JP2015012707A - リニアモータ - Google Patents

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弘光 大橋
Hiromitsu Ohashi
弘光 大橋
正裕 三田
Masahiro Mita
正裕 三田
正宏 増澤
Masahiro Masuzawa
正宏 増澤
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Abstract

【課題】ヨーク内でループする永久磁石の磁束を低減し、可動子の推力を向上させることができるリニアモータを提供すること。
【解決手段】リニアモータにおいて、可動子2は板状をなし、板状部分の各面には、突出端面が凸曲面の磁性体突起部22、23が移動方向に沿って略等ピッチで複数設けてあり、一方の磁性体突起部22(23)と、他方の磁性体突起部23(22)とは、移動方向に沿って千鳥配置としてあり、固定子1は、端面が凹曲面をなし、端面同士が間隙を隔てて対向する2つの歯部を内部に有する磁性体枠11を複数、厚み方向を移動方向として略等ピッチに配してなり、移動方向に沿って隣り合う各歯部間に、端面が該歯部と略同一形状の永久磁石を配してなり、各磁性体枠11を隔てる非磁性体部12を有し、可動子2は、磁性体突起部22、23が歯部及び永久磁石と対向するように前記間隙に配してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定子及び固定子に対して移動する可動子を備えるリニアモータに関する。
リニアモータは可動子及び固定子を備え、可動子は固定子との磁気的相互作用によって推進する(例えば、特許文献1)。固定子は、例えば長手方向に複数の歯を有する磁性材で構成される。可動子は、長手方向に略等間隔に複数の歯状の磁極部を有するヨークと、複数の磁極部に巻回されたコイルとを備える。磁極部間には永久磁石が埋設されており、可動子の磁極部は、該永久磁石によって磁化されている。
このように構成されたリニアモータにおいては、コイルに交流電圧を印加することによって、固定子の歯部及び可動子の磁極部を貫くループを生成し、歯部を磁化させる。周期的に磁極が反転する歯部は、磁極部と磁気的に相互作用し、可動子に推力が発生する。
特開2010−41889号公報
しかしながら、特許文献1に係るリニアモータにおいては、可動子の磁極部間に埋設された永久磁石から発生した磁束の一部が、可動子側のヨーク内でループを形成し、可動子の推力に寄与しないという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヨーク内でループする永久磁石の磁束を低減し、可動子の推力を向上させることができるリニアモータを提供することにある。
本発明に係るリニアモータは、固定子及び該固定子に対して移動する可動子を備えるリニアモータにおいて、前記可動子は板状をなし、該板状部分の各面には、突出端面が凸曲面の磁性体突起部が前記可動子の移動方向に沿って略等ピッチで複数設けてあり、一方の面の磁性体突起部と、他方の面の磁性体突起部とは、前記移動方向に沿って千鳥配置としてあり、前記固定子は、端面が凹曲面をなし、該端面同士が間隙を隔てて対向する2つの歯部を内部に有する磁性体枠を複数、厚み方向を前記移動方向として略等ピッチに配してなり、前記移動方向に沿って隣り合う各歯部間に、端面が該歯部と略同一形状の永久磁石を配してなり、各磁性体枠を隔てる非磁性体枠を有し、前記可動子は、前記磁性体突起部が前記歯部及び永久磁石と対向するように前記間隙に配してあることを特徴とする。
本発明にあっては、対向する磁性体枠の離隔方向の磁束が磁性体枠に与えられた場合、該磁束は、可動子を介して略対向する歯部を通り、磁性体枠の磁路を介してループを形成し、可動子の磁性体突起部は前記磁束の磁界によって磁化する。
一方、複数組の歯部間の磁路を形成する複数の磁性体枠は、非磁性体枠によって隔てられているため、磁性体枠(ヨークともいう)を介してループする永久磁石の磁束量が低減される。
本発明に係るリニアモータは、各磁性体枠が有する複数の歯部を囲繞するコイルを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、固定子の歯部にコイルを備えるため、移動方向に略等ピッチで設けてある複数の磁性体突起部を有する構成部分が簡素化され、軽量となる。従って、該構成部分を可動子とすることにより、実質的により大きな推力を得ることができる。
