水部に注水されずに排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
また、例えば、前記制御部は、前記散水部によって散水された水の水量よりも少ない水を前記所定の第1の期間に外部に排水してもよい。
これにより、散水された水の一部が排水され、残りが貯水部に貯水される。したがって、貯水部における水の温度の上昇が抑制される。
また、例えば、前記制御部は、前記散水部が散水を開始した時点に対応する時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水してもよい。
これにより、水が散水された直後から所定の期間において、水が排水される。したがって、高い温度の水が排水される。
また、例えば、前記制御部は、前記貯水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水してもよい。
これにより、貯水部の温度が上昇し始めた時から所定の期間において、水が排水される。したがって、散水され温められた水が排水される。
また、例えば、前記制御部は、前記注水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水してもよい。
これにより、注水される水の温度が上昇し始めた時から所定の期間において、水が排水される。したがって、散水され温められた水が排水される。
また、例えば、前記制御部は、前記散水部が散水を開始した後に前記貯水部における水の水量が増加した時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水してもよい。
これにより、水が注水され始めた時から所定の期間において、水が排水される。したがって、散水され温められた水が排水される。
また、例えば、前記制御部は、前記貯水部における水の温度の変化度合いが所定の度合いよりも小さくなる時点までの前記所定の第1の期間、外部に水を排水してもよい。
これにより、貯水部における水の温度が安定するまでの所定の期間において、水が排水される。注水される水の温度が下がった場合、貯水部の温度が安定すると想定される。したがって、注水される水の温度が下がった後、注水される水が貯水部に貯められる。
また、例えば、前記制御部は、前記注水部における水の温度の変化度合いが所定の度合いよりも小さくなる時点までの前記所定の第1の期間、外部に水を排水してもよい。
これにより、注水部における水の温度が安定するまでの所定の期間において、水が排水される。すなわち、注水される水の温度が下がり安定した後、注水される水が貯水部に貯められる。
また、例えば、前記太陽電池冷却システムは、さらに、外部から前記貯水部に水を補水する補水部を備え、前記制御部は、さらに、前記補水部を制御することにより、外部から前記貯水部に水を補水してもよい。
これにより、貯水部に水が補充される。また、貯水部における水の温度の上昇が抑制される。
また、例えば、前記制御部は、前記貯水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった場合、外部から前記貯水部に水を補水してもよい。
これにより、貯水部の温度が上昇し始めた時から所定の期間において、水が補水される。したがって、貯水部における水の温度の上昇が適切に抑制される。
また、例えば、前記制御部は、前記貯水部における水の水量が所定の水量よりも少ない場合、外部から前記貯水部に水を補水してもよい。
これにより、貯水部における水の水量が少なくなった場合、貯水部に水が適切に補充される。
また、例えば、前記制御部は、外部に排水された水の水量以上の水を外部から前記貯水部に補水してもよい。
これにより、排水量以上の水が補水される。したがって、貯水部における水の水量が、一定量以上に維持される。
また、例えば、前記制御部は、前記排水部を介して所定の第2の期間に少なくとも1回は前記貯水部における全ての水を外部に排水してもよい。
これにより、貯水部を乾燥することが可能である、したがって、藻または微生物等の発生が抑制される。
さらに、これらの包括的または具体的な態様は、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの非一時的な記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る太陽電池冷却システムの全体概要図である。本実施の形態に係る太陽電池冷却システムは、例えば、メガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電システムに利用される。このような大規模な太陽光発電システムは、図1のように、複数のソーラーパネル(太陽電池)111、121、131、141および151等を備える。太陽電池冷却システムは、複数のソーラーパネル111、121、131、141および151を冷却する。
例えば、太陽電池冷却システムは、雨樋112、122、132、142および152、ポンプ113、123、133、143および153、電磁弁114、124、134、144、154、117、127、137、147および157、排水部115、125、135、145および155、散水機116、126、136、146および156、および、制御部118、128、138、148および158等を備える。
具体的には、散水機116は、ソーラーパネル111に水を散水する。これにより、ソーラーパネル111が冷却される。雨樋112は、ソーラーパネル111に散水された水を受ける。ポンプ113は、雨樋112が受けた水を汲み上げる。散水機116は、汲み上げられた水を再びソーラーパネル111に散水する。これにより、比較的短いサイクルで水の循環が行われる。
