JP2015032106A - タッチパネル、タッチパネルの製造方法 - Google Patents

タッチパネル、タッチパネルの製造方法 Download PDF

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和彦 高畑
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Abstract

【課題】立体形状を付与されたタッチパネルにおいて、作業性が優れた構造を実現する。【解決手段】タッチパネル1は、立体形状であって、カバー13と、タッチセンサ15と、取り出し端子31と、異方性導電接着剤35とを備えている。カバー13は、立体形状を有する。タッチセンサ15は、カバー13に貼られている。取り出し端子31は、カバー13の周縁部近傍のタッチセンサ15側の面に形成された、タッチセンサ15からの信号を取り出すための部材である。異方性導電接着剤35は、タッチセンサ15と取り出し端子31とを電気的に接続する。【選択図】図3

Description

本発明は、タッチパネル及びその製造方法に関し、特に、立体形状を付与されたタッチパネル及びその製造方法に関する。
タッチパネルは、近年において適用範囲がますます広がっている。例えば、従来であれば平面形状のタッチパネルが一般的であったが、最近は例えば半球形状といった立体形状のタッチパネルの開発が進められている。このようなタッチパネルは、例えば、車両の座席回りの電装部品、又は家電のスイッチに採用される動きがある。
立体形状のタッチパネルは、例えば、3次元立体形状の樹脂製カバーと、カバーに一体に形成されたタッチセンサとから構成されている。タッチセンサは、例えば、基材フィルムと、基材フィルムの上に形成された透明電極層とから構成されている。基材フィルムには、透明電極層に接続された引き回し回路層がさらに形成されている。
一般に、上記のタイプの立体形状のタッチパネルを製造する方法は複数種類あるが、いずれの場合も、タッチセンサを外部のコントローラと接続するための端子部分を立体形状のタッチパネルに設ける必要がある。
最初に、FPCを異方性導電接着剤を介してカバーとタッチセンサに熱圧着する製造方法における問題を説明する。この場合において、立体形状が付与される前のタッチセンサにFPCを圧着する方法を採用する場合、タッチセンサに立体形状を付与するときに熱圧により圧着部分が剥がれやすくなったり、強度が低下したりする。また、タッチセンサを樹脂カバーに貼り合わせた後にFPCを圧着する方法を採用する場合は、圧着部分が曲面形状であれば、場所によっては熱圧を均一に作用させることができず、その結果、強度が低下するおそれがある。また、FPCを圧着する際に樹脂カバーが変形するおそれもある。
次に、タッチセンサの基材フィルムの上に端子取り出し部分と一体化してセンサを作成する製造方法における問題を説明する。この場合において、タッチパネルのタッチセンサに立体形状を付与するときに、端子取り出し部分が変形するおそれがある。また、カバーとタッチセンサとの貼り合わせ時に、端子取り出し部分が貼り合わせの邪魔になり、生産性が低下するおそれがある。さらに、回路配線部分又は端子部分が銀ペーストのように伸長性がない材料の場合には、タッチセンサの曲面形成時に配線部分に断線、クラック等の不具合が生じ、その結果、回路抵抗が上昇して、正常なセンサ動作ができなくなる。そして、以上の問題を解決しようとすれば、端子取り出し部分を平面部に設ける必要が生じてしまい、つまりタッチパネルの形状の自由度が低下する。
以上より、以下の2つの問題が生じる。
第1に、FPC又は端子取り出し部分がカバーの外側に突出してしまうので、タッチパネルの製造時及び装置への装着時の作業性が低下する。
第2に、FPC又は端子取り出し部分が曲面形状部分に接合されると、剥がれやすくなるなどの問題が生じる可能性があるので、接合部分を平面形状部分に設ける必要があり、それによりタッチパネルの形状に制限が加えられる。
本発明の課題は、立体形状を付与されたタッチパネルにおいて、作業性が優れた構造を実現することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係るタッチパネルは、立体形状であって、カバーと、タッチセンサと、取り出し端子と、接続材料とを備えている。
カバーは、立体形状を有する。
タッチセンサは、カバーに貼られている。
取り出し端子は、カバーの周縁部近傍のタッチセンサ側の面に形成された、タッチセンサからの信号を取り出すための部材である。
接続材料は、タッチセンサと取り出し端子とを電気的に接続する。
このタッチパネルでは、取り出し端子がカバーの面に形成されているので、従来とは異なり、取り出し用の部材がカバーから外側にはみ出ないようにできる。したがって、タッチパネルの省スペース化が実現され、それによりタッチパネルの製造時及び装置への装着時の作業性が向上する。
なお、立体形状とは、2次元の平面形状以外の形状を一部にでも有していること、つまり、立体的に形成された部分(例えば、屈曲部、曲面部、立ち上がった平面部)を一部にでも有していることを意味する。