本発明に係るリニアモータは、前記固定子を、前記磁性体枠3個、前記非磁性体枠2個から構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、固定子を磁性体枠3個、非磁性体枠2個から構成したので、固定子の設置空間を小さくするとともに、固定子の重量を軽くすることが可能となる。
本発明に係るリニアモータは、前記各磁性体枠は外形が円形状であり、前記非磁性体枠は外形が円形状であることを特徴とする。
本発明にあっては、固定子の外形が円形状となるため、固定子を設置する際には軸の位置決めのみで良いので、設置作業が容易となる。
本発明に係るリニアモータは、前記固定子を3個備えることを特徴とする。
本発明にあっては、固定子を3個備えることにより、固定子が1個の場合よりも大きな推力を得ることが可能となる。
本発明に係るリニアモータは、前記磁性体突起部は、前記移動方向に非直角で交差する2辺を有することを特徴とする。
本発明にあっては、磁性体突起部の移動方向に交差する2辺が移動方向に対して非直角であるため、ディテント力が低減され、固定子及び可動子の相対位置の違いによる推力むらを低減することが可能となる。
本発明に係るリニアモータは、固定子及び該固定子に対して移動する可動子を備えるリニアモータにおいて、前記固定子は板状をなし、該板状部分の各面には、突出端面が凸曲面の磁性体突起部が前記可動子の移動方向に沿って略等ピッチで複数設けてあり、一方の面の磁性体突起部と、他方の面の磁性体突起部とは、前記移動方向に沿って千鳥配置としてあり、前記可動子は、端面が凹曲面をなし、該端面同士が間隙を隔てて対向する2つの歯部を内部に有する磁性体枠を複数、厚み方向を前記移動方向として略等ピッチに配してなり、前記移動方向に沿って隣り合う各歯部間に、端面が該歯部と略同一形状の永久磁石を配してなり、各磁性体枠を隔てる非磁性体枠を有し、前記固定子は、前記磁性体突起部が前記歯部及び永久磁石と対向するように前記間隙に配してあることを特徴とする。
本発明にあっては、対向する磁性体枠の離隔方向の磁束が磁性体枠に与えられた場合、該磁束は、固定子を介して略対向する歯部を通り、磁性体枠の磁路を介してループを形成し、固定子の磁性体突起部は前記磁束の磁界によって磁化する。
一方、複数組の歯部間の磁路を形成する複数の磁性体枠は、非磁性体部分によって隔てられているため、磁性体枠を介してループする永久磁石の磁束量が低減される。
本発明にあっては、磁性体枠を介してループする永久磁石の磁束を低減し、可動子の推力を向上させることができる。
実施の形態1に係るリニアモータの一構成例を示す斜視図である。 固定子の一構成例を示す斜視図である。 磁性体枠の斜視図である。 非磁性体枠の斜視図である。 非磁性体枠の斜視図である。 コイルを除く固定子の分解斜視図である。 コイルを除く固定子の斜視図である。 可動子の一構成例を示す側面図及び断面図である。 リニアモータの一構成例を示す横断面図である。 図9のX−X線断面図である。 図9のXI−XI線断面図である。 リニアモータの推力発生の原理、特にコイルによる励磁を説明するための概念図である。 リニアモータの推力発生の原理を説明するための概念図である。 リニアモータの推力発生の原理を説明するための概念図である。 実施の形態2における可動子の一構成例を示す側面図及び断面図である。 実施の形態3における可動子の一構成例を示す側面図及び断面図である。 実施の形態4におけるリニアモータの一構成例を示す横断面図である。 実施の形態4におけるリニアモータの動作原理を説明するための説明図である。 実施の形態5におけるリニアモータの動作を説明するための説明図である。 実施の形態6に係るリニアモータの一構成例を示す横断面図である。 実施の形態6に係るリニアモータの動作原理を説明するための説明図である。 実施の形態7に係るリニアモータを示す斜視図である。 実施の形態7に係るリニアモータの固定子の磁性体枠における平面図である。 実施の形態7に係るリニアモータの固定子の非磁性体枠における平面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
実施の形態1
