JP2014524284A - 分注器ロックアウト機構 - Google Patents
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Abstract
製品分注システムは、認可された製品補充ユニットの不在時に、システムの作動を阻止するためのロック機構を含む。より具体的には、分注システムは筐体と、筐体内に摺動可能に固定されるアクチュエータであって、そこから延びる少なくとも1つのロックポストを含むアクチュエータとを含む。アクチュエータはポンプを作動させて製品の分注を生じさせるように適合される。解放リングは筐体内に回転可能に固定され、そこから延び、アクチュエータのロックポストと整合される少なくとも1つのロックポストを含む。解放リングは少なくとも1つの傾斜面も含む。アクチュエータ及び解放リングのロックポストがロック位置において互いに係合して分注システムの作動を阻止し、解放リングは、認可された補充ユニットの挿入時にロック解除位置に回転されるように適合される。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は、概して製品分注器ロックアウト機構に関する。より具体的には、本発明は、製品分注器内に位置付けされる認可された補充ユニットが不在のときに、作動プッシュバーの動きを阻止するプッシュバーロックアウト機構に関する。
流体分注器をレストラン、工場、病院、浴室、及び家庭で使用するために提供することはよく知られていることである。これらの分注器は、例えば、石鹸、抗菌クレンザ、消毒剤、ローション等の多数の製品の1つを含み得る。分注器は、従来技術において知られているように、ある種類のポンプ作動機構を含み、ユーザはレバーを押すか、又は引いて多量の流体を分注する。代替的に「ハンズフリー」自動分注器も利用でき、ユーザは片手又は両手を単にセンサの下に置くだけで、多量の流体が分注される。類似の種類の分注器を使用し、粉あるいは煙霧剤を分注することもできる。
製品分注器は、壁あるいは他の垂直表面上にマウントされるように一般には構成され、製品は分注器の底近くの出口から分注される。分注器は流しの水盤近くのカウンターに組み込まれ、分注システムのある構成要素はカウンターの下に配置され、出口を含む他の構成要素はカウンターの上に配置されることも知られている。これらの種類の分注器はしばしばカウンタマウント分注システムと呼ばれる。分注器の様々な他の構成も知られ、カウンタあるいはテーブルトップ等の水平表面上に置かれるテーブルトップスタイル分注器、あるいはマウンティングポールに取り付けられる垂直マウント分注システムが含まれる。
分注器は多量の製品を直接保持できるが、しかしこれらのバルクフィル分注器は扱いにくく、かつサービスの提供が困難であることが分かっている。バルクフィルシステムは汚染及び衛生問題をも突き付け得る。その結果、多量の流体を保持し、ポンプ及びノズル機構を提供する補充ユニットあるいは容器がますます人気を得ている。衛生的な補充ユニットあるいは容器は、それらが容易に設置及び交換可能であり、実質的に煩雑性を生じないという点で有利である。
さまざまな理由により、製品分注器及び補充ユニットの製造者は、分注器内に入れられる補充液の種類の管理を共通して望む。正しい補充ユニット(製品の種類、濃度、製品形体等)が正しい分注器筐体内に入れられることが、しばしば関心事である。多くの場合、正しい補充ユニットを設置することが顧客にとって重大事である。例えば、病院職員にとっては、例えば保湿ローション等の別の流体ではなくて抗菌石けんを手術前洗浄エリアにおいて分注されることが必須である。従って、製造者はしばしば流体補充ユニットの各種類のために鍵式ノズル及びポンプ機構を提供し、適切な補充ユニットのみを相当する流体分注器内に設置可能なようにする。製造者及び関連配給業者も鍵式システムに依存し、分注器が彼ら自身の製品によってのみ補充可能なようにし、劣るあるいは不良品質であり得る製品とならないようにする。
