JP2015018641A - コネクタ及びコネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチプロテクト機構及びインターロック機構を備えながらも、ハウジングの大型化を抑制することが可能なコネクタ及びコネクタ装置を提供する。
【解決手段】オスコネクタ11は、オス端子7と、メスコネクタ12との嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子と、オス側インナハウジング3とを備え、オス側インナハウジング3は、オス端子7を保持する本体30から突出してオス端子7の接触部71をメスコネクタ12との嵌合方向に直交する第1の方向に挟む挟持突起30aと、嵌合方向及び第1の方向に直交する第2の方向に沿って接触部71に並列し、一対の嵌合検知用端子を保持して本体30から突出する並列突起30bとを有し、挟持突起30a及び並列突起30bは、接触部71の先端よりも本体30から突出している。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、ハイブリッド車、電気自動車等に用いられるコネクタ及びコネクタ装置に関し、特に、大容量の電力を伝達する際に使用する電力ハーネスに好適に用いることができるコネクタ及びコネクタ装置に関する。
従来、相手側端子に接触する接触端子を有するコネクタとして、手指が接触端子に直接触れ難くする「タッチプロテクト」機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のコネクタ(オス側コネクタ)は、板状の底部及び一対の側壁部を有する接触端子(オス端子)と、接触端子を保持する本体部及び接触端子への手指の接触を抑止するタッチプロテクト機構(接触抑止手段)を有するハウジングとを備えている。タッチプロテクト機構は、接触端子の先端側から本体部にかけて接触端子の一対の側壁部を絶縁体で覆う絶縁部と、接触端子を上下方向から挟むように配置されて本体部から相手側コネクタ(メス側コネクタ)との嵌合方向に向かって突出する突出部とを有している。突出部は、突出部と絶縁部との間から接触端子に手指が触れない程度の距離だけ離間されて配置されている。
特許第5018740号公報
特許文献1に記載のコネクタを例えばモータとインバータの接続に用いる場合には、コネクタの着脱作業時の安全性を確保するために、インターロック機構を設けることが望ましい。しかしながら、タッチプロテクト機構に加えてインターロック機構をコネクタに備えた場合、ハウジングが大型化してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、タッチプロテクト機構及びインターロック機構を備えながらも、ハウジングの大型化を抑制することが可能なコネクタ及びコネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、相手側コネクタの相手側端子に接触する接触部を有する接触端子と、前記相手側コネクタとの嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子と、前記接触端子及び前記一対の嵌合検知用端子を保持するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記接触端子を保持する本体部と、前記本体部から突出して前記接触端子の前記接触部を前記相手側コネクタとの嵌合方向に直交する第1の方向に挟む絶縁性の第1の突部と、前記嵌合方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って前記接触部に並列し、前記一対の嵌合検知用端子を保持して前記本体部から突出する絶縁性の第2の突部とを有し、前記第1の突部及び前記第2の突部は、前記接触部の先端よりも前記本体部から突出しているコネクタを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、相手側コネクタの相手側端子に接触する接触部を有する複数の接触端子と、前記相手側コネクタとの嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子と、前記複数の接触端子及び前記一対の嵌合検知用端子を保持するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記複数の接触端子を保持する本体部と、前記本体部から突出して前記複数の接触端子の前記接触部を前記相手側コネクタとの嵌合方向に直交する第1の方向に挟む絶縁性の複数の第1の突部と、前記本体部から突出して前記複数の接触端子の前記接触部を前記嵌合方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に挟む絶縁性の複数の第2の突部とを有し、前記複数の第2の突部のうち何れか1つには、前記一対の嵌合検知用端子が保持され、前記複数の第1の突部及び前記複数の第2の突部は、前記接触部の先端よりも前記本体部から突出しているコネクタを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、前記コネクタと、前記相手側コネクタとを備えるコネクタ装置を提供する。
