JP2015009326A - ロボットハンド及びロボットハンドでワークを把持する把持方法 - Google Patents

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【課題】雑に供給されたワークであっても複雑な装置構成なしに、ワークを噛みこむことなく、把持中心に引き込んで把持することが可能かつ、ワークを落下させないために、強固に保持することのできるロボットハンドを提供する。【解決手段】同一円上で互いに離間して設けられ、円と円の中心から放射状に延びる線との交点上に配置され、ワークを把持可能な少なくとも3個のフィンガ部を備えたロボットハンドであって、フィンガ部の円の中心側の把持部の内接円の接点に高摩擦面を形成し、フィンガ部の把持部の高摩擦面を除いた面に低摩擦面を形成した。【選択図】図1

Description

本発明は、物品を把持するロボットハンド及びロボットハンドでワークを把持する把持方法に関する。
近年の産業用ロボットの普及により、従来人手でおこなってきた組立作業をロボットにより実現する組立装置が求められてきている。
その装置の一例として、多関節ロボットに把持機構を有するロボットハンドを取付けた装置を用いて、トレイ等で供給されたワークを把持、搬送、組立てるという組立システムが知られている。一般に、マニピュレータ等のロボットを用いてワークを把持して搬送する作業にあっては、ワークとロボットの把持部との間に位置や姿勢の誤差が生じてしまうことがある上に、ワークを供給する際にも高精度の位置決めが必要となるため、問題となっている。
このような問題を解消するものとして、特許文献1、特許文献2に示すロボットハンドが知られている。
特許文献1に示すものは、同一円周上に配置された3本の回転軸がタイミングベルトを介して同じ回転動作をおこなう機構であり、各軸に対して偏心した位置に回転軸と共に回転するハンドが、その先にはゴム等の摩擦の大きな弾性体のフィンガが取り付けられている。
雑に供給されたワークでも、各回転軸が回転動作をおこなうことによってフィンガがワークに当接、回転動作することによりワークをハンドの把持中心に引込んで把持することができる。
また、特許文献2に示すものは、同一円周上に配置された複数個のフィンガからなり、フィンガの先端部を摩擦係数が小さい部材、その他の領域を先端部より摩擦係数が大きいゴムのような部材から構成されるロボットハンドである。
ワークがロボットハンドに対して傾いて供給された場合でもハンドの開閉の際、高摩擦面ではワークが滑らず、低摩擦面ではワークが滑ることにより、最初に当接するフィンガの高摩擦部の接点を軸にワークが回転し、ワークの姿勢を正して把持することができる。
さらに、高摩擦部でワークを把持するため、ワークを落下させずに強固に保持することができる。
特開2009−291871号公報 特開2006−26869号公報
しかしながら、特許文献1で示す従来技術はハンドの開閉機構が回転動作であるため、ハンドが物体を把持する際の中心の調整が難しくなる。また、フィンガ部が弾性体で構成されているため、円環形状のワークなどを把持する際に2点接触した場合、ワークとフィンガとの摩擦によって二本のフィンガの間で噛みこんでしまうという課題があった。
また、特許文献2で示す従来技術はワークの姿勢を理想把持姿勢に正すことはできるが、高摩擦部との接触点で滑らないため、ワークの供給側もしくはロボットハンド側にワークの状態に合わせて上下するコンプライアンス機能等を持たせなければならなかった。
従って、本発明の目的は、雑に供給されたワークであっても複雑な装置構成なしに、ワークを噛みこむことなく、把持中心に引き込んで把持することが可能かつ、ワークを落下させないために、強固に保持することのできるロボットハンドを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のロボットハンドは、
