JP2015029574A - エアーマッサージ器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 足裏にエアーを供給しマッサージをしているときでも、使用者が立ち上がることができ、また、歩行する際には安全に足裏のエアーを排気し、歩行することができる足用のエアーマッサージ器を提供する。【解決手段】 空気が充填され、足裏部から足甲部に巻掛けられる気密で伸縮性を有するエアバッグと、エアバッグ内の空間を、複数の空気室に区画し、各空気室内の空気が各空気室間相互に通過可能な通路を残して設けられる仕切り部とを設ける。【選択図】 図1
Description
本発明は、エアーマッサージ器に関する。
家庭用で持ち運びができる足用エアーマッサージ器として、たとば、特許文献1および特許文献2のものが知られている。これらの従来技術では、足の土踏まずを効果的に加圧してマッサージするため、エアバッグの踵に対応する部位の後部と、土踏まずに対応する部位の先部とにエアバッグの正面部と裏面部とを固着する固着部を設けて、残余の部分を膨張させる構成、あるいは硬質のハウジング内にエアバッグを設ける構成が提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示される従来技術では、足先空気室の足裏部の固着部に空気が供給されることによって土踏まず部を刺激する構造となっており、足裏部に給気しているとき、すなわちマッサージ施療中に立ち上がった際には、足裏部が不安定なため、立ち上がって歩行することができないという問題がある。
また、特許文献2に開示される従来技術では、足の外側の面の膨張を防ぐために、硬質のハウジングがエアバッグの外側に設けられており、足裏部に対応する部位に空気が入っているとき、すなわちマッサージ施療中に立ち上がって歩行することができないという問題がある。
本発明の目的は、使用者が安全に立ち上がって歩行することができる足用のエアーマッサージ器を提供することである。
本発明は、空気が充填され、足裏部から足甲部に巻掛けられる気密で伸縮性を有するエアバッグと、
エアバッグ内の空間を、複数の空気室に区画し、各空気室内の空気が各空気室間相互に通過可能な通路を残して設けられる仕切り部と、を含むことを特徴とするエアーマッサージ器である。
エアバッグ内の空間を、複数の空気室に区画し、各空気室内の空気が各空気室間相互に通過可能な通路を残して設けられる仕切り部と、を含むことを特徴とするエアーマッサージ器である。
また本発明において、前記エアバッグは、前記足裏部が乗載される下袋状部分と、前記足甲部を覆う上袋状部分とを有し、
前記エアバッグよりも剛性の高い材料から成る板状の踏板部材であって、前記下袋状部分に固定される踏板部材を、さらに含むことを特徴とする。
前記エアバッグよりも剛性の高い材料から成る板状の踏板部材であって、前記下袋状部分に固定される踏板部材を、さらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記踏板部材は、前記エアバッグ側に設けられる軟質層と、前記軟質層の前記エアバッグとは反対側に積重される硬質層とを有することを特徴とする。
また本発明は、前記踏板部材の前記エアバッグ側に突出する表面に設けられる複数の突起を、さらに含むことを特徴とする。
また本発明は、前記仕切り部は、
前記エアバッグ内の空間を、足裏部の踵部分の下に配置される第1空気室と、足裏部の土踏まず部分の下に配置される第2空気室とに仕切る第1仕切り部と、
前記エアバッグ内の空間を、前記第2空気室と、足裏部の足先部分に配置される第3空気室とに仕切る第2仕切り部とを有することを特徴とする。
前記エアバッグ内の空間を、足裏部の踵部分の下に配置される第1空気室と、足裏部の土踏まず部分の下に配置される第2空気室とに仕切る第1仕切り部と、
前記エアバッグ内の空間を、前記第2空気室と、足裏部の足先部分に配置される第3空気室とに仕切る第2仕切り部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、エアバッグ内の空間を仕切り部によって複数の空気室に区画し、かつ空気室が絞り通路を介して相互に空気が通過可能に構成されるので、エアバッグに作用する荷重に応じて各空気室間を絞り通路を介して自由に追加することができ、これによって使用者が立ち上がって歩行することが可能となり、各空気室間の移動によってマッサージ効果を得ることができ、使用上の利便性の向上されたマッサージ器を実現することができる。
<第1実施形態>
図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。図4は、本発明の第1実施形態に係るエアーマッサージ器の使用状況を説明するための図である。
図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。図4は、本発明の第1実施形態に係るエアーマッサージ器の使用状況を説明するための図である。
