JP2015032089A - 製品全体エレキ仕様の編集・検証システム - Google Patents

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正史 飯田
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今泉 健治
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健治 今泉
勝之 高城
Katsuyuki Takagi
勝之 高城
隆悦 遠山
Takayoshi Toyama
隆悦 遠山
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Abstract

【課題】仕様が固まっていない設計初期の作業を有効に支援するとともに、ハーネス接続仕様を検証する。【解決手段】機能部品間を接続するハーネスの接続情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の信号接続を検証するハーネス信号接続チェック手段と、前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の嵌合可否を検証するハーネス部品嵌合チェック手段と、前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの加工可否を検証するハーネス加工性チェック手段とを備える。【選択図】図6

Description

本発明はMFP(Multi Function Printer、Multi Function Peripheral)等の製品の設計技術に関する。
従来、MFP等の製品について、仕様が固まっていない設計初期にあっては、電装部品の相互の接続を表わした図(全体図)と、電装部品のコネクタのピン毎の接続関係を示したIO(Input/Output)表とを用い、図とIO表を手作業で更新しながら検討を行っていた。ここで、電装部品とは、1つ以上のピン(端子)を有する部品をいい、プリント基板(PCB)、メカトロ部品、ハーネス等を含む。メカトロ部品には、モータ、センサ、クラッチ等が含まれる。
図1は従来における製品全体エレキ仕様の編集の説明図であり、メカトロ部品が300点、ハーネス部品が150点、PCBが40点の計500点の場合の例である。設計者は電装部品の接続割当を検討しながら試行錯誤し、全体図とIO表を修正しながら設計を進めていく。
上述したように、従来は、仕様が固まっていない設計初期にあっては、図とIO表を手作業で更新しながら検討を行っていたため、特に図の更新は手間がかかるとともに、手作業に起因するミスが発生しやすいという問題があった。また、目視では製品全体の接続仕様を確認しきれずにミスが発生していた。
また、電装部品間の接続の検証については、主要な機能部品であるプリント基板やメカトロ部品に注目されがちであって、その間を接続するハーネスについては見落としが発生しやすい。図2はプリント基板とメカトロ部品の接続の例を示しており、その間のハーネスは2本のハーネスと中継(中継部品)により構成されている。この場合、プリント基板のコネクタとメカトロ部品のコネクタの接続の検証に重点が置かれ、その間のハーネスの個々の部分の接続に整合性があるのかどうかの検証は不十分である。
特に、ハーネスについては部品の物理的な特性により注意すべき点がいくつかあり、それらを人為的に検証することは困難である。ハーネスの特性としては、
・特性1:部品の形状の制約により、接続する信号が逆になる場合がある
・特性2:物理的に嵌合しない部品がある
・特性3:電気特性・加工性・組み付け性を考慮する必要がある
等が挙げられる。
図3は部品の形状の制約により、接続する信号が逆になる場合の例を示す図である。図3(a)は、1−N接続と呼ばれる、一方の1ピンが相手方のNピン(最上位ピン)に対応する中継を用いた場合に、信号接続が逆になる場合の例を示している。1−N接続の中継は、信号接続が逆になる方向にしかコネクタを挿入できないため、信号接続が逆になってしまう。なお、1−1接続は、一方の1ピンが相手方の1ピンに対応する。
図3(b)は、ハーネス自動圧接機を用いてハーネスを作成する場合に信号接続が逆になる場合の例を示している。ハーネス自動圧接機の特性から、信号接続が逆になってしまう。
図4は物理的に嵌合しない部品がある場合の例を示す図である。電線(電線部品)とコネクタ、電線とピン、コネクタと中継との間で、メーカ、シリーズ(製品シリーズ)、ピン数の組み合わせによっては、物理的に嵌合しない場合がある。
図5は電気特性・加工性・組み付け性を考慮する必要がある場合の例を示す図である。例えば、同一ハーネス内に、異なるメーカのコネクタの混在があると、ハーネス自動圧接機にかけられないため、同一メーカのコネクタに統一する必要がある。
このように、プリント基板とメカトロ部品の接続検証が上流で行われていたとしても、その間を接続するハーネスの接続仕様を作成する過程において、部品の物理的特性が原因となって上流で検証済みの接続仕様を守ることができなくなり、ハーネス接続ミスが起きてしまうことがある。
一方、特許文献1、2にはレビュー後の設計仕様書や回路図の検証を行うことで開発作業を支援する技術が開示されている。しかし、仕様が固まっていない設計初期を考慮したものではなく、上記の問題を解決できるものではない。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、仕様が固まっていない設計初期の作業を有効に支援するとともに、ハーネス接続仕様を検証することのできる製品全体エレキ仕様の編集・検証システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、機能部品間を接続するハーネスの接続情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の信号接続を検証するハーネス信号接続チェック手段と、前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の嵌合可否を検証するハーネス部品嵌合チェック手段と、前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの加工可否を検証するハーネス加工性チェック手段とを備えるようにしている。
本発明にあっては、機能ツリーとIO表を連動させることにより、仕様が固まっていない設計初期の作業を有効に支援するとともに、ハーネス接続仕様を検証することができる。
