JP2015017822A - 生体成分測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサへの負担をより低減でき得る生体成分測定装置を提供する。【解決手段】本発明の生体成分測定装置10は、輸液ラインと、内部に前記生体成分含有液体が流れる内部流路が形成されたセンサ12と、前記輸液ラインの開口端に設けられ、前記内部流路と輸液ラインを連通するべく、前記センサ12に接続されるコネクタ16と、前記センサ12を保持するセンサホルダ14とを備える。前記コネクタ16は、前記センサホルダ14に取付および取付解除が可能なフック56であって、前記センサホルダ14に取り付けられることにより前記コネクタ16に接続されたセンサ12が前記センサホルダ14で保持される位置に、前記コネクタ16を留めるフック56を有し、前記センサホルダ14は、前記コネクタ16に接続されたセンサ12が前記センサホルダ14から取り外し可能となる保持解除位置方向に前記コネクタ16を付勢する付勢アーム57を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、液体に含まれる生体成分を測定する生体成分測定装置に関する。
液体に含まれる生体成分を測定する生体成分測定装置は、種々の医療支援装置、例えば、人工すい臓等に組み込まれることが多い。人工すい臓に組み込まれる生体成分測定装置は、血液中の血糖値を測定する。かかる生体成分測定装置は、通常、液中に含まれる生体成分に応じた電気信号を出力するセンサ、生体成分含有液体を移送する輸液ライン、およびセンサを保持する保持具等を備えている。センサには、生体成分含有液体が流れる流路が形成されており、生体成分含有液体は、当該センサ内に流れ込むようになっている。このように生体成分含有液体が流れる流路を有するセンサや輸液ラインは、衛生上の観点や測定精度向上の観点から、使用の度に、交換、廃棄されることが多い。また、センサ等を使い捨てにしない場合であっても、測定の目的や患者の状態に応じて、適宜センサを交換できることが望ましい。そのためセンサは通常、当該センサを保持する保持具に対して着脱自在であることが多い。
特許文献1には、かかる生体成分測定装置が開示されている。この生体成分測定装置において、センサは、生体成分測定装置の本体の一部であるセンサ固定装置(保持具)に着脱可能に固定されており、センサの液体流入出口には、コネクタが接続されている。コネクタは、輸液ラインの開口端に設けられており、当該コネクタを介して、センサの流体流入出口と輸液ラインが連結される。
コネクタは、センサ固定装置の所定位置に取り付けられており、このセンサ固定装置には、装着されたセンサを当該コネクタに押し付ける弾性体が設けられている。この弾性体から受ける押し戻し荷重により、センサがコネクタに押し付けられ、これによりセンサが固定装置に安定して保持される。また、センサがコネクタに押し付けられることにより、コネクタに形成された流路端面がセンサの流体流入出口の形成面に密着し、これによりコネクタの流路とセンサの流路が液密に連通される。コネクタをセンサ固定装置から取り外すと、センサは、弾性体の押し戻し荷重により、自動的にセンサ固定装置から取り外しやすい位置に移動する。かかる、特許文献1の技術によれば、センサとコネクタとの液密性を保ちつつ、センサを生体成分測定装置の本体の一部であるセンサ固定装置にワンタッチで着脱できる。
特開2010−240311号公報
特許文献1において、固定装置にセンサを付勢する弾性体を設けているのは、センサとコネクタとの液密性を確保するとともに、センサを固定装置から取り外す際の補助力を得るためである。しかし、特許文献1の構成の場合、センサには、固定装置の弾性体から受ける押し戻し荷重と、コネクタから受ける反力との二つの荷重がかかる。この荷重は、センサに悪影響を与えることがある。特に、固定装置の弾性体からの押し戻し荷重を受ける位置と、コネクタからの反力を受ける位置との高さが異なっている場合、センサ内部には、せん断力が生じ、センサに悪影響を与えることがある。これは、センサが複数の層を積層した多層構造の場合に大きな問題となる。
そこで、本発明では、センサへの負担をより低減できる生体成分測定装置を提供することを課題とする。
