JP2014534197A - R(+)−n−メチル−プロパルギルアミノインダン - Google Patents

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Abstract

本発明は、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたは薬学的に許容されるその塩、およびR(+)−N−プロパルギル−1(R)−アミノインダンまたは薬学的に許容されるその塩を含有する組成物、およびR(+)−N−メチル−プロパルギル−アミノインダンの化合物またはその塩を提供する。さらに開示されるのは、R(+)−N−メチル−プロパルギル−アミノインダンまたはその塩の含有量に基づいて、医薬製剤で使用するためにラサギリンのバッチを検証する方法、および配送のためにラサギリン製剤を検証する方法である。

Description

優先権の主張
本出願は、2011年10月10日に出願された米国特許仮出願第61/545,426号の優先権を主張し、その全内容はここで参照により本明細書に組み込まれる。
本出願全体にわたって、様々な刊行物、公開された特許出願、および特許が参照される。これらの文献の開示は、その全体が、本発明が属する技術分野の現状をより完全に記載するために、ここで参照により本出願に組み込まれる。
発明の背景
米国特許第5,532,415号、第5,387,612号、第5,453,446号、第5,457,133号、第5,599,991号、第5,744,500号、第5,891,923号、第5,668,181号、第5,576,353号、第5,519,061号、第5,786,390号、第6,316,504号、第6,630,514号、第7,750,051号、および第7,855,233号は、ラサギリンとしても知られているR(+)−N−プロパルギル−1−アミノインダン(「R−PAI」)、および薬学的に許容されるその塩を開示している。これらの米国特許は、ラサギリンが酵素モノアミンオキシダーゼのB型(「MAO−B」)の選択的阻害剤であり、パーキンソン病および様々な他の状態の、脳におけるMAO−Bの阻害による治療において有用であることも開示している。
ここで参照により組み込まれる、米国特許第6,126,968号、第7,572,834号、および第7,598,420号、米国特許出願第12/283,022号および第12/283,107号、ならびにPCT公開WO95/11016およびWO2006/014973は、ラサギリンを含む医薬組成物およびそれらの調製方法を開示している。
AZILECT(登録商標)は、初期の単剤療法として、およびレボドパの補助療法として、特発性パーキンソン病の、徴候および症状の治療に適応される市販のラサギリンメシレート即放性製剤である。現在市販されているラサギリン製剤(Azilect(登録商標))は、急速に吸収され、ピーク血漿濃度に達する時間(tmax)がほぼ1時間である。ラサギリンの絶対的バイオアベイラビリティは、約36%である(AZILECT(登録商標)製品ラベル、2006年5月)。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、クエン酸、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたはその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンが、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約0.03重量%より多い量で組成物中に存在する、医薬組成物を提供する。
本発明はまた、錠剤形態のここで述べる医薬組成物をさらに提供する。
本発明はさらに、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を製造する方法であって、
a)ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩のバッチを得ることと、
b)バッチを、R(+)−N−メチル−プロパルギル−アミノインダンの存在について、適切な装置により分析することと、
c)R(+)−N−メチル−プロパルギル−アミノインダンの量が、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下である場合のみ、医薬組成物をバッチから調製することと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩を含む包装された医薬組成物を製造する方法であって、
a)ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩の医薬組成物を得ることと、
b)医薬組成物を、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの存在について、適切な装置により分析することと、
c)R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの量が、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下である場合のみ、医薬組成物を包装することと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物の検証(validate)済みバッチを配送する(distribute)方法であって、