従来型機構の鍵式システムは、補充ユニットの1つあるいは分注器筐体から突出する鍵、ならびにその鍵を受容するように適合された他方内の鍵溝を典型的に含む。補充ユニットの分注器への挿入は、鍵と鍵溝が一致しない限り阻止される。これらの種類の鍵式システムはある程度成功であると実証されてきたが、いくつかの欠点をも有する。鍵は、多くの場合、特に競合者製品が使用されるような場合に、単純に折られたり、あるいは別の方法で鍵式システムを迂回するために取り外される可能性がある。さらに、鍵を形成するために使用される材料は、しばしば不正鍵が分注器内に適合するように十分に変形するのを可能とする。さらに、補充ユニットが筐体内に十分に挿入されることを許すために鍵式メカニズムが一旦迂回されると、それは意図されたように動作し、さらに克服すべき障害物はない。
このようにして、従来型技術の1つ以上の欠点を軽減する、分注器のための改良された鍵式システムが必要である。
概して、本発明に従う分注システムは、筐体と、筐体内に摺動可能に固定されるアクチュエータであって、そこから延びる少なくとも1つのロックポストを含み、ポンプを作動させて製品の分注を生じさせるように適合されるアクチュエータと、筐体内に回転可能に固定される解放リングであって、そこから延び、アクチュエータのロックポストと整合される少なくとも1つのロックポストと、少なくとも1つの傾斜面とを含み、アクチュエータ及び解放リングのロックポストがロック位置において互いに係合して分注システムの作動を阻止し、解放リングは認可された補充ユニットの挿入時に、ロック解除位置へ回転されるように適合される、解放リングと、を含む。
本発明の少なくとも1つの態様に従い、分注システムは筐体と、筐体内に移動可能に固定されるアクチュエータであって、そこから延びるロックポストを有し、ポンプを作動させて製品の分注を生じさせるように適合されるアクチュエータと、ロック位置とロック解除位置との間を回転可能な解放リングであって、そこから延び、ロック位置においてアクチュエータのロックポストと整合されるロックポスト、ならびに傾斜面を含む、解放リングと、筐体内への挿入時に解放リングの傾斜面と係合して解放リングのロック位置からロック解除位置への回転を生じさせる傾斜面を含む補充ユニットのつばと、を含む。
本発明の少なくとも1つの態様に従い、分注システムは製品貯蔵器、ポンプ、及び概して円筒形のつばを有する補充ユニットを含み、つばは筐体内の回転可能な解放リングと係合して分注システムをロック解除するように適合される傾斜面を外側表面上に含む。
本発明の十分な理解のため、以下の詳細記述及び付随図面を参照されたい。
本発明のコンセプトに従う、分注システムの透視図。
発明の内部構成要素を示すために、筐体カバー及び製品貯蔵器を取り除いた分注システムの透視図。
本発明の分注システムの部分断面図。
補充ユニットの挿入が行われていないロック位置における、図1の分注システムのロック機構を含む部分組み立て品の透視図。
分注ユニットのつばが分注器に挿入された状態のロック解除位置における図4の部分組み立て品の透視図。
本発明のコンセプトに従う、ロックリング及びロック機構のつばを含む部分組み立て品の平面図。
本発明のコンセプトに従う、支持部材の底部透視図。
本発明のコンセプトに従う、ロックリングの底部透視図。
本発明のコンセプトに従う、補充ユニットつばの上部透視図。
本発明のコンセプトに従う、つばの傾斜面とロック機構の解放リングの相互作用を示す、図4の部分組み立て品の拡大された透視図。
本発明の十分な理解のため、以下の詳細記述及び付随図面を参照されたい。
流体分注システムの分野における主要懸念は、不認可補充ユニットが製造者の分注器あるいは製造者によって認可された配給業者によって保守の行われる分注器に設置されることを阻止する能力である。本明細書において開示される分注システムは、プッシュバーの動きを阻止するロックアウト機構を提供することにより、またプッシュバーをロック解除して分注を許可する鍵を備えた補充ユニットのつばを提供することによって、この要求を満たす。とりわけ、正しい鍵を有する補充ユニットつばが分注器内に位置付けされない限り、プッシュバーは移動を阻止される。
ここで図1〜9を参照すると分注システムが示されており、数字10によって概して表示される。分注システム10は筐体12を含み、これは分注システム10の内部構成要素を包囲し、保護する。筐体12は、垂直面に固定されるように適合されたバックプレート14、及びバックプレート14に対して枢動可能あるいは取り外し可能なカバー16を含む。カバー16は分注システム10の内部構成要素に対するアクセスを許し、補充ユニットの交換を容易にする。ラッチ機構(図示されない)は、分注システム10の通常動作中は、カバー16をバックプレート14に固定し、そしてカバー16のバックプレート14に対する動きを許可するように解放可能である。
