JP2015014738A - カラオケシステム、カラオケ装置、及び通信プログラム - Google Patents

カラオケシステム、カラオケ装置、及び通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信負荷を低減すると共に通信時間を短縮する。【解決手段】カラオケシステム1では、携帯端末20は、操作部25の操作に応じて静止画データを送信し、静止画データの送信履歴を表す送信履歴情報を記憶する。カラオケ装置10は、携帯端末20が静止画データを送信したことを契機に、静止画データを受信し、当該静止画データを記憶して、当該静止画データに基づく静止画をモニタ19に表示させる。携帯端末20は、上記記憶された送信履歴情報に基づく送信履歴リストを表示部26に表示させ、操作部25を介して、送信履歴リスト中に示される静止画データのうち、1以上を選択するための選択操作を受け付け、選択操作により選択された静止画データを示す第3の信号を送信する。カラオケ装置10は、携帯端末20が第3の信号を送信したことを契機に、読み出された第3の信号により示される静止画データに基づく静止画をモニタ19に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、カラオケサービスに用いられる、カラオケシステム、カラオケ装置、及び通信プログラムに関する。
従来、カラオケ楽曲の再生を行う際に背景映像の表示を行うカラオケ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、ユーザが通信端末(携帯端末)を用いて所望の映像を選択し、その映像データをカラオケ装置に転送すると、その映像データに基づく映像がカラオケの背景映像として表示手段(モニタ)に表示される。
特開2004−219665号公報
ところで、ユーザによっては、映像データを通信端末を用いて送信することで表示手段に表示させた映像を、表示手段に再度表示させたい場合があり得る。このような場合、上記従来技術では、ユーザは、表示手段に再度表示させたい映像に係る映像データを通信端末を用いて再度送信する必要があるので、(映像データのデータ量が多い場合や通信速度が低い場合等には特に)通信負荷が大きくなると共に通信時間が長くなるおそれがある。
本発明の目的は、通信負荷を低減できると共に通信時間を短縮できる、カラオケシステム、カラオケ装置、及び通信プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明のカラオケシステムは、カラオケ楽曲に係る楽曲データを再生する再生手段、及び、当該再生手段が前記楽曲データの再生を行う際に前記カラオケ楽曲に係る背景映像を表示する第1表示手段、を備えたカラオケ装置と、所定の表示を行う第2表示手段、及び、ユーザが操作可能な操作手段、を備え、前記カラオケ装置と相互通信可能な通信端末と、を有するカラオケシステムであって、前記通信端末は、前記操作手段の操作に応じて、1以上の情報を送信する情報送信手段と、前記情報送信手段による前記情報の送信履歴を表す送信履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、を備え、前記カラオケ装置は、前記情報送信手段が前記情報を送信したことを契機に、当該情報を受信する第1情報受信手段と、前記第1情報受信手段により受信された前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、を備え、かつ、前記情報送信手段が前記情報を送信したことを契機に、当該情報を記憶する情報記憶手段をさらに有し、前記通信端末は、前記履歴記憶手段に記憶された前記送信履歴情報に基づく送信履歴リストを表示するように、前記第2表示手段を制御する表示制御手段と、前記操作手段を介して、前記送信履歴リスト中に示される前記情報のうち、1以上を選択するための選択操作を受け付ける選択受付手段と、前記選択操作により選択された前記情報を示す第1信号を送信する第1信号送信手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記第1信号送信手段が前記第1信号を送信したことを契機に、前記情報記憶手段から読み出された前記第1信号により示される前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本願発明のカラオケ装置は、カラオケ楽曲に係る楽曲データを再生する再生手段、及び、当該再生手段が前記楽曲データの再生を行う際に前記カラオケ楽曲に係る背景映像を表示する第1表示手段、を有し、通信端末が相互通信可能なカラオケ装置であって、ユーザの操作に応じて前記通信端末が1以上の情報を送信したことを契機に、当該情報を受信する第1情報受信手段と、前記第1情報受信手段により受信された前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記通信端末が前記情報の送信履歴に基づく送信履歴リストを表示して当該送信履歴リスト中に示される前記情報のうちユーザの操作により選択された1以上の情報を示す第1信号を送信したことを契機に、情報記憶手段から読み出された前記第1信号により示される前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本願発明の通信プログラムは、カラオケ楽曲に係る楽曲データを再生すると共に当該楽曲データの再生を行う際に前記カラオケ楽曲に係る背景映像を表示するカラオケ装置と相互通信可能な通信端末の演算手段に対し、ユーザの操作に応じて、1以上の情報を送信することで、前記カラオケ装置に前記情報を受信させると共に当該情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行わせ、かつ情報記憶手段に前記情報を記憶させるための情報送信手順と、前記情報送信手順での前記情報の送信履歴に基づく送信履歴リストを表示するように表示制御する表示制御手順と、ユーザの操作を介して、前記送信履歴リスト中に示される前記情報のうち、1以上を選択するための選択操作を受け付ける選択受付手順と、前記選択操作により選択された前記情報を示す第1信号を送信することで、前記情報記憶手段から前記第1信号により示される前記情報を読み出させ、前記カラオケ装置に当該情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行わせるための信号送信手順と、を実行させる。
本発明によれば、通信負荷を低減することができると共に通信時間を短縮することができる。
本発明の一実施の形態のカラオケシステムの全体構成を表すブロック図である。 送信履歴データベースの記憶内容の一例を表すテーブルである。 静止画データベースの記憶内容の一例を表すテーブルである。 携帯端末の制御部のCPUが通信プログラムにより実行する制御手順を表すフローチャートである。 ステップSP10の手順により、表示部に表示された「TOP」画面の一例を示す説明図である。 ステップSP30の手順により、表示部に表示された「写真を撮影する」画面の一例を示す説明図である。 ステップSP140の手順により、表示部に表示された「写真を選択する」画面の一例を示す説明図である。 ステップSP250の手順により、表示部に表示された「履歴から送る」画面の一例を示す説明図である。 カラオケ装置の装置本体の制御部のCPUが実行する制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
まず、図1を参照しつつ、本実施形態のカラオケシステムの全体構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態のカラオケシステム1は、カラオケ装置10と、リモコン40と、ホストサーバ30(サーバ)と、携帯端末20(通信端末)とを有する。
カラオケ装置10とリモコン40とは、カラオケ楽曲の再生サービスを提供するカラオケ店舗等のカラオケルームKRに設置され、例えば無線又は有線によるLAN等のネットワークNW1を介して、互いに情報送受信可能(相互通信可能)に接続される。ホストサーバ30は、例えばインターネット等のネットワークNW2、及び、例えばいわゆる3GやWiFi,LTE等を用いた伝送路CH1(第1伝送路)を介して、携帯端末20と情報送受信可能に接続される。また、ホストサーバ30は、ネットワークNW2、例えば光ファイバやADSL等を用いた伝送路CH2(第2伝送路)、及びネットワークNW1を介して、カラオケ装置10やリモコン40と情報送受信可能に接続される。
カラオケ装置10は、MIDI(登録商標)データ(楽曲データ)を再生すると共に、MIDIデータの再生に合わせて、背景映像データに基づく背景映像と歌詞データに基づく歌詞テロップとを表示することで、カラオケ楽曲の再生サービスを提供する。このカラオケ装置10は、制御部11、操作部12、大容量記憶装置16、音源13、音声制御部14、及び通信制御部15を備えた装置本体10aと、装置本体10aに無線通信又はケーブルにより接続されたマイク17、スピーカ18、及びモニタ19(第1表示手段)とを有する。
制御部11は、図示しないCPUと、図示しないROMやRAM等のメモリとを備える。この制御部11のCPUは、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMや大容量記憶装置16に記憶された各種プログラムを実行することで、カラオケ装置10全体の制御を行う。
操作部12は、例えば複数のキーやスイッチ等から構成される。ユーザは、この操作部12を介して各種操作を行うことができる。
大容量記憶装置16は、例えばハードディスク等から構成され、各種情報を記憶する。この大容量記憶装置16は、MIDIデータ記憶部161と、背景映像データ記憶部162と、歌詞データ記憶部163と、静止画データ記憶部164(情報記憶手段)とを備える。MIDIデータ記憶部161には、例えばホストサーバ30から配信された複数のカラオケ楽曲に係るMIDIデータが記憶されている。背景映像データ記憶部162には、例えばホストサーバ30から配信された複数のカラオケ楽曲に係る背景映像データが記憶されている。歌詞データ記憶部163には、例えばホストサーバ30から配信された複数のカラオケ楽曲に係る歌詞データが記憶されている。静止画データ記憶部164には、静止画データベース1640(後述の図3参照)が記憶されている。
音源13は、制御部11のCPUによりMIDIデータ記憶部161から読み出されたMIDIデータを再生し、その再生による音声信号を音声制御部14へ出力する。
マイク17は、ユーザによるカラオケ歌唱の音声を音声信号に変換し、その音声信号を音声制御部14へ出力する。
