JP2015011471A - 電子機器、電源制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器の電源制御に係る機能の開発効率を向上させる。【解決手段】電源制御部154が、センサ120が検出するセンサ値か、CPU110がアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと、コンテクスト推論ルール記憶部131が記憶するコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、自装置の状態を示すコンテクスト情報をコンテクスト生成部153から取得し、当該コンテクスト情報に基づいて電子機器100の電源を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器、当該電子機器の電源制御方法、及び電子機器の電源を制御するプログラムに関する。
近年、電子機器の性能の向上に伴い、多くのハードウェアモジュールを搭載した電子機器が普及している。これらのハードウェアモジュールは、電子機器が所定の処理を行っているときに有効に機能するものであって、常にすべてのハードウェアモジュールが使用されている状況にあるとは限らない。そのため、電子機器の処理の状態に応じてハードウェアモジュールの消費電力を低減させることが好ましい。
例えば、携帯電話端末においては、地図を表示するアプリケーションプログラムを実行していないときに、GPS(Global Positioning System)ハードウェアモジュールの消費電力を低減させ、利用者が画面操作を行っていないときにディスプレイハードウェアモジュールの消費電力を低減させることなどが考えられる。
なお、消費電力の低減方法としては、クロック供給の停止(Clock gating:例えば、非特許文献1を参照)や電力供給の停止(Power gating:例えば、非特許文献2を参照)が一般的に用いられている。
Qing Wuら、「Clock−gating and its application to low power design of sequential circuits」、Circuits and Systems I: Fundamental Theory and Applications, IEEE Transactions、2000年3月、vol.47、no.3、pp.415−420
Hu Zhigangら、「Microarchitectural techniques for power gating of execution units」、Proceedings of the 2004 international symposium on Low power electronics and design、ACM、2004年
上述した消費電力の低減を実現するためには、電子機器に搭載されたセンサの値や複数のアプリケーションプログラムの状態に基づいた複雑な条件の判断が必要となる。例えば、ディスプレイに供給する電源をオフにする条件としては、利用者が画面を注視しておらず、かついずれのアプリケーションプログラムも利用者への通知を有しないことが条件として想定される。このとき、画面の注視がされているか否かの判断は、アプリケーションプログラムの状態やセンサ値の組み合わせなどによって複数の判断方法が想定される。そのため、ディスプレイに供給する電源をオフにする条件は、アプリケーションプログラムの状態やセンサ値の複数の組み合わせを列挙したものとなり、開発者にとって理解しにくいものとなる問題がある。
そのため、電子機器の電源制御プログラムの開発において、電源制御の条件が分かりにくく、開発効率が低くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する電子機器、電源制御方法、及びプログラムを提供することにある。
そのため、電子機器の電源制御プログラムの開発において、電源制御の条件が分かりにくく、開発効率が低くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する電子機器、電源制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと所定のコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、自装置の状態を示すコンテクスト情報を取得し、当該コンテクスト情報に基づいて自装置の電源を制御する電源制御部を備えることを特徴とする。
また、本発明においては、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと前記コンテクスト推論ルールとに基づいて前記コンテクスト情報を生成するコンテクスト生成部を備え、前記電源制御部は、前記コンテクスト生成部が生成したコンテクスト情報に基づいて電源を制御することが好ましい。
また、本発明においては、前記コンテクスト生成部は、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと、自装置の周辺環境に関する情報と、前記コンテクスト推論ルールとに基づいて、前記コンテクスト情報を生成することが好ましい。
また、本発明は、電子機器が、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと所定のコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、自装置の状態を示すコンテクスト情報を取得し、当該コンテクスト情報に基づいて自装置の電源を制御することを特徴とする。
