JP2015020142A - 殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の流入口と流出口とを有する殺菌装置において、液体と空気が混ざってうずまき状の流れを形成することを防ぎ、かつ、液体による殺菌装置の槽壁及び殺菌槽内の機器の破損を防止することができ、紫外線ランプによる殺菌効率を向上するように改良された殺菌装置を提供する。【解決手段】液体の流入口と流出口とを有する殺菌槽と、複数本の紫外線ランプとよりなり、流入口より殺菌槽に流入した液体が紫外線ランプの間の間隙を通って流れ、流出口より液体を供給する装置で、液体が紫外線ランプの間を通過する際にランプよりの紫外線による照射を受けて微生物を死滅させるようにした殺菌装置において、流入口と流出口がそれぞれ管状部を有し、管状部の殺菌槽内方の端部を塞ぎ、管状部の側面部に複数の孔を形成した。【選択図】図1

Description

本発明は、水や湯の殺菌装置に関するもので、特に循環式風呂等にて用いられる殺菌装置に関するものである。
本発明の発明者は、災害時等の汚染された水や、水質の悪い地域での汚れた水を洗浄、殺菌することにより、飲料水や医療用高純度水にする方法、装置を開発して特願2002−278300号として出願した(特開2003−245664号公報参照)。それは、各種フィルターを用いて土砂類のほか化学物質等を除去して無害化すると共に、これらフィルターにては除去し得ない細菌類を含む微生物を、紫外線を照射して殺菌しあるいは無害化することにより、飲料水はもとより、医療現場等にて用い得る高純度の水を得ることを目的としている。
大規模な浄化装置を経て供給される水道水も、ビルやアパートの屋上に設置された水タンクに貯えられた水も大腸菌などの細菌類が発生して、飲用水として利用するには不適な状態を作り出す場合がある。この際、本紫外線装置を使用することによって完全な飲料水を提供することができるのである。
本発明は、温泉場や健康ランド等における風呂の湯や、多くの子供たちが利用する競泳用プールやレジャーランドのプール、アオコが多く発生する池や湖等の浄化、殺菌を目的とする殺菌装置に関するものであり、また、汚染された水を殺菌して飲料用の水とするために用いることもできる。特に、多量の塩素による殺菌を行なう場合は、人体や皮膚への悪影響も報告されており、全く害のない紫外線による殺菌は、効果の高い技術である。
本発明の装置において対象となる健康ランドや温泉の湯等は、比較的透明度が低く、特に紫外線は混入される不純物の粒子による散乱等によりその透過度は低い。そのために、単に紫外線ランプを配置して湯等の液体に紫外線を照射しても、液体中に混入されている菌を死滅させることはもちろん、無害化させることも困難である。
風呂の湯、特に温泉においては、飲用を目的としないために飲料水に比べてフィルターによる浄化がそれほど重要ではない。そればかりか、温泉水はさまざまな成分のものであるが、身体によいとされる物質、成分が多量に混入されており、そのために、透明度が低い。そのため、これら物質、成分や汚れ等は、前記飲料水を対象とした浄化、殺菌装置にて用いられているような各種フィルターを組み合わせ配置することにより除去でき、液体の透明度を高くすることは容易である。しかし、この方法によれば、温泉等にて有効な物質や成分も除去してしまうため好ましくない。
本発明の発明者は、温泉水等における各種の物質、成分を除去することなく水分中の微生物、細菌類を死滅あるいは無害化するようにした殺菌装置を開発して特願2003−61024号として出願した(特開2004−267401号公報参照)。
この装置は、殺菌すべき湯等の液体を流す流路中に比較的接近させて複数の紫外線ランプを配置したものである。そして、流入側より液体を流入させ紫外線ランプの間を通って液体が流れる間に紫外線の照射を受けて有害微生物、最近特に問題になっているレジオネラ菌やクリプトスポリジウム等を死滅あるいは無害化するようにした。実際には、流路等に設けられた流入口と流出口とを有する殺菌槽で、流入口から流出口へ向けて流れる液体のその流れに対して直角な方向に、1列に並べて複数の紫外線ランプを配列したもので、液体がこれら紫外線ランプ間を流れる際に紫外線の照射を受けるようにしたものである。しかも各紫外線間の間隔を液体が不透明であることを考慮しても十分紫外線が透過し得る距離で、しかも液体の供給量、循環量を考慮しても実用化の可能な間隔に設定することにより、十分な殺菌あるいは無害化を可能にしたものである。