音声制御部14は、音源13から出力された音声信号と、マイク17から出力された音声信号とを合成・増幅し、その合成・増幅による音声信号をスピーカ18へ出力する。なお、音源13及び音声制御部14が、特許請求の範囲に記載の再生手段を構成する。以下適宜、これら音源13及び音声制御部14を「音源13等」と略記する。
通信制御部15は、リモコン40やホストサーバ30との間で行われる情報通信の制御を行う。
スピーカ18は、音声制御部14から出力された音声信号を音声出力する。
モニタ19は、例えば液晶ディスプレイ等から構成され、各種表示を行う。例えば、モニタ19は、制御部11のCPUによりMIDIデータ記憶部161から読み出されたカラオケ楽曲に係るMIDIデータを音源13等が再生する際に、MIDIデータの再生に合わせて、制御部11のCPUにより背景映像データ記憶部162から読み出された当該カラオケ楽曲に係る背景映像データに基づく背景映像と、制御部11のCPUにより歌詞データ記憶部163から読み出された当該カラオケ楽曲に係る歌詞データに基づく歌詞テロップとを表示する。
リモコン40は、ネットワークNW1を介し接続されたカラオケ装置10を操作するために用いられる。ユーザは、このリモコン40を介して、カラオケ装置10の音源13等によるカラオケ楽曲に係るMIDIデータの再生の予約操作を行うことができる。なお、カラオケ楽曲に係るMIDIデータの再生の予約操作は、カラオケ装置10の操作部12や携帯端末20の後述の操作部25でも行えてもよい。
ホストサーバ30は、制御部31と、大容量記憶装置33と、通信制御部32とを有する。また、ホストサーバ30には、無線通信又はケーブルにより入力装置34及びモニタ35が接続されている。
制御部31は、図示しないCPUと、図示しないROMやRAM等のメモリとを備える。この制御部31のCPUは、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMや大容量記憶装置33に記憶された各種プログラムを実行することで、ホストサーバ30全体の制御を行う。
大容量記憶装置33は、例えばハードディスク等から構成され、各種情報を記憶する。この大容量記憶装置33には、複数のカラオケ楽曲に係るMIDIデータ、背景映像データ、及び歌詞データ等が記憶されている。
通信制御部32は、カラオケ装置10やリモコン40、携帯端末20との間で行われる情報通信の制御を行う。
入力装置34は、例えばキーボードやマウス等から構成され、各種入力を行うことが可能である。
モニタ35は、例えば液晶ディスプレイ等から構成され、各種表示を行う。
携帯端末20としては、ユーザが携帯可能で、かつ通信機能、記憶機能、表示機能、及び操作機能を備えた電子端末であれば特に限られるものではないが、例えば携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン等が使用可能である。本実施形態では、携帯端末20は、ユーザによりカラオケルームKRに持ち込まれ、ホストサーバ30を経由することで、当該カラオケルームKRに設置されたカラオケ装置10と情報送受信可能である。この携帯端末20は、制御部21と、表示部26(第2表示手段)と、操作部25(操作手段)と、通信制御部23と、カメラ27と、大容量記憶装置24とを有する。
制御部21は、図示しないCPU(演算手段)と、図示しないROMやRAM等のメモリとを備える。制御部21のCPUは、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMや大容量記憶装置24に記憶された各種プログラム(制御部21のCPUに対し後述の図4のフローに示す各手順を実行させるための通信プログラムを含む)を実行することで、携帯端末20全体の制御を行う。
表示部26は、例えば液晶ディスプレイ等から構成され、各種表示を行う。
操作部25は、表示部26の表示可能領域の表面に沿って配置された、いわゆるタッチパネルから構成され、表示部26の表示内容を透かした状態で視認しつつユーザが各種操作を行うことが可能である。なお、操作部25は、タッチパネルから構成される場合に限られず、押しボタン等から構成されてもよい。ユーザは、表示部26に表示された図像等に対応する操作部25部分に、指やスタイラス等により接触(タッチ)することで、当該図像等に基づく選択や指定、入力等を行うことができる。これにより、ユーザは、操作部25を介して各種操作を行うことができる。
通信制御部23は、ホストサーバ30との間で行われる情報通信の制御を行う。
カメラ27は、図示しない撮像素子により撮像を行って、その撮像した静止画をデジタルデータである静止画データ(静止画情報、情報)として記録する。このカメラ27により記録された静止画データは、大容量記憶装置24の後述の静止画記憶部241に格納される。
大容量記憶装置24は、例えばハードディスク等から構成され、各種情報を記憶する。この大容量記憶装置24には、上記通信プログラムが記憶されている。通信プログラムは、適宜の外部メモリに記憶されたものが取得・インストールされることで、又は、適宜の外部サーバからダウンロード・インストールされることで、大容量記憶装置24に記憶される。なお、通信プログラムは、大容量記憶装置24に代え制御部21のROMに予め記憶されてもよい。また、大容量記憶装置24は、カメラ27により記録されたり外部から入力された静止画データを記憶する静止画記憶部241と、送信履歴データベース2420(後述の図2参照)を記憶する送信履歴記憶部242(履歴記憶手段)とを備える。
次に、本実施形態の要部の概略について説明する。なお、本実施形態では、ホストサーバ30は、カラオケルームKRに持ち込まれた携帯端末20と、当該カラオケルームKRに設置されたカラオケ装置10とを括り付け、これらの間で信号の送受信を行うが、携帯端末20とカラオケ装置10とを括り付ける手法は、特に限られるものではない。例えば、ユーザが自らのユーザID等を入力することでリモコン40での所定のサービスにログインした際に、ユーザIDと、カラオケルームKRに設置されたカラオケ装置10の識別情報とが、ホストサーバ30へ送信されると共に、ユーザが自らのユーザID等を入力することで携帯端末20での所定のサービスにログインした後、携帯端末20がホストサーバ30との間で信号を送受信する際に、信号にユーザIDを含ませておくことで、ホストサーバ30は、ユーザIDに基づき、携帯端末20とカラオケ装置10とを括り付けることが可能であり、これらの間で信号の送受信を行うことが可能である。
本実施形態では、ユーザは、携帯端末20を用いて所望の1つの静止画データを含む信号(以下適宜「第1の信号」という)を送信することで、カラオケ楽曲に係るMIDIデータが再生される際に、モニタ19に、カラオケ楽曲に係る背景映像データに基づく背景映像に代え、上記送信した第1の信号に含まれる静止画データに基づく1つの静止画を、所定時間(例えば20秒間)だけ背景映像として表示させることができる。
すなわち、ユーザが操作部25を適宜に操作すると、携帯端末20では、上記操作に応じた1つの静止画データを含む第1の信号が、伝送路CH1を介してホストサーバ30へ送信される。すると、ホストサーバ30では、携帯端末20から送信された第1の信号が、ネットワークNW2を介して受信され、その受信された第1の信号に含まれる静止画データを含む信号(以下適宜「第2の信号」という)が、カラオケ装置10へ送信される。これにより、カラオケ装置10では、ホストサーバ30から送信された第2の信号が、ネットワークNW2、伝送路CH2、及びネットワークNW1を介して受信される。そして、カラオケ装置10では、音源13等によるカラオケ楽曲に係るMIDIデータの再生の際に、モニタ19に、カラオケ楽曲に係る背景映像データに基づく背景映像に代え、上記受信された第2の信号に含まれる静止画データに基づく1つの静止画が、所定時間だけ背景映像として表示される。
ところで、ユーザによっては、静止画データを含む第1の信号を携帯端末20を用いて送信することでモニタ19に表示させた静止画を、モニタ19に再度表示させたい場合があり得る。このような場合、モニタ19に再度表示させたい静止画に係る静止画データを含む第1の信号を携帯端末20を用いて再度送信すると、(静止画データのデータ量が多い場合や通信速度が低い場合等には特に)通信負荷が大きくなると共に通信時間が長くなるおそれがある。
そこで本実施形態では、携帯端末20に上記送信履歴データベース2420が設けられており、カラオケ装置20に上記静止画データベース1640が設けられている。
図2に、送信履歴データベース2420の一例を示す。
図2に示す送信履歴データベース2420には、携帯端末20での静止画データの送信履歴を表す送信履歴情報が記憶されている。送信履歴情報は、携帯端末20から送信された第1の信号に含まれる静止画データの識別情報である静止画IDと、当該第1の信号の送信時刻とを含む。
図3に、静止画データベース1640の一例を示す。
図3に示す静止画データベース1640には、カラオケ装置10で受信された第2の信号に含まれる静止画データと、当該静止画データに係る静止画IDと、当該第2の信号を送信するための操作を携帯端末20の操作部25を介して行ったユーザの識別情報であるユーザIDと、当該第2の信号の受信時刻とが記憶されている。
そして、ユーザは、携帯端末20を用いてモニタ19に再度表示させたい1つの静止画に基づく1つの静止画データを選択し、その選択した静止画データを示す信号(第1信号。以下適宜「第3の信号」という)を送信することで、カラオケ楽曲に係るMIDIデータが再生される際に、モニタ19に、カラオケ楽曲に係る背景映像データに基づく背景映像に代え、上記送信した第3の信号により示される静止画データに基づく1つの静止画を、所定時間だけ背景映像として表示させることができる。
すなわち、上述したようにして第1の信号が送信されると、携帯端末20では、上記送信された第1の信号に含まれる静止画データに係る静止画IDが、当該第1の信号の送信時刻と対応付けられ、送信履歴情報として、上記送信履歴データベース2420に記憶される。また、上述したようにして第2の信号が受信されると、カラオケ端末20では、上記受信された第2の信号に含まれる静止画データが、当該静止画データに係る静止画IDと、当該第2の信号を送信するための操作を携帯端末20の操作部25を介して行ったユーザに係るユーザIDと、当該第2の信号の受信時刻とに対応付けられ、上記静止画データベース1640に記憶される。