また、本発明は、電子機器に搭載されたコンピュータを、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと所定のコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、前記電子機器の状態を示すコンテクスト情報を取得し、当該コンテクスト情報に基づいて前記電子機器の電源を制御する電源制御部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、電源制御部は、電子機器の状態を示すコンテクスト情報に基づいて電源の制御を行う。これにより電子機器の電源制御の条件が簡潔になり、電子機器の開発を容易にすることができる。
《第1の実施形態》
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による電子機器100の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る電子機器100は、アプリケーションプログラムの実行状態やセンサ値に基づいて、各ハードウェアモジュール140へ対する電力供給を制御する。
電子機器100は、CPU110(Central Processing Unit)、センサ120、ROM130(Read Only Memory)、ハードウェアモジュール140、電源制御回路150を備える。
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による電子機器100の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係る電子機器100は、アプリケーションプログラムの実行状態やセンサ値に基づいて、各ハードウェアモジュール140へ対する電力供給を制御する。
電子機器100は、CPU110(Central Processing Unit)、センサ120、ROM130(Read Only Memory)、ハードウェアモジュール140、電源制御回路150を備える。
CPU110は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを実行する。このとき、CPU110は、所定のハードウェアモジュール140から取得した情報に基づいてアプリケーションプログラムを実行したり、アプリケーションプログラムの実行結果を所定のハードウェアモジュール140に出力したりする。
センサ120は、電子機器100の物理的な状態を検知する。センサ120の具体例としては、加速度センサ、温度センサ、光センサ、近接センサ、ジャイロスコープ、マイクなどが挙げられる。
ROM130は、電源制御回路150が電源制御処理に用いる情報を記憶する不揮発メモリである。具体的には、ROM130は、電子機器100の状態を示すコンテクスト情報を生成するためのルールを記憶するコンテクスト推論ルール記憶部131と、コンテクスト情報に基づいて電源を制御するためのルールを記憶する電源制御ルール記憶部132を備える。
ハードウェアモジュール140は、電子機器100に機能を提供する部品である。ハードウェアモジュール140の具体例としては、GPSモジュール、カメラモジュール、スピーカモジュール、通信モジュール、ディスプレイモジュールなどが挙げられる。
電源制御回路150は、センサ120及びCPU110から取得した情報に基づいてハードウェアモジュール140への電力供給を制御する。
センサ120は、電子機器100の物理的な状態を検知する。センサ120の具体例としては、加速度センサ、温度センサ、光センサ、近接センサ、ジャイロスコープ、マイクなどが挙げられる。
ROM130は、電源制御回路150が電源制御処理に用いる情報を記憶する不揮発メモリである。具体的には、ROM130は、電子機器100の状態を示すコンテクスト情報を生成するためのルールを記憶するコンテクスト推論ルール記憶部131と、コンテクスト情報に基づいて電源を制御するためのルールを記憶する電源制御ルール記憶部132を備える。
ハードウェアモジュール140は、電子機器100に機能を提供する部品である。ハードウェアモジュール140の具体例としては、GPSモジュール、カメラモジュール、スピーカモジュール、通信モジュール、ディスプレイモジュールなどが挙げられる。
電源制御回路150は、センサ120及びCPU110から取得した情報に基づいてハードウェアモジュール140への電力供給を制御する。
電源制御回路150は、ソフトウェアモジュールとして、アプリケーション状態取得部151、センサ値取得部152、コンテクスト生成部153、電源制御部154を備える。
アプリケーション状態取得部151は、CPU110からアプリケーションプログラムの状態を示す情報を取得する。アプリケーションプログラムの状態を示す情報の例としては、アプリケーションプログラムが所定の通知を発しているか否かや、アプリケーションプログラムが動画像の再生中であるか否かなどが挙げられる。
センサ値取得部152は、電子機器100の物理的な状態を示す値(センサ値)をセンサ120から取得する。
コンテクスト生成部153は、アプリケーション状態取得部151が取得した情報かセンサ値取得部152が取得したセンサ値かの少なくとも何れか1つを用いて、コンテクスト推論ルール記憶部131が記憶するコンテクスト推論ルールに従って、コンテクスト情報を生成する。コンテクスト情報とは、電子機器100の状態を示す情報を言う。
