JP2015004495A - ディスク型撹拌処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク内に流入した熱媒体の流速を安定して大きくすることで熱媒体からディスクに効率的に熱伝導すること、ひいては、処理効率を向上することが可能なディスク型撹拌処理装置を提供すること。
【解決手段】ドラムと、中空回転軸2と、前記中空回転軸2に複数配置され内部に熱媒体が流通可能とされるディスク3とを備えたディスク型撹拌処理装置であって、前記回転軸2内に配置され内部に第1の空間Pが形成され前記中空回転軸2との間に第2の空間Vを形成される内管23と、前記第1の空間Pと第1のディスクの熱媒体流入部K1と接続される熱媒体供給パイプ24と、前記第2の空間Vと第2のディスク3Dに接続される熱媒体排出パイプ26と、前記第1のディスク3Aから流出される熱媒体を前記第2のディスク3Dに向かって移送する熱媒体移送パイプ25とを備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、筐体内に配置されて、回転軸の軸線方向に配列され内部に熱媒体が流通される複数のディスクを回転させながら、筐体内に投入された処理対象物に対して、熱媒体の熱により、熱処理、反応、加熱、乾燥等の処理をおこなうディスク型撹拌処理装置に関する。
従来、多くの産業分野で、ディスク型撹拌処理装置が使用されている。例えば、一般工業製品や、フィッシュミールの等の飼料、肥料製造用として、合成樹脂等の化学製品製造用として、あるいは工場廃水や下水処理にともなって排出される産廃スラッジ、汚泥などの処理対象物の処理用等として使用されている。
ディスク型撹拌処理装置は、例えば、両端部に側壁部が設けられ、ドラム外周にジャケットを有するとともに、内部に空間を有する密閉状の横置配置されたドラムと、そのドラムの軸線位置においてドラムを貫通するように設けられ回転自在とされた中空回転軸と、その中空回転軸の軸線方向に所定の間隔をあけて配置され、中空回転軸の内部から熱媒体が流通可能とされた複数のディスクとを備えたディスク型乾燥処理装置が開示されている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
上記複数個の中空円盤状のディスクは、例えば、ステンレス鋼などからなり中央が膨出して形成された2枚のドーナツ板を、膨出した側を互いに軸方向の反対側を向けて配置して、外周縁部が溶接により接合して構成されている。
また、ディスク型撹拌処理装置は、ドラムの軸線方向の一方側に、処理対象物をドラム内に投入する投入口が設けられ、軸線方向の他方側に、処理対象物をドラム内から排出する排出口が設けられている。そして、投入口から投入された処理対象物は、中空回転軸とともに回転するディスクによってドラム内において撹拌されながら、ドラム内を投入口から排出口に向かって移送されるようになっている。
また、ドラム内を移送される処理対象物は、中空回転軸を介してディスクに供給された水蒸気や温水等の熱媒体によって間接的に加熱又は冷却されて、処理対象物は、例えば、加熱されることにより乾燥物等の処理物とされて、排出口からドラム外に排出されるようになっている。
また、ディスク型撹拌処理装置には、例えば、ドラムの軸線方向の他方側の上部にキャリアガスとして空気を供給するキャリアガス供給口が設けられ、軸線方向の一方側の上部にはキャリアガス排出口が設けられている。
そして、キャリアガス供給口から供給されたキャリアガスは、ドラム内を移動しながら、処理対象物から放出された水蒸気等を、ドラム外に速やかに排出するようになっている。
特開2006−349316号公報 特開2009−45525号公報
しかしながら、上記従来のディスク型撹拌処理装置では、熱媒体が中空回転軸に形成された複数の開口を介して中空回転軸からディスク内に流通されていて、開口を通過してディスク内に流入した熱媒体は、ディスク内において種々の方向に広がって流速が低下するので、ディスク内における境膜係数が低下し、熱媒体の熱が効率的にディスクに伝導されることが困難となり、ひいては処理効率が低下するという問題があった。
