JP2015012582A - 撮像装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに、撮像位置に関する適切な情報を通知することを目的とする。
【解決手段】被写体を撮像し、撮像画像を得る撮像手段と、測位装置から、測位装置の位置情報を受信する受信手段と、測位装置から受信する際の受信手段の受信電力と、測位装置が送信する際の測位装置の送信電力とに基づいて、位置情報に示される位置を撮像画像の撮像位置とする場合の誤差を示す誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、撮像画像に、位置情報及び誤差情報を関連付けて記憶手段に格納する画像管理手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信し、受信した位置情報と日時情報を利用する装置が普及してきている。その一つとして、外部機器に位置情報を提供するGPSレシーバが知られている。GPSレシーバは、GPS受信機能を内蔵し、デジタルカメラなどの外部機器に、位置情報を提供する。GPSレシーバとデジタルカメラとを備えるシステムにおいて、デジタルカメラは、撮像により得られた撮像画像に関連付けて、GPSレシーバから受信した位置情報を撮像位置として記録することができる。
GPSレシーバとデジタルカメラとの接続方法としては、専用のコネクターを設けて接続するものや、USBケーブルを用いて接続するものなどが存在する。さらに、近年では無線装置の低コスト化により、GPSレシーバ及びデジタルカメラ双方に無線通信手段を内蔵し、無線通信によりGPSレシーバとデジタルカメラとを接続するシステムが知られてきている。例えば特許文献1には、無線通信により、ナビゲーション装置から位置情報を受信できるデジタルカメラが開示されている。
特開2000−112004号公報
無線通信によりGPSレシーバとデジタルカメラとを接続する場合、2つの機器間に物理的制約がなくなる。このため、電波の届く範囲であれば、GPSレシーバとデジタルカメラとの距離を離して使用することが可能となる。
これにより、ユーザが両機器を接続するケーブルにより取り回しを制限されるといったデメリットを無くすことができる。その一方で、実際の撮像位置とGPSレシーバでの測位位置の間にずれが生じる可能性があるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、ユーザに、撮像位置の信頼性を通知することのできる仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、被写体を撮像し、撮像画像を得る撮像手段と、測位装置から、前記測位装置の位置情報を受信する受信手段と、前記測位装置から受信する際の前記受信手段の受信電力と、前記測位装置が送信する際の前記測位装置の送信電力とに基づいて、前記位置情報に示される位置を前記撮像画像の撮像位置とする場合の誤差を示す誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、前記撮像画像に、前記位置情報及び前記誤差情報を関連付けて記憶手段に格納する画像管理手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに、撮像位置の信頼性を通知することができる。
第1の実施形態における撮像システムを示す図である。 第1の実施形態における撮像システムを示す図である。 第1の実施形態における画像情報の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるGPSレシーバによる処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるGPSレシーバによる処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるデジタルカメラによる処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における距離テーブルの一例を示す図である。 第2の実施形態における画像情報の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるデジタルカメラによる処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における地図情報の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
<デジタルカメラ及びGPSレシーバの構成>
図1は、第1の実施形態にかかる撮像システムを示す図である。撮像システムは、デジタルカメラ11と、GPSレシーバ12とを備えている。ここで、デジタルカメラ11は、撮像装置の一例である。また、GPSレシーバ12は、測位装置の一例である。なお、撮像装置は、デジタルカメラ11に限られるものではない。例えば、撮像装置として、カメラ付き携帯電話や、パーソナルコンピュータ、いわゆるタブレットデバイス等の情報処理装置を採用してもよい。また、測位装置は、GPSレシーバ12に限られるものではない。例えば、測位装置として、GPS搭載の携帯電話や、パーソナルコンピュータ、いわゆるタブレットデバイス等の情報処理装置を採用してもよい。
