JP2015029166A - 放送通信連携システム、及び、外部端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツを利用したい利用者が視聴機会を逃すことなく放送コンテンツを視聴すること。
【解決手段】外部端末(6)は、放送マネージドアプリケーションを通信ネットワークにより取得して起動させるデジタル放送受信機(5)と端末連携を行なう端末連携制御部(43)と、端末連携により放送マネージドアプリケーションを起動させる端末用アプリケーション制御部(42)と、記憶部(44)と、を備え、端末用アプリケーション制御部(42)は、放送マネージドアプリケーションから遷移可能であり、かつ、起動及び終了が制御されない放送外マネージドアプリケーションを通信ネットワークからダウンロードして記憶部(44)に格納する。
【選択図】図3
【解決手段】外部端末(6)は、放送マネージドアプリケーションを通信ネットワークにより取得して起動させるデジタル放送受信機(5)と端末連携を行なう端末連携制御部(43)と、端末連携により放送マネージドアプリケーションを起動させる端末用アプリケーション制御部(42)と、記憶部(44)と、を備え、端末用アプリケーション制御部(42)は、放送マネージドアプリケーションから遷移可能であり、かつ、起動及び終了が制御されない放送外マネージドアプリケーションを通信ネットワークからダウンロードして記憶部(44)に格納する。
【選択図】図3
Description
本発明は、放送通信連携サービスを利用者に提供する放送通信連携システム、及び、外部端末に関する。
IP(Internet Protocol)を利用してデジタルテレビ放送を配信する技術(その技術をIPTVという)が開発されている。そのIPTVの規定として、放送通信連携システム(ハイブリッドキャスト方式)が策定されている(例えば非特許文献1)。この放送通信連携システムでは、デジタル放送受信機は、放送波を受信して放送コンテンツを取得すると共に、ネットワーク経由で通信コンテンツを取得して、放送コンテンツと通信コンテンツとを同期再生する。これにより、放送と通信とを連携することが可能である。
具体的には、放送通信連携システムでは、利用者が放送コンテンツの番組をデジタル放送受信機により視聴しているときに、デジタル放送受信機と外部端末(タブレット端末など)とをホームネットワーク内で端末連携(ペアリング)させる。デジタル放送受信機は、その放送コンテンツがコマーシャル(commercial、以下、CMと称する)になったタイミングで、放送信号によりCMコンテンツ提示用アプリケーションを取得して起動すると共に、外部端末では、そのCMコンテンツ提示用アプリケーションを端末連携により起動する。これにより、利用者は、CMコンテンツ提示用アプリケーションが提供するCMコンテンツを外部端末により視聴可能である。CMが終了した場合、デジタル放送受信機は、放送信号によりCMコンテンツ提示用アプリケーションを終了すると共に、外部端末は、そのCMコンテンツ提示用アプリケーションを端末連携により終了する。これにより、利用者は、放送コンテンツの番組をデジタル放送受信機により視聴可能である。すなわち、利用者はCM視聴から番組視聴に移行する。このように、放送信号により起動及び終了が制御できるアプリケーションを放送マネージドアプリケーションという。
また、放送通信連携システムでは、放送外マネージドアプリケーションも規定されている。放送外マネージドアプリケーションは、上述の放送マネージドアプリケーションとは異なり、起動及び終了が放送信号に制御されないアプリケーションである。放送外マネージドアプリケーションを利用する例としては、CMの時間内では伝えられない詳細な商品・サービス情報などを外部端末に提示したい場合に、放送マネージドアプリケーション上のリンク情報から放送外マネージドアプリケーションの取得・起動へと導くことにより、CMの時間制限に左右されない豊富な商品・サービス情報の提供が可能である。
IPTV規定 放送通信連携システム仕様 IPTVFJ STD−0010 1.0版(2013年3月22日1.0版策定)
放送通信連携システムでは、放送マネージドアプリケーションが提示する範囲内で利用者にCMコンテンツを外部端末により視聴させる場合には、CM終了と共に放送マネージドアプリケーションが終了することにより、利用者はCM視聴から番組視聴に移行する。このため、利用者にとっては番組視聴が妨げられることはない。しかしながら、放送マネージドアプリケーションから放送外マネージドアプリケーションに遷移したときに、CMが終了してから放送外マネージドアプリケーションが終了するまでの間、利用者は、放送外マネージドアプリケーションが提供するCMコンテンツを外部端末により視聴しているため、放送コンテンツの番組をデジタル放送受信機により視聴する機会を逃してしまう。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツを利用したい利用者が視聴機会を逃すことなく放送コンテンツを視聴することができる放送通信連携システム、及び、外部端末を提供することを目的とする。
