JP2014530992A - バルブ、特に自動車エンジン用バルブ - Google Patents

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Abstract

本発明は、フラップ(2)と、このフラップ(2)をその回転軸回りに回転させる駆動シャフト(7)とを備え、前記フラップ(2)と駆動シャフト(7)とは、それらの間における熱伝達領域を形成する1個または複数個の接続筒部(5)において、一方が他方に嵌合された自動車エンジンの再循環排気ガス用のバルブにおいて、熱伝達領域を軸線方向に限定するとともに、駆動シャフト(7)の軸線方向の一端部であって、バルブを駆動する部材に接続されている方の端部に面するフラップ(2)の第1のエッジから軸線方向に後退するべく位置するように構成された少なくとも1個の環状空間(28)を備えていることを特徴とするバルブに関する。【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車エンジン用バルブ、特に、再循環排気ガス用のバルブに関する。
近年、燃焼機関の入口配管と排気管とを接続することにより、エンジンの排気ガスを再循環させることが知られている。このような再循環装置は、排気ガスの一部を、燃焼機関に供給される混合ガスに再利用することを可能にしている。
公害防止基準は、排気ガスのより大部分を再利用することが必要であるとしている。しかし、再循環しうる排気ガスの量に関して、さらに改良することは、現在の技術では困難である。排気ガスの再循環を改良するため、排気ガスのより多くの部分を燃焼機関の入口配管に向かわせるべく、再循環装置を、排気管の低圧部分、すなわち、排気ガスの膨張領域の下流に接続することが考えられる。
また、排気管の低圧領域にバルブを設け、これによって、排気ガスを、再循環装置に向かわせたり、外側に向かわせたりすることが知られている。このバルブは、フラップ、このフラップを駆動させる駆動シャフト、駆動モータ、およびこのモータの運動を駆動シャフトに伝達するようになっている伝達手段を備えている。
駆動シャフトを、バルブの本体にクリアランスを設けて装着することにより、駆動シャフトの回転が可能となる。このようなクリアランスにより、排気ガスのある量が、バルブを通って、使用されている伝達手段や駆動部材に向かって漏れ出ることとなる。このガスは、凝縮すると、駆動部材にダメージを与えるので、このガスをブロックするため、駆動シャフトに沿って、シールが挿入されている。
しかし、バルブにおいて、フラップと駆動シャフトは、1個または複数の接続筒部において、一方が他方に圧嵌されており、この接続筒部は、フラップと駆動シャフトとの間において熱伝達領域を形成している。フラップは、直接排気ガスに曝され、その熱を、1個または複数個の筒部を介して、駆動シャフトに伝達する。
近年、バルブを冷却することにより、シールに沿う駆動シャフトの温度を、フラップにおける温度より低くできることが知られている。しかし、この冷却には限界があり、シールは熱に耐えなければならない。したがって、高価になり、かつバルブの組立が複雑になる。
さらに、排気管のこの部分において、排気ガスは、汚染除去処理、特に、ポストコンバッションを受けて、温度をさらに上昇させられる。そのため、バルブは、この温度に耐えるように設計しなければならず、そのため、バルブのコスト、特に、シールのコストが増大することになる。
一つの解決策は、伝達手段および作動部材を、高温の排気ガスが循環するダクトから、できる限り遠く離れるように移動させることである。しかし、それとは逆に、バルブを、小型化のために、排気管上に、コンパクトに、かつぴったりと配置することが望ましい。このような構造においては、フラップの駆動シャフトの長さは、必然的に制限されるが、そのために、バルブを駆動シャフトに沿って冷却するのが困難になる。
本発明の目的は、これらの欠点を、少なくとも部分的に解決することである。
そのために、本発明は、フラップと、このフラップをその軸線回りに回転させる駆動シャフトとを備え、前記フラップと駆動シャフトは、それらの間において熱伝達領域を形成する1個または複数個の接続筒部において、一方が他方に圧嵌されており、さらに、前記熱伝達領域は、駆動シャフトの軸線方向の一端部であって、バルブを駆動する部材に接続されている方の端部に面するフラップの第1のエッジから、軸線方向に後退するべく位置するように構成された少なくとも1個の空所を備えている排気ガスバルブ、特に自動車エンジンの再循環排気ガス用のバルブに関する。
