JP2015013691A - 冷温水供給装置 - Google Patents

冷温水供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015013691A
JP2015013691A JP2014169601A JP2014169601A JP2015013691A JP 2015013691 A JP2015013691 A JP 2015013691A JP 2014169601 A JP2014169601 A JP 2014169601A JP 2014169601 A JP2014169601 A JP 2014169601A JP 2015013691 A JP2015013691 A JP 2015013691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
water supply
water
cooling chamber
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014169601A
Other languages
English (en)
Inventor
海水 岩崎
Kaisui Iwasaki
海水 岩崎
龍大 岩崎
Tatsuhiro Iwasaki
龍大 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
VICTORY JAPAN KK
Original Assignee
VICTORY JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by VICTORY JAPAN KK filed Critical VICTORY JAPAN KK
Priority to JP2014169601A priority Critical patent/JP2015013691A/ja
Publication of JP2015013691A publication Critical patent/JP2015013691A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】濾過容器4を冷却室2に配し、外殻本体2aのコンパクト化が図られ、水道水な
どに夾雑物として含まれる異物を濾過容器4により効率的に濾過し、清浄で衛生的な冷水
および湯水を安心して喫することができる冷温水供給装置1を提供する。
【解決手段】給水タンク3は、外殻本体2aの上端に着脱可能に設置され、冷却室2およ
び加熱タンク10を下方に臨む出口部3aを有する。濾過容器4は、冷却室2内に配置さ
れ、出口部3aに直結され、給水タンク3からの水を高効率で濾過する。濾過容器4と冷
却室2とは、単一の共有空間に配されることになり、外殻本体2aのコンパクト化が図ら
れ、外殻本体2aの小型化に繋がる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷水や様々な温度の湯水とを所望に応じて供する冷温水供給装置に係り、特
には水道水などに夾雑物として含まれる異物を効率的に濾過し、清浄で衛生的な冷水およ
び湯水を安心して喫することができるように改良した冷温水供給装置に関する。
冷温水供給装置は、従来、レストランなどの料理店は勿論、一般の会社、事業所、官公
庁あるいは各種の事務所にも設置され、各人の利用に供するようになっている。
近年では飲料水に対する衛生志向の高まりもあって、冷温水供給装置は、家族を擁する
各家庭にも設置され、必要な時にいつでも喫することができる個人的な利用にも供するよ
うになってきている。
この種の冷温水供給装置と同一機能を有するものとしては、例えば特許文献1−5に記
載された飲料水供給装置がある。
特許文献1では、水タンクが器本体の底部に着脱可能に配置され、水タンクから貯水槽
にポンプにより送水する送水路が形成された飲料用温水・冷水器について記載されている
特許文献2には、ミネラルウォーター生成器が開示され、水道水や井戸水などの原水に
水処理凝集剤を浸漬し、水処理凝集剤により凝集された不純物を除去する浄化生成部を有
している。浄化生成部は、上部のフィルターおよび下部の活性炭により原水を濾過して、
まろやかで良質なミネラルウォーターを生成している。
特許文献3には、原水を入れるホッパーの下部に濾過水槽を連接した簡易携帯浄水器が
開示されている。濾過水槽には、ホッパーからの原水が自然流下により通過するイオン交
換樹脂層、活性炭素繊維成形体および紫外線殺菌手段を上下に設け、浄化動作が簡便に行
われるように意図している。
特許文献4では、ウォータボトルの交換時、ウォータサーバのハウジングからウォータ
ボトルを取り外すことにより、検知手段が作動して紫外線灯を点灯する。紫外線の照射に
より冷水タンク内を殺菌処理し、冷水タンク側からウォータボトル側への細菌の拡散を極
力防止している。
特許文献5では、注水栓を有する飲料水バッグを外郭ケースの収納室に取替自在に収納
するウォータサーバが開示されている。収納室には、飲料水バッグを直接冷却する冷却プ
レートが設けられ、収納室の底壁には、溝底が前下がり傾斜するV字状の溝を設け、溝底
の最下端部に飲料水バッグの注水栓が位置するようにしている。これにより、飲料水バッ
グの交換時に、飲料水バッグに残る残留水量を少なくし、衛生管理面での点検維持作業を
容易にしている。
特開2001−153523号公報 特開平9−187759号公報 特開平11−290838号公報 特開2010−76814号公報 特開2003−206000号公報
特許文献1では、底部に設置された水タンクからの水をポンプにより、上部の貯水層に
汲み上げて温水給湯系および冷水給水統に送水する必要があるので、水タンクからの給水
経路が長くなり、細菌が介入する機会が増えて清浄な給湯および給水を阻む虞がある。
特許文献2では、フィルターおよび活性炭を有する浄化生成部は、フィルターを載せる