GPSレシーバ12は、GPS衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSレシーバ12の位置の算出を行い、GPSレシーバ12の位置を示す測位データ(位置情報)を得る。デジタルカメラ11は、画像を撮像し、撮像画像を含む画像情報を生成する。
デジタルカメラ11及びGPSレシーバ12は、いずれも無線通信機能を有しており、無線通信により情報のやり取りを行うことができる。デジタルカメラ11は、撮像により画像が生成された場合に、GPSレシーバ12から、GPSレシーバ12の位置情報を受信する。そして、デジタルカメラ11は、受信した位置情報を、撮像位置を示す情報として、撮像画像に関連付けて記録する。
これは、デジタルカメラ11及びGPSレシーバ12は、同一ユーザに携帯され、GPSレシーバ12の位置を、デジタルカメラ11における撮像位置とみなすことができるという前提によるものである。
ただし、何らかの理由により、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12が離れた位置に存在することも考えられる。本実施形態にかかる撮像システムにおいては、このような場合に、位置情報が誤差を含むことをユーザに通知する。
図2は、デジタルカメラ11及びGPSレシーバ12のブロック図である。デジタルカメラ11は、撮像部210と、中央制御部211と、RAM212と、フラッシュメモリ213と、記録メディア214と、表示部215と、操作部216と、USB通信部217と、無線通信部218とを備えている。
撮像部210は、レンズ、シャッタ、絞り、撮像素子などを含む。撮像部210は、被写体からの光を適切な量とタイミングで撮像素子に結像させる。中央制御部211は、CPU等であり、入力された信号やプログラムに従って、各種の演算や、デジタルカメラ11を構成する各部分の制御を行う。具体的には、撮像制御、表示制御、記録制御、通信制御などを行う。
RAM212は、一時的なデータを記録し、中央制御部211の作業用に使われる。フラッシュメモリ213は、デジタルカメラ11を制御するためのプログラム(ファームウェア)や各種の設定情報を記録する。
記録メディア214は、撮像した画像ファイルなどを記録する。なお、本実施形態における記録メディア214は、着脱可能ないわゆるメモリーカードであり、コンピュータなどに装着して画像ファイルを読み出すことが可能である。デジタルカメラ11は、記録メディア214へのアクセス手段を有し、記録メディア214への画像ファイルの読み書きを行うことができる。
表示部215は、撮像時のビューファインダー画像の表示、撮像画像の表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部215はデジタルカメラ11が備える必要はなく、デジタルカメラ11は表示部215の表示を制御する表示制御機能を有していればよい。操作部216は、ユーザ操作を受け付けるためのものである。操作部216は例えばボタンやレバー、タッチパネルなどを用いることが可能である。
USB通信部217は、外部装置とUSB(Universal Serial Bus)インタフェースで接続し、制御コマンドや画像データの送受信を行う。接続を確立し、データ通信するためのプロトコルとしては、例えばPTP(Picture Transfer Protocol)が用いられる。
無線通信部218は、無線通信により外部機器に接続するためのものである。本実施形態の無線通信部218は、IEEE802.11の規格に準じた方式で外部機器と通信を行う。無線通信部218は、アンテナを含む。
なお、デジタルカメラ11の制御は、1つのハードウエアで行ってもよいし、複数のハードウエアが処理を分担しながら、デジタルカメラ11における処理を実行する手段として機能してもよい。
本実施例におけるデジタルカメラ11は、撮像により得られた撮像画像を、Exif形式で記録メディア214にファイル(画像情報)として記録する。デジタルカメラ11は、さらに、GPSレシーバ12から取得した撮像位置に関する情報を、撮像画像に関連付けて記録する。
GPSレシーバ12は、中央制御部220と、GPS受信部221と、RAM223と、フラッシュメモリ224と、無線通信部225と、操作部226と、表示部227とを有している。
中央制御部220は、GPSレシーバ12を構成する各部分の制御や、各種の演算を行う。GPS受信部221は、GPS衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSレシーバ12の位置の算出を行う。GPS受信部221は、算出された位置を示す測位データ(位置情報)を得る。
RAM223は、一時的なデータを記録し、中央制御部220の作業用に使われる。フラッシュメモリ224は、GPSレシーバ12を制御するためのプログラム(ファームウェア)や各種の設定情報を記録する。
無線通信部225は、無線通信により外部機器に接続するためのものである。本実施形態の無線通信部225は、IEEE802.11の規格に準じた方式で外部機器と通信を行う。無線通信部225は、アンテナを含む。無線通信部225は例えば、位置情報をデジタルカメラ11に送信する。
無線通信部225は、電力モードとして、通常モードと省電力モードとを有する。省電力モードにおいて、無線通信部225は、通常モードにおける出力に比べて弱い電波強度(電力)において出力を行う。これにより、消費電力を低減し、バッテリの持ちをよくする。無線通信部225は、操作部226に入力されるユーザからの指示に応じ通常モードと省電力モードとを切り替える。