そして、携帯端末20では、上記送信履歴データベース2420に記憶された送信履歴情報に基づく送信履歴リスト(詳細は後述)を含む表示画面が、表示部26に表示される。そして、ユーザが操作部25を介して上記送信履歴リスト中に示される1つ以上の静止画データのうち、所望の1つの静止画データを選択すると、携帯端末20では、上記選択された静止画データを示す第3の信号が、伝送路CH1を介してホストサーバ30へ送信される。すると、ホストサーバ30では、携帯端末20から送信された第3の信号が、ネットワークNW2を介して受信され、その受信された第3の信号により示される1つの静止画データを示す信号(第2信号。以下適宜「第4の信号」という)が、カラオケ装置10へ送信される。これにより、カラオケ装置10では、ホストサーバ30から送信された第4の信号が、ネットワークNW2、伝送路CH2、及びネットワークNW1を介して受信される。そして、カラオケ装置10では、音源13等によるカラオケ楽曲に係るMIDIデータの再生の際に、上記受信された第4の信号により示される1つの静止画データが、上記静止画データベース1640から読み出され、モニタ19に、カラオケ楽曲に係る背景映像データに基づく背景映像に代え、上記読み出された静止画データに基づく1つの静止画が、所定時間だけ背景映像として表示される。
以下、図4を参照しつつ、携帯端末20の制御部21のCPUが前述の通信プログラムにより実行する制御手順を説明する。
図4において、このフローに示す処理は、ユーザが操作部25を介して所定のアプリケーションを起動させたことを契機に開始される。
まず、ステップSP10で、制御部21のCPUは、表示部26に、所定の画面D1(後述の図5参照。以下適宜『「TOP」画面D1』という)を表示させる。
図5に、上記ステップSP10の手順により、表示部26に表示された「TOP」画面D1の一例を示す。
図5に示す「TOP」画面D1は、「撮影して送る」のテキストを含む図像P1と、「アルバムから送る」のテキストを含む図像P2と、「履歴から送る」のテキストを含む図像P3とを含む。ユーザは、指等により図像P1〜P3のいずれかに対応する操作部25部分をタッチすることで、図像P1〜P3のいずれかに対応する機能を選択する(このような機能を選択するための操作を、以下適宜「機能選択操作」という)ことができる。
図4に示すように、ステップSP20では、制御部21のCPUは、上記機能選択操作を受け付け、ユーザの指等により上記図像P1〜P3のうちのいずれに対応する操作部25部分がタッチされたかを判定する。図像P1に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP30に移る。
ステップSP30では、制御部21のCPUは、カメラ27を起動させると共に、表示部26に、所定の画面D21(後述の図6(a)参照。以下適宜『「写真を撮影する」画面D21』という)を表示させる。
図6(a)に、上記ステップSP30の手順により、表示部26に表示された「写真を撮影する」画面D21の一例を示す。
図6(a)に示す「写真を撮影する」画面D21は、表示領域T1と、「撮る」のテキストを含む図像P4と、「戻る」のテキストを含む図像P5とを含む。表示領域T1には、カメラ27の撮像素子からの出力がリアルタイムで映し出される。ユーザは、指等により図像P4に対応する操作部25部分をタッチすることで、カメラ27の撮像素子により撮像された静止画を静止画データとして記録することができる。また、ユーザは、指等により図像P5に対応する操作部25部分をタッチすることで、表示部26の表示画面を上記「TOP」画面D1に戻すことができる。
図4に示すように、ステップSP50では、制御部21のCPUは、ユーザの指等により上記図像P4に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。図像P4に対応する操作部25部分がタッチされていない場合には、ステップSP50の判定は満たされず、ループして待機する。但し、ユーザの指等により上記図像P5に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、上記ステップSP10に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、図像P4に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP50の判定が満たされ、カメラ27の撮像素子により撮像された静止画が静止画データとして記録されて、ステップSP60に移る。
ステップSP60では、制御部21のCPUは、表示部26に、所定の画面D22(後述の図6(b)参照。以下適宜『「写真をトリミングする」画面D22』という)を表示させる。
図6(b)に、上記ステップSP60の手順により、表示部26に表示された「写真をトリミングする」画面D22の一例を示す。
図6(b)に示す「写真をトリミングする」画面D22は、表示領域T2と、「確定」のテキストを含む図像P6と、上記図像P5とを含む。表示領域T2には、上記ステップSP50で記録された静止画データに基づく静止画が表示され、その静止画が後述のトリミング操作に基づく内容にリアルタイムで更新されて映し出される。ユーザは、指等により表示領域T2を適宜にタッチすることで、静止画データに対しトリミング(編集の一種)を行う(このような静止画データに対しトリミングを行うための操作を、以下適宜「トリミング操作」という)ことができる。なお、トリミング操作は、特許請求の範囲に記載の編集操作に相当する。また、ユーザは、指等により図像P6に対応する操作部25部分をタッチすることで、静止画データのトリミングを完了し、そのトリミング後の(トリミングが行われなかった場合も含む)静止画データを記録することができる。
図4に示すように、ステップSP80では、制御部21のCPUは、上記トリミング操作を受け付け、ユーザの指等により上記図像P6に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。なお、このステップSP80の手順は、特許請求の範囲に記載の編集受付手段として機能する。図像P6に対応する操作部25部分がタッチされていない場合には、ステップSP80の判定は満たされず、ループして待機する。但し、ユーザの指等により上記図像P5に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、上記ステップSP10に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、図像P6に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP80の判定が満たされ、静止画データのトリミングが完了され、上記受け付けられたトリミング操作によるトリミング後の静止画データが記録されて、ステップSP90に移る。
ステップSP90では、制御部21のCPUは、表示部26に、所定の画面D23(後述の図6(c)参照。以下適宜『「写真を送る」画面D23』という)を表示させる。
図6(c)に、上記ステップSP90の手順により、表示部26に表示された「写真を送る」画面D23の一例を示す。
図6(c)に示す「写真を送る」画面D23は、表示領域T3と、「送信」のテキストを含む図像P7と、「装飾素材」のテキストを含む図像P8と、上記図像P5とを含む。表示領域T3には、上記ステップSP80で記録された静止画データに基づく静止画が表示され、その静止画が後述の装飾操作に基づく内容にリアルタイムで更新されて映し出される。ユーザは、指等により図像P8をタッチすることで、表示領域T3に表示された静止画を装飾するための複数の図像(例えば、イラストスタンプやフレームスタンプ、テキストスタンプ等)をプルダウン形式で表示することができ、その表示された複数の図像のうち所望の図像を指等によりドラッグして表示領域T3の所望の位置でドロップすることで、静止画データを装飾(編集の一種)する(このような静止画データを装飾するための操作を、以下適宜「装飾操作」という)ことができる。なお、装飾操作も、特許請求の範囲に記載の編集操作に相当する。また、ユーザは、指等により図像P7に対応する操作部25部分をタッチすることで、静止画データの装飾を完了し、その装飾後の(装飾が行われなかった場合も含む)静止画データを記録して、その記録した1つの静止画データを含む第1の信号を送信する(このような第1の信号を送信するための操作を、以下適宜「送信操作」という)ことができる。
図4に示すように、ステップSP110では、制御部21のCPUは、上記装飾操作や送信操作を受け付け、ユーザの指等により上記図像P7に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。なお、このステップSP110の手順も、特許請求の範囲に記載の編集受付手段として機能する。図像P7に対応する操作部25部分がタッチされていない場合には、ステップSP110の判定は満たされず、ループして待機する。但し、ユーザの指等により図像P5に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、上記ステップSP10に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、図像P7に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP110の判定が満たされ、静止画データの装飾が完了され、上記受け付けられた装飾操作による装飾後の静止画データが記録されて、ステップSP120に移る。
ステップSP120では、制御部21のCPUは、通信制御部23により、上記ステップSP110で記録された1つの静止画データを含む第1の信号を、伝送路CH1を介してホストサーバ30へ送信する。なお、このステップSP120の手順は、特許請求の範囲に記載の信号送信手順に相当し、このステップSP120の手順を実行する制御部21のCPUは、特許請求の範囲に記載の信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記ステップSP120で携帯端末20から送信された第1の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。なお、この第1の信号を受信する制御部31のCPUは、特許請求の範囲に記載の第2情報受信手段として機能する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第1の信号に含まれる静止画データを含む第2の信号を、カラオケ装置10へ送信する(言い換えれば、静止画データをカラオケ装置10へ転送する)。なお、この第2の信号を送信する制御部31のCPUは、特許請求の範囲に記載の情報転送手段として機能する。
