JP2015021607A - Locking metal fitting - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、金属製線材からなる係止金具に関するものである。 The present invention relates to a locking fitting made of a metal wire.
紐等の係止対象物に掛けられる係止金具として、金属製の輪により構成されるカラビナが一般的に知られている。カラビナは、金属製の輪の内部を開放するために開閉可能なゲートや、ゲートを閉じるためのばね等を有している。カラビナは構成部品が多いため、製造コストが高い。 A carabiner formed of a metal ring is generally known as a locking metal fitting to be hung on a locking object such as a string. The carabiner has a gate that can be opened and closed to open the inside of the metal ring, a spring that closes the gate, and the like. Carabiners are expensive to manufacture because there are many components.
安価な係止金具を製造するためには、係止金具の構成部品が少ないことが好ましい。特許文献1には、構成部品の少ない係止金具として、1本の線材からなる係止金具であって、墜落防止安全器の吊り下げ具に使用される係着環が記載されている。
In order to manufacture an inexpensive locking bracket, it is preferable that the number of components of the locking bracket is small.
図14を参照して、特許文献1に記載される係止金具を説明する。
図14(A)に示すように、係止金具101は、線材110により形成される。線材110は、鉤状に形成された一端である第1端部111と、鉤状に形成された他端である第2端部112と、第1端部111と第2端部112との間に設けられた中間部113とを有する。中間部113が螺旋状に曲げられたことにより、第1端部111と第2端部112とが、第1の空間S101を介して互いに対向するように配置される。さらに、線材110は、第1端部111と中間部113とを接続する第1直線部114および第1反転部115と、第2端部112と中間部113とを接続する第2直線部116および第2反転部117とを有する。1本の線材110は、第1端部111、第1反転部115、第1直線部114、中間部113、第2直線部116、第2反転部117、第2端部112の順で連続している。中間部113から延びる第1直線部114と第2直線部116とは、交差せずに、かつ、互いに対向するように配置されている。第1反転部115と第2反転部117は、係止対象物である紐Rを通すことが可能な第2の空間S102を形成し、第2の空間S102を閉じるように互いに2回交差する。
With reference to FIG. 14, the latching metal fitting described in
As shown in FIG. 14A, the
第2の空間S102に紐Rを通す際には、第1直線部114と第2直線部116とを互いに近づける。第1直線部114と第2直線部116とを互いに近づける外力F100(図14(B)参照)が線材110に対して作用したとき、第1端部111および第2端部112により形成される第1の空間S101が小さくなり、第1反転部115および第2反転部117により形成される第2の空間S102が大きくなる。このように線材110を弾性変形させることにより、第1の空間S101が消失し、図14(B)に示すように、第2の空間S102が係止金具101の外部に向けて開口する。したがって、第1直線部114と第2直線部116とを互いに近づけることにより、係止金具101の外部から第2の空間S102に紐Rを通すことができる。第2の空間S102に紐Rを通した後、第1反転部115と第2反転部117とが第2の空間S102を閉じることによって、紐Rが第2の空間S102から抜けないようにすることができる。
When the string R is passed through the second space S102, the first
しかしながら、第1直線部114と第2直線部116とを互いに近づける外力F100が意図せずに線材110に対して作用したとき、第2の空間S102が開口することによって、紐Rが第2の空間S102から脱けて、紐Rから係止金具101が外れるおそれがあるという問題がある。
However, when the external force F100 that brings the first
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、係止対象物から外れにくく、かつ、安価な係止金具を提供することを課題とする。 This invention is made | formed in view of the said situation, Comprising: It makes it a subject to provide the latch metal which is hard to remove | deviate from a latching target object, and is cheap.
上記課題を解決するため、請求項1に記載の係止金具は、1本の金属製線材により形成され、係止対象物に掛けられる係止金具であって、前記金属製線材は、鉤状に形成された一端である第1端部と、鉤状に形成された他端である第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に設けられた中間部と、前記中間部と前記第1端部とを連結する第1連結部と、前記中間部と前記第2端部とを連結する第2連結部とを有し、前記中間部が曲げられたことにより、前記第1連結部と前記第2連結部とが、交差せずに、かつ、第1の空間を介して互いに対向するように配置され、鉤状の前記第1端部および前記第2端部が、前記第1の空間を閉じるように、前記第1の空間に向けて折れ曲がって互いに重なり、前記第1端部と前記第2端部とが、前記第1の空間に向けて開口可能であって前記係止対象物を通すことが可能な第2の空間を形成し、かつ、前記第2の空間を閉じるように互いに重なり、前記第1連結部と前記第2連結部とを互いに近づける外力が前記金属製線材に対して作用することにより、前記第2の空間が前記第1の空間に向けて開口するように前記金属製線材が弾性変形することを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problem, the locking metal fitting according to
請求項2に記載の係止金具は、請求項1に記載の係止金具において、互いに重なった前記第1端部と前記第2端部との間を通して前記係止対象物を前記第1の空間に対して出し入れできるように前記金属製線材が弾性変形することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, there is provided the locking metal fitting according to the first aspect, wherein the object to be locked is passed through the first end portion and the second end portion that overlap each other. The metal wire rod is elastically deformed so that it can be taken in and out of the space.
請求項3に記載の係止金具は、請求項1または2に記載の係止金具において、前記金属製線材は、前記中間部から遠ざかるにつれて前記第1連結部と前記第2連結部との間隔が小さくなるように曲げられていることを特徴とする。
The locking metal fitting according to
請求項4に記載の係止金具は、請求項1または2に記載の係止金具において、前記金属製線材は、前記中間部から遠ざかるにつれて前記第1連結部と前記第2連結部との間隔が大きくなるように曲げられていることを特徴とする。
The locking metal fitting according to
請求項5に記載の係止金具は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の係止金具において、前記中間部は、閉じた第3の空間が形成されるように1周以上巻かれた巻きばね状となっていることを特徴とする。
The locking bracket according to
請求項6に記載の係止金具は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の係止金具であって、前記第1端部と前記第2端部とが前記第2の空間を閉じている状態において、前記第1端部と前記第2端部とが互いに対向する仮想平面に対して垂直な方向から見て、前記第1端部の先端と前記第2端部の先端とが重なることを特徴とする。
The locking metal fitting according to
請求項7に記載の係止金具は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の係止金具であって、前記第1端部と前記第2端部とが前記第2の空間を閉じている状態において、前記第1端部の先端面と前記第2端部の先端面とが互いに接触することを特徴とする。
The locking metal fitting according to claim 7 is the locking metal fitting according to any one of
請求項8に記載の係止金具は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の係止金具において、前記第1端部および前記第2端部、前記第1の空間から前記第2の空間に向けて前記係止対象物を案内することが可能な案内部を有し、前記係止対象物が前記第2の空間に向けて前記案内部を押したときに、前記第1連結部と前記第2連結部とを互いに近づける外力が前記金属製線材に対して作用することを特徴とする。
The locking metal fitting according to claim 8 is the locking metal fitting according to any one of
請求項9に記載の係止金具は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の係止金具であって、前記第1端部と前記第2端部とが前記第2の空間を閉じている状態において、前記第1端部および前記第2端部の少なくとも一方の先端が、前記第2の空間に向けて折れ曲がっていることを特徴とする。
The locking metal fitting according to claim 9 is the locking metal fitting according to any one of
本発明によれば、係止対象物から外れにくく、かつ、安価な係止金具を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it is hard to remove | deviate from the latching target object, and an inexpensive latching metal fitting can be provided.