従来における製品全体エレキ仕様の編集の説明図である。 プリント基板とメカトロ部品の接続の例を示す図である。 部品の形状の制約により、接続する信号が逆になる場合の例を示す図である。 物理的に嵌合しない部品がある場合の例を示す図である。 電気特性・加工性・組み付け性を考慮する必要がある場合の例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる編集・検証システムの構成例を示す図である。 各種テーブルの例を示す図である。 機種テーブルの例を示す図である。 モジュール管理テーブルの例を示す図である。 機能部品管理テーブルの例を示す図である。 部品仕様管理テーブルの例を示す図である。 コネクタ管理テーブルの例を示す図である。 ピン管理テーブルの例を示す図である。 接続テーブルの例を示す図である。 機能ツリーの表示例を示す図である。 IO表の表示例を示す図(その1)である。 IO表の表示例を示す図(その2)である。 各テーブルレコードの具体例を示す図(その1)である。 各テーブルレコードの具体例を示す図(その2)である。 各テーブルレコードの具体例を示す図(その3)である。 接続割当の操作例を示す図(その1)である。 接続割当の操作例を示す図(その2)である。 接続割当の処理例を示すフローチャートである。 ピン単位での詳細接続編集の例を示す図である。 接続仕様自動生成の処理例を示すフローチャートである。 接続仕様自動生成の例を示す図である。 接続仕様検証の処理例を示すフローチャートである。 接続仕様検証の例を示す図である。 プリント基板とメカトロ部品の接続の例を示す図である。 エレキ部品接続テーブルの例を示す図である。 ハーネス接続テーブルの例を示す図である。 ハーネス部品テーブルの例を示す図である。 部品仕様情報に含まれるテーブルの例を示す図である。 部品嵌合情報の例を示す図である。 ハーネス信号接続チェックの概要を示す図である。 ハーネス信号接続チェックの処理例を示すフローチャートである。 ハーネス部品嵌合チェックの概要を示す図である。 ハーネス部品嵌合チェックの処理例を示すフローチャートである。 ハーネス加工性チェックの概要を示す図である。 ハーネス加工性チェックの処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図6は本発明の一実施形態にかかる編集・検証システムの構成例を示す図である。
図6において、製品全体エレキ仕様の編集・検証システムは、複数の端末装置1と、ネットワークを介して端末装置1と接続されたデータベースサーバ装置2とを備えている。なお、データベースサーバ装置2は単一の装置である必要はなく、適宜に分散した形態とすることができる。
端末装置1は、画面表示制御部11と操作受付部12と機能ツリー編集部13と機能仕様編集部14と部品仕様編集部15と接続仕様編集・検証部16とを備えている。
データベースサーバ装置2は、製品仕様管理情報21を保持している。製品仕様管理情報21は、機種管理情報22と機能モジュール管理情報23と機能部品管理情報24と部品仕様情報25と接続情報26とを含んでいる。
製品仕様管理情報21は、製品の仕様を管理する情報である。機種管理情報22は、製品の機種を管理する情報である。機能モジュール管理情報23は、製品に含まれる機能モジュールを管理する情報である。機能部品管理情報24は、機能モジュールに含まれる機能部品を管理する情報である。部品仕様情報25は、機能部品の仕様を管理する情報である。接続情報26は、機能部品の相互間の接続を管理する情報である。機能部品は1製品(テーマ)内でユニークな機能名を有し、先ず機能部品があり、その機能を実現するメカトロ部品等があるという関係になる。機能仕様は製品毎に機能部品の使われ方で決定する仕様(接続仕様、機種依存仕様、採用部品、ユニット、搭載機種等)である。部品仕様はメカトロ部品等の部品で決定される固有仕様である。
端末装置1の画面表示制御部11は、データベースサーバ装置2の製品仕様管理情報21に基づいて後述する機能ツリーおよびIO表を表示する機能を有している。
操作受付部12は、機能ツリーおよびIO表に対するユーザ(開発者)の操作(マウス、キーボード、タッチパネル等による操作指示)を受け付ける機能を有している。
機能ツリー編集部13は、ユーザの操作に応じ、機能ツリーに対して機能モジュールもしくは機能部品の追加・削除等の編集を行う機能を有している。
機能仕様編集部14は、ユーザの操作に応じ、機能部品の品種設定、採用部品選択(部番設定)等を行う機能を有している。
部品仕様編集部15は、ユーザの操作に応じ、機能部品として採用した部品固有の仕様の編集を行う機能を有している。
接続仕様編集・検証部16は、ユーザの操作に応じ、機能部品間の接続割当、IO表編集、接続仕様生成、接続仕様検証等を行う機能を有している。
図7は製品仕様管理情報21を構成する各種テーブルの例を示す図である。
図7において、主なテーブルとして、機種テーブルT1とモジュール管理テーブルT2と機能部品管理テーブルT3と部品仕様管理テーブルT4とコネクタ管理テーブルT5とピン管理テーブルT6と接続テーブルT7とがある。機種テーブルT1は図6に示した機種管理情報22に対応する。モジュール管理テーブルT2は図6に示した機能モジュール管理情報23に対応する。機能部品管理テーブルT3は図6に示した機能部品管理情報24に対応する。部品仕様管理テーブルT4とコネクタ管理テーブルT5とピン管理テーブルT6は図6に示した部品仕様情報25に対応する。接続テーブルT7は図6に示した接続情報26に対応する。
図8は機種テーブルT1の例を示す図であり、「テーマコード」「機種コード」「機種名」等の項目を含んでいる。「テーマコード」は、製品等のテーマを識別する情報である。「機種コード」は、機種を識別する情報である。「機種名」は、機種の名称である。
図9はモジュール管理テーブルT2の例を示す図であり、「テーマコード」「機能モジュールID」「親機能モジュールID」「機能名」「モジュールL」等の項目を含んでいる。「テーマコード」は、製品等のテーマを識別する情報である。「機能モジュールID」は、機能モジュールを識別する情報である。「親機能モジュールID」は、当該機能モジュールを包含する上位の機能モジュールを識別する情報である。「機能名」は、機能の名称である。「モジュールL」は、当該機能モジュールの担当者を示す情報である。
図10は機能部品管理テーブルT3の例を示す図であり、「テーマコード」「機能ID」「親機能モジュールID」「機能分類」「採用部品 部番」「機能名」「機能識別」「品種」「担当者」「接続状態」等の項目を含んでいる。「テーマコード」は、製品等のテーマを識別する情報である。「機能ID」は、当該機能部品を識別する情報である。「親機能モジュールID」は、当該機能部品を包含する上位の機能モジュールを識別する情報である。「機能分類」は、当該機能部品の属するカテゴリであり、メカトロ部品、基板、ハーネス等がある。「採用部品 部番」は、当該機能部品として実際に採用する機能部品の部品番号である。「機能名」は、当該機能部品の名称である。「機能識別」は、当該機能部品を識別する情報である。「品種」は、当該機能部品の細分類であり、基板種類、メカトロ種類、ハーネス種類等がある。「担当者」は、当該機能部品を採用した担当者を識別する情報である。「接続状態」は、当該機能部品のピンの接続状態を示し、未接続(1ピンも接続されていない状態)、一部接続、全て接続等がある。
