JP2015030209A - 繊維方向検出装置及び繊維方向検出方法、並びに画像形成装置 - Google Patents

繊維方向検出装置及び繊維方向検出方法、並びに画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート材の繊維方向を正確に検出できる繊維方向検出装置を提供する。
【解決手段】繊維方向検出装置10は、シート材に液体を付着させる液滴吐出部11と、液滴吐出部11によって液体がシート材に付着される前後で上記シート材の周囲の気体の熱伝導率を検出するため検出部12と、液体の付着後の上記熱伝導率が液体の付着前の上記熱伝導率に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間を算出し、上記変化時間と上記シート材の繊維方向との関係に基づいて上記シート材の繊維方向を検出する制御部17とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、繊維方向検出装置及び繊維方向検出方法、並びに上記繊維方向検出装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、画像が形成される用紙や記録媒体等(以下、シート材という。)の印刷特性として、厚さ、密度、繊維方向、平滑度、透気度をはじめとする数多くの項目が知られている。シート材の性質又は品質をあらわす項目は、例えば日本工業規格P項目(パルプ及び紙)の一覧に示されように数多く存在する。
例えば、特許文献1には、画質を高める目的で、様々なシート材の厚さ及び種類を、搬送中に安定的にかつ正確に算出することが可能な検出装置及びこれを備えた画像形成装置が開示されている。
しかしながら、2方向それぞれにシート材をたわませるためには機構が複雑になるという問題があった。また、用紙が正方形ではないために辺の長さが異なるので容易に方向での比較ができないため、シート材の繊維方向をうまく求めることができないという問題があった。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、シート材の繊維方向を正確に検出できる繊維方向検出装置を提供することにある。
本発明に係る繊維方向検出装置は、シート材に液体を付着させる付着手段と、上記付着手段によって液体が上記シート材に付着される前後で上記シート材の周囲の気体の熱伝導率又は湿度を検出するため検出手段と、液体の付着後の上記熱伝導率又は湿度が液体の付着前の上記熱伝導率又は湿度に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間を算出し、上記変化時間と上記シート材の繊維方向との関係に基づいて上記シート材の繊維方向を検出する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の繊維方向検出装置は、シート材の繊維方向を正確に検出することができる。
繊維方向検出装置の一実施例を説明するためのブロック図である。 画像形成装置の一実施例の構成を説明するための概略的な構成図である。 繊維方向検出装置の液滴吐出部及び検出部の構成の一例を説明するための概略的な図であり、(A)は液滴吐出部及び検出部の配置例を示した拡大断面図、(B)は検出部における熱伝導率検出センサの配置例を示した平面図である。 繊維方向検出方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。 図4のシート材繊維方向検出処理に用いられる関係であって、液滴が付着した時間t0の熱伝導率HAと、熱伝導率HAと比較してはじめて10%以上増加した熱伝導率HBの時間t1と、時間t0と時間t1との間の変化時間t2との関係を示すグラフである。 図1の記憶部に格納されたテーブルT1の一例を示す図表である。 繊維方向検出装置の液滴吐出部及び検出部の構成の他の例を説明するための概略的な図であり、(A)は液滴吐出部及び検出部の配置例を示した拡大断面図、(B)は検出部における熱伝導率検出センサの配置例を示した平面図である。 繊維方向検出装置の液滴吐出部及び検出部の構成のさらに他の例を説明するための概略的な図であり、(A)は液滴吐出部及び検出部の配置例を示した拡大断面図、(B)は検出部における熱伝導率検出センサの配置例を示した平面図である。 繊維方向検出装置の付着手段及び検出部の構成の他の例を説明するための概略的な図であり、(A)は付着手段及び検出部の配置例を示した拡大断面図、(B)は検出部における熱伝導率検出センサの配置例を示した平面図である。 画像形成装置の他の実施例の構成を説明するための概略的な構成図である。 同実施例の画像形成装置の制御系を説明するためのブロック図である。