a)医薬組成物のバッチを得ることと、
b)バッチのサンプルを用いて安定性試験を実施することと、
c)安定性試験の後、バッチのサンプル中のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの総量を、適切な装置により測定することと、
d)安定性試験後のバッチのサンプルが、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンを有すると測定された場合のみ、配送のためにバッチを検証することと、
e)検証済みバッチを配送することと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるラサギリンの塩を含む医薬組成物中の痕跡量のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンを検出するための参照標準として使用するための、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたはその塩をさらに提供する。
本発明は、患者においてパーキンソン病を治療するための方法であって、患者においてパーキンソン病を治療するのに有効な量のここに記載する医薬組成物を患者に投与することを含む、方法をさらに提供する。
発明の詳細な説明
R(+)−N−プロパルギル−1−アミノインダン(「R−PAI」)は、ラサギリンとしても知られ、以下の化学構造を有する小分子である。
Figure 2014534197
ラサギリンは、酵素モノアミンオキシダーゼのB型(「MAO−B」)の選択的阻害剤であると報告されており、パーキンソン病および様々な他の状態の、脳におけるMAO−Bの阻害による治療において有用である。
薬学的に許容されるラサギリンの塩であるラサギリンシトレートおよびそれを調製する方法は、米国特許第7,855,233号に記載されており、その全内容はここで参照により組み込まれる。
結晶性ラサギリンおよびそれを調製する方法は、米国特許第7,750,051号および第7,968,749号に記載されており、その全内容はここで参照により組み込まれる。
遅延放出ラサギリン製剤は、米国特許出願公開第2009/0181086号、第2010/0189790号、第2010/0189788号、第2010/0189787号、および第2010/0189791号に記載されており、そのそれぞれの全内容はここで参照により組み込まれる。
ラサギリン原薬または製剤品がある加速条件にさらされると、不純物が形成されることが見出された。この不純物は、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンであると同定され、それは以下の構造を有する。
Figure 2014534197
ラサギリン製剤中の他の不純物、たとえば、ラサルギンシトルアミドおよびR(+)−N−ホルミル−プロパルギル−アミノインダンは避けられるべきである。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、クエン酸、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたはその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンが、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約0.03重量%より多い量で組成物中に存在する、医薬組成物をさらに提供する。
医薬組成物の一態様では、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの量は、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約0.1重量%より多い。
医薬組成物の別の態様では、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンは、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下の量で医薬組成物中に存在する。
医薬組成物のさらに別の態様では、医薬組成物は、製造後1週間未満であり、その1週間未満の間の温度は、周囲温度を超えなかった。
医薬組成物のさらに別の態様では、医薬組成物は、遊離塩基としてのラサギリンを含む。
医薬組成物のさらに別の態様では、医薬組成物は、薬学的に許容されるラサギリンの塩を含み、その塩は、ラサギリンシトレートである。
医薬組成物のさらに別の態様では、医薬組成物は、固形医薬組成物である。
医薬組成物のさらに別の態様では、医薬組成物は、錠剤形態である。
錠剤形態の医薬組成物の一態様では、錠剤は、コアとコーティングとを有し、錠剤のコアは、ある量の遊離塩基としてのラサギリン、クエン酸、およびマンニトールを含む。
