JP2015011767A - 電動工具用電池パックおよび充電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動工具用電池パックおよび該電動工具用電池パックを充電する充電器において、これらをなるべく纏めて保管できるようにする。【解決手段】充電器60の外周面に保持面部70が設けられている。保持面部70には、電池パック10を載せた場合に電池パック10の下面部131を面で当てて電池パック10を支持するようになっている。電池パック10を使用しない場合には、充電装着部66に装着させなくとも、この充電器60の上に安定して電池パック10を載せて保管することができ、電池パック10および充電器60をなるべく纏めて保管することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、工具本体や充電器等の機器本体に対して着け外し可能にされる電動工具用電池パックおよび該電動工具用電池パックを充電する充電器に関する。
近年の電動工具にあっては、電源に充電式電池となる電動工具用電池パックが利用されている。この電動工具用電池パックは、電動工具の工具本体に対して着脱可能に構成される。この電動工具用電池パックは、電動工具の電源として使用された後には、工具本体から取り外されて充電器にて充電される。充電器にて充電された電動工具用電池パックは、再び電動工具の電源として工具本体に取り付けられて利用される(例えば、特許文献1参照)。なお、この電動工具用電池パックが装着される工具本体や充電器については、以下、総じて機器本体と称する。この電動工具用電池パックは、概略、ケースと、電池セルと、電池セルの充放電に関する制御を行う回路基板と、を備える。このケースは、電池セル等を内装する筐体として機能するとともに、電動工具用電池パック自体の外装として機能する。
2012年4月発行 マキタ総合カタログ (BL1430の掲載ページ)
ところで、上記した電動工具用電池パックにあっては、電動工具を長時間に亘って連続的にしようするために複数所持されていたり、複数種類の電動工具ごとに装着されるように複数所持されていたりすることがある。そうすると、工具本体や充電器等の機器本体から取り外した状態で、工具本体や充電器等の傍らで複数の電動工具用電池パックのを保管しようとすると、これらの保管スペースを嵩張らせてしまい邪魔となりかねない。このため、これらの機器本体や電動工具用電池パックを保管するにあたっては、なるべく纏めるようにして保管できるよう工夫を施しておきたい。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、工具本体や充電器等の機器本体に対して着け外し可能にされる電動工具用電池パックおよび該電動工具用電池パックを充電する充電器において、これらをなるべく纏めて保管できるようにするような工夫を施すことにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電動工具用電池パックおよび充電器は次の手段をとる。すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具用電池パックは、工具本体や充電器等の機器本体に対して着け外し可能にされる電動工具用電池パックであって、充放電可能な電池セルと、接続端子を有しつつ前記電池セルに接続される回路基板と、前記電池セルおよび前記回路基板を収容するケースと、を有し、前記ケースの外周面には、平坦な面をなす平面部位と該平面部位よりも外側に突き出される凸形状部とが設けられており、前記ケースの外周面のうち前記平面部位が設けられていない部位には、前記平面部位に設けられる前記凸形状部の突き出しを収容可能とするように凹まされる凹形状部が設けられている、ことを特徴とする。
この第1の発明に係る電動工具用電池パックによれば、凸形状部の突き出しを収容可能とするように凹まされる凹形状部が設けられているので、この電動工具用電池パック同士を重ね合わせて配置する場合でも、互いを平面にて面接触させるように並べて配置させることができる。これによって、これらの複数の電動工具用電池パックをなるべく纏めて保管することができる。
第2の発明に係る電動工具用電池パックは、前記第1の発明に係る電動工具用電池パックにおいて、前記凸形状部の配設箇所は、前記ケースの一側の面に設定されており、前記凹形状部の配設箇所は、前記ケースの一側の面とは反対側の他側の面に設定されている、ことを特徴とする。
第3の発明に係る電動工具用電池パックは、前記第1または前記第2の発明に係る電動工具用電池パックにおいて、前記凸形状部と前記凹形状部との配設箇所は、該凸形状部と該凹形状部との配設箇所同士を結ぶ線が前記電動工具用電池パックの中心軸線が延びる方向と直交する対称位置に設定されている、ことを特徴とする。
第4の発明に係る電動工具用電池パックは、前記第1〜前記第3のいずれかの発明に係る電動工具用電池パックにおいて、前記凸形状部は複数種類に設定され、且つ前記凹形状部も複数種類に設定されている、ことを特徴とする。
第5の発明に係る電動工具用電池パックは、前記第1〜前記第4のいずれかの発明に係る電動工具用電池パックにおいて、前記凸形状部および前記凹形状部のうちのいずれか一方の配設箇所は、前記電動工具用電池パックの上側の面に設定されており、前記凸形状部および前記凹形状部のうちのいずれか他方の配設箇所は、前記電動工具用電池パックの下側の面に設定されている、ことを特徴とする。
第6の発明に係る電動工具用電池パックは、前記第1〜前記第5のいずれかの発明に係る電動工具用電池パックにおいて、前記凸形状部は、前記機器本体に設けられる被係合部に係合可能な係合部として設定されており、前記凹形状部は、前記係合部として設定される前記凸形状部に対応して設定されている、ことを特徴とする。
第7の発明に係る充電器は、前記第1〜前記第6のいずれかの発明に係る電動工具用電池パックを充電する充電器であって、充電器外周面には、前記電動工具用電池パックを載置可能とする平坦面が設けられている、ことを特徴とする。
第8の発明に係る充電器は、前記第1〜前記第6のいずれかの発明に係る電動工具用電池パックを充電する充電器であって、充電器外周面には、前記電動工具用電池パックを充電しない場合に前記電動工具用電池パックの前記係合部を係合させておく被係合部が設けられている、ことを特徴とする。
第9の発明に係る充電器は、前記第8の発明に係る充電器において、前記係合部と前記被係合部とは、一方が凸形をなし且つ他方が該凸形を嵌め込み可能とする凹形をなしている、ことを特徴とする。
第10の発明に係る充電器は、前記第8の発明に係る充電器において、充電器外周面には、前記電動工具用電池パックを充電可能位置に配置した場合に、前記電動工具用電池パックの前記係合部を係合させる第一の被係合部と、前記電動工具用電池パックを充電不可位置に配置した場合に、前記電動工具用電池パックの前記係合部を係合させる第二の被係合部と、が設けられている、ことを特徴とする。
第11の発明に係る電動工具用電池パックは、工具本体や充電器等の機器本体に対して着け外し可能にされる電動工具用電池パックであって、充放電可能な電池セルと、接続端子を有しつつ前記電池セルに接続される回路基板と、前記電池セルおよび前記回路基板を収容するケースと、を有し、前記ケースの外周面の一側には、係合凸部が設けられており、前記ケースの外周面の他側には、該係合凸部が係合可能な係合凹部が設けられている、ことを特徴とする。
第12の発明に係る電動工具用電池パックは、前記第11の発明に係る電動工具用電池パックにおいて、前記係合凸部および前記係合凹部は、四方向の側面に対して設けられている、ことを特徴とする。
第1の実施の形態の電池パックの上側外観斜視を示す外観斜視図である。 図1の電池パックの下側外観斜視を示す外観斜視図である。 図1の電池パックと充電器を側面視にて示す平面図である。 図3の電池パックと充電器を前面視にて示す平面図である。 図3の電池パックと充電器を上面視にて示す平面図である。 図4における(VI)-(VI)断面矢視を示す断面図である。 第2の実施の形態の電池パックと充電器を側面視にて示す平面図である。 図7の電池パックと充電器を前面視にて示す平面図である。 図7の電池パックと充電器を上面視にて示す平面図である。 図8における(X)-(X)断面矢視を示す断面図である。 第2の実施の形態の充電器の上側外観斜視を示す外観斜視図である。 第3の実施の形態の電池パックと充電器を右側面視にて示す平面図である。 図12の電池パックと充電器を左側面視にて示す平面図である。 図12の電池パックと充電器を上面視にて示す平面図である。 図14における(XV)-(XV)断面矢視を示す断面図である。 第3の実施の形態の充電器の上側外観斜視を示す外観斜視図である。 図16の充電器を左側面視にて示す平面図である。 第4の実施の形態の電池パックの下側外観斜視を示す外観斜視図である。 第4の実施の形態の充電器の上側外観斜視を示す外観斜視図である。 図18の電池パックと図19の充電器との係合箇所を示す断面図である。 3つの電池パックが上下方向で積まれているのを示す外観斜視図である。 図21の3つ電池パックを後面視にて示す平面図である。 図21の3つ電池パックを側面視にて示す平面図である。 図22における(XXIV)-(XXIV)断面矢視を示す断面図である。 第5の実施の形態の電池パックの上側外観斜視を示す外観斜視図である。 図25の電池パックの下側外観斜視を示す外観斜視図である。 連結させてある3つ電池パックを上面視にて示す平面図である。 第6の実施の形態の電池パックの上側外観斜視を示す外観斜視図である。 図28の電池パックの下側外観斜視を示す外観斜視図である。 連結させてある3つ電池パックを後面視にて示す平面図である。 第7の実施の形態の電池パックの上側外観斜視を示す外観斜視図である。 図31の電池パックの下側外観斜視を示す外観斜視図である。 図31の電池パックを上下二段とした係合箇所の断面を示す断面図である。 図33の上下二段の電池パックを取り付けた電動工具を示す斜視図である。 図34における(XXXV)-(XXXV)断面矢視を示す断面図である。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明に係る電動工具用電池パックおよび充電器を実施するための第1の実施の形態について図1〜図6を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態の電池パック10の上側外観斜視を示す外観斜視図である。図2は、図1の電池パック10の下側外観斜視を示す外観斜視図である。図3は、図1の電池パック10と充電器60を側面視にて示す平面図である。図4は、図3の電池パック10と充電器60を前面視にて示す平面図である。図5は、図3の電池パック10と充電器60を上面視にて示す平面図である。図6は、図4における(VI)-(VI)断面矢視を示す断面図である。
