JP5985683B2 - A sash structure comprising a sash and a net disposed on the sash - Google Patents
A sash structure comprising a sash and a net disposed on the sash Download PDFInfo
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Description
本発明は、サッシおよびサッシに網を配置して構成されるサッシ構造体に関する。 The present invention relates to a sash structure including a sash and a net disposed on the sash.
従来より、防虫網などの網をサッシに取り付けて固定する構造が提案されている(例えば、特許文献1)。 Conventionally, a structure in which a net such as an insect net is attached to a sash and fixed has been proposed (for example, Patent Document 1).
特許文献1で提案される構造においては、防虫網を、サッシに設けられた凹状の溝に入れた状態で、サッシとは別部材の入れ子枠によって溝内に向けて押圧することで、防虫網の固定を行う。
In the structure proposed in
しかしながら、昨今では、より簡易な方法でサッシに網を固定できるようにすることが求められている。特許文献1のサッシでは、網を固定するために、サッシとは別部材の入れ子枠が必要となるため、簡易な方法によりサッシに網を固定するという観点では未だ改善の余地があるといえる。
However, nowadays, it is required to fix the net to the sash by a simpler method. In order to fix the net, the sash of
従って、本発明の目的は、簡易な方法によりサッシに網を固定することができるサッシおよび当該サッシに網を配置して構成されるサッシ構造体を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a sash capable of fixing a net to the sash by a simple method and a sash structure configured by arranging the net on the sash.
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。 In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows.
本発明の一態様によれば、網を受ける凹状の溝を有し、網の一部を溝の中に配置した状態で網を固定するためのサッシであって、溝を形成するように対向して配置された内側面と、内側面のうちサッシにおける内側に近い内側面から、対向する内側面に向かって突出した第1の突起と、第1の突起が設けられた内側面に対向する内側面に設けられ、先端が第1の突起よりも溝の奥側に位置するようにして突出した第2の突起とを備える、サッシを提供する。 According to one aspect of the present invention, there is a sash having a concave groove for receiving a net, and fixing the net in a state where a part of the net is disposed in the groove, facing each other so as to form the groove. Of the inner surface, the first protrusion protruding from the inner surface near the inner side of the sash toward the inner surface facing the inner surface, and the inner surface provided with the first protrusion. A sash is provided that includes a second protrusion provided on an inner surface and protruding such that a tip is located on the deeper side of the groove than the first protrusion.
本発明のサッシおよびサッシに網を配置して構成されるサッシ構造体は、簡易な方法によりサッシに網を固定することができる。 The sash structure and the sash structure configured by arranging the net on the sash according to the present invention can fix the net to the sash by a simple method.
以下、本発明のサッシおよびサッシに網を配置して構成されるサッシ構造体に係る実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本発明のサッシおよびサッシ構造体は、以下の実施の形態に記載した構成に限定されるものではない。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a sash structure according to the present invention and a sash structure configured by arranging a net on a sash will be described with reference to the accompanying drawings. The sash and the sash structure of the present invention are not limited to the configurations described in the following embodiments.