錠剤形態の医薬組成物の別の態様では、錠剤のコアにおいて、マンニトール対クエン酸の重量比が、45対1〜10対1である。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、錠剤のコアにおいて、マンニトール対クエン酸の重量比は、30対1〜25対1である。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、錠剤は、コアおよびコーティングを含み、錠剤のコアは、ある量のラサギリンおよびクエン酸、錠剤のコアの重量に対して、約59.9重量%のマンニトール、約0.53重量%のアエロジル、約6.6重量%のデンプンNF、約26.3重量%のα化デンプン、約2.0重量%のステアリン酸、ならびに約2.0重量%のタルクを含む。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、錠剤は、ある量のラサギリンおよびクエン酸、45.5mgのマンニトール、0.4mgのアエロジル、5.0mgのデンプンNF、20.0mgのα化デンプン、1.5mgのステアリン酸、1.5mgのタルクを含み、錠剤のコーティングは、2つのコーティング層を含み、そのうち、2つのコーティング層の内層は、3.5mgのヒプロメロースを含み、2つのコーティング層の外層は、4.0mgのメタクリル酸アクリル酸エチルコポリマー、0.8mgのクエン酸トリエチル、および1.9mgの超微細タルクを含む。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、コア中のラサギリンの量は、0.5mgである。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、錠剤は、コアおよびコーティングを含み、錠剤のコアは、ある量のラサギリンおよびクエン酸、錠剤のコアの重量に対して、約59.2重量%のマンニトール、約0.53重量%のアエロジル、約6.6重量%のデンプンNF、約26.3重量%のα化デンプン、約2.0重量%のステアリン酸、ならびに約2.0重量%のタルクを含む。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、錠剤のコアは、ある量のラサギリンおよびクエン酸、45.0mgのマンニトール、0.4mgのアエロジル、5.0mgのデンプンNF、20.0mgのα化デンプン、1.5mgのステアリン酸、1.5mgのタルクを含み、錠剤のコーティングは、2つのコーティング層を含み、そのうち、2つのコーティング層の内層は、3.5mgのヒプロメロースを含み、2つのコーティング層の外層は、4.0mgのメタクリル酸アクリル酸エチルコポリマー、0.8mgのクエン酸トリエチル、および1.9mgの超微細タルクを含む。
錠剤形態の医薬組成物のさらに別の態様では、コア中のラサギリンの量は、1.0mgである。
医薬組成物のさらに別の態様では、ラサギリンの量に対して1.0重量%以下のラサギニンシトルアミドまたはその塩が、医薬組成物中に存在する。
医薬組成物のさらに別の態様では、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下のR(+)−N−ホルミル−プロパルギル−アミノインダンまたはその塩が、医薬組成物中に存在する。
医薬組成物のさらに別の態様では、ラサギリンの量に対して約0.5重量%以下のR(+)−N−ホルミル−プロパルギル−アミノインダンまたはその塩が、医薬組成物中に存在する。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を製造する方法であって、
a)ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩のバッチを得ることと、
b)バッチ中をR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの存在について、適切な装置により分析することと、
c)R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの量が、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下である場合のみ、医薬組成物をバッチから調製することと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩を含む包装された医薬組成物を製造する方法であって、
a)ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩の医薬組成物を得ることと、
b)医薬組成物を、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの存在について、適切な装置により分析することと、
c)R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの量が、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下である場合のみ、医薬組成物を包装することと
を含む、方法をさらに提供する。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物の検証済みバッチを配送する方法であって、
a)医薬組成物のバッチを得ることと、
b)バッチのサンプルを用いて安定性試験を実施することと、
c)安定性試験の後、バッチのサンプル中のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの総量を、適切な装置により測定することと、