そこで、ディスク型撹拌処理装置において、ディスク内に流入した熱媒体の熱が、ディスクに効率的に伝導され、ひいては、処理効率を向上することが可能なディスク型撹拌処理装置に対する強い要請がある。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ディスク内に流入した熱媒体の流速を安定して大きくすることで熱媒体からディスクに効率的に熱伝導すること、ひいては、処理効率を向上することが可能なディスク型撹拌処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に記載の発明は、筒状に形成された筒状体と、前記筒状体の両端に形成された固定部材とを有するドラムと、前記ドラム内において軸線の周りに回転され、内部に空間が形成された回転軸と、前記回転軸に設けられ前記回転軸の軸線方向に複数配置されるとともに、内部に熱媒体が流通可能とされ供給された熱媒体の熱を処理対象物に伝導するディスクと、を備えたディスク型撹拌処理装置であって、前記ディスク内を移動する熱媒体の流速を大きくする熱媒体移送機構を備え、前記熱媒体移送機構は、前記回転軸内に配置され、内部に第1の空間が形成されるとともに前記回転軸との間に第2の空間を形成する内管と、一端が前記第1の空間と前記第2の空間のいずれか一方と接続されて他端が第1のディスクの熱媒体流入部と接続され、熱媒体を前記第1のディスクに供給する熱媒体供給路と、一端が前記第1の空間と前記第2の空間の他方に接続されて他端が第2のディスクの熱媒体流出部に接続され、熱媒体を前記第2のディスクから流出させる熱媒体排出路と、前記第1のディスクの熱媒体流出部から流出される熱媒体を前記第2のディスクの熱媒体流入部に向かって移送する熱媒体移送路と、を備えることを特徴とする。
この発明に係るディスク型撹拌処理装置によれば、ドラムと、ドラム内において軸線の周りに回転され内部に空間が形成された回転軸と、回転軸に設けられ回転軸の軸線方向に複数配置されるとともに、内部に熱媒体が流通可能とされ供給された熱媒体の熱を処理対象物に伝導するディスクと、を備えたディスク型撹拌処理装置であって、ディスク内を移動する熱媒体の流速を大きくする熱媒体移送機構を備え、熱媒体移送機構は、回転軸内に配置され、内部に第1の空間が形成されるとともに回転軸との間に第2の空間を形成する内管と、一端が第1の空間と第2の空間のいずれか一方と接続されて他端が第1のディスクの熱媒体流入部と接続され、熱媒体を第1のディスクに供給する熱媒体供給路と、一端が第1の空間と第2の空間の他方に接続されて他端が第2のディスクの熱媒体流出部に接続され、熱媒体を第2のディスクから流出させる熱媒体排出路と、第1のディスクの熱媒体流出部から流出される熱媒体を第2のディスクの熱媒体流入部に向かって移送する熱媒体移送路とを備えている。
その結果、第2のディスクは、第1の空間又は第2の空間から熱媒体が直接流入されることはなく、少なくとも第1のディスク内を流通してから流入されるので、各ディスク内における熱媒体の流速が大きくなる。その結果、各ディスク内における境膜係数が増大して、各ディスク内において、熱媒体の熱が各ディスクに効率的に伝導され、ひいては、処理効率を向上することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディスク型撹拌処理装置であって、前記熱媒体移送機構は、前記第1のディスクと前記第2のディスクの間にディスクが配置されている場合に、前記熱媒体移送路は、前記第1のディスクの熱媒体流出部から前記第2のディスクの熱媒体流入部に至るまで、互いに隣接するディスクの熱媒体流出部と熱媒体流入部とを順次接続するように構成されていることを特徴とする。
この発明に係るディスク型撹拌処理装置によれば、熱媒体移送機構は、第1のディスクと第2のディスクの間にディスクが配置されている場合に、熱媒体移送路は、第1のディスクの熱媒体流出部から第2のディスクに熱媒体流入部に至るまで、互いに隣接するディスクの熱媒体流出部と熱媒体流入部とを順次接続するように構成されているので、各ディスクを通過する熱媒体の流速が接続されたディスクの数に応じて大きくなり、ひいては各ディスクにおいて、効率的に熱伝導させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のディスク型撹拌処理装置であって、前記ディスクは、前記熱媒体流入部から前記熱媒体流出部に向かって流れる熱媒体の経路を長くするバッフル部材を備えることを特徴とする。