載置板、原水を下方に導く筒部、ケース蓋および活性炭を収容する収容箱から成る複雑な
構造であり、部品点数が増加し、組付け工数が増えてコスト的に不利になる虞がある。
また、浄化生成部と溜容器内の水位とに間には、空間部の発生を許す構造となっている
ため、溜容器の内周面に付着する細菌の介入を防ぎきれない虞がある。
特許文献3では、紫外線殺菌手段への通電を切替動作させる電気回路を要し、原水を扱
う上で漏電対策を設置する必要となり、構造が複雑化してコスト的に不利となる。
特許文献4では、検知手段により紫外線灯を点灯する必要があるため、特許文献3と同
様に漏電対策を取らねばならなくなり、構造が複雑化してコスト的に不利となる。
特許文献5では、注水栓からの冷水を受けるV字状の溝が外気との接触を許す構造であ
るため、外気からの細菌の介入を阻止できない虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、濾過容器を冷却室内に収納し
て、簡素な構造としてコンパクト化を図り、コスト的に有利に全体の小型化を実現すると
ともに、給水タンクの出口部から冷水コックおよび湯水コックに到る給水経路を最短距離
で結ぶことができる上に、給水経路内に水が途切れることなく満ち、外部からの細菌の介
入を最小限に抑制して清浄性および衛生的に優れた冷水および湯水を喫することができる
冷温水供給装置を提供するにある。
(請求項1について)
外殻本体は内部に冷却室を備えている。給水タンクは、外殻本体の上端に着脱可能に設
置され、冷却室を下方に臨む出口部を有する。加熱タンクは、冷却室の下方に設けられ、
冷却室からの水を受けて加熱する。濾過容器は、冷却室内に配置収納され、出口部に対し
て連通状態に直結され、給水タンクからの水を濾過する。
冷水コックは、冷却室からの水を冷水として供給し、湯水コックは、加熱タンクからの
加熱水を湯水として供給する。
請求項1では、濾過容器を冷却室内に収納しているので、濾過容器と冷却室とが単一の
共有空間に配置される形態となる。このため、外殻本体が簡素な構造としてコンパクト化
が図られ、コスト的に有利に全体の小型化が実現する。
濾過容器と冷却室とが単一の共有空間に所在するため、給水タンクの出口部から冷水コ
ックおよび湯水コックに到る給水経路および給湯経路を最短距離で結ぶことができる。給
水経路および給湯経路を最短距離にした上に、給水経路および給湯経路内に水が途切れる
ことなく連続的に満ちるので、外部からの細菌の介入を最小限に抑制して清浄かつ衛生的
で良質の冷水および湯水を喫することができる。
また、濾過容器を冷却室に設置したことにより、給水タンクからの水は濾過容器で濾過
されつつ、同時に冷却室で冷却されることになる。このため、濾過したての新鮮な冷水が
冷水コックから供給されて、衛生的で爽やかな冷水を清潔で良質な清涼水として喫するこ
とができる。
(請求項2について)
請求項1と異なるところは、給水タンクに代わって、出口先が外殻本体の上端に設置さ
れ、出口先から定量給水器を介して冷却室に直接給水する給水源を設けたことである。
請求項2でも、濾過容器と冷却室とが単一の共有空間に所在するため、給水源の出口先
から冷水コックおよび湯水コックに到る給水経路および給湯経路を最短距離で結ぶことが
できる。
また、濾過容器を冷却室に設置収納したことにより、給水源の出口先からの水は濾過容
器で濾過されつつ、同時に冷却室で冷却されることになる。
このため、請求項2でも、請求項1と同様な効果が得られるものである。
(請求項3について)
濾過容器は、上段から下段にかけて段階的に径小となる筒体を三段に有する段付き筒体
であり、上段の第1筒体には中空繊維が内設され、中段の第2筒体には活性炭が内設され
、下段の第3筒体には中空糸膜が内設されている。
請求項3では、井戸水や水道水などの原水中に夾雑物として含まれる異物のうち、中空
繊維が比較的大きな粒子を捕集し、活性炭素がごみや微生物を捕集するに併せて吸着脱臭
作用を行う。活性炭素による捕集対象物は、次亜塩素酸ナトリウムの塩素成分(カルキ)
、トリハロメタン、有機物、臭気物質および塩素系有機物などを含む。
中空糸膜は、微細な粒子、雑菌、黴類および赤錆など、とりわけ水道水の濁り成分の捕
集を行う。
このように、原水中の異物が第1筒体、第3筒体および第3筒体を通過する過程で、中
空繊維、活性炭素および中空糸膜という三段階の濾過作用を経て捕集されるため、異物に
対する高い浄化作用が得られて清浄性に併せて衛生的に優れた冷水および湯水の生成に寄
与することができる。
(請求項4について)
第3筒体は、軸方向のスライドにより第2筒体内に収納可能になっており、第2筒体は
、軸方向のスライドにより第1筒体内に収納可能になっており、不使用時には、第3筒体
および第2筒体が一緒に第1筒体内に収納可能な入れ子構造を構成している。
請求項4では、第1筒体、第2筒体および第3筒体が入れ子構造を構成するため、不使
用時には第1筒体、第2筒体および第3筒体を重ね合わせることにより、全体がコンパク
トに纏まり、運搬や搬送時に取り扱い易くなる。
(請求項5について)
第3筒体は、軸方向の螺進退により第2筒体内に対して出没調整可能になっており、第
2筒体は、軸方向の螺進退により第1筒体内に対して出没調整可能になっており、不使用
時には、第3筒体および第2筒体が一緒に第1筒体内に収納可能な入れ子構造を構成して
いる。
請求項5では、第2筒体に対する第3筒体の出没調整を行い、第1筒体に対する第2筒
体の出没調整を行うことにより、第1筒体および第2筒体の実質的な長さ寸法を必要に応
じて可変することができる便宜がある。また、第1筒体、第2筒体および第3筒体が入れ
子構造を構成するため、請求項3と同様に、全体がコンパクトに纏まり、運搬や搬送時に
取り扱い易くなる。
(請求項6について)
中空繊維は、直径が100−150μmで周壁部の厚みが15−50μmの合成繊維で
あり、活性炭素は、植物由来の天然繊維、鉱物由来の合成繊維、あるいは天然繊維と合成
繊維との混合物を炭化してバインダーを用いて調製した繊維状活性炭であり、中空糸膜は