図11は部品仕様管理テーブルT4の例を示す図であり、「部番」「品種」等の項目を含んでいる。「部番」は、当該機能部品の部品番号である。「品種」は、当該機能部品の細分類である。
図12はコネクタ管理テーブルT5の例を示す図であり、「親部番」「コネクタアドレス」「コネクタ部番」等の項目を含んでいる。「親部番」は、当該コネクタを包含する機能部品の部品番号である。「コネクタアドレス」は、当該コネクタを識別する情報である。「コネクタ部番」は、当該コネクタの部品番号である。
図13はピン管理テーブルT6の例を示す図であり、「親部番」「コネクタアドレス」「PinNo.」「信号」「I/O」等の項目を含んでいる。「親部番」は、当該ピンの属するコネクタを有する機能部品の部品番号である。「コネクタアドレス」は、当該ピンの属するコネクタを識別する情報である。「PinNo.」は、当該ピンの番号である。「信号」は、当該ピンに与えられる信号を示す情報である。「I/O」は、当該ピンの入出力等の別であり、I(入力)、O(出力)、B(双方向)、P(電源)、G(グランド)、N(無接続)等がある。
図14は接続テーブルT7の例を示す図であり、「機能ID」「コネクタアドレス」「PinNo.」「接続先機能ID」「接続先コネクタアドレス」「接続先PinNo.」「方向」「検証状態」「エラー受容状態」「受容理由」等の項目を含んでいる。「機能ID」は、接続元の機能部品を識別する情報である。「コネクタアドレス」は、接続元の機能部品のコネクタを識別する情報である。「PinNo.」は、接続元の機能部品のコネクタのピンを識別する情報である。「接続先機能ID」は、接続先の機能部品を識別する情報である。「接続先コネクタアドレス」は、接続先の機能部品のコネクタを識別する情報である。「接続先PinNo.」は、接続先の機能部品のコネクタのピンを識別する情報である。「方向」は、接続されるピンにおける信号の方向等を示す情報である。「検証状態」は、当該接続について検証がされているか否か等を示す情報である。「エラー受容状態」は、担当者によりエラーが受容されているか否か等を示す情報である。「受容理由」は、受容の理由を示す情報である。
<動作>
<機能ツリーおよびIO表の表示>
図6において、端末装置1の画面表示制御部11は、データベースサーバ装置2の製品仕様管理情報21に基づいて機能ツリーを表示する。
図15は機能ツリーの表示例を示す図であり、左側に階層的な機能構成を表示し、右側に各構成要素の属性を表示している。左側の階層的な機能構成としては、テーマとしての「XXXXXXX」といった製品名をルートとして、その下位に「コントローラエレキ」「エンジンエレキ」といった機能モジュールが位置し、その下位に「CTL」「BCU」「IOB」といった機能部品が位置している。更に、機能部品の下位に「CN101」「CN301」「CN230」といった接続元のコネクタが位置し、その下位に「CN301 BCU」「CN101 CTL」「CN1 原稿検知センサ」「CN1 ドラム現像モータ(Y)」といった接続先のコネクタと機能部品が位置している。
機能ツリーの右側には、「ピン数」「状態」「品種」「部番」「機能識別」「部品仕様」「機種依存仕様」「搭載機種」「ユニット」「担当者」「機能識別」「備考」といった属性が表示されている。
また、端末装置1の画面表示制御部11は、機能ツリーから単数もしくは複数の機能部品が選択された上でIO表の表示が操作受付部12により受け付けられると、IO表を表示する。
図16はIO表の表示例を示す図であり、図15の機能部品「IOB」(IO制御基板)と「原稿検知センサ」の接続関係を表示している。
図17はIO表の他の表示例を示す図であり、図16よりも多くの情報を表示している。
図18〜図20は、端末装置1の画面表示制御部11による機能ツリーおよびIO表の表示のために用いられる各テーブルレコードの具体例を示す図であり、図15における製品名「XXXXXXX」、機能モジュール「エンジンエレキ」、機能部品「IOB」、コネクタ「CN230」、コネクタ/機能部品「CN1 原稿検知センサ」の階層の関係を示している。
図18の機種テーブルレコードT1−1には、テーマコード「AFN01」を介して、モジュール管理テーブルレコードT2−1が紐付いている。また、モジュール管理テーブルレコードT2−1には、機能モジュールID「1001」を介して、機能部品管理テーブルレコードT3−1と図20の機能部品管理テーブルレコードT3−2が紐付いている。図18の機種テーブルレコードT1−1には、テーマコード「AFN01」を介して、機能部品管理テーブルレコードT3−1と図20の機能部品管理テーブルレコードT3−2も紐付いている。
更に、図18の機能部品管理テーブルレコードT3−1には、採用部品 部番「AFE015122」を介して、部品仕様管理テーブルレコードT4−1が紐付いている。部品仕様管理テーブルレコードT4−1には、部番「AFE015122」を介して、コネクタ管理テーブルレコードT5−1とピン管理テーブルレコードT6−1、T6−2、T6−3が紐付いている。図20の機能部品管理テーブルレコードT3−2には、採用部品 部番「AX060443」を介して、部品仕様管理テーブルレコードT4−2が紐付いている。部品仕様管理テーブルレコードT4−2には、部番「AX060443」を介して、コネクタ管理テーブルレコードT5−2とピン管理テーブルレコードT6−4、T6−5、T6−6が紐付いている。
一方、図18のピン管理テーブルレコードT6−1、T6−2、T6−3には、コネクタアドレス「CN230」とPinNo.「1」「2」「3」それぞれを介して、図19の接続テーブルレコードT7−1、T7−2、T7−3が紐付いている。図20のピン管理テーブルレコードT6−4、T6−5、T6−6には、コネクタアドレス「CN1」とPinNo.「1」「2」「3」をそれぞれ介して、図19の接続テーブルレコードT7−1、T7−2、T7−3が紐付いている。
端末装置1の画面表示制御部11は、機種テーブルレコードT1−1からモジュール管理テーブルレコードT2−1、機能部品管理テーブルレコードT3−1、部品仕様管理テーブルレコードT4−1、コネクタ管理テーブルレコードT5−1、ピン管理テーブルレコードT6−1、T6−2、T6−3、接続テーブルレコードT7−1、T7−2、T7−3、ピン管理テーブルレコードT6−4、T6−5、T6−6、コネクタ管理テーブルレコードT5−2、部品仕様管理テーブルレコードT4−2、機能部品管理テーブルレコードT3−2を順次に参照して辿ることで、製品名「XXXXXXX」、機能モジュール「エンジンエレキ」、機能部品「IOB」、コネクタ「CN230」、コネクタ/機能部品「CN1 原稿検知センサ」の階層を認識し、階層関係および各構成要素の属性を画面に表示する。なお、各テーブルレコードを辿る順序は上記の例に限らない。