この発明に係るディスク型撹拌処理装置によれば、ディスクに、熱媒体流入部から熱媒体流出部に向かって流れる熱媒体の経路を長くするバッフル部材を備えているので、ディスク内における熱媒体の流速を効率的に大きくすることができるとともに、ディスク全体を均一に加熱することができ、その結果、ディスク内において効率的に熱伝導することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のディスク型撹拌処理装置であって、複数の前記熱媒体移送機構を備えることを特徴とする。
この発明に係るディスク型撹拌処理装置によれば、複数の前記熱媒体移送機構を備えているので、ディスク型撹拌処理装置の処理効率を向上することができる。
この発明に係るディスク型撹拌処理装置によれば、ディスク内における熱媒体の流速が高速になるので、ディスク内に流入した熱媒体の熱がディスクに効率的に、且つ均一に伝導され、ひいては、処理効率を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置の概略構成の一例を正面から見た一部断面図である。 一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置の概略構成の一例を説明する図であり、図1におけるX1−X1矢視した断面図である。 一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置の概略構成の一例を説明する図であり、中空回転軸にディスクが取り付けられた状態の軸線を含む断面を示す図である。 一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置に関して、ディスクの概略構成を説明する図であり、図3に示す回転軸及び熱媒体供給路の中心を含むディスクの断面を示す図である。 一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置に関して、ディスクの概略構成を説明する図であり、図3に示すX2−X2矢視断面においてディスクを示す図である。 一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置に関して、ディスクの概略構成を説明する図であり、図3に示すX3−X3矢視断面においてディスクを示す図である。 一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置に関して、ディスクの概略構成を説明する図であり、図3に示すX4−X4矢視断面においてディスクを示す図である。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係るディスク型乾燥処理装置(ディスク型撹拌処理装置)の概略構成の一例を正面から見た一部断面図であり、符号Dは、ディスク型撹拌処理装置を、符号3はディスクを示している。
一実施形態に係るディスク型乾燥処理装置Dは、図1に示すように、ドラム1と、中空回転軸(回転軸)2と、複数のディスク3と、熱媒体移送機構4とを備えている。
また、複数のディスク3は、例えば、4つのセクションS1、S2、S3、S4に区分されて、各セクションS1・・・S4において、ディスク3には、熱媒体移送機構4によって熱媒体が供給されるとともに、ディスク3から熱媒体が排出されるようになっている。
ドラム1は、筒状に形成された筒状体1Aと、筒状体1Aの両端に形成された固定側壁部(固定部材)1B、固定側壁部(固定部材)1Cとを備え、所定量容の空間を有する筒型に構成されている。
また、ドラム1は、中空回転軸2の軸線方向から見たときの断面が、図2に示すように、下部に形成された略円筒形状の部分と、略円筒形状の部分の上方に形成された略矩形のキャリアガス流路とを備えていて、ディスク3の周囲には、筒状体1Aとの間に適度な隙間が形成されている。