プッシュバー18が提供され、水平軸周りに枢動可能であって分注器を作動させる。プッシュバー18は筐体12の前方底部に配置される。そのような枢動プッシュバーは従来技術においてよく知られており、利用される特定構造及びヒンジ機構は、そのように請求されない限り、発明を限定すべきではない。プッシュバー18は、それぞれが半径をもつ肩22を形成する、横方向に離間されて、後方へ延びるアーム20(図2)の対を含む。半径をもつ肩22は、筐体12内を垂直に移動可能でポンプの作動を生じさせるアクチュエータ24と係合するように適合される。アクチュエータ24は各側に横方向に延びる足26を含み、各足26は半径をもつ外側表面を有する。足26の半径をもつ外側表面はプッシュバー18の半径をもつ肩22と係合し、プッシュバー18の枢動動作をアクチュエータ24の垂直動作へと変換する。
アクチュエータ24は、そこから上方向に延びる複数のロックポスト28も含む。図に示される実施形態において、2つのロックポストが提供されており、1つが足26のそれぞれに隣接している。しかしながら、2つ以上のロックポストがアクチュエータ24上のさまざまな位置から上方向に延びることが考えられる。ある実施形態では、以下に論じられるように、複数のロックポストは環状解放リング上のポストと整合するように等間隔とされ得る。ある実施形態では、ロックポスト28及び足26はアクチュエータ24と一体化されて形成され得る。ロックポスト28は任意の希望する形状あるいは構成を有すことができ、発明は、図に描かれるロックポスト28の特定形状及びサイズにより限定されるべきではない。
筐体12のバックプレート14は、その中の補充ユニットのポンプ部分を受容する支持部材30をもち、補充ユニット及び分注器構成要素を支持する。支持部材30は概して円筒形の上部分32と概して円錐形の下部分34、これはその底部に開孔36を有する、を含む(図7)。当業者によって評価されるであろうが、補充ユニットは支持部材30内に受容されてよく、ピストン38(図3〜5)は開口36を通って延びてアクチュエータ24と接触し、係合する。ある実施形態では、ピストン38は往復ピストンポンプ40の一部で、ピストンの上方向移動は製品の分注を生じさせ、ピストンの下方向戻りストロークはポンプの呼び水を生じる。
ある実施形態では、チャネル42は、アクチュエータ24の垂直摺動部材44を受容するように支持部材30及び筐体12の外部によって形成され得る(図4及び5)。垂直摺動部材44はチャネル42内を移動可能で、アクチュエータ24の垂直移動を許可する。さらに、支持部材30は、概して円筒形の上部分32に沿って離間した複数の窓45を含み得る。窓45は支持部材30の外部から支持部材の内部にかけて開口を提供し、ロック機構の構成要素の相互作用を許すが、これは以下の記述から解るであろう。
解放リング48は、支持部材30の上部分32の周りに回転可能に固定される。解放リング48は概して環状で、支持部材30に対して回転可能である。放射状窪み49は支持部材30の上部分32内に提供され、解放リング48を所定位置に保持する。解放リング48は複数のロックポスト50を含むが、これはアクチュエータ24から延びるロックポスト28の数と同じである。図中に示される実施形態では、2つの径方向に対向するロックポスト50が、解放リング48から下方向に延びて提供される。ロックポスト50の数及び間隔はアクチュエータ24上のロックポスト28の数と間隔に依存するが、これは解放リング48上の各ロックポスト50はアクチュエータ24上のロックポスト28と整合されるからである。
付勢バネ52は筐体12のバックプレート14と解放リング48上のバネブラケット54(図8)の間に位置付けされる。バネブラケット54は解放リング48から概して外方向に放射状に延び、バネ52をその上に受容するように適合されるピン部分55を含み得る。付勢バネ52はロック位置において解放リング48を付勢し、一方、付勢力が克服されたときに、ロック位置からロック解除位置への解放リング48の回転を許可する。プッシュタブ56も図中に示されるようにバネブラケット54に隣接してあるいは解放リング48上のいずれかに提供され得る。プッシュタブ56は、付勢バネ52によって提供される付勢力を克服するための安易な機構を提供して解放リング48をロック解除することにより、筐体12からの補充ユニットの除去を容易化する。
