JP2015032268A - 建物商品プラン提供システム及びこれに用いられるプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】土地に対する道路方向と建物の玄関の向きとを相互に関連付けて建物商品プランを選定するシステムを提供する。【解決手段】管理システム60には、土地面積に容積率を掛けた容積率関連演算値を超える延べ床面積を含む建物商品プランを対象外とする容積率判定部61と、土地面積に建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値を超える建築面積を含む建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部62と、クライアント装置から入力された土地情報に含まれる道路方向と、建物商品プランに含まれる玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部63と、容積率判定部61及び建ぺい率判定部62により対象外とされた建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、玄関向き評価部63によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部65とを備える。【選択図】図3

Description

この発明は、建物商品プラン提供システム及びこれに用いられるプログラムに関するものである。
従来、入力された土地の所在地を特定する情報に基づいて第1データベースから得られる環境情報(自然環境情報、社会環境情報、法的環境情報)と、当該環境情報に対する適正判定情報とを対比することによって一つ又は複数の建物を選定する建物選定支援システムが知られている(例えば特許文献1の段落番号「0021」、「0023」、「0028」、図1及び図2参照)。
特許第4390341号
しかし、上記した従来の建物選定支援システムでは、土地に対する道路方向や建物の玄関の向きを考慮していないので、選定された建物が土地に対応できない場合があるといった問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、土地に対する道路方向と建物の玄関の向きとを相互に関連付けて建物商品プランを選定することができるようにしたものである。
本発明は、以下の特徴を有する。
(1)本発明は、ユーザーのクライアント装置からの要求に応じ、通信ネットワークを介してサーバーに蓄積された建物商品プランを当該クライアント装置に配信する建物商品プラン提供システムであって、前記サーバーには、固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたデータベースと、前記クライアント装置から入力された土地情報にもとづいて、前記データベースを用いて検索を実行する管理システムとを備え、前記建物商品プランには、建築面積、延べ床面積及び玄関の向きの情報を含み、前記土地情報には、土地面積、建ぺい率、容積率及び道路方向の情報を含み、前記管理システムには、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記容積率を掛けた容積率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積とを比較し、前記容積率関連演算値を超える前記延べ床面積を含む前記建物商品プランを対象外とする容積率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記建築面積とを比較し、前記建ぺい率関連演算値を超える前記建築面積を含む前記建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向と、前記建物商品プランに含まれる前記玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部と、前記容積率判定部及び前記建ぺい率判定部により対象外とされた前記建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、前記玄関向き評価部によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部とを備えていることを特徴とする。
(2)本発明は、前記建物商品プランに、建物東西長さ及び建物南北長さの情報を含み、前記土地情報には、敷地東西長さ及び敷地南北長さの情報を含み、前記管理システムには、予め設定された東西離隔距離補正値及び南北離隔距離補正値を記憶する補正値記憶部と、前記建物商品プランに含まれる前記建物東西長さに前記補正値記憶部に記憶された前記東西離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法東西を演算し、前記建物商品プランに含まれる前記建物南北長さに前記補正値記憶部に記憶された前記南北離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法南北を演算する必要敷地寸法演算部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記敷地東西長さと、前記必要敷地寸法演算部により演算された前記必要敷地寸法東西とを比較し、前記必要敷地寸法東西が前記敷地東西長さを超える場合には、前記必要敷地寸法東西を演算するのに用いられた前記建物東西長さを含む前記建物商品プランを対象外とするとともに、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記敷地南北長さと、前記必要敷地寸法演算部により演算された前記必要敷地寸法南北とを比較し、前記必要敷地寸法南北が前記敷地南北長さを超える場合には、前記必要敷地寸法南北を演算するのに用いられた前記建物南北長さを含む前記建物商品プランを対象外とする敷地長さ判定部とを備えていることを特徴とする。
(3)本発明は、前記管理システムに、前記ソート部によりソートされた前記抽出群を、前記抽出群を構成する前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積の大小にもとづいて二次ソートする第2のソート部を備えていることを特徴とする。
(4)本発明は、前記管理システムに、前記玄関の向きに対する前記道路方向の各方向毎の適合度を適合ランクとして対応付けて記憶した玄関向き評価テーブルを備え、前記玄関向き評価部は、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向を、前記玄関向き評価テーブルに照合し、前記建物商品プラン毎の適合ランクを決定するようにしていることを特徴とする。
(5)本発明は、前記管理システムに、前記玄関向き評価部により決定された適合ランクの適合度が低い場合に、当該適合ランクを有する前記建物商品プランを対象外とする玄関向き判定部を備えていることを特徴とする。
(6)本発明は、前記建物商品プランに、施工エリア及び本体価格の情報を含み、前記土地情報には、土地所在地の情報を含み、前記管理システムは、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地所在地が、前記建物商品プランに含まれる施工エリアに包含される場合に、当該建物商品プランの集合を検索対象とし、検索結果に前記本体価格を含ませ、当該本体価格が前記クライアント装置の表示部に表示されるようにしたことを特徴とする。
(7)本発明は、コンピュータが読み取り可能な建物商品プラン提供システム用プログラムであって、ユーザーのクライアント装置からの要求に応じ、通信ネットワークを介してサーバーに蓄積された建物商品プランが当該クライアント装置に配信され、前記サーバーには、固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたデータベースと、前記クライアント装置から入力された土地情報にもとづいて、前記データベースを用いて検索を実行する管理システムとを備えた建物商品プラン提供システムを前提とし、前記建物商品プランには、建築面積、延べ床面積及び玄関の向きの情報を含み、前記土地情報には、土地面積、建ぺい率、容積率及び道路方向の情報を含み、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記容積率を掛けた容積率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積とを比較し、前記容積率関連演算値を超える前記延べ床面積を含む前記建物商品プランを対象外とする容積率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記建築面積とを比較し、前記建ぺい率関連演算値を超える前記建築面積を含む前記建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向と、前記建物商品プランに含まれる前記玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部と、前記容積率判定部及び前記建ぺい率判定部により対象外とされた前記建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、前記玄関向き評価部によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部として、前記管理システムを機能させる点を特徴とする。
