JP2015017756A - 貯湯式給湯風呂装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯湯タンクユニット内の配管や主要部品の凍結を予防する貯湯式給湯風呂装置を提供する。
【解決手段】制御手段40は、外気温度検出手段8で検出される外気温度が低く、かつ、貯湯温度検出手段39で検出される湯水の温度が低いときに、加熱手段3により貯湯タンク2内の湯水を所定の目標沸上温度で沸き上げる凍結予防沸上運転を行わせるようにした貯湯式給湯風呂装置において、検出手段30の検出する浴槽水の有無に基づいて、凍結予防沸上運転の運転条件としての所定の目標沸上温度、運転開始外気温度条件、運転開始貯湯温度条件、運転終了貯湯温度条件を設定する設定手段41を設け、設定手段41は、検出手段30が浴槽水ありを検出したときよりも、検出手段30が浴槽水なしを検出したときの方が、凍結予防沸上運転の運転条件のうち少なくとも一つを凍結を回避する安全側に設定するようにした。
【選択図】 図4

Description

この発明は、貯湯式給湯風呂装置の凍結予防に関するものである。
従来この種の貯湯式給湯風呂装置においては、浴槽水を循環させる風呂循環回路に、貯湯タンク内に設けられた風呂熱交換器を接続し、貯湯タンク内の温水を利用して浴槽水の追い焚きや保温をできるようにし、この風呂循環回路に風呂熱交換器をバイパスして浴槽水を循環させるバイパス管と流路切換手段を設け、冬季等に、外気温度センサで検出される外気温度が低く浴槽水が凍結するおそれがある場合、流路切換手段をバイパス管側に切り換え、風呂循環回路に設けられた風呂循環ポンプを駆動させて浴槽水を循環させることで、風呂循環回路の凍結を予防する風呂凍結予防運転を行うようにしたものがあった(特許文献1)。このものでは、風呂凍結予防運転の際、風呂循環回路を循環する浴槽水の放熱により、貯湯タンクユニット内の雰囲気温度が上昇するため、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結予防にもなるものであった。
また、従来この種の貯湯式給湯風呂装置においては、冬季等に、外気温度センサで検出される外気温度が低く、かつ、貯湯温度センサで検出される貯湯タンク内の湯水の温度が低くなった場合に、貯湯タンク内の湯水を沸き上げる凍結予防沸上運転を行うものがあった(特許文献2)。このものでは、凍結予防沸上運転により貯湯タンク内に高温の湯を貯めることで、貯湯タンクユニット内の雰囲気温度が上昇するため、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品の凍結を予防できるものであった。
特開2003−148800号公報 特開2009−156495号公報
ところで、この従来の貯湯式給湯風呂装置は、風呂凍結予防運転を行う際、風呂循環回路に循環できるほど浴槽内に浴槽水が残っている場合と、風呂循環回路に循環できるほど浴槽内に浴槽水が残っていない場合とがあり、浴槽内に浴槽水が残っている場合は、上述したように、風呂循環回路を循環する浴槽水の放熱によって貯湯タンクユニット内の配管や主要部品の凍結を予防できるが、浴槽内に浴槽水が残っていない場合、風呂循環回路を循環する浴槽水の放熱を得られないので、浴槽内に浴槽水が残っている場合に比べて、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品の凍結の危険性が増すものである。ここで、上述した凍結予防沸上運転は、凍結予防沸上運転用に設定された条件のもと実行され、風呂循環回路を循環する浴槽水が浴槽内に残っているか否かに関係ないものである。そうなると、風呂循環回路を循環する浴槽水がない場合には、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品の凍結を予防するための処置としては、凍結予防沸上運転しかなく、風呂凍結予防運転分だけ不足するので、最悪の場合、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品が凍結するおそれがあるという問題を有するものであった。
そこで、この発明は上記課題を解決するために、特に請求項1ではその構成を、湯水を貯湯する貯湯タンクを有する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク下部から取り出した湯水を前記貯湯タンク上部に戻す加熱循環回路と、該加熱循環回路の途中に設けられ湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱循環回路の途中に設けられ前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱循環回路に循環させる加熱循環ポンプと、前記貯湯タンク内の湯水の温度を検出する貯湯温度検出手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記貯湯タンク内の湯水を熱源として浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、浴槽と前記風呂熱交換器とを接続した風呂循環回路と、該風呂循環回路に設けられ浴槽水を循環させる風呂循環ポンプと、浴槽水の有無を検出する検出手段と、これらの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記外気温度検出手段で検出される外気温度が低く、かつ、前記貯湯温度検出手段で検出される湯水の温度が低いときに、前記加熱手段により前記貯湯タンク内の湯水を所定の目標沸上温度で沸き上げる凍結予防沸上運転を行わせるようにした貯湯式給湯風呂装置において、前記検出手段の検出する浴槽水の有無に基づいて、前記凍結予防沸上運転の運転条件としての前記所定の目標沸上温度、運転開始外気温度条件、運転開始貯湯温度条件、運転終了貯湯温度条件を設定する設定手段を設け、該設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記凍結予防沸上運転の前記運転条件のうち少なくとも一つを凍結を回避する安全側に設定するものとした。
また、請求項2では、前記設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記貯湯タンク内の湯水の熱量を増やすように前記凍結予防沸上運転の前記運転条件を設定するものとした。
また、請求項3では、前記設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記凍結予防沸上運転の運転開始を早めるように前記凍結予防沸上運転の前記運転条件を設定するものとした。