図面を参照しながら、本発明の係止金具を説明する。なお、図中の矢印Xで示すX方向と、図中の矢印Yで示すY方向と、図中の矢印Zで示すZ方向とは、互いに直交する方向である。係止金具は、紐等の係止対象物に掛けられるフックとして使用される。 The locking metal fitting of the present invention will be described with reference to the drawings. Note that an X direction indicated by an arrow X in the figure, a Y direction indicated by an arrow Y in the figure, and a Z direction indicated by an arrow Z in the figure are directions orthogonal to each other. The locking metal fitting is used as a hook that is hung on a locking object such as a string.
(第1実施形態)
図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、係止金具1は、1本の金属製線材10からなる。金属製線材10としては、例えば、ばね用のステンレス鋼等の金属材料からなり、断面形状が円形である直径2mmの丸線を用いることができる。係止金具1は、例えば、X方向において約2.8cmの寸法、Y方向において約0.5cmの寸法、および、Z方向において約6.4cmの寸法を有する。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
As shown in FIG. 1, the locking fitting 1 is composed of a
金属製線材10は、一端である第1端部11と、他端である第2端部12と、第1端部11と第2端部12との間に設けられた中間部13とを有し、さらに、第1端部11と中間部13とを連結する第1連結部14と、第2端部12と中間部13とを連結する第2連結部15とを有する。1本の金属製線材10は、第1端部11、第1連結部14、中間部13、第2連結部15、第2端部12の順で連続している。
The
第1端部11および第2端部12は、鉤状に形成されている。鉤状の第1端部11および第2端部12は、第1連結部14と第2連結部15により形成される第1の空間S1(図1(A)参照)を閉じるように、第1の空間S1に向けて曲がっている。第1端部11および第2端部12は、同じ形状を有しており、約0.6cmの内径を有するように円弧状の部分を有する。図1(C)に示すように、第1端部11の先端面11Aを含む部分、すなわち第1端部11の先端は、直線状の第1連結部14を向いている。また、図1(D)に示すように、第2端部12の先端面12Aを含む部分、すなわち第2端部12の先端は、直線状の第2連結部15を向いている。第1端部11と第2端部12とは、第1の空間S1に向けて開口可能であって、係止対象物を通すことが可能な第2の空間S2を形成し、かつ、第2の空間S2を閉じるように互いに重なっている。
The
中間部13は、約2.2cmの内径を有する巻きばね状となっている。すなわち、中間部13は、閉じた第3の空間S3が形成されるように、金属製線材10が1周以上巻かれて形成されている。中間部13が曲げられたことにより、第1連結部14と第2連結部15とは、交差せずにZ方向に延び、かつ、第1の空間S1を介して互いに対向するように配置されている。また、金属製線材10は、中間部13から遠ざかるにつれて第1連結部14と第2連結部15との間隔が小さくなるように曲げられている。
The
金属製線材10は、互いに重なった第1端部11と第2端部12との間を通して係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように弾性変形する。すなわち、金属製線材10は、外力を加えることにより、第1端部11と第2端部12とがY方向において互いに離れるように弾性変形する。また、第1連結部14と第2連結部15とを互いに近づける外力が金属製線材10に対して作用することにより、金属製線材10は、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口するように弾性変形する。図1(A)に示すように、第1端部11と第2端部12とが第2の空間S2を閉じている状態においては、第1端部11と第2端部12とが互いに対向する仮想平面P(図1(B)参照)に垂直な方向から見て、第1端部11の先端と第2端部12の先端とが重なっている。
The
図2を参照して、係止金具1を係止対象物である紐Rに掛ける工程の一例について説明する。
まず、係止金具1の外部から紐Rを第1の空間S1に通すために、図2(A)に示すように、第1端部11と第2端部12とが互いに離れる外力F1を金属製線材10に加えて、金属製線材10を弾性変形させる。そして、第1端部11と第2端部12との間を通して、第1連結部14と第2連結部15との間に紐Rを移動させ、係止金具1の向きを90°変えることにより、図2(B)に示すように、第1の空間S1に紐Rを通す。第1の空間S1に紐Rを通した後、金属製線材10の復元力によって両端部11,12を互いに近づけて、第1端部11と第2端部12とにより第1の空間S1が閉じた状態とする。次いで、図2(C)に示すように、第1連結部14と第2連結部15とが互いに近づく外力F2を金属製線材10に加えて、金属製線材10を弾性変形させる。そして、第1端部11の先端と第2端部12の先端との間を通して、第1の空間S1から第2の空間S2に紐Rを移動させ、金属製線材10の復元力によって両連結部14,15を互いに離して、第1端部11と第2端部12とにより第2の空間S2が閉じた状態とする。このようにして、図2(D)に示すように、紐Rに係止金具1が掛けられる。
With reference to FIG. 2, an example of the process of hanging the locking metal fitting 1 on the string R that is the locking object will be described.
First, in order to pass the string R from the outside of the locking
本実施形態の係止金具1においては以下の効果が得られる。
(1)第1連結部14と第2連結部15とを互いに近づける外力F2が金属製線材10に対して作用するときは、金属製線材10が弾性変形することにより、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口する。したがって、紐R等の係止対象物を、互いに重なった第1端部11と第2端部12との間から第1の空間S1に通して、さらに、金属製線材10を弾性変形させることにより、第1の空間S1から第2の空間S2に通すことができる。そして、外力F2が金属製線材10に対して作用しないときは、第1端部11および第2端部12により第2の空間S2が閉じた状態となるため、係止対象物が第2の空間S2から抜けないようにすることができ、係止対象物に係止金具1を掛けることができる。また、第2の空間S2は係止金具1が有する第1の空間S1に向けて開口するため、係止対象物が第2の空間S2から抜けた場合であっても、係止対象物が第1の空間S1から抜けない限り、係止対象物から係止金具1が外れない。したがって、係止対象物から外れにくく、かつ、構成部品が少ない安価な係止金具1を構成することができる。
The following effects are acquired in the latching metal fitting 1 of this embodiment.