また、他の例としては、無線通信部225は、GPSレシーバ12の電池残量が閾値以下になった場合に、通常モードから省電力モードに切り替えてもよい。ここで、閾値は、例えばRAM223等に予め設定されているものとする。
操作部226は、ユーザによる操作を受け付けるためのものである。操作部226としては、例えば電源ボタンが挙げられる。表示部227は、GPSレシーバの状態をユーザに示すためのもので、情報を表示するための液晶画面はLEDランプなどを有する。
なお、後述するデジタルカメラ11の機能や処理は、中央制御部211がフラッシュメモリ213等に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
また、後述するGPSレシーバ12の機能や処理は、中央制御部220がフラッシュメモリ224等に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
<画像情報の構成>
図3は、デジタルカメラ11により生成される画像情報の一例を示す図である。画像情報のファイル形式は、Exif−JPEGである。ここで、Exif(Exchangeable image file format)とは、JEIDA(日本電子工業振興協会)が策定したデジタルカメラ用の画像メタデータのフォーマットである。図3には、Exif−JPEG500の形式の画像情報を示している。
なお、他の例としては、画像情報は、Exif−TIFF、RAW画像、動画など、画像ファイルにメタデータが記録できるデータ構造の形式でもよい。
画像情報のうち、SOIは、Exif−JPEGの開始を示すマーカーである。APP1は、Exif−JPEGのヘッダ部に相当するアプリケーションマーカーである。DQT,DHT,SOF,SOSは、それぞれ量子化テーブル、ハフマンテーブル、フレーム開始マーカー、スキャン開始マーカーのデータブロックである。
Compressed Dataは、本体画像(撮像画像)の圧縮データである。EOIは、Exif−JPEGの終端を示すマーカーである。
また、APP1は、ALL1 Lengthと、Exif Identifier Codeと、1st IFDと、Thumbnailとを有している。
APP1 Lengthは、APP1のサイズを示す。Exif Identifier Codeは、APP1の識別コードを示す。0th IFDは、圧縮された本体画像に関する付属情報を記録するデータブロックである。例えば、撮像したデジタルカメラのモデル名の情報が含まれる。0th IFDは、Exif IFDとGPS IFDのデータブロックを有している。
Exif IFDは、Exifバージョンに関するタグ、撮像画像の特性や構造に関するタグ、撮像日時に関するタグ、シャッタースピードやレンズ焦点距離などの撮像条件に関するタグなどを含む。また、Exif IFDは、MakerNoteのデータブロックを有している。
MakerNoteには、ファイルを生成したメーカ固有の情報が記録されている。MakerNoteには、例えば、UTCとの時差情報や、撮像に用いられたデジタルカメラ11のユニークな番号を表すシリアル番号などの情報が記録されている。
GPS IFDは、GPS情報に関するタグを含む。GPS IFDには、緯度や経度といった位置情報と、衛星測位日時(UTC)と、測位方式の名称と、測位誤差とが記録される。位置情報は、撮像位置を示す情報である。本実施形態においては、GPSレシーバ12により送信される、GPSレシーバ12の位置を示す位置情報が、撮像位置を示す情報として格納される。
緯度は、GPS info IFDのGPSLatitude(2.H)、GPSLatitudeRef(1.H)に記録される。経度は、GPSLongitude(4.H)、GPSLongitudeRef(3.H)に記録される。
UTC(Coordinated Universal Time)とは、原子時計が刻む国際原子時をもとに決定している、国際協定による標準時である。衛星測位日時(UTC)は、GPSDateStamp(1D.H)、GPSTimeStamp(7.H)に記録される。
また、測位方式の名称は、GPSProcessingMethod(1B.H)に記録される。なお、GPSProcessingMethodは、Exifで規定されている通り、文字列で記録されているものであり、スペースを挟むことにより、複数個の測位方式を列挙できるものである。
測位誤差(誤差情報)は、GPSHPositioningError(1F.H)に記録される。ここで、誤差情報は、デジタルカメラ11により生成される情報である。上述の通り、画像情報に含まれる位置情報は、GPSレシーバ12の位置を示す情報である。しかしながら、デジタルカメラ11の位置とGPSレシーバ12とが離れた位置に存在する場合がある。このような場合には、位置情報をデジタルカメラ11の位置を示す情報とする場合、位置情報は、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12の間の距離に応じた誤差を含むこととなる。
誤差情報は、このデジタルカメラ11とGPSレシーバ12の間の距離に応じた誤差を示す情報である。すなわち、誤差情報は、位置情報に示されるGPSレシーバ12の位置を、デジタルカメラ11による撮像位置とする場合の誤差を示す情報である。誤差情報を生成する処理については後述する。
