JP2014531845A - 波動領域におけるスケーラブルフィルタ処理構造を用いたリスニングルーム等化のための装置および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
により定義され、第1行列は複数の第1行列係数を有しており、フィルタ適応ユニットは、第1行列を適応させることによってフィルタを適応させるよう構成されており、更に、フィルタ適応ユニットは、複数の第1行列係数の1つ又は複数をゼロに設定することによって、第1行列を適応させるよう構成されてもよい。
ここで、
は第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を示す第2行列であり、
は予め決定されたラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を示す第3行列である。
を生成するための、ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム推定部を更に含んでもよい。
と複数の推定マイクロホン信号
との間の差を示す誤差を、誤差を決定するための次式を適用することにより決定する、誤差決定部をさらに含んでもよい。
この場合、誤差決定部は、決定された誤差をシステム同定適応ユニットへと供給するよう構成されてもよい。
1)複数のラウドスピーカ入力信号を受信するステップと、
2)少なくとも2つのラウドスピーカ入力信号を時間領域から波動領域へと変換して、複数の変換済みラウドスピーカ信号を得るステップと、
3)第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を適応させて第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を得るステップであって、第1及び第2のラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子が複数のラウドスピーカと複数のマイクロホンとを含むラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステムを同定する、ステップと、
4)第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子に基づき、かつ予め決定されたラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子にも基づいて、フィルタを適応させるステップと、を含む。
とを含む。第1変換ユニット410は図1の変換ユニット110に対応してもよく、システム同定適応ユニット420はシステム同定適応ユニット120に対応してもよく、フィルタ適応ユニット430はフィルタ適応ユニット130に対応してもよく、フィルタ440はフィルタ140にそれぞれ対応してもよい。
を得る。
を得る。変換済みマイクロホン信号
は、次いで誤差決定部490へと供給される。
が逆変換ユニット460に供給されるだけでなく、ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム推定部450へも供給されることを示している。ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム推定部450は、第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を含む。更に、ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム推定部450は、第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子をフィルタ処理済みラウドスピーカ信号へと適用して、推定マイクロホン信号
を得るよう構成されている。第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子が現実の(物理的な)ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム470の現状を正確に同定している場合には、誤差決定部490に供給される推定マイクロホン信号
は上記(現実の)変換済みマイクロホン信号
と同一になるであろう。
に基づいて第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を適応させて、第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を得る。矢印491及び492は、第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子が、ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム推定部450とフィルタ適応ユニット430とのそれぞれに対して有効であることを示している。
における波動場要素は、ラウドスピーカにより励振される波動場を、自由音場でのマイクロホンアレイに現れるのと同じように記述する。
の要素のために使用されたのと同類の波動方程式の基本解に関して、次式(6)のように表すことができる。
及び
に関する場合と同じである。
における音圧
のスペクトルは円調和関数の合計により与えられる。
のLEMS同定に関し、ある要素
は必然的にゼロ値のエントリだけを持つようにする一方で、他の要素はHμ,λと同様に構築される。
を得るために使用されるものであるが、自由音場記述とは式(7)に従って波動場のNL個の要素を記述するものであり、自由音場条件下においてラウドスピーカ信号x(n)により駆動された場合に、NL個のラウドスピーカによって波動場が理想的に励振される状態を記述するものである。取得された波動場要素は、それらが全体的にアレイに関連するため、それらのモード次数によって同定される。同様に、事前等化された波動領域ラウドスピーカ信号
の要素も、それらのモード次数によって同定される。
における測定された波動場のNM個の要素を得るために、d(n)におけるNM個の実際に測定されたマイクロホン信号に対してT2が適用される。T1と同様に、