取り出し端子は、全体がカバーの縁部より内側に配置されていることが好ましい。この場合は、取り出し端子がカバーの外側にはみ出る部分を全く有していないので、上述の効果がより多く得られる。
タッチセンサは、第1方向に並んだ複数の第1端子を有しており、取り出し端子は、複数の第1端子にそれぞれ重なるように第1方向に並んだ複数の第2端子を有しており、第2端子は、複数の第1端子に対応して設けられた複数の第1部分と、第1部分と一体に形成されて第1部分の線幅に比べて第1方向において長く形成された複数の第2部分とを有していることが好ましい。なお、第1部分と第2部分の形状の組み合わせは前記変形例に特に限定されない。
このタッチパネルでは、複数の第1端子と複数の第2端子とが第1方向にわずかにずれた場合であっても、第2端子の第2部分に対して第1端子が接続される可能性が高くなっている。したがって、正確な位置合わせが難しい場合であっても、端子同士の接続が確実になる。
タッチパネルは、タッチセンサのカバー側の位置に配置された絵柄層をさらに備えていてもよい。
このタッチパネルでは、絵柄層によってタッチパネルに模様が実現される。絵柄層はカバーのいずれの面に形成されていてもよい。絵柄層は、例えば、取り出し端子を外側から覆うことで取り出し端子が外部から見えなくなる位置に設けられてもよい。
本発明の他の見地に係るタッチパネルの製造方法は、以下のステップを備えている。
◎カバーに立体形状を付与するステップ
◎タッチセンサに立体形状を付与するステップ
◎カバーの周縁部近傍の面に取り出し端子を形成するステップ
◎タッチセンサを、取り出し端子が形成されたカバーに固定するステップ
◎タッチセンサを、カバーに形成された取り出し端子に対して電気的に接続するステップ
このタッチパネルの製造方法では、取り出し端子が形成されるのはカバーの周縁部近傍の面であるので、従来とは異なり、取り出し用の部材がカバーから外側にはみ出ないようにできる。したがって、タッチパネルの省スペース化が実現され、それによりタッチパネルの製造時及び装置への装着時の作業性が向上する。
なお、以上のステップの順番は、明記された場合を除いて特に限定されておらず、同時に又は重なり合って実行される場合も含む。
さらに、このタッチパネルの製造方法では、取り出し端子が変形等することがないので、取り出し端子の材料に伸び等に弱い材料を用いることができる。
タッチセンサをカバーに固定するステップと、タッチセンサを取り出し端子に対して電気的に接続するステップとは、同時に行われるのが好ましい。
このタッチパネルの製造方法では、タッチパネルの製造プロセスが簡略化される。
本発明に係るタッチパネル及びその製造方法では、立体形状を付与されたタッチパネルにおいて、作業性が優れた構造が実現される。
タッチパネルの平面図。 図1のA−A断面図。 図2のX部拡大図。 取り出し端子の接合部分を示す側面図。 図3に対応する第1変形例を示す図。 図3に対応する第2変形例を示す図。 図3に対応する第3変形例を示す図。 カバーとタッチセンサとの貼り合わせ動作を示す模式的断面図。 治具におけるカバー及び取り出し端子を示す側面図。 治具における透明導電層の取り出し側端部を示す側面図。 取り出し端子と透明導電層の取り出し側端部との位置関係を示す模式図。 取り出し端子と透明導電層の取り出し側端部との位置関係を示す模式図。 取り出し端子の第1変形例を示す側面図。 取り出し端子の第2変形例を示す側面図。 取り出し端子の第3変形例を示す側面図。 取り出し端子の第4変形例を示す側面図。 第2実施形態において図3に対応した図であり、取り出し端子の接合部分の断面図。 第3実施形態において図3に対応した図であり、タッチパネルの部分拡大断面図。 第4実施形態のタッチパネルの断面図。 図19のY部拡大図。 第5実施形態の取り出し端子の接合部分を示す側面図。 図21のB−B断面図。 図21のC−C断面図。 第5実施形態の取り出し端子の接合動作を示す模式的側面図。 図24(c)のD−D断面図。 図24(c)のZ方向に見た側面図。 第6実施形態の取り出し端子の接合部分を示す側面図。
(1)タッチパネルの全体構造(第1実施形態)
図1〜図2を用いて、本発明の一実施形態に係るタッチパネル1を説明する。図1は、タッチパネルの平面図である。図2は、図1のA−A断面図である。
タッチパネル1は、静電容量式タッチセンサであり、立体形状を有している。より具体的には、タッチパネル1は、絞り加工によって湾曲した形状であり、図2に示す断面では半球形状を有している。タッチパネル1は、例えば、オペレータの手指を接触させることによりスイッチの入力が実現されるようになっている。
図2においては、タッチパネル1は、基板3に装着されている。タッチパネル1と基板3とにより、点灯装置5が実現されている。
