JP2014525815A - 吸出された脂肪組織の分別における油の分離 - Google Patents
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Abstract
脂肪が、損傷された脂肪細胞から離れた油及び腫脹性流体から脂肪の遠心分離により、吸出された脂肪から得られる。吸出された脂肪は、脂肪上に浮かぶとともに解放された油を取り上げるデイスク状の部材を有する容器(コンテナー)内に配置される。それによって遠心操作後の処理(ハンドリング)の間に脂肪と再混合することがない。該デイスク状の部材は脂肪層の部分を取り込むことにより脂肪に付着する。
【選択図】 図3
【選択図】 図3
Description
本発明は、吸出された組織から脂肪組織を分離することに関する。好ましい具体例として該分離は遠心作用によりなされる。
脂肪吸引(リポサクション)ともいわれる脂肪組織の吸出は美容外科において知られている。定常的に約20mlよりも少ない量が例えば唇部分に注入され、患者の容貌を変える。更に現今では脂肪組織が再生注入療法の分野で用いられる。ここでは少量の脂肪組織を欠損部に注入してその部分を埋め、これが柔軟組織の修復の足場として働く。
脂肪組織は、まず該組織が除去されるべき領域に腫脹性流体を注入することにより吸出される。ついで操作実行者は注射針あるいはカニューレを腫脹性流体が注入された部位に挿入するとともに真空作用を付与することにより脂肪組織を吸出する。そして通常、チューブあるいは注射器内で立てることにより脂肪及び腫脹性流体が部分的に分別され、これら異なる密度の分別部が該密度の相違に基づく重力により分離する。これは、連続する操作において有用であるとともに2000Gよりも小さく、1Gよりも大きい遠心力の作用において吸出された流体を処理するための脂肪組織の品質の改善になることが見出された。遠心力により腫脹性流体は脂肪組織から分離されるとともに、損傷を受けた脂肪細胞からの油が第3の、最も密度が小さい分別部として、脂肪組織の上部に分離される。
腫脹性流体は、第1のステップとしての遠心作用に付された後、チューブあるいは注射器などの容器(コンテナー)から押し出される。しかしながら、問題は、注射器などの容器内で脂肪組織の上部に油が留まり、これが注射器などの容器の操作中に脂肪組織と再混合する恐れがあることである。
本発明によれば、吸出された流体を内部に収納した容器が遠心機内に置かれ、脂肪組織を腫脹性流体からそれらの密度の相違に基づいて複数の成分に分離するようにすることである。該容器は遠心分離操作後に脂肪組織の層の上方に浮くように設定された部材(フロート部材)を備える。該フロート部材は、遠心操作の間に吸出された流体から分離した1つの成分としての油を吸収するとともに、この油を少なくとも部分的に保持する材料からなり、それによって該容器の操作中ならびに該容器からの分離流体の除去操作の間において懸念される脂肪組織と油とが再混合することを回避し得るものである。好ましい具体例においては、該容器は、流体を患者から吸出するのに最初に用いられる注射器でもよいし、又、それに代えて該容器は、吸出された流体を遠心操作後に移す注射器であってもよい。あるいは吸出された流体を受けるとともに遠心力に耐えうるその他の容器であってもよい。
上記の油吸収部材をなすフロート部材は、遠心操作後に、脂肪細胞の分離部と最も密度が小さい分離部の両成分の中間に自動的に位置するような密度を有する材料からなるのが望ましい。この望ましい材料の密度は、約0.905を0.925の間の密度を持つことができる。
又、該フロート部材は、最も密度が小さい油の分離部の形成につれて、該油が該フロート部材内に取り込まれるような気泡状(ポーラス状)であることが望ましい。取り込まれた油の望ましくない部分をポーラス状のフロート部材から逃がすには、処理の間に通常付与される力が極めて小さいので、遠心操作後の操作者の処理(ハンドリング)の間に脂肪部分に油が戻って混合することが阻止される。一つの具体的構成においては、該フロート部材が、商標名「POREX」で販売されているポーラス状のプラスチックよりなり、その気泡のサイズ(直径)は約20ミクロンから約170ミクロンの間にあり、好ましくは約90ミクロンから約30ミクロンの間にある。
しかしながら、該フロート部材は他の材料からでも形成し得るとともに固体状ならびにポーラス状の組み合わせ構成のものでもよい。好ましいポーラス状材料からなるものは、いくらかの脂肪をも取り込む利点がある。そして特に好ましい具体例では、該フロート部材の肉厚の約20%ほどが脂肪層それ自体内に入り込む構成である。これによって該フロート部材が脂肪層に接触する傾向を呈し、このため該フロート部材が油と脂肪の層の両成分間に確実に留まることができ、従って遠心操作に引き続く処理操作(ハンドリング)の間において、これらの層の混合を阻止することができる。