本発明によれば、土地に対する道路方向と建物の玄関の向きとを相互に関連付けて建物商品プランを選定することができる。
建物選定支援システムによる処理の手順を説明するための表である。 建物選定支援システムの全体像の概略を説明するための説明図である。 サーバーの構造の概略を説明するためのブロック図である。 クライアント装置の構造の概略を説明するためのブロック図である。 入力画面の表示例を説明するための説明図である。 プラン一覧の表示例を説明するための説明図である。 建物商品プランの詳細の表示例を説明するための説明図である。 物件登録(土地/一区画)の登録画面の表示例を説明するための説明図である。 図8の上段の拡大図である。 図8の中段の拡大図である。 図8の下段の拡大図である。 データーベースの検索テーブルの例を説明するための説明図である。 サンプル1を説明するための説明図である。 サンプル1を説明するための説明図である。 図15〜17は第2の実施の形態に係り、同図は建物選定支援システムの全体像の概略を説明するための説明図である。 不動産情報の検索結果の表示例を説明するための説明図である。 図16の一部拡大図である。
<建物選定支援システム10>
図2中、10は建物商品プラン提供システムに関し、ユーザーのクライアント装置40からの要求に応じ、通信ネットワーク20を介してサーバー30に蓄積された建物商品プランを当該クライアント装置40に配信するものである。
建物選定支援システム10は、図2に示すように、大別すると、次の構成を備える。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)通信ネットワーク20
(2)サーバー30
(3)クライアント装置40
なお、建物選定支援システム10の構成は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(通信ネットワーク20)
通信ネットワーク20は、図2に示すように、サーバー30とクライアント装置40とを結ぶ通信用のネットワークであり、例えばインターネットを使用している。
なお、通信ネットワーク20として、インターネットと例示したが、これに限定されず、「LAN」(Local Area Network)、「WAN」(Wide Area Network)でもよい。
(サーバー30)
サーバー30は、図2に示すように、通信ネットワーク20を介してクライアント装置40に接続され、当該クライアント装置40からのユーザーの要求に応じ、通信ネットワーク20を介して当該サーバー30に蓄積された建物商品プランを当該クライアント装置40に配信するものである。
サーバー30は、図3に示すように、大別すると、次の構成を備える。
なお、次の(1)及び(2)については、後述する。
(1)データベース50
(2)管理システム60
なお、サーバー30の構成は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(クライアント装置40)
クライアント装置40は、図2に示すように、通信ネットワーク20を介してサーバー30に接続され、当該サーバー30に対しユーザーの要求を送信し、又、その結果、サーバー30から配信された建物商品プランをユーザーに表示などするものである。
なお、建物商品プランを「表示」させたが、これに限定されず、サーバー30から配信された建物商品プランを印刷したり、他の機器に向けて転送あるいはメールしたり、あるいは記録媒体に記録するようにしてもよい。
クライアント装置40としては、図2に示すように、デスクトップ型やノート型のPCや、スマートフォンや携帯電話などの携帯型の電子情報機器がある。なお、クライアント装置40として、PCや携帯型の電子情報機器を例示したが、これらに限定されない。
クライアント装置40は、図4に示すように、大別すると、次の構成を備える。
なお、クライアント装置40の構成は、次の(1)〜(4)に限定されず、例えばプリンタ等を含んでいてもよい。
(1)中央制御部41
中央制御部41は、CPUを中心に構成され、RAM、ROM、ハードディスクなどの各種の記憶装置を有する。
(2)入力部42
入力部42は、中央制御部41の入力段に接続され、文字、数字、選択肢などを入力するものである。入力部42としては、例えばキーボード、マウス(タッチパッドを含む。)、タッチパネルなどがある。なお、入力部42としては、キーボード、マウス、タッチパネルを例示したが、これらに限定されない。
(3)表示部43
表示部43は、中央制御部41の出力段に接続され、サーバー30から配信された建物商品プランを表示するものである。表示部43としては、例えばディスプレイ(タッチパネル付きのディスプレイを含む。)がある。なお、表示部43として、ディスプレイを例示したが、これらに限定されない。
(4)送受信部44
送受信部44は、中央制御部41の出力段に接続され、通信ネットワーク20を介してサーバー30との間でデータの送受信を行うためのものである。なお、送受信は、有線又は無線で行われる。
(データベース50)
データベース50は、固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたものである。
データベース50は、図示しないが、サーバー30に内蔵又は直接的に接続された、RAM、ROM、ハードディスクなどの記憶装置に記憶されたデータや、あるいは通信ネットワーク20を介して間接的に接続された外部のサーバーの記憶装置に記憶されたデータから構成されている。データベース50は、図示しないが、一つのデータベースから構成されている場合に限らず、直接的あるいは通信ネットワーク20を介して間接的に接続された複数のデーターベースから構成されていてもよい。
上記建物商品プランには、図8〜11に例示するように、次の情報を含む。なお、建物商品プランに含まれる情報は、次の(1)〜(7)に限定されない。
(1)建築面積
(2)延べ床面積
(3)玄関の向き
(4)建物東西長さ
(5)建物南北長さ
(6)施工エリア
(7)本体価格
(管理システム60)
管理システム60は、クライアント装置40から入力された土地情報にもとづいて、データベース50を用いて検索を実行するものである。
土地情報には、図5に例示するように、次の情報を含む。なお、土地情報に含まれる情報は、次の(1−1)〜(1−7)に限定されない。
(1−1)土地面積
(1−2)建ぺい率
(1−3)容積率
(1−4)道路方向
(1−5)敷地東西長さ
(1−6)敷地南北長さ
(1−7)土地所在地
管理システム60には、図3に示すように、次の各部を備える。すなわち、サーバー30は、図示しないが、CPUを中心に構成され、RAM、ROM、ハードディスクなどの記憶装置に記憶されたプログラムやデータを読み込むことで、次の各部として機能する。
なお、次の(2−1)〜(2−8)については、後述する。
(2−1)容積率判定部61
(2−2)建ぺい率判定部62
(2−3)玄関向き評価部63
(2−4)玄関向き判定部64
(2−5)ソート部65
(2−6)必要敷地寸法演算部66
(2−7)敷地長さ判定部67
(2−8)施工エリア判定部69
なお、管理システム60の各部は、上記した(2−1)〜(2−8)に限定されない。
<容積率判定部61>
容積率判定部61は、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる土地面積に容積率を掛けた容積率関連演算値と、建物商品プランに含まれる延べ床面積とを比較し、容積率関連演算値を超える延べ床面積を含む建物商品プランを対象外とするものである。
<建ぺい率判定部62>