における要素があるモード次数を有する式(78)に従って記述されるように、T2が選択される。考慮対象となるアレイ・セットアップ及び基底関数については、ラウドスピーカ及びマイクロホン指標にわたる空間DFTが、T1及びT2のために使用され得ることが開示されており(特許文献1を参照)、その場合、式(78)の時間的周波数領域から時間領域への変換が不要となる。しかし、これら周波数独立型の変換は、考慮対象となる信号の周波数応答を式(78)に従って修正することがない。この点は本発明の実施形態にとっては許容可能であり得る。なぜなら、適応フィルタは、周波数応答における差を暗示的にモデル化するであろうし、全ての記述が無矛盾のままであるからである。
600を示す図6を参照されたい。フィルタ600は、3個の変換済みラウドスピーカ信号661,662,663を受け取り、これら変換済みラウドスピーカ信号661,662,663をフィルタ処理して3個のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号671,672,673を得るよう構成されている。
は、以下の式(19)により記述されるように制限された構造を有することから、この方程式は通常、直接的に解くことができない。しかしながら、次式(18)を式(19)とともに考慮することで、直接的な解を可能にする方程式系の一形態を導き出すことができる。
の行を低減させるが、それは波動領域における
の低減された構造を考慮することからもたらされる。そのような近似は、フィルタ処理済みX構造の計算集約的な冗長性を更に低減することができる(以下を参照)。
の各行列係数は、変換済みラウドスピーカ信号の内の1つとフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の内の1つとからなるラウドスピーカ信号対のための、フィルタ係数として認識することができる。なぜなら、それぞれの行列係数は、対応する変換済みラウドスピーカ信号が、生成されるであろう対応するフィルタ処理済みラウドスピーカ信号に対して、どの程度まで影響を与えるかを表しているからである。
により表現され、ここで、次式(50)を満足しなければならない。
に関し、次式(51)が結果として得られる。
の各行列係数は、変換済みラウドスピーカ信号の内の1つとフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の内の1つとからなるラウドスピーカ信号対のための、フィルタ係数として認識されることができる。なぜなら、それぞれの行列係数は、対応する変換済みラウドスピーカ信号が生成されるであろう対応するフィルタ処理済みラウドスピーカ信号に対して、どの程度まで影響を与えるかを表しているからである。
の全てではない幾つかの行列係数を決定する。これらの行列係数は、次にフィルタ係数グループを形成する。フィルタ適応ユニット130によって決定されていない他の行列係数は考慮対象となることがなく、よってフィルタ処理済みラウドスピーカ信号を生成するときに使用されることもない(決定されていない行列係数はゼロと推定され得る)。
の全ての行列係数を決定する。これらの行列係数は、次に第1のフィルタ係数グループを形成する。しかし、行列係数の内の幾つかは、フィルタ処理済みラウドスピーカ信号を生成する際に使用されることがない。フィルタ適応ユニット130は、第1のフィルタ係数グループ内のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号を生成するために使用されるであろうフィルタ係数だけを、第2のフィルタ係数グループのメンバーとして選択する。例えば、フィルタ行列
の全ての行列係数が決定されるが(第1のフィルタ係数グループの決定)、行列係数の内の幾つかは後にゼロに設定される(ゼロに設定されていない行列係数は、次に第2のフィルタ係数グループを形成する)。
とにより記述される波動場要素の結合は、モード次数において小差|m−l’|を有する要素に関して有意により強力となるという事実である(非特許文献11を参照)。AECに関し、WFSシステムが単一音源の波動場を合成しているようなシナリオに対しては、l’=mの結合をモデル化するだけで十分であることが開示されている(非特許文献9を参照)。他方、このモデルは多数の仮想音源が活性化しているときには十分でない(非特許文献11を参照)。後者の場合には、実際の挙動が十分にモデル化されていないことから、LREに必要とされるようなシステム挙動の系統的な修正が不可能である。従って、本願では、非特許文献10に記載されるLEMモデルを図11の(b)で示す構造へと変更することを提案する。図11の(b)は、図11の(a)で示すモデルの近似を構成している。
においてモデル化された結合を示す。
だけを考慮したイコライザ
の結果として得られる重みを示す。ここでも、図11(b)に示す構造と等しい構造を結果的にもたらす最重要イコライザを用いて、図11の(c)に示す
の構造を近似する。
における適応フィルタは、LH=129サンプルの長さをモデル化できたが、fS=2kHzのサンプリングレートにおいて操作すると、WFSシステムの空間エイリアシングは有意でなく、得られるインパルス応答は64サンプル未満の長さを有している。このLHの選択によって、収束を改善するために
(H0はこのセットアップに関する自由音場応答を表している)において導入された40サンプルの人工的遅延が説明できる。イコライザのインパルス応答の長さはLG=256サンプルに選択された。両方のGFDAFアルゴリズムに関し、0.95の忘却因子とLF=129サンプルのフレームシフトが使用された。フィルタ処理済みX−GFDAFに関する正規化されたステップサイズは0.2であった。
は信号を変化させるものではなく、無矛盾のベクトル長さを保証するものであり、
はユークリッド・ノルム(Euclidian norm)である。この手法の空間ロバスト性を評価するために、マイクロホンアレイにより包囲された範囲であるリスニング範囲内の誤差eLAを測定する。リスニング範囲のLRE誤差eLAはeMAと同様の方法で決定されるが、その場合、図12において白色の円で示すように、マイクロホンアレイの半径はRM=0.4mである。