制御部118は、ポンプ113を制御することにより、水の汲み上げを制御し、水の散水を制御する。また、制御部118は、電磁弁114を制御することにより、排水部115を介して水を排水する。例えば、制御部118は、散水機116が水を散水し始めてから所定の期間、排水部115を介して水を排水する。これにより、制御部118は、熱い水を排水し、散水される水の温度上昇を抑制する。そして、所定の期間が経過した後、制御部118は、水の排水を終了し、タンク201に水を貯める。
また、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、上水を用いて水を補充(補水、供給)する。これにより、制御部118は、排水または蒸発によって減少した水の量を回復させる。典型的には、上水の水圧、および、電磁弁117によって、補水が制御される。補水の制御に別のポンプ(図示せず)が用いられてもよい。
また、制御部118は、ソーラーパネル111の温度、または、雨樋112の温度(注水される水の温度)等に基づいて、散水、排水および補水等を制御してもよい。例えば、ソーラーパネル111の温度が上昇した場合、制御部118は、散水を開始する。また、雨樋112の温度が上昇した場合、制御部118は、排水および補水を開始する。
太陽電池冷却システムは、他のソーラーパネル121、131、141および151も同様に冷却する。そして、太陽電池冷却システムは、水の循環を短いサイクルで行う。また、太陽電池冷却システムは、所定の期間に水を排水することによって、水の温度上昇を抑制する。
なお、複数の制御部118、128、138、148および158は、相互に通信可能であってもよい。そして、太陽電池冷却システムは、蒸発率が最も高い場所、すなわち、水を散水することによって得られる効果が最も高い場所に、複数の制御部118、128、138、148および158等を介して、水を補充してもよい。
また、太陽電池冷却システムは、複数のソーラーパネルを冷却することに限られず、1つのソーラーパネルを冷却してもよい。この場合、太陽電池冷却システムは、重複する構成要素を備えなくてもよい。
また、図1において、複数の制御部118、128、138、148および158が示されているが、太陽電池冷却システムは、1つの制御部のみを備えてもよい。そして、1つの制御部が、複数の電磁弁114、124、134、144および154等を制御してもよい。
図2は、図1に示された太陽電池冷却システムの模式図である。図2のように、水が小型のタンク201に貯められる。ポンプ113はタンク201から水を汲み上げる。散水機116は、汲み上げられた水をソーラーパネル111に散水する。雨樋112は、ソーラーパネル111に散水された水を受ける。そして、雨樋112は、受けた水をタンク201に注水する。
そして、再び、ポンプ113は、タンク201から水を汲み上げ、散水機116は、汲み上げられた水をソーラーパネル111に散水する。このようにして、水の循環が行われる。
雨樋112から注水される水は、戻り温水とも呼ばれる。この戻り温水によって、タンク201における水の温度が上昇する可能性がある。したがって、水の温度の上昇を抑制するため、排水部115を介して、水が排水される。
タンク201における水は、排水または蒸発によって減少する。したがって、補水部202は、タンク201に水を補水する。
図3は、図2に示された太陽電池冷却システムの詳細構成図である。図3のように、例えば、太陽電池冷却システムは、雨樋112、ポンプ113、電磁弁114および117、排水部115、散水機116、制御部118、タンク201、補水部202、隔壁203、注水管204、排水口205、水量センサ206、および、温度センサ207および208等を備える。
雨樋112は、ソーラーパネル111に散水された水を受けて、受けた水を注水管204を介してタンク201に注水する。
ポンプ113は、タンク201から水を汲み上げる。水の汲み上げは、制御部118によって制御される。典型的には、ソーラーパネル111の温度(パネル温度)と、タンク201の水温(散水用水温)との差が所定の値以上である場合に、制御部118は、ポンプ113を介して水を汲み上げる。
電磁弁114は、排水部115における水の通路の開閉を切り替える切替部である。電磁弁114が開閉されることにより、排水部115における水の通路が開閉される。また、電磁弁114の開閉は、制御部118によって制御される。例えば、散水直後から所定の期間において、電磁弁114が開かれ、その後、電磁弁114が閉じられる。
排水部115は、タンク201から水を排水する。排水部115は、電磁弁114および排水口205を含む。
散水機116は、ソーラーパネル111に水を散水する。ここでは、散水機116は、ポンプ113が水を汲み上げる度に、汲み上げられた水を散水する。したがって、ポンプ113が水を汲み上げている間、散水機116は水を散水する。すなわち、ポンプ113が水の汲み上げを開始するタイミングと、散水機116が水の散水を開始するタイミングとは、ほぼ同じである。
電磁弁117は、補水部202における水の通路の開閉を切り替える切替部である。電磁弁117が開閉されることにより、補水部202における水の通路が開閉される。電磁弁117の開閉は、制御部118によって制御される。例えば、タンク201の水量が減少した場合に電磁弁117が開かれ、タンク201の水量が回復した場合に電磁弁117が閉じられる。また、タンク201の水温が上昇した場合に電磁弁117が開かれ、タンク201の水温が安定した場合に電磁弁117が閉じられてもよい。
制御部118は、ソーラーパネル111の温度、タンク201の水量、および、タンク201の水温などを取得する。そして、制御部118は、電磁弁114を制御することにより、排水を制御する。また、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、補水を制御する。また、制御部118は、ポンプ113を制御することにより、水の汲み上げ(散水)を制御する。