d)安定性試験後のバッチのサンプルが、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンを有すると測定された場合のみ、配送のためにバッチを検証することと、
e)検証済みバッチを配送することと
を含む、方法をさらに提供する。
ここで開示される方法のいずれかの一態様では、医薬組成物は、ラサギリン遊離塩基を含む。
ここで開示される方法のいずれかの一態様では、医薬組成物は、ラサギリンシトレートを含む。
本発明は、ラサギリンまたは薬学的に許容されるラサギリンの塩を含む医薬組成物中の痕跡量のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンを検出するための参照標準として、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたはその塩の使用をさらに提供する。
本発明は、患者においてパーキンソン病を治療するための方法であって、患者においてパーキンソン病を治療するのに有効な量のここで開示される医薬組成物を患者に投与することを含む、方法をさらに提供する。
ここで開示されるあらゆる態様は、別段の指定がない限り、本発明のあらゆる他の態様と組み合わせることができる。
ここで開示される範囲は何れも、その範囲内のすべての、100分の1、10分の1、および整数の単位量が、本発明の一部として具体的に開示されることを意味する。したがって、たとえば、0.01mg〜50mgとは、0.02、0.03...0.09、0.1、0.2...0.9、および1、2...49mgの単位量が、本発明の態様として包含されることを意味する。
なお、本発明の化合物の構造は、不斉炭素原子を包含し、したがって、化合物は、ラセミ体、ラセミ混合物、および単離された単一のエナンチオマーとして存在する。これらの化合物のすべてのそのような異性体形態は、本発明に明確に包含される。各ステレオジェン炭素は、RまたはS立体配置であってよい。したがって、そのような不斉から生じる異性体(たとえば、すべてのエナンチオマーおよびジアステレオマー)は、別段の指示がない限り、本発明の範囲内に包含されることが理解されよう。そのような異性体は、実質的に純粋な形態で、古典的な分離技法により、また立体化学的に制御された合成、たとえば、「Enantiomers,Racemates and Resolutions」J.Jacques、A.ColletおよびS.Wilen著、出版John Wiley&Sons、NY、1981に記載されているものにより得ることができる。たとえば、分割は、キラルカラムでの分取クロマトグラフィーにより行ってもよい。
本発明はまた、ここで開示される化合物に存在する原子のすべての同位体を包含することも意図される。同位体は、原子番号が同じであるが、質量数が異なる原子を包含する。一般的な例として、また限定するものではないが、水素の同位体としては、トリチウムおよびジュウテリウムが挙げられる。炭素の同位体としては、C−13およびC−14が挙げられる。
なお、本出願全体にわたる構造における炭素の表記は何れも、さらなる表記なしで使用される場合、炭素のすべての同位体、たとえば、12C、13C、または14Cを表すことが意図される。さらに、13Cまたは14Cを含有する化合物は何れも、ここで開示される化合物の何れかの構造を具体的に有していてもよい。
なおまた、本出願全体にわたる構造における水素の表記は何れも、さらなる表記なしで使用される場合、水素のすべての同位体、たとえば、1H、2H、または3Hを表すことが意図される。さらに、2Hまたは3Hを含有する化合物は何れも、ここで開示される化合物の何れかの構造を具体的に有していてもよい。
同位体標識された化合物は、一般的に、当業者に公知の従来の技法により、またはここで開示される例に記載されているものに類似の方法により、適当な同位体標識された試薬を、用いられている標識されていない試薬の代わりに使用して調製することができる。
化合物の特性とは、化合物が示すあらゆる性質、たとえば、1H核磁気分光法、質量分析、赤外、紫外または蛍光分光光度法、ガスクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した場合のピークまたは保持時間、元素分析、Ames試験、溶解性、安定性、および分析方法により測定され得る他のあらゆる性質を指す。化合物の特性がわかったら、その情報を用いて、たとえば、サンプル中の化合物の存在について、スクリーニングまたは試験することができる。サンプル中に存在する化合物の、分量または重量パーセンテージは、適切な装置、たとえばHPLCにより、測定することができる。
ここで使用される場合、ラサギリンの「薬学的に許容される塩」としては、クエン酸塩、タンニン酸塩、リンゴ酸塩、メシル酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、エシル酸塩(esylate)、p−トルエンスルホン酸塩、安息香酸塩、酢酸塩、リン酸塩、および硫酸塩が挙げられる。本発明の化合物の薬学的に許容される酸付加塩の調製のために、遊離塩基を、適切な溶媒の存在下で、従来の方法により、所望の酸と反応させることができる。