また、請求項4では、前記設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記所定の目標沸上温度が高くなるように前記運転条件を設定するものとした。
また、請求項5では、前記貯湯温度検出手段は前記貯湯タンク側面の上下方向に複数個配置され、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転終了貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段を、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転終了貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段よりも下方に位置する前記貯湯温度検出手段とするものとした。
また、請求項6では、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始外気温度条件を、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始外気温度条件よりも高い温度に設定するものとした。
また、請求項7では、前記貯湯温度検出手段は前記貯湯タンク側面の上下方向に複数個配置され、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段を、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段よりも下方に位置する前記貯湯温度検出手段とするものとした。
この発明の請求項1によれば、設定手段は、検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、凍結予防沸上運転の運転条件のうち少なくとも一つ凍結を回避する安全側に設定するので、凍結予防沸上運転を行うことで、貯湯タンクユニット内の雰囲気温度が上昇し、確実に貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
また、請求項2によれば、設定手段は、検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、貯湯タンク内の湯水の熱量を増やすように凍結予防沸上運転の運転条件を設定するので、浴槽水があるときに凍結予防に寄与する放熱分を、貯湯タンク内の湯水の熱量を増やすことで補うことができ、貯湯タンクユニット内の雰囲気温度が上昇し、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
また、請求項3によれば、設定手段は、検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、凍結予防沸上運転の運転開始を早めるように凍結予防沸上運転の運転条件を設定することで、浴槽水なしの方が凍結予防沸上運転の開始が早くなるので、早めに貯湯タンクユニット内の雰囲気温度を上昇させて、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
また、請求項4によれば、設定手段は、検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、所定の目標沸上温度が高くなるように運転条件を設定するので、浴槽水があるときに凍結予防に寄与する放熱分を、目標沸上温度を高くして貯湯タンク内の湯水の熱量を増やすことで補うことができ、貯湯タンクユニット内の雰囲気温度が上昇し、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
また、請求項5によれば、検出手段が浴槽水なしを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の運転終了貯湯温度条件を判断する貯湯温度検出手段を、検出手段が浴槽水ありを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の運転終了貯湯温度条件を判断する貯湯温度検出手段よりも下方に位置する貯湯温度検出手段としたので、検出手段が浴槽水なしを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の方が貯湯タンク内の湯水の沸き上げ量が増え、浴槽水があるときに凍結予防に寄与する放熱分を、沸き上げ量を多くして貯湯タンク内の湯水の熱量を増やすことで補うことができ、貯湯タンクユニット内の雰囲気温度が上昇し、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
また、請求項6によれば、検出手段が浴槽水なしを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件を、検出手段が浴槽水ありを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件よりも高い温度に設定したことで、貯湯タンク内の湯量が少ない状態となっているときに、検出手段が浴槽水なしを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の方が凍結予防沸上運転の開始が早くなるので、早めに貯湯タンクユニット内の雰囲気温度を上昇させて、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
また、請求項7によれば、検出手段が浴槽水なしを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件を判断する貯湯温度検出手段を、検出手段が浴槽水ありを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件を判断する貯湯温度検出手段よりも下方に位置する貯湯温度検出手段としたので、貯湯タンク内の湯水の温度分布から貯湯タンク内の下方に向かうほど貯湯されている湯水の温度は低く、運転開始貯湯温度条件が成立しやすい方向となり、検出手段が浴槽水なしを検出したときに設定手段によって設定される凍結予防沸上運転の方が凍結予防沸上運転の運転開始が早くなるので、早めに貯湯タンクユニット内の雰囲気温度を上昇させて、貯湯タンクユニット内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