タンク201は、散水される水を貯水する。例えば、タンク201は、タンク201の水の温度上昇を避けるため、ソーラーパネル111の下など、日陰に設置される。また、タンク201の底には、傾斜が設けられている。したがって、長時間、排水部115の電磁弁114が開かれた場合、タンク201の全ての水が排水口205を通って排水される。また、ポンプ113等は、例えば、タンク201の中に置かれた「すのこ」の上に置かれる。
補水部202は、タンク201に水を補水する。補水部202は、電磁弁117を含む。ここでは、補水に、上水が用いられる。しかし、井戸水などが補水に用いられてもよい。なお、ここでは、水を補水するとは、水を補充する、または、水を供給するという意味で用いられる。
隔壁203は、タンク201の領域を2つの領域に仕切る。2つの領域のうち、第1の領域は、戻り温水が注水される領域(図3では、隔壁203の左側)であり、第2の領域は、水が汲み上げられる領域(図3では、隔壁203の右側)である。隔壁203は、2つの領域の間で水が流動することを抑制する。ただし、隔壁203は、2つの領域を完全には分断しない。図3の例では、傾斜が設けられている底の部分を介して、水の流動が可能である。これにより、高温の水の拡散を避けつつ、散水された水の再利用が可能である。
注水管204は、雨樋112からタンク201へ水(戻り温水)を注水する。注水管204の注水口は、排水口205の直上に設けられる。これにより、排水時において、戻り温水が排水口205を介して排水されやすくなる。
排水口205は、タンク201の水を排水するための孔である。タンク201の水は、排水口を介して、排水される。
水量センサ206は、タンク201の水量(貯水水量)を検知する。水量センサ206は、タンク201の水位を貯水水量として検知してもよい。制御部118は、水量センサ206を介して、貯水水量を取得する。
温度センサ207は、タンク201の水温(貯水温度、散水用水温)を検知する。制御部118は、温度センサ207を介して、貯水温度を取得する。
温度センサ208は、ソーラーパネル111の温度(パネル温度)を検知する。制御部118は、温度センサ208を介して、パネル温度を取得する。
図3には示されていないが、太陽電池冷却システムは、さらに、図1のように、雨樋112の温度(戻り温水の温度)を検知する温度センサを備えてもよい。また、太陽電池冷却システムは、注水口付近の温度を検知する温度センサを備えてもよい。そして、制御部118は、これらの温度センサによって検知された温度に従って、排水および補水などを制御してもよい。これにより、制御部118は、戻り温水の温度に従って、より適切に排水および補水などを制御することができる。
また、図3では、排水部115は、戻り温水を排水する機能と、タンク201に貯水されている水を排水する機能とを兼ね備える。これにより、太陽電池冷却システムは、戻り温水を排水するための排水部と、タンク201に貯水されている水を排水するための排水部とを別々に備えなくてもよい。
しかし、太陽電池冷却システムは、タンク201に貯水されている水を排水するための排水部とは別に、雨樋112から戻り温水を排水するための排水部を備えてもよい。これにより、太陽電池冷却システムは、戻り温水をより適切に排水することができる。
図4は、図3に示された注水管204を示す図である。上述の通り、注水管204は、雨樋112からタンク201へ水(戻り温水)を注水する。注水管204の注水口は、排水口205の直上に設けられる。すなわち、注水口は、排水口205の付近、かつ、上に設けられる。これにより、排水時において、戻り温水が排水口205を介して排水されやすくなる。
なお、位置関係は、図4の例に限られない。例えば、戻り温水は、タンク201の上からではなく、タンク201の横から注水されてもよい。この場合、注水口が、タンク201の横壁に設けられてもよい。このような場合でも、注水口が排水口205の付近に設けられることにより、戻り温水が排水口205を介して排水されやすくなる。より具体的には、例えば、注水口が、ポンプ113よりも、排水口205に近い場合、戻り温水が散水されにくく排水されやすい。
図5は、戻り温水を捨てない場合の温度変化を示す図である。すなわち、図5は、戻り温水を全く排水しないで、戻り温水の全てを散水に利用する場合の温度変化を示す。以下、図3に示された構成要素を用いて、図5に示された動作を説明する。なお、図5は、早朝からの温度変化を示している。そのため、開始時点から、気温上昇などに伴って、パネル温度、戻り温水温度、および、散水用水温が上昇する。また、図5は、雨樋112の温度を戻り温水温度として示している。
図5の例において、パネル温度と散水用水温との差が所定の温度以上になった場合に、制御部118は、所定量の水の散水を開始する。これにより、パネル温度が低下する。一方、散水の開始直後において、雨樋112がソーラーパネル111の熱によって温められた水を受けるため、戻り温水温度が上昇する。その後、パネル温度の低下に伴って、戻り温水温度も低下する。
制御部118は、パネル温度等に応じて、間欠的に散水を繰り返す。散水の度に、戻り温水が上昇し、その後、低下する。図5の例では、戻り温水が全く排水されず、戻り温水の全てが散水に利用される。よって、散水用水温の温度上昇が急峻である。
図6は、戻り温水を捨てる場合の温度変化を示す図である。すなわち、図6は、戻り温水の初期部分を排水し残り部分を散水に利用する場合の温度変化を示す。以下、図5と同様、図3に示された構成要素を用いて、図6に示された動作を説明する。また、図6も、早朝からの温度変化を示しており、雨樋112の温度を戻り温水温度として示している。
図6の例おいて、図5の例と同様、パネル温度と散水用水温との差が所定の温度以上になった場合に、制御部118は、所定量の水の散水を開始する。これにより、パネル温度が低下する。一方、散水の開始直後において、雨樋112がソーラーパネル111の熱によって温められた水を受けるため、戻り温水温度が上昇する。その後、パネル温度の低下に伴って、戻り温水温度も低下する。