(実施の形態)
図1、2、3を用いて、サッシ1、網2、並びに、サッシ1に網2を配置して構成されるサッシ構造体3についてそれぞれ順に説明する。図1は、実施の形態にかかるサッシ1の正面図を示す。図2は、実施の形態にかかる網2の正面図を示す。図3は、図1のサッシ1に図2の網2を配置して構成されるサッシ構造体3の正面図を示す。
(Embodiment)
The
図1に示されるサッシ1は、図2に示す網2を取り付けるための枠である。サッシ1は、建物などに固定されて使用される固定式の窓枠であってもよく、あるいは、サッシ1自体が水平方向にスライド可能な可動式の網戸であってもよい。
A
図1に示すように、サッシ1は、内縁6と外縁7とを有する。本実施の形態では、サッシ1の内縁6および外縁7はともに長方形状の枠を構成している。サッシ1は内縁6を有することで、その内側に通風空間5を形成している。当該通風空間5を通じて、サッシ1が取り付けられた建物の内外で通気を行うことができる。
As shown in FIG. 1, the
サッシ1にはさらに、内側に窪んだ凹状の溝4が形成されている。具体的には、内縁6と外縁7との間に、内縁6および外縁7と同様の長方形状である溝として溝4が形成されている。溝4は後述するように、網2を固定するための固定構造を形成している。
The
図2に示す網2は、サッシ1に配置および固定して使用される網である。網2は例えば、防虫網として機能する。本実施の形態における網2は、網部9と、固定用端部10と、つまみ部11とを備える。網部9は、メッシュ状に編み込まれたシートである。本実施の形態では、網部9を略長方形状に構成している。網部9の具体例としては例えば、個々の隙間の大きさが1.4mmの18メッシュなどが使用される。固定用端部10は、網部9の周囲(コーナー部を除く)に設けられた、網2の端部である。固定用端部10は、前述したサッシ1の溝4内に配置される部分に相当する。本実施の形態における固定用端部10は、網部9の周囲部分を、網部9よりも剛性の高いテープ状部材(例えばポリエステル)で挟んで固着することにより形成される。つまみ部11は、ユーザが網2の取り外し等の動作を行うためのつまみ部分である。本実施の形態では、網部9と固定用端部10の境界部から突出した突出部としてつまみ部11が設けられている。
A
図2で示した網2の固定用端部10を図1で示したサッシ1の溝4内に配置した状態を図3に示す。図3に示すように、網2をサッシ1に配置して固定することにより、サッシ1の通風空間5を塞ぐように網2が張られる。これにより、通風空間5を通じた物体の通過等を防ぐことができる。
FIG. 3 shows a state in which the
次に、サッシ1の溝4による網2の固定構造について、図4、5を用いて説明する。図4は、図1のA−A断面を示し、図5は、図3のB−B断面を示す。
Next, the structure for fixing the
図4に示すように、サッシ1は、サッシ面(サッシ1の表面)12a−12dおよび突起13a、13bを備える。
As shown in FIG. 4, the
第1のサッシ面12aは、サッシ1に張られた状態の網2を支持する支持面である。第1のサッシ面12aは、通風空間5に隣接するとともに、鉛直方向沿いに延びるように設けられている。第2のサッシ面12bは、第1のサッシ面12aに隣接して配置された面であり、第1のサッシ面12aに対して略垂直に延びている。第2のサッシ面12bは、溝4を形成するサッシ1の内側面に相当する。第3のサッシ面12cは、第2のサッシ面12bに隣接して配置された面であり、第2のサッシ面12bに対して略垂直に延びている。このように設けられた第3のサッシ面12cは、溝4の底面を構成する。第4のサッシ面12dは、第3のサッシ面12cに隣接して配置された面であり、第3のサッシ面12cに対して略垂直に延びている。このように設けられた第4のサッシ面12dは、第2のサッシ面12bに対向するとともに、第2のサッシ面12bと略平行となる。第4のサッシ面12dは、第2のサッシ面12bと同様に、溝4を形成するサッシ1の内側面に相当する。ここで、第2のサッシ面12bは、サッシ1の内側面のうち、サッシ1の内側(通風空間5側)に近い内側面であるのに対して、第4のサッシ面12dは、サッシ1の外側に近い内側面に相当する。図4に示すように、第2のサッシ面12b、第3のサッシ面12cおよび第4のサッシ面12dが主に網2の固定構造を構成している。
The
このようなサッシ1の溝4による網2の固定構造にはさらに、第1の突起13aと、第2の突起13bとが設けられている。
Such a fixing structure of the
第1の突起13aは、第1のサッシ面12aと第2のサッシ面12bとの境界部であって、溝4の入口部分に設けられた突起である。本実施の形態における第1の突起13aは、第2のサッシ面12bから略垂直に立ち上がるとともに、対向する第4のサッシ面12dに向かって突出するように設けられている。本実施の形態における第1の突起13aの先端は、湾曲形状の断面を有するように形成されている(例えば、曲率半径が0.2mmの円弧形状断面)。
The