1st IFDは、撮像画像のサムネイル画像に関する付属情報を記録するデータブロックである。Thumbnailは、サムネイルの画像データである。
以下、図3に示すような画像情報を生成するための処理について説明する。
<GPSレシーバによる測位処理>
図4は、GPSレシーバ12による測位処理を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えばGPSレシーバ12の電源がONとなることに応じて開始される。
まず、S400において、GPSレシーバ12の中央制御部220は、デジタルカメラ11との無線接続の確立を待つ。具体的には、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12は、所定のシーケンスに従って、無線通信を介した接続を確立するための処理を実行する。この処理が完了することで、GPSレシーバ12は、デジタルカメラ11との無線接続が確立したと判断することになる。無線接続が確立すると、中央制御部220は、処理をS401へ進める。
次に、S401において、中央制御部220は、GPS受信部221がGPS衛星から受信した信号に基づき算出した、測位データを取得する。中央制御部220は、取得した測位データを、現在位置を示す位置情報Posの値としてRAM223に記録する。
次に、S402において、中央制御部220は、GPSレシーバ12がデジタルカメラ11と接続中か否かを判断する。S402において、中央制御部220が、GPSレシーバ12がデジタルカメラ11と接続中であると判断した場合、処理はS403へ進む。一方、S402において、中央制御部220が、GPSレシーバ12がデジタルカメラ11と接続中でないと判断した場合、本フローチャートの処理を終了する。
S403において、中央制御部220は、予め設定された待ち時間の間待機(Wait)する。なお、この待機処理は、GPSレシーバ12のバッテリの消費を抑えるためのものである。待機処理における待ち時間により、GPS受信部221がGPS衛星から受信した信号に基づき測位データを算出する間隔(測位間隔)が調整される。なお、待ち時間は、ユーザにより、設定及び変更が可能である。
次に、待ち時間が経過すると、S404において、中央制御部220は、再度GPS受信部221から測位データを取得し、得られた測位データを、一時位置情報Pos_Tempの値として、RAM223に記録する。
次に、S405において、中央制御部220は、位置情報Posの値と、一時位置情報Pos_Tempの値の差分を算出する。つまり、位置情報Posの示す位置と、一時位置情報Pos_Tempの示す位置との間の距離を算出する。位置情報と一時位置情報は、それぞれ取得されたタイミングが、待機処理で待機した待ち時間の分だけずれている。すなわち、このステップで算出した距離は、所定の時間の間に移動した距離を示す。そして、中央制御部220は、差分値が、仕様誤差範囲内の値か否かを判断する。ここで、仕様誤差範囲について説明する。本実施形態で述べる仕様誤差範囲とは、GPSレシーバ12のGPS受信部221の測位の精度に応じて許容せざるを得ない誤差の範囲を示す。たとえGPSレシーバ12が移動していなくとも、測位データが示すGPSレシーバ12の位置は、GPSレシーバ12のGPS受信部221の測位の精度に応じて、算出される度に厳密には異なる位置を示すことが多い。しかし、この精度に起因する位置のズレを、「GPSレシーバ12の移動」と解釈することは好ましくない。そこで、このような精度に起因するズレを無視し、GPSレシーバ12が同じ場所に留まっていると判断するための範囲を、仕様誤差範囲として設定している。本ステップで算出した移動距離が仕様誤差範囲内であれば、実質的にGPSレシーバ12は移動していないものとみなす。この仕様誤差範囲は、予めRAM223等に格納されているものとする。
また、仕様誤差範囲は、GPSレシーバ12のRAM223等に予め格納される測位精度Acの値に基づいて決定された固定値である。ここで、測位精度Acは、GPSレシーバ12の個体毎に定まる固定値である。例えば、測位精度Acは、3メートルという距離を示す値が設定される。
なお、この測位精度Acは、固定値に限られるものではない。例えば、測位精度Acは、GPS受信部221が捕捉したGPS衛星の数や、GPS衛星からの信号の強度から動的に算出される変動値であってもよい。この場合には、S405のタイミングにおいて、中央制御部220は、測位精度Acを算出し、算出した測位精度Acに基づいて、仕様誤差範囲を算出してもよい。
S405において、中央制御部220が、差分値が仕様誤差範囲外であると判断した場合、処理はS406へ進む。一方、S405において、中央制御部220が、差分値が仕様誤差範囲内であると判断した場合、処理はS407へ進む。
S406において、中央制御部220は、RAM223に格納される移動フラグMにTRUEを設定する。ここで、移動フラグMは、GPSレシーバ12が移動中か否かを示す情報である。移動フラグMは、移動情報の一例である。TRUEは、GPSレシーバ12が移動中であることを示す。一方、S407において、中央制御部220は、移動フラグMにFALSEを設定する。ここで、FALSEは、GPSレシーバ12が停止中であることを示す。
次に、S408において、中央制御部220は、位置情報Posの値を一時位置情報Pos_Tempの値で更新する。以上で、測位処理が終了する。