また、この殺菌装置は、殺菌槽の側壁に液体の流れの方向に沿って次第に内側に突出する斜面、つまり流入口側から流出口側に向けて槽内部に突出する斜面を形成し、また、殺菌槽の底部に、液体の流れの方向に向けて次第に上昇する形状の斜面、つまり流入口側から流出口側に向け上昇する斜面を設けている。これにより、側壁や底部に沿って流れる液体を槽の中央部の方向へと流れを変化させ、かつ液体の流れに乱流を起こさせて、紫外線による殺菌効果を増大することを意図している。また、底部付近の殺菌効果をより高めるために、底部に設ける斜面に小孔を設けることもできる(特開2009−279510号公報参照)。
特開2003−245664号公報 特開2004−267401号公報 特開2009−279510号公報
このような構成を有する殺菌装置においては、流入口から殺菌すべき水または湯等の液体を流入する際及び、流出口から殺菌済みの液体を流出する際に、流入口や流出口の管状部分の底面から空気が入り流入口または流出口内の液体と混ざり合ってうずまき状の流れを管状部分内で形成してしまう。また、流入口の管状部分から落下する液体によって、槽の底部を破損するおそれがある。
本発明は、液体の流入口と流出口とを有する、殺菌装置において、液体と空気が混ざってうずまき状の流れを形成することを防ぎ、かつ、液体による殺菌装置の槽壁及び殺菌槽内の機器の破損を防止することができるように改良した、殺菌装置を提供する。
また、本発明は、紫外線ランプを有する殺菌装置において、紫外線ランプによる殺菌効率を向上するように改良された殺菌装置を提供する。
更に、本発明は、殺菌装置に用いられる紫外線ランプの破損を防止する紫外線ランプの保持構造を提供する。
本発明の殺菌装置は、液体の流入口と流出口とを有する殺菌槽と、前記殺菌槽内に液体の流れる方向に対しほぼ直角方向に所望の間隔をおいて並んで少なくとも1列配置された複数本の紫外線ランプとからなり、前記流入口より殺菌槽に流入した液体が前記各紫外線ランプの間の間隙を通って流出口より流出し、この通過の間に乱流をおこし、液体が紫外線ランプの間を通過する際に紫外線ランプの紫外線による照射を受けて微生物を死滅させるようにした殺菌装置であって、前記流入口と前記流出口がそれぞれ管状部を有し、該管状部の殺菌槽内方の端部を空気が入らないように塞ぎ、該管状部の側面部に複数の孔を形成したことを特徴とする。
本発明の殺菌装置においては、管状部の側面部に形成した複数の孔の大きさを大きくすることが好ましい。
本発明の殺菌装置においては、管状部の側面部に形成した複数の孔は、紫外線ランプと対向する部分には設けないことが好ましい。
また、本発明の殺菌装置においては、殺菌槽の両側面に液体の流れる方向に沿って次第に槽内部に向けて突出する斜面を設け、該突出する斜面が、該液体の流れる方向において紫外線ランプの設置位置に設けられていることが好ましい。
また、本発明の殺菌装置においては、液体の流れる方向に対しほぼ直角方向に所望の間隔をおいて1列に並び配置された複数本の紫外線ランプが殺菌槽の液体流れ方向に沿った側面と対向するように配置されていることが好ましい。
更に、本発明の殺菌装置においては、流入口と流出口を殺菌槽に複数設けることが好ましい。
更に、本発明の殺菌装置においては、流入口と流出口が、複数の分岐した管状部を有することが好ましい。
本発明の殺菌装置によれば、流入口及び流出口の管状部の殺菌槽内方の端部を塞ぎ、管状部の側面部に複数の孔を形成しているので、流入口や流出口に空気が入りこんで、うずまき状の流れを形成することを防止できる。また、流入口の管状部分から落下する液体によって、殺菌装置の槽壁及び殺菌槽内の機器が破損することを防止できる。