(1) When the external force F2 that brings the first connecting
(2)互いに重なった第1端部11と第2端部12との間を通して紐Rを第1の空間S1に対して出し入れできるため、紐Rの一端から第1の空間S1に通すことなく、長尺の紐Rの中間部分を第1の空間S1に通すことができる。すなわち、長尺の係止対象物の任意の箇所において係止金具1を容易に掛けることができる。また、互いに重なった第1端部11と第2端部12との間を通して紐R等の係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように金属製線材10が弾性変形する。このため、金属製線材10を弾性変形させることにより、係止対象物を、第1端部11と第2端部12との間から第1の空間S1に通すことができる。そして、外力F1が金属製線材10に対して作用しないときは、第1端部11および第2端部12により第1の空間S1が閉じた状態となるため、係止対象物が第1端部11と第2端部12との間を通して第1の空間S1から抜けないようにすることができる。
(2) Since the string R can be taken into and out of the first space S1 through the space between the
(3)金属製線材10は、中間部13から遠ざかるにつれて第1連結部14と第2連結部15との間隔が小さくなるように曲げられているため、第1端部11と第2端部12とを互いに重ねることにより形成される第2の空間S2を小さくすることができる。
(3) Since the
(4)中間部13は、閉じた第3の空間S3が形成されるように1周以上巻かれた巻きばね状となっている。したがって、第2の空間S2に紐R等の係止対象物を通し、さらに、他の係止対象物(図示略)を第3の空間S3に通すことにより、互いに独立した各空間S2,S3に係止対象物を通すことができる。このため、係止金具1を2つの係止対象物に掛けることができ、係止対象物が互いに干渉しないようにすることができる。
(4) The
(5)第1端部11と第2端部12とが第2の空間S2を閉じている状態において、第1端部11と第2端部12とが互いに対向する仮想平面P1に対して垂直な方向から見て、第1端部11の先端と第2端部12の先端とが重なる。このため、第1端部11および第2端部12が仮想平面Pに沿って移動するときに、第2の空間S2を直ちに開口させないようにすることができる。
(5) With respect to the virtual plane P1 where the
(第2実施形態)
次に、図3および図4を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
図3に示すように、係止金具2は、1本の金属製線材20からなる。金属製線材20としては、例えば、金属製線材10と同じ丸線を用いることができる。係止金具2は、例えば、X方向において約2.8cmの寸法、Y方向において約0.5cmの寸法、および、Z方向において約7.3cmの寸法を有する。
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 3, the locking fitting 2 is composed of a
金属製線材20は、一端である第1端部21と、他端である第2端部22と、第1端部21と第2端部22との間に設けられた中間部23とを有し、さらに、第1端部21と中間部23とを連結する第1連結部24と、第2端部22と中間部23とを連結する第2連結部25とを有する。1本の金属製線材20は、第1端部21、第1連結部24、中間部23、第2連結部25、第2端部22の順で連続している。
The
第1端部21および第2端部22は、鉤状に形成されている。鉤状の第1端部21および第2端部22は、第1連結部24と第2連結部25により形成される第1の空間S1(図3(A)参照)を閉じるように、第1の空間S1に向けて曲がっている。第1端部21および第2端部22は、同じ形状を有しており、約2.8cmの内径を有するように円弧状の部分を有する。図3(C)に示すように、第1端部21の先端面21Aを含む部分、すなわち第1端部21の先端は、ほぼ直線状の第1連結部24を向いている。また、図3(D)に示すように、第2端部22の先端面22Aを含む部分、すなわち第2端部22の先端は、ほぼ直線状の第2連結部25を向いている。第1端部21と第2端部22とは、第1の空間S1に向けて開口可能であって、係止対象物を通すことが可能な第2の空間S2を形成し、かつ、第2の空間S2を閉じるように互いに重なっている。
The
中間部23は、約0.6cmの内径を有する巻きばね状となっている。すなわち、中間部23は、閉じた第3の空間S3が形成されるように、金属製線材20が1周以上巻かれて形成されている。中間部23が曲げられたことにより、第1連結部24と第2連結部25とは、交差せずにZ方向に延び、かつ、第1の空間S1を介して互いに対向するように配置されている。また、金属製線材20は、中間部23から遠ざかるにつれて第1連結部24と第2連結部25との間隔が大きくなるように曲げられている。
The
金属製線材20は、互いに重なった第1端部21と第2端部22との間を通して係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように弾性変形する。すなわち、金属製線材20は、外力を加えることにより、第1端部21と第2端部22とがY方向において互いに離れるように弾性変形する。また、第1連結部24と第2連結部25とを互いに近づける外力が金属製線材20に対して作用することにより、金属製線材20は、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口するように弾性変形する。図3(A)に示すように、第1端部21と第2端部22とが第2の空間S2を閉じている状態においては、第1端部21と第2端部22とが互いに対向する仮想平面P(図3(B)参照)に垂直な方向から見て、第1端部21の先端面21Aと第2端部22の先端面22Aとが合わさっている。
The
図4を参照して、係止金具2を係止対象物である紐Rに掛ける工程の一例について説明する。
まず、係止金具2の外部から紐Rを第1の空間S1に通すために、図4(A)に示すように、第1端部21と第2端部22とが互いに離れる外力F1を金属製線材20に加えて、金属製線材20を弾性変形させる。そして、第1端部21と第2端部22との間を通して、第1連結部24と第2連結部25との間に紐Rを移動させ、係止金具2の向きを90°変えることにより、図4(B)に示すように、第1の空間S1に紐Rを通す。第1の空間S1に紐Rを通した後、金属製線材20の復元力によって両端部21,22を互いに近づけて、第1端部21と第2端部22とにより第1の空間S1が閉じた状態とする。次いで、図4(C)に示すように、第1連結部24と第2連結部25とが互いに近づく外力F2を金属製線材20に加えて、金属製線材20を弾性変形させる。そして、第1端部21の先端と第2端部22の先端との間を通して、第1の空間S1から第2の空間S2に紐Rを移動させ、金属製線材20の復元力によって両連結部24,25を互いに離して、第1端部21と第2端部22とにより第2の空間S2が閉じた状態とする。このようにして、図4(D)に示すように、紐Rに係止金具2が掛けられる。
With reference to FIG. 4, an example of the process of hanging the locking metal fitting 2 on the string R that is the locking object will be described.
First, in order to pass the string R from the outside of the locking
本実施形態の係止金具2においては以下の効果が得られる。
(6)第1連結部24と第2連結部25とを互いに近づける外力F2が金属製線材20に対して作用するときは、金属製線材20が弾性変形することにより、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口する。したがって、上記(1)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2に係止対象物を通すことにより係止金具2が係止対象物に掛けられるため、係止対象物から外れにくく、かつ、構成部品が少ない安価な係止金具2を構成することができる。
In the locking metal fitting 2 of this embodiment, the following effects are acquired.