この発明の貯湯式給湯風呂装置の一実施形態の概略構成図。 同一実施形態の風呂凍結予防運転の動作を示すフローチャート。 同一実施形態の浴槽水ありの場合の第1凍結予防沸上運転の動作を示すフローチャート。 同一実施形態の浴槽水なしの場合の第2凍結予防沸上運転の動作を示すフローチャート。 同一実施形態の浴槽水なしの場合の第3凍結予防沸上運転の動作を示すフローチャート。 同一実施形態の浴槽水なしの場合の第4凍結予防沸上運転の動作を示すフローチャート。 同一実施形態の浴槽水なしの場合の第5凍結予防沸上運転の動作を示すフローチャート。
次に、本発明の貯湯式給湯風呂装置の一実施形態について図1に基づき説明する。
1は湯水を貯湯する貯湯タンク2を有する貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプ式加熱手段であり、ヒートポンプ式加熱手段3は、冷媒を圧縮する圧縮機4と、圧縮機4から吐出された高温高圧の冷媒と水とを熱交換する凝縮器としての水冷媒熱交換器5と、水冷媒熱交換器5通過後の冷媒を減圧させる減圧器としての膨張弁6と、膨張弁6からの低温低圧の冷媒を蒸発させる蒸発器としての空気熱交換器7とを備え、空気熱交換器7で吸熱した冷媒を圧縮機4で圧縮して水冷媒熱交換器5を介して水を加熱するようにしている。また、8は外気温度を検出する外気温度検出手段としての外気温度センサ、9は圧縮機4等のアクチュエータを制御する制御手段としてのヒーポン制御部である。
10は貯湯タンク2の下部と水冷媒熱交換器5の水流入口とを接続するヒーポン往き管、11は水冷媒熱交換器5の水流出口と貯湯タンク2の上部とを接続するヒーポン戻り管で、貯湯タンク2と水冷媒熱交換器5の水側との間をヒーポン往き管10およびヒーポン戻り管11とで接続することで貯湯タンク2の下部から取り出した湯水を貯湯タンク2の上部へ戻す加熱循環回路12を形成するものである。また、13は加熱循環回路12に設けられ、貯湯タンク2内の湯水を加熱循環回路12に循環させる加熱循環ポンプである。
14はヒーポン戻り管11の途中から分岐したバイパス管で、このバイパス管14はその一端がヒーポン戻り管11の途中に流路切替手段としてのバイパス切替弁15を介して接続され、他端が貯湯タンク2の下部に接続されている。ここで、水冷媒熱交換器5の水流出口と貯湯タンク2の上部とを結ぶヒーポン戻り管11は、水冷媒熱交換器5の水流出口とバイパス切替弁15とを結ぶヒーポン戻り管11aと、バイパス切替弁15と貯湯タンク2の上部とを結ぶヒーポン戻り管11bとから構成され、前記バイパス切替弁15は、例えば電動式の三方弁からなり、前記ヒーポン戻り管11を流通する湯水を貯湯タンク2の下部に戻すように貯湯タンク2下部側に切り替えた状態、すなわちヒーポン戻り管11aとバイパス管14とを連通させる状態と、ヒーポン戻り管11を流通する湯水を貯湯タンク2上部に戻すように貯湯タンク2上部側に切り替えた状態、すなわちヒーポン戻り管11aとヒーポン戻り管11bとを連通させる状態とに設定可能なものである。なお、16はヒーポン戻り管11aに設けられ、水冷媒熱交換器5で加熱された湯水の温度を検出する熱交出口温度検出手段としての熱交出口温度センサである。
17は貯湯タンク2の下部に接続され貯湯タンク2に給水する給水管、18は給水管17の途中に設けられ給水圧を所定の圧力まで減圧する減圧弁、19は貯湯タンク2の上部に接続され貯湯タンク2の上部から高温水を取り出す出湯管、20は給水管17から分岐した第1給水バイパス管、21は出湯管19からの高温の湯と第1給水バイパス管20からの給水とを混合する電動ミキシング弁よりなる給湯混合弁、22は給湯混合弁21で混合された湯を所定の給湯箇所に設置された給湯栓23に供給する給湯管である。
24は貯湯タンク2内の湯水を熱源として浴槽25の浴槽水を追い焚きするための蛇管よりなる風呂熱交換器、26は風呂熱交換器24と浴槽25とを接続する風呂往き管27および風呂戻り管28からなる風呂循環回路、29は風呂循環回路26に設けられ浴槽水を循環させる風呂循環ポンプ、30は風呂循環回路26に設けられ、風呂循環回路26での流水の有無を検出することで、風呂循環回路26に循環できる浴槽水の有無、すなわち浴槽25内に浴槽25の循環口(図示せず)以上の残り湯の有無を検出する検出手段としての流水スイッチ、31は風呂循環回路26に設けられた浴槽水の温度を検出する風呂温度センサである。
32は風呂往き管27と風呂戻り管28とを接続して風呂熱交換器24をバイパスする風呂バイパス管、33は風呂バイパス管32と風呂循環回路26との接続部に設けられ、風呂熱交換器24側に浴槽水を流通させる状態と風呂熱交換器24をバイパスして風呂バイパス管32側に浴槽水を流通させる状態とに切り替え可能な電動三方弁よりなる風呂三方弁であり、この風呂三方弁33は、浴槽25内の浴槽水を追い焚きするときには、風呂熱交換器24側に浴槽水を流通させる状態に切り替えられ、浴槽25へ湯張りを行うとき、または、低外気温時に風呂循環回路26の凍結を予防するため風呂循環ポンプ29を駆動させて浴槽水を循環させる風呂凍結予防運転を行うときには、風呂熱交換器24をバイパスして風呂バイパス管32側に浴槽水を流通させる状態に切り替えられるものである。
34は出湯管19から分岐し貯湯タンク2上部から高温水を取り出す風呂出湯管、35は第1給水バイパス管20から分岐した第2給水バイパス管、36は風呂出湯管34からの高温の湯と第2給水バイパス管35からの給水とを混合する電動ミキシング弁よりなる風呂混合弁、37は風呂循環回路26に接続され風呂混合弁36で混合された湯を浴槽25へ注湯する湯張り管、38は湯張り管37に設けられ浴槽25への注湯の開始/停止を行う湯張り弁である。
39は貯湯タンク2側面の上下方向に複数個配置された貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサで、この実施形態では上から順に、貯湯温度センサ39a、第1貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサ39b、貯湯温度センサ39c、第2貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサ39d、貯湯温度センサ39e、貯湯温度センサ39f、貯湯温度センサ39gの7つが配置されているものであり、貯湯温度センサ39が検出する湯水の温度情報によって、貯湯タンク2内にどれだけの熱量が残っているかを検知し、そして貯湯タンク2内の上下方向の温度分布を検知するものである。
40はヒートポンプ式加熱手段3の駆動開始・停止制御や、貯湯タンクユニット1内の各センサの入力やリモコン(図示せず)の各種スイッチの入力を受けて各アクチュエータの作動を制御する制御手段としての貯湯制御部であり、ヒーポン制御部9と有線にて通信可能に接続されているものである。
