JP2015011762A - 照明装置 - Google Patents

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知子 大原
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Abstract

【課題】器具本体に組み込まれたときに光源部と器具本体の放熱部とが安定して接触可能な照明ユニットに適した照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置10は、光源部16と、有底筒状の第1フレーム11と、有底筒状の第2フレーム21と、第1フレーム11の円周方向に沿って離散して取り付けられる複数の係止部41とを備えており、複数の係止部41の各々は、第1端部42と第2端部43とを備え、互いに固定される第1フレーム11と第2フレーム21との間に第1端部42が挟まれることによって照明装置10に固定されるとともに、第2端部43は、第1フレーム11の側壁部12から外側に突き出るように配置され、第1端部42に対して弾性的に変位可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関し、詳しくは、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具の照明ユニットとして好適に用いられる照明装置に関する。
従来、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具(例えば、特許文献1参照)、及び、その照明ユニットとして好適に用いられる照明装置(例えば、特許文献2参照)が提案されている。図7に、このような従来の照明器具の一例を示す。照明器具100は、略円柱状の照明ユニット110と、照明ユニット110が組み込まれる器具本体120からなり、照明ユニット110は、フレーム101と、光源部104と、レンズ105とを含んでいる。照明ユニット110において、レンズ105は、フレーム101の前面側に取り付けられ、基板103と基板103の実装面103a上に実装された発光素子102とを含む光源部104は、発光素子102からの出射光が前方に向かうように、フレーム101の背面側に取り付けられる。また、器具本体120は、照明ユニット110の組み込み時に照明ユニット110の側面106を囲む環状の筐体112と、筐体112の一方の開口を覆うように設けられた放熱部114とを有している。
そして、図7に示す照明器具100では、フレーム101の側面106に複数の突起107が設けられ、筐体112の内面113には、それぞれの突起107に対応する係止受部115が設けられており、照明器具100の使用時において、照明ユニット110は、各突起107が対応する係止受部115によって係止されるように筐体112内に組み込まれる。さらに、照明器具100は、このように照明ユニット110が筐体112内に組み込まれたときに、基板103の背面103bと放熱部114とが接触するように構成され、これによって、発光素子102から発生する熱を効率良く放熱することが図られている。
特開2012−104257号公報 特開2011−151218号公報
しかしながら、図7に示したような従来の照明器具100では、突起107や係止受部115の形成位置の寸法精度が低い場合、光源部104の基板103の背面103bと放熱部114との接触が十分なものとはならず、例えば、背面103bの一部のみが放熱部114と接触した状態(片当たり)が発生する場合がある。そして、このような状態が発生すると、発光素子102で発生する熱を放熱部114に効率良く放熱することができず、光源部104の温度が上昇して、発光素子102の発光効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、器具本体に組み込まれたときに光源部と器具本体の放熱部とが安定して接触可能な照明ユニットに適した照明装置を提供することを目的とする。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、さらに他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)光源部と、前記光源部の外周側に配置される円筒状の側壁部および前記光源部が搭載される底部を有する有底筒状の第1フレームと、少なくとも後部側が前記第1フレームの内側に配置され、前記光源部を露出させる開口が設けられた底部を有する有底筒状の第2フレームと、前記第1フレームの円周方向に沿って離散して取り付けられる複数の係止部と、を備える照明装置であって、