ラサギリンは、その遊離塩基形態で使用することもできる。ラサギリン遊離塩基の製造方法は、米国特許第7,750,051号および第7,968,749号に記載されており、その内容はここで参照により組み込まれる。
ここで使用される場合、「原薬」とは、製剤品中の活性成分であって、疾患の、診断、治癒、緩和、治療、もしくは予防において、薬理学的活性もしくは他の直接的効果を提供するもの、またはヒトもしくは動物の体の、構造もしくは何れかの機能に影響を及ぼすものを指す。
ここで使用される場合、「製剤品」とは、原薬および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含有する最終剤形を指す。
ここで使用される場合、「単離された」化合物とは、粗反応混合物から、積極的な単離行為の後に単離された化合物である。単離行為は、化合物を、粗反応混合物のその他の既知の構成成分から分離することを必ず伴うが、いくらかの不純物、未知の副生成物、および残留量の粗反応混合物のその他の既知の構成成分が残ることは容認される。精製は、積極的な単離行為の例である。
ここで使用される場合、化学的構成体を「含まない」組成物とは、組成物が、化学的構成体を組成物から分離することにより組成物を精製することを意図した積極的行為の後、仮に化学的構成体を含有するとしても、避けることができない量を含有することを意味する。
ここで使用される場合、「安定性試験」とは、特定の時間間隔および様々な環境条件(たとえば、温度および湿度)で、製剤品がその指定された保存寿命期間にわたって分解するかどうか、およびどの程度分解するかを確かめるために行われる試験を指す。試験の具体的な条件および時間は、製剤品がその保存寿命にわたって遭遇すると予想される条件を加速するようなものである。たとえば、最終医薬品のための安定性試験の詳細な要件は、21C.F.R §211.166に体系化され、その全内容はここで参照により組み込まれる。
ここで使用される場合、「製造後X週間」である医薬組成物とは、医薬組成物が作製されてからの期間、この場合、1週間経過していることを指す。
ここで使用される場合、「周囲温度」とは、約20℃〜約30℃の温度を指す。
サンプル中の化合物の存在についての、スクリーニングまたは試験に用いられる分析方法の「検出限界」とは、その値未満で、サンプル中の化合物を、たとえばHPLC、MS、NMR、またはFT−IR法などの分析方法により検出することができない閾値である。
ここで使用される場合、測定可能な数値に関する「約」とは、測定に用いられる分析方法の標準誤差内の数値を意味する。
投薬単位は、単一の化合物またはその化合物の混合物を含んでもよい。投薬単位は、経口剤形、たとえば、錠剤、カプセル剤、丸剤、散剤、および顆粒剤用に調製することができる。
ここで使用される場合、「薬学的に許容される」担体または賦形剤とは、過度の有害な副作用(たとえば、毒性、刺激、およびアレルギー応答)を伴わず、妥当なベネフィット/リスク比と釣り合った、ヒトおよび/または動物での使用に適切なものである。
経口剤形を製剤化するのに使用してもよい、薬学的に許容される、担体および賦形剤の具体例は、たとえば、2000年10月3日に発行されたPeskinらの米国特許第6,126,968号に記載されている。本発明において有用な剤形を作製するための、技法および組成物は、以下の参考文献に記載されている:7 Modern Pharmaceutics、第9章および第10章(Banker&Rhodes編、1979);Pharmaceutical Dosage Forms:Tablets(Liebermanら、1981);Ansel、Introduction to Pharmaceutical Dosage Forms、第2版(1976);Remington’s Pharmaceutical Sciences、第17版(Mack Publishing Company、Easton、Pa.、1985);Advances in Pharmaceutical Sciences(David Ganderton、Trevor Jones編、1992);Advances in Pharmaceutical Sciences、第7巻(David Ganderton、Trevor Jones、James McGinity編、1995);Aqueous Polymeric Coatings for Pharmaceutical Dosage Forms(Drugs and the Pharmaceutical Sciences、シリーズ36(James McGinity編、1989);Pharmaceutical Particulate Carriers:Therapeutic Applications:Drugs and the Pharmaceutical Sciences、第61巻(Alain Rolland編、1993);Drug Delivery to the Gastrointestinal Tract(Ellis Horwood Books in the Biological Sciences.Series in Pharmaceutical Technology;J.G.Hardy、S.S.Davis、Clive G.Wilson編);Modern Pharmaceutics Drugs and the Pharmaceutical Sciences、第40巻(Gilbert S.Banker、Christopher T.Rhodes編)。