このように、GPSレシーバ12は、デジタルカメラ11との接続が確立すると、定期的に測位データを取得し、さらに、測位データ取得時に、GPSレシーバ12が移動中であるか否かを判断する。
<GPSレシーバによる位置情報送信処理>
図5は、GPSレシーバ12による位置情報送信処理を示すフローチャートである。位置情報送信処理は、測位処理(図4)の開始に応じて、測位処理(図4)と並行して実行される。
S500において、中央制御部220は、デジタルカメラ11により送信された、位置情報要求の受信を待つ。S500において、無線通信部225がデジタルカメラ11から位置情報要求を受信すると、中央制御部220は、処理をS501へ進める。
S501において、中央制御部220は、位置情報Posに有効な値が記録されているか否かを判断する。なお、位置情報に有効でない値が設定されるケースとしては、デジタルカメラ11との接続が確立した後であって、かつS401(図4)の処理が完了する前のタイミングにおいて、位置情報の提供要求を受信した場合がある。また、他の例としては、S401又はS404において、GPS受信部221がGPS衛星から信号を受信できなかった場合等がある。
S501において、中央制御部220が、有効な値が設定されていないと判断した場合には、中央制御部220は、処理をS505へ進める。S505において、中央制御部220は、デジタルカメラ11に対し、測位エラーを送信する。
一方、S501において、中央制御部220が、有効な値が設定されていると判断した場合には、中央制御部220は、処理をS502へ進める。S502において、中央制御部220は、無線通信部225の電力モードを確認する。S502において、中央制御部220が、電力モードが通常モードに設定されていると判断した場合には、中央制御部220は、処理をS503へ進める。
S503において、中央制御部220は、位置情報Pos、通常モードにおける無線通信部225の送信電力、GPSレシーバ12のアンテナの利得、移動フラグM、測位精度Ac等の情報を、デジタルカメラ11に送信する。ここで、通常モードにおける送信電力及び測位精度Acは、RAM223等に予め記録されているものとする。
なお、他の例としては、中央制御部220は、測位に使用した衛星数などの状況に応じて、測位精度Acを適宜算出してもよい。
一方、S502において、中央制御部220が、電力モードが省電力モードに設定されていると判断した場合には、中央制御部220は、処理をS504へ進める。S504において、中央制御部220は、位置情報Pos、省電力モードにおける無線通信部225の送信電力、アンテナの利得、移動フラグM、測位精度Ac等の情報を、デジタルカメラ11に送信する。
ここで、省電力モードにおける送信電力は、RAM223等に予め記録されているものとする。なお、省電力モードにおける送信電力の値は、通常モードにおける送信電力の値に比べて小さい値であるものとする。以上で、位置情報送信処理が終了する。
このように、GPSレシーバ12は、デジタルカメラ11から位置情報要求を受信すると、位置情報、送信電力、アンテナの利得、移動フラグ、測位精度を送信することができる。
<デジタルカメラによる、画像情報生成処理>
図6は、デジタルカメラ11による、画像情報生成処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えばデジタルカメラ11の操作部がユーザにより操作されたことで、中央制御部211が撮像指示を受け付けたと判断することに応じて開始する。
まず、S600において、デジタルカメラ11の中央制御部211は、撮像部210を制御することにより、撮像を行う。中央制御部211は、撮像により得られた撮像画像を撮像部210から取得し、一旦RAM212へ格納する。ここで、S600の処理は、撮像処理及び取得処理の一例である。
次に、S601において、中央制御部211は、無線通信部218がGPSレシーバ12との接続を確立しているか否かを判断する。S601において、中央制御部211が、接続が確立していないと判断した場合、処理はS602へ進む。S602において、中央制御部211は、撮像画像を画像情報として記録メディア214に記録する。なお、この場合の画像情報は、位置情報を含まないExif−Jpeg形式のファイルとなる。
一方、S601において、中央制御部211が、接続が確立していると判断した場合には、中央制御部211は、処理をS603へ進める。S603において、中央制御部211は、無線通信部218を介し、GPSレシーバ12に対して、位置情報要求を送信する。そして、中央制御部211は、位置情報要求に対する応答として、無線通信部218を介し、位置情報Pos、送信電力、アンテナの利得、移動フラグM、測位精度Ac等の情報を受信する(受信処理)。
次に、S604において、中央制御部211は、位置情報等を受信した際の、無線通信部218の受信電波強度(受信電力)を特定する。次に、S605において、中央制御部211は、位置情報の受信に成功したか否かを判断する。S605において、中央制御部211が、位置情報の受信に成功したと判断した場合には、中央制御部211は、処理をS606へ進める。一方、S605において、中央制御部211が、位置情報の受信に失敗したと判断した場合には、中央制御部211は、処理をS602へ進め、位置情報を記録することなく撮像画像を画像情報として記録メディア214に記録する。
