JP2014528191A - 干渉低減 - Google Patents

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Abstract

無線通信ネットワーク内でセル間干渉を減らす方法、その方法を実施するように動作可能なネットワーク制御ノード、ネットワーク・アクセス・ノード、ユーザ機器、およびコンピュータ・プログラム製品。この方法は、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含むネットワーク内での使用のためのものであり、この方法は、第1のネットワーク・アクセス・ノードについて、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードを発見するステップと、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るステップと、前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を前記第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードに通信するステップとを含む。この方法は、ネットワーク内のオーバーラップ領域内で動作するユーザ機器によって行われる送信を隣接ネットワーク・アクセス・ノードが暗号化解除し、復号することを可能にすることによって、共有無線チャネルを「ソフト・ハンドオーバ」タイプ・シナリオで使用することを可能にする。そのような方法は、Cell_FACHモードで動作するユーザ機器に特に適する可能性がある。

Description

本発明は、セル間干渉を管理する方法、その方法を実施するように動作可能な制御ネットワーク・ノード、ユーザ機器、およびネットワーク・アクセス・ノード、ならびにコンピュータ・プログラム製品に関する。
無線通信ネットワークが既知である。セルラ・システムでは、無線カバレージが、ユーザ機器、たとえば携帯電話機に、地理的区域によって提供される。無線カバレージのこれらの地理的区域は、セルと称する。基地局は、要求される無線カバレージを提供するために各地理的区域内に配置される。1つの基地局が、同一の地理的区域内でカバレージを提供する複数のセルをサポートすることができる。ある基地局によってサービスされる区域内のユーザ機器は、基地局から情報およびデータを受信し、基地局に情報およびデータを送信する。
基地局によってユーザ機器に送信される情報およびデータは、ダウリンク搬送波と称する無線搬送波のチャネルに現れる。ユーザ機器によって基地局に送信される情報およびデータは、アップリンク搬送波と称する無線搬送波のアップリンク・チャネルに現れる。
無線遠隔通信ネットワークでは、ユーザ機器は、地理的な基地局カバレージ・エリアの間で移動することができる。ユーザ機器に提供されるサービスは、通常、無線ネットワーク制御装置(RNC)によって監督される。RNCは、ユーザ機器および基地局と通信し、各ユーザ機器を主にどの基地局に接続できるのかを判定する。さらに、RNCは、ユーザ機器がある基地局によってサービスされる地理的区域から別の基地局によってサービスされる地理的区域に移動する時または同一の基地局によってサービスされる地理的区域の間で移動する時に、基地局およびユーザ機器を制御し、これらと通信するように働く。
いくつかのセルラ・システム、たとえばUMTSシステムでは、「ソフト・ハンドオーバ」(SHO)と称する機能性を実施することができる。その機能性は、アップリンク・チャネルを使用してユーザ機器または他のモバイル端末によって送信されるデータ・トラフィックを、複数の基地局によって受信し、復号することを可能にする。これらの基地局を、UMTSシステムでは「node B」と称する場合もある。さらに、ソフト・ハンドオーバ技法を利用する場合に、ユーザ機器は、ダウンリンクで複数の基地局からデータおよび制御信号を受信し、組み合わせることができる。すなわち、ユーザ機器は、複数の基地局からの送信を受信するかリスンすることができ、複数の基地局は、ユーザ機器によって行われる送信をリスンすることができる。これは、ユーザ機器によって行われる送信が、隣接セルによって干渉とみなされないことを含む複数の利益を有する。そのようなソフト・ハンドオーバ技法を実施できるためには、ユーザ機器および関連するnodeBが、それらがお互いと通信することを許可され、それを期待されることを知ることが必要である。ユーザ機器は、通常、その送信を聞くことができ、それがリスンすることができるnodeBについて、ネットワークによって知らされる。基地局のそのリストを、そのユーザ機器の「アクティブ・セット」と称する。
通常、ソフト・ハンドオーバ体制を実施する場合には、まず、無線リンクが、ユーザ機器と単一の基地局との間でセット・アップされる。ソフト・ハンドオーバ体制への進入が望ましく、可能であると判定される場合には、たとえば使用されるスクランブリング符号を含む、ユーザ機器から単一の基地局への既存のアップリンク送信の構成に関する必要な情報を、第1の基地局から無線ネットワーク制御装置(RNC)を介して、ユーザ機器のアクティブ・セットに追加される第2の基地局に渡すことができる。第2の基地局に渡されるこの情報は、第2の基地局がその動作をユーザ機器のアップリンク送信に同期させることを可能にする。第2のnode Bがアップリンク同期化を得た後に、第2の基地局は、その送信タイミングが第1の基地局とユーザ機器との間の既存のダウンリンクの受信タイミングの近くでユーザ機器で成功して受信される可能性が高くなるように、ユーザ機器との新しいダウンリンクをセット・アップすることができる。
ソフト・ハンドオーバ技法の使用は、複数の基地局がユーザ機器と通信することを可能にすることによって、利得につながるマクロ・ダイバーシティおよびソフト・コンビネーション(soft combination)を介してある度合の選択的組合せを入手することが可能なので、改善されたネットワーク性能につながる可能性がある。ソフト・ハンドオーバ機能性は、隣接基地局によってサポートされる地理的カバレージ領域のエッジ動作するユーザ機器によってセルの間で引き起こされる干渉を最小にする機会をも可能にする。
無線通信ネットワーク内の基地局などのネットワーク・ノードの構成および配置がますます複雑になり、ユーザ機器の機能性が増やされるにつれて、低下した全体的なネットワーク性能につながる可能性がある、予期されない状況が発生し得る。
したがって、ネットワーク内の干渉を減らすためのソフト・ハンドオーバ技法の使用を容易にする改善された技法を提供することが望まれる。
第1の態様によれば、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を管理する方法であって、第1のネットワーク・アクセス・ノードについて、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードを発見するステップと、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るステップと、前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を前記第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードに通信するステップとを含む方法が提供される。
スマートホンの導入は、ネットワークによって処理されるデータ・トラフィックのプロファイルの変化につながった。データ・トラフィックが、性質において特にバースト的になる場合があり、たとえば、需要は、ユーザ機器がウェブサイト・ページをロードする間には高いが、ユーザがそのウェブサイトを読んでいる間には実質的に0になる可能性があることを了解されたい。そのようなバースト的トラフィックに関するフルcell_DCHでの動作は、バッテリについて特に浪費的になる可能性があり、したがって、より専用の状態に入らずにバースト的トラフィックを処理する能力は、有益であることが認められた。
前に説明したソフト・ハンドオーバ技法は、ユーザ機器がcell_DCH状態で動作しつつある時の使用に特に適すると判定された。説明したように、そのような状態では、データ送信は、通常、長時間にわたって続く可能性が高く、したがって、RNCを介するメッセージングを介するソフト・ハンドオーバに必要な関係のセット・アップは、全体的なデータ・トラフィック・スループットがネットワークを介して大幅に高められる可能性があるので、要する時間に見合った価値があると考えられた。
上で説明したように、ソフト・ハンドオーバのプロセスは、ネットワークがより効率的に動作するためのかなりの機会を提供する。
ユーザ機器は、たとえばUMTS遠隔通信ネットワーク内で、さまざまなモードで動作する可能性がある。セル内のユーザ機器の最初の電源投入時には、ユーザ機器は、通常は「アイドル・モード」で動作する。ユーザ機器は、基地局に同期化し、それ自体を基地局にアタッチした後に、radio resource control(RRC)接続を得、接続モードであると言われる。アイドル・モードのユーザ機器は、radio resource control接続を有しない。ユーザ機器が、RRC接続される場合に、そのユーザ機器は、5つの異なるRRC状態すなわちcell_DCH状態、cell_FACH状態、enhanced cell_FACH状態、cell_PCH状態、またはURA_PCH状態のうちの1つであることができる。
ユーザ機器は、通常、そのトラフィックが多い時にはcell_DCH状態に移動する。というのは、そのような状態で、ユーザ機器に、その上で基地局にデータを送信し基地局からデータを受信する専用チャネルが割り振られるからである。UMTSネットワーク・アーキテクチャでは、ユーザ機器は、大量のトラフィックを有すると期待される時に、cell_DCH状態であることができる。cell_DCH状態での動作は、通常、バッテリ電力を大量に要求する。