錠剤は、適切な結合剤、滑沢剤、崩壊剤、着色剤、着香剤、流動誘導剤(flow-inducing agent)、溶融剤、安定剤、可溶化剤、酸化防止剤、緩衝剤、キレート剤、フィラー、および可塑剤を含有していてもよい。たとえば、錠剤またはカプセル剤の単位剤形での経口投与のために、活性薬物構成成分を、経口用の非毒性の薬学的に許容される不活性担体、たとえば、ゼラチン、寒天、デンプン、メチルセルロース、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム、マンニトール、ソルビトールなどと組み合わせることができる。適切な結合剤としては、デンプン、ゼラチン、天然糖、たとえばコーンスターチ、天然および合成ゴム、たとえばアカシア、トラガカント、またはアルギン酸ナトリウム、ポビドン、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ワックスなどが挙げられる。酸化防止剤としては、アスコルビン酸、フマル酸、クエン酸、リンゴ酸、没食子酸、ならびにその塩およびエステル、ブチルヒドロキシアニソール、エデト酸が挙げられる。これらの剤形に用いられる滑沢剤としては、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、ステアリン酸、フマル酸ステアリルナトリウム、タルクなどが挙げられる。崩壊剤としては、限定するものではないが、デンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、キサンタンガム、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウムなどが挙げられ、適切な可塑剤としては、トリアセチン、クエン酸トリエチル、セバシン酸ジブチル、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
本発明は、以下の実験の詳細を参照することによってより良く理解されるが、当業者には、詳述される具体的な実験は、その後に続く特許請求の範囲においてより完全に記載される本発明の例示にすぎないことが容易に認識されよう。
実験の詳細:
例1
ラサギリン塩基原薬の安定性研究:
ラサギリン塩基原薬を、様々な貯蔵条件下で安定性試験に供した。ラサギリン塩基原薬は、米国特許第7,968,749号の、例1〜3に記載されている手順に従い調製した。
ラサギリン塩基の観察される融点は38〜41℃であることから、それは、高温で液体溶融物の外観を呈する。このため、ラサギリン塩基の分解研究は、78℃〜90℃にて融液相で実施する。
ラサギリン塩基のサンプルを褐色ガラスバイアルに導入し、ストッパーで閉じ、光から保護するためにアルミ箔で覆った。不活性雰囲気下での分解を目的とするサンプルは、窒素で5分間フラッシュした後にストッパーで閉じた。
サンプルを予熱したオーブンに導入し、78および90℃の一定温度で、24、72、または137時間保持した。処理の完了後、サンプルを冷蔵し、分析した。結果は下の表1にまとめており、それはR(+)−N−メチル−PAIが形成されなかったことを示す。
Figure 2014534197
R(+)−N−メチル−PAIを、製剤品中で安定性研究の間モニタリングしたところ、加速条件(40℃/75%RH)で6か月貯蔵した後の検証バッチ中に、0.5mg製剤については0.1%(定量レベル)で、また1mg製剤については0.3%以下のレベルで見出された。それは、リアルタイム貯蔵条件(25℃/60%RH)下で12か月後の何れのバッチ中にも見られなかった。
例2
R(+)−N−メチル−プロパルギル−アミノインダンの調製
R(+)−N−メチル−PAI HClは、R(+)−PAIのメチル化により合成することができ、結晶性塩酸塩として単離することができる。
たとえば、R(+)−N−メチル−PAIの塩酸塩を調製するための方法は、米国特許第5,744,500号に記載されており、その全内容は参照により組み込まれる。
米国特許第5,744,500号に記載されているように、1.2gのR(+)−PAI遊離塩基、0.97gの炭酸カリウム、および1gのヨウ化メチルを15mlのアセトンに加え、得られる懸濁液を窒素雰囲気下で8時間加熱還流した。次いで、揮発物を減圧下で除去し、残留物を10%水酸化ナトリウム水溶液(30ml)と塩化メチレン(30ml)との間で配送した。有機相を、溶媒を真空中で除去することにより乾燥させた。残留物を、40%酢酸エチル/60%ヘキサンで溶離する、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーに付した。R(+)−N−メチル−PAI遊離塩基を含有する画分を合わせ、溶媒をジエチルエーテルで置きかえた。次いで、エーテル溶液をHClガスで処理し、揮発物を真空中で除去した。残留物をイソプロパノールから再結晶して、400mgのR(+)−N−メチル−PAI HClを白色結晶性固体として得た、m.p.134〜136℃、[α]D+31.40(エタノール)。NMR δ(CDCl3): 2.55 (2H,m); 2.7 (1H,br.s); 2.8 (3H,s); 3.0 (1H,m); 3.4 (1H,m); 3.9 (2H,br.s); 5.05 (1H,m); 7.7(4H,m) ppm.