このようにして形成された空所によって、中間温度ポイントがフラップ側に移動し、シールに沿う温度を低下させることができる。そして、特に、駆動シャフトを長くすることなく、例えば、高価でないゴムからなる古典的なシールを使用することができるようになる。
前記空所は、駆動シャフトとフラップとの間、特に半径方向に設けるのが好ましい。
また好ましくは、環状のスペースが、駆動シャフトがバルブの本体内に進入する通路から、軸線方向に延出するようにするのがよい。
本発明の一実施形態によると、空所は、駆動シャフトの側壁に形成した環状のスペースにより形成されている。
駆動シャフトの直径は、環状のスペースが設けられている部分の直径よりも小とするのが有利である。
また、駆動シャフトの直径は、環状のスペースのいずれかの側部におけるものと同一とするのが有利である。
本発明の一実施形態において、フラップは、その回転軸に対して、半径方向に偏心している。
そして、バルブにおける排気ガスの流れに対して、駆動シャフトのための熱シールドとして作用するように構成することができる。
この実施形態の変形例では、第1のエッジに近接している単一の接続筒部または複数の接続筒部の中の1個の接続筒部は、第1のエッジから軸線方向に後退している。換言すると、筒部を介することなく、駆動シャフトに直接対向するように位置している第1のエッジを備えているフラップの部分がある。この筒部の軸方向の後退によって開放されたスペースにより、空所を形成することができる。
この実施形態によると、1個またはそれ以上の追加的な空所を設けることができる。例えは、駆動シャフトの側壁、および/または筒部の内壁に、1個の追加的な空所を設けることができる。駆動シャフトに沿って、それらを形成することができる。すなわち、筒部の軸線方向の後退によって形成された空所を、フラップの第1のエッジに近接させて設けたり、駆動シャフトおよび/または筒部に、1個またはそれ以上の追加的な空所を設けたりすることができる。
前記バルブは、さらに、第1のエッジに近接する筒部から離間した位置に、第2の接続筒部を備えているのが好ましい。この場合、1個またはそれ以上の追加的な空所を、第2の接続筒部に設けることができる。
本発明の別の変形例においては、フラップは、その回転軸上に一直線状に配設される。このようなバルブにおいては、筒部は、排気ガスに直接曝され、受けた熱を駆動シャフトに伝達する。
フラップは、1個または複数個の筒部に固定され、かつその両側に、前記回転軸に関して対称となるようにして取付けられた2個の翼部を備えているのが好ましい。この場合、回転軸は、ほぼ両翼部によって区画される中間面内に位置していることとなる。
さらに、より好ましくは、フラップの厚さは、1個または複数個の接続筒部の直径よりも小である。
この実施例においては、空所は、熱を放散し、かつ駆動シャフトに沿う熱伝達を減少させるため、筒部と駆動シャフトとの間に形成されている。
第1の変形例において、空所は、半径方向に偏心しているフラップに関する一つの変形例として、駆動シャフトの側壁に形成された環状のスペースからなっている。
他の変形例においては、空所は、第1のエッジに近接している単一の筒部、または複数の筒部の中の1個の筒部内に形成された環状のスペースからなっている。
また、駆動シャフトの断面は、半径方向に偏心したフラップと、第1のエッジから軸線方向に後退した接続筒部とを備えるバルブの場合には、可能な限り一定であることが望ましい。
一変形例においては、空所は、筒部と駆動シャフトの両方に形成されている。
駆動シャフトは、ほぼ円筒形であることが好ましい。駆動シャフトは、単一部材として、または互いに組み合わせた複数の部材、もしくは棒材のような複数の部材の集合体として、円形、矩形、正方形、その他の断面形とすることができる。
好ましくは、1個または複数個の接続筒部は、フラップの材料から直接形成される。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面に関連して行う以下の説明によって明らかとなると思う。なお、これらの図面は、何ら限定しない単なる例として示すものであり、同じ部材には、同じ符号を付してある。