、孔径が0.01−0.09μmで壁部にスリット状の超微細孔を設けた繊維の集合体で
ある。
請求項6でも、請求項2と同様に、原水中の異物が第1筒体、第3筒体および第3筒体
を通過する過程で、中空繊維、活性炭素および中空糸膜という三段階の濾過作用を経て捕
集されるため、清浄性および衛生的に優れた冷水および湯水の生成に寄与することができ
る。
(請求項7について)
活性炭素には、人体の体液に最も近いバランス割合の植物成分(K、Ca、Na、Mg
)を有する等張液として供給可能な生物ミネラルが添加されている。
請求項7では、活性炭素により、原水中の不純物を濾し取って除去するとともに、良質
なミネラルウォーターを生成する浄水器およびミネラルウォーター生成器を構成すること
ができる。
(請求項8について)
濾過容器の第1筒体、第2筒体および第3筒体の内周面に螺旋階段状の螺旋リボン帯を
上段端から下段端にかけて連続的に設けている。
請求項8では、螺旋リボン帯は、給水タンクから螺旋リボン帯に沿う流水を螺旋に沿っ
て円滑に降下させる。このため、給水タンクから供給されて濾過容器の内周壁を流れる原
水を澱ませることなく、螺旋リボン帯に沿って速やかに流下させることができる。
(請求項9について)
外殻本体には、コンプレッサーと該コンプレッサーにより液冷媒を循環する凝縮管およ
び蒸発管を有する冷凍サイクルが設けられ、冷却室の外周側部に蒸発管が巻装され、加熱
タンクの外周側部に凝縮管が巻装されている。
請求項9では、コンプレッサーの駆動運転時、加熱タンクは冷凍サイクルの循環過程で
凝縮管により加熱されるため、加熱タンクに別体のバンドヒータを巻装する必要がなくな
り節電化に寄与する。
(請求項10について)
濾過容器は、全体が冷却室内に収納されているため、給水タンクからの水は濾過容器で
濾過されつつ、同時に冷却室で冷却されることになる。
(請求項11について)
濾過容器は、一部が冷却室外に位置していても、給水タンクからの水は濾過容器で濾過
されつつ、同時に冷却室で冷却されることになる。
(請求項12について)
給水タンクは、受け板を介して外殻本体の上端に着脱可能に設置され、濾過容器は受け
板と一体的に形成されている。このため、冷温水供給装置の組み付けのための部品点数が
少なくなり、濾過容器の管理や取扱いが容易になる。
(請求項13について)
給水タンクは、受け板を介して外殻本体の上端に着脱可能に設置され、濾過容器は受け
板から分離した別部材として形成さている。このため、製造業者の都合によっては、濾過
容器を受け板とは別個に取り扱うことができる便宜がある。
冷温水供給装置を示す縦断面図である(実施例1)。 主に給水タンク、案内筒部、受け板および濾過容器を示す分解縦断面図である(実施例1)。 (a)、(b)は濾過容器を示す縦断面図である(実施例2)。 (a)、(b)、(c)は濾過容器を示す縦断面図である(実施例3)。 内周面に螺旋リボン帯を上段端から下段端にかけて形成した濾過容器を示す縦断面図である(実施例4)。 冷温水供給装置を示す縦断面図である(実施例5)。 (a)は外殻本体の上端に定量給水器を設けた冷温水供給装置を示す縦断面図、(b)は要部の拡大縦断面図である(実施例6)。 (a)は外殻本体の上端に定量給水器を設けた冷温水供給装置を示す縦断面図、(b)は要部の拡大縦断面図である(実施例7)。
本発明の冷温水供給装置では、濾過容器を冷却室内に収納しているので、濾過容器と冷
却室とが単一空間に配置される形態となり、給水タンクの出口部から冷水コックおよび湯
水コックに到る給水経路を最短距離で結ぶことができる構造を技術的特徴とする。
〔実施例1の構成〕
本発明の実施例1を図1および図2に基づいて説明する。
図1に示す冷温水供給装置1は、レストランなどの料理店をはじめ、一般の会社、官公
庁や事務所あるいは各家庭にも設置されるもので、内部に冷却室2を備えた外殻本体2a
を有している。
プラスチック製の給水タンク3は、例えばガロンボトルとして利用されており、下方に
括れた出口部3aを一体に形成したもので、水道水、ミネラルウォーターや井戸水などの
原水を貯留している。給水タンク3は、外殻本体2aの上端に案内筒部3Aを介して着脱
可能に設置され、出口部3aを冷却室2に臨ませている。実施例1の冷却室2は、機能お
よび構造上の観点から冷却タンクと同様な意味である。
すなわち、外殻本体2aの上端開口部には、中央に出口部3aを挿通させた漏斗状の受
け板2bが被蓋されており、出口部3aが冷却室2内に天井から突出している。
濾過容器4は、冷却室2内に配置収納されたもので、出口部3aに対して連通状態に直
結され、給水タンク3からの水を直接濾過して冷却室2内に導く。
濾過容器4は、プラスチック材により一体的に形成したもので、上段から下段にかけて
段階的に径小となる筒体を三段に有する段付き筒体である。濾過容器4は一体形成に限ら
ず、各筒体を別々の材料により形成し、接着剤や超音波溶接などの接合手段を用いて互い
に繋ぎ合わせたものでもよい。
濾過容器4は、全体が冷却室2内に埋没状態に収納されているが、濾過容器4の一部、
例えば第1筒部4aは部分的に冷却室2の上部から外部に出ていても、例えば第3筒部4
cが冷却室2の下部から外部に出ていてもよい。
上段の第1筒体4aには中空繊維Faが内設され、中段の第2筒体4bには活性炭Fb
が内設され、下段の第3筒体4cには中空糸膜Fcが内設されている。
第1筒体4aはラッパ状に拡開する受け部5aを形成し、受け部5aの上端内周部には
雌ねじ部5を設け、受け板2bの裏面部に形成したリング状の雄ねじ部6に螺合させてい
る。雄ねじ部6と雌ねじ部5との螺合により、濾過容器4が第1筒体4aを介して受け板
2bに着脱可能に取り付けられている。
第1筒体4aにおける受け部5aの径寸法D1、第2筒体4bの径寸法D2および第3
筒体4cの径寸法D3の間には、D1>D2>D3の大小関係が成り立つ。
この場合、径寸法D1、D2、D3の間に成立つ数値関係ついては、初項、公差および
公比を適宜に設定した等差級数あるいは等比級数を成すようにしてもよい。