本発明に係るコネクタ及びコネクタ装置によれば、タッチプロテクト機構及びインターロック機構を備えながらも、ハウジングの大型化を抑制することが可能である。
本発明の実施の形態に係るコネクタ装置の構成例を示す分解斜視図である。 オスコネクタのオス端子を示す斜視図である。 オスコネクタの構成例を示す斜視図である。 オスコネクタのオス側インナハウジングを示す斜視図である。 インターロック用コネクタの構成例を示し、(a)は斜視図、(b)は第2のメス端子及びその周辺部における断面模式図である。 試験指の構成例を示す模式図である。 挟持部に装着されたオス端子を示す平面図である。 挟持部に装着されたオス端子を示し、(a)は図7のA−A線断面図、(b)は図7のB−B線断面図、(c)は図7のC−C線断面図である。 オスコネクタを示す正面図である。 オスコネクタのオス側インナハウジングを示す上面図である。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るコネクタ装置の構成例を示す分解斜視図である。
(コネクタ装置1の構成)
このコネクタ装置1は、オスコネクタ11及びメスコネクタ12を備え、オスコネクタ11とメスコネクタ12とを嵌合することにより、メスコネクタ12のメス端子6とメス端子6に接触する接触端子としてのオス端子7とが電気的に接続される。なお、図1では、オス端子7における後述する接触部71(図2に示す)とは反対側の端部を図示している。
オスコネクタ11は、複数(本実施の形態では3つ)のオス端子7と、メスコネクタ12との嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子を有するインターロック用オスコネクタ9(後述)と、複数のオス端子7及びインターロック用オスコネクタ9を保持する絶縁性の樹脂からなるオス側インナハウジング3と、導電性の金属からなるオス側アウタハウジング5とを備えている。
オス側アウタハウジング5は、四隅が丸みを帯びた長方形状の断面を有する筒部51と、筒部51から外方に向かって張り出したフランジ部52とを有している。
筒部51は、その長方形状の長辺方向の両側面に、メスコネクタ12との嵌合方向に沿って延びるリブ511、及びリブ511から外方に向けて突出したカムピン512が形成されている。リブ511の外周には、樹脂(例えば、高耐熱ナイロンPA6T等の樹脂)からなるガイド部材511aが設けられている。また、筒部51は、開口510aとは反対側の外周に、図略の筐体との間をシールするシール部材513aを保持するシール保持部513が形成されている。
フランジ部52には、オス側アウタハウジング5を筐体に取り付けるための取付部521が形成されている。取付部521には、オス側アウタハウジング5を筐体に固定するためのボルトが挿通するボルト孔521aが形成されている。
メスコネクタ12は、複数(本実施の形態では3つ)のメス端子6と、複数のメス端子6及びインターロック用オスコネクタ9が接続されるインターロック用メスコネクタ20を保持する絶縁性の樹脂からなるメス側インナハウジング2と、導電性のメス側アウタハウジング4と、メス側アウタハウジング4に対して回動可能なレバー121とを備えている。レバー121の持ち手の両側部には、円弧状に形成されたスライド湾曲孔121aが設けられている。
メス側アウタハウジング4は、四隅が丸みを帯びた長方形状の断面を有する筒部41と、複数(本実施の形態では3本)のケーブル120の端部が収容される複数(本実施の形態では3つ)の円筒部42とを一体に有している。
筒部41は、その長方形状の長辺方向の両側面に、オスコネクタ11との嵌合方向に沿って延びるガイド溝412と、レバー121を支持するレバー軸413とが形成されている。筒部41には、メス側インナハウジング2を収容する収容空間411が形成されている。複数のメス端子6は、収容空間411内にメス側アウタハウジング4の長辺方向に沿って並んで配置されている。筒部41の開口端部414には、複数のメス端子6を短辺方向に挟む2カ所に、オス側アウタハウジング5とメス側アウタハウジング4との間のガタツキを抑制するスペーサ123が、それぞれ取り付けられている。
次に、オス側アウタハウジング5とメス側アウタハウジング4との嵌合方法について説明する。
オス側アウタハウジング5とメス側アウタハウジング4とを嵌合する際には、オス側アウタハウジング5のリブ511及びガイド部材511aをメス側アウタハウジング4のガイド溝412に挿入し、カムピン512をスライド湾曲孔121aの内面に突き当てる。次に、レバー121を図1の矢印X方向に倒すことによりオス側アウタハウジング5のカムピン512をスライド湾曲孔121aに沿って移動させ、これによりオス側アウタハウジング5をメス側アウタハウジング4の奥側に移動させる。図1の矢印X方向に倒されたレバー121は、メス側アウタハウジング4の円筒部42の上部に設けられたロック部122に固定される。以上により、オス側アウタハウジング5とメス側アウタハウジング4とが嵌合する。