第2の突起13bは、第2のサッシ面12bに対向する第4のサッシ面12dから突出した突起である。本実施の形態における第2の突起13bは、その先端が第1の突起13aよりも溝4の奥側(第3のサッシ面12cに近い側)に位置するように、第4のサッシ面12dから突出している。さらに本実施の形態では、第2の突起13bを斜め下方に突出させており、その突出方向を第4のサッシ面12dに対して45度となるように設定している。すなわち、第2の突起13bは、サッシ1に張られた状態の網2が延在する平面(図1−3の紙面に平行な面)に垂直な方向である溝4の奥行き方向Cに対して45度の角度を成すように突出している。なお本実施の形態では、第1の突起13aの先端と同様に、第2の突起13bの先端も湾曲形状の断面を有するように形成されている(例えば、曲率半径が1mmの円弧形状断面)。本実施の形態ではさらに、溝4の奥行き方向Cから見たときに、第1、第2の突起13a、13bの先端の位置が互いに一致するように配置している(図4における1点鎖線Dを参照)。
The
このような構成によれば、図5に示されるように溝4の中に網2の固定用端部10を配置した状態において、固定用端部10を溝4から抜けないように固定することができる。具体的には、図5に示す状態において、例えば網2をサッシ1の内側(通風空間5側)に向かって引くように外力がかかることが想定される(矢印E)。この場合、固定用端部10における溝4の入口部分に近い側の一端が第1の突起13aの先端に引っ掛かり、係止される(F部)。ここからさらに網2を引くと、第1の突起13aに係合している先端を支点として、固定用端部10は外側に向かって回転しようとする(矢印G)。一方で、固定用端部10を挟んで第1の突起13aと反対側には第2の突起13bが設けられており、第2の突起13bの先端は、第1の突起13aよりも溝4の奥側に配置されている。よって、固定用端部10が外側に向かって回転しようとしても、第2の突起13bによってその移動が規制される(H部参照)。これにより、固定用端部10は溝4内にて固定されることとなる。このような原理により、固定用端部10を溝4内に固定して抜けないようにすることができる。当該固定構造によれば、サッシ1とは別の部材を用いなくともサッシ1に網2を固定することができるため、簡易な方法により網2を固定することができる。
According to such a configuration, the fixing
図4の符号Dで示すように、第1、第2の突起13a、13bの先端の位置は溝4の奥行き方向Cから見たときに互いに一致するように配置されているが、図5に示すように、溝4内に配置される固定用端部10および網部9は厚みを有しているため、奥行き方向Cに対して平行ではなくやや傾斜した状態となる。第1の突起13aの先端から、溝4の底面を構成している第3のサッシ面12cまでの奥行き方向Cの距離を、固定用端部10の長さ以上に設定することで、固定用端部10を第1の突起13aの先端でより確実に係止することができる。
As shown by reference sign D in FIG. 4, the positions of the tips of the first and
当該固定構造においては、第1の突起13aおよびその反対側から延びる第2の突起13bを設けることにより、固定用端部10を溝4内に固定するようにしている。特に、第1、第2の突起13a、13bの先端の位置を、溝4の奥行き方向Cから見たときに互いに一致するように配置しているため、固定用端部10をより確実かつ安定的に溝4内から抜けないように固定することができる。
In the fixing structure, the fixing
なお、溝4から固定用端部10を取り外す際には、前述したつまみ部11を掴んで、サッシ1の外側(矢印Eの反対方向)に向けて網2を引くことで、固定用端部10を第1の突起13aとの係合から解除して取り外すことができる。
When the fixing
上述したように、本実施の形態におけるサッシ1は、網2を受ける凹状の溝4を有し、網2の一部を溝4の中に配置した状態で網2を固定するためのサッシ1であって、溝4を形成するように対向して配置された内側面(第2のサッシ面12b、第4のサッシ面12d)と、内側面のうちサッシ1における内側に近い内側面(第2のサッシ面12b)から、対向する内側面(第4のサッシ面12d)に向かって突出した第1の突起13aと、第1の突起13aが設けられた内側面(第2のサッシ面12b)に対向する内側面(第4のサッシ面12d)に設けられ、先端が第1の突起13aよりも溝4の奥側に位置するようにして突出した第2の突起13bとを備える。このような構成によれば、固定用端部10を溝4内に配置した状態で、網2をサッシ1の内側に引くように外力が付与された場合に第1の突起13aの先端と係合した固定用端部10が回転しようとしても、第2の突起13bによりその回転移動が規制されるため、固定用端部10を溝4内に固定することができる。このように、サッシ1とは別の部材を用いなくともサッシ1に網2を固定することができるため、簡易な方法により網2を固定することができる。
As described above, the
また本実施の形態では、溝の奥行き方向Cから見たときに、第1および第2の突起13a、13bの先端の位置は互いに一致するように配置されている(図4の1点鎖線D参照)。このような構成によれば、(溝4内に固定用端部10を配置するための)第1、第2の突起13a、13b間のスペースを広く確保することができるため、固定用端部10を溝4から抜けないようにするだけでなく、溝4内に固定用端部10を容易に配置・取付できるようにすることができる。すなわち、サッシ1に対する網2の取り付けの容易性と、不用意な網2の取り外しの防止度合いとのバランスを良好に保つことができる。
Further, in the present embodiment, when viewed from the depth direction C of the groove, the positions of the tips of the first and
また本実施の形態では、第1の突起13aを溝4の入口部分に設けている。これにより、第1の突起13aを第2のサッシ面12bの途中から突出させて形成するような場合に比べて、網2の固定用端部10を第1の突起13aの先端により確実に引っ掛けて係止させることができる。さらに、第1の突起13aを成型する際には、第1のサッシ面12aを延長することで第1の突起13aを形成することができるため、第2のサッシ面12bの途中から突出させて形成する場合に比べて、第1の突起13aを容易に作成することができる。