濾過容器4内の濾過材質を一例として挙げれば、中空繊維Faは、直径が100−15
0μmで周壁部の厚みが15−50μmの合成繊維である。
活性炭素Fbは、植物由来の天然繊維、鉱物由来の合成繊維、あるいは天然繊維と合成
繊維との混合物を炭化してバインダーを用いて調製した繊維状活性炭である。
中空糸膜Fcは、孔径が0.01−0.09μmで周壁部にスリット状の超微細孔を設
けた繊維の集合体である。
とりわけ、活性炭素Fbには、多孔質の火山岩に野草などの生物ミネラル(国内特許第
4759337号および国内特許第4792474号参照)を加えて、人体の体液に最も
近いバランス割合の植物成分(K、Ca、Na、Mg)を有する等張液として供給できる
ように配合添加してもよい。
この場合、活性炭素Fbにより、原水中の不純物を濾し取って除去するとともに、良質
なミネラルウォーターを生成する浄水器およびミネラルウォーター生成器を構成すること
ができる。
濾過容器4の下端部と冷却室2の底部2cとの間には、中央に吐出管8aを有する径大
なフランジ状のセパレータ8が設けられている。吐出管8aは冷却室2の底部2cを貫通
して加熱タンク10に連通し、冷却室2内の水を加熱タンク10に導く。
加熱タンク10の外周壁には、バンドヒータ11が巻装されており、使用時に切替スイ
ッチ(図示せず)の操作によりバンドヒータ11に通電する。バンドヒータ11への通電
により加熱タンク10内の水を加熱し、様々な温度の湯水とし、湯通管12を介して湯水
コック13に案内する。給水タンク3の出口部3aから濾過容器4、冷却室2および湯通
管12を経て湯水コック13に到る流路が給湯経路となる。
冷却室2の外周壁には、外殻本体2a内に設けられた冷凍サイクルの蒸発管14が巻装
されている。冷凍サイクルは、外殻本体2aの内底部2Aに設置されたコンプレッサー1
5と該コンプレッサー15により液冷媒を循環する凝縮管16および蒸発管14から成る
。使用時には、コンプレッサー15が駆動され、液冷媒が蒸発管14内で気化することに
より冷却室2内の水を冷やした冷却水として水通管17から冷水コック18に案内する。
給水タンク3の出口部3aから濾過容器4、冷却室2および水通管17を経て冷水コック
18に到る流路が給水経路となる。
〔実施例1の効果〕
上記構成では、濾過容器4を冷却室2内に配置収納しているので、濾過容器4と冷却室
2とが単一の共有空間に配置される形態となる。このため、外殻本体2aが簡素な構造と
してコンパクト化が図られ、コスト的に有利に全体の小型化が実現する。
濾過容器4と冷却室2とが単一の共有空間に所在するため、給水タンク3の出口部3a
から冷水コック18および湯水コック13に到る給水経路および給湯経路を最短距離で結
ぶことができる。給水経路および給湯経路を最短距離にした上に、給水経路および給湯経
路内に水が途切れることなく連続的に満ちるので、外部からの細菌の介入を最小限に抑制
して清浄かつ衛生的で良質の冷水および湯水を喫することができる。
また、濾過容器4は冷却室2に設置したことにより、給水タンク3からの水は濾過容器
4で濾過されつつ、同時に冷却室2で冷却されることになる。
このため、濾過したての新鮮な冷水が冷水コック18から供給されて、衛生的で爽やか
な冷水を清潔で良質の清涼水として喫することができる。
濾過容器4は、上段から下段にかけて中空繊維Fa、活性炭Fbおよび中空糸膜Fcを
内設している。このため、井戸水や水道水などの原水中に夾雑物として含まれる異物のう
ち、中空繊維Faが比較的大きな粒子を捕集し、活性炭素Fbがごみや微生物を捕集する
に併せて吸着脱臭作用が行われる。
活性炭素Fbでは、次亜塩素酸ナトリウムの塩素成分(カルキ)、トリハロメタン、有
機物、臭気物質および塩素系有機物などの濾過をも行う。
中空糸膜Fcは、微細な粒子、雑菌、黴類および赤錆など、とりわけ水道水の濁り成分
の捕集を行う。
このように、原水中の異物が第1筒体4a、第2筒体4bおよび第3筒体4cを順に自
然流下して通過する過程で、中空繊維Fa、活性炭素Fbおよび中空糸膜Fcという三段
階の濾過作用を経て捕集されるため、異物に対する高い浄化作用が得られて清浄性に併せ
て衛生的に優れた冷水および湯水の生成に寄与することができる。
また、実施例1では、第1筒体4の雌ねじ部5を雄ねじ部6に螺合して濾過容器4を受
け板2bに着脱可能に取り付ける構成を採用している。
このため、濾過容器4の取換え業者にとって、受け板2bに対する濾過容器4の着脱が
楽で迅速になり、濾過容器4の設置作業は勿論、その交換作業も容易な操作で素早く行う
ことができる(図2参照)。
濾過容器4の交換にあたっては、素手で濾過容器4に触れさせないために、濾過容器4
の付帯品として外科用などのビニール手袋(無菌手袋)を着用して交換し、濾過容器4を
雑菌などの介入する汚染などから保護してもよい。
なお、濾過容器4は三段の段付き筒状に限らず、4段から5段の多段状に形成して、各
段部に各種の濾過成分を配置し、成分配合の違いによりミネラル特性を異ならせるように
してもよい。
濾過成分は、例えばスタンダードフィルター、水素水フィルターあるいはナチュラルフ
ィルターとして、需要者{消費者、販売店(卸し業者、仲介業者および小売業者を含む)
}からの要望に応じて配置や種類の変更ができるようにしてもよい。
また、濾過容器4と受け板2bとの着脱構造は、雌ねじ部5と雄ねじ部6との螺合構造
に限らず、弾性爪と係合部とによる弾性係合やバヨネット(bayonet)構造でもよ
い。
〔実施例2の構成〕
図3は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、濾過容器4を
入れ子構造として構成したことである。
すなわち、第3筒体4cの外周側面は、図3(a)に示すように、第2筒体4bの底部
に形成した開口周縁4Bに摺接し、第2筒体4bの外周側面は、第1筒体4aの底部に形
成した開口周縁4Aに摺接している。
第3筒体4cの上端開口部には輪状のストッパ20が形成され、第2筒体4bの上端開