(オス端子7の構成)
図2は、オスコネクタ11のオス端子7を示す斜視図である。
オス端子7は、メスコネクタ12のメス端子6に接触する接触部71と、インバータ等の電圧を出力する機器に接続される板状の機器接続部72とを一体に有している。
接触部71は、機器接続部72から連続して形成された板状の底部713と、底部713から立設された一対の壁部(第1の壁部711及び第2の壁部712)とを有している。底部713は、機器接続部72とは反対側の端部に、切り欠き713aが形成されている。第1の壁部711には底部713とは反対側に向かって突出する凸部711aが、また第2の壁部712には底部713とは反対側に向かって突出する凸部712aが、それぞれ形成されている。
機器接続部72は、接触部71の切り欠き713aとは反対側の端部に、外部機器と接続するための接続孔72aが形成されている。
(オスコネクタ11の構成)
図3は、オスコネクタ11の構成例を示す斜視図である。図4は、オスコネクタ11のオス側インナハウジング3を示す斜視図である。
オス側アウタハウジング5の筒部51には、オス側インナハウジング3の一部を収容する収容空間510が形成されている。複数のオス端子7は、収容空間510内に筒部51の長辺方向に沿って並んで配置されている。筒部51は、その短辺方向の内側に、収容空間510に向かって突出し、かつメス側アウタハウジング4の嵌合方向に沿って延びる複数の係止部514が形成されている。オス側インナハウジング3は、この複数の係止部514によって嵌合方向の移動が規制されている。
オス側インナハウジング3は、複数のオス端子7を保持する本体30と、本体30からオス側アウタハウジング5の開口510a側に向かって突出する絶縁性の複数の突起とを一体に有している。本実施の形態では、これら複数の突起をその形状及び配置によって、3つの挟持突起30a及び5つの並列突起30bとして記載する。
複数の挟持突起30aは、それぞれが共通の構成を有しているが、以下の説明においてこれらを区別する必要がある場合には、3つの挟持突起30aを図4における左側から順に、第1の挟持突起30a,第2の挟持突起30a,及び第3の挟持突起30aとして説明する。これら第1乃至第3の挟持突起30a〜30aは、メスコネクタ12との嵌合方向に直交する第1の方向(オス側アウタハウジング5の長辺方向)に並列している。
複数の挟持突起30a(第1乃至第3の挟持突起30a〜30a)は、オス端子7の接触部71を第1の方向に挟む一対の突片(第1の突片31及び第2の突片32)からなる。
また、複数の並列突起30bは、それぞれが共通の構成を有しているが、以下の説明においてこれらを区別する必要がある場合には、5つの並列突起30bを第1乃至第5の並列突起30b〜30bとして説明する。第1の並列突起30b及び第2の並列突起30bは、メスコネクタ12との嵌合方向及び第1の方向に直交する第2の方向(オス側アウタハウジング5の短辺方向)に沿って並列している。第3の並列突起30b及び第4の並列突起30bは、第2の方向に沿って並列している。第1の並列突起30bと第2の並列突起30bとの間には、第1の挟持突起30aが位置している。また、第3の並列突起30bと第4の並列突起30bとの間には、第3の挟持突起30aが位置している。
第5の並列突起30bは、第1の方向に沿って第2の並列突起30bと第4の並列突起30bとの間に位置している。また、第5の並列突起30bは、第2の方向に沿って第2の挟持突起30aに並列している。
複数の並列突起30bは、第1の方向に沿って対向する一対の側壁部(第1の側壁部301及び第2の側壁部302)と、オス端子7の底部713に対向して一対の側壁部を連結する連結部303とを有している。第1の側壁部301及び第2の側壁部302は、連結部303から挟持突起30a側(オス端子7側)とは反対側に向かって延在している。連結部303には、オス端子7の底部713に向かって突出する凸部304がその中央部に形成されている。
第1の並列突起30bと第3の並列突起30bとの間には、オス側インナハウジング3の本体30に着脱可能に保持されたインターロック用オスコネクタ9が位置している。このインターロック用オスコネクタ9は、第2の方向に沿って第2の挟持突起30aに並列している。つまり、第2の挟持突起30aは、インターロック用オスコネクタ9と第5の並列突起30bとの間に位置している。
図5は、インターロック用オスコネクタ9の構成例を示し、(a)は斜視図、(b)は第2のメス端子92及びその周辺部における断面模式図である。
インターロック用オスコネクタ9は、インターロック用メスコネクタ20(図1参照)との嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子としての第1のメス端子91及び第2のメス端子92と、第1のメス端子91及び第2のメス端子92を保持する有底角筒状の絶縁性樹脂からなるインターロック用オスハウジング93とを有している。
第1のメス端子91及び第2のメス端子92は、インターロック用オスハウジング93の上面に設けられたリテーナ931によって抜け止めされている。第1のメス端子91には第1の信号線910が接続され、第2のメス端子92には第2の信号線920が接続されている。