これにより、カラオケ装置10では、制御部11のCPUが、通信制御部15により、上記サーバ30から送信された第2の信号を、ネットワークNW2、伝送路CH2、及びネットワークNW1を介して受信する。なお、この第2の信号を受信する制御部11のCPUは、特許請求の範囲に記載の第1情報受信手段として機能する。その後、制御部11のCPUは、上記受信された第2の信号に含まれる静止画データを、当該静止画データに係る静止画IDと、当該第2の信号を送信するための操作を携帯端末20の操作部25を介して行ったユーザに係るユーザIDと、当該第2の信号の受信時刻とに対応付け、上記静止画データベース1640に記憶させる。また、制御部11のCPUは、上記第2の信号を受信したことを示す信号(第3信号。以下適宜「第5の信号」という)を、ネットワークNW1及び伝送路CH2を介してホストサーバ30へ送信する。なお、この第5の信号を送信する制御部11のCPUは、特許請求の範囲に記載の第3信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記カラオケ装置10から送信された第5の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第5の信号に対応する信号(以下適宜「第6の信号」という)を携帯端末20へ送信する。
これにより、ステップSP125で、制御部21のCPUは、上記ホストサーバ30から送信された第6の信号を、ネットワークNW2及び伝送路CH1を介して受信する。
そして、ステップSP130で、制御部21のCPUは、上記ステップSP120で送信された第1の信号に含まれる静止画データに係る静止画IDを、当該第1の信号の送信時刻に対応付け、送信履歴情報として、上記送信履歴データベース2420に記憶させる。その後、後述のステップSP250に移る。
一方、上記ステップSP20において、図像P2に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP140に移る。
ステップSP140では、制御部21のCPUは、表示部26に、所定の画面D3(後述の図7参照。以下適宜『「写真を選択する」画面D3』という)を表示させる。
図7に、上記ステップSP140の手順により、表示部26に表示された「写真を選択する」画面D3の一例を示す。
図7に示す「写真を選択する」画面D3には、上記静止画記憶部241に記憶された1つ以上の静止画データに基づく1つ以上の静止画PA(図7中では外枠のみ図示)が一覧表示される。また、この「写真を選択する」画面D3は、「完了」のテキストを含む図像P9と、上記図像P5とを含む。ユーザは、指等により静止画PAに対応する操作部25部分をタッチすることで、当該静止画PAに係る静止画データを選択する(このような静止画データを選択するための操作を、以下適宜「第1選択操作」という)ことができる。なお、説明の便宜上、以下では、静止画PAに係る静止画データは、1つのみが選択可能である場合について説明するが、これに限られず、2つ以上が選択可能であってもよい。また、ユーザは、指等により図像P9に対応する操作部25部分をタッチすることで、静止画データの選択を完了することができる。
図4に示すように、ステップSP160では、制御部21のCPUは、上記第1選択操作を受け付け、ユーザの指等により上記図像P9に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。図像P9に対応する操作部25部分がタッチされていない場合には、ステップSP160の判定は満たされず、ループして待機する。但し、ユーザの指等により上記図像P5に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、上記ステップSP10に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、図像P9に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP160の判定が満たされ、静止画データの選択が完了されて、ステップSP170に移る。
ステップSP170では、制御部21のCPUは、表示部26に、上記「写真をトリミングする」画面D22を表示させる。但し、このステップSP170の手順により、表示部26に表示された「写真をトリミングする」画面D22の表示領域T2には、上記ステップSP160で受け付けられた第1選択操作により選択された1つの静止画データに基づく1つの静止画が表示され、その静止画が上記トリミング操作に基づく内容にリアルタイムで更新されて映し出される。
そして、ステップSP190で、制御部21のCPUは、上記トリミング操作を受け付け、ユーザの指等により上記図像P6に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。なお、このステップSP190の手順も、特許請求の範囲に記載の編集受付手段として機能する。図像P6に対応する操作部25部分がタッチされていない場合には、ステップSP190の判定は満たされず、ループして待機する。但し、ユーザの指等により上記図像P5に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、上記ステップSP10に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、図像P6に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP190の判定が満たされ、静止画データのトリミングが完了され、上記受け付けられたトリミング操作によるトリミング後の静止画データが記録されて、ステップSP200に移る。
ステップSP200では、制御部21のCPUは、表示部26に、上記「写真を送る」画面D23を表示させる。但し、このステップSP200の手順により、表示部26に表示された「写真を送る」画面D23の表示領域T3には、上記ステップSP190で記録された1つの静止画データに基づく1つの静止画が表示され、その静止画が上記装飾操作に基づく内容にリアルタイムで更新されて映し出される。
その後、ステップSP220に移り、制御部21のCPUは、上記装飾操作や送信操作を受け付け、ユーザの指等により上記図像P7に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。なお、このステップSP220の手順も、特許請求の範囲に記載の編集受付手段として機能する。図像P7に対応する操作部25部分がタッチされていない場合には、ステップSP220の判定は満たされず、ループして待機する。但し、ユーザの指等により上記図像P5に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、上記ステップSP10に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、図像P7に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP220の判定が満たされ、静止画データの装飾が完了され、上記受け付けられた装飾操作による装飾後の静止画データが記録されて、ステップSP230に移る。
ステップSP230では、制御部21のCPUは、通信制御部23により、上記ステップSP220で記録された1つの静止画データを含む第1の信号を、伝送路CH1を介してホストサーバ30へ送信する。なお、このステップSP230の手順も、特許請求の範囲に記載の信号送信手順に相当し、このステップSP230の手順を実行する制御部21のCPUも、特許請求の範囲に記載の信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記ステップSP230で携帯端末20から送信された第1の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。なお、この第1の信号を受信する制御部31のCPUも、特許請求の範囲に記載の第2情報受信手段として機能する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第1の信号に含まれる静止画データを含む第2の信号を、カラオケ装置10へ送信する(言い換えれば、静止画データをカラオケ装置10へ転送する)。なお、この第2の信号を送信する制御部31のCPUも、特許請求の範囲に記載の情報転送手段として機能する。
これにより、カラオケ装置10では、制御部11のCPUが、通信制御部15により、上記サーバ30から送信された第2の信号を、ネットワークNW2、伝送路CH2、及びネットワークNW1を介して受信する。なお、この第2の信号を受信する制御部11のCPUも、特許請求の範囲に記載の第1情報受信手段として機能する。その後、制御部11のCPUは、上記受信された第2の信号に含まれる静止画データを、当該静止画データに係る静止画IDと、当該第2の信号を送信するための操作を携帯端末20の操作部25を介して行ったユーザに係るユーザIDと、当該第2の信号の受信時刻とに対応付け、上記静止画データベース1640に記憶させる。また、制御部11のCPUは、上記第2の信号を受信したことを示す第5の信号を、ネットワークNW1及び伝送路CH2を介してホストサーバ30へ送信する。なお、この第5の信号を送信する制御部11のCPUも、特許請求の範囲に記載の第3信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記カラオケ装置10から送信された第5の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第5の信号に対応する第6の信号を携帯端末20へ送信する。
これにより、ステップSP235で、制御部21のCPUは、上記ホストサーバ30から送信された第6の信号を、ネットワークNW2及び伝送路CH1を介して受信する。
そして、ステップSP240で、制御部21のCPUは、上記ステップSP230で送信された第1の信号に含まれる静止画データに係る静止画IDを、当該第1の信号の送信時刻と対応付け、送信履歴情報として、上記送信履歴データベース2420に記憶させる。その後、後述のステップSP250に移る。
一方、上記ステップSP20において、図像P3に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、ステップSP250に移る。
ステップSP250では、制御部21のCPUは、表示部26に、所定の画面D4(後述の図8参照。以下適宜『「履歴から送る」画面D4』という)を表示させる。なお、このステップSP250の手順が、特許請求の範囲に記載の表示制御手順に相当し、このステップSP250の手順を実行する制御部21のCPUが、特許請求の範囲に記載の表示制御手段として機能する。