前記複数の係止部の各々は、第1端部と第2端部とを備えており、互いに固定される前記第1フレームと前記第2フレームとの間に前記第1端部が挟まれることによって前記照明装置に固定されるとともに、前記第2端部は、前記第1フレームの側壁部から外側に突き出るように配置され、前記第1端部に対して弾性的に変位可能であることを特徴とする照明装置(請求項1)。
本項に記載の照明装置は、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具の照明ユニットとして好適に使用され、その際、本項に記載の照明装置は、それぞれの係止部の第2端部が、器具本体が備える係止受部で係止されることによって、器具本体に取り付けられる。
そして、本項に記載の照明装置では、複数の係止部の各々について、第1端部は、互いに固定される第1フレームと第2フレームとの間に挟まれており、第2端部は第1端部に対して弾性的に変位可能であるため、照明装置及び器具本体の各部材の機械的精度(例えば、器具本体の係止受部の位置精度、または、照明装置の係止部の位置精度)が十分でなく、互いに固定された第1フレーム及び第2フレーム(以下、単にフレームともいう)と器具本体との間にがたつきが発生する可能性がある場合でも、それぞれの係止部の第2端部が第1端部に対して(したがって、フレームに対して)弾性的に変位することによりそのがたつきを吸収し、照明装置を器具本体に安定かつ強固に取り付けることが可能となる。
さらに、通常、照明装置の係止部は、器具本体の係止受部に後方側から嵌め込まれ、係止部の第2端部の弾性変位により、第1端部(したがって、フレーム)は後方側に付勢されるため、器具本体の背面側に設けられる放熱部に対して、光源部が搭載された第1フレームを安定して接触させることが可能となり、光源部から発生する熱を器具本体の放熱部に効率良く伝熱することにより、光源部の温度上昇を抑制し、ひいては光源部の発光効率を向上させることができる。本項に記載の照明装置は、特に、光源部が発光ダイオードからなる発光素子を備えている場合に、有利なものである。
また、本項に記載の照明装置において、各係止部は、互いに固定される第1フレームと第2フレームとの間に第1端部が挟まれることによって、その他の特別な固定手段を用いることなく、照明装置に固定されているため、第1フレームと第2フレームとを分離することによって、照明装置から容易に着脱可能なものである。これによって、必要に応じて(例えば、特定の係止部に故障が発生した場合、あるいは、弾性力の異なる係止部を使用したい場合等)、個々の係止部を容易に交換することができる。
(2)(1)項に記載の照明装置において、前記係止部は、前記第1端部と前記第2端部とを連結する弾性変形可能なU字状の連結部を有しており、前記第1端部は、前記第1フレームの底部と前記第2フレームの底部との間に配置され、前記連結部は、前記第1フレームの側壁部を前方側から軸方向に沿って挟むように配置されることを特徴とする照明装置(請求項2)。
本項に記載の照明装置によれば、係止部が、第1端部と第2端部とを連結する弾性変形可能なU字状の連結部を有しており、第1端部は、第1フレームの底部と第2フレームの底部との間に配置され、連結部は、第1フレームの側壁部を前方側から軸方向に沿って挟むように配置されることにより、互いに固定される第1フレームと第2フレームとの間に第1端部が挟まれることによって照明装置に固定され、第2端部は、第1フレームの側壁部から外側に突き出るように配置され、第1端部に対して弾性的に変位可能である係止部を、容易かつ安価に構成することが可能となる。
(3)(2)項に記載の照明装置において、前記第2端部は、前記連結部の端部から外側に突き出す水平部と、該水平部の周方向の両端から後方に垂設された一対の垂直部と、を有して断面U字状に形成されていることを特徴とする照明装置(請求項3)。
本項に記載の照明装置によれば、第2端部の構造的な強度が向上することにより、本項に記載の照明装置を、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具の照明ユニットとして使用した際に、器具本体に対してより安定かつ強固に取り付けることが可能となる。
(4)(3)項に記載の照明装置において、前記水平部と前記垂直部の接続部は、湾曲面であることを特徴とする照明装置(請求項4)。
本項に記載の照明装置によれば、本項に記載の照明装置を、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具の照明ユニットとして使用した際に、照明装置の係止部を、器具本体の係止受部に対して滑らかに嵌め込むことが可能となる。
(5)(1)〜(4)のいずれか1項に記載の照明装置において、前記係止部は、鋼材の折り曲げ加工により一体に形成されていることを特徴とする照明装置(請求項5)。