ドラム1の軸線方向の一方側(図1では左側)の上部には、処理対象物を投入する投入口10が設けられるとともに、その軸線方向の他方側(図1では右側)には、処理対象物が処理されて生成された乾燥物等の処理物を、ドラム1の外部に排出するための処理物排出機構11が設けられている。以下、ドラム1の左側をドラム1の一方側、右側をドラム1の他方側として説明する。
処理物排出機構11は、例えば、仕切板が配置されていて、処理物が仕切板を超えることにより、生成された処理物が、ドラム1の外部に排出されるように構成されている。
また、仕切板は、上下動可能とされていて、ドラム1内における処理対象物の充填量及び滞留時間を調整できるようになっている。
また、ドラム1の他方側の上部には、キャリアガス供給口12が設けられるとともに、一方側の上部にキャリアガス排出口13が設けられていて、キャリアガス供給口12から供給された空気等からなるキャリアガスは、処理対象物の移送方向と対向する方向に移動することにより、処理対象物が乾燥されて生じた水蒸気等を速やかにキャリアガス排出口13から排出するようになっている。
また、ドラム1の外周部にはジャケット14が設けられており、ドラム1の上流側の下方に形成された熱媒体供給口14Aから供給された熱媒体がジャケット内を流通してドラム1の下流側の上部に形成された熱媒体排出口14Bから排出されることで、処理対象物を加熱することができるようになっている。
中空回転軸2は、図2に示すように、ドラム1の軸心位置に配置されていて、固定側壁部1B及び固定側壁部1Cを貫通し、ドラム1の一方側から他方側に向かって形成されている。
そして、中空回転軸2の一方側(図1では左側)は、ドラム1の外側においてスプロケット20が連結されている。
また、このスプロケット20は、チェーン等の伝達機構を介して、モータ等からなる図示しない駆動源と連結されていて、この駆動源が駆動されて、スプロケット20を回転することにより、図1に示す矢印T方向に、中空回転軸2が回転するように構成されている。以下、中空回転軸2の左側を中空回転軸2の一方側、右側を中空回転軸2の他方側という。
中空回転軸2は、他方側に回転ジョイントを介して蒸気や温水等の熱媒体を供給するための熱媒体供給口21が設けられるとともに、一方側に回転ジョイントを介して熱媒体排出口22が設けられ、熱媒体供給口21から供給された熱媒体は、内管23、ディスク3、中空回転軸2を経由して、熱媒体排出口22から外部に排出されるように構成されている。
ディスク3は、例えば、図3に示すように、中空回転軸2に対して、軸線方向に所定の間隔をあけて複数配列された構成とされている。
また、それぞれのディスク3は、中央に中空回転軸2が挿入されるとともに中央部が膨出する2枚のドーナツ板30a、30bを、互いに外方が膨出する向きに配置して接続され、内部に所定容量の空間(熱伝導空間)32が形成されている。
また、ディスク3は、上述のように、4つのセクションS1、S2、S3、S4に区分されて、各セクションS1・・・S4のディスクは、蒸気が熱媒体移送機構4によって供給、排出さ熱れるようになっている。
熱媒体移送機構4は、内管23と、熱媒体供給パイプ(熱媒体供給路)24と、熱媒体移送パイプ(熱媒体移送路)25と、熱媒体排出パイプ(熱媒体排出路)26とを備えていて、複数のディスク3を熱媒体が直列的に通過することにより、ディスク3内における熱媒体の流速を大きくして、境膜係数を増加するように構成されている。
内管23は、図3に示すように、例えば、中空回転軸2内に設けられ、中空回転軸2の軸線と同軸に配置される鋼製のパイプからなり、軸線方向の一端側(図3において左側)は閉塞されて支持部材27を介して中空回転軸2の内壁に支持され、他端側(図3において右側)は開口されて中空回転軸2の他方側に位置される熱媒体導入孔を介して熱媒体供給口21と接続されている。
熱媒体供給パイプ24は、内管23から径方向外方に向かって形成され、一端側が内管23の内部に形成された第1の空間Pと接続され、他端側は、各セクションS1・・・S4において、最も上流側に位置される第1のディスク3Aの熱媒体流入部K1を介して空間32に接続されていて、内管23の内部からディスク3内の空間32に熱媒体が供給可能とされている。