インターロック用オスハウジング93は、第1の信号線910及び第2の信号線920の延伸方向に長い略直方体形状である。インターロック用オスハウジング93の一側面には、インターロック用メスコネクタ20に係止する係止部932が形成されている。また、インターロック用オスハウジング93には、オス側アウタハウジング5の開口510aを臨む底壁部933に、開口913,923が形成されている。第1のメス端子91及び第2のメス端子92は、その開口510a側の端部が底壁部933に覆われており、インターロック用メスコネクタ20との嵌合によって開口913,923を挿通する図略のオス端子に接触する。この開口913,923も、手指が入らない程度の大きさである。
本実施の形態では、インターロック用オスハウジング93がオス側インナハウジング3の並列突起30b(図4参照)として形成されている。換言すれば、第1のメス端子91及び第2のメス端子92は、並列突起30bに保持されている。
図5(b)に示すように、第2のメス端子92は、板状の上部接点921と、上部接点921に向かって湾曲する下部接点922とを有している。第1のメス端子91についても同様の構成である。
オス側インナハウジング3及びインターロック用オスコネクタ9のインターロック用オスハウジング93は、インターロック用オスコネクタ9がオス側インナハウジング3の本体30に保持されることにより一体化されて本発明の「ハウジング」を構成する。挟持突起30aの第1の突片31及び第2の突片32は、それぞれが本発明の「第1の突部」の一態様である。並列突起30b及びインターロック用オスコネクタ9のインターロック用オスハウジング93は、本発明の「第2の突部」の一態様である。
複数の挟持突起30a、複数の並列突起30b、及びインターロック用オスコネクタ9のインターロック用オスハウジング93は、オス端子7の接触部71の先端よりもオス側インナハウジング3の本体30から突出してオス端子7の接触部71への手指の接触を抑制する位置に配置されている。本実施の形態では、接触部71への手指の接触が不能か否かを試験指を用いて判断する。
ここで、本実施の形態で用いられる試験指8の構成について説明する。図6は、試験指8の構成例を示す模式図である。
この試験指8は、IEC60335−1に規定されたものであり、柄84に設けられた円板状の停止板80と、停止板80から垂直な方向に沿って柄84とは反対側に延びる第1円柱部81と、第1円柱部81から軸方向に沿って延びる第2円柱部82と、第2円柱部82から軸方向に沿って延びる指先部83とから構成されている。第2円柱部82は、軸方向に対して90°に曲げることが可能な2つの関節部(第1関節部82a及び第2関節部82a)を有している。
試験指8は、その軸方向において、第2円柱部82と指先部83とを合わせた長さlが80mm(l=80mm)、第2関節部82aから指先部83の先端までの長さlが60mm(l=60mm)、指先部83の長さlが20mm、停止板80の直径Dが75mm(D=75mm)、第2円柱部82の直径Dが12mm(D=12mm)である。指先部83は、第2関節部82a側の根元部の直径が第2円柱部82の直径Dと同じであり、先端部ほど細くなっている。
次に、挟持突起30a及び並列突起30bの構成について、図7乃至図9を参照して、より具体的に説明する。
図7は、挟持突起30aに装着されたオス端子7を示す平面図である。図8は、挟持突起30aに装着されたオス端子7を示し、(a)は図7のA−A線断面図、(b)は図7のB−B線断面図、(c)は図7のC−C線断面図である。図9は、オスコネクタ11を示す正面図である。
挟持突起30aの第1の突片31は、オス端子7における接触部71の第1の壁部711を保持する保持部311と、保持部311から連続して形成され、オス端子7の接触部71の先端よりもオス側アウタハウジング5の開口510a(図3参照)に向かって延出する延出部312とを有している。
同様にして、挟持突起30aの第2の突片32は、オス端子7における接触部71の第2の壁部712を保持する保持部321と、保持部321から連続して形成され、オス端子7の接触部71の先端よりもオス側アウタハウジング5の開口510a(図3参照)に向かって延出する延出部322とを有している。
第1の突片31の保持部311は、図8(a)及び図8(b)に示すように、保持部311の内面311aが第1の壁部711の外面711bに対向している。同様にして、第2の突片32の保持部321は、保持部321の内面321aが第2の壁部712の外面712bに対向している。本実施の形態では、保持部311の内面311aと第1の壁部711の外面711b、及び保持部321の内面321aと第2の壁部712の外面712bは、それぞれ接触している。したがって、第1の方向におけるオス端子7の接触部71と挟持突起30aとの間隔Hは、実質的にゼロであり、接触部71への手指及び試験指8の接触を不能とする間隔である。