同一円上で互いに離間して設けられ、円と円の中心から放射状に延びる線との交点上に配置され、ワークを把持可能な少なくとも3個のフィンガ部を備えたロボットハンドであって、フィンガ部の円の中心側の把持部の内接円の接点に高摩擦面を形成し、フィンガ部の把持部の高摩擦面を除いた面に低摩擦面を形成したことを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明のロボットハンドでワークを把持する把持方法は、
ワークをロボットハンドで把持する把持方法において、同一円上で互いに離間して設けられ、円と円の中心から放射状に延びる線との交点上に配置され、ワークを把持可能な少なくとも3個のフィンガ部を備えたロボットハンドであって、フィンガ部の円の中心側の把持部の内接円の接点に高摩擦面を形成し、フィンガ部の把持部の高摩擦面を除いた面に低摩擦面を形成したロボットハンドのフィンガ部を、把持部の内接円内にワークを配置する工程と、フィンガ部を円の中心方向に移動させる工程と、フィンガ部の低摩擦面をワークに接触させて円の中心にワークの中心を近付ける工程と、3本のフィンガ部の高摩擦面でワークを把持する工程とを有することを特徴としている。
本発明のロボットハンドによれば、ハンドの把持中心と供給されるワークの中心位置がずれていても、ワークを把持中心軸の方向に引込み、高摩擦面でワークを保持するため、ワーク搬送中に落下の恐れのない、安定した把持が可能となる。
本発明のロボットハンドによれば、高摩擦面と低摩擦面は同一平面上に形成され、高摩擦面の幅は、フィンガ部を円の中心から最も遠ざけた際のフィンガ部の最大内接円直径に対して0.5%以上3.0%以下であり、フィンガ部の幅は、フィンガ部の最大内接円直径に対して10%以上であることにより、より確実な把持が可能となる。
本発明のロボットハンドによれば、高摩擦面は、それぞれ同一材料で形成され、表面に凹凸が形成されているため、構造が簡便で安価なロボットハンドを提供できる。
本発明のロボットハンドによれば、ブラスト加工またはエッチングで高摩擦面を形成することにより、フィンガの加工が容易となる。
本発明のロボットハンドによれば、高摩擦面と低摩擦面が異なる材料から形成されることにより、摩擦力の差を大きくすることができる。
請求項6に記載の部品把持方法によれば、ロボットハンドの把持中心と供給されるワークの中心位置がずれていても、ワークを把持中心方向に引込み、高摩擦部でワークを保持するため、ワーク搬送中に落下の恐れのない、安定した把持が出来る。
本発明の一実施例に係わるロボットハンドの構成を示す側面図である。 図1のロボットハンドをA方向から見た図である。 図2において、ロボットハンドがワークを把持した状態を示す図である。 図2において、ロボットハンドの最大開口時の状態を示す図である。 (a)は、図3における、フィンガ部でのワークの接触位置を示した概略図であり、(b)は、図3における、フィンガ部でのワークの変形を示した概略図であり、(c)は、図3における、フィンガ部でのワークの接触位置を示した概略図である。 (a)は、ワークが把持により滑動する力の関係を示した模式図であり、(b)は、把持時にワークが落下しない力の関係を示した模式図である。
本発明を実施するための形態を、図面に基づいて以下説明する。各図面において同一部分は同一符号で示してある。
図1は本発明の一実施例に係わるロボットハンドの構成を示す側面図である。図2は図1のロボットハンドをA方向から見た図である。図3は図2において、ロボットハンドがワークを把持した状態を示す図である。更に図4は図2において、ロボットハンドの最大開口時の状態を示す図である。
図1において、ロボットハンド20は、図示しないアクチュエータによって3次元的に移動可能なアーム部1とワーク4を把持するハンド部2とを備えている。ハンド部2は、ハンド部2とアーム部1との間に設けられた関節部7に取り付けられ、関節部7により屈曲可能となっている。
