JP2014531347A - ゾーンに分けられた機能的な布 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2011年9月23日に提出された米国特許出願No.13/243992の提出日の利益を主張し、上記開示の全ては、その全体が本明細書に組み込まれる。
様々な実施形態では、当業者は、隣接するゾーン間の境界は、異なる、又は、混合した移行ゾーンを含むことを理解されるであろう。いくつかの実施形態では、二つ、三つ、四つ又はそれ以上の様々な性能特性要素の配置は、必要性又は用途性の特定の設定に合わせるために衣服全体にわたって徐々に変化することができる。また、当業者は、衣服のいくつかの領域が性能特性要素を含まないことを理解されるであろう。
様々な実施形態において、本明細書に記載されているように用いることができる相変化材は、一般的には、13乃至28個の炭素原子を有するパラフィン系炭化水素を含む。様々な実施形態において、パラフィン炭化水素の同族列の融点は、次の表に示すように、炭素原子の数に直接的に関連される。
化合物名 炭素原子の数 溶融点(℃)
n−オクタコサン 28 61.4
n−ヘプタコサン 27 59.0
n−ヘキサコサン 26 56.4
n−ペンタコサン 25 53.7
n−テトラコサン 24 50.9
n−トリコサン 23 47.6
n−ドコサン 22 44.4
n−ヘネイコサン 21 40.5
n−エイコサン 20 36.8
n−ノナデカン 19 32.1
n−オクタデカン 18 28.2
n−ヘプタデカン 17 22.0
n−ヘキサデカン 16 18.2
n−ペンタデカン 15 10.0
n−テトラデカン 14 5.9
n−トリデカン 13 −5.5
他の実施形態では、性能特性要素が使用者の皮膚表面から離れる水や水蒸気などの水分を吸い上げることができる。例えば、いくつかの実施形態において、性能特性要素は、炭素繊維又は鉱物繊維、又はウィッキングを高めるために炭素または鉱物系ファブリックコーティングを含んでもよい。一般的に言えば、炭素又は鉱物の成形加工は、ウィッキングファブリックを作成するために炭素が注入された繊維又は粒子及び/又は鉱物注入された繊維または粒子を他の糸または繊維と混合することができる。様々な実施形態では、水分を吸い上げる性能特性要素は、また、抗細菌及び/又は抗真菌性の特性を有することができ、水分のウィッキングに加えて、脱臭及び/又は通気性を有することができる。
種々の実施形態では、性能特性要素は、メーカーによって定義されたパターンや連続または不連続の配列に適用されることができる。例えば、図1A−1Eに示されるように、性能特性要素10は、所望のパターンでベース布20に接着された又は固定された一連のドット状にすることができる。そのような構成は、所望の一つ以上の特性の機能(例えば、通気する、及び、水分の蓄積のレベルを減らすために、断熱するために、又は特定の所望のドレープ、外観又は肌触りを有するために、布を経由して水蒸気が出るのを許容する)をベース布が実行しながら、所望の性能特性を提供することが発見された。
図示の実施形態は、別個の要素として性能特性要素を示すが、いくつかの実施形態では、いくつかの又は全ての熱伝導要素は、格子状パターン又はベース布の部分的な範囲を許容する他のパターンのように互いに結合されるように配置されることができる。
様々な実施形態では、性能特性要素の構成又はパターンは、それ自体が、使用者によって選択され、様々な形態のいずれかにすることができる。例えば、図2A−2B、図3A−3E、及び図4−6に示されるように、衣服のために使用されたベース布20上に配置された性能特性要素10の構成は、様々な幾何学パターンの形態(例えば、線、波、三角形、四角形、ロゴ、言葉など)にすることができる。
様々な実施形態では、性能特性要素のパターンは、対称的、整然とした、ランダムな、及び/又は非対称的にすることができる。さらに、後述するように、性能特性要素のパターンは、ボディウェアの性能を向上させるために戦略的な位置にあるベース材上に配置されることができる。様々な実施形態では、性能特性要素の大きさは、高めた性能特性の必要性をバランスし、ベース布の機能性を維持するために変更することができる。
実施形態では、性能特性要素によって覆われていないままのベース布の表面領域に対する性能特性要素によって覆われた表面領域の密度及び比率は、約3:7(30%)から約7:3(70%)である。様々な実施形態では、この範囲は、ベース布の所望の特性(例えば、通気性、断熱性、吸湿発散性)を有する性能特徴特性(例えば、熱管理又はウィッキング)の良好なバランスを提供することを示している。特定の実施形態では、この比率は、約4:6(40%被覆)から約6:4(60%被覆)にすることができる。
様々な実施形態において、性能特性要素の配置、パターン、および/または被覆率/割合は変更できる。例えば、性能特性要素が、熱管理又はウィッキングがより重要である特定の領域(例えば体の芯)に集中され、ベース布の特性の機能がより重要である他の領域(例えば、体から離れる方向に水分を逃がすために腕又は背中の部分の下の領域)で存在しない又は極端に制限されることができる。様々な実施形態では、衣服の様々な領域は、例えば、温かさ及び通気性の必要性を最適化にするのに役立つために、様々な範囲率、例えば、胸で70%及び手足で30%を有する。他の実施形態では、様々な性能特性要素は、例えば、体の芯の領域には熱伝導要素及び腕又は背中の部分にはウィッキング要素など、異なる領域で使用することができる。様々な実施形態では、二つ、三つ又はそれ以上の異なる性能特性要素は、単一の物品で組み合わされてもよいし、各性能特性要素の被覆は、使用者の特定のニーズに応じてカスタマイズすることができる。