基板3は、板状部材7と、制御基板9と、複数の発光素子11とを有している。制御基板9は、基板3の上に配置されている。制御基板9は、CPU及びタッチパネル制御部を有している。タッチパネル制御部は、静電容量方式のタッチ検出を実現する装置部分であり、発振回路、判定回路、信号発信回路を備えている。発振回路は主電極領域の静電容量の値に応じて発振周波数が変化する。判定回路は発振周波数の変化の有無を判定する。信号発信回路は、判定回路が発振周波数の変化を検知した場合にコンピュータにタッチ信号を送出する。タッチパネル1が人の指等と遊離状態にある時、主電極領域の静電容量の値が一定であり、発振回路は一定発振周波数で発振している。タッチパネル1の主電極領域に人の指が近接あるいは接触すれば主電極領域の静電容量が変化しこれにより発振周波数が変化する。判定回路が当該変化を検知する。そして、信号発信回路がタッチ信号をCPUに送出すれば、CPUはタッチ信号を受信して、予め定められているタスクを実行する。この実施形態では、CPUは、タッチ入力に応じて複数の発光素子11を点灯・消灯する。予め定められたタスクの他の例は、投影画像の切り替え、拡大・縮小、音声の切り替え、音の大小、曲面タッチパネル付表示装置のオン・オフ等である。発光素子11は、制御基板の上に配置されている。
なお、以下の説明では、タッチパネル1と基板3との間の空間を基準にして、空間の最下部中心に近づく側を「内側」とし、空間の最下部中心から離れる側を「外側」とする。
タッチパネル1は、主に、カバー13と、タッチセンサ15とを有している。
カバー13は、例えば、透明の樹脂製であり保護層として機能している。カバー13は、湾曲部を有する立体形状である。この実施形態では、カバー13は、タッチパネル1の外側部分を構成している。また、カバー13は、湾曲形状部分を有しているが、平坦な周辺部を有していない。
タッチセンサ15は、カバー13の内側面に接着層33を介して貼られている。つまり、カバー13は、タッチパネル1の最外側面(最上面)を構成しているタッチセンサ15は、主に、基材フィルム19と、透明導電層21と有している。基材フィルム19は、薄いシート状の部材である。基材フィルム19は、カバー13の形状に沿った立体形状を有している。透明導電層21は、基材フィルム19の一面に形成されている。この実施形態では、透明導電層21は、基材フィルム19の外側面に形成されている。その結果、基材フィルム19は、タッチパネル1の最内側面(最下面)を構成している。このようにタッチセンサ15の透明導電層21がカバー13と接着される側に設けられているので、透明導電層21を保護するための保護層又は保護フィルムが不要になる。この結果、タッチセンサ15が薄型化される。
透明導電層21は、例えば、図1に示すように、複数の電極部23と、電極部23から延びる引き回し回路部25とを有している。引き回し回路部25の取り出し側端部27は、基材フィルム19の一部分である図1及び図2の左側部分に集中して配置されている。なお、図3に示すように、基材フィルム19において取り出し側端部27が形成されている部分の下端は、カバー13の下端より高い位置に配置されている。
カバー13及び基材フィルム19は、例えば、透明プラスチックフィルムからなる。透明プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリエステルサルフォン樹脂(PES)、ポリアリレート樹脂(PAR)、ノルボルネン樹脂、アクリル樹脂(PMMA)、又はポリイミド樹脂(PI)が使用可能である。カバー13のタッチセンサ15と反対側の面には、ハードコート層が形成されていてもよい。ハードコート層としては、シロキサン系樹脂などの無機材料、あるいはアクリルエポキシ系、ウレタン系の熱硬化型樹脂やアクリレート系の光硬化型樹脂などの有機材料がある。
透明導電層21は、可とう性導電材料からなる。可とう性導電材料としては、例えば、カーボンナノチューブ(CNT)、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)、グラフェン、金属ナノワイヤが用いられる。これら材料が好ましい理由は、曲げ性及び伸び性が良好だからである。
以上に述べたように透明導電層21が可とう性導電材料からなるので、タッチセンサ15に立体形状が付与されるときに断線、クラック等の不具合が生じにくい。
なお、タッチパネルの曲がり具合が大きくない場合は、ITO(Indium Tin Oxide)を透明導電層(引き回し回路を含む)の材料に用いてもよい。
(2)タッチパネルの電極の取り出し構造(第1実施形態)
図3及び図4を用いて、タッチパネル1における電極の取り出し構造を説明する。図3は、図2のX部拡大図である。図4は、取り出し端子の接合部分を示す側面図である。
カバー13において、引き回し回路部25の取り出し側端部27に対応する部分には、取り出し端子31が形成されている。具体的には、カバー13の周縁部の一部の内側面には、取り出し端子31が形成されている。取り出し端子31は、直線状に延びる複数の端子であり、上端が取り出し側端部27の下端に側面視で重なっている。図に示すように、取り出し端子31の上端と取り出し側端部27の下端は、異方性導電接着剤35を介して互いに電気的に接続されている。