前記貯湯制御部40は、低外気温時に、風呂循環ポンプ29を駆動させ風呂循環回路26に浴槽水を循環させる風呂凍結予防運転や、低外気温時かつ貯湯タンク2内の湯温が低い場合に、圧縮機4および加熱循環ポンプ13を駆動させ、水冷媒熱交換器5において冷媒と湯水との熱交換により貯湯タンク2内の湯水を所定の目標沸上温度に沸き上げ、高温の湯を貯湯タンク2に貯留することで、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品の凍結を予防する凍結予防沸上運転を行うものであり、貯湯制御部40は前記凍結予防沸上運転の運転条件を設定する設定手段41を備えているものである。
前記設定手段41は、風呂循環回路26に循環できる浴槽水の有無を検出する検出手段(ここでは流水スイッチ30)で検出した浴槽水の有無に基づき、凍結予防沸上運転の運転条件として、目標沸上温度、運転開始外気温度条件、運転開始貯湯温度条件、運転終了貯湯温度条件を設定するものであり、検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも浴槽水なしを検出したときの方が、凍結予防沸上運転の運転条件を凍結を回避する安全側に設定するものである。
なお、図1中の2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管(第1給水バイパス管20や第2給水バイパス管35等)や主要部品(風呂混合弁36)は、他の配管や他の主要部品に比べて、低外気温時に凍結する可能性が高いものである。
次に、図1に示した一実施形態の貯湯式給湯風呂装置の動作を説明する。
まず、貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプ式加熱手段3により所定の目標沸上温度に沸き上げる沸上運転について説明すると、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜電力時間帯になって、貯湯温度センサ39が貯湯タンク2内に翌日に必要な熱量が残ってないことを検出すると、深夜電力時間帯の所定の時刻において貯湯制御部40はヒーポン制御部9に対して沸上運転開始を指示する。
そして、指示を受けたヒーポン制御部9は圧縮機4や加熱循環ポンプ13を駆動させ、沸上運転を開始し、貯湯タンク2下部から供給される湯水を加熱して熱交出口温度センサ16で検出される温度が所定の目標沸上温度になるようにするものである。ここで、熱交出口温度センサ16で検出される温度が所定の目標沸上温度より低い場合は、バイパス切替弁15はバイパス管14側に切り替えた状態であり、貯湯タンク2下部から取り出された湯水は、ヒーポン往き管10、水冷媒熱交換器5の水側、ヒーポン戻り管11a、バイパス管14を循環し、再び貯湯タンク2の下部に戻るものである。ここで、熱交出口温度センサ16で検出される温度が所定の目標沸上温度に到達すると、バイパス切替弁15をヒーポン戻り管11b側に切り替え、貯湯タンク2下部から取り出された湯水は、ヒーポン往き管10、水冷媒熱交換器5の水側、ヒーポン戻り管11a、ヒーポン戻り管11bを循環し、貯湯タンク2上部に戻し、貯湯タンク2上部から順次積層して高温水を貯湯していく。そして、貯湯温度センサ39が必要な熱量が貯湯タンク2内に貯湯されたことを検出すると、貯湯制御部40はヒーポン制御部9に対して沸上運転停止を指示し、指示を受けたヒーポン制御部9は圧縮機4や加熱循環ポンプ13の駆動を停止させ、沸上運転を終了するものである。
次に、風呂循環ポンプ29を駆動させて風呂循環回路26に浴槽水を循環させる風呂凍結予防運転の動作について、図2に示したフローチャートに基づき説明すると、貯湯制御部40は外気温度センサ8の検出する外気温度が第1外気温度としての3℃より低いか否か判断し(ステップS1)、外気温度センサ8の検出する外気温度が3℃より低いと判断すると、風呂三方弁33を風呂バイパス管32側に切り替え(ステップS2)、風呂循環ポンプ29を駆動させるものである(ステップS3)。
前記貯湯制御部40は、前記ステップ3で風呂循環ポンプ29を駆動させた後、流水スイッチ30がONしたか否か、すなわち、風呂循環回路26に循環できる浴槽水があるか否かを判断し(ステップS4)、流水スイッチ30がONした、すなわち、浴槽25内に浴槽25の循環口(図示せず)以上の残り湯があり、風呂循環回路26に循環できる浴槽水があると判断すると、風呂温度センサ31の検出する浴槽水の温度が10℃より高いか否か判断し(ステップS5)、風呂温度センサ31の検出する浴槽水の温度が10℃より高いと判断すると、浴槽水の凍結のおそれがないとして、風呂循環ポンプ29を停止させ(ステップS6)、風呂凍結予防運転を終了するものである。また、前記ステップS5で、風呂温度センサ31の検出する浴槽水の温度が10℃以下であると判断すると、浴槽水の凍結のおそれがあるとして、風呂循環ポンプ29の駆動を継続させステップS5の処理を繰り返すものである。なお、前記貯湯制御部40は、前記ステップS4で流水スイッチ30がOFFである、すなわち、浴槽25内に浴槽25の循環口以上の残り湯がなく、風呂循環回路26に循環できる浴槽水がないと判断すると、前記ステップS6の処理にとび、風呂循環ポンプ29を停止させ(ステップS6)、風呂凍結予防運転を終了するものである。
上述した風呂凍結予防運転では、浴槽25内に浴槽25の循環口以上の残り湯があり、浴槽25からの浴槽水を風呂戻り管28から風呂バイパス管32を介して風呂往き管27に循環させ浴槽25内に戻すことができる浴槽水がある場合、風呂循環ポンプ29を駆動させて循環させた浴槽水により上記の循環経路の凍結を予防することができ、また、そのときの浴槽水の放熱により、貯湯タンクユニット1内の雰囲気温度が上昇するため、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品、特に、2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
なお、前記ステップS4で、流水スイッチ30がONとなり流水ありを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水があることを検出すると、浴槽水ありという情報に基づいて設定手段41は前記凍結予防沸上運転の運転条件を設定すると共に、前記ステップS4で、流水スイッチ30がONとならずOFFで流水なしを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水がないことを検出すると、浴槽水なしという情報に基づいて設定手段41は前記凍結予防沸上運転の運転条件を設定するものである。