様々な実施形態では、性能特性要素の大きさは、これらの領域における増大された熱反射、伝導、吸光度、または発光、または増大されたウィッキング及び通気性のために体の芯の領域において最も大きく(又はそれらの間の空間は最も小さい)、性能特性要素の大きさは、体の周辺領域で最も小さい(又はそれらの間の空間は最も大きい)。いくつかの実施形態では、性能特性要素による被覆の度合いは、局部的な熱及び/又は湿気管理の必要性に応じて物品全体にわたって緩やかな様式に変更できる。いくつかの実施形態は、ある領域に熱反射要素を用い、物品の他の領域に熱伝導要素を用い、あるいは、いくつかの領域に熱吸収要素を用いるとともに他の領域に放熱要素を用いることができる。
様々な実施形態では、性能特性要素は、性能特性要素自体に水分がたまるのに抵抗し、ベース布の機能(例えば、通気性、断熱性、又は吸湿発散性)を高めるように構成される。一実施形態では、個々の要素の領域を減少し、密度を増加することは、性能特性要素上に蓄積される水分の減少傾向になるにつれて性能特性要素とベース布の機能性との間により良いバランスを提供することがわかった。いくつかの実施形態では、1平方センチメートル以下に個々の性能特性要素の表面領域を維持することは、水分の蓄積の可能性を減らすのを助けることができることがわかった。様々な実施形態では、性能特性要素は、約1cmより小さいか等しい最大寸法(直径、斜辺、長さ、幅など)を有する。いくつかの実施形態では、最大寸法は、1乃至4mmにすることができる。他の実施形態では、性能特性要素の最も大きい寸法は、1mmと同じくらい小さいか、それよりも小さくすることができる。いくつかの実施形態では、性能特性要素の大きさ及び形状は、ロゴ、会社名、画像、または他の記章を表示するように選択されることができる。
いくつかの実施形態では、個々の性能特性要素の局在プロファイルは、水分が性能特性要素に接着しないようにすることができる。例えば、性能特性要素は、ベース布の方に流れるように水分を促すのに役立つ、凸状、円錐形、溝付き又は他の突起にすることができる。いくつかの実施形態では、性能特性要素の表面は、要素上の水蒸気の蓄積を制限し、性能特徴特性に著しく影響を与えないでベース布に水分をよりよく導くのに役立つ化合物で扱われることができる。その一例の扱いは、ラミネーション、スプレー堆積を介してまたは化学バスで要素に適用されることができる疎水性のフッ化炭素にすることができる。
様々な実施形態では、性能特性要素は、ベース布から取り除くことができ、所望であればジッパー、スナップ、ボタン、フックとループ型のファスナー(例えばベルクロ(登録商標))、および他の取り外し可能なインターフェースなどの様々な取り外し可能な結合ファスナーを使用して再構成可能である。さらに、ベース材は、個々の衣服のアイテムとして形成され、使用者の体熱の熱管理を改善するために他の衣服と組み合わされて使用されることができる。例えば、上半身のアンダーウェアは、様々な実施形態に従って、熱伝導要素で構成されることができる。このアンダーウェアは、使用者一人によって着用され、その場合、使用者の体から離れた体熱の伝導が一般的に生じ、又は使用者の体熱の熱反射性を高める断熱された外側衣服と関連して生じる。
様々な実施形態において、性能特性要素は、性能特性要素の表面がベース布の表面下に配置されるようにベース布に対して凹んだ、凹面、又は凹状になるようにベース布に適用されることができる。この構成は、例えば、ベース布が使用者の皮膚又は潜在的なクロスに係合する衣服の部分又は衣服のライニングであるときに水分発散性を改善するための効果を有する。さらに、そのようなベース布との接触は、皮膚がベース布(例えば、手袋、ミトン、下着、または靴下)と直接接触しているアプリケーションで衣服の着用者に快適性を高めることができる。
様々な実施形態において、性能特性要素は、ベース布がドット又は他の形状のパターンとして表された状態で性能特性要素が格子又は他の相互連結されたパターンを形成して、図1に示されたものとは逆のパターンで構成されることができる。例えば、図16A及び16Bは、様々な実施形態による、斜視図(図16A)における、及びジャケットライニングに使用される(図16B)、ベース布又は材料に配置された性能特性要素の格子パターンを示す。格子パターンが図示されるが、当業者は、あらゆるパターン又はパターンの組み合わせを用いることができることを理解されるであろう。
図8乃至図15は、ジャケット(図8A−D)、ブーツ(図9)、グローブ(図10)、帽子(図11)、パンツ(図12)、靴下(図13)、寝袋(図14)、テントの帆布(図15A)及びテント(図15B)などの様々な衣服アプリケーションで使用されるパターン化された性能特性特徴布の様々な図を示す。図示された衣服部分の各々は、それに配置された複数の性能特性要素10を有するベース材20を含む。