制御部118は、パネル温度等に応じて、間欠的に散水を繰り返す。散水の度に、戻り温水が上昇し、その後、低下する。図6の例では、戻り温水の初期部分が排水され残り部分が散水に利用される。したがって、比較的高い温度の戻り温水が排水され、比較的低い温度の戻り温水が散水に利用される。よって、散水用水温の温度上昇が緩やかである。
図6の例では、戻り温水の一部を散水に利用するため、散水用水温は上昇する。しかしながら、その上昇は緩やかである。また、図6の例では、太陽電池冷却システムは、戻り温水の全てを排水するよりも、資源を有効に利用することができる。
図7は、図3に示された太陽電池冷却システムの動作を示すフローチャートである。以下、図7に示されたフローチャートに沿って、図3に示された太陽電池冷却システムの動作を説明する。
まず、制御部118は、現在が散水制御時間内であるか否かを判定する(S101)。散水制御時間は、例えば、ソーラーパネル111の温度が上昇する7時から17時の間である。
現在が散水制御時間内である場合(S101でYes)、制御部118は、散水条件が満たされるか否かを判定する(S102)。散水条件は、例えば、ソーラーパネル111の温度(パネル温度)と、タンク201の水温(散水用水温)との差が所定の温度以上であることである。
散水条件が満たされる場合(S102でYes)、制御部118は、散水処理を行う(S103)。具体的には、制御部118は、ポンプ113を制御することにより、タンク201から水を汲み上げる。そして、散水機116は、汲み上げられた水をソーラーパネル111に散水する。
ここで、制御部118は、ポンプ113および散水機116を介して、所定の散水量の水を散水する。ソーラーパネル111は、水の気化によって冷却される。そのため、制御部118は、例えば、ソーラーパネル111の大きさに対応する量の水を散水する。散水量は、一定期間(散水期間)に散水される水の量でもよい。つまり、制御部118は、一定期間、水を散水してもよい。
散水処理が開始されてから所定の時間の経過後、制御部118は、電磁弁114を制御することにより、所定量(第1の排水量)の水を排水する(S104)。ここで、所定の時間は、水がソーラーパネル111および雨樋112等を経由して再びタンク201に注水されるまでにかかる時間に対応する。
所定の時間は、一定期間でもよいし、戻り温水の温度の上昇、あるいは、水量の増加に基づいていてもよい。例えば、制御部118は、散水後に戻り温水の温度が上昇してから、水を排水してもよいし、散水後に水量が増加してから水を排水してもよい。
また、第1の排水量は、一定期間(第1の排水期間)に排水される水の量でもよい。つまり、制御部118は、所定の時間の経過後からの一定期間において、水を排水してもよい。また、制御部118は、一定期間または一定量の排水ではなく、戻り温水の温度に基づいて定められる期間において水を排水してもよい。具体的には、例えば、制御部118は、戻り温水の温度が上昇してから、戻り温水の温度が低下して安定するまでの間に、水を排水してもよい。
戻り温水の温度として、雨樋112の温度(雨樋112における水の温度)が用いられてもよいし、タンク201における水の温度が用いられてもよい。ここで、タンク201における水の温度が、戻り温水の温度として用いられる場合、注水口の付近の温度、あるいは、隔壁203の左側(水が注水される領域)の温度を戻り温水の温度として用いることで、戻り温水の温度変化をより適切に把握することが可能である。
制御部118は、戻り温水のうち、比較的温度の高い初期部分が排水され、比較的温度の低い残り部分が貯水されるように、電磁弁114を制御する。したがって、第1の排水量は散水量よりも少ない。
また、制御部118は、その後、給水処理(補水処理)を行う(S105)。すなわち、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、タンク201に水の給水(補水)を開始する。そして、タンク201が満水になるまで、水が給水される(S106)。タンク201が満水になった後、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、水の給水を終了し、同様の処理を始めから繰り返す。
散水条件が満たされない場合(S102でNo)、制御部118は、散水用水温が上昇し過ぎであるか否かを判定する(S107)。散水用水温が上昇し過ぎである場合(S107でYes)、制御部118は、所定量(第2の排水量)の水を排水する(S108)。第2の排水量は、一定期間(第2の排水期間)に排水される水の量でもよい。
そして、制御部118は、給水処理(補水処理)を行う(S109)。すなわち、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、タンク201に水の補水を開始する。そして、タンク201が満水になるまで、水が補水される(S110)。タンク201が満水になった後、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、水の補水を終了し、同様の処理を始めから繰り返す。タンク201の水温は、補水された水によって低下する。
現在が散水制御時間内でない場合(S101でNo)、制御部118は、現在が排水時刻であるか否かを判定する(S111)。現在が排水時刻である場合(S111でYes)、制御部118は、排水処理を行う(S112)。すなわち、制御部118は、電磁弁114を制御することにより、タンク201の水を排水する。そして、制御部118は、タンク201の全ての水を排水するまで、排水処理を行う(S113)。
次に、制御部118は、現在が給水時刻であるか否かを判定する(S114)。現在が給水時刻である場合(S114でYes)、制御部118は、給水処理を行う(S115)。すなわち、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、タンク201に水を給水する。そして、タンク201が満水になるまで、水が給水される(S116)。タンク201が満水になった後、制御部118は、電磁弁117を制御することにより、水の給水を終了し、同様の処理を始めから繰り返す。
