JP2015012447A - 通信システム及び通信装置 - Google Patents

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照久 松井
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Abstract

【課題】安定的な情報通信を可能とする通信システム及び通信装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、電力使用量を計測する計測手段が接続された通信装置は、電力線搬送通信により情報を前記外部装置へ送信する第1の送信手段と、小電力無線通信により前記情報を直接的にまたは他の通信装置を介したマルチホップにより前記外部装置へ送信する第2の送信手段と、無線基地局経由の無線通信により前記情報を前記外部装置へ送信する第3の送信手段とのうちの少なくとも2つの送信手段と、前記第1の送信手段、前記第2の送信手段、前記第3の送信手段のうちの何れかを用いて前記情報を前記外部装置へ送信するように制御する制御手段とを備える。【選択図】図4

Description

本実施形態は、通信システム及び通信装置に関する。
従来、家庭などでの電力使用量の検針は、検針員が使用契約者宅を1カ月に1回程度個別巡回を行ない、電力量計の管理番号と指示値の検針値を目視で読み取り、その値を検針専用のハンディターミナルへ入力することで、前回検針値からの電力使用量と、使用料金を算出し、それらを印字した検針票を使用契約者宅への投函などで通知を行なってきた。
電力の効率的な利用などを目的に、電力使用量を自動検針するシステムの導入が進められている。自動検針は、所定の時間間隔で検針を行い、その検針情報を自動送信する機能を有するスマートメータで行われる。各家庭などに取付けられたスマートメータからの検針情報は、集約装置に集められ後、電力会社の管理装置(センター装置ともいう)であるMeter Data Management System(以下、MDMSと略す)へ送られる。MDMSでは、検針情報から決められた地域ごとの使用電力量や、その履歴などの集計を行う。また、集計情報は、MDMSの上位システムのMicro Energy Management System(以下、μEMSと略す)で、需要家の電力使用量をリアルタイムに把握・予測しながら需要に応じた電力の供給計画を導出するほかに、供給計画を上回る需要予測が求められた地域に対しては、家庭やビルの電力需要家に対して電力使用量の抑制依頼を、MDMSを経由して通知する。スマートメータの検針情報を集約装置へ通信する手段としては、各家庭へ電気を供給している電力線に検針情報の信号を重畳して通信する電力線搬送通信(Power Line Communication、以下、PLC と略す)を用いる技術がある。
特開2003−218749号公報
しかしながら、従来の検針作業においては、降雨などの悪天候時には管理番号や検針データの見間違いやハンディターミナルへの入力ミスによる誤検針の可能性が考えられた。さらに、PLC を用いた検針では、電力量計にスマートメータを用いることで自動検針が可能であるが、家庭内の家電製品、例えばインバータ型の照明器具やエアコンなどから発生する100kHz前後の電気ノイズが電力線に混入し、PLC の信号と電気ノイズとのS/N比の低下により通信エラーの発生が考えられる。
そこで本発明の目的は、安定的な情報通信を可能とする通信システム及び通信装置を提供することにある。
実施形態によれば、通信システムは、電力使用量を計測する計測手段が接続された通信装置と、集約装置と、管理装置とを備える。前記通信装置は、電力線搬送通信により情報を前記集約装置へ送信する第1の送信手段と、小電力無線通信により前記情報を直接的にまたは他の通信装置を介したマルチホップにより前記集約装置へ送信する第2の送信手段と、携帯電話回線の無線通信により前記情報を無線基地局へ送信する第3の送信手段とのうちの少なくとも2つの送信手段と、前記第1の送信手段、前記第2の送信手段、前記第3の送信手段のうちの何れかを用いて前記情報を前記集約装置または前記無線基地局へ送信するように制御する制御手段とを備える。前記集約装置は、前記通信装置から送信される前記情報を受信する受信手段とを備える。前記管理装置は、前記集約装置、前記基地局のうち少なくとも一つを介して送信される前記情報を受信する受信手段とを備える。
本実施形態に係る通信システムの一例となる概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る管理装置の一例となる概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る集約装置の一例となる概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る通信装置の一例となる概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る無線基地局の一例となる概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る波形図。