また、端末装置1の画面表示制御部11は、機能ツリーから単数もしくは複数の機能部品が選択された上でIO表の表示が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、選択された機能部品に対応する機能部品管理テーブルレコードおよびこれに直接・間接に紐付いた部品仕様管理テーブルレコード、コネクタ管理テーブルレコード、ピン管理テーブルレコード、接続テーブルレコードから情報を取得して、IO表を画面に表示する。
<機能ツリーの編集>
端末装置1の機能ツリー編集部13は、機能ツリーに対する機能モジュールもしくは機能部品の追加もしくは削除の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、モジュール管理テーブルレコードもしくは機能部品管理テーブルレコードの追加もしくは削除を行う。端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態に機能ツリーの表示を更新する。
端末装置1の機能仕様編集部14は、機能ツリーに対する機能部品の品種設定や採用部品選択等の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、対象となった機能部品に対応する機能部品管理テーブルレコードおよびこれらに直接・間接に紐付けられた他のテーブルレコードを更新する。端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態に機能ツリーの表示を更新する。
端末装置1の部品仕様編集部15は、機能ツリーに対する、機能部品として採用した部品固有の仕様の編集の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、対象となった機能部品に対応する機能部品管理テーブルレコードに紐付けられた部品仕様管理テーブルレコードおよびこれに直接・間接に紐付けられた他のテーブルレコードを更新する。端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態に機能ツリーの表示を更新する。
<機能間接続割当>
端末装置1の接続仕様編集・検証部16は、機能部品間の接続割当の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、2つの機能部品間の接続を示す接続テーブルレコードを生成し、関連する他のテーブルレコードを更新する。端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態に機能ツリーの表示を更新する。
図21および図22は接続割当の操作例を示す図である。
図21において、機能モジュール「読取」の下位にある機能部品「原稿検知センサ1」「原稿検知センサ2」「原稿検知センサ3」を、機能モジュール「エンジンエレキ」の下位にある機能部品「IO制御基板1」に接続割当する場合、機能部品「原稿検知センサ1」「原稿検知センサ2」「原稿検知センサ3」のコネクタ「CN1」を個別もしくはまとめてマウス等でドラッグし、機能部品「IO制御基板1」の下位のコネクタ「CN未決定」までドラッグしてドロップする。
この操作により、端末装置1の接続仕様編集・検証部16は、機能部品「IO制御基板1」に機能部品「原稿検知センサ1」「原稿検知センサ2」「原稿検知センサ3」が接続割当されたと認識し、2つの機能部品間の接続を示す接続テーブルレコードを生成し、関連する他のテーブルレコードを更新し、端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態に機能ツリーの表示を更新する。図22は接続割当が行われた後の機能ツリーの表示例を示している。
また、接続割当された機能部品の接続割当を解除する場合、機能ツリー上から機能部品を選択した上で接続割当の解除をマウスの右クリック等で表示されるコンテキストメニューから選択することで行うことができる。なお、接続割当された機能部品を他の機能部品の下位にドラッグ&ドロップすることで、それまでの接続割当を解除すると同時に、新たな接続割当を行うこともできる。
図23は上記の接続割当の処理例を示すフローチャートである。
図23において、機能部品等のドラッグ&ドロップにより処理を開始すると(ステップS11)、割当元がコネクタであるか否かを判断する(ステップS12)。
割当元がコネクタであると判断した場合(ステップS12のYES)、割当先が機能部品またはコネクタであるか否か判断する(ステップS13)。
割当先が機能部品またはコネクタであると判断した場合(ステップS13のYES)、割当元と割当先が別のコネクタであるか否か判断する(ステップS14)。
割当元と割当先が別のコネクタであると判断した場合(ステップS14のYES)、接続情報26を更新し(ステップS15)、機能ツリーの表示を更新し(ステップS16)、処理を終了する(ステップS18)。
また、割当元がコネクタでないと判断した場合(ステップS12のNO)、割当先が機能部品またはコネクタでないと判断した場合(ステップS13のNO)、もしくは、割当元と割当先が別のコネクタでないと判断した場合(ステップS14のNO)には、接続割当はできない旨のエラー表示を行ない(ステップS17)、処理を終了する(ステップS18)。
<IO表の編集>
端末装置1の接続仕様編集・検証部16は、IO表に対するピン単位の編集の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、接続テーブルレコードおよび関連する他のテーブルレコードを更新する。端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態にIO表の表示を更新する。図24はピン単位での詳細接続編集の例を示す図であり、機能部品「IO制御PCB」のコネクタ「未決定」についてIO表を編集する場合を示している。IO表のいずれの項目についてもピン単位に編集が可能であるとともに、ピンの並びを変更することも可能である。
<接続仕様の自動生成>
端末装置1の接続仕様編集・検証部16は、IO表に対する接続元の接続仕様の自動生成の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、接続先の接続仕様から接続元の接続仕様(信号名、I/O等)の情報を自動生成してIO表に設定する。端末装置1の画面表示制御部11は最新の状態にIO表の表示を更新する。
すなわち、接続元のコネクタは接続割当が行われた時点では接続仕様が決まっておらず「未決定」になっていることが多い。従来であればユーザが手作業で情報を設定しなければならなかったが、手作業のためミスが混入しやすかった。そこで、本実施形態では、接続先の接続仕様から接続元の接続仕様を自動生成するようにしている。
図25は接続仕様自動生成の処理例を示すフローチャートである。