図8は、本実施の形態に係る散水制御時間と散水準備時間との関係を示す図である。上述の通り、散水制御時間は、例えば、ソーラーパネル111の温度が上昇する7時から17時の間である。そして、その他の時間が、散水準備時間である。散水制御時間内において、散水が行われる。また、散水準備時間内の排水時刻に、排水が行われる。排水時刻は、例えば、18時である。そして、散水準備時間内の給水時刻に、給水が行われる。給水時刻は、例えば、6時である。
以下、本実施の形態に係る太陽電池冷却システムの複数の構成例を示す。
(第1の構成例)
図9は、本実施の形態に係る太陽電池冷却システムの第1の構成例を示す図である。図9に示された太陽電池冷却システムは、散水部301、注水部302、隔壁303、貯水部304、ポンプ305、切替部306、排水部307および制御部308を備える。そして、太陽電池冷却システムは、太陽電池320を冷却する。
貯水部304は、水を貯水する。隔壁303は、貯水部304の第1の領域(隔壁303の左側)と貯水部304の第2の領域(隔壁303の右側)との間の水の流動を抑制する。ポンプ305は、貯水部304の第2の領域から水を汲み上げる。散水部301は、ポンプ305によって汲み上げられた水を太陽電池320に散水する。注水部302は、散水部301によって太陽電池320に散水された水を受け、受けた水を貯水部304の第1の領域に注水する。
排水部307は、貯水部304の第1の領域から外部に水を排水する。切替部306は、排水部307における水の通路の開閉を切り替える。制御部308は、切替部306を制御することによって、所定の期間(第1の期間)、貯水部304の第1の領域から排水部307を介して外部に水を排水する。
これにより、太陽電池320の熱で温められた水の拡散が抑制され、温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池320が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
なお、図9の散水部301、隔壁303、貯水部304、ポンプ305、切替部306、排水部307および制御部308は、それぞれ、図3の散水機116、隔壁203、タンク201、ポンプ113、電磁弁114、排水部115および制御部118に対応する。また、図9の注水部302は、図3の雨樋112および注水管204に対応する。
(第2の構成例)
図10は、本実施の形態に係る太陽電池冷却システムの第2の構成例を示す図である。図10に示された太陽電池冷却システムは、散水部401、注水部402、貯水部404、ポンプ405、切替部406、排水部407および制御部408を備える。そして、太陽電池冷却システムは、太陽電池420を冷却する。
貯水部404は、水を貯水する。ポンプ405は、貯水部404から水を汲み上げる。散水部401は、ポンプ405によって汲み上げられた水を太陽電池420に散水する。注水部402は、散水部401によって太陽電池420に散水された水を受け、受けた水を貯水部404に注水する。
排水部407は、注水部402の注水口の直下に排水口を有し、貯水部404から外部に水を排水する。切替部406は、排水部407における水の通路の開閉を切り替える。制御部408は、切替部406を制御することによって、所定の期間(第1の期間)、貯水部404から、注水部402の注水口の直下に排水口を有する排水部407を介して、外部に水を排水する。
これにより、太陽電池420の熱で温められた水が、排水口の付近に注水され、温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池420が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
なお、上述のように、排水口は、注水口の直下にある。つまり、排水口は、注水口の下にあり、注水口の付近にある。排水口は、注水口の真下でなくてもよい。より具体的には、例えば、排水口と注水口との距離が注水口とポンプ405との距離よりも短くなるように、排水口と注水口とが配置される。これにより、注水された水は、散水されるよりも排水されやすくなる。
また、図10の散水部401、貯水部404、ポンプ405、切替部406、排水部407および制御部408は、それぞれ、図3の散水機116、タンク201、ポンプ113、電磁弁114、排水部115および制御部118に対応する。また、図10の注水部402は、図3の雨樋112および注水管204に対応する。
(第3の構成例)
図11は、本実施の形態に係る太陽電池冷却システムの第3の構成例を示す図である。図11に示された太陽電池冷却システムは、散水部501、注水部502、貯水部504、ポンプ505、切替部506および509、排水部507および510、および、制御部508を備える。そして、太陽電池冷却システムは、太陽電池520を冷却する。
貯水部504は、水を貯水する。ポンプ505は、貯水部504から水を汲み上げる。散水部501は、ポンプ505によって汲み上げられた水を太陽電池520に散水する。注水部502は、散水部501によって太陽電池520に散水された水を受け、受けた水を貯水部504に注水する。
排水部507は、貯水部504から外部に水を排水する。切替部506は、排水部507における水の通路の開閉を切り替える。排水部507は、注水部502から外部に水を排水する。切替部509は、排水部510における水の通路の開閉を切り替える。制御部508は、切替部509を制御することによって、所定の期間(第1の期間)、注水部502から排水部510を介して外部に水を排水する。
これにより、太陽電池520の熱で温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池520が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