図8に、上記ステップSP250の手順により、表示部26に表示された「履歴から送る」画面D4の一例を示す。
図8に示す「履歴から送る」画面D4には、上記送信履歴データベース2420に記憶された1つ以上の送信履歴情報のうち、所定期間(例えばその日)の送信履歴情報に含まれる静止画IDに係る静止画PB(図8中では外枠のみ図示)を一覧表示した送信履歴リストLが表示される。送信履歴リストL中には、当該送信履歴リストLに含まれる各静止画PBごとに、「送信」のテキストを含む図像P10(第2図像)、又は、「戻す」のテキストを含む図像P11(第1図像)が対応付けられて表示される。また、「履歴から送る」画面D4は、上記図像P5を含む。
図像P10は、対応する静止画PBのモニタ19による表示が既に完了している場合、つまり、ホストサーバ30から、対応する静止画PBに関連する後述の第10の信号が受信されている場合に、表示される。ユーザは、指等により図像P10に対応する操作部25部分をタッチすることで、当該図像P10に対応する静止画PBに係る1つの静止画データを選択し(このような静止画データを選択するための操作を、以下適宜「第2選択操作」という)、その選択した静止画データに基づく1つの静止画をモニタ19に再度表示させることができる。なお、第2選択操作が、特許請求の範囲に記載の選択操作に相当する。
図像P11は、対応する静止画PBのモニタ19による表示がまだ完了していない(表示すらされていない場合も含む)場合、つまり、ホストサーバ30から、対応する静止画PBに関連する第6の信号を受信しているが後述の第10の信号が受信されてない場合に、表示される。ユーザは、指等により図像P11に対応する操作部25部分をタッチすることで、当該図像P11に対応する静止画PBに係る1つの静止画データを選択し(このような静止画データを選択するための操作を、以下適宜「第3選択操作」という)、その選択した静止画データに基づく1つの静止画のモニタ19による表示を中止させることができる。
図4に示すように、ステップSP260では、制御部21のCPUは、上記第2選択操作や第3選択操作を受け付け、ユーザの指等によりいずれかの上記図像P10又は図像11に対応する操作部25部分がタッチされたか否かを判定する。なお、このステップSP260の手順が、特許請求の範囲に記載の選択受付手順に相当し、このステップSP260の手順を実行する制御部21のCPUが、特許請求の範囲に記載の選択受付手段として機能する。いずれかの図像P10に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、そのタッチされた操作部25部分の図像P10に対応する静止画PBに係る1つの静止画データが選択され、ステップSP270に移る。
ステップSP270では、制御部21のCPUは、通信制御部23により、上記ステップSP260で選択された静止画データを示す第3の信号を、伝送路CH1を介してホストサーバ30へ送信する。なお、このステップSP270の手順が、特許請求の範囲に記載の信号送信手順に相当し、このステップSP270の手順を実行する制御部21のCPUが、特許請求の範囲に記載の第1信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記ステップSP270で携帯端末20から送信された第3の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。なお、この第3の信号を受信する制御部31のCPUが、特許請求の範囲に記載の第1信号受信手段として機能する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第3の信号により示される静止画データを示す第4の信号を、カラオケ装置10へ送信する。なお、この第4の信号を送信する制御部31のCPUが、特許請求の範囲に記載の第2信号送信手段として機能する。
これにより、カラオケ装置10では、制御部11のCPUが、通信制御部15により、上記サーバ30から送信された第4の信号を、ネットワークNW2、伝送路CH2、及びネットワークNW1を介して受信する。なお、この第4の信号を受信する制御部11のCPUが、特許請求の範囲に記載の第2信号受信手段として機能する。その後、制御部11のCPUは、上記第4の信号を受信したことを示す第5の信号を、ネットワークNW1及び伝送路CH2を介してホストサーバ30へ送信する。なお、この第5の信号を送信する制御部11のCPUも、特許請求の範囲に記載の第3信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記カラオケ装置10から送信された第5の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第5の信号に対応する第6の信号を携帯端末20へ送信する。
これにより、ステップSP275で、制御部21のCPUは、上記ホストサーバ30から送信された第6の信号を、ネットワークNW2及び伝送路CH1を介して受信する。その後、上記ステップSP250に戻り、同様の手順を繰り返す。
一方、上記ステップSP260において、いずれかの図像P11に対応する操作部25部分がタッチされた場合には、そのタッチされた操作部25部分の図像P11に対応する静止画PBに係る1つの静止画データが選択され、ステップSP290に移る。
ステップSP290では、制御部21のCPUは、通信制御部23により、上記ステップSP260で選択された静止画データを示す信号(以下適宜「第7の信号」という)を、伝送路CH1を介してホストサーバ30へ送信する。その後、上記ステップSP250に戻り、同様の手順を繰り返す。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記ステップSP290で携帯端末20から送信された第7の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第7の信号に対応する信号(以下適宜「第8の信号」という)を、カラオケ装置10へ送信する。
これにより、カラオケ装置10では、制御部11のCPUが、通信制御部15により、上記サーバ30から送信された第8の信号を、ネットワークNW2、伝送路CH2、及びネットワークNW1を介して受信する。その後、制御部11のCPUは、上記受信された第8の信号に関連する1つの静止画データに基づく1つの静止画のモニタ19による表示を中止させる。
なお、このフローに示す処理は、ユーザが操作部25を介して上記所定のアプリケーションを終了させたことを契機に終了される。
次に、図9を参照しつつ、カラオケ装置10の装置本体10Aの制御部11のCPUが実行する制御手順を説明する。
図4において、このフローに示す処理は、所定の開始操作(例えばカラオケ装置10の電源オン)が行われたことを契機に開始される。
まず、ステップSK10で、制御部11のCPUは、上記MIDIデータ記憶部161から前述の予約操作により予約されたカラオケ楽曲に係るMIDIデータを読み出し、その読み出したMIDIデータの再生を開始するように、音源13等を制御する。
そして、ステップSK20で、制御部11のCPUは、上記背景映像データ記憶部162から前述の予約操作により予約されたカラオケ楽曲に係る背景映像データを読み出すと共に、上記歌詞データ記憶部163から上記カラオケ楽曲に係る歌詞データを読み出し、上記音源13等によるMIDIデータの再生に合わせて、上記読み出した背景映像データに基づく背景映像と、上記読み出した歌詞データに基づく歌詞テロップとの表示を開始するように、モニタ19を制御する。
その後、ステップSK30に移り、制御部11のCPUは、ホストサーバ30から送信された第2の信号又は第4の信号が、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に受信されていたか否かを判定する。第2の信号又は第4の信号が、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に受信されていた場合には、ステップSK30の判定が満たされて、ステップSK40に移る。
ステップSK40では、制御部11のCPUは、上記静止画データベース1640から、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に受信されていた第2の信号に含まれていた1つの静止画データ、又は、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に受信されていた第4の信号により示される1つの静止画データを読み出し、上記背景映像データに基づく背景映像に代え、上記読み出した静止画データに基づく1つの静止画を、所定時間だけ背景映像として表示するように、モニタ19を制御する。すなわち、制御部11のCPUは、第2の信号又は第4の信号の少なくとも一方が、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に受信されていた場合でも、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前は、第2の信号に含まれる静止画データ、又は、第4の信号により示される静止画データに基づく静止画の表示を行わずに、音源13等がMIDIデータの再生を開始した後に、第2の信号に含まれる静止画データ、又は、第4の信号により示される静止画データに基づく静止画の表示を行うように、モニタ19を制御している。このとき、制御部11のCPUは、再生中のMIDIデータの再生時間内に、全ての上記静止画の表示が完了しない場合、再生中のMIDIデータの再生終了後、次のMIDIデータの再生開始までの間(いわゆる曲間)に、上記表示が完了しない静止画の表示を行うように、モニタ19を制御する。なお、このステップSK40の手順を実行する制御部11のCPUは、特許請求の範囲に記載の制御手段として機能する。
そして、上記1つの静止画の表示が完了されたら、ステップSK50で、制御部11のCPUは、通信制御部15により、上記の旨を示す信号(第4信号。以下適宜「第9の信号」という)を、ネットワークNW1及び伝送路CH2を介してホストサーバ30へ送信する。その後、上記ステップSK30に戻り、同様の手順を繰り返す。なお、このステップSK50を実行する制御部11のCPUは、特許請求の範囲に記載の第4信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記ステップSK50でカラオケ装置10から送信された第9の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第9の信号に対応する信号(以下適宜「第10の信号」という)を、携帯端末20へ送信する。