図1は実施の形態1に係るリニアモータの一構成例を示す斜視図である。本実施の形態に係るリニアモータは、固定子1及び該固定子1に対して直線的に移動する板状の可動子2を含む。
<固定子の構成>
図2は固定子1の一構成例を示す斜視図である。図2に示すように、固定子1は矩形枠形をなす複数の磁性体枠11と非磁性体枠12とを、厚さ方向に同軸的に交互に積層してなる矩形断面の筒体として構成されている。固定子1は、磁性体枠11、非磁性体枠12、2つのコイル13、14を含む。
図3は磁性体枠11の斜視図である。図3に示すように、磁性体枠11の内周には、相対向する2辺の中央部に、夫々内向きに突設された歯部11b、11cが設けられている。歯部11b、11cは、夫々の先端部に円弧形の凹部を有している。これらの凹部は磁性体枠11の中心に円形の空間を形成する。
磁性体枠11は軟磁性材料、例えば珪素鋼板を積層して形成しても良いし、磁性金属粉末を固めたSMC(Soft Magnetic Composites:軟磁性複合部材)により形成しても良い。このような部材を用いることで、歯部11b、11cの渦電流損やヒステリシス損や偏磁を抑制することが可能となる。
なお、歯部11b、11cは磁性金属板、例えば鋼板等により形成し、磁性体枠本体11aに溶接等で接合又はねじ止め等により固定しても良い。また、歯部11b、11cが残るように、磁性体枠本体11aを掘り込み加工しても良い。このようにすると、歯部11b、11cを溶接等で接合又はねじ止め等により固定する場合に比べて、固定子1のコストダウンが可能となる。
図4、図5は、非磁性体枠12の斜視図である。非磁性体枠12は、磁性体枠11と略同形であるが、厚さが異なっている。図4、図5に示すように、歯部11b、11cと同様、非磁性体枠12の内周には、相対向する2辺の中央部に永久磁石12b、12cが固設されている。永久磁石12b、12cのそれぞれの形状は、それぞれ歯部11b、11cと略同形であるが、厚さが異なっている。非磁性体枠本体12aに対する永久磁石12b、12cの位置はそれぞれ、磁性体枠11における歯部11b、11cと同様な位置となっている。永久磁石12b、12cは、夫々の先端部に円弧形の凹部を有している。これらの凹部は非磁性体枠12の中心に円形の空間を形成する。非磁性体枠本体12aは、例えばアルミニウム又はステンレスにより形成する。それに限らず、非磁性体枠本体12aを樹脂により形成しても良い。永久磁石12b、12cはネオジム(Nd)、鉄(Fe)、ボロン(B)を主成分とするネオジム磁石であることが望ましい。なお、永久磁石12b、12cはネオジム磁石に限らず、アルニコ磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石などとしても良い。
図6はコイル13、14を除く固定子1の分解斜視図である。図7はコイル13、14を除く固定子1の斜視図である。固定子1の本体は、上述の磁性体枠11、非磁性体枠12を図6のように重ね、図7のように形成される。永久磁石12b、12cは歯部11b、11cと略同一形状としてあるので、永久磁石12b、12cと歯部11b、11cとが重なるように磁性体枠11と非磁性体枠12とを連結することにより、永久磁石12b、12c、歯部11b、11cの先端は面一となる。固定子1の本体内部には断面横H字状の空洞が形成されている。永久磁石12b、12cと歯部11b、11cとにより、中央には円形の空洞部1aが形成される。
なお、非磁性体枠12は、隣り合う磁性体枠11が磁気結合しないように隔絶する機能と、永久磁石を保持する機能を果たしている。そのため、非磁性体枠12は省略することが可能である。したがって、固定子1の強度や寸法精度が確保可能であるならば、非磁性体枠本体12aと同一形状の間隙を設けても良い。この場合には、永久磁石12b、12cは歯部11b、11cに固定される。
図1に示すように、図7に示す固定子1本体にコイル13、14を設けたのが、固定子1である。コイル13、14は中心線が歯部11b、11cの対向方向となるように、歯部11b、11cを囲繞している。
<可動子の構成>