図25において、接続仕様の自動生成の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられて処理を開始すると(ステップS21)、接続先の機能部品のピン毎のI/Oから接続元の機能部品のピン毎のI/Oを生成して接続テーブルレコードに設定する(ステップS22)。具体的には、接続先の機能部品のピンのI/Oが「I」(入力)の場合は接続元の機能部品のピンのI/Oを「O」(出力)とし、接続先の機能部品のピンのI/Oが「O」(出力)の場合は接続元の機能部品のピンのI/Oを「I」(入力)とし、接続先の機能部品のピンのI/Oが「B」(双方向)の場合は接続元の機能部品のピンのI/Oを「B」(双方向)とし、接続先の機能部品のピンのI/Oが「P」(電源)の場合は接続元の機能部品のピンのI/Oを「P」(電源)とし、接続先の機能部品のピンのI/Oが「G」(グランド)の場合は接続元の機能部品のピンのI/Oを「G」(グランド)とする。接続元の機能部品のピンのうち、接続されていない場合はI/Oを「N」(無接続)とする。
次いで、接続先の機能部品のピン毎の機能識別と信号名から接続元の機能部品のピン毎の信号名を生成して接続テーブルレコードに設定し(ステップS23)、処理を終了する(ステップS24)。例えば、接続先の機能識別が「DRMMT_Y」であり、接続先の信号名が「LOK_N」である場合、接続元の信号名は両者を「_」で接続した「DRMMT_Y_LOK_N」とする。また、グランドや電源や無接続については、機能識別を用いずに「GND」や「+5V」や「N.C.」といった標記を割り当てることができる。
図26は接続仕様自動生成の例を示す図であり、接続割当時には空欄であった接続元の信号名とI/Oの欄が自動的に埋められている。
<接続仕様の自動検証>
端末装置1の接続仕様編集・検証部16は、IO表に対する接続元の接続仕様の自動検証の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられると、接続先の接続仕様から接続元の接続仕様(信号名、I/O等)として期待される値を求め、実際に設定されている値と比較して検証を行ない、結果を表示する。
図27は接続仕様検証の処理例を示すフローチャートである。
図27において、接続仕様の自動検証の操作が操作受付部12によりユーザから受け付けられて処理を開始すると(ステップS31)、接続先の機能部品のピン毎のI/Oから接続元の機能部品のピン毎のI/Oを生成して期待される値として一時的に保持する(ステップS32)。
次いで、接続先の機能部品のピン毎の機能識別と信号名から接続元の機能部品のピン毎の信号名を生成して期待される値として一時的に保持する(ステップS33)。
次いで、接続元の機能部品のピン毎のI/Oと信号名を一時的に保持されている期待される値と比較し、比較結果を表示し(ステップS34)、処理を終了する(ステップS35)。
図28は接続仕様検証の例を示す図であり、(a)に示す機能ツリーの場合のIO表を(b)とした場合、(a)における機能部品「原稿検知センサ1」(反射型フォトセンサ)の部番「AW010115」をメカトロ部品担当者が(c)に示すように「AW010200」に変更したものとしている。この場合、接続先の機能部品の接続仕様は機能ツリーの編集により即座に変更され、ピン「1」とピン「3」の接続仕様が変更(入れ替わり)されている。
従来であれば、接続元の接続仕様を担当するPCB担当者は目視で検証を行わなければならないが、他の担当者(メカトロ部品担当者)による変更であるため、変更されるタイミングも変更の有無も予期できず、見落としが発生する可能性が高い。その点、本実施形態では、(d)に示すように、接続先の接続仕様の変更後の内容から接続元の接続仕様として期待される値を生成し、実際に設定されている接続先の接続仕様と比較して検証結果を色強調等により表示するため、不整合を確実に検出し、PCB担当者に認識させることができる。
<ハーネス接続仕様の自動検証>
端末装置1の接続仕様編集・検証部16は、接続仕様検証の一部としてハーネス接続仕様の自動検証を行う。ハーネス接続仕様の自動検証は、
・ハーネスの各接続部分の信号接続を検証するハーネス信号接続チェック
・ハーネスの各接続部分の嵌合可否を検証するハーネス部品嵌合チェック
・ハーネスの加工可否を検証するハーネス加工性チェック
を含む。
図29はプリント基板とメカトロ部品の接続の例を示す図であり、プリント基板(PCB)に2つのメカトロ部品(メカ#1、メカ#2)が接続され、2番目のメカトロ部品との間のハーネスは中継(中継部品)を介して2つのハーネスにより接続されている。
図30〜図34はハーネス接続仕様の自動検証に用いられる情報(データ)の例を示している。
図30は機能部品間の接続を示すエレキ部品接続テーブル201の例を示す図であり、接続情報26(図6)の接続テーブルT7(図7)に相当するものである。エレキ部品接続テーブル201は、始点となる機能部品の「機能ID」「コネクタアドレス」「部番」「ピン番号」と、始点となる機能部品に接続される始点側のハーネスの「ハーネス機能ID」「コネクタアドレス」「ピン番号」と、終点となる機能部品に接続される終点側のハーネスの「ハーネス機能ID」「コネクタアドレス」「ピン番号」と、終点となる機能部品の「接続先機能ID」「接続先コネクタアドレス」「接続先部番」「接続先ピン番号」とを保持している。なお、図示の例は、図29の接続例に対応している。
図31はハーネス内の接続を示すハーネス接続テーブル202の例を示す図であり、部品仕様情報25(図6)に含まれるものである。ハーネス接続テーブル202は、「ハーネス機能ID」「ハーネス内部情報ID」「コネクタアドレス(始点)」「ピン番号(始点)」「接続先種別(始点)」「接続先機能ID(始点)」「接続先コネクタアドレス(始点)」「接続先ピン番号(始点)」「コネクタアドレス(終点)」「ピン番号(終点)」「接続先種別(終点)」「接続先機能ID(終点)」「接続先コネクタアドレス(終点)」「接続先ピン番号(終点)」を保持している。
図32はハーネスを構成する部品を示すハーネス部品テーブル203の例を示す図であり、部品仕様情報25(図6)に含まれるものである。ハーネス部品テーブル203は、「ハーネス機能ID」「ハーネス内部情報ID」「コネクタ部番(始点)」「中継部番(始点)」「ホルダ部番(始点)」「端子部番(始点)」「電線部番」「コネクタ部番(終点)」「中継部番(終点)」「ホルダ部番(終点)」「端子部番(終点)」を保持している。「0」は該当するものがないことを示している。
図33は部品仕様情報25に含まれるテーブルの例を示す図であり、コネクタ部品情報テーブル204と端子部品情報テーブル205と電線部品情報テーブル206と中継部品情報テーブル207とを示している。
コネクタ部品情報テーブル204は、「部番」「ピン数」「メーカ」「圧接/圧着」「適合AWG#」「適合被覆外径」「適合ULスタイル」を保持している。「圧接/圧着」は、圧接用コネクタであるか圧着用コネクタであるかを示している。圧接用コネクタは、コネクタにコンタクトピンを有しており、直接に電線と嵌合するものである。圧着用コネクタは、コネクタにはコンタクトピンを有しておらず、端子部品と直接嵌合し電線とは直接嵌合しないものである。「適合AWG#」「適合被覆外径」「適合ULスタイル」」は、圧接用コネクタの場合における許容できる電線のサイズの規格(AWG:American Wire Gauge、UL:Underwriters Laboratories Inc.)を示すものである。