口部には輪状のストッパ21が形成されている。ストッパ20は、シール用のO−リング
22を介して開口周縁4Bに当接し、ストッパ21は、シール用のO−リング23を介し
て開口周縁4Aに当接している。
これにより、第3筒体4cは、軸方向Wのスライドにより第2筒体4b内に収納可能に
なっており、第2筒体4bは、軸方向Wのスライドにより第1筒体4a内に収納可能にな
っている。不使用時には、図3(b)に示すように、第3筒体4cおよび第2筒体4bが
一緒に第1筒体4a内に収納可能な入れ子構造を構成している。
〔実施例2の効果〕
実施例2では、第1筒体4a、第2筒体4bおよび第3筒体4cが入れ子構造を構成す
るため、不使用時には第1筒体4a、第2筒体4bおよび第3筒体4cを重ね合わせるこ
とにより、全体がコンパクトに纏まり、運搬や搬送時に取り扱い易くなる。
また、冷温水供給装置1の機種によって冷却室2の高さ寸法が異なる場合、第1筒体4
a、第2筒体4bおよび第3筒体4cを軸方向Wに沿って互いにスライドさせることによ
り、濾過容器4の高さ寸法を冷却室2の高さ寸法に調整することができる。
このため、機種が異なる毎に別異の濾過容器を用意する必要がなくなり、単一の濾過容
器4により、機種の異なる冷温水供給装置1に組み付けることができて濾過容器4の汎用
性が増す。
〔実施例3の構成〕
図4は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例2と異なるところは、濾過容器4の
第1筒体4a、第2筒体4bおよび第3筒体4cを互いに螺進退可能に設けて、入れ子
構造として構成したことである。
すなわち、第3筒体4cは、図3(a)に示すように、外周面部に雄ねじ部24を形成
し、第2筒体4bの開口周縁4Bに形成した雌ねじ部25に螺合している。
第2筒体4bは、外周面部に雄ねじ部26を形成し、第1筒体4aの開口周縁4Aに形
成した雌ねじ部27に螺合している。
第3筒体4cの雄ねじ部24にはリング状のナット28が螺合され、第2筒体4bの雄
ねじ部26にはリング状のナット29が螺合されている。
ナット28と雌ねじ部25とによるダブルナットにより、第2筒体4bに対する第3筒
体4cの位置を所望に設定できるようになっている。ナット29と雌ねじ部27とによる
ダブルナットにより、第1筒体4aに対する第2筒体4bの位置を所望に設定できるよう
になっている。
これにより、第3筒体4cは、図3(b)に示すように、軸方向Wの螺進退により第2
筒体4b内に対して出没調整可能となり、第2筒体4bは、軸方向Wの螺進退により第1
筒体4a内に対して出没調整可能となる。不使用時には、図3(c)に示すように、第3
筒体4cおよび第2筒体4bが一緒に第1筒体4a内に収納可能な入れ子構造を構成する
〔実施例3の効果〕
実施例3では、第2筒体4bに対する第3筒体4cの出没調整を行い、第1筒体4aに
対する第2筒体4bの出没調整を行うことにより、第1筒体4aおよび第2筒体4bの実
質的な長さ寸法を必要に応じて可変することができる便宜がある。
また、第1筒体4a、第2筒体4bおよび第3筒体4cが入れ子構造を構成するため、
実施例2と同様に、全体がコンパクトに纏まり、運搬や搬送時に取り扱い易くなり、また
、単一の濾過容器4により、機種の異なる冷温水供給装置1に組み付けることができて濾
過容器4の汎用性が増す。
〔実施例4の構成〕
図5は本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例1と異なるところは、濾過容器4の
第1筒体4a、第2筒体4bおよび第3筒体4cの内周面4hに螺旋階段状の螺旋リボン
帯4Rを設けたことである。
螺旋リボン帯4Rは幅狭に形成されて、緩やかなピッチで上段端から下段端まで連続的
に形成されており、給水タンク3から螺旋リボン帯4Rに沿う流水を螺旋に沿って円滑に
降下させる(図5に矢印H参照)。
このため、実施例4では、給水タンク3から供給されて濾過容器4の内周面4hを流れ
る原水を澱ませることなく、螺旋リボン帯4Rに沿って速やかに流下させることができる
〔実施例5の構成〕
図6は本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、冷凍サイクル
の凝縮管16を加熱タンク10の外周壁に巻装したことである。
実施例5では、凝縮管16内で液冷媒が発生する潜熱を有効利用して加熱タンク10を
加熱することができるため、実施例1で加熱タンク10に巻装した別体のバンドヒータ1
1が不要となって節電化に寄与する。
〔実施例6の構成〕
図7は本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、給水タンク3
に代わって、出口先30aが外殻本体2aの上端に設置され、出口先30aから定量給水
器31を介して冷却室2に直接給水する給水源30を設けたことである。
外殻本体2aの背面側には、図7(a)に示すように、水道水や水溜め器などの給水源
30に連結されたパイプ31aが敷設してあり、パイプ31の先端部は出先口30aとし
て調圧レギュレータ32を介してレシーバー33に連結されている。
レシーバー33は、図7(b)に示すように、底面部に吐出孔33aを形成している。
吐出孔33aには、摺動バルブ34が上下摺動可能に設けられている。摺動バルブ34の
下端部は、濾過容器4の第1筒体4aの天井空間に延出されてフロート35を取付けて定
量給水器31を構成している。
第1筒体4a内の水量が増加すると、フロート35が上昇して摺動バルブ34が吐出孔
33aを開放する。このため、出口先30aからレシーバー33に供給された水が吐出孔
33aから流下して第1筒体4a内に供給される。
また、第1筒体4a内の水量が減少すると、フロート35が下降して摺動バルブ34に
より吐出孔33aを閉鎖する。これにより、レシーバー33内から水の流下が停止して第
1筒体4a内への給水が止む。このようにして、第1筒体4a内へ水位Lpに応じて摺動