図1および図2に示す電池パック10は、例えば電動ドライバに代表される各種の電動工具の工具本体(不図示)にスライドさせることにより着脱可能に構成される充電式電池である。工具本体に装着された電池パック10は、電動工具の電源として機能する。このため、電池パック10は、充電量が少なくなると工具本体から取り外されて図3〜図6に示す充電器60に装着されて充電される。つまり、この電池パック10は、不図示の工具本体や充電器60等の機器本体に対して着け外し可能にされる、本発明に係る電動工具用電池パックに相当する電池パックとなっている。この充電器60にて充電が完了した電池パック10は、電動工具の駆動電源として再び工具本体に装着される。これらの工具本体や充電器60は、本発明に係る機器本体に相当する。
以下に説明する電池パック10の向きとしては、図1に記載の通りである。すなわち、電池パック10をスライド装着させる方向に沿って「前側」が規定されており、充電のための接続側が「上側」として規定されている。また、電池パック10の右左側は、このスライド装着させる方向に沿った右左方向により規定されている。なお、電池パック10の「前側」の反対側は「後側」であり、電池パック10の「上側」の反対側は「下側」である。これに対して、以下に説明する充電器60の向きとしては、図5に記載の通りである。すなわち、充電器60を使用する際にユーザに向けてある側が「正面側」として規定されており、充電のための接続側が「上側」として規定されている。また、充電器60の右左側の向きは、充電器60を使用する際にユーザから充電器60を見た右左側にて規定されている。また、電池パック10の右左側の向きは、このスライド装着させる前側の向きに沿った右左側にて規定されている。なお、充電器60の「正面側」の反対側は「背面側」であり、充電器60の「上側」の反対側は「下側」である。
電池パック10は、従前どおりに利用されている電池パックにて構成されている。すなわち、図1および図2に示すように、電池パック10は、概略、ケース12と、ケース12の内部に装置される電池本体30(図6参照)と、を備える。ケース12は、電池パック10の外装をなしつつ電池本体30を内装する筐体として機能する。ケース12は、上下の2つ割り構造をなす下側ケース13と上側ケース15とを上下方向に合体して構成され、螺子部材29により一体に螺子止めされている。このように合体されてなるケース12は、内部に電池本体30を装置可能な箱形空間をなす。つまり、螺子部材29は、下側ケース13の螺子孔141を通されて上側ケース15の螺子ボス16に螺子止めされる。なお、図示符号142はケース12の内外を貫通させる排水孔である。この排水孔142は、ケース12の内部に入った水をケース12の外部に排水可能とする。
下側ケース13は、上部が開口された、下面および四方側面を有する箱形をなす。具体的には、下側ケース13は、ケース12の主たる外周面をなす。つまり、ケース12として下側ケース13は、、下面部131と、右左および前後の側面部133,134,135,136とを有する。これら下面部131、右側面部133、左側面部134、前側面部135、後側面部136のそれぞれは、平らな面(平坦面)にて形成されている。このため、下面部131をはじめとして、右側面部133、左側面部134、前側面部135、後側面部136のそれぞれは、ケース12の外周面として形成される。これらの下面部131、右側面部133、左側面部134、前側面部135、後側面部136のそれぞれは、本発明に係る平面部位に相当する。
なお、下面部131、右側面部133、左側面部134、後側面部136によりなされる平らな面の範囲面積としては、この電池パック10を支持可能に適宜設定される範囲面積を有するようになっている。これらの下面部131、右側面部133、左側面部134、後側面部136のそれぞれは、平らな面をなして載置面(保持面部70の平坦面71)に対して面で当てられて電池パック10の荷重を安定的に支持する。なお、右側面部133、左側面部134、後側面部136のそれぞれについても、載置面に対して面で当てられた場合には電池パック10の荷重を安定的に支持する。ただ、この電池パック10の下面部131は、右側面部133や左側面部134や後側面部136と比べて、載置面に対して当てられる面積が最大の面積に設定されているので、電池パック10の荷重を最も安定して支持することができる。
上側ケース15は、電池パック10を機器本体(電動工具の工具本体や充電器60)にスライド装着させる際の電気的接続側の外装をなす。この上側ケース15の中間部分には、右左にて対をなすスライドガイド部171,172が設けられている。このスライドガイド部171,172は、機器本体に対しての電池パック10のスライド装着をガイドする。このため、スライドガイド部171,172は、スライド装着可能な前後方向に延びるように右左両側に向けて張り出されたフランジ形状により形成される。また、上側ケース15には、ケース12の内部に設けられている充放電端子18(プラス接続用端子181,マイナス接続用端子182)と接続可能なスリットが形成されていると共に、信号端子コネクタ19と接続可能に形成されている。これらの充放電端子18および信号端子コネクタ19は、本発明に係る接続端子に相当する。また、図示符号201は、この電池パック10の内部に風を送るための送風開口部である。この送風開口部201を通じてケース12の内部には風が送られ、排気開口部202を通じてケース12の内部から外部に風が出て行く。なお、このように送られる風は、後に説明する充電器60により送られ、充電中の電池本体30を冷却するように作用する。
図1に示すように、上側ケース15の上面は、このケース12の外周面をなす上面部21として設定されている。この上面部21は、スライドガイド部171,172の上面211、充放電端子18の開口上側周辺212、送風開口部201の開口上側周辺213を、面一をなす位置に設定することより形成されている。このように面一をなす位置により形成された上面部21は、上記した下面部131と同様に、電池パック10の荷重を安定的に支持可能とする平らな面(平坦面)を形成することとなる。つまり、この上面部21は、載置面に対して面で当てられて電池パック10の荷重を支持することができる平坦面をなす。なお、スライドガイド部171,172の後端には、前側に向いて対面されるスライドストッパ面22が設けられている。すなわち、スライドガイド部171,172の後端部分には、右側および左側となる外側へ張り出させた段差形状が設けられている。スライドストッパ面22は、この段差形状が前側に向く面によって設定されるものとなっている。このスライドストッパ面22は、電池パック10のスライド完了した場合に被装着側のストッパ面(たとえば、図5のストッパ面673)に当接する面として設けられている。このスライドストッパ面22は、前側に面した平面形状をなし、下側から上側に向かうしたがって僅かであるが後側に傾斜している。
ところで上側ケース15には、フック用開口部251および操作用開口部252が設けられている。フック用開口部251は、雄フック機構25の雄フック部261が外部に突出可能とする開口形状を有する。フック用開口部251から突き出された雄フック部261は、外部の不図示の機器本体の雌フック部(例えば充電器60の雌フック部68)に対して係合される。つまり、雄フック機構25の雄フック部261は、平面をなす上側ケース15の上面部21の延在平面から、外側となる上側に突き出されている。すなわち、上面部21が設けられる側が本発明に係るケースの一側に相当すると共に、雄フック機構25の雄フック部261が本発明に係る凸形状部に相当する。また、この雄フック機構25の雄フック部261は、本発明に係る電動工具用電池パックの係合部に相当する。つまり、この雄フック機構25の雄フック部261は、ケース12の一側の平坦な面をなす上面部21に隣接して設けられている。この雄フック部261は、この平坦な面をなす上面部21よりも上側に突き出されるようにして設けられている。