以上の構造において、取り出し端子31は、全体がカバー13の縁部より内側に配置されている。つまり、取り出し端子31がカバーの外側にはみ出る部分を全く有していない。図では取り出し端子31の端面はカバー13の縁部と一致しているが、内側にずれていてもよい。
以上の構造において、従来とは異なり、曲面部分の圧着が行われないので、製造作業が簡素化されている。また、上記問題を解消するために平面部で圧着を行う必要もなくなるので、タッチパネルの曲面形状の自由度が高くなる。例えば、タッチパネル全体を曲面形状にする(元の平面部を残さないようにする)ことも可能である。また、取り出し端子31の接続安定性が向上している。
取り出し端子31は、銅、銀といった通常の端子材料から形成されている。
以上の構造において、取り出し端子31はカバー13の面に形成されており、カバー13から外側に延びる部分を有していない。したがって、タッチパネル1の小型化・省スペース化が実現されている。
図2に示すように、取り出し端子31は、基板3に設けられた端子36に接続されている。端子36と制御基板9は、リード線37によって接続されている。
以下、図5〜図7を用いて、図3に対応する変形例を説明する。
図5に示す第1変形例では、カバー13とタッチセンサ15との間に、絵柄層41が設けられている。
図6に示す第2変形例では、カバー13の内側において取り出し端子31に対応する部分に絵柄層43が設けられている。
図7に示す第3変形例では、カバー13の外側において取り出し端子31に対応する部分に絵柄層45が設けられている。
上記いずれの場合も絵柄層は全周にわたって形成されていてもよいし、取り出し端子31にのみ対応して形成されていてもよい。いずれであっても、絵柄層は取り出し端子を外部から覆うことで外部から取り出し端子が見えなくする位置に設けられている。
以上のように、絵柄層の位置は、タッチセンサ15のカバー13側であれば、カバーのいずれの面に形成されていてもよい。
(3)タッチパネルの製造方法(第1実施形態)
図8を用いて、タッチパネル1の製造方法を説明する。図8は、カバーとタッチセンサとの貼り合わせ動作を示す模式的断面図である。
最初に、カバー13に3次元形状を付与する(プレフォームを行う)。カバー13を立体形状にする方法は、例えば、真空成形、圧空成形、熱プレス成形である。
さらに、カバー13の内側面に取り出し端子31を形成する。具体的には、ペースト材料を用いた各種印刷(スクリーン印刷、タンポ印刷,その他の印刷方法)、銅などの金属箔からなる端子の貼り付け、メッキによって、取り出し端子31は形成される。
この実施形態では、取り出し端子31が形成されるのは立体形状が付与されたカバー13であるので、取り出し端子31が変形等することがなく、そのため、取り出し端子31の材料に伸び等に弱い材料を用いることができる。
続いて、タッチセンサ15の製造では、最初に、基材フィルム19に透明導電層21を形成する。透明導電層21の形成は、最初にプラスチックフィルムに、例えば真空蒸着法、スパッタリング、イオンプレーティング、CVD法、ロールコーター法やスクリーン印刷、グラビア印刷等の各種印刷方法、スプレーコーティング、熱転写などによって導電膜を形成し、次に、酸、アルカリ等のウェットエッチング、レーザによるエッチングによってパターン化することで行われる。なお、直接パターン印刷を行ってもよい。
次に、タッチセンサ15に3次元形状を付与する(プレフォームを行う)。タッチセンサ15を立体形状にする方法は、例えば、真空成形、圧空成形、熱プレス成形である。
その状態で、カバー13とタッチセンサ15とを互いに貼り合わせる。具体的には、図8に示すように、カバー13を第1治具51の凹部にセットし、さらにタッチセンサ15を第2治具53の凸部にセットし、それらを真空又は常圧環境下において第1治具51と第2治具53とを合わせた状態でカバー13とタッチセンサ15とを熱圧着する。このときに、カバー13とタッチセンサ15の基材フィルム19は接着層33によって互いに張り合わされる。また、取り出し端子31と取り出し側端部27は異方性導電接着剤35を介して圧着され、それにより互いに電気的に接続される。
なお、接着層33は、カバー13及びタッチセンサ15のいずれに設けられていてもよい。また、異方性導電接着剤35は、カバー13及びタッチセンサ15のいずれに設けられていてもよい。
以上に述べたように、この実施形態では、タッチセンサ15をカバー13に固定するステップと、タッチセンサ15を取り出し端子31に対して電気的に接続するステップとは同時に行われるので、製造プロセスが簡略化されている。
(3−1)取り出し端子と取り出し側端部の位置合わせ
図9〜図11を用いて、取り出し端子61と取り出し側端部27との位置合わせを説明する。図9は、治具におけるカバー及び取り出し端子を示す側面図である。図10は、治具における透明導電層の取り出し端部を示す側面図である。図11及び図12は、取り出し端子と透明導電層の取り出し側端部との位置関係を示す模式図である。