なお、図11の散水部501、貯水部504、ポンプ505および制御部508は、それぞれ、図3の散水機116、タンク201、ポンプ113および制御部118に対応する。また、図11の注水部502は、図3の雨樋112および注水管204に対応する。また、切替部506および509は、図3の電磁弁114に対応する。排水部507および510は、図3の排水部115に対応する。
(その他の構成例)
上記の複数の構成例に示された太陽電池冷却システムは、それぞれ、貯水部と、ポンプと、散水部と、注水部と、排水部と、切替部と、制御部とを備え、太陽電池を冷却する。
具体的には、貯水部は、水を貯水する。ポンプは、貯水部から水を汲み上げる。散水部は、ポンプによって汲み上げられた水を太陽電池に散水する。注水部は、散水部によって太陽電池に散水された水を受け、受けた水を貯水部に注水する。排水部は、注水部および貯水部の少なくとも一方から外部に水を排水する。切替部は、排水部における水の通路の開閉を切り替える。
制御部は、切替部を制御することによって、所定の期間(第1の期間)、排水部を介して外部に水を排水する。所定の期間(第1の期間)は、図7の説明において示された第1の排水期間でもよいし、第2の排水期間でもよい。
これにより、太陽電池の熱で温められた水の一部が排水される。したがって、温められた水の散水が抑制される。よって、太陽電池が効率的に冷却され、発電効率の低下が抑制される。
より具体的には、例えば、所定の期間に外部に排水される水の水量は、散水部によって散水された水の水量よりも少ない。つまり、散水部によって散水された水の一部が排水され、残りが貯水部に貯水される。散水部によって散水された水のうち、比較的温度の高い水を排水し、比較的温度の低い水を貯水することで、水温上昇の抑制効果が向上する。
したがって、例えば、制御部は、散水部が散水を開始した時点に対応する時点から水を排水してもよい。具体的には、制御部は、散水が開始された時点、または、散水が開始されてから一定期間が経過した時点から、水を排水してもよい。また、制御部は、散水部が散水を開始した後に貯水部における水の水量が増加した時点から水を排水してもよい。また、制御部は、戻り温水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった時点から水を排水してもよい。これにより、比較的温度の高い水が排水される。
また、制御部は、戻り温水の温度の変化度合いが所定の度合いよりも小さくなる時点まで水を排水してもよい。つまり、制御部は、戻り温水の温度の変化度合いが所定の度合いよりも小さくなった後、排水を終了してもよい。これにより、比較的温度の低い水が貯水される。
上述の戻り温水の温度は、貯水部における水の温度でもよいし、注水部における水の温度でもよい。制御部は、貯水部における水の温度を用いる場合、注水口の近くの水温、または、第1の構成例の第1の領域の水温を用いることで、温度の上昇度合い、または、温度の変化度合いをより正確に検知することができる。
また、制御部は、戻り温水の温度の上昇度合いに限らず、貯水部の水の温度(散水用水温)の上昇度合いが所定の度合い以上になった時点から水を排水してもよい。つまり、制御部は、貯水部の水の温度が全体的に高くなった場合に、貯水部の水を排水してもよい。
また、ここで、温度の上昇度合いは、温度自体(平均温度との違い等を含む)で評価されてもよいし、温度の単位時間あたりの上昇率で評価されてもよいし、温度の単位時間あたりの上昇幅で評価されてもよい。同様に、温度の変化度合いは、温度自体(平均温度との違い等を含む)で評価されてもよいし、温度の単位時間あたりの変化率で評価されてもよいし、温度の単位時間あたりの変化幅で評価されてもよい。
また、太陽電池冷却システムは、さらに、外部から貯水部に水を補水する補水部を備えてもよい。そして、制御部は、補水部を制御することにより、外部から貯水部に水を補水してもよい。水を補水することにより、貯水部における水の温度上昇が抑制される。
貯水部に補水される水の水量は、外部に排水された水の水量以上でもよい。これにより、排水された水と、蒸発した水とに対応する水が、補水される。また、制御部は、貯水部における水の水量が所定の水量よりも少ない場合、外部から貯水部に水を補水してもよい。これにより、水量が維持される。
制御部は、貯水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった場合、外部から貯水部に水を補水してもよい。これにより、温度の高い水を散水することが抑制される。
また、例えば、貯水部における水の水量が所定の水量以上であり、かつ、貯水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上である場合、貯水部における水の温度を下げることは困難である。そこで、制御部は、貯水部における水の全てまたは一部を排水し、水を補水することにより、効率的に貯水部の水の温度を下げることができる。
また、制御部は、排水部を介して所定の期間(第2の期間)に少なくとも1回は貯水部における全ての水を外部に排水してもよい。ここで、全ての水は、ほぼ全ての水のように、実質的に全ての水を意味する。例えば、制御部は、日に1度、貯水部を空にすることで、貯水部を乾燥する。これにより、藻または微生物等の発生が抑制される。
また、太陽電池冷却システムは、貯水部における水の温度を検知する温度センサ、注水部における水の温度を検知する温度センサ、太陽電池の温度を検知するセンサ、および、貯水部における水の水量を検知する水量センサ等を備えてもよい。そして、排水が行われる期間は、これらから得られる温度または水量に応じて、定められてもよい。