また、操作用開口部252は、雄フック機構25の操作部262が外部に操作可能とされる開口形状を有する。操作部262は、フック用開口部251から外部に突き出されて、不図示の雌フック(例えば充電器60の雌フック部68)に対して係合されるる雄フック部261の係合を解除操作可能とする。すなわち、雄フック機構25は、電池パック10を機器本体に対してスライド装着させた場合に、この機器本体に対して取外し可能に係合する構造にて形成される。具体的には、雄フック機構25は、図6に示すように、フック形状および指掛かり形状を具備するフック形構造体26と、このフック形構造体26を係合方向に付勢する付勢ばね27とを備える。このフック形構造体26は、上記した雄フック部261と操作部262とを一体にして形成される。
雄フック機構25は、この付勢ばね27の付勢力により自動的に雄フック部261を機器本体の雌フック部(例えば充電器60の雌フック部68)に係合させる。具体的には、雄フック部261は、前後方向に対して傾斜される押下げ面部281と、後側に面するストッパ面部282とを備える。押下げ面部281は、前側から後側に向かうにしたがって上側に突き出されるようになっており、前側から当たると下に向けて押し下げられるようになっている。また、ストッパ面部282は、後側に面して設けられている。このストッパ面部282の延在面方向は、雄フック部261の突出方向(付勢方向)に沿って延びる方向となっており、この電池パック10のスライド装着する方向と直交する方向となっている。このため、このストッパ面部282は、電池パック10が外される方向に向かって対面して当接することができ、この電池パック10が外される方向への動きを規制するように作用する。なお、付勢ばね27は、雄フック部261を上側に向けて付勢している。また、この雄フック部261には、右側面部283および左側面部284が設けられている。右側面部283は右側に面するように設定されており、左側面部284は左側に面するように設定されている。これら右側面部283および左側面部284も、収容された雌フック部68の内部で対面して当接されることにより、充電装着部66に対する電池パック10の動きを規制するように作用する。
このように形成される雄フック部261は、電池パック10をスライド装着させる場合には雄フック部261を押し下げるように作用する。また、電池パック10のスライド完了した場合には雄フック部261は付勢ばね27の付勢力により突き出されて雌フック部(例えば充電器60の雌フック部68)に係合された状態となる。なお、雄フック部261の雌フック部に係合されている状態では、雄フック部261のストッパ面部282と雌フック部とが対面当接することにより互いの動きは規制されるものとなっている。ここで、付勢ばね27の付勢力に抗して操作部262が引き下げられると、この雌フック部に対して雄フック部261の係合を外すように作用する。そうすると、この雌フック部に対して雄フック部261の係合は解除されたものとなり、電池パック10をスライド装着と逆方向にスライドさせて取り外すことができる。
電池本体30は、図6に示すように、充電式電池となる電池パック10としての各種の機能を有する。この電池本体30は、電池セル31と回路基板35とを備える。電池セル31は、長手方向を右左横方向にして上下に二段で並べられる10本が配置されている。電池セル31は、不図示のリード板を介して回路基板35に電気的に接続されている。なお、10本の電池セル31は、充放電可能に構成されて不図示のセルホルダにて保持されている。
回路基板35は、電池セル31の上側に配置され、マイコンが装備されて各種の制御処理を行う。この回路基板35は、リード板(不図示)を介して電池セル31の状態を監視し、適宜に搭載されるマイクロコンピュータやその他の電材部品により電池セル31の充放電に関する制御を行う。回路基板35の上面には、上記した充放電端子18と信号端子コネクタ19とが設けられている。これら充放電端子18と信号端子コネクタ19とは、機器本体側の端子に対して接続される接続端子として構成されている。これら電源として工具本体(機器本体)に対して接続されている場合には放電用端子と機能し、充電するために充電器(機器本体)に対して接続されている場合には充電用端子と機能する。これに対して、信号端子コネクタ19は、電池パック10として機器本体に装着された際に、この機器本体との間で互いの情報が送受信される端子コネクタとして構成される。なお、送受信される信号は、回路基板35の制御処理に基づいた情報となっている。
次に、上記した電池パック10を充電するための専用の充電器60について、図3〜図6を参照しながら説明する。この充電器60は、従前より利用される充電器と同様に機能する構成となっている。すなわち、充電器60は、外装をなす充電器ケース62と、この充電器ケース62の内部に装置される図示省略した充電器構成部品とを備える。なお、図6の充電器60にあっては、充電器ケース62の内部に装置される充電器構成部品の構成についての図示を省略している。この充電器60は、家庭用電源コンセント(AC電源)から電力供給され、充電装着部66に装着された電池パック10を充電する。このため、充電器ケース62には、外部に不図示の電源コードを引き出すためのコード口621が設けられている。
充電器ケース62は、概略、上下の2つ割り構造をなす底部材63とケース本体65とにより構成される。これらの底部材63とケース本体65とは、上下方向に合体されて適宜の螺子部材により一体に螺子止めされる。合体されてなる充電器ケース62は、内部に箱形の空間をなして不図示の充電器構成部品が装置可能とする。なお、これらの底部材63とケース本体65とを成形するための材料としては、例えばPPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂等のプラスチック樹脂が選択されている。
底部材63は、充電器ケース62の底面(下面)を形成する。この底部材63は、ケース本体65の下部開口形状を閉塞する蓋形にて形成される。この底部材63の下部には、図示する4つの脚部64が設けられている。この4つの脚部64は、載置面から適宜の距離を設定する充電器60の脚として機能する。ケース本体65は、下部が開口された略箱形をなす。
ところで、上記した充電器ケース62は、充電器60の外装をなす面を有する。すなわち、充電器ケース62には、外装上面611、および4つの外装側面613,614,615,616が設けられている。これらの外装上面611および4つの外装側面613,614,615,616は、本発明に係る充電器外周面をなす。詳しく言えば、外装側面は、右側面613、左側面614、前側面615、後側面616の4つで構成される。ここで、この充電器ケース62の外装上面611には、上記した電池パック10を充電可能に装着可能とされる充電装着部66が設けられている。
この充電装着部66は、電池パック10をスライド装着できるように構成されていると共に、このスライド装着させた電池パック10を充電できるように構成されている。このため、充電装着部66には、電池パック10をスライド装着させるための構造が設けられていると共に、充電するための構造が設けられている。この充電装着部66に設けられる電池パック10をスライド装着させるための構造としては、スライドガイド部67および雌フック部68が挙げられる。また、充電装着部66に設けられる電池パック10を充電するための構造としては、端子カバー691および送風吹き口692等が挙げられる。
スライドガイド部67としては、電池パック10の右左にて対をなすスライドガイド部171,172に対応したスライドガイド部671,672が設けられている。具体的には、スライドガイド部671,672は、電池パック10に設けられるスライドガイド部171,172がなす雄形に対応した雌形にて形成される。また、このスライドガイド部171,172の背面側端には、ストッパ面673が設けられている。このストッパ面673は、スライド装着させる電池パック10のスライドストッパ面22を当接させて、電池パック10のスライドを止め、この充電装着部66への電池パック10のスライド完了させる。このため、このストッパ面673は、スライド完了した電池パック10のスライドストッパ面22に面当接可能な面形状を有している。
また、図5等に示すように、充電装着部66には、雌フック部68が設けられている。この雌フック部68は、電池パック10に設けられる雄フック機構25の雄フック部261を係合させることができる凹形状をなして形成されている。なお、この雌フック部68は、電池パック10の雄フック部261(係合部)が係合されるものであり、本発明に係る第一の被係合部に相当する。すなわち、この雌フック部68は、雄フック部261の雄形状に対応した雌形状を有して形成され、雄フック部261が収容されることにより電池パック10は雄フック部261に係合された状態となる。この雌フック部68に雄フック部261が係合された場合には、電池パック10は充電装着部66に装着保持された状態となる。詳しく言えば、この雌フック部68には、雄フック部261に対応した複数の対面部681,682,683,684が設けられている。具体的には、傾斜対面部681は、雄フック部261の押下げ面部281に対面する。この傾斜対面部681も前後方向に対して傾斜されている。ストッパ対面部682は、雄フック部261のストッパ面部282に対面する。このストッパ対面部682は、電池パック10のスライド装着方向に対して略直交する方向に沿って延びる面となっている。また、この雌フック部68の右側対面部683は、雄フック部261の右側面部283と対面するように形成されている。また、この雌フック部68の左側対面部684は、雄フック部261の左側面部284と対面するように形成されている。このように雌フック部68の内部に収容された雄フック部261の前後左右の面部281,282,283,284は、前後左右で対面する雌フック部68の対面部681,682,683,684に当接されるようになる。これによって、電池パック10の充電装着部66から外される方向への動きは規制され、さらに電池パック10の充電装着部66に対して右および左に向かう動きも規制されるようになる。つまり、雌フック部68は、電池パック10の充電装着部66に対する右左のズレが抑えられつつ、電池パック10の充電装着部66からの外れが防止されることとなる。