図9に示すように、第1治具51には一対のマーク51aが形成されており、カバー13には一対のマーク55aが形成されている。マーク51a及びマークは、上下方向に直線状に伸びている。一対のマーク55aは、取り出し端子61の両側に配置されている。一対のマーク51aと一対のマーク55aは互いに対応しており、カバー13の第1治具51への位置決めに用いられる。
図10に示すように、第2治具53には一対のマーク53aが形成されており、基材フィルム19には一対のマーク57aが形成されている。マーク53a及びマーク57aは、上下方向に直線状に伸びている。一対のマーク53aは、取り出し側端部27の両側に配置されている。一対のマーク53aと一対のマーク57aは互いに対応しており、タッチセンサ15の第2治具53への位置決めに用いられる。
以上のように位置決めされてから第1治具51と第2治具53とが組み合わされるので、図11に示すように、取り出し端子61と取り出し側端部27との位置決めが正確に行われる。
(3−2)取り出し端子の変形例
なお、この実施形態では、取り出し端子61の上端を変形させることで、上記の位置決め時に周方向又は左右方向(第1方向の一例)に位置ずれが生じたとしても取り出し端子61と取り出し側端部27が確実に接合されるようになっている。具体的には、取り出し端子61(第2端子の一例)は、複数の取り出し側端部27(第1端子の一例)に対応して設けられた複数の第1部分61aと、第1部分61aと一体に形成されて第1部分61aの線幅に比べて第1方向において長く形成された複数の第2部分61bとを有している。より具体的には、第1部分61aは互いに平行な直線状の部分であり、第2部分61bはその上端から図の左右に斜めに広がる部分である。なお、中央の取り出し端子61の第2部分61bは、第1部分61aの先端から左右両側に延びている。
このタッチパネルでは、図12に示すように複数の取り出し側端部27と複数の取り出し端子61とが図左右方向にわずかにずれた場合であっても、取り出し端子61の第2部分61bに対して取り出し側端部27が接続される可能性が高くなっている。したがって、正確な位置合わせが難しい場合であっても、端子同士の接続が確実になる。
以下、図13〜図16を用いて、取り出し端子の変形例を説明する。
図13に示す取り出し端子62は、中央部の一本を除いては、左右両側に斜めに延びる直線形状である。より具体的には、第1部分62aは互いに平行な直線状の下側部分であり、第2部分62bは互いに平行な直線状の上側部分である。なお、中央の取り出し端子62の第2部分62bは、第1部分61aの先端から左右両側に延びている。
図14に示す取り出し端子63は、直線状の第1部分63aと、その上端に設けられた第2部分63bとを有している。より具体的には、第1部分63aは互いに平行な直線状の部分であり、第2部分63bは第1部分63aの先端から左右両側に延びる部分である。第2部分63bは逆三角形状である。
図15に示す取り出し端子64は、直線状の第1部分64aと、その上端に設けられた第2部分64bとを有している。より具体的には、第1部分64aは互いに平行な直線状の部分であり、第2部分64bはその上端から左右両側に延びる部分である。第2部分64bは、第1部分64aから左右両側に突出している。第2部分64bは卵形状である。
図16に示す取り出し端子65は、直線状の第1部分65aと、その上端に設けられた第2部分65bとを有している。より具体的には、第1部分65aは互いに平行な直線状の部分であり、第2部分65bはその上端から図の左右両側に突出している。第2部分65bは直線形状である。また、取り出し端子65の第1部分65aは中央のものから両側に向けて徐々に短くなっている。
(4)第2実施形態
前記実施形態では、カバーは周縁部まで立ち上がった立体形状を有していたが、本発明は立体形状を付与されているが平坦な平面部(立ち上がった形状になっていない部分)を有しているタッチパネルに適用できる。
図17を用いて、第2実施形態を説明する。図17は、第2実施形態において図3に対応した図であり、取り出し端子の接合部分の断面図である。
図17に示すタッチパネルでは、カバー13は、立ち上がり部13aと、概ね平坦な平面形状を有するフランジ13bとを有している。この実施形態では、取り出し端子71は、カバー13の立ち上がり部13aからフランジ13bまで延びている。より具体的には、取り出し端子71は、フランジ13bの周縁まで延びている。
この実施形態においても、上記実施形態と同じ効果が得られる。
(5)第3実施形態
図18を用いて第3実施形態を説明する。図18は、第3実施形態において図3に対応した図であり、タッチパネルの部分拡大断面図である。
図18に示す実施形態では、カバー13は、立ち上がり部13aと、概ね平坦な平面形状を有するフランジ13bとを有している。この実施形態では、取り出し端子72は、カバー13のフランジ13bのみに形成されている。より具体的には、取り出し端子72は、フランジ13bの周縁付近に形成されている。