また、本発明の殺菌装置によれば、殺菌槽の側面に、紫外線ランプの設置位置に合せて、槽内方へ向かって突出する斜面を設けているので、側面近傍の液体の流れを紫外線ランプに向けて変化させ、槽内の液体がより高い確率で紫外線ランプの照射を受けるようになる。これにより、紫外線ランプによる殺菌効率が向上する。
本発明の実施例の正面図 前記実施例の側面図 前記実施例の平面図 本発明の殺菌装置の流入口と紫外線ランプの一部を拡大して示す斜視図で、(A)は、流入口と紫外線ランプの位置関係を示す図、(B)は、流入口に設けられた孔と管端部の関係を説明する図、(C)は、本発明による流入口の他の実施例を示す図 本発明にて用いる斜面の拡大図並びに液体の流れを示す図 本発明の実施例における斜面近傍の液体の流れを示す図 前記斜面を裏面より見た図および液体の流れを示す図 本発明の石英保護管用ストッパを示す図で、紫外線ランプを石英保護管によって非接触状態に包囲して、石英保護管と共に殺菌装置天板に固定した状態を示す図で、(A)は側断面図、(B)は平面図、(C)は石英保護管用ストッパを取り除いた状態の平面図、(D)は紫外線ランプのU字形状を示す矢視図 本発明の他の実施例の平面図 本発明の他の実施例の平面図 本発明の他の実施例の平面図 本発明の他の実施例の平面図
次に、本発明による殺菌装置の実施の形態を図面を参照しながら、実施例に基いて説明する。
図1、図2、図3は、本発明の殺菌装置の実施例を示すもので、これらの図は殺菌装置内部を示すもので、図1が正面図、図2が側面図、図3が平面図である。また、図4は、本発明の殺菌装置の流入口と紫外線ランプの一部を拡大して示す斜視図で、(A)は、流入口と紫外線ランプの位置関係を示す図、(B)は、流入口に設けられた孔と管端部の関係を説明する図である。
これら図において、101は殺菌装置の殺菌槽100の流入口(殺菌すべき水または湯等の液体を殺菌槽内に流入させるための流入口)、104は流出口、111、112、113、114、115、116は紫外線ランプである。液体は、流入口101から殺菌槽100内に流入し、紫外線ランプ111〜116の照射を受けて殺菌されて、殺菌槽100における流入口101とほぼ対角線上に対向する位置に設けられた流出口104から流出するようになっている。
この実施例では、3本の紫外線ランプ111、112、113が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、他の3本の紫外線ランプ114、115、116が一定間隔をおいて並んで配置され、合計2列6本の紫外線ランプが配置されている。また、紫外線ランプは、U字管タイプでU字が殺菌装置の液体流れ方向(図3の矢印A方向)に沿った側面と対向するように設けられている。
殺菌槽100の側壁109には、液体の流れる方向に沿って次第に殺菌槽内部に向けて突出する斜面109Aが、液体流れ方向において紫外線ランプの設置位置と一致するように設けられている(図3参照)。また、殺菌槽100の底部106には、液体流れ方向に沿って上方に向かう斜面105が設けられ、この斜面105の底部106との境界107には複数の孔105Aが形成されている(図5参照)。
本実施例による殺菌装置の流入口101の構成について、図4を参照して、以下に詳細に説明する。
流入口101は、L字状に曲げた形状であって、外部の水源に接続する入口部101aと殺菌層100下部へ向けて延びる管状部101bとからなる。管状部101bの底面101cは塞がれており、液体が通過できないようになっている。また、管状部101bの側面には直径rの円形の孔102が多数設けられている。図4(A)のIで示す、最も近い紫外線ランプ114と対向する領域には、孔102は設けられていない。また、孔102は、その直径rが管状部101bの直径Rよりは小さく、その開口面積の合計が、管状部101bの断面積の2倍以上となるように設定されている。本実施例においては、管状部の直径Rは100mm、孔102の直径rは20mmとしたが、孔102の直径rは15mmから20mmであることが望ましい。
このように構成された流入口101においては、管状部101bの底面101cが塞がれているために、空気の混入によるうずまき状の液体の乱流の形成や、落下する液体による殺菌槽の底部や内部の機器の破損を防止することができる。