本発明の生体成分測定装置は、生体成分含有液体が流れる輸液ラインと、前記生体成分含有液体の成分に応じた電気信号を出力するセンサであって、内部に前記生体成分含有液体が流れる内部流路が形成されたセンサと、前記輸液ラインの開口端に設けられ、前記内部流路と輸液ラインを連通するべく、前記センサに接続されるコネクタと、前記センサを保持する保持具とを備え、前記コネクタは、前記保持具に取付および取付解除が可能な取付部材であって、前記保持具に取り付けられることにより、前記コネクタに接続されたセンサが前記保持具で保持される位置に前記コネクタを留める取付部材を有し、前記保持具は、前記コネクタに接続されたセンサが前記保持具から取り外し可能となる保持解除位置方向に前記コネクタを付勢する付勢部材を有することを特徴とする。
好適な態様では、前記センサと前記コネクタとの接続は、前記センサおよび前記コネクタが前記保持具から取り外された後も、接続状態が継続する形式である。他の好適な態様では、前記センサおよびコネクタは、これらの一方に設けられた可撓性チューブに、他方に設けられたノズルを圧入することで接続される。
他の好適な態様では、前記保持具は、前記センサの一部が挿入される挿入空間を有し、前記センサは、前記センサの一部が前記挿入空間に挿入された状態で保持され、前記センサの一部が前記挿入空間から離脱した状態で取り外し可能となり、前記付勢部材は、前記コネクタを、前記センサの一部が前記挿入空間から離脱する方向に付勢する。他の好適な態様では、前記センサは、厚み方向に複数の層が積層された多層構造である。
本発明によれば、付勢部材はコネクタを付勢し、当該付勢力に耐える反力は取付部材に生じる。その結果、センサにかかる負担を大幅に低減できる。
本発明の実施形態である生体成分測定装置の構成を示す図である。 センサホルダに取付前のセンサ、コネクタの状態を示す斜視図である。 センサホルダに取付後のセンサ、コネクタの状態を示す斜視図である。 センサとコネクタの接続部分の横断面図である。 センサの内部構造を示す図である。 従来の生体成分測定装置の構成を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である生体成分測定装置10の概略構成図である。
生体成分測定装置10は、サンプル液中に含まれる生体成分を測定するための装置である。この生体成分測定装置10は、当該装置単独で用いられてもよいし、人工すい臓等の医療支援装置に組み込まれてもよい。以下では、血液中に含まれるグルコース濃度を測定する生体成分測定装置10を例示して説明する。
生体成分測定装置10は、サンプル液中の生体成分に反応して電気信号を出力するセンサ12や液体が流れる複数の輸液ラインL1〜L7、液体の流れを制御する複数のポンプPやバルブV1〜V8、制御部18等を備えている。
生体成分測定装置10には、混合器20に採取された血液を移送する体液輸液ラインL1、血液採取手段24に希釈液を移送する第一希釈液輸液ラインL2、混合器20に希釈液を移送する第二希釈液輸液ラインL3、希釈液で希釈された血液であるサンプル液をセンサ12に移送するサンプル液輸液ラインL4、測定済みのサンプル液を廃液貯留槽C3に移送する廃液輸液ラインL5、過剰なサンプル液を廃液貯留槽C3に移送する溢液輸液ラインL6、および較正液が流れる較正液輸液ラインL7等が設けられている。
体液輸液ラインL1の一端は、カテーテル等の血液採取手段24に接続されており、当該血液採取手段24で採取された血液は、ポンプPを駆動することにより混合器20に送られる。血液採取手段24には、第一希釈液輸液ラインL2を介して、血液希釈液貯留槽C1に貯留された血液希釈液がポンプPの駆動に応じて移送される。この血液希釈液は、主に、血液採取手段24において血液の凝固が発生しないようにすることを目的としており、当該血液希釈液により、採取された血液は所定の倍率に希釈される。
第二希釈液輸液ラインL3の一端は、希釈液が貯留されている希釈液貯留槽C2に接続されており、当該希釈液貯留槽C2に貯留されている希釈液は、ポンプPを駆動することにより混合器20に移送される。混合器20は、移送されてきた血液および希釈液を均一に混合し、気液分離器22に送りだす。なお、この混合のために空気を利用してもよく、その場合には当該混合器20に空気を送る気体ラインL8を設ける。
気液分離器22は、混合液から気体を分離する。気体が分離された混合液の一部は、サンプル液として、サンプル液輸液ラインL4を通じて、センサ12に移送される。また、気体除去された混合液の残りは、溢液輸液ラインL6を通じて、廃液貯留槽C3に移送される。なお、センサ12を較正する際には、血液に替えて、予め規定成分に調整された較正液が、較正液貯留槽C4から較正液輸液ラインL7を介して混合器20に移送される。また、各輸液ラインL1〜L7の途中には、流量や連通先を切り替えるためのバルブV1〜V8が設けられている。