回転軸に対して偏心させたフラップの斜視図である。 図1のフラップを備えるバルブの一部を、フラップを開いた状態で示す斜視図である。 図2のバルブの駆動シャフトの部分を、バルブを閉じた状態で示す断面図である。 本発明の第1の実施形態における、図3に示すのと同様の部分の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態における、図3に示すのと同様の部分の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態における、図3に示すのと同様の部分の縦断面図である。 1本の筒部と、その両側に対称的に取付けられ、かつ駆動シャフトに互いに反対方向に向けて固着された2個の翼部とを備えるフラップの概略斜視図である。 図7に示すフラップを備えるバルブを、フラップを閉じた状態で示す縦断面図である。 図8のバルブを、閉じた位置で示す縦断面図である。 本発明の第4の実施形態における、図9に示すのと同様の部分の縦断面図である。 本発明の第5の実施形態における、図9に示すのと同様の部分の縦断面図である。 本発明の第6の実施形態における、図9に示すのと同様の部分の縦断面図である。
図1は、排気ガスバルブ、特に自動車エンジンの再循環排気ガス用のバルブのフラップ2を示す。バルブ2と前記フラップの駆動シャフト7とは、接続筒部5において、一方が他方に圧入されている。フラップ2は、駆動シャフト7の長手方向の軸線に対応している回転軸とほぼ平行の方向を向いている。
図1の実施例において、フラップ2は、その回転軸に対して、半径方向に偏心している。
このフラップは、第1の翼片3を備え、第1の翼片3は、第2の翼片4に固定されており、次いで第2の翼片4は、接続筒部5に固定されている。翼片3および4、並びに接続筒部5は、例えば、同一材料から直接形成することができる。翼片3および4は、ほぼ矩形である。接続筒部5は、ほぼ円筒形であり、接続筒部5と同心状をなす、ほぼ円筒形の内孔6を備えている。なお、翼片3および4は、本発明の別の実施例においては、1個の同一平面上に位置するものとすることができる。すなわち、それらは、接続筒部の両側に位置する単一の翼片を形成するようにすることもできる。
図2は、フラップ2が装着されているケーシング10の形態としたバルブ1を示す。このバルブ1は、排気ガスを、外側と再循環配管とのいずれかに選択的に向かわせることができる。
駆動シャフト7の端部22は、モータ20の回転を、フラップ2に伝達するように構成されている伝達手段(図示略)を介して、モータ20に接続されている。
ケーシング10は、縁片13、14、15、16によって囲まれた開口12が形成されているフランジ11を備えており、そこに、バルブ1は、フラップ2が、開口12の複数の開位置と、一つの閉位置との間を回動しうるようにして取付けられている。
縁片13、14、15、16は、フラップ2が閉位置に位置しているときに、バルブ1をシールするようになっている。
図3に示すように、ケーシング10は、フランジ11と接触するフラップ2によって閉止されるようになっているダクト25を備えている。これは、バルブを通る流体が、図示しない入口と第1の出口との間において、ダクト25内を循環することを意味している。対照的に、フラップが開位置に位置しているときは、流体は、バルブ内において、入口から第2の出口か、または図示はしていないが、同時に、第1および第2の出口へ循環する。
駆動シャフト7の一方の端部は、ケーシング10内に形成された通路26を通って、伝達手段に向かって延びている。前記バルブは、前記通路26内における駆動シャフトの回転を許容する第1のベアリング21を備えるものとすることができる。駆動シャフトの他方の端部は、第2のベアリング21を介して、ケーシング10内に装着されている。回転軸に沿って前記駆動シャフトを位置決めするため、種々の軸線方向のエンドストップを設けることもある。
排気ガスが、駆動シャフト7に沿って前記伝達手段に循環するのを防止するため、通路26内において、駆動シャフトの回りに、シール24が配設されている。
フラップ2が排気ガスと接触したとき、フラップは、排気ガスの熱を、翼片3、4、接続筒部5、および駆動シャフト7を経て、伝達手段に伝える。
図3に示すように、排気ガスの熱は、通路26の周辺までの接続筒部と駆動シャフトとの間に存在する熱伝達領域を介して、接続筒部5によって駆動シャフト7に伝達され、上流側で拡散することなく、前記通路26を通る駆動シャフト7の部分を高温にさせる。