本項に記載の照明装置によれば、(1)〜(4)項に記載の照明装置が備える係止部を、容易かつ安価に形成することが可能となる。
(6)(1)から(5)のいずれか1項に記載の照明装置において、前記第2フレームは、その内側に、すり鉢状の反射面が設けられていることを特徴とする照明装置(請求項6)。
本項に記載の照明装置によれば、第2フレームの内側にすり鉢状の反射面が設けられていることにより、光源部から出射された光のうち直接前方へと出射されなかった光を、反射面により反射して前方に出射させることにより、光源部からの出射光の利用効率を向上させることができる。
(7)(1)から(6)のいずれか1項に記載の照明装置において、前記第2フレームは、その前方端側に、フレネルレンズが配置されていることを特徴とする照明装置(請求項7)。
本項に記載の照明装置によれば、光源部からの出射光をフレネルレンズを介して照明装置から出射させることにより、照明光の所望の配光分布を薄型かつ軽量の構造により実現することが可能となる。
本発明は、以上のように構成したため、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具において、器具本体に組み込まれたときに光源部と器具本体の放熱部とが安定して接触可能な照明ユニットに適した照明装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態における照明装置の要部を示す断面図である。 図1に示す照明装置において、第1フレームと係止部の構成を詳細に示す斜視図である。 図1に示す照明装置において、係止部の構成を詳細に示す斜視図である。 図1に示す照明装置において、中継基板と第1フレームとを組合せて後方側から見た平面図である。 図1に示す照明装置が照明ユニットとして器具本体に組み込まれた照明器具を示す断面図である。 図5に示す照明器具において、器具本体の筐体部を詳細に示す斜視図である。 従来の照明器具の構成例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。尚、本発明の一実施形態における照明装置、及びその照明装置を照明ユニットとして用いた照明器具の構成を示す各図(図1、図4、図5)は、いずれも、その要部のみを示す模式図である。したがって、本発明の実施形態における照明装置は、図示が省略された他の構成要素を備えるものであってもよい。
また、図示された各部分の相対的な寸法は、説明のために特徴を強調して示すものであって、必ずしも実際の縮尺を反映するものではない。また、添付図面(例えば、図2、図3、図6)に示される各構成要素の詳細は、説明のために本発明の好ましい態様の一例を示すものであって、本発明が、図示された構成要素の具体的態様に限定されないことは言うまでもない。
本発明の一実施形態における照明装置10は、図1に示すように、光源部16を備えており、光源部16は、円形状の発光部14と発光部14を搭載する矩形状の搭載基板15を含む。発光部14は、青色光を発光する複数のLEDチップ(図示は省略する)を黄色蛍光体が分散された樹脂材料により封止し、これによって白色光を発光するように構成されている。また、搭載基板15は、アルミニウム等の高熱伝導性の材料から形成されている。
ここで、照明装置10において、光源部16が光を射出する方向(搭載基板15から発光部14に向かう方向)を前方、その逆方向を後方といい、照明装置10の各構成要素について、前方及び後方の面をそれぞれ表面、背面ともいう。また、本発明において、光軸は、光源部16から射出される光の配光分布の中心軸をいい、照明装置10では、この光軸は、円形の発光部14の幾何的中心軸に一致する。
また、照明装置10は、第1フレーム11及び第2フレーム21を備えている。第1フレーム11は、光源部16の外周側に配置される円筒状の側壁部12と、光源部16が搭載される底部13とを有して有底筒状に形成され、底部13上に光源部16が搭載されている。第2フレーム21は、底部25を有する有底筒状に形成され、少なくともその後部側が第1フレーム11の内側に配置される。
この際、第1フレーム11及び第2フレーム21は、互いに同軸に配置されており、以下では、これらの共通の中心軸に符号Cを付す。また、光源部16は、第1フレーム11に、発光部14の中心軸(すなわち、光軸)と第1フレーム11の中心軸Cとが一致するように搭載されており、以下、光軸についても、符号Cを付して参照する。