いくつかの実施形態では、衣服は、使用者が体の方に熱を導く布を使用するか体から離れる方向に熱を導く布を使用するかを決定することができるようにリバーシブルにすることができる。そのようなリバーシブル衣服の例が図15Aに示される。この実施形態では、性能特性要素は、テントの帆布の一方側に含まれることができる。一実施形態では、テントの帆布は、テント使用者の体から離れる方向に熱を反射するために例えば暑い天候や日当たりの良い条件で外向きの性能特性要素で使用されることができる。逆に、寒い天候では、テントの帆布は裏返されて、例えば、テントの帆布はテントの内側に向かって体熱を反射するように、使用者の身体に向かった内向きの性能特性要素を有して取り付けられる。テントの帆布は、この原理を説明するために使用されるが、当業者は、同じ概念がこのようなリバーシブルジャケット、コート、帽子などの他の衣服に適用されることを理解するであろう。図15Bは、テント本体の少なくとも一部分がそれに配置された複数の性能特性要素を有する布を含む例を示す。図示の実施形態では、性能特性要素は、外側に面し、テントから離れる方向に従ってテントの使用者の体から離れる方向に熱を反射するように構成される。他の実施形態では、要素は、内向きに構成されることができる。
Claims (22)
- 衣服に使用されるのに適した性能特性材であって、
ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した伝達特性を有するベース材と、
第1ゾーンにおいてベース材に結合された第1性能特性要素の第1配列であって、第1性能特性要素は、第1機能を実行するようになっており、第1機能は、熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる、第1性能特性要素の第1配列と、
第2ゾーンにおいてベース材に結合された第2性能特性要素の第2配列であって、第2性能特性要素は、第2機能を実行するようになっており、第2機能は、熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる、第2性能特性要素の第2配列と、を備え、
第1機能は、第2機能とは異なり、第1性能特性要素及び第2性能特性要素の配置及び間隔は、ベース材が伝達特性を実行することを可能にする、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
第1性能特性要素及び第2性能特性要素は、それぞれ個々に、熱伝導要素、冷却ポリマー、相変化材、鉱物繊維、及び/又は炭素繊維または粒子からなる、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
第1性能特性要素は、熱伝導要素からなり、第2性能特性要素は、冷却ポリマーからなる、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
性能特性材は、第3ゾーンにおいてベース材に結合された第3性能特性要素の第3配列を更に備える、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
自然な要素は、空気、水分、水蒸気又は熱である、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
伝達特性は、水分の吸い上げ性、通気性、断熱性、及び/又は耐水性からなる、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
性能特性材は、約7:3から約3:7までである第1ゾーンにおけるベース材に対する第1性能特性要素の表面領域率及び/又は第2ゾーンにおけるベース材に対する第2性能特性要素の表面領域率を有する、性能特性材。 - 請求項7記載の性能特性材において、
性能特性材は、約3:2から約2:3までである第1ゾーンにおけるベース材に対する第1性能特性要素の表面領域率及び/又は第2ゾーンにおけるベース材に対する第2性能特性要素の表面領域率を有する、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
第1性能特性要素及び/又は第2性能特性要素は、隣接する要素間が約1cm未満で約1mm以上の間隔を有する、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
第1性能特性要素及び/又は第2性能特性要素は、一つ以上の所望の体の領域において第1機能及び/又は第2機能を実行するために衣服に配置される、性能特性材。 - 請求項1記載の性能特性材において、
第1性能特性要素及び第2性能特性要素は、ベース布の両面に結合される、性能特性材。 - 衣服の物品であって、
第1ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第1伝達特性を有する第1ベース材と、
第1ゾーンにおいて第1ベース材の第1側面に結合された第1性能特性要素の第1配列であって、第1性能特性要素は、第1機能を実行するようになっており、第1機能は、熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなり、第1性能特性要素の配置及び間隔は、第1ベース材が第1伝達特性を実行することを可能にする第1性能特性要素の第1配列と、