In the present embodiment, the
また本実施の形態では、第2の突起13bを溝4の奥側に向かって突出するように設けている。このような構成によれば、溝4内において網2の固定用端部10が第1の突起13aと係合した状態で外側に向かって回転しようとする場合にも、その回転をより確実に規制することができるため、網2をより確実かつ安定的にサッシ1に固定することができる。
In the present embodiment, the
また本実施の形態では、第2の突起13bを溝4の奥行き方向Cに対して45度の角度を成すように突出させている。このような構成によれば、溝4内において網2の固定用端部10が第1の突起13aと係合した状態で外側に向かって回転しようとする場合に、その回転をより確実に規制することができるため、網2をより確実かつ安定的にサッシ1に固定することができる。
In the present embodiment, the
また本実施の形態では、第1の突起13aの先端を湾曲形状としている。このような構成によれば、第1の突起13aの先端が鋭利な形状である場合に比べて、固定用端部10を溝4内に配置して固定する際に、固定用端部10が第1の突起13aの先端で傷付くことを抑制することができる。さらに本実施の形態では、製造上の観点では最も小さい曲率半径とされている0.2mmの曲率半径として形成することにより、固定用端部10を第1の突起13aの先端からより外れにくくすることができる。
In the present embodiment, the tip of the
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。例えば、本実施の形態では、溝4の奥行き方向Cから見たときに、第1、第2の突起13a、13bの先端の位置が互いに一致するように配置したが、このような場合に限らない。例えば、第1および第2の突起13a、13bが溝4の奥行き方向Cに沿って重なっている場合であっても、重ならない場合であっても、網2を溝4内に固定することができる。この点に関して図6、7を用いて説明する。
Although the present invention has been described with reference to the above-described embodiments, the present invention is not limited to the above-described embodiments. For example, in the present embodiment , the first and
図6、7は、第1の突起13a(図示せず)の先端にて係止された状態の固定用端部10から第2の突起13b(図示せず)に作用する力を表す概略的な模式断面図である。図6に示す例は、固定用端部10が溝4の入口側から奥側に向かって第2のサッシ面12b側(サッシ1の内側)に傾斜している場合を示す。図6に示す状態が実現される構成としては、前述した実施形態のように、溝4の奥行き方向Cから見たときに、第1の突起13aと第2の突起13bの先端の位置が互いに一致する場合や、溝4の奥行き方向Cに沿って第1の突起13aおよび第2の突起13bが互いに重なる場合、あるいは僅かに離れている場合が挙げられる。図7に示す例は、固定用端部10が溝4の入口側から奥側に向かって第4のサッシ面12d側(サッシ1の外側)に傾斜している場合を示す。図7に示す状態が実現される構成としては、溝4の奥行き方向Cに沿って第1の突起13aと第2の突起13bが互いに重ならず、鉛直方向(図7における左右方向)に所定以上の間隔を空けて配置される場合が挙げられる。
FIGS. 6 and 7 are schematic views showing the force acting on the
図6に示す例では、固定用端部10から第2の突起13bに作用する力F1の向きは、固定用端部10の表面に対して垂直な方向として、サッシ1の外側かつ溝4の奥側に向かう方向である。力F1は、鉛直成分F1aと、水平成分F1bとに分解される。水平成分F1bは、溝4の奥側に向かう方向である。このように水平成分F1bが溝4の奥側に向かう方向であるため、溝4の奥側に向かうように作用するため、固定用端部10は溝4から抜けにくい状態となる。一方で、図7に示す例では、固定用端部10から第2の突起13bに作用する力F2の向きは、固定用端部10の表面に対して垂直な方向として、サッシ1の外側かつ溝4の入口側に向かう方向である。力F2は、鉛直成分F2aと、水平成分F2bとに分解される。水平成分F2bは、溝4の入口側に向かう方向である。このように水平成分F2bが溝4の入口側に向かう方向であるため、固定用端部10は溝4の入口側に向かうように作用する。図7に示すような場合であっても、第2の突起13bを設けているため、網2を溝4内に固定することができるが、溝4から固定用端部10をより抜けにくくするという点では、図6に示す状態の方が図7に示す状態よりも優れている。このような事情に鑑み、第1、第2の突起13a、13bの突出長さを調整して、溝4内における固定用端部10の固定姿勢を定めるようにしてもよい。
In the example shown in FIG. 6, the direction of the force F <b> 1 acting on the
また本実施の形態では、網2に固定用端部10を設けるとともに、固定用端部10を溝4内に配置することで網2をサッシ1に固定する場合について説明したが、このような場合に限らない。固定用端部10を有しない網であっても、上述した本実施の形態におけるサッシ1を用いて固定することができる。具体的には、図8に示すように、固定用端部を有しない網14をサッシ1の溝4上に張った状態において、サッシ1とは別部材の留め具15により網14を溝4内に押し付けて固定することができる。このような方法により、固定用端部を有しない網14をサッシ1に固定することができる。本実施の形態におけるサッシ1は、固定用端部10を有する網2に対して適用可能である一方、固定用端部を有しない網14にも適用可能であり、適用範囲が広く、高い利便性を有する。