本発明の放送通信連携システムは、放送コンテンツと起動及び終了が制御される放送マネージドアプリケーションを管理する制御情報とを含む放送信号を放送波により受信する放送波受信部と、前記制御情報に基づいて前記放送マネージドアプリケーションを通信ネットワークにより取得して起動させる受信機用アプリケーション制御部と、を備えたデジタル放送受信機と、前記デジタル放送受信機と端末連携を行なう端末連携制御部と、前記端末連携により前記放送マネージドアプリケーションを起動させる端末用アプリケーション制御部と、記憶部と、を備えた外部端末と、を具備し、前記端末用アプリケーション制御部は、前記放送マネージドアプリケーションから遷移可能であり、かつ、起動及び終了が制御されない放送外マネージドアプリケーションを前記通信ネットワークからダウンロードして前記記憶部に格納することを特徴とする。
本発明によれば、放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツを利用したい利用者が視聴機会を逃すことなく放送コンテンツを視聴することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の放送通信連携システムの構成を示す概略ブロック図である。放送通信連携システムは、放送局が放送波により放送サービスを提供するための放送局サーバ1と、サービス事業者がインターネット等の通信ネットワークを介して通信サービスを提供するためのサービスサーバ2と、利用者に利用されるデジタル放送受信機5及び外部端末6と、を具備している。
外部端末6としてはタブレット端末が例示され、外部端末6は、ホームネットワーク内でデジタル放送受信機5と接続され、そのデジタル放送受信機5と端末連携(ペアリング)可能である。ホームネットワークによる短距離無線通信技術としては、無線LAN(Local Area Network)やブルートゥース(Bluetooth(登録商標))などが例示される。
放送局サーバ1は、一般的なデジタル放送用の放送設備(図示しない)を備えたコンピュータである。放送局サーバ1は、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納された記憶装置(図示しない)と、そのコンピュータプログラムを読み出して実行するCPU(Central Processing Unit)(図示しない)と、を具備している。放送局サーバ1は、放送設備によって、放送コンテンツや、アプリケーション制御情報(Application Information Table:AIT)等を多重化した放送信号を生成する。放送コンテンツは、番組とコマーシャル(commercial、以下、CMと称する)とで構成されている。番組及びCMは、映像や音声を含んでいる。放送局サーバ1は、放送設備によって、その放送信号を放送波に変調し、放送用アンテナを介して放送波を送信する。これにより、番組が放送される。
放送信号は、ARIB(登録商標)(Association of Radio Industries and Broadcast:社団法人電波産業会)標準規格で規定される。デジタル放送によって提供される映像、音声等の各種データは、国際標準規格MPEG−2 Systemsで規定されるTSパケット(トランスポートストリームパケット)に格納されて、時分割で多重伝送される。
TSパケットには、セクションに対してPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)が規定されている。PSI/SIには、TSパケットに格納されているデータの種別を示す情報や、コンテンツの種別を示す情報が含まれている。TSパケットによるデータ伝送は、セクションを用いてデータを伝送する方式と、PES(Packetized Elementary Stream)パケットを用いてデータを伝送する方式(データストリーム伝送方式)とに分類される。セクションを用いてデータを伝送する方式としては、データカルーセル伝送方式と、イベントメッセージ伝送方式とが挙げられる。
AITは、アプリケーションプログラム(以下、放送マネージドアプリケーションと称する)を管理するための情報である。放送マネージドアプリケーションは、放送コンテンツと連携する通信コンテンツ(以下、CMコンテンツと称する)を有し、そのCMコンテンツを放送コンテンツのCMの開始から終了まで提供するアプリケーションである。放送マネージドアプリケーションは、デジタル放送受信機5、及び、デジタル放送受信機5と端末連携される外部端末6により取得される。
また、AITは、放送マネージドアプリケーションを識別するアプリケーションIDと、放送マネージドアプリケーションのライフサイクルを制御する放送マネージドアプリケーションライフサイクル制御情報と、放送マネージドアプリケーションの所在を示す放送マネージドアプリケーションロケーション情報と、を含んでいる。
放送マネージドアプリケーションが放送外マネージドアプリケーションに遷移可能なアプリケーションである場合、放送マネージドアプリケーションは、更に、放送外マネージドアプリケーションの所在を示す放送外マネージドアプリケーションロケーション情報を有している。
放送外マネージドアプリケーションは、放送マネージドアプリケーションとは異なり、起動及び終了が放送信号に制御されないアプリケーションであり、CMの時間内では伝えられない詳細な商品・サービス情報などを提示する。放送外マネージドアプリケーションは、デジタル放送受信機5と端末連携される外部端末6により取得される。