S606において、中央制御部211は、受信した移動フラグMの値を確認する。S606において、中央制御部211が、移動フラグMの値がFALSEである、すなわち、GPSレシーバ12が移動中でないと判断した場合には、中央制御部211は、処理をS607へ進める。
S607において、中央制御部211は、S603において、デジタルカメラ11から受信した送信電力と、S604において特定した受信電力と、測位精度とに基づいて、測位誤差PosEを算出する。そして、中央制御部211は、算出された測位誤差を示す誤差情報を生成する(誤差情報生成処理)。なお、測位誤差を算出する処理については、後に詳述する。
一方、S606において、中央制御部211が、移動フラグMの値がTRUEである、すなわち、GPSレシーバ12が移動中であると判断した場合には、中央制御部211は、処理をS608へ進める。S608において、中央制御部211は、S603において受信した測位精度Acを測位誤差として決定し、測位誤差を示す誤差情報を生成する(誤差情報生成処理)。
デジタルカメラ11及びGPSレシーバ12は、ユーザにより携帯されるものである。このため、GPSレシーバ12が移動中の場合、GPSレシーバ12とともに、デジタルカメラ11も移動中であると考えられる。なぜなら、GPSレシーバのみを持ち運んでいる状態で、デジタルカメラ11で撮像が行われることは考え難いからである。
そこで、この場合には、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12の位置に差がないものとし、S608において、中央制御部211は、測位精度Acを測位誤差と決定することとする。
S609において、中央制御部211は、画像情報を生成し、これを記録メディア214に格納する。具体的には、中央制御部211は、ステップS600において得られた撮像画像を圧縮し、図3に示す画像情報のCompressed Dataに格納する。中央制御部211はまた、ステップS603において取得した位置情報Posを、GPS IFDの緯度及び経度に格納する。中央制御部211はまた、ステップS607又はS608において得られた誤差情報PosEを、GPS IFDの測位誤差に格納する。すなわち、中央制御部211は、誤差情報を、GPSHPositioningErrorタグに対応付けて格納する。
このように、撮像画像と、位置情報と、誤差情報とは、画像情報として関連づけられた状態で、記録メディア214に格納される。なお、S609の処理は、画像管理処理の一例である。
<測位誤差の求め方>
ここで、S607における測位誤差算出処理を説明する。周波数が一定の場合には、電波は、自由空間では、発信源からの距離の二乗に比例して減衰する。中央制御部211は、この特性から求めたフリースの伝達公式により、まず(式1)により、電波の発信源であるGPSレシーバ12とデジタルカメラ11の間の距離を算出する(距離算出処理)。
Pr/Pt=GtGr(λ/4πd)2 ・・・(式1)
ここで、Prは、デジタルカメラ11の受信電力、Ptは、GPSレシーバ12の送信電力、Grは、デジタルカメラ11のアンテナの利得、Gtは、GPSレシーバ12のアンテナの利得、λは、電波の波長である。
中央制御部211は、S603において位置情報と共に、Pt及びGtを受信する。中央制御部211は、(式1)に各値を代入して、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12との距離dを算出する。さらに、中央制御部211は、算出された距離dに、GPSレシーバ12の測位精度Acを加算して、測位誤差を得る。
なお、他の例としては、中央制御部211は、(式1)から算出された距離dをそのまま用いるのではなく、距離テーブルを参照して距離dを丸め、丸め値d'に測位精度Acを加算して、測位誤差を得ることとしてもよい。
図7は、距離テーブルの一例を示す図である。距離テーブルは、例えばRAM212等に予め設定されているものとする。距離テーブルは、距離dと、丸め値d'とを対応付けて記録している。中央制御部211は、距離テーブルを参照することにより、距離dから丸め値d'を得ることができる。
以上のように、第1の実施形態にかかる撮像システムでは、デジタルカメラ11は、GPSレシーバ12との距離が離れている場合には、GPSレシーバ12とGPSレシーバ12の間の距離を加味した誤差情報を撮像画像に対応付けて記録することができる。したがって、デジタルカメラ11は、誤差情報により、ユーザに、撮像位置の信頼性を通知することができる。
第1の実施形態にかかる撮像システムの変更例について説明する。GPSレシーバ12の送信電力が固定値である場合、画像情報生成処理(図6)の開始前に、デジタルカメラ11は、送信電力及びアンテナ利得を、GPSレシーバ12から受信することとしてもよい。そして、デジタルカメラ11の中央制御部211は、受信した送信電力と、アンテナ利得をRAM212等に格納しておくものとする。
この場合、画像情報生成処理のS603(図6)においては、送信電力及びアンテナ利得の受信は不要である。そして、この場合、デジタルカメラ11は、以降の処理において、RAM212に格納されている送信電力及びアンテナ利得を利用すればよい。
同様に、GPSレシーバ12の測位精度Acが固有値である場合、デジタルカメラ11は、測位精度AcをGPSレシーバ12から受信し、これをRAM212等に格納しておくこととしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかる撮像システムについて説明する。第2の実施形態にかかる撮像システムにおいては、デジタルカメラ11は、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12の間の距離に測位精度Acを加算しない値を測位誤差として得る。