この充電装着部66に設けられる雌フック部68は、本発明に係る凹形状部の一つとして機能する。雌フック部68は、上記した雄フック部261の突き出しを収容するように凹まされている。この電池パック10に設けられる雄フック機構25の雄フック部261は、充電装着部66に対して電池パック10のスライド完了しないと雌フック部68に収容されて雌フック部68に係合されない。逆に言えば、充電装着部66に対して電池パック10のスライド完了すると、雄フック部261は雌フック部68に対して係合されたスライド装着された状態となる。つまり、雄フック部261のストッパ面部282は、収容された雌フック部68の内部で対面して当接して電池パック10の外し方向への動きを規制する。このように雄フック部261が雌フック部68に係合されると、電池パック10は充電装着部66に装着保持された状態となる。
なお、雄フック部261の雌フック部68に対する係合は、雄フック機構25の操作部262を操作しない限り保持されたままとなる。逆に言えば、雄フック機構25の操作部262を操作した場合には、雌フック部68の内部に収容されていた雄フック部261は外されることとなる。そうすると、雌フック部68の内部で対面して当接されていた状態の雄フック部261のストッパ面部282の当接は解除されることとなり、雄フック部261の雌フック部68に対する係合は解除されることとなる。これによって、電池パック10を充電装着部66から外す方向にスライドさせることにより、この電池パック10を充電装着部66から取り外すことができるようになる。
充電装着部66に設けられる電池パック10を充電するための構造としては、スライドガイド部171,172の間には、スライド装着された電池パック10を充電する接続端子(不図示)が設けられている。この不図示の接続端子の上側には、この接続端子を保護するように接続端子の外周面を覆う端子カバー691が設けられている。この端子カバー691は、充電装着部66に電池パック10をスライド装着させていない場合に、不図示の接続端子が覆われる位置に配置されるように付勢されている。なお、充電装着部66に電池パック10がスライド装着させる場合には、この端子カバー691は電池パック10のスライド装着を受けてスライドされる。スライドした端子カバー691は、この端子カバー691により覆われていた接続端子が接続可能となるように外部に露出される。ここで、露出された充電器60の接続端子は、電池パック10に設けられる充放電端子18および信号端子コネクタ19に対して電気的に接続されるものとなっている。なお、充放電端子18および信号端子コネクタ19が電気的に接続された電池パック10は、この充電器60により充電されることとなる。
また、図示符号692は、電池パック10のケース12の内部に風を送るための送風吹き口である。この送風吹き口692は、充電装着部66に対して電池パック10がスライド装着されると、電池パック10の送風開口部201は充電装着部66の送風吹き口692と対面配置される。そして、この電池パック10が充電されている間は、送風吹き口692から吹き出される風は、送風開口部201を通じて電池パック10のケース12の内部に入って、排気開口部202を通じて電池パック10のケース12の内部から外部に風が出て行く。なお、このように充電時の電池パック10に送られる風は、充電器60の内部に装置される適宜のファンが回転することによるものとなっている。
この充電装着部66は、充電器60の外装上面611のうち左半分領域602の範囲において設けられるものとなっている。すなわち、図4および図5に示す符号600は、充電器60の左右中心を延ばした左右中心線として設定されている。このため、充電装着部66は、左右中心線600より左側となる左半分領域602の外装上面611に設けられるものとなっている。なお、この左右中心線600より右側の領域となる右半分領域601には、後に詳述する保持面部70が設けられるものとなっている。ちなみに、この充電器60の外装上面611は、右半分領域601と左半分領域602とを含む広さに設定されている。つまり、充電器60の外装上面611は、スライド装着される電池パック10の上面視した範囲面積の少なくとも2倍以上の範囲面積を有して形成されている。
充電器60の外装上面611のうち右半分領域601の範囲には、電池パック10を載置させておくための保持面部70が設けられる。この保持面部70は、上記した電池パック10を載置可能とする平坦面71を有して形成されている。なお、この平坦面71は、この第1の実施の形態の保持面部70の範囲すべてに及ぶように設定されている。すなわち、この保持面部70をなす平坦面71は、載置した電池パック10を支持する支持面として機能する。具体的には、保持面部70をなす平坦面71は、充電器60を地面(充電器載置面)に載せた場合に、水平方向に平坦に延在される面として形成される。この水平方向に平坦に延びる平坦面71は、保持面部70に載せた電池パック10の下面部131を面で当てて電池パック10を支持する支持面として機能する。なお、この保持面部70をなす平坦面71の面積としては、上記した電池パック10の下面部131の面積よりも広い面積となるように設定されている。具体的には、図示される電池パック10の保持面部70をなす平坦面71の平坦面積(広さ)の前後方向の長さは、この充電器60の前後方向の長さの半分以上(5割から7割)の長さを有するように設定されている。
この第1の実施の形態の充電器60によれば、この充電器60の外周面に保持面部70が設けられている。ここで、この保持面部70には、電池パック10を載せた場合に電池パック10の下面部131を面で当てて電池パック10を支持する。これによって、この電池パック10を使用しない場合には、充電装着部66に装着させなくとも、この充電器60の上に安定して電池パック10を載せて保管することができる。つまり、これら電池パック10および充電器60をなるべく纏めて保管することができる。また、電池パック10を載せておくための保持面部70は、充電装着部66に隣接するように設けられている。これによって、充電完了の電池パック10を、充電装着部66の隣に設けられる保持面部70に簡単に置いておくことができて、より便利な充電器とすることができる。
なお、この第1の実施の形態の充電器60の保持面部70は、電池パック10の下面部131を面で当てて電池パック10を支持するものとなっている。しかしながら、本願発明の電動工具用電池パックの保持面部の広さとしては、電池パック10の右側面部133、左側面部134、前側面部135、後側面部136のいずれかを面で当てて電池パック10を支持するように設定されるものであってもよい。さらに言えば、本願発明の電動工具用電池パックの保持面部の平坦面積(広さ)としては、電池パック10の前側面部133、左側面部134、前側面部135、後側面部136のいずれかを面で当てて電池パック10を支持できるようにしてあればよく、図示される平坦面積に限定されるものではない。また、下面部131、右側面部133、左側面部134、後側面部136のそれぞれは、平らな面をなして平坦面71に対して面で当てられて電池パック10の荷重を安定的に支持する。また、右側面部133、左側面部134、後側面部136のそれぞれについても、保持面部70に対して面で当てられた場合には電池パック10の荷重を安定的に支持する。ただ、この電池パック10の下面部131は、右側面部133や左側面部134や後側面部136と比べて、保持面部70に対して当てられる面積が最大の面積に設定されているので、電池パック10の荷重を最も安定して支持することができる。さらに、この保持面部70をなす平坦面71については、電池パック10を載置させ易くするために、電池パック10の大きさに合わせて適宜に段差が設けられるようにしたり、電池パック10の大きさに合わせて適宜に枠組みが設けられるものであってもよい。また、この保持面部70をなす平坦面71については、載置された電池パック10を保持され易くするために、適宜のマット部材が貼着されるようにしてもよい。このように、保持面部70をなす平坦面71にあっては、電池パック10を載置させ易くしたり、載置された電池パック10を保持させ易くしたりする、適宜の構成を別途で設けることができる。また、図示される電池パック10の保持面部70をなす平坦面71の平坦面積(広さ)の前後方向の長さについては、この充電器60の前後方向の長さの7割以上の長さを有するように設定されるものであってもよい。また、上記した電池パック10にあっては、外装形状が略矩形のスライド装着タイプにて構成されるものであったが、本発明に係る電動工具用電池パックとしては、これに限定されるものではない。すなわち、本発明に係る電動工具用電池パックとしては、外装形状が3角形状にて構成される電池パックであってもよく、また差込装着タイプにて構成されるものであってもよい。つまり、このように構成される電池パックにあっても、上記した充電器60の保持面部70をなす平坦面71に載置させておくことが可能な下面等の形状が設けられていれば、適宜のタイプの電動工具用電池パックを選択することができる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態とは相違する第2の実施の形態について図7〜図11を参照しながら説明する。この第2の実施の形態の充電器60Aは、上記した第1の実施の形態の充電器60と比較して、保持面部70に電池パック10を載せて置く形態(載置形態)を変更した例となっている。すなわち、この第2の実施の形態の充電器60Aは、上下を引っ繰り返した電池パック10を載置しておくことができる保持面部70Aを有して構成される。図7は、第2の実施の形態の電池パック10と充電器60Aを側面視にて示す平面図である。図8は、図7の電池パック10と充電器60Aを前面視にて示す平面図である。図9は、図7の電池パック10と充電器60Aを上面視にて示す平面図である。図10は、図8における(X)-(X)断面矢視を示す断面図である。図11は、第2の実施の形態の充電器60Aの上側外観斜視を示す外観斜視図である。なお、上記した第1の実施の形態と同一もしくは略同様に構成される箇所については上記した符号を流用して、その説明を省略するものとする。また、このような符号の流用には、上記した符号と同一符号を付する流用であったり、この第2の実施の形態に対応した符号の末尾に‘A’を追加して付する流用のいずれも含む。