以下、本実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本実施形態に係る通信システム1の一例となる概略構成を示すブロック図である。通信システム1は、管理装置(外部装置)10、集約装置(外部装置)20、多段無線中継方式による自律分散型無線ネットワークを形成する複数の通信装置30〜36を備える。なお、図1に示す通信システム1は、一例として、1つの集約装置、7つの通信装置を備えるように描かれているが、1つの集約装置当たり1つ以上の通信装置がぶらさがるように配置されていればよく、各構成要素の数は限定されない。
通信システム1は、多所に拡散する情報を効率良く収集するためのものである。
管理装置10は、例えば電力会社が所有している光回線や、通信事業者の電話回線などの通信回線50を介して、集約装置20との間で通信を行うように配置されている。管理装置10は、集約装置20を介して、分散配置された無線通信装置30〜36が収集した情報の全てを収集し、管理する。
集約装置20は、通信装置30〜36のうちの少なくとも1つと小電力無線通信可能な範囲に配置されている。集約装置20は、多段無線中継方式により互いに小電力無線通信する通信装置30〜36で構成される自律分散型無線ネットワークを統括する。集約装置20は、通信装置30〜36が収集した情報を集約し、管理装置へ送信する。小電力無線通信は、例えば、920MHz 20mWの電波による通信である。
通信装置30〜36は、互いに小電力無線通信可能な範囲で、分散して配置されている。通信装置30〜36は、後述するように、小電力無線通信により、集約装置20または他の通信装置と情報を送受信することができる。通信装置30〜36は、小電力無線通信により、直接的に、または、いくつかの通信装置を介したマルチホップにより、情報を集約装置20へ送信する。なお、図1における無線通信装置30〜36と集約装置20との間で示される実線は、互いに小電力無線通信の接続関係が存在することを示している。通信装置30〜36は、後述するように、別の通信手段のPLCにより、情報を集約装置20へ送信することができる。更に別の通信手段として通信装置30〜36は、無線基地局40経由の無線通信により、情報を集約装置20へ送信することができる。なお、無線基地局40は、携帯電話基地局等により構成される。つまり、通信装置30〜36それぞれは、PLC、小電力無線通信、無線基地局40経由の無線通信の3つの通信方式で情報を送受信する機能を備える。
図2は、実施形態に係る管理装置10の一例となるブロック構成図である。管理装置10は、制御部101、通信部102、記憶部103、操作部104を備える。制御部101は、管理装置10の各部の動作を制御する。通信部102は、管理装置10に接続されている集約装置20との間で通信回線50を介して双方向に通信するためのインタフェースである。通信部102は、集約装置20から送信される情報を受信する受信手段と集約装置20へ情報を送信する送信手段として機能する。記憶部103は、各種情報を記憶する。操作部104は、オペレータが操作するためのインタフェースである。
図3は、実施形態に係る集約装置20の一例となるブロック構成図である。集約装置20は、制御部201、通信部202、アンテナ203、記憶部204、結合トランス205、受信用AFE(アナログフロントエンド)回路206、送信用AFE回路207、切替部208を備える。制御部201は、集約装置20の各部の動作を制御する。通信部202は、通信回線50を介して、管理装置10との間で双方向に通信するためのインタフェースである。通信部202は、管理装置10から送信される情報を受信する受信手段として機能する。通信部202は、管理装置10へ情報を送信する送信手段として機能する。アンテナ203は、小電力の無線通信で約500m程度の距離内にある通信装置30〜36の少なくとも何れか1つとの間で双方向に通信するためのものである。結合トランス205は、電力線801からPLCによる信号(以降、PLC信号という)を取り出す。結合トランス205は、通信装置30〜36の少なくとも何れか1つとの間で双方向に通信を行う。記憶部204は、各種情報を記憶する。受信用AFE回路206は、フィルタ回路、増幅回路、デジタル変換回路を内蔵する。受信用AFE回路206は、PLCまたは小電力無線通信の信号成分を抽出し、増幅し、信号成分をデジタル信号へ変換する。そのため、制御部201は、PLC信号または小電力無線通信による信号に含まれる情報を抽出できる。送信用AFE回路207は、フィルタ回路と増幅回路を内蔵する。送信用AFE回路207は、通信装置30〜36のうちの少なくとも1つへ送信するためのデータ信号に対して、スプリアス強度の減衰を行い、信号増幅を行う。切替器208は、送信用AFE回路207で処理されたデータ信号を結合トランス1205またはアンテナ203の何れかへ出力するために、内蔵するスイッチの接続を切り替える。