本発明によると、フラップ2と駆動シャフト7との間における熱の伝達を小とさせるため、バルブ1は、熱伝達領域を、伝達手段、および/またはバルブを作動させるモータに接続された駆動シャフトの軸線方向の一方の端部に向けられたフラップ2の第1のエッジ、すなわち、この場合、通路26、および/またはシール24と対向するフラップのエッジから、軸線方向に後退するべく位置させるように構成された空所を備えている。駆動シャフト7の長手方向の各点の温度は、この方向に向かって漸次減少する。
図4に示す実施例においては、空所は、小径部30における駆動シャフトの外径が、主部32と呼ぶ部分における外径より小となるように、駆動シャフト7における長さLの部分を機械加工することによって形成された環状空間28の形態をなしている。上記主部32は、駆動シャフト7を接続筒部5の内孔6に固着しうるように、接続筒部5に形成された内孔6の内径とほぼ同一の外径としてある。
図5に示す別の実施例においては、フラップの第1のエッジ、すなわち、図における右方に配設されたエッジに近接するように配設された第1の接続筒部5は、第1のエッジから軸線方向に後退している。
ここでは符号34をもって示す空所は、接続筒部5内に形成されており、かつシール24に向かう駆動シャフトの端部に向かって、駆動シャフト7に沿う熱の逃げ道を断っている。
熱の散逸を改善するため、環状のスペースの形態をした空所36は、さらに、第1の接続筒部と、図の左方に配設された第2の接続筒部5との間におけるフラップ2のほぼ中間点に形成されている。
変形例では、接続筒部5は、駆動シャフトに沿って連続しているが、通路26に向けられているその端部は、フラップの前記第1のエッジから軸線方向に後退させられている。
図6に示され、かつ上述の2つの実施例を結合したものである本発明の別の実施例においては、符号42をもって示す空所は、駆動シャフト7を機械加工することによって、また、通路26に最も近い個所で、接続筒部5を軸線方向に後退させることによって形成されている。
図7は、フラップ2の形態の変形例を示す。
このフラップは、接続筒部5に固定された第1の翼片3と第2の翼片4とを備えており、前記両翼片は、前記接続筒部5の両側部に対称的に設けられている。すなわち、1個の同一平面内において、接続筒部の軸またはフラップの回転軸を備えている。
翼片3および4は、このケースにおいては、フラップの輪郭がほぼ円形をなすように、円の2部分をなしている。翼片3および4、並びに接続筒部5は、例えば、同一材料から直接形成することができる。
接続筒部5は、ほぼ円筒形をなし、その接続筒部5内に同心状に形成された、同様にほぼ円筒形の内孔を備えている。
図8は、内部にフラップ2を設けたケーシング10の形態としたバルブ1を示す。この場合には、フラップ2が設けられているダクト25を、多かれ少なかれ閉じることのできるドージングバルブとしてある。上述のバルブのように、駆動シャフト7は、直接、または伝達手段を介して、モータ20に接続された端部22を備えている。通路26には、駆動シャフトをダクト25からモータ、および/または伝達手段に向かって挿通しうるようになっている。そこには、ベアリング21が設けられている。
シール手段18は、この場合は、リップシールとしてあり、フラップ2、ケーシング10および駆動シャフト7の間に形成された間隙内を循環する排気ガスが、ケーシング10内に形成された溝に入り、通路26を介して、モータおよび/または伝達手段に到達するのを防止するようになっている。
また、排気ガスがフラップ2と接触したとき、フラップは、これらのガスの熱を、翼片3、4、接続筒部5および駆動シャフト7を通って、作動モータに伝達する。したがって、図3のバルブにおけるのと同様の問題が発生する。
図10は、本発明による解決策を示しており、図5に示すものと類似している。この場合、空所は、小径部30における駆動シャフトの外径が、主部32における駆動シャフトの外径より小さくなるように、駆動シャフト7における長さLの小径部の外壁を、機械加工することによって形成された環状空間28の形態をなしている。主部32は、駆動シャフト7を接続筒部5の内孔6に固着しうるように、接続筒部5内に形成された内孔6の内径とほぼ同一の外径としてある。
さらに、図4の実施例におけるように、駆動シャフトの外径は、環状空間28を有する小径部30の両側において、同一であることが判ると思う。