この実施形態では、タッチセンサ15の基材フィルム19及び透明導電層21もフランジ13bまで延びている。そして、取り出し端子72は、異方性導電接着剤74を介して透明導電層21の取り出し側端部27に対して電気的に接続されている。
この実施形態においても、上記実施形態と同じ効果が得られる。
(6)第4実施形態
前記実施形態ではカバーが外側に配置され、タッチセンサが内側に配置されていたが、反対に配置されていてもよい。
図19を用いて、第4実施形態を説明する。図19は、第4実施形態のタッチパネルの断面図である。
図19に示す実施形態では、タッチパネル101は、主に、カバー113と、タッチセンサ115とを有している。
カバー113は、例えば、透明の樹脂製であり保護層として機能している。カバー113は、湾曲部を有する立体形状である。この実施形態では、カバー113は、タッチパネル101の内側部分を構成している。また、カバー113は、湾曲形状部分を有しているが、平坦な周辺部を有していない。
タッチセンサ115は、カバー113の外側面に接着層133を介して貼られている。つまり、カバー113は、タッチパネル101の最内側面(最下面)を構成している。タッチセンサ115は、主に、基材フィルム119と、透明導電層121と有している。基材フィルム119は、薄いシート状の部材である。基材フィルム119は、カバー113の形状に沿った立体形状を有している。透明導電層121は、基材フィルム119の一面に形成されている。この実施形態では、透明導電層121は、基材フィルム119の内側面に形成されている。その結果、基材フィルム119は、タッチパネル101の最外側面(最上面)を構成している。透明導電層121は、例えば、複数の電極部123と、電極部123から延びる引き回し回路部125とを有している。引き回し回路部125の取り出し側端部127は、基材フィルム119の一部分である図19の左側部分に集中して配置されている。
図20を用いて、タッチパネル101における電極の取り出し構造を説明する。図20は、図19のY部拡大図である。
カバー113において、引き回し回路部125の取り出し側端部127に対応する部分には、取り出し端子131が形成されている。具体的には、カバー113の周縁部の一部の外側面には、取り出し端子131が形成されている。取り出し端子131は、直線状に延びており、上端が取り出し側端部127の下端に側面視で重なっている。図に示すように、取り出し端子131の上端と取り出し側端部127の下端は、異方性導電接着剤135を介して互いに電気的に接続されている。
この実施形態でも、前記実施形態と同じ効果が得られる。
(7)第5実施形態
前記実施形態では、タッチパネルの透明導電層が儲けられていたのは基材フィルムの片側のみであったが、透明導電層が基材フィルムの両面に形成されたタッチパネルに対しても本発明は適用できる。
図21〜図26を用いて第5実施形態を説明する。図21は、第5実施形態の取り出し端子の接合部分を示す側面図である。図22は、図21のB−B断面図である。図23は、図21のC−C断面図である。図24は、第5実施形態の取り出し端子の接合動作を示す模式的側面図である。図25は、図24(c)のD−D断面図である。図26は、図24(c)のZ方向に見た側面図である。
この実施形態では、カバー13には、第1実施形態と同様に、第1取り出し端子31が設けられている。
タッチセンサ15は、基材フィルム73と、第1透明導電層75と、第2透明導電層77とを有している。タッチセンサ15は、接着層33を介して、カバー13の内側面に固定されている。第1透明導電層75は、基材フィルム73の外側面に設けられており、電極部(図示せず)、第1引き回し回路部79、第1取り出し側端部80を有している。第2透明導電層77は、基材フィルム73の内側面に設けられており、電極部(図示せず)、第2引き回し回路部81、第2取り出し側端部82を有している。第1取り出し側端部80と第2取り出し側端部82とは、図21及び図24(a)に示すように、周方向又は左右方向に異なる位置ではあるが近接して設けられている。
第1取り出し側端部80は、図21及び図22に示すように、カバー13に設けられた第1取り出し端子31に対して、異方性導電接着剤35を介して接続されている。
この実施形態では、第2取り出し側端部82に接続される小片両面端子シート85が設けられている。小片両面端子シート85は、図23、図24(c)、図25及び図26に示すように、絶縁シート86と、複数の導電層87とを有している。導電層87は、図23、図25及び図26に示すように、絶縁シート86の両面に形成され、それぞれが絶縁シート86の一面から他方の面に連続している(縁部において連続部を有している)。導電層87は、例えば、銅又は銀からなる。図23に示すように、小片両面端子シート85は、導電層87の一方の側が第2取り出し側端部82に対して異方性導電接着剤88を介して電気的に接続されており、導電層87の他方の側がカバー13の内側面に露出している。以上より、外部の端子を小片両面端子シート85の導電層87の内側の部分に接続することで、第2透明導電層77からの電気信号を外部に出力できる。
本実施形態のタッチパネルの製造方法を説明する。