この実施例の殺菌装置において、殺菌すべき液体を流入口101より流入させると、液体は流入口101の管状部101bに形成された多数の孔102より殺菌槽100内に送り込まれる。ここで流入口101より殺菌槽100内に送られる液体は、多数の孔102から分散された状態で勢いよく流入される。また、管状部101bの底面101cが塞がれており、最も近い紫外線ランプ114と対向する領域Iには、孔102は設けられていないため、殺菌槽100の底部や紫外線ランプ114には、直接、勢いよく水流がぶつかることはない。従って、底部や紫外線ランプ114を破損する心配がない。
この槽内を流れる液体は、槽内に配置された紫外線ランプ111、112、113、114、115、116より発する紫外線の照射を受けて、液体内の細菌が、殺菌される。その後、流出口104の上下方向を向いた管状部104bの側面に設けられた孔を通って出口部104aより流出する。流出口104の底面104cも、空気を混入を防ぐために、流入口101同様に塞がれている。また、流出口104の管状部104bに設けられた孔も、流入口101と同様の構成を有している。
ここで、殺菌槽100内を流れる液体は紫外線ランプの照射により殺菌されるわけであるが、この殺菌効率を向上するために、本発明においてはさまざまの改良を施している。まず、紫外線ランプの照射効率を考慮して、本発明においては、U字管タイプの紫外線ランプを採用し、U字が殺菌槽100の液体流れ方向Aに沿った側面と対向するように配置している。このような配置とすることによって、殺菌槽100内を流れる液体への紫外線の照射頻度が増えることになり、殺菌効率を上げることができる。
また、殺菌槽100の側壁108、109に沿った液体の流れや、底部106に沿った液体の流れは、紫外線ランプの照射を受けにくく、そのため液体内の細菌が殺菌されないおそれがある。しかしながら、本発明によれば、側壁108、109の紫外線ランプの設置位置に殺菌槽100内部に向けて突出する斜面108A、109Aを設け、底部106に液体の流れの方向に沿って上方に向かう斜面105を設けている。これにより、紫外線ランプの照射を受けにくい部分の流れを、紫外線ランプの方へ向けて、確実に殺菌できるようにしている。以下、斜面108A、109Aと105について詳細に説明する。なお、斜面108Aと斜面109Aは同一構造であるため、以下では、側壁109に設けた斜面109Aについてのみ説明する。
側壁109に設けた斜面109Aにおいては、側面109となす角度αが大き過ぎると、液体の流れ方向の変化が少なく乱流ができにくくなってしまい、液体を紫外線ランプへ向ける効果が少ない。また、小さすぎると、斜面に当たった液体の流れの方向が戻る方向となってしまう。このようなことから、斜面109Aは、角度αが105度から110度であり、斜面の延長線上に紫外線ランプの中心があるように構成される(図4(A)参照)。これにより、斜面109Aによって向きを変えられた液体の流れは、紫外線ランプに向かって流れ、紫外線ランプによって確実に殺菌される。
底部106に設けた斜面105は、図1に示されるように、流れ方向に配置された紫外線ランプ111と112、112と113、114と115、115と116それぞれの流れ方向中間位置に設けられ、それぞれ流れ方向に沿って上方に向かうようになっている。同様に、流入口101と紫外線ランプ111、114の流れ方向中間位置にも設けられる。これにより、斜面105によって向きを変えられた、殺菌槽100の底部106に沿って流れる液体は、上昇させられ、紫外線ランプに向かって流れ、紫外線ランプによって確実に殺菌される。
また、この実施例の斜面105には、図5に示すような複数の孔105Aが形成されている。そのため底部に沿って流れる液体の一部はこの孔を通って斜面105を通り抜け、底部106と斜面105との境界107付近に液体がたまってしまい、境界107付近の液体中の細菌濃度が高くなるのを防止している。この孔を通り抜けた液体は、斜面105によって作られた上昇気流に乗って最終的には、紫外線ランプの照射によって殺菌される。この斜面105及び複数の孔105Aの構成及びこれらによる液体の流れを以下に詳細に説明する。