熱媒体移送パイプ25は、例えば、湾曲された鋼製パイプからなり、各セクションS1・・・S4において、隣接配置されるディスク3を熱媒体が流通可能に接続するようになっていて、図3のセクションS2に示すように、第1のディスク3Aの熱媒体流出部K2から軸方向において隣接するディスク3Bの熱媒体流入部K1までを接続し、最も下流側に位置される第2のディスク3Dに至るまで、ディスク3Bの熱媒体流出部K2からディスク3Cの熱媒体流入部K1まで、ディスク3Cの熱媒体流出部K2から第2のディスク3Dの熱媒体流入部K1までを順次接続するように構成されている。
なお、図3に示した熱媒体流入部K1、熱媒体移送パイプ25、熱媒体流出部K2の位置関係は、便宜のために、概念的に示したものであり、これらの配置は、実用可能な範囲で任意に設定することができる。
熱媒体排出パイプ(熱媒体排出路)26は、一端側が内管23と中空回転軸2の間に形成される第2の空間Vと連通し、他端側が第2のディスク3Dの熱媒体流出部K2を介して第2のディスク3D内の空間32に開口し、第2のディスク3Dから排出される熱媒体を内管23と中空回転軸2の間に形成される第2の空間Vに排出するようになっている。
ディスク3(3A、3B、3C、3D)は、図4に示すように、2枚のドーナツ板30a、30bの外周縁部が接続されるとともに、ディスク3の内周側において、2枚のドーナツ板30a、30bが、中空回転軸2の軸線方向に所定間隔を保って補強支持部材31によって接続された構成とされている。また、中央側に形成される孔には、中空回転軸2が挿入されて、中空回転軸2と固定されている。
第1のディスク3Aは、図5に示すように、内部の空間32に、中空回転軸2側から径方向外方に伸びる仕切板(バッフル部材)33が形成されていて、仕切板33を挟んで一方側に位置される熱媒体流入部K1には、熱媒体供給パイプ24の他端側が接続され、他方側に位置される熱媒体流出部K2には、熱媒体移送パイプ25の上流側が接続されている。
また、ディスク3B、3Cは、図6に示すように、内部の空間32に、中空回転軸2側から径方向外方に伸びる仕切板33が形成されていて、仕切板33を挟んで一方側に位置される熱媒体流入部K1には、上流側のディスク3から熱媒体を移送する熱媒体移送パイプ25の下流側(他端側)が接続され、他方側に位置される熱媒体流出部K2には下流側のディスクに熱媒体を移送する熱媒体移送パイプ25の上流側が接続されるようになっている。
また、第2のディスク3Dは、図7に示すように、内部の空間32に、中空回転軸2側から径方向外方に伸びる仕切板33が形成されていて、仕切板33を挟んで一方側に位置される熱媒体流入部K1には、上流側のディスク3から熱媒体を移送する熱媒体移送パイプ25の下流側(他端側)が接続され、他方側に位置される熱媒体流出部K2から熱媒体を第2のディスク3Dから第2の空間Vに排出可能とされている。
また、各ディスク3の空間32には、熱媒体流入部K1から熱媒体流出部K2に向かって、周方向に間隔をあけて複数のじゃま板34が形成されていて、ディスク3内を熱媒体流入部K1から熱媒体流出部K2に流通する熱媒体の経路の断面積を部分的に縮小するとともに、熱媒体の経路のを長くするように構成されている。
じゃま板34は、中空回転軸2側から径方向外方に伸び外周側にディスク3の外周側内壁と間隙が形成されたじゃま板34Aと、ディスク3外周の内壁から径方向内方に伸び中空回転軸2側に間隙が形成されたじゃま板34Bを備え、じゃま板34Aとじゃま板34Bは、周方向に交互に配置されていて、熱媒体がディスク3内を、周方向に流通する際に径方向にジグザグに移動するようになっている。
また、各ディスク3は、周囲に周方向に間隔をあけて複数の図示しない送り羽根が取り付けられていて、中空回転軸2が回転されると、処理対象物を中空回転軸2の軸心方向の一方側から他方側に向けて移送するようになっている。
次に、ディスク型乾燥処理装置Dの作用について説明する。
この実施形態において、例えば、処理対象物は水分、有機溶媒等を含んだ乾燥対象物、熱媒体は熱媒油、温水、冷水、キャリアガスは空気、窒素等とされている。
まず、ディスク型乾燥処理装置Dに対し、投入口10からドラム1内に処理対象物が投入される。