センサ12は、供給されたサンプル液中の生体成分、具体的には、サンプル液中のグルコース濃度に応じた電気信号を制御部18に出力する。制御部18は、この電気信号から生体成分の測定値を算出する。また、制御部18は、ポンプPやバルブV1〜V8の駆動制御等も行う。
ところで、以上のような構成の生体成分測定装置10では、測定の目的や患者の状態等に応じて、センサ12と輸液ラインL1〜L7との組み合わせを適宜変更できることが望ましい。そのため従来から、生体成分測定装置10では、センサ12と輸液ラインL1〜L7は、それぞれ別個の製品として流通しており、ユーザは、所望のセンサ12に、所望の輸液ラインL1〜L7を接続して使用している。このセンサ12と輸液ラインL1〜L7との接続を容易にするため、センサ12に連通されるサンプル液輸液ラインL4の端部および廃液輸液ラインL5の端部には、コネクタ16が設けられている。このコネクタ16をセンサ12に接続することで、両輸液ラインL4,L5と、センサ12の内部に形成された流路とが連通される。
また、生体成分測定装置10では、衛生上の観点や測定精度の観点から、各種輸液ラインL1〜L7やセンサ12は、使用の度に廃棄・交換することが望ましい。センサ12の廃棄・交換を容易にするために、生体成分測定装置10の本体には、当該センサ12を着脱自在に保持するセンサホルダ14が固着されている。グルコースを測定する場合、ユーザは、当該センサホルダ14に、測定目的に応じたセンサ12を装着する。また、サンプル液輸液ラインL4および廃液輸液ラインL5を、コネクタ16を介してセンサ12に接続する。測定が終了すれば、ユーザは、センサ12および各種輸液ラインL1〜L7を、生体成分測定装置10の本体から取り外して廃棄・交換する。
ここで、従来の生体成分測定装置10では、センサホルダ14に、センサ12をコネクタ16側に押し付ける弾性体を設けていた。この弾性体は、センサ12とコネクタ16との液密性確保、およびセンサ12をセンサホルダ14から取り外す際の補助力を得るために設けられていた。しかし、センサホルダ14に設けられた弾性体で、センサ12をコネクタ16に押し付ける構成の場合、センサ12は、弾性体から受ける押し戻し荷重や、それに耐えるための反力によって破損することがあった。これについて、図6を参照して説明する。
図6は、従来の生体成分測定装置100における、センサ112周辺の概略上面図および断面図である。図6において、センサ112は、三つの層、すなわち、下層、中層、上層を積層し、接着した多層構造のセンサ112を想定している。
センサ112は、センサホルダ(保持具)114のベース146に載置され、その一部がセンサホルダ114に形成された挿入空間151に挿入された状態で保持される。この挿入空間151には、センサ112をコネクタ116側に付勢するコイルスプリング等の弾性体174が設けられている。一方、コネクタ116は、フック156等を利用して、センサホルダ114の所定位置に取り付けられる。センサホルダ114に取り付けられたコネクタ116は、弾性体174の付勢力に抗して、センサ112を奥側(挿入空間側)へと押し付ける。その結果、センサ112は、コネクタ116の端面に密着し、これにより、センサ112に形成された内部流路138と、コネクタ116に形成された中間流路160が液密に連通される。
測定終了後に、コネクタ116をセンサホルダ114から取り外せば、センサ112とセンサホルダ114との接続は自動的に解消される。また、コネクタ116をセンサホルダ114から取り外せば、センサ112は、弾性体174の弾性力(押し戻し荷重)により押され、取り外しやすい位置まで移動する。つまり、弾性体174の弾性力は、センサ112をセンサホルダ114から取り外す際の補助力としても機能していた。
しかし、図6に示すように、弾性体174による押し戻し荷重Faを直接センサ112に掛けた場合、センサ112のうちコネクタ116との当接箇所には、押し戻し荷重Faに耐える反力Fbが生じることになる。かかる反力Fbおよび押し戻し荷重Faは、センサ112の破損の原因になることがあった。特に、図6に示すように、弾性体174による押し戻し荷重Faを与える箇所と、それに耐える反力Fbが発生する箇所の高さが異なる場合、センサ112の内部には、せん断応力が発生し、センサ112内部が破損したり、層間の溶着が破壊したりする場合があった。