最初に、カバー13に3次元形状を付与する(プレフォームを行う)。カバー13を立体形状にする方法は、例えば、真空成形、圧空成形、熱プレス成形である。
さらに、図24(b)に示すように、カバー13の内側面に第1取り出し端子31を形成する。具体的には、ペースト材料を用いた各種印刷(スクリーン印刷、タンポ印刷,その他の印刷方法)、端子の貼り付け、メッキによって、第1取り出し端子31は形成される。
この実施形態では、第1取り出し端子31が形成されるのは立体形状が付与されたカバー13であるので、第1取り出し端子31が変形等することがなく、そのため、第1取り出し端子31の材料に伸び等に弱い材料を用いることができる。
小片両面端子シート85は、絶縁シート86の上に複数の導電層87を形成することで得られる。具体的には、ペースト材料を用いた各種印刷、端子の貼り付け、メッキによって、導電層87は形成される。
続いて、タッチセンサ15の製造では、最初に、基材フィルム73に第1透明導電層75を形成する。この際に、第1取り出し側端部80が形成される。次に基材フィルム73に第2透明導電層77を形成する。この際に、第2取り出し側端部82が形成される。透明導電層の形成は、最初にプラスチックフィルムに、例えば真空蒸着法、スパッタリング、イオンプレーティング、CVD法、ロールコーター法やスクリーン印刷、グラビア印刷等の各種印刷方法、スプレーコーティング、熱転写などによって導電膜を形成し、次に、酸、アルカリ等のウェットエッチング、レーザによるエッチングによってパターン化することで行われる。なお、直接パターン印刷を行ってもよい。
次に、タッチセンサ15に3次元形状を付与する(プレフォームを行う)。タッチセンサを立体形状にする方法は、例えば、真空成形、圧空成形、熱プレス成形である。
その状態で、カバー13とタッチセンサ15とを互いに貼り合わせる。具体的には、カバー13を第1治具の凹部にセットし、さらにタッチセンサ15を第2治具の凸部にセットする。このときに、小片両面端子シート85は、カバー13の内側に配置される。真空又は常圧環境下において第1治具と第2治具とを合わせた状態でカバー13とタッチセンサ15とを熱圧着する。カバー13とタッチセンサ15の基材フィルム73は接着層33によって互いに張り合わされる。また、第1取り出し端子31と第1取り出し側端部80は異方性導電接着剤35を介して圧着され、それにより互いに電気的に接続される。さらに、導電層87と第2取り出し側端部82は異方性導電接着剤88を介して圧着され、それにより互いに電気的に接続される。
なお、接着層は、タッチセンサ15の基材フィルム73及びカバー13のいずれに設けられていてもよい。また、この実施形態では、図24(a)に示すように異方性導電接着剤35及び異方性導電接着剤88はタッチセンサ15の基材フィルム73に設けられているが、カバー13又は小片両面端子シート85に設けられていてもよい。
以上に述べたように、この実施形態では、タッチセンサ15をカバー13に固定するステップと、タッチセンサ15を第1取り出し端子31に対して電気的に接続するステップと、小片両面端子シート85をタッチセンサ15に対して電気的に接続するステップとは同時に行われるので、製造プロセスが簡略化されている。
(8)第6実施形態
図27を用いて、透明導電層が基材フィルムの両面に形成されたタッチパネルの他の実施形態を説明する。図27は、第6実施形態の取り出し端子の接合部分を示す側面図である。
図27に示す実施形態では、カバー13には、第1実施形態と同様に、取り出し端子31が設けられている。
タッチセンサ15は、基材フィルム73と、第1透明導電層75と、第2透明導電層77とを有している。第1透明導電層75は、基材フィルム73の外側面に設けられており、電極部(図示せず)、第1引き回し回路部79、第1取り出し側端部80を有している。第2透明導電層77は、基材フィルム73の内側面に設けられており、電極部(図示せず)、第2引き回し回路部81、第2取り出し側端部82を有している。第1取り出し側端部80と第2取り出し側端部82とは、図27に示すように、周方向又は左右方向に異なる位置ではあるが近接して設けられている。
第1取り出し側端部80は、カバー13に設けられた取り出し端子31に対して、異方性導電接着剤35を介して接続されている。
この実施形態では、図27に示すように、基材フィルム73において第2取り出し側端部82が形成された部分は、第1取り出し側端部80が形成された部分より下方に長く延びており、カバー13の下端に一致する位置まで延びている。第2取り出し側端部82は、対応する基材フィルム73の下端にまで延びている。この実施形態では、第2取り出し側端部82は、取り出し端子の機能も兼ねており、外部の端子を接続可能である。
(9)実施形態の共通事項
(9−1)タッチパネル
タッチパネル(例えば、タッチパネル1、101)は、立体形状であって、カバー(例えば、カバー13、113)と、タッチセンサ(例えば、タッチセンサ15、115)と、取り出し端子(取り出し端子31、61、62、63、64、65、72、131)と、接続材料(例えば、異方性導電接着剤35、74、135)とを備えている。