建ぺい率判定部62は、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる土地面積に建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値と、建物商品プランに含まれる建築面積とを比較し、建ぺい率関連演算値を超える建築面積を含む建物商品プランを対象外とするものである。
<玄関向き評価部63>
玄関向き評価部63は、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる道路方向と、建物商品プランに含まれる玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けするものである。
また、玄関向き評価部63は、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる道路方向を、後述する玄関向き評価テーブル63aに照合し、建物商品プラン毎の適合ランクを決定するようにしている。
玄関向き評価部63は、図3に示すように、次の各部を備える。
なお、玄関向き評価部63の各部は、次の(1)に限定されない。
(1)玄関向き評価テーブル63a
玄関向き評価テーブル63aは、玄関の向きに対する道路方向の各方向毎の適合度を適合ランクとして対応付けて記憶したものである。
<玄関向き判定部64>
玄関向き判定部64は、玄関向き評価部63により決定された適合ランクの適合度が低い場合に、当該適合ランクを有する建物商品プランを対象外とするものである。
<ソート部65>
ソート部65は、容積率判定部61及び建ぺい率判定部62により対象外とされた建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、玄関向き評価部63によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするものである。
ソート部65には、図3に示すように、次の各部を備える。
なお、ソート部65の各部は、次の(1)に限定されず、種々のソート項目について単独で、あるいは複合的にソートを行うことができる。
(1)第2のソート部65a
第2のソート部65aは、ソート部65によりソートされた抽出群を、抽出群を構成する建物商品プランに含まれる延べ床面積の大小にもとづいて二次ソートするものである。
<必要敷地寸法演算部66>
必要敷地寸法演算部66は、建物商品プランに含まれる建物東西長さに後述する補正値記憶部66aに記憶された東西離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法東西を演算し、建物商品プランに含まれる建物南北長さに補正値記憶部66aに記憶された南北離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法南北を演算するものである。
必要敷地寸法演算部66には、図3に示すように、次の各部を備える。
なお、必要敷地寸法演算部66の各部は、次の(1)に限定されない。
(1)補正値記憶部66a
補正値記憶部66aは、予め設定された東西離隔距離補正値及び南北離隔距離補正値を記憶するものである。
<敷地長さ判定部67>
敷地長さ判定部67は、第一に、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる敷地東西長さと、必要敷地寸法演算部66により演算された必要敷地寸法東西とを比較し、必要敷地寸法東西が敷地東西長さを超える場合には、必要敷地寸法東西を演算するのに用いられた建物東西長さを含む建物商品プランを対象外とするものである。
これに加え、敷地長さ判定部67は、第二に、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる敷地南北長さと、必要敷地寸法演算部66により演算された必要敷地寸法南北とを比較し、必要敷地寸法南北が敷地南北長さを超える場合には、必要敷地寸法南北を演算するのに用いられた建物南北長さを含む建物商品プランを対象外とするものである。
<施工エリア判定部69>
施工エリア判定部69は、クライアント装置40から入力された土地情報に含まれる土地所在地が、建物商品プランに含まれる施工エリアに包含されるか判定するものである。
施工エリア判定部69は、施工エリアに包含されると判定した場合に、当該建物商品プランの集合を検索対象とし、検索結果に本体価格を含ませ、当該本体価格がクライアント装置40の表示部43に表示されるようにする。
<図1に示す処理>
つぎに、図1を用いて、建物選定支援システム10による処理の手順について説明する。
図1には、「順番」の欄に処理の順番を、「処理(操作、表示を含む)」の欄に処理の内容を、「備考」の欄に処理の具体的内容を記載している。
上記処理の手順は、図1に示すように、次の通りである。
なお、次の(1)〜(10)については後述する。
(1)「容積率オーバーを対象外にする」
(2)「建ぺい率オーバーを対象外にする」
(3)「必要敷地寸法オーバーを対象外にする」
(4)「玄関向きでランクを付ける」
(5)「商品毎(8種)に上位2プランを絞り込む」
(6)「ユーザによる『ぴったり間取り検索』をクリック」
(7)「別ウインドーでプラン一覧を表示する(最大16プラン)」
(8)「ユーザーが並べ替えを行う」
(9)「ユーザーが『詳細表示』をクリック」
(10)「プラン他情報がウインドーの中央に表示される」
なお、上記した(1)〜(10)は、処理の手順の例示であり、他の処理を含んでいたり、一部の処理を省略してもよい。また、処理の手順の順番も例示であり、例えば(1)〜(3)を逆に、(3)、(2)、(1)の逆順で行ったり、あるいは(1)、(3)、(2)の順、(2)、(1)、(3)の順、(3)、(1)、(2)の順に行ってもよい。
<(1)「容積率オーバーを対象外にする」>
「容積率オーバーを対象外にする」という処理は、サーバー30側の管理システム60の容積率判定部61により実行される。具体的には、図12に示すように、「延べ床面積>土地面積×容積率」の条件に一致するレコード(列)を検索の「対象外」とし、建物商品プランから除外している。
上記「延べ床面積」は、図12に示すフィールド上は、「延床面積(mの2乗)」と表記されている。また、「延べ床面積」は、管理システム60の演算機能を使用し、図12に示すフィールド上の「1階床面積」と「2階床面積」とを合計して演算される。
上記「1階床面積」と「2階床面積」とは、各建物商品プラン毎に予め登録・記憶されている。
また、図12に示すフィールド上の「延床面積(mの2乗)」の右隣に、「坪数(坪)」を、管理システム60の演算機能を使用して演算している。
上記「土地面積×容積率」のうち、「土地面積」は、図5の「土地の面積(半角)」の欄に入力された数値が使用される。また、「容積率」も、図5の「容積率(半角)」の欄に入力された数値が使用される。「土地面積×容積率」の演算は、管理システム60の演算機能を使用して演算され、当該演算値が、図12に示すフィールド上の「延床面積(mの2乗)」に記載された各レコード(列)の数値と比較される。
<(2)「建ぺい率オーバーを対象外にする」>
「建ぺい率オーバーを対象外にする」という処理は、サーバー30側の管理システム60の建ぺい率判定部62により実行される。具体的には、図12に示すように、上記(1)で検索の「対象外」とされたレコード(列)を除き、残るレコード(列)のうち、「建築面積>土地面積×建ぺい率」の条件に一致するレコード(列)を更に検索の「対象外」とし、建物商品プランから除外している。
上記「建築面積」は、図12に示すフィールド上は、「建築面積(mの2乗)」と表記されている。「建築面積」は、各建物商品プラン毎に予め登録・記憶されている。
上記「土地面積×建ぺい率」のうち、「土地面積」は、図5の「土地の面積(半角)」の欄に入力された数値が使用される。また、「建ぺい率」も、図5の「建ぺい率(半角)」の欄に入力された数値が使用される。「土地面積×建ぺい率」の演算は、管理システム60の演算機能を使用して演算され、当該演算値が、図12に示すフィールド上の「建築面積(mの2乗)」に記載された各レコード(列)の数値と比較される。
<(3)「必要敷地寸法オーバーを対象外にする」>
「必要敷地寸法オーバーを対象外にする」という処理は、サーバー30側の管理システム60の敷地長さ判定部67により実行される。具体的には、図12に示すように、上記(1)及び(2)で検索の「対象外」とされたレコード(列)を除き、残るレコード(列)のうち、東西の長さについて、「必要敷地寸法東西>敷地東西長さ」の条件に一致するレコード(列)を検索の「対象外」とし、建物商品プランから除外している。