本実施形態のマッサージ器は、図1に示すように、足用マッサージ器であって、概略ブーツ形状の外装3と、外装3内に設けられる複数のエアバッグ1a,1b,1cと、操作装置2と、エアバッグ1a,1b,1cと操作装置2とを接続するホース4とを含んで構成される。操作装置2は、後述するように、ケース5の内部にエアバッグ1a,1b,1cに空気を供給するための図示しないポンプ、各エアバッグ1a,1b,1cにポンプからの空気をホース4を介して給排気する複数の電磁弁、ポンプおよび電磁弁を制御する制御回路、および電源部によって構成される。
外装3は、足裏部を支持する踏板部材9を有しており、その上部に足先部分を図4のように上下に挟むエアバッグ1aが配置されている。エアバッグ1aは、足裏部と足甲部とに巻き掛けられ、ポンプからの空気が電磁弁を介してエアバッグ1a内に供給されるように、制御回路によって前記電磁弁が制御される。仕切り部6は、エアバッグ1aとの間の一部が絞り通路として開いた状態で足裏部の下に配置される第1空気室7aと、足甲部の上に配置される第2空気室7bとに区画するように設けられ、第1および第2空気室7a,7b間では、互いに空気が通過可能である。
踏板部材9は、硬い芯材であるが、形状については図示しない曲面を有してもよい。通常、使用者が足先部分をリラックスさせて本マッサージ器を使用してエアバッグ1aに空気が入った場合のエアバッグの様子を図4(a)に示す。このとき、エアバッグ1aの仕切られた足裏部と足甲部には空気がほぼ均等に供給されるようになっている。次にたとえば、使用者が歩行するために立ち上がった際のエアバッグの様子を図4(b)に示す。このとき、足裏部に使用者の荷重がかかるため、足裏部のエアバッグの空気が押し出され、押し出された空気が足甲部、及び、エアバッグ1aとホースで接続されている他の部分に空気が供給されるため、安定した歩行が可能となる。
再度、歩行のため上げた足裏の荷重が無くなると、足裏部に空気が再充填される。このように歩行または足踏みによって使用者はより効果的なマッサージ感が得られる。
外装3は、エアバッグ1aを覆うようなカバー形状を有し、足先部分にフィットするようにマジックテープ(登録商標)等で調整する構造としてもよい。このことによって足の幅、高さが異なる使用者にも効果的なマッサージ効果を与えることができる。
エアバッグ1bおよび1cは足のたとえば、足首やふくらはぎ部をマッサージするために設けられており、操作装置2で操作される。外装3を展開した図の一例を図3に示す。エアバッグを構成するエアバッグ素材を給気されたエアーが漏れないように接着もしくは溶着してエアバッグエリアに分けたものをエアバッグとすることも可能である。このことで、複数のエアバッグを組み立てる際に位置決めが容易になる。
外装3はたとえば表地と裏地からなり、その間に本エアバッグを挿入する。本足用マッサージ器は、通常、図2のように左右の足に装着可能であるが、いずれか一方を用いてもよい。
<第2実施形態>
図5は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。図6は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器の使用状況を説明するための図である。図7〜図10は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器におけるエアバッグを説明するための図である。図11は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器における仕切り部を説明するための図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図5は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。図6は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器の使用状況を説明するための図である。図7〜図10は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器におけるエアバッグを説明するための図である。図11は、本発明の第2実施形態に係るエアーマッサージ器における仕切り部を説明するための図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
本実施形態のエアマッサージ器は、図5に示すように、エアバッグ1aが足先部分のみではなく足裏全体15の大きさである。仕切り部6が足指の付け根を含む足先部分と土ふまずと踵部部分とにそれぞれ対応する第1〜第3空気室7a〜7cに仕切る仕切り部6で区分けされている。これによって、使用者が歩行するために立ち上がった際に、足先部分と踵部分にある第3空気室7cおよび第2空気室7bの空気が土ふまず部の第1空気室7aに押し出されて、土ふまず部を効果的に押し上げ、マッサージ効果を高めることができる。