図4は、実施形態に係る通信装置30の一例となるブロック構成図である。通信装置30には、後述する電力使用量を計測するスマートメータ(計測手段)70が別個の要素として接続されている。なお、通信装置30は、同一要素としてスマートメータ70を備えていてもよい。通信装置31〜36の構成は通信装置30の構成と同様であるため、その説明を省略する。
通信装置30は、結合トランス(通信手段)301、第1のアンテナ(通信手段)302、第2のアンテナ(通信手段)303、切替器304、送信用AFE回路305、受信用AFE回路306、制御部(信号処理回路)307を備える。
結合トランス301は、データ信号を集約装置20へPLCで送信するために、例えばスペクトル拡散方式や直交周波数分割多重方式で変調されたデータ信号を、50Hzまたは60Hzが流れる電力線への重畳と、集約装置20から送信されたPLC信号を電力線803から取り出す機能を有する。
第1のアンテナ302は、集約装置20または他の通信装置との間で、小電力無線通信で双方向に通信するためのものである。
第2のアンテナ303は、約1km程度の距離以内にある無線基地局40と例えば携帯電話回線を介して管理装置10と無線通信で双方向に通信するためのものである。
切替器304は、後述する送信用AFE回路305で処理されたデータ信号を結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303の何れかへ出力するために、内蔵するスイッチの接続を切り替える機能を有している。
送信用AFE回路305は、フィルタ回路と増幅回路を内蔵する。送信用AFE回路305は、送信用のデータ信号に対してスプリアス強度の減衰を行い、信号増幅を行う。
受信用AFE回路306は、フィルタ回路、増幅回路、デジタル変換回路を内蔵する。受信用AFE回路306は、PLCまたは小電力無線通信の信号帯域の信号成分を抽出し、増幅し、信号成分をデジタル信号へ変換する。
制御部307は、管理装置10へ送信する情報(例えばスマートメータ70で計測された使用電力量の情報)をPLC、小電力無線通信または無線基地局40経由の無線通信の通信プロトコルに合致するスペクトル拡散方式や直交周波数分割多重方式に変調する。一方、制御部307は、結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303の何れかから入力されるPLC、小電力無線通信または無線基地局40経由の無線通信によるデータ信号を復調する。制御部307は、データ信号を復調して得られた情報を指令としてスマートメータ70へ出力する。
スマートメータ70は、屋外に設置された柱上変圧器(図示せず)等に接続された電力線801に接続されている。スマートメータ70は、例えば、使用電力量を自動計測する計測機能、スマートメータ70内部の故障発生の有無や停電発生の有無などの不具合を自動診断する自己診断機能と、それらの使用電力量情報(以降、検針情報という)、自己診断結果の情報を自動送信する機能を備えた装置である。スマートメータ70は、電力線801から電気が供給される。スマートメータ70と屋内の分電盤90との間は、電力線802で接続されている。スマートメータ70内部の電力線から分岐した電力線803は、通信装置30内の結合トランス301と接続されている。スマートメータ70と通信装置30内の制御部307との間は、通信線804で接続されている。
図5は、実施形態に係る無線基地局40の一例となるブロック構成図である。無線基地局40は、制御部401、第1の通信部402、第2の通信部403、記憶部404を備える。制御部401は、無線基地局40の各部の動作を制御する。第1の通信部402は、通信回線50を介して、管理装置10との間で双方向に通信するためのインタフェースである。第2の通信部403は、通信装置30〜36の少なくとも何れか1つとの間で双方向に無線通信するためのインタフェースである。記憶部404は、各種情報を記憶する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
スマートメータ70は、内部の計量回路で使用電力量を自動計測し、所定の時間間隔で計量値である検針情報を、通信線804を介して制御部307へ出力する。制御部307は、検針情報を、第一優先でPLCの通信プロトコルに合致したデータ信号に変調する。送信用AFE回路305は、データ信号に対してスプリアス強度の減衰を行い、信号増幅を行う。切替器304は、送信用AFE回路305で処理されたデータ信号を結合トランス301へ出力するために、信号経路を切り替える。したがって、データ信号は、切替器304を介して、送信用AFE回路305から結合トランス301へ出力される。結合トランス301は、データ信号を電力線803に重畳する。データ信号が電力信号に重畳されたPLC信号は、電力線801を介して集約装置20へ送られる。