また、排水部は、第3の構成例のように、貯水部から外部に水を排水する排水部と、注水部から外部に水を排水する排水部とを含んでもよい。また、切替部は、貯水部から水を排水する排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部と、注水部から水を排水する排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部とを含んでもよい。
なお、上記実施の形態において、各構成要素(制御部等)は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記実施の形態の太陽電池冷却システムの制御方法などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、コンピュータに、太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムの制御方法であって、前記太陽電池冷却システムは、水を貯水する貯水部と、前記貯水部から水を汲み上げるポンプと、前記ポンプによって汲み上げられた水を前記太陽電池に散水する散水部と、前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部に注水する注水部と、前記貯水部および前記注水部のうち少なくとも一方から外部に水を排水する排水部と、前記排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部とを備え、前記太陽電池冷却システムの制御方法は、前記切替部を制御することによって、所定の第1の期間、前記排水部を介して外部に水を排水する制御ステップを含む太陽電池冷却システムの制御方法を実行させる。
また、各構成要素(制御部等)は、回路であってもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路であってもよい。また、各構成要素は、汎用的なプロセッサで実現されてもよいし、専用のプロセッサで実現されてもよい。
また、特定の構成要素が実行する処理を別の構成要素が実行してもよい。また、処理を実行する順番が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、太陽光発電システムが太陽電池冷却システムを備えていてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る太陽電池冷却システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態における複数の構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本発明に係る太陽電池冷却システムは、例えば、太陽光発電システムの太陽電池(ソーラーパネル)を冷却するシステムとして利用可能である。
111、121、131、141、151、320、420、520 ソーラーパネル(太陽電池)
112、122、132、142、152 雨樋
113、123、133、143、153、305、405、505 ポンプ
114、117、124、127、134、137、144、147、154、157、306、406、506、509 電磁弁(切替部)
115、125、135、145、155、307、407、507、510 排水部
116、126、136、146、156、301、401、501 散水機(散水部)
118、128、138、148、158、308、408、508 制御部
201、304、404、504 タンク(貯水部)
202 補水部
203、303 隔壁
204 注水管
205 排水口
206 水量センサ
207、208 温度センサ
302、402、502 注水部

Claims (20)

  1. 太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムであって、
    水を貯水する貯水部と、
    前記貯水部から水を汲み上げるポンプと、
    前記ポンプによって汲み上げられた水を前記太陽電池に散水する散水部と、
    前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部に注水する注水部と、
    前記貯水部および前記注水部のうち少なくとも一方から外部に水を排水する排水部と、
    前記排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部と、
    前記切替部を制御することによって、所定の第1の期間、前記排水部を介して外部に水を排水する制御部とを備える
    太陽電池冷却システム。
  2. 前記太陽電池冷却システムは、さらに、前記貯水部の第1の領域と前記貯水部の第2の領域との間の水の流動を抑制する隔壁を備え、
    前記ポンプは、前記貯水部の前記第2の領域から水を汲み上げ、
    前記注水部は、前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部の前記第1の領域に注水し、
    前記排水部は、前記貯水部の前記第1の領域から外部に水を排水し、
    前記制御部は、前記所定の第1の期間、前記貯水部の前記第1の領域から前記排水部を介して外部に水を排水する
    請求項1に記載の太陽電池冷却システム。
  3. 前記排水部は、前記注水部の注水口の直下に排水口を有し、前記貯水部から外部に水を排水し、
    前記制御部は、前記所定の第1の期間、前記貯水部から、前記注水部の注水口の直下に排水口を有する前記排水部を介して、外部に水を排水する
    請求項1または2に記載の太陽電池冷却システム。
  4. 前記排水部は、
    前記貯水部から外部に水を排水する第1の排水部と、
    前記注水部から外部に水を排水する第2の排水部とを含み、
    前記切替部は、
    前記第1の排水部における水の通路の開閉を切り替える第1の切替部と、
    前記第2の排水部における水の通路の開閉を切り替える第2の切替部とを含み、