端子部品情報テーブル205は、「部番」「メーカ」「適合AWG#」「適合被覆外径」を保持している。
電線部品情報テーブル206は、「部番」「メーカ」「AWG#」「被覆外径」「UL STYLE」を保持している。
中継部品情報テーブル207は、「部番」「ピン数」「メーカ」「1−1/1−N」を保持している。「1−1/1−N」は、接続が1−1接続であるか1−N接続であるかを示している。
図34は部品嵌合情報208の例を示す図であり、部品仕様情報25(図6)に含まれるものである。部品嵌合情報208は、部品嵌合マップテーブル209と部品嵌合グループテーブル210を含んでいる。部品嵌合マップテーブル209は、「種別」と嵌合可能な対の「グループ名」を保持している。部品嵌合グループテーブル210は、「種別」「グループ名」「ピン数」「部品」を保持している。
図35はハーネス信号接続チェックの概要を示す図であり、図3で説明した「部品の形状の制約により、接続する信号が逆になる場合がある」というハーネスの物理的な特性1に対応するチェックである。35(a)に示すように、プリント基板とメカトロ部品の間の接続仕様は上流で検証済であることを前提としている。そして、図35(b)に示すように、ハーネスのコネクタの間が圧接タイプの電線である場合と、中継が1−N接続となる場合とを特にチェックの対象とする。また、機能部品とハーネスのコネクタとの接続と、上流で検証済の機能部品間の接続仕様とについても、ハーネスからの観点で整合性をチェックする。その結果、図35(c)に示すように、
・機能部品とハーネスの間の接続チェック(i)
・ハーネス内の接続チェック(ii)
・ハーネス間の接続チェック(iii)
・機能部品間の接続チェック(iv)
を実行する。
図36はハーネス信号接続チェックの処理例を示すフローチャートである。
図36において、処理を開始すると(ステップS301)、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、機能部品(始点)の「機能ID」と「コネクタアドレス」を特定する(ステップS302)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、既に特定した始点側の範囲内で、機能部品(終点)の「接続先機能ID」と「接続先コネクタアドレス」を特定し、始点・終点間のピン単位での接続情報を特定する(ステップS303)。
そして、接続仕様編集・検証部16は、(i)接続チェック(機能部品とハーネス)として、機能部品(始点)のコネクタと、ハーネスのコネクタ(始点)のピン番号の一致を確認する(ステップS304)。接続の不一致がある場合(ステップS305のYES)は接続エラーとし(ステップS306)、接続の不一致がない場合(ステップS305のNO)は次の処理に移行する。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、機能部品(始点)に接続するハーネスの「ハーネス機能ID」と始点側の「コネクタアドレス」を特定する(ステップS307)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、ハーネス接続テーブル202から、該当するハーネスの終点側の「コネクタアドレス」を特定し、ピン単位での接続情報を特定する(ステップS308)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、ハーネス部品テーブル203のコネクタの部番からコネクタ部品情報テーブル204を参照し、「圧接/圧着」が圧接であるか否か判断する(ステップS309)。
「圧接/圧着」が圧接である場合(ステップS309のYES)、接続仕様編集・検証部16は、(ii)接続チェック(ハーネス内)として、ハーネス接続テーブル202から、ハーネスの始点・終点コネクタのピン番号の1−N接続を確認する(ステップS310)。接続の不一致がある場合(ステップS311のYES)は接続エラーとし(ステップS312)、接続の不一致がない場合(ステップS311のNO)は次の処理に移行する。
「圧接/圧着」が圧接でない場合(ステップS309のNO)もしくは(ii)接続チェック(ハーネス内)で接続の不一致がない場合(ステップS311のNO)は、接続仕様編集・検証部16は、ハーネス接続テーブル202の「接続先種別(終点)」がハーネスであるか否か判断する(ステップS313)。ハーネスである場合、更に中継を介してハーネスが接続されることを意味している。
「接続先種別(終点)」がハーネスである場合(ステップS313のYES)、接続仕様編集・検証部16は、(iii)接続チェック(ハーネス間)を行う。
すなわち、ハーネス部品テーブル203の中継の部番から中継部品情報テーブル207を参照し、「1−1/1−N」が1−Nであるか否か判断する(ステップS314)。
そして、1−Nである場合(ステップS314のYES)、ハーネス接続テーブル202ルから、ハーネス間(ハーネスの終点とハーネスの始点コネクタ)のピン番号の1−N接続を確認する(ステップS315)。1−Nでない場合(ステップS314のNO)、ハーネス接続テーブル202から、ハーネス間(ハーネスの終点とハーネスの始点コネクタ)のピン番号の1−1接続を確認する(ステップS316)。接続の不一致がある場合(ステップS317のYES)は接続エラーとし(ステップS318)、接続の不一致がない場合(ステップS317のNO)は、接続されるハーネスの特定(ステップS307)に戻る。
「接続先種別(終点)」がハーネスでない場合(ステップS313のNO)、接続仕様編集・検証部16は、終端側の(i)接続チェック(機能部品とハーネス)として、ハーネスのコネクタ(終点)と機能部品(終点)のコネクタのピン番号の一致を確認する(ステップS319)。接続の不一致がある場合(ステップS320のYES)は接続エラーとし(ステップS321)、接続の不一致がない場合(ステップS320のNO)は次の処理に移行する。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、(iv)機能部品間の接続チェックとして、エレキ部品接続テーブル201とハーネス接続テーブル202から、機能部品間のピン接続とハーネス接続を比較する(ステップS322)。接続の不一致がある場合(ステップS323のYES)は接続エラーとし(ステップS324)、接続の不一致がない場合(ステップS323のNO)は次の処理に移行する。
次いで、未検証のハーネス始点コネクタがある場合(ステップS325のYES)は、機能部品(終点)の「接続先機能ID」と「接続先コネクタアドレス」の特定(ステップS303)に戻る。
未検証のハーネス始点コネクタがない場合(ステップS325のNO)であって、未検証の機能部品始点コネクタがある場合(ステップS326のYES)は、機能部品(始点)の「機能ID」と「コネクタアドレス」の特定(ステップS302)に戻る。
