JP2015008276A - 配線基板および電子装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の一つの態様による配線基板1は、矩形状の貫通孔12を有し、複数の絶縁層から成る基部111と、基部111の上面に積層された矩形状の開口を有し、複数の絶縁層から成る枠部112とを有する絶縁基板11を含み、貫通孔12の少なくとも4つの角部
に設けられた凹部12aを有している。
【選択図】 図1
Description
とができる。
本発明の第1の実施形態における電子装置は、図1に示された例のように、配線基板1と、配線基板1の上面に搭載された電子部品2とを含んでいる。このような電子装置は、例えば外部回路基板上に実装される。
第1枠部112と、第1枠部112の上面に積層され、第1枠部112の開口よりも大きい開口を
有し、複数の絶縁層から形成される第2枠部113とを有している。貫通孔12は、少なくと
も4つの角部のそれぞれに凹部12aを有している。なお、図1において、電子装置は、仮想のxyz空間内に設けられており、以下便宜的に「上方向」とは仮想のz軸の正方向のことをいう。
て、円形状や楕円形状、あるいは長円形状等の一部が切り欠かれた形状として形成されている。このような凹部12aは、基部111用のセラミックグリーンシートに、凹部12aとな
る孔を金型、パンチングによる打ち抜きまたはレーザー加工等によりそれぞれ形成しておき、他のセラミックグリーンシートと積層してセラミック生積層体の基部111に貫通孔12
aを形成する際に、凹部12aとなる孔を分断することにより貫通孔12aの4つの角部に形成される。
層を厚み方向に貫通して設けられており、上下に位置する配線導体13同士を電気的に接続するために用いられる。複数の貫通導体14のいくつかは、図1に示される例のように、第1枠部112の内面に沿って配置されている。
ライズペーストをスクリーン印刷法等の印刷手段によって印刷塗布し、絶縁基板11用のセラミックグリーンシートとともに焼成することによって形成される。
とが順次被着される。
と、基部111の上面に積層された矩形状の開口を有し、複数の絶縁層から成る枠部112,113とを有する絶縁基板11を含み、貫通孔12の少なくとも4つの角部に設けられた凹部12aを有している。ここで、凹部12aは、貫通孔12の辺部を延ばして形成される架空の矩形の辺部より外側に凹んだ部分である。図1ではX方向およびY方向に凹んでおり、図6ではX
方向のみに凹んでいる。このような構成であることから、基部111に貫通孔12を形成する
際にかかる力を分断するとともに、貫通孔12の角部への応力集中を抑制することにより、貫通孔12の周囲に変形やクラックの発生が抑制された配線基板とすることができる。
用の第1のセラミックグリーンシート111’および第1枠部112用の第2のセラミックグリーンシート112’ならびに第2枠部113用の第3のセラミックグリーンシート113’をそれ
ぞれ複数枚ずつ準備する。
体14用の孔を形成するとともに、矩形状の貫通孔12が形成される領域の4つの角部に凹部12aとなる孔12a’を形成する。また、第2のセラミックグリーンシート112’および第
3のセラミックリーンシート113’に、枠部の開口となる孔および貫通導体14用の孔をそ
れぞれ形成する。これらの孔は、金型やパンチングによる打ち抜き加工またはレーザー加工により形成することができる。
度良く形成することができる。
次に、本発明の第2の実施形態による電子装置について、図6〜図13を参照しつつ説明する。
も、枠部の開口の角部に応力が集中することを抑制し、枠部の開口の周囲に変形やクラックの発生が抑制された配線基板1とすることができる。
らに第2枠部113にも同様に第2凹部12bを形成しておいても構わない。
施形態における配線基板1の製造方法の実施の形態の一例を示す、各工程の上面図または縦断面図である。
用の第2のセラミックグリーンシート112’ならびに第2枠部113用の第3のセラミックグリーンシート113’をそれぞれ複数枚ずつ準備する。
体14用の孔を形成するとともに、矩形状の貫通孔12が形成される領域の4つの角部に凹部12aとなる孔12a’を形成する。また、第2のセラミックグリーンシート112’に、貫通
導体14用の孔を形成するとともに、枠部の開口となる孔が形成される領域の4つの角部に第2凹部12bとなる第2孔12b’を形成する。また、第3のセラミックリーンシート113
’に、枠部の開口となる孔および貫通導体14用の孔をそれぞれ形成する。これらの孔は、金型やパンチングによる打ち抜き加工またはレーザー加工により形成することができる。
ライズペースト141を印刷した後に形成しても構わない。
て加圧することにより、第1枠部112となるセラミック積層予備体を作製する。積層して
加圧する際は、必要に応じて加熱しながら行ってもよい。このようにして形成されたセラミック生積層予備体は、第2凹部12bとなる第2孔12b’を備えたものとなる。
凹部12bとなる第2孔12b’を分断するようにして枠部の開口となる孔を形成する。図11(b)は、カッター刃4を絶縁基板11となるセラミック生積層体11’のキャビティ底面に押し付けて枠部の開口となる孔を形成している例である。このようにすると、金型やパンチングによる打ち抜き加工により枠部の開口となる孔を形成する場合と比較して、第1枠部112となるセラミック生積層体に枠部の開口となる孔を形成する際にかかる力を小さく