かかる問題を避けるためには、弾性体174による押し戻し荷重Faを小さくしたり、センサ112の剛性を上げたりすることが考えられる。しかし、押し戻し荷重Faを小さくした場合、十分な液密性が得られないおそれがあり、また、センサ112を取り外す際の操作性が低下するおそれがある。また、センサ112の剛性を高くした場合、コスト増加やサイズ増加等、望ましくない別の問題が生じる。
そこで、本実施形態では、センサの剛性を上げることなく、安定して液密にセンサを保持できる構成としている。以下、これについて、図2〜図5を参照して説明する。図2、図3は、センサ12、センサホルダ14、コネクタ16の斜視図であり、図2は、センサ12の取付前を、図3はセンサ12の取付後をそれぞれ示している。また、図4は、センサ12とコネクタ16の接続部分の横断面図であり、図5は、センサホルダ14の内部構造を示す図である。
図2〜5に示すように、センサ12は、略矩形の筐体を有しており、その内部には、グルコース測定のための電気回路の他、サンプル液が流れる内部流路38(図4参照)が形成されている。このセンサ12は、三つの層、すなわち、上層、中層、下層が厚み方向に積層され、超音波溶着された多層構造となっている。
下層は、上層および中層よりも長く、その一端が、上層および中層の一端から突出している。この突出部分は、上面に複数のセンサ側電極端子32が幅方向に配列された電極部30を構成する。センサ12の上面には、コネクタ16に設けられた係合アーム58が引っ掛かって係合する係合突起34が設けられている。センサ12の他端には、コネクタ16と接続するための可撓性チューブ40が設けられている。この可撓性チューブ40は、PVC、ゴム、エラストマ、あるいはシリコン等の可撓性材料から構成され、センサ12の内部に形成された内部流路と連通している。各可撓性チューブ40は、収容空間に収容されているが、この収容空間の内壁は、可撓性チューブ40の基端と接触して当該基端の動きを規制する一方で、可撓性チューブ40の先端との間には隙間を形成して当該先端の動きを許容する構成となっている。
センサホルダ(保持具)14は、生体成分測定装置10の本体に固着されており、センサ12が載置されるベース46を有している。このベース46の表面には、ターミナル48が立脚している。ターミナル48には、ターミナル電極端子が設けられている(ただし、図2、図3では、ターミナル電極端子は、当該電極端子間に配される絶縁板50に隠れて見えていない)。ターミナル電極端子は、フラットケーブル51を介して、測定装置10の本体に設けられた制御部18に電気的に接続されている。また、各ターミナル電極端子は、垂直に立脚した後、水平方向に屈曲する略L字状であり、ターミナル電極端子の水平部分の下側には、センサ12の電極部30が挿入される挿入空間が形成されている。センサ12は、電極部30が挿入空間に挿入され、センサ側電極端子32とターミナル電極端子とが互いに接触する状態で、センサホルダ14に保持される。なお、ターミナル電極端子は、センサ側電極端子32に確実に接触するために、電極部30側(下方)に向かって付勢された板バネ等で構成してもよい。
センサホルダ14のベース46の上面には、係合軸52が立脚している。係合軸52は、コネクタ16に設けられたフック56が係合して取り付けられる軸で、センサホルダ14の他端の二隅近傍に一本ずつ設けられている。
さらに、センサホルダ14の上面には、コネクタ16を付勢する付勢部材として機能する付勢アーム57が突出している。この付勢アーム57は、センサ12の両サイドに設けられており、規定のスライド方向に進退可能となっている。二つの付勢アーム57は、センサホルダ14の内部に設けられたスライダ70に連結している(図5参照)。センサホルダ14の内部には、このスライダ70の他に、当該スライダ70が進退する進退穴72や、当該スライダ70をコネクタ側に付勢するコイルスプリング74等が設けられている。スライダ70および進退穴72は、いずれも、途中で縮径する段付形状となっており、このスライダ70の段差面と進退穴72の段差面が当接することで、スライダ70の可動範囲が制限される。また、スライダ70および当該スライダ70に連結された付勢アーム57は、コイルスプリング74の付勢力により、コネクタ側、すなわち、センサ12がセンサホルダ14から取り外し可能となる保持解除方向へと付勢されているが、外力を受けた場合には、コイルスプリング74の付勢力に抗してコネクタ16から離れる側へスライド可能となっている。