ハンド部2には、複数の(本実施例では少なくとも3個の)フィンガ部3a、3b、3cが取り付けられている。フィンガ部3a、3b、3cの各々は、ワーク4を把持可能な把持部を備えている。各把持部13a、13b、13cには高摩擦面8a、8b、8cと、高摩擦面8a、8b、8cよりも摩擦係数の小さい低摩擦面9a、9b、9cが形成されている。図示しないモータ等のアクチュエータにより、フィンガ部3a、3b、3cが同時に把持中心軸5の方向へ動き、円筒形状を有するワーク4を把持する。
フィンガ部3a、3b、3cは、同一円上で互いに離間して円周方向で等配に設けられ、円と円の中心から放射状に延びる線との交点上に配置されている。高摩擦面8a、8b、8cは、フィンガ部3a、3b、3cの設けられた円の中心側の把持部の内接円の各接点に設けられ、フィンガ部3a、3b、3cの把持部の高摩擦面8a、8b、8cを除いた面に低摩擦面9a、9b、9cが形成されている。
図2乃至図5から明らかなように、高摩擦面8a、8b、8cと低摩擦面9a、9b、9cは把持部13a、13b、13c同一平面上に形成されている。また、高摩擦面8a、8b、8cの幅は、フィンガ部を上記円の中心から最も遠ざけた際のフィンガ部の最大内接円直径に対して0.5%以上3.0%以下であり、フィンガ部の幅は、フィンガ部の最大内接円直径に対して10%以上である。
高摩擦面8a、8b、8cは、それぞれ同一材料で形成され、表面に凹凸が形成されている。高摩擦面8a、8b、8cの表面の凹凸はブラスト加工またはエッチングで形成する。
高摩擦面8a、8b、8cは、低摩擦面9a、9b、9cとは異なる材料から形成されている。
図2に示すように、ワーク4をフィンガ部3a、3b、3cの内接円内に配置する。把持中心軸5とワーク中心軸6が一致しない場合、フィンガ部3a、3b、3cを把持中心軸5の方向へ動かすと、ワーク4はまず最初にフィンガ部3cの低摩擦面9cに接触(当接)し、フィンガ部3aの方向へ移動する。次に、ワーク4はフィンガ部3aの低摩擦面9aに接触した後、フィンガ部3a、3cの低摩擦面9a、9cを把持中心軸5の方向へ滑動する。
ワーク4と低摩擦面9a、9cとの摩擦が大きいとワーク4は低摩擦面9a、9cで挟まれた状態で止まってしまい、不完全な状態で把持が終了する。
本実施例においては、ワーク4と低摩擦面9a、9cとの摩擦は十分小さいため、ワーク4と低摩擦面9a、9cが2点で接触してもワーク4は止まることなく、把持中心5の方向へ滑動する。
不図示の供給装置から供給されるワーク4のワーク中心軸6が把持中心軸5とほぼ一致する位置までワーク4が滑動すると、図3に示すように、ワーク4はフィンガ部3a、3b、3cの高摩擦面8a、8b、8cに接触し、強固に把持(保持)されようになる。
ワーク4と高摩擦面8a、8b、8cとの摩擦が小さいと、ワーク4を把持した後、持ち上げた際にワーク4の自重によって滑ってしまい、ワークを落としてしまう。
本実施例においては、ワーク4と高摩擦面8a、8b、8cとの摩擦は十分大きいため、ワーク4は落下することなく、把持、搬送することができる。
また、本実施例では、ワーク4の把持面の材質はポリカーボネートで、直径Dは80mmとなっており、フィンガ部3a、3b、3cの低摩擦面9a、9b、9cはSUS303から構成され、ワーク4との摩擦係数は約0.1となっている。
フィンガ部3a、3b、3cの高摩擦面8a、8b、8cはSUS303にブラスト加工を施して表面粗さをRa=12.5程度に増したものであり、ワーク4との摩擦係数は約0.5となっている。
なお、高摩擦面8a、8b、8cは金属に上述のブラスト加工やエッチングを施したもののほか、ゴムなどの弾性体を用いてもよい。
ここで、フィンガ部3a、3b、3cに設けられた高摩擦面8a、8b、8cと低摩擦面9a、9b、9c部の寸法について説明する。
