JP2015022580A - 取引装置、支援方法および支援プログラム - Google Patents

取引装置、支援方法および支援プログラム Download PDF

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雄一 桜井
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Abstract

【課題】利用者への取引装置の操作に関する提示内容を、利用者ごとの検査結果に応じて調整することで、取引装置の利用率と利便性を向上させる取引装置、支援方法および支援プログラムを提供する。【解決手段】取引装置に設けられた音声出力部と画像表示部とを用いて、取引装置を利用する利用者に対して聴力検査または視力検査を行う、検査部と、聴力検査または視力検査の結果に応じて、音声出力部から出力する音声レベルと、画像表示部に表示する画像の表示サイズと、を調整する調整部と、を備える取引装置である。【選択図】図4

Description

本発明は、取引装置、支援方法および支援プログラムに関する。
視力低下や判断能力の低下した利用者は、金融機関に設けられた取引装置(例えば、現金自動預け払い機)の操作を難しく感じるため、取引装置の利用を避けて窓口での取引に移行してしまう。その結果、現金自動預け払い機の利用率が低下し、窓口での取引が増加してしまう。
関連する技術として、特許文献1、特許文献2などがある。
特開平05−035959号公報 特開2006−163817号公報
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、利用者への取引装置の操作に関する提示内容を、利用者ごとの検査結果に応じて調整することで、取引装置の利用率と利便性を向上させる取引装置、支援方法および支援プログラムを提供することを目的とする。
実施の態様のひとつである取引装置は検査部、調整部を有する。
検査部は、取引装置に設けられた音声出力部と画像表示部とを用いて、取引装置を利用する利用者に対して聴力検査または視力検査を行う。
調整部は、聴力検査または視力検査の結果に応じて、音声出力部から出力する音声レベルと、画像表示部に表示する画像の表示サイズと、を調整する。
実施の態様によれば、利用者への取引装置の操作に関する提示内容を、利用者ごとの検査結果に応じて調整することで、取引装置の利用率と利便性を向上させることができるという効果を奏する。
取引装置の一実施例を示す図である。 情報処理装置と取引装置を有するシステムの一実施例を示す図である。 情報処理装置および取引装置のハードウェアの一実施例を示す図である。 実施形態1の制御部の一実施例を示す図である。 検査部と調整部の一実施例を示す図である。 検査結果情報のデータ構造の一実施例を示す図である。 音声調整情報、第1の表示調整情報、第2の表示調整情報のデータ構造の一実施例を示す図である。 実施形態1の取引装置の動作の一実施例を示すフロー図である。 聴力検査の動作の一実施例を示すフロー図である。 視力検査の動作の一実施例を示すフロー図である。 色覚検査の動作の一実施例を示すフロー図である。 身長検査の動作の一実施例を示すフロー図である。 体重検査の動作の一実施例を示すフロー図である。 脈拍検査の動作の一実施例を示すフロー図である。 聴力調整の動作の一実施例を示すフロー図である。 視力調整および色覚調整の動作の一実施例を示すフロー図である。 実施形態2の制御部の一実施例を示す図である。 実施形態2の取引装置の動作の一実施例を示すフロー図である。 第2の認証処理の動作の一実施例を示すフロー図である。 第2の認証処理の動作を説明するための図である。 視力検査の方法を説明するための図である。
視力低下や判断能力の低下した利用者、高齢者、身体障害者などは、取引装置の操作を難しく感じるため、取引装置の利用を避けて窓口での取引を利用する傾向がある。そこで、視力低下や判断能力の低下した利用者などにも取引装置の操作をし易くすることや金融サービス以外のサービスを提供することで、取引装置の利便性と利用率を向上させることが考えられる。
利便性と利用率を向上させる方法について説明する。
(A)利便性を向上させる方法として、利用者に対して各種検査を行い、取引装置の操作に関する利用者への提示内容を、利用者ごとの検査結果に応じて変更する。例えば、(1)音声ガイダンスなどの音声を利用者が聞き取り易くする。(2)画像表示を利用者が見やすいサイズで表示する。
(B)利用率を向上させる方法として、金融サービス以外に取引装置を利用する利用者に各種検査を行い、各種検査結果を利用者に提示するサービスが考えられる。
(C)前回の検査結果と今回の検査結果を用いて認証をすることで、認証精度を向上させることができる。
取引装置は、例えば、銀行、信用金庫、郵便局などの金融機関の店舗に配設された現金自動預け払い機(Automated Teller Machine:ATM)などで、利用者が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振り込み、振り替え、送金、定期性預金設定などの金融サービスを利用するための装置である。
各種検査は、例えば、聴力検査、視力検査、色覚検査、身長測定、体重測定、脈拍検査などが考えられる。なお、各種検査は取引装置に既に設けられている後述する音声出力部、画像表示部、生体認証部などを用いる検査が望ましい。
以下図面に基づいて、実施形態について詳細を説明する。
実施形態1の取引装置について説明をする。
図1は、取引装置の一実施例を示す図である。取引装置1には、撮像部2、第1の音声出力部3、通帳取込口4、カード取込口5、紙幣取込口6、貨幣取込口7、第2の音声出力部8、画像表示部9、生体認証部10、センサ部11、体重計測部12を備えている。ただし、取引装置の構造は図1に限定されるものではない。
撮像部2は、例えば、監視および顔認証処理などをするために利用者を撮影するカメラなどである。顔認証処理では、年齢、性別およびメガネの装着の有無などを判定する。また、撮像部2は利用者の身長を計測するために用いる。
第1の音声出力部3は、利用者への音声ガイダンスや警告音(例えば、ブザー音)などを出力するスピーカなどである。
通帳取込口4は、利用者が通帳を使用する金融サービスを行う際に通帳の出し入れをする取込口である。カード取込口5は、利用者がカードを使用する金融サービスを行う際にカードの出し入れをする取込口である。
紙幣取込口6は、紙幣の出し入れをする際に利用する取込口である。貨幣取込口7は、貨幣の出し入れをする際に利用する取込口である。