コネクタ16は、輸液ラインL4,L5とセンサ12を接続するための部材で、樹脂等から構成される。コネクタ16の内部には、サンプル液輸液ラインL4、廃液輸液ラインL5に連通する中間流路60が形成されている。中間流路60の開口端には、樹脂等の硬質部材からなるノズル62が固着されている。ノズル62の外径は、センサ12の可撓性チューブ40より僅かに大きくなっている。したがって、可撓性チューブ40にノズル62を圧入すると、可撓性チューブ40は、ノズル62の外形に合わせて弾性変形しつつ当該ノズル62の外周面に密着する。これにより、可撓性チューブ40とノズル62が液密に連結される。
コネクタ16の幅方向両側には、当該コネクタ16をセンサホルダ14に取り付けるための一対のフック56が設けられている。このフック56は、コネクタ16に接続されたセンサ12がセンサホルダ14で保持される位置に留める取付部材として機能する。フック56の先端は、鉤状になっており、センサホルダ14に形成された係合軸52に引っ掛かるようになっている。また、一対のフック56の間隔は、当該フック56の基端に力を加えて弾性変形させることで変更でき、これにより、コネクタ16をセンサホルダ14に取り付け、あるいはセンサホルダ14から取り外しできるようになっている。
コネクタ16の上面からは、略U字状の係合アーム58が設けられている。この係合アーム58は、コネクタ16とセンサ12を完全に接続した際に、センサ12上面に設けられた係合突起34に係合するようになっている。かかる係合アーム58を設けることで、ノズル62の可撓性チューブ40からの抜けをより効果的に防止できる。係合アーム58は、コネクタ16とセンサ12を完全に接続したか否か、換言すれば、ノズル62が、適正な位置まで、可撓性チューブ40に圧入されているか否かを示す目印としても利用される。
コネクタ16は、センサ12の幅相当の間隔を開けて対向する一対の側壁63も有している。この側壁63は、センサ12およびコネクタ16をセンサホルダ14に取り付けた際に、その先端が付勢アーム57に当接する位置に設けられている。この付勢アーム57と側壁63が当接する位置と、フック56が係合軸52に係合する位置は、ほぼ同じ高さに揃えられている。
側壁63の内面には、センサ12の側面に形成されたガイド溝36内をスライド可能なガイド突起64が形成されている。コネクタ16をセンサ12に取り付ける際には、ガイド突起64をガイド溝36にスライド挿入し、当該ガイド突起64がガイド溝36に沿ってスライドするように、コネクタ16をセンサ12側に押し付けていく。このように、ガイド溝36およびガイド突起64を形成することで、コネクタ16の押し付け方向が適切にガイドされる。また、このガイド突起64およびガイド溝36は、コネクタ16を、規定された向き以外の向きでセンサ12に接続することを阻害する誤接続防止機構としても機能する。すなわち、このガイド突起64は、コネクタ16が正しい向きの場合にのみ、ガイド溝36に進入してスライドするような位置に形成されている。そのため、コネクタ16を間違った向きのまま、例えば、上下面を逆にして、二本の輸液ラインL4,L5の位置を左右逆にしたまま、コネクタ16をセンサ12に取り付けてしまい、センサ12の内部流路38と輸液ラインL4,L5の連通関係が逆になる、といった問題を効果的に防止できる。
次に、以上のような構成の生体成分測定装置10において、センサ12およびコネクタ16を、センサホルダ14に取り付け、または取り外しする際の流れについて説明する。取り付けに際しては、まず係合アーム58が係合突起34に引っ掛かるまで、センサ12の可撓性チューブ40にコネクタ16のノズル62を圧入し、センサ12とコネクタ16を液密に接続する。続いてセンサ12を、センサホルダ14のベース46上に載置し、センサ12を挿入空間側に押し、電極部30を挿入空間内に挿入する。このとき、センサ12に接続されているコネクタ16は、付勢アーム57からの付勢力に抗しながら、センサ12とともに挿入空間側に進む。そして最終的に、コネクタ16のフック56を係合軸52に係合させれば、センサ12およびコネクタ16のセンサホルダ14への取り付けが完了となる。
ここで、センサ12がセンサホルダ14に取り付けられた状態において、付勢アーム57からの押し戻し荷重は、コネクタ16の側壁63にのみかかっており、当該押し戻し荷重に耐えるための反力は、押し戻し荷重に抗してコネクタ16を所定位置に留めるフック56に生じている。換言すれば、センサ12自体には、押し戻し荷重はかからず、反力も生じていない。そのため、押し戻し荷重や反力に起因するセンサ12への悪影響を防止できる。