図7等にて図示される電池パック10も上記した第1の実施の形態の電池パック10と同一に構成される。このため、この電池パック10の構成の説明については、上記した第1の実施の形態の電池パック10の説明を参照にされたい。また、図7等にて図示される充電器60Aは、電池パック10を載置させておく保持面部70Aの構成以外の構成については、上記した第1の実施の形態の充電器60と同一に構成される。このため、この保持面部70A以外の充電器60Aの構成については、上記した第1の実施の形態の充電器60の説明を参照にされたい。
ところで、この第2の実施の形態の充電器60Aの保持面部70Aは、上下を引っ繰り返した電池パック10を安定的に載せて置くことができるように構成される。すなわち、充電器60の外装上面611のうち右半分領域601の範囲には、電池パック10を載置させておくための保持面部70Aが設けられる。この保持面部70Aは、上記した電池パック10を載置可能とする平坦面71Aと、この平坦面71Aの上側に設定されるフック収容部73Aと、が設けられている。このフック収容部73Aは、上記した充電装着部66に設けられる雌フック部68と略同等に構成される。つまり、フック収容部73Aは、電池パック10の雄フック部261(係合部)が係合されるものであり、本発明に係る第二の被係合部に相当する。すなわち、フック収容部73Aは、雄フック部261の雄形状に対応した雌形状を有して形成され、雄フック部261のストッパ面部282は、収容されたフック収容部73Aの内部で対面して当接して電池パック10の外し方向への動きを規制する。つまり、このフック収容部73Aにあっても、上記した雌フック部68の形状と略同様の形状を有して形成されている。このため、このフック収容部73Aには、雌フック部68と同様の、複数の対面部681A,682A,683A,684Aが設けられている。なお、この複数の対面部681A,682A,683A,684Aは、上記した雌フック部68に設けられる複数の対面部681,682,683,684と同様に機能する。ただ、この保持面部70Aには、上記したスライドガイド部67に相当する構成が設けられていない。このため、このフック収容部73Aには、雄フック機構25の雄フック部261が係合されるのではなく、単純に収容されるのみとなっている。つまり、この保持面部70Aに設けられるフック収容部73Aは、本発明に係る凹形状部の一つとして機能することとなる。
この第2の実施の形態の充電器60Aによれば、上記した第1の実施の形態の充電器60と略同様の作用効果を奏することができる上、更に次の点で有利となる。すなわち、この第2の実施の形態の充電器60Aによれば、上下を引っ繰り返して電池パック10を安定的に載せて置くことができるので、電気的な接続側となる電池パック10の上部側を外部に露出させずに済む。これによって電気的な接続側となる電池パック10の上部側を保護した状態で、これら電池パック10および充電器60を纏めて保管することができる。
[第3の実施の形態]
次に、上記した第1および第2の実施の形態とは相違する第3の実施の形態について図12〜図17を参照しながら説明する。この第3の実施の形態の充電器60Bは、上記した電池パック10を保持する機能を有する保持面部70,70Aの構成が、充電器ケース62の右側面613、左側面614、後側面616の3方向に設けられるようにした例となっている。なお、これら右側面613、左側面614、後側面616のそれぞれに設けられる第1および第2側方保持面部70B1,70B2は、電池パック10をスライド装着させるための構造と同一あるいは一部省略された構造にて構成される。なお、上記した第1および第2の実施の形態と同一もしくは略同様に構成される箇所については、上記した符号を流用して、その説明を省略するものとする。また、このような符号の流用には、上記した符号と同一符号を付する流用であったり、この第3の実施の形態の電池パックに対応した符号の末尾に‘B’を追加して付する流用のいずれも含む。図12は、第3の実施の形態の電池パック10と充電器60Bを右側面視にて示す平面図である。図13は、図12の電池パック10と充電器60Bを左側面視にて示す平面図である。図14は、図12の電池パック10と充電器60Bを上面視にて示す平面図である。図15は、図14における(XV)-(XV)断面矢視を示す断面図である。図16は、第3の実施の形態の充電器60Bの上側外観斜視を示す外観斜視図である。図17は、図16の充電器60Bを左側面視にて示す平面図である。
図16等に示すように、充電器ケース62の右側面613および後側面616のそれぞれには、電池パック10を保持する機能を有する第1側方保持面部70B1が設けられている。この第1側方保持面部70B1は、スライドガイド部75Bが設けられることにより構成される。このスライドガイド部75Bは、上記した充電装着部66に設けられるスライドガイド部67と略同一に構成される。このスライドガイド部75Bとしては、上記した充電装着部66に設けられるスライドガイド部67と同様に、電池パック10の右左にて対をなすスライドガイド部171,172に対応したスライドガイド部671,672が設けられることにより構成される。具体的には、スライドガイド部671,672は、電池パック10に設けられるスライドガイド部171,172がなす雄形に対応した雌形にて形成される。このスライドガイド部75Bには、電池パック10を上側から下側にスライドさせた場合の適宜位置にて保持されるようになっている。なお、この右側面613および後側面616のそれぞれに設けられる第1側方保持面部70B1には、上記した第2の実施の形態にて説明したフック収容部73Aは設けられていない。つまり、このスライドガイド部75Bに保持される電池パック10は、電池パック10自身の自重によりスライド装着されるように保持されたものとなっている。なお、このスライドガイド部75Bにも、充電装着部66に設けられるスライドガイド部67と同様に、上側端には、ストッパ面77Bが設けられている。このストッパ面77Bは、スライド装着させる電池パック10のスライドストッパ面22を当接させて、電池パック10のスライドを止め、この充電装着部66への電池パック10のスライド完了させる。このため、このストッパ面77Bも、スライド完了した電池パック10のスライドストッパ面22に面当接可能な面形状を有している。
これに対して、充電器ケース62の左側面614には、電池パック10を保持する機能を有する第2側方保持面部70B2が設けられている。この第2側方保持面部70B2には、上記した第1側方保持面部70B1のスライドガイド部75Bと似ているスライドガイド部76Bが設けられているのに加えて、さらに雌フック部73Bが設けられている。この第2側方保持面部70B2をなすスライドガイド部76Bは、この第1側方保持面部70B1と比較してストッパ面77Bが設けられていない。このため、この第2側方保持面部70B2では、雌フック部73Bによる係合によりスライド完了した電池パック10のスライドを止めるようにされる。雌フック部73Bにあっては、上記した充電装着部66に設けられる雌フック部68と略同一に構成される。具体的には、雌フック部73Bは、図15に示すようにスライドガイド部76Bよりも上側に設けられる。この雌フック部73Bは、上側から下側にスライドさせる電池パック10のスライド完了と同時に、電池パック10の雄フック部261を係合させる。この雌フック部73Bに対する雄フック部261の係合は、上記した操作部262の操作により解除されるようになっている。
この第3の実施の形態の充電器60Bによれば、上記した第1および第2の実施の形態の充電器60と略同様の作用効果を奏することができる上、電池パック10を保持する箇所が3箇所となるので、より多くの電池パック10を纏めて保管することができる。なお、第2側方保持面部70B2にあっては、第1側方保持面部70B1と比較して、スライドガイド部76Bに対して雌フック部73Bが追加して設けられている。このため、第1側方保持面部70B1では、電池パック10は単純な電池パック10自身の重さにより、充電器60に保持されるものとなっている。この際、第1側方保持面部70B1のストッパ面77Bは、電池パック10のスライドストッパ面22に対して面で当接させており、電池パック10が落ちないように支持している。これに対して、第2側方保持面部70B2では、電池パック10は雌フック部73Bにより係合されているので、より強固に充電器60に保持されるものとなっている。なお、このように雌フック部73Bを設ける場合には、電池パック10を下側から上側にスライド装着させるようにして、この第2側方保持面部70B2に電池パック10を保持させるものであってもよい。また、このように保持される電動工具用電池パックとしては、必ずしも雄フック部261を要するものではなく、雄フック261が設けられていないタイプの電動工具用電池パックにて構成されるものであってもよい。