図11に示す、さらに別の実施例においては、空所は、接続筒部5内に形成されている。空所は、通路26側に位置する駆動シャフトの端部に対して、駆動シャフトに沿う熱シールドを形成するような構成としてある。
空所36は、ここでは、接続筒部5の一部を機械加工することによって形成された環状をなしている。
図12に記載され、かつ上述の2つの実施例を結合したものである本発明の他の実施例においては、空所は、接続筒部5と駆動シャフト7とを、ともに機械加工することにより形成されている。
本発明のこれらの様々な実施例において、空所は、一方においては、通路を通る駆動シャフトのある領域から、ダクト25の中央部分に向かって軸線方向に延出するものであり、他方においては、フラップ2と駆動シャフト7との間の半径方向に存在するものである。
1 バルブ
2 フラップ
3、4 翼片
5 接続筒部
6 内孔
7 駆動シャフト
10 ケーシング
11 フランジ
12 開口
13、14、15、16 縁片
18 シール手段
20 モータ
21 ベアリング
22 端部
24 シール
25 ダクト
26 通路
28 環状空間
30 小径部
32 主部
34、36、42 空所

Claims (15)

  1. フラップ(2)と、このフラップ(2)をその回転軸回りに回転させる駆動シャフト(7)とを備え、前記フラップ(2)と駆動シャフト(7)とは、それらの間における熱伝達領域を形成する1個または複数の接続筒部(5)において、一方が他方に圧嵌されており、さらに、前記駆動シャフト(7)とフラップ(2)との半径方向の間に位置し、かつ前記熱伝達領域は、駆動シャフト(7)の軸線方向の一端部であって、バルブを駆動する部材に接続されている方の端部に面するフラップ(2)の第1のエッジから、軸線方向に後退するべく位置するように構成されている少なくとも1個の空所(28、34、36、42)を備えている排気ガスバルブ、特に自動車エンジンの再循環排気ガス用のバルブ。
  2. 前記フラップ(2)は、回転軸に対して半径方向に偏心しており、前記フラップの第1のエッジに近接している単一の接続筒部、または複数の接続筒部の中の1個の接続筒部(5)は、前記第1のエッジから軸線方向に後退しており、この軸線方向の後退によって開放された環状空間が、空所(34)を形成している請求項1記載のバルブ。
  3. 前記第1のエッジに近接するように設けられた前記接続筒部から離間する第2の接続筒部を備えている請求項2記載のバルブ。
  4. 前記フラップ(2)は、その回転軸上に一直線状に配設されており、かつ前記空所は、前記第1のエッジに近接している単一の接続筒部、または複数の接続筒部の中の1個の接続筒部(5)に形成された環状の空所(36)によって形成されている請求項1記載のバルブ。
  5. 前記フラップ(2)の厚さは、接続筒部(5)の直径よりも小である請求項4記載のバルブ。
  6. 前記駆動シャフト(7)は、断面が不変である請求項2〜5のいずれかに記載のバルブ。
  7. 前記空所は、前記駆動シャフトがバルブのケーシング(10)内に進入する通路(26)から軸線方向に延出している請求項1記載のバルブ。
  8. 前記空所は、前記駆動シャフト(7)の側壁に形成した環状空間(28)により形成されている請求項1または7記載のバルブ。
  9. 前記駆動シャフト(7)の直径は、前記環状空間(28)が設けられている部分の直径より小である請求項8記載のバルブ。
  10. 前記駆動シャフト(7)の直径は、前記環状空間(28)のいずれかの側部におけるものと同一である請求項8および9のいずれかに記載のバルブ。
  11. 前記フラップ(2)は、その回転軸上に一直線状に配設されている請求項1または7記載のバルブ。
  12. 前記フラップ(2)は、その回転軸上に一直線状に配設されており、かつ空所は、前記第1のエッジに近接している単一の接続筒部または複数の接続筒部の中の1個の接続筒部(5)に形成された環状空間(28)により形成されている請求項1記載のバルブ。
  13. 前記フラップ(2)の厚さは、接続筒部(5)の直径よりも小である請求項12記載のバルブ。
  14. 前記空所(36、42)は、接続筒部(5)と駆動シャフト(7)との両方に形成されている請求項1記載のバルブ。
  15. 1個または複数個の接続筒部は、前記フラップ(2)の材料から直接形成されている請求項1〜14のいずれかに記載のバルブ。
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