歴史的に、ユーザ機器は、cell_DCH状態ではない時に、アップリンク上でrandom access channel(RACH)を使用して動作し、基地局は、forward access channel(FACH)を使用してユーザ機器と通信するように動作する。RACHおよびFACHは、非常に小さいデータ搬送能力を有し、WCDMAまたはUMTSシステムでは、ユーザ機器および基地局が、ユーザ機器がcell_FACH状態である時にダウンリンク上およびアップリンク上の共有されるまたは共通のリソースを使用して、動作し、その間でデータ・トラフィックを通信する能力が、導入された。
アップリンクでは、データ・トラフィック送信は、enhanced dedicated channelを使用して行われ、ダウンリンクでは、high speed downlink shared channel上で送信される。そのようなチャネルは、ユーザ機器がcell_DCH状態に入る必要なしに、ユーザ機器および基地局が、ある時間の間にそれらの間でより長くより大きいデータ・パケットを通信し、送信することを可能にする。そのような配置は、ユーザ機器が、cell_DCHなどのより専用のRRC状態に遷移せずにcell_FACH状態により長く留まることを可能にし、これによって、電力消費節約を可能にする。
しかし、cell_FACH状態で動作する時に、ユーザ機器へおよびこれからのデータ送信は、通常、短いバーストの特徴がある。したがって、伝統的な方法による、ソフト・ハンドオーバをセット・アップするためにRNCを介してユーザ機器および基地局から情報を渡すことによってこうむる相対的に長い遅延は、通常、cell_FACH状態で発生するデータ・バーストが終了する前にソフト・ハンドオーバをセット・アップし、使用するためには長すぎるはずである。その結果、ソフト・ハンドオーバは、通常、ユーザ機器がcell_FACH状態で動作する間にはサポートされない。
cell_FACHで動作するユーザ機器に関するソフト・ハンドオーバのサポートの欠如は、ユーザ機器がcell_DCH状態で動作しつつある時にユーザ機器および基地局が達成するものより悪いシステム性能をもたらす可能性がある。これは、cell_FACHで動作する時にマクロ・ダイバーシティを介する選択組合せがなく、より大きいアップリンク送信電力要件につながるからである。さらに、cell_FACH状態で動作する場合に、電力制御コマンドは、ユーザ機器では、1つの基地局から受信されるのみである。したがって、サービング・セルによってサポートされるカバレージ・エリアのエッジ付近のユーザ機器は、そのユーザ機器に電力送信を減らすように要求することができない隣接セルへの大きい干渉を引き起こす可能性があり、電力送信を減らすように要求できる場合であっても、隣接セルがアップリンク信号の受信を助けてもいるようになるまではそれを行わないことが適当である。というのは、隣接セルによって指示される電力の削減が、そのサービング・セル内のユーザ機器によって達成される有効データ・レートを下げる可能性があるからである。
第1の態様は、他の形でソフト・ハンドオーバ機能性を使用可能にし、実施する、これによって、たとえばcell_FACHならびにcell_DCHユーザ機器状態でのソフト・ハンドオーバの使用を可能にすることが可能であることを認めるものである。
具体的には、1つまたは複数の共有無線チャネルを、特に無線アクセス・ノード、たとえば基地局によってサポートされる無線カバレージのオーバーラップする領域内で動作するユーザ機器に事前に割り振ることによって、これらのオーバーラップする領域内で無線サービスをサポートする基地局を、オーバーラップする領域内のユーザ機器によって行われるこれらの無線チャネル上での送信を復号するように準備することが可能である。基地局に、そのような復号を可能にするのに十分な情報を与えることによって、全体的なネットワーク動作に対してユーザ機器によって引き起こされる干渉を、管理することができる。
共有チャネルは、通常、ユーザ機器がそれに関して競合しなければならないチャネルである。たとえば、ユーザ機器が、CELL_FACHモードで動作しつつある場合には、2タイプの共通リソースすなわち、RACH(Random Access Channel)および共通E−DCH(Enhanced Dedicated Channel)が、アップリンク送信を実行するためにユーザ機器から使用可能である。これらの共通リソースは、共有チャネルまたは共通チャネルと称する場合があり、アップリンクでは、共通アップリンク・チャネルと称する場合がある。
共通E−DCHリソースは、通常、データ・トラフィックの高データ・レート・バーストに使用される。1セル内で使用可能な、32個までの共通E−DCHリソースがある。共通E−DCHを使用することを望むユーザ機器は、共通E−DCHリソースについて所与のセル内の他のユーザ機器に連絡しなければならない。そのプロセスは、RACHについて競争するセル内のユーザ機器のプロセスに類似する。E−DCHを割り振られた後に、ユーザ機器は、送信を行う。ユーザ機器は、送信を終了した後に、セル内の他のユーザ機器がE−DCHリソースを利用できるようにするために、たとえばそのバッファを空にすることによって、E−DCHリソースを解放するように動作可能である。
第1の態様は、共通無線チャネルの競合の度合が、隣接する無線アクセス・ノード、たとえば基地局eNodeBまたはフェムト基地局のある度合の複雑さを引き起こす可能性があることを認め、無線カバレージのオーバーラップする区域内で動作するユーザ機器から使用可能なオプションを最小にすることを、したがって、オーバーラップする領域内で行われる送信が復号可能である尤度を高めることを目指すものである。
いくつかの態様によれば「SHOプリアンブル・シグネチャ」および対応する共通E−DCHリソースの1つまたは複数のセットの割当が、特にオーバーラップする領域内で動作するユーザ機器について行われる。関連する隣接するセルは、関連するSHOプリアンブル・シグネチャおよび対応する共通E−DCHリソースの知識を用いて構成される。
一実施形態では、本方法は、すべての使用可能な共有無線チャネルのサブセットを、第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために割り振られた少なくとも1つの所定の共有無線チャネルに割り振ることを含む。したがって、使用可能な共有チャネルのうちのいくつかを、オーバーラップする領域での使用のために割り振られないものとし、ネットワーク・アクセス・ノードによってサポートされるセルのオーバーラップしない領域内での通信に使用可能な共有チャネルの一部または大多数を残すことができる。
一実施形態では、本方法は、第1のネットワーク・アクセス・ノードがサービング・セルをサポートし、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードが潜在的なターゲット・セルをサポートする時に、第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のための第1の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するステップと、前記ネットワーク・アクセス・ノードが潜在的なターゲット・セルをサポートし、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードがサービング・セルをサポートする時に、第1のネットワーク・アクセス・ノードと少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のための第2の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するステップとを含む。
したがって、いくつかの実施形態では、各SHOまたは「オーバーラップ」領域は、所定の共有無線チャネルの異なるセットまたは所定のSHOプリアンブルおよび/もしくは対応するE−DCHリソースを割り振られる。制御ネットワーク・ノード、たとえばRNCによって決定された後に、所定の共有無線チャネルまたはSHOプリアンブルのリストを、オーバーラップ領域ごとに、各無線アクセス・ノードによってブロードキャストすることができる。たとえば、ユーザ機器に対してサービング・セルとして動作する第1のセル、セル1は、第2のセル、セル2とのオーバーラップ領域についてSHOプリアンブルの1つのリストを、セル3とのオーバーラップ領域について別のリストをブロードキャストする。
一実施形態では、本方法は、サービング・セルをサポートする第1のワーク・アクセス・ノードおよび潜在的なターゲット・セルをサポートする少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードの対ごとに、第1の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルおよび第2の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの対を判定するステップを含む。そのような実施形態によれば、たとえば、所与のオーバーラップ領域に関する所定の共有無線チャネルまたはSHOプリアンブルのリストは、サービング・セルに依存して異なる。たとえば、セル1とのオーバーラップまたはSHO領域に関するセル2によってブロードキャストされるSHOプリアンブルのリストは、通常、セル2とのSHO領域に関するセル1によってブロードキャストされるSHOプリアンブルのリストとは異なる。したがって、あるセルをサポートする1つのネットワーク・アクセス・ノードだけが、各リソースの割当の制御を有することができ、これは、たとえば隣接するセルがプリアンブルを検出できず、したがって対応するE−DCHリソースが既にオーバーラップ領域内のユーザ機器によって使用されていることを知らないままになる場合に発生する可能性がある問題を回避するのを助ける。