<画像情報の構成>
図8は、第2の実施形態にかかるデジタルカメラ11により生成される画像情報の一例を示す図である。ここでは、図3において説明した画像情報と異なる部分について説明する。図8に示す画像情報においては、Maker Noteに、機器測位精度が記録される。また、GPS IFDに、測位誤差が記録される。ここで、測位誤差には、誤差情報(測位誤差)PosEが格納される。そして、機器測位精度には、測位精度Acが格納される。なお、本実施形態においても、誤差情報は、GPSHPositioningErrorタグに対応付けて格納される。
このように、第2の実施形態に係る画像情報においては、GPSレシーバ12の測位精度Acと、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12の間の距離に起因する測位誤差とが異なる2つの情報として記録される。
なお、画像情報における誤差情報及び測位精度の記録領域は、デジタルカメラ11が誤差情報及び測位精度を識別可能な領域であればよく、実施形態に限定されるものではない。
<デジタルカメラによる、画像情報生成処理>
図9は、デジタルカメラによる、画像生成処理を示すフローチャートである。S900〜S906の処理は、図6を参照しつつ説明したS600〜S606の処理と同様である。S906において、移動フラグMの値が、FALSEの場合、すなわち、GPSレシーバ12が移動中でない場合には、中央制御部211は、処理をS907へ進める。
S907において、中央制御部211は、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12の間の距離を算出し、これを測位誤差PosEとして得る。すなわち、測位誤差PosEは、測位精度Acを含まない値である。
次に、S908において、中央制御部211は、画像情報を生成し、これを記録メディア214に格納する。具体的には、中央制御部211は、誤差情報(測位誤差)PosEを図8に示す画像情報のGPS IFDの測位誤差に格納する。さらに、中央制御部211は、測位精度Acを、Maker Noteの機器測位精度に格納する。このように、撮像画像と、位置情報と、誤差情報と、測位精度とは、画像情報として関連付けられた状態で、記録メディア214に格納される。
また、S906において、移動フラグMの値が、TRUEの場合、すなわち、GPSレシーバ12が移動中である場合には、中央制御部211は、処理をS909へ進める。S909において、中央制御部211は、画像情報を生成し、これを記録メディアに格納する。この場合、中央制御部211は、撮像画像と、位置情報と、測位精度とを関連付けて画像情報として格納する。すなわち、GPSレシーバ12が移動中である場合には、測位誤差の算出は行われず、画像情報に誤差情報は記録されない。以上で、画像情報生成処理は終了する。
<地図表示>
さらに、第2の実施形態にかかる撮像システムにおいて、デジタルカメラ11は、位置情報、測位誤差及び測位精度を地図上に重畳して表示することができる。図10は、地図情報の表示例を示す図である。地図情報(地図画像情報)1000において、撮像位置1001にマーカー1002が表示されている。さらに、第1の誤差範囲1003と、第2の誤差範囲1004とが表示されている。ここで、撮像位置1001は、画像情報に含まれる位置情報に示される位置である。
第1の誤差範囲1003は、撮像位置1001を基準とする、測位精度により特定される範囲である。第2の誤差範囲1004は、撮像位置1001を基準とする、誤差情報により特定される範囲である。
デジタルカメラ11の中央制御部211は、デジタルカメラ11に予めインストールされた表示アプリケーションにより、マーカー1002と、第1の誤差範囲1003と、第2の誤差範囲1004と示す地図情報を表示する。
中央制御部211は、例えば無線通信部218を介して、無線通信によりインターネット上から、地図画像情報を受信する。なお、他の例としては、中央制御部211は、地図画像情報が格納されているメディアをデジタルカメラ11に装着し、メディアから地図画像情報を読み出してもよい。
中央制御部211は、画像情報に含まれる機器測位精度(測位精度)を読み出す。そして、中央制御部211は、測位精度から、第1の誤差範囲の半径r1を算出する。続いて、中央制御部211は、位置情報に示される位置を中心とする半径r1の円を第1の誤差範囲として定める。
また、中央制御部211は、画像情報に含まれる測位誤差を読み出す。そして、中央制御部211は、測位誤差から、第2の誤差範囲の半径r2を算出する。続いて、中央制御部211は、位置情報に示される位置を中心とする半径r2の円を第2の誤差範囲として定める。
中央制御部211は、以上の処理により得られた、位置情報の位置と、第1の誤差範囲と、第2の誤差範囲とを地図画像情報上に重畳して、表示部215に表示する(表示処理)。
このように、デジタルカメラ11は、GPSレシーバ12の測位精度Acに起因する誤差と、デジタルカメラ11とGPSレシーバ12の間の距離に起因する誤差とを地図上に表示する。これにより、デジタルカメラ11は、ユーザに、撮像位置に関する適切な情報を、より分かりやすく通知することができる。