通常、使用者が足先部分5をリラックスさせて、本マッサージ器を使用してエアバッグ1aに空気が入った場合のエアバッグの様子を図6(a)に示す。次に、たとえば使用者が歩行するために立ち上がった際のエアバッグの様子を図6(b)に示す。このとき、足裏部の特に足指の付け根を含む足先部分の第3空気室7cと踵部分の第1空気室7aとに使用者の荷重がかかるため、足先部分の第3空気室7cと踵部分の第1空気室7aのエアバッグの空気が第2空気室7bに押し出され、押し出された空気が土ふまず部、および、エアバッグ1aとホースで接続されている他の部分に空気が導かれるため、土ふまずを効果的にマッサージするとともに、安定した歩行が可能となる。
本実施形態の仕切り部6について説明する。仕切り部6を設けない図7(a)のエアバッグ1aにエアーを流入した場合、最も紙面の奥行き(高さ)方向に膨らむ位置が図8(a)に示すように、中心位置P1になる。仕切り部6を設けた図7(b)に示すエアバッグ1aにエアーを流入した場合は、仕切り部6で分割されたそれぞれのエアバッグ空間の2カ所の中心位置P2,P3が図8(b)に示すように、最も膨らむ位置となる。この最も膨らむ位置P2,P3が、マッサージで加圧する頂点となり、仕切り部6を設けることによって、マッサージ位置を調節することが可能となる。
ここで、仕切り部6は、エアバッグ1aの外形線との間にエアーの通る通路を設けることによって、1箇所の給気口11から給気するだけで、複数個所を加圧マッサージすることが可能となる。この給気口11と仕切り部6の位置関係を変えることによって、加圧するタイミングを調整することが可能となる。たとえば図9(a)および図10(a)に示す給気位置では、2つのエアバッグ空間がほぼ同時に膨らむため、加圧点P2,P3はほぼ同時に加圧される。図9(b)および図10(b)に示す給気口11から給気すると、まず加圧点P2側の加圧が開始され、続いて加圧点P3が加圧される。
このように、仕切り部6と給気口11、エアバッグ外形の接着部と仕切り部6との通路を実現する隙間間隔の位置を変えることによって、加圧位置、加圧タイミングを調節することが可能となる。
また、仕切り部6は、エアーが流入しないように接着した個所であるが、仕切り部6の形状は、図11(a)に示す直角形状よりも図11(b)に示す面取りされた角Rを持たせることで、エアーが流入され、圧力がかかった場合に応力によるエアバッグの破損のリスクを軽減することが可能である。
<第3実施形態>
図12は、本発明の第3実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図12は、本発明の第3実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
本実施形態の足用マッサージ器は、図12の足裏部に材料の一部が硬い芯材を含む踏板部材9の一部がクッション性のある軟質の素材から成る軟質層9aと、エアバッグ1aとは反対側に設けられる硬質層9bとを積重して一緒に用いることによって、より歩行しやすいマッサージ器を提供することができる。給気前は、エアバッグが膨張していない図12(a)の状態にあり、歩行時のクッション性を持たせることによって、快適に歩行することができる。給気後は、通常のマッサージ時は図12(b)に示すように、エアバッグ側の軟質層9aが変形し、エアバッグ1aの膨張を妨げずにマッサージが可能となる。給気後の歩行時には、図12(c)に示すように、軟質層9aが圧縮変形し、安全に歩行可能となる。
<第4実施形態>
図13は、本発明の第4実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図13は、本発明の第4実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図13に示す本実施形態のエアマッサージ器は、エアバッグ1aと足裏部との間に軟質で板状の中敷き部材13を設け、その中敷き部材13に足裏部を刺激する突起14を設けることによって、歩行時に空気によるマッサージ刺激が低減する分、突起14によってツボ刺激を付加することができ、マッサージ効果を高めることができる。
<第5実施形態>
本実施の形態のエアマッサージ器は、足裏部の踏板部分9の図示しない中敷きを取り外し可能にすることによって、洗濯が可能となり、エアマッサージ器を清潔に保つことができる。
本実施の形態のエアマッサージ器は、足裏部の踏板部分9の図示しない中敷きを取り外し可能にすることによって、洗濯が可能となり、エアマッサージ器を清潔に保つことができる。
<第6実施形態>
本実施の形態のエアマッサージ器は、足裏部の踏板部分9に、図示しない硬質の靴底を設けることによって、より歩行が容易になり、屋外のような踏板部分との接触面が硬い場所を歩行する場合であっても、エアーマッサージ器を損傷させることなく歩行することができる。
本実施の形態のエアマッサージ器は、足裏部の踏板部分9に、図示しない硬質の靴底を設けることによって、より歩行が容易になり、屋外のような踏板部分との接触面が硬い場所を歩行する場合であっても、エアーマッサージ器を損傷させることなく歩行することができる。
<第7実施形態>
図14は、本発明の第7実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図14は、本発明の第7実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