一実施形態では、第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび隣接ネットワーク・アクセス・ノードに少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を通信するステップは、少なくとも1つの所定の共有無線チャネル上で行われる通信をどのように復号すべきかの表示を含む。したがって、ネットワーク・アクセス・ノードに送信される情報は、オーバーラップ領域内で行われる送信の復号を、それが主にアタッチされるネットワーク・アクセス・ノードにかかわりなく、可能にする。たとえば、諸実施形態によれば、所定の共有無線チャネルおよび/またはSHO E−DCHリソースは、先験的に選択され、これらのリソースの復調のためのすべての情報、たとえばスクランブリング符号、F−DPCHオフセットは、隣接するセルに送信される。
一実施形態では、所定の共有無線リソースを、共通E−DCHリソースとすることができる。これらの共有チャネルを、Cell_FACH状態で動作するユーザ機器に割り振ることができる。
第2の態様は、コンピュータ上で実行された時に、第1の態様の方法を実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品を提供する。
第3の態様は、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を減らすように動作可能なネットワーク制御ノードであって、第1のネットワーク・アクセス・ノードについて、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードを発見するように動作可能な発見論理と、第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るように動作可能な割振り論理と、少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび隣接ネットワーク・アクセス・ノードに通信するように動作可能な通進論理とを含むネットワーク制御ノードを提供する。
第3の態様によれば、第1の態様の方法の実施を監督するように動作可能なネットワーク制御ノード、たとえば、フェムト・ゲートウェイまたは類似物があるものとすることができる。
一実施形態では、ネットワーク制御ノードは、すべての使用可能な共有無線チャネルのサブブセットを、第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために割り振られた少なくとも1つの所定の共有無線チャネルに割り振るように動作可能な割振り論理を含む。
一実施形態では、ネットワーク制御ノードは、第1のネットワーク・アクセス・ノードがサービング・セルをサポートし、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードが潜在的なターゲット・セルをサポートする時に、第1のネットワーク・アクセス・ノードと少なくとも1つの隣接ネットワーク・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のための第1の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定し、第1のネットワーク・アクセス・ノードが潜在的なターゲット・セルをサポートし、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードがサービング・セルをサポートする時に、第1のネットワーク・アクセス・ノードと少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のための第2の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するように動作可能な判定論理を含む。
一実施形態では、ネットワーク制御ノードは、サービング・セルをサポートする第1のワーク・アクセス・ノードおよび潜在的なターゲット・セルをサポートする少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードの対ごとに、第1の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルおよび第2の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの対を判定するように動作可能な判定論理を含む。
一実施形態では、ネットワーク制御ノードは、少なくとも1つの所定の共有無線チャネル上で行われる通信をどのように復号すべきかの表示を通信するように動作可能な通信論理を含む。
第4の態様は、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を制御する方法であって、オーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するステップと、所定の共有無線チャネル上での通信ネットワーク内の通信のために準備するステップとを含む方法を提供する。
第4の態様は、ネットワーク内の無線アクセス・ノード、たとえば基地局が、第1の態様による方法を実施するためにネットワーク制御ノードから情報を与えられることを認めるものである。第4の態様は、基地局を、所定の共有無線チャネルに気付いた後に、これらの所定の共有チャネルで発生する通信の準備をするために処置を講じるように動作可能とすることができることを認めるものである。したがって、セルをサポートするネットワーク・アクセス・ノードが、所定の共有無線チャネルの使用を検出し、または、たとえばSHOプリアンブル・シグネチャの所定のセットのうちの1つがそのセル内でUEによって送信されることを検出する時に、そのネットワーク・アクセス・ノードは、対応するE−DCHの使用を許可することができ、あるいは、異なるE−DCHリソースを割り当てることができる。各セルは、その隣接セルによるオーバーラップ領域内での使用のために構成されたプリアンブルを検索するように構成され、隣接セルが異なるサービング・セルからのSHOプリアンブルを検出する時には、隣接セルは、対応するE−DCHの復号を試みることに進む。
一実施形態によれば、準備するステップは、オーバーラップする無線カバレージ領域内から発する共有無線チャネルに関する要求に少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るステップを含む。したがって、ネットワーク・アクセス・ノードを、オーバーラップ領域内に配置されたリソースを要求するユーザ機器に所定の共有チャネルが割り振られ、したがって所定のリソースが割り振られ(使用可能な場合に)ることを保証するように構成することができ、したがって、オーバーラップ領域での予測可能な動作を可能にし、隣接セルが所定の共有無線チャネルをも知るSHO技法を容易にする。
一実施形態では、要求は、無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの要求を含む。したがって、ユーザ機器に、カバレージのオーバーラップ領域内にある時に、理想的にはその上で通信が行われる所定の共有チャネルについて知らせることもできる。そのような割振りを知っているユーザ機器を、それが無線カバレージのそのようなオーバーラップ領域内で動作しつつあるとユーザ機器が判定する時にこれらのチャネル上で通信が発生することを要求するように動作可能とすることができる。したがって、ユーザ機器が、たとえば、そのサービング・セルのパイロット信号に対する相対的な、隣接セルの測定されたパイロット信号が、所定の「オーバーラップ」判断基準を満足すると判定することによって、それがオーバーラップする領域内で動作しつつあると判定する場合に、そのユーザ機器は、SHOプリアンブル・シグネチャの所定のセットからSHOプリアンブルを選択するように動作可能とすることができる。
一実施形態では、本方法は、無線通信の要求された少なくとも1つの所定の共有無線チャネルが使用のために使用可能であるかどうかを判定し、そうでない場合に、少なくとも1つの所定の共有無線チャネルのうちの別の1つを割り振るステップを含む。したがって、複数の所定の共有無線チャネルを、所与のオーバーラップ領域での使用のために割り振ることができる。要求されたチャネルが使用不能である場合には、基地局を、非オーバーラップ区域で使用されつつあるものを優先して、所定の「オーバーラップ共有チャネル」の別のチャネルを選択するように動作可能とすることができる。そのような方法は、通信ネットワーク内で隣接基地局の間でSHO体制を利用する機会を増やせることを保証することを試みるものである。
いくつかの実施形態で、サービング・セルをサポートする基地局が、SHOプリアンブル・シグネチャのうちの1つまたは所定のオーバーラップ共有チャネルに関する要求がそのセル内のユーザ機器によって送信されるのを検出する場合に、その基地局は、対応するE−DCHの使用を許可することができ、あるいは、異なるE−DCHリソースを割り当てることができる。セルをサポートする各基地局は、その隣接セルによるオーバーラップ領域での使用のために構成されたプリアンブルを検索するように構成される。したがって、隣接セルが、異なるサービング・セルからのSHOプリアンブルを検出する時に、隣接セルは、対応するE−DCHを検出することを試みることに進む。