電源制御部154は、コンテクスト生成部153が生成したコンテクスト情報とを用いて、電源制御ルール記憶部132が記憶する電源制御ルールに従って、ハードウェアモジュール140に供給する電源の制御を行う。なお、電源の制御の例としては、ハードウェアモジュール140に供給するクロック信号の周波数の増減や、ハードウェアモジュール140に供給する電力の増減などが挙げられる。
アプリケーション状態取得部151は、CPU110からアプリケーションプログラムの状態を示す情報を取得する。アプリケーションプログラムの状態を示す情報の例としては、アプリケーションプログラムが所定の通知を発しているか否かや、アプリケーションプログラムが動画像の再生中であるか否かなどが挙げられる。
センサ値取得部152は、電子機器100の物理的な状態を示す値(センサ値)をセンサ120から取得する。
コンテクスト生成部153は、アプリケーション状態取得部151が取得した情報かセンサ値取得部152が取得したセンサ値かの少なくとも何れか1つを用いて、コンテクスト推論ルール記憶部131が記憶するコンテクスト推論ルールに従って、コンテクスト情報を生成する。コンテクスト情報とは、電子機器100の状態を示す情報を言う。
電源制御部154は、コンテクスト生成部153が生成したコンテクスト情報とを用いて、電源制御ルール記憶部132が記憶する電源制御ルールに従って、ハードウェアモジュール140に供給する電源の制御を行う。なお、電源の制御の例としては、ハードウェアモジュール140に供給するクロック信号の周波数の増減や、ハードウェアモジュール140に供給する電力の増減などが挙げられる。
図2は、ROM130が記憶する情報の例を示す図である。
ROM130は、コンテクスト推論ルールと電源制御ルールとを記憶する。
ROM130は、コンテクスト推論ルールと電源制御ルールとを記憶する。
コンテクスト推論ルールは、センサ値、アプリケーションプログラムの状態、コンテクスト情報、またはこれらの組み合わせを示す条件と、当該条件に当てはまる電子機器100の状態とを関連付けたものである。コンテクスト推論ルールの例としては、図2(A)に示すように、電子機器100の傾きが−45度より大きく、かつタッチパネルモジュール(ハードウェアモジュール140の1つ)が操作されていない時間が1秒以上経過している、という条件に、「ユーザがディスプレイを注視している」という状態を関連付けたものが挙げられる。また、図2(A)に示す、端末の傾きが0度より大きく、かつコンテクスト情報が「ユーザが歩行中である」を示さない、という条件のように、他のコンテクスト情報を含む条件を用いても良い。
電源制御ルールは、センサ値、アプリケーションプログラムの状態、もしくはコンテクスト情報、またはこれらの組み合わせを示す条件と、電子機器100が当該条件に当てはまる場合に、制御対象となるハードウェアモジュール140と、当該ハードウェアモジュール140に対する制御内容とを関連付けたものである。電源制御ルールの例としては、図2(B)に示すように、電子機器100の状態が「ユーザがディスプレイを注視している」状態である場合に、ディスプレイモジュール(ハードウェアモジュール140の1つ)の輝度を100%とするルールが挙げられる。また、電源制御ルールの他の例としては、電子機器100の状態が「ユーザがディスプレイを注視している」状態でなく、かつすべてのアプリケーションプログラムの最終の通知要求から3秒が経過していない場合に、ディスプレイモジュールの輝度を30%とするルールが挙げられる。また、電源制御ルールの他の例としては、電子機器100の状態が「ユーザがディスプレイを注視している」状態でなく、かつすべてのアプリケーションプログラムの最終の通知要求から3秒が経過した場合に、ディスプレイモジュールの輝度を0%とするルールが挙げられる。
次に、本実施形態に係る電子機器100の動作について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器100の電源制御方法を示すフローチャートである。
電子機器100が起動すると、アプリケーション状態取得部151は、CPU110からアプリケーションプログラムの状態を示す情報を取得する(ステップS101)。また、センサ値取得部152は、センサ120からセンサ値を取得する(ステップS102)。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器100の電源制御方法を示すフローチャートである。
電子機器100が起動すると、アプリケーション状態取得部151は、CPU110からアプリケーションプログラムの状態を示す情報を取得する(ステップS101)。また、センサ値取得部152は、センサ120からセンサ値を取得する(ステップS102)。
次に、コンテクスト生成部153は、コンテクスト推論ルール記憶部131からコンテクスト推論ルールを読み出し、アプリケーション状態取得部151が取得した情報及びセンサ値取得部152が取得したセンサ値に合致する電子機器100の状態を特定し、当該状態を示すコンテクスト情報を生成する(ステップS103)。
次に、電源制御部154は、電源制御ルール記憶部132から電源制御ルールを読み出し、アプリケーション状態取得部151が取得した情報及びセンサ値取得部152が取得したセンサ値、並びにコンテクスト生成部153が生成したコンテクスト情報に合致する制御内容を特定し、当該制御内容に従ってハードウェアモジュール140の電源を制御する(ステップS104)。