次に、低外気温かつ貯湯タンク2内の湯温が低い場合に、圧縮機4および加熱循環ポンプ13を駆動させて貯湯タンク2内の湯水を沸き上げ、高温の湯を貯湯タンク2に貯留し貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品の凍結を予防する凍結予防沸上運転の動作について、図3に示したフローチャートに基づき第1凍結予防沸上運転について説明するが、この第1凍結予防沸上運転は、前記風呂凍結予防運転において、流水スイッチ30がONで流水ありを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水があることを検出した結果に基づき、設定手段41が設定した運転条件で行われる凍結予防沸上運転である。
前記第1凍結予防沸上運転では、設定手段41により目標沸上温度が65℃に設定され、凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件として、外気温度<−5℃が設定され、運転開始貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出湯温<40℃が設定され、運転終了貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出湯温≧45℃が設定されるものであり、貯湯制御部40は、まず、目標沸上温度を65℃とし(ステップS7)、外気温度センサ8で検出される外気温度が第2外気温度としての−5℃より低いか否か判断し(ステップS8)、外気温度が−5℃より低いと判断すると、貯湯温度センサ39bで検出される温度が第1所定温度としての40℃より低いか否か判断し(ステップS9)、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃以上の場合は前記ステップS8の処理に戻り、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃より低いと判断すると、圧縮機4を駆動させると共に加熱循環ポンプ13を駆動させ(ステップS10)、貯湯タンク2内の湯水の沸き上げを開始するものである。
貯湯タンク2内の湯水の沸き上げが開始されると、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度(ここでは65℃)より低い場合は、バイパス切替弁15はバイパス管14側に切り替えた状態であり、沸き上げた湯水は貯湯タンク2の下部に戻され、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度に到達すると、バイパス切替弁15をヒーポン戻り管11b側に切り替え、沸き上げた湯水を貯湯タンク2上部に戻し、貯湯タンク2上部から高温水を貯湯していくものである。
そして、貯湯制御部40は、貯湯温度センサ39bの検出する温度が第2所定温度としての45℃以上であるか否かを判断し(ステップS10)、貯湯温度センサ39bの検出する温度が45℃以上であると判断すると、圧縮機4を停止させると共に加熱循環ポンプ13を停止させ、第1凍結予防沸上運転を終了するものである。
以上説明した第1凍結予防沸上運転によれば、貯湯タンク2内の湯水を沸き上げて貯湯タンク2内に高温の湯を貯めることで、貯湯タンクユニット1内の雰囲気温度が上昇するため、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品、特に、2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
次に、図4に示したフローチャートに基づき第2凍結予防沸上運転について説明するが、この第2凍結予防沸上運転は、前記風呂凍結予防運転において、流水スイッチ30がOFFで流水なしを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水がないことを検出した結果に基づいて設定手段41が設定した運転条件で行われる凍結予防沸上運転である。
前記第2凍結予防沸上運転では、設定手段41により目標沸上温度が80℃に設定され、凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件として、外気温度<−5℃が設定され、運転開始貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出湯温<40℃が設定され、運転終了貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出湯温≧45℃が設定されるものであり、貯湯制御部40は、まず、目標沸上温度を80℃とし(ステップS12)、外気温度センサ8で検出される外気温度が第2外気温度としての−5℃より低いか否か判断し(ステップS13)、外気温度が−5℃より低いと判断すると、貯湯温度センサ39bで検出される温度が第1所定温度としての40℃より低いか否か判断し(ステップS14)、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃以上の場合は前記ステップS13の処理に戻り、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃より低いと判断すると、圧縮機4を駆動させると共に加熱循環ポンプ13を駆動させ(ステップS15)、貯湯タンク2内の湯水の沸き上げを開始するものである。
貯湯タンク2内の湯水の沸き上げが開始されると、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度(ここでは80℃)より低い場合は、バイパス切替弁15はバイパス管14側に切り替えた状態であり、沸き上げた湯水は貯湯タンク2の下部に戻され、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度に到達すると、バイパス切替弁15をヒーポン戻り管11b側に切り替え、沸き上げた湯水を貯湯タンク2上部に戻し、貯湯タンク2上部から高温水を貯湯していくものである。
そして、貯湯制御部40は、貯湯温度センサ39bの検出する温度が第2所定温度としての45℃以上であるか否かを判断し(ステップS16)、貯湯温度センサ39bの検出する温度が45℃以上であると判断すると、圧縮機4を停止させると共に加熱循環ポンプ13を停止させ、第2凍結予防沸上運転を終了するものである。
以上説明した第2凍結予防沸上運転によれば、風呂循環回路26に循環できる浴槽水なしの場合に設定手段41によって設定される第2凍結予防沸上運転の目標沸上温度を、風呂循環回路26に循環できる浴槽水ありの場合に設定手段41によって設定される第1凍結予防沸上運転の目標沸上温度よりも高い温度に設定し、貯湯タンク2内の湯水の熱量を増やす方向で凍結を回避する安全側に条件が設定され、風呂循環回路26に循環できる浴槽水があるときに風呂凍結予防運転で凍結予防に寄与する放熱分を、目標沸上温度を高くして貯湯タンク2内の湯水の熱量を増やすことで補うことができ、貯湯タンクユニット1内の雰囲気温度が上昇し、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品、特に、2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