[第4の実施の形態]
次に、上記した第1〜第3の実施の形態とは相違する第4の実施の形態について図18〜図24を参照しながら説明する。この第4の実施の形態の電池パック10Cは、電池パック10C同士を重ねて配置することができるように構成されている。また、この第4の実施の形態の充電器60Cは、このように構成される電池パック10Cを載置させておくことができるように構成されている。図18は、第4の実施の形態の電池パック10Cの下側外観斜視を示す外観斜視図である。図19は、第4の実施の形態の充電器60Cの上側外観斜視を示す外観斜視図である。図20は、図18の電池パック10Cと図19の充電器60Cとの係合箇所を示す断面図である。図21は、3つの電池パック10Cが上下方向で積まれているのを示す外観斜視図である。図22は、図21の3つ電池パック10Cを後面視にて示す平面図である。図23は、図21の3つ電池パック10Cを側面視にて示す平面図である。図24は、図22における(XXIV)-(XXIV)断面矢視を示す断面図である。なお、上記した第1〜第3の実施の形態と同一もしくは略同様に構成される箇所については、上記した符号を流用して、その説明を省略するものとする。また、このような符号の流用には、上記した符号と同一符号を付する流用であったり、この第4の実施の形態の電池パックに対応した符号の末尾に‘C’を追加して付する流用のいずれも含む。すなわち、第4の実施の形態の電池パック10Cは、図18に示すように、下面部131にフック収容部40Cが設けられている。このフック収容部40Cは、本発明に係る凹形状部に相当し、上記した雄フック部261を嵌め込む収容を可能とするように形成される。逆に言えば、雄フック部261は、本発明に係る凸形状部に相当し、図24に示すようにフック収容部40Cに嵌め込まれる収容を可能とするように形成される。つまり、本発明に係る凹形状部に相当するフック収容部40Cは、雄フック部261が設けられる上側とは反対側の下側に設けられている。つまり、雄フック部261は、本発明に係る一側の面としての上面側に設けられており、フック収容部40Cは、本発明に係る他側の面としての下面側に設けられている。
ところで、このフック収容部40Cは、充電装着部66に設けられる雌フック部68と略同一に構成される。つまり、このフック収容部40Cにあっても、上記した雌フック部68の形状と略同様の形状を有して形成されている。このため、このフック収容部40Cには、雌フック部68と同様の、複数の対面部681C,682C,683C,684Cが設けられている。なお、この複数の対面部681C,682C,683C,684Cは、上記した雌フック部68に設けられる複数の対面部681,682,683,684と同様に機能する。ただ、この電池パック10Cの下面部131には、上記したスライドガイド部67に相当する構成が設けられていない。このため、雄フック機構25の雄フック部261は、この雌フック部68に対して係合するのではなく、単純に収容されるのみとなっている。なお、このフック収容部40Cにあっては、ケース12の内部に並列されて装置される電池セル31同士の間に位置されるように設定されている。
また、第4の実施の形態の充電器60Cは、図19に示すように、雄フック部261の凸形状を模して形成されるフック形凸部72Cが設けられている。このフック形凸部72Cも、図20に示すように、本発明に係る凸形状部に相当し、図24に示すようにフック収容部40Cに収容可能に形成される。ここでフック収容部40Cに対してフック形凸部72Cが収容されると、ケース12の外周面をなす上面部21は、保持面部70Cをなす平坦面71Cに面で当たることとなる。そうすると、このケース12の上面部21が当たる平坦面71Cは、電池パック10を支持する支持面として機能する。なお、この保持面部70Cをなす平坦面71Cは、上記した第1の実施の形態により説明した平坦面71と同様に形成されている。つまり、水平方向に平坦に延びる平坦面71Cは、保持面部70Cに載せた電池パック10の上面部21を面で当てて電池パック10を支持する支持面として機能する。
ところで、フック形凸部72Cはフック収容部40Cに嵌まり込むように収容されるので、フック収容部40Cに対するフック形凸部72Cの相対移動は規制されることとなる。これによって、この保持面部70Cに載せられた電池パック10は、この充電器60C(保持面部70C)に対する前後左右方向の相対移動は規制されるようになる。したがって、電池パック10Cを安定的に充電器60Cに載置させておくことができる。
また、この第4の実施の形態の電池パック10Cにあっては、図21等に示すように複数の電池パック10Cを上下方向で重ねて置いておくことができる。すなわち、図21〜図24に示す3つの電池パック10Cにあっては、これら3つを上下方向(高さ方向)に並べるように重ねて配置されている。このように配置された3つの電池パック10Cにあっては、下側に置かれる電池パック10Cの雄フック部261が、上側に置かれる電池パック10Cのフック収容部40Cに嵌まり込むように収容される。そうすると、電池パック10Cの下面部131は、電池パック10Cの外周面をなす上面部21に面で当たることとなり、この電池パック10Cの上面部21は電池パック10を支持する支持面として機能する。つまり平坦面をなす電池パック10Cの上面部21が、この上面部21の上側に置かれる電池パック10の下面部131を支持して、3つの電池パック10Cを上下方向で重ねて置いておくことができる。
ところで、フック収容部40Cは雄フック部261を嵌め込むように収容するので、フック収容部40Cに対する雄フック部261の相対移動は規制されることとなる。これによって、このように積み重ねられた電池パック10Cは、互いの電池パック10C同士の前後左右方向の相対移動は規制されるようになる。したがって、電池パック10C同士を安定的に積み重ねて置いておくことができる。
[第5の実施の形態]
次に、上記した第1〜第4の実施の形態とは相違する、第5〜第7の実施の形態について図25〜図35を参照しながら説明する。第5〜第7の実施の形態の電池パック10D,10E,10Fは、複数の電池パック同士を纏めるための構造が設けられてる。なお、第5および第6の実施の形態の電池パック10D,10Eについては、左右方向で電池パック10D,10Eを並列させて1つの束となるように纏められる。このため、この第5および第6の実施の形態の電池パック10D,10Eでは、左右方向で隣接対面される右側面部133と左側面部134とを互いに係合(例えば嵌合)させるようになっている。これに対して、第7の実施の形態の電池パック10Fについては、上下方向で電池パック10Fを並列させて1つの束となるように纏められる。このため、この第7の実施の形態の電池パック10Fでは、上下方向で隣接対面される上面部21と下面部131とを互いに係合(例えば嵌合)させるようになっている。
すなわち、第5および第6の実施の形態の電池パック10D,10Eでは、左右方向で並列させて1つの束となるように纏めれる構造が設けられている。すなわち、左右方向で並列させた電池パック10D,10E同士は、互いの対面箇所同士に係合可能な構造が設けられている。より詳しく言えば、電池パック10D,10Eの一側(例えば右側)には雌形の嵌合構造(本発明に係る凹形状部)が設けられており、この電池パック10D,10Eの他側(例えば左側)には、この雌形が嵌合される雄形の嵌合構造が設けられている。なお、この雌形の嵌合構造は本発明に係る凹形状部に相当するものであり、この雄形の嵌合構造は本発明に係る凸形状部に相当するものとなっている。また、このような雌形および雄形の構造にあっては、雌専用と雄専用とのそれぞれの構造が右側面部133および左側面部134に分けられて単一種類で設けられるものであってもよく、雄雌両用の構造が右側面部133および左側面部134のそれぞれに複数種類で設けられるものであってもよい。
すなわち、図25は、第5の実施の形態の電池パック10Eの上側外観斜視を示す外観斜視図である。図26は、図25の電池パック10Eの下側外観斜視を示す外観斜視図である。図27は、連結させてある3つ電池パック10Eを上面視にて示す平面図である。図25〜図27に示すように、第5の実施の形態の電池パック10Dの雄雌の嵌合構造は、嵌合させる方向が上下方向に設定されている例となっている。具体的には、電池パック10Dの右側面部133には、雌形嵌合部81Dが設けられている。この雌形嵌合部81Dは、下側ケース13Dの右側面部133に複数となる2つ設けられている。この2つの雌形嵌合部81Dは、この電池パック10Dの前後端から均等にバランスされる位置にそれぞれ設けられている。これに対して、電池パック10の左側面部134には、雄形嵌合部85Dが設けられている。この雄形嵌合部85Dも、下側ケース13Dの左側面部134に複数となる2つ設けられている。この2つの雄形嵌合部85Dも、この電池パック10Dの前後端から均等にバランスされた位置にそれぞれ設けられている。これら雌形嵌合部81Dと雄形嵌合部85Dとは、電池パック10Dを左右方向で並列配置した場合に、互いに対面する箇所に設けられている。つまり、これら雌形嵌合部81D(雌形の嵌合構造)と雄形嵌合部85D(雄形の嵌合構造)とは、互いの配設箇所同士を結ぶ線が電池パック10Fの中心軸線が延びる方向と直交する対称位置に設定されている。具体的には、雌形嵌合部81Dは、右側面部133から幅方向外側に突き出されて上面視C形をなす雌部82Dが設けられている。この雌部82Dは、上下方向で内部が貫通されるように形成されている。これに対して雄形嵌合部85Dも、左側面部134から幅方向外側に突き出されて上面視円形をなす雄部86Dが設けられている。この雄部86Dは、雌部82Dに対して上下方向で嵌め込むことができる。