オス端子7の接触部71の先端面713bは、保持部311と延出部312との間に形成された段差面31a、及び保持部321と延出部322との間に形成された段差面32aに対向している。本実施の形態では、接触部71の先端面713bは、段差面31a及び段差面32aに接触している。
第1の突片31の延出部312及び第2の突片32の延出部322は、図7に示すように、内面312aと内面322aとが対向している。すなわち、図8(c)に示すように、第1の壁部711及び第2の壁部712は、第1の突片31の延出部312と第2の突片32の延出部322との間に介在していない。
第1の突片31の延出部312の内面312aと第2の突片32の延出部322の内面322aとの間隔W(第1の突片31及び第2の突片32間の間隔)は、試験指8の第2円柱部82の直径D(図6参照)よりも狭く形成され、これにより、オス端子7の接触部71への手指の接触が抑制されている。すなわち、第1の方向における第1の突片31と第2の突片32との間隔Wは、オス端子7の接触部71への手指の接触を抑制する間隔である。また、第1の突片31の延出部312及び第2の突片32の延出部322の先端から切り欠き713aの終端までの距離Lは、試験指8の指先部83の先端をオス端子7の接触部71に接触不能とする長さに設定されている。
図9に示すように、挟持突起30aと並列突起30bとの間、挟持突起30aとインターロック用オスコネクタ9との間、及び挟持突起30aと並列突起30bとの間の第2の方向における間隔をそれぞれHとし、挟持突起30aと並列突起30bとの間、挟持突起30aと並列突起30bとの間、及び挟持突起30aと並列突起30bとの間の第2の方向における間隔をそれぞれHとすると、間隔H及びHは、手指の幅よりも狭く形成されている。より具体的には、間隔H及びHは、試験指8の第2円柱部82の直径D(図6参照)よりも狭く形成されている。
また、本実施の形態では、図8に示すように、オス端子7の第1及び第2の壁部711,712の外面711b,712bの全体が保持部311,321の内面311a,321aに覆われており、第2の方向における接触部71と挟持突起30a,30a及びインターロック用オスコネクタ9との間隔は、間隔Hに一致している。また、第2の方向における接触部71と挟持突起30a,30a,30aとの間隔Hは、間隔Hよりも僅かに大きくなっている。この間隔Hは、手指の幅よりも狭く形成され、より具体的には試験指8の第2円柱部82の直径Dよりも狭く形成されている。
これにより、オス端子7の接触部71への手指の接触が抑制されている。すなわち、第2の方向におけるオス端子7の接触部71と並列突起30bならびにインターロック用オスコネクタ9との間隔H,Hは、オス端子7の接触部71への手指の接触を抑制する間隔である。
これらの間隔H,H,Hは、接触部71への手指の接触、及び試験指8の接触を不能とする間隔である。ここで、手指の接触を不能とする間隔とは、例えば成人の指を横にしてオス側アウタハウジング5の開口510a側から接触部71側に接近させても、その指が接触部71に接触しない程度の間隔であり、より具体的には、例えば4〜8mmである。
したがって、並列突起30b及びインターロック用オスコネクタ9により、オス端子7への手指の接触が抑制されている。なお、本実施の形態では、間隔H及びHは同じ寸法である(H=H)。
(インターロック回路の構成)
次に、インターロック回路の構成について、図5及び図10を参照して説明する。
図5(b)に示すインターロック用オスハウジング93に形成された開口923から挿入されたインターロック用メスコネクタ20のオス端子(図略)は、第2のメス端子92の上部接点921と下部接点922との間に挟持され、上部接点921及び下部接点922にそれぞれ接触する。また、オス端子は、第1のメス端子91に対しても同様に接触する。第1のメス端子91及び第2のメス端子92にインターロック用メスコネクタ20のオス端子が接続されることにより、インターロック用オスコネクタ9とインターロック用メスコネクタ20との間で第1のメス端子91及び第2のメス端子92が導通(短絡)してインターロック回路が閉じる。つまり、オス端子は、第1のメス端子91と第2のメス端子92とを短絡させるショートバーとして機能する。
図10は、オスコネクタ11のオス側インナハウジング3を示す上面図である。
インターロック用オスコネクタ9の長辺方向の長さをL、オス側インナハウジング3の並列突起30bのメスコネクタ12との嵌合方向における長さをL、挟持突起30aのメスコネクタ12との嵌合方向における長さをLとすると、インターロック用オスコネクタ9の長さLは、並列突起30bの長さLよりも短く、並列突起30bの長さLは、挟持突起30aの長さLよりも短い(L<L<L)。
インターロック用オスコネクタ9は、その長辺方向の長さLを並列突起30bの長さL及び挟持突起30aの長さLよりも短くすることによって、オスコネクタ11とメスコネクタ12とが適切に嵌合された後に、インターロック用オスコネクタ9とインターロック用メスコネクタ20とが嵌合される。これにより、インターロック回路が閉じて、インターロック用オスコネクタ9の第1のメス端子91及び第2のメス端子92とインターロック用メスコネクタ20のオス端子とが電気的に接続したことを示す信号が、第1の信号線910及び第2の信号線920を介して外部の制御装置(図略)に出力される。そして、制御装置がインバータ(図略)に働きかけてコネクタ装置1(図1参照)への電力が供給される。