同様に、上記東西の長さにもとづいて除外したレコードを除く、残るレコード(列)のうち、南北の長さについて、「必要敷地寸法南北>敷地南北長さ」の条件に一致するレコード(列)を検索の「対象外」とし、建物商品プランから除外している。
「必要敷地寸法東西」の演算は、必要敷地寸法演算部66により実行される。具体的には、必要敷地寸法演算部66の補正値記憶部66aに、東西離隔距離補正値(例えば「1.50m」)及び南北離隔距離補正値(例えば「1.50m」)が予め記憶されている。
なお、東西離隔距離補正値及び南北離隔距離補正値として、「1.50m」を例示したが、当該数値に限定されず、東西離隔距離補正値と南北離隔距離補正値との両者の数値を異ならせてもよい。
必要敷地寸法演算部66は、図12に示すように、「間口(東西)(m)」に、その右隣の「東西離隔距離補正値」である「離隔距離補正値(m)」の「1.50m」を加算し、「必要敷地寸法東西」である「東西必要敷地寸法(東西)(m)」を演算している。
同様に、必要敷地寸法演算部66は、図12に示すように、「奥行(南北)(m)」に、その右隣の「東西離隔距離補正値」である「離隔距離補正値(m)」の「1.50m」を加算し、「必要敷地寸法南北」である「東西必要敷地寸法(南北)(m)」を演算している。
つぎに、「敷地東西長さ」は、図5の「土地の道路方位のチェックと土地の4辺の長さを入力して下さい」の欄に入力された数値が使用される。「敷地南北長さ」も、同様である。
敷地長さ判定部67は、図5において入力された「敷地東西長さ」と、図12に示すフィールド上の「東西必要敷地寸法(東西)(m)」に記載された各レコード(列)の数値とを比較する。また、同様に、図5において入力された「敷地南北長さ」と、図12に示すフィールド上の「東西必要敷地寸法(南北)(m)」に記載された各レコード(列)の数値とが比較される。
<(4)「玄関向きでランクを付ける」>
「玄関向きでランクを付ける」という処理は、サーバー30側の管理システム60の玄関向き評価部63により実行される。
具体的には、第一に、「ランク1(適合)>ランク2(対応可)>ランク3(対応不可)」、第二に、「ランク3」に該当する場合には、当該レコード(列)を検索の「対象外」とし、建物商品プランから除外している。前記第二の処理は、管理システム60の玄関向き判定部64により実行される。
まず、「ランク」は、「ランク1(適合)」、「ランク2(対応可)」、「ランク3(対応不可)」の3段階に分けている。3段階の「ランク」のうち、「ランク1(適合)」が最も適合している。続いて、「ランク2(対応可)」が適合率が劣り、「ランク3(対応不可)」が最も劣っている。「ランク3(対応不可)」については、「適合不可」と評価し、「対象外」としている。
具体的には、図12に示すように、「玄関向き」に対し、「道路方向 適合ランク」を予め評価している。
「玄関向き」は、八方位を用いて表記される。「玄関の向き」は、「南東=南、南西=南、北東=北、北西=北」と考え、表示化している。「玄関の向き」は、各建物商品プラン毎に予め登録・記憶されている。
評価は、敷地に面するあるいは接する道路を東西南北の四方に分類し、「東道路」、「西道路」、「南道路」、「北道路」の各フィールド毎、1〜3迄の3個の数字を使用して評価する。3個の数字は、「1=適合、2=対応可、3=対応不可」を意味する。
ここで、図12に表示された例を用いて、次の説明する。
(1)玄関向き「南東」
玄関向き「南東」の場合には、「南東=南」であることから、「南」とみなし、「南道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
「東道路」の場合には、玄関向き「南東」が「東」にも面し、あるいは接していることから、「対応可」の「2」と評価している。
これに対し、「西道路」、「北道路」の場合には、玄関から道路に出る場合には敷地を迂回しなければならないため、「対応不可」の「3」と評価している。
(2)玄関向き「南西」
玄関向き「南西」の場合には、「南西=南」であることから、「南」とみなし、「南道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
「西道路」の場合には、玄関向き「南西」が「西」にも面し、あるいは接していることから、「対応可」の「2」と評価している。
これに対し、「東道路」、「北道路」の場合には、玄関から道路に出る場合には敷地を迂回しなければならないため、「対応不可」の「3」と評価している。
(3)玄関向き「北東」
玄関向き「北東」の場合には、「北東=北」であることから、「北」とみなし、「北道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
「東道路」の場合には、玄関向き「北東」が「東」にも面し、あるいは接していることから、「対応可」の「2」と評価している。
これに対し、「西道路」、「南道路」の場合には、玄関から道路に出る場合には敷地を迂回しなければならないため、「対応不可」の「3」と評価している。
(4)玄関向き「北西」
玄関向き「北西」の場合には、「北西=北」であることから、「北」とみなし、「北道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
「西道路」の場合には、玄関向き「北西」が「西」にも面し、あるいは接していることから、「対応可」の「2」と評価している。
これに対し、「東道路」、「南道路」の場合には、玄関から道路に出る場合には敷地を迂回しなければならないため、「対応不可」の「3」と評価している。
(5)玄関向き「西」
玄関向き「西」の場合には、「西道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
玄関向き「西」に対し、「南道路」と「北道路」とが隣接する。このとき、日照を考慮し、「南道路」については、「対応可」の「2」と評価し、「北道路」については「対応不可」の「3」と評価と表示している。
また、「東道路」の場合には、玄関から道路に出る場合には敷地を迂回しなければならないため、「対応不可」の「3」と評価している。
(6)玄関向き「東」
玄関向き「東」の場合には、「東道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
玄関向き「東」に対し、「南道路」と「北道路」とが隣接する。このとき、日照を考慮し、「南道路」については、「対応可」の「2」と評価し、「北道路」については「対応不可」の「3」と評価と表示している。
また、「西道路」の場合には、玄関から道路に出る場合には敷地を迂回しなければならないため、「対応不可」の「3」と評価している。
(7)玄関向き「南」
玄関向き「南」の場合には、「南道路」の評価が「適合」である「1」と評価している。
残る「北道路」、「東道路」、「西道路」は、日照や迂回を考慮し、「対応不可」の「3」と評価している。
ただし、施工地域を考慮し、「西道路」を「対応可」の「2」と評価し、「北道路」、「東道路」については「対応不可」の「3」と評価と表示しているケースもある。
(8)玄関向き「北」
玄関向き「北」の場合には、建物商品プランの設定がないが、もちろんユーザーの希望により設定し、評価してもよい。
玄関向き評価部63は、図5において入力された道路方向を、図12に示す「道路方向 適合ランク」後述する玄関向き評価テーブル63aに照合し、建物商品プラン毎の適合ランクを決定するようにしている。
すなわち、図5において入力された道路方向は、単独の方向の場合と、複数の方向との場合がある。
図5において入力された道路方向が、「南方向」だけのケースでは、図12の「南道路」のフィールドを参照し、例えば1行目のプラン名「30−2SE−1−P」の「玄関向き」が「南東」の場合には、「1」(1=適合)、すなわち「適合」と評価される。
例えば、3行目のプラン名「30−2NE−1−P」の「玄関向き」が「北東」の場合には、「3」(3=対応不可)、すなわち「対応不可」と評価される。
玄関向き判定部64は、玄関向き評価部63により決定された適合ランクの適合度が低い場合に、すなわち「対応不可」の場合には、当該適合ランクを有するプラン名「30−2NE−1−P」を対象外とする。
一方、図5において入力された道路方向が、「南方向」と「東方向」の2方向のケースでは、図12の「南道路」と「東道路」の2個のフィールドを参照する。
その結果、例えば1行目のプラン名「30−2SE−1−P」の「玄関向き」が「南東」の場合には、「南道路」に対しては「1」(1=適合)、すなわち「適合」と評価される。「東道路」に対しては「2」(2=対応可)、すなわち「対応可」と評価される。