バルブ34が吐出孔33aを開閉することにより、第1筒体4a内への給水量を制御して
第1筒体4a内の水位Lpを一定に保っている。
実施例6でも、濾過容器4と冷却室2とが単一の共有空間に所在するため、給水源30
の出口先30aから冷水コック18および湯水コック13に到る給水経路および給湯経路
を最短距離で結ぶことができる。
また、濾過容器4を冷却室2に設置したことにより、給水源30の出口先30aからの
水は濾過容器4で濾過されつつ、同時に冷却室2で冷却されることになる。このため、実
施例6でも実施例1と同様な効果が得られるものである。
図7では、濾過容器4における第1筒部2aの上部が冷却室2から外部に位置している
が、濾過容器4の全体を冷却室2に納めるように配置してもよい。後述する図8の実施例
7における濾過容器4についても同様である。
〔実施例7の構成〕
図8は本発明の実施例7を示す。実施例7が実施例6と異なるところは、レシーバー3
3、フロート35および摺動バルブ34に代わって、電磁バルブ40と近接センサ41を
設けたことである(図8(a)参照)。
すなわち、電磁バルブ40および近接センサ41は定量給水器31をレベルメータとし
て構成している。給水源30の出口先30aは電磁バルブ40に連通し、その開閉弁40
aを冷却室2に臨ませている(図8(b)参照)。
近接センサ41が濾過容器4の第1筒体4a内の水位Lpを検知し、通電制御部(図示
せず)を介して電磁バルブ40に対する通電を制御する。
この通電制御により、第1筒体4a内の水位Lpに応じて電磁バルブ40を開閉させる
ため、給水源30の水がパイプ31aおよび出口先30aを経て開閉弁40aから冷却室
2内に流下する水量を調節して第1筒体4a内の水位Lpを一定に保っている。
実施例7でも、実施例6と同様に、濾過容器4と冷却室2とが単一の共有空間に所在す
るため、給水源30の出口先30aから冷水コック18および湯水コック13に到る給水
経路および給湯経路を最短距離で結ぶことができる。
また、濾過容器4を冷却室2に設置したことにより、給水源30の出口先30aからの
水は濾過容器4で濾過されつつ、同時に冷却室2で冷却されることになる。このため、実
施例7でも実施例1と同様な効果が得られるものである。
〔変形例〕
(a)実施例1−7では、濾過容器4を互いに径寸法の異なる第1筒体4a、第2筒体4
bおよび第3筒体4cにより構成したが、濾過容器4は4段以上の筒体を備えた多段筒状
であってもよく、第1筒体と第2筒体とだけから成る二段筒状に形成してもよい。また、
濾過容器4は、全長にわたって等径で一体型の筒体により構成してもよく、この場合の濾
過容器4は、濾過材料をフィルター部材として収容できる形状のものであればよい。
(b)加熱タンク10により加熱されて生成された湯水は、各種の温度を有するものでよ
いため、温水としても加熱水、あるいは必要な場合には沸騰水としてもよい。
(c)中空繊維Faの直径や周壁部の厚み、活性炭素Fbの物理的成分、あるいは中空糸
膜Fcの孔径などは、実施例1で示したものに限らず、必要に応じて所望に変更できるも
のである。
すなわち、中空繊維Faは、直径が100−150μmで周壁部の厚みが15−50μ
mの合成繊維に限る必要はなく、活性炭素Fbは、植物由来の天然繊維、鉱物由来の合成
繊維、あるいは天然繊維と合成繊維との混合物を炭化してバインダーを用いて調製した繊
維状活性炭に限る必要はなく、中空糸膜Fcは、孔径が0.01−0.09μmで周壁部
にスリット状の超微細孔を設けた繊維の集合体に限る必要はない。
(d)活性炭素Fbには、生物ミネラルを加えて、人体の体液に最も近いバランス割合の
植物成分(K、Ca、Na、Mg)を有する等張液として供給できるように配合添加した
が、植物成分(K、Ca、Na、Mg)には、有害とならない範囲内で、他のミネラル元
素の微量成分を含ませてもよい。
(e)濾過容器4をプラスチック材料により形成したが、この種のプラスチック材料とし
ては、ポリオキシアセタールメチレン(POM)、ポリプロピレンをはじめ、ポリ塩化ビ
ニール(PCV)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS樹脂)、
ポリアセタール、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンエー
テル(PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリエチレン(PE)あるいはシンジオタクチックポリスチレン(SPS)
などを用いてもよい。
(f)濾過容器4はプラスチック材料に限らず、ステンレス鋼やアルミニウムなどの金属
材料やセラミック材料により形成してもよい。また、濾過容器4は、受け板2bと一体成
形により設け、冷温水供給装置1の組み付けのための部品点数を少なくして、濾過容器4
の管理や取扱いを容易にしてもよい。さらに、濾過容器4は、受け板2bと一体成形でな
く、別体の構成部材として設けてもよい。
(g)冷凍サイクルを駆動するコンプレッサー15は、外殻本体2aの内底部2Aに設置
したが、振動の発生を抑制する制震用の弾性板を介して設置してもよい。
弾性板の材料としては、合成ゴムとしてスチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ブタジ
エンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、イソプレンゴム(IR)、イソブチレン
・イソプレンゴム(IIR)、エチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)あるいはシ
リコーンゴムなどを用いてもよい。
(h)実施例6では、レシーバー33、摺動バルブ34およびフロート35により定量給
水器31を構成し、実施例6では、電磁バルブ40と近接センサ41とによりレベルメー
タとして定量給水器31を構成したが、これに限らず発光センサと受光センサから定量給
水器31を構成してもよい。