次に、図5に示したフローチャートに基づき第3凍結予防沸上運転について説明するが、この第3凍結予防沸上運転は、前記風呂凍結予防運転において、流水スイッチ30がOFFで流水なしを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水がないことを検出した結果に基づいて設定手段41が設定した運転条件で行われる凍結予防沸上運転であり、先に説明した第2凍結予防沸上運転とは別の動作を示した実施形態である。
前記第3凍結予防沸上運転では、設定手段41により目標沸上温度が65℃に設定され、凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件として、外気温度<−5℃が設定され、運転開始貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出温度<40℃が設定され、運転終了貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39dの検出湯温≧45℃が設定されるものであり、貯湯制御部40は、まず、目標沸上温度を65℃とし(ステップS17)、外気温度センサ8で検出される外気温度が第2外気温度としての−5℃より低いか否か判断し(ステップS18)、外気温度が−5℃より低いと判断すると、貯湯温度センサ39bで検出される温度が第1所定温度としての40℃より低いか否か判断し(ステップS19)、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃以上の場合は前記ステップS18の処理に戻り、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃より低いと判断すると、圧縮機4を駆動させると共に加熱循環ポンプ13を駆動させ(ステップS20)、貯湯タンク2内の湯水の沸き上げを開始するものである。
貯湯タンク2内の湯水の沸き上げが開始されると、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度(ここでは65℃)より低い場合は、バイパス切替弁15はバイパス管14側に切り替えた状態であり、沸き上げた湯水は貯湯タンク2の下部に戻され、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度に到達すると、バイパス切替弁15をヒーポン戻り管11b側に切り替え、沸き上げた湯水を貯湯タンク2上部に戻し、貯湯タンク2上部から高温水を貯湯していくものである。
そして、貯湯制御部40は、貯湯温度センサ39dの検出する温度が第2所定温度としての45℃以上であるか否かを判断し(ステップS21)、貯湯温度センサ39dの検出する温度が45℃以上であると判断すると、圧縮機4を停止させると共に加熱循環ポンプ13を停止させ、第3凍結予防沸上運転を終了するものである。
以上説明した第3凍結予防沸上運転によれば、凍結予防沸上運転の運転終了貯湯温度条件の温度は、第2所定温度(ここでは45℃)で変更せず、風呂循環回路26に循環できる浴槽水なしの場合に設定手段41によって設定される第3凍結予防沸上運転の運転終了貯湯温度条件を判断する貯湯温度センサ39を、風呂循環回路26に循環できる浴槽水ありの場合に設定手段41によって設定される第1凍結予防沸上運転の運転終了貯湯温度条件を判断する第1貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサ39bよりも下方に位置する第2貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサ39dとしたことにより、第3凍結予防沸上運転の方が第1凍結予防沸上運転よりも貯湯タンク2内の湯水の沸き上げ量が増え、貯湯タンク2内の湯水の熱量を増やす方向で凍結を回避する安全側に条件が設定され、風呂循環回路26に循環できる浴槽水があるときに風呂凍結予防運転で凍結予防に寄与する放熱分を、沸き上げ量を多くして貯湯タンク2内の湯水の熱量を増やすことで補うことができ、貯湯タンクユニット1内の雰囲気温度が上昇し、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品、特に、2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
次に、図6に示したフローチャートに基づき第4凍結予防沸上運転について説明するが、この第4凍結予防沸上運転は、前記風呂凍結予防運転において、流水スイッチ30がOFFで流水なしを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水がないことを検出した結果に基づいて設定手段41が設定した運転条件で行われる凍結予防沸上運転であり、先に説明した第2凍結予防沸上運転および第3凍結予防沸上運転とは別の動作を示した実施形態である。
前記第4凍結予防沸上運転では、設定手段41により目標沸上温度が65℃に設定され、凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件として、外気温度<−3℃が設定され、運転開始貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出温度<40℃が設定され、運転終了貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39bの検出湯温≧45℃が設定されるものであり、貯湯制御部40は、まず、目標沸上温度を65℃とし(ステップS22)、外気温度センサ8で検出される外気温度が第3外気温度としての−3℃より低いか否か判断し(ステップS23)、外気温度が−3℃より低いと判断すると、貯湯温度センサ39bで検出される温度が第1所定温度としての40℃より低いか否か判断し(ステップS24)、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃以上の場合は前記ステップS23の処理に戻り、貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃より低いと判断すると、圧縮機4を駆動させると共に加熱循環ポンプ13を駆動させ(ステップS25)、貯湯タンク2内の湯水の沸き上げを開始するものである。