第2の音声出力部8は、例えば、音声ガイダンスによる入力支援や障害時のコールセンターとの連絡に用いられるハンドセット電話機である。また、第2の音声出力部8は聴力検査に用いる。
画像表示部9は、例えば、利用者がサービスを利用するために必要な情報などを表示するための出力部と情報を入力する入力部とを備えている。また、画像表示部9は視力検査に用いる。
生体認証部10は、例えば、静脈認証装置、指紋認証装置で、脈拍検査に用いる。
センサ部11は利用者が取引装置1の前にいるか否かを判定するためセンサで、例えば、対人センサなどが考えられる。体重計測部12は利用者の体重を計測する。
取引装置を有するシステムについて説明する。
図2は、情報処理装置と取引装置を有するシステムの一実施例を示す図である。図2の情報処理装置201は、例えば、クラウドコンピューティングを提供する側のデータセンタに設けられている情報処理装置(1つ以上のサーバコンピュータから構成される装置)が考えられる。取引装置1a〜1nそれぞれは図1の取引装置1に対応する。ネットワーク202は、例えば、有線または無線を用いた通信に利用される回線などが考えられる。
情報処理装置と取引装置のハードウェアについて説明をする。
図3は、情報処理装置および取引装置のハードウェアの一実施例を示す図である。図2に示す情報処理装置201、取引装置1a〜1nそれぞれのハードウェアは、制御部301、記憶部302、記録媒体読取装置303、入出力インタフェース304、通信部305などを備えている。また、各構成部はバス306によりそれぞれ接続されている。
なお、本例では情報処理装置201について、1つのコンピュータのハードウェアについて説明をする。
また、取引装置1a〜1nのうちのいずれか1つの取引装置(以降、取引装置1と呼ぶ)のハードウェアについて説明をする。なお、取引装置1はn個に限定されるものではない。
制御部301はCentral Processing Unit(CPU)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(Field Programmable Gate Array(FPGA)、Programmable Logic Device(PLD)など)を用いることが考えられる。
記憶部302は、例えばRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部302にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。なお、情報処理装置201の記憶部302は外部に設けたデータベースなどの記憶装置でもよい。
記録媒体読取装置303は、制御部301の制御に従って記録媒体307に対するデータのリード/ライトを制御する。そして、記録媒体307に記録媒体読取装置303の制御で書き込まれたデータを記録させたり、記録媒体307に記録されたデータを読み取らせたりする。また、着脱可能な記録媒体307は、コンピュータで読み取り可能なnon-transitory(非一時的)な記録媒体として、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)などがある。光ディスクには、Digital Versatile Disc(DVD)、DVD−RAM、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、Magneto-Optical disk(MO)などがある。なお、記憶部302もnon-transitory(非一時的)な記録媒体に含まれる。
入出力インタフェース304には入出力部308が接続されている。
情報処理装置201の入出力インタフェース304には入出力部308の入力装置として、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)、タッチパネルなどを接続することが考えられる。また、入出力部308の出力装置として、例えば、液晶ディスプレイ、Cathode Ray Tube(CRT)ディスプレイ、プリンタなどが考えられる。
取引装置1の入出力インタフェース304には入出力部308の入力装置として、例えば、撮像部2、第1の音声出力部3、通帳取込口4、カード取込口5、紙幣取込口6、貨幣取込口7、第2の音声出力部8、画像表示部9、生体認証部10、センサ部11、体重計測部12などを接続することが考えられる。
なお、画像表示部9の入力部は、入力された情報をバス306を介して制御部301に送信する。また、制御部301からの命令に従って画像表示部9のディスプレイの画面上に出力情報や操作情報などを表示する。入出力部308の画像表示部9からの入力には、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウスなど)、タッチパネルなどが考えられる。なお、画像表示部9の出力部であるディスプレイは、例えば、液晶ディスプレイなどが考えられる。また、出力部はCathode Ray Tube(CRT)ディスプレイ、プリンタなどの出力装置であってもよい。
通信部305は、Local Area Network(LAN)接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースである。また、通信部305は必要に応じ、他のコンピュータとの間のLAN接続やインターネット接続や無線接続を行うためのインタフェースである。また、他の装置に接続され、サーバなどの外部装置からのデータの入出力を制御する。
このようなハードウェア構成を有するコンピュータを含む装置(情報処理装置201および取引装置1)を用いることによって、後述する各種処理機能が実現される。その場合システムが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体307に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの記録媒体307が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に記録しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータ(情報処理装置201および取引装置1)にそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、記録媒体307に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶部302に記録する。そして、コンピュータは、自己の記憶部302からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、記録媒体307から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