    前記制御部は、前記第2の切替部を制御することによって、前記所定の第1の期間、前記注水部から前記第2の排水部を介して外部に水を排水する
    請求項1に記載の太陽電池冷却システム。
  5. 前記制御部は、前記散水部によって散水された水の水量よりも少ない水を前記所定の第1の期間に外部に排水する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  6. 前記制御部は、前記散水部が散水を開始した時点に対応する時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  7. 前記制御部は、前記貯水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  8. 前記制御部は、前記注水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  9. 前記制御部は、前記散水部が散水を開始した後に前記貯水部における水の水量が増加した時点から前記所定の第1の期間、外部に水を排水する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  10. 前記制御部は、前記貯水部における水の温度の変化度合いが所定の度合いよりも小さくなる時点までの前記所定の第1の期間、外部に水を排水する
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  11. 前記制御部は、前記注水部における水の温度の変化度合いが所定の度合いよりも小さくなる時点までの前記所定の第1の期間、外部に水を排水する
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  12. 前記太陽電池冷却システムは、さらに、外部から前記貯水部に水を補水する補水部を備え、
    前記制御部は、さらに、前記補水部を制御することにより、外部から前記貯水部に水を補水する
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  13. 前記制御部は、前記貯水部における水の温度の上昇度合いが所定の度合い以上になった場合、外部から前記貯水部に水を補水する
    請求項12に記載の太陽電池冷却システム。
  14. 前記制御部は、前記貯水部における水の水量が所定の水量よりも少ない場合、外部から前記貯水部に水を補水する
    請求項12または13に記載の太陽電池冷却システム。
  15. 前記制御部は、外部に排水された水の水量以上の水を外部から前記貯水部に補水する
    請求項12〜14のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  16. 前記制御部は、前記排水部を介して所定の第2の期間に少なくとも1回は前記貯水部における全ての水を外部に排水する
    請求項1〜15のいずれか1項に記載の太陽電池冷却システム。
  17. 太陽電池を冷却する太陽電池冷却システムの制御方法であって、
    前記太陽電池冷却システムは、
    水を貯水する貯水部と、
    前記貯水部から水を汲み上げるポンプと、
    前記ポンプによって汲み上げられた水を前記太陽電池に散水する散水部と、
    前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部に注水する注水部と、
    前記貯水部および前記注水部のうち少なくとも一方から外部に水を排水する排水部と、
    前記排水部における水の通路の開閉を切り替える切替部とを備え、
    前記太陽電池冷却システムの制御方法は、
    前記切替部を制御することによって、所定の第1の期間、前記排水部を介して外部に水を排水する制御ステップを含む
    太陽電池冷却システムの制御方法。
  18. 前記太陽電池冷却システムは、さらに、前記貯水部の第1の領域と前記貯水部の第2の領域との間の水の流動を抑制する隔壁を備え、
    前記太陽電池冷却システムにおいて、
    前記ポンプは、前記貯水部の前記第2の領域から水を汲み上げ、
    前記注水部は、前記散水部によって前記太陽電池に散水された水を受け、受けた水を前記貯水部の前記第1の領域に注水し、
    前記排水部は、前記貯水部の前記第1の領域から外部に水を排水し、
    前記太陽電池冷却システムの制御方法において、
    前記制御ステップでは、前記所定の第1の期間、前記貯水部の前記第1の領域から前記排水部を介して外部に水を排水する
    請求項17に記載の太陽電池冷却システムの制御方法。
  19. 前記太陽電池冷却システムにおいて、
    前記排水部は、前記注水部の注水口の直下に排水口を有し、前記貯水部から外部に水を排水し、
    前記太陽電池冷却システムの制御方法において、
    前記制御ステップでは、前記所定の第1の期間、前記貯水部から、前記注水部の注水口の直下に排水口を有する前記排水部を介して、外部に水を排水する
    請求項17または18に記載の太陽電池冷却システムの制御方法。
  20. 前記太陽電池冷却システムにおいて、
    前記排水部は、
    前記貯水部から外部に水を排水する第1の排水部と、
    前記注水部から外部に水を排水する第2の排水部とを含み、
    前記切替部は、
    前記第1の排水部における水の通路の開閉を切り替える第1の切替部と、
    前記第2の排水部における水の通路の開閉を切り替える第2の切替部とを含み、
    前記太陽電池冷却システムの制御方法において、
    前記制御ステップでは、前記第2の切替部を制御することによって、前記所定の第1の期間、前記注水部から前記第2の排水部を介して外部に水を排水する
    請求項17に記載の太陽電池冷却システムの制御方法。
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