貯湯タンク2内の湯水の沸き上げが開始されると、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度(ここでは65℃)より低い場合は、バイパス切替弁15はバイパス管14側に切り替えた状態であり、沸き上げた湯水は貯湯タンク2の下部に戻され、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度に到達すると、バイパス切替弁15をヒーポン戻り管11b側に切り替え、沸き上げた湯水を貯湯タンク2上部に戻し、貯湯タンク2上部から高温水を貯湯していくものである。
そして、貯湯制御部40は、貯湯温度センサ39bの検出する温度が第2所定温度としての45℃以上であるか否かを判断し(ステップS26)、貯湯温度センサ39bの検出する温度が45℃以上であると判断すると、圧縮機4を停止させると共に加熱循環ポンプ13を停止させ、第4凍結予防沸上運転を終了するものである。
以上説明した第4凍結予防沸上運転によれば、風呂循環回路26に循環できる浴槽水なしの場合に設定手段41によって設定される第4凍結予防沸上運転の運転条件としての運転開始外気温度条件を、風呂循環回路26に循環できる浴槽水ありの場合に設定手段41で設定される第1凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件よりも高い温度に設定(第2外気温度<第3外気温度)、すなわち凍結予防沸上運転の運転開始を早めるように設定したことで、貯湯タンク2内の湯量が少ない、すなわち貯湯温度センサ39bで検出される温度が40℃より低い状態となっているときに、第4凍結予防沸上運転の方が第1凍結予防沸上運転よりも凍結予防沸上運転の開始が早くなるので、凍結を回避する安全側に条件が設定され、早めに貯湯タンクユニット1内の雰囲気温度を上昇させて、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品、特に、2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
次に、図7に示したフローチャートに基づき第5凍結予防沸上運転について説明するが、この第5凍結予防沸上運転は、前記風呂凍結予防運転において、流水スイッチ30がOFFで流水なしを検出して、風呂循環回路26に循環できる浴槽水がないことを検出した結果に基づいて設定手段41が設定した運転条件で行われる凍結予防沸上運転であり、先に説明した第2凍結予防沸上運転、第3凍結予防沸上運転、第4凍結予防沸上運転とは別の動作を示した実施形態である。
前記第5凍結予防沸上運転では、設定手段41により目標沸上温度が65℃に設定され、凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件として、外気温度<−5℃が設定され、運転開始貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39dの検出温度<40℃が設定され、運転終了貯湯温度条件として、貯湯温度センサ39dの検出温度≧45℃が設定されるものであり、貯湯制御部40は、まず、目標沸上温度を65℃とし(ステップS27)、外気温度センサ8で検出される外気温度が第2外気温度としての−5℃より低いか否か判断し(ステップS28)、外気温度が−5℃より低いと判断すると、貯湯温度センサ39dで検出される温度が第1所定温度としての40℃より低いか否か判断し(ステップS29)、貯湯温度センサ39dで検出される温度が40℃以上の場合は前記ステップS28の処理に戻り、貯湯温度センサ39dで検出される温度が40℃より低いと判断すると、圧縮機4を駆動させると共に加熱循環ポンプ13を駆動させ(ステップS30)、貯湯タンク2内の湯水の沸き上げを開始するものである。
貯湯タンク2内の湯水の沸き上げが開始されると、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度(ここでは65℃)より低い場合は、バイパス切替弁15はバイパス管14側に切り替えた状態であり、沸き上げた湯水は貯湯タンク2の下部に戻され、熱交出口温度センサ16で検出される温度が目標沸上温度に到達すると、バイパス切替弁15をヒーポン戻り管11b側に切り替え、沸き上げた湯水を貯湯タンク2上部に戻し、貯湯タンク2上部から高温水を貯湯していくものである。
そして、貯湯制御部40は、貯湯温度センサ39dの検出する温度が第2所定温度としての45℃以上であるか否かを判断し(ステップS31)、貯湯温度センサ39dの検出する温度が45℃以上であると判断すると、圧縮機4を停止させると共に加熱循環ポンプ13を停止させ、第5凍結予防沸上運転を終了するものである。
以上説明した第5凍結予防沸上運転によれば、凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件の温度は、第1所定温度(ここでは40℃)で変更せず、風呂循環回路26に循環できる浴槽水なしの場合に設定手段41によって設定される第5凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件を判断する貯湯温度センサ39を、風呂循環回路26に循環できる浴槽水ありの場合に設定手段41によって設定される第1凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件を判断する第1貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサ39bよりも下方に位置する第2貯湯温度検出手段としての貯湯温度センサ39dとしたことにより、貯湯タンク2内の湯水の温度分布から貯湯タンク2内の下方に向かうほど貯湯されている湯水の温度は低く、運転開始貯湯温度条件が成立しやすい方向となり、第5凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件が第1凍結予防沸上運転の運転開始貯湯温度条件よりも緩く設定、すなわち、凍結予防沸上運転の運転開始を早めるように凍結を回避する安全側に条件が設定され、第5凍結予防沸上運転の方が第1凍結予防沸上運転よりも凍結予防沸上運転の開始が早くなるので、早めに貯湯タンクユニット1内の雰囲気温度を上昇させて、貯湯タンクユニット1内の配管や主要部品、特に、2点鎖線で囲まれた四角の枠内の配管や主要部品に対する凍結を予防することができるものである。