1行目のプラン名「30−2SE−1−P」のケースでは、総合的評価としては、「ランク」の高い「1」(1=適合)、すなわち「適合」と評価される。
例えば、3行目のプラン名「30−2NE−1−P」の「玄関向き」が「北東」の場合には、「南道路」に対しては「3」(3=対応不可)、すなわち「対応不可」と評価される。「東道路」に対しては「2」(2=対応可)、すなわち「対応可」と評価される。
3行目のプラン名「30−2NE−1−P」のケースでは、総合的評価としては、「ランク」の高い「2」(2=対応可)、すなわち「対応可」と評価される。このため、プラン名「30−2NE−1−P」を対象外とされることがない。
<(5)「商品毎(8種)に上位2プランを絞り込む」>
「商品毎(8種)に上位2プランを絞り込む」という処理は、サーバー30側の管理システム60のソート部65のソート機能を利用して実行される。
具体的には、図1に示すように、次のソートを実行している。
なお、ソート項目は、次の(1)及び(2)に限定されず、いずれか一方を単独で実行してもよいし、あるいは他のソート項目を追加してもよい。また、ソートの順番も、次の(1)、(2)の順に限定されず、逆に(2)、(1)の順で実行してもよい。
(1)第1ソートとして、「玄関向きランクで昇順」に並べている。
(2)第1ソートの実行後、第2ソートとして、「延べ床面積で降順」(なるべく広い家を選ぶという理由)に並べている。
第1、第2ソートの対象は、上記した(1)〜(4)の処理により、「対象外」とした「建物商品プラン」を除いた残りの「建物商品プラン」が対象となる。
第1、第2ソート後、上位の最大16個の建物商品プランを抽出することで、絞り込んでいる。
「玄関向きランクで昇順」は、「ランク1(適合)」、「ランク2(対応可)」、「ランク3(対応不可)」の順である。
「延べ床面積で降順」は、数値の大きいものから順に並べるということである。
第1ソートで「玄関向きランクで昇順」に並べ、第2ソートで「延べ床面積で降順」に並べていることから、「玄関向きランク」の優先順位を、「延べ床面積」に比較して高く設定している。
なお、抽出する建物商品プランの個数として、最大16個を例示したが、これに限定されず、単数、あるいは1〜15個、あるいは17個以上でもよい。
<(6)「ユーザによる『ぴったり間取り検索』をクリック」>
「ユーザによる『ぴったり間取り検索』をクリック」という処理は、クライアント装置40側のユーザーの操作により実行される。
具体的には、図5に示すように、サーバー30側から送信された「ぴったり間取り検索」の画面をクライアント装置40側に送信し、当該画面を表示部43に表示する。ユーザーは、表示部43に表示された「検索する」のボタンを、入力部42を通じてクリックすることで行われる。
「検索する」のボタンをクリックした信号は、クライアント装置40側からサーバー30側から送信され、サーバー30側は上記した(1)〜(5)の処理を開始する。
<(7)「別ウインドーでプラン一覧を表示する(最大16プラン)」>
「別ウインドーでプラン一覧を表示する(最大16プラン)」という処理は、図6に示すように、クライアント装置40側の表示部43に、上記した(5)で絞り込んだ最大16個の建物商品プランを一覧表の形式で、且つ別ウインドーに表示することにより実行される。
具体的には、上記した(5)で絞り込んだ最大16個の建物商品プランを、サーバー30側の管理システム60のソート部65のソート機能を利用して、表示用のソートを実行し、ソート後、「プラン一覧」の画面をクライアント装置40側に送信し、当該画面を表示部43で表示している。
具体的には、図1に示すように、次のソートを実行している。
なお、ソート項目は、次の(1)、(2)及び(3)に限定されず、いずれか一個のソート項目を単独で実行してもよいし、又、2個のソート項目を選択して実行してもよいし、あるいは他のソート項目を追加してもよい。また、ソートの順番も、次の(1)、(2)、(3)の順に限定されない。
(1)第1ソートとして、「延べ床面積で降順」(なるべく広い家を選ぶという理由)に並べている。
(2)第1ソートの実行後、第2ソートとして、「玄関向きランクで昇順」に並べている。
(3)第2ソートの実行後、第3ソートとして、「商品順位で昇順」に並べている。
「商品順位」は、図12のフォールド上に、「商品順位」を設定している。「商品順位」は、「数字が若い方が上位」となるように設定され、新プランや、おすすめのプランに若い数字を付与している。
上記ソートの結果、なるべく広く、玄関の向きが適合し、しかも新プランが比較的上位に表示されるようにしている。
表示形態は、図6に示すように、一覧表の形式で、且つ別ウインドーに表示している。 なお、建物商品プランの表示形式として、一覧表を例示したが、これに限定されず、他の形式で表示してもよい。また、建物商品プランを、別ウインドーに表示したが、これに限定されず、同一ウインドーに表示してもよい。
また、表示項目としては、図6に示すように、「商品」(写真と名称を含む。)、「プランNo」、「延床面積」(メートル表記(mの2乗)と「坪」表記を含む。)、「玄関向き」、「開口(東西)」、「奥行(南北)」、「本体価格(税込)」の7項目と、「間取りを見る」と表示されたボタンとを表形式で表示している。
なお、表示項目として、7項目を例示したが、これらに限定されない。
<(8)「ユーザーが並べ替えを行う」>
「ユーザーが並べ替えを行う」という処理は、サーバー30側の管理システム60のソート部65のソート機能を利用して実行される。
具体的には、図6に示す「プラン一覧」を、「延べ床面積」、「価格」、「商品順位」で昇順、降順に並べ直すことができるようにしている。
<(9)「ユーザーが『詳細表示』をクリック」>
「ユーザーが『詳細表示』をクリック」という処理は、クライアント装置40側のユーザーの操作により実行される。
具体的には、クライアント装置40側の表示部43に表示された、図6に示す「プラン一覧」の各建物商品プランの向かって右隅の「間取りを見る」と表示されたボタンを、ユーザーが入力部42を通じてクリックすることで行われる。
<(10)「プラン他情報がウインドーの中央に表示される」>
「プラン他情報がウインドーの中央に表示される」という処理は、クライアント装置40側の表示部43に、図7に示す別ウィンドで詳細画面を表示することにより実行される。
<図5に例示する土地情報の入力画面>
図5に例示する土地情報は、サーバー30から配信され、クライアント装置40側の表示部43に表示され、ユーザーが入力部42を通じて入力する。
入力項目は、図5に示すように、次の通りである。
なお、入力項目は、次の(1)〜(6)に限定されない。
(1)「土地の所在地」(都道府県を選択方式で入力)
(2)「土地の面積」(半角、数字で入力)
(3)「建ぺい率」(半角、数字で入力)
(4)「容積率」(半角、数字で入力)
(5)「土地の道路方位」(四方の「北」のいずれかをクリック)
(6)「土地の4辺の長さ」(半角、数字で入力)
<図6に例示するサーバー30から配信された建物商品プランの表示画面>
図6に例示する建物商品プランの表示画面は、サーバー30から配信され、クライアント装置40側の表示部43に表示される。
プラン一覧は、図6に示すように、行が建物商品プランで、列に表示項目が表示される。
表示項目は、図5に示すように、次の通りである。
なお、次の(1)〜(7)については、「昇順」か「降順」のいずれかの並べ替えが可能となっている。また、表示項目は、次の(1)〜(8)に限定されない。
(1)「商品」(写真と名称を含む。)
(2)「プランNo」
(3)「延床面積」(メートル表記(mの2乗)と「坪」表記を含む。)
(4)「玄関向き」
(5)「開口(東西)」
(6)「奥行(南北)」
(7)「本体価格(税込)」
(8)「間取りを見る」と表示されたボタン
<図8〜11に例示する物件登録(土地/一区画)の登録画面>
図8〜11に例示する物件登録(土地/一区画)の登録画面は、管理者(ディーラー)用の登録画面である。
管理者であるディーラーも、図2に示すクライアント装置40を介して、通信ネットワーク20を通じてサーバー30にアクセスし、IDやパスワードの入力を条件に、管理者(ディーラー)用の環境に入る。その後、サーバー30側から配信された登録画面をクライアント装置40の表示部43に表示させ、入力部42を通じて登録項目を入力する。
登録項目は、図8〜11に示すように、大別すると、次の通りである。