集約装置20は、以下のようにPLC信号を処理する。結合トランス205は、電力線801からPLC信号を取り出す。受信用AFE回路206は、PLC信号を上述したような各種処理を行う。制御部201は、PLC信号を復調する。制御部201は、通信部202から、PLC信号から取り出されたデータ信号を、通信回線50を介して管理装置10へ送信する。
管理装置10は、以下のようにデータ信号を処理する。制御部101は、集約装置20からのデータ信号を受信することで、各スマートメータからの検針情報を集計する。制御部101は、データ信号に含まれる情報に基づいて、検針情報が通信エラーなく正常に受信された検針情報の送信元である通信装置及びこれに接続されたスマートメータを特定する。制御部101は、通信エラーのない検針情報を正常に受信した場合、通信部102から、受信有りの信号(Ack(肯定応答)信号)を集約装置20を介して、管理装置10で正常に受信された検針情報の送信元である通信装置30に対してPLCで送信する。
通信装置30は、Ack信号が管理装置10から送信されたか否かに応じて、以下のように処理する。結合トランス301は、データ信号を集約装置20へ向けて送信した後の所定時間T1以内のPLC信号を結合トランスで取り出す。受信用AFE回路306は、PLC信号を処理する。制御部307は、受信用AFE回路306で処理されたPLC信号を復調する。制御部307は、PLC信号にAck信号が含まれているか否かを判断する。制御部307は、Ack信号の受信の可否に応じて、検針情報が管理装置10で正常に受信されたか否かを判断する。
制御部307は、所定時間T1以内にAck信号の受信を確認できた場合、検針情報が管理装置10で正常に受信されたと判断し、管理装置10への検針情報の送信処理を終了する。一方、制御部307は、所定時間T1以内にAck信号の受信を確認できない場合、通信路への電気ノイズ混入や障害物によって管理装置10が検針情報を正常に受信できなかった、または、通信エラーなどの正常でない検針情報がで管理装置10受信されたと判断する。制御部307は、データ信号を送信した後の所定時間T1以内にAck信号を受信しない場合、結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303のうち、使用した送信手段以外の送信手段を用いてデータ信号を集約装置20へ送信するように制御する。例えば、制御部307は、通信方式をPLCから小電力無線通信に変更して検針情報を集約装置20へ向けて再度送信するように処理する。
制御部307は、通信線804を介してスマートメータ70から入力された検針情報を小電力無線通信の通信プロトコルに合致したデータ信号に変調する。送信用AFE回路305は、データ信号に対してスプリアス強度の減衰を行い、信号増幅を行う。切替器304は、送信用AFE回路305で処理されたデータ信号を第1のアンテナ302へ出力するために、信号経路を切り替える。したがって、データ信号は、切替器304を介して、送信用AFE回路305から第1のアンテナ302へ出力される。第1のアンテナ302は、小電力無線通信による通信範囲にある集約装置20へ直接、または他の通信装置を介したマルチホップにより、集約装置20へ送信する。
集約装置20は、データ信号を、通信回線を介して管理装置10へ送信する。
管理装置10は、制御部101は、上述したように、検針情報を正常に受信した場合、通信部102から、Ack信号を集約装置20を介して、管理装置10で正常に受信された検針情報の送信元である通信装置30に対して送信する。Ack信号は、集約装置20を介して、通信装置30へ直接、または他の通信装置を介したマルチホップにより、対象となる通信装置31〜36へ送信される。
通信装置30は、上述したように、所定時間T1以内にAck信号の受信を確認できた場合、検針情報が管理装置10で正常に受信されたと判断し、管理装置10への検針情報の送信処理を終了する。一方、制御部307は、所定時間T1以内にAck信号の受信を確認できない場合、通信路への電気ノイズ混入や障害物によって管理装置10が検針情報を正常に受信できなかった、または、通信エラーなどの正常でない検針情報がで管理装置10受信されたと判断する。制御部307は、データ信号を送信した後の所定時間T1以内にAck信号を受信しない場合、結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303のうち、使用した送信手段以外の送信手段を用いてデータ信号を集約装置20へ送信するように制御する。例えば、制御部307は、通信方式を小電力無線通信から無線基地局40経由の無線通信に変更して検針信号を再度送信するように処理する。