(6) When the external force F2 that brings the first connecting
(7)互いに重なった第1端部21と第2端部22との間を通して紐R等の係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように金属製線材20が弾性変形する。したがって、上記(2)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、長尺の係止対象物の任意の箇所において係止金具2を容易に掛けることができ、外力F1が金属製線材20に対して作用しないときは、係止対象物が第1端部21と第2端部22との間を通して第1の空間S1から抜けないようにすることができる。
(7) The
(8)金属製線材20は、中間部23から遠ざかるにつれて第1連結部24と第2連結部25との間隔が大きくなるように曲げられている。このため、第1端部21と第2端部22とを互いに重ねることにより形成される第2の空間S2を大きくすることができる。
(8) The
(9)中間部23は、閉じた第3の空間S3が形成されるように1周以上巻かれた巻きばね状となっている。このため、上記(4)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、係止金具2を2つの係止対象物に掛けることができ、係止対象物が互いに干渉しないようにすることができる。
(9) The
(第3実施形態)
次に、図5および図6を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。
図5に示すように、係止金具3は、1本の金属製線材30からなる。金属製線材30としては、金属製線材10と同じ丸線を用いることができる。係止金具3は、例えば、X方向において約3cmの寸法、Y方向において約0.6cmの寸法、および、Z方向において約7.2cmの寸法を有する。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 5, the locking fitting 3 is composed of a
金属製線材30は、一端である第1端部31と、他端である第2端部32と、第1端部31と第2端部32との間に設けられた中間部33とを有し、さらに、第1端部31と中間部33とを連結する第1連結部34と、第2端部32と中間部33とを連結する第2連結部35とを有する。1本の金属製線材30は、第1端部31、第1連結部34、中間部33、第2連結部35、第2端部32の順で連続している。
The
第1端部31および第2端部32は、鉤状に形成されている。鉤状の第1端部31および第2端部32は、第1連結部34と第2連結部35により形成される第1の空間S1(図5(A)参照)を閉じるように、第1の空間S1に向けて曲がっている。第1端部31および第2端部32は、異なる形状を有しており、第1端部31は、約0.8cmの内径を有するように円弧状の部分を有し、第2端部32は、約0.5cmの内径を有するように円弧状の部分を有する。図5(C)に示すように、第1端部31の先端面31Aを含む部分、すなわち第1端部31の先端は、ほぼ直線状の第1連結部34を向いている。また、図5(D)に示すように、第2端部32の先端面32Aを含む部分、すなわち第2端部32の先端は、ほぼ直線状の第2連結部35を向いている。第1端部31と第2端部32とは、第1の空間S1に向けて開口可能であって、係止対象物を通すことが可能な第2の空間S2を形成し、かつ、第2の空間S2を閉じるように互いに重なっている。
The
中間部33は、約2.5cmの内径を形成する半円形状の部分を有する。中間部33が曲げられたことにより、第1連結部34と第2連結部35とは、交差せずにZ方向に延び、かつ、第1の空間S1を介して互いに対向するように配置されている。また、金属製線材30は、中間部33から遠ざかるにつれて第1連結部34と第2連結部35との間隔が小さくなるように曲げられている。
The
金属製線材30は、互いに重なった第1端部31と第2端部32との間を通して係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように弾性変形する。すなわち、金属製線材30は、外力を加えることにより、第1端部31と第2端部32とがY方向において互いに離れるように弾性変形する。また、第1連結部34と第2連結部35とを互いに近づける外力が金属製線材30に対して作用することにより、金属製線材30は、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口するように弾性変形する。図5(A)に示すように、第1端部31と第2端部32とが第2の空間S2を閉じている状態においては、第1端部31の先端面31Aと第2端部32の先端面32Aとが互いに接触する。
The
図6を参照して、係止金具3を係止対象物である紐Rに掛ける工程の一例について説明する。
まず、係止金具3の外部から紐Rを第1の空間S1に通すために、図6(A)に示すように、第1端部31と第2端部32とが互いに離れる外力F1を金属製線材30に加えて、金属製線材30を弾性変形させる。そして、第1端部31と第2端部32との間を通して、第1連結部34と第2連結部35との間に紐Rを移動させ、係止金具3の向きを90°変えることにより、図6(B)に示すように、第1の空間S1に紐Rを通す。第1の空間S1に紐Rを通した後、金属製線材30の復元力によって両端部31,32を互いに近づけて、第1端部31と第2端部32とにより第1の空間S1が閉じた状態とする。次いで、図6(C)に示すように、第1連結部34と第2連結部35とが互いに近づく外力F2を金属製線材30に加えて、金属製線材30を弾性変形させる。そして、第1端部31の先端と第2端部32の先端との間を通して、第1の空間S1から第2の空間S2に紐Rを移動させ、金属製線材30の復元力によって両連結部34,35を互いに離して、第1端部31と第2端部32とにより第2の空間S2が閉じた状態とする。このようにして、図6(D)に示すように、紐Rに係止金具3が掛けられる。
With reference to FIG. 6, an example of the process of hanging the locking metal fitting 3 on the string R that is the locking object will be described.
First, in order to pass the string R from the outside of the locking
本実施形態の係止金具3においては以下の効果が得られる。
(10)第1連結部34と第2連結部35とを互いに近づける外力F2が金属製線材30に対して作用するときは、金属製線材30が弾性変形することにより、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口する。したがって、上記(1)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2に係止対象物を通すことにより係止金具3が係止対象物に掛けられるため、係止対象物から外れにくく、かつ、構成部品が少ない安価な係止金具3を構成することができる。
The following effects are acquired in the
(10) When the external force F2 that brings the first connecting
(11)互いに重なった第1端部31と第2端部32との間を通して紐R等の係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように金属製線材30が弾性変形する。したがって、上記(2)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、長尺の係止対象物の任意の箇所において係止金具3を容易に掛けることができ、外力F1が金属製線材30に対して作用しないときは、係止対象物が第1端部31と第2端部32との間を通して第1の空間S1から抜けないようにすることができる。
(11) The
(12)金属製線材30は、中間部33から遠ざかるにつれて第1連結部34と第2連結部35との間隔が小さくなるように曲げられているため、上記(3)と同様の効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2を小さくすることができる。
(12) Since the
(13)第1端部31と第2端部32とが第2の空間S2を閉じている状態において、第1端部31の先端面31Aと第2端部32の先端面32Aとが互いに接触する。このため、第1端部31と第2端部32とが第2の空間S2を閉じている状態においては、係止対象物が第1端部31と第2端部32との間を通して第2の空間S2から抜けることを確実に防止することができる。また、第1端部31の先端面31Aと第2端部32の先端面32Aとが互いに離れることにより、第2の空間S2を直ちに開口させることができる。
(13) In a state where the
(第4実施形態)
次に、図7及び図8を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。
図7に示すように、係止金具4は、1本の金属製線材40からなる。金属製線材40としては、金属製線材10と同じ丸線を用いることができる。係止金具4は、例えば、X方向において約1.1cmの寸法、Y方向において約2.6cmの寸法、および、Z方向において約7cmの寸法を有する。
(Fourth embodiment)
Next, with reference to FIG.7 and FIG.8, 4th Embodiment of this invention is described.