なお、登録項目は、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)「ディーラー基本情報」(図9)
(2)「物件基本情報」(図9)
(3)「物件公開情報」(図9)
(4)「詳細/土地情報」(図10)
(5)「ぴったり間取り」プランをユーザーに表示するか否かの選択(図11)
<図9に例示する「ディーラー基本情報」>
「ディーラー基本情報」の登録項目は、図9に示すように、次の通りである。
なお、「ディーラー基本情報」の登録項目は、次の(1)〜(12)に限定されない。
(1)担当ディーラー(選択式)
(2)支店・営業所(選択式)
(3)担当ディーラー(全角25字以内)
(4)当支店・営業所(全角25字以内)
(5)担当者名(全角10字以内)
(6)郵便番号(半角)
(7)住所(全角20字以内)
(8)電話番号(半角)
(9)FAX(半角)
(10)Eメール(半角)
(11)ホームページURL(半角)
(12)宅建免許番号(全角20字以内)
<図9に例示する「物件基本情報」>
「物件基本情報」は、図9に示すように、次の通りである。
なお、「物件基本情報」の登録項目は、次の(1)〜(17)に限定されない。
(1)取引態様(選択式)
(2)価格(半角)
(3)物件名(全角30字以内)
(4)都道府県(選択式)
(5)市区町村
(6)地名番地
(7)沿線名(選択式)
(8)最寄駅名
(9)バス停名
(10)駅からの所要時間(半角)
(11)駅/バス停からの所要時間(半角)
(12)最寄施設名
(13)最寄施設からの距離(半角)
(14)学校区 小学校名
(15)学校区 中学校名
(16)物件紹介文(全角120字以内)
(17)備考(全角300字以内)
<図9に例示する「物件公開情報」>
「物件公開情報」は、図9に示すように、次の通りである。
なお、「物件公開情報」の登録項目は、次の(1)〜(9)に限定されない。
(1)詳細登録の有無(選択式)
(2)詳細ページURL(半角)
(3)画面公開状況(選択式)
(4)販売状況(選択式)
(5)新着フラグ(選択式)
(6)物件画像1(土地全景)(ファイルを選択)
(7)物件画像2(ファイルを選択)
(8)物件画像3(ファイルを選択)
(9)物件画像(区画図)(ファイルを選択)
<図10に例示する「詳細/土地情報」>
「詳細/土地情報」は、図10に示すように、次の通りである。
なお、「詳細/土地情報」の登録項目は、次の(1)〜(24)に限定されない。
(1)土地面積(半角)
(2)用途地域(選択式)
(3)都市計画(選択式)
(4)建ぺい率1(半角)
(5)建ぺい率2(半角)
(6)容積率1(半角)
(7)容積率2(半角)
(8)道路方位1(選択式)
(9)道路方位2(選択式)
(10)道路幅員1(半角)
(11)道路幅員2(半角)
(12)地目(選択式)
(13)地勢(選択式)
(14)現況(選択式)
(15)引渡(選択式)
(16)ガス(選択式)
(17)水道(選択式)
(18)私道負担(選択式)
(19)私道負担面積
(20)権利形態(選択式)
(21)借地権内容(選択式)
(22)借地期間
(23)保証金/権利金
(24)地代
<図11に例示する「ぴったり間取り」プランをユーザーに表示するか否かの選択>
「ぴったり間取り」プランをユーザーに表示するか否かの選択は、図10に示すように、次の通りである。
なお、「ぴったり間取り」プランをユーザーに表示するか否かの選択の登録項目は、次の(1)に限定されない。
(1)プランを選択する(チェック方式)
<図12に例示するデーターベースの検索テーブルの例>
データーベースの検索テーブルは、図12に示すように、行に建物商品プラン(レコード)を表示し、列にフィールドを表示している。
フィールドの項目は、次の通りである。
なお、フィールドの項目は、次の(1)〜(19)に限定されない。
(1)プラン名
(2)付加文言
(3)管理用ディレクトリ
(4)カテゴリ
(5)反転に*
(6)商品順位(*数字が若い方が上位)
(7)玄関向き(*南東=南、南西=南、北東=北、北西=北)
(8)道路方向 適合ランク(1=適合、2=対応可、3=対応不可)
(8−1)東道路
(8−2)西道路
(8−3)南道路
(8−4)北道路
(9)建築面積(mの2乗)
(10)1階床面積
(11)2階床面積
(12)延床面積(mの2乗)
(13)坪数(坪)
(14)間口(東西)(m)
(15)離隔距離補正値(m)
(16)東西必要敷地寸法(東西)(m)
(17)奥行(南北)(m)
(18)離隔距離補正値
(19)東西必要敷地寸法(南北)(m)
上記したフィールド(1)〜(19)のうち、「(8)道路方向 適合ランク」、「(9)建築面積」、「(12)延床面積」、「(16)東西必要敷地寸法」、「(19)東西必要敷地寸法」の5項目については、サーバー30側の管理システム60により検索用に新たに作成されたデータである。これらの検索用のデータをサーバー30側が予め用意していることで、検索時間を短縮することができるばかりでなく、検索システムの構造を単純化することができる利点がある。残る14項目については、予めデータを登録・記憶されている。
<図13に例示するサンプル1>
図13は、サンプル1のデータであり、敷地が東道路と南道路とに面している。また、東西の間口は「132.23m」であり、南北の奥行は「13.223m」で、建ぺい率は「60%」、容積率は「200%」である。
<図14に例示するサンプル2>
図13は、サンプル1のデータであり、敷地が北道路と南道路とに面している。また、東西の間口は「132.23m」であり、南北の奥行は「13.223m」で、建ぺい率は「60%」、容積率は「200%」である。
<建物選定支援システム10の使用方法>
つぎに、上記した構成を備える建物選定支援システム10の使用方法について説明する。
まず、ユーザーは、図2に示すように、クライアント装置40を介して、通信ネットワーク20を介してサーバー30に接続する。
つぎに、図5に示す入力画面において、入力項目中、少なくとも必須項目を入力し、画面下側の「検索する」と表示されたボタンをクリックする(図1の「6」参照)。
例えば、図13に例示するサンプル1を例に挙げると、図5に示す土地の道路方位として、「東」と「南」の2箇所にチェックを入れればよい。
同様に、図14に例示するサンプル2を例に挙げると、図5に示す土地の道路方位として、「北」と「南」の2箇所にチェックを入れればよい。
ユーザーが「検索する」と表示されたボタンをクリックすると、入力項目の情報がサーバー30側に送信される。
サーバー30は、図1の「1」〜「5」及び「7」の処理を行い、図6に示す「プラン一覧」をクライアント装置40側に配信する。
ユーザーは、サーバー30側から配信された建物商品プランをもとに、建物商品プランを比較しながら選択することができる。
<図15〜17の第2の実施の形態>
つぎに、図15〜17を用いて、第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、図15に示すように、第2のサーバー31を建物選定支援システム10に包含させることで、ユーザーの入力を省力化することができるようにしたものである。
すなわち、第2のサーバー31には、住所情報に関連付けてユーザーが入力していた土地情報が不動産情報として予め記憶され、住所情報を元に検索できる構成されている。
ユーザーは、第2のサーバー31に接続し、図16に示すように、不動産情報を検索する。その後、図16及び図17に示すように、「プラン一覧はこちら」と表示されたボタンをクリックすると、第2のサーバー31からサーバー30に、土地情報が転送され、同時に、サーバー30が別ウインドーで立ち上がったり、あるいはウインドウが切り替わる。
ユーザーは、サーバー30に接続する必要もなく、しかも土地情報を入力することなく、サーバー30において検索を実行することができる。
なお、第2のサーバー31を、サーバー30と別個に設けたが、これに限定されず、サーバー30の中に第2のサーバー31の機能を組み込み、一つのサーバーとして構成・運用してもよい。また、第2のサーバー31の土地情報を含む登録情報には、先に図8〜11に例示する物件登録(土地/一区画)を用いることができる。
<実施の形態の補足的な説明>