できるので、枠部の開口となる孔の周囲の変形やクラックの発生をより良好に抑制することができる。また、図11(b)に示される例のように、複数のカッター刃4により枠部の開口となる孔の対向する2辺を同時に形成することが好ましく、さらには、枠部の開口となる孔の4辺を同時に形成することが好ましい。
に枠部の開口となる孔を形成する際にかかる力を小さくできるので、両刃のカッター刃を用いる場合と比較して、枠部の上面が開口側へ下がるように傾斜するのを抑制して枠部の上面の配線導体13の傾斜を小さくすることができ、また、枠部の上面の配線導体13を広く形成できるので、電子部品2との電気的接続を良好なものとすることができる。なお、枠部の開口となる孔を形成した後、セラミック積層予備体の表面に、配線導体13用のメタライズペースト131を印刷しても構わない。
厚い配線基板1を、効率よくかつ精度良く形成することができる。
次に、本発明の第3の実施形態による電子装置について、図14を参照しつつ説明する。
分散するので、より良好に貫通孔の周囲に変形やクラックの発生が抑制された配線基板とすることができる。
cとなる孔を金型、パンチングによる打ち抜きまたはレーザー加工等によりそれぞれ形成
し、他のセラミックグリーンシートと積層して加圧してなるセラミック生積層体111’の
キャビティ底面に貫通孔12aを形成する際に、凹部12aと同様に、第3凹部12cとなる孔を分断することにより凹部12aの間に形成される。
間の長さの15%未満としておくことが好ましい。
均等に分散するので、より良好に貫通孔の周囲に変形やクラックの発生が抑制された配線基板とすることができる。なお、ここで等間隔で配置するとは、それぞれの間隔の差が10%未満は含むものとする。
を有しない辺においては、凹部12a同士を繋げた形状としてもよい。この場合、貫通孔12aを形成する際にかかる力を小さくできるので、基部111に簡便かつ精度良く貫通孔12a
を形成することができる。
次に、本発明の第4の実施形態による電子装置について、図15を参照しつつ説明する。
次に、本発明の第5の実施形態による電子装置について、図16を参照しつつ説明する。
面にのみ形成されているが、基部111の上面および下面の両面に形成されている配線基板
1であっても構わない。
ても構わない。
。
11・・・絶縁基板
111・・基部
112・・第1枠部
113・・第2枠部
114・・第3枠部
12・・・貫通孔
12a・・凹部
12b・・第2凹部
12c・・第3凹部
13・・・配線導体
14・・・貫通導体
15・・・放熱体
2・・・電子部品
3・・・接続部材
Claims (5)
- 矩形状の貫通孔を有し、複数の絶縁層から成る基部と、該基部の上面に積層された矩形状の開口を有し、複数の絶縁層から成る枠部とを有する絶縁基板を含み、
前記貫通孔の少なくとも4つの角部に設けられた凹部を有していることを特徴とする配線基板。 - 平面視において、前記枠部の前記開口の内壁は前記貫通孔より外側に位置しており、前記開口の少なくとも4つの角部に設けられた第2凹部を有していることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
- 前記貫通孔の辺部に設けられた第3凹部を有していることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
- 前記凹部の間において、複数の前記第3凹部が等間隔で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
- 請求項1に記載の配線基板と、
前記配線基板に前記貫通孔と重なるように搭載された電子部品とを備えていることを特徴とする電子装置。
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JP2014089268A JP6258768B2 (ja) | 2013-05-30 | 2014-04-23 | 配線基板および電子装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07221218A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPH09219464A (ja) * | 1996-02-09 | 1997-08-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 電子部品用パッケージ |
JPH09232469A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 電子部品用パッケージ |
-
2014
- 2014-04-23 JP JP2014089268A patent/JP6258768B2/ja active Active
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JPH07221218A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JPH09219464A (ja) * | 1996-02-09 | 1997-08-19 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 電子部品用パッケージ |
JPH09232469A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 電子部品用パッケージ |
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