これにより、携帯端末20では、制御部21のCPUが、上記ホストサーバ30から送信された第10の信号を、ネットワークNW2及び伝送路CH1を介して受信する。
一方、上記ステップSK30において、第2の信号又は第4の信号が、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に受信されていない場合には、ステップSK30の判定が満たされず、ステップSK60に移る。
ステップSK60では、制御部11のCPUは、ホストサーバ30から送信された第2の信号又は第4の信号が、音源13等がMIDIデータを再生している際に受信されたか否かを判定する。第2の信号又は第4の信号が、音源13等がMIDIデータを再生している際に受信された場合には、ステップSK60の判定が満たされて、ステップSK70に移る。
ステップSK70では、制御部11のCPUは、上記静止画データベース1640から、音源13等がMIDIデータを再生している際に受信された、第2の信号に含まれていた1つの静止画データ、又は、第4の信号により示される1つの静止画データを読み出し、上記背景映像データに基づく背景映像に代え、上記読み出した静止画データに基づく1つの静止画を、所定時間だけ背景映像として表示するように、モニタ19を制御する。このとき、制御部11のCPUは、再生中のMIDIデータの再生時間内に、全ての上記静止画の表示が完了しない場合、再生中のMIDIデータの再生終了後、次のMIDIデータの再生開始までの間(いわゆる曲間)に、上記表示が完了しない静止画の表示を行うように、モニタ19を制御する。なお、このステップSK70の手順を実行する制御部11のCPUも、特許請求の範囲に記載の制御手段として機能する。
そして、上記1つの静止画の表示が完了されたら、ステップSK80で、制御部11のCPUは、通信制御部15により、上記の旨を示す第9の信号を、ネットワークNW1及び伝送路CH2を介してホストサーバ30へ送信する。その後、上記ステップSK60に戻り、同様の手順を繰り返す。なお、このステップSK80を実行する制御部11のCPUも、特許請求の範囲に記載の第4信号送信手段として機能する。
すると、ホストサーバ30では、制御部31のCPUが、通信制御部32により、上記ステップSK80でカラオケ装置10から送信された第9の信号を、ネットワークNW2を介して受信する。その後、制御部31のCPUは、通信制御部32により、上記受信された第9の信号に対応する第10の信号を、携帯端末20へ送信する。
これにより、携帯端末20では、制御部21のCPUが、上記ホストサーバ30から送信された第10の信号を、ネットワークNW2及び伝送路CH1を介して受信する。
一方、上記ステップSK60において、第2の信号又は第4の信号が、音源13等がMIDIデータを再生している際に受信されていない場合には、ステップSK60の判定が満たされず、ステップSK90に移る。
ステップSK90では、制御部11のCPUは、上記ステップSK10で音源13等により再生を開始したMIDIデータの再生が終了しているか否かを判定する。MIDIデータの再生が終了していない場合には、ステップSK90の判定は満たされず、上記ステップSK60に戻り、同様の手順を繰り返す。一方、MIDIデータの再生が終了している場合には、ステップSK90の判定が満たされて、このフローに示す処理が終了される。
以上説明したように、本実施形態においては、ユーザは、携帯端末20から静止画データを含む第1の信号を送信することを契機にモニタ19に一度表示させた静止画を、モニタ19に再度表示させたい場合、操作部25を介して、表示部26に表示された送信履歴リストL中に含まれる静止画PBのうち、モニタ19に再度表示させたい静止画PBに係る静止画データを選択する。すると、ユーザにより選択された静止画データを示す第3の信号が携帯端末20から送信されたことを契機に、静止画データベース1640から第3の信号により示される静止画データが読み出され、モニタ19に当該静止画データに基づく静止画が再度表示される。
これにより、静止画データそのものを携帯端末20から再度送信する場合に比べ、通信負荷を低減することが可能となり、通信時間を短縮することができる。この結果、ユーザに通信待ち時間によるストレスを感じさせることなく、モニタ19に一度表示した静止画を、モニタ19に再度表示することが可能となる。
また、モニタ19に再度表示された静止画に係る静止画データが、携帯端末20から送信される前にユーザにより編集された静止画データであった場合には、仮に静止画データそのものを携帯端末20から再度送信する場合、ユーザは元となる静止画データに再度同様の編集を行う必要がある。これに対し、本実施形態では、ユーザは元となる静止画データに再度同様の編集を再度行う必要がないので、ユーザの操作負担を低減することができ、ユーザに感じさせるストレスをさらに低減することができる。
また、本実施形態では特に、ユーザは、携帯端末20からホストサーバ30へ静止画データを含む第1の信号を送信することを契機にホストサーバ30からカラオケ装置10へ当該静止画データを含む第2の信号が送信されることでモニタ19に一度表示させた静止画を、モニタ19に再度表示させたい場合、操作部25を介して、表示部26に表示された送信履歴リストL中に含まれる静止画PBのうち、モニタ19に再度表示させたい静止画PBに係る静止画データを選択する。すると、ユーザにより選択された静止画データを示す第3の信号が携帯端末20からホストサーバ30へ送信されたことを契機にホストサーバ30からカラオケ装置10へ第3の信号に応じた第4の信号が送信されることで、カラオケ装置10の静止画データベース1640から第4の信号により示される静止画データが読み出され、モニタ19に当該静止画データに基づく静止画が再度表示される。
これにより、静止画データそのものを携帯端末20からホストサーバ30を経由させつつカラオケ装置10へ再度送信する場合に比べ、通信負荷を確実に低減することができ、通信時間を確実に短縮することができる。この結果、ユーザに通信待ち時間によるストレスを感じさせることなく、モニタ19に一度表示した静止画を、モニタ19に再度表示することができる。
また、本実施形態では特に、カラオケ装置10が、静止画データを含む第2の信号、又は、静止画データを示す第4の信号を受信したことを契機に、第5の信号を送信する。そして、携帯端末20の表示部26に表示された送信履歴リストL中には、カラオケ装置10が第5の信号を送信したことを契機に、モニタ19による上記静止画データに基づく静止画の表示を中止するための図像P11が表示される。これにより、ユーザは送信履歴リストL中に表示された図像P11を操作部25を介して操作するという簡便な操作を行うだけで、携帯端末20を用いてデータを送信した静止画(又は、携帯端末20を用いて送信した信号により示される静止画)のモニタ19での表示を中止させることができるので、利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、カラオケ装置10が、モニタ19による静止画データに基づく静止画の表示が完了されたことを契機に、第9の信号を送信する。そして、携帯端末20の表示部26に表示された送信履歴リストL中には、カラオケ装置10が第9の信号を送信したことを契機に、モニタ19による表示が完了した静止画に係る静止画データを選択可能とするための図像P10が表示される。これにより、ユーザは送信履歴リストL中に表示された図像P10を操作部25を介して操作するという簡便な操作を行うだけで、モニタ19での表示が完了した静止画をモニタ19に再度表示させることができるので、利便性を向上することができる。
また、本実施形態では特に、音源13等がMIDIデータの再生を開始する前に、静止画データを含む第2の信号、又は、静止画データを示す第4の信号を受信した場合、音源13等によりMIDIデータの再生が開始された後に、上記静止画データに基づく静止画が表示される。これにより、ユーザが曲間中に携帯端末20を用いてデータを送信した静止画(又は、ユーザが曲間中に携帯端末20を用いて送信した信号により示される静止画)を、MIDIデータの再生中に、背景映像に代え、モニタ19に表示することができる。
また、本実施形態では特に、再生中のMIDIデータの再生時間内に、全ての静止画の表示が完了しない場合、再生中のMIDIデータの再生終了後、次のMIDIデータの再生開始までの間に、上記表示が完了しない静止画の表示が行われる。これにより、ユーザが携帯端末20を用いてデータを送信した静止画(又は、ユーザが携帯端末20を用いて送信した信号により示される静止画)の全てを、次のカラオケ楽曲の再生開始までの間に、モニタ19に表示することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(0)送信履歴を消去する場合
例えば、所定の条件が満たされたことを契機に、送信履歴データベース2420から送信履歴情報を消去してもよい。
すなわち、本変形例の携帯端末20では、制御部21のCPUは、所定の条件が満たされたか否かを判定する。所定の条件としては、例えば、上記リモコン40での所定のサービスからログアウトしたり上記携帯端末20での所定のサービスからログアウトする等により、上述したような携帯端末20とカラオケ装置10との括り付けが解消されたこと、等に設定可能である。このとき、制御部21のCPUは、上記所定の条件が満たされた(携帯端末20とカラオケ装置10との括り付けが解消された)と判定した場合には、送信履歴データベース2420から送信履歴情報を消去する。なお、この送信履歴情報を消去する制御部11のCPUが、特許請求の範囲に記載の履歴消去手段として機能する。
以上説明した本変形例においては、所定の条件が満たされたことを契機に、送信履歴データベース2420から送信履歴情報を消去する。所定の条件を、上記のような携帯端末20とカラオケ装置10との括り付けが解消されたことに設定すれば、ユーザがカラオケルームKRから退出した後には、送信履歴データベース2420から送信履歴情報が消去される。したがって、ユーザが、カラオケルームKRから退出した後に、上記送信履歴リストL中に示される静止画データを故意又は誤って選択することで、そのとき当該カラオケルームKRを利用している第三者に、上記故意又は誤って選択された静止画データに基づく静止画を閲覧されるのを防止することが可能となるので、利便性をさらに向上することができる。
(1)MIDIデータの再生中に収まるように静止画を表示