サービスサーバ2は、放送マネージドアプリケーション配信サーバ3と、放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4と、を具備している。ここで、放送マネージドアプリケーション配信サーバ3と放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4とが同一のサーバでもよい。本実施形態では、放送マネージドアプリケーション配信サーバ3と放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4とが別々に設けられているものとする。
放送マネージドアプリケーション配信サーバ3は、放送局サーバ1の設備と通信可能に接続され、放送マネージドアプリケーションを配信するコンピュータである。放送マネージドアプリケーション配信サーバ3は、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納された記憶装置(図示しない)と、そのコンピュータプログラムを読み出して実行するCPU(図示しない)と、を具備している。放送マネージドアプリケーション配信サーバ3は、デジタル放送受信機5からのアプリケーション取得要求(デジタル放送受信機5を識別する識別子と、上述のAITのアプリケーションID、放送マネージドアプリケーションロケーション情報と、を少なくとも含む)に応じて、放送マネージドアプリケーションを、通信ネットワークを介してデジタル放送受信機5に配信する。
放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4は、放送局サーバ1の設備と通信可能に接続され、放送外マネージドアプリケーションを配信するコンピュータである。放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4は、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納された記憶装置(図示しない)と、そのコンピュータプログラムを読み出して実行するCPU(図示しない)と、を具備している。放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4は、デジタル放送受信機5と端末連携される外部端末6からの放送外マネージドアプリケーション取得要求(外部端末6を識別する識別子と、上述の放送外マネージドアプリケーションロケーション情報と、を少なくとも含む)に応じて、放送外マネージドアプリケーションを、通信ネットワークを介して外部端末6に配信する。
図2は、図1のデジタル放送受信機5の構成を示す概略ブロック図である。デジタル放送受信機5は、チューナ部11と、放送波受信部12と、記憶部13と、受信機用出力部20と、通信部31と、受信機用アプリケーション制御部32と、端末連携制御部33と、これらを制御するCPU(図示しない)と、を具備している。CPUは、チューナ部11、放送波受信部12、記憶部13、受信機用出力部20、通信部31、受信機用アプリケーション制御部32、端末連携制御部33に対して制御を行う。記憶部13には、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納されていて、CPUは、そのコンピュータプログラムを読み出して実行する。
放送波受信部12は、チューナ部11を介して放送局サーバ1から放送されている放送波を受信する。放送波受信部12は、その放送波を復調し、放送波から放送信号、すなわち、TSパケットを抽出する。放送波受信部12は、TSパケットのPSI/SIを参照して、TSパケットに含まれている映像データ及び音声データを受信機用出力部20に出力する。また、放送波受信部12は、予め規定されている伝送方法に応じてAITを抽出し、AITを記憶部13に格納する。
受信機用出力部20は、音声制御部21と、表示制御部22と、スピーカ23と、表示部24と、を備えている。音声制御部21は、放送波受信部12からの音声データを、表示制御部22により表示制御される映像データと同期をとりながらスピーカ23に出力する。表示制御部22は、放送波受信部12からの映像データを、音声制御部21により出力制御される音声データと同期をとりながら表示部24に表示する。
通信部31は、通信ネットワークを介してサービスサーバ2(放送マネージドアプリケーション配信サーバ3)と通信を行う通信インタフェースである。
受信機用アプリケーション制御部32は、放送マネージドアプリケーションを取得するアプリケーションエンジンであり、取得された放送マネージドアプリケーションは、そのアプリケーションエンジン上で起動・終了する。受信機用アプリケーション制御部32は、記憶部13に格納されたAITに基づいて、通信部31を介して放送マネージドアプリケーション配信サーバ3にアクセスし、放送マネージドアプリケーション配信サーバ3から配信される放送マネージドアプリケーションを取得する。
具体的には、受信機用アプリケーション制御部32は、記憶部13に格納されたAITのライフサイクル制御情報に基づいて、放送コンテンツのCMの開始を認識する。受信機用アプリケーション制御部32は、その放送コンテンツがCMになったタイミングで、デジタル放送受信機5を識別する識別子と、AITのアプリケーションID、放送マネージドアプリケーションロケーション情報と、を少なくとも含むアプリケーション取得要求を、通信部31を介して放送マネージドアプリケーション配信サーバ3に送信する。受信機用アプリケーション制御部32は、放送マネージドアプリケーション配信サーバ3から配信される放送マネージドアプリケーションを、通信部31を介して取得し、その放送マネージドアプリケーションを起動させて、放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを受信機用出力部20に提示する。