制御部307は、通信線804を介してスマートメータ70から入力された検針情報を、無線基地局経由の無線通信の通信プロトコルに合致したデータ信号に変調する。
送信用AFE回路305は、データ信号に対してスプリアス強度の減衰を行い、信号増幅を行う。切替器304は、送信用AFE回路305で処理されたデータ信号を第2のアンテナ303へ出力するために、信号経路を切り替える。したがって、データ信号は、切替器304を介して、送信用AFE回路305から第2のアンテナ303へ出力される。第2のアンテナ303は、無線基地局40経由の無線通信により、データ信号を無線基地局40へ送信する。無線基地局40に送信されたデータ信号は通信回線50を介して管理装置10へ送信する。
つまり、制御装置307は、結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303のうちの何れかの送信手段を用いてデータ信号を管理装置10へ送信するように制御し、所定時間T1以内にAck信号の受信を確認できた場合、結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303のうち使用した送信手段以外の送信手段を用いて再度データ信号を送信するように制御し、以降、これを繰り返す。上述した通信装置30の動作は、制御部307に保存されているAck信号の待ち時間である所定時間T1及び通信方式を自動的に変更するアルゴリズムに基づいている。
本実施形態は、上述した以外にも、以下のように変形してもよい。
通信装置30は、結合トランス301、第1のアンテナ302、第2のアンテナ303のうちの少なくとも2つの送信手段を備えるようにしてもよい。
通信装置30は、無線基地局40経由の無線通信によりデータ信号を管理装置10へ送信した場合であっても、検針情報が管理装置10で正常に受信されなければ、再度PLCによりデータ信号を集約装置へ送信するようにしてもよい。
通信装置30は、第1優先をPLC、第2優先を小電力無線通信、第3優先を無線基地局40経由の無線通信として、通信方式を自動で切り替えてデータ信号を集約装置20や無線基地局40へ送信しているが、通信方式の切替え順序はこれに限定されず、任意に変更可能であってもよい。例えば、マンションに設置されている通信装置は、スマートメータ70ともに金属製のケースに収納される場合があり、金属ケースで無線による電波が遮蔽されてしまい小電力無線通信ではデータ信号を集約装置20または他の通信装置へ届けることが困難な可能性があるので、PLCを優先的に用いてデータ信号を集約装置20へ送信するようにしてもよい。例えば、通信装置30は、無線基地局40経由の無線通信は通信料を必要とするので、無線基地局40経由の無線通信を用いないようにしてもよい。通信装置30は、無線基地局40経由の無線通信の機能(第2のアンテナ303)を備えていなくてもよい。無線基地局40経由の無線通信の機能は、通信装置のうちキーとなるいくつかの通信装置にのみ設けられていてもよい。
通信装置30は、例えば30分間隔など定期的に各種情報を集約装置へ送信するようにしてもよい。通信装置30は、定期的に通信方式を切り替えて各種情報を集約装置20や無線基地局40へ送信するようにしてもよい。
Ack信号の待ち時間である所定時間T1は、手動または自動で任意に変更可能であってもよい。
PLCによりデータ信号が通信装置30から集約装置20へ送信された場合、集約装置20がPLCにより管理装置10からのAck信号を対象となる通信装置30へ送信する例を説明したが、これに限定されない。集約装置20は、小電力無線通信によりAck信号を通信装置30へ送信しても、無線基地局40経由の無線通信でAck信号を通信装置30へ送信してもよい。同様に、小電力無線通信または無線基地局40経由の無線通信によりデータ信号が通信装置30から集約装置20へ送信された場合も、集約装置20は、他の通信方式で管理装置10からのAck信号を通信装置30へ送信してもよい。
通信装置30が集約装置20へ送信する情報は、検針情報に限定されない。通信装置30が集約装置20へ送信する情報は、例えば、スマートメータ70の自己診断機能による自己診断結果の情報であっても、通信装置30自体に起因する通信エラーの情報などであってもよい。
通信装置30は、以下に説明するようにPLCの信号状態を確認することで、データ信号の送信にPLCを用いるか否かを判断してもよい。結合トランス301は、通信装置30は、管理装置10からの信号(例えばAck信号)が重畳されていない電力線の電力信号を取り出す。受信用AFE回路306は、電力信号からPLCの信号帯域の信号成分を抽出し、増幅し、信号成分をデジタル信号へ変換する。