なお、本発明は先に説明した一実施形態に限定されるものでなく、本実施形態では、風呂循環回路26に循環できる浴槽水の有無を検出する検出手段として流水スイッチ30を用いたが、風呂循環回路26に検出手段としての水位センサを設け、水位センサにより浴槽水の水圧から浴槽25内の浴槽水の水位を検出することで風呂循環回路26に循環できる浴槽水の有無を検出するようにしてもよく、水位センサを用いる場合は、風呂凍結防止運転時に限らず、随時浴槽25内の水位を監視して浴槽水の有無を検出するようにし、その結果に基づいて設定手段41が凍結予防沸上運転の運転条件を設定するようにしてもよいものである。また、風呂循環ポンプ29を駆動させてその回転数により、通常使用する回転数の範囲内であれば浴槽水あり、通常使用しない異常な高回転数であれば空回りしていると判断し浴槽水なしと検出するような検出手段を備え、風呂循環回路26に循環できる浴槽水の有無を検出するようにしてもよいものであり、特に限定されるものではない。
また、本実施形態では、風呂凍結予防運転の運転開始外気温度条件(外気温度<3℃)を、凍結予防沸上運転の運転開始外気温度条件(外気温度<−5℃または外気温度<−3℃)よりも緩い条件としているため、必ず風呂凍結予防運転が凍結予防沸上運転よりも先に運転が始まることになり、設定手段41は確実に浴槽水の有無に基づいた凍結予防沸上運転の運転条件を設定できるものである。
また、本実施形態では、制御手段としてヒーポン制御部9と貯湯制御部40の2つを備え、ヒーポン制御部9がヒートポンプ式加熱手段3側の制御を、貯湯制御部40が貯湯タンクユニット1側の制御を行うものとしたが、ヒーポン制御部9と貯湯制御部40とを1つの制御手段として、貯湯タンクユニット1側およびヒートポンプ式加熱手段3側の双方の制御を行うようにしてもよいものである。
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
3 ヒートポンプ式加熱手段
8 外気温度センサ
9 ヒーポン制御部
12 加熱循環回路
13 加熱循環ポンプ
24 風呂熱交換器
25 浴槽
26 風呂循環回路
29 風呂循環ポンプ
30 流水スイッチ
39 貯湯温度センサ
40 貯湯制御部
41 設定手段

Claims (7)

  1. 湯水を貯湯する貯湯タンクを有する貯湯タンクユニットと、前記貯湯タンク下部から取り出した湯水を前記貯湯タンク上部に戻す加熱循環回路と、該加熱循環回路の途中に設けられ湯水を加熱する加熱手段と、前記加熱循環回路の途中に設けられ前記貯湯タンク内の湯水を前記加熱循環回路に循環させる加熱循環ポンプと、前記貯湯タンク内の湯水の温度を検出する貯湯温度検出手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記貯湯タンク内の湯水を熱源として浴槽水を加熱する風呂熱交換器と、浴槽と前記風呂熱交換器とを接続した風呂循環回路と、該風呂循環回路に設けられ浴槽水を循環させる風呂循環ポンプと、浴槽水の有無を検出する検出手段と、これらの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記外気温度検出手段で検出される外気温度が低く、かつ、前記貯湯温度検出手段で検出される湯水の温度が低いときに、前記加熱手段により前記貯湯タンク内の湯水を所定の目標沸上温度で沸き上げる凍結予防沸上運転を行わせるようにした貯湯式給湯風呂装置において、前記検出手段の検出する浴槽水の有無に基づいて、前記凍結予防沸上運転の運転条件としての前記所定の目標沸上温度、運転開始外気温度条件、運転開始貯湯温度条件、運転終了貯湯温度条件を設定する設定手段を設け、該設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記凍結予防沸上運転の前記運転条件のうち少なくとも一つを凍結を回避する安全側に設定するようにしたことを特徴とする貯湯式給湯風呂装置。
  2. 前記設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記貯湯タンク内の湯水の熱量を増やすように前記凍結予防沸上運転の前記運転条件を設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯風呂装置。
  3. 前記設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記凍結予防沸上運転の運転開始を早めるように前記凍結予防沸上運転の前記運転条件を設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の貯湯式給湯風呂装置。
  4. 前記設定手段は、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときよりも、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときの方が、前記所定の目標沸上温度が高くなるように前記運転条件を設定するようにしたことを特徴とする請求項2記載の貯湯式給湯風呂装置。
  5. 前記貯湯温度検出手段は前記貯湯タンク側面の上下方向に複数個配置され、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転終了貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段を、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転終了貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段よりも下方に位置する前記貯湯温度検出手段としたことを特徴とする請求項2記載の貯湯式給湯風呂装置。
  6. 前記検出手段が浴槽水なしを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始外気温度条件を、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始外気温度条件よりも高い温度に設定するようにしたことを特徴とする請求項3記載の貯湯式給湯風呂装置。
  7. 前記貯湯温度検出手段は前記貯湯タンク側面の上下方向に複数個配置され、前記検出手段が浴槽水なしを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段を、前記検出手段が浴槽水ありを検出したときに前記設定手段によって設定される前記凍結予防沸上運転の前記運転開始貯湯温度条件を判断する前記貯湯温度検出手段よりも下方に位置する前記貯湯温度検出手段としたことを特徴とする請求項3記載の貯湯式給湯風呂装置。
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