図4を用いて取引装置と情報処理装置の制御部について説明する。
図4は、実施形態1の制御部の一実施例を示す図である。図4の検査部401、調整部402、第1の認証部403、取引部404は、(1)〜(4)に示すような場合が考えられる。
(1)取引装置1がネットワークと接続しないで用いる場合(単独で用いる場合)、取引装置1の制御部301が検査部401、調整部402、第1の認証部403、取引部404を有している。
(2)取引装置1がネットワークと接続されている場合でも、取引装置1の制御部301が検査部401、調整部402、第1の認証部403、取引部404を有していてもよい。
(3)取引装置1がネットワークと接続されている場合で、情報処理装置201の制御部301が検査部401、調整部402、第1の認証部403、取引部404を有している。
(4)取引装置1がネットワークと接続されている場合で、取引装置1の制御部301と情報処理装置201の制御部301とで、検査部401、調整部402、第1の認証部403、取引部404を分散して有している。
ただし、情報処理装置201に機能の全てまたは一部を分けて使用する場合(上記(3)(4))には、取引装置1と情報処理装置201との間で、検査と調整をするために必要な通信を行う。この通信は取引装置1と情報処理装置201それぞれの通信部305を用いて行う。
本例では、説明を分かり易くするため、取引装置1の制御部301が検査部401、調整部402、第1の認証部403、取引部404を有している場合(上記(1)(2))について説明をする。
検査部401は、取引装置1に設けられた撮像部2、第2の音声出力部8、画像表示部9、生体認証部10、センサ部11、体重計測部12などにより計測した情報を取得し、取引装置1を利用する利用者の聴力検査、視力検査、色覚検査、身長検査、体重検査、脈拍検査などを行う。なお、上記検査をすべてする必要はなく、上記検査のうち1つ以上の検査を行うだけでもよい。
調整部402は、聴力検査、視力検査、色覚検査、身長検査、体重検査、脈拍検査などの結果に応じて、第2の音声出力部8から出力する音声レベルと画像表示部9に表示する画像の調整をする。なお、聴力検査、視力検査、色覚検査、身長検査、体重検査、脈拍検査の結果をすべて用いる必要はなく、1つ以上の検査結果を用いて音声レベルや画像の表示を調整してもよい。
第1の認証部403は、生体認証部10から取得した情報を用いて生体認証を行う。
取引部404は、金融サービスの各種取引で利用する取引装置1の各部を制御する。
検査部について説明する。
図5は、検査部と調整部の一実施例を示す図である。聴力検査部501は、決められた周波数の音声レベルを徐々に大きくし、第2の音声出力部8から音声を出力させ、音声が聞こえたと利用者が判断した場合、周波数とその周波数の音声レベルを聴力検査結果として記憶部302に記憶する。
例えば、人間に聞こえる周波数Aの音声レベルを徐々に大きくし、第2の音声出力部8から音声を出力させ、音声が聞こえたと利用者が判断した場合、周波数Aと聞こえたと判断した周波数Aの音声レベルを記憶部302に記憶する。次に、人間に聞こえる周波数Aと異なる周波数Bの音声レベルを徐々に大きくし、第2の音声出力部8から音声を出力させ、音声が聞こえたと利用者が判断した場合、周波数Bと聞こえたと判断した周波数Bの音声レベルを記憶部302に記憶する。
聞こえたか否かの判断は、例えば、周波数ごとに聴力検査が開始されるたびに、音声が聞こえた場合に利用者に選択させる表示部を画像表示部9に表示し、その表示部が選択(押下)されると聞こえたと判断する方法が考えられる。ただし、判断方法は上記方法に限定させるものではなく他の方法を用いて判断をしてもよい。
視力検査部502は、視力検査をするための決められた記号、文字、図形などである複数の異なる視力検査表示の方向やサイズを変えて画像表示部9に表示をし、提示した視力検査表示が利用者に正しく読めたか否かを判断する。利用者が正しく読めた視力検査表示に関連付けられている視力レベルを視力検査結果として記憶部302に記憶する。
例えば、音声または画像を用いて利用者の目が決められた位置にくるように指示をする。決められた位置に利用者の目が来たかの判断は、撮像部2が撮影した利用者の顔の画像情報を用いて判断する。続いて、画像表示部9に視力検査表示Aを表示して特徴箇所がどこにあるかを利用者に判断させ、判断結果を記憶部302に記憶する。例えば、視力検査表示として「C」を表示させた場合には、開口部がどこにあるかを判断させる。続いて、他の視力検査表示Bを表示して特徴となる箇所がどこにあるかを利用者に判断させ、判断結果を記憶部302に記憶する。この検査を複数回行い、利用者が正しく読めた視力検査表示に関連付けられている視力レベルを視力検査結果とする。
利用者が正しく読めたか否かの判断は、例えば、画像表示部9に特徴箇所を利用者に選択させる表示部を表示し、その表示部の特徴箇所を選択させて判断する方法が考えられる。ただし、判断方法は上記方法に限定させるものではなく他の方法を用いて判断をしてもよい。
色覚検査部503は、画像表示部9に色覚検査をするための色覚検査表示(例えば、色覚検査表など)を表示して利用者に提示し、利用者が正しく判断できなかった色覚検査表示に関連付けられている色覚異常の内容を示す情報を色覚検査結果として記憶部302に記憶する。色覚異常の内容は、例えば、先天赤緑色覚異常、青黄色覚異常、先天色覚異常の分類などが考えられる。
身長検査部504は、撮像部2で撮影した利用者の画像情報を画像処理し、利用者の身長を推定して記憶部302に記憶する。身長を推定は、例えば、撮像部2の撮影している角度と撮影した画像上の頭の位置などから推定することが考えられる。
体重検査部505は、取引装置の接続されている体重計測部12により計測された利用者の体重を記憶部302に記憶する。
なお、身長検査と体重検査において、利用者が正しい位置に立っているか否かを、センサ情報を用いて判断することが考えられる。
脈拍検査部506は、生体認証部10を用いて計測された利用者の脈拍を記憶部302に記憶する。例えば、光を生体に照射し、血液中のヘモグロビンによる吸収率の違いを利用して脈拍を検知することが考えられる。
検査結果は、利用者識別情報に関連付けられて記憶部302に記憶される。