本発明の繊維方向検出装置は、上記変化時間と繊維方向との関係を示す第1のテーブルを格納する第1の記憶手段を備えているようにしてもよい。ただし、本発明の繊維方向検出装置は、装置外部に配置されている上記変化時間と繊維方向との関係を示すテーブルを読み込む構成であってもよい。
また、本発明の繊維方向検出装置は、検出された繊維方向と上記シート材に対する画像形成条件との関係を示す第2のテーブルを格納する第2の記憶手段と、上記第2のテーブルを参照し、画像形成条件を設定する画像形成条件制御手段を備えているようにしてもよい。ただし、本発明の繊維方向検出装置は、検出された繊維方向と上記シート材に対する画像形成条件との関係を示す、装置外部に記録されているテーブルを読み込む構成であってもよい。また、本発明の繊維方向検出装置は上記画像形成条件制御手段を備えていなくてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、本発明の繊維方向検出装置を備えたことを特徴とするものである。これにより、本発明の画像形成装置は、シート材の繊維方向を正確に検出することができ、ひいては形成した画像の画質を高めることができる。
本発明に係る繊維方向検出方法は、シート材に液体を付着させるステップと、上記液体が上記シート材に付着される前後で上記シート材の周囲の気体の熱伝導率又は湿度の変化を検出するステップと、液体の付着後の上記熱伝導率又は湿度が液体の付着前の上記熱伝導率又は湿度に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間を算出するステップと、上記変化時間と上記シート材の繊維方向との関係に基づいて上記シート材の繊維方向を検出するステップとを含むことを特徴とする。これにより、本発明の繊維方向検出方法は、シート材の繊維方向を正確に検出することができる。
本発明に係る繊維方向検出方法は、検出された上記シート材の繊維方向と画像形成条件との関係に基づいて、上記シート材に対する画像形成条件を設定するステップを含むようにしてもよい。ただし、本発明に係る繊維方向検出方法は当該ステップを含まなくてもよい。
従来技術に係る、シート材の厚さや種類を求める方法では、シート材の繊維方向を正確に検出することができないため、シート材の繊維方向に応じた画像形成条件等を設定することができず、形成される画像の画質を高く維持することができないという問題があった。また、シート材の繊維方向を正確に検出することができないことに起因してシート材の搬送が安定しないという問題があった。これらの問題点を解決するための本発明に係る実施例について以下に説明する。なお、本発明は以下に説明される実施例に限定されるものではない。
(第1の実施例)
図1は、繊維方向検出装置の一実施例を説明するためのブロック図である。図2は、画像形成装置の一実施例の構成を説明するための概略的な構成図である。まず、図2を参照して画像形成装置の一実施例について説明する。
図2に示された画像形成装置100は、インクジェット方式の画像形成装置の構造の一例を示している。画像形成装置100は、紙押さえローラ101、駆動モータ102、駆動ベルト103、メインシャフト104、キャリッジ105、インクカートリッジ106、紙送り機構108A及び108B、繊維方向検出装置10、並びに全体制御部117を備えている。
紙押さえローラ101は、給紙109から紙送り機構108A及び108Bにより、矢印で示される排紙方向111で送られるシート材SHを所定の強度で押さえる。駆動モータ102は、連結された駆動ベルト103を駆動させ、メインシャフト104を介してキャリッジ105を紙面と垂直方向に移動させる。メインシャフト104は、シート材SHが排紙される排紙方向111と直行するように配置される。キャリッジ105には、インクカートリッジ106が取り付けられる。
インクカートリッジ106は、例えばシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの4色のインクを備え、キャリッジ105に取り付けられる。紙送り機構108A及び108Bは、シート材SHを挟むローラである。これらのローラが回転することによって、シート材SHは矢印で示される排紙方向111で排紙される。
繊維方向検出装置10は、図2にも示されるように、液滴吐出部(付着手段)11、検出部(検出手段)12等を備えている。例えばプリントヘッドからなる液滴吐出部11は、メインシャフト104を介して移動し、インクカートリッジ106内のインクを液滴(液体)としてシート材SHに吐出し、シート材SHに所定の画像を形成する。検出部12は、シート材SHに液滴が付着される前及び液滴が付着された後の各時点のシート材SHの裏面の周囲の気体(又は空気)の熱伝導率[W/mK]を検出する。全体制御部117は、画像形成装置100全体の動作を制御する。