この場合、発光センサからの光を第1筒体4a内の水面に照射し、受光センサが水面か
らの反射光を受けて出力する。この出力により通電制御部が働いて電磁バルブを開閉制御
して第1筒体4aへの給水量を調節して第1筒体4a内の水位を一定に保つ。第1筒体4
a内の水位設定は、受光センサからの出力の閾値の大小により行うことができる。
本発明の冷温水供給装置では、濾過容器を冷却室に配し、本体のコンパクト化が図られ
、水道水などに夾雑物として含まれる異物を濾過容器により効率的に濾過し、清浄かつ衛
生的で良質の冷水および湯水を安心して喫することができるため、近年の衛生志向の高ま
りに着目して需要が増大し、関連部品などの流通を介して化学・機械業界に適用すること
ができる。
1 冷温水供給装置
2 冷却室
2a 外殻本体
3 給水タンク
3a 出口部
4 濾過容器
4R 螺旋リボン帯
4a 第1筒体
4b 第2筒体
4c 第3筒体
4h 濾過容器の内周面
13 湯水コック
14 蒸発管
15 コンプレッサー
16 凝縮管
18 冷水コック
30 給水源
30a 出口先
31 定量給水器
33 レシーバー
35 フロート
40 電磁バルブ
40a 開閉弁
41 近接センサ
Fa 中空繊維
Fb 活性炭素
Fc 中空糸膜
Lp 第1筒体内の水位
W 濾過容器の軸方向

Claims (13)

  1. 内部に冷却室を備えた外殻本体と、
    前記外殻本体の上端に着脱可能に設置され、前記冷却室を下方に臨む出口部を有する給
    水タンクと、
    前記冷却室の下方に設けられ、前記冷却室からの水を受けて加熱する加熱タンクと、
    前記冷却室内に配置収納され、前記出口部に対して連通状態に直結され、前記給水タン
    クからの水を濾過する濾過容器と、
    前記冷却室からの水を冷水として供給する冷水コックと、
    前記加熱タンクからの加熱水を湯水として供給する湯水コックとを備えたことを特徴と
    する冷温水供給装置。
  2. 内部に冷却室を備えた外殻本体と、
    出口先が前記外殻本体の上端に設置され、前記出口先から定量給水器を介して冷却室に
    直接給水する給水源と、
    前記冷却室の下方に設けられ、前記冷却室からの水を受けて加熱する加熱タンクと、
    前記冷却室内に配置収納され、前記出口部に対して連通状態に直結され、前記給水タン
    クからの水を濾過する濾過容器と、
    前記冷却室からの水を冷水として供給する冷水コックと、
    前記加熱タンクからの加熱水を湯水として供給する湯水コックとを備えたことを特徴と
    する冷温水供給装置。
  3. 前記濾過容器は、上段から下段にかけて段階的に径小となる筒体を三段に有する段付き
    筒体であり、上段の第1筒体には中空繊維が内設され、中段の第2筒体には活性炭が内設
    され、下段の第3筒体には中空糸膜が内設されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の冷温水供給装置。
  4. 前記第3筒体は、軸方向のスライドにより前記第2筒体内に収納可能になっており、前
    記第2筒体は、軸方向のスライドにより前記第1筒体内に収納可能になっており、不使用
    時には、前記第3筒体および前記第2筒体が一緒に前記第1筒体内に収納可能な入れ子構
    造を構成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷温水供給装置。
  5. 前記第3筒体は、軸方向の螺進退により前記第2筒体内に対して出没調整可能になって
    おり、前記第2筒体は、軸方向の螺進退により前記第1筒体内に対して出没調整可能にな
    っており、不使用時には、前記第3筒体および前記第2筒体が一緒に前記第1筒体内に収
    納可能な入れ子構造を構成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷
    温水供給装置。
  6. 前記中空繊維は、直径が100−150μmで周壁部の厚みが15−50μmの合成繊
    維であり、前記活性炭素は、植物由来の天然繊維、鉱物由来の合成繊維、あるいは前記天
    然繊維と前記合成繊維との混合物を炭化してバインダーを用いて調製した繊維状活性炭で
    あり、前記中空糸膜は、孔径が0.01−0.09μmで壁部にスリット状の超微細孔を
    設けた繊維の集合体であることを特徴とする請求項3に記載の冷温水供給装置。
  7. 前記活性炭素には、人体の体液に最も近いバランス割合の植物成分(K、Ca、Na、
    Mg)を有する等張液として供給可能な生物ミネラルが添加されていることを特徴とする
    請求項3あるいは請求項6に記載の冷温水供給装置。
  8. 前記濾過容器の前記第1筒体、前記第2筒体および前記第3筒体の内周壁に螺旋階段状
    の螺旋リボン帯を上段端から下段端にかけて連続的に設けたことを特徴とする請求項3に
    記載の冷温水供給装置。
  9. 前記外殻本体には、コンプレッサーと前記コンプレッサーにより液冷媒を循環する凝縮
    管および蒸発管を有する冷凍サイクルが設けられ、前記冷却室の外周側部に前記蒸発管が
    巻装され、前記加熱タンクの外周側部に凝縮管が巻装されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の冷温水供給装置。
  10. 前記濾過容器は、全体が前記冷却室内に収納されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の冷温水供給装置。
  11. 前記濾過容器は、一部が前記冷却室外に位置していることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の冷温水供給装置。
  12. 前記給水タンクは、受け板を介して前記外殻本体の上端に着脱可能に設置され、前記濾