As shown in FIG. 7, the locking fitting 4 is composed of a
金属製線材40は、一端である第1端部41と、他端である第2端部42と、第1端部41と第2端部42との間に設けられた中間部43とを有し、さらに、第1端部41と中間部43とを連結する第1連結部44と、第2端部42と中間部43とを連結する第2連結部45とを有する。1本の金属製線材40は、第1端部41、第1連結部44、中間部43、第2連結部45、第2端部42の順で連続している。
The
第1端部41および第2端部42は、鉤状に形成されている。鉤状の第1端部41および第2端部42は、第1連結部44と第2連結部45により形成される第1の空間S1(図7(A)参照)を閉じるように、第1の空間S1に向けて曲がっている。第1端部41および第2端部42は、同じ形状を有しており、約0.6cmの内径を有するように円弧状の部分を有する。図7(C)に示すように、第1端部41の先端面41Aを含む部分、すなわち第1端部41の先端は、直線状の第1連結部44を向いている。また、図7(D)に示すように、第2端部42の先端面42Aを含む部分、すなわち第2端部42の先端は、直線状の第2連結部45を向いている。第1端部41と第2端部42とは、第1の空間S1に向けて開口可能であって、係止対象物を通すことが可能な第2の空間S2を形成し、かつ、第2の空間S2を閉じるように互いに重なっている。
The
中間部43は、約2.3cmの内径を形成する半円形状の部分を有する。中間部43が曲げられたことにより、第1連結部44と第2連結部45とは、交差せずにZ方向に延び、かつ、第1の空間S1を介して互いに対向するように配置されている。また、金属製線材40は、中間部43から遠ざかるにつれて第1連結部44と第2連結部45との間隔が小さくなるように曲げられている。また、図7(B)に示すように、中間部43は、第1端部41と第2端部42とが互いに対向する仮想平面P(図7(B)参照)に垂直なY方向に延びている。このため、第1の空間S1のY方向の寸法は、第1の空間S1のX方向の寸法に比べて大きい。
The
金属製線材40は、互いに重なった第1端部41と第2端部42との間を通して係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように弾性変形する。すなわち、金属製線材40は、外力を加えることにより、第1端部41と第2端部42とがY方向において互いに離れるように弾性変形する。また、第1連結部44と第2連結部45とを互いに近づける外力が金属製線材40に対して作用することにより、金属製線材40は、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口するように弾性変形する。図7(A)に示すように、第1端部41と第2端部42とが第2の空間S2を閉じている状態においては、第1端部41と第2端部42とが互いに対向する仮想平面P(図7(B)参照)に垂直な方向から見て、第1端部41の先端と第2端部42の先端とが重なっている。
The
図8を参照して、係止金具4を係止対象物である紐Rに掛ける工程の一例について説明する。
まず、係止金具4の外部から紐Rを第1の空間S1に通すために、図8(A)に示すように、第1端部41と第2端部42とが互いに離れる外力F1を金属製線材40に加えて、金属製線材40を弾性変形させる。そして、第1端部41と第2端部42との間を通して、第1連結部44と第2連結部45との間に紐Rを移動させることにより、図8(B)に示すように、第1の空間S1に紐Rを通す。第1の空間S1に紐Rを通した後、金属製線材40の復元力によって両端部41,42を互いに近づけて、第1端部41と第2端部42とにより第1の空間S1が閉じた状態とする。次いで、図8(C)に示すように、第1連結部44と第2連結部45とが互いに近づく外力F2を金属製線材40に加えて、金属製線材40を弾性変形させる。そして、第1端部41の先端と第2端部42の先端との間を通して、第1の空間S1から第2の空間S2に紐Rを移動させ、金属製線材40の復元力によって両連結部44,45を互いに離して、第1端部41と第2端部42とにより第2の空間S2が閉じた状態とする。このようにして、図8(D)に示すように、紐Rに係止金具4が掛けられる。
With reference to FIG. 8, an example of the process of hanging the locking metal fitting 4 on the string R that is the locking object will be described.
First, in order to pass the string R from the outside of the locking
本実施形態の係止金具4においては以下の効果が得られる。
(14)第1連結部44と第2連結部45とを互いに近づける外力F2が金属製線材40に対して作用するときは、金属製線材40が弾性変形することにより、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口する。したがって、上記(1)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2に係止対象物を通すことにより係止金具4が係止対象物に掛けられるため、係止対象物から外れにくく、かつ、構成部品が少ない安価な係止金具4を構成することができる。
In the locking metal fitting 4 of the present embodiment, the following effects are obtained.
(14) When the external force F2 that brings the first connecting
(15)互いに重なった第1端部41と第2端部42との間を通して紐R等の係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように金属製線材40が弾性変形する。したがって、上記(2)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、長尺の係止対象物の任意の箇所において係止金具4を容易に掛けることができ、外力F1が金属製線材40に対して作用しないときは、係止対象物が第1端部41と第2端部42との間を通して第1の空間S1から抜けないようにすることができる。
(15) The
(16)第1端部41と第2端部42とが第2の空間S2を閉じている状態において、第1端部41と第2端部42とが互いに対向する仮想平面P1に対して垂直な方向から見て、第1端部41の先端と第2端部42の先端とが重なる。このため、上記(5)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2を直ちに開口させないようにすることができる。
(16) With respect to the virtual plane P1 where the
(第5実施形態)
次に、図9および図10を参照して、本発明の第5実施形態を説明する。
図9に示すように、係止金具5は、1本の金属製線材50からなる。金属製線材50としては、金属製線材10と同じ丸線を用いることができる。係止金具5は、例えば、X方向において約2.8cmの寸法、Y方向において約0.6cmの寸法、および、Z方向において約7.8cmの寸法を有する。
(Fifth embodiment)
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 9, the locking
金属製線材50は、一端である第1端部51と、他端である第2端部52と、第1端部51と第2端部52との間に設けられた中間部53とを有し、さらに、第1端部51と中間部53とを連結する第1連結部54と、第2端部52と中間部53とを連結する第2連結部55とを有する。1本の金属製線材50は、第1端部51、第1連結部54、中間部53、第2連結部55、第2端部52の順で連続している。