図1を参照して繊維方向検出装置10について説明する。図1に示されるように、繊維方向検出装置10は、制御線19により互いに電気的に接続される液滴吐出部11と、検出部12と、記憶部13と、計時部14と、画像形成条件制御部15と、制御部17とを備えている。
液滴吐出部11は、シート材SHに液滴を付着させ、シート材SHに所定の画像を形成する。液滴吐出部11は、例えば図2に示されるインクカートリッジ106から供給されるインクを液滴としてシート材SHに吐出するプリントヘッド等を備えている。検出部12は、シート材SHに液滴が付着される前及び液滴が付着された後の時点であって、液滴が付着される被付着面と反対側の面のシート材SHの近傍の空洞の気体の熱伝導率を検出する。
検出部12は例えば図3に示されるように熱伝導率検出センサ12c等を備えている。検出部12の詳細な構成例については後述する。
記憶部(記憶手段)13は、後述する変化時間t2とシート材SHの繊維方向との関係を示すテーブルT1、及び検出した繊維方向とシート材SHに対する例えば排紙速度や定着温度等の画像形成条件との関係を示すテーブルT2を格納する。この詳細については、後述する。なお、この実施例では、記憶部13は、テーブルT1を記憶する第1の記憶手段とテーブルT2を記憶する第2の記憶手段を兼ねている。ただし、本発明の繊維方向検出装置は、第1の記憶手段と第2の記憶手段とを別々に備えている構成であってもよいし、いずれか一方の記憶手段のみを備えている構成であってもよい。
計時部(計時手段)14は、各時点の時間を計測し、計測した各時点の時間を制御部17に通知する。
画像形成条件制御部(画像形成条件制御手段)15は、制御部17の制御に従い、検出した繊維方向と画像形成条件との関係に基づいて、所定の画像形成条件を設定する。
制御部(制御手段)17は、繊維方向検出装置10の全体の動作を制御し、後述するシート材繊維方向検出処理及び画像形成条件設定処理を実行し、シート材SHの繊維方向を検出し、画像形成条件を設定する。ここで、制御部17は、図2に示された画像形成装置100の全体制御部117により制御される。
図3は、繊維方向検出装置の液滴吐出部及び検出部の構成を説明するための概略的な図である。図3(A)は液滴吐出部及び検出部の配置例を示した拡大断面図である。図3(B)は検出部における熱伝導率検出センサの配置例を示した平面図である。
図3(A)に示されるように、液滴吐出部11は例えばプリントヘッドにより構成されている。検出部12は、台12aが形成する所定の空洞12b中に配置される熱伝導率検出センサ12cと、センサパッケージ12dと、透湿膜12eとを備えている。
熱伝導率検出センサ12cは、例えば、特許文献2で開示された気体の熱伝導率を測定するマイクロヒータ構造の熱伝導率検出センサ等である。このようなマイクロヒータ構造の熱伝導率検出センサ12cは、応答性が優れしかも信頼性が高いことが知られている。そのため、熱伝導率検出センサ12cは、液滴吐出部11から吐出される液滴21がシート材SHに付着される前後の空洞12b内の気体の熱伝導率を応答性良く正確に計測する。シート材SHに液滴21が付着すると、シート材SHの周囲の気体の熱伝導率が変化する。熱伝導率検出センサ12cはこの熱伝導率の変化を検出するために用いられる。なお、シート材SHの近傍の空洞12bの気体の熱伝導度をより正確に計測するために、熱伝導率検出センサ12cは、シート材SHのできるだけ近くに設置することが好ましい。
センサパッケージ12dは、熱伝導率検出センサ12cの下面及び側面を覆うように配置されている。透湿膜12eは、センサパッケージ12dの上面を覆うように配置されている。ここで、透湿膜12eの表面と台12aの表面とは、その段差が無く面一となるように配置されている。これは、シート材SHを繰り返して搬送するうちに、シート材SHから発生する紙粉等の異物が堆積することで熱伝導率検出センサ12cの出力が低減することや、熱伝導率検出センサ12cの応答が遅くなることを防止するためである。
図3(B)に示されるように、検出部12は4組のセンサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybを備えている。センサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybは、それぞれ、台12aの空洞12b、熱伝導率検出センサ12c、センサパッケージ12d、及び透湿膜12e(図3(B)での図示は省略されている。)を備えている。例えば、排紙方向111をY方向、排紙方向111に直交する方向をX方向とする。センサ組12Ya,Ybは、予め定められた液滴付着点22に対して、排紙方向111で液滴付着点22を挟んで配置されている。センサ組12Xa,Xbは、排紙方向111に直交する方向で液滴付着点22を挟んで配置されている。センサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybの各熱伝導率検出センサ12cは、液滴付着点22から予め設定された同じ距離だけ離れた位置にそれぞれ配置されている。