未検証の機能部品始点コネクタがない場合(ステップS326のNO)は、処理を終了する(ステップS327)。
図37はハーネス部品嵌合チェックの概要を示す図であり、図4で説明した「物理的に嵌合しない部品がある」というハーネスの物理的な特性2に対応するチェックである。図37(a)に示すように、プリント基板とメカトロ部品の間の接続仕様は上流で検証済であることを前提としている。そして、図37(b)に示すように、ハーネスのコネクタが嵌合する全ての部分をチェックの対象とする。その結果、図37(c)に示すように、
・電線以外についての部品嵌合チェック(vi)
・電線についての部品嵌合チェック(vii)
を実行する。
図38はハーネス部品嵌合チェックの処理例を示すフローチャートである。
図38において、処理を開始すると(ステップS331)、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、機能部品(始点)の「機能ID」と「コネクタアドレス」を特定する(ステップS332)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、機能部品(始点)の「機能ID」をキーに、ハーネス部品テーブル203からコネクタの「部番」を特定する(ステップS333)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、接続するハーネスの「機能ID」、「コネクタアドレス(始点)」を特定する(ステップS334)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、ハーネスの「機能ID」をキーに、ハーネス部品テーブル203からコネクタ(始点)の「部番」を特定する(ステップS335)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、チェック対象部品を機能部品(始点)のコネクタとし、チェック相手部品をハーネスコネクタ(始点)として設定する(ステップS336)。
そして、接続仕様編集・検証部16は、(vi)部品嵌合チェック(電線以外)を行う。
すなわち、チェック対象部品とチェック相手部品の「部番」をキーに、部品嵌合グループテーブル210から「グループ名」を特定する(ステップS337)。
次いで、取得した2つの「グループ名」をキーに、部品嵌合マップテーブル209を参照する(ステップS338)。組み合わせがない場合(ステップS339のYES)は接続エラーとし(ステップS340)、組み合わせがある場合(ステップS339のNO)は次の処理に移行する。
次いで、チェック対象部品とチェック相手部品の「部番」をキーに、部品情報テーブル、この場合はコネクタ部品情報テーブル204から「ピン数」を特定する(ステップS341)。ピン数の不一致がある場合(ステップS342のYES)は接続エラーとし(ステップS343)、ピン数の不一致がない場合(ステップS342のNO)は次の処理に移行する。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、ハーネスの「機能ID」をキーに、ハーネス部品テーブル203から、始点側からに直接接続している部品の組み合わせを特定し、チェック対象部品とチェック相手部品に設定する(ステップS344)。部品組み合わせは、「コネクタ−コネクタ」「コネクタ−中継」「コネクタ−ホルダ」「コネクタ−端子」「中継−ホルタ」「コネクタ−電線」「端子−電線」がある。
部品組み合わせが「コネクタ−電線」もしくは「端子−電線」である場合(ステップS345のYES)、接続仕様編集・検証部16は、(vii)部品嵌合チェック(電線)を行う。
すなわち、コネクタ/端子部品の「部番」をキーに、部品情報テーブル(コネクタ部品情報テーブル204、端子部品情報テーブル205)から、「適合AWG#」、「適合被覆外径」、「適合ULスタイル#」を特定する(ステップS346)。
次いで、電線部品の「部番」をキーに、部品情報テーブル(電線部品情報テーブル206)から、「AWG#」、「被覆外径」、「ULスタイル」を特定する(ステップS347)。
そして、それらの値(AWG#、被覆外径、ULスタイル)を比較する(ステップS348)。値の不一致がある場合(ステップS349のYES)は接続エラーとし(ステップS350)、値の不一致がない場合(ステップS349のNO)は次の処理に移行する。
部品組み合わせが「コネクタ−電線」もしくは「端子−電線」でない場合(ステップS345のNO)、(vi)部品嵌合チェック(電線以外)(ステップS337〜S343と同様)を行う(ステップS351)。
次いで、更に接続部品がある場合(ステップS352のYES)は、部品組み合わせの特定およびチェック対象部品・チェック相手部品の設定(ステップS344)に戻る。
更なる接続部品がない場合(ステップS352のNO)であって、ハーネス接続テーブル202の接続先種別がハーネスである場合(ステップS353のYES)は、接続するハーネスの「機能ID」、「コネクタアドレス(始点)」を特定する(ステップS334)に戻る。
接続先種別がハーネスでない場合(ステップS353のNO)であって、未検証のハーネス始点コネクタがある場合(ステップS354のYES)は、コネクタの「部番」の特定(ステップS333)に戻る。
未検証のハーネス始点コネクタがない場合(ステップS354のNO)であって、未検証の機能部品始点コネクタがある場合(ステップS355のYES)は、機能部品(始点)の「機能ID」と「コネクタアドレス」の特定(ステップS332)に戻る。
未検証の機能部品始点コネクタがない場合(ステップS355のNO)は、処理を終了する(ステップS356)。
図39はハーネス加工性チェックの概要を示す図であり、図5で説明した「電気特性・加工性・組み付け性を考慮する必要がある」というハーネスの物理的な特性3に対応するチェックである。図39(a)に示すように、プリント基板とメカトロ部品の間の接続仕様は上流で検証済であることを前提としている。そして、図39(b)に示すように、作成単位のハーネスをチェックの対象とする。その結果、図39(c)に示すように、
・異なるメーカのコネクタ混在チェック(viii)
を実行する。
図40はハーネス加工性チェックの処理例を示すフローチャートである。
図40において、処理を開始すると(ステップS361)、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、機能部品(始点)の「機能ID」と「コネクタアドレス」を特定する(ステップS362)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、エレキ部品接続テーブル201から、接続するハーネスの「機能ID」と「コネクタアドレス(始点)」を特定する(ステップS363)。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、ハーネスの「機能ID」をキーに、ハーネス部品テーブル203から、ハーネス内の全コネクタの「部番」を特定する(ステップS364)。