一実施形態では、本方法は、無線通信の要求された少なくとも1つの所定の共有無線チャネルが使用のために使用可能であるかどうかを判定し、少なくとも1つの所定の共有無線チャネルのいずれもが使用可能ではない場合に、非所定の共有無線チャネルを割り振るステップを含む。したがって、非所定の無線チャネルの割当は、隣接無線アクセス・ネットワーク・ノードがオーバーラップ領域内のユーザ機器によって行われる送信を復号することをむずかしくする可能性がある。たとえば、特定の実施形態によれば、サービング・セルが、所定のSHOプリアンブル・リスト内のSHOプリアンブルに異なるE−DCHリソースを割り当てることを選択する場合には、隣接セルは、どのリソースが割り当てられたのかを知らず、データを復号することがむずかしくなる可能性がある。たとえば、信号を復号することを試みるために、受信するセルは、並列に、すべての可能なSHO E−DCHスクランブリング符号を比較しなければならない可能性がある。したがって、異なるE−DCHリソースを割り当てることを選択するセルが、非SHO E−DCHリソースを割り当てることを可能とすることができ、これによって、その送信が実際にはSHO手順に従って受信されつつあるのではないユーザ機器によるSHO E−DCHリソースの「混乱」が回避される。
一実施形態では、準備するステップは、所定の共有無線チャネル上で送信される情報を復号する準備をするステップを含む。したがって、各ネットワーク・アクセス・ノードを、異なるネットワーク・アクセス・ノードによってサポートされる隣接セルとのオーバーラップ領域内のユーザによって行われる送信を受信し、復号するように事前に構成されるように動作可能とすることができ、したがって、ネットワーク内のある度合のSHO動作が可能になり、不必要な干渉が減らされる。たとえば、特定の実施形態では、各セルは、その隣接セルによるオーバーラップ領域での使用のために構成されたプリアンブルを検索するように構成され、隣接セルが異なるサービング・セルからのSHOプリアンブルを検出する時には、隣接セルは、対応するE−DCHの復号を試みることに進む。
第5の態様は、コンピュータ上で実行された時に、第4の態様の方法を実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品を提供する。
第6の態様は、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を管理するように動作可能なネットワーク・アクセス・ノードであって、オーバーラップする無線カバレージ領域内で開始された無線通信の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するように動作可能な判定論理と、所定の共有無線チャネル上で通信ネットワーク内で通信する準備をするように動作可能な準備論理とを含むネットワーク・ノードを提供する。
第6の態様のネットワーク・ノードは、ユーザ機器にネットワークへのアクセスを提供する任意の適当なネットワーク・アクセス・ノードとすることができ、たとえば、基地局、小セル基地局、eNodeB、および類似物を含むことができる。
一実施形態では、ネットワーク・アクセス・ノードは、オーバーラップする無線カバレージ領域内から発する共有無線チャネルに関する要求に少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るように動作可能な準備論理をさらに含む。
一実施形態では、要求は、無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの要求を含む。
一実施形態では、ネットワーク・アクセス・ノードは、無線通信の要求された少なくとも1つの所定の共有無線チャネルが使用のために使用可能であるかどうかを判定し、そうでない場合に、少なくとも1つの所定の共有無線チャネルのうちの別の1つを割り振るように動作可能な判定論理をさらに含む。
一実施形態では、ネットワーク・アクセス・ノードは、無線通信の要求された少なくとも1つの所定の共有無線チャネルが使用のために使用可能であるかどうかを判定し、少なくとも1つの所定の共有無線チャネルのいずれもが使用可能ではない場合に、非所定の共有無線チャネルを割り振るように動作可能な判定論理をさらに含む。
一実施形態では、ネットワーク・アクセス・ノードは、所定の共有無線チャネル上で送信される情報を復号するように動作可能な準備論理をさらに含む。
第7の態様は、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内で共有無線チャネルを要求する方法であって、第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を受信するステップと、通信がオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始されなければならないと判定するステップと、その上でネットワーク内の通信を開始すべき少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの割振りを要求するステップとを含む方法を提供する。
第7の態様は、ネットワーク内で動作するユーザ機器に、オーバーラップ領域内で動作する場合にその上で通信を要求すべき所定の共有無線チャネルの詳細を与えることが、ネットワークを介して経験される干渉の減少を可能にすることができることを認めるものである。たとえば、ユーザ機器が、たとえば、そのサービング・セルのパイロット信号に対する相対的な、隣接セルの測定されたパイロット信号が、所定の「オーバーラップ」判断基準を満足すると判定することによって、それがオーバーラップする領域内で動作しつつあると判定する場合に、そのユーザ機器は、SHOプリアンブル・シグネチャの所定のセットからSHOプリアンブルを選択し、あるいは、所定の共有無線チャネルのうちの1つで行われる通信を要求するように動作可能とすることができる。
一実施形態では、本方法は、隣接ネットワーク・アクセス・ノード制御チャネルの詳細を受信するステップを含む。したがって、いくつかの実施形態によれば、SHOプリアンブルおよび対応するE−DCHリソースまたは所定の共有無線チャネルの所与の所定のセットについて、ユーザ機器は、たとえば、ブロードキャスト・シグナリングによって、ユーザ機器が隣接セルの制御チャネルを復号するように動作可能になるようにするために、これらの制御チャネル(たとえば、E−HICH、E−RGCH、F−DPCH)の詳細を与えられる。諸実施形態では、各SHO E−DCHリソースは、対応する隣接セル制御チャネルのセットに関連する。これらの制御チャネルを使用して、隣接セルは、CELL_DCHでSHOで動作するユーザ機器に似た形で、セル間ユーザ機器の送信を制御することができる。その結果、セルは、特定のユーザ機器からの送信(または、むしろ共通SHO E−DCH)をターゲットにすることによって、アップリンク干渉を制御することができる。
第8の態様は、コンピュータ上で実行された時に、第7の態様の方法を実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品を提供する。
第9の態様は、それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内で共有無線チャネルを要求するユーザ機器であって、第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を受信するように動作可能な受信論理と、通信がオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始されなければならないと判定するように動作可能な判定論理と、その上でネットワーク内の通信を開始すべき少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの割振りを要求するように動作可能な要求論理とを含むユーザ機器を提供する。
一実施形態では、受信論理は、隣接ネットワーク・アクセス・ノード制御チャネルの詳細を受信するように動作可能である。
さらなる特定のおよび好ましい態様を、添付の独立請求項および従属請求項に示す。従属請求項の特徴を、適宜、および請求項に明示的に示されたもの以外の組合せで、独立請求項の特徴と組み合わせることができる。
本発明の諸実施形態を、これから添付図面を参照してさらに説明する。
一実施形態による無線遠隔通信ネットワークの主要構成要素を示す図である。 一実施形態によるソフト・ハンドオーバの実施態様の例を概略的に示す図である。
図1に、一実施形態による無線遠隔通信システム10の主要構成要素を概略的に示す。ユーザ機器50は、無線遠隔通信システムを通ってローミングする。無線カバレージの区域30をサポートする基地局20が設けられる。複数のそのような基地局20が、ユーザ機器50にカバレージの広い区域を提供するために設けられ、地理的に分散される。ユーザ機器が、基地局20によってサービスされる区域内にある時に、通信を、ユーザ機器と基地局との間で関連する無線リンクを介して確立することができる。各基地局は、通常、サービスの地理的区域30内で複数のセクタをサポートする。
通常、基地局内の異なるアンテナが、各関連するセクタをサポートする。各基地局20は、複数のアンテナを有する。図1が、通常の通信システムに存在し得るユーザ機器および基地局の総数の小さいサブセットを示すことを了解されたい。
無線通信システムは、無線ネットワーク制御装置(RNC)40によって管理される。RNC 40は、バックホール通信リンク60を介して複数の基地局と通信することによって、無線遠隔通信システムの動作を制御する。RNCは、各基地局を介してユーザ機器50とも通信し、したがって、無線通信ネットワーク10全体の1領域を効果的に管理する。ユーザ機器は、アップリンク・チャネルまたは逆方向チャネルと称するチャネル上でデータおよび情報を送信することによって基地局20と通信し、基地局20は、ダウンリンク・チャネルまたは順方向チャネルと称するチャネル上でデータおよび情報を送信することによってユーザ機器50と通信する。