The
第1端部51および第2端部52は、鉤状に形成されている。鉤状の第1端部51および第2端部52は、第1連結部54と第2連結部55により形成される第1の空間S1(図9(A)参照)を閉じるように、第1の空間S1に向けて曲がっている。第1端部51および第2端部52は、異なる形状を有しており、第1端部51は、約0.5cmの曲率半径で180°折れ曲がった部分を有し、第2端部52は、約2.8cmの内径を有するように円弧状の部分を有する。図9(C)に示すように、第1端部51の先端面51Aを含む部分、すなわち第1端部51の先端は、中間部53を向いている。また、図9(D)に示すように、第2端部52の先端面52Aを含む部分、すなわち第2端部52の先端は、ほぼ直線状の第2連結部55を向いている。第1端部51と第2端部52とは、第1の空間S1に向けて開口可能であって、係止対象物を通すことが可能な第2の空間S2を形成し、かつ、第2の空間S2を閉じるように互いに重なっている。
The
中間部53は、約0.5cmの内径を有する巻きばね状となっている。すなわち、中間部53は、閉じた第3の空間S3が形成されるように、金属製線材50が1周以上巻かれて形成されている。中間部53が曲げられたことにより、第1連結部54と第2連結部55とは、交差せずにZ方向に延び、かつ、第1の空間S1を介して互いに対向するように配置されている。また、金属製線材50は、中間部53から遠ざかるにつれて第1連結部54と第2連結部55との間隔が大きくなるように曲げられている。
The
金属製線材50は、互いに重なった第1端部51と第2端部52との間を通して係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように弾性変形する。すなわち、金属製線材50は、外力を加えることにより、第1端部51と第2端部52とがY方向において互いに離れるように弾性変形する。また、第1連結部54と第2連結部55とを互いに近づける外力が金属製線材50に対して作用することにより、金属製線材50は、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口するように弾性変形する。図9(A)に示すように、第1端部51と第2端部52とが第2の空間S2を閉じている状態においては、第1端部51と第2端部52とが互いに対向する仮想平面P(図9(B)参照)に垂直な方向から見て、第1端部51の先端と第2端部52の先端とが重なっている。
The
図10を参照して、係止金具5を係止対象物である紐Rに掛ける工程の一例について説明する。
まず、係止金具5の外部から紐Rを第1の空間S1に通すために、図10(A)に示すように、第1端部51と第2端部52とが互いに離れる外力F1を金属製線材50に加えて、金属製線材50を弾性変形させる。そして、第1端部51と第2端部52との間を通して、第1連結部54と第2連結部55との間に紐Rを移動させ、係止金具5の向きを90°変えることにより、図10(B)に示すように、第1の空間S1に紐Rを通す。第1の空間S1に紐Rを通した後、金属製線材50の復元力によって両端部51,52を互いに近づけて、第1端部51と第2端部52とにより第1の空間S1が閉じた状態とする。次いで、図10(C)に示すように、第1連結部54と第2連結部55とが互いに近づく外力F2を金属製線材50に加えて、金属製線材50を弾性変形させる。そして、第1端部51の先端と第2端部52の先端との間を通して、第1の空間S1から第2の空間S2に紐Rを移動させ、金属製線材50の復元力によって両連結部54,55を互いに離して、第1端部51と第2端部52とにより第2の空間S2が閉じた状態とする。このようにして、図10(D)に示すように、紐Rに係止金具5が掛けられる。
With reference to FIG. 10, an example of the process of hanging the locking metal fitting 5 on the string R that is the locking object will be described.
First, in order to pass the string R from the outside of the locking
本実施形態の係止金具5においては以下の効果が得られる。
(17)第1連結部54と第2連結部55とを互いに近づける外力F2が金属製線材50に対して作用するときは、金属製線材50が弾性変形することにより、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口する。したがって、上記(1)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2に係止対象物を通すことにより係止金具5が係止対象物に掛けられるため、係止対象物から外れにくく、かつ、構成部品が少ない安価な係止金具5を構成することができる。
The following effects are acquired in the
(17) When the external force F2 that brings the first connecting
(18)互いに重なった第1端部51と第2端部52との間を通して紐R等の係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように金属製線材50が弾性変形する。したがって、上記(2)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、長尺の係止対象物の任意の箇所において係止金具5を容易に掛けることができ、外力F1が金属製線材50に対して作用しないときは、係止対象物が第1端部51と第2端部52との間を通して第1の空間S1から抜けないようにすることができる。
(18) The
(19)金属製線材50は、中間部53から遠ざかるにつれて第1連結部54と第2連結部55との間隔が大きくなるように曲げられている。このため、上記(8)と同様の効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2を大きくすることができる。
(19) The
(20)中間部53は、閉じた第3の空間S3が形成されるように1周以上巻かれた巻きばね状となっている。このため、上記(4)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、係止金具5を2つの係止対象物に掛けることができ、係止対象物が互いに干渉しないようにすることができる。
(20) The
(21)第1端部51と第2端部52とが第2の空間S2を閉じている状態において、第1端部51と第2端部52とが互いに対向する仮想平面P1に対して垂直な方向から見て、第1端部51の先端と第2端部52の先端とが重なる。このため、上記(5)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2を直ちに開口させないようにすることができる。
(21) With respect to the virtual plane P1 where the
(第6実施形態)
次に、図11および図12を参照して、本発明の第6実施形態を説明する。
図11に示すように、係止金具6は、1本の金属製線材60からなる。金属製線材60としては、例えば、金属製線材10と同じ丸線を用いることができる。係止金具6は、例えば、X方向において約2.9cmの寸法、Y方向において約0.6cmの寸法、および、Z方向において約7.2cmの寸法を有する。
(Sixth embodiment)
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 11 and FIG.