図6は、検査結果情報のデータ構造の一実施例を示す図である。図6の検査結果情報601は、「利用者識別情報」「聴力結果情報」「視力結果情報」「色覚結果情報」「身長結果情報」「体重結果情報」「脈拍結果情報」に記憶される情報を有する。
利用者識別情報は利用者を識別するための情報で、本例では利用者識別情報を示す「ID1」「ID2」「ID3」「ID4」「ID5」・・・が示されている。利用者識別情報は、例えば、通帳番号、カード番号などが考えられる。
聴力結果情報は、聴力検査部501の検査結果で、利用者が聞こえたと判断した音声レベルに対応する聴力レベルなどである。本例では、利用者識別情報それぞれに聴力結果情報を示す「ear1」「ear2」「ear3」「ear4」「ear5」・・・が関連付けられて示されている。
視力結果情報は、視力検査部502の検査結果で、利用者が見えたと判断した視力検査表示に対応する視力レベルなどである。本例では、利用者識別情報それぞれに視力結果情報を示す「eye1」「eye2」「eye3」「eye4」「eye5」・・・が関連付けられて示されている。
色覚結果情報は、色覚検査部503の検査結果で、利用者が正しく判断できなかった前記色覚検査表示に関連付けられている色覚異常の内容を示す情報である。本例では、利用者識別情報それぞれに色覚結果情報を示す「color1」「color2」「color3」「color4」「color5」・・・が関連付けられて示されている。
身長結果情報は身長検査部504の検査結果で、利用者識別情報に関連付けられて記憶されている。本例では身長結果情報を示す「height1」「height2」「height3」「height4」「height5」・・・が示されている。
体重結果情報は体重検査部505の検査結果で、利用者識別情報に関連付けられて記憶されている。本例では体重結果情報を示す「weight1」「weight2」「weight3」「weight4」「weight5」・・・が示されている。
脈拍結果情報は脈拍検査部506の検査結果で、利用者識別情報に関連付けられて記憶されている。本例では脈拍結果情報を示す「beat1」「beat2」「beat3」「beat4」「beat5」・・・が示されている。
なお、利用者ごとに記憶されている検査結果情報の検査結果は、利用者が次の取引をする際に、調整部が行う音声と表示の調整に用いられる。
調整部について説明する。
図5の音声調整部507は、聴力検査結果を用いて、音声調整情報を参照し、音声レベル情報を選択し、選択した音声レベル情報に対応する音声レベルで第2の音声出力部8から音声を出力させる。音声調整情報は、聴力検査結果と第2の音声出力部8から出力される音声レベルを調整するための音声レベル情報とが関連付けられて、記憶部302に記憶されている。
図7は、音声調整情報、第1の表示調整情報、第2の表示調整情報のデータ構造の一実施例を示す図である。図7の第1の音声調整情報701は、「聴力結果情報」「音声レベル情報」に記憶される情報を有する。音声レベル情報は第1の音声出力部3、第2の音声出力部8から出力する音声の音声レベルを示す情報で、利用者に聞こえる音声レベルである。本例では、聴力結果情報を示す「ear1」「ear2」「ear3」「ear4」「ear5」・・・に音声レベル情報を示す「adj_ear1」「adj_ear2」「adj_ear3」「adj_ear4」「adj_ear5」・・・が関連付けられて示されている。
表示調整部508は、視力検査結果を用いて、第1の表示調整情報を参照し、表示サイズ情報を選択し、選択した表示サイズ情報に対応する表示サイズで画像表示部9に画像を表示させる。第1の表示調整情報は、視力検査結果と画像表示部9に表示される画像の表示サイズを調整するための表示サイズ情報とが関連付けられて、記憶部302に記憶されている。
図7の第1の表示調整情報702は、「視力結果情報」「表示サイズ情報」に記憶される情報を有する。表示サイズ情報は画像表示部9に表示する文字、記号、図形、画像などのサイズを示す情報である。本例では、視力結果情報を示す「eye1」「eye2」「eye3」「eye4」「eye5」・・・に表示サイズ情報を示す「adj_eye1」「adj_eye2」「adj_eye3」「adj_eye4」「adj_eye5」・・・が関連付けられて示されている。
また、表示調整部508は、色覚検査結果を用いて、第2の表示調整情報を参照し、色調整情報を選択し、選択した色調整情報に対応する色に調整した画像を画像表示部9に表示させる。第2の表示調整情報は、色覚検査結果と画像表示部9に表示される画像の色を調整するための色調整情報とが関連付けられて、記憶部302に記憶されている。
図7の第2の表示調整情報703は、「色覚結果情報」「色調整情報」に記憶される情報を有する。色調整情報は画像表示部9に表示する文字、記号、図形、画像などの色を利用者に容易に見える色に調整する情報である。本例では、色覚結果情報を示す「color1」「color2」「color3」「color4」「color5」・・・に色調整情報を示す「adj_color1」「adj_color2」「adj_color3」「adj_color4」「adj_color5」・・・が関連付けられて示されている。
実施形態1によれば、利用者への取引装置の操作に関する提示内容(音声、表示)を、利用者ごとの検査結果に応じて調整することで、取引装置の利便性を向上させることができる。また、取引装置で検査を行うことができることにより、取引装置を利用する利用者を増やし、利用率を向上させる。
実施形態1の取引装置の動作について説明をする。
ただし、図8〜図16のフローでは説明を分かりやすくするために取引装置1を主体に説明するが、情報処理装置201が動作の主体であってもよい。ただし、情報処理装置201に機能の全てまたは一部を分けて動作させる場合には、取引装置1と情報処理装置201との間で、検査と調整をするために必要な通信を行う。この通信は取引装置1と情報処理装置201それぞれの通信部305を用いて行う。
図8は、実施形態1の取引装置の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1では、制御部301(またはコンピュータ)が画像表示部9に利用者に検査するか否かを選択させるための表示をさせる。
ステップS2では、ステップS1で検査をすることが利用者により選択された場合(Yes)にはステップS3に移行し、検査をしない場合(No)にはステップS5に移行する。