図4は、繊維方向検出方法の一実施例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは図1の繊維方向検出装置10によって実行されるシート材繊維方向検出処理及び画像形成条件設定処理を示す。なお、本発明の繊維方向検出方法は、図1の繊維方向検出装置10によって実行される処理に限定されず、また、本発明の繊維方向検出装置によって実行される処理に限定されない。
まず、図4に示すステップS11〜S18において、シート材繊維方向検出処理を説明する。
ステップS11において、制御部17は、検出部12により液滴を付着させる前の液滴が付着される面とは反対側の面のシート材SHの周囲の気体の熱伝導率HAを検出する。制御部17は、検出した熱伝導率HAを記憶部13に格納する。なお、熱伝導率の検出位置は、所定の液滴付着点から所定の距離だけ離れた位置であって、液滴付着点に対して後工程でシート材SHに液滴が付着される前後のシート材SHの周囲の気体の熱伝導率の変化を検出できる位置であればよい。例えば、熱伝導率の検出位置は、少なくともシート材SHの近傍であればよく、液滴が付着される表面(被付着面)側であってもよいし、裏面(被付着面とは反対側の面)側であってもよいし、それらの両方であってもよい。
ステップS12において、制御部17は、液滴吐出部11によりシート材SHの表面に液滴を付着させ、シート材SHに当該液滴を付着させた時間t0を計時部14により計測する。制御部17は、計測した時間t0を記憶部13に格納する。
ステップS13において、制御部17は、検出部12により液滴付着点に液滴を付着させた後の液滴が付着された表面(被付着面)とは反対側の裏面のシート材SHの近傍の気体の熱伝導率HBを検出する。制御部17は、検出した熱伝導率HBを記憶部13に格納する。液滴付着に起因するシート材SHの近傍の気体の熱伝導率の変化、つまり湿度変化を液滴付着点から所定の距離だけ離れた検出位置で計測することにより、繊維方向に起因する、シート材SHを浸透する液滴の速さの違いを捕らえることができる。
次いで、ステップS14において、制御部17は、液滴を付着させた後の熱伝導率HBが、液滴を付着させる前の熱伝導率HAに比較してはじめて10%以上増加したか否かを判定する。換言すれば、ステップS14において、制御部17は、液滴を付着させた後の熱伝導率HBが、液滴を付着させる前の熱伝導率HAに比較してはじめて1.1HA以上増加するか否かを判定する。このステップS14の判定を満たさない場合(No)、制御部17は、ステップS13に戻り、同様の制御を行う。
次いで、ステップS14の判定を満たす場合(Yes)、続くステップS15において、制御部17は、液滴を付着させた後の熱伝導率HBが液滴を付着させる前の熱伝導率HAに比較してはじめて10%以上増加した時点の時間t1を計時部14により計測する。制御部17は、計測した時間t1を記憶部13に格納する。
ステップS16において、制御部17は、時間t0と時間t1との間の時間(変化時間)t2(t2=t1−t0)を算出する。制御部17は、算出した変化時間t2を記憶部13に格納する。
ここで、液滴付着点に対して熱伝導率の検出位置が複数個所設けられることにより、変化時間t2は熱伝導率の検出位置ごとに得られる。例えば、図3(B)に示されるように4個のセンサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybが配置されることにより、4個の変化時間t2が得られる。ここで、センサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybによって検出された変化時間t2を順にt2xa,t2xb,t2ya,t2ybとする。例えば、制御部17は、2方向ごとに変化時間t2の合計し、t2x=t2xa+t2xb、t2y=t2ya+t2ybを算出する。なお、変化時間t2x、t2yは、t2xaとt2xbの平均値、t2yaとt2ybの平均値であってもよい。
ここで、上記ステップS11乃至S16に説明した事項の関係は図5のように示される。
図5は、図4のシート材繊維方向検出処理に用いる関係であって、液滴が付着した時間t0の熱伝導率HAと、熱伝導率HAと比較してはじめて10%以上増加した熱伝導率HBの時間t1と、時間t0と時間t1との間の変化時間t2との関係を示すグラフである。図5において縦軸は熱導電率[W/(mK)]を示し、横軸は時間[秒]を示す。