As shown in FIG. 11, the locking fitting 6 is composed of a
金属製線材60は、一端である第1端部61と、他端である第2端部62と、第1端部61と第2端部62との間に設けられた中間部63とを有し、さらに、第1端部61と中間部63とを連結する第1連結部64と、第2端部62と中間部63とを連結する第2連結部65とを有する。1本の金属製線材60は、第1端部61、第1連結部64、中間部63、第2連結部65、第2端部62の順で連続している。
The
第1端部61および第2端部62は、鉤状に形成されている。鉤状の第1端部61および第2端部62は、第1連結部64と第2連結部65により形成される第1の空間S1(図11(A)参照)を閉じるように、第1の空間S1に向けて曲がっている。第1端部61および第2端部62は、同じ形状を有しており、約2.4cmの内径を有するように円弧状の部分を有する。図11(C)に示すように、第1端部61の先端面61Aを含む部分、すなわち第1端部61の先端は、第1端部61の円弧状の部分に向けて屈曲している。また、図11(D)に示すように、第2端部62の先端面62Aを含む部分、すなわち第2端部62の先端は、第2端部62の円弧状の部分に向けて屈曲している。第1端部61と第2端部62とは、第1の空間S1に向けて開口可能であって、係止対象物を通すことが可能な第2の空間S2を形成し、かつ、第2の空間S2を閉じるように互いに重なっている。第1端部61と第2端部62とが第2の空間S2を閉じている状態において、第1端部61および第2端部62の先端は、第2の空間S2に向けて折れ曲がっている。
The
また、第1端部61および第2端部62は、第1の空間S1から第2の空間S2に向けて係止対象物を案内することが可能な案内部66,67を有している。第1端部61が有する案内部66は、第1端部61の先端において第1の空間S1を形成する面により構成され、第2端部62が有する案内部67は、第2端部62の先端において第1の空間S1を形成する面により構成される。案内部66,67を第2の空間S2に向けて押したときに、第1連結部64と第2連結部65とを互いに近づける外力が金属製線材60に対して作用する。
Further, the
中間部63は、約2.4cmの内径を形成する半円形状の部分を有する。中間部63が曲げられたことにより、第1連結部64と第2連結部65とは、交差せずにZ方向に平行に延び、かつ、第1の空間S1を介して互いに対向するように配置されている。
The
金属製線材60は、互いに重なった第1端部61と第2端部62との間を通して係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように弾性変形する。すなわち、金属製線材60は、外力を加えることにより、第1端部61と第2端部62とがY方向において互いに離れるように弾性変形する。また、第1連結部64と第2連結部65とを互いに近づける外力が金属製線材60に対して作用することにより、金属製線材60は、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口するように弾性変形する。図11(A)に示すように、第1端部61と第2端部62とが第2の空間S2を閉じている状態においては、第1端部61と第2端部62とが互いに対向する仮想平面P(図11(B)参照)に垂直な方向から見て、第1端部61の先端と第2端部62の先端とが重なっている。
The
図12を参照して、係止金具6を係止対象物である紐Rに掛ける工程の一例について説明する。
まず、係止金具6の外部から紐Rを第1の空間S1に通すために、図12(A)に示すように、第1端部61と第2端部62とが互いに離れる外力F1を金属製線材60に加えて、金属製線材60を弾性変形させる。そして、第1端部61と第2端部62との間を通して、第1連結部64と第2連結部65との間に紐Rを移動させ、係止金具6の向きを90°変えることにより、図12(B)に示すように、第1の空間S1に紐Rを通す。第1の空間S1に紐Rを通した後、金属製線材60の復元力によって両端部61,62を互いに近づけて、第1端部61と第2端部62とにより第1の空間S1が閉じた状態とする。次いで、図12(C)に示すように、案内部66,67に対して紐Rを第2の空間S2に向けて押し当てることにより、第1連結部64と第2連結部65とが互いに近づく外力F2を金属製線材60に加えて、金属製線材60を弾性変形させる。そして、第1端部61の先端と第2端部62の先端との間を通して、第1の空間S1から第2の空間S2に紐Rを移動させ、金属製線材60の復元力によって両連結部64,65を互いに離して、第1端部61と第2端部62とにより第2の空間S2が閉じた状態とする。このようにして、図12(D)に示すように、紐Rに係止金具6が掛けられる。
With reference to FIG. 12, an example of the process of hanging the locking metal fitting 6 on the string R that is the locking object will be described.
First, in order to pass the string R from the outside of the locking
本実施形態の係止金具6においては以下の効果が得られる。
(22)第1連結部64と第2連結部65とを互いに近づける外力F2が金属製線材60に対して作用するときは、金属製線材60が弾性変形することにより、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて開口する。したがって、上記(1)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2の空間S2に係止対象物を通すことにより係止金具6が係止対象物に掛けられるため、係止対象物から外れにくく、かつ、構成部品が少ない安価な係止金具6を構成することができる。
The following effects are acquired in the latching metal fitting 6 of this embodiment.
(22) When the external force F2 that brings the first connecting
(23)互いに重なった第1端部61と第2端部62との間を通して紐R等の係止対象物を第1の空間S1に対して出し入れできるように金属製線材60が弾性変形する。したがって、上記(2)と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、長尺の係止対象物の任意の箇所において係止金具6を容易に掛けることができ、外力F1が金属製線材60に対して作用しないときは、係止対象物が第1端部61と第2端部62との間を通して第1の空間S1から抜けないようにすることができる。
(23) The
(24)第1端部61および第2端部62は、第1の空間S1から第2の空間S2に向けて紐R等の係止対象物を案内することが可能な案内部66,67を有し、係止対象物が、第2の空間S2に向けて案内部66,67を押したときに、第1連結部64と第2連結部65とを互いに近づける外力F2が金属製線材60に対して作用する。このため、案内部66,67に沿って係止対象物を第2の空間S2に向けて動かすことにより、第2の空間S2を開口させて、第1の空間S1から第2の空間S2に係止対象物を容易に移動させることができる。
(24) The
(25)第1端部61と第2端部62とが第2の空間S2を閉じている状態において、第1端部61および第2端部62の先端は、第2の空間S2に向けて折れ曲がっている。このため、第2の空間S2に通された紐R等の係止対象物の動きを、第1端部61および第2端部62の先端により規制することができ、係止対象物が第2の空間S2から第1の空間S1に抜けることを、効果的に抑制することができる。なお、第1端部61および第2端部62の両方の先端が第2の空間S2に向けて折れ曲がる場合だけでなく、第1端部61および第2端部62の一方の先端が、第2の空間S2に向けて折れ曲がる場合にも同様の作用効果が得られる。
(25) In a state where the
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態の構成を適宜変更することもできる。例えば、上記構成を以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせて実施することもできる。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and the configuration of the above-described embodiment can be changed as appropriate. For example, the above configuration can be changed as follows, and the following changes can be combined.
・上記実施形態に記載される第2の空間S2を形成することができるのであれば、金属製線材の第1端部の形状および第2端部の形状を適宜変更してもよい。例えば、図13に示す係止金具6Aにおいても、上記第6実施形態の係止金具6と同様の効果を得ることができる。係止金具6Aは、第6実施形態に比べて先端が緩やかに曲がった第1端部61および第2端部62を有する。また、例えば、上記実施形態における鉤状の第1端部および第2端部は円弧状の部分を有するが、ほぼ三角形状の部分を有してもよい。すなわち、本発明において「鉤状」の形状は、上記実施形態に限定されない。
-As long as 2nd space S2 described in the said embodiment can be formed, you may change suitably the shape of the 1st edge part of a metal wire, and the shape of a 2nd edge part. For example, also in the locking metal fitting 6A shown in FIG. 13, the same effect as that of the locking
・上記実施形態に記載される第1の空間S1を形成することができるのであれば、金属製線材の第1連結部の形状および第2連結部の形状を適宜変更してもよい。また、係止対象物に係止金具を掛けることができるのであれば、上記実施形態に記載される係止金具1〜6の寸法を適宜変更してもよい。すなわち、係止金具の形状は適宜変更してもよく、各空間S1,S2,S3の寸法を適宜変更してもよい。 -As long as 1st space S1 described in the said embodiment can be formed, you may change suitably the shape of the 1st connection part of a metal wire, and the shape of a 2nd connection part. Moreover, as long as a latching bracket can be hung on a latching target object, you may change suitably the dimension of the latching brackets 1-6 described in the said embodiment. That is, the shape of the locking metal fitting may be changed as appropriate, and the dimensions of the spaces S1, S2, and S3 may be changed as appropriate.