ステップS3では制御部301が検査処理を実行する。検査処理については図9〜図14を参照。ステップS4では制御部301が調整処理を実行する。調整処理については図15、図16を参照。
ステップS5では制御部301が取引処理を実行する。取引処理は、取引装置1が行う各種取引を実行する処理である。
ステップS6では、取引処理が終了すると、検査をした利用者に対して、検査結果を印刷するか否かを選択させるための表示をさせる。利用者により印刷が選択された場合(Yes)にはステップS7に移行し、印刷をしない場合(No)には取引を終了する。
ステップS7では、制御部301がプリンタに検査結果を印刷させる。なお、検査結果を画像表示部9に表示させるだけでもよい。また、検査結果の印刷(ステップS6、S7)はステップS5の取引処理前に行ってもよい。
また、生体認証についてはステップS1の前に実施してもよいし、脈拍検査処理中に行ってもよい。
検査処理について説明する。
検査処理は、聴力検査、視力検査、色覚検査、身長検査、体重検査、脈拍検査の内の1つ以上の処理を有する。
図9は、聴力検査の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS901では、聴力検査をするか否かを選択させる表示と、聴力検査の方法と、を制御部301が画像表示部9に表示させる。ステップS902では、聴力検査をすることを制御部301が検出した場合(Yes)するステップS903に移行し、聴力検査をしない場合には聴力検査処理を終了する。
ステップS903では制御部301が聴力検査を開始し、決められた周波数の音声を徐々に大きくして第2の音声出力部8から音声を出力させる。
ステップS904では、制御部301が音声を認識したと判定した場合(Yes)ステップS905に移行し、認識できないと判定した場合(No)には最大レベルまで徐々に音声レベルを上げる。最大レベルでも認識できない場合にはステップS905に移行する。
ステップS905では、制御部301が決められたすべての周波数で検査をしたか否かを判定し、すべての周波数で検査をした場合(Yes)にはステップS907に移行し、すべての周波数で検査をしていない場合(No)にはステップS906に移行する。
ステップS906では、次の周波数(まだ検査で使用していない周波数)を制御部301が選択する。
ステップS907では、制御部301が聴力レベルを求めて聴力検査結果を記憶部302に記憶する。聴力レベルは、周波数ごとの聴力レベルを用いて算出する。
図10は、視力検査の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1001では、視力検査をするか否かを選択させる表示と、視力検査の方法と、を制御部301が画像表示部9に表示させる。ステップS1002では、視力検査をすることを制御部301が検出した場合(Yes)するステップS1003に移行し、視力検査をしない場合には視力検査処理を終了する。
ステップS1003では制御部301が視力検査を開始し、視力検査表示を画像表示部9に表示させる。
ステップS1004では、制御部301が視力検査表示の特徴となる箇所を選択して回答を検出する。一定時間経過しても回答を検出できない場合にはステップS1005に移行する。
ステップS1005では、制御部301が決められたすべての視力検査表示で検査をしたか否かを判定し、すべての視力検査表示で検査をした場合(Yes)にはステップS1007に移行し、すべての視力検査表示で検査をしていない場合(No)にはステップS1006に移行する。
ステップS1006では、次の視力検査表示(まだ検査で使用していない視力検査表示)を制御部301が選択する。
ステップS1007では、制御部301が視力レベルを求めて視力検査結果を記憶部302に記憶する。視力レベルは、例えば、利用者が最もよく見えた視力レベルにすることが考えられる。
図11は、色覚検査の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1101では、色覚検査をするか否かを選択させる表示と、色覚検査の方法と、を制御部301が画像表示部9に表示させる。ステップS1102では、色覚検査をすることを制御部301が検出した場合(Yes)するステップS1103に移行し、色覚検査をしない場合には色覚検査処理を終了する。
ステップS1103では制御部301が視力検査を開始し、色覚検査表示を画像表示部9に表示させる。
ステップS1104では、制御部301が色覚検査表示に対する回答を検出する。一定時間経過しても回答を検出できない場合にはステップS1105に移行する。
ステップS1105では、制御部301が決められたすべての色覚検査表示で検査をしたか否かを判定し、すべての色覚検査表示で検査をした場合(Yes)にはステップS1107に移行し、すべての色覚検査表示で検査をしていない場合(No)にはステップS1106に移行する。
ステップS1106では、次の色覚検査表示(まだ検査で使用していない色覚検査表示)を制御部301が選択する。
ステップS1107では、制御部301が色覚異常かを求めて色覚検査結果を記憶部302に記憶する。
図12は、身長検査の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1201では、身長検査をするか否かを選択させる表示と、身長検査の方法と、を制御部301が画像表示部9に表示させる。ステップS1202では、身長検査をすることを制御部301が検出した場合(Yes)するステップS1203に移行し、身長検査をしない場合には身長検査処理を終了する。ステップS1203では、制御部301が画像処理を用いて身長を計測する。ステップS1204では、制御部301が身長検査結果を記憶部302に記憶する。
図13は、体重検査の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1301では、体重検査をするか否かを選択させる表示と、体重検査の方法と、を制御部301が画像表示部9に表示させる。ステップS1302では、体重検査をすることを制御部301が検出した場合(Yes)するステップS1303に移行し、体重検査をしない場合には体重検査処理を終了する。ステップS1303では、制御部301が体重計測部12からのデータを用いて体重を計測する。ステップS1304では、制御部301が体重検査結果を記憶する。