また、熱媒体供給口21から中空回転軸2を介して内管23に熱媒体が導入されるとともに、キャリアガス供給口12からドラム1内にキャリアガスが供給される。また、熱媒体供給口14Aからジャケット14に熱媒体を供給する。
内管23内に導入された熱媒体は、熱媒体供給パイプ24を経由して第1のディスク3A内に供給される。
第1のディスク3Aに供給された熱媒体は、図5に示すように、仕切板33及びじゃま板34により、矢印J方向に、熱媒体がディスク3内を周方向に移動しながら、径方向において、ジグザグに移動する。
そして、第1のディスク3Aの熱媒体流出部K2から流出し、熱媒体移送パイプ25を介して、下流側のディスク3Bに移送される。
ディスク3Bに移送された熱媒体は、第1のディスク3A内と同様に移動し、これは、第2のディスク3Dまで順次繰り返される。
次に、第2のディスク3D内を熱媒体流出部K2まで移動した熱媒体は、熱媒体排出パイプ26を介して第2の空間Vに排出される。
処理対象物は、上述のように加熱されたディスク3及びジャケット14の内壁と接触して、撹拌、移送されながら間接的に加熱され、処理対象物が含んでいた水分、有機溶媒等は、蒸気になって処理対象物から放出される。また、処理対象物が含んでいた水分、有機溶媒等が放出されることにより処理物が生成される。
次に、処理対象物から放出された水分、有機溶媒等は、キャリアガス供給口12から供給されたキャリアガスによってキャリアガス排出口13側に移動されて、キャリアガス排出口13からドラム1外に排出される。
次いで、生成された処理物は、ドラム1の他方側に設けられた処理物排出機構11まで移送されて、処理物排出機構11からドラム1外に排出される。
一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置Dによれば、ディスク3内において、熱媒体の流速が安定して大きくなるので、ディスク3内に流入した熱媒体の熱がディスク3に効率的に伝導され、ひいては、ディスク型撹拌処理装置Dの処理効率を向上することができる。
一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置Dによれば、第1のディスク3Aから第2のディスク3Dに至るまで、熱媒体が各ディスク3A、3B、3C、3Dを順次直列的に流通するので、熱媒体の流速が大きくなり、ひいては各ディスク3内における境膜係数が増大して、効率的に熱伝導させることができる。
一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置Dによれば、各ディスク3が、仕切板33及びじゃま板34を備えているので、ディスク3内における熱媒体の流速を効率的に大きくすることができ、その結果、ディスク3内の境膜係数が増大して、効率的に熱伝導することができる。
一実施形態に係るディスク型撹拌処理装置Dによれば、複数の熱媒体移送機構4を備えているので、処理効率を向上することができる。
なお、上記の実施形態において記載した技術的事項については、上記実施形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、ディスク型処理装置が、ディスク型乾燥装置Dである場合について説明したが、ディスク型乾燥装置以外に適用してもよい。
また、上記実施の形態においては、ディスク型乾燥処理装置Dが、ディスク3が4つのセクションに区分されて、4つの熱媒体移送機構4を備える場合について説明したが、熱媒体移送機構をいくつ備えるかは、任意に設定することができる。
また、上記実施の形態においては、例えば、各セクションSが4つのディスク3により構成される場合について説明したが、各セクションSを構成するディスク3の数は、2つ以上の任意の数に設定することができ、また、各セクションSを構成するディスク3の数を異なる数に設定してもよい。