解放リング48は、アクチュエータ24から遠ざかるように上方向に面する複数の傾斜面58をも含む。傾斜面58の数及び間隔は変化してよい。図中に示される実施形態においては、3つの傾斜面58が示され、解放リング48の周囲に沿って約120°で離間している。当業者によって評価されるであろうが、傾斜面58はさまざまな方法で解放リング48内に形成され得る。考えられる特定構造が図8に示されており、そこでは傾斜面58が、解放リング48の内部上で内方向に放射状に延びる突起59上に提供される。この配置は、傾斜面58が支持部材30内の窓45に隣接して、あるいはその中に位置付けられることを許す。
補充ユニットのつば60はポンプ40を包囲し、取り囲むが、これは、従来技術においてよく知られていることだが、製品貯蔵器(図示されない)内に含まれる製品を分注するように適合される。つば60は、補充ユニットが筐体12内に位置付けされたときに、支持部材30内に受容される。ポンプ40のピストン38は支持部材30内の開口36を通って延び、アクチュエータ24と接触し、係合する。1つ以上の実施形態では、つば60は概して円筒形の形状であってもよい。
つば60は、アクチュエータ24に向かって下向きに面する複数の傾斜面66を含む。つば60上の傾斜面66の数及び間隔は、解放リング48上の傾斜面58の数及び間隔と等しいことが好ましい。このようにして、図中に示される実施形態では、3つの傾斜面66がつば60上に提供され、つばの外周上に約120°離間されている。当業者によって評価されるであろうが、傾斜面66はさまざまな方法によってつば60内に形成され得る。考えられる特定構造が図9に示されているが、そこでは傾斜面66はつば60の外部上で放射状に外に向かって延びる突起67の上に提供されている。この配置は、傾斜面66が支持部材30内の窓45に隣接し、あるいはその中に位置付けされることを許す。
1つ以上の実施形態では、つば60は、支持部材30内の切り欠きあるいは鍵溝70内に、あるいはバックプレート14の別の部分で受容される1つ以上の外方向に延びるフィンあるいは鍵68をも含み得る。鍵68及び鍵溝70は、つば60の支持部材30に対する回転を阻止し、以下に論じられるように、これはロック機構の正しい機能を確保する。
ロック位置において、筐体12内に補充ユニットが位置付けされていないとき、アクチュエータ24のロックポスト28は解放リング48のロックポスト50と整合される。このロック位置において、ロックポスト28と50の間の干渉のおかげで、アクチュエータ24は筐体12内で垂直に移動できないため、分注器の作動は阻止される。付勢バネ52は、付勢力を克服するための力がないとき、解放リング48をこのロック位置に維持し、認可された補充ユニットが存在しないいときに分注システム10がロックされるようにする。
つば60が傾斜面66を有して補充ユニットに挿入されると、分注システム10はロック解除される。つば60の傾斜面66は解放リング48の傾斜面58と接触して係合し、支持部材30に対する、そして窪み49内における、解放リングの回転を生じさせる。当業者によって評価されるであろうが、解放リング48の回転は、アクチュエータ24のロックポスト28との係合からロックポスト50を移動させて外し、これにより、アクチュエータ24の垂直移動及び分注システム10の作動が許される。
つば60が支持部材30内へ十分に挿入されると、解放リング48は、つば60上のリップ74内に受容される解放リング48上の突起59によって、ロック解除位置に固定され得る。突起59及びリップ74は解放リング48をロック解除位置に維持し、ポンプ40の反復作動を許すが、一方補充ユニット及びつば60は筐体12内に残る。支持部材30内の窓45は、支持部材30の介入構造に拘わらず、傾斜面66及び58の係合を許す。補充ユニット及び60を除去するには、プッシュタブ56をバックプレート14に向かって押し、それによってバネ52の付勢力を克服し、解放リング48を回転させてつば60との係合を外す。プッシュタブ56の解放時に、解放リングはロック位置に戻り、別の認可された補充ユニットが挿入されるまで、分注システム10の作動を阻止する。