図14は、脈拍検査の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1401では、脈拍検査をするか否かを選択させる表示と、脈拍検査の方法と、を制御部301が画像表示部9に表示させる。ステップS1402では、脈拍検査をすることを制御部301が検出した場合(Yes)するステップS1403に移行し、脈拍検査をしない場合には脈拍検査処理を終了する。ステップS1403では、制御部301が生体認証部10により計測した生体情報を用いて脈拍を計測する。ステップS1404では、制御部301が脈拍検査結果を記憶する。
調整処理について説明する。
調整処理は、聴力調整、視力調整の内の1つ以上の処理を有する。
図15は、聴力調整の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1501では、制御部301が記憶部302から聴力結果情報を取得する。
ステップS1502では、取得した聴力結果情報を用いて、図7の第1の音声調整情報701を参照し、制御部301が音声レベル情報を取得し、第1の音声出力部3、第2の音声出力部8から出力される音声ガイダンス、ブザー音などの音声レベルを調整する。
図16は、視力調整および色覚調整の動作の一実施例を示すフロー図である。
ステップS1601では、制御部301が記憶部302から視力結果情報または色覚結果情報を取得する。
ステップS1602では、取得した視力結果情報または色覚結果情報を用いて、図7の第1の表示調整情報702または第2の表示調整情報703を参照し、制御部301が表示サイズ情報または色調整情報を取得する。その後、取得した表示サイズ情報を用いて、画像表示部9に表示する文字、記号、図形、画像などのサイズを、制御部301が調整する。また、色調整情報を用いて、画像表示部9に表示する文字、記号、図形、画像などの色を利用者に容易に見える色に、制御部301が調整する。
実施形態1によれば、利用者への取引装置の操作に関する提示内容(音声、表示)を、利用者ごとの検査結果に応じて調整することで、取引装置の利便性を向上させることができる。また、取引装置で検査を行うことができることにより、取引装置を利用する利用者を増やし、利用率を向上させる。
実施形態2について説明をする。
図17は、実施形態2の制御部の一実施例を示す図である。実施形態2の制御部301は、検査部401、調整部402、第2の認証部1701、取引部404を有する。検査部401、調整部402、取引部404については、実施形態1で説明したので省略をする。
第2の認証部1701は生体認証と利用者の検査結果を用いて認証を行う。すなわち、生体認証と、以前に実施した検査の結果と最新の取引を開始する前に検査をした結果を比較した認証と、を行う。以前に実施した検査の結果は、例えば、聴力検査結果、視力検査結果、色覚検査結果、身長検査結果、体重検査結果、脈拍検査結果である。なお、取引を開始する前に検査をしない場合には、生体認証だけをする。
なお、以前に実施した検査の結果の数(検査項目の数)と、最新の取引を開始する前に検査をした結果の数と、が異なる場合には、一致する項目のみで認証をしてもよい。例えば、以前に実施した検査が聴力検査と視力検査だけで、最新の取引を開始する前に検査が聴力検査結果、視力検査結果、色覚検査結果、身長検査結果、体重検査結果、脈拍検査結果である場合には、聴力検査結果と視力検査結果を用いて認証を行う。
実施形態2の取引装置の動作について説明する。
図18は、実施形態2の取引装置の動作の一実施例を示すフロー図である。図18のステップS1801〜ステップS1804、ステップS1806〜ステップS1808は、図8のステップS1〜ステップS7と同じ処理を行うので説明を省略する。ステップS1805の第2の認証処理について、図19を用いて詳細な説明をする。
なお、生体認証についてはステップS1の前に実施してもよいし、脈拍検査処理中に行ってもよい。
図19は、第2の認証処理の動作の一実施例を示すフロー図である。図20は、第2の認証処理の動作を説明するための図である。
ステップS1901では、制御部301が利用者識別情報を取得する。
ステップS1902では、制御部301が前回の検査結果情報と今回の検査結果情報とを比較する。すなわち、以前に実施した検査の結果と最新の取引を開始する前に検査をした結果を比較した認証と、を行う。例えば、以前に実施した検査の結果と最新の取引を開始する前に検査をした結果との差を求める。
図20の例では、利用者識別情報が「ID4」の利用者がすべての検査を行い、検査結果2002が記憶部302に記憶される。その後、利用者識別情報が「ID4」の利用者が以前にした検査結果が記憶部302の検査結果情報2001(または図6の601)にあるかを検索する。
本例では、利用者識別情報が「ID4」の利用者は以前に検査をしているので、検査結果2002の「聴力結果情報」「視力結果情報」「色覚結果情報」「身長結果情報」「体重結果情報」「脈拍結果情報」・・・に記憶されている「N_ear4」「N_eye4」「N_color4」「N_height4」「N_weight4」「N_beat4」と、検査結果情報2001の「ear4」「eye4」「color4」「height4」「weight4」「beat4」を比較している。
ステップS1903では、ステップS1902で比較した結果(差)が、すべて承認範囲であるか否かを、制御部301が判定する。承認範囲は、検査項目ごとに聴力検査承認範囲、視力検査承認範囲、色覚検査承認範囲、身長検査承認範囲、体重検査承認範囲、脈拍検査承認範囲を決めて、記憶部302に記憶されている。検査項目すべてにおいて比較した結果(差)各々が、対応する承認範囲内である場合(Yes)には取引処理へ移行し、承認範囲でない場合(No)には再検査または取引処理に移行せずこの処理を終了する。
検査結果2002の「N_ear4」「N_eye4」「N_color4」「N_height4」「N_weight4」「N_beat4」と、検査結果情報2001の「ear4」「eye4」「color4」「height4」「weight4」「beat4」と、の差がすべて、検査項目の承認範囲であれば取引処理へ移行する。
実施形態2によれば、利用者への取引装置の操作に関する提示内容(音声、表示)を、利用者ごとの検査結果に応じて調整することで、取引装置の利便性を向上させることができる。また、取引装置で検査を行うことができることにより、取引装置を利用する利用者を増やし、利用率を向上させる。
さらに、生体認証と検査結果を用いた認証をすることで利用者の認証精度向上させることができる。
変形例について説明する。