図8は可動子2の一構成例を示す側面図及び断面図である。図8Aは可動子2の側面図、図8Bは図8AのVIII−VIII線断面図である。可動子2は長い略矩形板状のベース部21(板状部分)を有し、固定子1に形成された円柱状空洞部1aに間隙を有して挿嵌されている。ベース部21の各面(固定子1の歯部11b、11cと対向する2つの面)には、複数の断面弓形状の磁性体突起部22、23が長手方向に略等ピッチで設けられている。一方の面の磁性体突起部22と、他方の面の磁性体突起部23とは、可動子2の長手方向に沿って千鳥配置されている。また、磁性体突起部22、23は、ベース部21の短辺方向に長くしてある。各磁性体突起部22、23の長辺は可動子2の長手方向に対して直角である。更に、可動子2のベース部21及び磁性体突起部22、23は一体的に形成され、全体が磁性部材で構成されている。磁性部材は珪素鋼板を加工しても良く、また積層により形成してもよい。SMCなどの軟磁性複合材料を用いても良い。
図9はリニアモータの一構成例を示す横断面図、図10は図9のX−X線断面図、図11は図9のXI−XI線断面図である。図9に示すように、歯部11b、11cの前記移動方向における厚みは、該移動方向に並ぶ歯部11b、11c間の距離よりも短い。また、歯部11b、11c及び永久磁石12b、12cの縦横寸法は略同一であり、永久磁石12b、12cの上下面及び可動子2側の側面は、歯部11b、11cと面一になっている。
永久磁石12b、12cの磁化方向は可動子2の移動方向であり、各歯部11b、11cに同じ磁極が対向している。このため、歯部11b、11cは全体が単極となり、移動方向に沿って、N極、S極、N極、S極、N極というように、交互に異なる磁極が現れる。一方の歯部11bと、他方の歯部11cとは、図3及び図9に示すように、歯部11b、11cの突出方向において対向している。
可動子2の長手方向における磁性体突起部22の幅は、歯部11cよりも長く、磁性体突起部22のピッチは、歯部11cのピッチの略2倍である。同様に、可動子2の長手方向における磁性体突起部23の幅は、歯部11bよりも長く、磁性体突起部23のピッチは、歯部11bのピッチの略2倍である。そして、可動子2の長手方向に並ぶ磁性体突起部22及び磁性体突起部23のピッチは、歯部11b、11cのピッチと略同一である。なお歯部11b、11c及び磁性体突起部22、23間のピッチは一例である。
磁性体突起部22は、コイル13、14に電流が流れた場合、ベース部21の厚み方向に磁束が貫くため、歯部11b、11cに対向する方向に磁極が現れる。
<推力発生原理>
図12は、リニアモータの推力発生の原理、特にコイル13、14による励磁を説明するための概念図である。図9と同様に横断面を示しているが、説明のため断面を示すハッチングを省略してある。まず、永久磁石12b、12cの磁束を考慮せず、図12を用いてコイル13、14による励磁について説明する。コイル13、14に記載した、丸の中に黒丸があるマークは紙面の裏から表への通電、丸の中にバツ印があるマークは紙面の表から裏への通電を示す。コイル13、14に図12に示す方向の電流が流れた場合コイル13、14によって発生した磁束は、矢印で示しているように、可動子2を介して対向する歯部11b及び歯部11cを通り、磁性体枠本体11aの磁路を介してループする。それにより、可動子2の磁性体突起部22(図12中、下側の磁性体突起部)はS極、磁性体突起部23(図12中、上側の磁性体突起部)はN極に磁化し、歯部11bの可動子2側にはS極が発生し、歯部11cの可動子2側にはN極が発生する。
次に、永久磁石12b、12cによる磁極の発生と推力の発生を説明する。
図13及び図14は、リニアモータの推力発生の原理を説明するための概念図である。図9と同様に横断面を示しているが、説明のため断面を示すハッチングを省略してある。各永久磁石12b、12cに示された白抜矢印は各永久磁石12b、12cの磁化方向を示している。白抜矢印の終点はN極、始点はS極を示す。上述したように、永久磁石12b、12cの磁化方向は可動子2の移動方向であり、各歯部11b、11cに前記永久磁石12b、12cの同じ磁極が対向している。そのため、歯部11b、11cは全体が単極となり、移動方向に沿って、図中左側からN極、S極、N極、S極、N極というように、交互に異なる磁極が現れる。可動子2を介して対向する複数組の歯部11b、11c間の磁路を形成する複数の磁性体枠本体11aは、非磁性体枠本体12aによって隔てられているため、磁性体枠本体11aを介してループする永久磁石12b、12cの磁束量を小さくすることが可能となる。このため、磁化した磁性体突起部22、23と磁気的相互作用する永久磁石12b、12cの磁束は、大きくなる。