いくつかのセルラ・システム、たとえばUMTSシステムでは、「ソフト・ハンドオーバ」(SHO)と称する機能性を実施することができる。そのようなシステムによれば、ユーザ機器または他のモバイル端末によってアップリンク・チャネルを使用して送信されるータ・トラフィックを、複数の基地局で受信することができる。これらの基地局を、UMTSでは「node B」と称する場合もある。さらに、ソフト・ハンドオーバ技法を利用する場合に、ユーザ機器は、ダウンリンクで複数の基地局からデータを受信し、組み合わせることができる。すなわち、ユーザ機器は、複数の基地局からの送信を受信するかリスンすることができ、複数の基地局は、ユーザ機器によって行われる送信をリスンすることができる。これは、ユーザ機器によって行われる送信が、隣接セルによって干渉とみなされないことを含む複数の利益を有する。そのようなソフト・ハンドオーバ技法を実施できるためには、ユーザ機器および関連するnodeBが、それらがお互いと通信することを許可されることを知ることが必要である。ユーザ機器は、その送信を聞くことができ、それがリスンすることができるnodeBについて知らされる。基地局のリストは、そのユーザ機器の「アクティブ・セット」になると考えられる。
通常、ソフト・ハンドオーバ体制を実施する場合には、まず、無線リンクが、ユーザ機器と単一の基地局との間でセット・アップされる。ソフト・ハンドオーバ体制への侵入が望ましいと判定される場合には、たとえば使用されるスクランブリング符号を含む、ユーザ機器から単一の基地局への既存のアップリンク送信の構成に関する必要な情報を、第1の基地局から無線ネットワーク制御装置(RNC)を介して、ユーザ機器のアクティブ・セットに追加される第2のnode Bに渡すことができる。第2のnode Bに渡されるこの情報は、第2のnode Bがその動作をユーザ機器のアップリンク送信に同期させることを可能にする。第2のnode Bがアップリンク同期化を得た後に、第2のnode Bは、その送信タイミングが第1の基地局とユーザ機器との間の既存のダウンリンクの受信タイミングの近くでユーザ機器で受信されように設計されるように、ユーザ機器との新しいダウンリンクをセット・アップすることができる。
ソフト・ハンドオーバ技法の使用は、複数の基地局がユーザ機器と通信することを可能にすることによって、利得につながるマクロ・ダイバーシティを介する選択的組合せを入手し(ソフト・コンビネーションも利得につながる)、基地局によってサポートされる地理的カバレージ領域のエッジ動作するユーザ機器によってセルの間で引き起こされる干渉を最小にすることが可能なので、改善されたネットワーク性能につながる可能性がある。
上で説明したように、ソフト・ハンドオーバのプロセスは、ネットワークがより効率的に動作する重要な機会を提供する。
ユーザ機器は、たとえばUMTS遠隔通信ネットワーク内で、さまざまなモードで動作する可能性がある。セル内のユーザ機器の最初の電源投入時には、ユーザ機器は、通常は「アイドル・モード」で動作する。ユーザ機器は、基地局に同期化し、それ自体を基地局にアタッチした後に、radio resource control(RRC)接続を得、接続モードであると言われる。アイドル・モードのユーザ機器は、radio resource control接続を有しない。ユーザ機器が、RRC接続される場合に、そのユーザ機器は、5つの異なるRRC状態すなわちcell_DCH状態、cell_FACH状態、enhanced cell_FACH状態、cell_PCH状態、またはURA_PCH状態のうちの1つであることができる。
ユーザ機器は、通常、そのトラフィックが多い時にはcell_DCH状態に移動する。というのは、そのような状態で、ユーザ機器に、その上で基地局にデータを送信し基地局からデータを受信する専用チャネルが割り振られるからである。UMTSネットワーク・アーキテクチャでは、ユーザ機器は、大量のトラフィックを有すると期待される時に、cell_DCH状態であることができる。cell_DCH状態での動作は、通常、バッテリ電力を大量に要求する。
歴史的に、ユーザ機器は、cell_DCH状態ではない時に、アップリンク上でrandom access channel(RACH)を使用して動作し、基地局は、forward access channel(FACH)を使用してユーザ機器と通信するように動作する。RACHおよびFACHは、非常に小さいデータ搬送能力を有し、WCDMAまたはUMTSシステムでは、ユーザ機器および基地局が、ユーザ機器がcell_FACH状態である時にダウンリンク上およびアップリンク上の共有されるまたは共通のリソースを使用して、動作し、その間でデータ・トラフィックを通信する能力が、導入された。アップリンクでは、データ・トラフィック送信は、enhanced dedicated channelを使用して行われ、ダウンリンクでは、high speed downlink shared channel上で送信される。そのようなチャネルは、ユーザ機器がcell_DCH状態に入る必要なしに、ユーザ機器および基地局が、ある時間の間にそれらの間でより長くより大きいデータ・パケットを通信し、送信することを可能にする。そのような配置は、ユーザ機器が、より専用のRRC状態に遷移せずにcell_FACH状態により長く留まることを可能にし、これによって、電力消費節約を可能にする。
データ・トラフィックが、性質において特にバースト的になる場合があり、たとえば、需要は、ユーザ機器がウェブサイト・ページをロードする間には高いが、ユーザがそのウェブサイトを読んでいる間には実質的に0になる可能性があることを了解されたい。そのようなバースト的トラフィックに関するフルcell_DCHでの動作は、バッテリについて特に浪費的になる可能性があり、したがって、より専用の状態に入らずにバースト的トラフィックを処理する能力は、有益である。
前に説明したソフト・ハンドオーバ技法は、ユーザ機器がcell_DCH状態で動作しつつある時の使用に特に適すると判定された。説明したように、そのような状態では、データ送信は、通常、長時間にわたって続く可能性が高く、したがって、RNCを介するメッセージングを介するソフト・ハンドオーバに必要な関係のセット・アップは、全体的なデータ・トラフィック・スループットがネットワークを介して大幅に高められる可能性があるので、要する時間に見合った価値があると考えられた。
しかし、cell_FACH状態で動作する時に、ユーザ機器へおよびこれからのデータ送信は、通常、短いバーストの特徴がある。したがって、ソフト・ハンドオーバをセット・アップするためにRNCを介してユーザ機器および基地局から情報を渡すことによってこうむる相対的に長い遅延は、通常、cell_FACH状態で発生するデータ・バーストが終了する前にソフト・ハンドオーバをセット・アップし、使用するためには長すぎるはずである。その結果、ソフト・ハンドオーバは、通常、ユーザ機器がcell_FACH状態で動作する間にはサポートされない。
cell_FACHで動作するユーザ機器に関するソフト・ハンドオーバのサポートの欠如は、ユーザ機器がcell_DCH状態で動作しつつある時にユーザ機器および基地局が達成するものより悪いシステム性能をもたらす可能性がある。これは、cell_FACHで動作する時にマクロ・ダイバーシティを介する選択組合せがなく、より大きいアップリンク送信電力要件につながるからである。さらに、cell_FACH状態で動作する場合に、電力制御コマンドは、ユーザ機器では、1つの基地局から受信されるのみである。したがって、サービング・セルによってサポートされるカバレージ・エリアのエッジ付近のユーザ機器は、そのユーザ機器に電力送信を減らすように要求することができない隣接セルへの大きい干渉を引き起こす可能性があり、電力送信を減らすように要求できる場合であっても、隣接セルがアップリンク信号の受信を助けてもいるようになるまではそれを行わないことが適当である。というのは、隣接セルによって指示される電力の削減が、そのサービング・セル内のユーザ機器によって達成される有効データ・レートを下げる可能性があるからである。
CELL_FACHモードで動作しつつある場合には、2タイプの共通リソースすなわち、RACH(Random Access Channel)および共通E−DCH(Enhanced Dedicated Channel)が、アップリンク送信を実行するためにユーザ機器から使用可能である。
共通E−DCHリソースは、通常、データ・トラフィックの高データ・レート・バーストに使用される。1セル内で使用可能な、32個までの共通E−DCHリソースがある。共通E−DCHを使用することを望むユーザ機器は、共通E−DCHリソースについて所与のセル内の他のユーザ機器に連絡しなければならない。そのプロセスは、RACHについて競争するセル内のユーザ機器のプロセスに類似する。E−DCHを割り振られた後に、ユーザ機器は、送信を行う。ユーザ機器は、送信を終了した後に、セル内の他のユーザ機器がE−DCHリソースを利用できるようにするために、たとえばそのバッファを空にすることによって、E−DCHリソースを解放するように動作可能である。
CELL_FACHモードで動作するユーザ機器に関するセルの間のモビリティは、セル再選択プロセスによって実行される。セル再選択プロセスによれば、ユーザ機器は、潜在的なターゲット・セルからの信号の測定を実行し、これらの潜在的なターゲット・セルからの信号を現在のサービング・セルからの信号と比較するように動作可能である。信号の測定が、潜在的なターゲット・セルからの信号が再選択判断基準を満足することを示す場合には、ユーザ機器は、ターゲット・セルに再選択するように動作可能である。ユーザ機器がCELL_DCHで動作しつつある時に発生する「ハンドオーバ」プロセスとは異なって、セル再選択が、UEによって実行され、コア・ネットワークによって指示されるのも監督されるのでもないことを理解されたい。