この孔105Aは、図5(B)に示すように、上下方向に長い半楕円形状またはそれに近い形状で、しかも横方向の長さが小である。そのため、小孔105Aを通る液体の流れは、図6に示すように小孔の縁に沿って種々な方向に向かう流れとなる。また、斜面105の付近は底部106に沿って流れる比較的多量の液体の流れ110により圧力が大であり、その斜面105に沿って斜めに上昇する液体は比較的ゆっくりとした速度にて上昇する。一方、小孔105Aを通る液体の流れ120は、底部を流れる液体の多くが斜面105にてさえぎられ、その反対側は比較的圧力が小になる。そのために高い圧力の部分より低い圧力に急激に変化するため、その圧力差により液体の速度は急激に大になる。この場合、全体としては図6における流れ120のように、孔を通過後に斜め上方に向かう。この流れが孔105Aを通過した時の状態を示すと、図7のように斜め上方に分散する流れとなり、そのほとんどが紫外線ランプよりの紫外線の照射を受ける。このように孔を通過する液体の流れ120は、通過後に大きい速度にて図7に示すように四方に散り、例えば分散された状態で上昇して全体の流れに合流した上で紫外線ランプの近くを通り、紫外線ランプより発する紫外線にて照射され、十分な殺菌作用を受け、含まれる細菌類は完全に死滅する。
このように、実施例1の装置において、底部106に沿って流れる流れ110は、斜面105により斜め上方に上昇し紫外線ランプの付近を流れることになる。一方、底部106に最も近い流れ120は斜面に形成された孔105Aより抜け出ると共にその際に前述のように分散された速い流れとなり、紫外線ランプの近くに流れて紫外線の照射を受けることになる。また、斜面105の各孔105Aの間の部分105Bを流れる水は、孔105Aを速い速度にて通過する水に引き込まれ、境界部分にたまることなく同様に孔105Aを通過することになる。
したがって、底部106に沿って流れる水は、斜面に沿って上昇すると共に底部106に最も近い底部106上を流れる水は孔105Aを通過し分散され、すべての水が紫外線ランプ近傍を通ることとなり、紫外線の照射を全く受けないかほとんど受けない水はなくなり、細菌類をほぼ完全に殺菌し無害化することが可能である。
また、この実施例では、孔105Aが設けられた斜面105を一方の側壁面108から他方の壁側面109にわたって形成しており、そのために、底部106に沿って流れる液体のほとんどが斜面105に沿って上昇するか、孔105Aを通って分散された速い流れとなる。これによって、流入口101と紫外線ランプ111(114)との間に設けられた斜面105により上昇された液体および孔105Aを通り分散された液体は、紫外線ランプ111(114)の紫外線を発する近傍を通ることになり、確実に紫外線の照射を受けることになる。同様に、紫外線ランプ111(114)と紫外線ランプ112(115)の間に設けられた斜面により上昇される液体は、両紫外線ランプ111(114)と112(115)との間で、両ランプよりの紫外線による照射位置に向けられるため、両紫外線ランプ111(114)、112(115)により紫外線の照射を受けることになる。また、孔105Aを通った水もこれら紫外線ランプよりの紫外線の照射を受けることになる。更に紫外線ランプ112(115)と紫外線ランプ113(116)との間に設けられた斜面によっても液体は、上昇されまたは孔を通って分散され、紫外線ランプ112(115)、113(116)等よりの紫外線による照射を受け、液体中の細菌類は殺菌される。
また、この実施例では斜面の両端は側壁面108、109に夫々密着するように接合されており、斜面105と側壁面108または109の間を通り抜ける液体がないように作成してあり、すべての液体が紫外線ランプ111、112、113、114、115、116のいずれかの近傍を通るように設けられており、殺菌が確実に行なわれるようにしてある。