図6は、電力線の波形及び電力信号から取得可能な各種信号波形を示している。図6の(a)は、ノイズが重畳した電力信号の波形を示す。図6の(b)は、受信用AFE回路036で抽出したPLCの信号帯域におけるノイズの波形を示す。図6の(c)は、(b)に示すノイズの波形において、閾値Vth以上のノイズレベルをデジタル信号に変換した矩形波の波形を示す。制御部307は、図6の(c)に示す波形において矩形波が存在すると判断した場合、PLCによるデータ信号の送信を行わない。つまり、制御部307は、電力線801に重畳するノイズレベルに基づいて、PLCの使用の可否を判断する。これは、PLCにより通信されるデータ信号は、ノイズによって通信エラーとなる可能性があるからである。そのため、通信装置30は、PLCを使用することなく、他の通信方式である小電力無線通信または無線基地局40経由の無線通信の何れかを使用するように自動で切り替えて、データ信号を集約装置20や無線基地局40へ送信する。
次に、本実施形態の効果について説明する。通信装置は、複数の通信方式でデータ信号を送信可能な複数の通信手段を備えるので、電気ノイズで発生する通信エラーや、通信路上の自動車などの障害物で無線信号が遮断されて通信が不通となった場合であっても、他の通信手段に自動的に変更することで、安定した通信が可能となる。通信装置が自己診断結果を定期的に管理装置へ送信することで、管理装置は、スマートメータの動作が正常か異常かを確認できる。そのため、スマートメータの異常時には、スマートメータの交換を迅速に行うことが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…通信システム、10…管理装置、20…集約装置、30〜36…通信装置、40…無線基地局、50…通信回線、70…スマートメータ、90…分電盤、101…制御部、102…通信部、103…記憶部、104…操作部、201…制御部、202…通信部、203…アンテナ、204…記憶部、205…結合トランス、206…受信用AFE回路、207…送信用AFE回路、208…切替部、301…結合トランス、302…第1のアンテナ、303…第2のアンテナ、304…切替器、305…送信用AFE回路、306…受信用AFE回路、307…制御部、401…制御部、402…第1の通信部、403…第2の通信部、404…記憶部、801…電力線、802…電力線、803…電力線、804…通信線。

Claims (6)

  1. 電力使用量を計測する計測手段が接続された通信装置と、集約装置と、管理装置とを備える通信システムにおいて、
    前記通信装置は、
    電力線搬送通信により情報を前記集約装置へ送信する第1の送信手段と、小電力無線通信により前記情報を直接的にまたは他の通信装置を介したマルチホップにより前記集約装置へ送信する第2の送信手段と、無線基地局経由の無線通信により前記情報を送信する第3の送信手段とのうちの少なくとも2つの送信手段と、
    前記第1の送信手段、前記第2の送信手段、前記第3の送信手段のうちの何れかを用いて前記情報を前記集約装置へ送信するように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記集約装置は、
    前記通信装置から送信される前記情報を受信する受信手段と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記集約装置、前記無線基地局のうち少なくとも一つから送信される前記情報を受信する受信手段と、
    を備える、
    通信システム。
  2. 前記管理装置は、前記情報を正常に受信した場合、受信有りの信号を前記集約装置、前記無線基地局のうち少なくとも一つを介して前記通信装置に対して送信する送信手段を備える、請求項1記載の通信システム。
  3. 前記通信装置は、前記受信有り信号を受信する受信手段を備え、
    前記制御手段は、前記情報を送信した後の所定時間以内に前記受信有り信号を受信しない場合、前記第1の送信手段、前記第2の送信手段、前記第3の送信手段のうち、使用した送信手段以外の送信手段を用いて前記情報を前記集約装置へ送信するように制御する、請求項2記載の通信システム。
  4. 前記制御手段は、電力線の電力信号に重畳するノイズレベルに基づいて、前記電力線搬送通信の使用の可否を判断する、請求項1記載の通信システム。
  5. 前記情報は、前記計測手段で計測された使用電力量の情報である、請求項1記載の通信システム。
  6. 電力使用量を計測する計測手段が接続された通信装置において、
    電力線搬送通信により情報を外部装置へ送信する第1の送信手段と、小電力無線通信により前記情報を直接的にまたは他の通信装置を介したマルチホップにより前記外部装置へ送信する第2の送信手段と、無線基地局経由の無線通信により前記情報を前記外部装置へ送信する第3の送信手段とのうちの少なくとも2つの送信手段と、
    前記第1の送信手段、前記第2の送信手段、前記第3の送信手段のうちの何れかを用いて前記情報を前記外部装置へ送信するように制御する制御手段と、
    を備える、通信装置。
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