第2ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第1伝達特性を有する第2ベース材と、
第2ゾーンにおいて第2ベース材の第1側面に結合された第2性能特性要素の第2配列であって、第2性能特性要素は、第2機能を実行するようになっており、第2機能は、熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなり、第2性能特性要素の配置及び間隔は、第2ベース材が第2伝達特性を実行することを可能にする第2性能特性要素の第1配列と、を備え、
第1機能は、第2機能とは異なる、衣服の物品。 - 請求項12記載の衣服の物品において、
第1ベース材及び第2ベース材は、2枚の同じ布からなる、衣服の物品。 - 請求項12記載の衣服の物品において、
第1ベース材及び第2ベース材は、単一の布の異なる領域からなる、衣服の物品。 - 請求項12記載の衣服の物品において、
第1ベース材及び第2ベース材は、異なる布からなる、衣服の物品。 - 請求項12記載の衣服の物品において、
第1ベース材に対する第1性能特性要素の表面領域率及び/又は第2ベース材に対する第2性能特性要素の表面領域率は、約7:3から約3:7までである、衣服の物品。 - 請求項12記載の衣服の物品において、
第1性能特性要素及び/又は第2性能特性要素は、隣接する要素間が約1cm未満で約1mm以上の間隔を有する、衣服の物品。 - 性能特性の衣服材を製造する方法であって、
熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第1機能を実行するようになっている第1性能特性要素の第1配列を、第1ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第1伝達特性を有する第1ベース材に結合するステップと、
熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第2機能を実行するようになっている第2性能特性要素の第2配列を、第2ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第2伝達特性を有する第2ベース材に結合するステップと、
第1配列が衣服の第1の所望の領域に第1機能を実行するのを可能にするために衣服の一部に第1ベース材を配置するステップと、
第2配列が衣服の第2の所望の領域に第2機能を実行するのを可能にするために衣服の前記一部に第2ベース材を配置するステップと、を備える、方法。 - 請求項18記載の方法において、
熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第1機能を実行するようになっている第1性能特性要素の第1配列を、第1ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第1伝達特性を有する第1ベース材に結合するステップ、及び/又は、熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第2機能を実行するようになっている第2性能特性要素の第2配列を、第2ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第2伝達特性を有する第2ベース材に結合するステップは、第1ベース材及び/又は第2ベース材の約30%乃至約70%を覆うために、第1性能特性要素及び/又は第2性能特性要素の間隔をあけることを備える、方法。 - 請求項18記載の方法において、
熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第1機能を実行するようになっている第1性能特性要素の第1配列を、第1ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第1伝達特性を有する第1ベース材に結合するステップ、及び/又は、熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第2機能を実行するようになっている第2性能特性要素の第2配列を、第2ベース材を通じて自然な要素の通路を防止及び/又は制限するのを許容するのに適した第2伝達特性を有する第2ベース材に結合するステップは、隣接する要素間が約2mm乃至1cmの間で第1性能特性要素及び/又は第2性能特性要素の間隔をあけることを備える、方法。 - 請求項18記載の方法において、
第1性能特性要素及び第2性能特性要素は、それぞれ個々に、熱伝導要素、冷却ポリマー、相変化材、鉱物繊維、及び/又は炭素繊維または粒子からなる、方法。 - 請求項18記載の方法において、
熱を導くこと、熱を吸収すること、放熱すること、水分を吸い上げること、あるいはそれらの組み合わせからなる第3機能を実行するようになっている第3性能特性要素の第3配列を、第3ベース材に結合するステップと、
第3配列を、衣服の第3の所望の領域に第1機能及び第3機能とは異なる第3機能を実行するのを可能にするために衣服に配置するステップと、を更に備える、方法。
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