図5に示されるように、時間t0において、液滴が所定の液滴付着点でシート材SHに付着されると、付着された液滴中の水分や溶媒成分のシート材SHへの浸透が開始される。シート材SHに付着された液滴の溶媒成分等が、シート材SHの被付着表面から浸透し、やがてシート材SHの裏面まで到達して、シート材SHの裏面側の気体に拡散する。図3(B)に示された検出部12のセンサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybにおいて、各熱伝導率検出センサ12cがシート材SHへの液滴の付着に起因する熱伝導率の増大を検出する。時間t0から変化時間t2が経過した時間t1において、シート材SHの液滴の被付着表面とは反対側の裏面の近傍の気体の熱伝導率HBが、熱伝導率HAと比較して1.1HA以上に相当する値を示す。
次いで、図4に戻りステップS17において、制御部17は、記憶部13に格納されたテーブルT1を参照し、変化時間t2と繊維方向との関係に基づいて、シート材SHの繊維方向を検出する。
図6は、図1の記憶部13に格納されたテーブルT1を示す図表である。
図6に示されるように、テーブルT1には、変化時間t2x,t2yの比較結果と、各変化時間t2x,t2yの比較結果に対応する繊維方向が対応付けられている。
以上のステップS11〜S17が、第1の実施例に係るシート材繊維方向検出処理である。
図5において、t2Xa<t2Yb、t2Xb<t2Yaなので、t2x=t2Xa+t2Xb<t2y=t2Ya+t2Ybである。したがって、シート材SHの繊維方向はX方向(図6を参照。)である。
ところで、図3において、センサ組12Xa,12Xb,12Ya,12Ybの各熱伝導率検出センサ12cは、液滴付着点22から予め設定された同じ距離だけ離れた位置にそれぞれ配置されている。したがって、シート材SHに付着された液滴21の平面形状が円形であり、その中央が液滴付着点22と一致するならば、シート材SHの繊維方向がX方向であるときは、t2Xa=t2Xb<t2Ya=t2Ybとなる。
しかし、図5において、t2Xa<t2Xb、t2Xb>t2Yb、t2Ya>t2Ybとなっている。これは、シート材SHに付着された液滴21の中央が液滴付着点22に対してセンサ組12Xa方向及びセンサ組t2Yb方向にずれたことを意味する。
このようにシート材SHに付着された液滴21の中央が液滴付着点22に対してずれた場合であっても、この実施例の繊維方向検出装置10はシート材SHの繊維方向を正確に検出できる。繊維方向検出装置10の制御部17は、2方向ごとに変化時間t2の合計し、t2x=t2xa+t2xb、t2y=t2ya+t2ybを算出し、t2xとt2yの大小を比較するからである。
次に、図4に戻り、ステップS21において、第1の実施例に係る画像形成条件設定処理を説明する。図4に示すステップS21において、画像形成条件制御部15は、検出した繊維方向と例えば排紙速度や定着温度等の画像形成条件との関係に基づいて、画像形成装置100の画像形成条件を設定する。画像形成条件にはシート材搬送条件も含まれる。
以上説明したように、第1の実施例に係る繊維方向検出装置10は、液滴吐出部11と、シート材SHの近傍の気体の熱伝導率を検出する検出部12と、検出部12の検出結果に基づいてシート材SHの繊維方向を検出する制御部17とを備える。そのため、シート材SHの繊維方向を正確に検出することができる。
さらに、第1の実施例に係る繊維方向検出装置10は、検出したシート材SHの繊維方向に基づいて、画像形成条件を設定する画像形成条件制御部15を備える。具体的には、画像形成条件制御部15は、テーブルT2を参照し、繊維方向と画像形成条件との関係に基づいて、画像形成条件を設定する(ステップS21)。そのため、画像形成装置100が形成する画像の画質を向上やシート材の搬送を安定化させることが可能となる。
なお、本発明の画像形成装置は、図2に示されたインクジェット方式の画像形成装置100に限定されない。例えば、本発明の画像形成装置は、繊維方向検出装置10を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらを一体として備えた複合機等のその他の画像形成装置にも同様に適用することが可能である。
また、本発明の繊維方向検出装置は、図1に示された繊維方向検出装置10に限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の繊維方向検出装置の範囲内で種々の変更が可能である。