更に、この実施例では、前述したように、流入口101とほぼ対角線上に対向する位置に流出口104を設けているので、槽内の液体の流れが澱みなく流れて、紫外線ランプによる殺菌効率が向上する。
図4(C)は、本発明による流入口101の他の実施例を示す図である。本実施例においては、流入口101の外部の水源に接続する入口部101dは管状部101bに向けて拡がるテーパー状をなしている。このような構成とすることによって、入口部101dの外部の水源に連結される部分の管径を維持したままで管状部101bの管径を大きくすることができる。
本発明の図1から図3に示した実施例においては紫外線ランプを液体の流れる方向に対しほぼ直角方向に2個、流れに沿って3列配置して、合計6個の紫外線ランプによって殺菌する構成としたが、水質が悪い場合や大量の水を短時間で処理する必要がある場合等、更に殺菌効率を上げる必要があるようなときには、液体の流れる方向に対してほぼ直角方向に3個、流れに沿って3列配置して、合計9個の紫外線ランプによって殺菌するようにする。この場合、流入口101と紫外線ランプとの距離が小さくなったり、また、より大量の液体を殺菌槽内部に送り込むために、流入口101の管状部101bに設けられた孔102から噴出される液体の速度が上がったりする。したがって、たとえ紫外線ランプと対向する領域に孔が設けられていないとはいっても、その高速の液体流によって紫外線ランプが破損するおそれがある。
このような場合に、本実施例のように管状部101bの管径を大きくすることができれば、より大量の液体を供給することができるので、大量の液体を短時間で処理することができる。また、当該管状部101bに設ける孔102の径も大きくすることができるので、孔102から噴出する液体の流速を下げることができる。これにより、孔102から噴出する液体によって紫外線ランプが破損するおそれを無くすことができるのである。
また、設置スペースの関係で装置の外形を小さくする必要がある場合においては、紫外線ランプの本数は前記実施例のように6本であっても、流入口と紫外線ランプの間の距離が小さくて、高速の液体流によって紫外線ランプの破損が生じる危険が増加する。このような場合にも、本実施例によるテーパー状の入口部101dを有する流入口であれば、径の大きな孔102を形成することで噴出する液体の流速を減じることができるので、上記の危険を解消することができるのである。
図9は、本発明の殺菌装置の紫外線ランプを密に配置した場合の例を示す図である。本発明の殺菌装置は、高い殺菌効率を有しているが、狭い設置スペースで更なる殺菌効率を求められる場合には、図9に示すように、図3に示す6本の紫外線ランプ111〜116に加えて、これら紫外線ランプ111〜116と略均等に間隔をなすように紫外線ランプ121〜126を設ける。この場合、追加される紫外線ランプ121〜126は、ランプの殺菌効率を考慮して、U字が紫外線ランプ111〜116のU字の向きと直交するように設けられる。このように紫外線ランプを高密度に配置すると、強耐酸性の微生物を死滅させることができる。また、紫外線ランプを高密度に配置したので、単位時間当たりの殺菌能力が向上し、より多くの流量の流体を殺菌装置で処理することができる。
図10は、本発明の殺菌装置の紫外線ランプの配置を変更した他の例を示す図である。この例では、紫外線ランプは、3本の紫外線ランプ131、132、133が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、他の3本の紫外線ランプ134、135、136が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、更に他の3本の紫外線ランプ137、138、139が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、合計3列9本の紫外線ランプが配置されている。このように列を増やした場合には、流入口101と流出口104は対角線上に配置するよりも、流れ方向に直角な方向における略中間位置に設けるほうが、両端に設けられた紫外線ランプ131、137及び133、139へも充分な流れを供給することができ好ましい。