カバーは、立体形状を有する。タッチセンサは、カバーに貼られている。取り出し端子は、カバーの周縁部近傍のタッチセンサ側の面に形成されている(例えば、図3の場合は取り出し端子31はカバー13の周縁部近傍の内側面に形成されており、図20の場合は取り出し端子31はカバー113の周縁部近傍の外側面に形成されている)、取り出し端子は、タッチセンサからの信号を取り出すための部材である。接続材料は、タッチセンサと取り出し端子とを電気的に接続する。
このタッチパネルでは、取り出し端子がカバーの面に形成されているので、従来とは異なり、取り出し用の部材がカバーから外側にはみ出ないようにできる。したがって、タッチパネルの省スペース化が実現され、それによりタッチパネルの製造時及び装置への装着時の作業性が向上する。
(9−2)タッチパネルの製造方法
タッチパネル(例えば、タッチパネル1、101)の製造方法は、以下のステップを備えている。
◎カバー(例えば、カバー13、113)に立体形状を付与するステップ
◎タッチセンサ(例えば、タッチセンサ15、115)に立体形状を付与するステップ
◎カバーの周縁部近傍の面に取り出し端子(例えば、取り出し端子31,61,62,63,64,65,72,131)を形成するステップ
◎タッチセンサを、取り出し端子が形成されたカバーに固定するステップ(例えば、図8において、タッチセンサ15を、取り出し端子31が形成されたカバー13に固定するステップ)
◎タッチセンサを、カバーに形成された取り出し端子に対して電気的に接続するステップ(例えば、図8において、タッチセンサ15を、カバー13に形成された取り出し端子31に対して電気的に接続するステップ)
このタッチパネルの製造方法では、取り出し端子が形成されるのはカバーの周縁部近傍の面であるので、従来とは異なり、取り出し用の部材がカバーから外側にはみ出ないようにできる(図3,図5、図6,図7、図17,図18、図20,図22、図23を参照。)。したがって、タッチパネルの省スペース化が実現され、それによりタッチパネルの製造時及び装置への装着時の作業性が向上する。
(10)他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
(a)図19及び図20に開示したカバーが内側に配置される構造を有するタッチパネルに、他の実施形態及び変形例を適用できる。
(b)全ての実施形態において、取り出し端子の形状の変形例(図11〜図16)及び他の変形例を採用できる。
本発明は、立体形状を付与されたタッチパネル及びその製造方法に広く適用できる。
1 タッチパネル
13 カバー
15 タッチセンサ
19 基材フィルム
21 透明導電層
27 取り出し側端部
31 取り出し端子
33 接着層
35 異方性導電接着剤

Claims (6)

  1. 立体形状のタッチパネルであって、
    立体形状を有するカバーと、
    前記カバーに貼られたタッチセンサと、
    前記カバーの周縁部近傍の前記タッチセンサ側の面に形成された、前記タッチセンサからの信号を取り出すための取り出し端子と、
    前記タッチセンサと前記取り出し端子とを電気的に接続する接続材料と、
    を備えたタッチパネル。
  2. 前記取り出し端子は、全体が前記カバーの縁部より内側に配置されている、請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記タッチセンサは、第1方向に並んだ複数の第1端子を有しており、
    前記取り出し端子は、前記複数の第1端子にそれぞれ重なるように第1方向に並んだ複数の第2端子を有しており、
    前記第2端子は、前記複数の第1端子に対応して設けられた複数の第1部分と、前記第1部分と一体に形成されて前記第1部分の線幅に比べて前記第1方向において長く形成された複数の第2部分とを有している、請求項1又は2に記載のタッチパネル。
  4. 前記タッチセンサの前記カバー側の位置に配置された絵柄層をさらに備えている、請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル。
  5. タッチパネルの製造方法であって、
    タッチセンサに立体形状を付与するステップと、
    カバーに立体形状を付与するステップと、
    前記カバーの周縁部近傍の面に取り出し端子を形成するステップと、
    前記タッチセンサを、前記取り出し端子が形成された前記カバーに固定するステップと、
    前記タッチセンサを、前記カバーに形成された前記取り出し端子に対して電気的に接続するステップと、
    を備えたタッチパネルの製造方法。
  6. 前記タッチセンサを前記カバーに固定するステップと、前記タッチセンサを前記取り出し端子に対して電気的に接続するステップとは、同時に行われる、請求項5に記載のタッチパネルの製造方法。
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