受信機用出力部20において、例えば、表示制御部22が放送コンテンツの映像データとして番組を表す番組画面を表示部24に表示しているものとする。この放送コンテンツが番組からCMに移行した場合、受信機用アプリケーション制御部32は、CMを表すCM画面と、放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面とが同時に表示部24に表示されるように、表示制御部22を制御する。この場合、CM画面のサイズは、番組画面のサイズよりも小さい。
また、放送マネージドアプリケーションが放送外マネージドアプリケーションロケーション情報を有している場合、受信機用アプリケーション制御部32は、放送外マネージドアプリケーションの存在を提示する情報が放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面上に表示されるように、表示制御部22を制御する。
端末連携制御部33は、ホームネットワーク内で通信可能な機器(外部端末6)を発見し、外部端末6と端末連携を行なう機能である。
図3は、図1の外部端末6の構成を示す概略ブロック図である。外部端末6は、通信部41と、端末用アプリケーション制御部42と、端末連携制御部43と、記憶部44と、端末用出力部50と、これらを制御するCPU(図示しない)と、を具備している。記憶部44には、コンピュータが実行可能なコンピュータプログラムが格納されていて、CPUは、そのコンピュータプログラムを読み出して実行する。
端末用出力部50は、音声制御部51と、表示制御部52と、スピーカ53と、表示部54と、を備えている。音声制御部51は、音声データを、表示制御部52により表示制御される映像データと同期をとりながらスピーカ53に出力する。表示制御部52は、映像データを、音声制御部51により出力制御される音声データと同期をとりながら表示部54に表示する。
端末連携制御部43は、ホームネットワーク内で通信可能な機器(デジタル放送受信機5)を発見し、デジタル放送受信機5の端末連携制御部33を介して、デジタル放送受信機5と端末連携を行なう機能である。
通信部41は、通信ネットワークを介してサービスサーバ2(放送マネージドアプリケーション配信サーバ3、放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4)と通信を行う通信インタフェースである。
端末用アプリケーション制御部42は、放送マネージドアプリケーションを取得するアプリケーションエンジンであり、取得された放送マネージドアプリケーションは、そのアプリケーションエンジン上で起動・終了する。端末用アプリケーション制御部42は、端末連携制御部43を介してデジタル放送受信機5から放送マネージドアプリケーションを取得し、その放送マネージドアプリケーションを起動させて、放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを端末用出力部50に提示する。
例えば、放送コンテンツが番組からCMに移行した場合、端末用アプリケーション制御部42は、デジタル放送受信機5との端末連携により、放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面が表示部54に表示されるように、表示制御部52を制御する。
また、放送マネージドアプリケーションが放送外マネージドアプリケーションロケーション情報を有している場合、端末用アプリケーション制御部42は、放送外マネージドアプリケーションの存在を提示し、かつ、放送外マネージドアプリケーションを取得するためのリンク情報が放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面上に表示されるように、表示制御部52を制御する。リンク情報は、放送外マネージドアプリケーションロケーション情報を起動ボタンやリンクなどで表したものである。
放送外マネージドアプリケーションは、上述のように、放送マネージドアプリケーションとは異なり、起動及び終了が放送信号に制御されないアプリケーションであるため、放送外マネージドアプリケーションが起動中に、放送コンテンツのCMが終了することが想定される。
そこで、端末用アプリケーション制御部42は、上述のリンク情報が利用者により操作された場合、外部端末6を識別する識別子と、放送外マネージドアプリケーションロケーション情報と、を少なくとも含む放送外マネージドアプリケーション取得要求を、通信部41を介して放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4に送信する。端末用アプリケーション制御部42は、放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4から配信される放送外マネージドアプリケーションを、通信部41を介して取得(ダウンロード)して記憶部44に格納する。