なお、第2の実施形態では、デジタルカメラ11に地図の表示アプリケーションがインストールされている場合を例に挙げて説明したが、これに限るものではない。例えば、デジタルカメラ11で生成された画像情報を、地図の表示アプリケーションがインストールされている他の情報処理装置に受け渡し、その情報処理装置により、上記の地図表示を行ってもよい。
<その他の実施形態>
上述の実施形態では、測位装置としてGPSレシーバを例に挙げて説明した。しかし、前述したように、測位装置として、特にユーザが常に持ち歩く可能性が高い携帯電話、いわゆるスマートフォンを採用することも考えられる。この場合は、GPSの機能のON/OFFをスマートフォンのOSが管理する。そのため、単に電源をONにしただけでは、GPSの機能が有効とは限らない。従って、図4の測位処理を示すフローチャートは、電源のONではなく、GPS機能がONとなったことに応じて開始される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
以上、上述した各実施形態によれば、ユーザに、撮像位置に関する適切な情報を通知することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (10)

  1. 被写体を撮像し、撮像画像を得る撮像手段と、
    測位装置から、前記測位装置の位置情報を受信する受信手段と、
    前記測位装置から受信する際の前記受信手段の受信電力と、前記測位装置が送信する際の前記測位装置の送信電力とに基づいて、前記位置情報に示される位置を前記撮像画像の撮像位置とする場合の誤差を示す誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、
    前記撮像画像に、前記位置情報及び前記誤差情報を関連付けて記憶手段に格納する画像管理手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記送信電力と前記受信電力とに基づいて、前記測位装置と前記撮像装置との間の距離を算出する距離算出手段をさらに備え、
    前記誤差情報生成手段は、前記距離を誤差として示す前記誤差情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記受信手段は、前記測位装置から前記送信電力をさらに受信し、
    前記誤差情報生成手段は、前記受信手段が受信した前記送信電力に基づいて、前記誤差情報を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記誤差情報生成手段は、前記送信電力と、前記受信電力と、前記測位装置の測位精度とに基づいて、前記誤差情報を生成することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記画像管理手段は、前記撮像画像に、前記位置情報と、前記誤差情報と、前記測位装置の測位精度とを対応付けて前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記位置情報により示される位置と、前記位置を基準とする、前記測位精度により特定される第1の範囲と、前記位置を基準とする、前記誤差情報により特定される第2の範囲とを示す地図情報を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記受信手段は、前記測位装置から前記測位装置が移動中か否かを示す移動情報をさらに受信し、
    前記誤差情報生成手段は、移動中を示す前記移動情報を受信した場合に、前記誤差情報を生成することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像手段は、Exif形式の画像情報を生成し、
    前記画像管理手段は、GPSHPositioningErrorタグに対応付けて前記誤差情報を格納することを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 撮像装置が実行する情報処理方法であって、
    被写体を撮像し、撮像画像を得る撮像ステップと、
    測位装置から、前記測位装置の位置情報を受信する受信ステップと、
    前記測位装置から受信する際の受信電力と、前記測位装置が送信する際の前記測位装置の送信電力とに基づいて、前記位置情報に示される位置を前記撮像画像の撮像位置とする場合の誤差を示す誤差情報を生成する誤差情報生成ステップと、
    前記撮像画像に、前記位置情報及び前記誤差情報を関連付けて記憶手段に格納する画像管理ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. コンピュータを、
    測位装置から、前記測位装置の位置情報を受信する受信手段と、
    撮像画像を取得する取得手段と、
    前記測位装置から受信する際の前記受信手段の受信電力と、前記測位装置が送信する際の前記測位装置の送信電力とに基づいて、前記位置情報に示される位置を撮像画像の撮像位置とする場合の誤差を示す誤差情報を生成する誤差情報生成手段と、
    前記撮像画像に、前記位置情報及び前記誤差情報を関連付けて記憶手段に格納する画像管理手段と
    して機能させるためのプログラム。
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