仮に非磁性体枠12が磁性体である場合に比べて、永久磁石の磁束の短絡を小さくすることができる。
このように、永久磁石12b、12cによって歯部11b、11cに現れた磁極と、コイル13、14への通電によって磁化した磁性体突起部22、23の磁極とが磁気的に吸引/反発する事により、可動子2に推力が発生する。
具体的には、磁性体突起部22はS極であり、図13中、該磁性体突起部22に対向している歯部11cもS極であるため、互いに反発するが、磁性体突起部22よりも図13中右寄りに位置しているN極の歯部11cと、磁性体突起部22との間には吸引力が発生する。同様に、磁性体突起部23はN極であり、該磁性体突起部23に対向している歯部11bもN極であるため、互いに反発するが、磁性体突起部23よりも図13中右寄りに位置しているS極の歯部11bと、磁性体突起部23との間には吸引力が発生する。このため、図13において右向きの推力が発生する。
図14は、図13に示した状態から可動子2が電気角180度に相当する距離を進んだときの状態を示している。この状態で図14に示すような方向の電流が流れた場合、つまりコイル13、14に流れる電流の位相が180度変化した場合、磁性体突起部22の磁極はそれぞれ、歯部11c側がN極となり、磁性体突起部23の磁極はそれぞれ、歯部11b側がS極になる。そして、図13で示したのと同様の原理によって、図14中右側の推力が発生する。コイル13、14に流れる電流の向きが周期的に反転した場合、同様にして、磁性体突起部22、23の磁極の向きが反転し、図13及び図14に示すような推力が発生し、直線的に移動する。
以上のように実施の形態1のリニアモータは次のような効果を奏する。
本実施の形態に係るリニアモータによれば、磁性体枠11の間に非磁性体枠12を設けたので、磁性体枠11を介してループする永久磁石12b、12cの磁束を低減し、可動子2の推力を向上させることができる。
また、非磁性体枠12が各永久磁石12b、12cのN極と、S極とを隔てているため、磁性体枠11内でループする永久磁石12b、12cの磁束量を低減し、可動子2の推力を向上させることができる。
更に、固定子1側にコイル13、14を備えるため、可動子2を軽量化でき、可動子2の応答性を向上させることができる。
更にまた、可動子2の磁性体突起部22、23の形状を断面弓形状としている。磁性体突起部22、23が、それぞれ歯部11c及び永久磁石12c、歯部11b及び永久磁石12bと対向する領域の面積が同じ場合、直方体状とする場合に比べ、断面弓形状の場合の方が、磁性体突起部22、23の体積が少なくなる。そのため、可動子2の軽量化が図れ、剛性が高くなっている。そのため、可動子2が長尺化した場合であっても、自重などによる変形を少なくすることが可能となる。また、歯部11b、11cと対向する磁性体突起部23、22の先端が平面ではなく曲面としたので、表面積が大きくなり、単位長あたりのリニアモータの推力を増加させることが可能となる。
固定子1は、外周面に開口部がない矩形枠状としたので、開口部がある場合と比べて、固定子1の強度を高くすることが可能となる。固定子1の歯部11b、11cの先端は可動子2の磁性体突起部22、23を挟むように曲面としてある。そのため、可動子2と固定子1との間隙は可動子2の周面に沿って略一定であるので、可動子2が振動した場合や、曲がった際に、固定子1の歯部11b、11cと接触し難い構造となっている。固定子1において、可動子2が通る空洞は円筒状としてあるので、省断面化が図れている。すなわち、可動子2と対向する面の面積と円筒部分の体積との比が最小化されている。また、固定子1を設置する場合の位置合わせは、外径を基準として軸中心を合わせれば良いので、容易に位置合わせが可能となる。
なお、可動子2の磁性体突起部22間又は磁性体突起部23間に非磁性材料で形成したスペーサを入れても良い。それにより、さらに可動子2の剛性を高めることが可能となる。
実施の形態2
図15は、実施の形態2における可動子2の一構成例を示す側面図及び断面図である。図15Aは可動子2の側面図、図15Bは図15AのXV−XV線断面図である。実施の形態2に係る可動子2は、上述の実施の形態1と同様、ベース部21及び磁性体突起部22、23を含む。各磁性体突起部22、23は側面視が略平行四辺形状であり、幅方向(可動子2の移動方向に略垂直な面内方向)両端に渡って設けられている。また、各磁性体突起部22、23の各長辺は移動方向に対して非直角である。