R(+)−N−メチル−PAI HCLを、元素分析、HPLC、1H−NMR、13C−NMR、ATR、およびMSにより特性決定した。
元素分析
C、H、およびNについての分析を、Perkin−Elmer 2400 series II分析器を用いて実施した。Clについての分析を、酸素フラスコ燃焼法(Schonigerの応用(application))、およびそれに続く835 Titrando Metrohm Tiroprocessorによる電位差滴定法を用いて実施した。
Figure 2014534197
元素分析の結果は、分子式に対応する。
HPLCクロマトグラム
調製されたR(+)−N−メチル−PAIは、良好なクロマトグラフィー純度で溶離する(HPLCクロマトグラムにおいて99.67面積%)。
NMR分光法
R(+)−N−メチル−PAI塩酸塩の、1H−NMRおよび13C−NMRスペクトルを、Bruker 300MHz NMR機器で、それぞれ300.1および75.5MHzにて記録した。スペクトルは、室温(T=300K)で、溶媒としてDMSO−D6中で、内部標準としてTMSを用いて実行した。シフト割当を、表2にまとめる。スペクトルは、予想された構造と完全に一致する。
R(+)−N−ME−PAI HCLの構造ならびに1H−NMRおよび13C−NMRシフトの帰属に用いられる呼称
Figure 2014534197
Figure 2014534197
ATRスペクトル
R(+)−N−メチル−PAI塩酸塩のFT−IR(ATRを用いる)スペクトルを、Thermo Scientific Nicolet 6700 FT−IR装置を用いて測定した。IRスペクトルは、2120および3201におけるアセチレン振動の典型的な吸収帯を示す。
質量分析(MS)
R(+)−N−メチル−PAI塩酸塩の質量スペクトルを、AB Applied Biosystems Sciex API 4000 LC/MS/MSシステムで実施した。
質量スペクトルは、m/z181[M+H+]の擬分子イオンならびに39、70、91および117のフラグメンテーション(fragmentation)イオンを示す。スペクトルは、R(+)−N−メチル−PAIの分子式と一致する。

Claims (27)

  1. ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、クエン酸、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたはその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物であって、
    R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンが、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約0.03重量%より多い量で組成物中に存在する、医薬組成物。
  2. R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの前記量が、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約0.1重量%より多い、請求項1に記載の医薬組成物。
  3. 前記R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンが、HPLC法による測定に基づき、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下の量で医薬組成物中に存在する、請求項1または2に記載の医薬組成物。
  4. 製造後1週間未満であり、前記1週間未満の間の温度が、周囲温度を超えなかった、請求項1〜3の何れか1項に記載の医薬組成物。
  5. 遊離塩基としてのラサギリンを含む、請求項1〜4の何れか1項に記載の医薬組成物。
  6. 薬学的に許容されるラサギリンの塩を含み、その塩が、ラサギリンシトレートである、請求項1〜4の何れか1項に記載の医薬組成物。
  7. 固形医薬組成物である、請求項1〜6の何れか1項に記載の医薬組成物。
  8. 錠剤形態である、請求項7に記載の医薬組成物。
  9. コアとコーティングとを含む医薬組成物であって、前記錠剤のコアが、ある量のラサギリン遊離塩基、クエン酸、およびマンニトールを含む、請求項8に記載の医薬組成物。
  10. 前記錠剤のコアにおいて、マンニトール対クエン酸の重量比が、45対1〜10対1である、請求項9に記載の医薬組成物。
  11. 前記錠剤のコアにおいて、マンニトール対クエン酸の重量比が、30対1〜25対1である、請求項10に記載の医薬組成物。
  12. コアおよびコーディングを含む医薬組成物であって、前記錠剤のコアが、ある量のラサギリンおよびクエン酸、前記錠剤のコアの重量に対して、約59.9重量%のマンニトール、約0.53重量%のアエロジル、約6.6重量%のデンプンNF、約26.3重量%のα化デンプン、約2.0重量%のステアリン酸、ならびに約2.0重量%のタルクを含む、請求項8〜11の何れか1項に記載の医薬組成物。
  13. 前記錠剤のコアが、ある量のラサギリンおよびクエン酸、45.5mgのマンニトール、0.4mgのアエロジル、5.0mgのデンプンNF、20.0mgのα化デンプン、1.5mgのステアリン酸、1.5mgのタルクを含み、前記錠剤のコーティングが、2つのコーティング層を含み、そのうち、前記2つのコーティング層の内層が、3.5mgのヒプロメロースを含み、前記2つのコーティング層の外層が、4.0mgのメタクリル酸アクリル酸エチルコポリマー、0.8mgのクエン酸トリエチル、および1.9mgの超微細タルクを含む、請求項12に記載の医薬組成物。