本明細書中に記述されるように構築されたロックアウト機構は、従来技術を実質的に改良することは明白である。特許制定法に従い、最良の態様及び好ましい実施形態のみが提供され、詳細に記述された。本発明は図あるいは本明細書中に提供される記述によって限定されるべきではない。本発明の真の範囲及び幅の評価に関しては、以下の請求項のみが参照されるべきである。
Claims (20)
- 筐体と、
前記筐体内に摺動可能に固定されるアクチュエータであって、そこから延びる少なくとも1つのロックポストを含み、ポンプを作動させて製品の分注を生じさせるように適合された、アクチュエータと、
前記筐体内に回転可能に固定される解放リングであって、そこから延びて前記アクチュエータの前記ロックポストと整合される少なくとも1つのロックポストと、少なくとも1つの傾斜面とを含み、前記アクチュエータ及び解放リングの前記ロックポストがロック位置において互いに係合して前記分注システムの作動を阻止し、前記解放リングは認可された補充ユニットの挿入時に、ロック解除位置に回転されるように適合される、解放リングと、
を備える、分注システム。 - 前記筐体は前記アクチュエータと係合する枢動可能プッシュバーを含む、請求項1に記載の分注システム。
- 前記解放リングは、前記解放リングの外周に沿って離間した3つの傾斜面を含む、請求項1に記載の分注システム。
- 前記アクチュエータは2つの横方向に離間したロックポストを含む、請求項1に記載の分注システム。
- 前記解放リングは、2つの径方向に対向するロックポストを含み、前記解放リングの各ロックポストが前記アクチュエータのロックポストと整合されている、請求項4に記載の分注システム。
- ロック位置において前記解放リングを付勢する付勢バネをさらに備える、請求項1に記載の分注システム。
- 前記アクチュエータは移動されたときにポンプを作動させるよう適合される、請求項1に記載の分注システム。
- 前記解放リングは概して環状である、請求項1に記載の分注システム。
- 筐体と、
前記筐体内に移動可能に固定されるアクチュエータであって、そこから延びるロックポストを有し、ポンプを作動させて製品の分注を生じさせるように適合される、アクチュエータと、
ロック位置とロック解除位置との間で回転可能な解放リングであって、そこから延び、ロック位置において前記アクチュエータの前記ロックポストと整合されるロックポストと、傾斜面とを含む、解放リングと、
前記筐体内への挿入時に前記解放リングの前記傾斜面と係合して、前記解放リングをロック位置からロック解除位置へ回転させる、傾斜面を含む補充ユニットのつばと、
を備える、製品分注システム。 - 前記筐体は前記アクチュエータと係合される枢動可能プッシュバーを含む、請求項9に記載の製品分注システム。
- 前記解放リングは、前記解放リングの外周に沿って離間した3つの傾斜面を含む、請求項9に記載の製品分注システム。
- 前記アクチュエータは2つ以上のロックポストを含む、請求項9に記載の製品分注システム。
- 前記解放リングは、前記アクチュエータと同数のロックポストを含み、前記解放リングから延びる各ロックポストは、前記解放リングが前記ロック位置にあるときに、前記アクチュエータから延びるロックポストと整合される、請求項12に記載の製品分注システム。
- ロック位置において前記解放リングを付勢する付勢機構をさらに備える、請求項9に記載の製品分注システム。
- 前記解放リングは概して環状である、請求項9に記載の製品分注システム。
- 前記つばは、前記解放リングの前記傾斜面と係合するように適合される3つの傾斜面を含む、請求項11に記載の製品分注システム。
- 前記つばは、そこから延び、前記つばが前記筐体及び解放リングに対して回転することを阻止するために、前記筐体内の鍵溝内に受容される鍵を含む、請求項9に記載の製品分注システム。
- 製品貯蔵器、ポンプ、及び概して円筒形のつばを有する補充ユニットを備え、前記つばは筐体内の回転可能な解放リングと係合して前記分注システムをロック解除するように適合される傾斜面を外側表面上に含む、製品分注システム。
- 前記つばの回転を阻止するために前記分注システムの鍵溝内に受容されるように適合される外方向に延びる鍵をさらに備える、請求項18に記載の製品分注システム。
- 3つ以上の傾斜面が前記つばの前記外側表面に沿って離間し、前記傾斜面は前記製品貯蔵器から遠ざかるように下方向に面する、請求項18に記載の製品分注システム。
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