また、インターロック用オスコネクタ9は、その長辺方向の長さLを並列突起30bの長さL及び挟持突起30aの長さLよりも短くすることによって、オスコネクタ11とメスコネクタ12とが分離する前に、インターロック用オスコネクタ9とインターロック用メスコネクタ20とが分離される。これにより、インターロック回路が電気的に開放されて、第1の信号線910及び第2の信号線920が接続された制御装置は、インターロック用オスコネクタ9の第1のメス端子91及び第2のメス端子92とインターロック用メスコネクタ20のオス端子との電気的な接続が解除されたと判断し、インバータに働きかけてコネクタ装置1への電力の供給を遮断する。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)インターロック用オスコネクタ9のインターロック用オスハウジング93は、オス側インナハウジング3の並列突起30bとして形成されているため、オス端子7の接触部71への手指の接触を不能とすることができる。換言すれば、オス端子7の接触部71の先端よりも本体30から突出して接触部71への手指の接触を不能とする位置に配置された並列突起30bは、オスコネクタ11とメスコネクタ12との嵌合を検知するインターロック用オスコネクタ9の第1のメス端子91及び第2のメス端子92を保持しているため、タッチプロテクト機能を有すると共に、インターロック機能も有する。したがって、オス側インナハウジング3は、タッチプロテクト機構及びインターロック機構を備えながらも、オス側インナハウジング3全体の大型化を抑制することが可能である。
(2)インターロック用オスコネクタ9は、オス側インナハウジング3の本体30に対して着脱可能であるため、インターロック用オスコネクタ9の取り換え作業が容易となる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]相手側コネクタ(メスコネクタ12)の相手側端子(メス端子6)に接触する接触部(71)を有する接触端子(オス端子7)と、前記相手側コネクタ(メスコネクタ12)との嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)と、前記接触端子(オス端子7)及び前記一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)を保持するハウジング(オス側インナハウジング3)とを備え、前記ハウジング(オス側インナハウジング3)は、前記接触端子(オス端子7)を保持する本体部(本体30)と、前記本体部(本体30)から突出して前記接触端子(オス端子7)の前記接触部(71)を前記相手側コネクタ(メスコネクタ12)との嵌合方向に直交する第1の方向に挟む絶縁性の第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)と、前記嵌合方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って前記接触部(71)に並列し、前記一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)を保持して前記本体部(本体30)から突出する絶縁性の第2の突部(並列突起30b)とを有し、前記第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)及び前記第2の突部(並列突起30b)は、前記接触部(71)の先端よりも前記本体部(本体30)から突出しているコネクタ(オスコネクタ11)。
[2]前記第1の方向における前記第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)間の間隔、及び前記第2の方向における前記接触部(71)と前記第2の突部(並列突起30b)との間隔は、前記接触部(71)への手指の接触を抑制する間隔である、[1]に記載のコネクタ(オスコネクタ11)。
[3]前記第1の方向における前記接触部(71)と前記第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)との間隔、及び前記第2の方向における前記接触部(71)と前記第2の突部(並列突起30b)との間隔は、IEC60335−1規格で定められた試験指(8)の前記接触部への接触を不能とする間隔である、[1]又は[2]に記載のコネクタ(オスコネクタ11)。
[4]前記第2の突部(並列突起30b)は、前記本体部(本体30)に対して着脱可能である、[1]乃至[3]の何れか1つに記載のコネクタ(オスコネクタ11)。