  14. 前記コア中のラサギリンの量が、0.5mgである、請求項9〜13の何れか1項に記載の医薬組成物。
  15. コアおよびコーディングを含む医薬組成物であって、前記錠剤のコアが、ある量のラサギリンおよびクエン酸、前記錠剤のコアの重量に対して、約59.2重量%のマンニトール、約0.53重量%のアエロジル、約6.6重量%のデンプンNF、約26.3重量%のα化デンプン、約2.0重量%のステアリン酸、ならびに約2.0重量%のタルクを含む、請求項8〜11の何れか1項に記載の医薬組成物。
  16. 前記錠剤のコアが、ある量のラサギリンおよびクエン酸、45.0mgのマンニトール、0.4mgのアエロジル、5.0mgのデンプンNF、20.0mgのα化デンプン、1.5mgのステアリン酸、1.5mgのタルクを含み、前記錠剤のコーティングが、2つのコーティング層を含み、そのうち、前記2つのコーティング層の内層が、3.5mgのヒプロメロースを含み、前記2つのコーティング層の外層が、4.0mgのメタクリル酸アクリル酸エチルコポリマー、0.8mgのクエン酸トリエチル、および1.9mgの超微細タルクを含む、請求項15に記載の医薬組成物。
  17. 前記コア中のラサギリンの量が、1.0mgである、請求項9〜11、15または16の何れか1項に記載の医薬組成物。
  18. ラサギリンの量に対して1.0重量%以下のラサギリンシトルアミドまたはその塩が、医薬組成物中に存在する、請求項1〜17の何れか1項に記載の医薬組成物。
  19. ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下のR(+)−N−ホルミル−プロパルギル−アミノインダンまたはその塩が、医薬組成物中に存在する、請求項1〜18の何れか1項に記載の医薬組成物。
  20. ラサギリンの量に対して約0.5重量%以下のR(+)−N−ホルミル−プロパルギル−アミノインダンまたはその塩が、医薬組成物中に存在する、請求項19に記載の医薬組成物。
  21. ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物を製造する方法であって、
    a)ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩のバッチを得ることと、
    b)バッチをR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの存在について、適切な装置により分析することと、
    c)R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの量が、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下である場合のみ、前記医薬組成物を前記バッチから調製することと
    を含む、方法。
  22. ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩を含む包装された医薬組成物を製造する方法であって、
    a)ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩の医薬組成物を得ることと、
    b)前記医薬組成物を、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの存在について、適切な装置により分析することと、
    c)R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの量が、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下である場合のみ、前記医薬組成物を包装することと
    を含む、方法。
  23. ラサギリンまたは薬学的に許容されるその塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む医薬組成物の検証済みバッチを配送する方法であって、
    a)前記医薬組成物のバッチを得ることと、
    b)前記バッチのサンプルを用いて安定性試験を実施することと、
    c)安定性試験の後、前記バッチの前記サンプル中のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンの総量を、適切な装置により測定することと、
    d)安定性試験後の前記バッチの前記サンプルが、ラサギリンの量に対して約1.0重量%以下のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンを有すると測定された場合のみ、配送のために前記バッチを検証することと、
    e)前記検証済みバッチを配送することと
    を含む、方法。
  24. 前記医薬組成物が、ラサギリン遊離塩基を含む、請求項21〜23の何れか1項に記載の方法。
  25. 前記医薬組成物が、ラサギリンシトレートを含む、請求項21〜23の何れか1項に記載の方法。
  26. ラサギリンまたは薬学的に許容されるラサギリンの塩を含む医薬組成物中の痕跡量のR(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンを検出するための参照標準として使用するための、R(+)−N−メチル−プロパルギルアミノインダンまたはその塩。
  27. 患者においてパーキンソン病を治療するための方法であって、前記患者においてパーキンソン病を治療するのに有効な量の請求項1〜20の何れか1項に記載の医薬組成物を前記患者に投与することを含む、方法。
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