上記実施形態では、再生中のMIDIデータの再生時間内に、全ての静止画の表示が完了しない場合、再生中のMIDIデータの再生終了後、次のMIDIデータの再生開始までの間に、上記表示が完了しない静止画の表示を行っていたが、これに限られない。例えば、MIDIデータの再生時間内に、全ての静止画の表示が完了しない場合、当該再生時間内に表示が完了するように、各静止画の表示時間を調整してもよい。
すなわち、本変形例のカラオケ装置10では、制御部11のCPUは、MIDIデータの再生前若しくは再生中に受信された、第2の信号に含まれる静止画データ、又は、第4の信号により示される静止画データに基づく、全ての静止画の表示が、MIDIデータの再生時間内に完了するか否かを判定する。なお、この表示が完了するか否かを判定する制御部11のCPUが、特許請求の範囲に記載の判定手段として機能する。このとき、制御部11のCPUは、上記表示が完了しないと判定した場合には、上記再生時間内に上記表示が完了するように、各静止画のモニタ19による表示時間を調整する(例えば、各静止画のモニタ19による表示時間を20秒間から5秒間に変更する)。なお、この表示時間を調整する制御部11のCPUが、特許請求の範囲に記載の調整手段として機能する。
以上説明した本変形例によれば、ユーザが携帯端末20を用いてデータを送信した静止画(又は、ユーザが携帯端末20を用いて送信した信号により示される静止画)の全てを、MIDIデータの再生時間内に収まるように、モニタ19に表示することができる。
(2)カラオケ楽曲に関する図像データを提供する場合
すなわち、本変形例では、携帯端末20では、上述したように操作部25を介して静止画データを編集するための編集操作を行うことが可能である。これにより、ユーザは、静止画データを、例えばトリミングしたりスタンプやフレーム等を用いて装飾することにより、自分好みに編集した上で、携帯端末20から送信することができるので、ユーザ好みに編集された面白みのある静止画を、モニタ19に表示することが可能となり、興趣の向上を図ることができる。
また、本変形例では、ユーザがリモコン40等を用いてカラオケ楽曲に関する選曲操作を行う(又は、音源16等がMIDIデータの再生を開始する)と、選曲操作により選曲された(又は、再生が開始された)カラオケ楽曲に関する図像(例えば、カラオケ楽曲自体、カラオケ楽曲に係るジャンル、カラオケ楽曲に係る歌手等に関連するイラストスタンプやフレームスタンプ、テキストスタンプ等)に係る図像データ(図像情報)が、カラオケ装置10からホストサーバ30を経由して携帯端末20へ送信される。これにより、携帯端末20では、制御部21のCPUが、上記送信された図像データを、ネットワークNW2及び伝送路CH1を介して受信する。なお、この図像データを受信する制御部21のCPUが、特許請求の範囲に記載の図像受信手段として機能する。上記受信された図像データに対応する図像を、静止画データを編集する際に使用できるようにすれば、ユーザは、静止画データを、自分又は同伴者が歌唱したカラオケ楽曲に関連のある図像を用いて装飾することが可能となるので、カラオケ楽曲に関連のある図像を用いて装飾されたさらに面白みのある静止画を、モニタ19に表示することが可能となり、さらに興趣の向上を図ることができる。
(3)携帯端末からの送信データのバリエーション
上記実施形態では、携帯端末20からは、1つの静止画データを送信していたが、これに限られない。例えば、携帯端末20から、2つ以上の静止画データを同時に送信してもよい。この場合、カラオケ装置10では、制御部11のCPUの制御に基づき、モニタ19が2つ以上の静止画データに係る2つ以上の静止画を順次表示してもよいし同時に表示してもよい。
また、携帯端末20から送信する情報としては、静止画データに限られない。例えば、携帯端末20から、静止画データ、カメラ27により撮像された動画に係る動画データ(動画情報)、図示しない録音部により録音された音声に係る音声データ(音声情報)、操作部25を介して入力されたテキストに係るテキストデータ(テキスト情報)、及び、例えばインターネット上の適宜のサーバに格納された静止画や動画、音声、テキスト等の所在を示すURL情報のうち、1つ以上から構成されてもよい。この場合、ユーザは携帯端末20を用いて静止画データ、動画データ、音声データ、テキストデータ、及びURL情報のうち1つ以上を送信することができ、静止画、動画、音声、テキスト、及びURLにより示される所在に格納されたデータに基づく情報のうち1つ以上を、モニタ19に表示したり音源13等により再生することが可能となる。
例えば、携帯端末20から送信された情報に動画データ(ここでは動画及び音声からなるものとする)が含まれている場合、カラオケ装置10では、制御部11のCPUの制御に基づき、モニタ19が動画データに係る動画を表示すると共に、音源13等が動画データに係る音声を再生する。また例えば、携帯端末20から送信された情報に音声データが含まれている場合、カラオケ装置10では、制御部11のCPUの制御に基づき、音源13等が音声データに係る音声を再生する。また例えば、携帯端末20から送信された情報にテキストデータが含まれている場合、カラオケ装置10では、制御部11のCPUの制御に基づき、モニタ19がテキストデータに係るテキストを表示する。また例えば、携帯端末20から送信された情報にURL情報が含まれている場合、カラオケ装置10では、制御部11のCPUの制御に基づき、URL情報に基づくURLにより示される所在に格納されたデータ(ここでは動画及び音声からなる動画データとする)をダウンロードし、モニタ19が当該動画データに係る動画を表示すると共に、音源13等が当該動画データに係る音声を再生する。
(4)リモコンを通信端末として用いる場合
例えば、リモコン40がカメラを備えており、ユーザがリモコン40のカメラを用いて撮像した静止画に係る静止画データを送信することで、モニタ19に、当該静止画データに基づく静止画を表示させてもよい。この場合、リモコン40も、特許請求の範囲に記載の通信端末に相当する。
(5)静止画データベースをホストサーバ側に設ける場合
上記実施形態では、携帯端末20から送信された静止画データを記憶する静止画データベース1640をカラオケ装置10の大容量記憶装置16に設けていたが、これに限られない。すなわち、静止画データベース1640をホストサーバ30の大容量記憶装置33に設けてもよい。この場合、静止画データベース1640を記憶するホストサーバ30の大容量記憶装置33が、特許請求の範囲に記載の情報記憶手段に相当する。
このような場合には、ホストサーバ30では、上述のようにして携帯端末20から送信された静止画データを含む第1の信号が受信されると、その受信された第1の信号に含まれる静止画データが静止画データベース1640に記憶される。そして、ホストサーバ30では、上述のようにして携帯端末20から送信された静止画データを示す第3の信号が受信されると、静止画データベース1640から、上記受信された第3の信号により示される静止画データが読み出され、その読み出された静止画データを含む信号(第2信号)がカラオケ装置20へ送信される。これにより、カラオケ装置20では、ホストサーバ30から送信された静止画データを含む信号が受信され、その受信された信号に含まれる静止画データに基づく静止画が、モニタ19に表示される。
(6)サーバを経由せずに情報送受信を行う場合
上記実施形態では、カラオケ装置10と携帯端末20とは、ホストサーバ30を経由することで情報送受信を行っていたが、これに限られない。すなわち、本発明は、カラオケ装置10と携帯端末20とがホストサーバ30を経由せずに情報送受信を行う場合にも適用可能である。
(7)その他
上記実施形態では、音源13等によるMIDIデータの再生中に、静止画データに基づく静止画を表示していたが、これに限られない。例えば、音源13等によりMIDIデータを再生していない際に、静止画データに基づく静止画を表示してもよい。あるいは、ユーザが携帯端末20の操作部25を介して静止画の表示タイミングを指定できてもよい。また、音源13等によるMIDIデータの再生中に、1つ以上の静止画を表示する場合には、各静止画をカラオケ楽曲のテンポにシンクロするように表示してもよい。
また、上述したように携帯端末20から送信された情報に音声データが含まれている場合には、当該音声データに基づく音声を、MIDIデータの再生中又は曲間中のいずれのタイミングで再生してもよいが、いわゆる間奏中のみに再生してもよいし、曲間中のみに再生してもよい。あるいは、ユーザが携帯端末20の操作部25を介して音声の再生タイミングを指定できてもよい。
また、図1中に示す矢印は、信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図4及び図9に示すフローチャートは、本発明を図示する手順に示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用してもよい。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 カラオケシステム
10 カラオケ装置
11 制御部
13 音源
14 音声制御部
19 モニタ(第1表示手段)
20 携帯端末(通信端末)
21 制御部
25 操作部(操作手段)
26 表示部(第2表示手段)
30 ホストサーバ(サーバ)
31 制御部
164 静止画データ記憶部(情報記憶手段)
242 送信履歴記憶部(履歴記憶手段)
CH1 伝送路(第1伝送路)
CH2 伝送路(第2伝送路)

Claims (13)

  1. カラオケ楽曲に係る楽曲データを再生する再生手段、及び、当該再生手段が前記楽曲データの再生を行う際に前記カラオケ楽曲に係る背景映像を表示する第1表示手段、を備えたカラオケ装置と、
    所定の表示を行う第2表示手段、及び、ユーザが操作可能な操作手段、を備え、前記カラオケ装置と相互通信可能な通信端末と、
    を有するカラオケシステムであって、
    前記通信端末は、
    前記操作手段の操作に応じて、1以上の情報を送信する情報送信手段と、
    前記情報送信手段による前記情報の送信履歴を表す送信履歴情報を記憶する履歴記憶手段と、
    を備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記情報送信手段が前記情報を送信したことを契機に、当該情報を受信する第1情報受信手段と、
    前記第1情報受信手段により受信された前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、
    を備え、
    かつ、
    前記情報送信手段が前記情報を送信したことを契機に、当該情報を記憶する情報記憶手段をさらに有し、
    前記通信端末は、
    前記履歴記憶手段に記憶された前記送信履歴情報に基づく送信履歴リストを表示するように、前記第2表示手段を制御する表示制御手段と、