その一方で、コネクタ16には、押し戻し荷重および反力によるせん断力が生じることになるが、本実施形態では、押し戻し荷重がかかる位置(付勢アーム57と側壁63の当接箇所)と、反力が生じる位置(フック56の係合箇所)とをほぼ同じ高さ位置に設定している。その結果、コネクタ16に生じるせん断力を小さく抑えることができるため、コネクタ16の剛性が小さくても安定した性能が得られる。
センサ12およびコネクタ16をセンサホルダ14から取り外す際には、コネクタ16のフック56を操作して、当該フック56と係合軸52との係合を解除すればいい。フック56と係合軸52の係合が解除されれば、コネクタ16は、付勢アーム57から受ける押し戻し荷重により、挿入空間から離れる方向に自動的に移動する。
ここで本実施形態では、センサ12の可撓性チューブ40にコネクタ16のノズル62を圧入することで両者を接続している。換言すれば、本実施形態では、コネクタ16およびセンサ12がセンサホルダ14から取り外されても、コネクタ16とセンサ12との接続状態が継続される。そのため、フック56と係合軸52との係合解除により、コネクタ16が挿入空間から離れる方向に移動すると、当該コネクタ16に接続されたセンサ12も、コネクタ16とともに挿入空間から離れる方向に移動する。これにより、簡易な操作でセンサ12をセンサホルダ14から取り外すことができる。
以上の通り、本実施形態によれば、センサ12に負荷を与えることなく、センサ12とコネクタ16の液密性を確保でき、また、センサ12の取り外し時の操作性を向上できる。また、押し戻し荷重がセンサ12に掛からない構成であるため、センサ12の剛性に関わらず、押し戻し荷重を自由な大きさに設定できる。
なお、これまで説明した形態は一例であり、コネクタ16とセンサ12が、センサホルダ14から取り外されても接続状態を維持でき、センサホルダ14が、コネクタ16を付勢する付勢部材、コネクタ16がセンサホルダ14に取り付けられる取付部材を有するのであれば、その他の構成は、適宜変更されてもよい。
例えば、コネクタ16にセンサ取り外し方向の押し戻し荷重が与えられるのであれば、押し戻し荷重を付加する位置、押し戻し荷重を与える付勢部材(付勢アーム57)の構成等は、適宜変更されてもよい。また、コネクタ16をセンサホルダ14に対して着脱自在に取り付けられるのであれば、フック56に替えて他の取付部材を用いてもよい。
また、本実施形態では、センサ12に可撓性チューブ40を、そしてコネクタ16にノズル62を設けているが、逆にコネクタ16に可撓性チューブ40を、そしてセンサ12にノズル62を設けてもよい。また、そもそもセンサ12とコネクタ16は、センサホルダ14に依存することなく接続状態を維持できるのであれば、他の接続形式で接続されていてもよい。例えば、管継手等の他部材を利用して、センサ12とコネクタ16を接続してもよい。また、コネクタ16とセンサ12は、予め固着されていてもよい。
また、これまでの説明では、互いに接続されるノズル62および可撓性チューブ40の個数を二つとしたが、これらの個数は、二つに限らず、一つ、または三つ以上であってもよい。また、複数のノズル62および可撓性チューブ40は、必ずしも同時に接続される必要はなく、個別に接続されてもよい。したがって、ノズル62(または可撓性チューブ40)が一つだけで固着されたコネクタ16を複数用意し、当該複数のコネクタ16を個別にセンサ12に取り付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、多層構造のセンサ12を例に挙げて説明したが、センサ12は、単層構造であってもよい。さらに、これまでの説明では、グルコースを測定する生体成分測定装置を例に挙げて説明したが、本実施形態は、体液に含まれる生体成分であれば他の成分、例えば、尿素や、尿酸、糖分(乳糖、蔗糖、ラクテート等)、グルタミン酸、アンモニア、クレアチニン等を測定する装置に適用されてもよい。また、測定対象であるサンプル液としては、生体中に含まれる体液、例えば血液、リンパ液、尿、汗等の他、当該体液を試薬や希釈液と混合した液体、生体成分と同成分と試薬や希釈液を混合して生成される疑似体液等を用いることができる。