隣接セルによって提供されるカバレージのオーバーラップ領域内で動作するユーザ機器によって行われる送信は、通常、これらの隣接するまたは近接するセル内で干渉とみなされる。
cell_FACHモードで共通E−DCHを使用して動作するユーザ機器は、セル再選択を実行するようには動作しない。したがって、その状態で動作するユーザ機器が、隣接セルのカバレージ領域に移動することができるが、それが移動したカバレージ領域を有する隣接するセルが、そのサービング・セルによって割り振られた共通E−DCHを有するので、その隣接するセルを再選択できず、または再選択しないことが、可能である。
たとえば、ユーザ機器を、セル2とのオーバーラップ領域で動作しつつある間に、セル1にアタッチし、共通E−DCHリソースを獲得することができる。ユーザ機器は、隣接するセル2に向かって移動し、ある点で、所定のセル再選択判断基準が満足されるが、ユーザ機器は、そのサービング・セルすなわちセル1からの共通E−DCHリソースを有するので、セル再選択を実行するように動作可能ではない。UEは、セル2のカバレージ領域の中へ移動し続ける。ユーザ機器が、セル1をサポートする基地局からより遠いので、そのサービング・セルであるセル1と通信し続けるために非常に高い電力で送信する必要があることを理解されたい。
さらに、そのような高出力送信が、通常、セル2内で過剰な干渉を引き起こすはずであることを了解されたい。CELL_FACHは、歴史的に一時的状態であり、非常に低いトラフィック・アクティビティに関して使用されると仮定されてきたので、説明されたシナリオは、ありそうにないと考えられた。しかし、CELL_FACHが、通常はスマートホン使用のバースト的トラフィックを処理するのに使用され、スマートホン使用が重要性を増すと予想されるので、より多くのユーザ機器が、より長い期間にわたってCELL_FACHで動作し、性質においてそれでもバースト的ではあるが、より大量のデータ・トラフィックを作る。これは、前に説明したシナリオをよりありそうなものにし、結果の干渉を特にネットワークの全体的な性能にとって有害にする。
専用無線状態CELL_DCHで動作する場合に、ネットワークは、オーバーラップする領域内で送信するユーザ機器に関してソフト・ハンドオーバ(SHO)技法を使用するように動作可能である。ソフト・ハンドオーバ技法によれば、各ユーザ機器送信を、隣接セルによって復号可能な信号として受信することもできる。さらに、隣接セルは、ユーザ機器の送信およびグラントを制御することができる。したがって、上で説明した干渉を、ユーザ機器がcell_DCH状態で動作している間に管理することができる。CELL_DCHでは、ユーザ機器は、専用チャネルを使用して動作し、したがって、SHOは、その専用チャネル上で実行される。さらに、ユーザ機器は、cell_DCH状態である時に、不断の測定レポートをネットワークに提供するように動作する。これは、ネットワークが、ユーザ機器ごとにSHOに参加するように動作できる識別されたセルのリストを含む「アクティブ・セット」を識別することを可能にする。ネットワークは、通常、ユーザ機器アクティブ・セット内のユーザ機器の非サービング・セルに、ユーザ機器E−DCH(専用)接続上で行われる送信を復号するためにこれらの非サービング・セルに必要な復調情報について知らせるように動作可能である。その専用接続は、送信中に変更されないままになり、長時間にわたって保持される可能性が高い。
対照的に、CELL_FACHのリソースは共通であり、1つのユーザ機器が、その接続の持続時間全体にわたって異なるE−DCHリソースをつかむことができ、通信の各短いバーストは、短い持続時間を有するが、隣接セルへの干渉を引き起こすのには十分に長い。
さらに、Cell_FACHモードで動作している間には、ネットワークに送信されるユーザ機器からの測定レポートはないが、ネットワークに送信される測定ではなく、セル再選択(ユーザ機器によって行われる測定に依存する)が、UEによって自律的に実行される。したがって、ネットワークが、CELL_FACHで動作するユーザ機器のアクティブ・セットを形成することは、むずかしく、CELL_FACHで動作するユーザ機器からネットワークへの不断の測定レポートの送信は、CELL_FACHの目的すなわち、シグナリング・メッセージを節約し、バッテリ電力を保存することを阻止する。
諸実施形態は、CELL_FACHで動作するユーザ機器によって引き起こされるセル間干渉を減らすことを目指すものである。
干渉問題に対処する以前の提案は、隣接するセルにアタッチされたユーザ機器のグラントを制御するために、セルがセル間E−RGCH(E-DCH Relative Grant Channel)を送信することを可能にすることを提案する。ユーザ機器は、その隣接セルのそれぞれのセル間E−RGCHをそれ自体のサービング・セルによってブロードキャストされた情報からどのように復号すべきかに関する情報を入手する。セル間E−RGCHは、すべてのセル間ユーザ機器にブロードキャストされると仮定される。たとえば、隣接するセル、セル2およびセル3を有するセル1にアタッチされたユーザ機器は、それぞれセル2およびセル3によってブロードキャストされる可能なE−RGCH−2およびE−RGCH−3をリスンするように動作可能である。E−RGCH−2およびE−RGCH−3に関する復調情報は、セル1によってユーザ機器に提供される。
セルは、強い干渉に直面する時に、セル間E−RGCHをブロードキャストするように動作可能である。強い干渉に直面するセルの隣接セルとのオーバーラップする領域内のユーザ機器は、そのグラントを減らし、それを行う際にその送信電力を減らすように動作可能である。これは、効果的に、セル間E−RGCHをブロードキャストするセルで経験される干渉を減らす。
そのような提案によれば、ユーザ機器は、サービング・セルおよび隣接セルから受信される信号強度の差が所定のしきい判断条件を満足する場合に、隣接セルからのセル間E−RGCHについて監視することだけが必要である。そのしきい判断条件は、有害なアップリンク干渉を引き起こすのに十分にユーザ機器が隣接するセルに近いことを示すように選択される。
そのような提案に関する問題は、セル間E−RGCHが、特定のユーザ機器をターゲットにすることができず、したがって、セル間E−RGCHをリスンするように動作可能なすべてのユーザ機器が、そのグラントを減らすように動作することである。これは、過剰な量のグラント削減を引き起こし、ネットワークにまたがる劣化したスループット性能につながる可能性がある。たとえば、オーバーラップする領域内で動作する20個のユーザ機器がある場合に、その干渉を減らすことを望むセルは、セル間E−RGCHをブロードキャストするはずである。セルのアップリンク干渉を許容できるレベルまで下げるために、オーバーラップする領域内で動作する1つのユーザ機器だけが、そのグラントを減らす必要がある可能性が高い。しかし、セル間E−RGCHのブロードキャストの性質に起因して、ブロードキャストされるE−RGCHをリスンするように動作可能な、オーバーラップ領域内の20個すべてのユーザ機器が、そのグラントを減らす。全体的な劣化は、ユーザ機器が隣接するセルのカバレージ・エリアの奥深くに移動する、前に説明したシナリオでより悪くなる。というのは、ユーザ機器が第2のセルのより奥に移動する時に、そのセルが、セル間E−RGCH上でグラントを減らすためのより強い指示をブロードキャストし、これが、オーバーラップ領域内で動作する他のユーザ機器のスループットを大幅に減らすように動作するからである。
本明細書に記載の実施形態は、「SHOプリアンブル・シグネチャ」および対応する共通E−DCHの1つまたは複数のセットの割当が、特にオーバーラップする領域内で動作するユーザ機器に関して発生する方法に関する。関連する隣接セルは、関連するSHOプリアンブル・シグネチャおよびそれに対応するE−DCHリソースの知識を用いて構成される。
ユーザ機器が、たとえば、そのサービング・セルのパイロット信号に対する相対的な、隣接セルの測定されたパイロット信号が、所定の「オーバーラップ」判断基準を満足すると判定することによって、それがオーバーラップする領域内で動作しつつあると判定する場合に、そのユーザ機器は、SHOプリアンブル・シグネチャの所定のセットからSHOプリアンブルを選択するように動作可能である。
いくつかの実施形態によれば、各SHOまたは「オーバーラップ」領域は、所定のSHOプリアンブルおよび対応するE−DCHリソースの異なるセットを有する。各SHO領域のSHOプリアンブルのリストは、サービング・セルによってブロードキャストされる。たとえば、ユーザ機器に対してサービング・セルとして動作する第1のセル、セル1は、第2のセル、セル2とのオーバーラップ領域についてSHOプリアンブルの1つのリストを、セル3とのオーバーラップ領域について別のリストをブロードキャストする。
いくつかの実施形態によれば、所与のオーバーラップ領域のSHOプリアンブルのリストは、サービング・セルに依存して異なる。たとえば、セル1とのオーバーラップ領域に関するセル2によってブロードキャストされるSHOプリアンブルのリストは、通常、セル2とのSHO領域に関するセル1によってブロードキャストされるSHOプリアンブルのリストとは異なる。1つのセルだけが、各リソースの割当を制御することができ、これは、隣接するセルがプリアンブルを検出できず、したがって対応するE−DCHリソースが既に使用されていることを知らないままになる場合に発生する可能性がある問題を回避するのを助ける。
サービング・セルが、そのセル内のUEによって送信されるSHOプリアンブル・シグネチャのうちの1つを検出する場合に、サービング・セルは、対応するE−DCHの使用を許可することができ、あるいは、異なるE−DCHリソースを割り当てることができる。各セルは、その隣接セルによるオーバーラップ領域での使用のために構成されたプリアンブルを検索するように構成され、したがって、隣接セルが、異なるサービング・セルからのSHOプリアンブルを検出する時に、隣接セルは、対応するE−DCHを復号することを試みることに進む。