が十分に同定されるまで、
の決定を保留するのがよい。2個又は3個の平面波を有する例に関する僅かに良好な収束もまた、Hのより良好な同定を通して説明し得る。なぜなら、合成される平面波の数が多いほど、ラウドスピーカ信号の相互相関が低いからである。リスニング範囲内の誤差は、マイクロホンアレイの位置における誤差と同じ挙動を示すことが分る。しかしながら、残留する誤差は約5dB大きい。これは、選択されたアレイのセットアップに関し、マイクロホンアレイの円周に対する解がマイクロホンアレイの中心、例えばリスニング範囲に向かって補間され得ることを示している。
における測定された波動場のNM個の要素を得るために、d(n)におけるNM個の実際に測定されたマイクロホン信号に対してT2が適用される。T1と同様に、
における要素があるモード次数を有する式(76)に従って記述されるように、T2が選択される。考慮対象となるアレイ・セットアップ及び基底関数については、ラウドスピーカ及びマイクロホン指標にわたる空間DFTが、T1及びT2のために使用され得ることが開示されており(特許文献1を参照)、その場合、式(76)の時間的周波数領域から時間領域への変換が不要となる。しかし、これら周波数独立型の変換は、考慮対象となる信号の周波数応答を式(76)に従って修正することがない。この点は本発明の実施形態にとっては許容可能であり得る。なぜなら、適応フィルタは、周波数応答における差を暗示的にモデル化するであろうし、全ての記述が無矛盾のままであるからである。
Claims (15)
- リスニングルーム等化のための装置であって、前記装置は複数のラウドスピーカ入力信号を受信するよう構成されており、
前記少なくとも2つのラウドスピーカ入力信号を時間領域から波動領域へと変換して複数の変換済みラウドスピーカ信号を得る、変換ユニット(110;410)と、
第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を適応させて第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を得る、システム同定適応ユニット(120;420)であって、前記第1及び第2のラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子が複数のラウドスピーカと複数のマイクロホンとを含むラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム(470)を同定する、システム同定適応ユニット(120;420)と、
前記第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子に基づき、かつ予め決定されたラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子にも基づいて、フィルタ(140;240;340;440;600)を適応させるフィルタ適応ユニット(130;430)と、を含み、
前記フィルタ(140;240;340;440;600)は複数のサブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)を含み、前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の各々が、前記変換済みラウドスピーカ信号の1つ又は複数を受信ラウドスピーカ信号として受信し、前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の各々が、1つ又は複数の前記受信ラウドスピーカ信号に基づいて複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つを生成するよう構成されており、
前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つは、前記変換済みラウドスピーカ信号の少なくとも2つを受信ラウドスピーカ信号として受信し、前記少なくとも2つの受信ラウドスピーカ信号を結合して前記複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つを生成するよう構成されており、
前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つは、前記複数の変換済みラウドスピーカ信号の総数よりも小さい数の前記受信ラウドスピーカ信号を有し、前記受信ラウドスピーカ信号の数は1又は1よりも大きい数であり、更に、前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つのサブフィルタの前記受信ラウドスピーカ信号の数が1より大きい場合には、前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つのサブフィルタの前記受信ラウドスピーカ信号だけが結合されて、前記複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の前記1つが生成される、装置。 - 前記フィルタ適応ユニット(130;430)は、ラウドスピーカ信号対グループの少なくとも3対の各対のためにフィルタ係数を決定してフィルタ係数グループを得るよう構成されており、前記ラウドスピーカ信号対グループは、前記変換済みラウドスピーカ信号の1つと前記フィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つとからなるラウドスピーカ信号対の全てを含み、前記フィルタ係数グループは前記ラウドスピーカ信号対グループが有するラウドスピーカ信号対の数よりも少ない数のフィルタ係数を有し、