また、検出部12は、熱伝導率検出センサ12cに限らず、例えば特許文献2に開示される湿度センサ等のその他の雰囲気センサを用いることも可能である。本発明において、検出手段として湿度センサが用いられる場合、検出手段は、付着手段によって液体がシート材に付着される前後でシート材の周囲の気体の湿度を検出する。そして、制御手段は、液体の付着後の湿度が液体の付着前の湿度に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間を算出し、その変化時間とシート材の繊維方向との関係に基づいてシート材の繊維方向を検出する。
また、上記の実施例においては、インクの液滴が用いられているが、本発明で用いられる液滴はインクに限定されず、インク以外の液滴であってもよい。
また、検出部12において、図7に示されるように、複数のセンサパッケージ12dを近接配置するために液滴付着点22の下が空洞であってもよい。
また、検出部12において、図8に示されるように、複数の熱伝導率検出センサ12cを近接配置するためにひとつのセンサパッケージ12dに入れてもよい。
また、検出部12は4個の熱伝導率検出センサ12cを備えているが、本発明の繊維方向検出装置の検出手段におけるシート材の周囲の気体の熱伝導率を検出するためセンサの個数はこれに限定されない。
例えば、本発明の繊維方向検出装置の検出手段における上記センサの個数は1個でもよい。ただし、この場合、液体の付着後の上記熱伝導率が液体の付着前の上記熱伝導率に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間と、シート材の繊維方向との関係が既知であることが必要である。この変化時間はシート材の繊維方向のほかに、シート材の材質や構造等によって変化するからである。
また、本発明の繊維方向検出装置の検出手段における上記センサの個数は2個でもよい。この場合、所定の液体付着点と一方のセンサとを結ぶ線と、上記液体付着点と他方のセンサとを結ぶ線がなす角度は、0度及び180度以外であることが好ましく、さらに好ましくは90度である。例えば、図3(B)において、液滴付着点(液体付着点)22に対して、センサ組12Xa,12Yaを備えている例を挙げることができる。もちろん、2個の上記センサを配置するためのセンサ組は、センサ組12Xa,12Ybであってもよいし、センサ組12Xb,12Yaであってもよいし、センサ組12Xb,12Ybであってもよい。
ここで、2個の上記センサは、所定の液体付着点に対して同じ距離に配置されていることが好ましい。これにより、2個の上記センサごとに得られる2つの上記変化時間とシート材の繊維方向との関係は、2つの上記変化時間の大小関係に基づいて容易に得られる。
ただし、本発明の繊維方向検出装置は、2個の上記センサが所定の液体付着点に対して互いに異なる距離に配置されている構成であってもよい。2個の上記センサごとの上記液体付着点からの距離と上記変化時間に基づいて、各センサ方向へのシート材を浸透する液体の速さの違いを算出することができる。例えば、2個の上記センサごと上記距離を上記変化時間で割った値を求めてそれらの値を比較することによってシート材の繊維方向を検出できる。
なお、各センサ方向へのシート材を浸透する液体の速さの違いを算出する方法は、図3に示された、液滴付着点22に対する4個の熱伝導率検出センサ12cの配置方向にも適用できる。つまり、図3に示された4個の熱伝導率検出センサ12cにおいて、液滴付着点22に対する距離は互いに異なっていてもよい。
また、上記の実施例においては、付着手段としての液滴吐出部11はシート材SHに液滴21を付着させているが、本発明の繊維方向検出装置において付着手段はこれに限定されない。本発明の繊維方向検出装置において付着手段は所定の液体付着点でシート材に液体を付着させることができる構成であればよい。
例えば、図9に示されるように、付着手段31は、液体、例えば水分を吸収させた部材31aを移動させる機構を備え、部材31aをシート材SHに接触させることによってシート材SHに液体を付着させる構成であってもよい。
(第2の実施例)
図10は、画像形成装置の他の実施例の構成を説明するための模式図である。この実施例の画像形成装置は、カラー印刷を行なう画像形成装置であって、二次転写機構を具備した画像形成装置、例えば、電子写真方式の複写機の概略構成図である。
画像形成装置200は、像担持体としての感光体ドラム201の周囲に帯電装置202、書き込み装置(露光装置)203、現像装置204、一次転写装置205、クリーニング装置206が色ごとに配置されている。ここでは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色ごとに配置されている。なお、符号206aはクリーニングブレードである。
画像形成装置200には、感光体ドラム201と接するようにして転写材として無端状の転写ベルト207が配置されている。転写ベルト207の移動方向下流側にはクリーニング装置208が配置されている。転写ベルト207の移動方向上流側には二次転写装置209が配置されている。二次転写装置209の上部には定着装置210が配置されている。なお、符号208aはクリーニングブレードである。