このように、本実施形態によれば、電源制御回路150は、コンテクスト情報を生成するソフトウェアモジュール(コンテクスト生成部153)と、電源制御を行うソフトウェアモジュール(電源制御部154)とを別個に備える。そのため、電源制御回路150は、アプリケーションソフトウェアごとの情報を集約して全体的な情報からコンテクスト情報を生成したうえで、当該コンテクスト情報に基づく電源制御を行うことができる。これにより、電源制御を行うソフトウェアモジュールの開発者は、アプリケーションプログラムの状態やセンサ値を考慮せずに、電源制御のロジックを作成することができる。また、これにより、コンテクスト情報を生成するソフトウェアモジュールの開発者は、各ハードウェアモジュール140の電源制御を考慮せずに、コンテクスト情報の推論ロジックを作成することができる。
また、本実施形態によれば、電源制御回路150におけるコンテクスト情報の生成に用いるコンテクスト推論ルールと、電源制御に用いる電源制御ルールは、電源制御回路150の外部に設けられたROM130に記録されている。そのため、電子機器100に搭載されるアプリケーションプログラムやモジュールの種類に合わせて個別に各ルールを生成しておくことで、異なる電子機器100に対して同じ電源制御回路150を適用して電源制御を行うことができる。これにより、電子機器100の開発者は、アプリケーションプログラムやモジュールに応じた適切な電源制御を行う電子機器100を、低いコストで開発することができる。
《第2の実施形態》
次に、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態による電子機器100の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態に係る電子機器100は、第1の実施形態に係る電子機器100の構成に加え、電源制御回路150がさらに環境情報受信部155を備える。
次に、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態による電子機器100の構成を示す概略ブロック図である。
第2の実施形態に係る電子機器100は、第1の実施形態に係る電子機器100の構成に加え、電源制御回路150がさらに環境情報受信部155を備える。
環境情報受信部155は、外部サーバから電子機器100の周辺環境に関する情報を受信する。周辺環境に関する情報とは、例えば、電子機器100が存在する地域の気象情報などが挙げられる。
そして、コンテクスト生成部153は、アプリケーション状態取得部151が取得した情報及びセンサ値取得部152が取得したセンサ値、並びに環境情報受信部155が受信した情報に合致する電子機器100の状態を特定し、当該状態を示すコンテクスト情報を生成する。
このように、本実施形態によれば、電子機器100の内部の状態に限らず、外部サーバより取得した周辺環境の情報も用いて電子機器100の状態を特定する。これにより、電源制御部154は、より細かな情報に基づいて電源制御を行うことができる。
《第3の実施形態》
次に、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について詳しく説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態による電子機器100の構成を示す概略ブロック図である。
第3の実施形態に係る電子機器100は、コンテクスト生成部153に代えてコンテクスト取得部156を備える。また、第3の実施形態に係る電子機器100は、コンテクスト推論ルール記憶部131を備えない。
次に、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について詳しく説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態による電子機器100の構成を示す概略ブロック図である。
第3の実施形態に係る電子機器100は、コンテクスト生成部153に代えてコンテクスト取得部156を備える。また、第3の実施形態に係る電子機器100は、コンテクスト推論ルール記憶部131を備えない。
コンテクスト取得部156は、アプリケーション状態取得部151が取得した情報及びセンサ値取得部152が取得したセンサ値を外部サーバに送信し、当該情報に基づいて外部サーバで生成されたコンテクスト情報を受信する。外部サーバは、第2の実施形態と同様に、電子機器100の周辺の環境に関する情報を取得し、当該情報に基づいてコンテクスト情報を生成しても良い。
そして、電源制御部154は、アプリケーション状態取得部151が取得した情報及びセンサ値取得部152が取得したセンサ値、並びにコンテクスト取得部156が取得したコンテクスト情報に合致する制御内容を特定し、当該制御内容に従ってハードウェアモジュール140の電源を制御する。
このように、本実施形態によれば、外部サーバから取得したコンテクスト情報に基づいて電子機器100の電源制御を行うことができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、コンテクスト推論ルール及び電源制御ルールをROM130に記憶させる場合について説明したが、これに限られず、例えばフラッシュメモリなどに記憶させても良い。
例えば、上述した実施形態では、コンテクスト推論ルール及び電源制御ルールをROM130に記憶させる場合について説明したが、これに限られず、例えばフラッシュメモリなどに記憶させても良い。