また、上記実施の形態においては、例えば、熱媒体供給パイプ24が内管23内に形成される第1の空間Pと接続され、熱媒体排出パイプ26が内管23と中空回転軸2の間に形成される第2の空間Vに接続されて、熱媒体が内管23、ディスク3、中空回転軸2(空間V)の順に流通する場合について説明したが、熱媒体排出パイプ(熱媒体排出路)を第2の空間Vと接続し、熱媒体供給路を第1の空間Pと接続して、熱媒体が中空回転軸2、ディスク3、内管23の順に流通する構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、すべてのディスク3が、内部に仕切板33及びじゃま板(バッフル部材)34を備える場合について説明したが、例えば、一部のディスクがじゃま板34を備えてもよいし、すべてのディスク3がじゃま板34を備えない構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、熱媒体として、熱媒油、温水又は冷却水等、液体の熱媒体を用いることが好適であるが、蒸気を適用してもよい。
また、上記実施の形態においては、ドラム1がジャケット14を有する場合について説明したが、ジャケット14を有さない構成としてもよい。
本発明に係るディスク型撹拌処理装置によれば、ディスク内に流入した熱媒体の流速を安定して大きくすることで熱媒体からディスクに効率的に熱伝導することができるので、産業上利用可能である。
D ディスク型乾燥処理装置(ディスク型撹拌処理装置)
S、S1、S2、S3、S4 セクション
P 第1の空間
V 第2の空間
1 ドラム
1A 筒状体
1B、1C 固定側壁部(固定部材)
2 中空回転軸(回転軸)
3、3A、3B、3C、3D ディスク
3A 第1のディスク
3D 第2のディスク
4 熱媒体移送機構
14 ジャケット
33 仕切板(バッフル部材)
34、34A、34B じゃま板(バッフル部材)
32 空間(熱伝導空間)
23 内管
24 熱媒体供給パイプ(熱媒体供給路)
25 熱媒体移送パイプ(熱媒体移送路)
26 熱媒体排出パイプ(熱媒体排出路)

Claims (4)

  1. 筒状に形成された筒状体と、前記筒状体の両端に形成された固定部材とを有するドラムと、
    前記ドラム内において軸線の周りに回転され、内部に空間が形成された回転軸と、
    前記回転軸に設けられ前記回転軸の軸線方向に複数配置されるとともに、内部に熱媒体が流通可能とされ供給された熱媒体の熱を処理対象物に伝導するディスクと、を備えたディスク型撹拌処理装置であって、
    前記ディスク内を移動する熱媒体の流速を大きくする熱媒体移送機構を備え、
    前記熱媒体移送機構は、
    前記回転軸内に配置され、内部に第1の空間が形成されるとともに前記回転軸との間に第2の空間を形成する内管と、
    一端が前記第1の空間と前記第2の空間のいずれか一方と接続されて他端が第1のディスクの熱媒体流入部と接続され、熱媒体を前記第1のディスクに供給する熱媒体供給路と、
    一端が前記第1の空間と前記第2の空間の他方に接続されて他端が第2のディスクの熱媒体流出部に接続され、熱媒体を前記第2のディスクから流出させる熱媒体排出路と、
    前記第1のディスクの熱媒体流出部から流出される熱媒体を前記第2のディスクの熱媒体流入部に向かって移送する熱媒体移送路と、を備えることを特徴とするディスク型撹拌処理装置。
  2. 請求項1に記載のディスク型撹拌処理装置であって、
    前記熱媒体移送機構は、
    前記第1のディスクと前記第2のディスクの間にディスクが配置されている場合に、
    前記熱媒体移送路は、
    前記第1のディスクの熱媒体流出部から前記第2のディスクに熱媒体流入部に至るまで、互いに隣接するディスクの熱媒体流出部と熱媒体流入部とを順次接続するように構成されていることを特徴とするディスク型撹拌処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のディスク型撹拌処理装置であって、
    前記ディスクは、前記熱媒体流入部から前記熱媒体流出部に向かって流れる熱媒体の経路を長くするバッフル部材を備えることを特徴とするディスク型撹拌処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のディスク型撹拌処理装置であって、
    複数の前記熱媒体移送機構を備えることを特徴とするディスク型撹拌処理装置。
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