本実施の形態の足用マッサージ器は、足裏部の踏板部分の上部に曲面を有することによって、より容易に歩行することができる。図14に人間の足裏にフィットするようにした場合の曲面の一例を示す。図14(a)が横断面図であり、図14(b)が後ろ断面図である。本発明によって図示しないエアバッグにエアーが入っていない場合には、足にフィットするため、歩行しやすい。ただし、曲面形状は、本形状に限定するものではない。
<第8実施形態>
図15は、本発明の第8実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。図16は、本発明の第8実施形態に係るエアーマッサージ器における操作装置2の構成を分解して示す図である。図17は、本発明の第8実施形態に係るエアーマッサージ器における操作装置2の電気的構成を示す図である。図18は、本発明の第8実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置2の配置を示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図15は、本発明の第8実施形態に係るエアーマッサージ器の構成を概略的に示す図である。図16は、本発明の第8実施形態に係るエアーマッサージ器における操作装置2の構成を分解して示す図である。図17は、本発明の第8実施形態に係るエアーマッサージ器における操作装置2の電気的構成を示す図である。図18は、本発明の第8実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置2の配置を示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
本実施形態は、脚をマッサージするエアーマッサージ器であり、図15に示すように、エアマッサージ器は、左右それぞれの脚に取り付けられて、脚に対して加圧する機能を有する第1の脚帯31、第2の脚帯32と、第1の脚帯31の表面側(外側)に取り付けられ、エアーの供給、排出等を制御する操作装置2とから構成される。
各脚帯31、32は2枚の布から成り、内部が袋状になるように縫製等がされており、図示しないマジックテープ等で脚部に巻付けて着脱可能に装着される。そして、各脚帯31、32内部の空間には、たとえばナイロン生地にポリウレタンシートがコーティングされたシート2枚が高周波溶着などの手法によって2つの第1および第2空気室7a,7bに規制されるように溶着されたエアバッグ1が挿入されている。第1空気室7aは、脚帯31、32が装着されたときに脹脛部に相当し、第2空気室7bは、脚帯31、32が装着されたときに足首後部に相当する。
次に、操作装置2について図16〜図18を用いて説明する。図16に示す操作装置2は、ケース5a,5bに構成部品を内包した状態で脚帯31に取り付けられる。ケース5aの外側上部には、使用者に操作されるスイッチ部91、92、93が設けられ、ケース5bの内部にはエアーポンプ51、2個の電磁弁V1,V2と、それらを接続するチューブ等の配管材料、および、制御を行う回路基板81と、電源として充電池71とを含んで構成され、本発明の装置の操作装置としてエアーの供給、排気等を制御している。
エアーポンプ51には吸気口と排気口があり、吸気口から吸った空気を圧縮して排気口から排気された空気が電磁弁V1を介してエアバッグ1に供給される。このためエアーポンプ51の排気口側にはチューブが接続されており、脹脛部と足首部の2部位のエアバッグ1に吸排気を行うために、チューブは2方向に分岐され、それぞれが2個の電磁弁V1,V2の入口側に接続される。そして、電磁弁V1の出口側はさらに、2分岐され左右それぞれのエアバッグ1に、電磁弁V2の出口側もさらに、2分岐され、左右それぞれのエアバッグ1へそれぞれ異なるチューブで接続される。
また、図17に示すように制御部である回路基板81は、充電池71から電源電力が供給され、エアーポンプ51、および、2個の電磁弁V1,V2に電力を供給し、かつ、それらへのON,OFF信号を与えている。前記のON,OFF信号は、回路基板に搭載されたマイクロコンピュータのROMなどのメモリに格納された複数のマッサージプログラムによって、スイッチ部91〜93で選択したマッサージプログラムが実行され、マッサージを動作が行なわれる。たとえば、スイッチ91は電源のON/OFFを、スイッチ92はマッサージの強さ切換えを、スイッチ93はマッサージのパターンの切換えを行う。具体的には、操作装置2に実際に部品を配置した場合の配置図を図18(a)〜図18(c)に示す。
ここで、それぞれの部品について詳述する。本実施の形態で使用したエアーポンプ51は、DC5Vで最大消費電力2W(最大電流0.4A)以下のものを使用した。電磁弁V1,V2は、DC5Vで消費電力は約0.6W(電流0.12A)のものを2個使用した。低電圧のDC5Vかつ低消費電力の部品を使用することによって、回路部での消費電力も含めて、全体の消費電力3.5W以下とすることによって、電源供給を行う充電池として容量1800mAh、質量約63gのモバイル電池を使用することが可能となった。