サービング・セルが、所定のSHOプリアンブル・リストに含まれるものとは異なるE−DCHリソースを割り当てることを選択する場合に、隣接するセルは、どのリソースが割り当てられたのかを知らず、データを復号することがむずかしくなる可能性がある。たとえば、信号を復号することを試みるために、受信するセルは、並列に、すべての可能なSHO E−DCHスクランブリング符号を比較しなければならない可能性がある。したがって、異なるE−DCHリソースを割り当てることを選択するセルが、非SHO E−DCHリソースを割り当てることを可能とすることができ、これによって、その送信が実際にはSHO手順に従って受信されつつあるのではないユーザ機器によるSHO E−DCHリソースの「混乱」が回避される。
SHOプリアンブルのセットは、いくつかの実施形態によれば、従来のプリアンブルのサブセットとすることができる。同様に、対応するSHO E−DCHリソースを、従来の共通E−DCHリソースのサブセットとすることができる。諸実施形態によれば、SHO E−DCHリソースは、先験的に選択され、これらのリソースの復調のためのすべての情報、たとえばスクランブリング符号、F−DPCHオフセットは、隣接するセルに送信される。
SHO E−DCHリソースが、共通E−DCHリソースのサブセットである場合に、基地局は、使用可能な他のリソースがない場合またはSHO E−DCHリソースを使用するオーバーラップする領域内にユーザ機器がない場合に、オーバーラップする領域内にないユーザ機器にSHO E−DCHリソースを割り振ることができる。同様に、使用可能なSHO E−DCHリソースがない場合に、オーバーラップ領域内のユーザ機器に、従来の共通E−DCHリソースを割り当てることができる。
いくつかの実施形態によれば、CELL_FACH SHOに参加するセルは、隣接セルからの可能なSHOプリアンブルを探すために、いくつかの検索を割り当てる。サービング・セル・サーチャ(searcher)は、サーチャが隣接ユーザ機器送信を検出することをより容易にするために、隣接セルのSFNタイミングおよびPRACHアクセス・スロット構成を知ることによっても支援され得る。
極端な場合には、すべての共通E−DCHリソースが、SHO共通E−DCHリソースでもある。そのような配置は、すべてのE−DCH送信に関する完全なSHO制御を可能にするが、隣接するセルからのかなりのリソースを要求する。
SHOプリアンブルおよび対応するE−DCHリソースの所与の所定のセットについて、ユーザ機器は、たとえば、ブロードキャスト・シグナリングによって、ユーザ機器が隣接セルの制御チャネルを復号するように動作可能になるようにするために、これらの制御チャネル(たとえば、E−HICH、E−RGCH、F−DPCH)の詳細を与えられる。
諸実施形態では、各SHO E−DCHリソースは、対応する隣接セル制御チャネルのセットに関連する。これらの制御チャネルを使用して、隣接セルは、CELL_DCHでSHOで動作するユーザ機器に似た形で、セル間ユーザ機器の送信を制御することができる。その結果、セルは、特定のユーザ機器からの送信(または、むしろ共通SHO E−DCH)をターゲットにすることによって、アップリンク干渉を制御することができる。
図2に、一実施形態による干渉制御方法を概略的に示す。図2に示されているように、セル1は、2つのユーザ機器、UE1およびUE2に対するサービング・セルとして働く。UE1は、セル1とセル2との間のオーバーラップする領域に配置され、UE2は、セル1とセル3との間のオーバーラップする領域に配置される。
セル1は、32個のプリアンブルおよび関連する共通E−DCHリソースを有し、これらは、次のように分割される。
○E−DCH 1およびE−DCH 2は、セル1と2との間のSHO領域のプリアンブル1および2に関連するSHO共通E−DCHリソースである
○E−DCH 3およびE−DCH 4は、セル1と3との間のSHO領域のプリアンブル3および4に関連するSHO共通E−DCHリソースである
○E−DCH 5〜E−DCH 32は、従来の共通E−DCHリソースである
CELL_DCHで動作するユーザ機器の測定およびアクティブ・セット・セッティングに基づいて、RNCは、セル1の領域内でcell_DCHモードで動作するほとんどのユーザ機器が、そのアクティブ・セット内にセル2およびセル3を有すると判断する。
したがって、RNCは、この実施形態では、CELL_FACHモードでデータ・トラフィックを送信するユーザ機器のある度合のSHO機能性の達成する潜在的な候補として、セル2およびセル3を使用できると判定する。RNCは、SHOプリアンブルおよび共通E−DCHリソースの詳細をセル1(すなわち、E−DCH 1およびE−DCH 2)からセル2に渡す。同様に、RNCは、SHOプリアンブルおよび共通E−DCHリソースの詳細をセル1(すなわち、E−DCH 3およびE−DCH 4)からセル3に渡す。セル2および3は、セル間制御チャネル(たとえば、E−HICH、E−RGCH)のためにいくつかのリソースを予約し、この情報は、セル1に渡される。
UE1およびUE2は、そのCELL_FACH手順の一部として、それぞれセル2およびセル3から受信されるパイロット信号を測定し、これらを、そのサービング・セルすなわちセル1からのパイロット信号と比較する。セル2とセル1との間のパイロット信号においてUE1によって検出される差は、UE1がオーバーラープする領域内にあることを示す。同様に、セル3とセル1との間のパイロット信号の差は、UE2がオーバーラープする領域内にあることを示す。UE1およびUE2は、図示の位置にある間に、バースト的アップリンク・トラフィックを送信する必要があると判定する。これらは、オーバーラップする領域内にあるので、SHO共通E−DCHリソースに対応するプリアンブルを選択する。
セル1は、UE1およびUE2からプリアンブルを受信し、それぞれUE1およびUE2にE−DCH 1およびE−DCH 3を割り当てる。セル2およびセル3は、セル1SFNタイミングを知っているので、これらが、それぞれUE1およびUE2からのプリアンブルを検出することも可能である。
セル2およびセル3は、それぞれ可能なE−DCH 1送信およびE−DCH 3送信について監視するように動作可能である。UE1およびUE2が、E−DCH送信を開始する時に、セル2およびセル3は、E−DCH 1送信およびE−DCH 3送信を検出し、これらを復号するように動作可能である。セル2およびセル3は、UE1およびUE2のグラントおよび送信電力を制御するために、それぞれUE1およびUE2に制御信号を送信するように動作可能でもある。したがって、セル2およびセル3は、その隣接セル、セル1にアタッチされたユーザ機器で発生するユーザ機器送信を管理し、それ自体のアップリンク干渉を管理することができる。
諸実施形態は、いくつかのE−DCHリソースを使用して、CELL_FACH「SHO」がアップリンク干渉を管理することを可能にすることを可能にする。
当業者は、さまざまな上で説明された方法のステップを、プログラムされたコンピュータによって実行できることをたやすく認めるであろう。本明細書では、いくつかの実施形態は、機械可読またはコンピュータ可読であり、機械実行可能またはコンピュータ実行可能な命令のプログラムを符号化するプログラム・ストレージ・デバイス、たとえば、ディジタル・データ・ストレージ媒体を包含することも企図されており、前記命令は、前記上で説明した方法のステップの一部またはすべてを実行する。プログラム・ストレージ・デバイスは、たとえば、ディジタル・メモリ、磁気ディスクまたは磁気テープなどの磁気記憶媒体、ハード・ドライブ、または光学的に読取可能なディジタル・データ記憶媒体とすることができる。諸実施形態は、上で説明された方法の前記ステップを実行するようにプログラムされたコンピュータを包含することも意図されている。
「プロセッサ」または「論理」としてラベルを付けられたすべての機能ブロックを含む、図面に示されたさまざまな要素の機能を、専用ハードウェアならびに適当なソフトウェアに関連してソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を介して提供することができる。プロセッサによって提供される時に、機能を、単一の専用のプロセッサによって、単一の共有されるプロセッサによって、またはそのうちのいくつかを共有できる複数の個々のプロセッサによって提供することができる。さらに、用語「プロセッサ」、「コントローラ」、または「論理」の明示的使用は、ソフトウェアを実行できるハードウェアを排他的に指すと解釈されてはならず、限定なしに、ディジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ネットワーク・プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、ソフトウェアを格納する読取り専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、および不揮発性ストレージを暗黙のうちに含むことができる。従来のおよび/またはカスタムの、他のハードウェアを含めることもできる。同様に、図面に示されたすべてのスイッチは、概念的なものにすぎない。その機能を、プログラム論理の動作を介して、専用論理を介して、プログラム制御と専用論理との相互作用を介して、または手動でさえ実行することができ、特定の教示は、文脈からのより具体的なりか意図して実装者によって選択可能である。