図11は、本発明の殺菌装置の紫外線ランプの配置を変更した更に他の例を示す図である。この例では、紫外線ランプは、3本の紫外線ランプ141、142、143が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、他の3本の紫外線ランプ144、145、146が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、更に他の3本の紫外線ランプ147、148、149が一定間隔をおいて1列に並んで配置され、更にまた3本の紫外線ランプ150、151、152が一定間隔をおいて1列に並んで配置されて、合計4列12本の紫外線ランプが配置されている。このように列を更に増やした場合には、流入口と流出口は、図に示すように分岐管構成として第1流入口101‘と第2流入口101“、第1流出口104‘と第2流出口104“のように構成する。このように構成することによって、両端に設けられた紫外線ランプ141、150及び143、152へも充分な流れを供給することができるようになる。
図12は、図11に示した4列12本の紫外線ランプと分岐型の流入口、流出口を有する構成の殺菌装置を2つ連結したような構成を有する殺菌装置を示す図である。この実施例の殺菌装置は、非常に大きな流量の液体を処理する必要がある場合に有効である。この装置では、連結部に乱流を生じるしきり板160を波板状に形成して、この部分でも液体の乱流が生じるようにしている。
図10、図11、図12の殺菌装置においても、図9と同様に、各紫外線ランプ間に追加の紫外線ランプを、設けることができる。このように紫外線ランプを高密度に紫外線ランプを配置すると、図9と同様に、単位時間当たりの殺菌能力が向上し、より多くの流量の流体を殺菌装置で処理することができるようになる。
本発明の殺菌装置に用いられる紫外線ランプは、高価であり衝撃に弱いため、保護管で保護されるが、その紫外線ランプの照射効果を低減しないように、透明石英ガラスからなる石英保護管によって保護されるように構成される。紫外線ランプを石英保護管と共に殺菌装置に保持・固定する構成を図8に示す。
図8は、紫外線ランプ200を石英保護管230によって非接触状態に包囲して、石英保護管230と共に殺菌装置天板220に固定した状態を示す図で、(A)は側断面図、(B)は平面図、(C)は本発明による石英保護管用ストッパ250を取り除いた状態の平面図、(D)は紫外線ランプ200のU字形状を示すためにその一部を示した、図8(A)の矢印Dから見た矢視図である。
石英保護管230は、石英保護管用押えゴム240を介して石英保護管用押え金具210によって保持されているが、石英保護管230と紫外線ランプ200の間の空間には通常、空気が入っており、殺菌槽内に水や湯等の液体が入ってくると、浮力によって石英管230が上昇して紫外線ランプ取付部260に衝突してしまうことがある。この衝突によって、石英保護管230が破損する事故が生じていた。また、殺菌装置で処理する液体の温度は、温泉の湯のように高温の場合もあり、寒冷地での飲料水処理の場合のように低温の場合もある。更に、石英保護管用押え金具210に通常用いられるステンレス鋼(SUS304)と、石英保護管230を構成する石英ガラスとは膨張係数が異なるため、浮力方向(長手方向)を完全に固定すると、今度は石英ガラスの膨張収縮によって石英保護管が破損する事故が生じる。
このような石英保護管230の破損事故を防止すべく、石英保護管230の紫外線ランプ取付部260への浮力作用方向の移動を阻止する石英保護管用ストッパ250を設けた。このストッパ250は、浮力作用方向に移動可能に石英保護管用押え金具210に取付けられており、石英保護管230の上端部との間に狭い隙間を形成している。具体的には、ストッパ250の石英保護管用押え金具210との取付位置に設けられた取付孔は図8(A)の上下方向の長孔となっており、石英保護管用押え金具210に緩く固定されている。従って、図8(A)の上下方向に、浮力や膨張力等により石英保護管230を上方へ動かそうとする力が加わると、石英保護管230はストッパ250に当接し、ストッパ250の緩い固定力に逆らってストッパ250と共に上昇する。この上昇の間に石英保護管230の上方への力はストッパ250によって弱められ、上昇による衝撃が緩衝され、衝突による破損を防止することができるのである。