端末用アプリケーション制御部42は、放送外マネージドアプリケーションのダウンロードが完了したときに、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを利用可能である旨を出力部50に出力して、利用者に通知する。例えば、端末用アプリケーション制御部42は、画面により利用者に通知する場合、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを利用可能である旨として、ダウンロード完了画面を表す映像データを端末用出力部50に出力する。端末用出力部50において、表示制御部52は、端末用アプリケーション制御部42からのダウンロード完了画面を表す映像データを表示部54に表示する。
例えば放送コンテンツの番組が終了した場合に、利用者は、ダウンロード完了通知(例えば、上述のダウンロード完了画面)に対して、外部端末6を操作して起動指示を行なう。このとき、端末用アプリケーション制御部42は、起動指示に応じて、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを起動する。
具体的には、端末用アプリケーション制御部42は、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを起動したときに、その放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツ(CMコンテンツ)の映像データ及び音声データを端末用出力部50に出力する。端末用出力部50において、音声制御部51は、端末用アプリケーション制御部42からの音声データを、表示制御部52により表示制御される映像データと同期をとりながらスピーカ53に出力する。表示制御部52は、端末用アプリケーション制御部42からの映像データを、音声制御部51により出力制御される音声データと同期をとりながら表示部54に表示する。
例えば、端末用アプリケーション制御部42は、放送外マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面が表示部54に表示されるように、表示制御部52を制御する。放送外マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面は、CMの時間内では伝えられない詳細な商品・サービス情報などを提示する。
デジタル放送受信機5(受信機用アプリケーション制御部32)及び外部端末6(端末用アプリケーション制御部42)の動作について、画面を例にして説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る放送通信連携システムの動作を示すタイミングチャートである。
時刻t1において、デジタル放送受信機5は、放送局サーバ1から放送されている放送コンテンツ及びAITを含む放送信号を放送波により受信し、放送コンテンツの映像データとして番組を表す番組画面X1を表示部24に表示しているものとする。このとき、デジタル放送受信機5と端末連携される外部端末6は、通常の画面である画面Y1を表示している。
時刻t1より後の時刻t2において、放送コンテンツが番組からCMに移行したものとする。このとき、デジタル放送受信機5は、放送コンテンツの映像データとしてCMを表すCM画面X2を表示部24に表示する。
時刻t2より僅か後の時刻t3において、デジタル放送受信機5は、AITに基づいて放送マネージドアプリケーション配信サーバ3にアクセスし、放送マネージドアプリケーション配信サーバ3から放送マネージドアプリケーションを取得し、その放送マネージドアプリケーションを起動させる。デジタル放送受信機5は、CM画面X2のサイズを小さくして、CM画面X2と、放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面X3とを同時に表示部24に表示する。また、外部端末6は、端末連携により、デジタル放送受信機5から放送マネージドアプリケーションを取得し、その放送マネージドアプリケーションを起動させる。このとき、外部端末6は、放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面Y2を表示部54に表示する。
放送マネージドアプリケーションが放送外マネージドアプリケーションロケーション情報を有している場合、時刻t3より僅か後の時刻t4において、デジタル放送受信機5は、放送外マネージドアプリケーションの存在を提示する画面X4を放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面X3上に表示する。外部端末6は、放送外マネージドアプリケーションの存在を提示し、かつ、放送外マネージドアプリケーションを取得するためのリンク情報Y3を放送マネージドアプリケーションのCMコンテンツを表す画面Y2上に表示する。
図5は、画面Y2上のリンク情報Y3の例を示す図である。例えば、外部端末6は、画面Y2上のリンク情報Y3内に、利用者の操作に応じて放送外マネージドアプリケーションをダウンロードするための操作ボタンY4を設ける。その操作ボタンY4には、利用者が操作(選択)することにより放送外マネージドアプリケーションがダウンロード後に利用可能である旨を表す「後で見る」が表記されている。