    前記操作手段を介して、前記送信履歴リスト中に示される前記情報のうち、1以上を選択するための選択操作を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択操作により選択された前記情報を示す第1信号を送信する第1信号送信手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記第1信号送信手段が前記第1信号を送信したことを契機に、前記情報記憶手段から読み出された前記第1信号により示される前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記通信端末と第1伝送路を介して相互通信可能に接続されると共に、前記カラオケ装置と第2伝送路を介して相互通信可能に接続されるサーバをさらに有し、
    前記情報送信手段は、
    前記情報を、前記第1伝送路を介して前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    前記情報送信手段により送信された前記情報を受信する第2情報受信手段と、
    前記第2情報受信手段により受信された前記情報を前記カラオケ装置へ転送する情報転送手段と、
    を備え、
    前記第1情報受信手段は、
    前記情報転送手段により転送された前記情報を、前記第2伝送路を介して受信し、
    前記第1信号送信手段は、
    前記第1信号を、前記第1伝送路を介して前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    前記第1信号送信手段により送信された前記第1信号を受信する第1信号受信手段と、
    前記第1信号受信手段により受信された前記第1信号に応じた第2信号を前記カラオケ装置へ送信する第2信号送信手段と、
    をさらに備え、
    前記カラオケ装置は、
    前記第2信号送信手段により送信された前記第2信号を、前記第2伝送路を介して受信する第2信号受信手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記第2信号受信手段が前記第2信号を受信したことを契機に、前記情報記憶手段から読み出された前記第2信号により示される前記情報、又は、前記第2信号に含まれる前記情報、に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 前記情報記憶手段は、
    前記カラオケ装置に設けられ、前記第1情報受信手段により受信された前記情報を記憶し、
    前記第2信号送信手段は、
    前記第1信号受信手段により受信された前記第1信号により示される前記情報を示す前記第2信号を前記カラオケ装置へ送信し、
    前記制御手段は、
    前記第2信号受信手段が前記第2信号を受信したことを契機に、前記情報記憶手段から前記第2信号により示される前記情報を読み出し、当該情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. 前記カラオケ装置は、
    前記第1情報受信手段が前記情報を受信した、又は、前記第1信号送信手段が前記第1信号を送信した、ことを契機に、第3信号を送信する第3信号送信手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記第3信号送信手段が前記第3信号を送信したことを契機に、前記送信履歴リスト中に、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方による、前記第1情報受信手段により受信された前記情報、又は、前記第1信号送信手段により送信された前記第1信号により示される前記情報、に基づく表示及び再生の少なくとも一方を中止するための、前記操作手段を介して操作可能な第1図像を表示するように、前記第2表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  5. 前記カラオケ装置は、
    前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方が前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を完了したことを契機に、第4信号を送信する第4信号送信手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記第4信号送信手段が前記第4信号を送信したことを契機に、前記送信履歴リスト中に、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方による表示及び再生の少なくとも一方が完了した前記情報を前記選択操作により選択可能とするための第2図像を表示するように、前記第2表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  6. 前記通信端末は、
    所定の条件が満たされたことを契機に、前記履歴記憶手段から前記送信履歴情報を消去する履歴消去手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  7. 前記制御手段は、
    前記再生手段が前記楽曲データの再生を開始する前に前記第1情報受信手段が前記情報を受信した場合、前記再生手段により前記楽曲データの再生が開始された後に、前記第1情報受信手段により受信された前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御すると共に、前記再生手段が前記楽曲データの再生を開始する前に前記第1信号送信手段が前記第1信号を送信した場合、前記再生手段により前記楽曲データの再生が開始された後に、前記情報記憶手段から読み出された前記第1信号により示される前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  8. 前記制御手段は、
    前記情報としての静止画情報に基づく1つの静止画の表示を所定時間行うように、前記第1表示手段を制御し、
    前記カラオケ装置は、
    前記楽曲データの再生時間内に、前記第1情報受信手段により受信された前記静止画情報に基づく全ての前記静止画、又は、前記第1信号送信手段により送信された前記第1信号により示される前記静止画情報に基づく全ての前記静止画、の表示が完了するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記表示が完了しないと判定された場合、前記再生時間内に前記表示が完了するように、各静止画の前記第1表示手段による表示時間を調整する調整手段と、
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  9. 前記制御手段は、
    前記再生手段が前記楽曲データを再生している際に、前記情報としての静止画情報に基づく1つの静止画の表示を所定時間行うように、前記第1表示手段を制御すると共に、再生中の前記楽曲データの再生時間内に、全ての前記静止画の表示が完了しない場合、再生中の前記楽曲データの再生終了後、次の前記楽曲データの再生開始までの間に、前記表示が完了しない前記静止画の表示を行うように、前記第1表示手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  10. 前記通信端末は、
    前記操作手段を介して、前記情報としての静止画情報を編集するための編集操作を受け付ける編集受付手段と、
    ユーザの操作を介して前記カラオケ楽曲に関する選曲操作が行われた、又は、前記再生手段が前記楽曲データの再生を開始した、ことを契機に、前記選曲操作に応じた前記カラオケ楽曲、又は、再生が開始された前記楽曲データに係る前記カラオケ楽曲、に関する図像情報を受信する図像受信手段と、
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  11. 前記情報は、
    静止画情報、動画情報、音声情報、テキスト情報、及びURL情報のうち、1つ以上から構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のカラオケシステム。
  12. カラオケ楽曲に係る楽曲データを再生する再生手段、及び、当該再生手段が前記楽曲データの再生を行う際に前記カラオケ楽曲に係る背景映像を表示する第1表示手段、を有し、通信端末が相互通信可能なカラオケ装置であって、
    ユーザの操作に応じて前記通信端末が1以上の情報を送信したことを契機に、当該情報を受信する第1情報受信手段と、
    前記第1情報受信手段により受信された前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記通信端末が前記情報の送信履歴に基づく送信履歴リストを表示して当該送信履歴リスト中に示される前記情報のうちユーザの操作により選択された1以上の情報を示す第1信号を送信したことを契機に、情報記憶手段から読み出された前記第1信号により示される前記情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行うように、前記第1表示手段及び前記再生手段の少なくとも一方を制御する
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  13. カラオケ楽曲に係る楽曲データを再生すると共に当該楽曲データの再生を行う際に前記カラオケ楽曲に係る背景映像を表示するカラオケ装置と相互通信可能な通信端末の演算手段に対し、
    ユーザの操作に応じて、1以上の情報を送信することで、前記カラオケ装置に前記情報を受信させると共に当該情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行わせ、かつ情報記憶手段に前記情報を記憶させるための情報送信手順と、
    前記情報送信手順での前記情報の送信履歴に基づく送信履歴リストを表示するように表示制御する表示制御手順と、
    ユーザの操作を介して、前記送信履歴リスト中に示される前記情報のうち、1以上を選択するための選択操作を受け付ける選択受付手順と、
    前記選択操作により選択された前記情報を示す第1信号を送信することで、前記情報記憶手段から前記第1信号により示される前記情報を読み出させ、前記カラオケ装置に当該情報に基づく表示及び再生の少なくとも一方を行わせるための信号送信手順と、
    を実行させるための、通信プログラム。
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