Further, in the present embodiment, a case has been described in which the fixing
また本実施の形態では、網部9の周囲部分を、網部9よりも剛性の高いテープ状部材(例えばポリエステル)で挟んで固着することにより固定用端部10を形成する場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、網部9の周囲部分を挟むのではなく片側のみにテープ状部材を固着させることにより、固定用端部10を形成してもよい。
Further, in the present embodiment, the case where the fixing
本発明は、窓を受けるためのサッシおよびサッシに網を配置して構成されるサッシ構造体であれば適用可能である。 The present invention can be applied to any sash structure configured by arranging a sash for receiving a window and a net in the sash.
1 サッシ
2 網
3 サッシ構造体
4 溝
5 通風空間
6 内縁
7 外縁
9 網部
10 固定用端部(テープ状部材)
11 つまみ部
12a 第1のサッシ面
12b 第2のサッシ面(内側面)
12c 第3のサッシ面
12d 第4のサッシ面(内側面)
13a 第1の突起
13b 第2の突起
14 網
15 留め具
DESCRIPTION OF
11
12c
13a
Claims (5)
溝を形成するように対向して配置された内側面と、
内側面のうちサッシにおける内側に近い内側面から、対向する内側面に向かって突出した第1の突起と、
第1の突起が設けられた内側面に対向する内側面に設けられ、先端が第1の突起よりも溝の奥側に位置するようにして突出した第2の突起とを備え、
溝の奥行き方向から見たときに、第1および第2の突起の先端の位置が互いに一致するように配置される、あるいは、第1および第2の突起は、溝の奥行き方向に沿って互いに重なるように配置される、サッシ。 A sash for fixing the net with a concave groove for receiving the net, with a portion of the net disposed in the groove,
Inner surfaces arranged opposite to form a groove;
A first protrusion protruding from the inner surface of the inner surface close to the inner side of the sash toward the opposite inner surface;
A second protrusion that is provided on an inner surface that faces the inner surface provided with the first protrusion and protrudes so that the tip is located on the deeper side of the groove than the first protrusion ;
When viewed from the depth direction of the groove, the tips of the first and second protrusions are disposed so that the positions of the first and second protrusions coincide with each other. Alternatively, the first and second protrusions are arranged along the depth direction of the groove. The sash is arranged to overlap .
サッシの溝に端部が配置された状態でサッシに固定される網と、を備え、
網の端部には、網における端部以外の部分よりも高い剛性を有するテープ状部材が固着されており、当該テープ状部材は、サッシの溝内において第1の突起の先端にて係止されるとともに、第2の突起によって回転移動が規制される、サッシ構造体。 A sash according to any one of claims 1 to 4 ,
A net fixed to the sash with the end portion disposed in the groove of the sash,
A tape-like member having higher rigidity than that of the portion other than the end portion of the net is fixed to the end of the net, and the tape-like member is locked at the tip of the first protrusion in the groove of the sash. And a sash structure in which rotational movement is restricted by the second protrusion.
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