前記フィルタ適応ユニット(130;430)は、前記フィルタ(140;240;340;440;600)のフィルタ係数を前記フィルタ係数グループの少なくとも1つのフィルタ係数によって置き換えることにより、前記フィルタ(140;240;340;440;600)を適応させるよう構成されている、請求項1に記載の装置。 - 前記フィルタ適応ユニット(130;430)は、ラウドスピーカ信号対グループの各対のためにフィルタ係数を決定して第1のフィルタ係数グループを得るよう構成されており、前記ラウドスピーカ信号対グループは、前記変換済みラウドスピーカ信号の1つと前記フィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つとからなるラウドスピーカ信号対の全てを含み、
前記フィルタ適応ユニット(130;430)は、前記第1のフィルタ係数グループから複数のフィルタ係数を選択して第2のフィルタ係数グループを得るよう構成されており、前記第2のフィルタ係数グループは前記第1のフィルタ係数グループよりも少ない数のフィルタ係数を有しており、
前記フィルタ適応ユニット(130;430)は、前記フィルタ(140;240;340;440;600)のフィルタ係数を前記第2のフィルタ係数グループの少なくとも1つのフィルタ係数によって置き換えることにより、前記フィルタ(140;240;340;440;600)を適応させるよう構成されている、請求項1に記載の装置。 - 前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の各々が前記複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の正に1つを生成するよう構成されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記フィルタ(140;240;340;440;600)の全てのサブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)が同数の変換済みラウドスピーカ信号を受信する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
- 前記フィルタ処理済みラウドスピーカ信号を波動領域から時間領域へと変換してフィルタ処理済み時間領域ラウドスピーカ信号を得る、逆変換ユニット(460)を更に含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の装置。
- 前記変換ユニット(110;410)は第1変換ユニットであり、
前記装置は、前記ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム(470)の複数のマイクロホンによって受信された複数のマイクロホン信号を時間領域から波動領域へと変換して、前記複数の変換済みマイクロホン信号を得る、第2変換ユニット(480)を更に含む、請求項10に記載の装置。 - リスニングルーム等化のための方法であって、
複数のラウドスピーカ入力信号を受信するステップと、
前記少なくとも2つのラウドスピーカ入力信号を時間領域から波動領域へと変換して複数の変換済みラウドスピーカ信号を得る、ステップと、
第1ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を適応させて第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子を得るステップであって、前記第1及び第2のラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子が複数のラウドスピーカと複数のマイクロホンとを含むラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム(470)を同定する、ステップと、
前記第2ラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子に基づき、かつ予め決定されたラウドスピーカ・エンクロージャ・マイクロホンシステム識別子にも基づいて、フィルタ(140;240;340;440;600)を適応させるステップと、を含み、
前記フィルタ(140;240;340;440;600)は複数のサブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)を含み、前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の各々が、前記変換済みラウドスピーカ信号の1つ又は複数を受信ラウドスピーカ信号として受信し、更に前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の各々が、1つ又は複数の前記受信ラウドスピーカ信号に基づいて複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つを生成するよう構成されており、
前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つは、前記変換済みラウドスピーカ信号の少なくとも2つを受信ラウドスピーカ信号として受信し、更に前記少なくとも2つの受信ラウドスピーカ信号を結合して前記複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つを生成するよう構成されており、
前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つは、前記複数の変換済みラウドスピーカ信号の総数よりも小さい数の前記受信ラウドスピーカ信号を有し、前記受信ラウドスピーカ信号の数は1又は1よりも大きい数であり、更に前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つのサブフィルタの前記受信ラウドスピーカ信号の数が1より大きい場合には、前記サブフィルタ(141,14r;241,242,243,244;641,642,643)の少なくとも1つのサブフィルタの前記受信ラウドスピーカ信号だけが結合されて、前記複数のフィルタ処理済みラウドスピーカ信号の1つが生成される、方法。 - コンピュータ又はプロセッサで作動されたとき、請求項14に記載の方法を実行するコンピュータプログラム。
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