図3に示すロボットハンド20のフィンガ部3a、3b、3cを把持中心軸5から最も遠ざかる方向に移動させた図が図4であり、その時のフィンガ部3a、3b、3cの内接円15の直径dが100mm、フィンガ部3a、3b、3cの幅h1が10mm、高摩擦面8a、8b、8cの幅h2が1mmとなっている。
内接円の直径d=100mmであることから、以下説明するフィンガ部3a、3b、3cの幅h1および高摩擦面8a、8b、8cの幅h2の値は、内接円15の直径dに対する百分率と同意である。
図5(a)は、図3における、フィンガ部でのワークの接触位置を示した概略図であり、図5(b)は、図3における、フィンガ部でのワークの変形を示した概略図であり、図5(c)は、図3における、フィンガ部でのワークの接触位置を示した概略図である。
本実施例のようにワーク4を把持した場合、高摩擦面8a、8b、8cの幅がh2=1mmであるため、フィンガ部3a、3cで把持中心軸5の方向へワーク4を引き込み、図5(a)に示す高摩擦面8aの中心から0.5mmずれた位置10と、図5(c)に示す高摩擦面8cの中心から0.5mmずれた位置12でワーク4に対して2点接触してしまう。この結果、高摩擦面8bとワーク4との間にはsin60(約0.9mm)の隙間が生じてしまう。
しかし実際は、把持力8Nでワーク4を把持した場合、ワーク4の変形により、この隙間は埋まり、図5(b)のように位置11で高摩擦面8bとワーク4は当接し、把持することができる。
また、本実施例においてh2=3mmの場合、図5(a)に示す高摩擦面8aの中心から1.5mmずれた位置10と、図5(c)に示す高摩擦面8cの中心から1.5mmずれた位置12でワーク4に対して2点接触し、高摩擦面8bとワーク4との間には3sin60(約2.6mm)の隙間が空いてしまう。
本実施例では、把持力の上限が10Nとなっており、把持力10Nでワーク4を把持すると、ワーク4の変形は約2.6mmになるという測定結果がある。
そのため、h2の値が3mmよりも大きいと、ワーク4を把持力10Nで把持した際にワーク4が変形したとしても、高摩擦面8bとワーク4は接触することなく、高摩擦面8a、8cの2点でワーク4を把持することになる。
また、h2の値が0.5mmより小さいと、ワーク4を搬送する工程において、ワーク4の部品公差、ロボットハンドの組立精度などにより高摩擦面8a、8b、8cの相対位置がずれた際にワーク4に対しての摩擦の効果が発生せず、ワーク4が落下してしまうことがある。
図6において、(a)は、ワークが把持により滑動する力の関係を示した模式図であり、(b)は、把持時にワークが落下しない力の関係を示した模式図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、ワーク4とワーク配置面14との間の静止摩擦力をF1、ワーク4と低摩擦面9a、9b、9cとの間の静止摩擦力をF2、ワーク4と高摩擦面8a、8b、8cとの間の静止摩擦係数をμ、把持に必要な力をFh、ワーク4の質量をM、重力加速度をgとしたとき、ワーク4を把持する際、把持中心軸5とワーク中心軸6が一致しなくとも、ワーク4が低摩擦面9a、9b、9cと接触して把持中心軸5(円の中心方向)に向かって滑動する条件式「Fh>F1>F2」及び、ワーク4を落下させない条件式「μ*Fh>Mg」とが成立する。
このように本実施形態では、ワーク4を把持する際に、把持中心軸5とワーク中心軸6が一致しない場合に、フィンガ部3a、3b、3cを把持中心軸5の方向に動かすと、フィンガ部3a、3b、3cの低摩擦面9a、9b、9cにワーク4が接触し、把持中心軸5に向かって滑動し、高摩擦面8a、8b、8cでワーク4を把持することができる。このため、ワーク4が配置される装置、またはハンド部2にコンプライアンス機能を持たせる必要なしにワーク4を把持できる。
更に、アクチュエータの追加や、力制御センサ等の複雑な装置構成なしに、ワークの位置ずれを正すことができ、ロボットハンドを含む装置のコストの増大を防ぐことができる。