図21は、視力検査の方法を説明するための図である。視力検査に用いる視力検査表示の特徴箇所を選択させる表示2101、2102、2103には、方向とサイズの違う視力検査表示「C」が中央に配置されている。また、視力検査表示の特徴箇所を選択させるための矢印が4個配置されている。本例では、特徴箇所を指す矢印1個と、それ以外を指す矢印が3個配置されている。ただし、特徴箇所以外を指す矢印の数は1つ以上であればよい。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1、1a、1b〜1n 取引装置
2 撮像部
3 第1の音声出力部
4 通帳取込口
5 カード取込口
6 紙幣取込口
7 貨幣取込口
8 第2の音声出力部
9 画像表示部
10 生体認証部
11 センサ部
12 体重計測部
201 情報処理装置
202 ネットワーク
301 制御部
302 記憶部
303 記録媒体読取装置
304 入出力インタフェース
305 通信部
306 バス
307 記録媒体
308 入出力部
401 検査部
402 調整部
403 第1の認証部
404 取引部
501 聴力検査部
502 視力検査部
503 色覚検査部
504 身長検査部
505 体重検査部
506 脈拍検査部
507 音声調整部
508 表示調整部
601、2001 検査結果情報
701、702、703 音声調整情報
1701 認証部
2002 検査結果

Claims (23)

  1. 取引装置に設けられた音声出力部と画像表示部とを用いて、前記取引装置を利用する利用者に対して聴力検査または視力検査を行う検査部と、
    前記聴力検査または前記視力検査の結果に応じて、前記音声出力部から出力する音声レベルと、前記画像表示部に表示する画像の表示サイズと、を調整する調整部と、
    を備えることを特徴とする取引装置。
  2. 前記検査部は、
    前記取引装置に設けられている前記音声出力部から、決められた周波数で音声レベルを徐々に大きくして出力し、出力した前記音声が聞こえたと前記利用者が判断した前記周波数と前記周波数に対応する音声レベルを聴力検査結果として記憶部に記憶する聴力検査部と、
    前記取引装置に設けられている前記画像表示部に、前記視力検査をするための視力検査表示の方向とサイズを変えて表示して前記利用者に提示し、前記利用者が正しく読めた前記視力検査表示に関連付けられている視力レベルを視力検査結果として前記記憶部に記憶する視力検査部と、を備え、
    前記調整部は、
    前記聴力検査結果を用いて、前記聴力検査結果と前記音声出力部から出力される前記音声レベルを調整するための音声レベル情報とが関連付けられている音声調整情報を参照し、前記音声レベル情報を選択し、選択した前記音声レベル情報に対応する音声レベルで前記音声出力部から音声を出力させる音声調整部と、
    前記視力検査結果を用いて、前記視力検査結果と前記画像表示部に表示される前記画像の表示サイズを調整するための表示サイズ情報とが関連付けられている第1の表示調整情報を参照し、前記表示サイズ情報を選択し、選択した前記表示サイズ情報に対応する表示サイズで前記画像表示部に画像を表示させる表示調整部と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
  3. 前記検査部は、前記取引装置に設けられている前記画像表示部に、色覚検査をするための色覚検査表示を表示して前記利用者に提示し、前記利用者が正しく判断できなかった前記色覚検査表示に関連付けられている色覚異常の内容を示す情報を色覚検査結果として前記記憶部に記憶する色覚検査部を備え、
    前記表示調整部は、前記色覚検査結果を用いて、前記色覚検査結果と前記画像表示部に表示される前記画像の色を調整するための色調整情報とが関連付けられている第2の表示調整情報を参照し、前記色調整情報を選択し、選択した前記色調整情報に対応する色に調整した画像を前記画像表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の取引装置。
  4. 前記検査部は、前記利用者を撮影した画像情報を画像処理し、前記利用者の身長を推定して前記記憶部に記憶する身長検査部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の取引装置。
  5. 前記検査部は、前記取引装置の接続されている体重計測部により計測された前記利用者の体重を前記記憶部に記憶する体重検査部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の取引装置。
  6. 前記検査部は、生体認証部を用いて計測された前記利用者の脈拍を前記記憶部に記憶する脈拍検査部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の取引装置。
  7. 生体認証に成功し、且つ前記検査部を用いて検査した前記利用者の検査結果と前回検査した検査結果との差が決められた範囲内である場合、取引を開始することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の取引装置。
  8. コンピュータが、
    取引装置に設けられた音声出力部と画像表示部とを用いて、前記取引装置を利用する利用者に対して聴力検査または視力検査をし、
    前記聴力検査または前記視力検査の結果に応じて、前記音声出力部から出力する音声レベルと、前記画像表示部に表示する画像の表示サイズと、を調整する、
    処理を実行することを特徴とする取引装置の支援方法。
  9. 前記取引装置に設けられている前記音声出力部から、決められた周波数で音声レベルを徐々に大きくして出力し、
    出力した前記音声が聞こえたと前記利用者が判断した前記周波数と前記周波数に対応する音声レベルを聴力検査結果として記憶部に記憶し、
    前記聴力検査結果を用いて、前記聴力検査結果と前記音声出力部から出力される前記音声レベルを調整するための音声レベル情報とが関連付けられている音声調整情報を参照し、前記音声レベル情報を選択し、
    選択した前記音声レベル情報に対応する音声レベルで前記音声出力部から音声を出力させる、
    処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8に記載の取引装置の支援方法。
  10. 前記取引装置に設けられている前記画像表示部に、前記視力検査をするための視力検査表示の方向とサイズを変えて表示して前記利用者に提示し、
    前記利用者が正しく読めた前記視力検査表示に関連付けられている視力レベルを視力検査結果として前記記憶部に記憶し、