たとえば(パナソニック製のレッグリフレEW−NA33)のように、ヒーター部を除いても12W程度の消費電力が必要なものでは上記のように小型の充電池できないが、本発明のように消費電力を低減することよって、小型の充電池を使用することができ操作装置全体の質量が350g程度となり、脚部にとりつけても質量、大きさ共に問題が無いものが構成可能となった。
具体的に本発明で使用したモバイル電池は、DC3.7V、容量1800mAhの充電式リチウムイオン電池で、充電時の仕様は電圧5V、電流600mAで、出力時電圧は5V、電流1Aのものを使用した。充電時のインターフェースはUSBmicroBメスコネクター、出力時のインターフェースはUSB Aメスである。
本充電池を使用してたとえば、1日に1回10分間のマッサージに使用する場合、約120分程度使用できるため、一度充電すれば12回程度使用することができる。本発明のマッサージ器は、上記の構成のため手軽に持ち運びできるため、スポーツや登山等で疲れた脚をマッサージするために家で使用するだけでなく、外出先の電車や飛行機等のコンセントが近くにないような場所でも本エアマッサージ器を使用することができ、手軽にマッサージをすることができる。
また、たとえば、上記のマッサージ器の回路部に表示部を接続して電池の残量表示機能を設けることによって、使用者に充電池の残量の不安を感じさせずに使用してもらうことができ、充電量が少なくなれば使用者に充電を促すことができる。
また、上記では消費電力3.5W以下の場合について述べたが、8W以下であれば容量2500mAh程度の電池を使用することができ、操作装置内部に充電池を配置して装着できる大きさで構成することが可能となる。
また、上記では左右の両脚分を一つの操作装置で制御する場合について述べたが、
左右別々に操作装置を設けた方が、ポンプの容量を少なくできて消費電力を抑えることができるため充電池の容量を小さくすることができ大きさ、質量とも携帯性が高めることができる。
左右別々に操作装置を設けた方が、ポンプの容量を少なくできて消費電力を抑えることができるため充電池の容量を小さくすることができ大きさ、質量とも携帯性が高めることができる。
<第9実施形態>
図19は、本発明の第9実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置の構成を示す図である。図20は、本発明の第9実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置の配置を示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図19は、本発明の第9実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置の構成を示す図である。図20は、本発明の第9実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置の配置を示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図19は本実施形態の操作装置内部の概略図であるが、図16で示した第8実施形態の操作装置と異なる部分は、操作装置2の内部にはエアーポンプ51と電磁弁V1,V2と回路基板81と配管部材とを含み、充電池を含まないことである。これによって操作装置を小形化することができる。具体的な配置例を示したものが図20である。
本実施形態のように、充電池を操作装置部の外に出すことによって、充電池を実施の形態1のように“ある充電池”に指定するのではなく、出力時のインターフェースにUSB Aメスを使用している一般的に販売されている充電池を使用することができる。図15のような脚帯に図示しないポケット等の充電池を入れる場所と、その場所に充電池に接続するための接続線を設けておくことによって、充電池をポケットに収納して使用するとともに、マッサージ器に使用しない場合には、充電池を携帯電話の充電に使用することができる。
また、充電池の形状も様々なものを使用することができるため、使用者が有する充電池とマッサージ器があれば、1つの充電池で本エアマッサージ器の使用もでき、携帯電話の充電等もすることが可能となる。
また、たとえば脚部をマッサージするマッサージ器について、その形状がブーツ形状で踏板部分を有するエアマッサージ器の場合、充電池を踏板部分に配置することによって、操作装置部の大きさを感じることなく、かつ、充電池を靴底というユーザーから部分に配置することができる。
また、たとえば、充電池としてQi充電対応の充電池を使用することによって、平面の充電パッド上に本マッサージ器を置いておくことによって、充電時にケーブルを接続することなく充電することができるマッサージ器を提供することができる。
<第10実施形態>
図21は、本発明の第10実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置の配置を示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