上記実施例においては、フィンガ部3a、3b、3cは3つ設けられているが、フィンガ部の個数は、3個に限定されるものではなく、その他の個数設けることが可能である。その場合、周方向等配に設けることが望ましい。
1・・・アーム部
2・・・ハンド部
3a、3b、3c・・・フィンガ部
4・・・ワーク
5・・・把持中心軸
6・・・ワーク中心軸
7・・・関節部
8a、8b、8c・・・高摩擦面
9a、9b、9c・・・低摩擦面
10・・・高摩擦面8aとワークとが接触する位置
11・・・高摩擦面8bとワークとが接触する位置
12・・・高摩擦面8cとワークとが接触する位置
14・・・ワーク配置面
13a、13b、13c・・・把持部
15・・・内接円
20・・・ロボットハンド

Claims (10)

  1. 同一円上で互いに離間して設けられ、円と円の中心から放射状に延びる線との交点上に配置され、ワークを把持可能な少なくとも3個のフィンガ部を備えたロボットハンドであって、前記フィンガ部の前記円の中心側の把持部の内接円の接点に高摩擦面を形成し、前記フィンガ部の前記把持部の前記高摩擦面を除いた面に低摩擦面を形成したことを特徴とするロボットハンド。
  2. 前記高摩擦面と前記低摩擦面は同一平面上に形成され、前記高摩擦面の幅は、前記フィンガ部を前記円の中心から最も遠ざけた際の前記フィンガ部の最大内接円直径に対して0.5%以上3.0%以下であり、前記フィンガ部の幅は、前記フィンガ部の最大内接円直径に対して10%以上であることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記高摩擦面は、それぞれ同一材料で形成され、表面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  4. 前記表面の凹凸はブラスト加工またはエッチングで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  5. 前記高摩擦面と前記低摩擦面は、異なる材料から形成されることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  6. ワークをロボットハンドで把持する把持方法において、同一円上で互いに離間して設けられ、円と円の中心から放射状に延びる線との交点上に配置され、ワークを把持可能な少なくとも3個のフィンガ部を備えたロボットハンドであって、前記フィンガ部の前記円の中心側の把持部の内接円の接点に高摩擦面を形成し、前記フィンガ部の前記把持部の前記高摩擦面を除いた面に低摩擦面を形成したロボットハンドの前記フィンガ部を、前記把持部の内接円内に前記ワークを配置する工程と、前記フィンガ部を前記円の中心方向に移動させる工程と、前記フィンガ部の低摩擦面を前記ワークに接触させて前記円の中心に前記ワークの中心を近づける工程と、3個の前記フィンガ部の前記高摩擦面で前記ワークを把持する工程とを有することを特徴とする把持方法。
  7. 前記高摩擦面と前記低摩擦面は同一平面上に形成され、前記高摩擦面の幅は、前記フィンガ部を前記円の中心から最も遠ざけた際の前記フィンガ部の最大内接円直径に対して0.5%以上3.0%以下であり、前記フィンガ部の幅は、前記フィンガ部の最大内接円直径に対して10%以上であることを特徴とする請求項6に記載の把持方法。
  8. 前記高摩擦面は、それぞれ同一材料で形成され、表面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の把持方法。
  9. 前記表面の凹凸はブラスト加工またはエッチングで形成されていることを特徴とする請求項6に記載の把持方法。
  10. 前記高摩擦面と前記低摩擦面は、異なる材料から形成されることを特徴とする請求項6に記載の把持方法。
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