例えば、電子機器100がアプリケーションプログラムを自由に導入することができる場合、新たに導入するアプリケーションプログラムに関するコンテクスト推論ルールをフラッシュメモリ内のコンテクスト推論ルール記憶部131に追加することで、コンテクスト生成部153は、新たなアプリケーションプログラムに適したコンテクスト情報を生成することができる。
また例えば、電子機器100がハードウェアモジュール140を自由に導入することができる場合、新たに導入するハードウェアモジュール140に関する電源制御ルールをフラッシュメモリ内の電源制御ルール記憶部132に追加することで、電源制御部154は、新たなハードウェアモジュール140に適した電源制御を行うことができる。
また、上述した実施形態では、電源制御回路150が電子機器100の電源を制御する場合について説明したが、これに限られない。例えば、電子機器100が電源制御回路150を備えず、CPU110に電源制御回路150と同じ処理を実行させても良い。この場合、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをCPU110(コンピュータ)が読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたCPU110が当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100…電子機器 110…CPU 120…センサ 130…ROM 131…コンテクスト推論ルール記憶部 132…電源制御ルール記憶部 140…ハードウェアモジュール 150…電源制御回路 151…アプリケーション状態取得部 152…センサ値取得部 153…コンテクスト生成部 154…電源制御部 155…環境情報受信部 156…コンテクスト取得部
Claims (5)
- センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと所定のコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、自装置の状態を示すコンテクスト情報を取得し、当該コンテクスト情報に基づいて自装置の電源を制御する電源制御部
を備えることを特徴とする電子機器。 - センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと前記コンテクスト推論ルールとに基づいて前記コンテクスト情報を生成するコンテクスト生成部
を備え、
前記電源制御部は、前記コンテクスト生成部が生成したコンテクスト情報に基づいて電源を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記コンテクスト生成部は、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと、自装置の周辺環境に関する情報と、前記コンテクスト推論ルールとに基づいて、前記コンテクスト情報を生成する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 電子機器が、センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと所定のコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、自装置の状態を示すコンテクスト情報を取得し、当該コンテクスト情報に基づいて自装置の電源を制御する
ことを特徴とする電源制御方法。 - 電子機器に搭載されたコンピュータを、
センサ値かアプリケーションプログラムの状態かの少なくとも何れか1つと所定のコンテクスト推論ルールとに基づいて生成された、前記電子機器の状態を示すコンテクスト情報を取得し、当該コンテクスト情報に基づいて前記電子機器の電源を制御する電源制御部
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013135539A JP2015011471A (ja) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | 電子機器、電源制御方法、及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013135539A JP2015011471A (ja) | 2013-06-27 | 2013-06-27 | 電子機器、電源制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=52304595
Family Applications (1)
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Citations (2)
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JP2001100870A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
JP2008511915A (ja) * | 2004-09-03 | 2008-04-17 | インテル・コーポレーション | コンテキストベース電力管理 |
-
2013
- 2013-06-27 JP JP2013135539A patent/JP2015011471A/ja active Pending
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