図21は、本発明の第10実施形態に係るエアマッサージ器における操作装置の配置を示す図である。なお、前述の実施形態と対応する部分には、同一の参照符を付す。
本実施形態は、腰をマッサージするエアマッサージ器であり、図21に示すように、エアマッサージ器101は、左右それぞれの脚に取り付けられて、脚に対して加圧する機能を有する腰帯131、腰帯131の表面側(外側)に取り付けられ、エアーの供給、排出等を制御する操作装置21とから構成される。
腰帯131は2枚の布から成り、内部が袋状になるように縫製されており、それぞれの内部の空間にエアバッグ121,122が挿入されている。エアバッグ121は腰帯131が装着されたときに腰上部配置されており、エアバッグ122は腰帯131が装着されたときに腰下部に配置されている。腰帯131には図示しないマジックテープ等が取り付けられており、巻きつけて止めることによって腰部に位置決め、固定される。
操作装置21は、実施の形態1と同様な構成でエアーポンプ、電磁弁、回路基板、充電池等からなり、外部にあるスイッチ部を操作することによって腰をエアーマッサージすることができる。
1 1a,1b,1c エアバッグ
2 操作装置
3 外装
4 ホース
5 ケース
6 仕切り部
9 踏板部材
7a 第1空気室
7b 第2空気室
2 操作装置
3 外装
4 ホース
5 ケース
6 仕切り部
9 踏板部材
7a 第1空気室
7b 第2空気室
Claims (5)
- 空気が充填され、足裏部から足甲部に巻掛けられる気密で伸縮性を有するエアバッグと、
エアバッグ内の空間を、複数の空気室に区画し、各空気室内の空気が各空気室間相互に通過可能な通路を残して設けられる仕切り部と、を含むことを特徴とするエアーマッサージ器。 - 前記エアバッグは、前記足裏部が乗載される下袋状部分と、前記足甲部を覆う上袋状部分とを有し、
前記エアバッグよりも剛性の高い材料から成る板状の踏板部材であって、前記下袋状部分に固定される踏板部材を、さらに含むことを特徴とする請求項1記載のエアーマッサージ器。 - 前記踏板部材は、前記エアバッグ側に設けられる軟質層と、前記軟質層の前記エアバッグとは反対側に積重される硬質層とを有することを特徴とする請求項2記載のエアーマッサージ器。
- 前記踏板部材の前記エアバッグ側に突出する表面に設けられる複数の突起を、さらに含むことを特徴とする請求項3記載のエアーマッサージ器。
- 前記仕切り部は、
前記エアバッグ内の空間を、足裏部の踵部分の下に配置される第1空気室と、足裏部の土踏まず部分の下に配置される第2空気室とに仕切る第1仕切り部と、
前記エアバッグ内の空間を、前記第2空気室と、足裏部の足先部分に配置される第3空気室とに仕切る第2仕切り部とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のエアーマッサージ器。
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---|---|---|---|
JP2013159356A JP2015029574A (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | エアーマッサージ器 |
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---|---|---|---|
JP2013159356A Pending JP2015029574A (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | エアーマッサージ器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015047292A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 日立マクセル株式会社 | マッサージ装置 |
JP2015173711A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エアーマッサージ装置 |
JP2017159091A (ja) * | 2017-05-12 | 2017-09-14 | 日立マクセル株式会社 | マッサージ装置 |
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2013
- 2013-07-31 JP JP2013159356A patent/JP2015029574A/ja active Pending
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JP2015047292A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 日立マクセル株式会社 | マッサージ装置 |
JP2015173711A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | エアーマッサージ装置 |
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