実施の形態2によれば、磁性体突起部22、23の各長辺が移動方向に対して非直角であるため、ディテント力が軽減され推力むらを低減することができる。
なお、ディテント力を問題にしないのであれば、磁性体突起部22、23の各長辺を移動方向に対して略直角に構成しても良い。
実施の形態3
図16は、実施の形態3における可動子2の一構成例を示す側面図及び断面図である。図16Aは可動子2の側面図、図16Bは図16AのXVI−XVI線断面図である。実施の形態2と同様に各磁性体突起部22、23の各長辺は移動方向に対して非直角である。実施の形態2と異なるのは、移動方向に対する磁性体突起部22の長辺の角度及び移動方向に対する磁性体突起部23の長辺の角度の符号が逆としてあることである。
実施形態3によれば、磁性体突起部22、23の各長辺が移動方向に対して非直角であるため、ディテント力が軽減され推力むらを低減することができる。また、磁性体突起部22と磁性突起部23とで長辺の傾く方向を逆にしてある。それにより、可動子2が移動方向に対して左右に傾くことにより生じるこじりを抑えることが可能となる。
実施の形態4
実施の形態1においては、固定子1は磁性体枠11が5個、非磁性体枠12が4個の構成としてある。磁性体枠11、非磁性体枠12の個数は、これに限られない。固定子1を設置するために確保できる空間の広さ、必要とするリニアモータの推力により、適宜定めることが可能である。実施の形態4では、磁性体枠11、非磁性体枠12の個数が最小の場合を示す。
図17は実施の形態4におけるリニアモータの一構成例を示す横断面図である。実施の形態4において、固定子1は磁性体枠11が3個、非磁性体枠12が2個の構成としてある。可動子2の構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
図18は実施の形態4におけるリニアモータの動作原理を説明するための説明図である。図17と同様に横断面を示しているが、説明のため断面を示すハッチングを省略してある。コイル13、14に図18に示す方向の電流が流れた場合(丸の中に黒丸があるマークは紙面の裏から表への通電、丸の中にバツ印があるマークは紙面の表から裏への通電を示す)、コイル13、14によって発生する磁束により、可動子2の磁性体突起部22はS極に、磁性体突起部23はN極に励磁される。一方、磁性体枠11が備える歯部11b、11cは、永久磁石12b、12cにより単極に励磁される。図18に示した白抜矢印は各永久磁石12b、12cの磁化方向を示している。白抜矢印の終点はN極、始点はS極を示す。したがって、図18に示すように固定子1両端の歯部11b、11cはS極に、中央の歯部11b、11cはN極に励磁される。したがって、N極に励磁されている可動子2の磁性体突起部23とS極に励磁された歯部11bとの間に吸引力が発生する。同様に、S極に励磁されている可動子2の磁性体突起部22と、N極に励磁されている歯部11cとの間に吸引力が発生する。このため、図18において右向きの推力が発生する。
図18に示したように、実施の形態4における動作原理は図13に示した実施の形態1の動作原理と同様である。図18に示した状態から可動子2が電気角180度に相当する距離を進んだ場合についても、図14に示した動作原理と同様であるから説明を省略する。
実施の形態4においては、固定子1を磁性体枠11が3個、非磁性体枠12が2個の最小構成としたので、固定子1の設置空間を小さくすることが可能となる。
実施の形態5
実施の形態1から4においては、単相のリニアモータ(単相分のユニット)について説明した。しかし、これに限られるものではない。例えば、3相駆動のリニアモータを構成する場合には、上述の固定子3個を、磁性体突起部のピッチのn倍の値に磁性体突起部のピッチ3分の1倍の値を加算した値(磁性体突起部のピッチ×(n+1/3))、または磁性体突起部のピッチのn倍の値に磁性体突起部のピッチの3分の2倍の値を加算した値(磁性体突起部のピッチ×(n+2/3))(但し、nは整数)だけ間隔をあけて直線上に配置すれば良い。この場合、各固定子の長手方向の長さを考慮して整数nを設定すれば良い。