当業者は、本明細書のすべてのブロック図が、本発明の原理を実施する例示的回路網の概念的なビューを表すことを了解するであろう。同様に、すべてのフロー・チャート、流れ図、状態遷移図、擬似コード、および類似物は、コンピュータ可読媒体内で実質的に表すことができ、したがって、コンピュータまたはプロセッサが明示的に図示されているか否かに関わりなく、そのようなコンピュータまたはプロセッサによって実行され得るさまざまなプロセスを表すことを了解されたい。
この説明および図面は、単に、本発明の原理を例示するものである。したがって、当業者が、本発明の原理を実施する、本明細書で明示的説明されず、図示されていない、さまざまな配置を考案できることを了解されたい。さらに、本明細書で列挙されたすべての例は、原理的に、当技術を促成するために発明人(1つまたは複数)が貢献する本発明の原理および概念を読者が理解するのを助ける教育的目的のためのみのものである。さらに、本発明の原理、諸態様、および諸実施形態を列挙する本明細書のすべての言及ならびにそのすべての特定の例は、その同等物を包含することが意図されている。

Claims (15)

  1. それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を減らす方法であって、
    第1のネットワーク・アクセス・ノードについて、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードを発見するステップと、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るステップと、
    前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を前記第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードに通信するステップと
    を含む方法。
  2. すべての使用可能な共有無線チャネルのサブセットを、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために前記割り振られた少なくとも1つの所定の共有無線チャネルに割り振るステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードがサービング・セルをサポートし、前記少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードが潜在的なターゲット・セルをサポートする時に、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記隣接ネットワーク・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のための第1の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するステップと、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードが潜在的なターゲット・セルをサポートし、前記少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードがサービング・セルをサポートする時に、前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のための第2の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するステップと
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. サービング・セルをサポートする前記第1のワーク・アクセス・ノードおよび潜在的なターゲット・セルをサポートする前記少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードの対ごとに、前記第1の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルおよび前記第2の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの対を判定するステップ
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードに前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を通信する前記ステップは、前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネル上で行われる通信をどのように復号すべきかの表示を含む、請求項1及至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を減らすように動作可能なネットワーク制御ノードであって、
    第1のネットワーク・アクセス・ノードについて、少なくとも1つの隣接ネットワーク・アクセス・ノードを発見するように動作可能な発見論理と、
    前記第1のネットワーク・アクセス・ノードと前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信のために少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るように動作可能な割振り論理と、
    前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を前記第1のネットワーク・アクセス・ノードおよび前記隣接ネットワーク・アクセス・ノードに通信するように動作可能な通信論理と
    を含むネットワーク制御ノード。
  7. それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を制御する方法であって、
    オーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するステップと、
    前記所定の共有無線チャネル上での前記通信ネットワーク内の通信のために準備するステップと
    を含む方法。
  8. 準備する前記ステップは、
    前記オーバーラップする無線カバレージ領域内から発する共有無線チャネルに関する要求に前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを割り振るステップ
    を含む、請求項7に記載のセル間干渉を制御する方法。
  9. 前記要求は、無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの要求を含む、請求項8に記載のセル間干渉を制御する方法。
  10. 無線通信チャネルの前記要求された少なくとも1つの所定の共有無線チャネルが使用のために使用可能であるかどうかを判定し、そうでない場合に、前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルのうちの別の1つを割り振るステップを含む、請求項9に記載のセル間干渉を制御する方法。
  11. 準備する前記ステップは、
    前記所定の共有無線チャネル上で送信される情報を復号する準備をするステップ
    を含む、請求項7に記載のセル間干渉を制御する方法。
  12. それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内でセル間干渉を制御するように動作可能なネットワーク・アクセス・ノードであって、
    オーバーラップする無線カバレージ領域内で開始された無線通信の少なくとも1つの所定の共有無線チャネルを判定するように動作可能な判定論理と、
    前記所定の共有無線チャネル上で前記通信ネットワーク内で通信する準備をするように動作可能な準備論理と
    を含むネットワーク・アクセス・ノード。
  13. それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内で共有無線チャネルを要求する方法であって、
    第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を受信するステップと、
    通信が前記オーバーラップする無線カバレージ領域内で開始されなければならないと判定するステップと、
    その上で前記ネットワーク内の通信を開始すべき前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの割振りを要求するステップと
    を含む方法。
  14. それぞれが無線カバレージの領域をサポートする複数のネットワーク・アクセス・ノードを含む無線通信ネットワーク内で共有無線チャネルを要求するユーザ機器であって、
    第1のネットワーク・アクセス・ノードと隣接ネットワーク・アクセス・ノードとの間のオーバーラップする無線カバレージ領域内で開始される無線通信に関する少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの表示を受信するように動作可能な受信論理と、
    通信が前記オーバーラップする無線カバレージ領域内で開始されなければならないと判定するように動作可能な判定論理と、
    その上で前記ネットワーク内の通信を開始すべき前記少なくとも1つの所定の共有無線チャネルの割振りを要求するように動作可能な要求論理と
    を含むユーザ機器。
  15. コンピュータ上で実行される時に、請求項1乃至5、請求項7乃至11、または請求項13のいずれか1項に記載の方法を実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム製品。
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