この第5の実施の形態の電池パック10Dの雄雌の嵌合構造によれば、左右方向で並列される電池パック10D同士の雌形嵌合部81Dと雄形嵌合部85Dとを嵌合させて、1つに纏めることができる。つまり、左右方向で並列させた複数の電池パック10D同士が1つの束となるように、これら複数の電池パック10D同士を纏めて置いておくことができる。なお、この第5の実施の形態の電池パック10Dの雄雌の嵌合構造では上下方向でポツを嵌合させて互いを一体にさせるので、例えば電池パック10Dの前後方向のスペースが狭い場合に嵌合させ易くすることができる。
[第6の実施の形態]
これに対して、図28は、第6の実施の形態の電池パック10Eの上側外観斜視を示す外観斜視図である。図29は、図28の電池パック10Eの下側外観斜視を示す外観斜視図である。図30は、連結させてある3つ電池パック10Eを後面視にて示す平面図である。すなわち、図28〜図30に示すように、第6の実施の形態の電池パック10Eの雄雌の嵌合構造は、嵌合させる方向が前後方向に設定されている例となっている。具体的には、電池パック10の右側面部133には、前後方向の延びる雌形嵌合部81Eが設けられている。この雌形嵌合部81Eは、下側ケース13Eの右側面部133の前後範囲に亘って設けられている。これに対して、電池パック10Eの左側面部134には、前後方向の延びる雄形嵌合部85Eが設けられている。この雄形嵌合部85Eも、下側ケース13Eの左側面部134の前後範囲に亘って設けられている。これら雌形嵌合部81Eと雄形嵌合部85Eとは、電池パック10Eを左右方向で並列配置した場合に、互いに対面する箇所に設けられている。具体的には、雌形嵌合部81Eは、右側面部133から幅方向外側に突き出されて互いに上下方向で内向きをなす雌フランジ部82E,83Eを有している。この雌フランジ部82E,83Eは、上側にて下側に向けて鉤型に形成される上側雌フランジ部82Eと、下側にて上側に向けて鉤型に形成される下側雌フランジ部83Eとを有する。これら上側雌フランジ部82Eと下側雌フランジ部83Eとは、互いに上下で向かい合わせた状態で前後方向に延ばすように形成されている。これに対して雄形嵌合部85Eも、左側面部134から幅方向外側に突き出されて互いに上下方向で外向きをなす雄フランジ部86E,87Eを有している。この雄フランジ部86E,87Eは、上側にて上側に向けて鉤型に形成される上側雄フランジ部86Eと、下側にて下側に向けて鉤型に形成される下側雄フランジ部87Eとを有する。これら上側雄フランジ部86Eと下側雄フランジ部87Eとは、互いに上下で反対側を向かせた状態で前後方向に延ばすように形成されている。
この第6の実施の形態の電池パック10Eの雄雌の嵌合構造によれば、左右方向で並列される電池パック10E同士の雌形嵌合部81Eと雄形嵌合部85Eとを嵌合させて、1つに纏めることができる。つまり、左右方向で並列させた複数の電池パック10E同士が1つの束となるように、これら複数の電池パック10E同士を纏めて置いておくことができる。なお、この第6の実施の形態の電池パック10Eの雄雌の嵌合構造では前後方向でスライドさせることにより嵌合させて互いを一体にさせるので、例えば電池パック10Eの上下方向のスペースが狭い場合に嵌合させ易くすることができる。なお、電池パック10Eにあってはスライド装着タイプにて構成されるものであったが、本発明に係る電動工具用電池パックとしては、これに限定されることなく、差し込んで装着させる差込装着タイプにて構成されるものであってもよい。
[第7の実施の形態]
図31は、第7の実施の形態の電池パック10Fの上側外観斜視を示す外観斜視図である。図32は、図31の電池パック10Fの下側外観斜視を示す外観斜視図である。図33は、図31の電池パック10Fを上下二段とした係合箇所の断面を示す断面図(図31における(XXXIII)-(XXXIII)断面矢視を示す)である。図34は、図33の上下二段の電池パック10Fを取り付けた電動工具100を示す斜視図である。図35は、図34における(XXXV)-(XXXV)断面矢視を示す断面図である。なお、図示される電動工具100は、広く利用されるドライバドリルとして構成されている。
図31〜図35に示す電池パック10Fは、上記した雄フック機構25が取り除かれており、代わりに雌フック部91が設けられている。この雌フック部91は、上記した雄フック機構25を取り除いた箇所に、上記した雌フック部(例えば充電器60の雌フック部68)に相当する壁構造が設けられることにより構成される。つまり、図35に示すように、電動工具100の工具本体101には、雄フック機構102が設けられている。この雄フック機構102は、上記した電池パック10に設けられる雄フック機構25と同等の機能を有する。すなわち、雄フック機構102は、上記した雄フック機構25と同様、フック形構造体103と付勢ばね107とを備える。フック形構造体103は、雄フック部104と操作部105とが一体に形成されている。雄フック部104は、電池パック10Fに設けられる雌フック部91に係合可能に形成される。つまり、雄フック部104にも、上記した電池パック10に設けられる雄フック機構25のように機能する押下げ面部1041とストッパ面部1042とが設けられている。
このように構成される電池パック10Fにも、上記したような雄雌の嵌合構造が設けられている。この雄雌の嵌合構造は、嵌合させる方向が上下方向に設定されるものとなっている。すなわち、電池パック10Fの上面部21には、雌形嵌合部81Fが設けられている。また、電池パック10Fの下面部131には、この雌形嵌合部81Fに対して嵌合する雄形嵌合部85Fが設けられている。この第7の実施の形態では、雌形嵌合部81Fは凹溝形状にて形成されており、雄形嵌合部85Fは凸条形状にて形成されている。また、この雌形嵌合部81Fと雄形嵌合部85Fとは4組となる複数組設けられている。具体的には、雌形嵌合部81Fは、スライドガイド部171,172に対して2組設けられ、さらに充放電端子18(プラス接続用端子181,マイナス接続用端子182)に対して2組設けられ、合計4つ設けられている。
すなわち、スライドガイド部171,172に対して設けられる2組のそれぞれには、このスライドガイド部171,172の上面を刳り貫くように凹溝部821,822が設けられている。なお、この凹溝部821,822のうち右側のスライドガイド部171に設けられる凹溝部821については、外側部分が切り欠かれるようにした形状が選択されている。これらの凹溝部821,822は、スライドガイド部171,172が延びる方向にしたがって延びている。また、この凹溝部821,822の長さ範囲としては、このスライドガイド部171,172が設けられる長さに沿って設定されている。また、この凹溝部821,822の凹溝深さとしては、凸条雄部861,862を嵌合可能な適切な深さが設定されている。なお、この凹溝部821,822にあっては、電池パック10の軽量化にも貢献する肉抜き形状としても機能する。
さらに、充放電端子18(プラス接続用端子181,マイナス接続用端子182)に対して設けられる2組のそれぞれには、この充放電端子18のために設けられる上側ケース15のスリット溝183,184の周囲を刳り貫くように凹段差部831,832が設けられている。これらの凹段差部831,832は、充放電端子18のためのスリット溝183,184が設けられる範囲にしたがって延びている。つまり、凹段差部831,832は、充放電端子18のためのスリット溝183,184が配設されている箇所の周囲を、一段下げる段差形状を設定することにより形成される。なお、この一段下げる段差形状の段差深さとしては、上記した凹溝部821,822と同様、凸条雄部871,872を嵌合可能な適切な深さが設定されている。なお、この凹段差部831,832にあっても、電池パック10の軽量化にも貢献する肉抜き形状としても機能する。
電池パック10Fの下面部131には、上記した4つの雌形嵌合部81Fに対して嵌合する4つの雄形嵌合部85Fが設けられている。この第7の実施の形態の雄形嵌合部85Fは、上記した4つの雌形嵌合部81Fに対応した長さの凸条形状にて形成されている。具体的には、電池パック10Fの下面部131には、凸条雄部861,862,871,872が4つ並列されて設けられている。これら凸条雄部861,862,871,872は、下面部131から下側に適宜に突き出された形状を有している。これら凸条雄部861,862,871,872は、凸条形状として下面部131に対して前後方向に延びて形成されている。なお、この下面部131には、上記した雌フック部91に対応した形状をなす逃げ凹部93が設けられている。