そして、接続仕様編集・検証部16は、(viii)異なるメーカのコネクタ混在チェックとして、全コネクタの「部番」をキーに、部品情報テーブル(コネクタ部品情報テーブル204)から、「メーカ」を特定し(ステップS365)、メーカの不一致がある場合(ステップS366のYES)は接続エラーとし(ステップS367)、メーカの不一致がない場合(ステップS366のNO)は次の処理に移行する。
次いで、接続仕様編集・検証部16は、ハーネス接続テーブル202から接続先種別がハーネスである場合(ステップS368のYES)は、ハーネスの「機能ID」と「コネクタアドレス(始点)」を特定する(ステップS363)に戻る。
接続先種別がハーネスでない場合(ステップS368のNO)であって、未検証の機能部品始点コネクタがある場合(ステップS369のYES)は、機能部品(始点)の「機能ID」と「コネクタアドレス」を特定する(ステップS362)に戻る。
未検証の機能部品始点コネクタがない場合(ステップS369のNO)は、処理を終了する(ステップS370)。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、機能ツリーとIO表を連動させることにより、仕様が固まっていない設計初期の作業を有効に支援することができる。
また、IO表の構成要素の対向する構成要素の接続仕様を自動生成することで、設計作業を効率化できるとともに、人為的ミスを低減することができる。
また、IO表に設定された構成要素と対向する構成要素の接続仕様を比較して不整合が存在するか否かの検証を行なうことで、設計作業を効率化できるとともに、人為的ミスを低減することができる。
また、ハーネスの部品仕様情報を用いてハーネス接続仕様を検証することで、部品の物理的な特性によるハーネス接続ミスを低減することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 端末装置
11 画面表示制御部
12 操作受付部
13 機能ツリー編集部
14 機能仕様編集部
15 部品仕様編集部
16 接続仕様編集・検証部
2 データベースサーバ装置
21 製品仕様管理情報
22 機種管理情報
23 機能モジュール管理情報
24 機能部品管理情報
25 部品仕様情報
26 接続情報
T1 機種テーブル
T2 モジュール管理テーブル
T3 機能部品管理テーブル
T4 部品仕様管理テーブル
T5 コネクタ管理テーブル
T6 ピン管理テーブル
T7 接続テーブル
201 エレキ部品接続テーブル
202 ハーネス接続テーブル
203 ハーネス部品テーブル
204 コネクタ部品情報テーブル
205 端子部品情報テーブル
206 電線部品情報テーブル
207 中継部品情報テーブル
208 部品嵌合情報
209 部品嵌合マップテーブル
210 部品嵌合グループテーブル
特開2009−223697号公報 特開2009−223698号公報

Claims (5)

  1. 製品仕様管理情報に基づいて製品名をルートとして構成要素を階層的に示すとともに各構成要素の属性を伴った機能ツリーを表示する機能ツリー表示手段と、
    前記機能ツリー上の構成要素を他の構成要素に接続する操作を受け付け、前記製品仕様管理情報の接続情報を更新する第1の接続情報更新手段と、
    前記機能ツリー上の構成要素間の接続情報を表示する操作を受け付け、前記製品仕様管理情報に基づいて構成要素間のピン毎の接続情報を示すIO表を表示するIO表表示手段と、
    前記IO表のピン毎の接続情報の項目毎に編集の操作を受け付け、前記製品仕様管理情報の接続情報を更新する第2の接続情報更新手段と、
    前記IO表の構成要素の対向する構成要素の接続情報を自動検証する操作を受け付けて、前記製品仕様管理情報に基づいて前記IO表に設定された構成要素の接続情報から対向する構成要素の接続情報を自動生成し、当該対向する構成要素の接続情報と比較して不整合が存在するか否かの検証を行ない、検証結果を表示する接続検証手段と
    を備え、
    前記接続検証手段は、更に、
    機能部品間を接続するハーネスの接続情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の信号接続を検証するハーネス信号接続チェック手段と、
    前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の嵌合可否を検証するハーネス部品嵌合チェック手段と、
    前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの加工可否を検証するハーネス加工性チェック手段と
    を備えたことを特徴とする製品全体エレキ仕様の編集・検証システム。
  2. 請求項1に記載の製品全体エレキ仕様の編集・検証システムにおいて、
    前記ハーネス信号接続チェック手段は、
    機能部品のコネクタとハーネスのコネクタのピン番号の一致の確認と、
    ハーネスのコネクタが圧接タイプである場合に、ハーネス内のピン番号が1−N接続であることの確認と、
    ハーネス間に中継部品が介在する場合に、中継部品の1−1/1−N接続に対応したピン番号の確認と
    を含むことを特徴とする製品全体エレキ仕様の編集・検証システム。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の製品全体エレキ仕様の編集・検証システムにおいて、
    前記ハーネス嵌合チェック手段は、
    機能部品のコネクタもしくは中継部品とハーネスのコネクタとの嵌合の確認と、
    ハーネスのコネクタと電線部品との嵌合の確認と
    を含むことを特徴とする製品全体エレキ仕様の編集・検証システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製品全体エレキ仕様の編集・検証システムにおいて、
    前記ハーネス加工性チェック手段は、
    同時に加工されるハーネスの両端のコネクタが同じメーカの部品であることの確認
    を含むことを特徴とする製品全体エレキ仕様の編集・検証システム。
  5. 機能部品間を接続するハーネスの接続情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の信号接続を検証するハーネス信号接続チェック手段と、
    前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの各接続部分の嵌合可否を検証するハーネス部品嵌合チェック手段と、
    前記ハーネスの部品情報に基づいて、当該ハーネスの加工可否を検証するハーネス加工性チェック手段と
    を備えたことを特徴とするハーネス接続仕様検証システム。
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