第1フレーム11は、例えばアルミニウム等の高熱伝導性の材料から形成される。第1フレーム11の底部13において、その表面側の中央部には、光源部16が搭載される第1座部17が設けられ、第1座部17の周囲には、光源部16の位置決め用に額縁状の浅い溝19が形成されている。また、底部13の背面側の中央部には、扁平円柱状の第2座部18が形成されており、第1フレーム11は、この第2座部18と側壁部12との間に延在する4つの腕部2、3(図2参照)を有している。照明装置10において、これらの腕部2、3は、第1フレーム11の中心軸C回りに回転対称に配置され、これらの腕部2、3のうち、互いに対向する2つの腕部2には、背面側から皿ねじ63を挿通するための皿もみ孔7が形成されている。
照明装置10において、光源部16は、熱伝導性シート(図示は省略する)を介して第1座部17上に搭載されるものであってもよい。また、第2座部18の背面18aは、後述する器具本体55(図5参照)に照明装置10が組み込まれたときに、器具本体55の放熱部52と接触する伝熱面として機能する。
第2フレーム21は、光反射性に優れた白色樹脂を用いて形成される。第2フレーム21の表面側には、円形の第1開口22が形成され、背面側の底部25には、第1開口22よりも小径の円形の第2開口23が形成されている。第1開口22の内縁側には、段部22aが形成されており、この段部22a上に円板状のフレネルレンズ26が配置されて、任意の適切な手段により第2フレーム21に保持される。この際、照明装置10では、フレネルレンズ26は、その光軸が、上述した意味での照明装置10の光軸Cと一致するように配置される。また、第2フレーム21の外周面側には、第1フレーム11の腕部2の皿もみ孔7に対応する位置に、皿ねじ63を螺着するための孔部27が設けられている。
照明装置10を組立てたときに、光源部16の発光部14は、第2フレーム21の第2開口23から露出し、その際、第2開口23の外縁部29は、光源部16の搭載基板15を後方に押さえつけるように構成されている。また、第2フレーム21の内部には、第1開口22と第2開口23との間に、前方に向かって広がるように傾斜するすり鉢状の傾斜面として、反射面24が形成される。
照明装置10は、さらに、第1フレーム11の円周方向に沿って離散して取り付けられる複数の係止部41を有している。係止部41は、第1端部42、第2端部43、及び第1端部42と第2端部43を連結する連結部44が含まれる。照明装置10では、係止部41は、バネ性を有する薄板材(本実施形態では、鋼材)の折り曲げ加工によって一体に形成されている。図3に示すように、第1端部42は、薄板の延在方向に沿って略S字状に湾曲するように形成され、第2端部43は、薄板の延在方向に直交する断面がU字状に形成され、連結部44は、薄板の延在方向に沿ってU字状に湾曲するように形成される。
U字状の連結部44は、互いに平行に延びる1対の腕部44a、44bを有しており、第1端部42は、一方の腕部44aとの接続部から折返され、かつ、先端部が腕部44aに略直交する方向に延びるように、S字状に湾曲する。第2端部43は、連結部44の他方の腕部44bに対して略直交する方向に延びる水平部43aと、水平部43aの両側端から連結部44とは反対側に折り曲げられた一対の垂直部43bとを有し、水平部43と垂直部43bとの接続部43cは、湾曲面を形成するように折り曲げられている。そして、第2端部43の水平部43aと連結部44の腕部44bとは、連結部44の湾曲する接続部44cにより滑らかに接続される。
照明装置10において、係止部41は、連結部44が第1フレーム11の側壁部12を前方側から軸方向に沿って挟むように配置され、その際、第1端部42が接続する腕部44aは、側壁部12の内側面に沿って配置され、第2端部43が接続する腕部44bは、側壁12の外側面に沿って配置される。これによって、第1端部42は、第1フレーム11の底部13上に配置され、第2端部43は、第1フレーム11の側壁部12から外側に突き出るように配置されことになる。
照明装置10は、4つの係止部41を備えており、各係止部41は、第1フレーム11の側壁部12の、4つの腕部2、3にそれぞれ対応する位置に配置されている(図2参照)。また、照明装置10では、係止部41を位置決め配置するために、側壁部12の各係止部41を配置する位置の内側面及び外側面に、それぞれ溝部9a、9bが前方から軸方向に沿って形成されている。
照明装置10は、光源部16が搭載され、係止部41が取り付けられた第1フレーム11の内側に第2フレーム21の後方側を配置し、第1フレーム11と第2フレーム21とを、それぞれの底部13、25の間に係止部41の第1端部42を挟んだ状態で、皿ねじ63により固定することによって構成され、この際、係止部41の第1端部42は、前後方向に幾分圧縮変形される。照明装置10において、係止部41は、このように、第1フレーム11と第2フレーム21とを互いに固定することにより、その他の特別な固定手段を用いることなく、照明装置10に対して固定されるものである(以下、固定後の第1フレーム11及び第2フレーム21の全体を、単にフレーム11、21ともいう)。