定着装置210は定着ローラ210aと加圧ローラ210bとから大略構成される。二次転写装置209は、転写ローラ209a、209b、保持ローラ209cから大略構成される。
用紙としてのシート材SHは給紙カセット211に積載されて収納されている。シート材SHは一対のレジストローラ212、シート材搬送路213、二次転写装置209、定着装置210を経由して排出される。一対のレジストローラ212と給紙カセット211の間に、液滴吐出部(付着手段)11及び検出部(検出手段)12がシート材搬送路213を挟んで配設されている。
液滴吐出部11はシート材SHに液滴を付着させる。液滴吐出部11は、例えばインクカートリッジ(図示せず)から供給されるインクを液滴としてシート材SHに吐出するプリントヘッド等を備えて構成される。なお、液滴吐出部11によってシート材SHに付着される液体はインク以外の液体の液滴であってもよい。また、シート材SHに液体を付着させる付着手段は所定の液体付着点でシート材に液体を付着させることができる構成であればよい。例えば図9に示された付着手段31であってもよい。
検出部12は、例えば上記第1の実施例で説明されたものである。検出部12は熱伝導率検出センサを備え、シート材SHに液滴が付着される前及び液滴が付着された後の各時点のシート材SHの周囲の気体(又は空気)の熱伝導率を検出する。
画像形成装置200によれば、所定のプロセススピードで回転駆動される感光体ドラム201の表面が帯電装置202により一様に帯電される。次いで、読取り装置(図示は省略)によって読み取られた原稿の画像情報に応じて書き込み装置203により露光が行われて、静電潜像が感光体ドラム201に形成される。
次いで、現像装置204のトナー(現像剤)により現像が行なわれ、トナー像が感光体ドラム201上に色ごとに形成される。感光体ドラム201に形成された複数色のトナー像は、所定のプロセススピードで回転駆動される転写ベルト207に一次転写装置205によって順番に重畳転写される。
その一方、シート材SHが給紙カセット211から所定のタイミングでシート材搬送路213を通って二次転写装置209に搬送される。そして、二次転写装置209によって、シート材SHに転写ベルト207に担持されているトナー像が重畳転写される。
トナー像が転写されたシート材SHは搬送方向下流側の定着装置210に向かって搬送されて、定着ローラ210aと加圧ローラ210b間で加熱・加圧されることにより、シート材SHにトナー像が定着される。トナー像が定着されたシート材SHは、排紙ローラ(図示は省略)により外部に排出される。
なお、転写ベルト207に転写されずに感光体ドラム201の表面に残っているトナー像は、クリーニング装置206のクリーニングブレード206aにより除去される。そして、感光体ドラム201の表面は次の作像に供される。
また、シート材SHに転写されずに転写ベルト207の表面に残っているトナー像は、クリーニング装置208のクリーニングブレード208aにより除去される。そして、転写ベルト207の表面は次の作像に供される。
検出部12は、給紙カセット211から給紙されるシート材SHの繊維方向を検出する。検出部12を用いたシート材SHの繊維方向の検出処理は図4を参照して説明されたシート材繊維方向検出処理と同様である。
また、検出部12で用いられる湿度検出センサは、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて形成することができる。検出部12において熱伝導率検出センサがMEMS技術によって形成されているようにすれば、熱伝導率検出センサ自体の形状を数mm単位の大きさまで小さくできる。その結果、検出部12全体の大きさも小さくできるので、検出部12を狭いスペースに設置可能である。
画像形成装置200は、図11に示す制御系STを備えている。
制御系STは、検出部(検出手段)12、記憶部(記憶手段)13、制御部(制御手段)17、画像形成条件制御部(画像形成条件制御手段)15から大略構成されている。
記憶部13は、例えば、図1を参照して説明した繊維方向検出装置10における記憶部13と同様の情報を記憶している。記憶部13は、変化時間とシート材の繊維方向との関係を示す第1のテーブルT1と、検出された繊維方向とシート材に対する画像形成条件との関係を示す第2のテーブルT2とを記憶している。
制御部17は、計測部17aとCPU17bから大略構成されている。
画像形成条件制御部15は、搬送制御部15a、定着制御部15b、環境制御部15cから大略構成されている。