    前記視力検査結果を用いて、前記視力検査結果と前記画像表示部に表示される前記画像の表示サイズを調整するための表示サイズ情報とが関連付けられている第1の表示調整情報を参照し、前記表示サイズ情報を選択し、
    選択した前記表示サイズ情報に対応する表示サイズで前記画像表示部に画像を表示させる、
    処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8または9に記載の取引装置の支援方法。
  11. 前記取引装置に設けられている前記画像表示部に、色覚検査をするための色覚検査表示を表示して前記利用者に提示し、前記利用者が正しく判断できなかった前記色覚検査表示に関連付けられている色覚異常の内容を示す情報を色覚検査結果として前記記憶部に記憶し、
    前記色覚検査結果を用いて、前記色覚検査結果と前記画像表示部に表示される前記画像の色を調整するための色調整情報とが関連付けられている第2の表示調整情報を参照し、前記色調整情報を選択し、選択した前記色調整情報に対応する色に調整した画像を前記画像表示部に表示させる、
    処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1つに記載の取引装置の支援方法。
  12. 前記利用者を撮影した画像情報を画像処理し、前記利用者の身長を推定して前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8〜11のいずれか1つに記載の取引装置の支援方法。
  13. 前記取引装置の接続されている体重計測部により計測された前記利用者の体重を前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8〜12のいずれか1つに記載の取引装置の支援方法。
  14. 生体認証部を用いて計測された前記利用者の脈拍を前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8〜13のいずれか1つに記載の取引装置の支援方法。
  15. 生体認証に成功し、且つ前記検査部を用いて検査した前記利用者の検査結果と前回検査した検査結果との差が決められた範囲内である場合、取引を開始させる、処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項8〜14のいずれか1つに記載の取引装置の支援方法。
  16. 取引装置に設けられた音声出力部と画像表示部とを用いて、前記取引装置を利用する利用者に対して聴力検査または視力検査をし、
    前記聴力検査または前記視力検査の結果に応じて、前記音声出力部から出力する音声レベルと、前記画像表示部に表示する画像の表示サイズと、を調整する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする取引装置の支援プログラム。
  17. 前記取引装置に設けられている前記音声出力部から、決められた周波数で音声レベルを徐々に大きくして出力し、
    出力した前記音声が聞こえたと前記利用者が判断した前記周波数と前記周波数に対応する音声レベルを聴力検査結果として記憶部に記憶し、
    前記聴力検査結果を用いて、前記聴力検査結果と前記音声出力部から出力される前記音声レベルを調整するための音声レベル情報とが関連付けられている音声調整情報を参照し、前記音声レベル情報を選択し、
    選択した前記音声レベル情報に対応する音声レベルで前記音声出力部から音声を出力させる、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16に記載の取引装置の支援プログラム。
  18. 前記取引装置に設けられている前記画像表示部に、前記視力検査をするための視力検査表示の方向とサイズを変えて表示して前記利用者に提示し、
    前記利用者が正しく読めた前記視力検査表示に関連付けられている視力レベルを視力検査結果として前記記憶部に記憶し、
    前記視力検査結果を用いて、前記視力検査結果と前記画像表示部に表示される前記画像の表示サイズを調整するための表示サイズ情報とが関連付けられている第1の表示調整情報を参照し、前記表示サイズ情報を選択し、
    選択した前記表示サイズ情報に対応する表示サイズで前記画像表示部に画像を表示させる、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16または17に記載の取引装置の支援プログラム。
  19. 前記取引装置に設けられている前記画像表示部に、色覚検査をするための色覚検査表示を表示して前記利用者に提示し、前記利用者が正しく判断できなかった前記色覚検査表示に関連付けられている色覚異常の内容を示す情報を色覚検査結果として前記記憶部に記憶し、
    前記色覚検査結果を用いて、前記色覚検査結果と前記画像表示部に表示される前記画像の色を調整するための色調整情報とが関連付けられている第2の表示調整情報を参照し、前記色調整情報を選択し、選択した前記色調整情報に対応する色に調整した画像を前記画像表示部に表示させる、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16〜18のいずれか1つに記載の取引装置の支援プログラム。
  20. 前記利用者を撮影した画像情報を画像処理し、前記利用者の身長を推定して前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16〜19のいずれか1つに記載の取引装置の支援プログラム。
  21. 前記取引装置の接続されている体重計測部により計測された前記利用者の体重を前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項16〜20のいずれか1つに記載の取引装置の支援プログラム。
  22. 生体認証部を用いて計測された前記利用者の脈拍を前記記憶部に記憶する、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16〜21のいずれか1つに記載の取引装置の支援プログラム。
  23. 生体認証に成功し、且つ前記検査部を用いて検査した前記利用者の検査結果と前回検査した検査結果との差が決められた範囲内である場合、取引を開始させる、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16〜22のいずれか1つに記載の取引装置の支援プログラム。
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