尚、照明装置10において、第1フレーム11の底部13と第2フレーム21の底部25との間には、中継基板60も配置されている。中継基板60は、図示は省略するリード線等により光源部16の搭載基板15と接続されており、図4に示すように、中継基板60の背面側には、円弧状の電極パターン64が形成されている。そして、照明装置10を器具本体55(図5参照)に組み込んだときに、この電極パターン64と器具本体55のコネクタ56(図6参照)のバネ性を有するコンタクト57とが物理的に接触することにより、器具本体55と中継基板60、ひいては光源部16が電気的に接続される。また、このような電気的接続を可能とするため、第1フレーム11の第2座部18と中継基板60とは、第2座部18の外側(第2座部18と4つの腕部2、3によって区画される4つの空間内)に、電極パターン64が露出する大きさに設定されている。
以上のように構成された照明装置10において、それぞれの係止部41は、その連結部44(主として、第2端部43との接続部44c)が弾性変形することによって、第2端部43が、第1端部42に対して(したがって、フレーム11、21に対して)弾性的に変位可能なものである。
図5及び図6を参照して、このような照明装置10を、照明ユニットと器具本体とを組合せて構成される照明器具50の照明ユニット(照明装置と同様の符号10を付す)として使用する場合の作用効果について説明すれば、次の通りである。ここで照明器具50は、照明ユニット10と、照明ユニット10が組み込まれる器具本体55を有しており、器具本体55は、照明ユニット10の組み込み時に照明ユニット10の側面を囲む環状の筐体51と、筐体51の一方の開口を覆うように設けられた放熱部52とを有している。
さらに、筐体55の内面には、照明ユニット10に固定されたそれぞれの係止部41に対応する係止受部53が設けられており、照明器具40の使用時において、照明ユニット10は、各係止部41の第2端部43の水平部43aが、対応する係止受部53によって前方で係止されるように筐体51内に組み込まれる。
このとき、本実施形態における照明装置を用いた照明ユニット10では、照明ユニット10及び器具本体55の各部材の機械的精度(例えば、器具本体55の係止受部53の前後方向の位置精度、または、照明ユニット10の係止部41の前後方向の位置精度)が十分でなく、フレーム11、21と器具本体55との間にがたつきが発生する可能性がある場合でも、それぞれの係止部41の第2端部43が第1端部42に対して(したがって、フレーム11、21に対して)弾性的に変位することによりそのがたつきを吸収し、照明ユニット10を器具本体55に安定かつ強固に取り付けることが可能となる。
また、このように、係止部41の第2端部43が第1端部42に対して(したがって、フレーム11、21に対して)弾性的に変位可能とした構成は、照明器具50において、器具本体55のコネクタ56(図6参照)のバネ性を有するコンタクト57からの前方への付勢力に対抗して、照明ユニット10を器具本体55に安定かつ強固に取り付けるためにも有利なものである。
そして、これによって、器具本体55の背面側に設けられる放熱部52に対して、光源部16が搭載された第1フレーム11を安定して接触させることが可能となり、光源部16から発生する熱を器具本体55の放熱部52に効率良く伝熱することにより、光源部16の温度上昇を抑制し、ひいては発光部14の発光効率を向上させることができる。また、光源部16を、熱伝導性シート(図示は省略する)を介して第1フレーム11の第1座部17上に搭載する場合であっても、比較的薄い熱伝導性シートで十分な放熱性を得ることができる。このような放熱性の向上は、照明ユニット10のように、光源部16の発光部14が、発光ダイオードから構成されている場合に、特に有利なものである。
また、各係止部41は、上述したように、互いに固定される第1フレーム11と第2フレーム12との間に第1端部42が挟まれることによって、その他の特別な固定手段を用いることなく、照明ユニット10に固定されているため、第1フレーム11と第2フレーム12とを分離することによって、照明ユニット10から容易に着脱可能なものである。これによって、必要に応じて(例えば、特定の係止部に故障が発生した場合、あるいは、弾性力の異なる係止部を使用したい場合等)、個々の係止部41を容易に交換することができる。