又、該フロート部材は、油と脂肪層とを分離するため、ならびに上述した利点が得られる通りそれら油と脂肪層を取り込むように固体状及びポーラス状の層の組み合わせから構成することも考えられる。例えば、フロート部材はその上部を固体状材料で形成するとともにその下部ないし底部にはポーラス状層を配して構成することもできる。該ポーラス状層はその層厚を薄く或いは厚く設定することにより所望の量の油を取り込むことができる。
更に、フロート部材としてポーラス状材料が望ましいが、それ以外の材料でも油の層を取り込んだり、あるいは吸収したりすることのできる材料であれば適用可能であり、又、脂肪層に付着ないしこれを取り込むことのできる他の材料も使用可能である。従って、フロート部材としてポーラス状材料が望ましい一方、脂肪層に付着して油の層の取り込みや吸収ができ、あるいは脂肪と油の層との混合を阻止することのできる他の材料も使用可能である。
本発明の好ましい具体例においては、脂肪組織は、ハンドルを有する注射器で患者から吸出される。該ハンドルは該注射器を遠心機内に置くことができるように取り外し可能となっている。この具体例において、該注射器のハンドルは封止部(シール)を支持するプランジャーに取り付けられており、注射器と流体の遠心作用を許容するように取り外すことができ、その後、最も密度が小さい分離部分、腫脹性流体と水の混合部分が該ハンドルを再度取り付けてプランジャー上で押すことで該注射器から押し出される。次いで脂肪組織はプランジャーを更に押すことで、あるいは他の注射器や真空ポンプを用いるなどの公知の方法で該注射器から除去することで患者に導入し得る。油はプランジャー上の圧力があるにも拘らず該フロート部材内に留まり、脂肪組織を混合せず、この混合による問題を発生させない。
該注射器及びその内部に油が保持された状態のフロート部材は脂肪組織の除去後に処分し得る。
図1には吸出された脂肪流体のための先行技術に係わる容器(コンテナー)が示されている。該容器は注射器2であり、吸出される流体6を収容する空洞部を形成する注射器筒4を有する。吸出される流体は、複数の成分、すなわち、脂肪細胞、腫脹性流体及び損傷ないし破裂した脂肪細胞から離れた油を含む。該注射器はプランジャー(あるいはピストンと称する)を有し、該プランジャーは注射器筒内で移動するとともに支持部8と封止部10を有する。支持部8は取り外し可能なハンドル(図示せず)と係合するハンドル接続部12を有する。該ハンドルが取り付けられると、操作実施者ないしユーザーは該ハンドルを操作することにより注射器筒内でプランジャーを移動させることができる。又、ハンドルは注射器を遠心機内に配置するために取り外すことができるとともに、遠心操作後に分別された流体を押し出すために再度取り付けることができる。
注射器にはキャップ14を備え、それは遠心操作の間における漏れに対して注射器の端部を封止(シール)する。注射器の一端の入り口をなす流体ポート端部にはルアー型コネクタなど種々のコネクタを備えることができ、これを通して針、カニューレ、チューブなどを受け入れる。該キャップ14は特定のコネクタと係合するように構成される。
図2は、遠心操作により吸出された密度に応じた分別後における図1の注射器を示す。図2に表した分別の結果、吸出流体は、おおむね第1層16、第2層18及び第3層20の各成分に分別される。第1層16は最も密度が濃く腫脹性流体を含み、第2層18は脂肪組織を含み、第3層20は密度が最も小さく脂肪組織が損傷ないし破裂により離れた油を含む。又、その他の層(又はサブ層)も同様に形成される。
図2に示す注射器により現出する問題は、該注射器を遠心機から外す際における注射器の操作ないしハンドリング、あるいは腫脹性流体及び脂肪組織の両層を注射器から押し出す操作の間における注射器の操作ないしハンドリングにより、油の層の第3層20が他の層、特に脂肪層である第2層18と再混合する恐れがあることである。従って、脂肪流体の汚染を阻止するために、該脂肪流体と油の層とが再混合しないようにすることが求められるのである。
図3は、本発明に係る注射器を示し、ここにおいては該注射器内にフロート部材22が設けられる。この部材22は遠心操作の間に生じる分離成分としての油の層20の分離を維持する。該部材22の密度は、遠心操作の前において該部材22が吸出された流体6の上に浮くか、あるいは若干該流体6に入った状態で浮くように設定される。遠心操作が進むと、該部材22は脂肪流体6から分離する油を、例えば吸収あるいは吸着により取り上げる。該部材22の密度は、油の集積後に脂肪層18の上部分のところに該部材が浮かぶ(フロートする)ように選択される。図4は、遠心操作後の状態を示し、ここにおいては遠心力により脂肪流体6から分離した油の層20が該フロート部材22により集められる。従って、該フロート部材22は油を脂肪組織18の上方の安全位置において分離する。