図19は、実施の形態5におけるリニアモータの動作を説明するための説明図である。図17と同様に横断面を示しているが、説明のため断面を示すハッチングを省略してある。本実施の形態に係るリニアモータは三相モータである。固定子1は実施の形態4における固定子1と同様な3つの単相ユニット1U、1V、1Wを移動方向に沿って配置したものである。U相に対応する単相ユニットが1U、V相に対応する単相ユニットが1V、W相に対応する単相ユニットが1Wである。3つの単相ユニット1U、1V、1Wは共に同じ構成である。各単相ユニットの構成は実施の形態4の固定子1と同様であるので、各々の構成中で実施の形態1と同様なものは、実施の形態4と同じ符号を付している。3つの単相ユニットのコイル13、14に流す電流は三相交流(対称三相交流)である。実施の形態5において、可動子2は実施の形態4と同様であるので、説明を省略する。
図19の示す白抜き矢印は永久磁石12b、12cの磁化方向を示している。白抜矢印の終点はN極、始点はS極を示す。図19に示すように固定子相ピッチP2は磁性体突起部22(23)のピッチP1の11/3倍の値(ピッチP1×(3+2/3))と等しい値としてある。図19に示す状態はU相とW相のコイル13、14に電流が流れ、V相のコイル13、14に電流が流れていない状態を示している。このとき、U相の固定子1Uが推力を発生する原理は、図13の場合と同様である。W相の固定子1Wが推力を発生する原理は、図14の場合と同様である。
U相、V相、W相のコイル13、14に流れる交流電流は3相交流であるので、V相の次に、W相に流れる電流が0となる。その次に、U相に流れる電流が0となり、再び図19に示すV相に流れる電流が0となる。これを繰り返すことにより可動子2は移動を継続する。
実施の形態5によれば、固定子1を3つの単相ユニットから構成する3相リニアモータとしたので、単相の場合に比べて、より大きな推力を得ることが可能となる。
実施の形態5では、実施の形態4の固定子1を用いて3相のリニアモータを構成したが、同様に、実施の形態1の固定子1を用いて、3相のリニアモータを構成しても良い。
実施の形態6
図20は実施の形態6に係るリニアモータの一構成例を示す横断面図である。図21は実施の形態6に係るリニアモータの動作原理を説明するための説明図である。実施の形態6に係るリニアモータは、実施の形態4に係るリニアモータと同様である。以下では、実施の形態4との相違点を主に説明する。
実施の形態4に係るリニアモータにおいて、固定子1を構成する3枚の磁性体枠11、111は可動子2の移動方向の幅が略同一としていた。実施の形態6に係るリニアモータにおいては、固定子1の中央に位置する磁性体枠111は、左右に配置されている磁性体枠11よりも、可動子2の移動方向の幅を広くしてある。これはコイル電流増加に伴い磁性体枠111を流れる磁束が増加した場合において、磁気飽和を起きにくくするためである。左右に位置する磁性体枠11は接する磁石がそれぞれ一つであり、1つの永久磁石12b又は12cからの磁束を磁性体突起部22又は23とやり取りするのに対して、中央に位置する磁性体枠111は両側で磁石と接しており、2つの永久磁石12b、12b又は2つの永久磁石12c、12cからの磁束を磁性体突起部22又は23とやり取りをする。そのため、中央に位置する磁性体枠111の幅d2は左右に位置する磁性体枠11の幅d1の2倍とすることが好適である。
また、可動子2の構成も、実施の形態4と相違する点がある。実施の形態4においては、磁性体突起部22、23の移動方向の幅は、磁性体突起部22、23の並設間隔よりも小さくしていた。実施の形態6では、磁性体突起部22、23の移動方向の幅は、磁性体突起部22、23の並設間隔よりも大きくなっている。すなわち、図20に示すように、磁性体突起部22、23の移動方向の幅L1は、隣り合う磁性体突起部22、23の並設間隔L2よりも大きくなっている。L1対L2は6対4としてある。
実施の形態6に係るリニアモータの推力発生原理は実施の形態4に係るリニアモータと同様である。
以上のように構成したことにより、実施の形態6に係るリニアモータは、実施の形態4に係るリニアモータよりも大きな推力を得ることが可能となる。上述したように、磁性体突起部22、23の移動方向の幅L1を広くしたので、固定子1の歯部11b、11cと可動子2の磁性体突起部23、22との吸引力が大きくなるからである。
実施の形態7