・互いに重なる金属製線材の第1端部と第2端部との間隔を大きくして、金属製線材を弾性変形させることなく、第1端部と第2端部との間を通して係止対象物を第1の空間に対して出し入れできるように構成してもよい。 -Enlarge the gap between the first end and the second end of the metal wire that overlap each other, and elastically deform the metal wire without passing through the first end and the second end. You may comprise so that an object can be taken in and out with respect to 1st space.
・上記実施形態に記載された作用効果を得ることができるのであれば、例えば、鉄またはアルミニウム等の金属材料からなる金属製線材により係止金具を形成してもよく、また、金属製線材が、断面形状が非円形である角線であってもよい。すなわち、金属製線材の材質等は適宜変更してもよい。 -If the effect described in the above embodiment can be obtained, for example, the metal fitting made of a metal material such as iron or aluminum may be used to form the locking metal fitting. In addition, the cross-sectional shape may be a non-circular square line. That is, the material of the metal wire may be changed as appropriate.
・上記実施形態のうち、いずれかの実施形態における係止金具が備える構成を、他の実施形態における係止金具に適用してもよい。すなわち、例えば、第1実施形態において中間部23が巻きばね状となる構成を、第3実施形態の中間部33に適用してもよい。
-The structure with which the latching metal fitting in any one embodiment is provided among the said embodiment may be applied to the latching metal fitting in other embodiment. That is, for example, a configuration in which the
・上記実施形態に記載される第2の空間S2から係止対象物が抜けないのであれば、第2の空間は、仮想平面Pに対して垂直な方向から見て、第2の空間S2が第1の空間S1に向けて僅かに開口していてもよい。すなわち、本発明において「閉じる」とは、隣り合う空間において係止対象物の出し入れが規制される状態とすることを意味し、隣り合う空間を完全に仕切ることを意味しない。 If the object to be locked is not removed from the second space S2 described in the above embodiment, the second space S2 is the second space S2 when viewed from the direction perpendicular to the virtual plane P. You may open slightly toward 1st space S1. In other words, in the present invention, “close” means that a state in which the locking object is put in and out of the adjacent space is restricted, and does not mean that the adjacent space is completely partitioned.
1,2,3,4,5,6,6A 係止金具
10,20,30,40,50,60 金属製線材
11,21,31,41,51,61 第1端部
11A,21A,31A,41A,51A,61A 先端面
12,22,32,42,52,62 第2端部
12A,22A,32A,42A,52A,62A 先端面
13,23,33,43,53,63 中間部
14,24,34,44,54,64 第1連結部
15,25,35,45,55,65 第2連結部
66,67 案内部
F1,F2 外力
P 仮想平面
R 紐(係止対象物)
S1 第1の空間
S2 第2の空間
S3 第3の空間
1, 2, 3, 4, 5, 6,
S1 1st space S2 2nd space S3 3rd space
Claims (9)
前記金属製線材は、鉤状に形成された一端である第1端部と、鉤状に形成された他端である第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に設けられた中間部と、前記中間部と前記第1端部とを連結する第1連結部と、前記中間部と前記第2端部とを連結する第2連結部とを有し、
前記中間部が曲げられたことにより、前記第1連結部と前記第2連結部とが、交差せずに、かつ、第1の空間を介して互いに対向するように配置され、
鉤状の前記第1端部および前記第2端部が、前記第1の空間を閉じるように、前記第1の空間に向けて曲がっており、
前記第1端部と前記第2端部とが、前記第1の空間に向けて開口可能であって前記係止対象物を通すことが可能な第2の空間を形成し、かつ、前記第2の空間を閉じるように互いに重なり、
前記第1連結部と前記第2連結部とを互いに近づける外力が前記金属製線材に対して作用することにより、前記第2の空間が前記第1の空間に向けて開口するように前記金属製線材が弾性変形する
ことを特徴とする係止金具。 A locking fitting formed of a single metal wire and hung on a locking object,
The metal wire includes a first end that is one end formed in a bowl shape, a second end that is the other end formed in a bowl shape, and the first end and the second end. An intermediate portion provided therebetween, a first connecting portion that connects the intermediate portion and the first end portion, and a second connecting portion that connects the intermediate portion and the second end portion,
Since the intermediate portion is bent, the first connecting portion and the second connecting portion are arranged so as not to cross each other and face each other through the first space,
The hook-shaped first end and the second end are bent toward the first space so as to close the first space;
The first end portion and the second end portion form a second space that can be opened toward the first space and allow the locking object to pass therethrough; and And overlap each other to close the two spaces,
An external force that brings the first connecting portion and the second connecting portion closer to each other acts on the metal wire, so that the second space opens toward the first space. A locking bracket characterized in that the wire is elastically deformed.
ことを特徴とする請求項1に記載の係止金具。 The metal wire rod is elastically deformed so that the object to be locked can be taken in and out of the first space through the first end and the second end overlapped with each other. Item 2. A locking bracket according to item 1.
ことを特徴とする請求項1または2に記載の係止金具。 The locking according to claim 1 or 2, wherein the metal wire is bent so that a distance between the first connecting portion and the second connecting portion decreases as the distance from the intermediate portion increases. Hardware.
ことを特徴とする請求項1または2に記載の係止金具。 The locking according to claim 1 or 2, wherein the metal wire is bent so that a distance between the first connecting portion and the second connecting portion increases as the distance from the intermediate portion increases. Hardware.
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の係止金具。 The engagement according to any one of claims 1 to 4, wherein the intermediate portion is formed in a wound spring shape that is wound one or more times so as to form a closed third space. Hardware.
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の係止金具。 In a state where the first end portion and the second end portion close the second space, the first end portion and the second end portion are in a direction perpendicular to a virtual plane facing each other. The locking fitting according to claim 1, wherein when viewed, the tip of the first end overlaps the tip of the second end.
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の係止金具。 The front end surface of the first end and the front end surface of the second end are in contact with each other in a state where the first end and the second end close the second space. The locking metal fitting according to any one of claims 1 to 5.
前記係止対象物が前記第2の空間に向けて前記案内部を押したときに、前記第1連結部と前記第2連結部とを互いに近づける外力が前記金属製線材に対して作用する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の係止金具。 The first end portion and the second end portion have a guide portion capable of guiding the locking object from the first space toward the second space,
When the locking object pushes the guide portion toward the second space, an external force that brings the first connecting portion and the second connecting portion closer to each other acts on the metal wire. The locking metal fitting according to any one of claims 1 to 7, wherein:
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の係止金具。 In a state where the first end and the second end close the second space, at least one tip of the first end and the second end is directed toward the second space. The engagement fitting according to any one of claims 1 to 8, wherein the engagement fitting is bent.
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