本発明の殺菌装置によれば、紫外線ランプにより物理的に微生物を殺菌処理するため、人体に無害である。また、紫外線ランプは微生物を死滅させ有機質を分解するため、湖や海のアオコ、藻の種を死滅させることができる。更に、循環式公衆浴場の浴槽水の汚れである垢、汚物等を分解して浴槽水をきれいにすることができる。
なお、実施例では、U字形状の紫外線ランプランプについて述べたが、紫外線ランプは、U字管ランプに限られないことは言うまでもない。
100 殺菌槽
101 流入口
101a 入口部
101b 管状部
101c 底面
101d 入口部
102 孔
104 流出口
104a 出口部
104b 管状部
104c 底面
105 斜面
105A 孔
105B 間の部分
106 底部
107 境界
108、109 側壁
108A、109A 斜面
110 流れ
111、112、113、114、115、116 紫外線ランプ
120 流れ
121、122、123、124、125、126 紫外線ランプ
131、132、133、134、135、136、137、138、139 紫外線ランプ
101‘、101“ 流入口
104‘、104“ 流出口
141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152 紫外線ランプ
160 しきり板
200 紫外線ランプ
210 石英保護管用押え金具
220 殺菌装置天板
230 石英保護管
240 石英保護管用押えゴム
250 ストッパ
260 紫外線ランプ取付部
A 液体流れ方向
I 領域

Claims (8)

  1. 液体の流入口と流出口とを有する殺菌槽と、前記殺菌槽内に液体の流れる方向に対しほぼ直角方向に所望の間隔をおいて並んで少なくとも1列配置された複数本の紫外線ランプとからなり、前記流入口より殺菌槽に流入した液体が前記各紫外線ランプの間の間隙を通って流出口より流出し、この通過の間に乱流をおこし、液体が紫外線ランプの間を通過する際に紫外線ランプの紫外線による照射を受けて微生物を死滅させるようにした殺菌装置であって、前記流入口と前記流出口がそれぞれ管状部を有し、該管状部の殺菌槽内方の端部を空気が入らないように塞ぎ、該管状部の側面部に複数の孔を形成したことを特徴とする殺菌装置。
  2. 前記管状部の側面部に形成した複数の孔の総面積は、前記管状部の断面積の2倍以上であることを特徴とする、請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 前記管状部の側面部に形成した複数の孔は、紫外線ランプと対向する部分には設けないことを特徴とする、請求項1または2に記載の殺菌装置。
  4. 前記殺菌槽の両側面に液体の流れる方向に沿って次第に槽内部に向けて突出する斜面を設け、該突出する斜面が、該液体の流れる方向において紫外線ランプの設置位置に設けられていることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の殺菌装置。
  5. 前記複数本の紫外線ランプが殺菌槽の液体流れ方向に沿った側面と対向するように配置されていることを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載の殺菌装置。
  6. 前記流入口と流出口を殺菌槽に複数設けたことを特徴とする、請求項1から5の何れか1項に記載の殺菌装置。
  7. 前記流入口と流出口が、複数の分岐した管状部を有することを特徴とする、請求項1から6の何れか1項に記載の殺菌装置。
  8. 前記紫外線ランプを複数列配置し、流れ方向における隣接する列の紫外線ランプが相互に流れ方向に対して直角な方向にずれた位置に配置されていることを特徴とする、請求項1から7の何れか1項に記載の殺菌装置。
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