実施の形態1から6において、磁性体枠11(111)、非磁性体枠12は矩形枠であるが、それに限られない。図22は実施の形態7に係るリニアモータを示す斜視図である。図23は実施の形態7に係るリニアモータの固定子1の磁性体枠11における平面図である。図24は実施の形態7に係るリニアモータの固定子1の非磁性体枠12における平面図である。実施の形態7においては、磁性体枠11、非磁性体枠12は円形枠としてあるので、固定子1全体は円柱状をなしている。図22から図24に示したように、その他の構成については、実施の形態1等と同様であるので、説明を省略する。
実施の形態7においては、固定子1の省スペース化が図ることが可能となる。
なお、上述の実施の形態1から7のいずれの実施形態においても、磁性体突起部をベース部21に形成してなる部分を可動子、磁性体枠11(111)、非磁性体枠12(永久磁石12b、12cを含む)及びコイル13、14で構成される部分を固定子として説明した。それに限らず、可動子と固定子の役割を逆にしても良い。
また、ベース部21に保持された磁性体突起部22、23を磁化させることができれば、コイル13、14を設ける位置は特に限定されることは無く、可動子又は固定子としてのベース部21にコイル13、14を設けても良い。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 固定子
11、111 磁性体枠
11a 磁性体枠本体
11b、11c 歯部
12 非磁性体枠
12a 非磁性体枠本体
12b、12c 永久磁石
13、14 コイル
2 可動子
21 ベース部
22、23 磁性体突起部

Claims (7)

  1. 固定子及び該固定子に対して移動する可動子を備えるリニアモータにおいて、
    前記可動子は板状をなし、
    該板状部分の各面には、突出端面が凸曲面の磁性体突起部が前記可動子の移動方向に沿って略等ピッチで複数設けてあり、
    一方の面の磁性体突起部と、他方の面の磁性体突起部とは、前記移動方向に沿って千鳥配置としてあり、
    前記固定子は、
    端面が凹曲面をなし、該端面同士が間隙を隔てて対向する2つの歯部を内部に有する磁性体枠を複数、厚み方向を前記移動方向として略等ピッチに配してなり、
    前記移動方向に沿って隣り合う各歯部間に、端面が該歯部と略同一形状の永久磁石を配してなり、
    各磁性体枠を隔てる非磁性体枠を有し、
    前記可動子は、前記磁性体突起部が前記歯部及び永久磁石と対向するように前記間隙に配してある
    ことを特徴とするリニアモータ。
  2. 各磁性体枠が有する複数の歯部を囲繞するコイルを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記固定子を、
    前記磁性体枠3個、前記非磁性体枠2個から構成してある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 前記各磁性体枠は外形が円形状であり、
    前記非磁性体枠は外形が円形状である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  5. 前記固定子を3個備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  6. 前記磁性体突起部は、
    前記移動方向に非直角で交差する2辺を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  7. 固定子及び該固定子に対して移動する可動子を備えるリニアモータにおいて、
    前記固定子は板状をなし、
    該板状部分の各面には、突出端面が凸曲面の磁性体突起部が前記可動子の移動方向に沿って略等ピッチで複数設けてあり、
    一方の面の磁性体突起部と、他方の面の磁性体突起部とは、前記移動方向に沿って千鳥配置としてあり、
    前記可動子は、
    端面が凹曲面をなし、該端面同士が間隙を隔てて対向する2つの歯部を内部に有する磁性体枠を複数、厚み方向を前記移動方向として略等ピッチに配してなり、
    前記移動方向に沿って隣り合う各歯部間に、端面が該歯部と略同一形状の永久磁石を配してなり、
    各磁性体枠を隔てる非磁性体枠を有し、
    前記固定子は、前記磁性体突起部が前記歯部及び永久磁石と対向するように前記間隙に配してある
    ことを特徴とするリニアモータ。
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