    過容器は前記受け板と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷温水
    供給装置。
  13. 前記給水タンクは、受け板を介して前記外殻本体の上端に着脱可能に設置され、前記濾
    過容器は前記受け板から分離した別部材として形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の冷温水供給装置。
JP2014169601A 2014-08-22 2014-08-22 冷温水供給装置 Pending JP2015013691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014169601A JP2015013691A (ja) 2014-08-22 2014-08-22 冷温水供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014169601A JP2015013691A (ja) 2014-08-22 2014-08-22 冷温水供給装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013040534A Division JP5603961B2 (ja) 2013-03-01 2013-03-01 冷温水供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015013691A true JP2015013691A (ja) 2015-01-22

Family

ID=52435775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014169601A Pending JP2015013691A (ja) 2014-08-22 2014-08-22 冷温水供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015013691A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016137902A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 パーパス株式会社 ウォーターサーバー
WO2018008731A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 株式会社美研 浄水ボトル及びそれを用いたウォーターサーバー
JP2023029136A (ja) * 2021-08-20 2023-03-03 スン ヘ ミュン モジュール化された浄水用水桶装置及びそれを備える浄水器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016137902A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 パーパス株式会社 ウォーターサーバー
WO2018008731A1 (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 株式会社美研 浄水ボトル及びそれを用いたウォーターサーバー
JP2023029136A (ja) * 2021-08-20 2023-03-03 スン ヘ ミュン モジュール化された浄水用水桶装置及びそれを備える浄水器
JP7324527B2 (ja) 2021-08-20 2023-08-10 スン ヘ ミュン モジュール化された浄水用水桶装置及びそれを備える浄水器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7476312B2 (en) Fluid treatment system
CN1159083C (zh) 便携式饮用水再生和分送装置
KR100900300B1 (ko) 물분배기
RU2429200C2 (ru) Устройство для питьевой воды
JP4831513B2 (ja) 光触媒滅菌器
US20150158741A1 (en) Water purification system using ultraviolet leds
US20070163934A1 (en) Sterilize valve and a water-purifying device using the same
JP5603961B2 (ja) 冷温水供給装置
JP2015013691A (ja) 冷温水供給装置
KR101106649B1 (ko) 자외선 발광 다이오드를 갖는 정수기
US11732447B2 (en) Universal water fountain filter head
KR20100136797A (ko) 냉온수기 또는 정수기용 취수 코크
KR101621873B1 (ko) 정수기의 코크 살균 장치 및 이를 이용한 코크 살균 방법
KR20080079879A (ko) 정수기의 물 배출구 살균장치
KR101621869B1 (ko) 정수기의 코크 살균 장치
KR20100111537A (ko) 근접살균방식의 자외선살균기 및 이를 이용한 정수기
JP5072193B2 (ja) 自重濾過装置を備えた飲水器
US8710459B1 (en) UV liquid treatment system
CN100348507C (zh) 杀菌阀以及使用其的水净化装置
KR101548911B1 (ko) 수압을 이용한 정수장치
TWI607193B (zh) Drinking water supply device
JP2007099387A (ja) 浄化層ユニット弁
JP5640372B2 (ja) 水処理装置
JP2007125534A (ja) 浄水器用フィルタケース並びに該フィルタケースを利用したフィルタを備える浄水器
KR20110082677A (ko) 정수기 겸용 가습기