時刻t4より後の時刻t5において、リンク情報Y3のボタンY4が利用者により操作(選択)されたものとする。この場合、時刻t5より僅か後の時刻t6において、外部端末6は、放送外マネージドアプリケーションロケーション情報に基づいて放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4にアクセスし、放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4から放送外マネージドアプリケーションを取得(ダウンロード)して、記憶部44に格納する。
時刻t6より後の時刻t7において、放送コンテンツがCMから番組に移行したものとする。このとき、デジタル放送受信機5は、起動中の放送マネージドアプリケーションを終了させると共に、放送コンテンツの映像データとして番組を表す番組画面X5を表示部24に表示する。同時に、外部端末6は、端末連携により、起動中の放送マネージドアプリケーションを終了させると共に、通常の画面である画面Y5を表示する。
時刻t7より後の時刻t8において、放送外マネージドアプリケーション配信サーバ4から外部端末6への放送外マネージドアプリケーションのダウンロードが完了したものとする。このとき、外部端末6は、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを利用可能である旨を表すダウンロード完了画面Y6を画面Y5上に表示する。
図6は、画面Y5上のダウンロード完了画面Y6の例を示す図である。例えば、外部端末6は、ダウンロード完了画面Y6により、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを利用可能である旨として「利用できる放送外マネージドアプリケーションがあります。」を利用者に通知する。
ここで、時刻t8より後の時刻t9において、放送コンテンツの番組が終了したものとする。
例えば、時刻t9より後の時刻t10において、利用者がダウンロード完了画面Y6に対して起動指示を行なった場合、記憶部44に格納された放送外マネージドアプリケーションを起動する。このとき、外部端末6は、その放送外マネージドアプリケーションのCMコンテンツの映像として、画面Y7を再生する。画面Y7として再生されるCMコンテンツは、時刻t6から時刻t8の時間帯にダウンロードされたものである。
以上の説明により、本発明の実施形態に係る放送通信連携システムでは、利用者が放送コンテンツを視聴しているときに、放送マネージドアプリケーションから遷移可能な放送外マネージドアプリケーションをダウンロードすることにより、放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツ(CMコンテンツ)を利用したい利用者は視聴機会を逃すことなく放送コンテンツを視聴することができる。
また、本発明の実施形態に係る放送通信連携システムでは、放送外マネージドアプリケーションをダウンロードした後に利用者に提示することにより、放送コンテンツを視聴している利用者は取得機会を逃すことなく放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツ(CMコンテンツ)を利用することができる。
また、本発明の実施形態に係る放送通信連携システムでは、放送外マネージドアプリケーションがダウンロードされたことを利用者に提示した後に、利用者の操作に応じて放送外マネージドアプリケーションを起動させることにより、放送コンテンツを視聴した利用者にとって都合のタイミングで、放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツ(CMコンテンツ)を利用することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
また、本実施形態に係る放送通信連携システムで動作するコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)は、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理的に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記憶媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上記した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記録装置も本発明に含まれる。また、上述した実施形態における送信装置及び受信装置の一部または全部を典型機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が実現した場合、該当技術による集積回路を用いることも可能である。
1 … 放送波サーバ、
2 … サービスサーバ、
3 … 放送マネージドアプリケーション配信サーバ、
4 … 放送外マネージドアプリケーション配信サーバ、
5 … デジタル放送受信機、
6 … 外部端末、
11 … チューナ部、
12 … 放送波受信部、
13 … 記憶部、
20 … 受信機用出力部、
21 … 音声制御部、
22 … 表示制御部、
23 … スピーカ、
24 … 表示部、
31 … 通信部、
32 … 受信機用アプリケーション制御部、
33 … 端末連携制御部、
41 … 通信部、
42 … 端末用アプリケーション制御部、
43 … 端末連携制御部、
44 … 記憶部、
50 … 端末用出力部、
51 … 音声制御部、
52 … 表示制御部、
53 … スピーカ、