該フロート部材22はデイスク状(円盤状)あるいは他の種々の形状で構成し得る。好ましい構成として該フロート部材22の密度は、油20の密度と脂肪組織20の密度の間にあるよう設定される。この実施形態では該フロート部材22はデイスク部材として脂肪層の上部分に浮かび、該部材の材料は好ましくは気泡状(ポーラス状)のものでなり、これによっていくらかの脂肪組織20を入り込ませる。このように該フロート部材22と脂肪との間の物理的接触を確立することにより、処理操作ないしハンドリングをより安定したものに改善することができる。例えば、もし該注射器が遠心操作後に横方向に置かれると、該フロート部材22の脂肪への取り付きないし付着により、該部材22が脂肪から分離した油の層に入って浮き、いくらかの再混合がなされる恐れがない。
好ましい具体的構成において、該フロート部材22はデイスク状(円盤状)でその高さ(厚み)は、約1/4インチ(6.35mm)で、その高さ(厚み)の約20%の部分は遠心操作後に脂肪の層内に位置する。又、該デイスク状のフロート部材22の残りの部分は油の層内に位置する。
図4は、すべての油が該フロート部材22により取り上げられた状態を示すが、該フロート部材22は、このように全ての油を取り上げるほど十分な大きさにすることは必ずしも必要とされない。多くの場合、油の量は該フロート部材22により取り上げられるものより多く、油の層は該フロート部材22より上方に形成される。このような状態においても該フロート部材22は、油と脂肪細胞との間に障壁(バリヤ)を形成するので油が脂肪層内に入って混合することが阻止される。
具体的操作において、操作者(ユーザー)はハンドルをハンドル接続部12に取り付け、針を注射器に取り付ける。該針は脂肪組織が吸出される領域に挿入される。この挿入操作自体は、例えば該領域を麻酔するために腫脹性流体を取り扱う場合に従来から行われている。ターゲットとなる脂肪細胞を含む流体はハンドルを引くことにより注射器に吸出され、これによっていくらかの腫脹性流体も該注射器内に引き込まれる。次いで、ハンドルは取り除かれ、該注射器は腫脹性流体から脂肪組織を遠心分離するために遠心機に配置される。その後、該ハンドルが再度取り付けられるとともに分離された流体は該注射器から押し出される。腫脹性流体が最初に押し出され、次いで脂肪組織が押し出される。上述のように、いくらかの脂肪組織は分別操作において損傷を受け、続いて脂肪組織からいくらかの油を離す(リリース)処理がなされる。この油は第3の層の分離成分として脂肪組織の上方に分離する。該フロート部材22は上述のように油と脂肪組織との間での再混合を阻止するので、注射器から押し出されて回収された脂肪組織はより純粋なものとなる。
以上、本発明の実施態様を説明したが本発明の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明はこれに限定されるものでないことは当業者において自明である。
Claims (12)
- 吸出された脂肪流体を密度の相違に基づいて複数の成分に分離するために空洞を形成するとともに該空洞内で移動可能なデイスク状部材を有する容器であって、
前記デイスク状部材は、損傷した脂肪細胞から離れた油から分離した脂肪の層上で浮く材料で構成され、該デイスク状部材により該容器の操作の間に前記油が前記脂肪と実質的に再混合することを阻止することを特徴とする容器。 - 前記デイスク状部材の材料は、前記脂肪の層の少なくとも一部に付着してなる、請求項1に記載の容器。
- 前記デイスク状部材の材料は、損傷した脂肪細胞から離れた油を取り上げ得る、請求項1に記載の容器。
- 前記材料は、前記脂肪の層の少なくとも一部に付着してなる、請求項3に記載の容器。
- 前記材料は、気泡状であり、該気泡の直径は20ミクロンから170ミクロンの間にある、請求項4に記載の容器。
- 前記気泡の直径は、90ミクロンから130ミクロンの間にある、請求項5に記載の容器。
- 前記材料はプラスチックである、請求項5に記載の容器。
- 前記プラスチックはポリエチレンである、請求項6に記載の容器。
- 前記材料の密度は、0.905から0.925の間にある、請求項5に記載の容器。
- 当該容器は前記吸出された脂肪流体を前記空洞に導入するための一端にある入り口を有する、請求項1に記載の容器。
- 当該容器は、前記吸出された脂肪流体を前記空洞内に引き込むために該空洞に沿って移動可能なピストンと、該ピストンを作動させるために該ピストンに対して取り外し可能なハンドルとを備えてなる、請求項1に記載の容器。
- 脂肪を提供する方法であって、
吸出された脂肪を密度の相違に基づいて複数の成分に分離するための空洞と該空洞内で移動可能なデイスク状部材を有する容器に、該吸出された脂肪を入れるステップを備え、
前記デイスク状部材は
損傷した脂肪細胞から離れた油から分離した脂肪の層上で浮く材料で構成されるとともに該デイスク状部材により該容器の操作の間に前記油が前記脂肪と実質的に再混合することを阻止し、吸出された脂肪を内部に保有する前記容器を遠心力の作用に付して、少なくとも前記吸出された脂肪を損傷された脂肪細胞から離れた油の層と脂肪の層に分離してなる、方法。
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