[5]相手側コネクタ(メスコネクタ12)の相手側端子(メス端子6)に接触する接触部(71)を有する複数の接触端子(オス端子7)と、前記相手側コネクタ(メスコネクタ12)との嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)と、前記複数の接触端子(オス端子7)及び前記一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)を保持するハウジング(オス側インナハウジング3)とを備え、前記ハウジング(オス側インナハウジング3)は、前記複数の接触端子(オス端子7)を保持する本体部(本体30)と、前記本体部(本体30)から突出して前記複数の接触端子(オス端子7)の前記接触部(71)を前記相手側コネクタ(メスコネクタ12)との嵌合方向に直交する第1の方向に挟む絶縁性の複数の第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)と、前記本体部(本体30)から突出して前記複数の接触端子(オス端子7)の前記接触部(71)を前記嵌合方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に挟む絶縁性の複数の第2の突部(並列突起30b)とを有し、前記複数の第2の突部(並列突起30b)のうち何れか1つには、前記一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)が保持され、前記複数の第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)及び前記複数の第2の突部(並列突起30b)は、前記接触部(71)の先端よりも前記本体部(本体30)から突出しているコネクタ(オスコネクタ11)。
[6]前記第1の方向における前記第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)間の間隔、及び前記第2の方向における前記接触部(71)と前記第2の突部(並列突起30b)との間隔は、前記接触部(71)への手指の接触を抑制する間隔である、[5]に記載のコネクタ(オスコネクタ11)。
[7]前記第1の方向における前記接触部(71)と前記第1の突部(第1の突片31及び第2の突片32)との間隔、及び前記第2の方向における前記接触部(71)と前記第2の突部(並列突起30b)との間隔は、IEC60335−1規格で定められた試験指(8)の前記接触部への接触を不能とする間隔である、[5]又は[6]に記載のコネクタ(オスコネクタ11)。
[8]前記複数の第2の突部(並列突起30b)のうち前記一対の嵌合検知用端子(第1のメス端子91及び第2のメス端子92)が保持された第2の突部(並列突起30b)は、前記本体部(本体30)に対して着脱可能である、[5]乃至[7]の何れかに記載のコネクタ(オスコネクタ11)。
[9][1]乃至[8]の何れか1項に記載のコネクタ(オスコネクタ11)と、前記相手側コネクタ(メスコネクタ12)とを備えるコネクタ装置(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、インターロック用オスコネクタ9は、第1の並列突起30bと第3の並列突起30bとの間に位置していたが、これに限らず、例えば第1乃至第5の並列突起30b〜30bのうち何れか1つの第1のメス端子91及び第2のメス端子92を保持させてもよい。
また、上記実施の形態では、オス側インナハウジング3は、第2の並列突起30b、第4の並列突起30b、及び第5の並列突起30bを有していたが、これに限らず、例えば第2の並列突起30b、第4の並列突起30b、及び第5の並列突起bを省略できるようにオス側アウタハウジング5の短辺方向(第2の方向)の幅を設定してもよい。
また、上記実施の形態では、オス端子7は、一対の壁部(第1の壁部711及び第2の壁部712)と、板状の底部713とを有していたが、これに限らず、例えば板状の底部713のみから構成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、インターロック用オスコネクタ9のインターロック用オスハウジング93は、オス側インナハウジング3と別体であったが、これに限らず、インターロック用オスハウジング93とオス側インナハウジング3とを一体に形成してもよい。
また、オス端子7、メス端子6、及びケーブル120の数にも制限はない。
1…コネクタ装置、2…メス側インナハウジング、3…オス側インナハウジング(ハウジング)、4…メス側アウタハウジング、5…オス側アウタハウジング、6…メス端子(相手側端子)、7…オス端子(接触端子)、8…試験指、9…インターロック用オスコネクタ、11…オスコネクタ、12…メスコネクタ(相手側コネクタ)、20…インターロック用メスコネクタ、30…本体(本体部)、30a,30a,30a,30a…挟持突起、30b,30b,30b,30b,30b,30b…並列突起(第2の突部)、31…第1の突片(第1の突部)、32…第2の突片(第1の突部)、31a,32a…段差面、41…筒部、42…円筒部、51…筒部、52…フランジ部、71…接触部、72…機器接続部、72a…接続孔、80…停止板、81…第1円柱部、82…第2円柱部、82a…第1関節部、82a…第2関節部、83…指先部、84…柄、91…第1のメス端子(嵌合検知用端子)、92…