54 … 表示部
2 … サービスサーバ、
3 … 放送マネージドアプリケーション配信サーバ、
4 … 放送外マネージドアプリケーション配信サーバ、
5 … デジタル放送受信機、
6 … 外部端末、
11 … チューナ部、
12 … 放送波受信部、
13 … 記憶部、
20 … 受信機用出力部、
21 … 音声制御部、
22 … 表示制御部、
23 … スピーカ、
24 … 表示部、
31 … 通信部、
32 … 受信機用アプリケーション制御部、
33 … 端末連携制御部、
41 … 通信部、
42 … 端末用アプリケーション制御部、
43 … 端末連携制御部、
44 … 記憶部、
50 … 端末用出力部、
51 … 音声制御部、
52 … 表示制御部、
53 … スピーカ、
54 … 表示部
Claims (5)
- 放送コンテンツと起動及び終了が制御される放送マネージドアプリケーションを管理する制御情報とを含む放送信号を放送波により受信する放送波受信部と、前記制御情報に基づいて前記放送マネージドアプリケーションを通信ネットワークにより取得して起動させる受信機用アプリケーション制御部と、を備えたデジタル放送受信機と、
前記デジタル放送受信機と端末連携を行なう端末連携制御部と、前記端末連携により前記放送マネージドアプリケーションを起動させる端末用アプリケーション制御部と、記憶部と、を備えた外部端末と、
を具備し、
前記端末用アプリケーション制御部は、前記放送マネージドアプリケーションから遷移可能であり、かつ、起動及び終了が制御されない放送外マネージドアプリケーションを前記通信ネットワークからダウンロードして前記記憶部に格納することを特徴とする放送通信連携システム。 - 前記端末用アプリケーション制御部は、前記放送外マネージドアプリケーションのダウンロードが完了したときに、前記記憶部に格納された前記放送外マネージドアプリケーションを利用可能である旨を表すダウンロード完了通知を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の放送通信連携システム。 - 前記端末用アプリケーション制御部は、起動指示に従って、前記記憶部に格納された前記放送外マネージドアプリケーションを起動させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の放送通信連携システム。 - 前記受信機用アプリケーション制御部は、前記放送コンテンツの番組がコマーシャル(以下、CMと称する)に移行したときに、前記制御情報に基づいて、前記放送マネージドアプリケーションを前記通信ネットワークにより取得し、
前記放送マネージドアプリケーション、及び、前記放送外マネージドアプリケーションの通信コンテンツは、CMコンテンツである、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の放送通信連携システム。 - 放送コンテンツと起動及び終了が制御される放送マネージドアプリケーションを管理する制御情報とを含む放送信号を放送波により受信し、前記制御情報に基づいて前記放送マネージドアプリケーションを通信ネットワークにより取得して起動させるデジタル放送受信機と端末連携を行なう端末連携制御部と、
前記端末連携により前記放送マネージドアプリケーションを起動させる端末用アプリケーション制御部と、
記憶部と、
を具備し、
前記端末用アプリケーション制御部は、前記放送マネージドアプリケーションから遷移可能であり、かつ、起動及び終了が制御されない放送外マネージドアプリケーションを前記通信ネットワークからダウンロードして前記記憶部に格納することを特徴とする外部端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013157308A JP2015029166A (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 放送通信連携システム、及び、外部端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013157308A JP2015029166A (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 放送通信連携システム、及び、外部端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015029166A true JP2015029166A (ja) | 2015-02-12 |
Family
ID=52492612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013157308A Pending JP2015029166A (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 放送通信連携システム、及び、外部端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015029166A (ja) |
-
2013
- 2013-07-30 JP JP2013157308A patent/JP2015029166A/ja active Pending
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