また、図6に示すように、器具本体55の筐体51に設けられる係止受部53は、係止部41の第2端部43を係止する係止面である後方側の面53aが、円周方向に沿って一方向(図示の例では時計回り方向)に、僅かに後方側に傾斜する傾斜面として形成されており、照明ユニット10を筐体55内に配置する際には、照明ユニット10の各係止部41の第2端部43が、矢印Aに示すような経路に沿って移動して係止受部53に嵌め込まれるように、照明ユニット10を移動させるものである。この場合、係止受部41の係止面53aには、まず、第2端部43の水平部43aと垂直部43bとの接続部43cが接触することになる。しかるに、照明ユニット10では、係止部41の第2端部43において、水平部43aと垂直部43bとの接続部43cは、湾曲面として形成されているため、第2端部43の係止受部53への嵌め込みを滑らかに行うことができる。
さらに、照明ユニット10では、4つの係止部41は、光軸C回りに回転対称に配置されているため、フレーム11、21と器具本体51とのがたつきをバランスよく吸収し、照明ユニット10を器具本体55により安定かつ強固に取り付けることが可能となる。
また、図5に示すような照明器具50は、器具本体55を天井等に埋設し、このように埋設された器具本体55に対して照明ユニット10を組み込んで、天井等から室内を照明する所謂ダウンライトとして好適に使用されるものであるが、照明ユニット10は、各係止部41が対応する係止受部53によって前方(この使用例では下方)で係止されるように筐体51内に組み込まれる構造を有するため、係止部41における弾性変形によって、照明ユニット10の耐落下性能が、従来の照明ユニットと比較して低下することはないものである。むしろ、第2端部43が第1端部42に対して弾性的に変位することによって、その弾性力により第2端部43と係止受部53との結合がより強固となるため、照明ユニット10を器具本体55に安定かつ確実に取り付けることができる。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明してきたが、本発明に係る照明装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明は、係止部41、及び、ねじ(例えば、皿ねじ63)等の数や配置の具体的態様が、上述した実施形態に限定されるものではない。
10:照明装置(照明ユニット)、11:第1フレーム、12:側壁部、13:底部、16:光源部、21:第2フレーム、22:第1開口、23:第2開口、25:底部、41:係止部、42:第1端部、43:第2端部、44:連結部

Claims (7)

  1. 光源部と、前記光源部の外周側に配置される円筒状の側壁部および前記光源部が搭載される底部を有する有底筒状の第1フレームと、少なくとも後部側が前記第1フレームの内側に配置され、前記光源部を露出させる開口が設けられた底部を有する有底筒状の第2フレームと、前記第1フレームの円周方向に沿って離散して取り付けられる複数の係止部と、を備える照明装置であって、
    前記複数の係止部の各々は、第1端部と第2端部とを備えており、互いに固定される前記第1フレームと前記第2フレームとの間に前記第1端部が挟まれることによって前記照明装置に固定されるとともに、前記第2端部は、前記第1フレームの側壁部から外側に突き出るように配置され、前記第1端部に対して弾性的に変位可能であることを特徴とする照明装置。
  2. 前記係止部は、前記第1端部と前記第2端部とを連結する弾性変形可能なU字状の連結部を有しており、前記第1端部は、前記第1フレームの底部と前記第2フレームの底部との間に配置され、前記連結部は、前記第1フレームの側壁部を前方側から軸方向に沿って挟むように配置されることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2端部は、前記連結部の端部から外側に突き出す水平部と、該水平部の周方向の両端から後方に垂設された一対の垂直部と、を有して断面U字状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記水平部と前記垂直部の接続部は、湾曲面であることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記係止部は、鋼材の折り曲げ加工により一体に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記第2フレームは、その内側に、すり鉢状の反射面が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記第2フレームは、その前方端側に、フレネルレンズが配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。
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