第2のメス端子(嵌合検知用端子)、93…インターロック用オスハウジング(第2の突部)、120…ケーブル、121…レバー、121a…スライド湾曲孔、122…ロック部、123…スペーサ、301…第1の側壁部、302…第2の側壁部、303…連結部、304…凸部、311,321…保持部、311a,312a,321a,322a…内面、312,322…延出部、411…収容空間、412…ガイド溝、413…レバー軸、414…開口端部、510…収容空間、510a…開口、511…リブ、511a…ガイド部材、512…カムピン、513…シール保持部、513a…シール部材、514…係止部、521…取付部、521a…ボルト孔、711…第1の壁部、712…第2の壁部、711a,712a…凸部、711b,712b…外面、713…底部、713a…切り欠き、713b…先端面、910…第1の信号線、913…開口、920…第2の信号線、921…上部接点、922…下部接点、923…開口、931…リテーナ、932…係止部、933…底壁部

Claims (9)

  1. 相手側コネクタの相手側端子に接触する接触部を有する接触端子と、
    前記相手側コネクタとの嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子と、
    前記接触端子及び前記一対の嵌合検知用端子を保持するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、
    前記接触端子を保持する本体部と、
    前記本体部から突出して前記接触端子の前記接触部を前記相手側コネクタとの嵌合方向に直交する第1の方向に挟む絶縁性の第1の突部と、
    前記嵌合方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に沿って前記接触部に並列し、前記一対の嵌合検知用端子を保持して前記本体部から突出する絶縁性の第2の突部とを有し、
    前記第1の突部及び前記第2の突部は、前記接触部の先端よりも前記本体部から突出している
    コネクタ。
  2. 前記第1の方向における前記第1の突部間の間隔、及び前記第2の方向における前記接触部と前記第2の突部との間隔は、前記接触部への手指の接触を抑制する間隔である、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1の方向における前記接触部と前記第1の突部との間隔、及び前記第2の方向における前記接触部と前記第2の突部との間隔は、IEC60335−1規格で定められた試験指の前記接触部への接触を不能とする間隔である、
    請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記第2の突部は、前記本体部に対して着脱可能である、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のコネクタ。
  5. 相手側コネクタの相手側端子に接触する接触部を有する複数の接触端子と、
    前記相手側コネクタとの嵌合によって電気的に導通する一対の嵌合検知用端子と、
    前記複数の接触端子及び前記一対の嵌合検知用端子を保持するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、
    前記複数の接触端子を保持する本体部と、
    前記本体部から突出して前記複数の接触端子の前記接触部を前記相手側コネクタとの嵌合方向に直交する第1の方向に挟む絶縁性の複数の第1の突部と、
    前記本体部から突出して前記複数の接触端子の前記接触部を前記嵌合方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に挟む絶縁性の複数の第2の突部とを有し、
    前記複数の第2の突部のうち何れか1つには、前記一対の嵌合検知用端子が保持され、
    前記複数の第1の突部及び前記複数の第2の突部は、前記接触部の先端よりも前記本体部から突出している
    コネクタ。
  6. 前記第1の方向における前記第1の突部間の間隔、及び前記第2の方向における前記接触部と前記第2の突部との間隔は、前記接触部への手指の接触を抑制する間隔である、
    請求項5に記載のコネクタ。
  7. 前記第1の方向における前記接触部と前記第1の突部との間隔、及び前記第2の方向における前記接触部と前記第2の突部との間隔は、IEC60335−1規格で定められた試験指の前記接触部への接触を不能とする間隔である、
    請求項5又は6に記載のコネクタ。
  8. 前記複数の第2の突部のうち前記一対の嵌合検知用端子が保持された第2の突部は、前記本体部に対して着脱可能である、
    請求項5乃至7の何れか1項に記載のコネクタ。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のコネクタと、
    前記相手側コネクタとを備える
    コネクタ装置。
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