検出部12の検出出力は計測部17aに入力される。計測部17aは記憶部13との間で情報の授受を行い、その結果をCPU17bに向かって出力する。CPU17bは画像形成装置200の動作全体を制御する制御手段として機能する。さらに、CPU17bは、計測部17aから入力される情報及び記憶部13に記憶された第2のテーブルT2の情報に基づいて、搬送制御部15a、定着制御部15b、環境制御部15cを制御する。
搬送制御部15aはシート材SHの搬送速度を制御する。定着制御部15bは定着温度を制御する。環境制御部15cはファンの回転数を制御する。
記憶部13には湿度の変化時間と繊維方向との関係を示すデータが予め記憶されている(図6参照)。
計測部17aは、検出部12から出力される検出出力と記憶部13に予め記憶されているデータとに基づいて、給紙カセット211から給紙されるシート材SHの繊維方向を検出する。ここで、湿度の変化時間に基づいてシート材SHの繊維方向を検出する工程は、図4を参照して説明した検出方法の各工程において熱伝導率を湿度に変更することによって同様に得られる。
CPU17bは、計測部17aから出力されるシート材SHの繊維方向に基づいて、環境制御部15cを制御し、装置内に設けられているファン(図示を略す)を回転させるファンモータを制御する。
制御部17のCPU17bは、画像形成装置200の装置本体内の湿度が所定湿度以上のとき、給紙カセット211に同サイズで繊維方向が異なるシート材SHがセットされているとき、カールしにくいシート材SHを給紙して画像形成を行う。装置本体内の湿度を測定する手段は、シート材SHが近くにないときの検出部12の出力を使用してもよいし、湿度センサを別途取り付けてもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、上記実施例での数値、材料、配置、個数等は一例であり、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
10 繊維方向検出装置
11 液滴吐出部(付着手段)
12 検出部(検出手段)
13 記憶部(第1の記憶手段、第2の記憶手段)
15 画像形成条件制御部(画像形成条件制御手段)
17 制御部(制御手段)
21 液滴(液体)
31 付着手段
100,200 画像形成装置
SH シート材
T1 第1のテーブル、
T2 第2のテーブル、
特許第4879841号公報 特許第2889909号公報

Claims (6)

  1. シート材に液体を付着させる付着手段と、
    前記付着手段によって液体が前記シート材に付着される前後で前記シート材の周囲の気体の熱伝導率又は湿度を検出するため検出手段と、
    液体の付着後の前記熱伝導率又は湿度が液体の付着前の前記熱伝導率又は湿度に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間を算出し、前記変化時間と前記シート材の繊維方向との関係に基づいて前記シート材の繊維方向を検出する制御手段とを備えたことを特徴とする繊維方向検出装置。
  2. 前記変化時間と前記シート材の繊維方向との関係を示す第1のテーブルを格納する第1の記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の繊維方向検出装置。
  3. 検出された前記繊維方向と前記シート材に対する画像形成条件との関係を示す第2のテーブルを格納する第2の記憶手段と、
    前記第2のテーブルを参照し、画像形成条件を設定する画像形成条件制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の繊維方向検出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の繊維方向検出装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. シート材に液体を付着させるステップと、
    前記液体が前記シート材に付着される前後で前記シート材の周囲の気体の熱伝導率又は湿度の変化を検出するステップと、
    液体の付着後の前記熱伝導率又は湿度が液体の付着前の前記熱伝導率又は湿度に比較して所定の割合以上に変化するまでの変化時間を算出するステップと、
    前記変化時間と前記シート材の繊維方向との関係に基づいて前記シート材の繊維方向を検出するステップとを含むことを特徴とする繊維方向検出方法。
  6. 検出された前記繊維方向と画像形成条件との関係に基づいて、前記シート材に対する画像形成条件を設定するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の繊維方向検出方法。
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