なお、この凸条雄部861,862,871,872は、上記した上面部21に設けられる凹溝部821,822および凹段差部831,832に対して圧入させることにより嵌合可能に形成される。なお、この凸条雄部861,862,871,872としては、別途で成形された樹脂部材が貼り付けられることにより下面部131に設けられるものであってもよい。なお、この樹脂部材としては、適宜に弾性を有する樹脂が成形されることにより形成されるものであってもよい。このように弾性を有する樹脂により凸条雄部861,862,871,872を設けた場合には、この凸条雄部861,862,871,872の弾性変形によって、凹溝部821,822および凹段差部831,832に対して圧入よる嵌合をより好ましく行うことができる。
この第7の実施の形態の電池パック10Fの雄雌の嵌合構造によれば、上下方向で並列される電池パック10F同士の雌形嵌合部81Fと雄形嵌合部85Fとを嵌合させて、1つに纏めることができる。つまり、上下方向で並列させた複数の電池パック10F同士が1つの束となるように、これら複数の電池パック10F同士を纏めて置いておくことができる。なお、この第7の実施の形態の電池パック10Fの雄雌の嵌合構造では、電動工具100に電池パック10Fを装着させた状態でも、その下に別の電池パック10Fを並列して積み重ねることができる。なお、上記した電池パック10Fの雄雌の嵌合構造にあっては、上記した凸条雄部が電池パックの上側に設けられ、且つ上記した凹溝部が電池パックの下側に設けられるようにし、雄雌の嵌合構造が構成されるものであってもよい。また、このような電池パックの雄フック部および雌フック部の構造としては、上面から突出させずに構成されるものであればよく、例えばスライドガイド部171,172の下側に配置されるようにして設けられるものであってもよい。
なお、本発明に係る電動工具用電池パックにあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更して構成するようにしてもよい。すなわち、上記した実施の形態にあっては、電池セルの個数が10個に設定されるものであったが、本発明に係る電池セルの個数としては、これに限定されることなく、適宜の個数が設けられるものであってもよい。また、本発明に係る電動工具用電池パックにあっては、上記した第5〜第7の実施の形態のような、複数の電池パック10D,10R,10F同士を纏めるための構造を、充電器60に対して流用するように構成されるものであってもよい。つまり、並列させた電池パック10D,10E同士を係合させておくための、雄雌の嵌合構造(81D,86Dの構成、81E,86Eの構成、81F,86Fの構成)を充電器に対して流用するものであってもよい。このように充電器を構成した場合には充電器を上記した電池パック10のように纏めることができる。
また、上記した本発明に係る係合凸部としての雄形の嵌合構造(81D,81E,81F)と、上記した本発明に係る係合凹部としての雌形の嵌合構造(85D,85E,85F)とは、電池パック10D,10E,10Fの構成において四方向の側面部133,134,135,136に対して設けられるものであってもよく、さらに上面部21及び下面部131に対して設けられるものであってもよい。
10,10C,10D,10E,10F 電池パック(電動工具用電池パック)
12 ケース
13 下側ケース
131 下面部
133 前側面部
133 右側面部
134 左側面部
135 前側面部
136 後側面部
141 螺子孔
142 排水孔
15 上側ケース
16 螺子ボス
171,172 スライドガイド部
18 充放電端子
181 プラス接続用端子
182 マイナス接続用端子
183,184 スリット溝
19 信号端子コネクタ
201 送風開口部
202 排気開口部
21 上面部
22 スライドストッパ面
25 雄フック機構
26 フック形構造体
261 雄フック部
262 操作部
281 押下げ面部
282 ストッパ面部
29 螺子部材
30 電池本体
31 電池セル
35 回路基板
40C フック収容部
60,60A,60B,60C 充電器
600 左右中心線
601 右半分領域
602 左半分領域
62 充電器ケース
63 底部材
64 脚部
65 ケース本体
66 充電装着部
67 スライドガイド部
68 雌フック部
611 外装上面
613,614,615,616 外装側面
671,672 スライドガイド部
673 ストッパ面
681 傾斜対面部
682 ストッパ対面部
683 右側対面部
684 左側対面部
691 端子カバー
692 送風吹き口
70 保持面部
70B1 第1側方保持面部
70B2 第2側方保持面部
71 平坦面
72C フック形凸部
73A フック収容部
73B 雌フック部
75B,76B スライドガイド部
77B ストッパ面
81D,81E,81F 雌形嵌合部
82D 雌部
82E,83E 雌フランジ部
821,822 凹溝部
831,832 凹段差部
85D,85E,85F 雄形嵌合部
86E,87E 雄フランジ部
861,862,871,872 凸条雄部
91 雌フック部
93 凹部
100 電動工具
101 工具本体
102 雄フック機構

Claims (12)

  1. 工具本体や充電器等の機器本体に対して着け外し可能にされる電動工具用電池パックであって、
    充放電可能な電池セルと、
    接続端子を有しつつ前記電池セルに接続される回路基板と、
    前記電池セルおよび前記回路基板を収容するケースと、を有し、
    前記ケースの外周面には、平坦な面をなす平面部位と該平面部位よりも外側に突き出される凸形状部とが設けられており、
    前記ケースの外周面のうち前記平面部位が設けられていない部位には、前記平面部位に設けられる前記凸形状部の突き出しを収容可能とするように凹まされる凹形状部が設けられている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  2. 請求項1に記載の電動工具用電池パックにおいて、
    前記凸形状部の配設箇所は、前記ケースの一側の面に設定されており、
    前記凹形状部の配設箇所は、前記ケースの一側の面とは反対側の他側の面に設定されている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動工具用電池パックにおいて、
    前記凸形状部と前記凹形状部との配設箇所は、該凸形状部と該凹形状部との配設箇所同士を結ぶ線が前記電動工具用電池パックの中心軸線が延びる方向と直交する対称位置に設定されている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電動工具用電池パックにおいて、
    前記凸形状部は複数種類に設定され、且つ前記凹形状部も複数種類に設定されている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電動工具用電池パックにおいて、
    前記凸形状部および前記凹形状部のうちのいずれか一方の配設箇所は、前記電動工具用電池パックの上側の面に設定されており、
    前記凸形状部および前記凹形状部のうちのいずれか他方の配設箇所は、前記電動工具用電池パックの下側の面に設定されている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の電動工具用電池パックにおいて、
    前記凸形状部は、前記機器本体に設けられる被係合部に係合可能な係合部として設定されており、
    前記凹形状部は、前記係合部として設定される前記凸形状部に対応して設定されている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電動工具用電池パックを充電する充電器であって、
    充電器外周面には、前記電動工具用電池パックを載置可能とする平坦面が設けられている、ことを特徴とする充電器。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電動工具用電池パックを充電する充電器であって、
    充電器外周面には、前記電動工具用電池パックを充電しない場合に前記電動工具用電池パックの前記係合部を係合させておく被係合部が設けられている、ことを特徴とする充電器。
  9. 請求項8に記載の充電器において、
    前記係合部と前記被係合部とは、一方が凸形をなし且つ他方が該凸形を嵌め込み可能とする凹形をなしている、ことを特徴とする充電器。
  10. 請求項8に記載の充電器において、
    充電器外周面には、
    前記電動工具用電池パックを充電可能位置に配置した場合に、前記電動工具用電池パックの前記係合部を係合させる第一の被係合部と、
    前記電動工具用電池パックを充電不可位置に配置した場合に、前記電動工具用電池パックの前記係合部を係合させる第二の被係合部と、が設けられている、
    ことを特徴とする充電器。
  11. 工具本体や充電器等の機器本体に対して着け外し可能にされる電動工具用電池パックであって、
    充放電可能な電池セルと、
    接続端子を有しつつ前記電池セルに接続される回路基板と、
    前記電池セルおよび前記回路基板を収容するケースと、を有し、
    前記ケースの外周面の一側には、係合凸部が設けられており、
    前記ケースの外周面の他側には、該係合凸部が係合可能な係合凹部が設けられている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
  12. 請求項11に記載の電動工具用電池パックにおいて、
    前記係合凸部および前記係合凹部は、四方向の側面に対して設けられている、ことを特徴とする電動工具用電池パック。
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