上記実施の形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)ユーザーのクライアント装置からの要求に応じ、通信ネットワークを介してサーバーに蓄積された建物商品プランを当該クライアント装置に配信する建物商品プラン提供システムであって、前記サーバーには、固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたデータベースと、前記クライアント装置から入力された土地情報にもとづいて、前記データベースを用いて検索を実行する管理システムとを備え、前記建物商品プランには、建築面積、延べ床面積及び玄関の向きの情報を含み、前記土地情報には、土地面積、建ぺい率、容積率及び道路方向の情報を含み、前記管理システムには、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記容積率を掛けた容積率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積とを比較し、前記容積率関連演算値を超える前記延べ床面積を含む前記建物商品プランを対象外とする容積率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記建築面積とを比較し、前記建ぺい率関連演算値を超える前記建築面積を含む前記建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向と、前記建物商品プランに含まれる前記玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部と、前記容積率判定部及び前記建ぺい率判定部により対象外とされた前記建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、前記玄関向き評価部によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部とを備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
(2)前記(1)に記載の建物商品プラン提供システムであって、前記建物商品プランには、建物東西長さ及び建物南北長さの情報を含み、前記土地情報には、敷地東西長さ及び敷地南北長さの情報を含み、前記管理システムには、予め設定された東西離隔距離補正値及び南北離隔距離補正値を記憶する補正値記憶部と、前記建物商品プランに含まれる前記建物東西長さに前記補正値記憶部に記憶された前記東西離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法東西を演算し、前記建物商品プランに含まれる前記建物南北長さに前記補正値記憶部に記憶された前記南北離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法南北を演算する必要敷地寸法演算部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記敷地東西長さと、前記必要敷地寸法演算部により演算された前記必要敷地寸法東西とを比較し、前記必要敷地寸法東西が前記敷地東西長さを超える場合には、前記必要敷地寸法東西を演算するのに用いられた前記建物東西長さを含む前記建物商品プランを対象外とするとともに、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記敷地南北長さと、前記必要敷地寸法演算部により演算された前記必要敷地寸法南北とを比較し、前記必要敷地寸法南北が前記敷地南北長さを超える場合には、前記必要敷地寸法南北を演算するのに用いられた前記建物南北長さを含む前記建物商品プランを対象外とする敷地長さ判定部とを備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
(3)前記(1)又は前記(2)に記載の建物商品プラン提供システムであって、前記管理システムには、前記ソート部によりソートされた前記抽出群を、前記抽出群を構成する前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積の大小にもとづいて二次ソートする第2のソート部を備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
(4)前記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の建物商品プラン提供システムであって、前記管理システムには、前記玄関の向きに対する前記道路方向の各方向毎の適合度を適合ランクとして対応付けて記憶した玄関向き評価テーブルを備え、前記玄関向き評価部は、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向を、前記玄関向き評価テーブルに照合し、前記建物商品プラン毎の適合ランクを決定するようにしていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
(5)前記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の建物商品プラン提供システムであって、前記管理システムには、前記玄関向き評価部により決定された適合ランクの適合度が低い場合に、当該適合ランクを有する前記建物商品プランを対象外とする玄関向き判定部を備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
(6)前記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の建物商品プラン提供システムであって、前記建物商品プランには、施工エリア及び本体価格の情報を含み、前記土地情報には、土地所在地の情報を含み、前記管理システムは、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地所在地が、前記建物商品プランに含まれる施工エリアに包含される場合に、当該建物商品プランの集合を検索対象とし、検索結果に前記本体価格を含ませ、当該本体価格が前記クライアント装置の表示部に表示されるようにしたことを特徴とする建物商品プラン提供システム。
(7)ユーザーのクライアント装置からの要求に応じ、通信ネットワークを介してサーバーに蓄積された建物商品プランが当該クライアント装置に配信され、前記サーバーには、固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたデータベースと、前記クライアント装置から入力された土地情報にもとづいて、前記データベースを用いて検索を実行する管理システムとを備えた建物商品プラン提供システムを前提とし、前記建物商品プランには、建築面積、延べ床面積及び玄関の向きの情報を含み、前記土地情報には、土地面積、建ぺい率、容積率及び道路方向の情報を含み、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記容積率を掛けた容積率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積とを比較し、前記容積率関連演算値を超える前記延べ床面積を含む前記建物商品プランを対象外とする容積率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記建築面積とを比較し、前記建ぺい率関連演算値を超える前記建築面積を含む前記建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部と、前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向と、前記建物商品プランに含まれる前記玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部と、前記容積率判定部及び前記建ぺい率判定部により対象外とされた前記建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、前記玄関向き評価部によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部として、前記管理システムを機能させるためのコンピュータが読み取り可能な建物商品プラン提供システム用プログラム。
<第1の実施の形態>
10 建物選定支援システム
20 通信ネットワーク
30 サーバー
40 クライアント装置
41 中央制御部
42 入力部
43 表示部
44 送受信部
50 データベース
60 管理システム
61 容積率判定部
62 建ぺい率判定部
63 玄関向き評価部
63a 玄関向き評価テーブル
64 玄関向き判定部
65 ソート部(玄関向きのランク)
66 必要敷地寸法演算部
66a 補正値記憶部
67 敷地長さ判定部
68 第2のソート部(延べ床面積の大小)
69 施工エリア判定部