生体成分を測定するセンサとしては、生体成分の種類に応じた各種のセンサを挙げることができる。このセンサとして、例えば、酵素を用いた酵素センサ、微生物を用いた微生物センサ、酵素と微生物を用いたハイブリッド型センサ等が挙げられる。このようなセンサにおいて固定化される酵素又は微生物は、測定される被測定対象物つまり生体成分に応じて選択される。例えば、被測定対象物がグルコースであるときにはβ−D−グルコースオキシダーゼ、シュードモナスフルオレッセンス(Pseudomonas fluorecens)、被測定対象物が尿素であるときにはウレアーゼ、被測定対象物が尿酸であるときにはウリカーゼ、被測定対象物がラクテートであるときにはラクテートオキシダーゼ、被測定対象物が乳糖であるときにはラクターゼ又はβ−ガラクトシダーゼ、被測定対象物がエタノールであるときにはアルコールオキシダーゼ、トリコスポロンブラシカエス(Trichosporon brassicaes)、被測定対象物がグルタミン酸であるときにはグルタメートデヒドロゲナーゼ、エシェリキア コリ(Escherichia coli)、被測定対象物がアンモニアであるときには硝化細菌等が選択される。
また、生体成分測定装置による生体成分の測定としては、生体成分を構成する成分の量や濃度を測定するだけでなく、生体成分を含むサンプル全体や個々の生体成分の性質や物性を測定することも含んでいる。したがって、例えば、測定しようとしている生体成分を含むサンプルのpH値、酸素濃度を測定することも生体成分の測定となる。
10 生体成分測定装置、12 センサ、14 センサホルダ、16 コネクタ、18 制御部、20 混合器、22 気液分離器、24 血液採取手段、30 電極部、32 センサ側電極端子、34 係合突起、36 ガイド溝、38 内部流路、40 可撓性チューブ、46 ベース、48 ターミナル、50 絶縁板、51 フラットケーブル、52 係合軸、56 フック、57 付勢アーム、58 係合アーム、60 中間流路、62 ノズル、63 側壁、64 ガイド突起、70 スライダ、72 進退穴、74 コイルスプリング、L1〜L7 輸液ライン、L8 気体ライン、P ポンプ、V1〜V8 バルブ。

Claims (6)

  1. 生体成分含有液体が流れる輸液ラインと、
    前記生体成分含有液体の成分に応じた電気信号を出力するセンサであって、内部に前記生体成分含有液体が流れる内部流路が形成されたセンサと、
    前記輸液ラインの開口端に設けられ、前記内部流路と輸液ラインを連通するべく、前記センサに接続されるコネクタと、
    前記センサを保持する保持具と、
    を備え、
    前記コネクタは、前記保持具に取付および取付解除が可能な取付部材であって、前記保持具に取り付けられることにより前記コネクタに接続されたセンサが前記保持具で保持される位置に、前記コネクタを留める取付部材を有し、
    前記保持具は、前記コネクタに接続されたセンサが前記保持具から取り外し可能となる保持解除位置方向に前記コネクタを付勢する付勢部材を有する、
    ことを特徴とする生体成分測定装置。
  2. 請求項1に記載の生体成分測定装置であって、
    前記センサと前記コネクタとの接続は、前記センサおよび前記コネクタが前記保持具から取り外された後も、接続状態が継続する形式であることを特徴とする生体成分測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の生体成分測定装置であって、
    前記センサおよびコネクタは、これらの一方に設けられた可撓性チューブに、他方に設けられたノズルを圧入することで接続されることを特徴とする生体成分測定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の生体成分測定装置であって、
    前記保持具は、前記センサの一部が挿入される挿入空間を有し、
    前記センサは、前記センサの一部が前記挿入空間に挿入された状態で保持され、前記センサの一部が前記挿入空間から離脱した状態で取り外し可能となり、
    前記付勢部材は、前記コネクタを、前記センサの一部が前記挿入空間から離脱する方向に付勢することを特徴とする生体成分測定装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の生体成分測定装置であって、
    前記センサは、厚み方向に複数の層が積層された多層構造であることを特徴とする生体成分測定装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の生体成分測定装置であって、
    前記センサ、コネクタ、輸液ラインは、使用の度に廃棄される使い捨て式であることを特徴とする生体成分測定装置。
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