<第2の実施の形態>
31 第2のサーバー

Claims (7)

  1. ユーザーのクライアント装置からの要求に応じ、通信ネットワークを介してサーバーに蓄積された建物商品プランを当該クライアント装置に配信する建物商品プラン提供システムであって、
    前記サーバーには、
    固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたデータベースと、
    前記クライアント装置から入力された土地情報にもとづいて、前記データベースを用いて検索を実行する管理システムとを備え、
    前記建物商品プランには、
    建築面積、延べ床面積及び玄関の向きの情報を含み、
    前記土地情報には、
    土地面積、建ぺい率、容積率及び道路方向の情報を含み、
    前記管理システムには、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記容積率を掛けた容積率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積とを比較し、前記容積率関連演算値を超える前記延べ床面積を含む前記建物商品プランを対象外とする容積率判定部と、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記建ぺい率を掛けた建ぺい率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記建築面積とを比較し、前記建ぺい率関連演算値を超える前記建築面積を含む前記建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部と、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向と、前記建物商品プランに含まれる前記玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部と、
    前記容積率判定部及び前記建ぺい率判定部により対象外とされた前記建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、前記玄関向き評価部によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部とを備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
  2. 請求項1に記載の建物商品プラン提供システムであって、
    前記建物商品プランには、
    建物東西長さ及び建物南北長さの情報を含み、
    前記土地情報には、
    敷地東西長さ及び敷地南北長さの情報を含み、
    前記管理システムには、
    予め設定された東西離隔距離補正値及び南北離隔距離補正値を記憶する補正値記憶部と、
    前記建物商品プランに含まれる前記建物東西長さに前記補正値記憶部に記憶された前記東西離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法東西を演算し、前記建物商品プランに含まれる前記建物南北長さに前記補正値記憶部に記憶された前記南北離隔距離補正値を加算し、必要敷地寸法南北を演算する必要敷地寸法演算部と、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記敷地東西長さと、前記必要敷地寸法演算部により演算された前記必要敷地寸法東西とを比較し、前記必要敷地寸法東西が前記敷地東西長さを超える場合には、前記必要敷地寸法東西を演算するのに用いられた前記建物東西長さを含む前記建物商品プランを対象外とするとともに、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記敷地南北長さと、前記必要敷地寸法演算部により演算された前記必要敷地寸法南北とを比較し、前記必要敷地寸法南北が前記敷地南北長さを超える場合には、前記必要敷地寸法南北を演算するのに用いられた前記建物南北長さを含む前記建物商品プランを対象外とする敷地長さ判定部とを備
    えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の建物商品プラン提供システムであって、
    前記管理システムには、
    前記ソート部によりソートされた前記抽出群を、前記抽出群を構成する前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積の大小にもとづいて二次ソートする第2のソート部を備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の建物商品プラン提供システムであって、
    前記管理システムには、
    前記玄関の向きに対する前記道路方向の各方向毎の適合度を適合ランクとして対応付けて記憶した玄関向き評価テーブルを備え、
    前記玄関向き評価部は、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向を、前記玄関向き評価テーブルに照合し、前記建物商品プラン毎の適合ランクを決定するようにしていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の建物商品プラン提供システムであって、
    前記管理システムには、
    前記玄関向き評価部により決定された適合ランクの適合度が低い場合に、当該適合ランクを有する前記建物商品プランを対象外とする玄関向き判定部を備えていることを特徴とする建物商品プラン提供システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の建物商品プラン提供システムであって、
    前記建物商品プランには、
    施工エリア及び本体価格の情報を含み、
    前記土地情報には、
    土地所在地の情報を含み、
    前記管理システムは、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地所在地が、前記建物商品プランに含まれる前記施工エリアに包含される場合に、当該建物商品プランの集合を検索対象とし、検索結果に前記本体価格を含ませ、当該本体価格が前記クライアント装置の表示部に表示されるようにしたことを特徴とする建物商品プラン提供システム。
  7. ユーザーのクライアント装置からの要求に応じ、通信ネットワークを介してサーバーに蓄積された建物商品プランが当該クライアント装置に配信され、
    前記サーバーには、
    固有のプラン番号を有する複数の建物商品プランから構成される建物商品プラン群が記憶されたデータベースと、
    前記クライアント装置から入力された土地情報にもとづいて、前記データベースを用いて検索を実行する管理システムとを備えた建物商品プラン提供システムを前提とし、
    前記建物商品プランには、
    建築面積、延べ床面積及び玄関の向きの情報を含み、
    前記土地情報には、
    土地面積、建ぺい率、容積率及び道路方向の情報を含み、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記容積率を掛けた容積率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記延べ床面積とを比較し、前記容積率関連演算値を超える前記延べ床面積を含む前記建物商品プランを対象外とする容積率判定部と、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記土地面積に前記建ぺ
    い率を掛けた建ぺい率関連演算値と、前記建物商品プランに含まれる前記建築面積とを比較し、前記建ぺい率関連演算値を超える前記建築面積を含む前記建物商品プランを対象外とする建ぺい率判定部と、
    前記クライアント装置から入力された前記土地情報に含まれる前記道路方向と、前記建物商品プランに含まれる前記玄関の向きとを比較し、適合度を複数段階にランク付けする玄関向き評価部と、
    前記容積率判定部及び前記建ぺい率判定部により対象外とされた前記建物商品プランを除き、抽出された抽出群を、前記玄関向き評価部によりランク付けされたランクの順位にもとづいてソートするソート部として、前記管理システムを機能させるためのコンピュータが読み取り可能な建物商品プラン提供システム用プログラム。
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